JP2017159415A - Torque driver - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、クラッチ機構を有するトルクドライバに関する。 The present invention relates to a torque driver having a clutch mechanism.
ドリルドライバなどの電動回転工具は、出力軸にビットやソケットなどの先端工具を取り付け、モータにより出力軸を回転させることで、ネジ、ボルト、ナットなどのネジ部品の締め付けを行う。電動回転工具は、締付トルクが予め設定したトルクになると出力軸への動力伝達を遮断するクラッチ機構を有している。電動回転工具では、このクラッチ機構により、ネジ部品の締付トルクが調整される。 An electric rotary tool such as a drill driver attaches a tip tool such as a bit or a socket to an output shaft, and rotates the output shaft by a motor, thereby tightening screw parts such as screws, bolts, and nuts. The electric rotary tool has a clutch mechanism that cuts off power transmission to the output shaft when the tightening torque reaches a preset torque. In the electric rotary tool, the tightening torque of the screw component is adjusted by the clutch mechanism.
クラッチ機構は、たとえば遊星歯車機構のリングギアに付設され、リングギアに当接する係止体と、リングギアにおいて係止体側に突出する係止凸部とを備える。係止体はバネにより付勢されて、係止凸部に係合する。出力軸の回転によりリングギアの負荷トルクが増大し、係止体と係止凸部との係合が解除されると、リングギアが空転して、出力軸への動力伝達が遮断されるようになっている。 The clutch mechanism is attached to, for example, a ring gear of a planetary gear mechanism, and includes a locking body that comes into contact with the ring gear and a locking projection that protrudes toward the locking body in the ring gear. The locking body is biased by a spring and engages with the locking projection. The load torque of the ring gear increases due to the rotation of the output shaft, and when the engagement between the locking body and the locking projection is released, the ring gear idles and power transmission to the output shaft is interrupted. It has become.
このような電動回転工具は、操作スイッチが操作されない状態で出力軸をロックするロック機構を備えている(たとえば特許文献1参照)。このロック機構は、いわゆる「手締め」機能を実現し、作業者は電動回転工具を、手回しドライバとして用いることができる。この手締め機能は、モータ回転によるネジ締め後に、作業者が手動で増締めする際に利用される。 Such an electric rotary tool includes a lock mechanism that locks the output shaft in a state where the operation switch is not operated (see, for example, Patent Document 1). This locking mechanism realizes a so-called “hand tightening” function, and an operator can use the electric rotary tool as a hand-driven driver. This hand tightening function is used when an operator manually tightens screws after screw tightening by motor rotation.
また電動回転工具とは別種の手動工具として、締付トルクが予め設定したトルクになると出力軸への動力伝達を遮断するクラッチ機構を有するトルクドライバが知られている。トルクドライバは、ネジ部品を正確に規定トルクで締め付けるために広く用いられている。たとえば特許文献2は、電動モータの出力軸を着脱可能に結合する軸結合凹部を設けたトルク固定形ドライバを開示する。
Further, as a manual tool different from the electric rotary tool, a torque driver having a clutch mechanism that cuts off power transmission to an output shaft when a tightening torque reaches a preset torque is known. Torque drivers are widely used to tighten screw parts with a specified torque accurately. For example,
電動回転工具のクラッチ機構は、設定されたトルクで出力軸への動力伝達を遮断することが好ましいが、モータ回転中は、構成部品の回転に伴う外力がクラッチ機構に作用する。そのため実際の締付トルクが設定トルクに達する前、または設定トルクを超えた後に動力伝達が遮断されることがあり、厳密なトルク精度を要求されるネジ締め作業には使用しづらいという事情がある。 The clutch mechanism of the electric rotary tool preferably cuts off the power transmission to the output shaft with a set torque. However, an external force accompanying the rotation of the component acts on the clutch mechanism while the motor is rotating. Therefore, power transmission may be interrupted before the actual tightening torque reaches or exceeds the set torque, making it difficult to use for screw tightening work that requires strict torque accuracy. .
一方でトルクドライバのクラッチ精度は、非常に高いことが知られている。そのため規定トルクでの締付を必要とするネジ締め作業では、作業者は電動回転工具ではなく、トルクドライバを利用する。しかしながらネジ部品が長ければ、それだけ時間がかかることになり、非効率な作業となる。 On the other hand, it is known that the torque accuracy of the torque driver is very high. Therefore, in screw tightening work that requires tightening with a specified torque, an operator uses a torque driver instead of an electric rotary tool. However, if the screw part is long, it will take much time, resulting in inefficient work.
そこで作業効率を高めるために、電動回転工具を用いてネジ部品の仮締めを行い、その後、トルクドライバを用いて手動でネジ部品の本締めを行う作業形態が普及している。この作業形態によれば長いネジ部品であっても、その大部分を電動回転工具で締めるため、トルクドライバだけで作業するよりも作業時間を短縮できる。しかしながら作業者は、使用工具を途中で交換しなければならず、交換作業に煩わしさを感じることは否めない。 Therefore, in order to increase the work efficiency, a work form in which a screw part is temporarily tightened using an electric rotary tool and then the screw part is manually tightened manually using a torque driver has become widespread. According to this working mode, even a long screw part is fastened with an electric rotary tool, so that the working time can be shortened compared with working with a torque driver alone. However, the operator must change the tool to be used on the way, and it can not be denied that the operator feels troublesome.
本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、規定トルクでの締付を必要とするネジ締め作業を、効率的に実施させるための技術を提供することにある。 This invention is made | formed in view of such a condition, The objective is to provide the technique for performing efficiently the screw fastening operation | work which requires the tightening by a prescription | regulation torque.
上記課題を解決するために、本発明のある態様は、締付け対象物を設定トルクで締付けるためのクラッチ機構を有するトルクドライバに関する。このトルクドライバは、先端側に先端工具を装着するための工具装着部と、後端側に電動回転工具の出力軸に同軸に連結するための連結部とを備える。 In order to solve the above-described problem, an aspect of the present invention relates to a torque driver having a clutch mechanism for tightening a tightening object with a set torque. This torque driver includes a tool mounting portion for mounting a tip tool on the front end side, and a connecting portion for coaxially connecting to the output shaft of the electric rotary tool on the rear end side.
本発明によれば、規定トルクでの締付を必要とするネジ締め作業を、効率的に実施させるための技術を提供できる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the technique for performing efficiently the screw fastening operation | work which requires the clamping | tightening with a prescription | regulation torque can be provided.
図1は、電動回転工具1の外観構成を示す。電動回転工具1は、作業者が片手で把持可能な手持ち式工具である。電動回転工具1は、締付トルクが予め設定したトルクになると出力軸6への動力伝達を遮断するクラッチ機構を有するドリルドライバであってよいが、クラッチ機構を有する他の種類の電動工具であってもよい。また電動回転工具1は、締付トルクが予め設定したトルクになるとモータを停止させるシャットオフ機能を有する電動工具であってもよい。
FIG. 1 shows an external configuration of the
電動回転工具1の外装を構成するハウジングは、有底筒形状の胴部2と、胴部2から下方に延出する把持部3とを備える。把持部3は、作業者が把持するグリップを形成し、把持部3の下端部には、箱状の収容ケースからなるバッテリパック5が取り付けられる。把持部3の前面には作業者が操作する操作スイッチ4が形成される。
The housing constituting the exterior of the electric
胴部2には、駆動部であるモータ、モータ回転を減速する減速機構、減速された回転数で回転する出力軸6が配設される。出力軸6の端部には、ドライバビットなどの先端工具10を装着するための、チャックなどの工具装着部7が設けられる。クラッチ機構は、たとえば減速機構における遊星歯車機構のリングギアに付設され、リングギアの端面と軸方向において当接する係止体と、リングギアにおいて係止体側に突出する係止凸部と、係止体をリングギアに付勢するクラッチバネとを含む。クラッチ機構においては、出力軸6の回転によりリングギアの負荷トルクが増大し、係止体と係止凸部との係合が解除されると、リングギアが空転して、出力軸6への動力伝達が遮断されるようになっている。
The
作業者は、動力伝達を遮断するトルク値を設定できる。クラッチ機構における係止体と係止凸部との係合を解除する負荷トルクは、クラッチバネが係止体を付勢する力に依存する。作業者は、図示しないトルク調整ハンドルを回転操作して、クラッチバネの付勢力を変えることで、所望の締付トルクを設定できる。 The operator can set a torque value for interrupting power transmission. The load torque for releasing the engagement between the locking body and the locking projection in the clutch mechanism depends on the force with which the clutch spring biases the locking body. The operator can set a desired tightening torque by rotating a torque adjusting handle (not shown) to change the urging force of the clutch spring.
減速機構と出力軸6との間には、手締め作業時に出力軸6を自動ロックするためのロック機構が設けられている。ロック機構は、操作スイッチ4が操作されない状態で出力軸6をロックする機能をもち、このロック機能により作業者は、電動回転工具1を手回しドライバとして用いることができる。
Between the speed reduction mechanism and the
このように電動回転工具1は、締付トルクが設定トルクに達すると出力軸6への動力伝達を遮断する「クラッチ機能」と、操作スイッチ4の非操作時に出力軸6をロックする「ロック機能」とを有して構成される。なおロック機能が作動している際、クラッチ機能は作動しない。このクラッチ機能およびロック機能は、市販のドリルドライバにおいて実質的に標準装備されている。
Thus, the
電動回転工具1のクラッチ機能により設定トルクで正確に動力伝達を遮断できれば、作業者のネジ締め作業は非常に楽なものとなる。しかしながら電動回転工具1の胴部2内では、各種構成部品が高速回転することによる振動や、出力軸6からの振動がクラッチ機構に伝達されることで、クラッチ機構は、作業者が設定したトルク値で正確に動作できないことがある。そのため厳密な締付トルク精度を要求されるネジ締めでは、作業者は、電動回転工具1を用いるだけでは作業を終了できず、電動回転工具1を用いてネジ部品の仮締めを行い、その後、トルクドライバに持ち替えて、手動でネジ部品の本締めを行っている。このように作業者は使用工具を交換しなければならず、現状のネジ締め作業が効率的に実施できているとは言い難い。
If the power transmission can be accurately interrupted with the set torque by the clutch function of the
そこで実施形態では、高精度のクラッチ機能を有するトルクドライバを、電動回転工具1に取り付けて、電動回転工具1の出力軸6と同軸に回転させるための構造を提供する。
Therefore, in the embodiment, a structure for attaching a torque driver having a highly accurate clutch function to the
図2は、実施形態のトルクドライバ20の外観構成を示す。トルクドライバ20は、ドライバ本体21を備え、ドライバ本体21は、作業者が把持するための把持部22と、ドライバビットなどの先端工具24を装着するための工具装着部23とを有する。工具装着部23はトルクドライバ20の先端側に設けられ、先端工具24が挿入される装着孔を有する。
FIG. 2 shows an external configuration of the
トルクドライバ20は、締付け対象物であるネジ部品を設定トルクで締付けるためのクラッチ機構を有して構成される。クラッチ機構は、たとえばドライバ本体21と先端工具24を連結する摩擦板と、摩擦板を噛合い方向に付勢するクラッチバネとを有する。クラッチ機構においては、ネジ部品の締付中に所定値以上のトルクが先端工具24にかかると、摩擦板がスリップして先端工具24とドライバ本体21とが空転するようになっている。
The
先端工具24とドライバ本体21とが空転するときのトルク値は、ドライバ本体21に備えられたトルク値可変部を調節することにより変更可能である。たとえばトルク値可変部は、ドライバ本体21の外周に回転可能に設けられたリング状部材からなり、リング状部材を回転させることで摩擦板を付勢しているクラッチバネのバネ力を調整して、トルク値を変更できるようになっている。なお実施形態のトルクドライバ20は、トルク値可変機能を有しなくてもよい。
The torque value when the
実施形態のトルクドライバ20によれば、先端工具24による締付トルクが規定のトルクに達すると、摩擦板がスリップして先端工具24とドライバ本体21との接続部が空転し、ネジ部品の締付けが停止する。これにより、規定トルクで正確にネジ締めすることが可能となる。
According to the
実施形態のトルクドライバ20は、後端側に、電動回転工具1の出力軸6に同軸に連結するための連結部30を備える。連結部30は把持部22の後方に設けられ、先端工具24の回転軸と同軸に、ドライバ本体21の後端から後方に延出する突起部を含む。図1に示す電動回転工具1は、ドライバビットを装着するための工具装着部7を備える。トルクドライバ20の後端に設けられる連結部30は、電動回転工具1の工具装着部7に装着される先端工具10の被装着形状と同じ形状を有してよい。たとえば連結部30の断面は、多角形に形成される。連結部30を電動回転工具1の工具装着部7に装着可能な形状とすることで、連結部30を電動回転工具1の工具装着部7に固定することが可能となる。
The
図3は、トルクドライバ20の連結部30を、電動回転工具1の工具装着部7に固定した状態を示す。連結部30を工具装着部7に固定することで、電動回転工具1の出力軸6とドライバ本体21とが、一体となって回転可能となる。電動回転工具1にトルクドライバ20を連結した状態を「連結工具」と呼ぶ。以下、ネジ部品の規定締付トルクがL(N・m)であるとして、連結工具の使用方法を説明する。
FIG. 3 shows a state in which the connecting
トルクドライバ20は、締付トルクをLとする専用工具を使用する。なおトルクドライバ20がトルク値可変機能を有する場合には、トルク値可変部を調節して、締付トルクをトルク値Lに設定する。一方、電動回転工具1の締付トルクは、Lよりも低いトルク値M(<L)に設定する。トルク値Mは、電動回転工具1のクラッチ機構の最大のトルク誤差を勘案して設定される。たとえば電動回転工具1のクラッチ機構の最大のトルク誤差が0.3N・mであれば、トルク値Mは、(L−0.3)N・mよりも若干低い値に設定されることが好ましい。
The
ネジ締め作業において、作業者が把持部3を把持して、トルクドライバ20の先端工具24をネジ部品に当接させて操作スイッチ4を操作すると、出力軸6とトルクドライバ20とが一体となって回転する。締付がすすみ、出力軸6の負荷トルクがトルク値Mに達すると、電動回転工具1のクラッチ機構が働いて、出力軸6への動力伝達が遮断される。このときネジ部品の締付トルクは、正確にトルク値Mでなくてよい。この時点では、締付トルクはトルク値Lに達しておらず、電動回転工具1のモータ回転を利用したネジ締めは、ネジ部品の仮締め作業の位置づけとなる。
In the screw tightening operation, when the operator grips the
次に作業者は、操作スイッチ4から指を離して、電動回転工具1をネジ締め方向に回転させる。このとき電動回転工具1のロック機能により、出力軸6は電動回転工具1に対して固定されており、したがって連結工具は、トルクドライバ20によるクラッチ機能を備えた手回しドライバとして利用できる。作業者は、先端工具24とドライバ本体21とが空転するまで、連結工具を回転させる。連結工具を用いた手動によるネジ締めは、ネジ部品の本締め作業を構成する。先端工具24とドライバ本体21とが空転するとき、ネジ部品の締付トルクは正確にトルク値Lとなり、作業者は、ネジ締め作業を終了する。
Next, the operator removes his / her finger from the
このように連結工具によれば、作業者は、ネジ部品の仮締め作業および本締め作業を行える。つまり使用工具を交換する必要なく、作業者は、連結工具のみを用いてネジ締め作業を効率的に実施できる。なお連結工具において、電動回転工具1の設定トルクをトルク値Lより大きく設定し、トルクドライバ20のクラッチ機構が作動したときにネジ締め作業を終了することも、作業形態の選択肢として考えられる。しかしながら電動回転工具1によるモータ回転中は、トルクドライバ20のクラッチ精度が落ちることが想定されるため、上記したように、仮締め作業と本締め作業の2段階でネジ締めを行うことが好ましい。
Thus, according to the connecting tool, the operator can perform a temporary fastening operation and a final fastening operation of the screw parts. That is, the operator can efficiently perform the screw tightening operation using only the connecting tool without having to change the tool to be used. In the connecting tool, setting the set torque of the
図4(a)は、別の実施形態のトルクドライバ20aの外観構成を示す。トルクドライバ20aは、ドライバ本体21を備え、ドライバ本体21は、作業者が把持するための把持部22と、先端工具24を装着するための工具装着部23とを有する。工具装着部23は、トルクドライバ20の先端側に設けられる。トルクドライバ20aは、後端側に、連結部30aを装着するための保持部31を備える。保持部31は装着孔32を有し、装着孔32は、先端工具24の回転軸と同軸に形成され、電動回転工具1の工具装着部7と同じ内部構造を有してよい。
FIG. 4A shows an external configuration of a
図4(b)は、保持部31の装着孔32に連結部30aを取り付けた状態を示す。連結部30aは、電動回転工具1の出力軸6に同軸に連結するための棒状部材であり、保持部31に保持されて、ドライバ本体21の後端から後方に延出する突起部を形成する。図1に示す電動回転工具1は、先端工具10を装着するための工具装着部7を備える。トルクドライバ20の後端に取り付けられる連結部30aは、工具装着部7に装着される先端工具10の被装着形状と同じ形状を有してよい。たとえば連結部30aの断面は、多角形に形成される。トルクドライバ20の保持部31に連結部30aを取り付けることで、連結部30aを電動回転工具1の工具装着部7に固定することが可能となる。
FIG. 4B shows a state where the connecting
トルクドライバ20aにおいては、棒状の連結部30aを保持部31に着脱可能とすることで、電動回転工具1にトルクドライバ20aを連結する場合にのみ、連結部30aを保持部31に取り付ければよい。これによりトルクドライバ20aを単体で使用するときには、連結部30aを保持部31から外すことができる。
In the
図5は、電動回転工具1aの外観構成の別の例を示す。電動回転工具1aの外装を構成するハウジングは、有底筒形状の胴部2と、胴部2から下方に延出する把持部3とを備える。把持部3は、作業者が把持するグリップを形成し、把持部3の下端部には、箱状の収容ケースからなるバッテリパック5が取り付けられる。把持部3の前面には作業者が操作する操作スイッチ4が形成される。
FIG. 5 shows another example of the external configuration of the
図1に示す電動回転工具1との相違点として、電動回転工具1aは、出力軸として、六角ボルトの頭部や六角ナットに装着するソケット体を取り付けるための、断面が四角形状の工具装着部7aを備えて構成される。工具装着部7aは出力軸でもある。
The electric
図6は、さらに別の実施形態のトルクドライバ20bの外観構成を示す。トルクドライバ20bは、ドライバ本体21を備え、ドライバ本体21は、作業者が把持するための把持部22と、先端工具24を装着するための工具装着部23とを有する。工具装着部23は、トルクドライバ20の先端側に設けられる。トルクドライバ20bは、後端側に、電動回転工具1aの出力軸に同軸に連結するための連結部30bを備える。
FIG. 6 shows an external configuration of a
連結部30bは、電動回転工具1aに設けられた工具装着部7aを受け入れる凹部を有して形成される。この凹部は、電動回転工具1aの工具装着部7aに装着されるソケット体の被取付形状と同じ形状を有してよい。
The connecting
図7は、トルクドライバ20bの連結部30bを、電動回転工具1aの工具装着部7aに固定した状態を示す。連結部30bを工具装着部7aに固定することで、電動回転工具1aの出力軸とドライバ本体21とが、一体となって回転可能となる。
FIG. 7 shows a state in which the connecting
このようにトルクドライバの後端に、電動回転工具の出力軸に同軸に連結する連結部を設けることで、トルクドライバを、電動回転工具の先端工具として利用できるようになる。作業者は、電動回転工具にトルクドライバを連結した連結工具を利用することで、ネジ締め作業を効率よく実施できる。 Thus, by providing the connection part coaxially connected to the output shaft of the electric rotary tool at the rear end of the torque driver, the torque driver can be used as a tip tool of the electric rotary tool. The operator can efficiently perform the screw tightening work by using a connecting tool in which a torque driver is connected to the electric rotary tool.
本発明の一態様の概要は、次の通りである。 The outline of one embodiment of the present invention is as follows.
本発明のある態様のトルクドライバ(20,20a,20b)は、締付け対象物を設定トルクで締付けるためのクラッチ機構を有する。トルクドライバは、先端側に先端工具(24)を装着するための工具装着部(23)と、後端側に電動回転工具(1,1a)の出力軸(6)に同軸に連結するための連結部(30,30a,30b)とを備える。 The torque driver (20, 20a, 20b) according to an aspect of the present invention has a clutch mechanism for tightening an object to be tightened with a set torque. The torque driver is coaxially connected to the tool mounting portion (23) for mounting the tip tool (24) on the front end side and the output shaft (6) of the electric rotary tool (1, 1a) on the rear end side. And connecting portions (30, 30a, 30b).
トルクドライバは、ユーザが把持するための把持部(22)を備え、把持部の後方に連結部(30,30a,30b)が設けられることが好ましい。 The torque driver is preferably provided with a grip portion (22) for a user to grip, and a connecting portion (30, 30a, 30b) is preferably provided behind the grip portion.
連結部(30,30a)は、電動回転工具(1)に設けられた工具装着部(7)に装着される突起部を有してよく、突起部は着脱可能であってよい。 The connecting portion (30, 30a) may have a protrusion that is attached to a tool attachment portion (7) provided in the electric rotary tool (1), and the protrusion may be detachable.
連結部(30b)は、電動回転工具(1a)に設けられた工具装着部(7a)を受け入れる凹部を有してよい。 The connection part (30b) may have a recess for receiving the tool mounting part (7a) provided in the electric rotary tool (1a).
以上、本発明を実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。 The present invention has been described based on the embodiments. This embodiment is an exemplification, and it will be understood by those skilled in the art that various modifications can be made to each component or combination of each processing process, and such modifications are within the scope of the present invention. .
1,1a・・・電動回転工具、2・・・胴部、3・・・把持部、4・・・操作スイッチ、6・・・出力軸、7,7a・・・工具装着部、10・・・先端工具、20,20a,20b・・・トルクドライバ、21・・・ドライバ本体、22・・・把持部、23・・・工具装着部、24・・・先端工具、30,30a,30b・・・連結部、31・・・保持部、32・・・装着孔。
DESCRIPTION OF
Claims (5)
先端側に先端工具を装着するための工具装着部と、
後端側に電動回転工具の出力軸に同軸に連結するための連結部と、
を備えることを特徴とするトルクドライバ。 A torque driver having a clutch mechanism for tightening a tightening object with a set torque,
A tool mounting part for mounting a tip tool on the tip side;
A connecting portion for coaxially connecting to the output shaft of the electric rotary tool on the rear end side;
A torque driver comprising:
前記把持部の後方に、前記連結部が設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載のトルクドライバ。 With a gripping part for gripping,
The connecting part is provided behind the grip part,
The torque driver according to claim 1.
ことを特徴とする請求項1または2に記載のトルクドライバ。 The connecting portion includes a protrusion that is mounted on a tool mounting portion provided in the electric rotary tool.
The torque driver according to claim 1 or 2, wherein
ことを特徴とする請求項3に記載のトルクドライバ。 The protrusion is removable.
The torque driver according to claim 3.
ことを特徴とする請求項1または2に記載のトルクドライバ。 The connecting portion includes a recess for receiving a tool mounting portion provided in the electric rotary tool.
The torque driver according to claim 1 or 2, wherein
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016047514A JP2017159415A (en) | 2016-03-10 | 2016-03-10 | Torque driver |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7060272B1 (en) * | 2020-12-21 | 2022-04-26 | 昆霖 呉 | Adjustable screw screw-in and removal stop device in impact driver |
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2016
- 2016-03-10 JP JP2016047514A patent/JP2017159415A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7060272B1 (en) * | 2020-12-21 | 2022-04-26 | 昆霖 呉 | Adjustable screw screw-in and removal stop device in impact driver |
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