JP2017151761A - Rfidタグ、リーダライタシステム及びrfidタグの特定方法 - Google Patents

Rfidタグ、リーダライタシステム及びrfidタグの特定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】リーダライタで読み取った多数のタグIDの中から指定したタグIDに対応するRFIDタグを容易に特定する。【解決手段】本発明のRFIDタグは、リーダライタによって自らのタグIDが指定された点灯命令を受けると端子間のインピーダンスが高インピーダンスからが低インピーダンスに切り替わる第1端子と第2端子とを有するタグLSIと、第1端子にアノード端子が接続されたダイオードと、ダイオードのカソード端子にアノード端子が接続された発光ダイオードと、発光ダイオードのカソード端子と第2端子との間に接続され、発光ダイオードを点灯させる起電力を生じさせる長さのループを形成するワイヤーと、を有している。これにより、リーダライタから、読み取ったRFIDタグの1つを指定して点灯命令をすることにより、所望のRFIDタグを容易に特定することができる。【選択図】図3

Description

本発明は、RFIDタグ、リーダライタシステム及びRFIDタグの特定方法に関する。
読取対象にRFID(Radio Frequency Identification)タグを取り付け、RFIDタグを読み取るアンテナを用いて、RFIDタグに記憶された情報を読み出したり、RFIDタグに情報を記憶したりする技術が知られている。
特許文献1には、複数のRFIDタグに記憶されているデータを、所定時間間隔でRFIDリーダによって非接触で一括して読み出し、これらデータをデータ収集装置によってログファイルとして記録することにより、手持ちのRFIDリーダを用いた操作を行うことなく陳列部材に陳列されている被管理物品の存否を常時監視する技術について提案されている。
特開2009−175894号公報
しかし、RFIDタグが取り付けられた読取対象の数が多くなり、読取対象がランダムに置かれた場合、リーダライタで一度に読み取ったRFIDの1つを選択して特定する事は困難であり、特定したい読取対象を探し出すのに時間がかかっていた。
そこで、本発明は、リーダライタで読み取ったRFIDタグの1つを容易に特定することを可能とするRFIDタグ、RFIDリーダライタシステム及びRFIDタグの特定方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の側面のRFIDタグは、リーダライタによって自らのタグIDが指定された点灯命令を受けると、端子間のインピーダンスが高インピーダンスからが低インピーダンスに切り替わる第1端子と第2端子とを有するタグLSIと、前記第1端子にアノード端子が接続されたダイオードと、前記ダイオードのカソード端子にアノード端子が接続された発光ダイオードと、前記発光ダイオードのカソード端子と前記第2端子との間に接続され、前記発光ダイオードを点灯させる起電力を生じさせる長さのループを形成するワイヤーと、を有することを特徴とする。
第2の側面のリーダライタシステムは、多数のRFIDタグが有する固有のタグIDを一度に読み取って表示すると共に、表示された多数のタグIDの中から選択したタグIDに対応するRFIDタグに対して発光ダイオードの点灯命令を出力するリーダライタと、前記リーダライタからの前記点灯命令を受けると、点灯する発光ダイオードを有するRFIDタグと、を含み、前記RFIDタグは、前記リーダライタによって自らのタグIDが指定された点灯命令を受けると、端子間が低インピーダンスに切り替わる第1端子と第2端子とを有するタグLSIと、前記第1端子にアノード端子が接続されたダイオードと、前記ダイオードのカソード端子にアノード端子が接続された発光ダイオードと、前記発光ダイオードのカソード端子と前記第2端子との間に接続され、前記発光ダイオードを点灯させる起電力を生じさせる長さのループを形成するワイヤーと、を有することを特徴とする。
第3の側面のRFIDタグの特定方法は、指定されたタグIDを有するRFIDタグの発光ダイオードを点灯させてRFIDタグを特定する方法であって、リーダライタが、アクセス可能領域にある複数のRFIDタグの有するタグIDを読み取り、前記リーダライタが、読み取ったタグIDの全てを表示し、前記リーダライタが、表示されたタグIDの中から指定したタグIDに対応するRFIDタグに発光タイオードの点灯命令を出力し、前記点灯命令を受けると、前記RFIDタグは、前記発光ダイオードと前記発光ダイオードを点灯させる起電力を生じさせる長さのループを形成するワイヤーとの間のインピーダンスを低インピーダンスに切替えて前記発光ダイオードを点灯することを特徴とする。
リーダライタから、読み取ったLED付きRFIDタグの1つを指定して点灯命令を発行することにより、所望のRFIDタグを容易に特定することができる。
実施形態のRFIDタグ特定システムの概略を説明するシステム構成図である。 実施形態のRFIDタグが容器に取付けられているイメージを示す図である。 図1中のRFIDタグの概略を示す機能ブロック図である。 図3中のインピーダンス切替回路の動作原理を説明する図である。 図1中の制御装置のハードウェアの一構成例を示す図である。 実施形態のRFIDタグの特定方法の動作の概略を説明する図である。 RFIDタグに記憶されたデータを読み取る処理を示すシーケンスチャートである。 RFIDタグにデータを書き込む処理を示すシーケンスチャートである。 RFIDタグを指定してLEDを点灯させる処理を示すシーケンスチャートである。
以下に本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
(実施形態のシステム構成)
図1は、実施形態のRFIDタグ特定システムの概略を説明するシステム構成図である。
本発明の実施形態のRFIDリーダライタシステムは、制御装置1と、リーダライタ10と、RFIDタグ20と、を含んで構成されている。制御装置1は、ユーザが、リーダライタ10にRFIDタグ20へのアクセスを実行させる際に操作する装置である。
リーダライタ10は、制御装置1からのRFIDタグ20へのアクセス要求に対し、制御装置1と各種コマンドのやりとりをする。各種コマンドとしては、例えば、Selectコマンド、Readコマンド、Writeコマンド(後述)等がある。
その後、リーダライタ10は、アンテナ11に対し、電力を供給し、アンテナ11から電波を発生させる。又、リーダライタ10は、RFIDタグ20からの反射電波の受信により得られた情報を制御装置1に応答する。
制御装置1は、多数のRFIDタグ20が有する固有のタグIDを一度に読み取って、不図示のモニタに表示すると共に、モニタ上に表示された多数のタグIDの中から選択したタグIDに対応するRFIDタグ20に対して発光ダイオード23の点灯命令を出力する装置である。リーダライタ10は、アンテナ11より電波を発生させ、タグLSI21にアクセスする。
RFIDタグ20は、リーダライタ10からのLED点灯命令を受けると、点灯する発光ダイオード23を有している。
RFIDタグ20は、リーダライタ10によって自らのタグIDが指定された点灯命令を受けると、端子間が低インピーダンスに切り替わる第1端子21aと第2端子21bとを有するタグLSI21を有している。タグLSI21の第1端子21aには、ダイオード22のアノード端子が接続され、ダイオード22のカソード端子には発光ダイオード23のアノード端子が接続されている。更に、発光ダイオード23のカソード端子と第2端子21bとの間には、発光ダイオード23を点灯させる起電力を生じさせる長さのループを形成するワイヤー25が接続されている。図1では、ワイヤー25は1重のループとして描かれているが、ループは1重に限定されず、起電力を大きくするために、例えば、2重ループ、3重ループ等にしても良い。
ここで、ダイオード22は、例えば、ショットキーダイオードであることが好適である。ダイオード22としてショットキーダイオードを用いると、発光ダイオード23を点灯させる起電力を効率良く生じさせることができる。
発光ダイオード23のアノード端子とカソード端子との間にコンデンサ24を並列接続すると、発光ダイオード23を点灯させる起電力を効率良く生じさせるのに有効である。コンデンサ24の容量の最適値は、リーダライタ10の無線周波数に応じて定まる。リーダライタ10の無線周波数が920MHz帯の場合、コンデンサ24の容量は、例えば、2〜3pF程度である。
又、ループを形成するワイヤー25の最適な長さは、リーダライタ10の無線周波数に応じて定まる。リーダライタ10の無線周波数frに対応する波長λに対して、ワイヤー25の長さは、例えば、λ波長、λ/2波長、λ/4波長、n×λ/4波長(n=1,2,3・・・の自然数)程度が考えられる。ワイヤー25の長さを、リーダライタ10の無線周波数の電波を受け共振を起こすことが可能な長さにすることにより、発光ダイオード23を点灯させる起電力を効率良く生じさせることができる。
図2は、実施形態のRFIDタグが容器に取付けられているイメージを示す図である。
円筒形状をした容器31の円周上に、ワイヤー25が巻き付けられている。ワイヤー25の繋ぎ目部分に、タグLSI21、ダイオード22、発光ダイオード23が直列接続されている。タグLSI21には、タグアンテナ41が取付けられている。更に、発光ダイオード23のアノードとカソード間にはコンデンサー24が並列接続されている。
ワイヤー25は、不図示のアンテナ11から発生される電波から発光ダイオード23を点灯させる起電力を生じさせる。発光ダイオード23は、ワイヤー25により生じた起電力を受け、タグLSI21が低インピーダンスとなってオン状態であることで、点灯する。
(実施形態のLED付きRFIDタグの構成)
図3は、図1中のRFIDタグの概略を示す機能ブロック図である。
タグLSI21は、RFIDタグ20の主要部であり、リーダライタ10のアンテナ11が発生する電波を受信するタグアンテナ41と、受信した電波の波高値を制限して出力する電圧リミット回路42と、電圧リミット回路42の出力から電力を取り出して他の回路に供給する整流回路43とを有している。
この整流回路43から、変調回路44、復調回路45、メモリ46、制御回路47、及びインピーダンス切替回路48に電力が供給される。変調回路44は、受信波に対する反射波に対して変調をかける回路である。復調回路45は、受信した電波から変調成分を抽出して、リーダライタ10からのデータ、例えば、コマンドを再生する回路である。
メモリ46は、データを記憶する装置であり、固有のタグID等を記憶する。制御回路47は、タグLSI21の全体を制御する回路であり、特に、リーダライタ10によって自らのタグIDが選択されると、インピーダンス切替回路48に対して、第1端子21aと第2端子21bとの間のインピーダンスを高インピーダンスから低インピーダンスに切り替える指示を出力する。
インピーダンス切替回路48は、制御回路47からの指示に従って第1端子21aと第2端子21bとの間のインピーダンスを高インピーダンスから低インピーダンスに切り替える回路である。第1端子21aと第2端子21bとの間のインピーダンスを高インピーダンスから低インピーダンスに切り替える方法の一例として、第1端子21aと第2端子21bとの間のインピーダンスの共振周波数をリーダライタ10の無線周波数と一致させる方法がある。
図4は、図3中のインピーダンス切替回路の動作原理を説明する図である。図4によれば、消灯時には、第1端子21aと第2端子21bとの間のインピーダンス(S11)の共振周波数(例えば、500MHz)は、リーダライタ10の無線周波数(例えば、920MHz)からずれているので、第1端子21aと第2端子21bとの間のインピーダンスは、高インピーダンスとなっている。
これに対して、LED点灯時には、第1端子21aと第2端子21bとの間のインピーダンスの共振周波数(例えば、920MHz)は、リーダライタ10の無線周波数(例えば、920MHz)と一致しているので、第1端子21aと第2端子21bとの間のインピーダンスは、低インピーダンスとなることが分る。インピーダンス切替回路48は、リーダライタ10によって自らのタグIDが指定された点灯命令を受けた場合に、制御回路47からの指示に従って第1端子21aと第2端子21bとの間を短絡する回路としても良い。
制御装置1は、ユーザが、LED付きRFIDタグ20へのアクセスを実行させる際にリーダライタ10との間でコマンドのやりとりを行う装置である。
図5は、図1中の制御装置のハードウェアの一構成例を示す図である。
制御装置1は、CPU(Central Processing Unit)2によって装置全体が制御されている。CPU2には、バス9を介してRAM(Random Access Memory)3と複数の周辺機器が接続されている。
RAM3は、制御装置1の主記憶装置として使用される。RAM3には、CPU2に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM3には、CPU2による処理に使用する各種データが格納される。
バス9に接続されている周辺機器としては、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive)4、グラフィック処理装置5、入力インタフェース6、ドライブ装置7、および通信インタフェース6がある。
ハードディスクドライブ4は、内蔵したディスクに対して、磁気的にデータの書き込みおよび読み出しを行う。ハードディスクドライブ4は、制御装置1の二次記憶装置として使用される。ハードディスクドライブ4には、OSのプログラム、アプリケーションプログラム、および各種データが格納される。なお、二次記憶装置としては、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置を使用することもできる。
グラフィック処理装置5には、モニタ5aが接続されている。グラフィック処理装置5は、CPU2からの命令に従って、画像をモニタ5aの画面に表示させる。モニタ5aとしては、CRT(Cathode Ray Tube)や液晶表示装置等が挙げられる。
入力インタフェース6は、キーボード6aとマウス6bとが接続されている。入力インタフェース6は、キーボード6aやマウス6bから送られてくる信号をCPU2に送信する。なお、マウス6bは、ポインティングデバイスの一例であり、他のポインティングデバイスを使用することもできる。他のポインティングデバイスとしては、タッチパネル、タブレット、タッチパッド、トラックボール等が挙げられる。
ドライブ装置7は、例えば、光の反射によって読み取り可能なようにデータが記録された光ディスクや、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の持ち運び可能な記録媒体に記録されたデータの読み取りを行う。例えば、ドライブ装置7が光学ドライブ装置である場合、レーザ光等を利用して、光ディスク200に記録されたデータの読み取りを行う。光ディスク200には、Blu−ray(登録商標)、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM(Digital Versatile Disc Random Access Memory)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Compact Disc Recordable)/RW(ReWritable)等が挙げられる。
通信インタフェース8は、ネットワーク60に接続されている。通信インタフェース8は、ネットワーク60を介して、他のコンピュータまたは通信機器との間でデータの送受信を行う。
(実施形態の動作)
図6は、実施形態のRFIDタグの特定方法の動作の概略を説明する図である。
図6(a)には、全体サーチ指示の際の制御装置1に接続されたモニタ5aに表示されたアプリケーション画面例が示されている。モニタ5aのアプリケーション画面において、タグスキャンが選択され、全体サーチの指示がされる。
図6(b)には、容器トレイ30に30個の容器31が収納された外観図が示されている。各容器31には、固有のタグIDを有するRFIDタグ20が取り付けられている。
図6(c)には、LED点灯指示の際の制御装置1に接続されたモニタ5aに表示されたアプリケーション画面例が示されている。モニタ5aのアプリケーション画面には、スキャン結果の一覧が表示されている。スキャン結果の一覧は、名称、行先、タグIDが表示されている。スキャン結果の一覧は、例えば、「名称:A、行先:鹿児島、タグID:123456000005」、「名称:B、行先:東京、タグID:123456000002」と表示されている。この表示は、名称Aで行先が鹿児島の容器31のタグIDは「123456000005」であり、名称Bで行先が東京の容器31のタグIDは「123456000002」であることを示している。
又、スキャン結果の一覧は、例えば、「名称:C、行先:東京、タグID:123456000121」、「名称:C、行先:静岡、タグID:123456000122」、「名称:C、行先:北海道、タグID:123456000123」と表示されている。この表示は、名称Cで行先東京の容器31のタグIDは「123456000121」であり、名称Cで行先静岡の容器31のタグIDは「123456000122」であり、名称Cで行先北海道の容器31のタグIDは「123456000123」であることを示している。
更に、スキャン結果の一覧は、例えば、「名称:G、行先:新潟、タグID:123456000701」、「名称:H、行先:福島、タグID:123456000451」、「名称:H、行先:佐賀、タグID:123456000327」、「名称:I、行先:東京、タグID:123456000284」と表示されている。この表示の内の「名称:G、行先:新潟、タグID:123456000701」が表示された行が選択されている。
モニタ5aのアプリケーション画面で、図6(c)に示されたように、例えば、「名称:G、行先:新潟、タグID:123456000701」が表示された行が選択されると、選択されたタグID:「123456000701」が記憶されたRFIDタグ20の有する発光ダイオード23のみが、図6(d)に示されたように点灯する。これにより、リーダライタ10からタグIDを指定してLED点灯命令をすることにより、指定したタグIDが取り付けられた容器31を容易に特定することができる。
次に、制御装置1のリーダライタ10の制御方法を説明する。
図7は、RFIDタグに記憶されたデータを読み取る処理を示すシーケンスチャートである。
[シーケンスSeq1] リーダライタ10は、読み取り対象のタグIDを識別するSelectコマンドをRFIDタグ20に発行する。
[シーケンスSeq2] RFIDタグ20は、Selectコマンドに対し、Selectコマンド応答をリーダライタ10に応答する。
[シーケンスSeq3] リーダライタ10は、ID取得コマンドをRFIDタグ20に発行する。
[シーケンスSeq4] RFIDタグ20は、ID取得コマンド応答をリーダライタ10に応答する。
[シーケンスSeq5] リーダライタ10は、タグSelectコマンドをRFIDタグ20に発行する。
[シーケンスSeq6] RFIDタグ20は、タグSelectコマンドに応じたRFIDタグ20の識別情報をSelectコマンド応答としてリーダライタ10に応答する。
[シーケンスSeq7] リーダライタ10は、シーケンスSeq5にて指定したRFIDタグ20のHandleを指定するGetハンドマンドをRFIDタグ20に発行する。
[シーケンスSeq8] RFIDタグ20は、Getハンドコマンドに応じて、シーケンスSeq5にて指定したRFIDタグ20にHandleを特定する。そして、特定したHandleをリーダライタ10に応答する。ここで、Handleは、例えば16ビットのランダムなコードである。Handleが特定されたRFIDタグ20は、以降は、このHandleによって一意に識別される。
[シーケンスSeq9] リーダライタ10は、特定したHandleのRFIDタグ20内の情報の読み出しを要求するReadコマンドを発行すると、アンテナ11から読み取りエリアにReadコマンドをRFIDタグ20に発行する。
[シーケンスSeq10] RFIDタグ20は、Readコマンドに応じてRFIDタグ20内の情報の読み出しReadコマンド応答をリーダライタ10に応答する。
図8は、RFIDタグにデータを書き込む処理を示すシーケンスチャートである。
[シーケンスSeq11] リーダライタ10は、書き込み対象のタグIDを識別するSelectコマンドをRFIDタグ20に発行する。
[シーケンスSeq12] RFIDタグ20は、Selectコマンドに対し、Selectコマンド応答をリーダライタ10に応答する。
[シーケンスSeq13] リーダライタ10は、ID取得コマンドをRFIDタグ20に発行する。
[シーケンスSeq14] RFIDタグ20は、ID取得コマンド応答をリーダライタ10に応答する。
[シーケンスSeq15] リーダライタ10は、シーケンスSeq14にて受け取ったRFIDタグ20の識別情報から書き込み対象のRFIDタグ20の識別情報を指定するタグSelectコマンドをRFIDタグ20に発行する。
[シーケンスSeq16] RFIDタグ20は、Selectコマンドに応じたRFIDタグ20の識別情報をSelectコマンド応答としてリーダライタ10に応答する。
[シーケンスSeq17] リーダライタ10は、シーケンスSeq15にて指定したRFIDタグ20のHandleを指定するGetハンドルコマンドをRFIDタグ20に発行する。
[シーケンスSeq18] RFIDタグ20は、Getハンドルコマンドに応じて、シーケンスSeq15にて指定したRFIDタグ20にHandleを特定する。そして、特定したHandleをリーダライタ10に応答する。
[シーケンスSeq19] リーダライタ10は、WriteコマンドをRFIDタグ20に発行する。
[シーケンスSeq20] RFIDタグ20は、Writeコマンドに応じてRFIDタグ20内に情報の書き込みを実行する。そして、RFIDタグ20内への情報の書き込みが終了すると、Writeコマンド応答をリーダライタ10に応答する。
図9は、RFIDタグを指定してLEDを点灯させる処理を示すシーケンスチャートである。
[シーケンスSeq21] リーダライタ10は、LED点灯対象のRFIDタグ20のタグIDを識別するSelectコマンドをRFIDタグ20に発行する。
[シーケンスSeq22] RFIDタグ20は、Selectコマンドに対し、Selectコマンド応答をリーダライタ10に応答する。
[シーケンスSeq23] リーダライタ10は、ID取得コマンドをRFIDタグ20に発行する。
[シーケンスSeq24] RFIDタグ20は、ID取得コマンドに対し、読み取った全てのRFIDタグ20の識別情報をID取得コマンド応答としてリーダライタ10に応答する。
[シーケンスSeq25] リーダライタ10は、シーケンスSeq24にて受け取ったRFIDタグ20の識別情報からLED点灯対象のRFIDタグ20の識別情報を指定するタグSelectコマンドをRFIDタグ20に発行する。
[シーケンスSeq26] RFIDタグ20は、Selectコマンドに応じたRFIDタグ20の識別情報をSelectコマンド応答としてリーダライタ10に応答する。
[シーケンスSeq27] リーダライタ10は、シーケンスSeq25にて指定したRFIDタグ20のHandleを指定するGetハンドルコマンドをRFIDタグ20に発行する。
[シーケンスSeq28] RFIDタグ20は、Getハンドルコマンドに応じて、シーケンスSeq25にて指定したRFIDタグ20にHandleを特定する。そして、特定したHandleをリーダライタ10に応答する。
[シーケンスSeq29] リーダライタ10は、特定したHandleのRFIDタグ20内のLED点灯を要求するLED点灯コマンドをRFIDタグ20に発行する。
[シーケンスSeq30] RFIDタグ20は、LED点灯コマンドに応じたRFIDタグ20の発光ダイオード23を点灯させ、LED点灯コマンド応答をリーダライタ10に応答する。
以上述べたように、リーダライタ10とRFIDタグ20との間でやりとりするコマンドに、シーケンスSeq29のLED点灯コマンドと、シーケンスSeq30のLED点灯コマンド応答が追加されている。
(実施形態の効果)
本発明の実施形態のRFIDタグ、RFIDリーダライタシステム及びRFIDタグの特定方法によれば、以下の(a)〜(c)のような効果がある。
(a)本発明の実施形態のRFIDタグは、現状のタグLSIに、ダイオードと、発光ダイオードと、ループを形成するワイヤーとを追加するだけなので、低コストでRFIDタグを実現可能である。
(b)本発明の実施形態のリーダライタシステムは、多数のRFIDタグが有する固有のタグIDを一度に読み取って表示すると共に、表示された多数のタグIDの中から指定して点灯命令を出力するリーダライタを有している。リーダライタからタグIDを指定して点灯命令を出力することにより、指定したタグIDを有するRFIDタグを容易に特定することができる。
(c)本発明の実施形態のRFIDタグの特定方法は、リーダライタが、読み取ったタグIDの全てを表示し、表示されたタグIDの中から指定したタグIDに対応するRFIDタグに発光タイオードの点灯命令を出力する。これに対し、点灯命令を受けたRFIDタグは、発光ダイオードと発光ダイオードを点灯させる起電力を生じさせる長さのループを形成するワイヤーとの間のインピーダンスを高インピーダンスから低インピーダンスに切替えて発光ダイオードを点灯する。これにより、リーダライタからタグIDを指定してRFIDタグを特定することができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成又は実施形態を取ることができる。
1 制御装置
5a モニタ
6a キーボード
6b マウス
10 リーダライタ
11 アンテナ
20 RFIDタグ
21 タグLSI
21a 第1端子
21b 第2端子
22 ダイオード
23 発光ダイオード
24 コンデンサ
25 ワイヤー
30 容器トレイ
31 容器
41 タグアンテナ
42 電圧リミット回路
43 整流回路
44 変調回路
45 復調回路
46 メモリ
47 制御回路
48 インピーダンス切替回路

Claims (6)

  1. リーダライタによって自らのタグIDが指定された点灯命令を受けると、端子間のインピーダンスが高インピーダンスから低インピーダンスに切り替わる第1端子と第2端子とを有するタグLSIと、
    前記第1端子にアノード端子が接続されたダイオードと、
    前記ダイオードのカソード端子にアノード端子が接続された発光ダイオードと、
    前記発光ダイオードのカソード端子と前記第2端子との間に接続され、前記発光ダイオードを点灯させる起電力を生じさせる長さのループを形成するワイヤーと、
    を有することを特徴とするRFIDタグ。
  2. 前記発光ダイオードのアノード端子とカソード端子との間に並列接続されたコンデンサを有することを特徴とする請求項1に記載のRFIDタグ。
  3. 前記ダイオードがショットキーダイオードであることを特徴とする請求項1に記載のRFIDタグ。
  4. 前記タグLSIは、
    前記発光ダイオードの消灯時には、前記リーダライタの無線周波数からずれた周波数で前記端子間のインピーダンスが高インピーダンスとなるようにし、前記リーダライタによって自らのタグIDが選択されると、前記リーダライタの無線周波数で前記端子間のインピーダンスが低インピーダンスになるように、前記端子間のインピーダンスを切り替えるインピーダンス切替回路を有することを特徴とする請求項1に記載のRFIDタグ。
  5. 多数のRFIDタグが有する固有のタグIDを一度に読み取って表示すると共に、表示された多数のタグIDの中から選択したタグIDに対応するRFIDタグに対して発光ダイオードの点灯命令を出力するリーダライタと、前記リーダライタからの前記点灯命令を受けると、点灯する発光ダイオードを有するRFIDタグと、を含み、
    前記RFIDタグは、
    前記リーダライタによって自らのタグIDが指定された点灯命令を受けると、端子間が低インピーダンスに切り替わる第1端子と第2端子とを有するタグLSIと、
    前記第1端子にアノード端子が接続されたダイオードと、
    前記ダイオードのカソード端子にアノード端子が接続された発光ダイオードと、
    前記発光ダイオードのカソード端子と前記第2端子との間に接続され、前記発光ダイオードを点灯させる起電力を生じさせる長さのループを形成するワイヤーと、
    を有することを特徴とするリーダライタシステム。
  6. 指定されたタグIDを有するRFIDタグの発光ダイオードを点灯させてRFIDタグを特定する方法であって、
    リーダライタが、アクセス可能領域にある複数のRFIDタグの有するタグIDを読み取り、
    前記リーダライタが、読み取ったタグIDの全てを表示し、
    前記リーダライタが、表示されたタグIDの中から指定したタグIDに対応するRFIDタグに発光タイオードの点灯命令を出力し、
    前記点灯命令を受けると、前記RFIDタグは、前記発光ダイオードと前記発光ダイオードを点灯させる起電力を生じさせる長さのループを形成するワイヤーとの間のインピーダンスを低インピーダンスに切替えて前記発光ダイオードを点灯することを特徴とするRFIDタグの特定方法。
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