JP2017168911A - 通信装置、通信制御方法、プログラム - Google Patents

通信装置、通信制御方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】デバイス側の状況の変化に応じた迅速な制御を行うことが難しく、消費電力に無駄が生じてしまうおそれがある、という問題を解決すること。【解決手段】デバイスと接続される第1ポートと、他の通信装置と接続される第2ポートと、前記第1ポートと前記デバイスとの通信の状況を示す通信状況情報を取得する情報取得手段と、前記通信状況情報に基づいて、前記他の通信装置と接続される前記第2ポートの通信状態を制御する制御手段と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、通信装置、通信制御方法、プログラムに関し、特に消費電力を削減する通信装置、通信制御方法、プログラムに関する。
ネットワークスイッチ間の接続などにおいては、スイッチ間の帯域を確保するために、また冗長性確保のため、複数の物理的なリンクを束ねて仮想的に1つのリンクとすることがある。
このような技術の一つとして、例えば、特許文献1がある。特許文献1には、第1の通信装置(ネットワークスイッチ装置)と第2の通信装置(ネットワークスイッチ装置)との間において通信を行う通信システムの制御方法が記載されている。具体的には、特許文献1によると、第1の通信装置は、リンクアグリゲーションによる通信におけるリンクの単位であるリンクアグリゲーショングループの使用帯域情報に基づいて、複数の第1ポートの中の少なくとも1個の第1ポートの電源供給を切断し少なくとも1個の第1ポートをリンクダウンする。続いて、第1の通信装置は、第2のネットワークスイッチ装置にリンクダウン終了通知を送信する。その後、リンクダウン終了通知を受信した第2の通信装置は、複数の第2ポートの中のリンクダウンしている少なくとも1個の第2ポートの電源供給を切断する。特許文献1によると、このような制御方法により、リンクアグリゲーショングループを用いた通信における消費電力を削減することが出来る。
国際公開第2012/066625号公報
上記のような通信装置は、例えば、複数のデバイスの通信を1つの通信装置に集約し、別の通信装置へ中継する環境において用いられることがある。このような環境において、例えば、デバイスと通信装置との間のリンクの切断、デバイスのリンクスピードの低速化、などデバイス側の通信の状況が変化すると、それに応じて、通信装置間において必要な帯域が変化することになる。その結果、不必要な帯域を確保するために不必要な電力を消費してしまうおそれがあった。
このようなおそれに対して、特許文献1に記載されている技術の場合、リンクアグリゲーショングループの使用帯域情報に基づく制御を行なうことになる。また、特許文献1に記載されている技術の場合、通信装置間で情報の送受信を行うことになる。そのため、特許文献1に記載されている技術によると、デバイス側の通信状況の変化に応じた迅速な制御を行なうことが難しかった。つまり、不必要な電力消費の抑制が不十分なものとなることがあった。
このように、ネットワークスイッチ装置などの通信装置においては、デバイス側の通信状況の変化に応じた迅速な制御を行うことが難しく、消費電力に無駄が生じてしまうおそれがある、という問題が生じていた。
そこで、本発明の目的は、デバイス側の状況の変化に応じた迅速な制御を行うことが難しく、消費電力に無駄が生じてしまうおそれがある、という問題を解決する通信装置を提供することにある。
かかる目的を達成するため本発明の一形態である通信装置は、
デバイスと接続される第1ポートと、他の通信装置と接続される第2ポートと、
前記第1ポートと前記デバイスとの通信の状況を示す通信状況情報を取得する情報取得手段と、
前記通信状況情報に基づいて、前記他の通信装置と接続される前記第2ポートの通信状態を制御する制御手段と、
を有する
という構成を採る。
また、本発明の他の形態である通信制御方法は、
デバイスと接続される第1ポートと、他の通信装置と接続される第2ポートと、を有する通信装置により行われる通信制御方法であって、
前記第1ポートと前記デバイスとの通信の状況を示す通信状況情報を取得し、
前記通信状況情報に基づいて、前記他の通信装置と接続される前記第2ポートの通信状態を制御する
という構成を採る。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
デバイスと接続される第1ポートと、他の通信装置と接続される第2ポートと、を有する通信装置に、
前記第1ポートと前記デバイスとの通信の状況を示す通信状況情報を取得する情報取得手段と、
前記通信状況情報に基づいて、前記他の通信装置と接続される前記第2ポートの通信状態を制御する制御手段と、
を実現させるためのプログラムである。
本発明は、以上のように構成されることにより、デバイス側の状況の変化に応じた迅速な制御を行うことが難しく、消費電力に無駄が生じてしまうおそれがある、という問題を解決する通信装置を提供することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係るネットワークスイッチの全体の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るネットワークスイッチの構成の一例を示すブロック図である。 図1で示す情報取得手段が取得する通信状況情報を説明するためのブロック図である。 図1で示す情報取得手段が通信状況情報を取得する際のグループを説明するための図である。 図1で示す制御手段による制御を説明するためのブロック図である。 図1で示す制御手段による制御を説明するためのブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るネットワークスイッチの動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るネットワークスイッチの他の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る通信装置の構成の一例を示す概略ブロック図である。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態を図1乃至図8を参照して説明する。図1は、ネットワークスイッチ1の全体の構成の一例を示すブロック図である。図2は、ネットワークスイッチ1の構成の一例を示すブロック図である。図3は、情報取得手段11が取得する通信状況情報を説明するためのブロック図である。図4は、情報取得手段11が通信状況情報を取得する際のグループを説明するための図である。図5、図6は、制御手段12による制御の一例を説明するためのブロック図である。図7は、ネットワークスイッチ1の動作の一例を示すフローチャートである。図8は、ネットワークスイッチ1の他の構成の一例を示すブロック図である。
第1の実施形態では、デバイス2(デバイス2−1、2−2、…。特に区別しない場合は、デバイス2と表記する)と接続されるとともに、ネットワークスイッチ3(他の通信装置)と接続されるネットワークスイッチ1について説明する(図1参照)。本実施形態におけるネットワークスイッチ1は、物理回線を論理的に束ねるトランキングを利用して、ネットワークスイッチ3との間で形成される複数のリンクを仮想的な1つのリンクとして使用する。また、後述するように、本実施形態におけるネットワークスイッチ1は、デバイス2との間の帯域を示す通信状況情報を取得して、当該通信状況情報に基づいて、ネットワークスイッチ3との間の帯域を制御する。
なお、本実施形態においては、デバイス2とネットワークスイッチ1との間をダウンリンクと定義し、ネットワークスイッチ1とネットワークスイッチ3との間をアップリンクと定義して、ネットワークスイッチ1の構成、動作について説明する。また、本実施形態においては、アップリンクの帯域は、リンクの数により定まるものとする。例えば、本実施形態においては、リンク1つにつき帯域は20(例えば、Mbps)であるとして説明する。
図2を参照すると、本実施形態におけるネットワークスイッチ1は、複数のダウンリンクポート111(ダウンリンクポート111−1、111−2、……、111−11、……。特に区別しない場合は、ダウンリンクポート111と表記する)(第1ポート)を有している。ダウンリンクポート111はそれぞれ、デバイス2と接続されることになる。例えば、図2で示す場合、ダウンリンクポート111−1〜111−10とデバイス2−1〜2−10とが接続されている。一方で、図2で示す場合、ダウンリンクポート111−11は、デバイス2と接続されていない。また、ネットワークスイッチ1は、複数のアップリンクポート112(アップリンクポート112−1、112−2、……、112−6、……。特に区別しない場合は、アップリンクポート112と表記する)(第2ポート)を有している。アップリンクポート112は、ネットワークスイッチ3と接続されることになる。例えば、図2で示す場合、アップリンクポート112−1、112−2、112−3とネットワークスイッチ3−1とが接続され、アップリンクポート112−5、112−6とネットワークスイッチ3−2とが接続されている。また、アップリンクポート112−4は、例えば、ネットワークスイッチ3−1と接続されており、リンクダウンしている。
ネットワークスイッチ1は、例えば、IEEE 802.3adに規定されているリンクアグリゲーション制御プロトコルに準拠して通信を行うことが出来るよう構成されている。ネットワークスイッチ1は、例えば、ネットワークスイッチとしての一般的な構成を有するとともに、トランキング処理を実行するための一般的な構成を有している。このような構成により、ネットワークスイッチ1は、アップリンクポート112がネットワークスイッチ3と接続されることで形成される複数のリンクを仮想的な1つのリンクとして使用することが出来る。
また、図2を参照すると、本実施形態におけるネットワークスイッチ1は、情報取得手段11と制御手段12とを有している。ネットワークスイッチ1は、図示しない演算装置と記憶装置とを有しており、記憶装置が記憶するプログラムを演算装置が実行することで、上記各手段を実現する。
情報取得手段11は、ダウンリンクポート111とデバイス2との通信の状況を示す通信状況情報を取得する。例えば、情報取得手段11は、デバイス2との間の帯域を示す情報を通信状況情報として取得する。
具体的には、図3を参照すると、情報取得手段11は、各ダウンリンクポート111がデバイス2と接続されているか否か、接続されている場合、リンクスピードはいくつか、という情報を示す通信状況情報を取得する。例えば、図3で示す場合、情報取得手段11は、ダウンリンクポート111−1はデバイス2−1と接続されており、デバイス2−1との間の帯域(リンクスピード)は10である旨の通信状況情報を取得する。同様に、情報取得手段11は、各ダウンリンクポート111について、通信状況情報を取得する。
また、情報取得手段11は、通信先となるネットワークスイッチ3が同一となる通信が行われているダウンリンクポート111ごとに通信状況情報を取得する。例えば、図3で示す場合、ダウンリンクポート111−1〜111−6までの通信は、アップリンクポート112−1〜112−3(リンクアップした場合、アップリンクポート112−4も追加される)を介してネットワークスイッチ3−1へと到達するとする。この場合、情報取得手段11は、図4で示すように、ダウンリンクポート111−1〜111−6までを1つのグループ(例えば、グループ1)として、通信状況情報を取得する。つまり、図3で示す場合、グループ1のダウンリンクの帯域は60であることになる。また、例えば、図3で示す場合、ダウンリンクポート111−7から111−10までの通信は、アップリンクポート112−5、112−6を介してネットワークスイッチ3−2へと到達するとする。この場合、情報取得手段11は、図4で示すように、ダウンリンクポート111−7から111−10までを1つのグループ(例えば、グループ2)として、通信状況情報を取得する。つまり、図3で示す場合、グループ2のダウンリンクの帯域は40であることになる。
以上のように、情報取得手段11は、通信先となるネットワークスイッチ3が同一となる通信が行われているダウンリンクポート111ごとに、デバイス2との間の帯域を示す通信状況情報を取得する。
なお、情報取得手段11が取得する通信状況情報の内容は、上記場合に限定されない。例えば、情報取得手段11は、ダウンリンクポート111とデバイス2との通信の内容を含む通信状況情報を取得するよう構成することも出来る。
制御手段12は、情報取得手段11が取得した通信状況情報に基づいて、ネットワークスイッチ3と接続されるアップリンクポート112の通信状態を制御する。例えば、制御手段12は、通信状況情報に基づいてアップリンクポート112の通信状態を制御して、ネットワークスイッチ3との間の帯域を制御する。
具体的には、制御手段12は、通信状況情報に基づいて、ダウンリンクの状況(デバイス2との通信)が変化したと判断される場合に、当該状況の変化に応じて、同一のグループに属するアップリンクポート112をリンクアップ又はリンクダウンする。なお、リンクアップとは、アップリンクポート112とネットワークスイッチ3とが接続され通信が可能となることをいう。また、リンクダウンとは、アップリンクポート112とネットワークスイッチ3との接続が切断され通信が不能となることをいう。リンクダウンした状態は、リンクアップした状態と比較して、消費電力が少なくなることになる。
例えば、図3で示す状況から、図5で示すように、ダウンリンクポート111−11とデバイス2−11とが新たに接続されたとする。また、ダウンリンクポート111−11の通信は、ネットワークスイッチ3−1向けであるとする。この場合、情報取得手段11が取得する通信状況情報が示すダウンリンクの帯域(グループ1の帯域)は、60から70へと変化することになる。
制御手段12は、上記通信状況情報の変化に基づいて、ダウンリンクのグループ1の通信状況が変化したと判断する。すると、制御手段12は、通信状況が変化したと判断したグループ1のダウンリンクの帯域とグループ1のアップリンクの帯域とを比較する。図3、図5で示す場合、グループ1のダウンリンクの帯域が70である一方で、グループ1のアップリンクの帯域は60である(図3参照)。つまり、ダウンリンクの帯域の方がアップリンクの帯域よりも大きいことになる。そこで、制御手段12は、グループ1の中でダウンしているアップリンクポート112が存在するか否か確認する。そして、ダウンしているアップリンクポート112が存在する場合、制御手段12は、アップリンクポート112をリンクアップする。図3、図5の場合、グループ1の中でアップリンクポート112−4がダウンしている(図2乃至図4参照)。そのため、制御手段12は、アップリンクポート112−4をリンクアップする。これにより、アップリンクの帯域は80となり、アップリンクの帯域の方がダウンリンクの帯域よりも大きいことになる(図5参照)。
また、例えば、図3で示す状況から、図6で示すように接続の状況が変化したとする。つまり、デバイス2−6とダウンリンクポート111−6との接続が切断され、デバイス2−4、2−5との間のリンクスピードが低下したとする。この場合、情報取得手段11が取得する通信状況情報が示すダウンリンクの帯域(グループ1の帯域)は、60から39へと変化することになる。
制御手段12は、上記通信状況情報の変化に基づいて、ダウンリンクのグループ1の通信状況が変化したと判断する。すると、制御手段12は、通信状況が変化したと判断したグループ1のダウンリンクの帯域とグループ1のアップリンクを1つ減らした場合の帯域とを比較する。図3、図6で示す場合、グループ1のダウンリンクの帯域が39である一方で、グループ1のアップリンクを1つ減らした帯域は40となる。つまり、アップリンクを1つ減らした帯域は、ダウンリンクの帯域以上であることになる。そこで、制御手段12は、例えば、アップリンクポート112−1〜112−3のうちの任意の1つであるアップリンクポート112−3をリンクダウンする。これにより、ダウンリンクの通信の状況からみて不要であると判断されるアップリンクの帯域を削除することが出来る。つまり、必要な帯域を確保しつつ、不要な帯域を削除して消費電力を削減することが出来ることになる。なお、制御手段12は、リンクダウンの処理を行うとともに、アップリンクポート112−3に対する電源の供給を切断する処理を行うよう構成しても構わない。
以上のように、制御手段12は、通信状況情報に基づいてアップリンクポート112の通信状態を制御する。なお、制御手段12が行う制御は、上記説明したアップリンクポート112のリンクアップ/リンクダウンに限定されない。例えば、制御手段12は、必要に応じて、ネットワークスイッチ3と協調することで、アップリンクポート112とネットワークスイッチ3との間のリンクスピードを変更するよう構成しても構わない。また、制御手段12は、例えば、デバイス2との間で行われている通信の内容に基づいて、例えば、重要度が低い場合に必要な帯域を少なく見積もるなど、ダウンリンクポート111とデバイス2との通信の内容に応じた制御を行うよう構成しても構わない。
以上が、本実施形態におけるネットワークスイッチ1の構成の一例についての説明である。なお、本実施形態におけるネットワークスイッチ1のダウンリンクポート111は、様々なデバイス2と接続することが出来る。そのため、デバイス2の構成については、特に限定しない。また、ネットワークスイッチ1が接続するネットワークスイッチ3の構成についても、特に限定されない。ネットワークスイッチ1は、ネットワークスイッチ1と同様の構成を有するネットワークスイッチ3と接続されても構わないし、ネットワークスイッチ1とは異なる一般的な構成を有するネットワークスイッチ3と接続されても構わない。
次に、図7を参照して、ネットワークスイッチ1の動作の一例について説明する。
図7を参照すると、制御手段12は、情報取得手段11が取得した通信状況情報の変化に基づいて、ダウンリンクの通信状況が変化したと判断する。つまり、制御手段12は、通信状況情報に基づいて、ダウンリンクの通信状況の変化を検出する(ステップS001)。
続いて、制御手段12は、通信状況の変化を検出したグループのダウンリンクの帯域とアップリンクの帯域とを比較する(ステップS002)。そして、ダウンリンクの帯域の方がアップリンクの帯域よりも大きい場合(ステップS002、Yes)、制御手段12は、ダウンしているアップリンクポート112が存在するか否かの確認を行う(ステップS003)。
ダウンしているアップリンクポート112が存在する場合(ステップS003、Yes)、制御手段12は、アップリンクポート112を一つリンクアップする(ステップS004)。その後、制御手段12は、再度、ダウンリンクの帯域とアップリンクの帯域との比較を行う(ステップS002)。一方、ダウンしているアップリンクポート112が存在しない場合、制御手段12は、アップリンクポート112の変更を行わない(ステップS007)。その後、制御手段12は、再度の通信状況の変化を待つことになる。
また、ダウンリンクの帯域がアップリンクの帯域以下である場合(ステップS002、No)、制御手段12は、通信状況の変化を検出したグループのダウンリンクの帯域とアップリンクを1つ減らした帯域とを比較する(ステップS005)。そして、ダウンリンクの帯域がアップリンクを1つ減らした帯域以下である場合(ステップS005、Yes)、制御手段12は、アップリンクポートを1つリンクダウンする(ステップS006)。その後、制御手段12は、再度、ダウンリンクの帯域とアップリンクを1つ減らした帯域とを比較する(ステップS005)。一方、ダウンリンクの帯域がアップリンクを1つ減らした帯域よりも大きい場合(ステップS005、No)、制御手段12は、アップリンクポートを変更しない。その後、制御手段12は、再度の通信状況の変化を待つことになる。
以上が、ネットワークスイッチ1の動作の一例である。
このように、本実施形態におけるネットワークスイッチ1は、情報取得手段11と制御手段12とを有している。このような構成により、ネットワークスイッチ1は、情報取得手段11が取得した通信状況情報の変化に応じて、制御手段12がアップリンクポート112の通信状態を制御することが出来る。これにより、ダウンリンクの通信状況の変化に応じて、アップリンクの帯域の制御を行うことが可能となる。その結果、例えば、ダウンリンクの通信状況の変化に応じてアップリンク側の帯域が過剰となった場合に、アップリンクポート112をリンクダウンすることが可能となり、消費電力を削減することが可能となる。つまり、デバイス2側の状況の変化に応じた迅速な制御を行うことが可能となり、消費電力に無駄が生じることを抑制することが可能となる。
なお、図2などで示したネットワークスイッチ1が有するダウンリンクポート111の数及びアップリンクポート112の数は、一例である。ネットワークスイッチ1は、任意の数(例えば、複数)のダウンリンクポート111及びアップリンクポート112を有することが出来る。また、ネットワークスイッチ1と接続されるデバイス2及びネットワークスイッチ3の数も特に図示した場合に限定されない。
また、ネットワークスイッチ1は、図8で示すように、アップリンクポート112をリンクダウンした旨(電源の供給を遮断した旨)をネットワークスイッチ3へと送信する送信手段13を有するよう構成しても構わない。このように構成することで、ネットワークスイッチ3は、ネットワークスイッチ1から受信した通知に基づいて、故障によりリンクダウンが起こった訳ではない旨を認識することが可能となる。
また、図7では、アップリンクポート112を1つずつリンクアップ/リンクダウンする場合の処理の一例について示したが、制御手段12の制御は上記場合に限定されない。制御手段12は、例えば、一度に複数のリンクアップ/リンクダウンを行うよう構成しても構わない。
また、本実施形態においては、情報取得手段11は、ダウンリンクポート111とデバイス2との通信の状況を示す通信状況情報を取得するとした。しかしながら、情報取得手段11の構成は、上記場合に限定されない。情報取得手段11は、例えば、アップリンクポート112とネットワークスイッチ3との通信の状況を示す情報を含む通信状況情報を取得しても構わない。
[第2の実施形態]
続いて、図9を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態においては、通信装置4の構成の概要について説明する。
図9を参照すると、通信装置4は、第1ポート41と、第2ポート42と、情報取得手段43と、制御手段44と、を有している。
第1ポート41は、デバイスと接続される。また、第2ポート42は、他の通信装置と接続される。
情報取得手段43は、第1ポート41とデバイスとの通信の状況を示す通信状況情報を取得する。制御手段44は、通信状況情報に基づいて、他の通信装置と接続される第2ポート42の通信状態を制御する。
このように、本実施形態における通信装置4は、情報取得手段43と制御手段44とを有している。このような構成により、通信装置4は、情報取得手段43が取得した通信状況情報に基づいて、制御手段44が第2ポート42の通信状態を制御することが可能となる。これにより、デバイスと第1ポート41との間の通信の状況に応じて第2ポート42の通信状態を制御することが可能となる。その結果、デバイス側の状況の変化に応じた迅速な制御を行うことが可能となり、消費電力に無駄が生じることを抑制することが可能となる。
なお、上記通信装置4は、当該通信装置4に所定のプログラムが組み込まれることで実現できる。具体的に、本発明の他の形態であるプログラムは、デバイスと接続される第1ポートと、他の通信装置と接続される第2ポートと、を有する通信装置に、第1ポートとデバイスとの通信の状況を示す通信状況情報を取得する情報取得手段と、通信状況情報に基づいて、他の通信装置と接続される第2ポートの通信状態を制御する制御手段と、を実現させるためのプログラムである。
また、上述した通信装置4が作動することにより実行される通信制御方法は、デバイスと接続される第1ポートと、他の通信装置と接続される第2ポートと、を有する通信装置により行われる通信制御方法であって、第1ポートとデバイスとの通信の状況を示す通信状況情報を取得し、通信状況情報に基づいて、他の通信装置と接続される第2ポートの通信状態を制御する、という方法である。
上述した構成を有する、プログラム、又は、通信制御方法、の発明であっても、上記通信装置4と同様の作用を有するために、上述した本発明の目的を達成することが出来る。
<付記>
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうる。以下、本発明における通信装置などの概略を説明する。但し、本発明は、以下の構成に限定されない。
(付記1)
デバイスと接続される第1ポートと、他の通信装置と接続される第2ポートと、
前記第1ポートと前記デバイスとの通信の状況を示す通信状況情報を取得する情報取得手段と、
前記通信状況情報に基づいて、前記他の通信装置と接続される前記第2ポートの通信状態を制御する制御手段と、
を有する
通信装置。
(付記2)
付記1に記載の通信装置であって、
前記制御手段は、前記通信状況情報に基づいて、前記他の通信装置と接続される前記第2ポートの通信状態を制御して、前記他の通信装置との間の帯域を制御する
通信装置。
(付記3)
付記1又は2に記載の通信装置であって、
前記情報取得手段は、前記通信状況情報として、前記デバイスとの間の帯域を示す情報を取得する
通信装置。
(付記4)
付記1乃至3のいずれかに記載の通信装置であって、
前記第2ポートを複数有しており、
前記制御手段は、前記通信状況情報に基づいて、前記他の通信装置と接続される前記第2ポートをリンクアップ又はリンクダウンする
通信装置。
(付記5)
付記4に記載の通信装置であって、
前記制御手段は、前記通信状況情報に基づいて、前記デバイスとの間の帯域と前記他の通信装置と接続されている前記第2ポートの数を一つ減らした場合の帯域とを比較し、比較結果に基づいて、前記他の通信装置と接続される前記第2ポートをリンクダウンする
通信装置。
(付記6)
付記4又は5に記載の通信装置であって、
前記制御手段は、前記デバイスとの間の帯域と前記他の通信装置との間の帯域とを比較し、比較結果に基づいて、前記他の通信装置と接続される前記第2ポートをリンクアップする
通信装置。
(付記7)
付記1乃至6のいずれかに記載の通信装置であって、
前記第1ポートを複数有しており、
前記情報取得手段は、前記通信状況情報を、通信先となる前記他の通信装置が同一となる通信が行われている前記第1ポートごとに取得し、
前記制御手段は、前記通信状況情報に基づいて、対応する前記他の通信装置と接続される前記第2ポートの通信状態を制御する
通信装置。
(付記8)
付記1乃至7のいずれかに記載の通信装置であって、
前記制御手段は、前記通信状況情報に基づいて、前記デバイスとの通信の状況が変化したと判断される場合に、当該通信の状況の変化に応じて前記第2ポートの通信状態を制御する
通信装置。
(付記9)
デバイスと接続される第1ポートと、他の通信装置と接続される第2ポートと、を有する通信装置により行われる通信制御方法であって、
前記第1ポートと前記デバイスとの通信の状況を示す通信状況情報を取得し、
前記通信状況情報に基づいて、前記他の通信装置と接続される前記第2ポートの通信状態を制御する
通信制御方法。
(付記9−1)
付記9に記載の通信制御方法であって、
前記通信状況情報に基づいて、前記他の通信装置と接続される前記第2ポートの通信状態を制御して、前記他の通信装置との間の帯域を制御する
通信制御方法。
(付記9−2)
付記9又は9−1に記載の通信制御方法であって、
前記通信状況情報に基づいて、前記他の通信装置と接続される前記第2ポートをリンクアップ又はリンクダウンする
通信制御方法。
(付記10)
デバイスと接続される第1ポートと、他の通信装置と接続される第2ポートと、を有する通信装置に、
前記第1ポートと前記デバイスとの通信の状況を示す通信状況情報を取得する情報取得手段と、
前記通信状況情報に基づいて、前記他の通信装置と接続される前記第2ポートの通信状態を制御する制御手段と、
を実現させるためのプログラム。
(付記10−1)
付記10に記載のプログラムであって、
前記制御手段は、前記通信状況情報に基づいて、前記他の通信装置と接続される前記第2ポートの通信状態を制御して、前記他の通信装置との間の帯域を制御する
プログラム。
(付記10−2)
付記10又は10−1に記載の通信装置であって、
前記制御手段は、前記通信状況情報に基づいて、前記他の通信装置と接続される前記第2ポートをリンクアップ又はリンクダウンする
プログラム。
なお、上記各実施形態及び付記において記載したプログラムは、記憶装置に記憶されていたり、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されていたりする。例えば、記録媒体は、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、及び、半導体メモリ等の可搬性を有する媒体である。
以上、上記各実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明の範囲内で当業者が理解しうる様々な変更をすることが出来る。
1 ネットワークスイッチ
11 情報取得手段
12 制御手段
111 ダウンリンクポート
112 アップリンクポート
2 デバイス
3 ネットワークスイッチ
4 通信装置
41 第1ポート
42 第2ポート
43 情報取得手段
44 制御手段

Claims (10)

  1. デバイスと接続される第1ポートと、他の通信装置と接続される第2ポートと、
    前記第1ポートと前記デバイスとの通信の状況を示す通信状況情報を取得する情報取得手段と、
    前記通信状況情報に基づいて、前記他の通信装置と接続される前記第2ポートの通信状態を制御する制御手段と、
    を有する
    通信装置。
  2. 請求項1に記載の通信装置であって、
    前記制御手段は、前記通信状況情報に基づいて、前記他の通信装置と接続される前記第2ポートの通信状態を制御して、前記他の通信装置との間の帯域を制御する
    通信装置。
  3. 請求項1又は2に記載の通信装置であって、
    前記情報取得手段は、前記通信状況情報として、前記デバイスとの間の帯域を示す情報を取得する
    通信装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の通信装置であって、
    前記第2ポートを複数有しており、
    前記制御手段は、前記通信状況情報に基づいて、前記他の通信装置と接続される前記第2ポートをリンクアップ又はリンクダウンする
    通信装置。
  5. 請求項4に記載の通信装置であって、
    前記制御手段は、前記通信状況情報に基づいて、前記デバイスとの間の帯域と前記他の通信装置と接続されている前記第2ポートの数を一つ減らした場合の帯域とを比較し、比較結果に基づいて、前記他の通信装置と接続される前記第2ポートをリンクダウンする
    通信装置。
  6. 請求項4又は5に記載の通信装置であって、
    前記制御手段は、前記デバイスとの間の帯域と前記他の通信装置との間の帯域とを比較し、比較結果に基づいて、前記他の通信装置と接続される前記第2ポートをリンクアップする
    通信装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の通信装置であって、
    前記第1ポートを複数有しており、
    前記情報取得手段は、前記通信状況情報を、通信先となる前記他の通信装置が同一となる通信が行われている前記第1ポートごとに取得し、
    前記制御手段は、前記通信状況情報に基づいて、対応する前記他の通信装置と接続される前記第2ポートの通信状態を制御する
    通信装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載の通信装置であって、
    前記制御手段は、前記通信状況情報に基づいて、前記デバイスとの通信の状況が変化したと判断される場合に、当該通信の状況の変化に応じて前記第2ポートの通信状態を制御する
    通信装置。
  9. デバイスと接続される第1ポートと、他の通信装置と接続される第2ポートと、を有する通信装置により行われる通信制御方法であって、
    前記第1ポートと前記デバイスとの通信の状況を示す通信状況情報を取得し、
    前記通信状況情報に基づいて、前記他の通信装置と接続される前記第2ポートの通信状態を制御する
    通信制御方法。
  10. デバイスと接続される第1ポートと、他の通信装置と接続される第2ポートと、を有する通信装置に、
    前記第1ポートと前記デバイスとの通信の状況を示す通信状況情報を取得する情報取得手段と、
    前記通信状況情報に基づいて、前記他の通信装置と接続される前記第2ポートの通信状態を制御する制御手段と、
    を実現させるためのプログラム。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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