JP2017169722A - 舞台用演出システム - Google Patents

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Abstract

【課題】観客に適切なタイミングで公演の内容に関わる画像や文字を視認させることができ、観客に公演を楽しく鑑賞させ、公演の演出効果を向上することを目的とする。【解決手段】スクリーン5と、画像用投影機器6と、文字用投影機器7と、入力部10と、検出部11と、入力部10から入力された公演の構成と公演の内容に関わる画像及び文字とを記憶する記憶部12と、記憶部12に記憶された公演の構成と検出部11で検出された公演の音とを比較して公演の進行度合を判定する進行判定部13と、公演の進行度合に同調して公演の内容に関わる画像をスクリーン5に投影するように画像用投影機器6を制御する画像用制御部14と、公演の進行度合に同調して公演の内容に関わる文字をスクリーン5に投影するように文字用投影機器7を制御する文字用制御部15と、を備えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

この発明は舞台用演出システムに係り、特に、舞台で上演される公演の演出効果を向上することが可能な舞台用演出システムに関する。
劇場の舞台で行われるオーケストラ、オペラ、合唱などの公演においては、上演時に必要な各種の要素である幕類、照明、音響などを、調和を図りながら適切に組み合わせてまとめることで、演出の効果を高めている。
このような公演の演出効果を高める技術には、モーションセンサが検知する手指などの対象物体の位置によって照明空間の透視図上の位置を指定するように構成することで、舞台に光を照射する照明器具の選択などの作業性を向上させた照明制御システム(特許文献1)、出演者を大きく映し出す複数のスクリーンやディスプレイが互いに所定の位置関係になるように動きを制御することで、演出表現の幅を広げた舞台装置の制御方法(特許文献2)、などがある。
特開2015−69895号公報 特開2010−104720号公報
ところで、従来の演出効果を高める技術において、例えばオーケストラの演奏に合わせて、公演の内容に関わる静止画や動画などの画像をスクリーンに投影することが行われている。
しかし、演奏された音楽と対応しない画像が投影されたり、演奏された音楽と投影された画像とにずれを生じる場合があるため、観客に違和感を持たせる問題があり、改善が望まれていた。
また、従来の演出効果を高める技術において、上演されるオペラや合唱などの公演について、観客が楽しく鑑賞できるように援助するために、公演の内容に関わる解説や台詞、歌詞の文字を表示したり、また、観客の言語と異なる言語で上演されるオペラや合唱などの公演について、公演の内容に関わる解説や台詞、歌詞の言語を観客が理解可能な言語に翻訳した文字を表示することが行われている。
しかし、解説や台詞、歌詞の発声と対応しない文字が表示されたり、解説や台詞、歌詞の発声と表示される文字とにずれを生じる場合があるため、観客に違和感を持たせる問題があり、改善が望まれていた。
そこで、この発明は、公演を鑑賞する観客に適切なタイミングで公演の内容に関わる画像や文字を視認させることができ、観客に公演を楽しく鑑賞させることができ、公演の演出効果を向上することが可能な舞台用演出システムを提供することを目的とする。
この発明は、公演が行われる舞台の観客から視認可能な位置に配置されたスクリーンと、スクリーンに画像を投影する画像用投影機器と、スクリーンに文字を投影する文字用投影機器と、舞台で上演される公演の構成と公演の内容に関わる画像及び文字とを入力する入力部と、舞台で上演される公演の音を検出する検出部と、入力部から入力された公演の構成と公演の内容に関わる画像及び文字とを記憶する記憶部と、記憶部に記憶された公演の構成と検出部で検出された公演の音とを比較して公演の進行度合を判定する進行判定部と、進行判定部により判定された公演の進行度合に同調して記憶部に記憶された公演の内容に関わる画像をスクリーンに投影するように画像用投影機器を制御する画像用制御部と、進行判定部により判定された公演の進行度合に同調して記憶部に記憶された公演の内容に関わる文字をスクリーンに投影するように文字用投影機器を制御する文字用制御部と、を備えることを特徴とする。
この発明は、公演の進行度合に同調して公演の内容に関わる画像をスクリーンに投影するように制御し、また、公演の進行度合に同調して公演の内容に関わる文字をスクリーンに投影するように制御するので、例えばオーケストラの公演においては演奏にずれを生じることなく画像や文字をスクリーンに表示することができ、また、例えばオペラや合唱の公演においては解説や台詞、歌詞にずれを生じることなく画像や文字をスクリーンに表示することができる。
このため、この発明は、公演を鑑賞する観客に適切なタイミングで画像や文字を視認させることができ、観客に公演を楽しく鑑賞させることができ、公演の演出効果を向上することができる。
図1は舞台用演出システムの配置図である。(実施例) 図2は舞台用演出システムの構成図である。(実施例) 図3は舞台用演出システムの制御フローチャートである。(実施例) 図4は舞台上の公演位置の後側及び左右側において公演位置を囲むように略逆U字形状に配置したスクリーンの概略平面図である。(実施例) 図5は客席部に設けたオーケストラピット後側に位置する舞台の前面側及びオーケストラピット左右端が接する舞台の前端左右側においてオーケストラピット後側を覆うように略横I字形状に配置したスクリーンの概略平面図である。(実施例) 図6は舞台上の公演位置の後側及び公演位置右側と公演位置左側の花道上とにおいて公演位置を囲むように略逆L字形状に配置したスクリーンの概略平面図である。(実施例) 図7は舞台上の公演位置の前側において公演位置の前面を覆うように横長形状に配置したスクリーンの概略平面図である。(実施例)
以下、図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。
図1〜図7は、この発明の実施例を示すものである。図1において、劇場1は、公演が行われる舞台2と、舞台2に対向するように客席を配置した客席部3と、を有している。舞台2においては、オーケストラ、オペラ、合唱などの公演が行われる。観客は、客席部3の客席に着座した状態で、舞台2で行われる公演を鑑賞することができる。
舞台2で行われる公演の演出技術である舞台用演出システム4は、舞台2の観客から視認可能な位置に配置されたスクリーン5と、スクリーン5に画像を投影する画像用投影機器6と、スクリーン5に文字を投影する文字用投影機器7と、舞台2に光を照射する照明機器8と、を備える。
スクリーン5は、例えば長い形状の1枚と短い形状の2枚とからなる3枚を配置する。3枚のスクリーン5は、舞台2上の公演位置Aの後側及び左右側に、公演位置Aを囲むように略逆U字形状に並べて配置される。画像用投影機器6は、プロジェクタからなり、例えば3台を配置する。3台の画像用投影機器6は、3枚のスクリーン5のそれぞれに、正面から画像を投影するように配置される。文字用投影機器7は、プロジェクタからなり、例えば3台を配置する。3台の文字用投影機器7は、3枚のスクリーン5のそれぞれに、正面から文字を投影するように配置される。
なお、この実施例においては、画像用投影機器6及び文字用投影機器7の1台ずつを一組にまとめて3組に形成し、各組を3枚のスクリーン5のそれぞれに、正面から画像及び文字を投影するように配置される。照明機器8は、スポットライトやボーダーライトなどからなり、例えば3台を配置する。3台の照明機器8は、舞台2上の公演位置Aを、それぞれが3方向から照射するように配置される。
画像用投影機器6により投影される画像は、例えば、オーケストラの場合は演奏される曲の内容に関わる静止画や動画、オペラの場合は上演される場面の内容に関わる静止画や動画、合唱の場合は歌われる合唱曲の内容に関わる静止画や動画、などである。
文字用投影機器7により投影される文字は、画像用投影機器6により投影される画像に付随する文字であり、例えば、オーケストラの場合は演奏される曲の内容に関わる解説の文字、オペラの場合は上演される場面の内容に関わる解説、台詞、歌詞の文字、合唱の場合は歌われる合唱曲の歌詞の文字、などである。
なお、公演が観客の使用する言語と異なる言語で上演される場合、文字用投影機器7から投影される文字は、例えば、オーケストラの場合は演奏される曲の内容に関わる解説の言語を観客が理解可能な言語に翻訳した文字、オペラの場合は上演される場面の内容に関わる解説、台詞、歌詞の言語を観客が理解可能な言語に翻訳した文字、合唱の場合は歌われる合唱曲の歌詞の言語を観客が理解可能な言語に翻訳した文字、などである。
照明機器8により照射される光は、例えば、オーケストラの場合は演奏される曲の内容に関わる色・明るさの光、オペラの場合は上演される場面の内容に関わる色・明るさの光、合唱の場合は歌われる合唱曲の内容に関わる色・明るさの光、などである。
画像用投影機器6と文字用投影機器7と照明機器8とは、図2に示すように、コンピュータからなる制御装置9の出力側に接続される。制御装置9の入力側には、舞台2で上演される公演の構成と公演の内容に関わる画像及び文字と公演の内容に関わる光の照射情報とを入力する入力部10と、舞台2で上演される公演の音を検出する検出部11と、が接続される。
入力部10からは、公演の構成としては、例えば、オーケストラの場合は楽譜、オペラの場合は解説、楽譜、台詞、歌詞、合唱の場合は歌詞、などが入力される。
また、入力部10からは、公演の内容に関わる画像として、例えば、オーケストラの場合は演奏される曲の内容に関わる静止画や動画、オペラの場合は上演される場面の内容に関わる静止画や動画、合唱の場合は歌われる合唱曲の内容に関わる静止画や動画、などが入力される。
さらに、入力部10からは、公演の内容に関わる文字として、例えば、オーケストラの場合は演奏される曲の内容に関わる解説の文字、オペラの場合は上演される場面の内容に関わる解説、台詞、歌詞の文字、合唱の場合は歌われる合唱曲の歌詞の文字、などが入力される。
なお、公演が観客の使用する言語と異なる言語で上演される場合、入力部10からは、公演の内容に関わる文字として、例えば、オーケストラの場合は演奏される曲の内容に関わる解説の言語を観客が理解可能な言語に翻訳した文字、オペラの場合は上演される場面の内容に関わる解説、台詞、歌詞の言語を観客が理解可能な言語に翻訳した文字、合唱の場合は歌われる合唱曲の歌詞の言語を観客が理解可能な言語に翻訳した文字、などが入力される。
さらにまた、入力部10からは、公演の内容に関わる光の照射情報として、例えば、オーケストラの場合は演奏される曲の内容に関わる光の色、明るさ、オペラの場合は上演される場面の内容に関わる光の色、明るさ、合唱の場合は歌われる合唱曲の内容に関わる光のいろ、明るさ、などが入力される。
検出部11は、上演される公演の音として、例えば、オーケストラの場合は演奏される曲の音色、オペラの場合は演奏される曲の音色、上演される場面の台詞、歌詞の音声、合唱の場合は歌われる合唱曲の歌詞の音声、などを検出する。
制御装置9は、記憶部12と、進行判定部13と、画像用制御部14と、文字用制御部15と、照明用制御部16と、を備える。
記憶部12は、入力部10から入力された公演の構成と公演の内容に関わる画像及び文字と公演の内容に関わる光の照射情報とを記憶する。進行判定部13は、記憶部12に記憶された公演の構成と検出部11で検出された公演の音とを比較して公演の進行度合を判定する。
進行判定部13による公演の進行度合の判定において、例えば、オーケストラの場合は、楽譜の音符と演奏の音色とを比較し、音色に一致する音符を検索して演奏の進行度合を判定する。オペラの場合は、楽譜の音符と演奏の音色とを比較し、音色に一致する音符を検索して演技の進行度合を判定し、あるいは、台詞、歌詞と発声された音声とを比較し、音声に一致する台詞、歌詞を検索して演技の進行度合を判定する。合唱の場合は、歌詞と発声される音声とを比較し、音声に一致する歌詞を検索して歌唱の進行度合を判定する。
画像用制御部14は、進行判定部13により判定された公演の進行度合に合致する画像を記憶部12から検索して読み出し、公演の進行度合に同調して記憶部12に記憶された公演の内容に関わる画像をスクリーン5にプロジェクションマッピングにより投影するように画像用投影機器6を制御する。
また、文字用制御部15は、進行判定部13により判定された公演の進行度合に合致する文字を記憶部12から検索して読み出し、公演の進行度合に同調して記憶部12に記憶された公演の内容に関わる画像をスクリーン5にプロジェクションマッピングにより投影するように文字用投影機器7を制御する。
そして、照明用制御部16は、進行判定部13により判定された公演の進行度合に合致する光の照射情報を記憶部12から検索して読み出し、進行判定部13により判定された公演の進行度合に同調して記憶部12に記憶された公演の内容に関わる光の照射情報に従い光を舞台2に照射するように照明機器8を制御する。
次に、図3に基づいて、舞台用演出システム4の作用を説明する。なお、図3においては、オーケストラの公演を演出する場合について説明する。
舞台用演出システム4は、制御装置9によって、図3に示すように、制御プログラムがスタートすると(S01)、オーケストラの演奏開始に先立ち、公演の構成としてのオーケストラにより演奏される曲の楽譜、演奏される曲の内容に関わる画像や文字、演奏される曲の内容に関わる光の照射情報を入力部10から入力し(S02)、入力されたオーケストラの楽譜、画像や文字、光の照射情報を記憶部12に記憶する(S03)。
なお、舞台用演出システム4は、オーケストラの演奏が観客の使用する言語と異なる言語で上演される場合、演奏される曲の内容に関わる解説の言語を観客が理解可能な言語に翻訳した文字を入力部10から入力し(S02)、入力されたオーケストラの楽譜、画像や翻訳した文字、光の照射情報を記憶部12に記憶する(S03)。
舞台用演出システム4は、オーケストラの演奏が開始されると、舞台2の公演位置Aで上演されるオーケストラの演奏の音色を音として検出部11により検出し(S04)、記憶部12に記憶されたオーケストラの楽譜の音符と検出部11で検出された演奏の音色を比較し、音色に一致する音符を検索してオーケストラの演奏の進行度合を判定する(S05)。
舞台用演出システム4は、進行判定部13により判定されたオーケストラの演奏の進行度合に合致する画像を記憶部12から検索して読み出し、オーケストラの演奏の進行度合に同調して曲の内容に関わる画像をスクリーン5にプロジェクションマッピングにより投影するように画像用制御部14により画像用投影機器6を制御する(S06)。
また、舞台用演出システム4は、進行判定部13により判定されたオーケストラの演奏の進行度合に合致する文字を記憶部12から検索して読み出し、オーケストラの演奏の進行度合に同調して曲の内容に関わる文字(翻訳した文字)をスクリーン5にプロジェクションマッピングにより投影するように文字用制御部15により文字用投影機器7を制御する(S07)。
そして、舞台用演出システム4は、進行判定部13により判定されたオーケストラの演奏の進行度合に合致する光の照射情報を記憶部12から検索して読み出し、オーケストラの演奏の進行度合に同調して公演の内容に関わる光の照射情報に従い光を舞台2上のオーケストラの公演位置Aに照射するように照明用制御部16により照明機器8を制御する(S08)。
その後、舞台用演出システム4は、進行判定部13により判定されたオーケストラの演奏の進行度合から、オーケストラの演奏が終了に至ったか否かを判断する(S09)。
舞台用演出システム4は、オーケストラの演奏が終了に至ったいず、判断(S09)がNOの場合、音の検出(S04)に戻り、ステップ(S04)〜ステップ(S08)を実行する。舞台用演出システム4は、オーケストラの演奏が終了に至り、判断(S09)がYESの場合、プログラムをエンドにする(S10)。
このように、舞台用演出システム4は、オーケストラの演奏の進行度合に同調して、オーケストラの演奏の内容に関わる画像をスクリーン5に投影するように制御し、オーケストラの演奏の内容に関わる文字をスクリーン5に投影するように制御するので、オーケストラの演奏にずれを生じることなく画像や文字を表示することができる。
このため、舞台用演出システム4は、オーケストラの演奏を鑑賞する観客に適切なタイミングで画像や文字を視認させることができ、観客に公演を楽しく鑑賞させることができ、公演の演出効果を向上することができる。
また、舞台用演出システム4は、オーケストラの演奏が観客の使用する言語と異なる言語で上演される場合にも、観客が理解可能な言語に翻訳した文字をスクリーン5に表示することができるので、観客に公演をより楽しく鑑賞させることができ、公演の演出効果を向上することができる。
なお、上述図3のフローチャートにおいては、オーケストラの公演について説明したが、オペラや合唱の公演においても解説や台詞、歌詞にずれを生じることなく画像や文字を表示することができる。
このため、舞台用演出システム4は、オーケストラにかぎらず、オペラ、合唱などの公演を鑑賞する観客に適切なタイミングで画像や文字を視認させることができ、観客に公演を楽しく鑑賞させることができ、公演の演出効果を向上することができる。
また、上述実施例においては、図4に示すように、3枚のスクリーン5を、舞台2上の公演位置Aの後側及び左右側に公演位置Aを囲むように略逆U字形状に並べて配置したが、他の配置形態にすることもできる。
例えば、スクリーン5は、図5に示すように、長い形状の1枚と短い形状の2枚とからなる3枚とし、客席部3に設けた公演位置Aであるオーケストラピット17後側の、舞台2の前面側及びオーケストラピット17の左右端が接する舞台2の左右側前端において、オーケストラピット17後側を覆うように略横I字形状に並べて配置することができる。
また、スクリーン5は、図6に示すように、長い形状の2枚と短い形状の1枚とからなる3枚とし、舞台2上の公演位置Aの後側及び公演位置Aの右側と公演位置Aの左側に設けた花道18とにおいて、公演位置Aを囲むように略逆L字形状に並べて配置することができる。
さらに、スクリーン5は、図7に示すように、長い形状の1枚とし、舞台2上の公演位置Aの前側において、公演位置Aの前面を覆うように横長形状に配置することができる。なお、公演位置Aの前面にスクリーン5を配置する場合は、スクリーン5を半透過型とすることで、投影された画像及び文字に重ねてスクリーン5後側で上演されるオーケストラ、オペラ、合唱などの公演を視認することができる。
この発明は、上述実施例に限定されることなく、種々応用改変が可能である。
例えば、上述実施例においては、スクリーン5に投影する画像に付随する一つの言語の文字を文字用投影機器7により投影したが、複数の言語の文字、例えば、例えば英語、フランス語、中国語、日本語などの文字を同時に投影することもできる。なお、一つ目の言語(第1言語)以外に、二つ目の言語(第2言語)以降の文字を投影する場合は、各言語の文字を色分けして投影することもできる。
このように、画像に付随する複数の言語の文字を投影する場合は、色分けして投影することで、オーケストラの音楽や、オペラ、合唱の歌などを楽しむ観客に対して、複数の言語の文字で解説や歌詞などを視認させることができるため、一つの言語を使用する観客に特定することなく、いろいろな言語を使用する観客に、画像による視覚効果と同時に、文字による公演の演出効果を提供することができる。
また、画像用制御部14及び文字用制御部15は、検出部11がオーケストラの音楽、オペラの音楽・歌声、合唱の歌声を検出した際に、検出した音の高低・強弱に応じて画像の濃淡・色合い、文字の濃淡・色合い・大きさを変化させて投影するように制御することもできる。
このように、検出した音の高低・強弱に応じて画像や文字の濃淡・色合い・大きさを変化させることで、公演を鑑賞する観客への音に応じた視覚効果を向上することができる。
さらに、画像用制御部14及び文字用制御部15は、検出部11がオーケストラの音楽、オペラの音楽・歌声、合唱の歌声を検出した際に、検出した音の高低・強弱に応じてスクリーン5を分割して確保した音楽用投影領域と歌声用投影領域の面積を変更し、画像や文字を投影するように制御することもできる。
このように、検出した音の高低・強弱に応じて画像や文字の投影される領域の面積を変更させることで、聴覚のみでなく、視覚からからも夫々のスクリーン領域の面積によって公演内容を認識でき、迫力ある演奏形態を実現することができる。
この発明は、観客に公演を楽しく鑑賞させることができ、公演の演出効果を向上することができるものであり、建物内での公演だけでなく、野外の公演にも適用することが可能である。
1 劇場
2 舞台
3 客席部
4 舞台用演出システム
5 スクリーン
6 画像用投影機器
7 文字用投影機器
8 照明機器
9 制御装置
10 入力部
11 検出部
12 記憶部
13 進行判定部
14 画像用制御部
15 文字用制御部
16 照明用制御部

Claims (3)

  1. 公演が行われる舞台の観客から視認可能な位置に配置されたスクリーンと、
    前記スクリーンに画像を投影する画像用投影機器と、
    前記スクリーンに文字を投影する文字用投影機器と、
    前記舞台で上演される公演の構成と公演の内容に関わる画像及び文字とを入力する入力部と、
    前記舞台で上演される公演の音を検出する検出部と、
    前記入力部から入力された公演の構成と公演の内容に関わる画像及び文字とを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された公演の構成と前記検出部で検出された公演の音とを比較して公演の進行度合を判定する進行判定部と、
    前記進行判定部により判定された公演の進行度合に同調して前記記憶部に記憶された公演の内容に関わる画像を前記スクリーンに投影するように前記画像用投影機器を制御する画像用制御部と、
    前記進行判定部により判定された公演の進行度合に同調して前記記憶部に記憶された公演の内容に関わる文字を前記スクリーンに投影するように前記文字用投影機器を制御する文字用制御部と、
    を備えることを特徴とする舞台用演出システム。
  2. 前記画像用制御部は、前記記憶部に記憶された公演の内容に関わる画像をプロジェクションマッピングにより前記スクリーンに投影するように前記画像用投影機器を制御し、
    前記文字用制御部は、前記記憶部に記憶された公演の内容に関わる文字をプロジェクションマッピングにより前記スクリーンに投影するように前記文字用投影機器を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の舞台用演出システム。
  3. 前記舞台に光を照射する照明機器と、
    前記舞台で上演される公演の内容に関わる光の照射情報を入力する前記入力部と、
    前記入力部から入力された公演の内容に関わる光の照射情報を記憶する前記記憶部と、
    前記進行判定部により判定された公演の進行度合に同調して前記記憶部に記憶された公演の内容に関わる光の照射情報に従い光を前記舞台に照射するように前記照明機器を制御する照明用制御部と、
    を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の舞台用演出システム。
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