JP2017153148A - 光送信装置、光多重送信装置、および、信号重畳方法 - Google Patents

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茂 桑野
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純 寺田
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Abstract

【課題】本発明は、データ信号である高速信号に影響を与えることなく、監視制御信号等の低速信号を容易に多重することを目的とする。
【解決手段】本発明は、送信低速信号を変調した送信低周波信号を出力する低周波信号変調回路と、高速信号に前記送信低周波信号を重畳した送信重畳信号を出力する低周波信号重畳回路と、前記送信重畳信号を振幅軸方向で波形整形し、光信号に変換して送信する電気光変換回路と、を備える光送信装置である。
【選択図】図4

Description

本発明は、光通信システムにおいて主信号である高速信号に影響を与えることなく監視制御信号等の低速信号を重畳し送受信する技術に関する。
ダークファイバ等の通信事業者が保有するファイバを用いたサービスでは、図1に示すように、ファイバを介して通信装置901と通信装置902の2つの通信装置を接続するポイントツーポイントでの独自の光リンクを構成することが可能である。図1では、異なる伝送方向で1本のファイバを共用するように記載している。異なる伝送方向で1本のファイバを用いても、伝送方向ごとに別ファイバを用いてもよい。光通信システムでは、伝送される信号の物理層を任意に設定できるため、様々な信号を伝送することが可能であり、データ通信に広く用いられるEthernet(登録商標)やOTN(Optical Transport Network)だけでなく、データサーバ等で広く用いられるFC(Fiber Channel)等の信号も伝送可能である。
さらに、移動通信システムにおいて、無線セル内の接続性を向上させるため、リモートアンテナを用いた基地局構成で用いられるCPRI(Common Public Radio Interface)(例えば、非特許文献1参照。)やOBSAI(Open Base Station Architecture Initiative)(例えば、非特許文献2参照。)規格の信号を伝送し、基地局用のネットワークとして用いることも可能である。この基本構成は図2に示すように、無線変復調を行う無線制御装置(REC)911と無線送受信を行う無線装置(RE)912に無線基地局機能を分割し、それらの間をファイバで接続する。伝送方法としては、ファイバを用いてデジタル化した無線信号を伝送する。
また、最近のMSA(Multi Source Agreement)に基づく光トランシーバがコモディティ化しており、SFP(Small Form−Factor Pluggable)、SFP+(Enhanced Small Form−Factor Pluggable)等の低廉なトランシーバモジュールで様々な伝送速度、フレームフォーマットの信号を容易に伝送することが可能となっている。
さらに、このようなネットワークを用いて複数セクタを収容する場合、これに対応して複数のREが必要となることから複数本のファイバで接続されるが、ファイバ資源(距離、あるいは、本数)が十分でない場合は波長多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)伝送技術により、必要なファイバ資源を低減することが可能である。この場合、REC911およびRE912の光トランシーバを改造せずに、図3に示すように波長合分波器921、922を介してリンクを構成する形態が適していると考えられる。また、波長多重伝送の場合、各波長で提供されるサービスは異なっていても波長ごとにリンクが独立しているため、ファイバを保有する事業者のサービスとして光回線を提供することも可能である。
Common Public Radio Interface(CPRI)制定、"CPRI Specification V5.0"、2011年9月21日発行、http://www.cpri.info/downloads/CPRI_v_5_0_2011―09―21.pdf Open Base Station Architecture Initiative(OBSAI)制定、"Reference Point 3 Specification Version 4.2"、2010年発行、http://www.obsai.com/specs/RP3_Specification_V4.2.pdf
これら様々な信号が伝送可能な光通信システムにおいて、ファイバの監視や光リンクの監視制御をリモートで行えることは、安定運用や保守管理コストの低減の観点から重要である。そのためには、リモート監視制御のための回線が必要となる。
物理的な別回線を用いて構成する場合、回線設置費用および回線使用料がコストに影響するため、光リンクを介して監視制御情報を転送できることが望ましい。また、通信装置の運用主体と光リンクの運用主体が異なる場合、光リンクで伝送されるデータ信号の一部として監視制御情報を転送することは難しい。
波長多重伝送技術により監視制御信号を多重する方法もあるが、監視制御用の光リンクのコスト増が課題となる。
光リンクで伝送されるデータ信号を一旦終端して監視制御信号を多重する方法もある。しかし、高速回路の規模が大きくなり、コスト増となる他、処理遅延が増加するため、低遅延が要求されるリンクには適さない。また、データ信号のフレームフォーマットに依存するため、フレームフォーマット毎に異なる回路を用いる必要がある。さらに、通信装置の運用主体と光リンクの運用主体が異なる場合、前者の管理下にあるデータ信号内に、後者が監視制御信号を書き込みあるいは読み出す場合には、両者間で調整が必要となり実現は容易ではない。
また、光変調器で低周波信号を重畳する手法もある。この手法は、特殊な送信回路が必要となるため、SFPモジュールのように低廉化している光トランシーバを用いることはできず、高コストなトランシーバが必要となる。
さらに、データ信号がEthernet(登録商標)の内周波数同期型のSync−Ethernetや、CPRI、あるいは、OBSAIの場合は、周波数同期を行う観点から、高伝送エラー、高遅延、高ジッタが許容される監視制御信号が重畳されても、低エラーおよび低ジッタである、という要件も満たさなければならない。
上記目的を達成するため、本発明では、高速信号に送信低周波信号を重畳し、振幅軸方向で波形整形して光信号に変換する。
具体的には、本発明は、送信低速信号を変調した送信低周波信号を出力する低周波信号変調回路と、高速信号に前記送信低周波信号を重畳した送信重畳信号を出力する低周波信号重畳回路と、前記送信重畳信号を光信号に変換して送信する電気光変換回路と、を備え、前記電気光変換回路は、前記送信重畳信号に前記送信低周波信号の成分を抑圧する振幅軸方向での波形整形を施した後、光信号に変換して送信する光送信装置である。
本発明の光送信装置は、簡易な回路構成で、高速信号と低速信号を多重することができる。
また、本発明は、それぞれの前記電気光変換回路の送信する光信号の波長が異なる上記の光送信装置を2以上と、前記2以上の光送信装置からの光信号を波長多重して送信する波長合波器と、を備える光多重送信装置である。
また、上記の光多重送信装置において、それぞれの前記低周波信号変調回路の変調する搬送波の周波数が異なるようにしてもよい。
以上述べたように、本発明は、データ信号である高速信号に影響を与えることなく、監視制御信号等の低速信号を容易に多重、分離することが可能となる。
ファイバを介しての通信装置間の光リンクを説明する図である。 ファイバを介しての通信装置間の光リンクを説明する図である。 ファイバを介しての通信装置間の光リンクを説明する図である。 本発明に係る信号重畳システムを説明する図である。 本発明に係る信号重畳システムにおいて、SFP又はSFP+トランシーバの構成を説明する図である。 本発明に係る信号重畳システムにおいて、バイアスティを用いて低周波信号を重畳する構成を説明する図である。 本発明に係る信号重畳システムにおいて、電力分配合成器を用いて低周波信号を重畳する構成を説明する図である。 本発明に係る信号重畳システムにおいて、バイアスティを用いて低周波信号を分離する構成を説明する図である。 本発明に係る信号重畳システムにおいて、電力分配合成器を用いて低周波信号を重畳する分離を説明する図である。 8b10b信号のスペクトルである。 64b66b信号のスペクトルである。 ベースラインのワンダを表す図である。 リミティングアンプ出力スペクトルと波形である。 本発明に係る信号重畳システムを説明する図である。 本発明に係る信号重畳システムを説明する図である。 本発明に係る信号重畳システムを説明する図である。 本発明に係る信号重畳システムを説明する図である。 本発明に係る信号重畳システムを説明する図である。 本発明に係る信号重畳システムを説明する図である。 本発明に係る信号重畳システムを説明する図である。 本発明に係る信号重畳システムを説明する図である。 本発明に係る信号重畳システムを説明する図である。 本発明に係る信号重畳システムを説明する図である。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施の例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書および図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(実施形態1)
実施形態1を図4で説明する。図4は、本実施形態に係る送信装置及び受信装置の一例を示す。送信装置は、低周波信号変調回路116、低周波信号重畳回路112、電気光変換回路(E/O)114を備える。受信装置は、光電気変換回路(O/E)121、低周波信号分離回路122、低周波信号復調回路123を備える。送信装置及び受信装置で信号重畳装置101を構成する。以下の説明では、高速信号については、送信側と受信側で特に名称に区別を設けていない。
通常は、2台の通信装置100間で光通信を行う。通信装置100同士の光リンクを利用して、2台の信号重畳装置101間で監視制御信号等の低速信号の通信回線を確保する。ここで、図4に記載の信号重畳装置101が対向して通信する場合に、それぞれ、第1の信号重畳装置101−1、および、第2の信号重畳装置101−2と称することとする。
伝送インタフェース回路111及び124は、高速信号を生成終端する通信装置100と接続される。電気光変換回路114と光電気変換回路121を併せて、光トランシーバ113と称する。光トランシーバ113は、ファイバを介して、別の信号重畳装置の光トランシーバと接続される。
第1の信号重畳装置101−1から第2の信号重畳装置101−2への高速信号の伝送に関して、第1の信号重畳装置101−1の伝送インタフェース回路111から入力される高速信号は、低周波信号重畳回路112を通して電気光変換回路114に入力され、電気光変換回路114で電気信号から光信号に変換され、ファイバに向けて送信される。
第2の信号重畳装置101−2から第1の信号重畳装置101−1への高速信号の伝送に関して、第1の信号重畳装置の光電気変換回路121では、ファイバから入力される光信号が電気信号に変換され、低周波信号分離回路122を通して伝送インタフェース回路124に高速信号として出力される。
第1の信号重畳装置101−1から第2の信号重畳装置101−2への低速信号の伝送に関して、第1の信号重畳装置101−1の監視制御回路115から出力され、第2の信号重畳装置101−2の監視制御回路115に伝送される送信低速信号について説明する。監視制御回路115からの監視制御信号等の送信低速信号は、第1の信号重畳装置101−1の低周波信号変調回路116で変調され、送信低周波信号として低周波信号重畳回路112に出力される。送信低周波信号は、低周波信号重畳回路112で伝送インタフェース回路111からの高速信号と重畳され、送信重畳信号として電気光変換回路114に出力される。送信低周波信号と高速信号の重畳は、周波数多重でもよいし、単純加算でもよい。送信重畳信号は、電気光変換回路114で光信号に変換されてファイバに向けて送信される。
第2の信号重畳装置101−2から第1の信号重畳装置101−1への低速信号の伝送に関して、第1の信号重畳装置101−1の光電気変換回路121で、ファイバを通して受信した光信号は、電気信号に変換され受信重畳信号として出力される。低周波信号分離回路122で受信重畳信号から受信低周波信号が分離され、受信低周波信号は、低周波信号復調回路123に出力され、高速信号は伝送インタフェース回路124に出力される。受信低周波信号の振幅は高速信号に比較して十分に小さいため、高速信号は単純に受信重畳信号を分岐してもよいし、受信重畳信号から高速信号を周波数分離してもよい。受信低周波信号は、受信重畳信号から低周波成分を周波数分離して抽出することが望ましい。受信低周波信号は、低周波信号復調回路123で監視制御信号等の受信低速信号に復調される。復調された受信低速信号は、監視制御回路に入力される。
本実施形態において、第1の信号重畳装置101−1と対向する第2の信号重畳装置101−2での動作についても同様である。このようにして本実施形態では、監視制御信号等の低速信号を双方向で伝送することが可能となる。
監視制御回路115は、監視制御信号を折り返して光リンクを確認する折り返し試験を行うほか、信号重畳装置101自体の監視制御を行ってもよい。また、特定の信号重畳装置101、例えば、第1の信号重畳装置101−1の監視制御回路115をコンソールと接続し、オペレータやソフトウェアがこれを操作し、他の信号重畳装置101、例えば、第2の信号重畳装置101−2の監視制御回路115をリモートで監視制御してもよい。
上記に記載した、信号重畳装置101の監視制御に必要な回路、折り返し機能、コンソール並びに接続ケーブルは、図4では省略している。また、本実施形態では、監視制御回路が生成終端する監視制御信号を重畳する事例を説明しているが、もちろん他の回路が生成終端する他のデータを重畳することも可能である。
本実施形態では、送信低周波信号は、高速信号の振幅に比較して十分に小さい値とし、重畳された高速信号及び送信低周波信号、つまり送信重畳信号は、電気光変換回路114で、振幅軸方向で波形整形される。送信低周波信号は、高速信号の振幅に比較して十分に小さいため、電気光変換回路114で振幅軸方向で波形整形されると、高速信号の遷移部分以外では送信低周波信号の成分は抑圧される。振幅軸方向の波形整形には、リミティング処理が適用される。例えば、汎用のSFPトランシーバ又はSFP+トランシーバを適用することができる。
受信低周波信号についても同様である。受信低周波信号は、高速信号の振幅に比較して十分に小さい値とし、重畳された高速信号及び受信低周波信号、つまり受信重畳信号は、光電気変換回路121で、振幅軸方向で波形整形される。振幅軸方向の波形整形には、リミティング処理が適用される。例えば、汎用のSFPトランシーバ又はSFP+トランシーバを適用することができる。
受信低周波信号は、高速信号の振幅に比較して十分に小さいため、振幅軸方向で波形整形されると、高速信号の遷移部分以外では、受信低周波信号の成分は抑圧される。そのため、受信低周波信号は高速信号の識別には影響を与えない。一方、受信低周波信号は、周波数帯域が狭いため、高速信号の遷移部分から抽出することができる。
SFPトランシーバは、図5のように構成することができる。図5では、説明に必要な主要部のみを記載し、バイアス系、電源系、光学系等は記載を省略している。高速信号及び送信低周波信号の重畳された送信重畳信号は、差動信号としてAC結合で入力され、ドライバアンプでリミティング処理され、レーザを変調し光信号として出力される。また、光検出器で受信された光信号は、トランスインピーダンスアンプ(TIA)で増幅された後に、リミティングアンプ(LIM)でリミティング処理された後、AC結合で差動信号として出力される。
低周波信号重畳回路112について、図6のようにバイアスティを用いて低周波信号変調回路116からの送信低周波信号を重畳する構成と、図7のようにパワー・ディバイダやパワー・スプリッタなどのような抵抗を利用した電力分配合成器を用いる構成がある。
図6はバイアスティを用いた低周波信号重畳回路112の例である。バイアスティの低域カットオフ周波数を光トランシーバの低域カットオフ周波数より高くすることにより、送信低周波信号を重畳し伝送することが可能となる。この場合、低域カットオフ周波数の上限は高速信号に影響を与えない値とする必要がある。
図7は電力分配合成器を用いた低周波信号重畳回路112の例である。低周波信号側の抵抗値を十分に高くとることで、高速信号側のインピーダンス整合が保てるため、高速信号に影響を与えることなく送信低周波信号を重畳することが可能となる。この場合、抵抗による減衰分を考慮して送信低周波信号を重畳する必要がある。
高速信号が差動信号であるため、送信低周波信号を差動信号として入力することが最適である。例えば、図6(a)、図7(a)の構成である。しかし、高速信号への影響はほとんどないため、差動信号を伝達する線路の線路長が等長であれば、片側のみに送信低周波信号を重畳してもよい。図6(b)、図6(c)、図7(b)、図7(c)の構成である。
低周波信号分離回路122についても、図8に示すバイアスティ又は図9に示す電力分配合成器で構成することができる。但し、電力分配合成器の場合、低周波信号復調回路123側に高速信号の成分も出力されることから、キャパシタ等を用いてローパスフィルタを構成し、高周波成分を抑圧する必要がある。このように分離された信号からさらにバンドパスフィルタで受信低周波信号を抽出し、低周波信号復調回路123に入力する。
本実施形態の説明において、光トランシーバのAC結合に用いられるキャパシタの容量は0.1μF程度であり、差動インピーダンスは100Ωであるため、光トランシーバの低域カットオフ周波数は、30kHz程度になる。このため、低周波信号の周波数の下限は、10kHz程度となる。また、低周波信号重畳回路112又は低周波信号分離回路122でバイアスティを用いる場合、バイアスティの低域カットオフ周波数を高速信号に影響を与えない値にする必要があり、その値は高速信号のライン符号化方法により異なる。例えば、8b10b符号化を用いる場合、図10の数値シミュレーションが示すように伝送速度(規格化周波数1)の1千分の1以下であれば信号スペクトルはほとんどないため、バイアスティの低域カットオフ周波数をその程度の値以下に設定することが可能である。
一方、64b66b符号化を用いる場合には、図11の数値シミュレーションが示すように伝送速度の10万分の1以下の周波数にまでスペクトルが存在している。この場合、バイアスティで高速信号の低域周波数成分をカットすると、一般に波形のベースラインワンダが生じる。図12に示すグラフは、低域周波数成分のカットオフ周波数とベースラインワンダの関係を、数値シミュレーションにより導出したもので、横軸を規格化周波数(伝送速度を1)、縦軸をrms%でそれぞれ表している。1%以下のワンダを想定すると、バイアスティの低域カットオフ周波数を規格は周波数(伝送速度)の1万分の1程度の周波数以下に設定可能である。同様に、電力分配合成器を用いる場合には、8b10b符号化の場合又は64b66b符号化の場合、それぞれ、伝送速度の1千分の1あるいは伝送速度の1万分の1が光トランシーバの低域カットオフ周波数よりも高い周波数であればよい。但し、受信低周波信号を分離する際に用いるバンドパスフィルタの比帯域の関係から、上限の周波数を抑える必要がある。
以上の点を考慮すると、バイアスティを用いる場合で、10〜100kHz程度、電力分配合成器を用いる場合で10kHz〜1MHz程度の間で送信低周波信号の搬送波周波数を設定可能である。
電気光変換回路のドライバアンプのリミティング動作によりデータの遷移部分以外では送信低周波信号の成分は抑圧される。したがって、高速信号の電力に対して送信低周波信号の電力が20dB以上(100分の1以下)低ければ問題とはならない。図13に20dBの電力差で送信低周波信号を重畳した場合の、リミティング機能付きのドライバアンプの出力スペクトル(図13(a))と波形(図13(b))の数値シミュレーション例を示す。波形の遷移部分では送信低周波信号は十分に得られており、波形の遷移部分以外では高速信号の波形劣化はほとんどない。
送信低周波信号で伝送される監視制御信号等の送信低速信号の伝送速度は、1kb/s以下で十分である。また、変調方法としては、振幅変調(ASK)、位相変調(PSK)等様々な変調方法が適用可能であり、2値であればANDやEXORといった論理回路で容易に変調回路を実現できる。したがって、FPGA(Field Programmable Gate Array)のようなプログラム可能な回路へ実装することができる。また、実装規模も小さいため、高速信号用の回路と同じICに変調回路を実装することも可能である。
以上説明したように、本実施形態では、簡単な構成で低速信号を高速信号に重畳して伝送することができることが分かる。
なお、実施形態1では、信号重畳装置101は、伝送インタフェース回路111を介して通信装置100と接続されるものとしたが、これらを1つの装置として実装することも可能である。
信号重畳装置101−1及び信号重畳装置101−2で、信号重畳システムを構成する。この場合、信号重畳装置101−1と信号重畳装置101−2とで対向して、高速信号あるいは、送信低速信号及び受信低速信号を送受信することになる。
(実施形態2)
実施形態2を図14で説明する。図14は、本実施形態に係る信号重畳装置の一例を示す。信号重畳装置201は、光分岐回路211、光電気変換回路(O/E)212、低周波信号抽出回路213、低周波信号復調回路214を備える。実施形態2の信号重畳装置201は光信号を透過させる際、光分岐回路211が光信号の一部を分岐し、低速信号だけを受信する。
まず、ファイバからの光信号の一部が光分岐回路211で分岐される。分岐された光信号には高速信号も含まれている。分岐された光信号は、光電気変換回路212で電気信号に変換され、さらに、振幅軸方向で波形整形されて受信重畳信号として出力される。低周波信号抽出回路213では、受信重畳信号から受信低周波信号が抽出される。この低周波信号抽出回路213は、受信低周波信号を透過し、高速信号を遮断する特性を有するもので、第1実施形態の低周波信号分離回路122との差異は、高速信号の出力の必要がないということにある。受信低周波信号は、低周波信号復調回路214で受信低速信号に復調される。受信低速信号は、監視制御回路215で終端される。
本構成では、受信低周波信号の復調のみを行えればよいため、光電気変換回路212や低周波信号抽出回路213の帯域幅を狭帯域にでき、低レベルの受信低周波信号に対しても十分に高い利得を持った回路を廉価な部品で構成することができる。光電気変換回路212の帯域幅を低周波信号が出力できるだけの狭帯域にすれば、低周波信号抽出回路213では高速信号の遮断機能は不要となる。
図15に示すように、本構成の信号重畳装置201は、実施形態1に記載の信号重畳装置101と対向させ、信号重畳装置101から低速信号を受信することが可能である。また、実施形態1の信号重畳装置101を2台対向させ、低速信号を通信している状況において、本構成の信号重畳装置201をそれらの間に挿入し、前者の内の1台から低速信号を受信することも可能である。なお、図15においては、装置内の構成記載を一部省略している。
(実施形態3)
実施形態3を図16、図17で説明する。図16は、本実施形態に係る信号重畳装置の一例を示す。図17は、実施形態3の本実施形態に係る信号重畳装置の適用例を示す。信号重畳装置の構成は、基本的には実施形態1と同様となることから、差分を除き説明を省略する。
図16に示すように、本実施形態の信号重畳装置301は、実施形態1の信号重畳装置101が複数台実装されている。本実施形態の信号重畳装置301は、光ファイバの途中に波長合分波器を挿入して、他の信号重畳装置301と対向するように通信してもよい。また、図17に示すように、ファイバの途中に波長合分波器311、312が挿入されており、信号重畳装置301と実施形態1の信号重畳装置101の#2、信号重畳装置301と実施形態1の信号重畳装置101の#3、…、信号重畳装置301と実施形態1の信号重畳装置101の#N(Nは2以上の整数)の間で、異なる波長の信号光を介した波長多重技術によって、それぞれ独立にリンクが構成されてもよい。信号重畳装置#1〜#Nの各光トランシーバ113の送受信光波長は、波長合分波器311、312を介し、所望の信号重畳装置間でリンクが構成できるよう選択する。
したがって、信号重畳装置301は、実施形態1に記載の信号重畳装置101をN−1台有する必要がある。ただし、複数の信号重畳装置101の監視制御回路を集約することも可能であることは、自明である。
なお、実施形態3の信号重畳装置301は、伝送インタフェース回路を介して通信装置103と接続されるものとした。通信装置103に替えて、実施形態1の通信装置101を複数台としてもよい。
2台の信号重畳装置301及び波長合分波器311、312で、信号重畳システムを構成する。この場合、信号重畳装置301同士で対向して、高速信号あるいは、送信低速信号及び受信低速信号を送受信することになる。また、信号重畳装置301及び信号重畳装置101で、信号重畳システムを構成してもよい。この場合、信号重畳装置301と信号重畳装置101とで対向して、高速信号あるいは、送信低速信号及び受信低速信号を送受信することになる。
(実施形態4)
実施形態4を図18、図19、図20で説明する。図18は、本実施形態に係る信号重畳装置の一例を示す。信号重畳装置401は、光分岐回路211、光バンドパスフィルタ220、光電気変換回路(O/E)212、低周波信号抽出回路213、低周波信号復調回路214を備える。実施形態4の信号重畳装置401は波長多重された光信号を透過させる際、光分岐回路211が光信号の一部を分岐し、低速信号だけを受信する。
まず、ファイバからの光信号の一部が光分岐回路211で分岐される。分岐された光信号には高速信号も含まれている。分岐された光信号は、光バンドパスフィルタ220において、この分岐した信号光の中から、所望の波長の信号光を選択する。この光信号は、光電気変換回路212で電気信号に変換され、さらに、振幅軸方向で波形整形されて、受信重畳信号として出力される。低周波信号抽出回路213では、受信重畳信号から受信低周波信号が抽出される。この低周波信号抽出回路213は、受信低周波信号を透過し、高速信号を遮断する特性を有するもので、実施形態1の低周波信号分離回路122との差異は、高速信号の出力の必要がないという点にある。受信低周波信号は、低周波信号復調回路214で受信低速信号に復調される。受信低速信号は、監視制御回路215で終端される。
本構成では、受信低周波信号の復調のみを行えればよいため、光電気変換回路212や低周波信号抽出回路213の帯域幅を狭帯域にでき、低レベルの受信低周波信号に対しても十分に高い利得を持った回路を廉価な部品で構成することができる。光電気変換回路212の帯域幅を低周波信号が出力できるだけの狭帯域にすれば、低周波信号抽出回路213では高速信号の遮断機能は不要となる。
図19に示すように、本構成の信号重畳装置401は、実施形態3に記載の信号重畳装置301と対向させ、信号重畳装置301から低速信号を受信することが可能である。また、図20に示すように、実施形態3の信号重畳装置301と101を対向させ、低速信号を通信している状況において、本構成の信号重畳装置401をそれらの間に挿入し、信号重畳装置101の内の1台から低速信号を受信することも可能である。なお、図19、図20においては、装置内の構成記載を一部省略している。
(実施形態5)
実施形態5を図21、図22、図23で説明する。図21は、本実施形態に係る信号重畳装置の一例を示す。信号重畳装置501は、光分岐回路211、光電気変換回路(O/E)212、低周波信号抽出回路230、低周波信号復調回路214を備える。実施形態5の信号重畳装置501は波長多重された光信号を透過させる際、光分岐回路211が光信号の一部を分岐し、低速信号だけを受信する。
まず、ファイバからの光信号の一部が光分岐回路211で分岐される。分岐された光信号には高速信号も含まれている。分岐された光信号は、光電気変換回路212で電気信号に変換され、さらに、振幅軸方向で波形整形されて、受信重畳信号として出力される。低周波信号抽出回路230で、受信重畳信号から所望の周波数の搬送波について受信低周波信号が抽出される。この低周波信号抽出回路230は、所望の周波数の搬送波の受信低周波信号を透過し、所望でない周波数の搬送波の受信低周波信号及び高速信号を遮断する特性を有するもので、実施形態3の低周波信号分離回路122との差異は、高速信号の出力の必要がなく、また、実施形態4の信号重畳装置401と比較して、光バンドパスフィルタ220が不要となることにある。受信低周波信号は、低周波信号復調回路214で受信低速信号に復調される。受信低速信号は、監視制御回路215で終端される。
本構成では、受信低周波信号の復調のみを行えればよいため、光電気変換回路212や低周波信号抽出回路230の帯域幅を狭帯域にでき、低レベルの受信低周波信号に対しても十分に高い利得を持った回路を廉価な部品で構成することができる。光電気変換回路212の帯域幅を低周波信号が出力できるだけの狭帯域にすれば、低周波信号抽出回路230では高速信号の遮断機能は不要となる。
図22は、本実施形態に係る信号重畳装置の一例を示す。信号重畳装置502、503の実施形態3の信号重畳装置301、101に対する差異は、低周波信号変調回路の変調する搬送波の周波数が互いに異なることである。これによって、異なる周波数の搬送波は異なる波長の光信号に載せられるので、信号重畳装置501は搬送波周波数により信号重畳装置502、503からの信号を弁別できることになる。
この信号重畳装置501は、図22に示すように、信号重畳装置502と対向させ、信号重畳装置502から低速信号を受信することが可能である。また、図23に示すように、信号重畳装置502と信号重畳装置503を対向させ、低速信号を通信している状況において、本構成の信号重畳装置501をそれらの間に挿入し、信号重畳装置503の内の1台から低速信号を受信することも可能である。信号重畳装置502と信号重畳装置503を対向させた場合は、低周波信号復調回路は、それぞれ異なる周波数の搬送波で復調することになる。なお、図22、図23においては、装置内の構成記載を一部省略している。
本発明は、情報通信産業に適用することができる。
100、103:通信装置
101、201、301、401、501、502、503:信号重畳装置
101−1:第1の信号重畳装置
101−2:第2の信号重畳装置
111:伝送インタフェース回路
112:低周波信号重畳回路
113:光トランシーバ
114:電気光変換回路
115:監視制御回路
116:低周波信号変調回路
121:光電気変換回路
122:低周波信号分離回路
123:低周波信号復調回路
124:伝送インタフェース回路
211:光分岐回路
212:光電気変換回路(O/E)
213:低周波信号抽出回路
214:低周波信号復調回路
215:監視制御回路
220:光バンドパスフィルタ
230:低周波信号抽出回路
311、312:波長合分波器
901、902:通信装置
911:REC
912:RE
921、922:波長合分波器

Claims (4)

  1. 送信低速信号を変調した送信低周波信号を出力する低周波信号変調回路と、
    高速信号に前記送信低周波信号を重畳した送信重畳信号を出力する低周波信号重畳回路と、
    前記送信重畳信号を光信号に変換して送信する電気光変換回路と、
    を備え、
    前記電気光変換回路は、前記送信重畳信号に前記送信低周波信号の成分を抑圧する振幅軸方向での波形整形を施した後、光信号に変換して送信する光送信装置。
  2. それぞれの前記電気光変換回路の送信する光信号の波長が異なる請求項1に記載の光送信装置を2以上と、
    前記2以上の光送信装置からの光信号を波長多重して送信する波長合波器と、
    を備える光多重送信装置。
  3. それぞれの前記低周波信号変調回路の変調する搬送波の周波数が異なる請求項2に記載の光多重送信装置。
  4. 送信低速信号を変調した送信低周波信号を出力する第1のステップと、
    高速信号に前記送信低周波信号を重畳した送信重畳信号を出力する第2のステップと、
    前記送信重畳信号を光信号に変換して送信する第3のステップと、
    を有し、
    前記第3のステップでは、前記送信重畳信号に前記送信低周波信号の成分を抑圧する振幅軸方向での波形整形を施した後、光信号に変換して送信する信号重畳方法。
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