JP2017162231A - データ変換仕様分析装置、データ変換仕様分析方法、およびデータ変換仕様分析プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】中継システムのログから、データ変換仕様を示す情報を抽出することができる。【解決手段】ログは、複数のデータ変換処理の内容を夫々示す複数のレコードを含み、各レコードは、対応するデータ変換処理の入力データ項目と、対応するデータ変換処理の出力データ項目と、対応するデータ変換処理の入力データ値と、対応するデータ変換処理の出力データ値と、対応するデータ変換処理の時刻とを示し、プロセッサは、ログを取得し、プロセッサは、各レコードに示されている入力データ値及び出力データ値を比較することで、対応するデータ変換処理の特徴を示すデータ変換仕様を生成し、プロセッサは、各レコードのデータ変換仕様を、互いに異なる複数のデータ変換仕様に分類し、複数のデータ変換仕様を示すデータ変換仕様リストを生成する。【選択図】図1
Description
本発明は、データ変換仕様分析装置に関する。
入力元システムからの入力元データを受け、入力元データを出力先データに変換し、出力先データを出力先システムへ出力する、中継システムが知られている。中継システム201は、ゲートウェイシステムやハブシステムとも呼ばれる。中継システムは、互いに異なるデータ形式を持つ入力元システムと出力先システムの間の通信を中継することができる。
特許文献1には、プログラムを解析して、生成先データ項目の情報に対する生成元データ項目の情報を検出する技術が記載されている。
特許文献2には、データベースから取得されたデータ群をテーブルカラムのデータ値に基づいて整理し、データ値のグループを作成し、グループをまとめたデータパターンを作成する技術が記載されている。
特許文献3には、変換元のメタ定義と変換先のメタ定義が異なっていれば、変換機能を起動して変換先のメタ定義に揃えるようにデータを変換する技術が記載されている。
中継システムで扱われるデータの項目数は膨大であるため、中継システムのリプレイスや保守のために、担当者が中継システムのデータ変換仕様を確認することは困難である。また、過去にデータ変換仕様の仕様変更が行われた場合でも、担当者が仕様変更を把握できない場合がある。
中継システムがSOA(Service Oriented Architecture)やESB(Enterprise Service Bus)といった基盤を利用する場合、データ変換仕様は、GUI(Graphical User Interface)により登録され、基盤内部にバイナリデータとして格納される。その場合、特許文献1のようにプログラムを解析する技術は、データ変換仕様を抽出することができない。
また、特許文献2のようにデータ値のグループからデータパターンを作成する技術は、一つのデータパターンからデータ変換仕様を抽出することはできない。
また、特許文献3のように入力元データと出力先データのメタ定義の差異に基づいてデータを変換する技術は、メタ定義に基づいてデータを変換するものであり、データ変換仕様を抽出することはできない。
上記課題を解決するために、本発明の一態様であるデータ変換仕様分析装置は、メモリと、前記メモリに接続されるプロセッサと、を備える。複数の処理システムに接続され、前記複数の処理システムの中の第一処理システムからの入力データを受け、前記入力データを出力データへ変換するデータ変換処理を行い、前記複数の処理システムの中の第二処理システムへ前記出力データを出力する、中継装置により、前記データ変換処理の内容を示すログが格納され、前記ログは、複数のデータ変換処理の内容を夫々示す複数のレコードを含み、各レコードは、対応するデータ変換処理の入力データ項目と、対応するデータ変換処理の出力データ項目と、対応するデータ変換処理の入力データ値と、対応するデータ変換処理の出力データ値と、対応するデータ変換処理の時刻とを示し、前記プロセッサは、前記ログを取得し、前記プロセッサは、各レコードに示されている入力データ値及び出力データ値を比較することで、対応するデータ変換処理の特徴を示すデータ変換仕様を生成し、前記プロセッサは、各レコードのデータ変換仕様を、互いに異なる複数のデータ変換仕様に分類し、前記複数のデータ変換仕様を示すデータ変換仕様リストを生成する。
中継システムのログから、データ変換仕様を示す情報を抽出することができる。
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
本実施例のデータ変換仕様分析装置は、中継システムのログデータに基づいてデータ変換仕様を分析する。
図1は、データ変換仕様分析装置の構成を示す。
データ変換仕様分析装置は、CPU101と、メモリ102と、入力装置103と、出力装置104と、外部記憶装置105とを含む。
CPU101は、外部記憶装置105からメモリ102へプログラムを読み出し、メモリ102内のプログラムに従って、処理を実行する。入力装置103は、マウスやキーボードやタッチパネル等であり、ユーザからの入力を受け付け、入力をCPU101へ送る。出力装置104は、液晶ディスプレイ等であり、CPU101からの指示に応じて情報を表示する。外部記憶装置105は、プログラム及びデータを格納する。
プログラムは、プログラムソースから計算機のような装置にインストールされてもよい。プログラムソースは、例えば、プログラム配布サーバまたは計算機が読み取り可能な記憶メディアであってもよい。プログラムソースがプログラム配布サーバの場合、プログラム配布サーバはプロセッサ(例えばCPU)と記憶資源を含み、記憶資源はさらに配布プログラムと配布対象であるプログラムとを記憶してよい。そして、プログラム配布サーバのプロセッサが配布プログラムを実行することで、プログラム配布サーバのプロセッサは配布対象のプログラムを他の計算機に配布してよい。また、以下の説明において、2以上のプログラムが1つのプログラムとして実現されてもよいし、1つのプログラムが2以上のプログラムとして実現されてもよい。
外部記憶装置105は、処理プログラム110と、データ120とを格納する。処理プログラム110は、分析部111と、集約部112と、判定部113と、生成部114と、出力部115とを含む。処理プログラム110の各部の動作については後述する。データ120は、取得データテーブル310と、ソートデータテーブル320と、処理単位データ変換仕様テーブル330と、集約データ変換仕様テーブル340と、データ変換仕様リスト350とを含む。データ120の各部については後述する。
本実施例では、データ変換仕様分析装置が、銀行システム内の中継システムのデータ変換仕様を分析する例について説明する。
図2は、銀行システムの構成を示す。
銀行システムは、中継システム201と、中継システムに接続されている複数の周辺システムとを含む。周辺システムは例えば、端末装置202と、ホストシステム203と、ATM(Automated Teller Machine)204と、顧客システム205と、を含む。端末装置202と、ホストシステム203と、ATM204と、顧客システム205である。中継システム201は、異なる二つの周辺システムの間の通信を中継する。
端末装置202は、銀行員により操作されるPCであってもよいし、顧客により操作されるPCであってもよい。ホストシステム203は、口座の管理を行う。ATM204は、顧客により操作され、預け入れや引き出し等を行う。顧客システム205は、顧客のデータを管理する。
中継システム201は、二つの周辺システムの間のデータ変換処理を行い、データ変換処理のログを示すログデータ211を記憶デバイスに格納する。例えば、中継システム201は、端末装置202から入力元データ213を受けると、入力元データ213を出力先データ214へ変換するデータ変換処理212を行い、出力先データ214をホストシステム203へ送り、データ変換処理212の内容を示すレコードをログデータ211へ追加する。同様に、中継システム201は、ホストシステム203から入力元データ213を受けると、入力元データ213を出力先データ214へ変換するデータ変換処理212を行い、出力先データ214を端末装置202へ送り、データ変換処理212の内容を示すログレコードをログデータ211へ追加する。
データ変換処理212において、入力元データ213を送信する周辺システムを入力元システムと呼び、出力先データ214を受信する周辺システムを出力先システムと呼ぶ。
図3は、データ変換仕様分析装置の動作を示す。
データ変換仕様分析装置は、ログデータ211を格納する記憶デバイスに接続されてもよいし、中継システム201に接続されてもよい。
まず、分析部111は、ログデータ211を取得する(S110)。その後、分析部111は、ログデータ211における各データ変換処理の特徴を示すデータ変換仕様を検出する(S120)。その後、集約部112は、各データ変換仕様を集約する(S130)。その後、判定部113は、データ変換仕様の仕様変更が行われたか否かを判定する(S140)。その後、生成部114は、仕様変更前後のデータ変換仕様のリストを生成する(S150)。出力部115は、分析結果を出力する(S160)。
以上の動作によれば、データ変換仕様分析装置は、ログデータ211からデータ変換仕様を検出し、その結果を出力することができる。これにより、ユーザは、中継システム201のリプレイスや保守のためにデータ変換仕様を確認することができる。
以下、各処理の詳細について説明する。
前述のS110において分析部111は、ログデータ211のうち分析対象期間内のレコードを取得し、取得されたレコードを取得データテーブル310として外部記憶装置105へ保存する。分析対象期間は、ログデータ211におけるログの全期間であってもよいし、ユーザにより設定された期間であってもよい。
図4は、取得データテーブル310を示す。
取得データテーブル310は、データ変換処理毎のレコードを含む。一つのデータ変換処理が、複数のデータ変換処理を含む場合がある。この場合、複数のレコードを含むレコードグループが一つのデータ変換処理を示す。一つのデータ変換処理に対応するレコードは、フィールドとして、入力元システム名311、入力元データ項目名312、入力元データ値313、出力先システム名314、出力先データ項目名315、出力先データ値316、ログ取得日時317を含む。
本実施例におけるログデータ211はテキストで表されている。取得データテーブル310の各フィールドは、文字列を格納する。
入力元システム名311は、周辺システムのうち入力元データの入力元のシステムを示す。入力元データ項目名312は、入力元データの項目名を示す。入力元データ値313は、入力元データの値を示す。出力先システム名314は、周辺システムのうち出力先データの出力先のシステムを示す。出力先データ項目名315は、出力先データの項目名を示す。出力先データ値316は、出力先データの値を示す。ログ取得日時317は、当該レコードがログデータ211へ登録された時刻を示す。なお、時刻は、秒以下の位を含んでいてもよい。
以後、入力元システム名と入力元データ項目名の組み合わせを、入力元データ項目と呼ぶ。また、出力先システム名と出力先データ項目名の組み合わせを、出力先データ項目と呼ぶ。また、入力元データ項目と出力先データ項目の組み合わせを、項目セットと呼ぶ。データ変換仕様分析装置は、項目セットを用いることにより、複数の周辺システムの間のデータ変換処理を区別することができる。
各レコードは、取得順(ログ取得日時317の昇順)に並んでいる。
前述のS110において分析部111は更に、取得データを、入力元システム名311、入力元データ項目名312、出力先システム名314、出力先データ項目名315、ログ取得日時317の優先順位で、ソートすることでソートデータテーブル320を生成する。
図5は、ソートデータテーブル320の第一部分を示す。
ソートデータテーブル320のフィールドは、取得データテーブル310のフィールドと同一である。前述のソートにより、ソートデータテーブル320においては、同一の項目セットを有するレコードが連続する。
ソートデータテーブル320の第一部分は、ソートデータテーブル320のうち、入力元データ項目と出力先データ項目の対応関係が1:1であるデータ変換処理のレコードを示す。例えば、入力元データ項目「入金額」と出力先データ項目「入金金額」の対応関係は1:1である。
取得データテーブル310やソートデータテーブル320の図は、一部のレコードを示しているため、ソートデータテーブル320の図には、取得データテーブル310の図に表されていないレコードが表されているが、ソートデータテーブル320内のレコードは、順序が異なるだけで、取得データテーブル310内のレコードと同一である。
図6は、ソートデータテーブル320の第二部分を示す。
ソートデータテーブル320の第二部分は、ソートデータテーブル320のうち、入力元データ項目と出力先データ項目の対応関係が1:1でないデータ変換処理のレコードを示す。例えば、入力元データ項目名が「商品種類・番号」である入力元データは、データ変換処理により、出力先データ項目名が「商品種類」である出力先データと出力先データ項目名が「商品番号」である出力先データとに変換される。この場合、入力元データ項目と出力先データ項目の対応関係は1:2である。これらの出力先データを示す二つのレコードがレコードグループである。レコードグループ内の複数のレコードにおいて、ログ取得日時317は等しい。
また、一つの入力元データ項目が複数の出力先データ項目に対応するデータ変換処理のレコードグループ内の複数のレコードにおいて、入力元データ値313は等しい。複数の入力元データ項目が一つの出力先データ項目に対応するデータ変換処理のレコードグループ内の複数のレコードにおいて、出力先データ値316は等しい。
入力元データはあるが出力先データがないデータ変換処理のレコードにおいて、出力先システム名314、出力先データ項目名315、出力先データ値316は、無効値「−」で表される。この場合、入力元データ項目と出力先データ項目の対応関係は1:0である。出力先データはあるが入力元データがないデータ変換処理のレコードにおいて、入力元システム名311、入力元データ項目名312、入力元データ値313は、無効値「−」で表される。この場合、入力元データ項目と出力先データ項目の対応関係は0:1である。
前述のS120において分析部111は更に、ソートデータテーブル320の各レコードに対してデータ変換仕様認識処理を行うことで、データ変換処理毎のデータ変換仕様を示す処理単位データ変換仕様テーブル330を生成する。
図7は、処理単位データ変換仕様テーブル330の第一部分を示す。
処理単位データ変換仕様テーブル330は、ソートデータテーブル320と同様、データ変換処理毎のレコードを含む。処理単位データ変換仕様テーブル330は、ソートデータテーブル320と同様のフィールドとして、入力元システム名311、入力元データ項目名312、入力元データ値313、出力先システム名314、出力先データ項目名315、出力先データ値316、ログ取得日時317を含む。処理単位データ変換仕様テーブル330は更に、フィールドとして、データ変換有無331、変換場所332、変換文字333、変換種別334、変換回数335、複合変換336を含む。
データ変換有無331、データ変換があるか否かを示す。データ変換がない場合、入力元データ値と出力先データ値は等しい。
変換場所332は、データ値の文字列のうちデータ変換により変化した文字の位置を示す。例えば、変換場所332は、「先頭」、「中間」、「末尾」等を示す。変換文字333は、データ変換により変化した文字を示す。変換種別334は、データ変換の種別を示す。例えば、変換種別334は、入力元データ値に文字を追加することで出力先データ値を生成するデータ変換を示す「追加」、入力元データ値から文字を削除することで出力先データ値を生成するデータ変換を示す「削除」等を示す。変換回数335は、データ変換により変化した文字数を示す。例えば、入力元データ値「12,318,472」を出力先データ値「12318472」に変換するデータ変換は、変換場所332を「中間」とし、変換文字333を「,」とし、変換種別334を「削除」とし、変換回数335を「2」として表される。
ここでは変換種別334において、和暦の日付から西暦の日付に変換するデータ変換等、「追加」と「削除」以外のデータ変換は、無効値「−」で表される。
複合変換336は、複合変換があるか否かを示す。複合変換は、二つ以上の種別のデータ変換を含むデータ変換である。例えば、複合変換は、入力元データ値「特許一郎□□」の末尾のスペースを削除するデータ変換と、その変換後のデータ値「特許一郎」の先頭にスペースを追加してデータ値「□□特許一郎」を生成するデータ変換とを含む。ここでの「□」はスペースを示す。
以後、処理単位データ変換仕様テーブル330の各レコードにおいて、データ変換有無331、変換場所332、変換文字333、変換種別334、変換回数335、複合変換336の組み合わせを変換パタンと呼ぶ。データ変換仕様は、項目セットと変換パタンの組み合わせで表される。なお、変換パタンに対し、予め変換パタン名が設定されていてもよい。例えば、「12,318,472」を「12318472」に変換する変換パタンの変換パタン名は、「カンマ削除」である。
処理単位データ変換仕様テーブル330の第一部分は、処理単位データ変換仕様テーブル330のうち、入力元データ項目と出力先データ項目の対応関係が1:1であるデータ変換処理のレコードを示す。
図8は、処理単位データ変換仕様テーブル330の第二部分を示す。
処理単位データ変換仕様テーブル330の第二部分は、処理単位データ変換仕様テーブル330のうち、入力元データ項目と出力先データ項目の対応関係が1:1でないデータ変換処理のレコードを示す。
例えば、第二部分のレコードにおける変換種別334は、一つの入力元データ値を分割することで複数の出力先データ値を生成するデータ変換を示す「分割」、複数の入力元データ値を統合することで一つの出力先データ値を生成するデータ変換を示す「統合」、入力元データを取得するが出力先データを出力しないデータ変換を示す「未送」、入力元データが入力されないが出力先データを生成して出力するデータ変換を示す「生成」等を示す。
図9は、データ変換仕様認識処理の第一部分を示す。
まず、分析部111は、ソートデータテーブル320から一つの対象レコードを選択し、対象レコードの情報を、処理単位データ変換仕様テーブル330内の対象レコードへ登録し、対象レコードにおける入力元データ項目と出力先データ項目の対応関係が1:1であるか否かを判定する(S210)。
入力元データ項目と出力先データ項目の対応関係が1:1以外であると判定された場合(S210:[1:1]以外)、分析部111は、対象レコードのデータ変換有無331へ「有り」を記録し、変換種別334へ対応関係に対応する値を記録し(S271)、このフローを終了する。ここで、対応関係が1:0である場合、分析部111は、対象レコードの変換種別334へ「未送」を記録する。対応関係が0:1である場合、分析部111は、対象レコードの変換種別334へ「生成」を記録する。対応関係が1:Nである場合、分析部111は、対象レコードの変換種別334へ「分割」を記録する。対応関係がN:1である場合、分析部111は、対象レコードの変換種別334へ「統合」を記録する。ここでNは2以上の整数である。
入力元データと出力先データの対応関係が1:1であると判定された場合(S210:[1:1])、分析部111は、対象レコードの入力元データ値と出力先データ値の文字種が数字以外を含むか否かを判定する(S220)。
入力元データ値と出力先データ値が数字以外を含まないと判定された場合(S220:[数字:数字])、分析部111は、処理をS330(図中のA)へ移行させる。
入力元データ値と出力先データ値が数字以外を含むと判定された場合(S220:[数字:数字]以外)、分析部111は、対象レコードの入力元データ値の桁数と出力先データ値の桁数が一致するか否かを判定する(S230)。
入力元データ値の桁数と出力先データ値の桁数が一致すると判定された場合(S230:[一致])、分析部111は、対象レコードの入力元データ値と出力先データ値が一致するか否かを判定する(S240)。
入力元データ値と出力先データ値が一致すると判定された場合(S240:[一致])、分析部111は、対象レコードのデータ変換有無331へ「無し」を記録し(S272)、このフローを終了する。
入力元データ値と出力先データ値が異なると判定された場合(S240:[異なる])、分析部111は、対象レコードのデータ変換有無331へ「有り」を記録し、変換種別334へ「トリム後パディング」等の予め設定された種別名を記録し(S273)、このフローを終了する。ここで分析部111は、変換種別334へ無効値「−」を記録してもよい。
入力元データ値の桁数と出力先データ値の桁数が異なると判定された場合(S230:[異なる])、分析部111は、対象レコードの入力元データ値の桁数と出力先データ値において、桁数が小さい方の文字列が、桁数が大きい方の文字列に含まれるか否かを判定する(S250)。
桁数が小さい方の文字列が、桁数が大きい方の文字列に含まれないと判定された場合(S250:[含まれない])、分析部111は、対象レコードのデータ変換有無331へ「有り」を記録し、変換種別334へ「和暦西暦変換」等の予め設定された種別名を記録し(S276)、このフローを終了する。ここで分析部111は、対象レコードの変換種別334へ無効値「−」を記録してもよい。
桁数が小さい方の文字列内の全ての文字が、桁数が大きい方の文字列に含まれると判定された場合(S250:[含まれる])、分析部111は、対象レコードの入力元データ値と出力先データ値との間で異なる文字の位置が、桁数が大きい方の文字列のうち先頭及び末尾以外を含むか否かを判定する(S260)。
異なる文字の位置が、桁数が大きい方の文字列の先頭及び末尾以外を含むと判定された場合(S260:[先頭]、[末尾]以外含まれる)、分析部111は、対象レコードのデータ変換有無331へ「有り」を記録し、変換場所332へ「中間」を記録し、変換文字333へ異なる文字を記録し、変換回数335へ異なる文字の出現回数を記録し、桁数の比較結果に基づいて変換種別334を記録し(S275)、このフローを終了する。ここで、分析部111は、入力元データ値の桁数が出力先データ値の桁数より大きい場合、変換種別334へ「削除」を記録し、入力元データ値の桁数が出力先データ値の桁数より小さい場合、変換種別334へ「追加」を記録する。
異なる文字の位置が、桁数が大きい方の文字列の先頭又は末尾であると判定された場合(S260:[先頭]or[末尾]含まれる)、分析部111は、対象レコードのデータ変換有無331へ「有り」を記録し、変換場所332へ異なる文字の位置(「先頭」or「末尾」)を記録し、変換文字333へ異なる文字を記録し、桁数の比較結果に基づいて変換種別334を記録し(S274)、このフローを終了する。
図10は、データ変換仕様認識処理の第二部分を示す。
入力元データ値と出力先データ値が数字以外を含まないと判定された場合(S220:[数字:数字]以外)、分析部111は、対象レコードの入力元データ値の桁数と出力先データ値の桁数が一致するか否かを判定する(S330)。
入力元データ値の桁数と出力先データ値の桁数が一致すると判定された場合(S330:[一致])、分析部111は、対象レコードの入力元データ値と出力先データ値が一致するか否かを判定する(S340)。
入力元データ値と出力先データ値が一致すると判定された場合(S340:[一致])、分析部111は、対象レコードのデータ変換有無331へ「無し」を記録し(S372)、このフローを終了する。
入力元データ値と出力先データ値が異なると判定された場合(S340:[異なる])、分析部111は、対象レコードのデータ変換有無331へ「有り」を記録し、変換種別334へ「演算」を記録し(S373)、このフローを終了する。ここで分析部111は、対象レコードの変換種別334へ無効値「−」を記録してもよい。
入力元データ値の桁数と出力先データ値の桁数が異なると判定された場合(S330:[異なる])、分析部111は、対象レコードの入力元データ値と出力先データ値において、桁数が小さい方の文字列が、桁数が大きい方の文字列に含まれるか否かを判定する(S350)。
桁数が小さい方の文字列が、桁数が大きい方の文字列に含まれないと判定された場合(S350:[含まれない])、分析部111は、対象レコードのデータ変換有無331へ「有り」を記録し、変換種別334へ「演算」を記録し(S376)、このフローを終了する。ここで分析部111は、対象レコードの変換種別334へ無効値「−」を記録してもよい。
桁数が小さい方の文字列内の全ての文字が、桁数が大きい方の文字列に含まれると判定された場合(S350:[含まれる])、分析部111は、対象レコードの入力元データ値と出力先データ値との間で異なる文字の位置が、桁数が大きい方の文字列のうち先頭及び末尾以外を含むか否かを判定する(S360)。
異なる文字の位置が、桁数が大きい方の文字列の先頭及び末尾以外を含むと判定された場合(S360:[先頭]、[末尾]以外含まれる)、分析部111は、対象レコードのデータ変換有無331へ「有り」を記録し、変換場所332へ「中間」を記録し、変換文字333へ異なる文字を記録し、変換回数335へ異なる文字の出現回数を記録し、桁数の比較結果に基づいて変換種別334を記録し(S375)、このフローを終了する。
異なる文字の位置が、桁数が大きい方の文字列の先頭又は末尾であると判定された場合(S360:[先頭]or[末尾]含まれる)、分析部111は、対象レコードのデータ変換有無331へ「有り」を記録し、変換場所332へ異なる文字の位置(「先頭」or「末尾」)を記録し、変換文字333へ異なる文字を記録し、桁数の比較結果に基づいて変換種別334を記録し(S374)、このフローを終了する。
変換回数が予め設定された上限値より多い場合、分析部111は、変換種別334等に無効値「−」を記録してもよい。
以上のデータ変換仕様認識処理によれば、データ変換仕様分析装置は、ログデータ211の各レコードから、各データ変換処理のデータ変換仕様を、項目セットと変換パタンで表すことができる。
前述のS130において集約部112は、処理単位データ変換仕様テーブル330における同一のデータ変換仕様を持つレコードを集約することで、互いに異なる複数のデータ変換仕様に分類し、複数のデータ変換仕様を示す集約データ変換仕様テーブル340を生成する。
図11は、集約データ変換仕様テーブル340の第一部分を示す。
集約データ変換仕様テーブル340は、データ変換仕様毎のレコードを含む。集約データ変換仕様テーブル340は、処理単位データ変換仕様テーブル330と同様のフィールドとして、入力元システム名311、入力元データ項目名312、出力先システム名314、出力先データ項目名315、データ変換有無331、変換場所332、変換文字333、変換種別334、変換回数335、複合変換336を含む。集約データ変換仕様テーブル340の各レコードは、フィールドとして更に、データ変換割合341、データ変換サイクル342、開始日時343、終了日時344を含む。
データ変換割合341は、対応する項目セットを持つデータ変換処理の発生回数に対して、当該レコードに示されたデータ変換仕様のデータ変換処理の発生回数の割合を示す。データ変換サイクル342は、当該データ変換仕様のデータ変換処理の発生時刻の分布情報を示す。開始日時343は、当該データ変換仕様のデータ変換処理の発生時刻の最小値を示す。終了日時344は、当該データ変換仕様のデータ変換処理の発生時刻の最大値を示す。
集約データ変換仕様テーブル340の第一部分は、集約データ変換仕様テーブル340のうち、入力元データ項目と出力先データ項目の対応関係が1:1であるデータ変換処理のレコードを示す。
図12は、集約データ変換仕様テーブル340の第二部分を示す。
集約データ変換仕様テーブル340の第二部分は、集約データ変換仕様テーブル340のうち、入力元データ項目と出力先データ項目の対応関係が1:1でないデータ変換処理のレコードを示す。
前述のS130において、まず、集約部112は、処理単位データ変換仕様テーブル330から順に一つの項目セットを対象項目セットとして選択する。処理単位データ変換仕様テーブル330から対象項目セットを有するデータ変換処理を抽出し、そのデータ変換処理の数を対象項目セット発生回数として検出する。
更に集約部112は、抽出されたデータ変換処理から順に一つのデータ変換仕様を対象データ変換仕様として選択する。
更に集約部112は、対象データ変換仕様に対応するデータ変換処理を抽出し、そのデータ変換処理の数を、対象データ変換仕様発生回数として検出する。
更に集約部112は、対象項目セット発生回数に対する対象データ変換仕様発生回数の割合を算出し、対象データ変換仕様のレコードのデータ変換割合341へ、その割合を登録する。
その後、集約部112は、対象データ変換仕様に対応するデータ変換処理のログ取得日時317の最小値及び最大値を検出し、対象データ変換仕様のレコードの開始日時343及び終了日時344として夫々登録する。
更に集約部112は、対象データ変換仕様のデータ変換処理の発生時刻の分布を示す分布情報を算出し、対象データ変換仕様のレコードのデータ変換サイクル342へ、その分布情報を登録する。
例えば、集約部112は、開始日時343及び終了日時344で定められる発生期間を、分布情報として登録する。
前述のS140において判定部113は、データ変換サイクル342の分布情報に基づいて、仕様変更が行われたか否かを判定し、仕様変更が行われたと判定された場合、仕様変更が行われた項目セットを仕様変更項目セットとして検出し、仕様変更が行われた時刻を仕様変更時刻として検出する。
例えば、分布情報が発生期間であり、且つ少なくとも一つのデータ変換仕様の発生期間の開始日時が分析対象期間の開始日時に予め設定された空白時間を加えた日時以後である場合、判定部113は、発生期間の開始日時が分析対象期間の途中であるため、仕様変更が行われたと判定し、当該データ変換仕様に対応する項目セットを仕様変更項目セットとして決定し、発生期間の開始日時を仕様変更時刻として決定する。また、分布情報が発生期間であり、何れかのデータ変換仕様の発生期間の終了日時が分析対象期間の終了日時から空白時間を減じた日時以前である場合、発生期間の終了日時が分析対象期間の途中であるため、仕様変更が行われたと判定し、当該データ変換仕様に対応する項目セットを仕様変更項目セットとして決定し、発生期間の終了日時を仕様変更時刻として決定する。
また、例えば、S130において集約部112は、取得データテーブル310から、予め設定された停止時間閾値以上に亘ってログ取得日時317がない期間を、停止期間として検出し、分析対象期間のうち、停止期間前の期間と停止期間後の期間とを、二つの検出期間として設定する。これにより、データ変換仕様分析装置は、仕様変更のために中継システム201が停止した期間の候補を検出することができる。
更に集約部112は、処理単位データ変換仕様テーブル330から、各検出期間内の対象データ変換仕様のデータ変換処理を抽出し、そのデータ変換処理の数を対象データ変換仕様発生回数として検出する。更に集約部112は、各検出期間に対し、対象データ変換処理数と検出時間長に基づいて、単位時間当たりのデータ変換仕様発生回数であるデータ変換仕様発生頻度を算出する。更に集約部112は、各検出期間のデータ変換処理発生頻度を示す時系列データを、分布情報として登録する。
なお、集約部112は、分析対象期間を予め設定された検出時間長毎に、複数の検出期間に分割してもよい。
なお、集約部112は、処理単位データ変換仕様テーブル330から、各検出期間内の対象データ変換仕様のデータ変換処理の発生を示す時間波形をフーリエ解析することで、データ変換処理の発生の周波数特性を算出し、各検出期間の周波数特性を示す時系列データを、分布情報として登録してもよい。周波数特性の代わりに周波数特性がピークとなる周波数が用いられてもよい。なお、分布情報は、検出期間内の対象データ変換仕様のデータ変換処理発生回数であってもよいし、対象データ変換仕様のデータ変換処理の発生周期であってもよい。
なお、集約部112は、検出時間長を有する検出期間を分析対象期間の開始時刻から終了時刻まで、検出時間長より小さい時間ずつ移動させることで、複数の検出期間を設定してもよい。
S140において、分布情報が時系列データであり、且つ少なくとも一つのデータ変換仕様の時系列データが予め設定された変化条件を満たす場合、判定部113は、仕様変更が行われたと判定し、当該データ変換仕様に対応する項目セットを仕様変更項目セットとして決定し、当該時系列データが変化条件を満たす時刻を仕様変更時刻として決定する。
例えば、変化条件は、当該データ変換仕様の時系列データが0から0より大きい値へ変化することや、当該データ変換仕様の時系列データが0より大きい値から0へ変化することである。これにより、データ変換仕様分析装置は、分析対象期間の途中で仕様変更により追加されたデータ変換仕様や、分析対象期間の途中で仕様変更により削除されたデータ変換仕様を検出することができる。
以上のS130、S140の処理によれば、データ変換仕様分析装置は、何れかのデータ変換仕様に対応するデータ変換処理の時刻が、分析対象期間のうち、どの範囲に分布しているかを検出することができる。これにより、データ変換仕様分析装置は、分析対象期間のうち、或るデータ変換仕様のデータ変換処理が或る時刻までの期間だけ発生することや、分析対象期間のうち、或るデータ変換仕様のデータ変換処理が或る時刻からの期間だけ発生すること等を検出することができる。これらが検出された場合、データ変換仕様分析装置は、データ変換仕様が変更されたと判定することができる。また、データ変換仕様分析装置は、変更されたと判定されたデータ変換仕様に対応する項目セットを仕様変更項目セットとして特定することができる。また、データ変換仕様分析装置は、これらの時刻を仕様変更時刻として特定することができる。
また、データ変換仕様分析装置は、分析対象期間内に複数の検出期間を設定し、データ変換仕様毎に、各検出期間のデータ変換処理の発生頻度を算出し、発生頻度の変化を検出することで、データ変換仕様の変更を検出することができる。
S140において仕様変更があると判定された場合、S150において、生成部114は、分析対象期間を、仕様変更時刻前の期間である仕様変更前期間と、仕様変更時刻後の期間である仕様変更後期間とに分割する。更に生成部114は、処理単位データ変換仕様テーブル330の仕様変更項目セットのレコードのうち、仕様変更前期間内のレコードと仕様変更後期間内のレコードとを区別し、区別されたレコードに基づいて、集約データ変換仕様テーブル340のうち仕様変更項目セットに対応するデータ変換仕様のレコードを、仕様変更前期間内のデータ変換仕様のレコードと仕様変更後期間内のデータ変換仕様のレコードに書き換えることで、データ変換仕様リスト350を作成する。
図13は、集約データ変換仕様テーブル340とデータ変換仕様リスト350を示す。
この図の上部は、集約データ変換仕様テーブル340のうち、仕様変更項目セットに対応するデータ変換仕様a、b、c、dを示す。この図の下部は、データ変換仕様リスト350のうち、仕様変更項目セットに対応するデータ変換仕様a2、a1、b1、c1、d1を示す。
この図の例において、データ変換仕様aのデータ変換処理の発生時刻は、2015/05/28−2016/03/31に亘って分布している。データ変換仕様b、c、dのデータ変換処理の発生時刻は、2015/05/28−2015/11/21だけに分布している。そのため、仕様変更が行われたと判定される。仕様変更前期間は2015/05/28−2015/11/21になり、仕様変更後期間は2015/11/24−2016/03/31になる。
集約データ変換仕様テーブル340におけるデータ変換仕様aは、データ変換仕様リスト350において仕様変更前期間におけるデータ変換仕様a1と仕様変更後期間におけるデータ変換仕様a2とに分けられている。集約データ変換仕様テーブル340におけるデータ変換仕様b、c、dは、データ変換仕様リスト350の仕様変更前期間におけるデータ変換仕様b、c、dと夫々同一である。
集約データ変換仕様テーブル340におけるデータ変換仕様aのデータ変換割合341は、データ変換仕様リスト350において、データ変換仕様a1のデータ変換割合341と、データ変換仕様a2のデータ変換割合341とに振り分けられている。
データ変換仕様リスト350において、データ変換仕様a1のデータ変換サイクル342は、仕様変更前期間のデータ変換仕様aの発生時刻の分布情報を示し、データ変換仕様a2のデータ変換サイクル342は、仕様変更後期間のデータ変換仕様aの発生時刻の分布情報を示す。
図14は、仕様変更項目セットに対応するデータ変換処理の発生時刻の分布を示す。
この図において、横軸は時間であり、上から順に、データ変換仕様a、b、c、dの発生期間を示す。丸印は、対応するデータ変換処理の発生時刻を示す。
仕様変更前期間において、仕様変更項目セットに対応する4つのデータ変換仕様a、b、c、dは、仕様変更後期間において、1つのデータ変換仕様aに変化している。即ち、仕様変更により、「入金額」のカンマを削除することで「入金金額」を生成するデータ変換仕様a、b、c、dは、「入金額」をそのまま「入金金額」として出力するデータ変換無しのデータ変換仕様aに変更されている。
S140において仕様変更がないと判定された場合、S150において、生成部114は、集約データ変換仕様テーブル340をそのままデータ変換仕様リスト350として生成する。
以上のS150の処理によれば、データ変換仕様分析装置は、データ変換仕様の変更があると判定された場合に、仕様変更前期間のデータ変換仕様と、仕様変換後のデータ変換仕様とを区別することができる。
前述のS160において出力部115は、分析結果を示す画面を出力装置104に表示させる。例えば、出力部115は、データ変換仕様リスト350を示すデータ変換仕様表示画面を出力装置104に表示させる。
図15は、データ変換仕様表示画面を示す。
データ変換仕様表示画面は、データ変換仕様リスト表示部411と戻るボタン412を含む。
データ変換仕様リスト表示部411は、データ変換仕様リスト350を表示する。ユーザが入力装置103を用いて、戻るボタン412をクリックすると、出力部115は、前の画面を出力装置104に表示させる。
ユーザが入力装置103を用いて、データ変換仕様リスト表示部411内のレコードをクリックすると、出力部115は、クリックされたレコードに対応する項目セットを、対象項目セットとして認識し、対象項目セットの仕様変更を示す仕様変更表示画面を出力装置104に表示させる。
これにより、ユーザは、ログデータ211から検出されたデータ変換仕様を見ることができ、中継システム201の仕様書の作成や保守に用いることができる。
図16は、仕様変更表示画面を示す。
仕様変更表示画面は、項目セット表示部420、発生期間表示部421、データ変換仕様リスト表示部422、変更前変換パタン名入力部423、変更後変換パタン名入力部424、戻るボタン425を含む。
ユーザが入力装置103を用いて、戻るボタン425をクリックすると、出力部115は、前の画面を出力装置104に表示させる。
項目セット表示部420は、対象項目セットに対応する、入力元システム名、入力元データ項目名、出力先システム名、出力先データ項目名を表示する。
発生期間表示部421において、横軸は時間であり、上から順に、対象項目セットのデータ変換仕様a、b、c、dの発生期間を示す。発生期間は、データ変換仕様リスト350における開始日時343と終了日時344により定められる。
データ変換仕様リスト表示部422は、データ変換仕様リスト350のうち、対象項目セットのレコードを表示する。
これにより、ユーザは、仕様変更前のデータ変換仕様と、仕様変更後のデータ変換仕様とを比較することができる。また、ユーザは、仕様変更時刻を知ることができる。
ユーザは、変換パタンに対して、変換パタン名を設定することができる。ユーザは、仕様変更を確認すると、対象項目セットの仕様変更前の変換パタン名を変更前変換パタン名入力部423へ入力し、対象項目セットの仕様変更後の変換パタン名を変更後変換パタン名入力部424へ入力する。
これにより、ユーザは、変換パタンに含まれる複数の値を用いることなく、変換パタン名を用いて変換パタンを指定することができる。
ユーザが入力装置103を用いて、データ変換仕様リスト350の表示の指示を入力すると、出力部115は、データ変換仕様表示指示画面を出力装置104に表示させる。
図17は、データ変換仕様表示指示画面を示す。
データ変換仕様表示指示画面は、検索条件を入力するための検索条件入力部として、変換パタン名入力部431、入力元システム名入力部432、入力元データ項目名入力部433、出力先システム名入力部434、出力先データ項目名入力部435、対応関係入力部436、表示用ログ取得開始日時入力部437、表示用ログ取得終了日時入力部438、仕様変更有無入力部439を含む。
ユーザは、検索条件入力部の少なくとも何れかへ値を入力することで、検索条件を指定する。検索条件入力部における各値は、プルダウンメニューにより選択されてもよい。
変換パタン名入力部431は、変換パタン名を指定することができる。入力元システム名入力部432は、入力元システム名を指定することができる。入力元データ項目名入力部433は、入力元データ項目名を指定することができる。出力先システム名入力部434は、出力先システム名を指定することができる。出力先データ項目名入力部435は、出力先データ項目名を指定することができる。
対応関係入力部436は、入力元データ項目と出力先データ項目の対応関係として、「1:1」、「1:N」等を指定することができる。表示用ログ取得開始日時入力部437は、表示されるログの開始日時を指定することができる。表示用ログ取得終了日時入力部438は、表示されるログの終了日時を指定することができる。仕様変更有無入力部439に対し、仕様変更が行われたか否かを指定することができる。
この図の例において、ユーザは、変換パタン名入力部431へ変換パタン名「カンマ削除」を検索条件として設定する。これにより、ユーザは、データ変換仕様リスト350のうち、所望の項目セットに対応するレコードを表示させることができる。
データ変換仕様表示指示画面は更に、表示ボタン440を含む。ユーザが入力装置103を用いて、表示ボタン440をクリックすると、出力部115は、データ変換仕様リスト350から検索条件に適合するレコードを検索結果として抽出し、検索結果を示すデータ変換仕様検索結果画面を出力装置104に表示させる
図18は、データ変換仕様検索結果画面を示す。
データ変換仕様検索結果画面は、変換パタン名表示部441と、データ変換仕様リスト表示部442と戻るボタン443を含む。
変換パタン名表示部441は、検索条件に適合する変換パタンの名称を示す。
データ変換仕様リスト表示部442は、データ変換仕様リスト350のうち、検索条件に適合するレコードを示す。
ユーザが入力装置103を用いて、戻るボタン443をクリックすると、出力部115は、前の画面を出力装置104に表示させる。
データ変換仕様表示指示画面とデータ変換仕様検索結果画面によれば、ユーザは、所望のデータ変換仕様を見ることができる。ユーザは、表示結果を、中継システム201の保守や、新たな仕様書の作成に用いることができる。
ユーザが入力装置103を用いて、取得データテーブル310の表示の指示を入力すると、出力部115は、取得データ表示指示画面を出力装置104に表示させる。
図19は、取得データ表示指示画面を示す。
取得データ表示指示画面は、検索条件を入力するための検索条件入力部として、入力元システム名入力部452、入力元データ項目名入力部453、出力先システム名入力部454、出力先データ項目名入力部455、対応関係入力部456、表示用ログ取得開始日時入力部457、表示用ログ取得終了日時入力部458を含む。
ユーザは、検索条件入力部の少なくとも何れかへ入力することで、検索条件を指定する。検索条件入力部における各値は、プルダウンメニューにより選択されてもよい。
取得データ表示指示画面における検索条件入力部は、データ変換仕様表示指示画面における、入力元システム名入力部432、入力元データ項目名入力部433、出力先システム名入力部434、出力先データ項目名入力部435、対応関係入力部436、表示用ログ取得開始日時入力部437、表示用ログ取得終了日時入力部438と同様である。
取得データ表示指示画面は更に、表示ボタン459を含む。ユーザが入力装置103を用いて、表示ボタン459をクリックすると、出力部115は、取得データテーブル310から検索条件に適合するレコードを検索結果として抽出し、検索結果を示す取得データ検索結果画面を出力装置104に表示させる
図20は、取得データ検索結果画面を示す。
取得データ検索結果画面は、取得データテーブル表示部461と戻るボタン462を含む。
取得データテーブル表示部461は、取得データテーブル310のうち、検索条件に適合するレコードを示す。
ユーザが入力装置103を用いて、戻るボタン462をクリックすると、出力部115は、前の画面を出力装置104に表示させる。
取得データ表示指示画面と取得データ検索結果画面によれば、ユーザは、取得データテーブル210のうち、所望のレコードを見ることができる。ユーザは、表示結果を、中継システム201の保守や、新たな仕様書の作成に用いることができる。
ユーザが入力装置103を用いて、処理単位データ変換仕様テーブルの表示の指示を入力すると、出力部115は、処理単位データ変換仕様表示指示画面を出力装置104に表示させる。
図21は、処理単位データ変換仕様表示指示画面を示す。
処理単位データ変換仕様表示指示画面は、検索条件を入力するための検索条件入力部として、入力元システム名入力部472、入力元データ項目名入力部473、出力先システム名入力部474、出力先データ項目名入力部475、対応関係入力部476、表示用ログ取得開始日時入力部477、表示用ログ取得終了日時入力部478、データ変換有無入力部481、データ変換場所入力部482、変換文字入力部483、変換種別入力部484、変換回数入力部485、複合変換入力部486を含む。
ユーザは、検索条件入力部の少なくとも何れかへ入力することで、検索条件を指定する。検索条件入力部における各値は、プルダウンメニューにより選択されてもよい。
処理単位データ変換仕様表示指示画面における検索条件入力部の一部は、データ変換仕様表示指示画面における、入力元システム名入力部432、入力元データ項目名入力部433、出力先システム名入力部434、出力先データ項目名入力部435、対応関係入力部436、表示用ログ取得開始日時入力部437、表示用ログ取得終了日時入力部438と同様である。
データ変換有無入力部481は、データ変換があるか否かを指定することができる。変換場所入力部482は、変換場所を指定することができる。変換文字入力部483は、変換文字を指定することができる。変換種別入力部484は、変換種別を指定することができる。変換回数入力部485は、変換回数を指定することができる。複合変換入力部486は、複合変換があるか否かを指定することができる。
処理単位データ変換仕様表示指示画面は更に、表示ボタン489を含む。ユーザが入力装置103を用いて、表示ボタン489をクリックすると、出力部115は、処理単位データ変換仕様テーブル330から検索条件に適合するレコードを検索結果として抽出し、検索結果を示す処理単位データ変換仕様表示画面を出力装置104に表示させる。
図22は、処理単位データ変換仕様検索結果画面を示す。
処理単位データ変換仕様検索結果画面は、処理単位データ変換仕様テーブル表示部491と戻るボタン492を含む。
処理単位データ変換仕様テーブル表示部491は、処理単位データ変換仕様テーブル330のうち、検索条件に適合するレコードを示す。
ユーザが入力装置103を用いて、戻るボタン492をクリックすると、出力部115は、前の画面を出力装置104に表示させる。
処理単位データ変換仕様表示指示画面と処理単位データ変換仕様検索結果画面によれば、ユーザは、処理単位データ変換仕様テーブル330のうち、所望のレコードを見ることができる。ユーザは、表示結果を、中継システム201の保守や、新たな仕様書の作成に用いることができる。
ここでは、仕様変更表示画面における他の機能について説明する。
図23は、仕様変更表示画面における表示期間の指定を示す。
仕様変更表示画面において、ユーザは入力装置103を用いて、発生期間表示部421内の表示期間426を指定することができる。例えば、ユーザは、マウスのドラッグにより、表示期間426を指定する。
表示期間426が指定されると、出力部115は、表示期間426の開始日時及び終了日時を取得し、処理単位データ変換仕様表示指示画面を出力装置104に表示させ、仕様変更表示画面における対象項目セットと表示期間426の開始日時及び終了日時とに基づいて、処理単位データ変換仕様表示指示画面に検索条件を設定する。
図24は、処理単位データ変換仕様表示指示画面における検索条件の設定を示す。
出力部115は、入力元システム名入力部472、入力元データ項目名入力部473、出力先システム名入力部474、出力先データ項目名入力部475へ、対象項目セットを入力する。更に出力部115は、対応関係入力部476へ、対応関係を指定しないことを示す「全て」を入力する。更に出力部115は、表示用ログ取得開始日時入力部477、表示用ログ取得終了日時入力部478へ、表示期間426の開始日時と終了日時を夫々入力する。
これにより、ユーザは、処理単位データ変換仕様テーブル330の検索条件を容易に設定することができる。
なお、データ変換仕様分析装置は、データ変換仕様リスト350から、データ変換割合341に示されたデータ変換処理の発生割合又はデータ変換サイクル342に基づくデータ変換処理の発生頻度が予め設定された閾値より小さいデータ変換仕様を検出した場合、当該データ変換仕様が例外であると判定し、判定結果を出力装置104に表示させてもよい。これにより、ユーザは、例外の判定結果を参考にして、中継システム201のリプレイスや仕様変更を行うことができる。
また、第一項目セットと第一変換パタンを有する第一データ変換仕様と、第二項目セットと第二変換パタンを有する第二データ変換仕様が抽出されたとする。ここで、第一項目セットにおいて、入力元システム名が第一システムであり、入力元データ項目名が第一データ項目であり、出力先システム名が第二システムであり、出力先データ項目名が第二データ項目である。第二項目セットは、第一項目セットの逆であり、入力元システム名が第二システムであり、入力元データ項目名が第二データ項目であり、出力先システム名が第一システムであり、出力先データ項目名が第一データ項目である。この場合、データ変換仕様分析装置は、第一変換パタンと第二変換パタンが逆の関係にあるか否かを判定し、判定結果を出力装置104に表示させてもよい。例えば、第一変換パタンが「カンマ削除」であり、第二変換パタンが全く逆の「カンマ追加」であれば、これらは逆の関係と判定される。このように、一つのデータ変換仕様を変更するときに、それに伴って他のデータ変換仕様の変更が必要になる場合、ユーザは、それらが正しく変更されたか否かをチェックすることができる。
また、ユーザは、入力装置103を用いて、中継システム201の仕様書に示されたデータ変換仕様を、データ変換仕様リスト350と同様の型式を有する仕様書テーブルとして入力してもよい。この場合、データ変換仕様分析装置は、データ変換仕様リスト350と仕様書テーブルを比較し、それらの差分を出力装置104に表示させてもよい。データ変換仕様分析装置は、検出された差分を、仕様変更表示画面における仕様変更前期間と仕様変更後期間と同様にして、出力装置104に表示させてもよい。これにより、ユーザは、仕様書の作成から長時間が経過している場合等に、仕様書と実際の仕様の違いを知ることができる。また、ユーザは、実際の仕様に合わせて、仕様書の更新を行うことができる。
データ変換仕様分析装置は、過去のデータ変換仕様リスト350を外部記憶装置105に格納していてもよい。この場合、データ変換仕様分析装置は、前回のデータ変換仕様リスト350と今回のデータ変換仕様リスト350とを比較し、それらの差分を出力装置104に表示させてもよい。データ変換仕様分析装置は、検出された差分を、仕様変更表示画面における仕様変更前期間と仕様変更後期間と同様にして、出力装置104に表示させてもよい。これにより、ユーザは、前回の分析から長時間が経過している場合等に、前回の仕様と現在の仕様の違いを知ることができる。
以上の実施例において、データ変換仕様分析装置による処理の順序は交換可能である。例えば、データ変換仕様分析装置は、取得データテーブル310の各レコードのデータ変換仕様を検出し、データ変換仕様を示すテーブルを項目セットでソートしてもよい。
本発明の表現のための用語について説明する。メモリは、メモリ102や外部記憶装置105等に対応する。プロセッサは、CPU101等に対応する。通信装置は、周辺システム等に対応する。ログは、ログデータ211等に対応する。入力データは、入力元データ等に対応する。出力データは、出力先データ等に対応する。ログ期間は、分析対象期間等に対応する。時刻は、ログ取得日時等に対応する。データ変換仕様リストは、集約データ変換仕様テーブル340やデータ変換仕様リスト350等に対応する。変更時刻は、仕様変更時刻等に対応する。仕様変更項目セット等に対応する。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これは本発明の説明のための例示であって、本発明の範囲を上記構成に限定する趣旨ではない。本発明は、他の種々の形態でも実施する事が可能である。
101…CPU、 102…メモリ、 103…入力装置、 104…出力装置、 105…外部記憶装置、 201…中継システム、 202…端末装置、 203…ホストシステム、 204…ATM、 205…顧客システム、 211…ログデータ
Claims (15)
- メモリと、
前記メモリに接続されるプロセッサと、
を備え、
複数の処理システムに接続され、前記複数の処理システムの中の第一処理システムからの入力データを受け、前記入力データを出力データへ変換するデータ変換処理を行い、前記複数の処理システムの中の第二処理システムへ前記出力データを出力する、中継装置により、前記データ変換処理の内容を示すログが格納され、前記ログは、複数のデータ変換処理の内容を夫々示す複数のレコードを含み、各レコードは、対応するデータ変換処理の入力データ項目と、対応するデータ変換処理の出力データ項目と、対応するデータ変換処理の入力データ値と、対応するデータ変換処理の出力データ値と、対応するデータ変換処理の時刻とを示し、前記プロセッサは、前記ログを取得し、
前記プロセッサは、各レコードに示されている入力データ値及び出力データ値を比較することで、対応するデータ変換処理の特徴を示すデータ変換仕様を生成し、
前記プロセッサは、各レコードのデータ変換仕様を、互いに異なる複数のデータ変換仕様の何れか一つに分類し、前記複数のデータ変換仕様を示すデータ変換仕様リストを生成する、
データ変換仕様分析装置。 - 前記プロセッサは、各データ変換仕様に対応するデータ変換処理の時刻の分布を示す分布情報を算出し、
前記プロセッサは、各分布情報に基づいて、前記ログに表されている時刻の範囲であるログ期間内に前記複数のデータ変換仕様の何れかの変更があるか否かを判定する、
請求項1に記載のデータ変換仕様分析装置。 - 前記変更があると判定された場合、前記プロセッサは、前記変更があると判定されたデータ変換仕様に対応する入力データ項目及び出力データ項目を変更データ項目として特定し、前記変更の時刻を変更時刻として特定し、
前記プロセッサは、前記変更データ項目に対応するデータ変換仕様を、前記変更時刻前のデータ変換処理に対応する第一データ変換仕様と、前記変更時刻後のデータ変換処理に対応する第二データ変換仕様とに分離する、
請求項2に記載のデータ変換仕様分析装置。 - 前記プロセッサは、前記第一データ変換仕様と前記第二データ変換仕様を表示装置に表示させる、
請求項3に記載のデータ変換仕様分析装置。 - 前記プロセッサは、前記ログ期間内に複数の検出期間を設定し、
前記プロセッサは、各検出期間内の各データ変更仕様に対応するデータ変換処理の発生頻度を算出し、
前記プロセッサは、前記複数の検出期間における発生頻度の変化に基づいて、前記変更があるか否かを判定する、
請求項4に記載のデータ変換仕様分析装置。 - 前記プロセッサは、前記複数の検出期間において、少なくとも一つのデータ変更仕様の発生頻度が0から正値に変化することと、少なくとも一つのデータ変更仕様の発生頻度が正値から0値に変化することとの少なくとも何れかが成立する場合、前記変更があると判定する、
請求項5に記載のデータ変換仕様分析装置。 - 前記プロセッサは、前記ログ期間内に、予め設定された停止時間閾値以上に亘って、何れのデータ変換処理が発生していない期間である停止期間があるか否かを判定し、
前記停止期間があると判定された場合、前記プロセッサは、前記ログ期間のうち、前記停止期間前の期間と前記停止期間後の期間とを前記複数の検出期間として設定する、
請求項5に記載のデータ変換仕様分析装置。 - 前記プロセッサは、前記データ変換仕様リストを表示装置に表示させる、
請求項1に記載のデータ変換仕様分析装置。 - 前記プロセッサは、複数のデータ変換仕様を示す第二データ変換仕様情報を取得し、前記データ変換仕様情報と前記第二データ変換仕様情報を比較し、前記データ変換仕様情報と前記第二データ変換仕様情報の差分を前記表示装置に表示させる、
請求項8に記載のデータ変換仕様分析装置。 - 前記プロセッサは、ユーザにより入力されるデータ変換仕様の検索条件を取得し、前記データ変換仕様リストから、前記検索条件に適合するデータ変換仕様を選択し、前記選択されたデータ変換仕様を前記表示装置に表示させる、
請求項9に記載のデータ変換仕様分析装置。 - 各データ変換仕様は、対応するデータ変換処理が入力データを変換するか否かと、対応する入力データ又は出力データの文字列のうち変換される位置と、対応する入力データ又は出力データの文字列のうち変換される文字と、対応するデータ変換処理による変換の種別、対応する入力データ又は出力データの文字列のうち変換される文字数と、複数のデータ変換処理を含むか否かとの少なくとも何れかを示す、
請求項1に記載のデータ変換仕様分析装置。 - 各レコードは更に、対応する入力データの入力元の処理システムと、対応する出力データの出力先の処理システムとを示す、
請求項1に記載のデータ変換仕様分析装置。 - 前記プロセッサは、前記第一データ変換仕様の分布情報と前記第二データ変換仕様の分布情報を、前記表示装置に表示させる、
請求項4に記載のデータ変換仕様分析装置。 - 複数の処理システムに接続され、前記複数の処理システムの中の第一処理システムからの入力データを受け、前記入力データを出力データへ変換するデータ変換処理を行い、前記複数の処理システムの中の第二処理システムへ前記出力データを出力する、中継装置により、前記データ変換処理の内容を示すログが格納され、前記ログは、複数のデータ変換処理の内容を夫々示す複数のレコードを含み、各レコードは、対応するデータ変換処理の入力データ項目と、対応するデータ変換処理の出力データ項目と、対応するデータ変換処理の入力データ値と、対応するデータ変換処理の出力データ値と、対応するデータ変換処理の時刻とを示し、プロセッサが、前記ログを取得し、
前記プロセッサが、各レコードに示されている入力データ値及び出力データ値を比較することで、対応するデータ変換処理の特徴を示すデータ変換仕様を生成し、
前記プロセッサが、各レコードのデータ変換仕様を、互いに異なる複数のデータ変換仕様に分類し、前記複数のデータ変換仕様を示すデータ変換仕様リストを生成する、
ことを備えるデータ変換仕様分析方法。 - 複数の処理システムに接続され、前記複数の処理システムの中の第一処理システムからの入力データを受け、前記入力データを出力データへ変換するデータ変換処理を行い、前記複数の処理システムの中の第二処理システムへ前記出力データを出力する、中継装置により、前記データ変換処理の内容を示すログが格納され、前記ログは、複数のデータ変換処理の内容を夫々示す複数のレコードを含み、各レコードは、対応するデータ変換処理の入力データ項目と、対応するデータ変換処理の出力データ項目と、対応するデータ変換処理の入力データ値と、対応するデータ変換処理の出力データ値と、対応するデータ変換処理の時刻とを示し、前記ログを取得し、
各レコードに示されている入力データ値及び出力データ値を比較することで、対応するデータ変換処理の特徴を示すデータ変換仕様を生成し、
各レコードのデータ変換仕様を、互いに異なる複数のデータ変換仕様に分類し、前記複数のデータ変換仕様を示すデータ変換仕様リストを生成する、
ことをコンピュータに実行させるデータ変換仕様分析プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016046599A JP2017162231A (ja) | 2016-03-10 | 2016-03-10 | データ変換仕様分析装置、データ変換仕様分析方法、およびデータ変換仕様分析プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016046599A JP2017162231A (ja) | 2016-03-10 | 2016-03-10 | データ変換仕様分析装置、データ変換仕様分析方法、およびデータ変換仕様分析プログラム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7203173B1 (ja) | 2021-09-24 | 2023-01-12 | 株式会社三菱総合研究所 | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
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2016
- 2016-03-10 JP JP2016046599A patent/JP2017162231A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7203173B1 (ja) | 2021-09-24 | 2023-01-12 | 株式会社三菱総合研究所 | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
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