JP2017167873A - 口座振替業務支援装置 - Google Patents

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Yutaka Tsukuda
裕 佃
太 村上
Futoshi Murakami
太 村上
雅之 中川
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雅之 中川
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Abstract

【課題】電気料金の請求や振替えにかかる電気受給者や受給契約者の負担軽減を図ること。【解決手段】受給契約ごとに1ヶ月分の電気使用量を取得し、取得された1ヶ月分の電気使用量に基づいて、受給契約ごとの1ヶ月分の電気料金を算出する。算出された1ヶ月分の電気料金が奇数月の電気料金である場合、当該奇数月の電気料金を記憶し、算出された1ヶ月分の電気料金が偶数月の電気料金である場合、同じ受給契約にかかる1月前の奇数月の電気料金を取得して、偶数月の電気料金と1月前の奇数月の電気料金とを、所定の振替日に指定口座から電気事業者の指定する振替先口座に振り替える振替依頼を該当する金融機関に出力するようにした。【選択図】図5

Description

この発明は、電気料金の請求および振替業務を支援する口座振替業務支援装置に関する。
電気事業者は、当該電気事業者が供給する電気の受給者と当該電気事業者との間で締結された電気の受給契約に基づいて、1ヶ月ごとの電気の使用量に応じた電気料金の請求をおこなう。従来、電気事業者は、電気の受給契約にかかる電気受給施設に設置された電力量計が示す数値(検針値)を毎月定められた日(検針日)に読み取る検針をおこない、当月の検針値から前月の検針値を減算した値を、前月の検針日から当月の検針日の前日までの1ヶ月に使用した電力量とし、当該電力量に基づいて1ヶ月ごとに電気料金の請求をおこなっていた。
受給契約者は、たとえば、電気料金を指定口座から自動で引き落とす口座自動振替や、電気料金を金融機関やコンビニエンスストアなどを窓口として振り込む窓口振込などを利用して、請求を受けた電力料金の支払いをおこなう。電気料金は1ヶ月ごとに請求される一方で、年金は2ヶ月ごとに受給することから、年金により生計を営んでいる電気の受給契約者には、年金の受給タイミングにあわせて、電気料金の支払いを2ヶ月ごとにおこなうことを希望する受給契約者が多く存在するという現状があった。
関連する技術として、従来、通信可能に接続された電力会社の請求側サーバおよび年金を給付する地方公共団体の給付側サーバとを備えた料金支払いシステムにおいて、受給契約者に対する電気料金の請求を給付側サーバに対しておこない、給付側サーバにおいて受給契約者に給付される年金額から電気料金の請求額を差し引いた残余の年金を受給契約者に給付するようにした技術があった(たとえば、下記特許文献1を参照。)。
特開2008−152488号公報
しかしながら、上述した従来の技術は、たとえば、請求対象が年金により生計を営んでいる電気の受給契約者の場合、口座自動振替をおこなう際に、年金の受給月ではないために指定口座の残高が不足し、請求された電気料金の自動引き落としができないことがあった。この場合、年金の受給月となる翌月まで自動引き落としができないため、指定口座からの再度の振替を依頼する振替依頼データを生成して指定口座が開設されている金融機関に送信したり、受給契約者に対して指定口座への入金を依頼する通知を作成して発送したりしなくてはならず、作業が煩雑になるという問題があった。
電気事業者は、検針日から所定日数が経過した日までに電気料金の支払いが確認できない場合、送電を停止する旨の通知を作成して発送する。このため、検針日によっては、検針日から所定日数が経過した日(送電停止の通知発行日)が、偶数月の15日と定められている年金の受給日よりも前の日となり、受給契約者は、通知発行日の数日後には支払いができる状態になるにもかかわらず、当該通知を受け取ることになり、煩わしいという問題があった。また、電気事業者は、送電停止の通知の発行日の数日後には支払いを受けることができるにもかかわらず、送電を停止する旨の通知を作成して発送しなくてはならず、作業が煩雑になるという問題があった。
また、上述した従来の技術は、たとえば、金融機関やコンビニエンスストアなどを窓口として電気料金を振り込む窓口振込に対応するため、支払期限日を振込可能期日とする振込用紙を発行している。振込用紙は毎月発行されるため、2ヶ月ごとに電気料金の支払いをおこなう電気の受給契約者は、前月分の振込用紙を紛失し、後に発行された2月めの振込用紙に対してのみ支払いをおこなう場合がある。この場合、先に発行された1月めの支払いがおこなわれていないため、いわゆる「とび入金」となり、送電停止の通知の発行対象となってしまう。
また、上述した特許文献1に記載された従来の技術は、サービスの提供を希望する電気の受給契約者が、携帯型電話機などの端末装置を用いて請求側サーバに接続してサービスの提供の申込をおこなわなくてはならない一方で、年金の受給対象となる高齢者は、携帯型電話機などの端末装置の操作に不慣れなことも多く、現実的ではないという問題があった。
また、上述した特許文献1に記載された従来の技術は、年金額から電気料金などの公共料金を差し引いた残余の年金の給付についての通知をおこなわなくてはならず、運用コストがかかるという問題があった。また、上述した特許文献1に記載された従来の技術は、地方公共団体から電力会社への口座送金の手続きをおこなわなくてはならず、手続きが煩雑になるという問題があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、電気料金の請求や振替えにかかる電気受給者や受給契約者の負担軽減を図ることができる口座振替業務支援装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる口座振替業務支援装置は、受給契約ごとに、1ヶ月分の電気使用量を取得する使用量取得手段と、前記使用料取得手段によって取得された1ヶ月分の電気使用量に基づいて、受給契約ごとの1ヶ月分の電気料金を算出する電気料金算出手段と、前記電気料金算出手段によって算出された1ヶ月分の電気料金が奇数月の電気料金である場合、当該奇数月の電気料金を記憶する記憶手段と、前記電気料金算出手段によって算出された1ヶ月分の電気料金が偶数月の電気料金である場合、当該偶数月の電気料金にかかる受給契約と同じ受給契約にかかる、当該偶数月の1月前の奇数月の電気料金を取得する電気料金取得手段と、前記電気料金算出手段によって算出された偶数月の電気料金と、前記電気料金取得手段によって取得された1月前の奇数月の電気料金とを、所定の振替日に、前記受給契約にかかる指定口座から電気事業者の指定する振替先口座に振り替える振替依頼を、前記指定口座が開設された金融機関に出力する振替依頼出力手段と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる口座振替業務支援装置は、上記の発明において、前記振替依頼出力手段は、偶数月における15日以降の日を振替日に設定した振替依頼を出力することを特徴とする。
また、この発明にかかる口座振替業務支援装置は、上記の発明において、前記受給契約ごとに、前記電気料金算出手段によって算出された偶数月の電気料金と、前記電気料金取得手段によって取得された1月前の奇数月の電気料金とを合算した請求額を、前記振替日に振り替えることを通知する通知書を発行する通知書発行手段を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる口座振替業務支援装置は、上記の発明において、前記通知書発行手段は、1ヶ月ごとの電気料金の内訳が記載された通知書を発行することを特徴とする。
この発明にかかる口座振替業務支援装置によれば、電気料金の請求や振替えにかかる電気受給者や受給契約者の負担軽減を図ることができるという効果を奏する。
この発明にかかる実施の形態の口座振替業務支援装置のハードウエア構成を示す説明図である。 口座振替業務支援装置の機能的構成を示すブロック図である。 口座振替業務支援装置が発行する通知書の一例を示す説明図である。 従来の口座振替業務の流れを示す説明図である。 口座振替業務支援装置を用いた口座振替業務の流れを示す説明図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる口座振替業務支援装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、この発明にかかる実施の形態の口座振替業務支援装置のハードウエア構成について説明する。図1は、この発明にかかる実施の形態の口座振替業務支援装置のハードウエア構成を示す説明図である。図1において、口座振替業務支援装置は、たとえば、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置によって実現することができ、電気事業者によって管理される。
口座振替業務支援装置を実現するコンピュータ装置は、CPU(Central Processing Unit)101と、メモリ102と、ネットワークI/F(Interface)103と、プリンタ104と、を備えている。コンピュータ装置が備える各部101〜104は、バス105によってそれぞれ接続されている。CPU101は、コンピュータ装置の全体の制御をつかさどる。
メモリ102は、ブートプログラムなどのプログラムや各種のデータベースを構成するデータなどを記憶している。具体的に、メモリ102は、たとえば、電気料金データベースを構成するデータなどを記憶している。また、メモリ102は、CPU101のワークエリアとして使用される。メモリ102は、たとえば、ROM(Read−Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disc Drive)およびHD(Hard Disc)などによって実現することができる。
ネットワークI/F103は、インターネットなどのネットワークに接続され、コンピュータ装置の内部と外部装置とのインターフェイスをつかさどる。ネットワークI/F103は、コンピュータ装置の内部と、電力量計の検針に用いるハンディターミナルなどの外部装置と、の間におけるデータの入出力を制御する。口座振替業務支援装置は、ネットワークI/F103を介して、電力量計の示す指示値(検針値)や、検針をおこなった電力量計の識別情報など受給契約を特定する識別情報を含む検針情報をハンディターミナルから受信する。
プリンタ104は、CPU101によって駆動制御され、電気の受給契約者に対して発行される、電気料金の振り替えを通知する通知書(請求内訳書)などを印刷して出力する(図3を参照)。プリンタ104は、レーザープリンタなど、公知の各種のプリンタを用いることができる。
(口座振替業務支援装置200の機能的構成)
つぎに、口座振替業務支援装置200の機能的構成について説明する。図2は、口座振替業務支援装置200の機能的構成を示すブロック図である。図2において、口座振替業務支援装置200の各機能は、使用量取得部201と、電気料金算出部202と、記憶部203と、電気料金取得部204と、振替依頼出力部205と、通知書発行部206と、によって実現することができる。
使用量取得部201は、電気の受給契約ごとに、1ヶ月分の電気使用量を取得する。使用量取得部201の機能は、口座振替業務支援装置200を実現するコンピュータ装置が備えるCPU101や、ネットワークI/F103などによって実現することができる。
具体的に、使用量取得部201は、1ヶ月分の電気使用量の取得に際して、まず、検針をおこなう検針員が検針に用いるハンディターミナルとの間で通信をおこない、当該ハンディターミナルから送信された検針情報を受信する。つぎに、受信した検針情報に基づいて、受給契約を特定し、特定された受給契約にかかる前回(先月)分の検針値を取得する。上記のように、検針情報は、受給契約を特定する識別情報を含んでいるため、当該識別情報に基づいて、前月の検針値を取得することができる。そして、当月の検針値から前月の検針値を減算した値を、前月の検針日から当月の検針日の前日までの1ヶ月分の電気使用量として取得する。
電気料金算出部202は、使用量取得部201によって取得された1ヶ月分の電気使用量に基づいて、受給契約ごとの1ヶ月分の電気料金を算出する。1ヶ月分の電気料金は、契約の大きさによって決められる「基本料金」と、1ヶ月分の電気使用量によって計算される「電力量料金」と、再生可能エネルギー発電促進賦課金と、に基づいて算出される。また、1ヶ月分の電気料金は、燃料価格の変動に応じて、「燃料費調整額」を加減算して算出される。電気料金算出部202の機能は、口座振替業務支援装置200を実現するコンピュータ装置が備えるCPU101やメモリ102などによって実現することができる。
記憶部203は、電気料金算出部202によって算出された1ヶ月分の電気料金が奇数月の電気料金である場合、当該奇数月の電気料金を記憶する。記憶部203は、電気料金算出部202によって算出された1ヶ月分の電気料金を、電気の受給契約ごとに記憶する。記憶部203の機能は、口座振替業務支援装置200を実現するコンピュータ装置が備えるCPU101やメモリ102などによって実現することができる。
電気料金取得部204は、電気料金算出部202によって算出された1ヶ月分の電気料金が偶数月の電気料金である場合、当該偶数月の電気料金にかかる受給契約と同じ受給契約にかかる、当該偶数月の1月前の奇数月の電気料金を取得する。具体的に、たとえば、電気料金算出部202によって算出された1ヶ月分の電気料金が12月の電気料金である場合、電気料金取得部204は、記憶部203を実現するメモリ102を参照して、当該電気料金にかかる受給契約と同じ受給契約にかかる11月の電気料金を取得する。電気料金取得部204の機能は、口座振替業務支援装置200を実現するコンピュータ装置が備えるCPU101やメモリ102などによって実現することができる。
振替依頼出力部205は、電気料金算出部202によって算出された偶数月の電気料金と、電気料金取得部204によって取得された1月前の奇数月の電気料金とを、所定の振替日に、受給契約にかかる指定口座から電気事業者の指定する振替先口座に振り替える振替依頼を、指定口座が開設された金融機関に出力する。受給契約にかかる指定口座は、電気の受給契約締結時などに、電気を受給する受給者によって指定され、電気事業者によってメモリ102などにあらかじめ記憶されている。メモリ102において、受給契約にかかる指定口座は、電気の受給契約を特定する識別情報と関連付けて記憶されている。
また、振替依頼出力部205は、偶数月における15日以降の日を振替日に設定した振替依頼を出力する。振替日は、年金の受給日である偶数月の15と同日、あるいは、年金の受給日以降の日(偶数月の15日〜31日までの日)に設定される。具体的に、振替依頼出力部205は、たとえば、同じ受給契約にかかる12月の電気料金と11月の電気料金とを、12月15日に、受給契約にかかる指定口座から電気事業者の指定する振替先口座に振り替える振替依頼を指定口座が開設された金融機関に出力する。振替依頼出力部205の機能は、口座振替業務支援装置200を実現するコンピュータ装置が備えるCPU101、メモリ102およびネットワークI/F103などによって実現することができる。
通知書発行部206は、受給契約ごとに、電気料金算出部202によって算出された偶数月の電気料金と、電気料金取得部204によって取得された1月前の奇数月の電気料金とを合算した請求額を、振替日に振り替えることを通知する通知書(請求内訳書、図3を参照)を発行する。具体的に、通知書発行部206は、たとえば、プリンタ104によって、12月の電気料金と11月の電気料金との合計額や、当該合計額を12月15日に指定口座から引き落とすメッセージなどが記載された通知書を印刷することによって発行する。
また、通知書発行部206は、1ヶ月ごとの電気料金の内訳が記載された通知書(請求内訳書)を発行する。具体的に、通知書発行部206は、たとえば、12月の電気料金と11月の電気料金とのそれぞれと、各電気料金がいずれの月の電気料金であるかを示す「11月分」、「12月分」などの文字と、が記載された通知書を発行する。通知書発行部206の機能は、口座振替業務支援装置200を実現するコンピュータ装置が備えるCPU101、メモリ102およびプリンタ104などによって実現することができる。
(通知書の一例)
つぎに、口座振替業務支援装置200が発行する通知書の一例について説明する。図3は、口座振替業務支援装置200が発行する通知書の一例を示す説明図である。図3において、通知書を実現する請求内訳書300は、電気料金の請求の内訳を示す。具体的に、請求内訳書300においては、電気の受給契約ごとに、契約番号、契約種別、使用電力量、電力量料金などを示す請求情報301が記載されている。
また、請求情報301は、検針日や料金算定期間などを示す。請求内訳書300において、請求情報301は、1ヶ月分ごとに分けて、2ヶ月分の請求情報301が記載されている。このため、電気事業者との間で、2つの電気の受給契約を締結している場合、請求内訳書300においては、電気の受給契約ごとに2ヶ月分の各月の請求情報301a〜301dが示される。
(従来の口座振替業務の流れ)
つぎに、従来の口座振替業務の流れについて説明する。図4は、従来の口座振替業務の流れを示す説明図である。図4において、従来の口座振替業務に際しては、奇数月であるか偶数月であるかにかかわらず、毎月検針がおこなわれ、当該検針結果に基づいて毎月口座振替がおこなわれる。
たとえば、奇数月における口座振替に際しては、指定口座からの振替を依頼する振替依頼データ(振替依頼テープ)を、電気事業者から指定口座が開設されている金融機関に送信し、金融機関において当該振替依頼データに基づいて指定口座から電気事業者への電気料金の振替をおこなう(たとえば毎月10日)。この口座振替が正常におこなわれると、口座振替に用いられた振替依頼データのうち入金が確認された振替依頼データが消去される(入金済消込処理)。
一方、消去されなかった振替依頼データがある場合、該当する受給契約者に対して指定口座への入金を依頼する通知を作成して発送する。また、指定口座からの再度の振替を依頼する振替依頼データを生成して指定口座が開設されている金融機関に送信する。その後、再度の振替をおこない(たとえば毎月21日)、再度の振替の結果に応じて入金済消込処理をおこなう。
年金の受給月ではないために指定口座の残高が不足し、再度の振替にかかる入金済消込処理においても入金が確認されない場合は、該当する受給契約者に対して指定口座への入金を依頼する通知を再度作成して発送する。入金を依頼する通知が再度作成されると、奇数月の翌月の偶数月においては、本来、当該偶数月にかかる電気料金の口座振替がおこなわれるところ、偶数月にかかる電気料金と1ヶ月前の奇数月にかかる電気料金の指定口座からの振替を依頼する振替依頼データを、電気事業者から指定口座が開設されている金融機関に送信し、金融機関において当該振替依頼データに基づいて指定口座から電気事業者への電気料金の再々振替をおこなう(たとえば偶数月の10日)。
この口座振替が正常におこなわれると、再々振替にかかる口座振替に用いられた振替依頼データのうち入金が確認された振替依頼データが消去される(入金済消込処理)。一方、消去されなかった振替依頼データがある場合、以降は振替依頼データを作成せず、最終的な支払い期限日(たとえば検針月の翌月21日)に入金が確認されなければ、該当する電気需要家に対して送電停止の通知(送電お断りのお知らせ)を発送する。
このように、従来の口座振替業務においては、奇数月に口座振替ができないと、振替依頼データを複数回生成して金融機関に送信したり、受給契約者に対して指定口座への入金を依頼する通知を複数回作成して発送したりしなくてはならず、作業が煩雑になるという問題があった。
(口座振替業務支援装置200を用いた口座振替業務の流れ)
つぎに、口座振替業務支援装置200を用いた口座振替業務の流れについて説明する。図5は、口座振替業務支援装置200を用いた口座振替業務の流れを示す説明図である。図5において、口座振替業務支援装置200を用いた口座振替業務に際しては、奇数月、偶数月のいずれの月においても検針日(たとえば8日)に検針をおこなうものの、奇数月である場合は、検針結果に基づいて算出される1ヶ月分の電気料金は口座振替業務支援装置200(サーバ)に記憶される。運用上、検針日は毎月8日に限るものではなく、振替日が偶数月の15日以降になるように、毎月8〜12日とすることが好ましい。
一方、検針日が偶数月である場合は、当該偶数月の電気料金と1ヶ月前の奇数月の電気料金とに基づいて、請求内訳書300を作成する(たとえば検針月(偶数月)の翌月11日)。そして、作成した請求内訳書300を需要家に発送する。また、偶数月の電気料金と1ヶ月前の奇数月の電気料金とを合算した振替依頼データを作成し、作成した振替依頼データを金融機関に送信する。
そして、金融機関において、振替依頼データに基づいて指定口座から電気事業者への電気料金の初回振替をおこなう(たとえば検針月(偶数月)の翌月17日)。この口座振替が正常におこなわれると、入金が確認された振替依頼データの入金済消込処理がおこなわれる。一方で、初回振替による入金が確認されない場合、該当する電気需要家に対して送電停止の通知(送電お断りのお知らせ)を発送する。送電停止の通知(送電お断りのお知らせ)の発送は、奇数月の検針日から53日目とする。
上述した実施の形態においては、検針員が電力量計の指示値を目視によって読み取る検針を想定して説明したが、検針の態様はこれに限るものではない。検針は、たとえば、スマートメーターを活用し、人手を介さずにスマートメーターを介して指示値を取得するようにしてもよい。これにより、検針員の負担を減らして検針にかかるコスト削減を図ることができる。この場合、スマートメーターにおいて、1か月ごとの使用量データを蓄積してもよい。
以上説明したように、この発明にかかる実施の形態の口座振替業務支援装置200は、受給契約ごとに1ヶ月分の電気使用量を取得し、取得された1ヶ月分の電気使用量に基づいて、受給契約ごとの1ヶ月分の電気料金を算出する。算出された1ヶ月分の電気料金が奇数月の電気料金である場合、当該奇数月の電気料金を記憶し、算出された1ヶ月分の電気料金が偶数月の電気料金である場合、同じ受給契約にかかる1月前の奇数月の電気料金を取得して、偶数月の電気料金と1月前の奇数月の電気料金とを、所定の振替日に指定口座から電気事業者の指定する振替先口座に振り替える振替依頼を該当する金融機関に出力するようにしたことを特徴とする。
この発明にかかる口座振替業務支援装置200によれば、振替依頼データの作成回数を減らすことができる。具体的には、従来、検針をおこなってから送電停止の通知を発行するまでに3回おこなっていた振替依頼データの作成を、2ヶ月に1回に減らすことができる。また、この発明にかかる口座振替業務支援装置200を用いて口座振替業務をおこなうことにより、指定口座への入金を依頼する通知や、奇数月に入金が確認できない場合におこなっていた再度の振替依頼データの作成を減らすことができる。これにより、電気料金の請求や振替えにかかる電気受給者や受給契約者の負担軽減を図ることができ、口座振替業務に関して電気事業者の事業にかかる運用コストの低減を図ることができる。
また、この発明にかかる口座振替業務支援装置200によれば、年金の受給タイミングにあわせて窓口における口座振込を2ヶ月に1回、2ヶ月分ずつまとめておこなっていた受給契約者にかかる奇数月分の未払い分を管理する帳票を削減することができる。このように、帳票を削減することにより、口座振替業務にかかる経費削減を図ることができる。
また、この発明にかかる口座振替業務支援装置200によれば、年金の受給タイミングにあわせて口座振替を2ヶ月に1回、2ヶ月分ずつまとめておこなうことができるので、受給契約者が窓口に出向くことなく年金の受給タイミングにあわせた口座振替をおこなうことができ、顧客の要求に幅広く応えることができる。さらに、奇数月において、指定口座における残高不足による入金依頼の通知を受けることをなくすことができるので、顧客満足度の向上を図ることができる。
また、この発明にかかる口座振替業務支援装置200は、偶数月における15日以降の日を振替日に設定した振替依頼を出力することを特徴としている。この発明にかかる口座振替業務支援装置200によれば、確実に年金を受給した後に電気料金の口座振替をおこなうことができる。これにより、口座振替業務に関して電気事業者の事業にかかる運用コストの低減を図ることができる。
また、この発明にかかる口座振替業務支援装置200は、受給契約ごとに、偶数月の電気料金と、その1月前の奇数月の電気料金とを合算した請求額を、振替日に振り替えることを通知する請求内訳書300を発行することを特徴としている。この発明にかかる口座振替業務支援装置200によれば、2ヶ月分の電気料金を1回の口座振替分の処理によって完了することができるので、口座振替業務に関して電気事業者の事業にかかる運用コストの低減を図ることができる。これにより、顧客満足度の向上を図ることができる。
また、この発明にかかる口座振替業務支援装置200は、1ヶ月ごとの電気料金の内訳が記載された通知書を発行することを特徴とする。この発明にかかる口座振替業務支援装置200によれば、2ヶ月分の電気料金をまとめて請求する場合にも、受給契約者に対して、各受給契約にかかる電気料金を確実に案内することができる。
以上のように、この発明にかかる口座振替業務支援装置は、電気料金の請求および振替業務を支援する口座振替業務支援装置に有用であり、特に、年金受給者にかかる電気料金の請求および振替業務を支援する口座振替業務支援装置に適している。
200 口座振替業務支援装置
201 使用量取得部
202 電気料金算出部
203 記憶部
204 電気料金取得部
205 振替依頼出力部
206 通知書発行部

Claims (4)

  1. 受給契約ごとに、1ヶ月分の電気使用量を取得する使用量取得手段と、
    前記使用料取得手段によって取得された1ヶ月分の電気使用量に基づいて、受給契約ごとの1ヶ月分の電気料金を算出する電気料金算出手段と、
    前記電気料金算出手段によって算出された1ヶ月分の電気料金が奇数月の電気料金である場合、当該奇数月の電気料金を記憶する記憶手段と、
    前記電気料金算出手段によって算出された1ヶ月分の電気料金が偶数月の電気料金である場合、当該偶数月の電気料金にかかる受給契約と同じ受給契約にかかる、当該偶数月の1月前の奇数月の電気料金を取得する電気料金取得手段と、
    前記電気料金算出手段によって算出された偶数月の電気料金と、前記電気料金取得手段によって取得された1月前の奇数月の電気料金とを、所定の振替日に、前記受給契約にかかる指定口座から電気事業者の指定する振替先口座に振り替える振替依頼を、前記指定口座が開設された金融機関に出力する振替依頼出力手段と、
    を備えたことを特徴とする口座振替業務支援装置。
  2. 前記振替依頼出力手段は、偶数月における15日以降の日を振替日に設定した振替依頼を出力することを特徴とする請求項1に記載の口座振替業務支援装置。
  3. 前記受給契約ごとに、前記電気料金算出手段によって算出された偶数月の電気料金と、前記電気料金取得手段によって取得された1月前の奇数月の電気料金とを合算した請求額を、前記振替日に振り替えることを通知する通知書を発行する通知書発行手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の口座振替業務支援装置。
  4. 前記通知書発行手段は、1ヶ月ごとの電気料金の内訳が記載された通知書を発行することを特徴とする請求項3に記載の口座振替業務支援装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018181965A1 (ja) 2017-03-30 2018-10-04 株式会社吉野工業所 コンパクト容器

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