JP2017163393A - 無線通信システム、無線機、無線通信方法、昇降機制御システムおよび変電所制御システム - Google Patents
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Abstract
Description
無線通信システムであって、
送信機は、
情報信号と複数の符号のうちの予め定められた一つとを掛け合わせて二分岐し、分岐の一つの信号を、回転偏波の一周期を予め定められた分割数に等分割した各領域で、回転偏波と搬送波とが掛け合わされたビート状余弦搬送波に各々重畳し、第1の送信アンテナより放射し、分岐の他の信号を、前記各領域で、回転偏波と搬送波とが掛け合わされたビート状正弦搬送波に各々重畳し、第2の送信アンテナより放射する、送信信号処理回路
を備え、
受信機は、
受信アンテナによる受信信号を搬送波でダウンコンバートし、前記送信機が用いた回転偏波の周波数を掛け合わせた信号を入力し、回転偏波の一周期を予め定められた分割数に等分割した前記各領域に割り振り、前記各領域の各値を、各々スライディングして前記送信機が用いた前記符号と相関計算を行うための、受信信号処理回路と、
前記受信信号処理回路による相関計算の結果が極大値又は最大値又は予め定められた閾値より大きい値となったら、前記各領域の相関計算の結果を、前記送信機が用いた偏波に対応する情報信号として再現するためのベースバンド回路、
を備えた、
無線通信システムが提供される。
上述のような無線通信システムを適用した昇降機制御システムが提供される。
上述のような無線通信システムを適用した変電所制御システムが提供される。
無線機であって、
送信機は、
情報信号と複数の符号のうちの予め定められた一つとを掛け合わせて二分岐し、分岐の一つの信号を、回転偏波の一周期を予め定められた分割数に等分割した各領域で、回転偏波と搬送波とが掛け合わされたビート状余弦搬送波に各々重畳し、第1の送信アンテナより放射し、分岐の他の信号を、前記各領域で、回転偏波と搬送波とが掛け合わされたビート状正弦搬送波に各々重畳し、第2の送信アンテナより放射する、送信信号処理回路
を備え、
受信機は、
受信アンテナによる受信信号を搬送波でダウンコンバートし、前記送信機が用いた回転偏波の周波数を掛け合わせた信号を入力し、回転偏波の一周期を予め定められた分割数に等分割した前記各領域に割り振り、前記各領域の各値を、各々スライディングして前記送信機が用いた前記符号と相関計算を行うための、受信信号処理回路と、
前記受信信号処理回路による相関計算の結果が極大値又は最大値又は予め定められた閾値より大きい値となったら、前記各領域の相関計算の結果を、前記送信機が用いた偏波に対応する情報信号として再現するためのベースバンド回路、
を備えた、
無線機が提供される。
無線通信方法であって、
送信機により、
情報信号と複数の符号のうちの予め定められた一つとを掛け合わせて二分岐し、分岐の一つの信号を、回転偏波の一周期を予め定められた分割数に等分割した各領域で、回転偏波と搬送波とが掛け合わされたビート状余弦搬送波に各々重畳し、第1の送信アンテナより放射し、分岐の他の信号を、前記各領域で、回転偏波と搬送波とが掛け合わされたビート状正弦搬送波に各々重畳し、第2の送信アンテナより放射し、
受信機により、
受信アンテナによる受信信号を搬送波でダウンコンバートし、前記送信機が用いた回転偏波の周波数を掛け合わせた信号を入力し、回転偏波の一周期を予め定められた分割数に等分割した前記各領域に割り振り、前記各領域の各値を、各々スライディングして前記送信機が用いた前記符号と相関計算を行い、
相関計算の結果が極大値又は最大値又は予め定められた閾値より大きい値となったら、前記各領域の相関計算の結果を、前記送信機が用いた偏波に対応する情報信号として再現する、
無線通信方法が提供される。
A.概要
本実施例においては、送信機および受信機が複数の偏波を用いて通信を行い、該複数の偏波に対応する複数の伝送路の異なる組み合わせにより複数の異なる受信波を形成し、該複数の受信波を用いて、特定の伝送路からの信号を選択的に再現し、人為的あるいは自然的に特定の伝送路が障害および妨害を受けた場合に、該障害・妨害を受けた伝送路を用いない通信を行う。
図1は、送受信機が回転偏波を使い複数の回転偏波伝搬路を選択的に使用する無線システムの構成図の例である。また、図13はその動作を説明するプロトコルである。
受信機のベースバンド回路30および符号長可変受信可変デジタル信号処理回路38の処理の概要を図14のフローチャートを用いて説明する。受信アンテナで受信された信号は搬送波周波数でダウンコンバートされ、情報信号を拡散する相関符号の周波数帯に移される。受信機のベースバンド回路30は、符号長可変受信可変デジタル信号処理回路38により、回転偏波の一周期分の信号を符号長可変受信偏波角度領域符号割当て器34に格納する(S101)。ベースバンド回路30は、あらかじめ送信機が回転偏波の周期を分割した分割数を知っており、且つ、送信機が用いた不等長相関符号4を知っており、符号長可変受信偏波角度領域符号割当て器34の格納データを、その分割数(偏波数)で分割する(S103)。ベースバンド回路30は、符号長可変受信偏波角度領域符号割当て器34に格納された回転偏波の一周期分の信号に対して、送信機が分割した回転偏波の周期の整数の一分の長さの領域に存在する不等長相関符号を抽出するために、送信機が用いたもとの同一の不等長相関符号54と符号長可変スライディングバッファ35を用いる。ベースバンド回路30は、回転偏波の一周期のうち送信機が分割した一部分に相当する符号長可変受信偏波角度領域符号割当て器34の一部分を、符号長可変スライディングバッファ35に転送する(S105)。一方、ベースバンド回路30は、受信符号切り替え機53を切り換えて、送信機が伝送に用いた不等長相関符号54を選択する(S107)。ベースバンド回路30は、各符号長可変スライディング乗算器36により、各符号長可変スライディングバッファ35の内容をスライドしながら不等長相関符号54との相関を計算する(S109)。ここで、ベースバンド回路30は、各符号長可変スライディング乗算器36により、不等長相関符号より長いビット列を含む各符号長可変スライディングバッファ35の内容から該不等長相関符号と同じ長さの部分をスライドして取りだし、不等長相関符号と掛け合わせて相関計算を行う。なお、各符号長可変スライディングバッファ35の内容を、同じスライディング量で同期してスライドするようにしてもよい。ベースバンド回路30は、各々の相関計算による相関値が極大(または、最大、または、予め定められた閾値より大)であれば(S111)、各符号長可変スライディングバッファ35に対応する相関計算結果を、送信機が用いた偏波に対応する伝送情報信号として再現する(S113)。なお、ステップS111の判断としては、例えば、各相関値の合計若しくは積、予め定められた重み付けの合計若しくは積、極大(または、最大、または、予め定められた閾値より大)である個数など、適宜の判断基準を予め定めることができる。情報信号の周波数は相関符号の周波数より十分に低いので、ベースバンド回路30は、各符号長可変スライディングバッファ35の内容の該不等長相関符号に対応する部分のみで逆拡散に当たる該不等長相関符号との相関計算を行うことで、送信機が用いた特定の偏波に対応する回転偏波の一周期の特定の分割された部分で伝送される情報信号を復元することが可能となる。ベースバンド回路30は、あらかじめ送信機が回転偏波の一周期を何分割して情報信号を伝送しているかを知っているので、回転偏波の分割されたすべての部分について前述の処理をすることが可能で、それにより送信機が用いるすべての偏波に対応する回転偏波の周期のすべての部分に対応する各偏波によって伝送される情報信号をすべて復元することが出来る。
図13は、無線システムのプロトコル説明する図であり、偏波チャネル確立プロトコルと情報伝送プロトコルを含む。
第一の無線機201および第二の無線機301は、(例えば、同時またはほぼ同時に、)以下のように偏波チャネル確立プロトコルに従って通信手続きを開始する。
(a)搬送波周波数および回転偏波周波数を設定し、該設定した搬送波周波数で既に通信を行っている無線システムの有無を調査し、そのようなシステムが見当たらない場合に、回転偏波を用いた通信手続きに入る。もし、そのようなシステムが見つかった場合は、待機し該当システムが見当たらなくなるまで同調査を繰り返す。
(b)回転偏波通信の開始に当たっては、送信機が用いる異なる偏波の数に相当する回転偏波周期の分割数Nを設定し、同Nに相当する回転偏波周期の分割の時間に対応する符号長を決定する。本実施例の無線機は複数の相関強度を有する符号を有しているので、その中の一つを選ぶために符号の相関強度を暫定的に設定する。送受信機間で既知の固定信号に設定した相関強度を有する符号を回転偏波の一周期を分割した各領域に該情報信号に重畳して回転偏波を用いて送信する。
(c)受信機は回転偏波の一周期に亘り固定の単一アンテナで到来信号を受信し、回転偏波の一周期を分割した各時間領域で送信機が用いた符号と同一の符号を用いて領域毎に情報を再現する。
(d)各時間領域に対応する複数の該再現結果に対して回転偏波周期の分割数と同数の種類の異なる重み付けを行い、送受信間に回転偏波周期の分割数と同数の異なる通信伝搬路を経由した信号を個別に得ることができる(偏波チャネル分離行列生成)。該回転偏波周期の分割数と同数の種類の異なる重み付けの独立性を計算して(行列特性評価)、独立性が不十分な場合には、異なる相関強度を有する符号を新たに用いて同様の処理を行う。同独立性が十分な場合には、情報伝送プロトコルに移行する。
(e)該設定した搬送波周波数で既に通信を行っている無線システムの有無を調査し、そのようなシステムが見当たらない場合に、回転偏波を用いた通信手続きに入る。もし、そのようなシステムが見つかった場合は、待機し該当システムが見当たらなくなるまで同調査を繰り返す。
(f)情報信号に設定した相関強度を有する符号を回転偏波の一周期を分割した各領域に該情報信号に重畳して回転偏波を用いて送信する。
(g)受信機は回転偏波の一周期に亘り固定の単一アンテナで到来信号を受信し、回転偏波の一周期を分割した各時間領域で送信機が用いた符号と同一の符号を用いて領域毎に情報を再現する。
各時間領域に対応する複数の該再現結果に対して回転偏波周期の分割数と同数の種類の異なる重み付けを行い、送受信間に回転偏波周期の分割数と同数の異なる通信伝搬路を経由した信号を個別に得ることができる(偏波チャネル行列分離生成)。もし、回転偏波周期の分割数と同数の種類の異なる重み付けの独立性を計算して(行列特性評価)、独立性が不十分な場合には、情報伝送プロトコルを終了して偏波チャネル確立プロトコルへと移行する。
図2は、送受信機が回転偏波を使い複数の回転偏波伝搬路を選択的に使用する無線システムの他の構成図の例である。図1の実施例と異なる点は、無線システムの送受信機が用いる符号が固定長の循環符号であることである。
図3は、送受信機が回転偏波を使い複数の回転偏波伝搬路を選択的に使用する無線システムの他の構成図の例である。図2の実施例と異なる点は、無線システムの送受信機が用いる符号が固定長の非循環符号であることである。これに伴い、図2の等長送信有相関循環符号5と等長受信有相関循環符号55および第一の送信符号バッファ17と第二の送信符号バッファ27が、それぞれ、図3の等長送信有相関符号6と等長受信有相関符号56および第一の緩衝領域付き送信符号バッファ61と第二の緩衝領域付き送信符号バッファ71に変更される。第一の無線機203の構成と第二の無線機302の構成は同一でありその構成要素には同様の符号が付されている。
図4は、送受信機が回転偏波を使い複数の回転偏波伝搬路を選択的に使用する無線システムの他の構成図の例である。図2の実施例と異なる点は、無線システムの送受信機が用いる符号が異なる相関強度を有し互いに強い相互相関特性を有する複数の符号であることである。これに伴い、図2の等長送信有相関循環符号5と等長受信有相関循環符号55および第一の送信符号バッファ17と第二の送信符号バッファ27が、それぞれ、図4の等長送信直交符号7と等長受信直交符号57および第一の緩衝領域付き送信符号バッファ62と第二の緩衝領域付き送信符号バッファ72に変更される。更に、図2の送信符号切り替え器3が、合成器9に置き換わり、複数の等長送信直交符号7の加算結果が、第一の送信乗算器2によって情報信号発生回路1の出力と掛け合わされる。さらに、受信符号バッファ47が受信符号バッファ51に置き換わり、受信符号切り替え器53により選択された等長受信直交符号57が符号バッファ51に蓄積されスライディング乗算器46によりスライディングバッファ49内のデータとスライディング相関が行われる。第一の無線機204の構成と第二の無線機304の構成は同一でありその構成要素には同様の符号が付されている。
図5は、送受信機が回転偏波を使い複数の回転偏波伝搬路を選択的に使用する無線システムの他の構成図の例である。図4の実施例と異なる点は、無線システムの受信機がスライディング乗算器46とスライディングバッファ49と等長受信直交符号57からなる構成を、該等長受信直交符号57の数だけ併設することである。これにより、受信偏波角度領域符号割当て器44の各値は、夫々スライディングバッファ49に入力され、等長受信直交符号57の各々はスライディング乗算器46により、スライディングバッファ49と等長受信直交符号57の内容の相関計算が行われ、その最大値がデジタル信号処理および制御信号を送出するベースバンド回路30に入力される。第一の無線機205の構成と第二の無線機305の構成は、同一であり、その構成要素には同様の符号が付されている。
図6は、送受信機が回転偏波を使い複数の回転偏波伝搬路を選択的に使用する無線システムの受信機の他の構成図の例である。図2の実施例の無線機302の受信機と異なる点は、空間的に直交する二つの受信アンテナを具備し、夫々のアンテナに結合する同一の回路を併設することである。
図7は、送受信機が回転偏波を使い複数の回転偏波伝搬路を選択的に使用する無線システムの送信機の他の構成図の例である。図1の実施例の無線機201の送信機と異なる点は、四つの搬送波を用いて回転偏波を生成することである。
送信機406は、情報信号発生器1の出力と、複数の異なる符号長の不等長相関符号4の一つを送信符号切り替え器3で選択した出力とを、第一の送信乗算器2で掛け合わせて二分岐する。分岐の一つは、第一の符号長可変送信可変デジタル信号処理回路14に入力され、第一の保護領域付き符号長可変送信符号バッファ13に格納された後、回転偏波の一周期を等分割した各領域に対応する複数の第一の符号長可変送信偏波角度領域符号割当て器12に出力され回転偏波の一周期毎に纏めて連続的に第一の符号長可変送信可変デジタル信号処理回路14の出力となる。分岐の他は、第二の符号長可変送信可変デジタル信号処理回路24に入力され、第二の保護領域付き符号長可変送信符号バッファ23に格納された後、回転偏波の一周期を等分割した各領域に対応する複数の第二の符号長可変送信偏波角度領域符号割当て器22に出力され、回転偏波の一周期毎に纏めて連続的に第二の符号長可変送信可変デジタル信号処理回路24の出力となる。両出力はアナログ処理部に転送され、該第一の符号長可変送信可変デジタル信号処理回路14の出力は二分岐され、一方は第一の余弦搬送波発生回路63の出力と第一の乗算回路65により掛け合わされ他方は周波数可変の第二の余弦搬送波発生回路64の出力と第二の乗算回路66により掛け合わされる。そして、両者は、加算器67で加算され、第一の送信アンテナ11より空間に放射される。また、該第二の符号長可変送信可変デジタル信号処理回路24の出力は二分岐され、一方は第一の正弦搬送波発生回路73の出力と第三の乗算回路75により掛け合わされ、他方は周波数可変の第二の正弦搬送波発生回路74の出力と第四の乗算回路76により掛け合わされる。そして、両者は、減算器77で減算され、第二の送信アンテナ21より空間に放射される。ベースバンド回路30は、送信符号切り替え器3の切り替え制御信号および第二の余弦搬送波発生回路64第二の正弦搬送波発生回路74の周波数制御信号を用いて、それらを管理する。回転偏波周波数は、第一および第二の余弦搬送波発生回路および正弦搬送波発生回路の差の半分であり、ベースバンド回路30より任意に設定可能である。
図8は、送受信機が回転偏波を使い複数の回転偏波伝搬路を選択的に使用する無線システムの送信機の他の構成図の例である。図7の実施例の送信機406と異なる点は、無線システムの送信機407が用いる符号が不等長送信有相関符号4に代わり等長送信有相関符号6となることである。これに伴い、図7の第一の符号長可変送信偏波角度領域符号割当て器12と第二の符号長可変送信偏波角度領域符号割当て器22および第一の保護領域付き符号長可変送信符号バッファ13と第二の保護領域付き符号長可変送信符号バッファ23は、それぞれ、図8の第一の送信偏波角度領域符号割当て器16と第二の送信偏波角度領域符号割当て器26および第一の緩衝領域付き送信符号バッファ61と第二の緩衝領域付き送信符号バッファ71に変更される。
図9は、送受信機が回転偏波を使い複数の回転偏波伝搬路を選択的に使用する無線システムの送信機の他の構成図の例である。図8の実施例の送信機407と異なる点は、無線システムの送受信機408が新たに送受信同期確立用の同期符号8を具備することである。これに伴い、送信機408は更に同期符号切り替え器82が追加される。同期符号切り替え器82は、送信符号切り替え器3の出力と送受信同期確立用の同期符号8を選択して第一の送信乗算器に加える。同期信号8は強い相関特性を持つものが選ばれ、送受信機で同符号を共有しスライディング相関計算を用いて送受信機の通信の任意のタイミングで送受信間の同期をとることができる。
図10は、送受信機が回転偏波を使い複数の回転偏波伝搬路を選択的に使用する無線システムの送信機の他の構成図の例である。図9の実施例の送信機408と異なる点は、無線システムの送受信機409が四つの余弦および正弦の搬送波発生回路をデジタル回路で実現し、より低い周波数の回転偏波を形成する二つのビート搬送波を生成し、該二つのビート搬送波をデルタシグマ回路によりアップコンバートすることである。
図11は、送受信機が回転偏波を使い複数の回転偏波伝搬路を選択的に使用する無線システムを適用した昇降機システムの構成図の例である。本実施例の昇降機システム1100は、昇降機が設置される建物1101の内部を昇降カゴ1111が昇降する。建物1101の内部の床部および天井部には、基地局無線機1103と基地局2直交偏波一体アンテナ1102が結合し設置される。昇降機1111の外部天井と外部床面には、端末無線機113が設置され、端末局2直交偏波一体アンテナ1112が高周波ケーブル1114を用いて結合されている。基地局無線機1103および端末局無線機1113は、実施例1〜10のように、其々外部者からの伝搬路改変行為を検出し同改変に対して送受信間の通信品質の低下を補償する送信機および受信機を具備する。基地局無線機1103と端末局無線機1113は、建物1101の内部を無線伝送媒体とするので、該建物1101の内壁および該昇降機の外壁により電磁波は多重反射を受け、多重波干渉環境が形成される。本実施例では、多重波干渉環境下で外部者からの伝搬路改変行為を検出し同改変に対して送受信間の通信品質の低下を補償する高品質の無線伝送が実現可能となる。そして、同無線機を用いた無線接続手段を用いて、昇降機1111の制御・監視を建物1101より有線接続手段を用いずに遠隔で実施できるので、ケーブル等の該有線接続手段を削除可能である。また、本実施例では、同一の輸送能力をより小さい建物体積で実現でき、あるいは同一の建物体積で昇降機寸法を増大させることによる輸送能力向上を実現できる。
図12は、送受信機が回転偏波を使い複数の回転偏波伝搬路を選択的に使用する無線システムを適用した変電設備監視システムの構成図の例である。本実施例の変電設備監視システム1200は、複数の変電機1201と同変電機1201には、端末局無線機1203と端末局回転偏波アンテナ1202が結合し設置される。端末局無線機1203は、実施例1〜10のように、回転偏波を送受信可能なアンテナを具備する回転偏波の電磁波を用いる無線通信システムの送信機および受信機を具備する。該複数の変電機1201の近傍に、該変電機1201の数よりも少ない数の複数の基地局装置1211が設営される。該基地局装置1211は、実施例1〜10のように、回転偏波を送受信可能なアンテナを具備する回転偏波の電磁波を用いる基地局無線機1213と、基地局回転偏波アンテナ1212が結合し設置される。変電機の寸法は、例えば数mのオーダーであり無線機が使用する電磁波の周波数である数百MHzから数GHzに対応する波長に比べ圧倒的に大きいため、該複数の変電機1201により電磁波は多重反射を受け、多重波干渉環境が形成される。本実施例では、多重波干渉環境下で複数の反射波を用いて送受信間の通信品質の低下を補償する高品質の無線伝送が実現可能となる。そして、同無線機を用いた無線接続手段を用いて、変電機1201の制御・監視を複数の無線基地局1211により有線接続手段を用いずに遠隔で実施できる。また、本実施例では、ケーブル等の該有線接続手段を用いる場合に課題となる高圧誘導電力の影響を解決でき、同ケーブルの敷設コストを削除できるので、変電機1201の制御・監視システムの安全性向上およびコスト削減に効果がある。
本発明および/または本実施例は、例えば、以下の構成例のように提供されることができる。
(構成例1)
偏波が回転する電波を用いて情報信号を偏波回転周期内に収まる相関強度可変の符号と重畳させ送信し、同符号で受信信号を再生し偏波回転周期を分割した時刻に対応する複数の分割再生信号を重み付けして再合成し、該再合成信号間の相関が最大となるように符号を変更して相関強度を調整する無線通信システム。
(構成例2)
構成例1の無線通信システムであって、送信機と受信機からなる無線機は偏波回転周期を等分割した領域に同一の符号を割当てて送信を行い、受信信号から得られる再合成信号の相関によって送信に用いる符号を変更することを特徴とする無線通信システム。
構成例1または2の無線通信システムであって、符号の変更において異なる符号長の符号を用いることを特徴とする無線通信システム。
(構成例4)
構成例1乃至3のいずれかに記載の無線通信システムであって、符号の変更において等符号長の自己相関値が異なる符号を用いることを特徴とする無線通信システム。
(構成例5)
構成例1乃至4のいずれかに記載の無線通信システムであって、無線機は自己相関強度の異なる且つ相互相関係数の互いに小さい複数の符号群を用いて、同時に複数の無線機と通信を行うことを特徴とする無線通信システム。
(構成例6)
構成例1乃至5のいずれかに記載の無線通信システムであって、無線機は同期確立用の自己相関強度が用いる他の符号より大きい符号を別に具備し、任意の時刻に自己相関強度が最大の符号を用いて通信を行い無線機間の同期をとることを特徴とする無線通信システム。
構成例1乃至6のいずれかに記載の無線通信システムであって、無線機は空間的に直交する二つのアンテナを具備し、送信に際しては両者で回転偏波を生成し、受信に際してはそのいずれかあるいは両者を用いて受信信号から情報再生を行うことを特徴とする無線通信システム。
(構成例8)
構成例1乃至7のいずれかに記載の無線通信システムであって、無線機は相関特性の異なる信号を複数用いて通信を行う伝搬路特性解析モードと、単一の符号を用いて通信を行うデータ伝送モードを有し、これらを交互に行うことを特徴とする無線通信システム。
(構成例9)
構成例1乃至8のいずれかに記載の無線通信システムであって、無線機は一つの搬送波周波数と一つのこれより低いオーダーの回転偏波周波数を用いて回転偏波を送信することを特徴とする無線通信システム。
(構成例10)
構成例1乃至8のいずれかに記載の無線通信システムであって、無線機は近接する二つの異なる搬送波周波数を用いて回転偏波を送信することを特徴とする無線通信システム。
構成例1乃至10のいずれかに記載の無線通信システムを適用した昇降機制御システム。
(構成例12)
構成例1乃至10のいずれかに記載の無線通信システムを適用した変電所制御システム。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれている。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
2…第一の送信乗算器
3…送信符号切り替え器
4…不等長送信有相関符号
11…第一の送信アンテナ
12…第一の符号長可変送信偏波角度領域符号割当て器
13…第一の保護領域付き符号長可変送信符号バッファ
14…第一の符号長可変送信可変デジタル信号処理回路
15…第一の可変送信偏波回転周波数発生器
30…ベースバンド回路
31…受信アンテナ
32…受信乗算器
33…可変受信偏波回転周波数発生器
34…符号長可変受信偏波角度領域符号割当て器
35…符号長可変スライディングバッファ
36…符号長可変スライディング乗算器
37…符号長可変受信符号バッファ
38…符号長可変受信可変デジタル信号処理回路
Claims (15)
- 無線通信システムであって、
送信機は、
情報信号と複数の符号のうちの予め定められた一つとを掛け合わせて二分岐し、分岐の一つの信号を、回転偏波の一周期を予め定められた分割数に等分割した各領域で、回転偏波と搬送波とが掛け合わされたビート状余弦搬送波に各々重畳し、第1の送信アンテナより放射し、分岐の他の信号を、前記各領域で、回転偏波と搬送波とが掛け合わされたビート状正弦搬送波に各々重畳し、第2の送信アンテナより放射する、送信信号処理回路
を備え、
受信機は、
受信アンテナによる受信信号を搬送波でダウンコンバートし、前記送信機が用いた回転偏波の周波数を掛け合わせた信号を入力し、回転偏波の一周期を予め定められた分割数に等分割した前記各領域に割り振り、前記各領域の各値を、各々スライディングして前記送信機が用いた前記符号と相関計算を行うための、受信信号処理回路と、
前記受信信号処理回路による相関計算の結果が極大値又は最大値又は予め定められた閾値より大きい値となったら、前記各領域の相関計算の結果を、前記送信機が用いた偏波に対応する情報信号として再現するためのベースバンド回路、
を備えた、
無線通信システム。
- 請求項1に記載の無線通信システムにおいて、
前記受信機は、
回転偏波の一周期分の受信信号を格納する符号割当て器と、
あらかじめ取得している前記送信機が用いた分割数により、前記符号割当て器に格納された回転偏波の一周期分の信号を分割した前記各領域の信号を記憶する、各スライディングバッファと、
あらかじめ取得している前記送信機が用いた前記符号を用いて、前記各スライディングバッファの内容をスライドしながら前記符号との相関計算を行うための各スライディング乗算器と、
を備え、
前記ベースバンド回路は、相関計算の結果の値が極大又は最大又は予め定められ閾値より大きい値となった場合、相関計算の結果の値により回転偏波の情報信号を復元する、
ことを特徴とする無線通信システム。
- 請求項2に記載の無線通信システムにおいて、
前記ベースバンド回路は、
送信する回転偏波の周波数又は周期を変更して、前記符号割当て器及び前記各スライディングバッファ及び前記各スライディング乗算器を用いて、前記相関計算を行い、前記相関計算の結果に基づき、スライディング量を求め、
送信する回転偏波の周波数又は周期を変更した際のスライディング量の変化が、予め定められたスライディング偏差閾値より小さくなったら、前記相関計算の結果の値により、スライディング量を定め、前記各領域に対応する各偏波によって伝送される、回転偏波の情報信号を復元する、
ことを特徴とする無線通信システム。
- 請求項1に記載の無線通信システムにおいて、
前記符号が、異なる符号長又は不等長の相関符号であることを特徴とする無線通信システム。
- 請求項1に記載の無線通信システムにおいて、
前記符号が、等符号長の循環符号又は等符号長の非循環符号であることを特徴とする無線通信システム。
- 請求項1に記載の無線通信システムにおいて、
前記符号が、異なる相関強度を有し、且つ、互いに強い相互相関特性を有する複数の符号を加算した符号であることを特徴とする無線通信システム。
- 請求項1に記載の無線通信システムにおいて、
前記符号は、前後にガードバンド又は緩衝領域が付加され、前記符号とガードバンド又は緩衝領域とを合わせた符号長が、回転偏波の一周期を整数分割した前記各領域の長さとすることを特徴とする無線通信システム。
- 請求項1に記載の無線通信システムにおいて、
前記送信機は、前記符号又は予め定められた同期符号を選択して、前記情報信号と乗算するための同期符号切り替え器、
をさらに備えたことを特徴とする無線通信システム。
- 請求項1に記載の無線通信システムにおいて、
前記受信機は、前記送信機が備える前記複数の符号の数、前記受信信号処理回路を併設することを特徴とする無線通信システム。
- 請求項1に記載の無線通信システムにおいて、
前記受信機は、
空間的に直交する二つの受信アンテナを具備し、
前記二つの受信アンテナの各々に対して前記受信信号処理回路をそれぞれ結合し、
前記ベースバンド回路は、二つの前記受信信号処理回路の出力により、空間的に直交する前記二つの受信アンテナが受信する信号から情報信号を再現する、
ことを特徴とする無線通信システム。
- 請求項1に記載の無線通信システムにおいて、
前記送信機は、
前記送信信号処理回路のビート状余弦搬送波に重畳された出力を二分岐し、一方を第1の余弦搬送波と掛け合わせ、他方を前記ベースバンド回路により周波数制御される周波数可変の第2の余弦搬送波と掛け合わせ、両者を加算して前記第1の送信アンテナより放射し、
ビート状正弦搬送波に重畳された出力を二分岐し、一方を第1の正弦搬送波と掛け合わせ、他方を前記ベースバンド回路により周波数制御される周波数可変の第2の正弦搬送波と掛け合わせ、両者を減算して前記第2の送信アンテナより放射する、
処理部を、さらに備えたことを特徴とする無線通信システム。
- 請求項1に記載の無線通信システムを適用した昇降機制御システム。
- 請求項1に記載の無線通信システムを適用した変電所制御システム。
- 無線機であって、
送信機は、
情報信号と複数の符号のうちの予め定められた一つとを掛け合わせて二分岐し、分岐の一つの信号を、回転偏波の一周期を予め定められた分割数に等分割した各領域で、回転偏波と搬送波とが掛け合わされたビート状余弦搬送波に各々重畳し、第1の送信アンテナより放射し、分岐の他の信号を、前記各領域で、回転偏波と搬送波とが掛け合わされたビート状正弦搬送波に各々重畳し、第2の送信アンテナより放射する、送信信号処理回路
を備え、
受信機は、
受信アンテナによる受信信号を搬送波でダウンコンバートし、前記送信機が用いた回転偏波の周波数を掛け合わせた信号を入力し、回転偏波の一周期を予め定められた分割数に等分割した前記各領域に割り振り、前記各領域の各値を、各々スライディングして前記送信機が用いた前記符号と相関計算を行うための、受信信号処理回路と、
前記受信信号処理回路による相関計算の結果が極大値又は最大値又は予め定められた閾値より大きい値となったら、前記各領域の相関計算の結果を、前記送信機が用いた偏波に対応する情報信号として再現するためのベースバンド回路、
を備えた、
無線機。
- 無線通信方法であって、
送信機により、
情報信号と複数の符号のうちの予め定められた一つとを掛け合わせて二分岐し、分岐の一つの信号を、回転偏波の一周期を予め定められた分割数に等分割した各領域で、回転偏波と搬送波とが掛け合わされたビート状余弦搬送波に各々重畳し、第1の送信アンテナより放射し、分岐の他の信号を、前記各領域で、回転偏波と搬送波とが掛け合わされたビート状正弦搬送波に各々重畳し、第2の送信アンテナより放射し、
受信機により、
受信アンテナによる受信信号を搬送波でダウンコンバートし、前記送信機が用いた回転偏波の周波数を掛け合わせた信号を入力し、回転偏波の一周期を予め定められた分割数に等分割した前記各領域に割り振り、前記各領域の各値を、各々スライディングして前記送信機が用いた前記符号と相関計算を行い、
相関計算の結果が極大値又は最大値又は予め定められた閾値より大きい値となったら、前記各領域の相関計算の結果を、前記送信機が用いた偏波に対応する情報信号として再現する、
無線通信方法。
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武井 健: "偏波制御高セキュア無線通信システム", 平成28年電気学会全国大会講演論文集 [3] エレクトロニクス/情報工学システム/センサ・マイクロマ, vol. 3-S14-8, JPN6019009017, 5 March 2016 (2016-03-05), pages 17 - 20, ISSN: 0004029953 * |
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