JP2017163437A - 通信装置および通信方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】トンネリングプロトコルを使用する2台のネットワーク装置のうち、ユーザを収容するネットワーク装置において、トンネリングプロトコルのヘッダ内識別子を、ネットワーク運用管理者による設定により一意に決定し、決定した識別子にてパケットをカプセル化して送信する機能を備え、DPI装置と接続する他方のネットワーク装置において、デカプセル処理を実施し、トンネリングプロトコルヘッダ内の識別子から出力先インタフェースに対応する識別子に変換し、変換結果を内部制御タグとしてデカプセル化したパケットに付与し、パケット転送処理を実施するハードウェアに転送する機能を備える。
【選択図】 図1
Description
上記以外の課題、及び構成は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本実施例のネットワークは、コアネットワークN200とユーザを収容するアクセスネットワークN100、N300がコアネットワークのエッジ位置に設置されたエッジルータA101、エッジルータB102を介して接続されている。また、DPI装置10は、ゲートウェイルータ103に直接接続され、ゲートウェイルータ103を介してコアネットワークN200に接続されている。
ゲートウェイルータ103は、上り回線L20、および、下り回線L30によりDPI装置10と直接接続する。DPI装置10は、ユーザが送信したオリジナル形式のパケットを検査することを目的とした専用の装置である。そのため、コアネットワークN200からエッジルータA101に収容するユーザ宛に送信されるパケット、および、エッジルータA101に収容するユーザが送信するパケットを、ゲートウェイルータ103を介してDPI装置と送受信するときには、ゲートウェイルータ103の上り回線L20、および、下り回線L30を接続するインタフェースは、VLANタグの追加、または付け替えを行わないインタフェースとする必要がある。
また、ゲートウェイルータ103は、エッジルータA101とトンネリングプロトコルを使用して上りトンネルT20、および、下りトンネルT30により接続する。本実施例では、接続に用いるトンネリングプロトコルは、便宜上VXLAN(Virtual eXtensible Local Area Network)プロトコルを使用するものとして説明するが、あくまで一例であり、使用するトンネリングプロトコルに制限は無く、他のトンネリングプロトコルを使用してもよい。また、使用するVXLANプロトコルの詳細動作は割愛する。
加えて、上りトンネルT20、および、下りトンネルT30は論理的に多重化可能で、1回線内に複数のトンネルを同時に収容する構成としてもよい。なお、上りトンネルT20は、アクセスネットワークN100からコアネットワークN200の方向へ送信されるパケットを通過させるトンネルを示すものであり、下りトンネルT30は、コアネットワークN200からアクセスネットワークN100の方向へ送信されるパケットを通過させるトンネルを示すものである。
DPI装置10が検査対象とするパケットは、パケットフローF12のうち、エッジルータA101がアクセスネットワークN100から受信したパケット、および、パケットフローF34のうち、エッジルータ101がユーザ4へ送信するパケットである。
図2には、エッジルータA101、エッジルータB102、および、ゲートウェイルータ103の内部構造を示し、特に記載が無い場合、エッジルータA101、エッジルータB102、およびゲートウェイルータ103を総称して、エッジルータ/ゲートウェイルータ100と記載する。
エッジルータ/ゲートウェイルータ100は、ネットワーク運用管理者による装置設定の変更や運用情報等を取得するためのユーザインタフェース(図示せず)、および、各種ネットワークプロトコル処理を行う機能を備える装置制御部110を有し、装置制御部110とバス接続されるパケット転送ハードウェア120を有し、パケット転送ハードウェア120とバス接続されるネットワークインタフェース部A130、および、ネットワークインタフェース部B140を有する。
また、ネットワークインタフェース部A130およびネットワークインタフェース部B140は、エッジルータA101においては、コアネットワークN200に接続される回線、および、ユーザ4を収容する回線を収容しているものとし、ゲートウェイルータ103においては、上り回線L20、および、
下り回線L30を収容しているものとする。
ゲートウェイルータ103において、上りトンネルT20はインタフェースI21に接続され、上り回線L20はインタフェースI22に接続される。また、下りトンネルT30はインタフェースI31に接続され、下り回線L30はインタフェースI32に接続される。DPI装置10において、上り回線L20はインタフェースI23に接続され、下り回線L30はインタフェースI33に接続される。
また、同様に、パケット転送ハードウェアに接続されるネットワークインタフェース部についても、接続数の制限は無い。
ネットワークインタフェース部A130は、パケットを送受信するインタフェースであるパケット送受信インタフェース部131と、ネットワーク運用管理者により設定される情報を記憶する変換情報記憶部132と、送受信するパケットを解析するプロセッサであるパケット解析プロセッサ133を有する。パケット解析プロセッサ133は、プロセッサの代替としてASIC(Application Specific Integration Circuit)、および、FPGA(Field Programmable Gate Array)を使用することも可能である。
パケット解析プロセッサ133は、送受信するパケットのヘッダ情報を解析するパケット解析部134と、パケット解析部134により解析されたパケットのヘッダを、プロトコル、および、ネットワーク運用管理者の設定する情報に従って処理するパケット操作部135を有する。
まず、図1のユーザ1から送信されたパケットは、ユーザを収容するエッジルータA101で受信される。
エッジルータA101のパケット解析部134は、受信したパケットがDPI検査対象パケット、即ちDPI装置へ転送すべきパケットであることを識別する。検査対象パケットの識別方法の詳細については本実施例では割愛するが、識別方法の一例としてはアクセスリストによりパケット条件を指定して識別する方法が挙げられる。
本実施例では図4に示すアクセスリストA400を、ユーザ1からのパケットを受信するインタフェースに適用し、パケット解析部134において検査対象パケットを識別するものとしてパケットフローに対する以降の処理を説明する。
パケット操作部135は、アクセスリストA400に合致したパケットに対して、図5に示すネットワーク運用管理者の設定する出力ポリシーP500に従い、VXLANプロトコルによるカプセル化を実施する。カプセル化処理では、本実施例においては例としてVXLANヘッダ中のVNI(VXLAN Network Identifier)値を10に設定してカプセル化を実施する。
パケット解析プロセッサ133は、この処理によりカプセル化したパケットを、パケット転送ハードウェア120に転送する。
パケット転送ハードウェア120は、経路テーブル122に従いパケット転送処理を行い、ネットワークインタフェース部B140から上りトンネルT20にパケットを転送する。
上りトンネルT20に出力されたパケットは、コアネットワークN200を経由し、ゲートウェイルータ103に到達する。
図6に示す設定が実施されると、ゲートウェイルータ103の装置制御部110は、内部バスを経由してパケット解析プロセッサ133に設定情報を伝達する。
パケット解析プロセッサ133は、例えば図7に示すP700のフォーマットで、変換情報記憶部132に設定情報を記憶する。P700は受信VNI値と内部識別子の組み合わせにより構成される。本実施例では、内部識別子はインタフェースI22に対応する値Xを使用するものとする。なお、Xは、インタフェースI22のみに対応する内部的なVLANIDである。
ゲートウェイルータ103の装置制御部110は、C600により設定された受信パケット中のVNI値と、上り回線L20に対応する出力先インタフェースI22の対応を示す設定情報を、パケット転送ハードウェア120の経路テーブル122にも伝達し、経路テーブル120にも図6に示す設定を実施する。
図8は、ゲートウェイルータが受信するカプセル化されたパケットのフォーマットを示す図である。
上りトンネルT20を経由してゲートウェイルータ103に到達したパケットは、パケット送受信インタフェース部131にて、図8に示すフォーマットで受信する。パケット解析部134は、パケット解析の結果、VXLANフォーマットのパケットを受信したことにより、受信したパケットがデカプセル化対象であることを識別する。
例えば、パケット操作部135が生成した内部制御タグをデカプセル処理を実施したパケットのMACアドレスフィールドとVLANタグフィールドの間に付与することにより、受信したパケットは図9に示すパケット形式となる。
パケット検索部121は、受信したパケットの宛先MACアドレスフィールドを参照し、受信パケットがレイヤ2転送対象のパケットであることを識別する。これは、デカプセルしたパケットは、アクセスネットワークN100にてユーザ1がエッジルータA101に送信したパケットであるため、宛先MACアドレスがエッジルータA101となっている、即ち、ゲートウェイルータ103宛ではないと判断するためである。
パケット検索部121は、レイヤ2転送を実施するために、経路テーブル122を検索対象として、パケットが入力されたインタフェースのVLANID、および、同VLANIDが属する出力先インタフェースの検索を実施する。この処理において、パケットが入力されたインタフェースのVLANIDは、ネットワークインタフェース部A130のパケット操作処理により挿入された1段目のVLANタグのVLANIDであるXであると認識される。即ち、パケット検索部121はVLANID=Xに属するインタフェースの検索を実施する。経路テーブル122には、図6で説明したXはインタフェースI22のみに対応する内部的なVLANIDであるという設定情報が反映されており、検索結果としてインタフェースI22が返される。この検索結果を元に、パケット検索部121はパケット転送部123へとパケットを転送する。
ネットワークインタフェース部B140は、上り回線L20からパケットを送信する。このときのパケットのフォーマットは、図10に示すフォーマットとなり、ユーザ1が送信したオリジナルのパケットと同じ形式となる。
DPI装置10に到達したパケットは、DPI装置10が持つ機能により検査され、オリジナル形式を保持したまま下り回線L30から送信され、ゲートウェイルータ103のインタフェースI32にて受信後、再度VXLANカプセル化される。このとき、VXLANヘッダ中のVNI値は、DPI装置10により検査前と同じ10を使用してカプセル化を実施する。カプセル化されたパケットは、インタフェースI21から再度上りトンネルT20を経由して、エッジルータA101に向けて送信される。
図11は、ネットワーク運用管理者によるエッジルータにおける、コアネットワーク、またはアクセスネットワークの出力先VRFを設定するための設定情報の入力イメージである。
図11に示すC601は、エッジルータA101のネットワーク運用管理者による、コアネットワークN200へのVRF転送設定例である。本設定C601により、受信パケット中のVNI値と、コアネットワークN200への出力時における出力先VRF番号の紐付けを実施する。なお、設定例C601は本実施例における一例であり、本形式以外の設定形式であっても、受信パケットのVNI値と出力先VRF番号が紐付けされる設定形式であればよい。
図11に示す設定が実施されると、エッジルータA101の装置制御部110は、内部バスを経由してパケット解析プロセッサ133に設定情報を伝達する。
パケット解析プロセッサ133は、図12に示すP701のフォーマットで変換情報記憶部132に設定情報を記憶する。P701は受信VNI値と内部識別子の組み合わせにより構成される。本実施例では、内部識別子はVRF10に対応する値Yを使用するものとする。なお、Yは、VRF10に属する内部的なVLANIDである。
エッジルータA101の装置制御部110は、C601により設定された受信パケット中のVNI値と出力先VRF番号の対応を示す設定情報を、パケット転送ハードウェア120の経路テーブル122にも伝達し、経路テーブル120にも図11に示す設定を実施する。
図13は、エッジルータで受信する、カプセル化されたパケットのフォーマットを示す図である。
上りトンネルT20を経由してエッジルータA101に到達したパケットは、パケット送受信インタフェース部131にて、図13に示すフォーマットで受信する。
パケット解析部134は、パケット解析の結果、VXLANフォーマットのパケットを受信したことにより、受信したパケットがデカプセル化対象であることを識別する。
パケット操作部135が、生成した内部制御タグを、デカプセル処理を実施したパケットのMACアドレスフィールドとVLANタグフィールドの間に付与する処理により、受信したパケットは図14に示すパケット形式となる。
内部制御タグを付与する処理に加え、パケット操作部135は、パケットの宛先MACアドレスフィールドをエッジルータA101のMACアドレスに変更する。
パケット解析プロセッサ133は、内部バスを経由してパケット転送ハードウェア120が備えるパケット検索部121に受信したパケットを、転送する。
パケット検索部121は、レイヤ3転送を実施するために、経路テーブル122を検索対象として、パケットが入力されたインタフェースのVLANID、および、宛先IPアドレスから、レイヤ3経路、および、出力先インタフェースの検索を実施する。この処理において、パケットが入力されたインタフェースのVLANIDは、パケット操作部135のパケット操作処理により挿入された1段目のVLANIDであるYであると認識される。即ち、パケット検索部121はVLANID=Yに属するVRF番号10の経路を検索対象とし、出力先インタフェースの検索を実施する。前述のとおり、YはVRF10に対応する内部的なVLANIDであるため、検索結果としてVRF番号10における出力先インタフェースが返される。この検索結果を元に、パケット検索部121はパケット転送部123へとパケットを転送する。
ネットワークインタフェース部B140は、コアネットワークN200に接続する回線からパケットを送信する。
エッジルータA101に着目した場合、パケットフローF12はアクセスネットワークN100からコアネットワークN200の方向にパケットを転送する上りパケットフローであるのに対し、パケットフローF34は、コアネットワークN200からアクセスネットワークN100の方向にパケットを転送する下りパケットフローである。即ち、パケットフローF34は、下りトンネルT30を使用すること、および、上り回線L20と下り回線L30上のパケット転送方向が逆であることを除き、パケットフローF12と差分が無く、パケットフローF12と同等の方式が適用可能である。
パケットフローF34に関する処理については、パケットフローF12と同様の処理となるため、以下にて図面の説明のみ行い、詳細は割愛する。
本実施例では図15に示すアクセスリストA401を、ユーザ3からのパケットを受信するインタフェース、即ち、コアネットワークN200に接続するインタフェースに適用し、パケット解析部134において検査対象パケットを識別する。
図17に示す設定が実施されると、ゲートウェイルータ103の装置制御部110は、内部バスを経由してパケット解析プロセッサ133に設定情報を伝達する。
パケット解析プロセッサ133は、例えば図18に示すP702のフォーマットで、変換情報記憶部132に設定情報を記憶する。P702は受信VNI値と内部識別子の組み合わせにより構成される。本実施例では、内部識別子はインタフェースI32に対応する値Zを使用するものとする。なお、前記Zは、インタフェースI32のみに対応する内部的なVLANIDである。
図19に示す設定が実施されると、エッジルータA101の装置制御部110は、内部バスを経由してパケット解析プロセッサ133に設定情報を伝達する。
パケット解析プロセッサ133は、図20に示すP703のフォーマットで変換情報記憶部132に設定情報を記憶する。P703は受信VNI値と内部識別子の組み合わせにより構成される。本実施例では、内部識別子はVRF10に対応する値Yを使用するものとする。なお、前記Yは、VRF10に属する内部的なVLANIDである。
エッジルータA101の装置制御部110は、C603により設定された受信パケット中のVNI値と出力先VRF番号の対応を示す設定情報を、パケット転送ハードウェア120の経路テーブル122にも伝達し、経路テーブル120にも図19に示す設定を実施する。
図21は本発明の第2の実施形態例を示す図である。
エッジルータC104は、ネットワークN400aにユーザ1とユーザ2を収容し、ネットワークN500aにユーザ3とユーザ4を収容する。
エッジルータD105は、ネットワークN400bにユーザ5とユーザ6を収容し、ネットワークN500bにユーザ7とユーザ8を収容する。
エッジルータC104、および、エッジルータD105の内部構成は、第1の実施例で示したように図2に示す構成とする。
エッジルータC104とエッジルータD105間は、コアネットワークN200を介してトンネリングプロトコルを使用してトンネルT50で接続される。
パケットフローF15は、ユーザ1からユーザ5にパケットを送信した際のフローを示し、パケットフローF48は、ユーザ4からユーザ8にパケットを送信した際のフローを示している。
エッジルータD105は、第1の実施例を適用することで、カプセル化されたパケット中のトンネリングプロトコル識別子から出力先インタフェースへの変換処理を行い、出力先インタフェースを強制的に指定したレイヤ2転送処理、およびトンネリングプロトコル識別子から出力VRFへの変換処理を行い、VRF経路に従ったレイヤ3転送処理が可能となる。
2 ユーザ2
3 ユーザ3
4 ユーザ4
5 ユーザ5
6 ユーザ6
7 ユーザ7
8 ユーザ8
10 DPI装置10
F12 パケットフローF12
F15 パケットフローF15
L20 上り回線20
T20 上りトンネル20
I21 インタフェースI21
I21 インタフェースI22
I21 インタフェースI23
L30 下り回線30
T30 下りトンネル30
F31 パケットフローF31
I31 インタフェースI31
I32 インタフェースI32
I33 インタフェースI33
F34 パケットフローF34
F48 パケットフローF48
T50 トンネルT50
100 エッジルータ/ゲートウェイルータ
N100 アクセスネットワークN100
101 エッジルータA101
102 エッジルータB102
103 ゲートウェイルータ103
104 エッジルータC104
105 エッジルータD105
110 装置制御部
120 パケット転送ハードウェア
121 パケット検索部
122 経路テーブル
123 パケット転送部
130 ネットワークインタフェース部A
131 パケット送受信インタフェース部
132 変換情報記憶部
133 パケット解析プロセッサ
134 パケット解析部
135 パケット操作部
140 ネットワークインタフェース部B
N200 コアネットワークN200
N300 アクセスネットワークN300
A400 アクセスリストA400
N400a アクセスネットワークN400a
N400b アクセスネットワークN400b
A401 アクセスリストA401
P500 出力ポリシーP500
N500a アクセスネットワークN500a
N500b アクセスネットワークN500b
P501 出力ポリシーP501
C600 出力先インタフェース設定例C600
C601 出力先インタフェース設定例C601
C602 出力先インタフェース設定例C602
P700 変換情報記憶部132フォーマットP700
P701 変換情報記憶部132フォーマットP701
P702 変換情報記憶部132フォーマットP702
Claims (8)
- ネットワーク上でパケットの送受信を行う通信装置であって、
ネットワークとパケットの送受信およびパケットに対する処理を行う複数のネットワークインタフェース部と、
前記ネットワークインタフェース部から出力されたパケットに対し、経路テーブルに基づいて転送処理を行う1つ以上のパケット転送部と、通信装置の各部を制御する制御部とを有し、
予めトンネリングプロトコルの特定の識別子と、出力先インタフェースとの対応情報が入力されると、前記制御部は前記ネットワークインタフェース部の情報記憶部および前記パケット転送部の経路テーブルに前記トンネリングプロトコルの特定の識別子と、出力先インタフェースとの対応情報を設定しておき、
前記ネットワークインタフェース部は、受信したパケットをデカプセルしたパケットが有するトンネリングプロトコルの識別子が前記特定の識別子の場合には、前記パケットのヘッダ部分に内部制御用のタグを付与して前記パケット転送部に出力し、
前記パケット転送部は、前記内部制御用のタグから経路テーブルに設定された前記トンネリングプロトコルの特定の識別子と、出力先インタフェースとの対応情報を読み出して、設定された出力インタフェースへ前記内部制御用のタグを削除した前記パケットを転送することを特徴とする通信装置。 - 前記特定の識別子は、前記通信装置に予め設定されている検出条件を満たすパケットに対して、予め設定されたポリシーに基づき前記通信装置の出力インタフェースと対応づけられているものであることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
- 前記トンネリングプロトコルはVXLANプロトコルであり、前記特定の識別子はVNIであることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
- 前記特定の識別子と対応づける出力先インタフェースの情報は、VRFと関連付けられたインタフェース情報であることを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
- ネットワークとパケットの送受信およびパケットに対する処理を行い、経路テーブルに基づいて転送処理を行う通信装置における通信方法であって、
予めトンネリングプロトコルの特定の識別子と、出力先インタフェースとの対応情報が入力されると、前記パケットに対する処理を行う際に参照する情報記憶部および前記経路テーブルに前記トンネリングプロトコルの特定の識別子と、出力先インタフェースとの対応情報を設定しておき、
受信したパケットをデカプセルしたパケットが有するトンネリングプロトコルの識別子が前記特定の識別子の場合には、前記パケットのヘッダ部分に内部制御用のタグを付与し、前記内部制御用のタグから経路テーブルに設定された前記トンネリングプロトコルの特定の識別子と、出力先インタフェースとの対応情報を読み出して、設定された出力インタフェースへ前記内部制御用のタグを削除した前記パケットを転送することを特徴とする通信方法。 - 前記特定の識別子は、予め設定されている検出条件を満たすパケットに対して、予め設定されたポリシーに基づき前記通信装置の出力インタフェースと対応づけられているものであることを特徴とする請求項5に記載の通信方法。
- 前記トンネリングプロトコルはVXLANプロトコルであり、前記特定の識別子はVNIであることを特徴とする請求項5に記載の通信方法。
- 前記特定の識別子と対応づける出力先インタフェースの情報は、VRFと関連付けられたインタフェース情報であることを特徴とする請求項7に記載の通信方法。
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