JP2017163259A - 割当管理装置、割当管理方法及びプログラム - Google Patents

割当管理装置、割当管理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】無線通信装置に収容可能な無線端末数を増加可能とする。【解決手段】割当管理装置は、要求に応じて複数の通信周期の一つで所定数のタイムスロットを通信装置に割り当てる場合に階層構造を参照し、要求された通信周期に対応する階層で管理されているグループに関して、所定数のタイムスロットの割り当てによって使用状況が使用済みに変更される関連フレームを特定し、使用状況が使用済みに変更される関連フレームのタイムスロットの数が少ないグループに属するフレームを通信装置に割り当てることを決定する。【選択図】図8

Description

本発明は、割当管理装置、割当管理方法及びプログラムに関する。
IoT(Internet of Things)の分野では、Machine to Machine(M2M)を用いた物品管理やBody Area Networks(BAN)を用いたヘルスケアなどの様々な分野での発展が期
待されている。
IoTで使用される可能性を有する通信方式の一つに、時分割多元接続(TDMA(Time Division Multiple Access))がある。例えば、TDMAを用いて、無線基地局(H
ub(ハブ)と呼ばれる)が複数の無線端末(Node(ノード)と呼ばれる)と無線通信を行うネットワークがある。以下の説明で、無線基地局は単に「基地局」と表記し、無線端末は、単に「端末」と表記する。
TDMAでは、時間がフレームと呼ばれる所定時間長の単位で区切られ、フレームは、さらに所定長の単位時間(タイムスロットと呼ばれる)に分割される。基地局は、タイムスロットを各端末に割り当てる。各端末は自身に割り当てられたタイムスロットを用いて基地局に情報を送信する。これによって、端末間で同一の周波数帯が使用される場合でも、混信なく各端末が基地局へ情報を送信することができる。
基地局は、フレーム及びタイムスロットを管理し、各端末からの接続要求に応じて、空き状態のタイムスロット(空きスロット)の検索を行い、タイムスロットの割り当てを行う。このとき、端末が通信での使用を所望する帯域は、端末が使用を所望するタイムスロットの数で表現される。
基地局は、空きスロットの割り当てに際して、端末が使用を所望する通信周期や帯域(タイムスロット数)が同じであれば、任意の空きスロットを各端末に割り当て得る。通信周期は、例えば、端末の情報の送信周期である。
特開2008−187463号公報 特開2008−271376号公報 特表2005−528014号公報 特開2002−152124号公報
端末に対する空きスロットの割り当てにおいて、効率的なタイムスロット割り当てによって、基地局と接続される端末の数を増加させることが考えられる。しかし、現状、端末間で通信周期や使用帯域(使用を要求するタイムスロットの数)が異なる場合において、タイムスロットを効率的に端末に割り当てるための指標がなかった。
本発明は、通信装置の接続数を増加し得るタイムスロットの割当を可能とする割当管理装置、及び割当管理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
一つの態様では、割当管理装置は、時間が所定長のフレームで区切られ、各フレームが所定長の複数のタイムスロットに分割され、複数の通信周期のいずれかに対応するフレーム中のタイムスロットを通信装置の通信用に割り当てる。
割当管理装置は、複数のフレームを以下の階層構造で管理する管理部を含む。
(i)整数kの累乗である複数の通信周期に対応する階層を有する。
(ii)各階層において、階層に対応する通信周期に従って前記複数のフレームから選択し得る1以上のフレームがグループ化され、各グループ中の一のフレームが管理され、前記一のフレーム中のタイムスロットの使用状況が管理される。
(iii)或る階層において管理されているフレームが、前記或る階層以外の階層でも
管理されている場合、及び前記或る階層において管理されているフレームに属するグループに属するフレームが前記或る階層以外の階層にて管理されている場合に、前記或る階層以外の階層で管理されているフレームが関連フレームとして前記或る階層のフレームと関連づけられている。
割当管理装置は、要求に応じて前記複数の通信周期の一つで所定数のタイムスロットを通信装置に割り当てる場合に前記階層構造を参照し、前記要求された通信周期に対応する階層で管理されているグループに関して、前記所定数のタイムスロットの割り当てによって使用状況が使用済みに変更される前記関連フレームを特定し、前記使用状況が使用済みに変更される前記関連フレームのタイムスロットの数が少ないグループに属するフレームを前記通信装置に割り当てることを決定する割当部を含む。
一側面では、通信装置の接続数を増加し得るタイムスロットの割り当てが可能となる。
図1は、実施形態に係る無線ネットワークシステムの一例を示す。 図2は、実施形態に係るタイムスロットの割り当て状況の管理方法の説明図である。 図3は、実施形態に係る階層構造を用いたタイムスロットの割り当て方法の説明図である。 図4は、実施形態に係る階層構造を用いたタイムスロットの割り当て方法の説明図である。 図5は、実施形態に係る階層構造を用いたタイムスロットの割り当て方法の説明図である。 図6は、実施形態に係る階層構造を用いたタイムスロットの割り当て方法の説明図である。 図7は、実施形態に係る階層構造を用いたタイムスロットの割り当て方法の説明図である。 図8は、実施形態に係る階層構造を用いたタイムスロットの割り当て方法の説明図である。 図9は、実施形態に係る階層構造を用いたタイムスロットの割り当て方法の説明図である。 図10は、実施形態に係る階層構造を用いたタイムスロットの割り当て方法の説明図である。 図11は、実施形態に係る階層構造を用いたタイムスロットの割り当て方法の説明図である。 図12は、実施形態に係る階層構造を用いたタイムスロットの割り当て方法の説明図である。 図13は、実施形態に係る階層構造を用いたタイムスロットの割り当て方法の説明図である。 図14は、実施形態に係る階層構造を用いたタイムスロットの割り当て方法の説明図である。 図15は、実施形態に係る階層構造を用いたタイムスロットの割り当て方法の説明図である。 図16は、比較例の説明図である。 図17は、実施形態と比較例との比較に係るシミュレーション結果を示す。 図18は、基地局として使用可能な無線通信装置のハードウェア構成例を示す図である。 図19は、基地局として動作する無線通信装置が有する機能を模式的に示す。 図20は、帯域管理部が管理する階層構造の構成例を示す。 図21は、帯域検索・割当判定部の処理例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、パケット伝送装置,制御装置,及びパケット伝送制御方法の実施形態について説明する。実施形態の構成は例示であり、実施形態の構成に限定されない。
<ネットワーク構成>
図1は、実施形態に係る無線ネットワークシステムの一例を示す。図1において、無線ネットワークシステムは、無線基地局(以下、「基地局」と表記)1と、複数の無線端末(以下、「端末」と表記)2とを含む。基地局1は「無線通信装置」の一例であり、端末2は「端末」、「通信装置」の一例である。
各端末2は、TDMAによって、基地局1から割り当てられたタイムスロットを用いて基地局1へ情報を送信する(無線通信を行う)。図1に示すように、TDMAでは、時間(無線チャネル)が所定時間長を有するフレーム5に区切られる。フレーム5は、さらに固定の時間長を有する複数のタイムスロット(TS)6に分割される。
実施形態が適用される無線通信規格は、例えばIEEE0802.15.4,或いはIEEE0802.15.6である。但し、無線通信規格は、これらに限定されない。これらの規格において、フレーム5は、SuperFrame(SF)と呼ばれる。但し、以下の説明では、「フレーム」又は「SF」の表記を用いる。図1の例では、1つのフレーム5は、4つのタイムスロット6で形成されている。但し、1フレームを形成するタイムスロットの数は適宜設定可能である。割り当てられるタイムスロット6の数に応じて、端末2に割り当てる帯域が決まる。
各端末2は、基地局1に対して、通信周期及び帯域を指定した接続要求(帯域(タイムスロット)の割当要求)を送信する。通信周期は、端末2が情報を送信する周期を示し、端末2から情報を送信するフレーム5の間隔で表現される。帯域は、割り当てを所望するタイムスロット6の数を示す。例えば、通信周期が「2SF」であれば、2フレーム毎に端末2が情報送信(通信)を行うことを示し、通信周期に合致するフレーム5中のタイムスロット6が端末2に割り当てられる。また、帯域が「1スロット」であれば、1フレームから1つのタイムスロット6が割り当てられる。
図1に示す例では、各端末2(端末(1)〜(3))は、「2SF」及び「1スロット」を要求している。基地局1は、端末(1)に関して、2フレーム毎(フレーム番号0,2,4,6,・・・)に、1つのタイムスロットを割り当てている。各フレームにおける左から1番目のタイムスロット6が端末(1)に割り当てられている。
基地局1は、端末(2)に関して、2フレーム毎(フレーム番号0,2,4,6,・・・)に、1つのタイムスロットを割り当てている。各フレーム5における左から2番目のタイムスロット6が端末(2)に割り当てられている。また、基地局1は、端末(3)に関して、2フレーム毎(フレーム番号0,2,4,6,・・・)に、1つのタイムスロットを割り当てている。各フレーム5における左から3番目のタイムスロット6が端末(3)に割り当てられている。
なお、図1の例では、フレーム番号“0”〜“7”が付与された8つのフレーム5を1セットとし、1セットが繰り返される。すなわち、フレーム番号“7”の次はフレーム番号“0”となる。フレーム番号は、1セット中のオフセット位置を示す情報として使用される。
図2は、実施形態に係るタイムスロットの割り当て状況の管理方法の説明図である。図2の上段には、実施形態で使用される複数のフレームの説明図が図示されている。図2の下段には、実施形態において管理されるフレームの階層構造の例が図示されている。階層構造は、各通信周期に対応する端末へのタイムスロットの割り当て状況を管理するために使用される。
実施形態では、通信周期をk^l(kの累乗)として、通信周期と使用するSFが同一の帯域割当てについてグループ化する。k及びlは整数である。もっとも、kの値として2以上の整数が適用されるのが好ましい。
実施形態では、「帯域管理」として、指数lの数(すなわち、通信周期の数)を階層として各グループが管理される。また、帯域管理として、l−1の階層とlの階層との間について、使用する帯域が重複しているグループが紐付けされ帯域が管理される。また、実施形態では、「帯域登録」として、使用されている通信周期及び帯域と、同グループと紐付けされているグループの対応する帯域をOR条件で「使用済み」として帯域を登録する。そして、実施形態では、「帯域割当」として、「使用済み」として登録する帯域が少ない帯域を配下端末に対して割り当てる。
複数のフレームに関して、以下のような階層構造が管理される。
(i)整数kの累乗(k^l)である複数の通信周期に対応する階層を有する。
(ii)各階層において、階層に対応する通信周期に従って前記複数のフレームから選択し得る1以上のフレームがグループ化され、各グループ中の一のフレーム(例えばグループ内の先頭のフレーム)が管理され、前記一のフレーム中のタイムスロットの使用状況が管理される。
(iii)或る階層において管理されているフレームが、或る階層以外の階層でも管理され
ている、及び或る階層において管理されているフレームに属するグループに属するフレームが或る階層以外の階層にて管理されている場合、以下がなされる。すなわち、前記或る階層以外の階層で管理されているフレームが関連フレームとして前記或る階層のフレームと関連づけられる。
具体的に説明する。実施形態では、端末2の通信周期がkのl乗(kの累乗:k^l)に規定される。実施形態では、k=2,l=3(l=0,1,2,3)である例について説明する。この例では、端末2に適用可能な複数の通信周期は、2(=1),2(=2),22(=4),及び2(=8)の4つであり、これらの通信周期の何れかが端末
2からの要求に応じて設定される。
図2の上段に示すように、実施形態では、通信周期の最大値は、2=8[SF]である
。複数のフレームの1セットは、通信周期の最大値に基づき規定することができる。例えば、最大値が8SFである場合には、フレーム番号“0”〜“7”が付与された8つのフレームを1セットと規定することができる。そして、複数のフレーム5は、1セットのフレームの繰り返しと定義することができる。1セットのフレーム5は、「複数のフレーム」の一例である。
例えば、通信周期の最大値が2^4=16である場合、1セットは、フレーム番号“0”〜“15”のフレーム5として規定することができる。最大値が2^2=4である場合、1セットは、フレーム番号“0”〜“3”のフレーム5として規定することができる。但し、1セットを形成するフレーム5の数が、通信周期の最大値(最大周期)より大きい場合もあり得る。
階層構造の階層数は、とり得る通信周期の数(0,1,2,3)に対応する数(図2の例では4層)となる。各階層は、対応する通信周期に従ったタイムスロットの選択パターン毎に形成されるグループに属するフレーム5のうち、先頭の(オフセットの)フレーム5が設定される。各階層に設定されるフレーム5は、タイムスロットに応じたフラグ領域を有し、「未使用」と「使用済み」との一方を示す情報(フラグ)が設定される。これによって、タイムスロットの使用状況が管理される。
各選択パターンによって選択されるフレームは、「階層に対応する通信周期に従って前記複数のフレームから選択し得る1以上のフレーム」の一例であり、先頭のフレームは、「グループ中の一のフレーム」の一例である。一のフレームとして、先頭(オフセット)以外のフレームが適用される場合もあり得る。例えば、オフセットが階層構造と別個に管理される場合、各階層のフレームとして、オフセット以外のフレームを適用できる。
例えば、通信周期2SF(l=1)の場合、通信周期=2に従って、1セットのフレーム5(フレーム番号“0”〜“7”)からタイムスロット6を割り当てるフレーム5を選択する場合を仮定する。
この場合、タイムスロット6を割り当てるフレーム5として、1セットのフレーム5からフレーム番号“0”,“2”,“4”,“6”のフレーム5を選択することができる。また、1セットのフレーム5からフレーム番号“1”,“3”,“5”,“7”のフレーム5を選択することもできる。
換言すれば、フレーム番号“0”,“2”,“4”,“6”を、選択パターン(第1の選択パターンとする)として選択し得る。また、フレーム番号“1”,“3”,“5”,“7”を、選択パターン(第2の選択パターンとする)として選択し得る。実施形態では、選択パターンにおいて選択されるフレーム5を1つのグループに設定し、グループ中の先頭のフレーム5(オフセット)を、各階層で管理する。
通信周期2SF(l=1)の場合、フレーム番号“0”,“2”,“4”,“6”の第1の選択パターンと、フレーム番号“1”,“3”,“5”,“7”の第2の選択パターンとを規定できる。そして、各選択パターンの先頭であるフレーム番号“0”及び“1”のフレーム5(「フレームF21」、「フレームF22」と称する)が、通信周期2SF(l=1)の階層に設定される。各選択パターンの先頭のフレーム番号は、「オフセット」と呼ばれる。
なお、通信周期2SF(l=1)に関しては、例えば、フレーム番号“2”,“4”,“6”やフレーム番号“3”,“5”,“7”なども、選択パターンとして採り得る。但し、実施形態では、1セットにおいて可能な限り多くのフレーム5を割り当てる(フレ
ームを前詰めで選択する)、というルールに従って、選択パターンが選択される。
その結果、第1及び第2の選択パターンが選択され、これらに対応するグループが設定されている。そして、各グループのオフセットとして、フレーム番号“0”及び“1”のフレーム5が通信周期2SF(l=1)に対応する階層で管理されている。もっとも、第1及び第2の選択パターン以外の選択パターンのグループを対応する階層で管理する場合もあり得る。
通信周期2SF(l=0)の階層では、1フレーム毎にタイムスロット6の割り当てが行われる。このため、可能な限り多くのフレームを割り当てるというルール下で、フレーム番号“0”〜“7”を選択する選択パターンが選択され、この選択パターンで選択されるフレーム5がグループ化される。そして、グループ内で先頭(オフセット)のフレーム番号“0”のフレーム5(「フレームF11」と称する)が、通信周期2SF(l=0)の階層に設定される。
通信周期2^2SF(l=2)の階層では、4フレーム毎にタイムスロット6の割り当てが行われる。このため、上記ルール下では、フレーム番号“0”及び“4”,フレーム番号“1”及び“5”,フレーム番号“2”及び“6”、並びにフレーム番号“3”及び“7”の4つの選択パターンが存在し、各選択パターンに対応するグループが形成される。そして、各グループ内で先頭(オフセット)のフレーム番号“0”,“1”,“2”,“3”のフレーム5が通信周期2^2SF(l=2)の階層に設定される。フレーム番号“0”,“1”,“2”,“3”のフレーム5は、フレームF31,フレームF32,フレームF33,フレームF34と称する。
通信周期2^3SF(l=3)の階層では、8フレーム毎にタイムスロット6の割り当てが行われる。このため、1セットから選択されるフレーム5の数は1であり、フレーム番号“0”〜“7”のそれぞれが、1つのグループを形成し、且つ選択パターンの先頭(オフセット)に該当する。このため、通信周期2SF(l=3)の階層(最下層)には、フレーム番号“0”〜“7”のフレーム5(「フレームF41〜F48」と称する)が設定される。
さらに、或る階層に設定された各グループのフレーム5と同じグループに属するフレーム5が或る階層以外の階層に存在する場合には、フレーム5間がリンク付け(紐づけ)される。或る階層以外の階層は、或る階層に隣接する階層(直下又は直上の階層:隣接層)と、隣接層に隣接する階層とを含む。
例えば、通信周期2^1SFの階層を或る階層と仮定すると、通信周期2^0SFの階層及び通信周期2^2SFの階層が、隣接層に該当する。各隣接層には、或る階層(通信周期2^1SFの階層)に設定されたフレーム番号“0”(フレームF21)が属するグループに属するフレームとして、フレーム番号“0”のフレーム5(フレームF11,フレームF31)が設定されている。よって、フレームF11とフレームF21,フレームF21とフレームF31とがリンク付け(関連づけ)される。同様の理由で、通信周期2^2SFの階層のフレームF31と、通信周期2^3SFの階層のフレームF41とがリンク付けされる。フレームF11,フレームF31及びF32,フレームF41〜F44は、フレームF21の関連フレームの一例である。
また、通信周期2^1SFの階層を或る階層として着目すると、或る階層以外の階層である通信周期2^2SFの階層におけるフレーム番号“2”(フレームF32)は、フレームF21と同じグループに属する。このため、フレームF21とフレームF32とがリンク付けされる。以上のルールに従い、フレーム番号“1”(フレームF22)は、フレ
ームF11,フレームF33,フレームF34とリンク付けされる。このようなリンク付けが、各階層の各フレーム5について行われる。
例えば、通信周期2^2SFにおけるフレーム番号“0”(フレームF31)は、同じグループ(選択パターン)に属する、通信周期2SFのフレーム番号“0”(フレームF41),及びフレーム番号“4”(フレームF42)とリンク付けされる。また、フレームF31は、フレームF21とリンク付けされる。
また、通信周期2^2SFにおけるフレーム番号“2”(フレームF32)は、同じグループに属する、通信周期2^3SFにおけるフレーム番号“2”(フレームF43)及びフレーム番号“6”(フレームF44)とリンク付けされる。また、フレームF32は、フレームF21とリンク付けされる。
また、同様にして、フレームF33は、フレームF22,フレームF45及びフレームF46とリンク付けされる。さらに、フレームF34は、フレームF22,フレームF47及びフレームF48とリンク付けされる。階層構造は、階層が下位となるにつれてノード(フレーム)の数が増えるピラミッド型となる。
基地局1は、上記した階層構造の情報をメモリなどの記憶装置に記憶する。基地局1は、端末2からの接続要求に応じて、階層構造の情報を参照し、効率的なタイムスロット6の割り当てがなされる(可能な限り多くのタイムスロット6が端末2に割り当てられる)ように、端末2に割り当てるフレーム5及びタイムスロット6を決定する。
図3〜図15は、実施形態に係る階層構造を用いたタイムスロットの割り当て方法の説明図である。図3において、端末2(例えば端末(1))が、通信周期が「2SF」で且つ帯域が「3スロット」である接続要求を送信し、基地局1が接続要求を受信したと仮定する。
基地局1は、「帯域検索」の処理を行う。このとき、階層構造において、「使用済み」との設定がなされていない(空きスロット)を、要求元の端末2に割り当てるために使用することができる。
また、基地局1は、「帯域割当」の処理を行う。当該処理は、帯域検索によって検索された空きスロットのうち、「使用済み」として登録されるスロット数が少ないスロットを要求元の端末2に割り当てるために行われる。
具体的に説明する。基地局1は、階層構造の情報を記憶装置から読み出す。この時点では、階層構造(1セットのフレーム5)をなす全てのフレーム5のタイムスロット6が未割り当てであると仮定する。
端末2からの要求が「2SF」、すなわち、通信周期2^1SF(l=1)であるので、階層構造中の対応する階層のフレーム5(フレームF21及びF22)が参照される。この時点では、フレームF21及びフレームF22の各タイムスロット6は空き状態である。
図4に示すように、基地局1は、例えば、前詰めで選択パターンを選択するというルールに則り、第1の選択パターン(フレーム番号“0”,“2”,“4”,“6”の各フレーム5)を選択した場合を仮定する。さらに、第1の選択パターンにおける各フレーム5の先頭から3つの空きスロットを端末2に割り当てることを決定した場合を仮定する。
この場合、基地局1は、対応する階層のフレーム番号“0”(フレームF21)における1〜3番目のタイムスロット6を「使用済み」状態に設定・登録する(図5参照)。なお、フレーム番号“0”(フレームF21)の代わりにフレーム番号“1”(フレームF22)をオフセットとする選択パターンが選択されても良い。
基地局1は、「帯域登録」の処理を行う。図6に示すように、基地局1は、フレームF21とリンク付けされている隣接層のフレーム5をOR条件に基づき「使用済み」として登録する。すなわち、基地局1は、フレームF21と同じグループに属する隣接層のフレームF11,フレームF31,フレームF32に関して、フレームF21と同じタイムスロット6を「使用済み」として登録する。フレームF21と同じグループに属し、且つフレームF21とリンク付けされた隣接層のフレーム5とリンク付けされたフレーム5にタイムスロット6についても、「使用済み」状態の登録が行われる。
図6の例では、フレームF31とリンク付けされたフレームF41及びフレームF42と、フレームF32とリンク付けされたフレームF43及びフレームF44とに関して、フレームF21と同様の処理が行われる。すなわち、1〜3番目のタイムスロット6の「使用済み」状態が登録される。
図7に示すように、或る端末2(例えば、端末(2))から、通信周期が4SFで帯域が1スロットの接続要求を基地局1が受信したと仮定する。この場合、要求された通信周期2^2SFに対応する階層の選択パターンとして、フレームF31〜F34をそれぞれオフセットとする複数の選択パターンのいずれかを選択することができる(図7の破線の楕円で囲んだ領域を参照)。
このとき、図8に示すように、割り当てによって「使用済み」状態が設定されるタイムスロット6の数が少なくなるように、選択パターン(グループ)が決定(選択)される。例えば、フレームF32の4番目のタイムスロット6の割り当てが仮定される場合におけるフレームF32の関連フレームは、フレームF11,フレームF21,フレームF43,フレームF44である。そして、「使用済み」状態として登録されるタイムスロットの数は、図8中の丸数字で示すように5つ(関連フレームに関しては4つ)である。
これに対し、フレームF33における1番目のタイムスロット6の割り当てが仮定される場合におけるフレームF33の関連フレームは、フレームF11,フレームF22,フレームF45,フレームF46である。しかし、フレームF11の一番目のタイムスロットは既に使用済みであるので、今回「使用済み」状態として登録されるタイムスロットの数は4つ(関連フレームについては3つ)である(フレームF22,F33,F45,F46中の数字参照)。
この場合、図9に示すように、基地局1は、フレーム番号“2”(フレームF32)よりも、使用済みとして登録される関連フレームのタイムスロット数が少ないフレーム番号“1”(フレームF33)を選択することを決定する。これによって、「使用済み」状態として登録されるタイムスロット6の数を減らすことができ、基地局1に接続される端末2の数を増やす余地を残すことができる。
このように、実施形態は、以下の動作を行う。すなわち、要求に応じて前記複数の通信周期の一つで所定数のタイムスロットを通信装置に割り当てる場合に前記階層構造を参照する。また、前記要求された通信周期に対応する階層で管理されているグループに関して、前記所定数のタイムスロットの割り当てによって使用状況が使用済みに変更される前記関連フレームを特定する。さらに、前記使用状況が使用済みに変更される前記関連フレームのタイムスロットの数が少ないグループに属するフレームを前記通信装置に割り当てる
ことを決定する。
図10に示すように、フレームF33とリンク付けされているフレームF22,フレームF45,フレームF46に関して、フレームF33と同じタイムスロット6(1番目のタイムスロット6)の「使用済み」状態が登録される。なお、フレームF11における1番目のタイムスロット6は既に「使用済み」状態であるため、特に処理は行われない。
図11に示すように、さらに、端末2(端末(3))から、通信周期が8SFで且つ帯域が2スロットの接続要求が基地局1に到着した場合を仮定する。この場合、最下層の階層が参照され、フレームF45,フレームF46,フレームF47,フレームF48が要求に係る2スロットを割り当て可能なフレーム5として抽出される。
図12に示すように、フレームF45が選択される場合には、6つのタイムスロット6が「使用済み」状態として登録される(図12の丸数字1〜6を参照)する。これに対し、フレームF47が選択される場合には、5つのタイムスロット6が「使用済み」状態として登録される(フレームF22,F34,F47中の数字を参照)。よって、フレームF47(フレーム番号“3”)における1番目及び2番目のタイムスロット6の割り当てが決定される(図13参照)。
図14に示すように、基地局1は、フレームF47とリンク付けされた隣接層のフレームF34の1番目及び2番目のタイムスロット6と、フレームF34とリンク付けされた隣接層のフレームF22の2番目のタイムスロット6とを「使用済み」状態に設定する。このとき、フレームF22の1番目のタイムスロット6は、既に「使用済み」状態であるので、このタイムスロット6に対する処理は行われない。
以上のようにして、端末(1),端末(2),端末(3)に対して帯域(周期的なタイムスロット6の割り当て)を行った結果を図15に示す。
図16は、実施形態との比較例の説明図である。比較例では、基地局が各端末にタイムスロットを割り当てる点で実施形態と同じである。比較例では、端末からの要求に応じて帯域(タイムスロット)が前詰めで実施される。
図17は、実施形態と比較例との比較に係るシミュレーション結果を示す。図17には、端末からの要求通りの割り当てが不可となるまでにおける割り当て可能な端末数(収容可能端末数)をシミュレーションした結果を示す。
シミュレーションに用いたパラメータは、以下である。
・基地局は、1つのSFについて最大4つのタイムスロットを割り当て可能である。
・端末の要求する帯域は1つのタイムスロットである。
・端末の要求する通信周期は、通信周期の候補(複数の通信周期)からランダムに選択される。
シミュレーション結果のX軸として、通信周期が1SFの場合と、通信周期が1SF又は2SFである場合と、通信周期が1SF又は4SFである場合と、通信周期が1SF又は8SFである場合とを示す。シミュレーション結果において、左側の棒グラフが比較例を示し右側の棒グラフが実施形態を示す。
シミュレーション結果より、通信周期候補が複数種類ある場合において、実施形態が収容可能端末数を増加させる効果があることが分かる。特に、通信周期候補の間で値が乖離している(SF数の差が大きい)場合に効果が大きくなることが認められた。図17の例
では、通信周期が1SF又は8SFである場合の効果が最大であり、39.9%の収容可能端末数の増加が認められた。
図18は、基地局1として使用可能な無線通信装置(コンピュータ)のハードウェア構成例を示す図である。図18において、無線通信装置10は、アンテナ11と、アンテナ11に接続されたRFIC(Radio Frequency Integrated Circuit)12と、RFIC12と接続されたベースバンドLSI(Large Scale Integrated circuit)13とを含む。さらに、無線通信装置10は、ベースバンドLSI13と接続されたCPU(Central Processing Unit)14と、CPU14にそれぞれ接続されたROM(Read Only Memory)
15及びRAM(Random Access Memory)16を含む。
アンテナ11は、無線信号(電波)の送受信を行う。RFIC12は、ベースバンド信号と高周波信号(無線信号)との間の変換を行う回路である。ベースバンドLSI13は、変復調処理によってベースバンド信号とディジタル信号(データ)との間の変換を行う。
ROM15は、CPU14によって実行されるコンピュータプログラム及びプログラムの実行に際して使用されるデータを記憶している。RAM16は、CPU14の作業領域,プログラムやデータの記憶領域,通信データのバッファ領域などとして使用される。
CPU14は、ROM15に記憶されたプログラムをRAM16にロードして実行することによって、無線通信装置10を基地局1として動作させる。このとき、図3〜図15を用いて説明したような、端末2からの要求に応じた帯域(タイムスロット)の割り当て処理及び割り当て状況の管理(帯域検索、帯域割当、帯域登録の各処理)を行う。
なお、CPU14は、「制御装置」,「コントローラ」,「プロセッサ」の一例である。RAM16及びROM15は、「記憶装置」,「メモリ」,「記憶媒体」の一例である。記憶装置として無線通信装置10は、例えば、ハードディスクドライブ(HDD),Solid State Drive(SSD),フラッシュメモリ,Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory(EEPROM)などの補助記憶装置を含んでいても良い。
CPU14は、DSPなどの他のプロセッサであっても良い。CPU14によって実行される処理は、複数のCPU、或いはマルチコア構成のCPUによって行われても良い。また、CPU14によって実行される処理は、電気・電子回路、集積回路を用いたハードウェアロジックによってなされても良い。集積回路は、Field Programmable Gate Array
(FPGA)などのプログラマブルロジックデバイス(PLD)や、Application Specific Integrated Circuit(ASIC)を含む。また、CPU14によって実行される処理
は、CPUおよび周辺回路を含むチップでなされても良い。このようなチップは、システムLSI,SoC(System-on-a-Chip),MPU(Micro Controller Unit)などと呼ば
れる。
なお、端末2も、図18に示したハードウェア構成を有することができ、CPU14の実行によってCPU14が上記した接続要求を生成し、ベースバンドLSI13,RFIC12及びアンテナ11を介して基地局1へ接続要求を送信することができる。
図19は、基地局1として動作する無線通信装置10が有する機能を模式的に示す。無線通信装置10は、アンテナ11と、RF部12aと、変調部13aと、復調部13bと、受信データ処理部14aと、アプリケーション層処理部14bと、MAC(Media Access Control)処理部14cと、送信データ生成部14dとを含む装置として動作する。無線通信装置10は、さらに、帯域検索・割当判定部17と、帯域管理部18とを備えた装
置として動作する。帯域検索・割当判定部17は「割当部」の一例であり、帯域管理部18は「管理部」の一例である。
RF部12aは、図18に示したRFIC12の機能である。復調部13b及び変調部13aは、ベースバンドLSI13が有する機能である。受信データ処理部14a,アプリケーション層処理部14b,MAC処理部14c,送信データ生成部14d,帯域検索・割当判定部17は、CPU14によるプログラム実行によって発揮される機能である。帯域管理部18は、例えばRAM16上に形成される。
RF部12aは、ベースバンド信号と無線信号との変換を行う。アンテナ11は、無線信号の送受信を行う。復調部13bは、RF部12aからのベースバンド信号を復調してディジタル信号(データ)を得る。受信データ処理部14aは、復調によって得られたデータ(受信データ)に対し、プログラムに従った処理を行う。例えば、受信データ処理部14aは、受信データが端末2からの接続要求か否かを判定し、接続要求である場合に、この接続要求を帯域検索・割当判定部17に渡す。
アプリケーション層処理部14bは、アプリケーション層に係る処理を行う。MAC処理部14cは、MAC層の処理を行う。送信データ生成部は、MAC処理部14cを経たデータを用いた送信データ(ディジタル信号)の生成を行う。変調部13aは、ディジタル信号を変調して得たベースバンド信号をRF部12aに供給する。
図20は、帯域管理部18が管理する階層構造の構成例を示す。帯域管理部18は、上述した階層構造をなすフレーム5のそれぞれにおけるタイムスロットの使用状況(割当状況)を示す複数の記憶領域19をRAM16上に形成する。各記憶領域19は、フレーム5を形成する各タイムスロット6に対応するフラグ領域20を有する。
例えば、図20に示すように、階層構造が1〜15の丸数字で示す15個のフレーム5で形成される場合、帯域管理部18は、15個のフレームに対応する記憶領域19を形成する。帯域管理部18は、記憶領域19の各フラグ領域20に、タイムスロットの未使用/使用済み(未割り当て/割当済)に応じた2値(例えば未使用:0、使用済み:1)を設定する。
図21は、帯域検索・割当判定部17の処理例を示すフローチャートである。図21に示す処理は、CPU14によって実行される。001の処理において、CPU14は、端末2からの帯域要求(接続要求)が到着するまで待機する。
002の処理において、接続要求を受信したCPU14は、帯域管理部18を参照して、割当可能な帯域(タイムスロット)があるか否かを判定する(帯域検索)。このとき、帯域がなければ、リジェクト(拒絶)が要求元の端末2に通知される(003)。
これに対し、割当可能な帯域がある場合には、CPU14は、帯域割当の処理を行う。帯域割当の処理では、割当可能な帯域の各候補(選択パターン(グループ))毎に以下の処理が行われる。
101の処理において、「使用済み」としてフラグ領域20に登録するスロット数=nを算出する。101の処理は、図8を用いて説明したような、登録スロット数を計数する処理である。
102では、101の処理で得られたスロット数nが「最小登録スロット数」以下か否かを判定する。すなわち、101から103の処理が行われる毎に、暫定の「最小登録ス
ロット数」が保持され、101の処理でスロット数nが算出された場合に、102にて暫定の「最小登録スロット数」との比較が行われる。比較の結果、スロット数nが暫定値以下であれば、CPU14は、103の処理において、「最小登録スロット数」の更新、及び要求に合致するタイムスロットを「割り当てる帯域」に登録する処理が行われる(図9参照)。スロット数nが暫定値より大きい場合には、当該候補に対する割り当ては行われない。
005の処理では、CPU14は、割り当てる帯域(選択されたフレーム)と紐づけされた(リンク付けされた)フレームとを、OR条件で「使用済み」として登録する(図10参照)。すなわち、CPU14は、対応するフラグ領域20に“1”を設定する。
以上のように、実施形態によれば、帯域(タイムスロット)を効率的に端末2に割り当てて、収容可能な端末数の増加を図ることができる。
なお、実施形態では、無線通信装置としての基地局1がタイムスロットの割当を管理する例について説明したが、基地局1以外の装置が実施形態で説明した端末2(通信装置)の割当を行っても良い。また、実施形態では、基地局1と端末2とが無線通信を行う場合のタイムスロット割当について説明したが、有線の通信装置間でTDMAが実施される場合に、実施形態の構成が適用されても良い。また、割当管理装置は、割当管理を行い、基地局1や端末2のような通信の主体から独立した装置であっても良い。以上説明した実施形態の構成は、適宜組み合わせることができる。
1・・・無線基地局
2・・・無線端末
10・・・無線通信装置
14・・・CPU
15・・・ROM
16・・・RAM

Claims (4)

  1. 時間が所定長のフレームで区切られ、各フレームが所定長の複数のタイムスロットに分割され、複数の通信周期のいずれかに対応するフレーム中のタイムスロットを通信装置の通信用に割り当てる割当管理装置であって、
    複数のフレームを以下の階層構造で管理する管理部と、
    (i)整数kの累乗である複数の通信周期に対応する階層を有する、
    (ii)各階層において、階層に対応する通信周期に従って前記複数のフレームから選択し得る1以上のフレームがグループ化され、各グループ中の一のフレームが管理され、前記一のフレーム中のタイムスロットの使用状況が管理される、
    (iii)或る階層において管理されているフレームが、前記或る階層以外の階層でも
    管理されている場合、及び前記或る階層において管理されているフレームに属するグループに属するフレームが前記或る階層以外の階層にて管理されている場合に、前記或る階層以外の階層で管理されているフレームが関連フレームとして前記或る階層のフレームと関連づけられている、
    要求に応じて前記複数の通信周期の一つで所定数のタイムスロットを通信装置に割り当てる場合に前記階層構造を参照し、前記要求された通信周期に対応する階層で管理されているグループに関して、前記所定数のタイムスロットの割り当てによって使用状況が使用済みに変更される前記関連フレームを特定し、前記使用状況が使用済みに変更される前記関連フレームのタイムスロットの数が少ないグループに属するフレームを前記通信装置に割り当てることを決定する割当部と
    を含む割当管理装置。
  2. 前記管理部は、前記通信装置への割り当てが決定されたグループ中の一のフレームのタイムスロットの空き状態、及び前記グループ中の一のフレームのタイムスロットに対応し、且つ空き状態である前記関連フレームの中のタイムスロットの使用状況を使用済みに設定する
    請求項1に記載の割当管理装置。
  3. 時間が所定長のフレームで区切られ、各フレームが所定長の複数のタイムスロットに分割され、複数の通信周期のいずれかに対応するフレーム中のタイムスロットを通信装置の通信用に割り当てる割当管理方法であって、
    割当管理装置が、
    複数のフレームを以下の階層構造で管理し、
    (i)整数kの累乗である複数の通信周期に対応する階層を有する、
    (ii)各階層において、階層に対応する通信周期に従って前記複数のフレームから選択し得る1以上のフレームがグループ化され、各グループ中の一のフレームが管理され、前記一のフレーム中のタイムスロットの使用状況が管理される、
    (iii)或る階層において管理されているフレームが、前記或る階層以外の階層でも
    管理されている場合、及び前記或る階層において管理されているフレームに属するグループに属するフレームが前記或る階層以外の階層にて管理されている場合に、前記或る階層以外の階層で管理されているフレームが関連フレームとして前記或る階層のフレームと関連づけられている、
    要求に応じて前記複数の通信周期の一つで所定数のタイムスロットを通信装置に割り当てる場合に前記階層構造を参照し、前記要求された通信周期に対応する階層で管理されているグループに関して、前記所定数のタイムスロットの割り当てによって使用状況が使用済みに変更される前記関連フレームを特定し、前記使用状況が使用済みに変更される前記関連フレームのタイムスロットの数が少ないグループに属するフレームを前記通信装置に割り当てることを決定する
    ことを含む割当管理方法。
  4. 時間が所定長のフレームで区切られ、各フレームが所定長の複数のタイムスロットに分割され、複数の通信周期のいずれかに対応するフレーム中のタイムスロットを通信装置の通信用に割り当てる割当管理装置として動作するコンピュータが、
    複数のフレームを以下の階層構造で管理する処理と、
    (i)整数kの累乗である複数の通信周期に対応する階層を有する、
    (ii)各階層において、階層に対応する通信周期に従って前記複数のフレームから選択し得る1以上のフレームがグループ化され、各グループ中の一のフレームが管理され、前記一のフレーム中のタイムスロットの使用状況が管理される、
    (iii)或る階層において管理されているフレームが、前記或る階層以外の階層でも
    管理されている場合、及び前記或る階層において管理されているフレームに属するグループに属するフレームが前記或る階層以外の階層にて管理されている場合に、前記或る階層以外の階層で管理されているフレームが関連フレームとして前記或る階層のフレームと関連づけられている、
    要求に応じて前記複数の通信周期の一つで所定数のタイムスロットを通信装置に割り当てる場合に前記階層構造を参照し、前記要求された通信周期に対応する階層で管理されているグループに関して、前記所定数のタイムスロットの割り当てによって使用状況が使用済みに変更される前記関連フレームを特定し、前記使用状況が使用済みに変更される前記関連フレームのタイムスロットの数が少ないグループに属するフレームを前記通信装置に割り当てることを決定する処理と
    を実行するプログラム。
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