JP2017167378A - 単語スコア計算装置、単語スコア計算方法及びプログラム - Google Patents

単語スコア計算装置、単語スコア計算方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】新語を含む単語列の単語スコアを計算する。【解決手段】実施形態の単語スコア計算装置は、入力部と計算部とを備える。入力部は、既に知られている既知語とまだ知られていない新語とを含む単語列の入力を受け付ける。計算部は、入力層に単語の語彙素性を入力する1以上の第1のユニット群を有するニューラルネットワークに対して、単語列に含まれる単語の語彙素性を入力することにより、単語列に含まれるターゲット単語の単語スコアを計算する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は単語スコア計算装置、単語スコア計算方法及びプログラムに関する。
単語列が与えられた際に、その単語列中の特定の位置の単語の単語スコアを計算する技術が従来から知られている。近年では、単語スコアの計算をニューラルネットワークによって行う技術が開発されている。
単語スコア計算技術は音声認識等の認識システムに応用されている。例えば音声認識システムでは、ユーザが発話した際に、音声認識結果の単語列として複数の候補が生じうる。音声認識システムは、例えばこの候補単語列それぞれに対して、単語列中の各単語の単語スコアを単語スコア計算技術によって計算し足し合わせることで、その候補単語列の言語スコアを計算することができる。音声認識システムは、例えば候補単語列の言語スコアと、その候補単語列の音響スコアと、から候補単語列間の優劣をつけることにより、音声認識結果を決定することができる。
特許第4245530号公報 特許第4543294号公報
"Neural probabilistic language models" Yoshua Ben−gio, Holger Schwenk, Jean−Sebastien Senecal, Frederic Morin, Jean−Luc Gauvain "Recurrent neural network based language model" Tomas Mikolov, Martin Karafiat, Lukas Burget, Jan Cer−nocky, Sanjeev Khudanpur
しかしながら、従来の単語スコア計算装置は語彙と呼ばれる単語のリストを持っており、語彙に含まれない新語を含む単語列が与えられた場合には単語スコアの計算ができなかった。
実施形態の単語スコア計算装置は、入力部と計算部とを備える。入力部は、既に知られている既知語とまだ知られていない新語とを含む単語列の入力を受け付ける。計算部は、入力層に単語の語彙素性を入力する1以上の第1のユニット群を有するニューラルネットワークに対して、前記単語列に含まれる単語の語彙素性を入力することにより、前記単語列に含まれるターゲット単語の単語スコアを計算する。
第1実施形態の単語スコア計算装置の機能構成の例を示す図。 単語スコアの計算例について説明するための図。 第1実施形態のニューラルネットワークの例を示す図。 第1実施形態の単語スコア計算方法の例を示すフローチャート。 第1実施形態の変形例の新語出現スコアの例を示す図。 第1実施形態の変形例の単語スコア計算方法の例を示すフローチャート。 第2実施形態のニューラルネットワークの例を示す図。 第2実施形態の単語スコア計算方法の例を示すフローチャート。 第3実施形態の第1のニューラルネットワークの例を示す図。 第3実施形態の第2のニューラルネットワークの例を示す図。 第3実施形態の単語スコア計算方法の例を示すフローチャート。 第4実施形態のニューラルネットワークの例を示す図。 第4実施形態の単語スコア計算方法の例を示すフローチャート。 第1〜第4実施形態の単語スコア計算装置のハードウェア構成の例を示す図。
以下に添付図面を参照して、単語スコア計算装置、単語スコア計算方法及びプログラムの実施形態を詳細に説明する。
(第1実施形態)
はじめに、第1実施形態の単語スコア計算装置の機能構成の例について説明する。
[単語スコア計算装置の機能構成]
図1は第1実施形態の単語スコア計算装置100の機能構成の例を示す図である。第1実施形態の単語スコア計算装置100は、記憶部1、入力部2、特定部3、計算部4及び出力部5を備える。
記憶部1は情報を記憶する。記憶部1は、例えば単語リスト、既知語辞書、新語辞書、及び、後述のニューラルネットワーク(図3参照)等を記憶する。
単語リストは、単語のリストである。以下、単語リストを語彙という。また語彙に含まれる単語を既知語という。また語彙に含まれない単語を新語という。
既知語辞書は、既に知られている既知語と、当該既知語の語彙素性と、を関連付けて記憶する。既知語は、例えば国語辞書等に既に登録されている一般的によく知られている単語である。語彙素性は、単語をある基準で幾つかの集合に分類した際の集合の種類である。語彙素性は、例えば単語の品詞である。また例えば語彙素性は、単語の類似度により分類された集合の名称等である。なお単語は、自然言語に限らず、記号等を含む。
新語辞書は、新語と、当該新語の語彙素性とを関連付けて記憶する。単語スコア計算装置100は、新語辞書により、未知語を新語として扱うことができる。新語辞書には、例えばユーザにより随時、新しい未知語が新語として追加される。
以下、第1実施形態の説明では、単語の語彙素性が品詞である場合を例にして説明する。
入力部2は、既知語と新語とを含む単語列の入力を受け付ける。
特定部3は、単語列に含まれる新語の語彙素性(第1実施形態の説明では品詞)を特定する。具体的には、はじめに特定部3は、単語列を形態素解析することにより、当該単語列を複数の単語に分割する。次に、特定部3は、単語が新語辞書に登録されている場合、当該新語辞書により、当該単語の品詞を特定する。
<単語スコアの計算処理>
計算部4は、単語列に含まれるターゲット単語の単語スコアを計算する。ターゲット単語は、単語スコアの計算の対象となる単語である。はじめに、簡単な例により単語スコアの例について説明する。ターゲット単語の単語スコアは、ターゲット単語以外の単語が、単語列中に与えられた条件での条件付き確率により計算される。
図2は単語スコアの計算例について説明するための図である。図2の例では、単語列101〜103に含まれるターゲット単語w3を計算する場合を示す。単語列101のターゲット単語w3は「雨」である。単語列102のターゲット単語w3は「カブトムシ」である。単語列103のターゲット単語w3は「食べる」である。
ターゲット単語以外の単語は、単語w1「明日」、及び、単語w2「は」である。計算部4は、単語列101の単語スコアP1、単語列102の単語スコアP2、及び、単語列103の単語スコアP3を、下記式(1)〜(3)により計算する。
P1(w3=雨|w1=明日,w2=は)=0.3 ・・・(1)
P2(w3=カブトムシ|w1=明日,w2=は)=0.1 ・・・(2)
P3(w3=食べる|w1=明日,w2=は)=0.2 ・・・(3)
式(1)〜(3)の例では、単語列101の単語スコアが最も高い。そのため、例えば音声認識システムの認識結果として、単語列101〜103が得られた場合には、言語的な観点からは、認識結果は単語列101である可能性が最も高いことがわかる。
具体的には、計算部4は、ニューラルネットワーク200を用いて上述の単語スコアを計算する。そして出力部5は、計算部4により計算された単語スコアを出力する。
図3は第1実施形態のニューラルネットワーク200の例を示す図である。図3の例は、ターゲット単語の3つ前までの単語に基づいて、当該ターゲット単語の単語スコアを計算するフィードフォワード型ニューラルネットワークの場合を示す。なおターゲット単語の単語スコアの計算に使用される単語の数は任意でよい。例えばターゲット単語の単語スコアは、ターゲット単語の5つ前までの単語に基づいて計算されてもよい。
第1実施形態のニューラルネットワーク200は、入力層10、中間層20a〜20c、中間層30及び出力層40を有する。以下、中間層20a〜20cを区別しない場合、単に中間層20という。なお図3の例では、ニューラルネットワーク200は、中間層20及び中間装置30の2層構成になっているが、中間層の層数は任意でよい。
入力層10は、既知語ユニット群11a〜11c、及び、品詞ユニット群12a〜12cを有する。以下、既知語ユニット群11a〜11cを区別しない場合、単に既知語ユニット群11という。同様に、品詞ユニット群12a〜12cを区別しない場合、単に品詞ユニット群12という。既知語ユニット群11は、1以上の既知語ユニットを含む。同様に、品詞ユニット群12は、1以上の品詞ユニットを含む。
はじめに、計算部4は、ターゲット単語の3つ前までの単語に基づいて、入力層10に情報の入力を行う。
具体的には、計算部4は、ターゲット単語の1つ前の単語が既知語である場合、当該既知語を既知語ユニット群11aに入力する。一方、計算部4は、ターゲット単語の1つ前の単語が新語である場合、当該新語の品詞を品詞ユニット群12aに入力する。
また計算部4は、ターゲット単語の2つ前の単語が既知語である場合、当該既知語を既知語ユニット群11bに入力する。一方、計算部4は、ターゲット単語の2つ前の単語が新語である場合、当該新語の品詞を品詞ユニット群12bに入力する。
また計算部4は、ターゲット単語の3つ前の単語が既知語である場合、当該既知語を既知語ユニット群11cに入力する。一方、計算部4は、ターゲット単語の3つ前の単語が新語である場合、当該新語の品詞を品詞ユニット群12cに入力する。
なお計算部4が、既知語ユニット群11に既知語を入力する方法は任意でよい。計算部4は、例えば各々の既知語に対して、予め定められた当該既知語を識別するベクトルを既知語ユニット群11に入力する。既知語を識別するベクトルは、既知語辞書に登録されているそれぞれの既知語に対応する。なお既知語を識別するベクトルは任意に定めてよい。既知語を識別するベクトルは、例えば(0,0,0,・・・,0,1,0,・・・,0,0,0)等の1つの該当成分が1であり、他の成分は全て0であるベクトルである。この場合、ベクトルの各成分が、既知語ユニット群11に含まれる各ユニットに対応する。1が入力されたユニットは、活性化されたユニットと呼ばれる。
同様に、計算部4が、品詞ユニット群12に既知語の品詞を入力する方法は任意でよい。計算部4は、例えば各々の品詞に対して、予め定められた当該品詞を識別するベクトルを品詞ユニット群12に入力する。
以下、入力層10の既知語ユニット群11に入力されたベクトルと、品詞ユニット群12に入力されたベクトルと、を縦に連結することにより得られる列ベクトルを、単語ベクトルv(k=1,2,3)という。
次に、計算部4は、入力層10の単語ベクトルv(k=1,2,3)に、下記式(4)による線形演算を行うことにより得られたベクトルw(k=1,2,3)を、中間層20に入力する。
=Wv ・・・(4)
ここでWは、単語ベクトルvの結合重みを示すパラメータを表す行列である。
次に、計算部4は、中間層20のベクトルw(k=1,2,3)に、下記式(5)による演算を行うことにより得られたベクトルhを、中間層30に入力する。
=tanh[(Sw+u)] ・・・(5)
ここでiは、ベクトルhのi番目の成分を示す。またwは、中間層20のベクトルw(k=1,2,3)を縦に連結することにより得られる列ベクトルを示す。またSはベクトルwの結合重みを示すパラメータを表す行列である。またuは中間層30の閾値パラメータを示す。またtanhはハイパボリックタンジェント関数を示す。
すなわちベクトルhは、ベクトルwに線形演算を行った後に、ハイパボリックタンジェント関数を適用することにより得られる。
次に、計算部4は、中間層30のベクトルhに、下記式(6)による線形演算を行うことにより得られたベクトルaに、下記式(7)によるソフトマックス演算を行う。そして計算部4は、ベクトルyを出力層40に入力する。
a=Th+r ・・・(6)
=exp(a)/Σexp(a) ・・・(7)
ここでTはベクトルhの結合重みを示すパラメータを表す行列である。またrは出力層40の閾値パラメータを示す。またiは、ベクトルy及びベクトルaのi番目の成分を示す。またjは、ベクトルaのj番目の成分を示す。またexpは指数関数を示す。
出力層40は、既知語スコアユニット群41及び品詞スコアユニット群42を有する。既知語スコアユニット群41は、1以上の既知語スコアユニットを含む。既知語スコアユニットの各々は、一の既知語のスコアを示す。品詞スコアユニット群42は、1以上の品詞スコアユニットを含む。品詞スコアユニットの各々は、一の品詞のスコアを示す。品詞は、例えば動詞、名詞及び形容詞等である。
計算部4は、上述の構造のニューラルネットワーク200を用いることにより、既知語と品詞とを含む単語列が入力層10に与えられた場合でも、ターゲット単語の単語スコアを計算することができる。
具体的には、ターゲット単語sに対応する出力層40の値yが、ターゲット単語sの単語スコアP(s|v,v,v)を表す。計算部4は、ターゲット単語sが新語の場合でも、出力層40に品詞スコアユニット群42が存在するので、品詞のスコアにより当該新語の単語スコアを計算することができる。
なお上述の図3のニューラルネットワーク200は、フィードフォワード型ニューラルネットワークであるが、他の構造のニューラルネットワークでもよい。ニューラルネットワーク200は、例えばリカレント型ニューラルネットワークでもよい。
[単語スコア計算方法]
次に第1実施形態の単語スコア計算方法の例について説明する。
図4は第1実施形態の単語スコア計算方法の例を示すフローチャートである。はじめに、入力部2が、既知語と新語とを単語として含む単語列の入力を受け付ける(ステップS1)。次に、特定部3が、単語列に含まれる新語の品詞を特定する(ステップS2)。
次に、計算部4が、入力層10の既知語ユニット群11に既知語を入力する(ステップS3)。具体的には、計算部4は、ターゲット単語の1つ前の単語が既知語である場合、当該既知語を既知語ユニット群11aに入力する。また、計算部4は、ターゲット単語の2つ前の単語が既知語である場合、当該既知語を既知語ユニット群11bに入力する。また、計算部4は、ターゲット単語の3つ前の単語が既知語である場合、当該既知語を既知語ユニット群11cに入力する。
次に、計算部4が、入力層10の品詞ユニット群12に新語の品詞を入力する(ステップS4)。具体的には、計算部4は、ターゲット単語の1つ前の単語が新語である場合、当該新語の品詞を品詞ユニット群12aに入力する。また、計算部4は、ターゲット単語の2つ前の単語が新語である場合、当該新語の品詞を品詞ユニット群12bに入力する。また、計算部4は、ターゲット単語の3つ前の単語が新語である場合、当該新語の品詞を品詞ユニット群12cに入力する。
次に、計算部4が、ターゲット単語が新語であるか否かを判定する(ステップS5)。ターゲット単語が新語である場合(ステップS5、Yes)、計算部4は、出力層40の品詞スコアユニット群42の品詞スコアを、ターゲット単語の単語スコアとして計算する(ステップS6)。
ターゲット単語が新語でない場合(ステップS5、No)、計算部4は、出力層40の既知語スコアユニット群41の既知語スコアを、ターゲット単語の単語スコアとして計算する(ステップS7)。
以上説明したように、第1実施形態の単語スコア計算装置100では、入力部2が、既に知られている既知語とまだ知られていない新語とを含む単語列の入力を受け付ける。そして計算部4が、ニューラルネットワーク200(図3参照)を使用して、単語列に含まれる計算対象の単語であるターゲット単語の単語スコアを計算する。
具体的には、計算部4は、単語列に含まれる単語が新語である場合、新語の品詞を品詞ユニット群12に入力し、単語列に含まれる単語が既知語である場合、既知語を既知語ユニット群11に入力する。そして計算部4は、ターゲット単語が既知語である場合、既知語スコアユニット群41のスコアを単語スコアとして計算し、ターゲット単語が新語である場合、品詞スコアユニット群42のスコアを単語スコアとして計算する。
これにより第1実施形態の単語スコア計算装置100によれば、単語スコア計算装置100に語彙に含まれない新語を含む単語列が、単語スコア計算装置100に与えられた場合でも、当該単語列の単語スコアを計算することができる。
なお特定部3は、上述の新語辞書を使用せずに、他の方法で新語の品詞を特定してもよい。特定部3は、例えば品詞クラス推定用文例辞書(特許文献1参照)を使用してもよい。具体的には、特定部3は、品詞クラス推定用文例辞書中に含まれる文例と、新語とのマッチングを取ることにより、当該新語の品詞を特定してもよい。
また、特定部3は、例えば単語末尾の音韻に基づいて品詞を特定してもよい。
(第1実施形態の変形例)
次に第1実施形態の変形例について説明する。第1実施形態の変形例の説明では、第1実施形態と同様の説明については省略し、第1実施形態と異なる箇所について説明する。
第1実施形態の変形例では、記憶部1が新語出現スコアを更に記憶し、計算部4が、当該新語出現スコアを更に使用して単語スコアを計算する。第1実施形態の変形例の説明では、語彙素性が品詞である場合を例にして説明する。
図5は第1実施形態の変形例の新語出現スコアの例を示す図である。新語出現スコアは、新語と品詞との組み合わせ毎に定義される。新語出現スコアは、新語の出現し易さを表す。新語111が動詞で出現した場合の新語出現スコアは、0.05である。また、新語112が動詞で出現した場合の新語出現スコアは、0.01である。
第1実施形態の説明では、計算部4は、新語の単語スコアを、品詞スコアユニット群42のスコアにより計算した。しかしながら第1実施形態の単語スコア計算装置100では、例えば新語111及び新語112の単語スコアは、どちらも動詞なので同じになる。第1実施形態の変形例では、計算部4が、同じ品詞の新語についても、単語スコアに差がでるようにするために、新語出現スコアを更に使用する。
図5の例では、新語111の新語出現スコアは、新語112の新語出現スコアよりも高い。計算部4は、ターゲット単語が新語である場合、新語出現スコア、及び、品詞スコアユニット群42のスコアに基づいて単語スコアを計算する。計算部4は、例えば新語出現スコア、及び、品詞スコアユニット群42の品詞スコアの積により単語スコアを計算する。
[単語スコア計算方法]
次に第1実施形態の変形例の単語スコア計算方法について説明する。
図6は第1実施形態の変形例の単語スコア計算方法の例を示すフローチャートである。ステップS21〜ステップS25及びステップS27の説明は、第1実施形態のステップS1〜ステップS5及びステップS7の説明(図4参照)と同じなので省略する。
ターゲット単語が新語である場合(ステップS25、Yes)、計算部4は、出力層40の品詞スコアユニット群42の品詞スコアと、当該新語の新語出現スコアとの積により、ターゲット単語の単語スコアを計算する(ステップS26)。
以上説明したように、第1実施形態の変形例の単語スコア計算装置100によれば、新語間の出現のし易さの差が更に考慮された、より高精度な単語スコアを計算することができる。
(第2実施形態)
次に第2実施形態について説明する。第2実施形態の説明では、第1実施形態と同様の説明については省略し、第1実施形態と異なる箇所について説明する。
第2実施形態の単語スコア計算装置100の機能構成の説明は、第1実施形態の単語スコア計算装置100の機能構成の例の説明(図1参照)と同じなので省略する。第2実施形態の説明では、語彙素性が品詞である場合を例にして説明する。
第2実施形態では、ニューラルネットワーク200の出力層40が、品詞スコアユニット群42を有さない点が、第1実施形態の場合と異なる。
図7は第2実施形態のニューラルネットワーク200の例を示す図である。第2実施形態のニューラルネットワーク200は、入力層10、中間層20a〜20c、中間層30及び出力層40を有する。第2実施形態の入力層10、中間層20a〜20c及び中間層30の説明は、第1実施形態の場合と同じなので省略する。
出力層40は、既知語スコアユニット群41を有する。既知語スコアユニット群41は、既知語のスコアを示す。既知語スコアユニット群41は、1以上の既知語スコアユニットを含む。既知語スコアユニットの各々は、一の既知語のスコアを示す。
計算部4は、ターゲット単語が新語である場合、既知語スコアユニット群41に含まれる既知語のスコアの全て又は一部のうち、既知語の品詞が、ターゲット単語の新語の品詞と一致する既知語のスコアに基づいて、新語の単語スコアを計算する。計算部4は、例えばターゲット単語が新語である場合、既知語スコアユニット群41に含まれる既知語のスコアの全て又は一部のうち、既知語の品詞が、ターゲット単語の新語の品詞と一致する既知語のスコアの和を、新語の単語スコアとして計算する。
図7の例は、ベクトルyの成分y、y、y及びyが示す既知語のスコアに対応する既知語の品詞が、ターゲット単語である新語の品詞と一致する場合を示す。この場合、計算部4は、ターゲット単語が新語である場合、y、y、y及びyが示す既知語のスコアの和を、新語の単語スコアとして計算する。
[単語スコア計算方法]
次に第2実施形態の単語スコア計算方法について説明する。
図8は第2実施形態の単語スコア計算方法の例を示すフローチャートである。はじめに、入力部2が、既知語と新語とを単語として含む単語列の入力を受け付ける(ステップS41)。次に、特定部3が、単語列に含まれる単語の品詞を特定する(ステップS42)。
ステップS43及びステップS44の説明は、第1実施形態のステップS3及びステップS4の説明(図4参照)と同じなので省略する。
次に、計算部4が、ターゲット単語が新語であるか否かを判定する(ステップS45)。ターゲット単語が新語である場合(ステップS45、Yes)、特定部3が、ターゲット単語の品詞を特定する(ステップS46)。次に、計算部4が、既知語スコアユニット群41に含まれる既知語のスコアの全て又は一部のうち、既知語の品詞が、ステップS46の処理により特定された品詞と一致する既知語のスコアの和を、新語の品詞スコアとして計算する(ステップS47)。次に、計算部4が、ステップS47の処理により計算された品詞スコアを、ターゲット単語の単語スコアとする(ステップS48)。
ターゲット単語が新語でない場合(ステップS45、No)、計算部4は、出力層40の既知語スコアユニット群41の既知語スコアを、ターゲット単語の単語スコアとして計算する(ステップS49)。
以上説明したように、第2実施形態の単語スコア計算装置100では、出力層40に品詞スコアユニット群42がないので、第1実施形態に比べて、ニューラルネットワーク200のパラメータを減らすことができる。すなわち第2実施形態の単語スコア計算装置100によれば、記憶部1に記憶されるニューラルネットワーク200の記憶容量を削減することができる。
(第3実施形態)
次に第3実施形態について説明する。第3実施形態の説明では、第1実施形態と同様の説明については省略し、第1実施形態と異なる箇所について説明する。
第3実施形態の単語スコア計算装置100では、計算部4が、構造的に2つに分離された第1のニューラルネットワーク及び第2のニューラルネットワークを含むニューラルネットワーク200を使用する点が、第1実施形態の場合と異なる。第3実施形態の説明では、語彙素性が品詞である場合を例にして説明する。
図9は第3実施形態の第1のニューラルネットワーク200aの例を示す図である。第3実施形態の第1のニューラルネットワーク200aは、入力層10、中間層20a〜20c、中間層30及び出力層40を有する。第3実施形態の第1のニューラルネットワーク200aの入力層10、中間層20a〜20c及び中間層30の説明は、第1実施形態のニューラルネットワーク200と同じなので省略する。
出力層40は、既知語スコアユニット群41を有する。既知語スコアユニット群41は、1以上の既知語スコアユニットを含む。既知語スコアユニットの各々は、一の既知語のスコアを示す。
図10は第3実施形態の第2のニューラルネットワーク200bの例を示す図である。第3実施形態の第2のニューラルネットワーク200bは、入力層10、中間層20a〜20c、中間層30及び出力層40を有する。第3実施形態の第2のニューラルネットワーク200bの入力層10、中間層20a〜20c及び中間層30の説明は、第1実施形態のニューラルネットワーク200と同じなので省略する。
出力層40は、品詞スコアユニット群42を有する。品詞スコアユニット群42は、1以上の品詞スコアユニットを含む。品詞スコアユニットの各々は、一の品詞のスコアを示す。品詞は、例えば動詞、名詞及び形容詞等である。
[単語スコア計算方法]
次に第3実施形態の単語スコア計算方法について説明する。
図11は第3実施形態の単語スコア計算方法の例を示すフローチャートである。ステップS61〜ステップS64の説明は、第1実施形態のステップS1〜ステップS4の説明(図4参照)と同じなので省略する。
計算部4は、ターゲット単語が新語であるか否かを判定する(ステップS65)。ターゲット単語が新語である場合(ステップS65、Yes)、計算部4は、第2のニューラルネットワーク200bの品詞スコアユニット群42の品詞スコアを、ターゲット単語の単語スコアとして計算する(ステップS66)。
ターゲット単語が新語でない場合(ステップS65、No)、計算部4は、第1のニューラルネットワーク200aの既知語スコアユニット群41の既知語スコアを、ターゲット単語の単語スコアとして計算する(ステップS67)。
以上説明したように、第3実施形態の単語スコア計算装置100によれば、既知語スコアを計算する第1のニューラルネットワーク200aの構造、及び、品詞スコアを計算する第2のニューラルネットワーク200bの構造を、それぞれのスコア計算に適した構造にすることができる。
(第4実施形態)
次に第4実施形態について説明する。第4実施形態の説明では、第1実施形態と同様の説明については省略し、第1実施形態と異なる箇所について説明する。
第4実施形態の単語スコア計算装置100では、ニューラルネットワーク200の入力層10に既知語ユニット群11がなく、ニューラルネットワーク200の出力層40に既知語スコアユニット群41がない点が、第1実施形態の場合と異なる。第4実施形態の説明では、語彙素性が品詞である場合を例にして説明する。
図12は第4実施形態のニューラルネットワーク200の例を示す図である。第4実施形態のニューラルネットワーク200は、入力層10、中間層20a〜20c、中間層30及び出力層40を有する。
入力層10は、品詞ユニット群12a〜12cを有する。品詞ユニット群12は、1以上の品詞ユニットを含む。
はじめに、計算部4は、ターゲット単語の3つ前までの単語に基づいて、入力層10に情報の入力を行う。具体的には、計算部4は、ターゲット単語の1つ前の単語の品詞を品詞ユニット群12aに入力する。計算部4は、ターゲット単語の2つ前の単語の品詞を品詞ユニット群12bに入力する。計算部4は、ターゲット単語の3つ前の単語の品詞を品詞ユニット群12cに入力する。
第4実施形態の中間層20a〜20c及び中間層30の説明は、第1実施形態の中間層20a〜20c及び中間層30の説明と同じなので省略する。
出力層40は、品詞スコアユニット群42を有する。品詞スコアユニット群42は、1以上の品詞スコアユニットを含む。品詞スコアユニットの各々は、一の品詞のスコアを示す。品詞は、例えば動詞、名詞及び形容詞等である。
[単語スコア計算方法]
次に第4実施形態の単語スコア計算方法について説明する。
図13は第4実施形態の単語スコア計算方法の例を示すフローチャートである。はじめに、入力部2が、既知語と新語とを単語として含む単語列の入力を受け付ける(ステップS81)。次に、特定部3が、単語列に含まれる単語の品詞を特定する(ステップS82)。
次に、計算部4が、入力層10の品詞ユニット群12に単語の品詞を入力する(ステップS83)。具体的には、計算部4は、ターゲット単語の1つ前の単語の品詞を品詞ユニット群12aに入力する。計算部4は、ターゲット単語の2つ前の単語の品詞を品詞ユニット群12bに入力する。計算部4は、ターゲット単語の3つ前の単語の品詞を品詞ユニット群12cに入力する。
次に、計算部4は、出力層40の品詞スコアユニット群42の品詞スコアを、ターゲット単語の単語スコアとして計算する(ステップS84)。
以上説明したように、第4実施形態の単語スコア計算装置100では、ニューラルネットワーク200の入力層10に既知語ユニット群11がなく、ニューラルネットワーク200の出力層40に既知語スコアユニット群41がない。そのため第4実施形態の単語スコア計算装置100によれば、第1実施形態に比べて、ニューラルネットワーク200のパラメータを減らすことができる。すなわち第4実施形態の単語スコア計算装置100によれば、記憶部1に記憶されるニューラルネットワーク200の記憶容量を削減することができる。
また、第4実施形態の単語スコア計算装置100では、入力層10に入力される情報が品詞であり、出力層40から出力される情報が品詞スコアであるので、ニューラルネットワーク200で扱われる情報を品詞に特化させることができる。そのため第4実施形態の単語スコア計算装置100によれば、ニューラルネットワーク200の統計学習を有利に行うことができる。
[単語スコア計算装置のハードウェア構成]
最後に、第1〜第4実施形態の単語スコア計算装置100のハードウェア構成の例について説明する。
図14は第1〜第4実施形態の単語スコア計算装置100のハードウェア構成の例を示す図である。第1〜第4実施形態の単語スコア計算装置100は、制御装置301、主記憶装置302、補助記憶装置303、表示装置304、入力装置305及び通信装置306を備える。制御装置301、主記憶装置302、補助記憶装置303、表示装置304、入力装置305及び通信装置306は、バス310を介して接続されている。
制御装置301は補助記憶装置303から主記憶装置302に読み出されたプログラムを実行する。主記憶装置302はROM及びRAM等のメモリである。補助記憶装置303はメモリカード及びSSD(Solid State Drive)等である。
表示装置304は情報を表示する。表示装置304は、例えば液晶ディスプレイである。入力装置305は、情報の入力を受け付ける。入力装置305は、例えばキーボード及びマウス等である。なお表示装置304及び入力装置305は、表示機能と入力機能とを兼ねる液晶タッチパネル等でもよい。通信装置306は他の装置と情報を送受信する。
第1〜第4実施形態の単語スコア計算装置100で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、メモリカード、CD−R及びDVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されてコンピュータ・プログラム・プロダクトとして提供される。
また第1〜第4実施形態の単語スコア計算装置100で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また第1〜第4実施形態の単語スコア計算装置100が実行するプログラムを、ダウンロードさせずにインターネット等のネットワーク経由で提供するように構成してもよい。
また第1〜第4実施形態の単語スコア計算装置100で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
第1〜第4実施形態の単語スコア計算装置100で実行されるプログラムは、上述の第1〜第4実施形態の単語スコア計算装置100の機能構成のうち、プログラムにより実現可能な機能を含むモジュール構成となっている。
プログラムにより実現される機能は、制御装置301が補助記憶装置303等の記憶媒体からプログラムを読み出して実行することにより、プログラムにより実現される機能が主記憶装置302にロードされる。すなわちプログラムにより実現される機能は、主記憶装置302上に生成される。
なお第1〜第4実施形態の単語スコア計算装置100の機能の一部又は全部を、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 記憶部
2 入力部
3 特定部
4 計算部
5 出力部
100 単語スコア計算装置
200 ニューラルネットワーク
301 制御装置
302 主記憶装置
303 補助記憶装置
304 表示装置
305 入力装置
306 通信装置

Claims (14)

  1. 既に知られている既知語とまだ知られていない新語とを含む単語列の入力を受け付ける入力部と、
    入力層に単語の語彙素性を入力する1以上の第1のユニット群を有するニューラルネットワークに対して、前記単語列に含まれる単語の語彙素性を入力することにより、前記単語列に含まれるターゲット単語の単語スコアを計算する計算部と、
    を備える単語スコア計算装置。
  2. 前記既知語と前記既知語の語彙素性とを関連付けて記憶する既知語辞書と、前記新語と前記新語の語彙素性とを関連付けて記憶する新語辞書と、を記憶する記憶部と、
    前記単語が既知語である場合、前記既知語辞書により前記語彙素性を特定し、前記単語が新語である場合、前記新語辞書により前記語彙素性を特定する特定部と、
    を更に備える請求項1に記載の単語スコア計算装置。
  3. 前記記憶部は、複数の単語を語彙として記憶し、
    前記既知語は、前記語彙に含まれる単語であり、前記新語は前記語彙に含まれない単語である、
    請求項2に記載の単語スコア計算装置。
  4. 前記単語の語彙素性は、前記単語の品詞である、
    請求項1に記載の単語スコア計算装置。
  5. 前記ニューラルネットワークの入力層は、前記既知語を入力する1以上の第2のユニット群を更に有し、
    前記計算部は、前記単語列に含まれる単語が前記新語である場合、前記新語の語彙素性を前記第1のユニット群に入力し、前記単語列に含まれる単語が前記既知語である場合、前記既知語を前記第2のユニット群に入力する、
    請求項1に記載の単語スコア計算装置。
  6. 前記ニューラルネットワークの出力層は、前記既知語のスコアを示す1以上の第3のユニット群と、前記新語の語彙素性のスコアを示す1以上の第4のユニット群と、を有し、
    前記ターゲット単語が前記既知語である場合、前記第3のユニット群のスコアを前記単語スコアとして計算し、前記ターゲット単語が前記新語である場合、前記第4のユニット群のスコアを前記単語スコアとして計算する、
    請求項5に記載の単語スコア計算装置。
  7. 前記計算部は、前記ターゲット単語が前記新語である場合、前記新語と前記語彙素性との組み合わせ毎に定義された新語出現スコア、及び、前記第4のユニット群のスコアに基づいて前記単語スコアを計算する、
    請求項6に記載の単語スコア計算装置。
  8. 前記計算部は、前記ターゲット単語が前記新語である場合、前記新語と前記語彙素性との組み合わせ毎に定義された新語出現スコア、及び、前記第4のユニット群のスコアの積により前記単語スコアを計算する、
    請求項7に記載の単語スコア計算装置。
  9. 前記ニューラルネットワークの出力層は、前記既知語のスコアを示す1以上の第3のユニット群を有し、
    前記計算部は、前記ターゲット単語が前記既知語である場合、前記第3のユニット群のスコアを前記単語スコアとして計算し、前記ターゲット単語が前記新語である場合、前記第3のユニット群に含まれる前記既知語のスコアの全て又は一部のうち、前記既知語の語彙素性が、前記ターゲット単語の新語の語彙素性と一致する前記既知語のスコアに基づいて、前記新語の単語スコアを計算する、
    請求項5に記載の単語スコア計算装置。
  10. 前記計算部は、前記ターゲット単語が前記新語である場合、前記第3のユニット群に含まれる前記既知語のスコアの全て又は一部のうち、前記既知語の語彙素性が、前記ターゲット単語の新語の語彙素性と一致する前記既知語のスコアの和を、前記新語の単語スコアとして計算する、
    請求項9に記載の単語スコア計算装置。
  11. 前記ニューラルネットワークは、第1のニューラルネットワークと、第2のニューラルネットワークと、を含み、
    前記第1のニューラルネットワークの入力層は、前記既知語を入力する1以上の第2のユニット群を更に有し、
    前記第1のニューラルネットワークの出力層は、前記既知語のスコアを示す1以上の第3のユニット群を有し、
    前記第2のニューラルネットワークの入力層は、前記第2のユニット群を更に有し、
    前記第2のニューラルネットワークの出力層は、前記新語の語彙素性のスコアを示す第4のユニット群を有し、
    前記計算部は、前記単語列に含まれる単語が前記新語である場合、前記新語の語彙素性を、前記第1のニューラルネットワークの前記第1のユニット群と、前記第2のニューラルネットワークの前記第1のユニット群と、に入力し、前記単語列に含まれる単語が前記既知語である場合、前記既知語を、前記第1のニューラルネットワークの前記第2のユニット群と、前記第2のニューラルネットワークの前記第2のユニット群に入力し、前記ターゲット単語が前記既知語である場合、前記第3のユニット群のスコアを前記単語スコアとして計算し、前記ターゲット単語が前記新語である場合、前記第4のユニット群のスコアを前記単語スコアとして計算する、
    請求項1に記載の単語スコア計算装置。
  12. 前記ニューラルネットワークの出力層は、前記単語の語彙素性のスコアを示す1以上の第3のユニット群を有し、
    前記計算部は、前記単語列に含まれる単語の語彙素性を前記第1のユニット群に入力し、前記ターゲット単語の単語スコアを、前記第3のユニット群のスコアにより計算する、
    請求項1に記載の単語スコア計算装置。
  13. 既に知られている既知語とまだ知られていない新語とを含む単語列の入力を受け付けるステップと、
    入力層に単語の語彙素性を入力する1以上の第1のユニット群を有するニューラルネットワークに対して、前記単語列に含まれる単語の語彙素性を入力することにより、前記単語列に含まれるターゲット単語の単語スコアを計算するステップと、
    を含む単語スコア計算方法。
  14. コンピュータを、
    既に知られている既知語とまだ知られていない新語とを含む単語列の入力を受け付ける入力部と、
    入力層に単語の語彙素性を入力する1以上の第1のユニット群を有するニューラルネットワークに対して、前記単語列に含まれる単語の語彙素性を入力することにより、前記単語列に含まれるターゲット単語の単語スコアを計算する計算部、
    として動作させるためのプログラム。
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