JP2017163037A - 基板モジュールおよび電子装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】開口部を有していても外れにくいシールドケースを備える基板モジュール等を提供すること。
【解決手段】基板モジュール10は、底板部と、該底板部の縁から立ち上がり第1孔が開口する第1側板部とを有し、内部に基板41を収納する導体製の箱30と、天板部と、該天板部の縁から立ち下がり前記第1孔と対応する位置に第2孔が開口する第2側板部とを有し、前記箱の外側にかぶせられた導体製の蓋50と、該蓋50の外側から前記第2孔および前記第1孔に係合する係合部221、231とを備える。
【選択図】図4
【解決手段】基板モジュール10は、底板部と、該底板部の縁から立ち上がり第1孔が開口する第1側板部とを有し、内部に基板41を収納する導体製の箱30と、天板部と、該天板部の縁から立ち下がり前記第1孔と対応する位置に第2孔が開口する第2側板部とを有し、前記箱の外側にかぶせられた導体製の蓋50と、該蓋50の外側から前記第2孔および前記第1孔に係合する係合部221、231とを備える。
【選択図】図4
Description
本発明は、基板モジュールおよび電子装置に関する。
電気的ノイズの影響を受けやすい回路基板または強い電気的ノイズを発する回路基板を収納するシールドケースが開示されている(特許文献1)。シールドケースにより、収納された回路基板が外来ノイズによる誤動作等を起こすことおよび有害な電気的ノイズを外部に放射することを防止することができる。
特許文献1に開示のシールドケースは、箱型の第1シールド部材の上に配置した回路基板の上に第2シールド部材をかぶせ、第1シールド部材に設けた突起と第2シールド部材に設けた爪の先端に設けた孔とを係合させる。
たとえば赤外線センサを搭載した回路基板を使用する場合には、シールドケースに開口部を設けて赤外線を通過させる必要がある。特許文献1に開示された構造では、開口部を設けることによりシールドケースの剛性が低くなる。そのため、係合強度が保てず、第1シールド部材と第2シールド部材とが外れ、シールドケースの機能が損なわる場合がある。
一つの側面では、開口部を有していても外れにくいシールドケースを備える基板モジュールを提供することを目的とする。
本発明にかかる基板モジュールは、底板部と、該底板部の縁から立ち上がり第1孔が開口する第1側板部とを有し、内部に基板を収納する導体製の箱と、天板部と、該天板部の縁から立ち下がり前記第1孔と対応する位置に第2孔が開口する第2側板部とを有し、前記箱の外側にかぶせられた導体製の蓋と、該蓋の外側から前記第2孔および前記第1孔に係合する係合部とを備える。
本発明にかかる基板モジュールは、前記係合部は、前記基板に接触させてある。
本発明にかかる基板モジュールは、前記第1孔の縁から前記箱の内部に向けて突出し、前記基板の一面に接触する内突起を備える。
本発明にかかる基板モジュールは、前記箱は、前記蓋と導通する。
本発明にかかる基板モジュールは、前記天板部は、開口部を有する。
本発明にかかる電子装置は、上述のいずれか一つに記載の基板モジュールを備える。
開口部を有していても外れにくいシールドケースを備える基板モジュールを提供することができる。
[実施の形態1]
本実施の形態においては、赤外線を用いた人感センサを搭載した基板モジュールを例にして説明する。本実施の形態の基板モジュールは、たとえば人の動きを検知して起動の準備を行うパソコン、テレビ、DVD(Digital Versatile Disc)プレーヤーおよびセットトップボックス等の電子装置に取り付けられる。基板モジュールは人の動きを検知して動作する照明装置および防犯ビデオ装置等の電子装置にも取り付けられる。基板モジュールは赤外線リモコン等の赤外線を送受信する電子装置にも取り付けられる。
本実施の形態においては、赤外線を用いた人感センサを搭載した基板モジュールを例にして説明する。本実施の形態の基板モジュールは、たとえば人の動きを検知して起動の準備を行うパソコン、テレビ、DVD(Digital Versatile Disc)プレーヤーおよびセットトップボックス等の電子装置に取り付けられる。基板モジュールは人の動きを検知して動作する照明装置および防犯ビデオ装置等の電子装置にも取り付けられる。基板モジュールは赤外線リモコン等の赤外線を送受信する電子装置にも取り付けられる。
本実施の形態の基板モジュールが取り付けられる電子装置は、たとえば無線LAN(Local Area Network)等の無線通信機能を備える場合がある。そのため、通信用の電波を放射する部品が、本実施の形態の基板モジュールの近傍に配置される場合がある。また、本実施の形態の基板モジュールが取り付けられる電子装置は、たとえば無線LANのアクセスポイント等、電波を放射する他の装置の近くで使用される場合がある。
図1は、基板モジュール10の外観斜視図である。図2は、基板モジュール10の分解斜視図である。図3は、箱30および蓋50の外観斜視図である。図4は、IV−IV線による断面図である。以下の説明では、各図中に矢印で示す前、後、左、右、上および下のそれぞれの向きを使用する。
図1から図4を使用して、本実施の形態の基板モジュール10について説明する。基板モジュール10は、ホルダ20、箱30、回路基板40および蓋50を備える。
図2を参照して、ホルダ20の構成を説明する。ホルダ20は、ベース21、第1外爪22、第2外爪23、おさえ突起24およびL型壁25を有する。ベース21は、広面を前後方向に向け、左右方向に長い略長方形の板である。第1外爪22は、ベース21の上側の長辺の中央よりも右寄りの縁から前方に向けて突出する。第1外爪22は、下向きに突出する第1係合部221を先端部に有する。
第2外爪23は、ベース21の下側の長辺の中央よりも左寄りの縁から前方に向けて突出する。第2外爪23は、上向きに突出する第2係合部231を先端部に有する。L型壁25は、ベース21の左側の短辺から上辺の一部にかけて設けられたL字型の壁である。おさえ突起24は、L型壁25の右端から下向きに突出する。なお、第1係合部221および第2係合部231は、本実施の形態の係合部の例である。
図2を参照して、回路基板40の構成を説明する。回路基板40は、基板41、カバー42、コネクタ43およびセンサ44(図4参照)を有する。基板41は、長方形の配線基板である。基板41には、コネクタ43、センサ44および図示しない電子部品が実装されている。本実施の形態においては、センサ44は赤外線センサである。
カバー42は、センサ44を覆う箱体である。本実施の形態においては、カバー42の前側の面は、赤外線を屈折させるレンズを兼ねている。コネクタ43には、図示しないケーブルが接続される。ケーブルは、回路基板40への電源供給および信号の伝達を行う。
図3Bを参照して、箱30の構成を説明する。箱30は、開口を前側に向けた長方形の箱体である。箱30は、底板部31、2枚の第1側板部32および2枚の第1短側板36を有する。底板部31は、広面を前後方向に向け、左右方向に長い長方形の板である。第1側板部32は、底板部31の長辺の縁から前向きに立ち上がる長方形の板である。第1短側板36は、底板部31の2本の短辺の縁から前向きに立ち上がる長方形の板である。第1側板部32の高さは、第1短側板36の高さよりも大きい。
第1側板部32は第1孔33、内突起34、傾斜爪35および固定突起38をそれぞれ2個ずつ有する。さらに、第1側板部32は、長手方向の中央に1個のU字部39を有する。U字部39は、前側の縁に開口を有するU字形の切り欠きである。
第1孔33は、U字部39の両側に設けられた略長方形の孔である。第1孔33の長辺は、底板部31と平行である。2個の第1孔33の後側の長辺は、第1側板部32の前後方向の中央部に配置されている。
内突起34は、第1孔33の後側の長辺の縁から箱30の内側に向けて突出するU字形の板状の突起である。内突起34は、底板部31と平行である。傾斜爪35は、第1孔33の前側の長辺の縁から箱30の内側に向けて斜めに突出するU字型の板状の爪である。傾斜爪35の先端部は、底板部31を向いている。固定突起38は、第1側板部32の両端から箱30の外側を向いて突出する筋状の突起である。
第1短側板36は、箱30の内側に向けて突出する基板支持台37を先端に有する。基板支持台37は、底板部31と平行である。2個の基板支持台37および4個の内突起34と、底板部31との距離は同一である。
箱30は、一枚の導体の板、たとえば金属板を打ち抜き加工および折り曲げ加工することにより製作されている。箱30は、上下方向および左右方向に対称である。
図3Aを参照して、蓋50の構成を説明する。蓋50は、箱30の開口に前側からかぶさる蓋である。蓋50は、天板部51、第2短側板56、第3短側板57および2枚の第2側板部52を有する。天板部51は、広面を前後方向に向け、左右方向に長い長方形の板である。天板部51の各辺の長さは、底板部31の各辺の長さよりもわずかに長い。
第2短側板56は、天板部51の右側の短辺の縁から後ろ向きに立ち下がる長方形の板である。天板部51から第2短側板56にかけて、略長方形の開口部54が設けられている。第2短側板56の後端は、蓋50の外側に向けて拡がっている。
第2側板部52は、天板部51の長辺の縁から後ろ向きに立ち下がる長方形の板である。第2側板部52は、第2孔53および2個の固定溝58を有する。第2孔53は、第2側板部52に設けられた略長方形の孔である。固定溝58は、第2側板部52の右後部および左後部に設けられた、蓋50の内側に向けて窪んだ溝である。固定溝58の左右は、切り欠きである。第2側板部52の後端は、蓋50の外側に向けて拡がっている。
第3短側板57は、天板部51の左側の短辺の縁から後ろ向きに立ち下がる長方形の板である。第3短側板57の後端は、蓋50の外側に向けて拡がっている。第2短側板56、第3短側板57および第2側板部52の高さは同一である。
蓋50は、一枚の導体の板、たとえば金属板を打ち抜き加工および折り曲げ加工することにより製作されている。
基板モジュール10を組み立てる手順について説明する。箱30に前側から回路基板40を挿入する。回路基板40の基板41は、傾斜爪35を外側に押して変形させながら箱30の中に押し込まれ、内突起34および基板支持台37に突き当たる。傾斜爪35は元の形状に戻り、基板41を前側からおさえる。
基板41の上下方向の長さを、箱30の上下方向の内のりよりも若干短くすることにより、箱30に回路基板40を弱い力で押し込むことができる。
蓋50を前側から箱30の外側にかぶせる。第2側板部52、第2短側板56および第3短側板57の後側は蓋50の外側に向けて広がっているので、蓋50を箱30に容易にかぶせることができる。固定溝58が、固定突起38の後側に入り込むことにより、蓋50が箱30に固定される。第2孔53が、上下方向にみて第1孔33と重なる位置になる。以上により、回路基板40が箱30と蓋50とにより構成されるシールドケースに収納される。
回路基板40を収納したシールドケースを、箱30の側を先にしてホルダ20に押し込む。第1外爪22および第2外爪23がそれぞれ外側に変形して、底板部31の後面がベース21の前面に突き当たる。第1外爪22の第1係合部221と上側の第2孔53およびその内側の第1孔33とが係合する。第2外爪23の第2係合部231と下側の第2孔53およびその内側の第1孔33とが係合する。なお、第1係合部221および第2係合部231は、第2孔53および第1孔33と係合する任意の形状とすることができる。
図4に示すように、第1外爪22の第1係合部221および第2外爪23の第2係合部231が、第2孔53および第1孔33を通って箱30の内部に入り、基板41の側面に接触する。
以上により、回路基板40を収納したシールドケースがホルダ20に固定される。おさえ突起24が、前側からみて時計回りにシールドケースが回転することを防止する。
以上の手順により基板モジュール10が完成する。なお、基板モジュール10は、ホルダ20に設けた突起等を使用して、たとえばテレビ等の装置に固定される。
本実施の形態の基板モジュール10の作用について説明する。第1外爪22の第1係合部221および第2外爪23の第2係合部231が、第2孔53および第1孔33を通って箱30の内部に入ることにより、箱30と蓋50とが外れることを防止する外れ止めの機能を果たす。
第1外爪22の第1係合部221および第2外爪23の第2係合部231が、基板41の側面をおさえることにより、基板41とホルダ20とを直接固定する。
回路基板40は、センサ44が出力する微弱な信号を処理するため、外来の電気的ノイズによる影響を受けやすい。センサ44が赤外線を検出するため、および回路基板40にケーブルを接続するために必要な開口部54を除き、回路基板40を導体製の箱30および蓋50により覆う。固定突起38と固定溝58とが接触することにより導通し、箱30と蓋50とは同電位になる。そのため、箱30と蓋50は、外来の電気的ノイズが回路基板40に影響を与えることを防ぐシールドケースの機能を果たす。
本実施の形態によると、センサ44に必要な開口部54を有していてもホルダ20から外れにくいシールドケースを備える基板モジュール10を提供することができる。
ホルダ20、箱30、回路基板40および蓋50は、ネジ、接着剤および工具類を使用せずに、順番にはめ込むだけで容易に組み付けることができる。固定溝58の左右に切り欠きが設けられているため、蓋50を箱30の外側にかぶせる際に、弱い力で固定突起38と固定溝58とを係合することができる。
基板41とホルダ20とが直接固定されているため、たとえば車載型、携帯型などの装置に本実施の形態の基板モジュール10を搭載した場合であっても、シールドケースの内部で回路基板40が振動してセンサ44の精度が低下することを防止することができる。
第1孔33が、箱30に回路基板40を固定する内突起34および傾斜爪35を形成するために必要な孔と、第1外爪22または第2外爪23を挿入する孔とを兼ねている。そのため、それぞれの孔を別々に設ける場合に比べて、箱30に設ける孔の数を少なくして、ノイズをシールドする効果を高くすることができる。
U字部39が存在することにより、箱30に回路基板40を挿入する際に第1側板部32が撓みやすくなり、回路基板40を挿入しやすい。箱30は180度回転させた場合に形状が変わらないので、回路基板40を挿入する際の誤装着のおそれを低減することができる。
底板部31の形状は、長方形に限定しない。任意の多角形、円形、楕円形等にすることができる。
第1孔33を、第1側板部32に3個以上設けても良い。2枚の第1側板部32に設ける第1孔33の数を異なるようにしても良い。第1孔33を、第1短側板36に設けても良い。第2孔53を、一枚の第2側板部52に2個以上設けても良い。第2孔53を、第2短側板56に設けても良い。第2孔53を、第3短側板57に設けても良い。
センサ44は、たとえば明るさを検知する照度センサ、超音波または光を利用する測距センサ、音を検出するマイクロホン、映像を撮影するイメージセンサ、においセンサ、ガスセンサ等であっても良い。なお、センサ44がマイクロホン、においセンサ、ガスセンサ等である場合には、開口部54は網状であっても良い。
本実施の形態に示すホルダ20の形状は例示である。ホルダ20には、装置への取付方法に合わせて、任意の突起または孔を設けることができる。ホルダ20は、1個または3個以上の外爪を有しても良い。ホルダ20は、装置と一体になっていても良い。
[実施の形態2]
本実施の形態は、蓋50に開口部54を備えない基板モジュール10に関する。なお、実施の形態1と共通する部分については、説明を省略する。
本実施の形態は、蓋50に開口部54を備えない基板モジュール10に関する。なお、実施の形態1と共通する部分については、説明を省略する。
本実施の形態においては、センサ44はジャイロセンサまたは加速度センサである。これらのセンサ44は、周囲を覆った状態で使用することができるので、開口部54を設ける必要は無い。したがって、図3Aを使用して説明した蓋50の第2短側板56に、コネクタ43に接続するケーブルを通す小さい孔のみを設ける。
本実施の形態によると、周囲を覆った状態で使用するセンサに適したシールドケースを備える基板モジュール10を提供することができる。
回路基板40は、センサ44の代わりにたとえばプロセッサ等の電気的ノイズを放射しやすい電子部品を有しても良い。箱30および蓋50により構成されるシールドケース内に電子部品を収納することにより、電子部品が発生するノイズが、シールドケースの外部に配置された他の電子部品等に悪影響を与えることを防ぐことができる。
なお、電池等により動作し、内蔵するメモリ等にデータを書き込む回路基板40を使用する場合には、ケーブルを接続する必要は無いので、蓋50に孔を設ける必要は無い。データを取り出す必要がある場合に、回路基板40を取り出してメモリ等に書き込まれたデータを読み出す。データを取り出した後で、回路基板40を箱30および蓋50に収納し、ホルダ20にはめ込むことにより再利用することができる。
[実施の形態3]
本実施の形態は、箱30の底板部31の外形寸法と、蓋50の天板部51の外形寸法とが大きく異なる基板モジュール10に関する。図5は、実施の形態3の基板40を収納したシールドケースの外観斜視図である。図3を使用して、本実施の形態の基板モジュール10について説明する。なお、実施の形態1と共通する部分については、説明を省略する。
本実施の形態は、箱30の底板部31の外形寸法と、蓋50の天板部51の外形寸法とが大きく異なる基板モジュール10に関する。図5は、実施の形態3の基板40を収納したシールドケースの外観斜視図である。図3を使用して、本実施の形態の基板モジュール10について説明する。なお、実施の形態1と共通する部分については、説明を省略する。
本実施の形態においては、回路基板40のコネクタ43を除く部分が蓋50により覆われている。蓋50の天板部51の左右方向の長さは、基板41および底板部31(図3B参照)の左右方向の長さよりも短い。天板部51は、開口部54を備えない。長方形の第2短側板56は、コネクタ43の右側に配置されている。
なお、開口部54を必要とするセンサ44を使用する場合には、蓋50に必要な寸法および形状の開口部54を設ける。
本実施の形態によると、センサ44がシールドケースにより覆われるので、外部の電気的なノイズによる影響を受けにくい基板モジュール10を実現することができる。また、内部に収納した電子部品が発する電気的ノイズを外部に放射しにくい基板モジュール10も実現することができる。
各実施例で記載されている技術的特徴(構成要件)はお互いに組合せ可能であり、組み合わせすることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものでは無いと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味では無く、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものでは無いと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味では無く、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明にかかる基板モジュール10は、底板部31と、該底板部31の縁から立ち上がり第1孔33が開口する第1側板部32とを有し、内部に基板41を収納する導体製の箱30と、天板部51と、該天板部51の縁から立ち下がり前記第1孔33と対応する位置に第2孔53が開口する第2側板部52とを有し、前記箱30の外側にかぶせられた導体製の蓋50と、該蓋50の外側から前記第2孔53および前記第1孔33に係合する係合部221、231とを備える。
本発明にあっては、箱30と蓋50とが外れにくいシールドケースを備える基板モジュール10を提供することができる。
本発明にかかる基板モジュール10は、前記係合部221、231は、前記基板41に接触させてある。
本発明にあっては、たとえば車載型、携帯型などの装置に搭載した場合であっても、シールドケースの内部で回路基板40が振動しにくい基板モジュール10を提供することができる。
本発明にかかる基板モジュール10は、前記第1孔33の縁から前記箱30の内部に向けて突出し、前記基板41の一面に接触する内突起34を備える。本発明にあっては、順番に部品をはめ込むだけで容易に組み立てることができる基板モジュール10を提供することができる。
本発明にかかる基板モジュール10は、前記箱30は、前記蓋50と導通する。本発明にあっては、電気的ノイズを遮蔽する効果の高いシールドケースを備える基板モジュール10を提供することができる。
本発明にかかる基板モジュール10は、前記天板部51は、開口部54を有する。本発明にあっては、赤外線センサ等の開口部54を必要とする回路部品を搭載した基板41を収納しても外れにくいシールドケースを備える基板モジュール10を提供することができる。
本発明にかかる電子装置は、上述のいずれか一つに記載の基板モジュール10を備える。本発明にあっては、電気的ノイズの影響を受けにくい基板モジュール10を備える電子機器を提供することができる。
10 基板モジュール
20 ホルダ
21 ベース
22 第1外爪
221 第1係合部(係合部)
23 第2外爪
231 第2係合部(係合部)
24 おさえ突起
30 箱
31 底板部
33 第1孔
34 内突起
36 第1短側板
37 基板支持台
38 固定突起
39 U字部
40 回路基板
41 基板
44 センサ
50 蓋
51 天板部
52 第2側板部
53 第2孔
54 開口部
20 ホルダ
21 ベース
22 第1外爪
221 第1係合部(係合部)
23 第2外爪
231 第2係合部(係合部)
24 おさえ突起
30 箱
31 底板部
33 第1孔
34 内突起
36 第1短側板
37 基板支持台
38 固定突起
39 U字部
40 回路基板
41 基板
44 センサ
50 蓋
51 天板部
52 第2側板部
53 第2孔
54 開口部
Claims (6)
- 底板部と、該底板部の縁から立ち上がり第1孔が開口する第1側板部とを有し、内部に基板を収納する導体製の箱と、
天板部と、該天板部の縁から立ち下がり前記第1孔と対応する位置に第2孔が開口する第2側板部とを有し、前記箱の外側にかぶせられた導体製の蓋と、
該蓋の外側から前記第2孔および前記第1孔に係合する係合部と
を備える基板モジュール。 - 前記係合部は、前記基板に接触させてある請求項1に記載の基板モジュール。
- 前記第1孔の縁から前記箱の内部に向けて突出し、前記基板の一面に接触する内突起を備える
請求項1または請求項2に記載の基板モジュール。 - 前記箱は、前記蓋と導通する請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の基板モジュール。
- 前記天板部は、開口部を有する請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の基板モジュール。
- 請求項1から請求項5のいずれか一つに記載の基板モジュールを備える電子装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016047331A JP2017163037A (ja) | 2016-03-10 | 2016-03-10 | 基板モジュールおよび電子装置 |
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JP2016047331A JP2017163037A (ja) | 2016-03-10 | 2016-03-10 | 基板モジュールおよび電子装置 |
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JP (1) | JP2017163037A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021057479A (ja) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | ブラザー工業株式会社 | 電源基板用エンクロージャー及び電源ユニット |
-
2016
- 2016-03-10 JP JP2016047331A patent/JP2017163037A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021057479A (ja) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | ブラザー工業株式会社 | 電源基板用エンクロージャー及び電源ユニット |
JP7490938B2 (ja) | 2019-09-30 | 2024-05-28 | ブラザー工業株式会社 | 電源基板用エンクロージャー及び電源ユニット並びに板金部材 |
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