JP2017166188A - Foundation member of plate-form fence - Google Patents
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Abstract
Description
本件出願に係る発明は、板状塀用基礎部材に関する。 The invention according to the present application relates to a base member for a plate-like ridge.
従来より、戸建て住宅やマンション等の隣地との境界には、隣人からの視界を遮断してプライバシーの保護を図る目的で塀が設置されている。このような目的で用いる塀としては、通気領域(隙間孔等)を極力設けないことが好ましく、従来では単に空洞ブロックを積み上げて形成したブロック塀が多く用いられていた。しかし、このような構造では、塀の高さを高くするほど、積み上げる空洞ブロックの数が多くなる。よって、当該ブロック塀では、施工コストの増大や、施工期間の長期化を招く問題があった。 Conventionally, a fence has been installed at the boundary with a neighboring land such as a detached house or an apartment for the purpose of protecting the privacy by blocking the view from the neighbor. It is preferable not to provide a ventilation region (gap hole or the like) as much as possible as the rod used for such a purpose, and conventionally, a block rod formed simply by stacking hollow blocks has been used. However, in such a structure, the number of hollow blocks to be stacked increases as the height of the ridge increases. Therefore, the block fence has problems that increase the construction cost and prolong the construction period.
そのため現在では、このような問題に対し、例えば特許文献1に開示されるような、板状塀が用いられるようになってきている。特許文献1に開示される板状塀は、パネル体を立方体形状の基礎用コンクリートブロックに設置してなるものである。特許文献1に開示される基礎用コンクリートブロックは、高さが400mm、幅が1000mm、奥行きが120mm〜140mm、重量が12kg〜13kgであり、軽量で作業性に優れることから、板状塀を短期間且つ低コストで施工することが出来る。
Therefore, at present, for such a problem, for example, a plate-like ridge disclosed in
しかし、特許文献1に開示される基礎用コンクリートブロックは、設置するパネル体について、目隠し性の向上を図るべく極力通気領域(隙間孔)を有さないものにすると、突発的に強風が吹いた際に当該パネル体に多大な負荷がかかる。例えば、当該基礎用コンクリートブロックを風速30〜38m/sの風圧力が加わる環境に設置した場合、当該パネル体を保持するコンクリートブロック部分に亀裂が生じて当該パネル体を保持出来なくなる恐れや、当該基礎用コンクリートブロック自体に倒れが生じる恐れがある。ここで、当該パネル体に設ける上述した通気領域の割合を大きくする程、風の影響を軽減させることが出来る。しかしながら、当該パネル体全体における当該通気領域の割合を限りなく0%に近いものにしなければ、完全な目隠し効果を得ることが出来ない。
However, if the concrete block for foundation disclosed in
上述した問題に対し、特許文献2には、風力の影響により破損することのない目隠しパネルとして「風の通過方向を奥行方向としたときに、当該奥行方向に沿って延長する複数の整流板の間に形成される複数の通風路を有する目隠しパネルであって、各整流板は、目隠しパネルの奥行寸法内に位置する頂部を基準として、奥行方向の一方側に所定角度傾斜して延長する第1整流部と、頂部を基準として、奥行方向の他方側に所定角度傾斜して延長する第2整流部とを備え、複数の整流板は、奥行方向と直交する面に沿う方向に一定の間隔を有して配列され、各整流板の頂部が、隣り合う他の整流板における前記第1整流部及び第2整流部の延長端を結ぶ仮想線上、又は当該仮想線よりも隣り合う他の整流板側に設定された構成」を採用することが開示されている。特許文献2に開示される目隠しパネルは、隣地を視認出来ぬよう屈曲又は湾曲した通風路を広い領域に設けた構造であるため、プライバシーの保護を十分に図りつつ、風の影響も軽減させることが可能である。しかしながら、特許文献2に開示の目隠しパネルは、風速30〜38m/s程度の強い風が吹く強風地域においては、整流板にかかる風圧力が大きくなるため対応が困難となる。更に、特許文献2に開示の目隠しパネルでは、その構造が複雑であるがゆえ部品数が多くなり、組み立てに時間と手間を要することから製品コストの増大を招き、コスト面から見ても好ましくない。
In contrast to the above-described problem,
本件発明は、これら従来の問題点に着目してなされたものであり、全面が閉ざされた通気性を有さない板状塀を設置したとしても、風速30〜38m/sの風が吹き付ける環境において長期間に亘り倒れたり破損することがない板状塀用基礎部材の提供を目的とする。 The present invention has been made paying attention to these conventional problems, and even when a plate-shaped ridge that is closed and has no air permeability is installed, an environment in which wind with a wind speed of 30 to 38 m / s is blown. An object of the present invention is to provide a base member for plate-like ridges that does not fall over or break for a long time.
そこで、本件発明者等は、鋭意研究を行った結果、以下に述べる板状塀用基礎部材を採用することで、上記課題を解決することに想到した。 Therefore, as a result of intensive studies, the inventors of the present invention have come up with the idea of solving the above-described problems by adopting the plate-shaped saddle foundation member described below.
本件発明に係る板状塀用基礎部材は、板状塀を鉛直方向に固定する板状塀用基礎部材であって、鉛直方向に延在する壁部と、当該壁部の下端より水平方向に延在する底盤部とが断面L字状に一体に成形され、当該壁部は、上端面に当該板状塀の下端から延びる支柱を挿入保持する支柱取付穴を有し、当該底盤部は、当該壁部からの延設長さが70cm以上であることを特徴とする。 The base member for a plate-like scissors according to the present invention is a base member for the plate-like scissors that fixes the plate-like scissors in the vertical direction, and extends in the horizontal direction from the wall portion extending in the vertical direction and the lower end of the wall portion. The extending bottom plate portion is integrally formed in an L-shaped cross section, and the wall portion has a column mounting hole for inserting and holding a column extending from the lower end of the plate cage on the upper end surface, The extending length from the wall portion is 70 cm or more.
本件発明に係る板状塀用基礎部材は、前記支柱取付穴の周囲の最小肉厚が4.5cm以上であることが好ましい。 As for the base member for plate-shaped eaves which concerns on this invention, it is preferable that the minimum thickness around the said support | pillar attachment hole is 4.5 cm or more.
本件発明に係る板状塀用基礎部材は、プレキャスト工法により得られたコンクリート構造物であることが好ましい。 It is preferable that the base member for plate-like ridges according to the present invention is a concrete structure obtained by a precast method.
本件発明に係る板状塀用基礎部材は、全面が閉ざされた通気性を有さない板状塀を設置したとしても、風速30〜38m/sの風が吹き付ける環境において長期間に亘り倒れたり破損することがない。よって、本件発明に係る板状塀用基礎部材は、強風地域で、プライバシーの保護を図る目的以外にも風害(塩害を含む)を防止する目的等として好適に用いることが出来る。 Even if the plate-shaped saddle foundation member according to the present invention is installed with a plate-like saddle that is closed on the entire surface, it may fall over a long period of time in an environment where a wind with a wind speed of 30 to 38 m / s is blown. There is no damage. Therefore, the base member for plate-like scissors according to the present invention can be suitably used for the purpose of preventing wind damage (including salt damage) in addition to the purpose of protecting privacy in a strong wind region.
以下、本件発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
本件発明に係る板状塀用基礎部材1は、板状塀を鉛直方向に固定する板状塀用基礎部材である。この板状塀用基礎部材1は、鉛直方向に延在する壁部3と、壁部3の下端より水平方向に延在する底盤部2とが断面L字状に一体に成形されたものである。本件発明に係る板状塀用基礎部材1は、このような形状とすることで、別途基礎コンクリート等を介さずとも地盤上に安定して自立することができ、施工作業の効率化を図ることが出来る。このときに、壁部3と底盤部2とは、その形状に関して特に限定されず、例えば矩形板状とすることが出来る。更に、本件発明に係る板状塀用基礎部材1は、断面がL字形状の躯体を有するため、施工状態において底盤部2の上に土砂を載置することで、土圧による位置ずれや転倒をより効果的に防ぐことが可能となる。
The plate-shaped
ここで、本件発明に係る板状塀用基礎部材1は、プレキャスト工法により得られたコンクリート構造物であることが好ましい。本件発明に係る板状塀用基礎部材1は、壁部3と底盤部2とをプレキャスト(precast)工法により一体成形することで強度及び耐久性に優れたものとなり、例え板状塀50に強い風が吹き付けたり、人が板状塀50に寄りかかる等しても破損や転倒がし難いものとなる。そして、本件発明に係る板状塀用基礎部材1は、プレキャスト工法により一体成形されることで、現場でのコンクリート打設作業やコンクリートの養生期間が不要であり、施工作業が効率良く行なえて天候にも左右されることがない。すなわち、本件発明に係る板状塀用基礎部材1はプレキャスト工法により得られたコンクリート構造物であることで、配設作業を小型建設機械等を用いて簡単に行うことができ、施工の際に熟練工や特殊な設備が不要であるため、施工期間及び施工コストの増大を招くことがない。
Here, it is preferable that the
ちなみに、コンクリートは、結合材であるセメントペースト中のセメントと水が化学反応し、ガラス質の結晶をつくることで硬化するものであり、硬化の過程において温度や湿度の影響を強く受ける。そのため、品質及び耐久性に優れたコンクリート製品を製造するにあたっては、これら環境条件を考慮することが重要となる。また、品質の優れたコンクリート製品を製造するには、打設工程において、水分の多くなった上面付近のコンクリートの密度を高めるための叩き等の作業を入念に行う必要や、養生工程において、生コン表面の乾燥や凍結から保護するために外気と遮断してセメントの水和に必要な水の不足を防ぐ必要がある。これら工程を入念に行わなければ、コンクリート製品にクラックが発生する等して強度及び耐久性が劣ることとなる。しかし、この点に関しても、本件発明に係る板状塀用基礎部材1は、プレキャスト工法により製造するため、工場等の製造設備によって、鉄筋の加工及び配筋から型枠の成型、そしてコンクリートの打設までの一連の作業を常に同じ条件で行うことができ、安定して高い品質を維持することが可能となる。
By the way, concrete hardens when cement and water in the cement paste, which is a binder, chemically react to form glassy crystals, and is strongly affected by temperature and humidity during the curing process. Therefore, it is important to consider these environmental conditions when manufacturing a concrete product excellent in quality and durability. In addition, in order to produce a concrete product with excellent quality, it is necessary to carefully perform operations such as tapping to increase the density of concrete near the upper surface where moisture has increased in the placing process, and in the curing process, In order to protect the surface from drying and freezing, it is necessary to block the outside air and prevent the lack of water necessary for cement hydration. If these steps are not performed carefully, the concrete product will be cracked and the strength and durability will be inferior. However, in this respect as well, the
更に、本件発明に係る板状塀用基礎部材1は、プレキャスト工法により製造されることで、予め工場等で製造し保管しておくことができ、作業員の労力を分散させることが出来る。また、本件発明に係る板状塀用基礎部材1は、コンクリートの打設工程において、型枠内に板状や棒状の鋼材や合成樹脂繊維等の補強材を含有させることによって、板状塀用基礎部材1の強度を向上させ、耐久性をより優れたものとすることも出来る。
Furthermore, the
そして、本件発明に係る板状塀用基礎部材1において、壁部3は、上端面に板状塀50の下端から延びる支柱51を挿入保持する支柱取付穴5を有する。本件発明に係る板状塀用基礎部材1に固定する板状塀50は、閉塞された面からなることで、低コストでありながらもプライバシーの保護を防止する効果を十分に得ることが出来るため好ましい。ここで、板状塀50は、一枚板を設置又は複数枚の板をほぼ隙間なく設置することで、閉塞された面からなるものとすることが出来る。すなわち、この閉塞された面とは、面全体(板状塀50が枠体を有する場合には当該枠体も含めた面全体)における隙間孔等の貫通した孔(通気領域)の割合が0%又は限りなく0%に近いものを言う。そして、板状塀50は、その材質に関して特に限定されず、アルミニウム等の材質を適宜採用することが出来る。仮に、板状塀50は、その材質をすりガラスとすることで、透視性を遮りながらも適度に光を採り入れることが出来るため、日照不足を招かない。また、板状塀50は、その材質をガラス等の透視性に優れた材質とすることで、海岸近辺にある住宅等で、海側の眺望を確保しつつ、外設されたエアコン室外機等が腐食する塩害を防止する目的で用いることも出来る。
And in the
そして、本件発明に係る板状塀用基礎部材1において、底盤部2は、壁部3からの延設長さが70cm以上である。本件発明に係る板状塀用基礎部材1は、底盤部2の壁部3からの延設長さ(図2,4中の符号Xを参照のこと)が70cm以上であることで、地盤上により安定して自立させることが出来る。また、本件発明に係る板状塀用基礎部材1は、底盤部2の壁部3からの延設長さが70cm以上であることで、少なくとも底盤部2の上に土砂等の盛土を行い設置することで、全面が閉ざされた通気性を有さない板状塀を風速30〜38m/sの風が吹き付ける環境においてより長期間に亘り支障なく用いることが出来る。例えば、板状塀50としてその全面が閉ざされた通気性のないものを用い、底盤部2の上に土砂等の盛土を行なった場合、地表面から板状塀50の上端迄の長さが180cmであれば、風速30〜38m/sの強風が吹く強風地域で長期間に亘り使用したとしても何らの問題も生じない。以上では、底盤部2が延設される側(図5において板状塀用基礎部材の設置面高さの仮想線Lよりも上の符号100で示す箇所)に盛土を行うことを述べたが、この盛土は、底盤部2が延設されない側(図5において板状塀用基礎部材の設置面高さの仮想線Lよりも上の符号101で示す箇所)にも行うことが出来る。そして、このときの盛土の高さは、底盤部2が延設される側と底盤部2が延設されない側とで異ならせることが出来る。
And in the
ここで、本件発明に係る板状塀用基礎部材1は、耐震性等にも優れたものであるため、段差を有する土地に設置して背面側の地盤の崩壊を防ぐための擁壁としても好適に用いることが出来る。擁壁として用いる板状塀用基礎部材1には、図1〜5に示す如く排水孔4を設けることが出来る。なお、図1〜5には、本件発明に係る板状塀用基礎部材1の底盤部2の厚さが均一に示されているが、重量を軽減させて運搬性及び施工性の向上を図ると共に、材料費を削減させて製品コストの低減を図るべく、底盤部2に関しては壁部3側から端部側に向かってその厚さが薄くなる様に上面に傾斜を設けることも出来る。
Here, since the
また、本件発明に係る板状塀用基礎部材1は、支柱取付穴5の周囲の最小肉厚が4.5cm以上であることが好ましい。本件発明に係る板状塀用基礎部材1は、その上端面(壁部3の上面)に支柱取付穴5を形成したものであり、この支柱取付穴5に板状塀50の支柱51下端部を挿入して板状塀50を取り付ける構造となっている。ここで、本件発明に係る板状塀用基礎部材1は、支柱取付穴5周囲の最小肉厚(図2,4中の符号Yを参照のこと)が4.5cm未満の薄さになると上端における支柱取付穴5付近の強度が劣ることとなり好ましくない。支柱取付穴5周囲の最小肉厚が4.5cm未満の薄さでは、突発的に風速30〜38m/sの強風が吹いたり、体重60kg程度の大人が寄りかかったりした場合等に板状塀用基礎部材1が損傷する恐れがある。
Moreover, as for the
更に、本件発明に係る板状塀用基礎部材1は、支柱取付穴5の周囲の最小肉厚が4.5cm以上であることで、通気性を有さず且つ高さ方向の長さが180cm程度の板状塀50を取り付けたとしても強風地域で破損することなく用いることが出来る。板状塀50はその全面が閉ざされた通気性を有さないものであることで、強風に対しての逃げが無くまともに風圧を受けることになる。しかし、本件発明に係る板状塀用基礎部材1は、支柱取付穴5の周囲の最小肉厚を4.5cm以上とすることで、高さ180cm程度の板状塀50を設置したとしても、風速30〜38m/sの強風が吹く強風地域で長時間損傷することなく使用することが出来る。
Further, the
なお、図3〜5に示す板状塀用基礎部材1は、支柱取付穴5がテーパー状により形成されているが、支柱取付穴5をこのような形状とすることで、上端面に板状塀50の支柱51を容易に挿入することが可能となる。支柱取付穴5に板状塀50の支柱51を挿入した後に生じた隙間には、モルタル等を充填して支柱51を板状塀用基礎部材1にしっかり固定することが出来る。
In addition, although the support |
以上に、本件発明に係る板状塀用基礎部材1について述べたが、本件発明に係る板状塀用基礎部材1は、使用するセメントの種類について限定されず、用途に応じて例えばポルトランドセメント(JIS R 5210)や混合セメント等を使用することができ、セメントに加える砂や砂利等の骨材の大きさや種類に関しても、用途に応じて大きさや種類を選択することが出来る。また、本件発明に係る板状塀用基礎部材1は、水セメント比に関しても、使用目的や製品の使用上の要求事項を考慮して適宜設定することができ、コンクリートの養生方法に関しても特に限定されず、例えば常温養生、加圧養生、オートクレーブ養生等を採用することが出来る。本件発明に係る板状塀用基礎部材1は、仮に、強度の高い高強度コンクリート製とすることで、より耐久性に優れたものとなる。
As mentioned above, although the
また、本件発明に係る板状塀用基礎部材1は、プレキャスト工法により得られたコンクリート構造物である場合に、図1に示す如く板状塀用基礎部材1,10同士を連結可能な構造とすることで、作業性に優れた大きさとすることも出来る。この場合、板状塀用基礎部材1,10には予めボルト締結用の穴を設けておき、隣接する板状塀用基礎部材1,10同士を金属製のプレート等を用いてボルトにより共締めすることで、位置ずれしないよう強固に連結することが出来る。ここで、ボルト締め用の穴の数や位置に関しては、特に限定されず、使用環境等に合わせて適宜設定することが出来る。本件発明に係る板状塀用基礎部材1は、プレキャスト工法により得られたコンクリート構造物であることで、ボルト締め用穴の位置を高精度で形成することができ、隣接する板状塀用基礎部材1,10同士の連結を支障なく行うことが出来る。
Moreover, when the
本件発明に係る板状塀用基礎部材を採用することにより、強風地域で通気性のない板状塀パネルを取り付けたとしても、長期間に亘り優れた転倒防止性及び耐久性を発揮することが出来る。また、本件発明に係る板状塀用基礎部材は、プレキャスト工法により製造されることで、高い品質を維持しながらも低価格化を実現することができ、設置場所の制限を受けることなく目隠し性の高い塀を少ない予算で施工することが出来る。よって、本件発明に係る板状塀用基礎部材は、プライバシーの保護を防止する目的で用いる塀以外にも、風害(特に塩害を含む)を防いだり、ポスター等を貼着する掲示板を設置する等、強風地域において様々な用途に好適に用いることが出来る。 By adopting the base member for plate-like kites according to the present invention, even if a plate-like kite panel that is not breathable in a strong wind region is attached, it can exhibit excellent fall prevention and durability over a long period of time. I can do it. In addition, the base member for the plate-like scissors according to the present invention is manufactured by the precast method, so that it is possible to realize a low price while maintaining high quality, and is blinded without being restricted by the installation location. Can be constructed with a small budget. Therefore, the base member for plate-like ridges according to the present invention is used to prevent wind damage (particularly including salt damage), install a bulletin board for attaching posters, etc., in addition to the ridge used for the purpose of preventing privacy protection. It can be suitably used for various purposes in strong wind regions.
1、10 板状塀用基礎部材
2 底盤部
3 壁部
4 排水孔
5 支柱取付穴
50 板状塀
51 支柱(板状塀用)
100 盛土(底盤部延在側)
101 盛土(底盤部非延在側)
L 板状塀用基礎部材の設置面高さの仮想線
X 底盤部の壁部からの延設長さ
Y 支柱取付穴周囲の最小肉厚
DESCRIPTION OF
100 Embankment (bottom board extension side)
101 Embankment (bottom base non-extending side)
L The imaginary line X of the installation surface height of the base member for the plate-shaped ridges Y The length extending from the wall of the bottom plate part Y The minimum thickness around the column mounting hole
Claims (3)
鉛直方向に延在する壁部と、当該壁部の下端より水平方向に延在する底盤部とが断面L字状に一体に成形され、
当該壁部は、上端面に当該板状塀の下端から延びる支柱を挿入保持する支柱取付穴を有し、
当該底盤部は、当該壁部からの延設長さが70cm以上であることを特徴とする板状塀用基礎部材。 A base member for a plate-like ridge that fixes the plate-like ridge in the vertical direction,
The wall portion extending in the vertical direction and the bottom plate portion extending in the horizontal direction from the lower end of the wall portion are integrally formed in an L-shaped cross section,
The wall portion has a column mounting hole for inserting and holding a column extending from the lower end of the plate-shaped ridge on the upper end surface,
The bottom base part is a base member for plate-like ridges, wherein the extending length from the wall part is 70 cm or more.
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- 2016-03-15 JP JP2016051345A patent/JP2017166188A/en active Pending
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