JP2017155737A - 緩衝装置 - Google Patents

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JP2017155737A
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博朗 石川
Hiroaki Ishikawa
博朗 石川
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Abstract

【課題】ヒートインシュレータを保持する保持部材から、振動によりヒートインシュレータが外れることを抑制する。【解決手段】緩衝装置は、メッシュ状の金属部材からなる環状の緩衝材と、締結部材が挿通される挿通部を内径側に備える筒状部と、筒状部の軸方向両端において筒状部から外径側に延出し緩衝材の内周部を保持する延出部と、を有するカラー部材と、緩衝材の外周部を内径側に保持する第1及び第2保持部と、第2保持部を介して第1保持部とは軸方向の反対側で第2保持部と対向し、第2保持部とによりヒートインシュレータを外径側に保持する第3保持部と、を有する環状の保持部材と、を備え、緩衝材の周方向と垂直な方向の断面形状は波状であり、第2保持部は、第3保持部側に突出する突出部を有し、突出部は、ヒートインシュレータに食い込んでいる。【選択図】図1

Description

本発明は、緩衝装置に関する。
エンジンや回転電機等の熱源から放射される熱を遮断するためにヒートインシュレータが用いられる。
特許文献1には、エンジンのエキゾーストマニホールドにヒートインシュレータを取り付けるための緩衝装置が開示されている。具体的には、緩衝装置は、エキゾーストマニホールドからヒートインシュレータへの振動の伝達を緩衝する緩衝部材と、ヒートインシュレータを挟み込む厚みで形成された保持部により、ヒートインシュレータを挟み込んで保持し、緩衝部材とヒートインシュレータとを結合する結合部材と、ヒートインシュレータをエキゾーストマニホールドに締結する取付ボルトと緩衝部材との間に設けられたカラー部材と、を備えている。
特開2012−132389号公報
特許文献1に記載のように、ヒートインシュレータを挟み込んで保持する場合、ヒートインシュレータに伝わった振動の大きさによっては、ヒートインシュレータが保持部から外れてしまうおそれがある。
また、ヒートインシュレータは軽量化の観点から薄肉にされることが好ましいが、薄肉化するほど小さな荷重で切れやすくなる。そのため、ヒートインシュレータを挟み込んで保持する場合、ヒートインシュレータを挟み込む力が大きいと、ヒートインシュレータに亀裂が生じたりするおそれがある。一方、ヒートインシュレータに亀裂を生じさせないよう比較的小さな力でヒートインシュレータを挟み込む場合、取付ボルトと隣接するカラー部材から緩衝部材を介してヒートインシュレータに伝わった振動により、ヒートインシュレータが、ヒートインシュレータを保持する保持部材から外れてしまうおそれがある。
そこで、本明細書開示の緩衝装置は、ヒートインシュレータを保持する保持部材から、振動によりヒートインシュレータが外れることを抑制することを課題とする。
かかる課題を解決するために、本明細書に開示された緩衝装置は、ヒートインシュレータと前記ヒートインシュレータの取付対象との間に配置され、締結部材によって前記取付対象に締結されるとともに、前記取付対象から前記ヒートインシュレータへの振動の伝達を緩衝する緩衝装置であって、メッシュ状の金属部材からなる環状の緩衝材と、前記締結部材が挿通される挿通部を内径側に備える筒状部と、前記筒状部の軸方向両端において前記筒状部から外径側に延出し前記緩衝材の内周部を保持する延出部と、を有するカラー部材と、前記緩衝材の外周部を内径側に保持する第1保持部及び第2保持部と、前記第2保持部を介して前記第1保持部とは軸方向の反対側で前記第2保持部と対向し、前記第2保持部とにより前記ヒートインシュレータを外径側に保持する第3保持部と、を有する環状の保持部材と、を備え、前記緩衝材の周方向と垂直な方向の断面形状は波状であり、前記第2保持部は、前記第3保持部側に突出する突出部を有し、前記突出部は、前記ヒートインシュレータに食い込んでいる、ことを特徴とする緩衝装置である。
本明細書開示の緩衝装置によれば、ヒートインシュレータを保持する保持部材から、振動によりヒートインシュレータが外れることを抑制することができる。
図1(a)は、ヒートインシュレータ保持前の、一実施形態にかかる緩衝装置を示す断面図であり、図1(b)は、ヒートインシュレータ保持後の緩衝装置を示す断面図である。 図2は突出部の別例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。ただし、図面中、各部の寸法、比率等は、実際のものと完全に一致するようには図示されていない場合がある。また、図面によっては細部が省略されて描かれている場合もある。
図1を参照し、一実施形態に係る緩衝装置について説明する。図1(a)は、ヒートインシュレータ保持前の緩衝装置を示す断面図であり、図1(b)は、ヒートインシュレータ保持後の緩衝装置を示す断面図である。
本実施形態にかかる緩衝装置10は、ヒートインシュレータ20と、例えば、ヒートインシュレータ20の取付対象の一例であるエキゾーストマニホールド(不図示)との間に配置され、締結部材の一例であるボルトによりエキゾーストマニホールドに締結される。
図1(a)に示すように、緩衝装置10は、振動を緩衝する緩衝材11と、カラー部材13と、緩衝材11及びヒートインシュレータ20を保持する保持部材15と、を備えている。
緩衝材11は、例えば、エキスパンドメタルなどのメッシュ状の金属部材からなる環状の部材である。緩衝材11は、図1(a)に示すように、周方向と垂直な方向(径方向)の断面形状が波状となっている。緩衝材11は、緩衝材11の軸方向に湾曲運動するとともに、径方向においてバネのように振動することができる。したがって、エキゾーストマニホールドから、ボルト及びカラー部材13を介して緩衝材11に伝達された振動は、緩衝材11の軸方向の湾曲運動及び径方向の振動運動に変換されて吸収される。
カラー部材13は、ボルトが挿通される挿通部13dを内径側に備える筒状部13aと、筒状部13aの軸方向両端において筒状部13aから外径側に延出する延出部13b,13cと、を有する。図1(a)に示すように、延出部13bと延出部13cとの間には緩衝材11の内周部11aが挿入され、延出部13b及び延出部13cを加締めることで、図1(b)に示すように延出部13b及び延出部13cにより緩衝材11の内周部11aが保持される。
保持部材15は、緩衝材11の外周部11bを保持する第1保持部15a及び第2保持部15bと、第2保持部15bを介して第1保持部15aとは軸方向の反対側で第2保持部15bと対向し、第2保持部15bとにより外径側にヒートインシュレータ20を保持する第3保持部15cと、を有する環状部材である。第2保持部15bは、図1(a)に示すように、第3保持部15c側に突出する突出部15dを有している。突出部15dは周方向の全域にわたって形成されている。
図1(a)に示すように、ヒートインシュレータ20は、ヒートインシュレータ20が突出部15dよりも内径側に位置するように第2保持部15bと第3保持部15cとの間に挿入される。また、緩衝材11の外周部11bは、第1保持部15aと第2保持部15bとの間に挿入される。
保持部材15を、軸方向に加締めることにより、緩衝材11及びヒートインシュレータ20は、図1(b)に示すように、第1保持部15a及び第2保持部15b、ならびに、第2保持部15b及び第3保持部15cによりそれぞれ保持される。図1(b)に示すように、ヒートインシュレータ20を保持した状態では、突出部15dがヒートインシュレータ20に食い込んでいるため、振動によってヒートインシュレータ20が保持部材15からはずれてしまうことを抑制することができる。また、加締め時に突出部15dがヒートインシュレータ20に食い込むため、比較的小さな加締め荷重でヒートインシュレータ20を保持部材15に保持させることができ、ヒートインシュレータ20に亀裂が生じたりする可能性を低減することができる。
以上、詳細に説明したように、本実施形態にかかる緩衝装置10は、メッシュ状の金属部材からなる環状の緩衝材11と、ボルトが挿通される挿通部13dを内径側に備える筒状部13aと、筒状部13aの軸方向両端において筒状部13aから外径側に延出し緩衝材11の内周部11aを保持する延出部13b,13cと、を有するカラー部材13と、緩衝材11の外周部11bを内径側に保持する第1保持部15a及び第2保持部15bと、第2保持部15bを介し第1保持部15aとは軸方向の反対側で第2保持部15bと対向し、第2保持部15bとによりヒートインシュレータ20を外径側に保持する第3保持部15cと、を有する環状の保持部材15と、を備えている。そして、緩衝材11の径方向の断面形状は波状となっており、第2保持部15bは、第3保持部15c側に突出する突出部15dを有し、突出部15dは、ヒートインシュレータ20に食い込んでいる。これにより、ヒートインシュレータに亀裂を生じさせないような比較的小さな力でヒートインシュレータを保持しても、突出部15dがヒートインシュレータ20に食い込んでいるため、振動によってヒートインシュレータ20が保持部材15からはずれてしまうことを抑制することができる。また、緩衝材11は、径方向の断面形状が波状であるため、軸方向の湾曲運動だけでなく径方向の振動運動によっても振動を吸収する。したがって、例えば平板状の緩衝材と比較して、より大きな振動を吸収することができるため、エキゾーストマニホールドからヒートインシュレータ20に伝達される振動を小さくすることができ、振動によりヒートインシュレータ20が保持部材15から外れるのを抑制することができる。
上記実施形態は本発明を実施するための例にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、これらの実施例を種々変形することは本発明の範囲内であり、更に本発明の範囲内において、他の様々な実施例が可能であることは上記記載から自明である。
上記実施形態において、突出部15dは、図1(a)に示すように、ヒートインシュレータ20を保持する前の状態において、突出部15dの厚みが、突出部15dを有さない第2保持部15bの他の部分と同一となるように形成されていたが、これに限定されるものではない。例えば、図2に示すように、ヒートインシュレータ20を保持する前の状態において、突出部15dの厚みを他の部分よりも厚くしても、上記実施形態と同様の効果を得ることが出来る。
10 緩衝装置
11 緩衝材
11a 内周部
11b 外周部
13 カラー部材
13a 筒状部
13b 延出部
13c 延出部
13d 挿通部
15 保持部材
15a 第1保持部
15b 第2保持部
15c 第3保持部
15d 突出部
20 ヒートインシュレータ

Claims (1)

  1. ヒートインシュレータと前記ヒートインシュレータの取付対象との間に配置され、締結部材によって前記取付対象に締結されるとともに、前記取付対象から前記ヒートインシュレータへの振動の伝達を緩衝する緩衝装置であって、
    メッシュ状の金属部材からなる環状の緩衝材と、
    前記締結部材が挿通される挿通部を内径側に備える筒状部と、前記筒状部の軸方向両端において前記筒状部から外径側に延出し前記緩衝材の内周部を保持する延出部と、を有するカラー部材と、
    前記緩衝材の外周部を内径側に保持する第1保持部及び第2保持部と、前記第2保持部を介して前記第1保持部とは軸方向の反対側で前記第2保持部と対向し、前記第2保持部とにより前記ヒートインシュレータを外径側に保持する第3保持部と、を有する環状の保持部材と、を備え、
    前記緩衝材の周方向と垂直な方向の断面形状は波状であり、
    前記第2保持部は、前記第3保持部側に突出する突出部を有し、
    前記突出部は、前記ヒートインシュレータに食い込んでいる、
    ことを特徴とする緩衝装置。

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