JP2017152158A - Lighting fixture - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、照明器具に関し、より詳細には、発光ダイオードのような固体光源を光源とする照明器具に関する。 The present invention relates to a lighting fixture, and more particularly to a lighting fixture that uses a solid light source such as a light emitting diode as a light source.
従来例として、特許文献1記載のLED照明器具を例示する。特許文献1記載のLED照明器具(以下、従来例という)は、トンネルの内壁面に取り付けられてトンネル照明を行う、トンネル灯である。
As a conventional example, an LED lighting apparatus described in
この従来例は、器具本体、電源供給装置、透光パネル、複数のLED、LED固定板などを備えている。器具本体は、前面が開口した扁平な矩形箱状に形成されている。複数のLEDは、LED固定板に取り付けられている。LED固定板は、2対の固定板支持具によって器具本体の底板の内面に取り付けられている。なお、器具本体の底板の内面には、電源供給装置が取り付けられている。また、透光パネルは、蝶番により、器具本体の前面を塞ぐ位置と開放する位置との間で回転可能に器具本体に取り付けられている。 This conventional example includes an instrument body, a power supply device, a translucent panel, a plurality of LEDs, an LED fixing plate, and the like. The instrument body is formed in a flat rectangular box shape with an open front surface. The plurality of LEDs are attached to the LED fixing plate. The LED fixing plate is attached to the inner surface of the bottom plate of the instrument body by two pairs of fixing plate supports. A power supply device is attached to the inner surface of the bottom plate of the instrument body. Moreover, the translucent panel is attached to the instrument main body by a hinge so as to be rotatable between a position where the front surface of the instrument main body is closed and a position where the front is opened.
ところで、特許文献1記載の従来例は、器具本体と、複数の固定板支持具とが独立した部品として構成されている。そのため、複数の固定板支持具は、溶接やねじ止めなどの適宜の方法で器具本体の底板の内面に取り付けられている。しかしながら、特許文献1記載の従来例のような構成では、固定板支持具によって部品点数が増えてしまう。
Incidentally, in the conventional example described in
本発明の目的は、部品点数の削減を図ることができる照明器具を提供することである。 The objective of this invention is providing the lighting fixture which can aim at reduction of a number of parts.
本発明の一態様に係る照明器具は、光源ユニットと、前記光源ユニットを内部に収容する器具本体とを備えている。前記器具本体は、長尺の樋状に形成されている筐体と、前記筐体の長手方向の両端をそれぞれ塞ぐ一対のエンド部材と、透光性を有する材料で板状に形成され、前記筐体の長手方向に沿った開放端を閉塞するカバーとを有している。前記筐体は、前記開放端と隣り合う一対の側壁と、前記一対の側壁の内側面から前記筐体の長手方向に沿って突出する一対の基台部とを備えている。前記一対の基台部は、前記一対の側壁と一体に形成されている。前記一対の基台部は、前記カバーと対向する側の面に前記光源ユニットが取り付けられる。 The lighting fixture which concerns on 1 aspect of this invention is equipped with the light source unit and the fixture main body which accommodates the said light source unit in an inside. The instrument body is formed in a plate shape with a casing formed in a long bowl shape, a pair of end members that respectively close both ends in the longitudinal direction of the casing, and a material having translucency, And a cover for closing the open end along the longitudinal direction of the housing. The casing includes a pair of side walls adjacent to the open end, and a pair of base portions protruding along the longitudinal direction of the casing from the inner side surfaces of the pair of side walls. The pair of base portions are formed integrally with the pair of side walls. The light source unit is attached to a surface of the pair of base portions facing the cover.
本発明の一態様に係る照明器具は、部品点数の削減を図ることができるという効果がある。 The lighting fixture according to one embodiment of the present invention has an effect that the number of parts can be reduced.
以下、本発明の一実施形態に係る照明器具1について、図面を参照して詳細に説明する。本実施形態に係る照明器具1(以下、照明器具1と略す)は、特許文献1記載の従来例と同様に、トンネル照明に用いられる照明器具(トンネル灯)である。ただし、照明器具1は、トンネル灯に限定されない。なお、以下の実施形態で説明する構成は本発明の一例にすぎない。本発明は、以下の実施形態に限定されず、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
Hereinafter, the
照明器具1は、図1に示すように、器具本体2と、光源ユニット3とを備える。また、照明器具1は、取付部材4、電源ユニット5、2つの制御ユニット6、変圧器ユニット7などを更に備えることが好ましい。なお、以下の説明では、図1において、照明器具1の上下、前後及び左右の各方向を規定する。
As shown in FIG. 1, the
光源ユニット3は、3種類の光源ユニット(第1の光源ユニット3A、第2の光源ユニット3B並びに第3の光源ユニット3C)を有することが好ましい。第1の光源ユニット3Aは、2枚の基板30と、2枚の基板30の前面にそれぞれ実装されている複数のLED(発光ダイオード)と、2枚の基板30にそれぞれ取り付けられている2つのレンズユニット31Aとを有することが好ましい。基板30は矩形板状に形成されている。2つのレンズユニット31Aは、矩形板状のベース部310と、複数(図示例では30個)のレンズ311Aと、4つの取付部312とをそれぞれ有している。レンズ311Aはそれぞれ、概ね回転楕円体が長軸に沿って半分に分割されたドーム状に形成されている。4つの取付部312は、ベース部310の長手方向(左右方向)に沿った2つの側面のほぼ中央に、それぞれ2つずつ設けられている。ここで、レンズユニット31Aのベース部310、レンズ311A、取付部312などの構成要素は、ポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂等の透光性及び弾性を有する合成樹脂材料の成形体として一体に形成されることが好ましい。ただし、レンズユニット31Aは、取付部312以外の構成要素がガラス(例えば、石英ガラスなど)で構成されても構わない。なお、第2の光源ユニット3B並びに第3の光源ユニット3Cは、レンズユニット31Bのレンズ311B及びレンズユニット31Cのレンズ311Cを除いて、第1の光源ユニット3Aと共通の構成を有している。
The
3種類の光源ユニット3はそれぞれ、3つの取付部材4に取り付けられる(図1および図2参照)。これら3つの取付部材4は、一対の第1脚部40と、一対の第2脚部41と、取付部42とをそれぞれ有している。さらに、3つの取付部材4は、一対の補強部43をそれぞれ有することが好ましい。取付部42は、概ね矩形板状に形成されている。取付部42の前面に、光源ユニット3がねじ止めによって取り付けられる。一対の第1脚部40はそれぞれ、取付部42の長手方向(左右方向)の両端における上端部分から後方へ突出している。一対の第1脚部40は、上下方向から見てL字形状に形成されている。また、一対の第1脚部40の後端部分には、半円形状のねじ挿通溝400がそれぞれ設けられている。一対の第2脚部41はそれぞれ、取付部42の長手方向(左右方向)の両端における下端部分から後方へ突出している。一対の第2脚部41は、上下方向から見てL字形状に形成されている。また、一対の第2脚部41の後端部分には、半円形状のねじ挿通溝410がそれぞれ設けられている。一対の補強部43はそれぞれ、矩形板状であって、取付部42の上端縁及び下端縁から後方に突出するように構成されている。なお、一対の第1脚部40、一対の第2脚部41、取付部42及び一対の補強部43は、鋼板などの金属板が曲げ加工されることで一体に形成されることが好ましい。
Each of the three types of
電源ユニット5は、長尺のプリント配線板に種々の電子部品が実装された回路ブロック50と、回路ブロック50を収容する電源ケース51とを有している(図1参照)。回路ブロック50は、電力系統から供給される交流の電圧・電流を直流の電圧・電流に変換するように構成されている。また、回路ブロック50は、制御ユニット6に制御されることにより、直流の出力電流を増減して光源ユニット3の光出力(光束)を調整(調光)するように構成されている。
The
2つの制御ユニット6はそれぞれ、矩形のプリント配線板に電解コンデンサなどの電子部品が実装された制御回路ブロック60と、制御回路ブロック60を収容するケース61とを有している。これら2つの制御回路ブロック60はそれぞれ、例えば、PWM(パルス幅変調)信号からなる調光信号を平滑(積分)し、平滑した電圧信号(制御信号)を電源ユニット5の回路ブロック50にそれぞれ出力するように構成されている。そして、電源ユニット5の回路ブロック50は、2つの制御ユニット6の制御回路ブロック60からそれぞれ出力される制御信号に応じて、直流の出力電流を調整している。
Each of the two control units 6 includes a
変圧器ユニット7は、電力系統から供給される高電圧(たとえば、実効値が415[V]の交流電圧)を電源ユニット70の定格入力電圧(たとえば、実効値が200[V]以下の交流電圧)に降圧するように構成されている。変圧器ユニット7は、ダウントランス(降圧用変圧器)及びケース70を有している。ケース70は、金属製の板材により、長尺の角筒状に形成されている。ケース70は、ダウントランスを内部に収容している。つまり、変圧器ユニット7は、ダウントランスで降圧した交流電圧を電源ユニット70に供給している。なお、照明器具1は、非常用照明ユニットを備えてもよい。非常用照明ユニットは、電力系統から供給される交流電力を蓄電池に蓄電し、電力系統の停電時に蓄電池に蓄電した電力を電源ユニット70に供給して非常用照明を行うように構成されることが好ましい。
The transformer unit 7 uses a high voltage (for example, an AC voltage having an effective value of 415 [V]) supplied from the power system as a rated input voltage (for example, an AC voltage having an effective value of 200 [V] or less). ). The transformer unit 7 includes a down transformer (step-down transformer) and a
器具本体2は、筐体20と、一対のエンド部材21と、カバー22とを有している。また、器具本体2は、第1シール部材23、取付ねじ24、第2シール部材25並びに固定具26などを更に有することが好ましい。
The
筐体20は、図2に示すように、一対の側壁201及び一対の基台部202を備えている。また、筐体20は、底壁200、4つのねじ受け部203、一対の収納部204などを備えることが好ましい。底壁200は、左右方向を長手方向とする長尺の矩形板状に形成されている。一対の側壁201はそれぞれ、長尺の矩形板状であって、底壁200の長手方向に沿った両端(上端及び下端)の縁から前方へ突出するように底壁200と一体に形成されている。つまり、筐体20は、概ね前面と左右両端面が開口した角樋状に形成されている。
As shown in FIG. 2, the
一対の基台部202はそれぞれ、側壁201の長手方向(左右方向)の長さに等しい長尺の矩形板状に形成されている。一方の基台部202は、上側の側壁201の内側面における前後方向のほぼ中央から、底壁200と平行かつ下向きに突出するように側壁201と一体に形成されている。他方の基台部202は、下側の側壁201の内側面における前後方向のほぼ中央から、底壁200と平行かつ上向きに突出するように側壁201と一体に形成されている。
Each of the pair of
4つのねじ受け部203はそれぞれ、軸方向(左右方向)から見た形状がC字状となり、かつ、側壁201の長手方向(左右方向)の長さに等しい長さの筒形に形成されている(図1および図2参照)。2つのねじ受け部203は、底壁200と上側の側壁201の繋ぎ目の内側の部分(隅)と、底壁200と下側の側壁201の繋ぎ目の内側の部分(隅)とにそれぞれ1つずつ配置されている。残り2つのねじ受け部203は、一対の側壁201の開放端(前端)と一対の基台部202との間の位置における、それぞれの側壁201の内側面(上面及び下面)に1つずつ配置されている(図2参照)。また、これら4つのねじ受け部203はそれぞれ、軸方向における両端(左右両端)部分の内周面に雌ねじが形成されている。
Each of the four
一対の収納部204はそれぞれ、左右方向から見た形状がL字状であり、側壁201の長手方向(左右方向)の長さに等しい長さの板状に形成されている(図1及び図2参照)。一方の収納部204は、上側の側壁201の開放端(前端)と上側の基台部202との間の位置における、上側の側壁201の内側面(上面)に配置されている(図2参照)。他方の収納部204は、下側の側壁201の開放端(前端)と下側の基台部202との間の位置における、下側の側壁201の内側面(下面)に配置されている(図2参照)。
Each of the pair of
さらに、筐体20は、3つのボルト保持部205を備えることが好ましい。2つのボルト保持部205(以下、第1ボルト保持部205Aと呼ぶ場合がある)は、一対の基台部202の先端の後面にそれぞれ1つずつ配置されている。残り1つのボルト保持部205(以下、第2ボルト保持部205Bと呼ぶ場合がある)が底壁200の上下方向のほぼ中央に配置されている。2つの第1ボルト保持部205Aは、一対の基台部202の長手方向(左右方向)の長さに等しい長さを有し、かつ、それぞれの基台部202の後面から後方に突出する角筒状に形成されている。ただし、一対の基台部202はそれぞれ、2つの第1ボルト保持部205Aの内部空間と繋がる2つの溝206A、206Bが長手方向(左右方向)の全長に渡って形成されている(図1および図2参照)。2つの第1ボルト保持部205Aはそれぞれ、内部空間に頭部11を収容し、かつ、ねじ部12を溝206Aから突出させるようにして、複数本のボルト10を保持する(図2参照)。
Furthermore, the
一方、第2ボルト保持部205Bは、底壁200の前面の中央から前方に突出する一対の突条片で構成されている。これら一対の突条片は、左右方向から見た形状がL字状に形成されている。第2ボルト保持部205Bは、一対の突条片と底壁200に囲まれた内部空間と、一対の突条片の先端部分の間に設けられている溝206Bとを有している(図2参照)。第2ボルト保持部205Bは、内部空間に頭部を収容し、かつ、ねじ部を溝206Bから突出させるようにして、複数のボルトを保持する。ただし、第1ボルト保持部205A及び第2ボルト保持部205Bは、長手方向(左右方向)に沿って移動可能にボルト10を保持する。
On the other hand, the second
また、一対の側壁201の内側面において、ねじ受け部203と収納部204との間に、側壁201の長手方向に沿った矩形の凹部207がそれぞれ設けられている(図2参照)。これら一対の凹部207には、4つの取付金具208がそれぞれ固定されている。8つの取付金具208はそれぞれ、固定片2080と、取付片2081とを有する。なお、固定片2080と取付片2081とは、金属板が曲げ加工されることで一体に形成されることが好ましい。これらの取付金具208は、固定片2080が側壁201の凹部207に嵌め込まれることで側壁201に固定される(図2参照)。また、取付片2081の先端部分には、ねじ孔2082が形成されている(図2参照)。
In addition,
ここで、筐体20は、アルミ又はアルミ合金の押出成形により、底壁200、側壁201、基台部202、ねじ受け部203、収納部204並びにボルト保持部205が一体に形成されることが好ましい。つまり、一対の基台部202は、別部品としてではなく、筐体20の一部として筐体20と一体に形成されている。
Here, the
一対のエンド部材21はそれぞれ、側板210と、周壁211と、4つのボス212と、収納凹部213とを有している。側板210は、概ね矩形板状に形成されている。周壁211は、側板210の上端、下端及び後端から側板210の厚み方向(左右方向)に突出するように形成されている。ただし、周壁211の前端部分は、側板210の前端よりも後方に位置している。そして、収納凹部213は、側板210の前端部分と、周壁211の前端部分とで囲まれるように構成されている(図1参照)。4つのボス212はそれぞれ、筒状に形成されている。ただし、2つのボス212はそれぞれ、側板210と周壁211の両隅に配置されている。また、残り2つのボス212はそれぞれ、側板210の上端及び下端における前方近くに配置されている。
Each of the pair of
一対のエンド部材21はそれぞれ、筐体20の長手方向(左右方向)の端に取り付けられる。すなわち、一対のエンド部材21はそれぞれ、筐体20の4つのねじ受け部203の雌ねじに4本のねじ215でねじ止めされる。すなわち、4つのボス212をそれぞれ貫通している4つのねじ挿通孔に4本のねじ215が挿通され、これら4本のねじ215が4つのねじ受け部203の雌ねじにそれぞれねじ込まれる。その結果、一対のエンド部材21が、筐体20の左右両端の開口を塞ぐようにして筐体20に取り付けられている(図3参照)。なお、筐体20に一対のエンド部材21が取り付けられた状態では、一対のエンド部材21の収納凹部213と筐体20の収納部204とが繋がっている。
Each of the pair of
固定具26は、エンド部材21にねじ止めされるねじ止め片260と、被取付箇所(たとえば、トンネルの内壁)に取り付けられる取付片261とを有している(図1参照)。ただし、固定具26は、矩形の板材がL字形状に曲げ加工されることでねじ止め片260と取付片261が一体に形成されることが好ましい。
The
第1シール部材23は、たとえば、シリコーン樹脂製の環状のガスケットで構成されることが好ましい(図1参照)。第1シール部材23は、一対の側壁201のそれぞれの収納部204と、一対のエンド部材21のそれぞれの収納凹部213とに収納される(図2参照)。
The
カバー22は、透光性を有する材料(ガラス又はアクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂など)によって、長尺の長方形の4つの角を丸めた形状に形成されている。カバー22は、上部及び下部にそれぞれ4つの丸孔220が設けられている。カバー22の上部に設けられている4つの丸孔220は、カバー22の長手方向(左右方向)に沿って等間隔かつ直線上に並ぶように配置されている。また、カバー22の下部に設けられている4つの丸孔220は、カバー22の長手方向(左右方向)に沿って等間隔かつ直線上に並ぶように配置されている。
The
8つの第2シール部材25はそれぞれ、円筒形状の胴部250と、胴部250の軸方向の一端(前端)から胴部250の径方向に突出する円板状の外鍔部251とを有している(図1参照)。なお、胴部250と外鍔部251とは、シリコーン樹脂などの弾性を有する材料で一体に形成されることが好ましい。また、8つの取付ねじ24はそれぞれ、つば付きの六角ボルトである。
Each of the eight
次に、照明器具1の組立作業の手順を説明する。組立作業を行う作業者は、筐体20の底壁200の第2ボルト保持部205Bに複数本のボルトを保持させる。そして、作業者は、それら複数本のボルトに、電源ユニット5の電源ケース51、制御ユニット6のケース61及び変圧器ユニット7のケース70をねじ止めする。その結果、筐体20の底壁200に電源ユニット5、制御ユニット6及び変圧器ユニット7が固定される。このように筐体20に設けられた第2ボルト保持部205Bに保持されているボルトに、電源ケース51等がねじ止めされれば、筐体20の底壁200にボルト用の孔が不要である。ゆえに、筐体20の底壁200にボルト用の孔が設けられる場合と比較して、筐体20の防水構造の簡略化を図ることができる。
Next, a procedure for assembling the
続いて、作業者は、一対の側壁201のそれぞれの第1ボルト保持部205Aに6本のボルト10を保持させる。そして、作業者は、それぞれに第1〜第3の光源ユニット3A〜3Cが取り付けられている3つの取付部材4を筐体20の一対の基台部202に取り付ける。まず、作業者は、3つの取付部材4のそれぞれの第1脚部40のねじ挿通溝400及び第2脚部41のねじ挿通溝410に、一対の第1ボルト保持部205Aに保持されている12本のボルト10のねじ部12をそれぞれ挿通する。さらに、作業者は、それぞれのねじ挿通溝400、410に挿通したボルト10のねじ部12にナット13を締め付ける。その結果、3つの取付部材4が筐体20の一対の基台部202に取り付けられる(図2参照)。なお、作業者は、ナット13を緩めた状態でボルト10及びナット13とともに取付部材4を移動させることができる。
Subsequently, the worker holds the six
次に、作業者は、筐体20の左右両端にそれぞれエンド部材21を1つずつ取り付ける。作業者は、それぞれのエンド部材21の4つのねじ挿通孔に4本のねじ215を挿通し、それら4本のねじ215を筐体20の4つのねじ受け部203の雌ねじにそれぞれねじ込む。その結果、一対のエンド部材21が、筐体20の左右両端の開口を塞ぐようにして筐体20に取り付けられる。
Next, the worker attaches one
それから、作業者は、筐体20の収納部204及び一対のエンド部材21の収納凹部213に第1シール部材23を収納する。そして、作業者は、第1シール部材23の前方から筐体20の前端にカバー22を被せ、カバー22の8つの丸孔220に、8つの第2シール部材25の胴部250を前方から挿入する。最後に、作業者は、8本の取付ねじ24をそれぞれ8つの第2シール部材25に挿通し、一対の側壁201の凹部207に取り付けられている8つの取付金具208のねじ孔2082にそれぞれねじ込む。その結果、カバー22は、第1シール部材23でシールされた状態で筐体20に取り付けられる(図3及び図4A〜図4C参照)。なお、上述のようにカバー22が筐体20にねじ止めされる構成では、特許文献1記載の従来例のようにカバーが蝶番によって筐体に取り付けられる構成と比較して、部品点数の削減及び筐体20の小型化を図ることができる。
Then, the operator stores the
上述のように、光源ユニット3は、筐体20と一体に形成されている一対の基台部202に取り付けられる。そのため、照明器具1は、器具本体と別体の部品である複数の固定板支持具に光源ユニットが取り付けられる場合と比較して、部品点数の削減を図ることができる。
As described above, the
また、光源ユニット3は、取付部材4によって一対の基台部202に取り付けられることが好ましい。つまり、光源ユニット3が取付部材4を用いて一対の基台部202に取り付けられれば、光源ユニット3から放射される光束の照射範囲を、取付部材4によって調整することができる。つまり、取付部材4の第1脚部40の長さ(高さ)、及び第2脚部41の長さ(高さ)に応じて、一対の基台部202に対する取付部材4の取付部42の傾きが変わるので、取付部材4によって光源ユニット3の照射範囲が調整可能となる。
The
照明器具1は上述のように、光源ユニット3と、光源ユニット3を内部に収容する器具本体2とを備えている。器具本体2は、長尺の樋状に形成されている筐体20と、筐体20の長手方向の両端をそれぞれ塞ぐ一対のエンド部材21と、透光性を有する材料で板状に形成され、筐体20の長手方向に沿った開放端を閉塞するカバー22とを有している。筐体20は、開放端と隣り合う一対の側壁201と、一対の側壁201の内側面から筐体20の長手方向に沿って突出する一対の基台部202とを備えている。一対の基台部202は、一対の側壁201と一体に形成されている。一対の基台部202は、カバー22と対向する側の面(前面)に光源ユニット3が取り付けられる。
As described above, the
照明器具1が上述のように構成されれば、筐体20と一体に形成されている一対の基台部202に光源ユニット3が取り付けられるため、筐体と基台部が別体に構成される場合と比較して、部品点数の削減を図ることができる。
If the
また、照明器具1において、光源ユニット3を一対の基台部202に取り付けるための取付部材4を備えることが好ましい。
Moreover, in the
照明器具1が上述のように構成されれば、光源ユニット3から放射される光束の照射範囲を、取付部材4によって調整することができる。
If the
さらに、照明器具1において、取付部材4は、一対の基台部202のうちの一方の基台部202に固定される第1脚部40と、一対の基台部202のうちの他方の基台部202に固定される第2脚部41とを有することが好ましい。取付部材4は、第1脚部40と第2脚部41の間に架け渡された板状の取付部42を有することが好ましい。光源ユニット3が取付部42に取り付けられていることが好ましい。
Further, in the
照明器具1が上述のように構成されれば、第1脚部40及び第2脚部41の長さに応じて、一対の基台部202に対する取付部材4の取付部42の傾きが変わるので、取付部材4によって光源ユニット3の照射範囲が調整可能となる。
If the
ところで、一対の基台部202は、図5Aに示すように、光源ユニット3が取り付けられる面(前面)に、側壁201から離れるに連れてカバー(側壁201の前端)から段階的に遠ざかる向きに並ぶ複数のステップ2021〜2025を有してもよい。つまり、一対の基台部202はそれぞれ階段状に形成されていてもよい。なお、以下の説明では、複数のステップは、側壁201の前端に近い順に第1のステップ2021、第2のステップ2022、第3のステップ2023、第4のステップ2024及び第5のステップ2025と呼ばれる場合がある。
By the way, as shown in FIG. 5A, the pair of
上側の基台部202の第1のステップ2021と、下側の基台部202の第5のステップ2025とは、それぞれの前面(光源ユニット3の取付面)が同一の平面の一部となるように形成されている。また、上側の基台部202の第2のステップ2022と、下側の基台部202の第4のステップ2024とは、それぞれの前面が同一の平面の一部となるように形成されている。さらに、上側の基台部202の第3のステップ2023と、下側の基台部202の第3のステップ2023とは、それぞれの前面が同一の平面の一部となるように形成されている。また、上側の基台部202の第4のステップ2024と、下側の基台部202の第2のステップ2022とは、それぞれの前面が同一の平面の一部となるように形成されている。さらに、上側の基台部202の第5のステップ2025と、下側の基台部202の第1のステップ2021とは、それぞれの前面が同一の平面の一部となるように形成されている。
In the
光源ユニット3は、図5Bに示すように、上側の基台部202の第1のステップ2021の前面と、下側の基台部202の第5のステップ2025の前面とに取り付けられる場合がある。あるいは、光源ユニット3は、図5Bに示すように、上側の基台部202の第2のステップ2022の前面と、下側の基台部202の第4のステップ2024の前面とに取り付けられる場合がある。または、光源ユニット3は、図5Bに示すように、上側の基台部202の第3のステップ2023の前面と、下側の基台部202の第3のステップ2023の前面とに取り付けられる場合がある。さらに、光源ユニット3は、図5Bに示すように、上側の基台部202の第4のステップ2024の前面と、下側の基台部202の第2のステップ2022の前面とに取り付けられる場合がある。あるいは、光源ユニット3は、図5Bに示すように、上側の基台部202の第5のステップ2025の前面と、下側の基台部202の第1のステップ2021の前面とに取り付けられる場合がある。すなわち、光源ユニット3は、上述した5通りの取付方法のうちの何れか1つの取付方法で一対の基台部202に取り付けられる。
As illustrated in FIG. 5B, the
ここで、光源ユニット3から照射される光束の照射範囲(上下方向の角度)は、上述した5通りの取付方法毎に異なっている。つまり、光源ユニット3の光束の照射範囲は、一対の基台部202に対する光源ユニット3の取付方向(取付方向)の違いによって調整可能である。ただし、階段状に形成されている基台部202のステップ数は5段に限定されず、2段〜4段あるいは6段以上であっても構わない。
Here, the irradiation range (vertical angle) of the light beam emitted from the
上述のように照明器具1において、一対の基台部202は、光源ユニット3が取り付けられる面(前面)に、側壁201から離れるに連れてカバー(側壁201の前端)から段階的に遠ざかる向きに並ぶ複数のステップ2021〜2025を有することが好ましい。一対の基台部202はそれぞれ階段状に形成されていることが好ましい。
As described above, in the
照明器具1が上述のように構成されれば、一対の基台部202に対する光源ユニット3の取り付け方(取付方法)に応じて、光源ユニット3の光束の照射範囲が調整可能となる。
If the
1 照明器具
2 器具本体
3 光源ユニット
4 取付部材
20 筐体
21 エンド部材
22 カバー
40 第1脚部
41 第2脚部
42 取付部
201 側壁
202 基台部
2021〜2025 ステップ
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記器具本体は、長尺の樋状に形成されている筐体と、前記筐体の長手方向の両端をそれぞれ塞ぐ一対のエンド部材と、透光性を有する材料で板状に形成され、前記筐体の長手方向に沿った開放端を閉塞するカバーとを有し、
前記筐体は、前記開放端と隣り合う一対の側壁と、前記一対の側壁の内側面から前記筐体の長手方向に沿って突出する一対の基台部とを備え、
前記一対の基台部は、前記一対の側壁と一体に形成されており、
前記一対の基台部は、前記カバーと対向する側の面に前記光源ユニットが取り付けられることを特徴とする照明器具。 A light source unit, and an instrument body that houses the light source unit inside,
The instrument body is formed in a plate shape with a casing formed in a long bowl shape, a pair of end members that respectively close both ends in the longitudinal direction of the casing, and a material having translucency, A cover for closing an open end along the longitudinal direction of the housing;
The housing includes a pair of side walls adjacent to the open end, and a pair of base portions protruding along the longitudinal direction of the housing from the inner side surfaces of the pair of side walls,
The pair of base portions are formed integrally with the pair of side walls,
The light source unit is attached to a surface of the pair of base portions facing the cover.
前記光源ユニットが前記取付部に取り付けられていることを特徴とする請求項2記載の照明器具。 The mounting member includes a first leg portion fixed to one of the pair of base portions and a first leg portion fixed to the other base portion of the pair of base portions. Two leg portions, and a plate-like attachment portion spanned between the first leg portion and the second leg portion,
The lighting apparatus according to claim 2, wherein the light source unit is attached to the attachment portion.
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