JP2017166283A - Curtain wall - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、カーテンウォールに関し、より詳しくは、高層ビルなどの建物の外壁として適用可能なカーテンウォールに関する。 The present invention relates to a curtain wall, and more particularly to a curtain wall applicable as an outer wall of a building such as a high-rise building.
建物の外壁として各種のカーテンウォールが提案されている(例えば、特許文献1参照)。カーテンウォールは、建物の躯体の周囲に、複数の窓部材と複数のスパンドレル部材とが縦横に並んで形成されている。縦方向においては、複数の窓部材と複数のスパンドレル部材とが交互に並んでいる。窓部材とスパンドレル部材とは枠部材を用いて躯体に取り付けられている。躯体の端面には耐火ボードが設けられている。耐火ボードは、屋内での火災発生時に、火炎がスパンドレル部材と躯体との間の空間に侵入するのを防止しようとするものであり、これにより、火災がカーテンウォールと躯体との間の空間を通じて燃え広がるのを抑制し、建物全体が延焼するのを防止しようとするものである。耐火ボードはスパンドレル部材と対向して設けられている。耐火ボードとスパンドレル部材との間には空間が設けられている。耐火ボードとスパンドレル部材との間の空間は全周にわたって上記枠部材で囲まれている。 Various curtain walls have been proposed as outer walls of buildings (see, for example, Patent Document 1). The curtain wall is formed by arranging a plurality of window members and a plurality of spandrel members vertically and horizontally around a building frame. In the vertical direction, a plurality of window members and a plurality of spandrel members are alternately arranged. The window member and the spandrel member are attached to the housing using a frame member. A fireproof board is provided on the end face of the housing. The fireproof board is intended to prevent a flame from entering the space between the spandrel member and the housing in the event of a fire in an indoor space, so that the fire can pass through the space between the curtain wall and the housing. It is intended to suppress the spread of fire and prevent the entire building from spreading. The fireproof board is provided to face the spandrel member. A space is provided between the fireproof board and the spandrel member. The space between the fireproof board and the spandrel member is surrounded by the frame member over the entire circumference.
通常、枠部材と耐火ボードの周端部とは接触しているだけであり、また枠部材とスパンドレル部材の周端部も接触しているだけである。従って、枠部材と耐火ボードの周端部の間や、枠部材とスパンドレル部材の周端部の間には、若干の隙間が生じており、この隙間により耐火ボードとスパンドレル部材との間の空間は通気性を有している。 Usually, the frame member and the peripheral end of the fireproof board are only in contact, and the frame member and the peripheral end of the spandrel member are also in contact. Therefore, a slight gap is generated between the frame member and the peripheral end of the fireproof board, or between the frame member and the spandrel member, and the space between the fireproof board and the spandrel member is formed by this gap. Is breathable.
しかし、最近の傾向として、高気密の建物が要求されており、そのため、カーテンウォールの断熱性が不足したり透湿抵抗が低かったりすると結露が起こりやすくなる。そこで、高断熱化及び透湿抵抗を高くするという要求に応えるため、カーテンウォールの断熱性と気密性の向上を目的として、上記の隙間をシールで塞ぐことが多くなっている。この場合は、耐火ボードとスパンドレル部材との間の空間には通気性がほとんどない。 However, as a recent trend, highly airtight buildings are demanded. For this reason, if the insulation properties of the curtain wall are insufficient or the moisture resistance is low, condensation tends to occur. Therefore, in order to meet the demand for higher heat insulation and higher moisture resistance, the gaps are often sealed with a seal in order to improve the heat insulation and air tightness of the curtain wall. In this case, the space between the fireproof board and the spandrel member has little air permeability.
従来のカーテンウォールでは、耐火ボードが繊維入りけい酸カルシウム板、石膏ボード、ロックウールボード、セラミックファイバーボードで形成されているため、湿気が耐火ボードを通過しやすい。従って、屋内の湿気が耐火ボードを通過して耐火ボードとスパンドレル部材との間の空間に浸入しやすいが、この空間に通気性がほとんどない場合には、耐火ボードの断熱性不足により耐火ボードの空間側の表面(スパンドレル部材の方に向いている面)やスパンドレル部材の空間側の表面(耐火ボードの方を向いている面)に結露が生じやすい(耐結露性能が低い)という問題があった。 In the conventional curtain wall, since the fireproof board is formed of a calcium silicate board containing fibers, a gypsum board, a rock wool board, and a ceramic fiber board, moisture easily passes through the fireproof board. Therefore, it is easy for moisture in the room to pass through the fireproof board and enter the space between the fireproof board and the spandrel member. There is a problem that condensation tends to occur on the surface on the space side (surface facing the spandrel member) and the surface on the space side of the spandrel member (surface facing the fireproof board) (condensation resistance is low). It was.
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、透湿抵抗(耐結露性能)の向上を図り結露が生じにくいカーテンウォールを提供することを目的とするものである。 The present invention has been made in view of the above points, and an object of the present invention is to provide a curtain wall in which moisture resistance (condensation resistance) is improved and condensation is unlikely to occur.
本発明は、スパンドレル部材と、耐火ボードとを備え、前記スパンドレル部材と前記耐火ボードは対向しており、前記スパンドレル部材と前記耐火ボードとの間に空間が形成されたカーテンウォールであって、前記耐火ボードは二枚の金属外皮の間に芯材を有するサンドイッチパネルであることを特徴とする。 The present invention includes a spandrel member and a fireproof board, the spandrel member and the fireproof board are opposed to each other, and a curtain wall in which a space is formed between the spandrel member and the fireproof board, The refractory board is a sandwich panel having a core material between two metal shells.
前記カーテンウォールは、前記スパンドレル部材を保持する枠部材を備え、前記耐火ボードと前記枠部材との間に音鳴りの低減を図るための緩衝材を備えていることが好ましい。 It is preferable that the curtain wall includes a frame member that holds the spandrel member, and includes a buffer material for reducing noise between the fireproof board and the frame member.
本発明では、繊維入りけい酸カルシウム板、石膏ボード、ロックウールボード、セラミックファイバーボードよりも透湿性の低いサンドイッチパネルを耐火ボードとしているため、湿気が耐火ボードを通過しにくくなり、スパンドレル部材と耐火ボードとの間の空間に湿気が侵入しにくい。従って、スパンドレル部材と耐火ボードとの間の空間に結露が生じにくくなる。 In the present invention, the sandwich panel having lower moisture permeability than the calcium silicate board containing fiber, gypsum board, rock wool board, and ceramic fiber board is used as the fireproof board. Therefore, it becomes difficult for moisture to pass through the fireproof board. Moisture does not easily enter the space between the boards. Therefore, condensation is less likely to occur in the space between the spandrel member and the fireproof board.
以下、本発明を実施するための形態を説明する。 Hereinafter, modes for carrying out the present invention will be described.
図1は、カーテンウォール10の屋外側の表面の一部を示している。カーテンウォール10は、横方向に長い複数の窓部11と、横方向に長い複数のスパンドレル部12とを備えている。窓部11とスパンドレル部12とは縦方向に交互に並んでいる。窓部11は複数の窓部材111が横方向に並んで形成されている。スパンドレル部12は複数のスパンドレル部材121が横方向に並んで形成されている。窓部材111はガラス板などの透明部材が用いられる。スパンドレル部材121はガラス板などの透明部材が用いられるが、コンクリート板などの不透明部材(外壁板)などであってもよい。
FIG. 1 shows a part of the surface of the
窓部材111とスパンドレル部材121は枠部材13に保持されている。枠部材13は複数の縦枠部材(方立)131と複数の横枠部材(無目)132とを格子状に組んで形成されている。縦枠部材131は縦方向に長く形成され、横枠部材132は横方向に長く形成されている。複数の縦枠部材131の各々はブラケットにより躯体14に取り付けられている。また複数の横枠部材132の各々は隣り合う縦枠部材131に架け渡されている。
The
縦枠部材131と横枠部材132は、例えば、アルミニウム製のものが用いられる。窓部材111の横方向に長い端部(上端部及び下端部)は横枠部材132と連結されている。窓部材111の縦方向に長い端部(左端部及び右端部)は縦枠部材131と連結されている。またスパンドレル部材121の横方向に長い端部(上端部及び下端部)は横枠部材132と連結されている。スパンドレル部材121の縦方向に長い端部(左端部及び右端部)は縦枠部材131と連結されている。従って、縦方向で隣接する窓部材111とスパンドレル部材121との間には横枠部材132が介在している。横方向で隣接する窓部材111と窓部材111との間には縦枠部材131が介在し、横方向で隣接するスパンドレル部材121とスパンドレル部材121との間にも縦枠部材131が介在している。
The
図2は、カーテンウォール10の一部の縦断面を示している。スパンドレル部12に対応する位置には建物の躯体14が形成されている。躯体14はコンクリートスラブなどで平板状に形成されている。躯体14の上面は上階の床面として形成可能であり、躯体14の下面は下階の天井として形成可能である。
FIG. 2 shows a longitudinal section of a part of the
躯体14の端面とスパンドレル部材121との間には耐火ボード15が設けられている。耐火ボード15は火災時の火炎や熱によって変形しにくくて破壊しにくい板材である。耐火ボード15の上端は躯体14の上面よりも上に位置しており、耐火ボード15の下端は躯体14の下面よりも下に位置している。また耐火ボード15はスパンドレル部材121と対向して配置されており、耐火ボード15とスパンドレル部材121との間には空間16が設けられている。耐火ボード15の横方向に長い端部(上端部及び下端部)は横枠部材132と接続されている。耐火ボード15の縦方向に長い端部(左端部及び右端部)は縦枠部材131と接続されている。なお、耐火ボード15と横枠部材132及び耐火ボード15と縦枠部材131は接触しているだけであり、耐火ボード15の荷重が横枠部材132や縦枠部材131にかからないように構造的には切り離されている。
A
図3A、図3B及び図3Cのように、耐火ボード15は、二枚の金属外皮151、152の間に芯材157を有するサンドイッチパネルである。金属外皮151、152は金属板をロール成形などで成形して形成される。金属板としては、亜鉛めっき鋼板、ガルバリウム鋼板(登録商標)、エスジーエル(登録商標)鋼板、塗装鋼板などが用いられる。金属外皮151の板厚と金属外皮152の板厚は同じであっても異なっていてもよく、例えば、0.3〜1.5mmである。金属外皮151、152は正面視で矩形状の平面部153、154と、平面部153、154の周端部に突出する連結片155、156とを備えて形成されている。連結片155、156と平面部153、154の間の角度はほぼ直角に形成されている。
As shown in FIGS. 3A, 3B, and 3C, the
芯材157は断熱部158と耐火部159とを有して形成されている。断熱部158と耐火部159はそれぞれ板状に形成されている。また断熱部158と耐火部159は耐火ボード15の厚み方向に重ね合って接着されている。断熱部158は耐火部159よりも断熱性が高い部分であって、例えば、ロックウールやグラスウールなどの無機繊維材料、ウレタンフォームやフェノールフォームなどの樹脂発泡材料で形成されている。耐火部159は断熱部158よりも耐火性の高い部分であって、石膏ボードや珪酸カルシウム板などで形成されている。
The
芯材157は、平面部153、154と連結片155、156とで囲まれる空間に充填されている。金属外皮151の平面部153の片面と芯材157の片面(断熱部158の表面)とは接着されている。また金属外皮152の平面部154の片面と芯材157の片面(耐火部159の表面)とは接着されている。また金属外皮151と金属外皮152とは複数の結合板160で連結されている。各結合板160は連結片155と連結片156の両方にビス等の固定具161で固定されている。結合板160は耐火ボード15の周端部の複数の箇所に設けられている。
The
図4A及び図4B並びに図5A及び図5Bに示すように、耐火ボード15は取付具17により躯体14に取り付けられる。取付具17は躯体取付具171とボード取付具172とで構成されている。躯体取付具171は形鋼(型鋼)であって、平板状の固定片173と平板状の支持片174とを備えている。支持片174は固定片173の前端(屋外側端部)から上方に突出して形成されており、支持片174と固定片173とで略L字状に形成されている。固定片173と支持片174との間には補強片175が設けられている。また支持片174には厚み方向に貫通する複数の差し込み孔185が設けられている。差し込み孔185は補強片175の両側に一個ずつ形成されている。
As shown in FIGS. 4A and 4B and FIGS. 5A and 5B, the
躯体14は、コンクリート部140の前端にL型鋼などの基台部材141を設けて形成されている。基台部材141の上面は躯体14の上面に露出している。躯体取付具171の固定片173はボルトナット等の固定具176で基台部材141の上面に固定され、これにより、躯体取付具171が躯体14に取り付けられる。躯体14には複数の躯体取付具171が横方向に並べて取り付けられる。各躯体取付具171の支持片174は躯体14の外側端面よりも外側(屋外側)に突出した状態になっている。
The
ボード取付具172は金物であって、図6A、図6B及び図6Cのように、平板状の正面結合片177と側面結合片178とを備えている。側面結合片178は正面結合片177の一方の側端部から前方に突出して形成されており、ボード取付具172は略L字状に形成されている。正面結合片177には複数の突起部179が設けられている。複数の突起部179は横方向に並べて設けられている。各突起部179にはその前端と後端(正面結合片177の表面)とに開口するネジ孔180が形成されている。また正面結合片177と側面結合片178には厚み方向に貫通する複数の固定孔181が設けられている。
The
図7Aのように、ボード取付具172は耐火ボード15の左右端部に一つずつ取り付けられる。この場合、耐火ボード15には複数の挿入孔165が形成されている。挿入孔165は二個を一組として、耐火ボード15の左右端部に一組ずつ設けられている。複数の挿入孔165は横方向に並べて設けられている。挿入孔165は一方の金属外皮152の表面に開口している。また挿入孔165は芯材157の耐火部159にまで達するように形成されている。挿入孔165は断熱部158まで達してもよいが、他方の金属外皮151にまでは達しないように形成されている。これにより、他方の金属外皮151に挿入孔165の開口が形成されず、耐火ボード15の外観低下を抑制することができる。
As shown in FIG. 7A, the
正面結合片177は一方の金属外皮152の平面部154に固着される。この場合、突起部179が挿入孔165に差し込まれ、正面結合片177は平面部154の表面に沿わせて配置される。そして、正面結合片177の固定孔181から平面部154にまでビスやリベット等の固定具が打ち込まれる。側面結合片178は耐火ボード15の側面の連結片155、156に固着される。この場合、側面結合片178は連結片155、156の表面に沿わせて配置される。そして、側面結合片178の固定孔181から連結片155、156にまでビスやリベット等の固定具が打ち込まれる。
The
耐火ボード15を躯体14に取り付けるにあたっては、躯体14に取り付けた躯体取付具171の支持片174の外面(屋外側を向く表面)に、耐火ボード15に取り付けたボード取付具172の正面結合片177の外面(屋内側を向く表面)を接触させ、ボルト等の固定具186を躯体取付具171の差し込み孔185に支持片174の屋内側から差し込んでボード取付具172のネジ孔180に締結する。このようにして複数の耐火ボード15が横方向に並べて躯体14に取り付けられる。
In attaching the
図2及び図8に示すように、耐火ボード15は押さえ部材20により枠部材13に連結されている。押さえ部材20は前押さえ部材201と後押さえ部材202とで構成されている。前押さえ部材201と後押さえ部材202とは正面視で四角枠状に形成され、断面略L字状に形成されている。前押さえ部材201と後押さえ部材202とはスパンドレル部12において枠部材13にビス等の固定具30で固定されている。前押さえ部材201と後押さえ部材202とは、前後方向で対向するように配置されている。そして、前押さえ部材201と後押さえ部材202により耐火ボード15の上端部及び下端部並びに側端部が前後から挟まれ、耐火ボード15が枠部材13に接続される。
As shown in FIGS. 2 and 8, the
また、耐火ボード15の前側(屋外側)にはスパンドレル部材121が設けられている。スパンドレル部材121は押縁21により枠部材13に連結されている。押縁21は正面視で四角枠状に形成され、断面略L字状に形成されている。押縁21はスパンドレル部12において枠部材13の前端に係合により固定されている。押縁21にはガスケット22が設けられており、このガスケット22がスパンドレル部材121の表面(屋外側面)に接触している。枠部材13にはバックアップ材23が設けられており、ガスケット22とバックアップ材23とでスパンドレル部材121の周端部が挟み込まれる。これにより、スパンドレル部材121は枠部材13に保持されている。
In addition, a
スパンドレル部12において、耐火ボード15とスパンドレル部材121との間には空間16が設けられている。この空間16は耐火ボード15とスパンドレル部材121と枠部材13(横枠部材132と縦枠部材131)とで囲まれており、空間16はほとんど通気しない(空気の流れがない)状態である。このような閉鎖された空間16では空気の流れがほとんどないため結露が生じやすい。特に、耐火ボード15が透湿性の高い珪酸カルシウム板などである場合、耐火ボード15よりも屋内の湿気が耐火ボード15を通過して空間16に湿気が浸入し、スパンドレル部材121の表面で結露が生じやすく、スパンドレル部材121がガラス板である場合には曇るおそれがある。一方、本実施の形態では、耐火ボード15が二枚の金属外皮151、152の間に芯材157を有するサンドイッチパネルで形成されているため、金属外皮151、152が湿気を通しにくく、耐火ボード15の透湿性が低くなり、耐火ボード15よりも屋内の湿気が耐火ボード15を通過しにくくて空間16に湿気が浸入しにくい。従って、空間16で結露が生じにくくなる。なお、本実施の形態では、多少の結露が生じる場合もあるため、枠部材13の下の横枠部材132には上下に貫通する排水孔134が形成されている。耐火ボード15の透湿性能は透湿抵抗で示すことができる。透湿抵抗は、水蒸気の通しにくさを表した性能値であり、値が大きいほど湿気を通しにくい。透湿抵抗の単位は、m2・h・mmHg/gで、1m2当たりで1時間当たりに1gの水分を通すのに必要な気圧差を示す。繊維混入珪酸カルシウム板(厚み24.7mm)で透湿抵抗0.988m2・h・mmHg/g、石膏ボード(厚み12mm)で透湿抵抗0.63m2・h・mmHg/g、ロックウールボード(天井板、厚み12.5mm)で透湿抵抗4.4m2・h・mmHg/g、合板(厚み12.0mm)で透湿抵抗23m2・h・mmHg/gであるが、二枚の金属外皮の間に芯材を有するサンドイッチパネルは、金属外皮が水分を通さないため、透湿抵抗が1.289×1010m2・h・mmHg/gである(ガラスや鉄板とほぼ同じ値であって、ほぼ無限大である)。
In the
また前押さえ部材201には緩衝材(パッキン等)35が設けられている。緩衝材35としては合成ゴムが用いられる。緩衝材35は前押さえ部材201が耐火ボード15の金属外皮151と接触しにくくするものである。緩衝材35は金属外皮151に近接する前押さえ部材201の表面などに設けるのが好ましい。これにより、金属外皮151と前押さえ部材201の間に緩衝材35が介在することになり、金属外皮151と前押さえ部材201とが接触しにくくなる。従って、耐火ボード15と前押さえ部材201とが擦れ合うことを低減することができ、音鳴りの発生を低減することができる。ここで、耐火ボード15と前押さえ部材201の擦れ合いは、例えば、耐火ボード15や前押さえ部材201が熱伸縮した場合に、両者の伸縮度合い差によって発生する。オフィスビル等の静かな建物で、耐火ボード15と前押さえ部材201の擦れ合いによる金属音の音鳴りが発生すると、非常に耳障りであるが、本実施の形態では、このような音鳴りを低減することができる。なお、耐火ボード15の金属外皮151、152と枠部材13とが接触しないように、緩衝材を適宜の箇所に設けてもよい。また緩衝材35により空間16は空気の流れがほとんどない状態が確保される。
Further, the
10 カーテンウォール
121 スパンドレル部材
15 耐火ボード
13 枠部材
16 空間
151 金属外皮
152 金属外皮
157 芯材
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記耐火ボードは二枚の金属外皮の間に芯材を有するサンドイッチパネルであることを特徴とするカーテンウォール。 A spandrel member and a fireproof board, the spandrel member and the fireproof board are opposed to each other, a curtain wall in which a space is formed between the spandrel member and the fireproof board,
A curtain wall characterized in that the fireproof board is a sandwich panel having a core material between two metal shells.
The curtain wall according to claim 1, further comprising: a frame member that holds the spandrel member, and a cushioning material for reducing sound noise between the fireproof board and the frame member.
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