JP2017157083A - ファイル再構築装置およびプログラム - Google Patents

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寛高 新井
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Abstract

【課題】複数のページを含む入力ファイルから抽出されたページを含む2以上のページを、後で参照しやすくする。
【解決手段】制御部50において、分割部52は、複数のページを含む入力ファイルをページ単位に分割する。また、照合部53は、分割された入力ファイルにおける各ページの対象画像と、全体ルールにおける個別ルールに定められた基準画像との照合を行い、照合が成功したページを、一時保存領域55bに順次保存する。照合部53において入力ファイルにおける最終ページの照合が終了すると、再構築部54は、一時保存領域55bに保存されている2以上のページ(照合が成功したページ)を束ねることで、1まとまりの出力ファイルを作成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ファイル再構築装置およびプログラムに関する。
特許文献1には、画像データと画像データの特徴量とを記憶する蓄積装置に記憶された画像データを、あるグループに含めるべき旨の指示が与えられた場合に、画像データの特徴量とグループに対応付けられた特徴量とを比較することにより、画像データをグループに含めることが妥当か否かを判断し、妥当である場合には画像データをグループに含めて蓄積装置に格納し、妥当でない場合には妥当でない旨のメッセージを出力するようにした画像データ分類装置が記載されている。
また、特許文献2には、帳票などの文書をイメージデータとして取得し、取得したイメージデータを帳票の種類毎に分類を行い保存するイメージ処理システムにおいて、分類対象の帳票の特徴を保持し、帳票の特徴を利用して取得したイメージデータから帳票の識別を行い、識別結果からイメージデータの分類先が特定できない場合は、2枚目の帳票のイメージデータを取得して帳票の識別を行い、識別結果を用いて分類先を特定するようにしたイメージ処理システムが記載されている。
特開2004−287829号公報 特開2005−31934号公報
ここで、複数のページを含む入力ファイルに対し、ページを単位として基準画像との照合を行う構成を採用した場合、照合が成功したページは、1ページを単位としてファイル化され、出力(分類)されることになる。通常、1つの入力ファイルに含まれる複数のページには、例えば前後関係などの相関が存在することがある。ただし、照合が成功したページをページ単位でファイル化する手法を採用した場合には、分類後に、1つの入力ファイルにおいて照合が成功した複数のページを参照したり、1つの入力ファイルにおいて照合が成功したページおよび照合が失敗したページを含む複数のページを参照したりすることが困難となっていた。
本発明は、複数のページを含む入力ファイルから抽出されたページを含む2以上のページを、後で参照しやすくすることを目的とする。
請求項1記載の発明は、複数のページを含む入力ファイルから、予め決められた条件に適合する適合ページを抽出する抽出手段と、前記抽出手段が前記入力ファイルから抽出した2以上の前記適合ページを含む出力ファイルを作成する作成手段とを含むファイル再構築装置である。
請求項2記載の発明は、複数のページを含む入力ファイルから、予め決められた条件に適合する適合ページを抽出する抽出手段と、前記抽出手段が前記入力ファイルから抽出した1の前記適合ページと、当該入力ファイルにおいて当該適合ページに連続し且つ前記条件に適合しないことで当該抽出手段が当該入力ファイルから抽出しなかった1以上の不適合ページとを含む出力ファイルを作成する作成手段とを含むファイル再構築装置である。
請求項3記載の発明は、複数のページを含む入力ファイルから、予め決められた条件に適合する適合ページと、当該適合ページに続く予め定められた枚数の続ページとを抽出する抽出手段と、前記抽出手段が前記入力ファイルから抽出した1の前記適合ページと1以上の前記続ページとを含む出力ファイルを作成する作成手段とを含むファイル再構築装置である。
請求項4記載の発明は、前記入力ファイルにおける各ページの画像と、前記条件として予め定められた基準画像とを照合する照合手段をさらに含み、前記抽出手段は、前記入力ファイルのうち前記照合手段で前記基準画像との照合が成功したページを、前記適合ページとして抽出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のファイル再構築装置である。
請求項5記載の発明は、前記条件における前記基準画像が、第1基準画像と第2基準画像とを含んでいる場合に、前記作成手段は、前記入力ファイルのうち前記照合手段で前記第1基準画像との照合が成功した1以上の適合ページと、当該入力ファイルのうち当該照合手段で前記第2基準画像との照合が成功した1以上の適合ページとを含む前記出力ファイルを作成することを特徴とする請求項4記載のファイル再構築装置である。
請求項6記載の発明は、前記条件が、前記基準画像として一方の基準画像を含む第1条件と当該基準画像として他方の基準画像を含む第2条件とを含んでいる場合に、前記作成手段は、前記出力ファイルとして、前記入力ファイルのうち前記照合手段で前記一方の基準画像との照合が成功した2以上のページを含む第1出力ファイルと、当該入力ファイルのうち当該照合手段で前記他方の基準画像との照合が成功した2以上のページを含む第2出力ファイルとを作成することを特徴とする請求項4または5記載のファイル再構築装置である。
請求項7記載の発明は、コンピュータに、複数のページを含む入力ファイルから、予め決められた条件に適合する適合ページを抽出する機能と、前記入力ファイルから抽出した2以上の前記適合ページを含む出力ファイルを作成する機能とを実現させるプログラムである。
請求項8記載の発明は、コンピュータに、複数のページを含む入力ファイルから、予め決められた条件に適合する適合ページを抽出する機能と、前記入力ファイルから抽出した1の前記適合ページと、当該入力ファイルにおいて当該適合ページに連続し且つ前記条件に適合しないことで当該入力ファイルから抽出しなかった1以上の不適合ページとを含む出力ファイルを作成する機能とを実現させるプログラムである。
請求項9記載の発明は、コンピュータに、複数のページを含む入力ファイルから、予め決められた条件に適合する適合ページと、当該適合ページに続く予め定められた枚数の続ページとを抽出する機能と、前記入力ファイルから抽出した1の前記適合ページと1以上の前記続ページとを含む出力ファイルを作成する機能とを実現させるプログラムである。
請求項1記載の発明によれば、複数のページを含む入力ファイルから抽出されたページを含む2以上のページを、後で参照しやすくすることができる。
請求項2記載の発明によれば、複数のページを含む入力ファイルから抽出されたページを含む2以上のページを、後で参照しやすくすることができる。
請求項3記載の発明によれば、複数のページを含む入力ファイルから抽出されたページを含む2以上のページを、後で参照しやすくすることができる。
請求項4記載の発明によれば、基準画像に対応したページを含む出力ファイルを得ることができる。
請求項5記載の発明によれば、内容が異なる複数の基準画像に対応したページを含む出力ファイルを得ることができる。
請求項6記載の発明によれば、内容が異なる複数の基準画像毎の出力ファイルを得ることができる。
請求項7記載の発明によれば、複数のページを含む入力ファイルから抽出されたページを含む2以上のページを、後で参照しやすくすることができる。
請求項8記載の発明によれば、複数のページを含む入力ファイルから抽出されたページを含む2以上のページを、後で参照しやすくすることができる。
請求項9記載の発明によれば、複数のページを含む入力ファイルから抽出されたページを含む2以上のページを、後で参照しやすくすることができる。
本実施の形態の画像データ振分システムの構成の一例を示す図である。 画像形成装置に設けられた制御部の構成を示すブロック図である。 ルールテーブルの概要を説明するための図である。 サーバ装置に設けられた画像記憶部の構成を示すブロック図である。 (a)〜(e)は、入力ファイルの一例を示す図である。 抽出結合振分処理の手順を説明するためのフローチャートである。 抽出結合振分処理に関する第1の具体例を説明するための図である。 抽出結合振分処理に関する第2の具体例を説明するための図である。 抽出結合振分処理に関する第3の具体例を説明するための図である。 連続結合振分処理の手順を説明するためのフローチャートである。 図10に示す一時保存領域出力処理(サブルーチン)の手順を説明するためのフローチャートである。 連続結合振分処理に関する第1の具体例を説明するための図である。 連続結合振分処理に関する第2の具体例を説明するための図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[画像データ振分システムの構成]
図1は、本実施の形態の画像データ振分システムの構成の一例を示す図である。
この画像データ振分システムは、スキャン機能、プリント機能、コピー機能およびファクシミリ機能を備えることで所謂複合機として動作する画像形成装置1と、画像形成装置1に接続されるネットワーク2および電話回線6と、ネットワーク2に接続される端末装置3およびサーバ装置5と、電話回線6に接続されるファクシミリ装置4とを有している。
ここで、ネットワーク2は、インターネット回線等によって構成されている。また、端末装置3は、ネットワーク2を介して、画像形成装置1との間で各種データ(画像データを含む)の送受信を行うものであり、例えばPC(Personal Computer)で構成される。さらに、ファクシミリ装置4は、電話回線6を介して、画像形成装置1との間でファクシミリを送受信する。さらにまた、サーバ装置5は、ネットワーク2を介して、画像形成装置1との間で各種データ(画像データやプログラムを含む)を送受信する。
また、画像形成装置1は、紙等の記録媒体に記録された画像を読み取る画像読取部10と、紙等の記録媒体に画像を形成する画像形成部20と、ユーザから電源のオン/オフ、スキャン機能、プリント機能、コピー機能およびファクシミリ機能を用いた動作に関連する指示を受け付けるとともに、ユーザに対してメッセージを表示するユーザインタフェース(UI)30と、ネットワーク2を介して端末装置3およびサーバ装置5との間でデータの送受信を行うとともに、電話回線6を介してファクシミリ装置4との間でデータの送受信を行う送受信部40と、これら画像読取部10、画像形成部20、UI30および送受信部40の動作を制御する制御部50とを備えている。
[画像データ振分システムの動作]
ここで、図1に示す画像データ振分システムで実行される振分処理の概要について、簡単に説明しておく。
まず、画像形成装置1に設けられた制御部50が、制御部50の外部から1つの入力ファイルを取得する。ここで、入力ファイルは、1以上のページを含んで構成されている。また、入力ファイルとしては、自機外の端末装置3からネットワーク2および送受信部40を介して送られてきたもの、自機外のファクシミリ装置4から電話回線6および送受信部40を介して送られてきたもの、自機内の画像読取部10で原稿を読み取ることによって得られたもの、等が挙げられる。
次に、制御部50が、外部から取得した1つの入力ファイルをページ単位で解析する。続いて、制御部50は、入力ファイルを構成する各ページの解析結果に基づいて、各ページの振分を行い、1以上の出力ファイルに再構築する。そして、制御部50は、1つの入力ファイルを再構築することで得た1以上の出力ファイルを、自機外のサーバ装置5に向けて出力する。
制御部50から出力された各出力ファイルは、送受信部40およびネットワーク2を介してサーバ装置5へと送られる。そして、サーバ装置5は、受け取った各出力ファイルを記憶する。
[画像形成装置に設けられた制御部の構成]
図2は、画像形成装置1に設けられた制御部50の構成を示すブロック図である。
なお、図2は、図1に示す画像データ振分システムで実行される画像データの振分処理に関する機能ブロックのみを示しており、画像読取部10等の動作の制御に関する機能ブロックについては、その記載を省略している。
制御部50は、プログラムを読み出して実行するCPU(Central Processing Unit)と、CPUが実行するプログラムやプログラムを実行する際に使用するデータ等を記憶するROM(Read Only Memory)と、プログラムを実行する際に一時的に生成されるデータ等を記憶するRAM(Random Access Memory)と、プログラムを実行する際に使用するデータ等を記憶するとともに、その内容を書き換え可能であって、電源を供給しなくてもその記憶内容を保持することが可能なEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)とを備えている(すべて図示せず)。ここで、制御部50に設けられたCPUが実行するプログラムは、予めROMやEEPROMに記憶させておく形態の他、例えばCD−ROM等の記憶媒体に格納してCPUに提供したり、あるいは、ネットワーク2を介してCPUに提供したりすることも可能である。
制御部50は、入出力部51と、分割部52と、照合部53と、再構築部54と、記憶部55とを備えている。また、記憶部55は、ルール格納領域55aと一時保存領域55bとを含んでいる。
入出力部51は、制御部50と画像読取部10、画像形成部20、UI30および送受信部40との間で、各種データ(上記入力ファイルおよび上記出力ファイルを含む)の入出力を行う。
分割部52は、入出力部51から入力されてくる入力ファイルが複数のページを含む場合に、入力ファイルをページ単位に分割する。なお、以下の説明においては、入力ファイルを構成する各ページの画像データを、「対象画像データ」と称する。
照合部53は、分割部52から入力されてくる対象画像データと、記憶部55のルール格納領域55aに格納されるルールテーブルに登録された基準画像データとの照合を行う。この照合部53で採用される照合方式としては、公知の各種手法を適用してかまわない。また、照合部53は、対象画像データと基準画像データとの照合結果に基づき、必要に応じて、特定のページの対象画像データを、記憶部55の一時保存領域55bに保存させる。なお、ルールテーブルおよび基準画像データの詳細については後述する。
再構築部54は、照合部53による対象画像データと基準画像データとの照合結果に基づき、上記入力ファイルを、それぞれが1以上のページを含む1以上の出力ファイルに再構築する。
記憶部55では、ルール格納領域55aが上記ルールテーブルを格納し、一時保存領域55bが特定のページの対象画像データを記憶する。ここで、ルール格納領域55aはEEPROM等で構成するとよく、一時保存領域55bはRAM等で構成するとよい。
ここで、本実施の形態では、制御部50がファイル再構築装置の一例となっている。また、分割部52、照合部53、再構築部54および記憶部55が、抽出手段および作成手段の一例となっている。さらに、照合部53は、照合手段の一例となっている。
[ルールテーブルの概要]
図3は、画像データの振分処理において、振分ルールとして用いられるルールテーブルの概要を説明するための図である。このルールテーブルは、図2に示す記憶部55におけるルール格納領域55aに格納されている。
本実施の形態のルールテーブルは、全体的なルール(全体ルールという)にそれぞれ付与された全体ルール名と、各全体ルールに対して設定された振分種別と、各全体ルール内において設定された1以上のルール(個別ルールという)に付与された個別ルール名と、各個別ルールにおいて設定された出力先、ファイル名接頭辞および基準画像とを対応付けたものとなっている。ここで、図3に示す例においては、4つの全体ルール(第1全体ルールR1〜第4全体ルールR4)が、ルールテーブルに登録されている。
図3に示すルールテーブルにおいて、振分種別は、画像データの振分処理の種別を示すものであって、抽出結合(振分処理)または連続結合(振分処理)が設定されるようになっている。ここで、「抽出結合振分処理」は、入力ファイルを構成する1以上のページ(対象画像データ)から、帳票(基準画像データ)との照合が成功したページ(照合成功ページ)を抽出するとともに、抽出した1以上の照合成功ページを結合し、1まとまりの出力ファイルとする処理をいう。また、「連続結合振分処理」は、入力ファイルを構成する1以上のページ(対象画像データ)から、帳票(基準画像データ)との照合が成功したページ(照合成功ページ)、および、この照合成功ページに連続し且つ帳票(基準画像データ)との照合が失敗したページ(照合失敗ページ)を抽出するとともに、抽出した1つの照合成功ページおよびこれに連続する1以上の照合失敗ページを結合し、1まとまりの出力ファイルとする処理をいう。なお、「抽出結合振分処理」および「連続結合振分処理」の詳細については後述する。
また、個別ルールにおける出力先は、個別ルールに適合する出力ファイルを記憶させるためのフォルダ名となっている。なお、この例においては、各出力先が、すべてサーバ装置5の画像記憶部500(後述する図4参照)に設けられたフォルダとなっている。
さらに、個別ルールにおけるファイル名接頭辞は、個別ルールに適合する出力ファイルのファイル名の先頭に付与される名称となっている。なお、この例においては、各ファイル名接頭辞が、すべて、後述する基準画像データの名称から決められている。
さらにまた、個別ルールにおける基準画像は、1以上の基準画像データを含むものとなっている。ここで、4つの全体ルールのそれぞれについて個別に説明する前に、図3に記載される基準画像における『稟議書』、『申込書A』、『申込書B』、『申込書C』、『申込書D』のそれぞれについて説明しておく。
まず、『稟議書』は、所謂稟議のための書類であって、特定のフォームで構成されている。また、『申込書A』は、例えば契約Aに対する申し込みを行うための書類であって、『稟議書』とは異なる特定のフォームで構成されている。さらに、『申込書B』は、例えば契約Bに対する申し込みを行うための書類であって、『稟議書』および『申込書A』とは異なる特定のフォームで構成されている。さらにまた、『申込書C』は、例えば契約Cに対する申し込みを行うための書類であって、『稟議書』、『申込書A』および『申込書B』とは異なる特定のフォームで構成されている。そして、『申込書D』は、例えば契約Dに対する申し込みを行うための書類であって、『稟議書』、『申込書A』、『申込書B』および『申込書C』とは異なる特定のフォームで構成されている。以下では、これら『稟議書』、『申込書A』、『申込書B』、『申込書C』および『申込書D』のように、特定のフォームで構成されるとともに、ルールテーブルに基準画像として登録されている書類(電子文書を含む)を、「帳票」と呼ぶことにする。
なお、全体ルールの内容は、ユーザにより設定され且つ登録される。すなわち、画像形成装置1に設けられたUI30や、ネットワーク2を介して画像形成装置1と接続される端末装置3等から受け付けた、全体ルール(個別ルールを含む)に関する設定が、制御部50における記憶部55にルール格納領域55aに登録される。そして、この例では、ルール格納領域55aに格納されている複数の全体ルールのうちのいずれか1つが選択され、制御部50に設定される。
では、図3を参照しつつ、第1全体ルールR1〜第4全体ルールR4のそれぞれの内容について、具体的に説明を行う。
第1全体ルールR1では、振分種別が「抽出結合」に設定されており、個別ルールは1つ(個別ルール名:個別ルールA)設定されている。ここで、個別ルールAにおいては、出力先が「ルールAフォルダ」に設定されており、ファイル名接頭辞が「申込書ABCD_」に設定されている。また、個別ルールAにおいては、基準画像が「稟議書」、「申込書A」、「申込書B」、「申込書C」および「申込書D」に設定されている。
第2全体ルールR2では、振分種別が「抽出結合」に設定されており、個別ルールは2つ(個別ルール名:個別ルールBおよび個別ルールC)設定されている。ここで、個別ルールBにおいては、出力先が「ルールBフォルダ」に設定されており、ファイル名接頭辞が「申込書AB_」に設定されている。また、個別ルールBにおいては、基準画像が「稟議書」、「申込書A」および「申込書B」に設定されている。これに対し、個別ルールCにおいては、出力先が「ルールCフォルダ」に設定されており、ファイル名接頭辞が「申込書CD_」に設定されている。また、個別ルールCにおいては、基準画像が「申込書C」および「申込書D」に設定されている。そして、第2全体ルールR2に含まれる個別ルールCと個別ルールDとでは、個別ルールの内容(出力先、ファイル名接頭辞および基準画像)が重複しないようになっている。
第3全体ルールR3では、振分種別が「連続結合」に設定されており、個別ルールは1つ(個別ルール名:個別ルールD)設定されている。ここで、個別ルールDにおいては、出力先が「ルールDフォルダ」に設定されており、ファイル名接頭辞が「稟議書n_」(ただしnは序数)に設定されている。また、個別ルールDにおいては、基準画像が「稟議書」に設定されている。
第4全体ルールR4では、振分種別が「連続結合」に設定されており、個別ルールは2つ(個別ルール名:個別ルールEおよび個別ルールF)設定されている。ここで、個別ルールEにおいては、出力先が「ルールEフォルダ」に設定されており、ファイル名接頭辞が「稟議書n_」(ただしnは序数)に設定されている。また、個別ルールEにおいては、基準画像が「稟議書」に設定されている。一方、個別ルールFにおいては、出力先が「ルールFフォルダ」に設定されており、ファイル名接頭辞が「申込書An_」(ただしnは序数)に設定されている。また、個別ルールFにおいては、基準画像が「申込書A」に設定されている。そして、第4全体ルールR4に含まれる個別ルールEと個別ルールFとでは、個別ルールの内容(出力先、ファイル名接頭辞および基準画像)が重複しないようになっている。
このように、図3に示す例では、第1全体ルールR1および第2全体ルールR2の振分種別が、「抽出結合」に設定されているのに対し、第3全体ルールR3および第4全体ルールR4の振分種別が、「連続結合」に設定されている点が異なる。また、振分種別が「抽出結合」に設定されている第1全体ルールR1および第2全体ルールR2では、第1全体ルールR1に設定される個別ルールの数が1つ(単数)であるのに対し、第2全体ルールR2に設定される個別ルールの数が2つ(複数)である点が異なる。一方、振分種別が「連続結合」に設定されている第3全体ルールR3および第4全体ルールR4でも、第3全体ルールR3に設定される個別ルールの数が1つ(単数)であるのに対し、第4全体ルールR4に設定される個別ルールの数が2つ(複数)である点が異なる。
ここで、本実施の形態では、第1全体ルールR1および第2全体ルールR2を構成する個別ルールに設定された複数の基準画像のうちの2つが、第1基準画像および第2基準画像としての機能を有している。また、本実施の形態では、第2全体ルールR2および第4全体ルールR4を構成する複数の個別ルールのそれぞれに設定された基準画像が、一方の基準画像(第1条件)および他方の基準画像(第2条件)としての機能を有している。
[サーバ装置に設けられた画像記憶部の構成]
図4は、図1に示すサーバ装置5に設けられた画像記憶部500の構成を示す図である。
画像記憶部500は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の補助記憶装置で構成されている。この例において、画像記憶部500の記憶領域には、ルールAフォルダ501、ルールBフォルダ502、ルールCフォルダ503、ルールDフォルダ504、ルールEフォルダ505、ルールFフォルダ506およびルール外フォルダ507が設けられている。
ルールAフォルダ501は、図3に示す個別ルールAの出力先に対応するものであって、個別ルールAを満足する画像データを含んだ出力ファイルを格納する。ルールBフォルダ502は、図3に示す個別ルールBの出力先に対応するものであって、個別ルールBを満足する画像データを含んだ出力ファイルを格納する。ルールCフォルダ503は、図3に示す個別ルールCの出力先に対応するものであって、個別ルールCを満足する画像データを含んだ出力ファイルを格納する。ルールDフォルダ504は、図3に示す個別ルールDの出力先に対応するものであって、個別ルールDを満足する画像データを含んだ出力ファイルを格納する。ルールEフォルダ505は、図3に示す個別ルールEの出力先に対応するものであって、個別ルールEを満足する画像データを含んだ出力ファイルを格納する。ルールFフォルダ506は、図3に示す個別ルールFの出力先に対応するものであって、個別ルールFを満足する画像データを含んだ出力ファイルを格納する。ルール外フォルダ507は、各全体ルールにおいて設定される個別ルールを満足しない画像データを含んだ出力ファイルを格納する。具体的に説明すると、ルール外フォルダ507は、例えば第1全体ルールR1が設定されている場合は、個別ルールAを満足しない画像データを含んだ出力ファイルを格納し、また、例えば第2全体ルールR2が設定されている場合は、個別ルールBおよび個別ルールCを満足しない画像データを含む出力ファイルを格納する。
[入力ファイル]
図5は、本実施の形態で用いられる入力ファイルの一例を示す図である。ここで、図5(a)は第1入力ファイルF1を、図5(b)は第2入力ファイルF2を、図5(c)は第3入力ファイルF3を、図5(d)は第4入力ファイルF4を、図5(e)は第5入力ファイルF5を、それぞれ示している。なお、これら第1入力ファイルF1〜第5入力ファイルF5は、後述する具体例の説明において用いられる。
ここで、図5(a)〜(e)のそれぞれについて個別に説明する前に、図5に記載される「稟議書m」、「申込書Am」、「申込書Bm」、「申込書Cm」、「申込書Dm」および「添付資料m」(ただしmは序数)のそれぞれについて説明しておく。
まず、「稟議書m」は、図3に示す『稟議書』のフォームに、例えば手書きによる文字等が記入されたものを意味する。また、「申込書Am」は、図3に示す『申込書A』のフォームに、例えば手書きによる文字等が記入されたものを意味する。さらに、「申込書Bm」は、図3に示す『申込書B』のフォームに、例えば手書きによる文字等が記入されたものを意味する。さらにまた、「申込書Cm」は、図3に示す『申込書C』のフォームに、例えば手書きによる文字等が記入されたものを意味する。また、「申込書Dm」は、図3に示す『申込書D』のフォームに、例えば手書きによる文字等が記入されたものを意味する。そして、「添付資料m」は、上記各種帳票(『稟議書』、『申込書A』、『申込書B』、『申込書C』および『申込書D』)以外のものを指す。
図5(a)に示す第1入力ファイルF1は、7ページ分の対象画像データを含んでいる。ここで、7ページ分の対象画像データのうち、2ページ目(P2)および3ページ目(P3)は帳票となっており、残りのページ(P1、P4〜P7:5ページ分)は添付資料(添付資料1〜5)となっている。そして、2ページある帳票のうち、2ページ目(P2)は、基準画像『稟議書』に対応する稟議書1(1つ目)となっており、3ページ目(P3)は、基準画像『申込書A』に対応する申込書A1(1つ目)となっている。このように、第1入力ファイルF1は、帳票として、1ページ分の『稟議書』と、1ページ分の『申込書A』とを含んでいる。
図5(b)に示す第2入力ファイルF2は、12ページ分の対象画像データを含んでいる。ここで、12ページ分の対象画像データのうち、2ページ目(P2)、3ページ目(P3)、6ページ目(P6)、7ページ目(P7)、10ページ目(P10)および11ページ目(P11)は帳票となっており、残りのページ(P1、P4、P5、P8、P9、P12:6ページ分)は添付資料(添付資料1〜6)となっている。そして、6ページある帳票のうち、2ページ目(P2)は、基準画像『稟議書』に対応する稟議書1(1つ目)となっており、3ページ目(P3)は、基準画像『申込書A』に対応する申込書A1(1つ目)となっている。また、6ページ目(P6)は、基準画像『稟議書』に対応する稟議書2(2つ目)となっており、7ページ目(P7)は、基準画像『申込書B』に対応する申込書B1(1つ目)となっている。さらに、10ページ目(P10)は、基準画像『申込書C』に対応する申込書C1(1つ目)となっており、11ページ目(P11)は、基準画像『稟議書』に対応する稟議書3(3つ目)となっている。このように、第2入力ファイルF2は、帳票として、3ページ分の『稟議書』と、それぞれ1ページ分の『申込書A』、『申込書B』および『申込書C』とを含んでいる。
図5(c)に示す第3入力ファイルF3は、12ページ分の対象画像データを含んでいる。ここで、12ページ分の対象画像データのうち、2ページ目(P2)、3ページ目(P3)、6ページ目(P6)、7ページ目(P7)、8ページ目(P8)、10ページ目(P10)および11ページ目(P11)は帳票となっており、残りのページ(P1、P4、P5、P9、P12:5ページ分)は添付資料(添付資料1〜5)となっている。そして、7ページある帳票のうち、2ページ目(P2)は、基準画像『稟議書』に対応する稟議書1(1つ目)となっており、3ページ目(P3)は、基準画像『申込書A』に対応する申込書A1(1つ目)となっている。また、6ページ目(P6)は、基準画像『稟議書』に対応する稟議書2(2つ目)となっており、7ページ目(P7)は、基準画像『申込書B』に対応する申込書B1(1つ目)となっている。さらに、8ページ目(P8)は、基準画像『申込書C』に対応する申込書C1(1つ目)となっており、10ページ目(P10)は、基準画像『申込書D』に対応する申込書D1(1つ目)となっている。さらにまた、11ページ目(P11)は、基準画像『稟議書』に対応する稟議書3(3つ目)となっている。このように、第3入力ファイルF3は、帳票として、3ページ分の『稟議書』と、それぞれ1ページ分の『申込書A』、『申込書B』、『申込書C』および『申込書D』とを含んでいる。
図5(d)に示す第4入力ファイルF4は、7ページ分の対象画像データを含んでいる。ここで、7ページ分の対象画像データのうち、3ページ目(P3)および6ページ目(P6)は帳票となっており、残りのページ(P1、P2、P4、P5、P7:5ページ分)は添付資料(添付資料1〜5)となっている。そして、2ページある帳票のうち、3ページ目(P3)は、基準画像『稟議書』に対応する稟議書1(1つ目)となっており、6ページ目(P3)は、基準画像『稟議書』に対応する稟議書2(2つ目)となっている。このように、第4入力ファイルF4は、帳票として、2ページ分の『稟議書』を含んでいる。
図5(e)に示す第5入力ファイルF5は、12ページ分の対象画像データを含んでいる。ここで、12ページ分の対象画像データのうち、2ページ目(P2)、3ページ目(P3)、6ページ目(P6)、8ページ目(P8)、10ページ目(P10)、11ページ目(P11)は帳票となっており、残りのページ(P1、P4、P5、P7、P9、P12:6ページ分)は添付資料(添付資料1〜6)となっている。そして、6ページある帳票のうち、2ページ目(P2)は、基準画像『稟議書』に対応する稟議書1(1つ目)となっており、3ページ目(P3)は、基準画像『申込書A』に対応する申込書A1(1つ目)となっている。また、6ページ目(P6)は、基準画像『稟議書』に対応する稟議書2(2つ目)となっており、8ページ目(P8)は、基準画像『申込書A』に対応する申込書A2(2つ目)となっている。さらに、10ページ目(P10)は、基準画像『申込書A』に対応する申込書A3(3つ目)となっており、11ページ目(P11)は、基準画像『稟議書』に対応する稟議書3(3つ目)となっている。このように、第5入力ファイルF5は、帳票として、3ページ分の『稟議書』と、3ページ分の『申込書A』とを含んでいる。
なお、ここでは、入力ファイルとして5つの例を示したが、入力ファイルの構成はこれに限られるものではなく、ページ数も7ページあるいは12ページに限定されるものではない。また、ここでは、入力ファイルが、複数のページを含んでいる場合を例としたが、単数のページで構成される場合もあり得る。さらに、ここでは、入力ファイルが、帳票と添付資料とを含むものとして説明を行ったが、帳票のみで構成される場合や、添付資料のみで構成される場合もあり得る。
[画像データ振分システムにおける振分処理]
では、本実施の形態の画像データ振分システムにおける振分処理について、より具体的に説明を行う。なお、ここでは、最初に「抽出結合振分処理」に関する説明を行い、続いて「連続結合振分処理」に関する説明を行うこととする。
[抽出結合振分処理の手順]
図6は、抽出結合振分処理の手順を説明するためのフローチャートである。
本実施の形態において、図6に示す処理は、画像形成装置1に設けられた制御部50(CPU)が実行する。なお、ここでは、画像形成装置1の制御部50において、事前に、抽出結合振分処理の実行を含んだ全体ルール(図3に示す第1全体ルールR1あるいは第2全体ルールR2)が、記憶部55におけるルール格納領域55aから読み出されるとともに設定されているものとする。
この処理では、まず、分割部52が、入出力部51を介して入力ファイルを取得する(ステップ10)。すると、分割部52は、記憶部55に設けられた一時保存領域55bを初期化する(ステップ12)。
次に、分割部52は、ステップ10で取得した入力ファイルが、複数ページで構成されているか否かを判断する(ステップ14)。ステップ14で肯定の判断(YES)を行った場合、分割部52は、入力ファイルをページ単位に分割し(ステップ16)、照合部53へと出力し、次のステップ18へと進む。一方、ステップ14で否定の判断(NO)を行った場合、分割部52は、入力ファイルを分割することなくそのまま照合部53へと出力し、次のステップ18へと進む。
続いて、照合部53は、ページ番号Xを1に設定し(ステップ18)、入力ファイルにおけるXページ目の対象画像データと、全体ルールに対応付けられている1以上の基準画像データとの照合を行う。そして、Xページ目の照合が成功したか否か(入力ファイルにおけるXページ目の対象画像とフォームが同じ基準画像が存在するか否か)を判断する(ステップ20)。
ステップ20で肯定の判断(YES)を行った場合(Xページ目が適合ページであった場合)、照合部53は、個別ルールに対応付けて、Xページ目の対象画像データを記憶部55の一時保存領域55bに保存し(ステップ22)、次のステップ26へと進む。一方、ステップ20で否定の判断(NO)を行った場合(Xページ目が不適合ページであった場合)、照合部53は、このXページ目の対象画像データを再構築部54へと出力する。再構築部54は、このXページ目の対象画像データを1ファイルとして再構築し、個別ルールに対応付けられた出力先へと出力し(ステップ24)、次のステップ26へと進む。なお、ステップ24において、再構築部54は、得られたファイルを出力ファイルとして、入出力部51を介して外部(ここでは送受信部40)に出力する。そして、この出力ファイルは、ネットワーク2を介してサーバ装置5へと送信され、サーバ装置5の画像記憶部500に設けられたルール外フォルダ507に格納される。
次いで、照合部53は、Xページ目の対象画像データが、入力ファイルにおける最終ページであったか否かを判断する(ステップ26)。ステップ26において否定の判断(NO)を行った場合、照合部53は、ページ番号をX=X+1に更新し(ステップ28)、ステップ20へと戻って次のページの対象画像データに関する処理を続行する。
一方、ステップ26において肯定の判断(YES)を行った場合、再構築部54は、記憶部55における一時保存領域55bに保存されている1以上のページの対象画像データを、個別ルールを単位として1ファイルに束ねて保存する(ステップ30)。ここで、ステップ30では、全体ルールに対応付けられた個別ルールと同じ数のファイル(例えば、個別ルールが1つであれば1つのファイル、個別ルールが2つであれば2つのファイル)が作成される可能性がある。また、ステップ30では、一時保存領域55bに保存されている対象画像データが1ページ分しかない場合は、この1ページ分の対象画像データを含むファイルが作成されることになる。
それから、再構築部54は、ステップ30で作成した各ファイルに対し、各ファイルの元となった入力ファイルのファイル名に、個別ルールに対応付けられたファイル名接頭辞を付加したファイル名を付与する(ステップ32)。
そして、再構築部54は、ステップ32でファイル名が付与された各ファイルを、出力ファイルとして、入出力部51を介して外部(ここでは送受信部40)に出力する(ステップ34)。そして、この出力ファイルは、ネットワーク2を介してサーバ装置5へと送信され、サーバ装置5の画像記憶部500に設けられたルール外フォルダ507以外のフォルダ(この例において、抽出結合振分処理の場合はルールAフォルダ501〜ルールCフォルダ503のいずれか)に格納される。
その後、分割部52は、次の入力ファイルが存在するか否かを判断する(ステップ36)。ステップ36において肯定の判断(YES)を行った場合、分割部52は、ステップ10へと戻り、次の入力ファイルに対する処理を続行する。一方、ステップ36において否定の判断(NO)を行った場合は、この処理を終了する。
[抽出結合振分処理に関する具体例]
では次に、上述した抽出結合振分処理について、3つの具体例を挙げて説明を行う。
<第1の具体例>
図7は、抽出結合振分処理に関する第1の具体例を説明するための図である。
ここで、図中左側には、この例で用いられる振分ルールを示している。また、図中右側上段には、この例で用いられる入力ファイルを示している。さらに、図中右側下段には、この例における振分結果を示している。なお、これらの関係は、後述する図8、図9、図12および図13においても同じである。
この第1の具体例において、振分ルールは第1全体ルールR1となっている。したがって、設定される個別ルールは個別ルールAのみとなり、出力先は「ルールAフォルダ」に、基準画像は「稟議書」、「申込書A」、「申込書B」、「申込書C」および「申込書D」に、それぞれ設定される。
また、この第1の具体例において、入力ファイルは第1入力ファイルF1となっている。この第1入力ファイルF1は、2ページの帳票(稟議書1および申込書A1)を含む全7ページの対象画像データで構成される(図5(a)も参照)。
では、第1全体ルールR1が設定されている状態で、第1入力ファイルF1に対し、図6に示すフローチャートにしたがって処理を行った場合における振分結果について説明を行う。
この場合、帳票ではない1ページ目(P1)の添付資料1および4ページ目(P4)〜7ページ目(P7)の添付資料2〜5は、それぞれ、ステップ20で否定の判断(NO)がなされることにより、ステップ24においてそれぞれが1つの出力ファイルとして順次出力される。ただし、これら5つの出力ファイル(出力1〜出力5)は、帳票を含むものではないため、その出力先は、個別ルールAで設定されているルールAフォルダ501ではなく、ルール外フォルダ507となる。そして、これら5つの出力ファイル(出力1〜出力5)は、サーバ装置5の画像記憶部500に設けられたルール外フォルダ507に記憶される。
これに対し、帳票である2ページ目(P2)の稟議書1および3ページ目(P3)の申込書A1は、それぞれ、ステップ20で肯定の判断(YES)がなされることにより、ステップ22においてそれぞれが個別ルールAに対応付けられた状態で一時保存領域55bに保存される。そして、最終ページである7ページ目(P7)の照合が行われることに伴い、ステップ26で肯定の判断(YES)がなされると、個別ルールAに対応付けられたこれら2つのページは、ステップ30において1つのファイルに束ねられた後、ステップ32で、元の入力ファイル名(ここでは「F1」とする)に、個別ルールAに対応付けられたファイル名接頭辞「申込書ABCD_」を加えたファイル名「申込書ABCD_F1」が付与される。それから、ファイル名「申込書ABCD_F1」が付与された出力ファイル(出力6)は、ステップ34において、個別ルールAで設定されているルールAフォルダ501を出力先として出力される。その後、この出力ファイル(出力6)は、サーバ装置5の画像記憶部500に設けられたルールAフォルダ501に記憶される。
なお、ステップ30で、複数のページを束ねて1つのファイルを作成する際、新たなファイル(出力ファイル)におけるページ順は、元となった入力ファイルにおけるページ順と合わせる(入力ファイルにおけるページ番号の若い順に並べる)とよい。なお、このことは、後述する、図8に示す第2の具体例および図9に示す第3の具体例においても同じである。
<第2の具体例>
図8は、抽出結合処理に関する第2の具体例を説明するための図である。
この第2の具体例において、振分ルールは上記第1の具体例と同じく第1全体ルールR1となっている。したがって、設定される個別ルールは個別ルールAのみとなり、出力先は「ルールAフォルダ」に、基準画像は「稟議書」、「申込書A」、「申込書B」、「申込書C」および「申込書D」に、それぞれ設定される。
また、この第2の具体例において、入力ファイルは第2入力ファイルF2となっている。この第2入力ファイルF2は、6ページの帳票(稟議書1、申込書A1、稟議書2、申込書B1、申込書C1および稟議書3)を含む全12ページの対象画像データで構成される(図5(b)も参照)。
このように、第1の具体例と第2の具体例とは、振分ルールは同じである一方、処理対象となる入力ファイルの内容が異なる。
では、第1全体ルールR1が設定されている状態で、第2入力ファイルF2に対し
図6に示すフローチャートにしたがって処理を行った場合における振分結果について説明を行う。
この場合、帳票ではない1ページ目(P1)の添付資料1、4ページ目(P4)の添付資料2、5ページ目(P5)の添付資料3、8ページ目(P8)の添付資料4、9ページ目(P9)の添付資料5および12ページ目(P12)の添付資料6は、それぞれ、ステップ20で否定の判断(NO)がなされることにより、ステップ24においてそれぞれが1つの出力ファイルとして順次出力される。ただし、これら6つの出力ファイル(出力1〜出力6)は、帳票を含むものではないため、その出力先は、個別ルールAで設定されているルールAフォルダ501ではなく、ルール外フォルダ507となる。そして、これら6つの出力ファイル(出力1〜出力6)は、サーバ装置5の画像記憶部500に設けられたルール外フォルダ507に記憶される。
これに対し、帳票である2ページ目(P2)の稟議書1、3ページ目(P3)の申込書A1、6ページ目(P6)の稟議書2、7ページ目(P7)の申込書B1、10ページ目(P10)の申込書C1および11ページ目(P11)の稟議書3は、それぞれ、ステップ20で肯定の判断(YES)がなされることにより、ステップ22においてそれぞれが個別ルールAに対応付けられた状態で一時保存領域55bに保存される。そして、最終ページである12ページ目(P12)の照合が行われることに伴い、個別ルールAに対応付けられたこれら6つのページは、ステップ30において1つのファイルに束ねられた後、ステップ32で、元の入力ファイル名(ここでは「F2」とする)に、個別ルールAに対応付けられたファイル名接頭辞「申込書ABCD_」を加えたファイル名「申込書ABCD_F2」が付与される。それから、ファイル名「申込書ABCD_F2」が付与された出力ファイル(出力7)は、ステップ34において、個別ルールAで設定されているルールAフォルダ501を出力先として出力される。その後、この出力ファイル(出力7)は、サーバ装置5の画像記憶部500に設けられたルールAフォルダ501に記憶される。
<第3の具体例>
図9は、抽出結合処理に関する第3の具体例を説明するための図である。
この第3の具体例において、振分ルールは上記第1の具体例および上記第2の具体例とは異なる第2全体ルールR2となっている。したがって、設定される個別ルールは個別ルールBおよび個別ルールCの2つとなる。ここで、個別ルールBにおける出力先は「ルールBフォルダ」に、基準画像は「稟議書」、「申込書A」および「申込書B」に、それぞれ設定される。一方、個別ルールCにおける出力先は「ルールCフォルダ」に、基準画像は「申込書C」および「申込書D」に、それぞれ設定される。
また、この第3の具体例において、入力ファイルは第3入力ファイルF3となっている。この第3入力ファイルF3は、7ページの帳票を含む全12ページの対象画像データで構成される(図5(c)も参照)。
このように、第1、第2の具体例と第3の具体例とは、振分ルールと処理対象となる入力ファイルの内容とが異なる。
では、第2全体ルールR2が設定されている状態で、第3入力ファイルF3に対し、図6に示すフローチャートにしたがって処理を行った場合における振分結果について説明を行う。
この場合、帳票ではない1ページ目(P1)の添付資料1、4ページ目(P4)の添付資料2、5ページ目(P5)の添付資料3、9ページ目(P9)の添付資料4および12ページ目(P12)の添付資料5は、それぞれ、ステップ20で否定の判断(NO)がなされることにより、ステップ24においてそれぞれが1つの出力ファイルとして順次出力される。ただし、これら5つの出力ファイル(出力1〜出力5)は、帳票を含むものではないため、その出力先は、個別ルールBで設定されているルールBフォルダ502や個別ルールCで設定されているルールCフォルダ503ではなく、ルール外フォルダ507となる。そして、これら5つの出力ファイル(出力1〜出力5)は、サーバ装置5の画像記憶部500に設けられたルール外フォルダ507に記憶される。
これに対し、帳票である2ページ目(P2)の稟議書1、3ページ目(P3)の申込書A1、6ページ目(P6)の稟議書2、7ページ目(P7)の申込書B1、8ページ目(P8)の申込書C1、10ページ目(P10)の申込書D1および11ページ目(P11)の稟議書3は、それぞれ、ステップ20で肯定の判断(YES)がなされることにより、ステップ22において一時保存領域55bに保存される。ただし、この例において、個別ルールBに適合する稟議書1、申込書A1、稟議書2、申込書B1および稟議書3は、それぞれが個別ルールBに対応付けられた状態で一時保存領域55bに保存される。一方、この例において、個別ルールCに適合する申込書C1および申込書D1は、それぞれが個別ルールCに対応付けられた状態で一時保存領域55bに保存される。
そして、最終ページである12ページ目(P12)の照合が行われることに伴い、ステップ26で肯定の判断(YES)がなされると、個別ルールBに対応付けられた上記5つのページは、ステップ30において1つのファイルに束ねられた後、ステップ32で、元の入力ファイル名(ここでは「F3」とする)に、個別ルールBに対応付けられたファイル名接頭辞「申込書AB_」を加えたファイル名「申込書AB_F3」が付与される。そして、ファイル名「申込書AB_F3」が付与された出力ファイル(出力6)は、ステップ34において、個別ルールBで設定されているルールBフォルダ502を出力先として出力される。その後、この出力ファイル(出力6)は、サーバ装置5の画像記憶部500に設けられたルールBフォルダ502に記憶される。
また、個別ルールCに対応付けられた上記2つのページは、ステップ30において1つのファイルに束ねられた後、ステップ32で、元の入力ファイル名(ここでは「F3」とする)に、個別ルールCに対応付けられたファイル名接頭辞「申込書CD_」を加えたファイル名「申込書CD_F3」が付与される。そして、ファイル名「申込書CD_F3」が付与された出力ファイル(出力6)は、ステップ34において、個別ルールCで設定されているルールCフォルダ503を出力先として出力される。その後、この出力ファイル(出力7)は、サーバ装置5の画像記憶部500に設けられたルールCフォルダ503に記憶される。
[連続結合振分処理の手順]
図10は、連続結合振分処理の手順を説明するためのフローチャートである。
本実施の形態において、図10(および後述する図11)に示す処理は、画像形成装置1に設けられた制御部50(CPU)が実行する。なお、ここでは、画像形成装置1の制御部50において、事前に、連続結合振分処理の実行を含んだ全体ルール(図3に示す第3全体ルールR3あるいは第4全体ルールR4)が、記憶部55におけるルール格納領域55aから読み出されるとともに設定されているものとする。
この処理では、まず、分割部52が、入出力部51を介して入力ファイルを取得する(ステップ40)。すると、分割部52は、記憶部55に設けられた一時保存領域55bを初期化する(ステップ42)。
次に、分割部52は、ステップ40で取得した入力ファイルが、複数ページで構成されているか否かを判断する(ステップ44)。ステップ44で肯定の判断(YES)を行った場合、分割部52は、入力ファイルをページ単位に分割し(ステップ46)、照合部53へと出力し、次のステップ48へと進む。一方、ステップ44で否定の判断(NO)を行った場合、分割部52は、入力ファイルを分割することなくそのまま照合部53へと出力し、次のステップ48へと進む。
続いて、照合部53は、ページ番号Xを1に設定し(ステップ48)、入力ファイルにおけるXページ目の対象画像データと、全体ルールに対応付けられている1以上の基準画像データとの照合を行う。そして、Xページ目の照合が成功したか否か(入力ファイルにおけるXページ目の対象画像とフォームが同じ基準画像が存在するか否か)を判断する(ステップ50)。
ステップ50で肯定の判断(YES)を行った場合(Xページ目が適合ページであった場合)、照合部53は、記憶部55に設けられた一時保存領域55bが空であるか(既に保存されている対象画像データ(ページ)があるか否か)を判断する(ステップ52)。ステップ52で否定の判断(NO)を行った場合、再構築部54は、サブルーチンである一時保存領域出力処理を実行し(ステップ54)、一時保存領域55bを空にした後、次のステップ56へと進む。一方、ステップ52で肯定の判断(YES)を行った場合は、そのまま次のステップ56へと進む。なお、ステップ54に示す一時保存領域出力処理の詳細については後述する。
次いで、照合部53は、Xページ目の対象画像データを一時保存領域55bに保存し(ステップ56)、次のステップ62へと進む。
他方、上記ステップ50で否定の判断(NO)を行った場合(Xページ目が不適合ページであった場合)、照合部53は、記憶部55に設けられた一時保存領域55bが空であるかを判断する(ステップ58)。ステップ58で否定の判断(NO)を行った場合は、上記ステップ56に移行し、照合部53は、Xページ目の対象画像データを一時保存領域55bに保存し、次のステップ62へと進む。一方、ステップ58で肯定の判断(YES)を行った場合、照合部53は、このXページ目の対象画像データを再構築部54へと出力する。再構築部54は、このXページ目の対象画像データを1ファイルとして再構築し、個別ルールに対応付けられた出力先へと出力し(ステップ60)、次のステップ62へと進む。なお、ステップ60において、再構築部54は、得られたファイルを出力ファイルとして、入出力部51を介して外部(ここでは送受信部40)に出力する。そして、この出力ファイルは、ネットワーク2を介してサーバ装置5へと送信され、サーバ装置5の画像記憶部500に設けられたルール外フォルダ507に格納される。
次いで、照合部53は、Xページ目の対象画像データが、入力ファイルにおける最終ページであったか否かを判断する(ステップ62)。ステップ62において否定の判断(NO)を行った場合、照合部53は、ページ番号をX=X+1に更新し(ステップ64)、ステップ50へと戻って次のページの対象画像データに関する処理を続行する。
一方、ステップ62において肯定の判断(YES)を行った場合、再構築部54は、サブルーチンである一時保存領域出力処理を実行し(ステップ66)、一時保存領域55bを空にした後、次のステップ68へと進む。なお、ステップ66に示す一時保存領域出力処理の内容は、上記ステップ54で実行されるものと同じである。
その後、分割部52は、次の入力ファイルが存在するか否かを判断する(ステップ68)。ステップ68において肯定の判断(YES)を行った場合、分割部52は、ステップ40へと戻り、次の入力ファイルに対する処理を続行する。一方、ステップ68において否定の判断(NO)を行った場合は、この処理を終了する。
図11は、図10に示す一時保存領域出力処理(サブルーチン)の手順を説明するためのフローチャートである。この一時保存領域出力処理は、図10に示すステップ54およびステップ66のそれぞれにおいて実行される。
この処理では、まず、再構築部54が、記憶部55における一時保存領域55bに保存されている1以上のページの対象画像データを、帳票を先頭として1ファイルに束ねて保存する(ステップ70)。すなわち、ステップ70では、必ず1つのファイルが作成されることになる。また、ステップ70では、一時保存領域55bに保存されている対象画像データが1ページ分しかない場合は、この1ページ分の対象画像データを含むファイルが作成されることになる。
それから、再構築部54は、ステップ70で作成した1つのファイルに対し、このファイルの元となった入力ファイルのファイル名に、個別ルールに対応付けられたファイル名接頭辞を付加したファイル名を付与する(ステップ72)。
そして、再構築部54は、ステップ72でファイル名が付与された1つのファイルを、出力ファイルとして、入出力部51を介して外部(ここでは送受信部40)に出力する(ステップ74)。そして、この出力ファイルは、ネットワーク2を介してサーバ装置5へと送信され、サーバ装置5の画像記憶部500に設けられたルール外フォルダ507以外のフォルダ(この例において、連続結合振分処理の場合はルールDフォルダ504〜ルールEフォルダ506のいずれか)に格納される。
その後、再構築部54は、記憶部55に設けられた一時保存領域55bを初期化し(ステップ76)、図10に示す連続結合振分処理のメインルーチンへと戻る。
[連続結合振分処理の具体例]
では次に、上述した連続結合振分処理について、2つの具体例を挙げて説明を行う。
<第1の具体例>
図12は、連続結合振分処理における第1の具体例を説明するための図である。
この第1の具体例において、振分ルールは第3全体ルールR3となっている。したがって、設定される個別ルールは個別ルールDのみとなり、出力先は「ルールDフォルダ」に、基準画像は「稟議書」に、それぞれ設定される。
また、この第1の具体例において、入力ファイルは第4入力ファイルF4となっている。この第4入力ファイルF4は、2ページの帳票(稟議書1、稟議書2)を含む全7ページの対象画像データで構成される(図5(d)も参照)。
では、第3全体ルールR3が設定されている状態で、第4入力ファイルF4に対し、図10および図11に示すフローチャートにしたがって処理を行った場合における振分結果について説明を行う。
この場合、まず、帳票ではない1ページ目(P1)の添付資料1および2ページ目(P2)の添付資料2は、それぞれ、ステップ50で否定の判断(NO)がなされた後、ステップ58で肯定の判断(YES)がなされることにより、ステップ60においてそれぞれが1つのファイルとして順次出力される。ただし、これら2つの出力ファイル(出力1〜出力2)は、帳票を含むものではないため、その出力先は、個別ルールDで設定されているルールDフォルダ504ではなく、ルール外フォルダ507となる。そして、これら2つの出力ファイル(出力1〜出力2)は、サーバ装置5の画像記憶部500に設けられたルール外フォルダ507に記憶される。
また、帳票である3ページ目(P3)の稟議書1は、ステップ50で肯定の判断(YES)がなされた後、ステップ52で肯定の判断(YES)がなされることにより、ステップ56において一時保存領域55bに保存される。次に、帳票ではない4ページ目(P4)の添付資料3および5ページ目(P5)の添付資料4は、それぞれ、ステップ50で否定の判断(NO)がなされた後、ステップ58で否定の判断(NO)がなされることにより、ステップ56において、上記3ページ目(P3)の稟議書1とともに一時保存領域55bに保存される。
さらに、帳票である6ページ目(P6)の稟議書2は、ステップ50で肯定の判断(YES)がなされた後、ステップ52で否定の判断(NO)がなされる。これに伴い、ステップ54に示す一時保存領域出力処理(サブルーチン)が実行され、一時保存領域55bに保存されている3つのページ(稟議書1、添付資料3および添付資料4)は、ステップ70において稟議書1を1ページ目として1つのファイルに束ねられた後、ステップ72で、元の入力ファイル名(ここでは「F4」とする)に、個別ルールDに対応付けられたファイル名接頭辞「稟議書1_」を加えたファイル名「稟議書1_F4」が付与される。そして、ファイル名「稟議書1_F4」が付与された出力ファイル(出力3)は、ステップ74において、個別ルールDで設定されているルールDフォルダ504を出力先として出力される。その後、この出力ファイル(出力3)は、サーバ装置5の画像記憶部500に設けられたルールDフォルダ504に記憶される。そして、この出力ファイル(出力3)が出力された後、ステップ76において、一時保存領域55bが初期化され、ステップ54の処理が完了する。
それから、帳票である6ページ目(P6)の稟議書2は、ステップ56において一時保存領域55bに保存される。次に、帳票ではない7ページ目(P7)の添付資料5は、ステップ50で否定の判断(NO)がなされた後、ステップ58で否定の判断(NO)がなされることにより、ステップ56において、上記6ページ目(P6)の稟議書2とともに一時保存領域55bに保存される。
そして、最終ページである7ページ目(P7)の照合が行われることに伴い、ステップ62で肯定の判断(YES)がなされる。これに伴い、ステップ66に示す一時保存領域出力処理(サブルーチン)が実行され、一時保存領域55bに保存されている2つのページ(稟議書2および添付資料5)は、ステップ70において稟議書2を1ページ目として1つのファイルに束ねられた後、ステップ72で、元の入力ファイル名(ここでは「F4」とする)に、個別ルールDに対応付けられたファイル名接頭辞「稟議書2_」を加えたファイル名「稟議書2_F4」が付与される。そして、ファイル名「稟議書2_F4」が付与された出力ファイル(出力4)は、ステップ74において、個別ルールDで設定されているルールDフォルダ504を出力先として出力される。その後、この出力ファイル(出力4)は、サーバ装置5の画像記憶部500に設けられたルールDフォルダ504に記憶される。そして、この出力ファイル(出力4)が出力された後、ステップ76において、一時保存領域55bが初期化され、ステップ66の処理が完了する。
なお、ステップ54およびステップ66に示す一時保存領域出力処理におけるステップ70で、複数のページを束ねて1つのファイルを作成する際、新たなファイル(出力ファイル)におけるページ順は、元となった入力ファイルにおけるページ順と合わせる(入力ファイルにおけるページ番号の若い順に並べる)とよい。なお、このことは、後述する、図13に示す第2の具体例においても同じである。
<第2の具体例>
図13は、連続結合振分処理における第2の具体例を説明するための図である。
この第2の具体例において、振分ルールは第4全体ルールR4となっている。したがって、設定される個別ルールは、個別ルールEおよび個別ルールFの2つとなる。ここで、個別ルールEにおける出力先は「ルールEフォルダ」に、基準画像は「稟議書」に、それぞれ設定される。一方、個別ルールFにおける出力先は「ルールFフォルダ」に、基準画像は「申込書A」に、それぞれ設定される。
また、この第2の具体例において、入力ファイルは第5入力ファイルF5となっている。この第5入力ファイルF5は、6ページの帳票を含む全12ページの対象画像データで構成される(図5(e)も参照)。
このように、第1の具体例と第2の具体例とは、振分ルールと処理対象となる入力ファイルの内容とが異なる。
では、第4全体ルールR4が設定されている状態で、第5入力ファイルF5に対し、図10および図11に示すフローチャートにしたがって処理を行った場合における振分結果について説明を行う。
この場合、まず、帳票ではない1ページ目(P1)の添付資料1は、ステップ50で否定の判断(NO)がなされた後、ステップ58で肯定の判断(YES)がなされることにより、ステップ60において1つの出力ファイル(出力1)として出力される。ただし、この出力ファイル(出力1)は帳票を含むものではないため、その出力先は、個別ルールEで設定されているルールEフォルダ505や個別ルールFで設定されているルールFフォルダ506ではなく、ルール外フォルダ507となる。そして、この出力ファイル(出力1)は、サーバ装置5の画像記憶部500に設けられたルール外フォルダ507に記憶される。
また、帳票である2ページ目(P2)の稟議書1は、ステップ50で肯定の判断(YES)がなされた後、ステップ52で肯定の判断(YES)がなされることにより、ステップ56において一時保存領域55bに保存される。
さらに、帳票である3ページ目(P3)の申込書A1は、ステップ50で肯定の判断(YES)がなされた後、ステップ52で否定の判断(NO)がなされる。これに伴い、ステップ54に示す一時保存領域出力処理(サブルーチン)が実行され、一時保存領域55bに保存されている1つのページ(稟議書1)は、ステップ70において1つのファイルとされた後、ステップ72で、元の入力ファイル名(ここでは「F5」とする)に、個別ルールEに対応付けられたファイル名接頭辞「稟議書1_」を加えたファイル名「稟議書1_F5」が付与される。そして、ファイル名「稟議書1_F5」が付与された出力ファイル(出力2)は、ステップ74において、個別ルールEで設定されているルールEフォルダ505を出力先として出力される。その後、この出力ファイル(出力2)は、サーバ装置5の画像記憶部500に設けられたルールEフォルダ505に記憶される。そして、この出力ファイル(出力2)が出力された後、ステップ76において、一時保存領域55bが初期化され、ステップ54の処理が完了する。
それから、帳票である3ページ目(P3)の申込書A1は、ステップ56において一時保存領域55bに保存される。次に、帳票ではない4ページ目(P4)の添付資料2および5ページ目(P5)の添付資料3は、それぞれ、ステップ50で否定の判断(NO)がなされた後、ステップ58で否定の判断(NO)がなされることにより、ステップ56において、上記3ページ目(P3)の申込書A1とともに一時保存領域55bに保存される。
さらに、帳票である6ページ目(P6)の稟議書2は、ステップ50で肯定の判断(YES)がなされた後、ステップ52で否定の判断(NO)がなされる。これに伴い、ステップ54に示す一時保存領域出力処理(サブルーチン)が実行され、一時保存領域55bに保存されている3つのページ(申込書A1、添付資料2および添付資料3)は、ステップ70において申込書A1を1ページ目として1つのファイルに束ねられた後、ステップ72で、元の入力ファイル名(ここでは「F5」とする)に、個別ルールFに対応付けられたファイル名接頭辞「申込書A1_」を加えたファイル名「申込書A1_F5」が付与される。そして、ファイル名「申込書A1_F5」が付与された出力ファイル(出力3)は、ステップ74において、個別ルールFで設定されているルールFフォルダ506を出力先として出力される。その後、この出力ファイル(出力3)は、サーバ装置5の画像記憶部500に設けられたルールFフォルダ506に記憶される。そして、この出力ファイル(出力3)が出力された後、ステップ76において、一時保存領域55bが初期化され、ステップ54の処理が完了する。
それから、帳票である6ページ目(P6)の稟議書2は、ステップ56において一時保存領域55bに保存される。次に、帳票ではない7ページ目(P7)の添付資料4は、ステップ50で否定の判断(NO)がなされた後、ステップ58で否定の判断(NO)がなされることにより、ステップ56において、上記6ページ目(P6)の稟議書2とともに一時保存領域55bに保存される。
さらにまた、帳票である8ページ目(P8)の申込書A2は、ステップ50で肯定の判断(YES)がなされた後、ステップ52で否定の判断(NO)がなされる。これに伴い、ステップ54に示す一時保存領域出力処理(サブルーチン)が実行され、一時保存領域55bに保存されている2つのページ(稟議書2および添付資料4)は、ステップ70において稟議書2を1ページ目として1つのファイルに束ねられた後、ステップ72で、元の入力ファイル名(ここでは「F5」とする)に、個別ルールEに対応付けられたファイル名接頭辞「稟議書2_」を加えたファイル名「稟議書2_F5」が付与される。そして、ファイル名「稟議書2_F5」が付与された出力ファイル(出力4)は、ステップ74において、個別ルールEで設定されているルールEフォルダ505を出力先として出力される。その後、この出力ファイル(出力4)は、サーバ装置5の画像記憶部500に設けられたルールEフォルダ505に記憶される。そして、この出力ファイル(出力4)が出力された後、ステップ76において、一時保存領域55bが初期化され、ステップ54の処理が完了する。
それから、帳票である8ページ目(P8)の申込書A2は、ステップ56において一時保存領域55bに保存される。次に、帳票ではない9ページ目(P9)の添付資料5は、ステップ50で否定の判断(NO)がなされた後、ステップ58で否定の判断(NO)がなされることにより、ステップ56において、上記8ページ目(P8)の申込書A2とともに一時保存領域55bに保存される。
また、帳票である10ページ目(P10)の申込書A3は、ステップ50で肯定の判断(YES)がなされた後、ステップ52で否定の判断(NO)がなされる。これに伴い、ステップ54に示す一時保存領域出力処理(サブルーチン)が実行され、一時保存領域55bに保存されている2つのページ(申込書A2および添付資料5)は、ステップ70において申込書A2を1ページ目として1つのファイルに束ねられた後、ステップ72で、元の入力ファイル名(ここでは「F5」とする)に、個別ルールFに対応付けられたファイル名接頭辞「申込書A2_」を加えたファイル名「申込書A2_F5」が付与される。そして、ファイル名「申込書A2_F5」が付与された出力ファイル(出力5)は、ステップ74において、個別ルールFで設定されているルールFフォルダ506を出力先として出力される。その後、この出力ファイル(出力5)は、サーバ装置5の画像記憶部500に設けられたルールFフォルダ506に記憶される。そして、この出力ファイル(出力5)が出力された後、ステップ76において、一時保存領域55bが初期化され、ステップ54の処理が完了する。
それから、帳票である10ページ目(P10)の申込書A3は、ステップ56において一時保存領域55bに保存される。
さらに、帳票である11ページ目(P11)の稟議書3は、ステップ50で肯定の判断(YES)がなされた後、ステップ52で否定の判断(NO)がなされる。これに伴い、ステップ54に示す一時保存領域出力処理(サブルーチン)が実行され、一時保存領域55bに保存されている1つのページ(申込書A3)は、ステップ70において1つのファイルとされた後、ステップ72で、元の入力ファイル名(ここでは「F5」とする)に、個別ルールFに対応付けられたファイル名接頭辞「申込書A3_」を加えたファイル名「申込書A3_F5」が付与される。そして、ファイル名「申込書A3_F5」が付与された出力ファイル(出力6)は、ステップ74において、個別ルールFで設定されているルールFフォルダ506を出力先として出力される。その後、この出力ファイル(出力6)は、サーバ装置5の画像記憶部500に設けられたルールFフォルダ506に記憶される。そして、この出力ファイル(出力6)が出力された後、ステップ76において、一時保存領域55bが初期化され、ステップ54の処理が完了する。
それから、帳票である11ページ目(P11)の稟議書3は、ステップ56において一時保存領域55bに保存される。次に、帳票ではない12ページ目(P12)の添付資料6は、ステップ50で否定の判断(NO)がなされた後、ステップ58で否定の判断(NO)がなされることにより、ステップ56において、上記11ページ目(P11)の稟議書3とともに一時保存領域55bに保存される。
そして、最終ページである12ページ目(P12)の照合が行われることに伴い、ステップ62で肯定の判断(YES)がなされる。これに伴い、ステップ66に示す一時保存領域出力処理(サブルーチン)が実行され、一時保存領域55bに保存されている2つのページ(稟議書3および添付資料6)は、ステップ70において稟議書3を1ページ目として1つのファイルに束ねられた後、ステップ72で、元の入力ファイル名(ここでは「F5」とする)に、個別ルールEに対応付けられたファイル名接頭辞「稟議書3_」を加えたファイル名「稟議書3_F5」が付与される。そして、ファイル名「稟議書3_F5」が付与された出力ファイル(出力7)は、ステップ74において、個別ルールEで設定されているルールEフォルダ505を出力先として出力される。その後、この出力ファイル(出力7)は、サーバ装置5の画像記憶部500に設けられたルールEフォルダ505に記憶される。そして、この出力ファイル(出力7)が出力された後、ステップ76において、一時保存領域55bが初期化され、ステップ66の処理が完了する。
[連続結合振分処理の変形例]
上述した連続結合振分処理においては、入力ファイルから抽出した帳票のページと、入力ファイルにおいてこの帳票のページに連続する1以上の添付資料のページとを、1まとまりの出力ファイルとしていたが、これに限られるものではない。例えば、1以上のページの数(設定ページ数と称する)を予め設定しておき、入力ファイルから抽出した帳票のページと、この帳票のページに続く上記設定ページ数分のページとを、1まとまりの出力ファイルとする構成を採用してもよい。この場合において、例えば設定ページ数を2としたとき、帳票を含む出力ファイルは、必ず、1ページ分の帳票とこの帳票のページに連続する2ページ分の付帯資料(添付資料に限られない)とを含むことになる。
[その他]
なお、本実施の形態では、入力ファイルを再構築して得られた出力ファイルを、サーバ装置5に設けられた画像記憶部500に記憶させるようにしていたが、これに限られるものではない。例えば出力ファイルの出力先を、端末装置3や他の装置としてもかまわない。また、本実施の形態では、入力ファイルを再構築して得られた出力ファイルを、サーバ装置5の画像記憶部500に設けられた複数のフォルダに記憶させるようにしていたが、これに限られるものではなく、各フォルダを異なる記憶装置に設けてもかまわない。
さらに、本実施の形態では、入力ファイルを再構築して得られた出力ファイルを、データとして出力していたが、これに限られるものではない。例えば、出力ファイルを構成する1以上のページ(画像データ)を、画像形成部20を用いて用紙に印刷するようにしたり、メールに添付して端末装置3等に送信するようにしたり、出力ファイルに関連付けられた特定のプログラム(アプリケーション)を起動するようにしてもかまわない。
1…画像形成装置、2…ネットワーク、3…端末装置、4…ファクシミリ装置、5…サーバ装置、10…画像読取部、20…画像形成部、30…UI、40…送受信部、50…制御部、51…入出力部、52…分割部、53…照合部、54…再構築部、55…記憶部、55a…ルール格納領域、55b…一時保存領域、500…画像記憶部、501…ルールAフォルダ、502…ルールBフォルダ、503…ルールCフォルダ、504…ルールDフォルダ、505…ルールEフォルダ、506…ルールFフォルダ、507…ルール外フォルダ

Claims (9)

  1. 複数のページを含む入力ファイルから、予め決められた条件に適合する適合ページを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段が前記入力ファイルから抽出した2以上の前記適合ページを含む出力ファイルを作成する作成手段と
    を含むファイル再構築装置。
  2. 複数のページを含む入力ファイルから、予め決められた条件に適合する適合ページを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段が前記入力ファイルから抽出した1の前記適合ページと、当該入力ファイルにおいて当該適合ページに連続し且つ前記条件に適合しないことで当該抽出手段が当該入力ファイルから抽出しなかった1以上の不適合ページとを含む出力ファイルを作成する作成手段と
    を含むファイル再構築装置。
  3. 複数のページを含む入力ファイルから、予め決められた条件に適合する適合ページと、当該適合ページに続く予め定められた枚数の続ページとを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段が前記入力ファイルから抽出した1の前記適合ページと1以上の前記続ページとを含む出力ファイルを作成する作成手段と
    を含むファイル再構築装置。
  4. 前記入力ファイルにおける各ページの画像と、前記条件として予め定められた基準画像とを照合する照合手段をさらに含み、
    前記抽出手段は、前記入力ファイルのうち前記照合手段で前記基準画像との照合が成功したページを、前記適合ページとして抽出すること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のファイル再構築装置。
  5. 前記条件における前記基準画像が、第1基準画像と第2基準画像とを含んでいる場合に、
    前記作成手段は、前記入力ファイルのうち前記照合手段で前記第1基準画像との照合が成功した1以上の適合ページと、当該入力ファイルのうち当該照合手段で前記第2基準画像との照合が成功した1以上の適合ページとを含む前記出力ファイルを作成すること
    を特徴とする請求項4記載のファイル再構築装置。
  6. 前記条件が、前記基準画像として一方の基準画像を含む第1条件と当該基準画像として他方の基準画像を含む第2条件とを含んでいる場合に、
    前記作成手段は、前記出力ファイルとして、前記入力ファイルのうち前記照合手段で前記一方の基準画像との照合が成功した2以上のページを含む第1出力ファイルと、当該入力ファイルのうち当該照合手段で前記他方の基準画像との照合が成功した2以上のページを含む第2出力ファイルとを作成すること
    を特徴とする請求項4または5記載のファイル再構築装置。
  7. コンピュータに、
    複数のページを含む入力ファイルから、予め決められた条件に適合する適合ページを抽出する機能と、
    前記入力ファイルから抽出した2以上の前記適合ページを含む出力ファイルを作成する機能と
    を実現させるプログラム。
  8. コンピュータに、
    複数のページを含む入力ファイルから、予め決められた条件に適合する適合ページを抽出する機能と、
    前記入力ファイルから抽出した1の前記適合ページと、当該入力ファイルにおいて当該適合ページに連続し且つ前記条件に適合しないことで当該入力ファイルから抽出しなかった1以上の不適合ページとを含む出力ファイルを作成する機能と
    を実現させるプログラム。
  9. コンピュータに、
    複数のページを含む入力ファイルから、予め決められた条件に適合する適合ページと、当該適合ページに続く予め定められた枚数の続ページとを抽出する機能と、
    前記入力ファイルから抽出した1の前記適合ページと1以上の前記続ページとを含む出力ファイルを作成する機能と
    を実現させるプログラム。
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