JP3907880B2 - 連続音声認識装置および記録媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、確率的言語モデルを使用して音声認識を行う連続音声認識装置に関し、より詳しくは、未知語を既存の確率的言語モデルに追加登録する機能を有する連続音声認識装置および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の音声認識装置で使用される確率的言語モデルに未知語を登録する方法としては、以下の方法が知られている。
【0003】
(a)クラス言語モデルによる方法(Brown,P.F.et. al., "Class-Based n-gram Models of Natural Language", Computaional Linguistics, vol. 18, No.4, pp.467-479,1992)
この方法は、単語の連接を確率的に表現するN−gramモデル(unigram,bigramを含むN−gramモデルについては、たとえば、「確率モデルによる音声認識」,中川聖一,電子情報通信学会,pp.109参照)を、単語クラスを用いて近似する方法である。
【0004】
ここで単語クラスとは単語の集合を何らかの基準で分類したものを指し、たとえば、品詞(名詞、動詞、形容詞)による分類が挙げられる.bigramの場合、2つの連接する単語wi,wi-1に関する確率(bigram確率)p(wi|wi-1)は、各々の単語の当該クラスの連接に関する確率p(ci|ci-1)と、クラスから単語が出現する確率p(wi|ci-1)との積(次式参照)で近似される。
【0005】
【数1】
Figure 0003907880
【0006】
未知語の登録は、未知語が分類される単語クラスに新たな要素として追加登録することにより実現化可能である。たとえば、未知語uが単語クラスCuに属する場合、未知語を含むbigram確率p(u|wi-1),p(wi|u)は、未知の当該クラスCuに関する確率p(Ci|Cu), p(Cu|Ci-1)を用いて次式で表される。
【0007】
【数2】
Figure 0003907880
【0008】
ここで、未知語uが単語クラスCuから出現する確率p(u|Cu)を決定する必要があるが、たとえば、未知語を含む大量のテキストデータを別途用意して、未知語uの出現頻度と、単語クラスCuに属する全ての単語の出現頻度の比率から推定したり、またはCuに属する単語wのクラスから出現確率p(w|Cu)を等確率と仮定する方法が提案されている(Asadi, A., et. al.: "Automatic Modeling for Adding New Words to Large-vocabulary Continuous Speech Recognition System", ICASSP-91 Proc. Vol.1, IEEE, 1991, pp.305-308参照)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の未知語登録方法では、既にN−gramモデルのパラメータを高い推定精度で推定できる大量のデータが用意されている場合には、単語クラスによる近似を行うことでかえってパラメータの推定精度が低下する点においていまだ改善すべき余地があった。
【0010】
そこで、本発明の目的は、確率的言語モデルに登録されている単語に関するパラメータの推定精度を低下させずに未知語に関するパラメータ、たとえば、未知語uと既知語(登録単語)wのbigram確率p(u|w),p(w|u)を推定し、確率言語モデルに未知語を追加登録することができる連続音声認識装置および記録媒体を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、請求項1の発明は、確率的言語モデルに登録されている既知語およびそのパラメータを使用して入力音声を音声認識すると共に、前記確率的言語モデルに未知語を追加する機能を有する連続音声認識装置において、未知語および該未知語が属する単語クラスを入力する入力手段と、単語クラスごとに未知語に対して割り当てるパラメータを記憶しておく記憶手段と、前記入力手段から入力された未知語の単語クラスに対応するパラメータを前記記憶手段から取得する第1の情報処理手段と、当該取得されたパラメータおよび前記入力手段から入力された未知語を使用して登録用の確率的言語モデルを作成し、前記確率的言語モデルに追加登録する第2の情報処理手段と、前記確率的言語モデルに登録されている既知語およびそのパラメータを単語クラスごとに分類する分類手段と、当該単語クラスごとに分類された既知語のパラメータに基づいてあらかじめ定めた演算式にしたがって前記記憶手段に記憶するパラメータを取得する演算処理手段とを具えたことを特徴とする。
【0013】
請求項の発明は、請求項に記載の連続音声認識装置において、前記あらかじめ定めた演算式により既知語のパラメータの平均値を取得することを特徴とする。
【0014】
請求項の発明は、請求項1に記載の連続音声認識装置において、前記パラメータにはunigram確率、バックオフ係数、単語2つ組の中の前側の単語、前記単語2つ組の中の後ろ側の単語および前記単語2つ組のbigram確率を含むことを特徴とする。
【0015】
請求項の発明は、確率的言語モデルに登録されている既知語およびそのパラメータを使用して入力音声を音声認識すると共に、前記確率的言語モデルに未知語を追加する機能をコンピュータがプログラムを実行することにより実現し、前記プログラムを記録した記録媒体において、前記プログラムは、未知語および該未知語が属する単語クラスを入力する入力ステップと、前記コンピュータの記憶手段には単語クラスごとに未知語に対して割り当てるパラメータが記憶されており、前記入力ステップで入力された未知語の単語クラスに対応するパラメータを前記記憶手段から取得する第1の情報処理ステップと、当該取得されたパラメータおよび前記入力ステップで入力された未知語を使用して登録用の確率的言語モデルを作成し、前記確率的言語モデルに追加登録する第2の情報処理ステップと、前記プログラムは、前記確率的言語モデルに登録されている既知語およびそのパラメータを単語クラスごとに分類する分類ステップと、当該単語クラスごとに分類された既知語のパラメータに基づいてあらかじめ定めた演算式にしたがって前記記憶手段に記憶するパラメータを取得する演算処理ステップとを具えたことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0020】
図1は連続音声認識装置の未知語登録部の機能構成を示す。
【0021】
1は登録済み(以下、既知と称す)の確率的言語モデルであり、本実施形態ではN−gramモデルを例とする。
【0022】
N−gramモデル1には、unigramのデータとして、
・既知語(unigramのエントリー) w
・既知語のunigram確率 p(w)
・既知語のバックオフ係数 a(w)
が記述されている。また、N−gramモデル1には、bigramのデータとして
・既知語の2つの組(bigramエントリー) w1w2
・既知語の組のbigram確率 p(w2|w1)
が記述されている。
【0023】
3は単語分類器であり、上記N−gramモデルを単語クラスに分類する。単語分類器3としては松本他、が開発した“日本語形態素解析システム”茶筌“ver.2.0(その使用説明書、NAIST-IS-TR99008参照)があるが,単語の表記から単語クラスに分類できるツールであればいずれをも使用することができる。
【0024】
4はN−gramパラメータ推定部であり、単語分類器3で作成された各単語クラスG(w)に基づき後述の未知語N−gramパラメータリスト5を推定する。
【0025】
6は未知語N−gram作成部であり、未知語に関するデータを記述した未知語リスト2と未知語N−gramパラメータリスト5とに基づき、未知語に関するN−gramモデル7を出力する。
【0026】
未知語リスト2には
・未知語の表記 u
・未知語uが属する単語クラス G(u)
が記述されている。
【0027】
未知語モデル7はデータとして
・未知語uのunigram確率 p(u)
・未知語のバックオフ係数 a(u)
・未知語に前接する既知語 w1
・未知語uと既知語w1のbigram確率 p(u| w1)
・未知語uに後接する既知語 w2
・未知語uと既知語w2のbigram確率 p(w2|u)
を有する。これらのデータを推定して、N−gramモデル1に追加することに本実施形態の新規特徴がある。
【0028】
8はN−gramモデル合成部であり、既知語に関するN−gramモデル1と未知語に関する(登録用)N−gramモデルを合成して未知語追加N−gramモデルを出力する。
【0029】
以上の機能構成を持つ未知語モデル登録部を有する連続音声認識装置を次に説明する。
【0030】
図2は連続音声認識装置のシステム構成を示す。図2において、CPU100は音声認識用プログラムを実行して,連続音声認識処理を行うと共に、後述の未知語登録プログラムを実行して確率的言語モデルに未知語の登録を行う。システムメモリ110は、CPU100が行う情報処理に対する入出力データを一時記憶する。ハードディスク記憶装置(HDDと略記する)130は、連続音声認識のために使用する確率的言語モデル(N−gramモデル1)を保存のために記憶する。また、上記連続音声認識や未知語登録のためのプログラムもHDD130に保存される。これらのプログラムは不図示のキーボードやマウス等の実行の指示で、HDD130からシステムメモリ110にローディングされた後、CPU100により指示されたプログラムが実行される。
【0031】
入力インターフェース(I/O)120はマイクロホンから入力された音声信号をA/D変換して、デジタル形態の音声信号を連続音声認識のためにCPU100に引き渡す。
【0032】
上述の未知語リスト2は外部装置あるいは連続音声認識装置の文書作成機能(ワードプロセッサ)により作成された後、直接もしくは通信あるいは携帯用記録媒体(フロッピーディスク等)を介して連続音声認識装置に入力され、HDD130にあらかじめ保存されているものとする。
【0033】
ユーザがキーボードあるいはマウス等によりCPU100に未知語登録用プログラムの実行を指示すると、HDD130からシステムメモリ110に未知語登録用プログラムがローディングされ、CPU100により実行される。
【0034】
未知語登録用プログラムは図1に示した構成部の機能を実現するための処理が規定されている。このプログラムの中の単語分類器3の機能を実現するための処理の詳細を図3に示す。N−gramパラメータ推定部4の機能を実現するための処理の詳細を図4に示す。また、未知語N−gram作成部6の機能を実現する処理の詳細を図5に示す。
【0035】
図3〜図5のフローチャートを参照しながら図2のシステムの動作を説明する。
【0036】
未知語登録用プログラムの実行が開始されるとCPU100はHDD130に保存されている分類用プログラムを起動し、HDD130に保存されている既存のN−gramモデル(1)に記述されているunigramのデータ内の既知語wと、bigramのデータ内の既知語の組み合わせw1w2を分類用プログラムに引き渡す。分類用プログラムをCPU100が実行して、引き渡されたデータw, w1w2をそれぞれを3つの単語クラスG(w),G(w1),G(w2)に分類すると、分類した結果をシステムメモリ110の所定領域に書き込むことで、未知語登録用プログラムに分類結果を引きわたす。
【0037】
より具体的には、CPU100はHDD130上のN−gramモデル1の先頭データをシステムメモリ1上に読み出した後、そのデータがunigramのデータか否かの判定を行う(図3のステップS10→S20)。読み出したデータがunigramのデータの場合には、読み出したデータの中から既知語w、既知語のunigram確率p(w)、既知語のバックオフ係数a(w)を取り出して、システムメモリ110上のunigram用に割り当てた記憶領域に書き込む(ステップS20→S30)。この後、手順はステップS60のデータの分類の終了の有無判定処理を経由してステップS10に戻り、次のデータをHDD130のN−gramモデル1から取り出す。
【0038】
一方、読み出したデータがunigramのデータでない場合には、つぎにbigramのデータか否かの判定を行う。読み出したデータがbigramのデータの場合にはデータの中から前側の既知語w1、後ろ側の既知語w2およびbigram確率p(w2|w1)を取り出して、取り出した既知語をシステムメモリ110の割り当て記憶領域に書き込む(ステップS20→S40→S50)。この後、手順はステップS60のデータの分類の終了の有無判定処理を経由してステップS10に戻り、次のデータをHDD130のN−gramモデル1から取り出す。
【0039】
読み出したデータがunigramおよびbigramのいずれのデータではない場合には、この後、手順はステップS60のデータの分類の終了の有無判定処理を経由してステップS10に戻り、次のデータをHDD130のN−gramモデル1から取り出す。
【0040】
以下上述のデータ分類処理(ステップS10〜S60)を繰り返し実行すると、N−gramuモデルに記載されているデータをすべて分類することができる。最後のデータについての分類を終了すると、ステップS60の終了有無判定処理ではYES判定が得られるので、図3の処理手順が終了する。この後、図4のN−gramパラメータ推定処理が開始される。
【0041】
CPU100は図3の単語分類処理で分類(作成)された単語クラスG(w)の全てのungram確率と全てのバックオフ係数の集合
【0042】
【外1】
Figure 0003907880
【0043】
を抽出し、単語クラスについての平均unigram確率
【0044】
【外2】
Figure 0003907880
【0045】
単語クラスG(w)について平均したバックオフ係数
【0046】
【外3】
Figure 0003907880
【0047】
を計算する(図4のステップS100)。なお、
【0048】
【外4】
Figure 0003907880
【0049】
はxに関するf(x)の平均値を表す。
【0050】
同様にCPU100は、bigramのデータの既知語の2つ組w1w2それぞれの単語クラスG(w1), G(w2)について、
前側の既知語w1の単語クラスG(w1)について平均したbigram確率
【0051】
【外5】
Figure 0003907880
【0052】
後ろ側の既知語w2の単語クラスG(w2)について平均したbigram確率
【0053】
【外6】
Figure 0003907880
【0054】
をも計算する(図4のステップS110)。
【0055】
なお、既知語が特定の一つの単語クラスにはなく、複数の単語クラスに所属しうる場合には、上記の各平均を求める計算からは除外する。
【0056】
この重複の既知語を検出する周知の処理手順を実行すればよいので、ここでは詳細な説明を省略する。
【0057】
この計算結果は以下の未知語N−gramパラメータリストの形態でHDD130(本発明の記憶手段)に保存される(図1の符号5に対応する処理,図4のステップS120)。
【0058】
未知語N−gramパラメータリスト5は各単語クラスをキーとして検索可能なように、たとえば、単語クラスを配列の要素に持つ次の形態とするとよい。
【0059】
【外7】
Figure 0003907880
【0060】
次にCPU100は図5の処理手順に移行し、HDD130に保存されている未知語リスト2に記述されている単語クラスをキーとして上記未知語N−gramパラメータリスト5に保存したデータを検索する(ステップS200)。
【0061】
この検索により抽出したunigramのデータおよびbigramのデータの単語クラスが未知語の表記に置換される。置換結果がHDD130に未知語に関するN−gramモデルとして保存される。
【0062】
上述の処理において,たとえば、未知語uの単語クラスG(u)で検索を行い、
【0063】
【外8】
Figure 0003907880
【0064】
が抽出された場合、単語クラスG(u)が未知語uで置換される。
【0065】
次に、上述のステップS110で計算された平均値の中の単語クラスG(u)について計算した各平均値
【0066】
【外9】
Figure 0003907880
【0067】
がそれぞれ未知語uに関するN−gramモデルのデータとして下記の形態でHDD130上の未知語に関するN−gramモデル7に保存される(図5のステップS210〜S230)。
【0068】
【外10】
Figure 0003907880
【0069】
CPU100はこのようにして作成された未知語に関する(登録用)N−gramモデル7を既知語に関するN−gramモデル1に追加・挿入する(図1のN−gramモデルに対応)。これにより未知語を追加したN−gramモデル9が作成される。
【0070】
1)上述の実施形態では、未知語を確率的言語モデルに追加登録する際に、既知語に関するパラメータの平均演算を行っているが、平均演算は未知語登録前の任意の時点で行えばよい。平均演算の後、作成した未知語パラメータリスト5をHDD130に記憶して、未知語登録時に使用すればよい。
【0071】
2)未知語を登録するためのプログラムを記録する記憶媒体としては上述のHDD130の他に、ROM,RAM等のICメモリ、フロッピーディスクや光磁気ディスク等の携帯用記録媒体を使用することができる。
【0072】
3)上述の実施形態は本発明を説明するための一例であって、特許請求の範囲の示す技術思想に沿って、各種の変形を行うことができる。しかしなが、このような変形を行っても、その変形例は本願特許の権利範囲内となる。
【0073】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、単語クラスごとに未知語に割り当てるパラメータを要しておく。登録対象の未知語に応じたパラメータを使用して追加登録用の確率的言語モデルを未知語N−gram作成部6により作成する。このため、本発明では作成済みの既知語の確率的言語モデルに何らの変更を加える必要はなく、従来のように既知語に関する確率的言語モデルの推定精度を犠牲にすることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態のシステム構成を示すブロック図である。
【図2】本発明実施形態のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図3】CPU100が実行する処理内容を示すフローチャートである。
【図4】CPU100が実行する処理内容を示すフローチャートである。
【図5】CPU100が実行する処理内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】
3 単語分類器
4 N−gramパラメータ推定部
6 未知語N−gram作成部
8 N−gram合成部

Claims (4)

  1. 確率的言語モデルに登録されている既知語およびそのパラメータを使用して入力音声を音声認識すると共に、前記確率的言語モデルに未知語を追加する機能を有する連続音声認識装置において、
    未知語および該未知語が属する単語クラスを入力する入力手段と、
    単語クラスごとに未知語に対して割り当てるパラメータを記憶しておく記憶手段と、
    前記入力手段から入力された未知語の単語クラスに対応するパラメータを前記記憶手段から取得する第1の情報処理手段と、
    当該取得されたパラメータおよび前記入力手段から入力された未知語を使用して登録用の確率的言語モデルを作成し、前記確率的言語モデルに追加登録する第2の情報処理手段と
    前記確率的言語モデルに登録されている既知語およびそのパラメータを単語クラスごとに分類する分類手段と、
    当該単語クラスごとに分類された既知語のパラメータに基づいてあらかじめ定めた演算式にしたがって前記記憶手段に記憶するパラメータを取得する演算処理手段と
    を具えたことを特徴とする連続音声認識装置。
  2. 請求項に記載の連続音声認識装置において、前記あらかじめ定めた演算式により既知語のパラメータの平均値を取得することを特徴とする連続音声認識装置。
  3. 請求項1に記載の連続音声認識装置において、前記パラメータにはunigram確率、バックオフ係数、単語2つ組の中の前側の単語、前記単語2つ組の中の後ろ側の単語および前記単語2つ組のbigram確率を含むことを特徴とする連続音声認識装置。
  4. 確率的言語モデルに登録されている既知語およびそのパラメータを使用して入力音声を音声認識すると共に、前記確率的言語モデルに未知語を追加する機能をコンピュータがプログラムを実行することにより実現し、前記プログラムを記録した記録媒体において、前記プログラムは、
    未知語および該未知語が属する単語クラスを入力する入力ステップと、
    前記コンピュータの記憶手段には単語クラスごとに未知語に対して割り当てるパラメータが記憶されており、
    前記入力ステップで入力された未知語の単語クラスに対応するパラメータを前記記憶手段から取得する第1の情報処理ステップと、
    当該取得されたパラメータおよび前記入力ステップで入力された未知語を使用して登録用の確率的言語モデルを作成し、前記確率的言語モデルに追加登録する第2の情報処理ステップと
    前記プログラムは、前記確率的言語モデルに登録されている既知語およびそのパラメータを単語クラスごとに分類する分類ステップと、
    当該単語クラスごとに分類された既知語のパラメータに基づいてあらかじめ定めた演算式にしたがって前記記憶手段に記憶するパラメータを取得する演算処理ステップと
    を具えたことを特徴とする記録媒体。
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