JP2017151860A - 検索制御プログラム、検索制御装置及び検索制御方法 - Google Patents

検索制御プログラム、検索制御装置及び検索制御方法 Download PDF

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美帆 坂井
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尋志 小牛田
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建平 李
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Abstract

【課題】検索した結果を出力する際の優先度を適切に決定することを可能とする検索制御プログラム、検索制御装置及び検索制御方法を提供する。【解決手段】教師データに含まれる第1質問情報と第1回答情報とのそれぞれからキーワードを抽出し、第1回答情報が前記第1質問情報に対する回答としてどの程度確からしいかを算出するための算出パラメータを、第1質問情報から抽出されたキーワードに対応する付帯情報と、第1回答情報から抽出されたキーワードに対応する付帯情報と、第1回答情報が前記第1質問情報に対して正解であるか否かを示す正誤情報とに基づいて機械学習し、入力された新たな質問情報に対応する複数の回答情報を出力する際に、機械学習した算出パラメータにより、新たな質問情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報と、複数の回答情報それぞれから抽出されるキーワードに対応する付帯情報とに基づいて、複数の回答情報それぞれの確からしさを算出する。【選択図】図7

Description

本発明は、検索制御プログラム、検索制御装置及び検索制御方法に関する。
例えば、利用者に対してサービスを提供する事業者(以下、単に事業者とも呼ぶ)は、利用者に対して各種サービスの提供を行うために、用途に応じた業務システム(以下、情報処理システムとも呼ぶ)を構築して稼働させる。情報処理システムは、例えば、利用者からサービスに関する質問文(以下、質問情報とも呼ぶ)を受け付けた場合に、各質問文に対する回答文(以下、回答情報とも呼ぶ)が記憶された記憶部から、受け付けた質問文に対応する回答文の検索を行う。そして、情報処理システムは、検索した回答文を利用者に送信する。
上記のような回答文の検索を行う場合、情報処理システムは、例えば、受け付けた質問文に対して形態素分割を行い、複数のキーワードからなるキーワード群を生成する。そして、情報処理システムは、例えば、記憶部に記憶された複数の回答文から、生成したキーワード群に含まれるキーワードをより多く含む回答文の抽出を行う。これにより、事業者は、利用者から受け付けた質問文に対応する回答文を利用者に送信することが可能になる(例えば、特許文献1から4参照)。
特開2002−334107号公報 特開平9−81578号公報 特開2003−91556号公報 特開2007−102723号公報
上記のような情報処理システムは、利用者から受け付けた質問文に対応する回答文の検索を行った場合、例えば、検索した回答文を利用者が閲覧可能な出力装置に出力する。そして、検索した回答文が複数ある場合、情報処理システムは、例えば、より適切であると判定した回答文の出力を優先的に行う。
しかしながら、利用者が求めている回答文と、情報処理システムが質問文に対してより適切であると判定した回答文とが一致しない場合がある。また、利用者は、出力装置に出力された回答文のうち、優先的に出力された回答文(例えば、出力装置において利用者が閲覧しやすい位置に出力された回答文)のみの閲覧を行う場合がある。そのため、情報処理システムは、利用者に対し、利用者が求めている回答文を閲覧させることができない場合がある。
そこで、一つの側面では、本発明は、検索した結果を出力する際の優先度を適切に決定することを可能とする検索制御プログラム、検索制御装置及び検索制御方法を提供することを目的とする。
実施の形態の一態様では、コンピュータに、教師データに含まれる第1質問情報と第1回答情報とのそれぞれからキーワードを抽出し、前記第1回答情報が前記第1質問情報に対する回答としてどの程度確からしいかを算出するための算出パラメータを、前記第1質問情報から抽出されたキーワードに対応する付帯情報と、前記第1回答情報から抽出されたキーワードに対応する付帯情報と、前記第1回答情報が前記第1質問情報に対して正解であるか否かを示す正誤情報とに基づいて機械学習し、入力された新たな質問情報に対応する複数の回答情報を出力する際に、機械学習した前記算出パラメータにより、前記新たな質問情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報と、前記複数の回答情報それぞれから抽出されるキーワードに対応する付帯情報とに基づいて、前記複数の回答情報それぞれの確からしさを算出する、処理を実行させる。
一つの側面によれば、検索した結果を出力する際の優先度を適切に決定することを可能とする。
情報処理システム10の構成を示す図である。 回答情報の検索について説明する図である。 回答情報の検索について説明する図である。 情報処理装置1のハードウエア構成を示す図である。 情報処理装置1の機能ブロック図である。 第1の実施の形態における検索制御処理の概略を説明するフローチャート図である。 第1の実施の形態における検索制御処理の概略を説明するフローチャート図である。 第1の実施の形態における検索制御処理の概略を説明する図である。 第1の実施の形態における検索制御処理の概略を説明する図である。 第1の実施の形態における検索制御処理の詳細を説明するフローチャート図である。 第1の実施の形態における検索制御処理の詳細を説明するフローチャート図である。 第1の実施の形態における検索制御処理の詳細を説明するフローチャート図である。 教師データ131の具体例を説明する図である。 第1質問情報131a及び第1回答情報131bから抽出されたキーワード情報の具体例を説明する図である。 観点テーブル132の具体例を説明する図である。 S24の処理で特定された付帯情報の具体例を説明する図である。 S25の処理で特定された付帯情報の具体例を説明する図である。 S26の処理で特定された第1付帯情報の具体例を説明する図である。 S26の処理で特定された第1付帯情報の具体例を説明する図である。 第2質問情報141aの具体例を説明する図である。 第2回答情報141bの具体例を説明する図である。 S37の処理で特定された第2付帯情報の具体例を説明する図である。 算出パラメータ133の具体例を説明する図である。 優先度情報の具体例を説明する図である。 検索スコアの設定を行った場合における第1付帯情報の具体例を説明する図である。 第2の実施の形態における検索制御処理を説明する図である。
[管理装置及び物理マシンの構成]
図1は、情報処理システム10の構成を示す図である。図1に示す情報処理システム10は、例えば、情報処理装置1(以下、検索制御装置1とも呼ぶ)と、記憶部2と、複数の事業者端末11とを有する。
情報処理装置1は、事業者が使用する端末である事業者端末11から送信された質問情報を受信した場合、受信した質問情報に対応する回答情報(受信した質問情報に含まれる内容を解決するための情報を含む回答情報)を検索する。そして、情報処理装置1は、検索した回答情報を事業者端末11に送信する。
事業者端末11は、事業者が使用する端末であり、例えば、質問情報を情報処理装置1に送信する。具体的に、事業者端末11は、例えば、利用者から送信されたメール(例えば、サービスに関する問い合わせ内容が記載されたメール)に記載された内容の一部を抽出し、質問情報として情報処理装置1に送信する。また、事業者端末11は、例えば、利用者から電話連絡を受けた担当者が入力した内容(例えば、サービスに関する問い合わせ内容)を、質問情報として情報処理装置1に送信する。
[回答情報の検索]
次に、回答情報の検索について説明を行う。図2及び図3は、回答情報の検索について説明する図である。
図2に示すように、事業者端末11は、例えば、利用者が送信したメールを受信した場合、または、利用者から電話連絡を受けた担当者がその電話の内容を入力した場合に、質問情報を情報処理装置1に送信する(図2の(1))。
そして、情報処理装置1は、事業者端末11が送信した質問情報を受信した場合、受信した質問情報に対応する回答情報を検索する(図2の(2))。具体的に、情報処理装置1は、事業者端末11から質問情報を受信した場合、例えば、受信した質問情報を形態素分割し、複数のキーワードからなるキーワード群を生成する。そして、情報処理装置1は、各質問情報に対応する各回答情報を記憶した記憶部2にアクセスし、例えば、生成したキーワード群に含まれるキーワードをより多く含む回答情報の抽出を行う。
その後、情報処理装置1は、検索した回答情報を事業者端末11に送信する(図2の(3))。そして、事業者端末11は、例えば、情報処理装置1から送信された回答情報を、利用者が閲覧可能な出力装置(図示しない)に出力する(図2の(4))。これにより、利用者は、送信等した問い合わせ内容に対する回答情報を閲覧することが可能になる。
ここで、情報処理装置1は、検索した回答情報が複数存在した場合、例えば、より適切であると判定した回答情報を優先的に事業者端末11に出力させる。しかしながら、図3に示すように、利用者が求めている回答情報と、情報処理装置1がより適切であると判定した回答情報とが一致しない場合がある。また、利用者は、事業者端末11に出力された回答情報のうち、優先的に出力された回答情報のみの閲覧を行う場合がある。そのため、情報処理装置1は、利用者に対し、利用者が求めている回答情報を閲覧させることができない場合がある。
そこで、本実施の形態における情報処理装置1は、教師データに含まれる質問情報(以下、第1質問情報とも呼ぶ)と回答情報(以下、第1回答情報とも呼ぶ)とのそれぞれからキーワードを抽出する。そして、情報処理装置1は、第1回答情報が第1質問情報に対する回答としてどの程度確からしいかを算出するための算出パラメータを機械学習する。具体的に、情報処理装置1は、第1質問情報から抽出されたキーワードに対応する付帯情報と、第1回答情報から抽出されたキーワードに対応する付帯情報と、第1回答情報が第1質問情報に対して正解であるか否かを示す正誤情報とに基づいて機械学習を行う。なお、付帯情報は、各キーワードを同一の意味を有するキーワード毎に識別する情報、すなわち、各キーワードを上位概念化した情報である。
その後、情報処理装置1は、入力された新たな質問情報(以下、第2質問情報とも呼ぶ)に対応する複数の回答情報(以下、第2回答情報とも呼ぶ)を出力する際に、複数の第2回答情報の確からしさを算出する。具体的に、情報処理装置1は、機械学習した算出パラメータにより、第2質問情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報と、複数の第2回答情報それぞれから抽出されるキーワードに対応する付帯情報とに基づいて、複数の第2回答情報それぞれの確からしさを算出する。
すなわち、事業者は、例えば、事業者端末11から受信する可能性が高い質問情報を、予め第1質問情報として選択する。また、事業者は、選択した第1質問情報による検索が行われる場合に、検索されることが望ましい回答情報を、第1回答情報として選択する。さらに、事業者は、例えば、選択した第1質問情報及び第1回答情報と、選択した第1回答情報が第1質問情報に対して適した回答であること(正解であること)を示す正誤情報とを対応させる形で教師データを作成する。また、事業者は、選択した第1質問情報による検索が行われる場合に、検索されることが望ましい回答情報を、他の第1回答情報として選択する。そして、事業者は、例えば、選択した第1質問情報及び他の第1回答情報と、選択した他の第1回答情報が第1質問情報に対して適した回答でないこと(不正解であること)を示す正誤情報とを対応させる形で教師データを作成する。その後、情報処理装置1は、各教師データに含まれる第1質問情報、第1回答情報及び正誤情報を対応させて機械学習を行う。
これにより、情報処理装置1は、第1質問情報に対し、利用者が求めている第1回答情報と、利用者が求めていない第1回答情報(他の第1回答情報)とを区別しながら機械学習することが可能になる。
一方、情報処理装置1は、入力された第2質問情報によって検索した結果である複数の第2回答情報の出力を行う際に、事業者が作成した教師データによって機械学習した算出パラメータを参照する。そして、情報処理装置1は、例えば、利用者がより求めている第2回答情報の確からしさが高くなるように、出力される複数の第2回答情報それぞれの確からしさを算出する。
これにより、情報処理装置1は、例えば、算出された確からしさ(以下、優先度とも呼ぶ)が高い順に、第2回答情報の出力を行うことが可能になる。そのため、情報処理装置1は、利用者に対し、利用者が求めている回答情報を優先的に閲覧させることが可能になる。すなわち、情報処理装置1は、第2回答情報のそれぞれを評価した結果により、利用者が求めている回答情報として確からしい第2回答情報を優先的に提示するための優先度制御を行うことが可能になる。
[情報処理装置のハードウエア構成]
次に、情報処理装置1のハードウエア構成について説明する。図4は、情報処理装置1のハードウエア構成を示す図である。
情報処理装置1は、プロセッサであるCPU101と、メモリ102と、外部インターフェース(I/Oユニット)103と、記憶媒体104とを有する。各部は、バス105を介して互いに接続される。
記憶媒体104は、例えば、記憶媒体104内のプログラム格納領域(図示しない)に、第1回答情報を出力する際の優先度を算出する処理(以下、検索制御処理とも呼ぶ)を行うためのプログラム110を記憶する。また、記憶媒体104は、例えば、検索制御処理を行う際に用いられる情報を記憶する情報格納領域130(以下、記憶部130とも呼ぶ)を有する。
CPU101は、図4に示すように、プログラム110の実行時に、プログラム110を記憶媒体104からメモリ102にロードし、プログラム110と協働して検索制御処理を行う。また、外部インターフェース103は、例えば、イントラネットやインターネット等からなるネットワークNWを介して事業者端末11と通信を行う。
[情報処理装置の機能]
次に、情報処理装置1の機能について説明する。図5は、情報処理装置1の機能ブロック図である。
情報処理装置1のCPU101は、プログラム110と協働することにより、例えば、キーワード抽出部111(以下、抽出部111または受付部111とも呼ぶ)と、機械学習実行部112と、情報受信部113と、情報検索部114として動作する。また、情報処理装置1のCPU101は、プログラム110と協働することにより、例えば、優先度算出部115(以下、単に算出部115とも呼ぶ)と、結果出力部116として動作する。さらに、情報格納領域130には、例えば、教師データ131と、観点テーブル132と、算出パラメータ133と、識別関数134と、検索対象データ135とが記憶される。なお、以下、教師データ131は、第1質問情報131aと、第1回答情報131bと、正誤情報131cとを対応させて含むものとして説明を行う。
キーワード抽出部111は、情報格納領域130に記憶された教師データ131に含まれる第1質問情報131aと第1回答情報131bとのそれぞれからキーワードの抽出を行う。具体的に、キーワード抽出部111は、例えば、第1質問情報131aと第1回答情報131bとのそれぞれに対して形態素分割を行うことにより、キーワードの抽出を行う。
また、キーワード抽出部111は、情報検索部114が第2質問情報141aから抽出されたキーワードによって第2回答情報141bを検索した場合、第2質問情報141aと第2回答情報141bとのそれぞれからキーワードの抽出を行う。具体的に、キーワード抽出部111は、例えば、第2質問情報141aと第2回答情報141bとのそれぞれに対して形態素分割を行うことにより、キーワードの抽出を行う。
具体的に、教師データ131は、例えば、情報処理装置1が受信する可能性が高い第1質問情報131aと、利用者が求めている回答である第1回答情報131bと、第1回答情報131bが第1質問情報131aに対して適した回答であることを示す正誤情報131cとを対応させた情報を含む。また、教師データ131は、例えば、情報処理装置1が受信する可能性が高い第1質問情報131aと、利用者が求めている回答ではない他の第1回答情報131bと、他の第1回答情報131bが第1質問情報131aに対して適した回答でないことを示す正誤情報131cとを対応させた情報を含む。
これにより、情報処理装置1は、後述するように、第1質問情報に対し、利用者が求めている第1回答情報と、利用者が求めていない第1回答情報(他の第1回答情報)とを区別しながら機械学習することが可能になる。教師データ131の具体例については後述する。
なお、事業者等が情報処理装置1に教師データ131の入力を行った場合、キーワード抽出部111は、教師データ131の入力を受け付けるものであってよい。
機械学習実行部112は、教師データ131に含まれる第1回答情報131bが第1質問情報131aに対する回答としてどの程度確からしいかを算出するための算出パラメータ133を機械学習する。
具体的に、機械学習実行部112は、第1質問情報131aから抽出されたキーワードに対応する付帯情報のうち、第1回答情報131bから抽出されたキーワードに対応する付帯情報に含まれる付帯情報(以下、第1付帯情報、第1相関情報または第1相関度とも呼ぶ)を特定する。そして、機械学習実行部112は、第1付帯情報と、第1回答情報131bの優先度とを学習データとして識別関数134に入力し、算出パラメータ133の算出を行う。識別関数134は、例えば、第1付帯情報と、算出パラメータ133とが入力された場合に、第1回答情報131bの優先度を出力する関数である。なお、第1回答情報131bに対応する正誤情報131cが第1回答情報に対して適した回答であることを示している場合、機械学習実行部112は、例えば、その第1回答情報131bの優先度として「1.0」を識別関数134に入力するものであってよい。また、第1回答情報131bに対応する正誤情報131cが第1回答情報に対して適した回答でないことを示している場合、機械学習実行部112は、例えば、その第1回答情報131bの優先度として「0.0」を識別関数134に入力するものであってよい。そして、機械学習実行部112は、例えば、第1付帯情報毎の算出パラメータ133のそれぞれについて機械学習を行う。
すなわち、機械学習実行部112は、識別関数134に学習データを入力する毎に、過去に入力された学習データに対してのみでなく、新たに入力された学習データに対しても識別関数134が成立するように、算出パラメータ133の調整を行う。これにより、機械学習実行部112は、識別関数134に学習データを入力する毎に、算出パラメータ133の精度を高めることが可能になる。そのため、優先度算出部115は、後述するように、機械学習の汎化機能によって、機械学習されていない第1付帯情報が入力された場合であっても、入力された第1付帯情報に対応する第1回答情報131bの優先度を予測して出力することが可能になる。
なお、機械学習実行部112は、例えば、AROW(Adaptive Regularization of Weight Vectors)、CW(Confidence Weighted)、または、SCW(Soft Confidence Weighted Learning)等のアルゴリズムに従って動作するものであってよい。
情報受信部113は、事業者端末11が送信した新たな質問情報(以下、第2質問情報141aとも呼ぶ)を受信する。
情報検索部114は、キーワード抽出部111が抽出したキーワードを用いて、第2質問情報141aに対応する回答情報(以下、第2回答情報141bとも呼ぶ)の検索を行う。具体的に、情報検索部114は、事業者が予め用意した複数の回答情報を含む検索対象データ135から、第2回答情報141bの検索を行う。検索対象データ135には、例えば、教師データ131に含まれる第1回答情報131bと同じ回答情報が含まれるものであってもよい。なお、事業者は、情報検索部114として、例えば、オープンソースの検索エンジンを利用するものであってよい。
優先度算出部115は、情報検索部114が第2質問情報141aによって検索した複数の第2回答情報141bを出力する前に、情報格納領域130に記憶された算出パラメータ133により、複数の第2回答情報141bそれぞれの優先度を算出する。具体的に、優先度算出部115は、第2質問情報141aから抽出されるキーワードに対応する付帯情報のうち、複数の第2回答情報141bそれぞれから抽出されるキーワードに対応する付帯情報に含まれる付帯情報(以下、第2付帯情報、第2相関情報または第2相関度とも呼ぶ)を、複数の第2回答情報141b毎に特定する。そして、優先度算出部115は、第2付帯情報と、算出パラメータ133とを識別関数134に入力し、出力された優先度を第2回答情報141bの優先度として取得する。
結果出力部116は、情報検索部114が検索した第2回答情報141bを事業者端末11に送信する。そして、事業者端末11は、例えば、優先度算出部115が算出した優先度が高い順に、受信した第2回答情報141bを出力装置(利用者が閲覧可能な出力装置)に出力する。なお、観点テーブル132については後述する。
[第1の実施の形態]
次に、第1の実施の形態について説明する。図6及び図7は、第1の実施の形態における検索制御処理の概略を説明するフローチャート図である。また、図8及び図9は、第1の実施の形態における検索制御処理の概略を説明する図である。図8及び図9を参照しながら図6及び図7の検索制御処理の概略について説明する。
情報処理装置1は、機械学習実行タイミングになるまで待機する(S1のNO)。機械学習実行タイミングは、例えば、事業者が教師データ131の機械学習を行うタイミングである。具体的に、機械学習実行タイミングは、例えば、事業者が教師データ131の機械学習を行う旨の入力を行ったタイミングであってよい。
そして、機械学習実行タイミングになった場合(S1のYES)、情報処理装置1は、図8に示すように、教師データ131に含まれる第1質問情報131aからキーワードを抽出する(S2)。また、情報処理装置1は、この場合、教師データ131に含まれる第1回答情報131bからキーワードを抽出する(S3)。
そして、情報処理装置1は、S2の処理で抽出されたキーワードに対応する付帯情報を特定する(S4)。また、情報処理装置1は、S3の処理で抽出されたキーワードに対応する付帯情報を特定する(S5)。その後、情報処理装置1は、S4の処理で特定した付帯情報と、S5の処理で特定した付帯情報と、第1回答情報131bが第1質問情報131aに対して正解であるか否か示す正誤情報131cとに基づいて機械学習する(S6)。すなわち、情報処理装置1は、第1質問情報131aに対し、利用者が求めている回答情報である第1回答情報131bと、利用者が求めていない回答情報である第1回答情報131bとを区別しながら機械学習させる。
その後、情報処理装置1は、情報出力タイミングまで待機する(S11のNO)。情報出力タイミングは、例えば、情報処理装置1が第2質問情報141aによって第2回答情報141bの検索を行ったタイミングである。そして、情報出力タイミングになった場合(S11のYES)、情報処理装置1は、図9に示すように、第2質問情報141aからキーワードを抽出する(S12)。さらに、情報処理装置1は、第2回答情報141bからキーワードを抽出する(S13)。
そして、情報処理装置1は、S12の処理で抽出されたキーワードに対応する付帯情報を特定する(S14)。また、情報処理装置1は、S13の処理で抽出されたキーワードに対応する付帯情報を特定する(S15)。その後、情報処理装置1は、S14の処理で特定した付帯情報と、S15の処理で特定した付帯情報とに基づいて、複数の第2回答情報141bに含まれる回答情報それぞれの確からしさ(優先度)を算出する(S16)。
すなわち、情報処理装置1は、第2回答情報141bの検索を行った場合に、第1質問情報131aに対して利用者が求めている第1回答情報131bの情報を事前に機械学習した算出パラメータ133を参照し、第2回答情報141bの出力時における優先度を算出する。そして、情報処理装置1は、例えば、算出された優先度が高い順に、第2回答情報の出力を行う。これにより、情報処理装置1は、利用者が求めている第2回答情報141bを優先的に出力することが可能になる。
このように、本実施の形態における情報処理装置1は、教師データ131に含まれる第1質問情報131aと第1回答情報131bとのそれぞれからキーワードを抽出する。そして、情報処理装置1は、第1回答情報131bが第1質問情報131aに対する回答としてどの程度確からしいかを算出するための算出パラメータ133を機械学習する。具体的に、情報処理装置1は、第1質問情報131aから抽出されたキーワードに対応する付帯情報と、第1回答情報131bから抽出されたキーワードに対応する付帯情報と、第1回答情報131bが第1質問情報131aに対して正解であるか否かを示す正誤情報131cとに基づいて機械学習する。
その後、情報処理装置1は、入力された第2質問情報141aに対応する複数の第2回答情報141bを出力する際に、複数の第2回答情報141bの確からしさを算出する。具体的に、情報処理装置1は、機械学習した算出パラメータ133により、第2質問情報141aから抽出されるキーワードに対応する付帯情報と、複数の第2回答情報141bそれぞれから抽出されるキーワードに対応する付帯情報とに基づいて、複数の第2回答情報141bそれぞれの確からしさを算出する。
これにより、情報処理装置1は、利用者が求めている可能性が高い第2回答情報141bを優先的に出力することが可能になる。そのため、情報処理装置1は、利用者に対し、利用者が求めている可能性が高い第2回答情報141bを優先的に閲覧させることが可能になる。
[第1の実施の形態の詳細]
次に、第1の実施の形態の詳細について説明する。図10から図12は、第1の実施の形態における検索制御処理の詳細を説明するフローチャート図である。また、図13から図26は、第1の実施の形態における検索制御処理の詳細を説明する図である。図13から図26を参照しながら、図10から図12の検索制御処理の詳細を説明する。
情報処理装置1のキーワード抽出部111は、図10に示すように、機械学習実行タイミングになるまで待機する(S21のNO)。そして、機械学習実行タイミングになった場合(S21のYES)、キーワード抽出部111は、教師データ131に含まれる第1質問情報131aからキーワードを抽出する(S22)。また、キーワード抽出部111は、この場合、教師データ131に含まれる第1回答情報131bからキーワードを抽出する(S23)。具体的に、キーワード抽出部111は、第1質問情報131aと第1回答情報131bとのそれぞれに対して形態素分割を行うことにより、キーワードの抽出を行う。以下、教師データ131の具体例及び抽出されたキーワードの具体例について説明を行う。
[教師データの具体例]
図13は、教師データ131の具体例を説明する図である。図13に示す教師データ131は、教師データ131に含まれる各情報を識別する「項番」と、第1質問情報131aが設定される「質問情報」と、第1回答情報131bが設定される「回答情報」とを項目として有する。また、図13に示す教師データ131は、第1回答情報131bが第1質問情報131aに対する正解の回答であるか否かを示す「正誤情報」を項目として有する。「正誤情報」には、第1回答情報131bが第1質問情報131aに対する正解の回答であることを示す「正解」、または、第1回答情報131bが第1質問情報131aに対する不正解の回答であることを示す「不正解」が設定される。
具体的に、図13に示す例において、「項番」が「1」である情報の「質問情報」には、「ネットワークジョブが終了しません。」という文章が設定されている。また、図13に示す例において、「項番」が「1」である情報の「回答情報」には、「エラーメッセージが発生している場合、プロセスの異常です。ネットワークジョブに対応するプロセスを停止してください。」という文章が設定されている。さらに、図13に示す例において、「項番」が「1」である情報の「正誤情報」には、「正解」が設定されている。
すなわち、図13に示す教師データ131は、例えば、事業者端末11から送信されることが予想される第1質問情報131aと、第1質問情報131aに対する正解の回答であると事業者が定めた第1回答情報131bとが対応する複数の情報を含む。また、図13に示す教師データ131は、例えば、事業者端末11から送信されることが予想される第1質問情報131aと、第1質問情報131aに対する不正解の回答であると事業者が定めた第1回答情報131bとが対応する複数の情報を含む。
これにより、情報処理装置1は、後述するように、第1質問情報131aに対し、利用者が求めている第1回答情報131bと、利用者が求めていない第1回答情報131bとを区別しながら機械学習することが可能になる。図13に含まれる他の情報については説明を省略する。
[質問情報及び回答情報から抽出されたキーワードの具体例]
次に、第1質問情報131a及び第1回答情報131bから抽出されたキーワード(以下、キーワード情報とも呼ぶ)の具体例について説明を行う。図14は、第1質問情報131a及び第1回答情報131bから抽出されたキーワード情報の具体例を説明する図である。
図14に示すキーワード情報は、図13に示すキーワード情報に含まれる各情報を識別する「項番」と、第1質問情報131aから抽出されたキーワードが設定される「キーワード(質問情報)」とを項目として有する。また、図14に示すキーワード情報は、第1回答情報131bから抽出されたキーワードが設定される「キーワード(回答情報)」を項目として有する。
具体的に、図14に示すキーワード情報において、「項番」が「1」である情報には、「キーワード(質問情報)」として、「ネットワークジョブ」、「終了」及び「しない」が設定されている。また、図14に示す情報において、「項番」が「1」である情報には、「キーワード(回答情報)」として、「エラーメッセージ」、「発生」、「プロセス」、「ネットワークジョブ」、「対応」、「プロセス」及び「停止」が設定されている。図14に含まれる他の情報については説明を省略する。
図10に戻り、情報処理装置1の機械学習実行部112は、情報格納領域130に記憶された観点テーブル132を参照し、S22の処理で特定した第1質問情報131aから抽出されたキーワードに対応する付帯情報を特定する(S24)。また、機械学習実行部112は、観点テーブル132を参照し、S23の処理で特定した第1質問情報131aから抽出されたキーワードに対応する付帯情報を特定する(S25)。観点テーブル132は、各キーワードと各付帯情報とを対応付けたテーブルである。観点テーブル132は、例えば、事業者によって予め情報格納領域130に記憶されるものであってよい。以下、観点テーブル132の具体例及び付帯情報の具体例について説明を行う。
[観点テーブルの具体例]
図15は、観点テーブル132の具体例を説明する図である。図15に示す観点テーブル132は、観点テーブル132に含まれる各情報を識別する「項番」と、各キーワードに対応する大項目が設定される「大項目」と、各キーワードに対応する小項目が設定される「小項目」とを項目として有する。また、図15に示す観点テーブル132は、各キーワードが設定される「キーワード」を項目として有する。なお、以下、「大項目」に設定された情報と「小項目」に設定された情報とを「−」によって接続した情報が、「キーワード」に設定されたキーワードの付帯情報であるものとして説明を行う。
具体的に、図15に示す観点テーブル132において、「項番」が「1」である情報には、「大項目」として「プロダクトカテゴリ」が設定され、「小項目」として「AAA」が設定されている。そして、図15に示す観点テーブル132において、「項番」が「1」である情報には、「キーワード」として「ネットワークジョブ」が設定されている。また、図15に示す観点テーブル132において、「項番」が「12」である情報には、「大項目」として「イベント」が設定され、「小項目」として「メッセージ異常」が設定されている。そして、図15に示す観点テーブル132において、「項番」が「12」である情報には、「キーワード」として「エラーメッセージ」が設定されている。図15に含まれる他の情報については説明を省略する。
[S24の処理で特定された付帯情報の具体例]
次に、S24の処理で特定された付帯情報の具体例について説明を行う。図16は、S24の処理で特定された付帯情報の具体例を説明する図である。
図16に示す付帯情報は、付帯情報に含まれる各情報を識別する「項番」と、付帯情報が設定される「付帯情報」と、第1質問情報131aにおいて各付帯情報に対応するキーワードが登場した回数が設定される「回数」とを項目として有している。
具体的に、図14に示すキーワード情報における「項番」が「1」である情報の「キーワード(質問情報)」には、キーワードとして「ネットワークジョブ」、「終了」及び「しない」が設定されている。この場合、機械学習実行部112は、例えば、図15に示す観点テーブル132を参照し、「キーワード」に「ネットワークジョブ」が設定されている情報として、「項番」が「1」及び「6」である情報を特定する。そして、機械学習実行部112は、「項番」が「1」及び「6」である情報の付帯情報である「プロダクトカテゴリ−AAA」及び「プロダクト名−AAAマネージャ」を特定する。
続いて、機械学習実行部112は、例えば、図15に示す観点テーブル132を参照し、「キーワード」に「終了」が設定されている情報として、「項番」が「16」である情報を特定する。そして、機械学習実行部112は、「項番」が「16」である情報の付帯情報である「フェーズ−EXECUTION」を特定する。
すなわち、機械学習実行部112は、図14における「項番」が「1」である情報の「キーワード(質問情報)」に設定された情報(第1質問情報131a)に対応する付帯情報として、「プロダクトカテゴリ−AAA」、「プロダクト名−AAAマネージャ」及び「フェーズ−EXECUTION」を特定する。
そのため、機械学習実行部112は、図16における「項番」が「1」である情報に示すように、「付帯情報」に「プロダクトカテゴリ−AAA」を設定し、「プロダクトカテゴリ−AAA」が特定された回数である「1(回)」を「回数」に設定する。また、機械学習実行部112は、図16における「項番」が「2」である情報に示すように、「付帯情報」に「プロダクト名−AAAマネージャ」を設定し、「プロダクト名−AAAマネージャ」が特定された回数である「1(回)」を「回数」に設定する。さらに、機械学習実行部112は、図16における「項番」が「3」である情報に示すように、「付帯情報」に「フェーズ−EXECUTION」を設定し、「フェーズ−EXECUTION」が特定された回数である「1(回)」を「回数」に設定する。
なお、図15に示す観点テーブル132において、「キーワード」に「しない」が設定された情報は存在しない。
[S25の処理で特定された付帯情報の具体例]
次に、S25の処理で特定された付帯情報の具体例について説明を行う。図17は、S25の処理で特定された付帯情報の具体例を説明する図である。
図17に示す付帯情報は、付帯情報に含まれる各情報を識別する「項番」と、付帯情報が設定される「付帯情報」と、第1回答情報131bにおいて各付帯情報に対応するキーワードが登場した回数が設定される「回数」とを項目として有している。
具体的に、図14に示すキーワード情報における「項番」が「1」である情報の「キーワード(回答情報)」には、キーワードとして「エラーメッセージ」、「発生」、「プロセス」、「ネットワークジョブ」、「対応」、「プロセス」及び「停止」が設定されている。この場合、機械学習実行部112は、例えば、図15に示す観点テーブル132を参照し、「キーワード」に「エラーメッセージ」が設定されている情報として、「項番」が「12」である情報を特定する。そして、機械学習実行部112は、「項番」が「12」である情報の付帯情報である「イベント−メッセージ異常」を特定する。
続いて、機械学習実行部112は、例えば、図15に示す観点テーブル132を参照し、「キーワード」に「プロセス」が設定されている情報として、「項番」が「4」及び「15」である情報を特定する。そして、機械学習実行部112は、「項番」が「4」及び「15」である情報の付帯情報である「プロダクトカテゴリ−AAA」及び「フェーズ−OPERATION」を特定する。なお、図14における「項番」が「1」である情報の「キーワード(回答情報)」に設定される情報において、「プロセス」が2回登場している。そのため、機械学習実行部112は、付帯情報である「プロダクトカテゴリ−AAA」及び「フェーズ−OPERATION」をそれぞれ2回ずつ特定する。
さらに、機械学習実行部112は、例えば、図15に示す観点テーブル132を参照し、「キーワード」に「ネットワークジョブ」が設定されている情報として、「項番」が「1」及び「6」である情報を特定する。そして、機械学習実行部112は、「項番」が「1」及び「6」である情報の付帯情報である「プロダクトカテゴリ−AAA」及び「プロダクト名−AAAマネージャ」を特定する。
また、機械学習実行部112は、例えば、図15に示す観点テーブル132を参照し、「キーワード」に「停止」が設定されている情報として、「項番」が「17」である情報を特定する。そして、機械学習実行部112は、「項番」が「17」である情報の付帯情報である「フェーズ−EXECUTION」を特定する。
そのため、機械学習実行部112は、図17における「項番」が「1」である情報に示すように、「付帯情報」に「イベント−メッセージ異常」を設定し、「イベント−メッセージ異常」が特定された回数である「1(回)」を「回数」に設定する。また、機械学習実行部112は、図17における「項番」が「2」である情報に示すように、「付帯情報」に「プロダクトカテゴリ−AAA」を設定し、「プロダクトカテゴリ−AAA」が特定された回数である「3(回)」を「回数」に設定する。さらに、機械学習実行部112は、図17における「項番」が「3」である情報に示すように、「付帯情報」に「プロダクト名−AAAマネージャ」を設定し、「プロダクト名−AAAマネージャ」が特定された回数である「1(回)」を「回数」に設定する。
そして、機械学習実行部112は、図17における「項番」が「4」である情報に示すように、「付帯情報」に「フェーズ−OPERATION」を設定し、「フェーズ−OPERATION」が特定された回数である「2(回)」を「回数」に設定する。また、機械学習実行部112は、図17における「項番」が「5」である情報に示すように、「付帯情報」に「フェーズ−EXECUTION」を設定し、「フェーズ−EXECUTION」が特定された回数である「1(回)」を「回数」に設定する。
なお、図15に示す観点テーブル132において、「キーワード」に「発生」及び「対応」が設定された情報は存在しない。
図10に戻り、機械学習実行部112は、S24の処理で特定した付帯情報のうち、S25の処理で特定した付帯情報に含まれる第1付帯情報を特定する(S26)。以下、第1付帯情報の具体例について説明を行う。
[S26の処理で特定された第1付帯情報の具体例]
図18及び図19は、S26の処理で特定された第1付帯情報の具体例を説明する図である。図18及び図19に示す第1付帯情報は、図16等で説明した付帯情報と同一の項目を有している。
具体的に、図16で説明した付帯情報と、図17で説明した付帯情報とにおいて、共通して含まれる付帯情報は、「プロダクトカテゴリ−AAA」、「プロダクト名−AAAマネージャ」及び「フェーズ−EXECUTION」である。そのため、機械学習実行部112は、例えば、図18に示すように、「項番」が「1」、「2」及び「3」である情報の「付帯情報」に、それぞれ「プロダクトカテゴリ−AAA」、「プロダクト名−AAAマネージャ」及び「フェーズ−EXECUTION」を設定する。
そして、図16における「付帯情報」に「プロダクトカテゴリ−AAA」に設定された情報の「回数」に設定された情報は「1(回)」であり、図17における「付帯情報」に「プロダクトカテゴリ−AAA」に設定された情報の「回数」に設定された情報は「3(回)」である。そのため、機械学習実行部112は、例えば、図18に示すように、「付帯情報」が「プロダクトカテゴリ−AAA」である情報の「回数」に、上記の「1(回)」と「3(回)」とを乗算した値である「3(回)」を設定する。
同様に、機械学習実行部112は、例えば、図18に示すように、「付帯情報」が「プロダクト名−AAAマネージャ」である情報の「回数」に「1(回)」を設定し、「付帯情報」が「フェーズ−EXECUTION」である情報の「回数」に「1(回)」を設定する。
なお、機械学習実行部112は、図19に示すように、図16で説明した付帯情報及び図17で説明した付帯情報の「回数」に設定された情報に依らず、全ての「回数」に「1(回)」を設定するものであってもよい。
図10に戻り、機械学習実行部112は、S26の処理で特定した第1付帯情報と、第1回答情報131bに対応する正誤情報131cとを学習データとして識別関数134に与えることにより、算出パラメータ133の機械学習を行う(S27)。
すなわち、機械学習実行部112は、第1質問情報131aから抽出されたキーワードの上位概念である付帯情報と、第1回答情報131bから抽出されたキーワードの上位概念である付帯情報とを比較することにより、第1付帯情報を特定する。そのため、機械学習実行部112は、例えば、類似する意味を有しているが表現方法の異なる複数のキーワードが第1質問情報131aに含まれている場合に、これらを同一の付帯情報として処理を行うことが可能になる。また、機械学習実行部112は、例えば、類似する意味を有しているが表現方法の異なる複数のキーワードが第1質問情報131a及び第1回答情報131bにそれぞれ存在している場合も同様に、これらを同一の付帯情報として処理を行うことが可能になる。
これにより、機械学習実行部112は、後述するように、第1質問情報131a及び第1回答情報131bのそれぞれから抽出されたキーワードを学習データとして機械学習する際に、キーワード間における細かい言い回しの差異等を排除することが可能になる。そのため、機械学習実行部112は、第1質問情報131a及び第1回答情報131bのそれぞれが有する内容を、より反映させるように機械学習を行うことが可能になる。
具体的に、機械学習実行部112は、S27の処理において、第1質問情報131aから抽出されたキーワードに対応する付帯情報のうち、第1回答情報131bから抽出されたキーワードに対応する付帯情報に含まれる第1付帯情報を特定する。そして、機械学習実行部112は、第1付帯情報と、第1回答情報131bの優先度とを学習データとして識別関数134に入力し、算出パラメータ133の算出を行う。そして、機械学習実行部112は、例えば、第1付帯情報毎の算出パラメータ133のそれぞれについて機械学習を行う。
すなわち、機械学習実行部112は、識別関数134に学習データを入力する毎に、過去に入力された学習データに対してのみでなく、新たに入力された学習データに対しても識別関数134が成立するように、算出パラメータ133の調整を行う。これにより、機械学習実行部112は、識別関数134に学習データを入力する毎に、算出パラメータ133の精度を高めることが可能になる。そのため、優先度算出部115は、後述するように、機械学習の汎化機能によって、機械学習されていない第1付帯情報が入力された場合であっても、入力された第1付帯情報に対応する第1回答情報131bの優先度を予測して出力することが可能になる。算出パラメータ133の具体例については後述する。
図11に戻り、情報処理装置1の情報受信部113は、情報検索タイミングまで待機する(S31のNO)。情報検索タイミングは、例えば、事業者端末11から第2質問情報141aを受信したタイミング(第2質問情報141aが入力されたタイミング)である。そして、情報検索タイミングになった場合(S31のYES)、キーワード抽出部111は、事業者端末11から送信された第2質問情報141aを形態素分割することによりキーワードを抽出する(S32)。
その後、情報処理装置1の情報検索部114は、S32の処理で抽出されたキーワードを用いて第2回答情報141bの検索を実行する(S33)。以下、第2質問情報141a及び第2回答情報141bの具体例について説明を行う。
[S31の処理で受信した第2質問情報の具体例]
図20は、第2質問情報141aの具体例を説明する図である。図20に示す第2質問情報141aは、第2質問情報141aに含まれる各情報を識別する「項番」と、第2質問情報141aの内容が設定される「質問情報」とを項目として有している。
具体的に、図20に示す第2質問情報141aは、「項番」が「1」である情報の「質問情報」として、「終了予定時間を1時間経過してもネットワークジョブが終了しません。」が設定されている。
[S33の処理で検索された第2回答情報の具体例]
次に、第2回答情報141bの具体例について説明を行う。図21は、第2回答情報141bの具体例を説明する図である。図21に示す第2回答情報141bは、第2回答情報141bに含まれる各情報を識別する「項番」と、第2回答情報141bの内容が設定される「回答情報」とを項目として有している。
なお、図21に示す第2回答情報141bには、「項番」が「1」、「2」及び「3」にそれぞれ対応する3つの回答情報が含まれている。すなわち、図21に示す第2回答情報141bは、情報検索部114が第2質問情報141aによって検索を行った結果、第2回答情報141bとして3つの回答情報が検索されたことを示している。
具体的に、図21に示す第2回答情報141bは、「項番」が「1」である情報の「回答情報」として、「エラーメッセージが発生している場合、プロセスの異常です。ネットワークジョブに対応するプロセスを停止してください。」が設定されている。図21に含まれる他の情報については説明を省略する。
図11に戻り、優先度算出部115は、S32の処理で抽出されたキーワードに対応する付帯情報を特定する(S34)。また、キーワード抽出部111は、S33の処理で検索された複数の第2回答情報141bのそれぞれを形態素分割することによりキーワードを抽出する(S35)。さらに、優先度算出部115は、S35の処理で抽出されたキーワードに対応する付帯情報を特定する(S36)。その後、優先度算出部115は、S34の処理で特定した付帯情報のうち、S36の処理で特定した付帯情報に含まれる第2付帯情報を特定する(S37)。
すなわち、キーワード抽出部111及び優先度算出部115は、S32の処理及びS34からS37の処理において、図10で説明したS22からS26と同じ処理を行う。これにより、優先度算出部115は、算出パラメータ133に含まれる第1付帯情報と対比可能な情報である第2付帯情報を特定することが可能になる。以下、S33の処理で検索された複数の第2回答情報141bのうち、ある1つの第2回答情報141bに対応する第2付帯情報の具体例について説明を行う。
[S37の処理で特定された第2付帯情報の具体例]
図22は、S37の処理で特定された第2付帯情報の具体例を説明する図である。図22に示す第2付帯情報は、図16等で説明した付帯情報と同一の項目を有している。
具体的に、図22に示す第2付帯情報において、「項番」が「1」である情報の「付帯情報」には「プロダクトカテゴリ−AAA」が設定され、「回数」には「3(回)」が設定されている。図22に含まれる他の情報については説明を省略する。
図12に戻り、優先度算出部115は、S37の処理で特定した第2付帯情報と、S27の処理で機械学習した算出パラメータ133とを識別関数134に与えることにより、S33で検索された複数の第2回答情報141b毎の優先度を算出する(S41)。以下、算出パラメータ133の具体例及び優先度情報の具体例について説明を行う。
[算出パラメータの具体例]
図23は、算出パラメータ133の具体例を説明する図である。図23に示す算出パラメータ133は、算出パラメータ133に含まれる各情報を識別する「項番」と、各付帯情報が設定される「付帯情報」と、パラメータが設定される「パラメータ」とを項目として有する。
具体的に、図23に示す算出パラメータ133において、「項番」が「1」である情報には、「付帯情報」として「プロダクトカテゴリ−AAA」が設定され、「パラメータ」として「0.4」が設定される。また、図23に示す算出パラメータ133において、「項番」が「2」である情報には、「付帯情報」として「プロダクトカテゴリ−BBB」が設定され、「パラメータ」として「0.2」が設定される。図23に含まれる他の情報については説明を省略する。
[優先度情報の具体例]
図24は、優先度情報の具体例を説明する図である。図24に示す優先度情報は、優先度情報に含まれる各情報を識別する「項番」と、第2回答情報141bが設定される「回答情報」とを項目として有する。また、図24に示す優先度情報は、第2回答情報141bのそれぞれに対応する優先度情報が設定される「優先度」と、第2回答情報141の出力の優先順位を示す「出力順位」とを項目として有する。なお、図24に示す優先度情報において、「回答情報」には、図21で説明した第2回答情報141bの「回答情報」に設定された情報と同じ情報が設定されている。
具体的に、図22で説明した第2付帯情報の「付帯情報」には、「プロダクトカテゴリ−AAA」、「プロダクト名−AAAマネージャ」及び「フェーズ−EXECUTION」が設定されている。そのため、優先度算出部115は、例えば、図23で説明した算出パラメータ133を参照し、「付帯情報」に「プロダクトカテゴリ−AAA」が設定された情報の「パラメータ」に設定された情報である「0.4」を特定する。同様に、優先度算出部115は、「付帯情報」に「プロダクト−AAAマネージャ」及び「フェーズ−EXECUTION」が設定された情報の「パラメータ」に設定された情報である「0.3」及び「0.2」をそれぞれ特定する。そして、優先度算出部115は、例えば、特定した情報である「0.4」、「0.3」及び「0.2」のそれぞれに、図22で説明した第2付帯情報における「プロダクトカテゴリ−AAA」等のそれぞれに対応する「回数」に設定された値をそれぞれ乗算する。さらに、優先度算出部115は、例えば、乗算して取得した値を加算し、所定の係数を乗算することにより、図22で説明した第2付帯情報に対応する第2回答情報141bの優先度を算出する。
すなわち、優先度算出部115は、例えば、正解を示す正誤情報131cに対応する第1付帯情報と第2付帯情報との一致度が他の第2回答情報141bよりも高い第2回答情報141bの優先度が、他の第2回答情報141bの優先度よりも高くなるように優先度の算出を行う。また、優先度算出部115は、例えば、不正解を示す正誤情報131cに対応する第1付帯情報と第2付帯情報との一致度が他の第2回答情報141bよりも高い第2回答情報141bの優先度が、他の第2回答情報141bの優先度よりも低くなるように優先度の算出を行う。
そして、優先度算出部115は、例えば、「優先度」に設定される値が大きい順に、第2回答情報141bの出力順位を決定する。そのため、優先度算出部115は、図24に示すように、例えば、「項番」が「1」である情報の「優先度」に「88」を設定し、「出力順位」に「1」を設定する。また、優先度算出部115は、例えば、「項番」が「2」である情報の「優先度」に「52」を設定し、「出力順位」に「3」を設定する。さらに、優先度算出部115は、例えば、「項番」が「3」である情報の「優先度」に「67」を設定し、「出力順位」に「2」を設定する。
図12に戻り、情報処理装置1の結果出力部116は、S42の処理で算出された優先度が高い順に、S33の処理で検索された第2回答情報141bの出力を行う(S42)。具体的に、結果出力部116は、例えば、図24で説明した優先度情報と、第2回答情報141bとを事業者端末11に送信する。そして、事業者端末11は、例えば、送信された優先度情報における「出力順位」に設定された情報が小さい順に、出力装置(利用者が閲覧可能な出力装置)に対する第2回答情報141bの出力を優先的に行う。
これにより、情報処理装置1は、利用者が求めている可能性が高い第2回答情報141bを優先的に出力することが可能になる。そのため、情報処理装置1は、利用者が求めている可能性が高い第2回答情報141bを優先的に閲覧させることが可能になる。
なお、S26の処理において、機械学習実行部112は、S24及びS25で特定した付帯情報以外の情報を考慮して、第1付帯情報を特定するものであってもよい。
具体的に、機械学習実行部112は、この場合、例えば、第1質問情報131aから抽出されたキーワードによる第1回答情報131bの検索を情報検索部114に実行させる。そして、機械学習実行部112は、例えば、第1質問情報131aから抽出されたキーワードによって検索された第1回答情報131bのそれぞれについて、情報検索部114が算出した出力時の優先度を示す情報(以下、検索スコアとも呼ぶ)を取得する。その後、機械学習実行部112は、例えば、取得した検索スコアを第1付帯情報の一部として設定する。以下、検索スコアの設定を行った場合の第1付帯情報の具体例について説明を行う。
[検索スコアを設定した場合の第1付帯情報の具体例]
図25は、検索スコアの設定を行った場合における第1付帯情報の具体例を説明する図である。図25に示す第1付帯情報は、図19で説明した第1付帯情報の項目である「回数」に代えて、回数または検索スコアが設定される「スコア」を項目として有している。具体的に、図25に示す第1付帯情報において、「項番」が「4」である情報には、「付帯情報」として「検索スコア」が設定され、「回数」として「32」が設定されている。
そして、優先度算出部115は、この場合、S33の処理を実行する際に、検索された第2回答情報141bのそれぞれについての検索スコアを取得する。また、優先度算出部115は、取得した検索スコアを第2付帯情報の一部として設定する。これにより、優先度算出部115は、S41の処理において、第2回答情報141bの出力の優先度の決定をより精度高く行うことが可能になる。
このように、本実施の形態における情報処理装置1は、教師データ131に含まれる第1質問情報131aと第1回答情報131bとのそれぞれからキーワードを抽出する。そして、情報処理装置1は、第1回答情報131bが第1質問情報131aに対する回答としてどの程度確からしいかを算出するための算出パラメータ133を機械学習する。具体的に、情報処理装置1は、第1質問情報131aから抽出されたキーワードに対応する付帯情報と、第1回答情報131bから抽出されたキーワードに対応する付帯情報と、第1回答情報131bが第1質問情報131aに対して正解であるか否かを示す正誤情報131cとに基づいて機械学習する。
その後、情報処理装置1は、入力された第2質問情報141aに対応する複数の第2回答情報141bを出力する際に、複数の第2回答情報141bの確からしさを算出する。具体的に、情報処理装置1は、機械学習した算出パラメータ133により、第2質問情報141aから抽出されるキーワードに対応する付帯情報と、複数の第2回答情報141bそれぞれから抽出されるキーワードに対応する付帯情報とに基づいて、複数の第2回答情報141bそれぞれの確からしさを算出する。
これにより、情報処理装置1は、利用者が求めている第2回答情報141bを優先的に出力することが可能になる。そのため、情報処理装置1は、利用者が求めている第2回答情報141bを優先的に閲覧させることが可能になる。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態について説明する。図26は、第2の実施の形態における検索制御処理を説明する図である。
第1の実施の形態における情報処理装置1は、算出パラメータ133を機械学習し、機械学習された算出パラメータ133を参照することにより、第2回答情報141bの出力の優先度を決定した。
これに対し、第2の実施の形態における情報処理装置1は、算出パラメータ133を機械学習する処理(図10で説明したS21からS27の処理)を行わない。一方、第2の実施の形態における情報処理装置1は、図11で説明したS31からS37の処理を行い、図22で説明した第2付帯情報を第2回答情報141b毎に生成する。その後、第2の実施の形態における情報処理装置1は、S41及びS42の処理において、図22で説明した第2付帯情報の「回数」に設定された値の総和(以下、総回数とも呼ぶ)を第2回答情報141b毎に算出し、算出した総回数が大きい順に、第2回答情報141bの出力を優先して行う。以下、第2の実施の形態における優先度情報について説明を行う。
[第2の実施の形態における優先度情報の具体例]
図26は、第2の実施の形態における優先度情報の具体例を説明する図である。図26に示す優先度情報は、図24で説明した優先度情報が有する項目である「優先度」に代えて、総回数が設定される「総回数」を項目として有する。
具体的に、図26に示す優先度情報において、「項番」が「1」である情報には、「総回数」として「6(回)」が設定され、「出力順位」として「1」が設定されている。また、図26に示す優先度情報において、「項番」が「2」である情報には、「総回数」として「2(回)」が設定され、「出力順位」として「3」が設定されている。さらに、図26に示す優先度情報において、「項番」が「3」である情報には、「総回数」として「3(回)」が設定され、「出力順位」として「2」が設定されている。すなわち、図26に示す優先度情報において、「出力順位」に設定された情報は、「総回数」に設定された値の大きさの順位を示している。
これにより、第2の実施の形態における情報処理装置1は、算出パラメータ133の機械学習を行う必要がなくなる。また、第2の実施の形態における情報処理装置1は、総回数を決定する際に、識別関数134に対する入力等を行う必要がなくなるため、第2回答情報141bの出力順位を容易に決定することが可能になる。
以上の実施の形態をまとめると、以下の付記のとおりである。
(付記1)
コンピュータに、
教師データに含まれる第1質問情報と第1回答情報とのそれぞれからキーワードを抽出し、
前記第1回答情報が前記第1質問情報に対する回答としてどの程度確からしいかを算出するための算出パラメータを、前記第1質問情報から抽出されたキーワードに対応する付帯情報と、前記第1回答情報から抽出されたキーワードに対応する付帯情報と、前記第1回答情報が前記第1質問情報に対して正解であるか否かを示す正誤情報とに基づいて機械学習し、
入力された新たな質問情報に対応する複数の回答情報を出力する際に、機械学習した前記算出パラメータにより、前記新たな質問情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報と、前記複数の回答情報それぞれから抽出されるキーワードに対応する付帯情報とに基づいて、前記複数の回答情報それぞれの確からしさを算出する、
処理を実行させることを特徴とする検索制御プログラム。
(付記2)
付記1において、
前記付帯情報は、各キーワードを同一の意味を有するキーワード毎に識別する情報を含む、
ことを特徴とする検索制御プログラム。
(付記3)
付記1において、
前記算出パラメータを機械学習する処理では、前記第1質問情報から抽出されたキーワードに対応する付帯情報のうち、前記第1回答情報から抽出されたキーワードに対応する付帯情報に含まれる第1付帯情報と、前記第1回答情報に対応する前記正誤情報とを学習データとして、前記算出パラメータの機械学習を行う、
ことを特徴とする検索制御プログラム。
(付記4)
付記3において、
前記確からしさを算出する処理では、
前記新たな質問情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報のうち、前記複数の回答情報のそれぞれから抽出されるキーワードに対応する付帯情報に含まれる第2付帯情報を、前記複数の回答情報毎に特定し、
機械学習した前記算出パラメータにより、正解であることを示す前記正誤情報に対応する前記第1付帯情報と前記第2付帯情報との一致度が他の回答情報の前記一致度よりも高い回答情報の前記確からしさが、前記他の回答情報の前記確からしさよりも高くなるように、前記複数の回答情報毎の前記確からしさの算出を行う、
ことを特徴とする検索制御プログラム。
(付記5)
付記3において、
前記確からしさを算出する処理では、
前記新たな質問情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報のうち、前記複数の回答情報のそれぞれから抽出されるキーワードに対応する付帯情報に含まれる第2付帯情報を、前記複数の回答情報毎に特定し、
機械学習した前記算出パラメータにより、不正解であることを示す前記正誤情報に対応する前記第1付帯情報と前記第2付帯情報との一致度が他の回答情報の前記一致度よりも高い回答情報の前記確からしさが、前記他の回答情報の前記確からしさよりも低くなるように、前記複数の回答情報毎の前記確からしさの算出を行う、
ことを特徴とする検索制御プログラム。
(付記6)
付記4または5において、
前記第1付帯情報は、前記第1質問情報から抽出されたキーワードによって回答情報の検索を行った場合における、前記第1回答情報の出力の優先度を示す情報を含み、
前記第2付帯情報は、前記新たな質問情報から抽出されたキーワードによって回答情報の検索を行った場合における、前記複数の回答情報のうちの対応する回答情報の出力の優先度を示す情報を含む、
ことを特徴とする検索制御プログラム。
(付記7)
付記1において、さらに、
算出した前記確からしさが高い順に、前記複数の回答情報の出力を優先して行う、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする検索制御プログラム。
(付記8)
コンピュータに、
教師データに含まれる質問情報と回答情報とのそれぞれからキーワードを抽出し、
前記質問情報から抽出されたキーワードに対応する付帯情報と、前記回答情報から抽出されたキーワードに対応する付帯情報との間の相関情報を、前記質問情報に対して前記回答情報が正解であるか否かを示す正誤情報に基づいて算出して記憶部に記憶し、
入力された新たな質問情報に対応する複数の回答情報を出力する際に、前記記憶部に記憶された前記相関情報を参照して算出した、前記新たな質問情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報と前記複数の回答情報それぞれから抽出されるキーワードに対応する付帯情報との間の相関情報に基づいて、前記複数の回答情報の出力の優先順位を決定する、
処理を実行させることを特徴とする検索制御プログラム。
(付記9)
コンピュータに、
質問情報と、回答情報と、前記質問情報に対して前記回答情報が正解であるか否かを示す正誤情報と、を含む教師データの入力を受け付け、
入力される前記質問情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報について、該付帯情報に対応するキーワードを含む回答情報が前記質問情報に対する回答としてどの程度確からしいか算出するためのパラメータを、前記正誤情報に基づいて機械学習し、
新たに入力される質問情報に応じて抽出される複数の回答情報を提示する際に、該複数の回答情報それぞれから抽出されるキーワードに対応する付帯情報と、機械学習した前記パラメータと、に基づいて、前記複数の回答情報それぞれの確からしさを評価する、
処理を実行させることを特徴とする検索制御プログラム。
(付記10)
コンピュータに、
質問情報と、回答情報と、前記質問情報に対して前記回答情報が正解であるか否かを示す正誤情報と、を含む教師データの入力を受け付け、
前記質問情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報と、前記回答情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報との間の相関度を、前記正誤情報に基づいて算出して記憶部に記憶し、
新たに入力される質問情報に応じて回答情報を提示する際に、前記記憶部に記憶された前記相関度を参照して算出した、新たに入力される該質問情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報と、提示する前記回答情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報との間の相関度に基づいて提示の優先度制御を実行する、
処理を実行させることを特徴とする検索制御プログラム。
(付記11)
教師データに含まれる第1質問情報と第1回答情報とのそれぞれからキーワードを抽出する抽出部と、
前記第1回答情報が前記第1質問情報に対する回答としてどの程度確からしいかを算出するための算出パラメータを、前記第1質問情報から抽出されたキーワードに対応する付帯情報と、前記第1回答情報から抽出されたキーワードに対応する付帯情報と、前記第1回答情報が前記第1質問情報に対して正解であるか否かを示す正誤情報とに基づいて機械学習する機械学習実行部と、
入力された新たな質問情報に対応する複数の回答情報を出力する際に、機械学習した前記算出パラメータにより、前記新たな質問情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報と、前記複数の回答情報それぞれから抽出されるキーワードに対応する付帯情報とに基づいて、前記複数の回答情報それぞれの確からしさを算出する算出部と、を有する、
ことを特徴とする検索制御装置。
(付記12)
教師データに含まれる質問情報と回答情報とのそれぞれからキーワードを抽出する抽出部と、
前記質問情報から抽出されたキーワードに対応する付帯情報と、前記回答情報から抽出されたキーワードに対応する付帯情報との間の相関情報を、前記質問情報に対して前記回答情報が正解であるか否かを示す正誤情報に基づいて算出して記憶部に記憶し、入力された新たな質問情報に対応する複数の回答情報を出力する際に、前記記憶部に記憶された前記相関情報を参照して算出した、前記新たな質問情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報と前記複数の回答情報それぞれから抽出されるキーワードに対応する付帯情報との間の相関情報に基づいて、前記複数の回答情報の出力の優先順位を決定する算出部と、を有する、
ことを特徴とする検索制御装置。
(付記13)
質問情報と、回答情報と、前記質問情報に対して前記回答情報が正解であるか否かを示す正誤情報と、を含む教師データの入力を受け付ける受付部と、
入力される前記質問情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報について、該付帯情報に対応するキーワードを含む回答情報が前記質問情報に対する回答としてどの程度確からしいか算出するためのパラメータを、前記正誤情報に基づいて機械学習する機械学習実行部と、
新たに入力される質問情報に応じて抽出される複数の回答情報を提示する際に、該複数の回答情報それぞれから抽出されるキーワードに対応する付帯情報と、機械学習した前記パラメータと、に基づいて、前記複数の回答情報それぞれの確からしさを評価する算出部と、を有する、
ことを特徴とする検索制御装置。
(付記14)
質問情報と、回答情報と、前記質問情報に対して前記回答情報が正解であるか否かを示す正誤情報と、を含む教師データの入力を受け付ける受付部と、
前記質問情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報と、前記回答情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報との間の相関度を、前記正誤情報に基づいて算出して記憶部に記憶し、新たに入力される質問情報に応じて回答情報を提示する際に、前記記憶部に記憶された前記相関度を参照して算出した、新たに入力される該質問情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報と、提示する前記回答情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報との間の相関度に基づいて提示の優先度制御を実行する算出部と、を有する、
ことを特徴とする検索制御装置。
(付記15)
教師データに含まれる第1質問情報と第1回答情報とのそれぞれからキーワードを抽出し、
前記第1回答情報が前記第1質問情報に対する回答としてどの程度確からしいかを算出するための算出パラメータを、前記第1質問情報から抽出されたキーワードに対応する付帯情報と、前記第1回答情報から抽出されたキーワードに対応する付帯情報と、前記第1回答情報が前記第1質問情報に対して正解であるか否かを示す正誤情報とに基づいて機械学習し、
入力された新たな質問情報に対応する複数の回答情報を出力する際に、機械学習した前記算出パラメータにより、前記新たな質問情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報と、前記複数の回答情報それぞれから抽出されるキーワードに対応する付帯情報とに基づいて、前記複数の回答情報それぞれの確からしさを算出する、
ことを特徴とする検索制御方法。
(付記16)
教師データに含まれる質問情報と回答情報とのそれぞれからキーワードを抽出し、
前記質問情報から抽出されたキーワードに対応する付帯情報と、前記回答情報から抽出されたキーワードに対応する付帯情報との間の相関情報を、前記質問情報に対して前記回答情報が正解であるか否かを示す正誤情報に基づいて算出して記憶部に記憶し、
入力された新たな質問情報に対応する複数の回答情報を出力する際に、前記記憶部に記憶された前記相関情報を参照して算出した、前記新たな質問情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報と前記複数の回答情報それぞれから抽出されるキーワードに対応する付帯情報との間の相関情報に基づいて、前記複数の回答情報の出力の優先順位を決定する、
ことを特徴とする検索制御方法。
(付記17)
質問情報と、回答情報と、前記質問情報に対して前記回答情報が正解であるか否かを示す正誤情報と、を含む教師データの入力を受け付け、
入力される前記質問情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報について、該付帯情報に対応するキーワードを含む回答情報が前記質問情報に対する回答としてどの程度確からしいか算出するためのパラメータを、前記正誤情報に基づいて機械学習し、
新たに入力される質問情報に応じて抽出される複数の回答情報を提示する際に、該複数の回答情報それぞれから抽出されるキーワードに対応する付帯情報と、機械学習した前記パラメータと、に基づいて、前記複数の回答情報それぞれの確からしさを評価する、
ことを特徴とする検索制御方法。
(付記18)
質問情報と、回答情報と、前記質問情報に対して前記回答情報が正解であるか否かを示す正誤情報と、を含む教師データの入力を受け付け、
前記質問情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報と、前記回答情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報との間の相関度を、前記正誤情報に基づいて算出して記憶部に記憶し、
新たに入力される質問情報に応じて回答情報を提示する際に、前記記憶部に記憶された前記相関度を参照して算出した、新たに入力される該質問情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報と、提示する前記回答情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報との間の相関度に基づいて提示の優先度制御を実行する、
ことを特徴とする検索制御方法。
1:情報処理装置 2:記憶部
11:事業者端末 NW:ネットワーク

Claims (17)

  1. コンピュータに、
    教師データに含まれる第1質問情報と第1回答情報とのそれぞれからキーワードを抽出し、
    前記第1回答情報が前記第1質問情報に対する回答としてどの程度確からしいかを算出するための算出パラメータを、前記第1質問情報から抽出されたキーワードに対応する付帯情報と、前記第1回答情報から抽出されたキーワードに対応する付帯情報と、前記第1回答情報が前記第1質問情報に対して正解であるか否かを示す正誤情報とに基づいて機械学習し、
    入力された新たな質問情報に対応する複数の回答情報を出力する際に、機械学習した前記算出パラメータにより、前記新たな質問情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報と、前記複数の回答情報それぞれから抽出されるキーワードに対応する付帯情報とに基づいて、前記複数の回答情報それぞれの確からしさを算出する、
    処理を実行させることを特徴とする検索制御プログラム。
  2. 請求項1において、
    前記付帯情報は、各キーワードを同一の意味を有するキーワード毎に識別する情報を含む、
    ことを特徴とする検索制御プログラム。
  3. 請求項1において、
    前記算出パラメータを機械学習する処理では、前記第1質問情報から抽出されたキーワードに対応する付帯情報のうち、前記第1回答情報から抽出されたキーワードに対応する付帯情報に含まれる第1付帯情報と、前記第1回答情報に対応する前記正誤情報とを学習データとして、前記算出パラメータの機械学習を行う、
    ことを特徴とする検索制御プログラム。
  4. 請求項3において、
    前記確からしさを算出する処理では、
    前記新たな質問情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報のうち、前記複数の回答情報のそれぞれから抽出されるキーワードに対応する付帯情報に含まれる第2付帯情報を、前記複数の回答情報毎に特定し、
    機械学習した前記算出パラメータにより、正解であることを示す前記正誤情報に対応する前記第1付帯情報と前記第2付帯情報との一致度が他の回答情報の前記一致度よりも高い回答情報の前記確からしさが、前記他の回答情報の前記確からしさよりも高くなるように、前記複数の回答情報毎の前記確からしさの算出を行う、
    ことを特徴とする検索制御プログラム。
  5. 請求項4において、
    前記第1付帯情報は、前記第1質問情報から抽出されたキーワードによって回答情報の検索を行った場合における、前記第1回答情報の出力の優先度を示す情報を含み、
    前記第2付帯情報は、前記新たな質問情報から抽出されたキーワードによって回答情報の検索を行った場合における、前記複数の回答情報のうちの対応する回答情報の出力の優先度を示す情報を含む、
    ことを特徴とする検索制御プログラム。
  6. 請求項1において、さらに、
    算出した前記確からしさが高い順に、前記複数の回答情報の出力を優先して行う、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする検索制御プログラム。
  7. コンピュータに、
    教師データに含まれる質問情報と回答情報とのそれぞれからキーワードを抽出し、
    前記質問情報から抽出されたキーワードに対応する付帯情報と、前記回答情報から抽出されたキーワードに対応する付帯情報との間の相関情報を、前記質問情報に対して前記回答情報が正解であるか否かを示す正誤情報に基づいて算出して記憶部に記憶し、
    入力された新たな質問情報に対応する複数の回答情報を出力する際に、前記記憶部に記憶された前記相関情報を参照して算出した、前記新たな質問情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報と前記複数の回答情報それぞれから抽出されるキーワードに対応する付帯情報との間の相関情報に基づいて、前記複数の回答情報の出力の優先順位を決定する、
    処理を実行させることを特徴とする検索制御プログラム。
  8. コンピュータに、
    質問情報と、回答情報と、前記質問情報に対して前記回答情報が正解であるか否かを示す正誤情報と、を含む教師データの入力を受け付け、
    入力される前記質問情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報について、該付帯情報に対応するキーワードを含む回答情報が前記質問情報に対する回答としてどの程度確からしいか算出するためのパラメータを、前記正誤情報に基づいて機械学習し、
    新たに入力される質問情報に応じて抽出される複数の回答情報を提示する際に、該複数の回答情報それぞれから抽出されるキーワードに対応する付帯情報と、機械学習した前記パラメータと、に基づいて、前記複数の回答情報それぞれの確からしさを評価する、
    処理を実行させることを特徴とする検索制御プログラム。
  9. コンピュータに、
    質問情報と、回答情報と、前記質問情報に対して前記回答情報が正解であるか否かを示す正誤情報と、を含む教師データの入力を受け付け、
    前記質問情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報と、前記回答情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報との間の相関度を、前記正誤情報に基づいて算出して記憶部に記憶し、
    新たに入力される質問情報に応じて回答情報を提示する際に、前記記憶部に記憶された前記相関度を参照して算出した、新たに入力される該質問情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報と、提示する前記回答情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報との間の相関度に基づいて提示の優先度制御を実行する、
    処理を実行させることを特徴とする検索制御プログラム。
  10. 教師データに含まれる第1質問情報と第1回答情報とのそれぞれからキーワードを抽出する抽出部と、
    前記第1回答情報が前記第1質問情報に対する回答としてどの程度確からしいかを算出するための算出パラメータを、前記第1質問情報から抽出されたキーワードに対応する付帯情報と、前記第1回答情報から抽出されたキーワードに対応する付帯情報と、前記第1回答情報が前記第1質問情報に対して正解であるか否かを示す正誤情報とに基づいて機械学習する機械学習実行部と、
    入力された新たな質問情報に対応する複数の回答情報を出力する際に、機械学習した前記算出パラメータにより、前記新たな質問情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報と、前記複数の回答情報それぞれから抽出されるキーワードに対応する付帯情報とに基づいて、前記複数の回答情報それぞれの確からしさを算出する算出部と、を有する、
    ことを特徴とする検索制御装置。
  11. 教師データに含まれる質問情報と回答情報とのそれぞれからキーワードを抽出する抽出部と、
    前記質問情報から抽出されたキーワードに対応する付帯情報と、前記回答情報から抽出されたキーワードに対応する付帯情報との間の相関情報を、前記質問情報に対して前記回答情報が正解であるか否かを示す正誤情報に基づいて算出して記憶部に記憶し、入力された新たな質問情報に対応する複数の回答情報を出力する際に、前記記憶部に記憶された前記相関情報を参照して算出した、前記新たな質問情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報と前記複数の回答情報それぞれから抽出されるキーワードに対応する付帯情報との間の相関情報に基づいて、前記複数の回答情報の出力の優先順位を決定する算出部と、を有する、
    ことを特徴とする検索制御装置。
  12. 質問情報と、回答情報と、前記質問情報に対して前記回答情報が正解であるか否かを示す正誤情報と、を含む教師データの入力を受け付ける受付部と、
    入力される前記質問情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報について、該付帯情報に対応するキーワードを含む回答情報が前記質問情報に対する回答としてどの程度確からしいか算出するためのパラメータを、前記正誤情報に基づいて機械学習する機械学習実行部と、
    新たに入力される質問情報に応じて抽出される複数の回答情報を提示する際に、該複数の回答情報それぞれから抽出されるキーワードに対応する付帯情報と、機械学習した前記パラメータと、に基づいて、前記複数の回答情報それぞれの確からしさを評価する算出部と、を有する、
    ことを特徴とする検索制御装置。
  13. 質問情報と、回答情報と、前記質問情報に対して前記回答情報が正解であるか否かを示す正誤情報と、を含む教師データの入力を受け付ける受付部と、
    前記質問情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報と、前記回答情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報との間の相関度を、前記正誤情報に基づいて算出して記憶部に記憶し、新たに入力される質問情報に応じて回答情報を提示する際に、前記記憶部に記憶された前記相関度を参照して算出した、新たに入力される該質問情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報と、提示する前記回答情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報との間の相関度に基づいて提示の優先度制御を実行する算出部と、を有する、
    ことを特徴とする検索制御装置。
  14. 教師データに含まれる第1質問情報と第1回答情報とのそれぞれからキーワードを抽出し、
    前記第1回答情報が前記第1質問情報に対する回答としてどの程度確からしいかを算出するための算出パラメータを、前記第1質問情報から抽出されたキーワードに対応する付帯情報と、前記第1回答情報から抽出されたキーワードに対応する付帯情報と、前記第1回答情報が前記第1質問情報に対して正解であるか否かを示す正誤情報とに基づいて機械学習し、
    入力された新たな質問情報に対応する複数の回答情報を出力する際に、機械学習した前記算出パラメータにより、前記新たな質問情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報と、前記複数の回答情報それぞれから抽出されるキーワードに対応する付帯情報とに基づいて、前記複数の回答情報それぞれの確からしさを算出する、
    ことを特徴とする検索制御方法。
  15. 教師データに含まれる質問情報と回答情報とのそれぞれからキーワードを抽出し、
    前記質問情報から抽出されたキーワードに対応する付帯情報と、前記回答情報から抽出されたキーワードに対応する付帯情報との間の相関情報を、前記質問情報に対して前記回答情報が正解であるか否かを示す正誤情報に基づいて算出して記憶部に記憶し、
    入力された新たな質問情報に対応する複数の回答情報を出力する際に、前記記憶部に記憶された前記相関情報を参照して算出した、前記新たな質問情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報と前記複数の回答情報それぞれから抽出されるキーワードに対応する付帯情報との間の相関情報に基づいて、前記複数の回答情報の出力の優先順位を決定する、
    ことを特徴とする検索制御方法。
  16. 質問情報と、回答情報と、前記質問情報に対して前記回答情報が正解であるか否かを示す正誤情報と、を含む教師データの入力を受け付け、
    入力される前記質問情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報について、該付帯情報に対応するキーワードを含む回答情報が前記質問情報に対する回答としてどの程度確からしいか算出するためのパラメータを、前記正誤情報に基づいて機械学習し、
    新たに入力される質問情報に応じて抽出される複数の回答情報を提示する際に、該複数の回答情報それぞれから抽出されるキーワードに対応する付帯情報と、機械学習した前記パラメータと、に基づいて、前記複数の回答情報それぞれの確からしさを評価する、
    ことを特徴とする検索制御方法。
  17. 質問情報と、回答情報と、前記質問情報に対して前記回答情報が正解であるか否かを示す正誤情報と、を含む教師データの入力を受け付け、
    前記質問情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報と、前記回答情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報との間の相関度を、前記正誤情報に基づいて算出して記憶部に記憶し、
    新たに入力される質問情報に応じて回答情報を提示する際に、前記記憶部に記憶された前記相関度を参照して算出した、新たに入力される該質問情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報と、提示する前記回答情報から抽出されるキーワードに対応する付帯情報との間の相関度に基づいて提示の優先度制御を実行する、
    ことを特徴とする検索制御方法。
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