JP2017164845A - 残材処理装置の残材片払い出し方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】残材を切断して複数の切断片にする残材処理装置において、切断機内に滞留しやすい最後の切断片を切断機内から確実に払い出すことができる残材処理装置の残材片払い出し方法を提供する。
【解決手段】残材を切断機で切断して複数の切断片にする残材処理装置において、複数の残材片のうちの最後の残材片を払い出す際に、その最後の残材片を一旦後退させ、最後の残材片を加速して払い出すことを特徴とする残材処理装置の残材片払い出し方法。
【選択図】図1
【解決手段】残材を切断機で切断して複数の切断片にする残材処理装置において、複数の残材片のうちの最後の残材片を払い出す際に、その最後の残材片を一旦後退させ、最後の残材片を加速して払い出すことを特徴とする残材処理装置の残材片払い出し方法。
【選択図】図1
Description
本発明は、残材を切断機で切断して複数の切断片にする残材処理装置において、残材片を確実に払い出すための残材片払い出し方法に関するものである。
残材を残材処理装置によって複数の切断片に切断してリサイクルすることが行われている。
例えば、コイルエンド(スリーブに巻き付けられた金属帯コイルから金属帯コイルを供給し終わった後にスリーブに残った金属帯コイル端部)は、残材処理装置において、シャーで所定の長さの複数の金属板(残材片)に切断されて払い出され、スクラップバックに投入されることが行われている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、従来、残材処理装置では、複数の残材片のうちの最後の残材片を払い出す際に、最後の残材片は払い出し方向に向かう勢いが弱いことから、切断機内に滞留してしまい、切断機内に滞留した最後の残材片を切断機内から除去する作業が必要になることがあった。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、残材を切断して複数の切断片にする残材処理装置において、切断機内に滞留しやすい最後の切断片を切断機内から確実に払い出すことができる残材処理装置の残材片払い出し方法を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は以下の特徴を有している。
[1]残材を切断機で切断して複数の切断片にする残材処理装置において、複数の残材片のうちの最後の残材片を払い出す際に、その最後の残材片を一旦後退させ、最後の残材片を加速して払い出すことを特徴とする残材処理装置の残材片払い出し方法。
[2]最後の残材片を一旦後退させ、切断機の入側に設置されているピンチロールで最後の残材片を加速して払い出すことを特徴とする前記[1]に記載の残材処理装置の残材片払い出し方法。
[3]残材がコイルエンドであることを特徴とする前記[1]または[2]に記載の残材処理装置の残材片払い出し方法。
本発明においては、残材を切断して複数の切断片にする残材処理装置において、切断機内に滞留しやすい最後の切断片を切断機内から確実に払い出すことができる。その結果、切断機内に滞留した最後の切断片を除去する作業が必要なくなる。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、ここでは、残材がコイルエンドである場合を例にして述べる。
図1は、本発明の一実施形態における残材処理装置を示す図である。
図1に示すように、この実施形態における残材処理装置1は、アンコイラー2と、入側ベルトコンベア3と、入側ピンチロール4と、入側ホイールコンベア5と、シャー6と、出側ホイールコンベア7と、スクラップバック8とを備えている。これによって、残材処理装置1に搬送されてきたコイルエンド10は、アンコイラー2で巻き戻され、入側ベルトコンベア3、入側ピンチロール4、入側ホイールコンベア5を経由して、シャー6で複数の残材片11に切断されて払い出され、出側ホイールコンベア7を経由して、スクラップバック8に投入される。
その上で、この実施形態においては、複数の残材片11の内の最後の残材片11zを払い出す際に、以下のような手順で払い出すようにしている。
まず、図2に示すように、最後の残材片11zをシャー6内から一旦後退させ、入側ピンチロール4を逆回転させて、最後の残材片11zの先端が入側ピンチロール4の位置になるようにする。
次に、図3に示すように、入側ピンチロール4を正回転させて、入側ピンチロール4によって最後の残材片11zを払い出し方向に向かって加速する。なお、最後の残材片11zを加速する際の入側ピンチロール4の回転速度については、予め実験等によって定めておく。
これによって、図4に示すように、入側ピンチロールで加速された最後の残材片11zは、勢いよく払い出し方向に向かう。
そして、図5に示すように、加速されて勢いよく払い出し方向に向かった最後の残材片11zは、シャー6を通過した後、出側ホイールコンベア7を経由して、スクラップバック8に投入される。
このようにして、この実施形態においては、コイルエンド10を切断して複数の切断片11にする残材処理装置1において、シャー6内に滞留しやすい最後の切断片11zをシャー6内から確実に払い出すことができる。その結果、シャー6内に滞留した最後の切断片11zを除去する作業が必要なくなる。
なお、この実施形態では、残材がコイルエンドである場合を例にして述べたが、本発明は、他の残材に対しても適用することが可能である。
1 残材処理装置
2 アンコイラー
3 入側ベルトコンベア
4 入側ピンチロール
5 入側ホイールコンベア
6 シャー
7 出側ホイールコンベア
8 スクラップバック
10 コイルエンド
11 残材片
11z 最後の残材片
2 アンコイラー
3 入側ベルトコンベア
4 入側ピンチロール
5 入側ホイールコンベア
6 シャー
7 出側ホイールコンベア
8 スクラップバック
10 コイルエンド
11 残材片
11z 最後の残材片
Claims (3)
- 残材を切断機で切断して複数の切断片にする残材処理装置において、複数の残材片のうちの最後の残材片を払い出す際に、その最後の残材片を一旦後退させ、最後の残材片を加速して払い出すことを特徴とする残材処理装置の残材片払い出し方法。
- 最後の残材片を一旦後退させ、切断機の入側に設置されているピンチロールで最後の残材片を加速して払い出すことを特徴とする請求項1に記載の残材処理装置の残材片払い出し方法。
- 残材がコイルエンドであることを特徴とする請求項1または2に記載の残材処理装置の残材片払い出し方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016051953A JP2017164845A (ja) | 2016-03-16 | 2016-03-16 | 残材処理装置の残材片払い出し方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016051953A JP2017164845A (ja) | 2016-03-16 | 2016-03-16 | 残材処理装置の残材片払い出し方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017164845A true JP2017164845A (ja) | 2017-09-21 |
Family
ID=59909357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016051953A Pending JP2017164845A (ja) | 2016-03-16 | 2016-03-16 | 残材処理装置の残材片払い出し方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2017164845A (ja) |
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2016
- 2016-03-16 JP JP2016051953A patent/JP2017164845A/ja active Pending
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