JP2017150233A - Fixing method of member, fixing structure and pressing material - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、部材の固定方法および固定構造、押さえ材に関する。 The present invention relates to a member fixing method, a fixing structure, and a pressing member.
特許文献1には、芯材の表裏両面にデッキ材が取り付けられた複数のデッキパネルを、互いに隣り合わせに並べながら置き基礎上に架け渡して、所謂ウッドデッキを形成する技術が記載されている。
互いに隣り合わせに並べられるデッキパネル同士は、置き基礎上で雇いざね継ぎによって接合されている。
The deck panels arranged next to each other are joined together by hiring joints on the foundation.
特許文献2には、側面に長手方向に延びる取付溝が形成されるとともに互いに平行に並んで配置される複数のデッキ材を、専用の取付金具とビスとを用いて支持材に取り付ける技術が記載されている。
特許文献2に記載の取付金具は、隣り合うデッキ材間の、取付溝を含む狭い隙間に設けられる。また、この取付金具を用いてデッキ材を支持材に固定する場合は、まず、先行して下地材上に載せられたデッキ材の取付溝に予め取付金具の横方向一端部を引っ掛けた状態にしておく。その後、後続のデッキ材を、その取付溝に対して取付金具の横方向他端部を差し込みながら支持材上に載せる。そして、ビスを支持材にねじ込むことで、取付金具によって先行および後続のデッキ材を押さえつけて固定できるようになっている。
このような特許文献2の技術によれば、デッキ材を支持材に固定するに当たって、デッキ材の表面から支持材に対して直接ビス止めしないため、ビス頭が露出せず、意匠性や経年変化の面で利点がある。さらに、取付金具によってデッキ材を押さえつけて固定する前に、作業者は、デッキ材の表面から突出するビスの頭部を指でつまんで、ビスと共に取付金具を隙間に沿って動かして、その位置を調整できる。
The mounting bracket described in
According to the technique of
ところで、特許文献1に記載の技術では、隣り合うデッキパネル同士は、雇いざね継ぎによって接合されているものの、置き基礎に対しては単に載せられて並べられているだけである。そのため、複数のデッキパネルを置き基礎のような支持材に対して確実に固定することが求められていた。
そこで、複数のデッキパネルを支持材に固定する場合にも、特許文献2に記載のようなデッキ材の固定に係る技術を採用することが考えられる。
ところが、特許文献2に記載の技術においては、後続のデッキ材を支持材上に載せた後に形成される隙間は上述のように狭いため、取付金具がデッキ材の側面に引っ掛かるなどして移動させにくい場合がある。さらに、後続のデッキ材を先行のデッキ材から離間させて隙間を広げようとすると、取付金具の端部が取付溝から離脱するため、隙間を広げて取付金具を移動させやすくする方法も採りにくい。したがって、良好な施工性を確保するためには、隙間の長さ方向において、ある程度の位置を予め決めて取付金具を配置しておき、その位置調整は微調整であることが望ましい。しかしながら、このような方法では、先行および後続のデッキ材を配置した後に取付金具を自由に位置調整することが難しかった。そのため、このような特許文献2に記載の技術を、複数のデッキパネルの固定に採用しても、同様に、固定用の金具を自由に位置調整することが難しいという問題がある。
また併せて、上述のようなデッキ材の固定方法を、デッキパネルの固定だけでなく、様々な部材の固定方法としても利用したいという要望があった。
By the way, in the technique described in
Therefore, even when a plurality of deck panels are fixed to a support material, it is conceivable to employ a technique related to fixing a deck material as described in
However, in the technique described in
In addition, there has been a demand for using the above-described deck material fixing method not only for fixing the deck panel but also for fixing various members.
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、例えばデッキ材やデッキパネルのような部材を支持材に固定する際の施工性を向上させることができるとともに汎用性に優れる、部材の固定方法および固定構造、押さえ材を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above circumstances. For example, it is possible to improve workability when fixing a member such as a deck material or a deck panel to a support material, and it is excellent in versatility, and is a member fixing method. And it aims at providing a fixed structure and a pressing material.
請求項1に記載の発明は、例えば図1〜図6等に示すように、表面材2と、前記表面材2の裏面における縁部に固定されるとともに長手方向両側および短手方向外側が外方に向かって開口するレール材3(31,33)と、を備えた部材1を、固定部材10によって支持材4の表面に固定する部材1の固定方法であって、
前記固定部材10は、隣り合う前記部材1における前記レール材3同士の内側に設けられる押さえ材11(32,34,41,51,61,71,81,91)と、前記押さえ材11によって保持されるとともに前記押さえ材11を介して前記支持材4に固定される固定具16と、を有しており、
複数の前記部材1を、前記レール材3における短手方向外側の開口同士が向かい合うようにして、かつ隙間Sを空けた状態で前記支持材4の表面に隣り合わせに並べて配置する工程と、
前記隣り合う部材1における前記レール材3同士の内側に、前記固定具16の頭部を前記隙間Sから前記表面材2の表面側に突出させた状態に保持した前記押さえ材11を収容する工程と、
前記固定具16を、前記押さえ材11を介して前記支持材4に固定する工程と、を含むことを特徴とする。
The invention according to
The
A step of arranging a plurality of the
The step of accommodating the
A step of fixing the
請求項1に記載の発明によれば、固定部材10が、隣り合う部材1におけるレール材3同士の内側に設けられる押さえ材11と、押さえ材11によって保持されるとともに押さえ材11を介して支持材4に固定される固定具16と、を有するので、固定具16を支持材4に固定するのに伴って、押さえ材11によって隣り合う部材1におけるレール材3の双方を支持材4に押さえつけて固定することができる。これによって、表面材2を備えた部材1を、固定部材10によって支持材4の表面に確実に固定することができる。
また、複数の部材1を、レール材3における短手方向外側の開口同士が向かい合うようにして、かつ隙間Sを空けた状態で支持材4の表面に隣り合わせに並べて配置するので、レール材3における長手方向両側の開口を開いた状態にして複数の部材1を配置することができる。そのため、複数の部材1を支持材4の表面に隣り合わせに並べた後に、押さえ材11を、双方のレール材3の長手方向両側における開口の一方または他方から挿入することができる。したがって、隣り合う部材1を支持材4の表面に並べた後でも、レール材3に沿って押さえ材11の位置調整を自由に行うことができるので、部材1を支持材4に固定する際の施工性を向上させることができる。
さらに、押さえ材11をレール材3同士の内側に収容する際に、固定具16の頭部を隙間Sから表面材2の表面側に突出させた状態とするので、固定具16を支持材4に固定する前であれば、固定具16の頭部をつまんで押さえ材11をレール材3に沿って移動させることができる。
しかも、表面材2の裏面における縁部に固定されるとともに長手方向両側および短手方向外側が外方に向かって開口するレール材3を備えた部材1であれば、固定部材10によって支持材4の表面に並べて固定できるので、汎用性に優れる。
According to the first aspect of the present invention, the
Further, since the plurality of
Furthermore, when the
And if it is the
請求項2に記載の発明は、例えば図2〜図4に示すように、請求項2に記載の部材1の固定方法において、
前記レール材3は、
前記表面材2に固定される第一フランジ3aと、
前記支持材4に接する第二フランジ3bと、
前記第一フランジ3aと前記第二フランジ3bとに一体に設けられるウェブ3cと、
前記第一フランジ3aと前記第二フランジ3bと前記ウェブ3cとに囲まれて前記押さえ材11が挿入される空間部3dと、を備えることを特徴とする。
The invention according to
The
A
A
A
It is provided with the
請求項2に記載の発明によれば、レール材3は、第一フランジ3aと第二フランジ3bとウェブ3cと空間部3dとを備えたものであるため、このレール材3は、例えば溝形鋼やリップ溝形鋼、H形鋼、I形鋼等を始めとする各種形鋼に類する形状となっている。したがって、部材1を簡易な構成で形成することができる。そして、このような形状のレール材3によれば、表面材2の裏面に対する取付向きさえ適切であれば、長手方向両側および短手方向外側の開口を確保することができる。
According to invention of
請求項3に記載の発明は、例えば図2〜図4に示すように、請求項2に記載の部材1の固定方法において、
前記レール材3は複数であり、かつ前記表面材2の裏面における周縁部に沿って枠状に組まれており、
枠状に組まれた前記レール材3同士の交差部において前記空間部3d同士が連通した状態となっていることを特徴とする。
The invention according to
The
The
請求項3に記載の発明によれば、枠状に組まれたレール材3同士の交差部においてレール材3の空間部3d同士が連通した状態となっているので、部材1を配置する向きに関わらず、押さえ材11を、双方のレール材3の長手方向両側における開口の一方または他方から挿入することができる。
According to the invention described in
請求項4に記載の発明は、例えば図8等に示すように、請求項1〜3のいずれか一項に記載の部材1の固定方法において、
前記押さえ材41(51)は、
隣り合う前記部材1における前記レール材3のそれぞれに接する押さえ部42(52)と、
前記押さえ部42から前記表面材2側に立ち上がる立ち上がり部43(53)と、
前記立ち上がり部43の上端部に設けられる前記保持部44(54)と、
前記押さえ部42と前記保持部44との間に設けられるとともに、前記支持材4に向かって通される前記固定具16の転びを抑制する転び抑制部45(55)と、を備えることを特徴とする。
The invention according to claim 4 is the fixing method of the
The pressing member 41 (51)
A holding portion 42 (52) in contact with each of the
A rising portion 43 (53) rising from the
The holding portion 44 (54) provided at the upper end of the rising
A rolling suppression portion 45 (55) that is provided between the
請求項4に記載の発明によれば、押さえ材41(51)が、押さえ部42(52)と保持部44(54)との間に設けられるとともに、支持材4に向かって通される固定具16の転びを抑制する転び抑制部45(55)を備えるので、当該転び抑制部45(55)によって固定具16の転びを確実に抑制できる。これによって、固定具16を押さえ材41(51)を介して支持材4の表面に固定する際に、固定具16が転ぶ頻度を確実に減らすことができるので、施工性の向上を図ることができる。
また、固定具16を保持する保持部44(54)が、立ち上がり部43(53)の上端部に設けられているので、固定具16を表面材2に近い位置で確実に保持することができる。そのため、固定具16の頭部を、隣り合う部材1間の隙間Sから突出させやすくなり、押さえ材41(51)をレール材3に沿って位置調整する際の操作性を向上させることができる。
According to the invention described in claim 4, the pressing member 41 (51) is provided between the pressing portion 42 (52) and the holding portion 44 (54) and is fixed to be passed toward the support member 4. Since the rolling suppression part 45 (55) which suppresses the rolling of the
Further, since the holding portion 44 (54) that holds the
請求項5に記載の発明は、例えば図8等に示すように、請求項4に記載の部材1の固定方法において、
前記転び抑制部45は、前記保持部44と平行して配置されるとともに前記固定具16が通される貫通孔45aが形成された板状部によって構成されていることを特徴とする。
The invention according to
The
請求項5に記載の発明によれば、転び抑制部45は、保持部44と平行して配置されるとともに固定具16が通される貫通孔45aが形成された板状部によって構成されているので、固定具16を、板状部に形成された貫通孔45aに通すようにしながら支持材4の表面に固定することができる。すなわち、固定具16を支持材4の表面に固定する際に、板状部における貫通孔45aの縁部に固定具16が当たることによって、固定具16の転びを抑制することができる。
According to the invention described in
請求項6に記載の発明は、例えば図1〜図6等に示すように、表面材2と、前記表面材2の裏面における縁部に固定されるとともに長手方向両側および短手方向外側が外方に向かって開口するレール材3と、を備えた部材1が、固定部材10によって支持材4の表面に固定された部材1の固定構造であって、
複数の前記部材1が、前記レール材3における短手方向外側の開口同士が向かい合うようにして、かつ隙間Sを空けた状態で前記支持材4の表面に隣り合わせに並べられて配置されており、
前記固定部材10は、隣り合う前記部材1における前記レール材3同士の内側に設けられた押さえ材11と、前記押さえ材11によって保持されるとともに前記押さえ材11を介して前記支持材4に固定された固定具16と、を有しており、
前記押さえ材11は、前記固定具16を前記表面材2に近い位置で保持することが可能な保持部14を備え、
前記固定具16は、前記押さえ材11が前記隣り合う部材1における前記レール材3同士の内側に収容された時に、その頭部が前記隙間Sから前記表面材2の表面側に突出する長さに設定されていることを特徴とする。
The invention according to claim 6 is fixed to the edge of the back surface of the
A plurality of the
The fixing
The pressing
The
請求項6に記載の発明によれば、固定部材10が、隣り合う部材1におけるレール材3同士の内側に設けられた押さえ材11と、押さえ材11によって保持されるとともに押さえ材11を介して支持材4に固定された固定具16と、を有するので、固定具16を支持材4に固定するのに伴って、押さえ材11によって隣り合う部材1におけるレール材3の双方を支持材4に押さえつけて固定することができる。これによって、表面材2を備えた部材1を、固定部材10によって支持材4の表面に確実に固定することができる。
また、複数の部材1が、レール材3における短手方向外側の開口同士が向かい合うようにして、かつ隙間Sを空けた状態で支持材4の表面に隣り合わせに並べられて配置されているので、レール材3における長手方向両側の開口を開いた状態にしておくことができる。そのため、複数の部材1を支持材4の表面に隣り合わせに並べた後に、押さえ材11を、双方のレール材3の長手方向両側における開口の一方または他方から挿入することができる。したがって、隣り合う部材1を支持材4の表面に並べた後でも、レール材3に沿って押さえ材11の位置調整を自由に行うことができるので、部材1を支持材4に固定する際の施工性を向上させることができる。
さらに、押さえ材11は、固定具16を表面材2に近い位置で保持することが可能な保持部14を備え、固定具16は、押さえ材11が隣り合う部材1におけるレール材3同士の内側に収容された時に、その頭部が隙間Sから表面材2の表面側に突出する長さに設定されているので、固定具16の頭部を、隣り合う部材1間の隙間Sから突出させやすくなる。これによって、押さえ材11をレール材3に沿って位置調整する際の操作性を向上させることができる。
しかも、表面材2の裏面における縁部に固定されるとともに長手方向両側および短手方向外側が外方に向かって開口するレール材3を備えた部材1であれば、固定部材10によって支持材4の表面に並べて固定できるので、汎用性に優れる。
According to the invention described in claim 6, the fixing
Further, since the plurality of
Further, the pressing
And if it is the
請求項7に記載の発明は、例えば図2〜図4に示すように、請求項6に記載の部材1の固定構造において、
前記レール材3は、
前記表面材2に固定される第一フランジ3aと、
前記支持材4に接する第二フランジ3bと、
前記第一フランジ3aと前記第二フランジ3bとに一体に設けられるウェブ3cと、
前記第一フランジ3aと前記第二フランジ3bと前記ウェブ3cとに囲まれて前記押さえ材11が挿入される空間部3dと、を備えることを特徴とする。
The invention according to
The
A
A
A
It is provided with the
請求項7に記載の発明によれば、請求項2と同様の効果を得ることができる。 According to the seventh aspect of the invention, the same effect as in the second aspect can be obtained.
請求項8に記載の発明は、例えば図2〜図4に示すように、請求項7に記載の部材1の固定構造において、
前記レール材3は複数であり、かつ前記表面材2の裏面における周縁部に沿って枠状に組まれており、
枠状に組まれた前記レール材3同士の交差部において前記空間部3d同士が連通した状態となっていることを特徴とする。
As for invention of Claim 8, as shown, for example in FIGS. 2-4, in the fixation structure of the
The
The
請求項8に記載の発明によれば、請求項3と同様の効果を得ることができる。 According to the eighth aspect of the invention, the same effect as in the third aspect can be obtained.
請求項9に記載の発明は、例えば図8等に示すように、請求項6〜8のいずれか一項に記載の部材1の固定構造において、
前記押さえ材41(51)は、
隣り合う前記部材1における前記レール材3のそれぞれに接する押さえ部42(52)と、
前記押さえ部42から前記表面材2側に立ち上がる立ち上がり部43(53)と、
前記立ち上がり部43の上端部に設けられる前記保持部44(54)と、
前記押さえ部42と前記保持部44との間に設けられるとともに、前記支持材4に向かって通される前記固定具16の転びを抑制する転び抑制部45(55)と、を備えることを特徴とする。
As for invention of Claim 9, as shown in FIG. 8 etc., for example, in the fixing structure of the
The pressing member 41 (51)
A holding portion 42 (52) in contact with each of the
A rising portion 43 (53) rising from the
The holding portion 44 (54) provided at the upper end of the rising
A rolling suppression portion 45 (55) that is provided between the
請求項9に記載の発明によれば、請求項4と同様の効果を得ることができる。 According to the ninth aspect of the invention, the same effect as in the fourth aspect can be obtained.
請求項10に記載の発明は、例えば図8等に示すように、請求項9に記載の部材1の固定構造において、
前記転び抑制部45は、前記保持部44と平行して配置されるとともに前記固定具16が通される貫通孔45aが形成された板状部によって構成されていることを特徴とする。
The invention according to
The
請求項10に記載の発明によれば、請求項5と同様の効果を得ることができる。 According to the invention of the tenth aspect, the same effect as that of the fifth aspect can be obtained.
請求項11に記載の発明は、例えば図1〜図6等に示すように、表面材2と、前記表面材2の裏面に固定されるとともに外方に向かって開口するレール材3と、を備えた複数の部材1が、前記レール材3における開口同士が向かい合うようにして、かつ隙間Sを空けた状態で前記支持材4の表面に隣り合わせに並べられて配置されており、
隣り合う前記部材1における前記レール材3同士の内側に設けられた押さえ材11であって、
当該押さえ材11を介して前記支持材4に固定された固定具16を保持することが可能な保持部14を備えることを特徴とする。
The invention according to
A pressing
A holding
請求項11に記載の発明によれば、隣り合う部材1におけるレール材3同士の内側に設けられた押さえ材11が、当該押さえ材11を介して支持材4に固定された固定具16を保持することが可能な保持部14を備えるので、固定具16を支持材4に固定するのに伴って、押さえ材11によって隣り合う部材1におけるレール材3の双方を支持材4に押さえつけて固定することができる。これによって、表面材2を備えた部材1を、押さえ材11によって支持材4の表面に確実に固定することができる。
さらに、押さえ材11は、固定具16を保持することが可能な保持部14を備えるので、押さえ材11が隣り合う部材1におけるレール材3同士の内側に収容された時に、固定具16の頭部を隙間Sから表面材2の表面側に突出させれば、隙間Sから突出する固定具16の頭部をつまんで、押さえ材11をレール材3に沿って位置調整することができる。
しかも、表面材2の裏面に固定されるとともに外方に向かって開口するレール材3を備えた部材1であれば、押さえ材11によって支持材4の表面に並べて固定できるので、汎用性に優れる。
According to the invention described in
Furthermore, since the pressing
And if it is the
請求項12に記載の発明は、例えば図2〜図4に示すように、請求項11に記載の押さえ材11において、
前記レール材3は、
前記表面材2に固定される第一フランジ3aと、
前記支持材4に接する第二フランジ3bと、
前記第一フランジ3aと前記第二フランジ3bとに一体に設けられるウェブ3cと、
前記第一フランジ3aと前記第二フランジ3bと前記ウェブ3cとに囲まれて前記押さえ材11が挿入される空間部3dと、を備えることを特徴とする。
The invention according to
The
A
A
A
It is provided with the
請求項12に記載の発明によれば、請求項2,7と同様の効果を得ることができる。
According to invention of
請求項13に記載の発明は、例えば図2〜図4に示すように、請求項12に記載の押さえ材11において、
前記レール材3は複数であり、かつ前記表面材2の裏面における周縁部に沿って枠状に組まれており、
枠状に組まれた前記レール材3同士の交差部において前記空間部3d同士が連通した状態となっていることを特徴とする。
The invention according to
The
The
請求項13に記載の発明によれば、請求項3,8と同様の効果を得ることができる。 According to the thirteenth aspect, the same effect as in the third and eighth aspects can be obtained.
請求項14に記載の発明は、例えば図8等に示すように、請求項11〜13のいずれか一項に記載の押さえ材41,51において、
隣り合う前記部材1における前記レール材3のそれぞれに接する押さえ部42(52)と、
前記押さえ部42から前記表面材2側に立ち上がる立ち上がり部43(53)と、
前記立ち上がり部43の上端部に設けられる前記保持部44(54)と、
前記押さえ部42と前記保持部44との間に設けられるとともに、前記支持材4に向かって通される前記固定具16の転びを抑制する転び抑制部45(55)と、を備えることを特徴とする。
The invention according to
A holding portion 42 (52) in contact with each of the
A rising portion 43 (53) rising from the
The holding portion 44 (54) provided at the upper end of the rising
A rolling suppression portion 45 (55) that is provided between the
請求項14に記載の発明によれば、請求項4,9と同様の効果を得ることができる。 According to the fourteenth aspect, the same effect as in the fourth and ninth aspects can be obtained.
請求項15に記載の発明は、例えば図8等に示すように、請求項14に記載の押さえ材41において、
前記転び抑制部45は、前記保持部44と平行して配置されるとともに前記固定具16が通される貫通孔45aが形成された板状部によって構成されていることを特徴とする。
As for invention of Claim 15, as shown in FIG. 8 etc., for example, in pressing
The
請求項15に記載の発明によれば、請求項5,10と同様の効果を得ることができる。 According to the invention of the fifteenth aspect, the same effect as that of the fifth and tenth aspects can be obtained.
本発明によれば、部材を支持材に固定する際の施工性を向上させることができるとともに汎用性に優れる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, while being able to improve the workability at the time of fixing a member to a support material, it is excellent in versatility.
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。ただし、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の技術的範囲を以下の実施形態および図示例に限定するものではない。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. However, the embodiments described below are provided with various technically preferable limitations for carrying out the present invention. However, the technical scope of the present invention is not limited to the following embodiments and illustrated examples. Absent.
図1,図2において符号1は、部材を示す。本実施形態における部材1は、所謂ウッドデッキ(デッキ床とも言う)を構成するデッキパネルである。
部材であるデッキパネル1は、表面材2と、この表面材2の裏面における縁部に固定されるとともに長手方向両側および短手方向外側が外方に向かって開口するレール材3と、を備える。
そして、デッキパネル1は、図3に示すように、複数のデッキパネル1間に跨る固定部材10によって支持材4の表面に固定される。支持材4は、複数のデッキパネル1が架け渡される大引であり、複数のデッキパネル1の使用枚数に応じた本数が用いられる。
1 and 2,
The
As shown in FIG. 3, the
表面材2は、矩形板状に形成されたデッキ材2であり、デッキパネル1において複数のデッキ材2が等間隔に離間配設された状態となっている。複数のデッキ材2は、図2に示すように、取付金具2aによってレール材3に取り付けられるとともに互いに接合された状態となる。そのため、複数のデッキ材2は、互いに接合されることで複合し、一つの表面材2を構成した状態となっている。つまり、表面材2は、本実施形態のように複数の材を複合した複合体であってもよいし、一つの材からなる単一のものであってもよい。
なお、デッキ材2は、例えばセルロース材を粉砕して得られた木粉と樹脂とが混錬・溶融された材料が押出成形されてなる木質様成形品によって構成され、図3に示すように複数の中空部2bを備えた状態に形成されている。
The
The
レール材3は、図2〜図4に示すように、第一フランジ3aと、第二フランジ3bと、ウェブ3cと、空間部3dと、を備える。すなわち、レール材3は、例えば溝形鋼(または軽溝形鋼)やリップ溝形鋼、H形鋼、I形鋼等を始めとする各種形鋼に類する形状となっている。そのため、レール材3は、長手方向両側および短手方向一方側が外方に向かって開口している。
なお、本実施形態におけるレール材3は、溝形鋼(チャンネル材とも言う)に相当する形状となっている。すなわち、断面コ字状に形成されている。
また、本実施形態におけるレール材3は、スチールやアルミニウム等の金属材料によって形成されているが、これに限られるものではなく、樹脂や木材、または上述の木質様成形品等によって形成されていてもよい。
As shown in FIGS. 2 to 4, the
In addition, the
Moreover, although the
第一フランジ3aは、表面材であるデッキ材2に固定される部位であり、水平に配置されている。
第二フランジ3bは、支持材4に接する部位であり、第一フランジ3aに対向するとともに水平に配置されている。
ウェブ3cは、第一フランジ3aと第二フランジ3bとに一体に、かつ第一フランジ3aおよび第二フランジ3bに対して垂直に設けられる部位である。
空間部3dは、第一フランジ3aと第二フランジ3bとウェブ3cとに囲まれて、固定部材10の一部(後述する押さえ材11)が挿入される空間である。当該空間部3dは、レール材3における長手方向両側の端部および短手方向外側の端部から外方に向かって開放された状態となっている。すなわち、レール材3は、その長手方向両側および短手方向外側が外方に向かって開口した状態となっている。
なお、本実施形態においてレール材3は各種形鋼に類する形状となっているが、第一フランジ3aを省略してもよい。この場合、表面材2のレール材3側縁部の下面部分が第一フランジ3aを兼ねることになり、第二フランジ3bおよびウェブ3cと共に、外方に向かう開口を形成している。
The
The
The
The
In the present embodiment, the
また、レール材3は、図2に示すように複数であり、上記の複合体としての表面材2(デッキ材2)の裏面における周縁部に沿って枠状に組まれている。なお、複合体としての表面材2は、本実施形態では、隣り合う表面材2間の隙間を含めて略正方形に形成されているため、複数のレール材3からなる枠状体も略正方形に組まれた状態となっている。また、この枠状体の中央には、平行する2本のレール材3間に架け渡される補助桟材3Aが設けられており、枠状体の剛性を向上させている。
Moreover, the
複数の溝形鋼形状のレール材3を枠状に組むに当たっては、当該レール材3における端部同士を交差させて接合する必要があるが、単に交差させた場合は、一方のレール材3のウェブ3cが、他方のレール材3における長手方向の開口を塞いでしまう。
このため、本実施形態では、図4に示すように、一方のレール材3のウェブ3cにおける長手方向の端部が第一フランジ3aおよび第二フランジ3bから切り離されるとともに折り曲げられた状態となっている(以下、折曲部3e)。
本実施形態では複数のレール材3からなる枠状体が正方形であるため、折曲部3eは、本体側のウェブ3cに対して直角に折り曲げられている。そして、このように折り曲げられた折曲部3eと、他方のレール材3におけるウェブ3cの端部とが、ビスやボルト・ナット等の接合具3fによって接合され、これによって、複数のレール材3が枠状に組まれている。
すなわち、枠状に組まれた複数のレール材3同士の交差部においては、当該複数のレール材3における空間部3d同士が連通した状態となっている。さらに換言すれば、複数のレール材3における空間部3d同士は、複合体としての表面材2の周縁部に沿って枠状に繋がり、全側方に開放された状態となっている。
なお、図4に示すように、折曲部3eと、他方のレール材3におけるウェブ3cの端部には接合具3fを通す孔が形成されている。ただし、接合具3fがドリルビスである場合には当該孔が形成されていなくてもよい。また、接合具3fがビスの場合は、ビスの挿入方向に、ビスを受ける下地を別途設けることが好ましい。また、折曲部3eと他方のレール材3におけるウェブ3cの端部とを接合する接合具3fとして、リベットを採用してもよい。
In assembling a plurality of channel steel-shaped
For this reason, in this embodiment, as shown in FIG. 4, the edge part of the longitudinal direction in the
In this embodiment, since the frame-shaped body which consists of the
That is, at the intersections between the plurality of
In addition, as shown in FIG. 4, the hole which lets the joining
また、表面材2である複数のデッキ材2は、上述のように取付金具2aによってレール材3に取り付けられるとともに互いに接合された状態となる。各デッキ材2の長手方向に沿う側面には、取付金具2aにおける横方向の端部が挿入される溝が形成されている。隣り合うデッキ材2の対向する溝に取付金具2aの横方向両端部がそれぞれ挿入され、ビス等の固定具が取付金具2aを介してレール材3に固定されることによって、複数のデッキ材2がレール材3に対して固定されている。
複数のデッキ材2のうち、当該複数のデッキ材2における並び方向の両端部に位置する2つのデッキ材2は、図3に示すように、ビス等の固定具2dによってレール材3と接合されている。より詳細に説明すると、レール材3が、第一フランジ3aを貫通してデッキ材2に設けられるビス等の固定具2dによってデッキ材2の裏面に固定されている。つまり、レール材3が上述のように溝形鋼形状であることを利用して、デッキパネル1の表面からは見えない位置で、デッキ材2とレール材3との接合がビス等の固定具2dによって行われている。
また、レール材3における第一フランジ3aからデッキ材2に向かって固定具2dをねじ込むに当たって、デッキ材2の中空部2bには、固定具2dが捩じ込まれる下地材として、断面コ字状のインナー材2cが挿入されている。これにより、レール材3をデッキ材2に対して強固に固定することができる。
なお、複数のデッキ材2は、上述の補助桟材3Aに対しても同様に取付金具2aによって取り付けられている。
Moreover, the
Among the plurality of
Further, when screwing the
The plurality of
部材1は、本実施形態においてはデッキパネルを採用したが、これに限られるものではなく、適宜変更可能である。例えば部材1が、表面材2として外壁材または内壁材が採用された壁用パネルでもよいし、表面材2として床材が採用された床用パネルでもよいし、表面材2として天井材が採用された天井用パネルでもよいし、表面材2として太陽電池セルが採用されてもよい。また、特に建築分野の部材に限られるものでもない。
The
続いて、固定部材10は、図3等に示すように、隣り合う部材1におけるレール材3同士の内側に設けられる押さえ材11と、押さえ材11によって保持されるとともに押さえ材11を介して支持材4に固定される固定具16と、を有する。
本実施形態における固定具16としては、頭部と軸部とを備え、軸部のうちの下部に雄ネジが形成されたビスが採用されている。また、本実施形態における支持材4は金属製であるため(後述する)、固定具16として採用されるビスは、ドリル付きのものが好適である。また、ビスだけに限られるものではなく、釘やボルト・ナットも適宜採用してよいものとする。ボルト・ナットを採用する場合は、ボルトが通る位置に、ボルト用の通し孔が必要となる。
Subsequently, as shown in FIG. 3 and the like, the fixing
As the
本実施形態における押さえ材11は、断面視において所謂ハット型に形成されており、押さえ部12と、立ち上がり部13と、保持部14と、を備える。
この押さえ材11は、隣り合うデッキパネル1における隣り合うレール材3の空間部3dに完全に収容される大きさに設定されている。換言すれば、押さえ材11は、短手方向外側の開口同士が向かい合う2つのレール材3によって形成される空間に収容されて、隣り合うデッキパネル1間の隙間S(後述する)から外部に、はみ出さない大きさとなっている。また、押さえ材11は、レール材3の第一フランジ3aとウェブ3cから間隔を空けて配置されている。
また、この押さえ材11は、図5,図6に示すように、レール材3の長手方向に沿う方向の長さが、レール材3の長さに比して短尺である。したがって、部材であるデッキパネル1を、固定部材10によって支持材4の表面に固定する場合は、レール材3の長手方向に間隔を空けて複数配置されることになる。
なお、押さえ材11は、金属板が折曲加工されたものであり(部分的に切削加工もされる)、各部位は一体形成されている。
The pressing
The pressing
As shown in FIGS. 5 and 6, the pressing
In addition, the pressing
押さえ部12は、押さえ材11における支持材4側端部に位置しており、隣り合うデッキパネル1におけるレール材3の、それぞれの第二フランジ3bに接するように配置される。本実施形態では平板状に形成されており、その下面が、隣り合うデッキパネル1におけるレール材3の、それぞれの第二フランジ3bに接している。
本実施形態における押さえ部12は、隣り合う一方のレール材3側と、他方のレール材3側に配置される一対のものである。ただし、これに限られるものではなく、隣り合うレール材3間に架け渡される単一の押さえ部12であってもよい(つまり、隣り合うデッキパネル1における双方のレール材3間に架け渡される一枚の平板状)。この場合、押さえ部12には、固定具16を通す貫通孔が形成されることになる。
The
The holding | suppressing
立ち上がり部13は、押さえ部12からデッキ材2側に立ち上がり、隣り合う一方のレール材3側と、他方のレール材3側に配置される一対のものである。本実施形態における立ち上がり部13は平板状に形成されるとともに、一対の押さえ部12の内側端部に一体形成されて、上方に立ち上がっている。
また、立ち上がり部13の立ち上がり寸法は、固定具16の長さ寸法および第一フランジ3aと第二フランジ3bとの間隔寸法よりも短く設定されている。
The rising
The rising dimension of the rising
保持部14は、一対の立ち上がり部13の上端部間に架け渡されるようにして設けられた平板状の部位を指している。
また、保持部14には、固定具16が通される貫通孔14aが形成されている。当該貫通孔14aの孔径は、固定具16であるビスの雄ネジ部を含む径と略等しく設定されている。そのため、固定具16を貫通孔14aに通す場合は捩じ込み作業または押し込み作業が必要となる。したがって、雄ネジ部分を貫通孔14aに係合させた状態としておくことによって、保持部14が固定具16を保持していることになる。
さらに、保持部14は、一対の立ち上がり部13の上端部間に架け渡されているため、固定具16を、表面材であるデッキ材2に近い位置で保持することができる。
The holding
Further, the holding
Furthermore, since the holding |
第一転び抑制部15Aの貫通孔15Aaは、保持部14の貫通孔14aおよび第二転び抑制部15Bの貫通孔95Baよりも大径に設定されており、固定具16を挿通させやすくなっている。つまり、例えば固定具16が支持材4に捩じ込まれる際に、ブレが生じた場合でも、保持部14よりも下方に位置する第一転び抑制部15Aの貫通孔15Aaが大径であれば、固定具16のブレを吸収することができる。
The through hole 15Aa of the first rolling suppression portion 15A is set to have a larger diameter than the through
続いて、支持材4である大引は、設置面5に立設された支持束6によって、設置面5の上方に支持されている。
より詳細に説明すると、設置面5はコンクリート造の基礎であり、支持束6は、基端部が設置面5に埋設されたアンカーボルトである。
また、大引である支持材4は、図3に示すように、その断面形状が所謂ハット型に形成されている。さらに、支持束6の上端部には、ハット型に形成された支持材4の下端部を受ける受けプレート7が固定されている。そして、支持材4は、その下端部がビス等の固定具によって受けプレート7に固定されており、これによって設置面5の上方に配置された状態となっている。
なお、支持材4は、上述のようにハット型に形成されているため、その内側の空間に、受けプレート7の上面から突出する支持束6の頭部(ナット)が納められた状態となっている。
そして、複数のデッキパネル1は、このように設置面5の上方に支持された支持材4の上面に設置されている。
Subsequently, the large pull, which is the support material 4, is supported above the
More specifically, the
Further, as shown in FIG. 3, the support member 4 which is a large drawing has a cross-sectional shape formed in a so-called hat shape. Further, a receiving
Since the support member 4 is formed in a hat shape as described above, the head (nut) of the support bundle 6 protruding from the upper surface of the receiving
And the
なお、本実施の形態においては、設置面5はコンクリート造の基礎とし、支持束6はアンカーボルトとしたが、これに限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。すなわち、例えば在来工法における床組みと同様に、地面に配置された束石上に床束を立設し、その上に大引を載せて支持するような構造を採用してもよい。
In this embodiment, the
デッキパネル1の配置について、より詳細に説明すると、一枚のデッキパネル1が、間隔を空けて配置された二つの支持材4の上面間に架け渡されて配置される。したがって、例えば二枚のデッキパネル1を並べて配置する場合には、三つの支持材4が必要となる。さらに、支持材4の上面は、二枚のデッキパネル1を並べて配置できる程度の幅寸法(短辺方向の寸法:図2における左右の方向)に設定されている。
一方、支持材4の上面における長さ寸法は、支持材4の上面における長さ方向に沿って並べて配置されるデッキパネル1の枚数に応じて設定されている。すなわち、支持材4の上面における長さ寸法に沿って二枚のデッキパネル1を並べて配置する場合には、支持材4の上面における長さ寸法は、デッキパネル1の二枚分に設定される。
また、隣り合うデッキパネル1同士は、固定具16を差し込むことが可能な程度の寸法分の隙間Sを空けて配置されている。本実施形態においては、図3に示すように、レール材3のウェブ3cと、ハット型の支持材4における立ち上がり部分とを同一垂直面上に並べることによって、隣り合うデッキパネル1間に隙間Sを形成することが可能となっている。
なお、隙間Sは、少なくとも、大引である支持材4の短辺方向に隣り合うデッキパネル1同士の間に形成されるものである。したがって、この隙間Sは、支持材4の長辺方向に隣り合うデッキパネル1同士の間には形成されていなくてもよいし、形成されていてもよい。
The arrangement of the
On the other hand, the length dimension on the upper surface of the support member 4 is set according to the number of
The gap S is formed at least between the
本実施形態においては、ウッドデッキを構築するに当たって、図1に示すように、複数のデッキパネル1が、表面材2間の目地の向きが直交するように配置される。この場合であっても、隣り合うデッキパネル1におけるレール材3同士は、図3に示すように開口した部分が向き合い、空間部3d同士が連通した状態となる。
隣り合うデッキパネル1における隣り合うレール材3の空間部3d同士によって構成される空間は、上述のように押さえ材11が完全に収容される空間である。これら隣り合うレール材3におけるウェブ3c間の間隔寸法は、図5に示すように、押さえ材11を平面視した場合の対角線の長さ(一方の押さえ部12の一端部から他方の押さえ部12の他端部までの寸法)よりも短く設定されている。そのため、固定具16を支持材4に固定する際に例えば押さえ材11が回転しても、押さえ部12がウェブ3cに接触して止まり、押さえ材11が旋回することを防ぐことができる。
In this embodiment, when constructing a wood deck, as shown in FIG. 1, a plurality of
The space constituted by the
なお、図示はしないが、ウッドデッキの両側端部も支持材4の上面に載せられて固定されている。すなわち、ウッドデッキの両側端部においては、支持材4の上面に一枚のデッキパネル1が載せられて固定される。なお、これは、支持材4の上面における短辺方向の場合であり、長辺方向には複数のデッキパネル1が載せられてもよい。
そして、ウッドデッキ自体の周縁部においては第二フランジ3bが露出するため、両側端部の支持材4に対して、第二フランジ3bを直接的にビス止めしてもよいし、専用の固定部材(押さえ材および固定具)を利用して第二フランジ3bを固定してもよい。
また、図示はしないが、ウッドデッキの周縁部には、各デッキパネル1のレール材3が露出した状態とならないように、化粧幕板が取り付けられているものとする。
Although not shown, both side ends of the wood deck are also fixed on the upper surface of the support member 4. That is, at the both ends of the wood deck, one
And since the
Although not shown, it is assumed that a decorative curtain is attached to the peripheral portion of the wood deck so that the
以上のような構成のウッドデッキを構築する場合は、まず、デッキパネル1を予め工場にて製造する(施工現場で製造してもよい)。また、固定部材10も予め工場にて製造する。
続いて、現場にて、支持束6が埋設された状態となるように設置面5を形成する。支持束6は複数用いられ、大引である支持材4の長さ方向に間隔を空けて配置されている。
続いて、複数の支持束6のそれぞれの上端部に受けプレート7を取り付ける。
なお、受けプレート7は、上面を構成する板状部を有しており、アンカーボルトである支持束6の上端部に設けられた二つのナット間に挟まれた状態で支持束6に取り付けられている。したがって、二つのナットの高さ位置を調整することで、受けプレート7の高さ位置を調整できるようになっている。すなわち、大引である支持材4の高さ位置を調整することができる。
When constructing a wood deck having the above configuration, first, the
Subsequently, the
Subsequently, the receiving
The receiving
続いて、複数の支持束6のそれぞれの上端部に取り付けられた受けプレート7間に支持材4を架け渡し、ビス等の固定具により固定する。
大引である支持材4の本数は複数であり、上述のように使用されるデッキパネル1の枚数に応じて決まる。本実施形態の場合は、図1に示すように縦横二枚ずつ、計四枚のデッキパネル1を用いるため、三本の支持材4を互いに間隔を空けて配置する。なお、支持束6および受けプレート7も、支持材4の位置に対応して配置することになる。
Subsequently, the support material 4 is bridged between the receiving
There are a plurality of support members 4 which are large-drawings, and are determined according to the number of
続いて、複数のデッキパネル1を、図3に示すように、隣り合う支持材4の上面間に架け渡して、隣り合わせに並べて配置する。
この時、隣り合うデッキパネル1は、支持材4の上面に、レール材3における短手方向外側の開口同士が向かい合うようにして、かつ隙間Sを空けた状態で隣り合わせに並べて配置される。
Subsequently, as shown in FIG. 3, the plurality of
At this time, the
続いて、図6(a)に示すように、使用される全ての固定部材10において、固定具16を押さえ材11の保持部14に保持させた状態にしておく。
そして、図6(b)に示すように、隣り合うデッキパネル1におけるレール材3同士の内側(すなわち、隣り合って連通した空間部3d同士)に、押さえ材11を収容する。
この時、固定具16の頭部を隙間Sから表面材2の表面側に突出させた状態にする。すなわち、予め固定具16を押さえ材11の保持部14に保持させる際に、固定具16の頭部を隙間Sから表面材2の表面側に突出させた状態にすることができるように保持させる必要がある。また、固定具16自体も、押さえ材11がレール材3同士の内側に収容された時に、その頭部が隙間Sから表面材2の表面側に突出する長さに設定されているものとする。
押さえ材11をレール材3同士の内側に収容する時は、固定具16の頭部を指でつまんで押さえ材11を、双方のレール材3の長手方向両側における開口の一方または他方から挿入する。そして、固定具16を支持材4に固定する前であれば、固定具16の頭部を指でつまんで押さえ材11をレール材3に沿って所望する位置に移動させることができる。
Subsequently, as shown in FIG. 6A, the fixing
Then, as shown in FIG. 6B, the pressing
At this time, the head of the fixing
When the
さらに、押さえ材11を隣り合うレール材3同士の内側に収容する際は、一方の押さえ部12を、一方のレール材3における第二フランジ3bの上面に接するように配置し、他方の押さえ部12を、他方のレール材3における第二フランジ3bの上面に接するように配置する。
なお、隣り合うレール材3同士の内側に、固定具16の頭部を隙間Sから表面材2の表面側に突出させた状態に保持した押さえ材11を収容すれば、押さえ材11自体は、隣り合うレール材3間の中央に自動的に配置されることになる。
Furthermore, when accommodating the
In addition, if the pressing
続いて、図6(c)に示すように、固定具16を、押さえ材11を介して支持材4に固定する。すなわち、ビスである固定具16を、支持材4に向かう方向に捩じ込んでいく。
固定具16を、支持材4に対して強く捩じ込めば捩じ込むほど、押さえ材11の押さえ部12もレール材3の第二フランジ3bに強く接することになる。これによって、デッキパネル1を支持材4に強固に固定することができる。
このような作業を、固定部材10を配置した各所で行うことによって、複数のデッキパネル1全てを支持材4に確実に固定することができる。また、ウッドデッキの両側端部においても、デッキパネル1を支持材4の上面に固定する作業を適宜行うようにする。さらに、ウッドデッキの周縁部に、化粧幕板を取り付ける作業も適宜行うようにする。
以上のようにして、ウッドデッキを構築することができる。
Subsequently, as shown in FIG. 6C, the fixing
The more tightly the fixing
By performing such an operation at each place where the fixing
A wood deck can be constructed as described above.
本実施の形態によれば、固定部材10が、隣り合う部材1におけるレール材3同士の内側に設けられる押さえ材11と、押さえ材11によって保持されるとともに押さえ材11を介して支持材4に固定される固定具16と、を有するので、固定具16を支持材4に固定するのに伴って、押さえ材11によって隣り合う部材1におけるレール材3の双方を支持材4に押さえつけて固定することができる。これによって、表面材2を備えた部材1を、固定部材10によって支持材4の表面に確実に固定することができる。
また、複数の部材1を、レール材3における短手方向外側の開口同士が向かい合うようにして、かつ隙間Sを空けた状態で支持材4の表面に隣り合わせに並べて配置するので、レール材3における長手方向両側の開口を開いた状態にして複数の部材1を配置することができる。そのため、複数の部材1を支持材4の表面に隣り合わせに並べた後に、押さえ材11を、双方のレール材3の長手方向両側における開口の一方または他方から挿入することができる。したがって、隣り合う部材1を支持材4の表面に並べた後でも、レール材3に沿って押さえ材11の位置調整を自由に行うことができるので、部材1を支持材4に固定する際の施工性を向上させることができる。
さらに、押さえ材11は、固定具16を表面材2に近い位置で保持することが可能な保持部14を備え、固定具16は、押さえ材11が隣り合う部材1におけるレール材3同士の内側に収容された時に、その頭部が隙間Sから表面材2の表面側に突出する長さに設定されているので、固定具16の頭部を、隣り合う部材1間の隙間Sから突出させやすくなる。これによって、押さえ材11をレール材3に沿って位置調整する際の操作性を向上させることができる。
そして、押さえ材11をレール材3同士の内側に収容する際に、固定具16の頭部を隙間Sから表面材2の表面側に突出させた状態とするので、固定具16を支持材4に固定する前であれば、固定具16の頭部をつまんで押さえ材11をレール材3に沿って移動させることができる。
According to the present embodiment, the fixing
Further, since the plurality of
Further, the pressing
When the pressing
また、部材1として、本実施形態においてはデッキパネルを採用したが、これに限られるものではなく、表面材2の裏面における縁部に固定されるとともに長手方向両側および短手方向外側が外方に向かって開口するレール材3を備えた部材1であれば、固定部材10によって支持材4の表面に並べて固定できるので、汎用性に優れる。
Moreover, although the deck panel was employ | adopted in this embodiment as the
また、レール材3は、第一フランジ3aと第二フランジ3bとウェブ3cと空間部3dとを備えたものであるため、このレール材3は、例えば溝形鋼やリップ溝形鋼、H形鋼、I形鋼等を始めとする各種形鋼に類する形状となっている。したがって、部材1を簡易な構成で形成することができる。そして、このような形状のレール材3によれば、表面材2の裏面に対する取付向きさえ適切であれば、長手方向両側および短手方向外側の開口を確保することができる。
Moreover, since the
また、枠状に組まれたレール材3同士の交差部においてレール材3の空間部3d同士が連通した状態となっているので、部材1を配置する向きに関わらず、押さえ材11を、双方のレール材3の長手方向両側における開口の一方または他方から挿入することができる。
In addition, since the
また、レール材3は、第一フランジ3aを貫通して表面材2に設けられる固定具2dによって表面材2の裏面に固定されているので、固定具2dの頭部が表面材2の表面に露出しない状態となる。これによって、部材1を表面から見た場合の意匠性に優れるとともに、固定具2d自体の経年変化や固定具2dを捩じ込んだ部分の経年変化もしにくくなる。
Moreover, since the
なお、固定具16における軸部の長さは、部材1の種類やサイズに応じて適宜変更可能である。すなわち、固定具16における軸部の長さは、隣り合うレール材3同士の内側に押さえ材11を収容した時に、部材1間の隙間Sから表面材2の表面側に、保持部14に保持された固定具16の頭部が突出した状態となる程度に設定されているものとする。
また、押さえ材11の長さはレール材3に対して短尺であるとしたが、レール材3と同程度の長さであってもよいし、図5,図6に示すよりも長く形成されていてもよい。押さえ材11が図5,図6に示す例よりも長尺である場合には、保持部14に形成される貫通孔14aも、保持部14の長さ方向に間隔を空けて複数形成されるものとする。
Note that the length of the shaft portion of the
Moreover, although the length of the pressing
〔変形例〕
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。以下、変形例について説明する。以下に挙げる変形例は可能な限り組み合わせてもよい。
[Modification]
The embodiments to which the present invention can be applied are not limited to the above-described embodiments, and can be appropriately changed without departing from the spirit of the present invention. Hereinafter, modified examples will be described. The following modifications may be combined as much as possible.
〔変形例1〕
図7は、上述の実施形態におけるレール材3の変形例を示している。
図7(a)に示すレール材31は、第一フランジ31aと、第二フランジ31bと、ウェブ31cと、空間部31dと、突出部31e,31fと、を備える。
突出部31eは、第一フランジ31aと一体形成され、第一フランジ31aにおけるウェブ31cとは反対側の端部から第二フランジ31b側に突出している。
突出部31fは、第二フランジ31bと一体形成され、第二フランジ31bにおけるウェブ31cとは反対側の端部から第一フランジ31a側に突出している。
すなわち、レール材31は、リップ溝形鋼に類する形状となっている。
このようなレール材31を備える部材は、レール材31における短手方向外側の開口同士が向かい合うようにして、かつ隙間Sを空けた状態で支持材の表面に隣り合わせに並べられて配置される。つまり、隣り合うレール材31における突出部31e,31f同士が平行に配置された状態となる。
[Modification 1]
FIG. 7 shows a modification of the
The
The
The
That is, the
Such a member including the
押さえ材32は所謂ハット型に形成されており、立ち上がり部32aと、保持部32bと、を備える。
そして、この押さえ材32は、平行して隣り合う突出部31fを跨いだ状態に配置されている。すなわち、押さえ材32の立ち上がり部32a間に、隣り合うレール材31における突出部31fが位置している。そのため、押さえ材32は、固定具(図示せず)の回転に伴って回転しようとした時に、立ち上がり部32aが、レール材31の突出部31e,31fに接触して止まり、旋回することを防ぐことができる。
さらに、固定具(図示せず)を保持部32bに保持させた状態とした時に、固定具が、平行して隣り合う突出部31eに沿って保持された状態となる。したがって、レール材31における突出部31eを、固定具の、レール材31側への転びを抑制する転び抑制部として機能させることができる。
The pressing
And this
Further, when the fixture (not shown) is held in the holding
図7(b)に示すレール材33は、第一フランジ33aと、第二フランジ33bと、ウェブ33cと、空間部33dと、調整材33eと、を備える。
調整材33eは平板状に形成されており、隣り合う双方のレール材33に対応して設けられている。そして、この調整材33eは、ウェブ33cに接した状態で第二フランジ33bの上面に固定されている。また、調整材33eの幅寸法は、第二フランジ33bの上面における幅寸法よりも短く設定されている。これにより、一方のレール材33における第二フランジ33bの上面と、他方のレール材33における第二フランジ33bの上面のそれぞれに段差を形成でき、これらの段差によって溝部33fを形成することができる。
この溝部33fには、断面門型(下向きコ字状)に形成された押さえ材34の下端部が嵌るようにして設けられている。つまり、溝部33fは、押さえ材34を、レール材33に沿って真っ直ぐにスライドさせるためのレールとして機能することになる。
そして、このように押さえ材34を溝部33fに嵌めた状態とすれば、固定具(図示せず)の回転に伴って旋回することもなくなる。
なお、本変形例では、溝部33fを形成するために平板状の調整材33eを用いたが、これに限られるものではなく、第二フランジ33bの上面に立ち上がりを設けて溝部33fを形成してもよい。
また、ハット型ではなく、門型に形成された押さえ材34の場合、立ち上がり部分の下端部が押さえ部として機能することになる。
The
The
The
If the pressing
In this modification, the flat plate-shaped
Further, in the case of the pressing
〔変形例2〕
図8は、上述の実施形態における押さえ材11の変形例を示している。
本変形例における押さえ材41は、断面視において所謂ハット型に形成されており、押さえ部42と、立ち上がり部43と、保持部44と、転び抑制部45と、を備える。すなわち、本変形例における押さえ材41は、上述の実施形態における押さえ材11とは異なり、転び抑制部45を備えることが特徴となっている。
転び抑制部45は、固定具16の転びを抑制するものであり、高さ方向において、押さえ部42と保持部44との間に設けられている。
なお、転びとは、ビス等の固定具16が転倒したり、傾いたりする事象を指している。本実施形態では特に、保持部44によって保持された状態の固定具16が転倒したり、傾いたりすることを防ぐものとして、転び抑制部45が採用されている。
具体的には、この転び抑制部45は、図3,図5に示すように、一対の立ち上がり部43のうち一方の立ち上がり部43から他方の立ち上がり部43に向かって延出し、かつ保持部44に対向する平板状の部位(板状部)を指している。さらに、この転び抑制部45は、保持部44と間隔を空けて配置されている。
また、この平板状の部位である転び抑制部45には、固定具16を挿通させる貫通孔45aが形成されている。貫通孔45aは、保持部44に形成された貫通孔44aと正対しており、ビス等の固定具16が真っ直ぐに通るように構成されている。
より詳細に説明すると、本変形例の転び抑制部45は、図8に示すように、一方の立ち上がり部43の中央部分が所謂、門型(下向きコ字状)に切削され、内側に向かって折り曲げられた部位である。すなわち、本変形例では、転び抑制部45における一方の立ち上がり部43側端部が、一方の立ち上がり部43とは切り離されず、一体形成された部分となっている。したがって、転び抑制部45は下方に向かって回転するようにして折り曲げられている。また、本変形例の転び抑制部45の延出長さは、他方の立ち上がり部43に到達しない程度に設定されている。
そして、固定具16は、図8(c)に示すように、保持部44の貫通孔44aと、転び抑制部45の貫通孔45aの双方に通されることによって転びが抑制される。この場合、固定具16は、その頭部が表面材2の表面側に突出する程度の長さに設定されている。
なお、転び抑制部45が形成された立ち上がり部43には、図8(b)に示すように開口部が形成される。
このような本変形例によれば、押さえ材41が、押さえ部42と保持部44との間に設けられるとともに、支持材4に向かって通される固定具16の転びを抑制する転び抑制部45を備えるので、当該転び抑制部45によって固定具16の転びを確実に抑制できる。これによって、固定具16を押さえ材41を介して支持材4の表面に固定する際に、固定具16が転ぶ頻度を確実に減らすことができるので、施工性の向上を図ることができる。
また、固定具16を保持する保持部44が、立ち上がり部43の上端部に設けられているので、固定具16を表面材2に近い位置で確実に保持することができる。そのため、固定具16の頭部を、隣り合う部材1間の隙間Sから突出させやすくなり、押さえ材41をレール材3に沿って位置調整する際の操作性を向上させることができる。
また、転び抑制部45は、保持部44と対向して配置されるとともに固定具16が通される貫通孔45aが形成された板状部によって構成されているので、固定具16を、板状部に形成された貫通孔45aに通すようにしながら支持材4の表面に固定することができる。すなわち、固定具16を支持材4の表面に固定する際に、板状部における貫通孔45aの縁部に固定具16が当たることによって、固定具16の転びを抑制することができる。
[Modification 2]
FIG. 8 shows a modification of the pressing
The pressing
The
Note that the term “falling” refers to an event in which the
Specifically, as shown in FIG. 3 and FIG. 5, the rolling
In addition, a through-
More specifically, as shown in FIG. 8, the
Then, as shown in FIG. 8C, the
Note that an opening is formed in the rising
According to such a modified example, the pressing
In addition, since the holding
Moreover, since the
〔変形例3〕
図9は、上述の実施形態における押さえ材11の変形例を示している。
本変形例における押さえ材51は、所謂ハット型に形成されており、押さえ部52と、立ち上がり部53と、保持部54と、転び抑制部55と、を備える。
押さえ材51は、上述の実施形態における押さえ材11に比して、立ち上がり部53間の間隔が狭く設定されている。
また、転び抑制部55は、固定具(図示せず)が支持材(図示せず)に向かって通る方向に沿って、かつ固定具の進路を避けて配置された板状部によって構成されている。すなわち、上から見た場合の図9(a)および正面側からの断面図である図9(c)に示すように、転び抑制部55である板状部は、平板状の保持部54に対して垂直に配置されている。また、立ち上がり部53に対して直交して配置されている。
さらに、本変形例の転び抑制部55は、一方の立ち上がり部53と他方の立ち上がり部53の双方から反対側の立ち上がり部53に向かって延出している。また、双方の転び抑制部55は固定具を挿通可能な間隔を空けて互いに対向している。
なお、図9(b)に示すように、本変形例における転び抑制部55も、変形例2における転び抑制部45と同様に、立ち上がり部53が切削され、立ち上がり部53から切り離されなかった部分を軸に折り曲げられることによって形成されている。
このような本変形例によれば、転び抑制部55が、貫通孔54aに挿通された固定具が支持材に向かって通る方向に沿って、かつ固定具の進路を避けて配置された板状部によって構成されているので、固定具を、板状部に沿って支持材の表面に固定することができる。すなわち、固定具の水平方向四方には、一対の立ち上がり部53と一対の転び抑制部55が配置された状態となっているので、固定具を支持材の表面に固定する際に、立ち上がり部53や転び抑制部55である板状部に固定具が当たることによって、固定具の転びを抑制することができる。
[Modification 3]
FIG. 9 shows a modification of the pressing
The
In the
Moreover, the
Furthermore, the rolling
Note that, as shown in FIG. 9B, the
According to such a modified example, the rolling
〔変形例4〕
図10は、上述の実施形態における押さえ材11の変形例を示している。
図10(a)に示す押さえ材61は、矩形筒状に形成されており、押さえ部62と、立ち上がり部63と、保持部64と、を備える。
押さえ部62は、隣り合うレール材(図示せず)間に架け渡されるようにして配置される一枚の平板状のものである。その中央部には、固定具(図示せず)が挿通される貫通孔62aが形成されている。
立ち上がり部63は、押さえ部62の両端部から垂直上方に向かって立ち上がり、隣り合う一方のレール材側と、他方のレール材側に配置される一対のものである。
保持部64は、一対の立ち上がり部63の上端部間に架け渡されるようにして設けられた平板状の部位を指している。
この保持部64の中央には、固定具(図示せず)が挿通される貫通孔64aが形成されている。この貫通孔64aは、押さえ部62における貫通孔62aと正対しており、ビス等の固定具が真っ直ぐに通るように構成されている。
以上のような構成の押さえ材61によれば、上述の実施形態におけるハット型の押さえ材11に比して、その構造が簡易であるため、製造しやすいという利点がある。
[Modification 4]
FIG. 10 shows a modification of the pressing
A pressing
The
The rising
The holding
A through
According to the
図10(b)に示す押さえ材71は、所謂ハット型に形成されており、押さえ部72と、立ち上がり部73と、保持部74と、を備える。
押さえ部72は、隣り合うレール材(図示せず)間に架け渡されるようにして配置される一枚の平板状のものである。その中央部には、固定具(図示せず)が挿通される貫通孔72aが形成されている。
立ち上がり部73は、押さえ部72の中央部付近から垂直上方に向かって立ち上がり、隣り合う一方のレール材側と、他方のレール材側に配置される一対のものである。
保持部74は、一対の立ち上がり部73の上端部間に架け渡されるようにして設けられた平板状の部位を指している。
この保持部74の中央には、固定具(図示せず)が挿通される貫通孔74aが形成されている。この貫通孔74aは、押さえ部72における貫通孔72aと正対しており、ビス等の固定具が真っ直ぐに通るように構成されている。
以上のような構成の押さえ材71によれば、上述の実施形態におけるハット型の押さえ材11に比して、その構造が簡易であるため、製造しやすいという利点がある。さらに、立ち上がり部73の位置が中央寄りであるため、固定具を支持材に固定する際の力が押さえ部72に伝わりやすく、図10(a)に示す押さえ材61に比して、より強固に部材を支持材に対して固定できるという利点がある。
The
The
The rising
The holding
A through
According to the
要するに、本発明に用いられる押さえ材は、必ずしもハット型である必要はなく、図10に示す押さえ材61,71のような矩形筒状を基調としたものでもよいし、台形の筒状であってもよいし、図7(b)に示すように門型であってもよい。
In short, the pressing material used in the present invention is not necessarily a hat type, and may be based on a rectangular cylindrical shape such as the
〔変形例5〕
図示はしないが、本変形例における部材1として、住宅等の建物の壁面仕上げを行うための壁用パネルが用いられている。この壁用パネルには表面材2として外壁材または内壁材が採用されている。
また、支持材4は、柱や梁、構造用パネル等の構造材である。ただし、これに限られるものではなく、隣り合う柱間や隣り合う梁間に架け渡される各種桟材を支持材4として用いてもよい。このような支持材4の表面は垂直面であるが、壁面として利用可能な程度に傾斜した傾斜面であってもよい。
また、壁用パネルはレール材3を備えており、複数の壁用パネルが並んで配置されて、押さえ材11と固定具16とを備える固定部材10によって、垂直な支持材4の表面に固定される。この場合、部材1である壁用パネルは下方から順に施工されることが望ましい。
このような本変形例によれば、固定具16を支持材4に固定するのに伴って、押さえ材11によって隣り合うレール材3の双方を支持材4に押さえつけて固定することができる。これによって、部材1である壁用パネルを、固定部材10によって支持材4の表面に確実に固定することができる。すなわち、壁用パネルによって壁面の仕上げを確実に行うことができる。
なお、壁用パネルを外壁に用いる場合は、壁用パネル間の隙間Sを防水処理することが望ましい。
[Modification 5]
Although not shown, a wall panel for finishing the wall surface of a building such as a house is used as the
The support material 4 is a structural material such as a column, a beam, or a structural panel. However, the present invention is not limited to this, and various cross members spanned between adjacent columns or adjacent beams may be used as the support material 4. The surface of the support member 4 is a vertical surface, but may be an inclined surface that is inclined to the extent that it can be used as a wall surface.
Further, the wall panel includes a
According to such a modification, as the
In addition, when using a wall panel for an outer wall, it is desirable to waterproof the gap S between wall panels.
〔変形例6〕
図示はしないが、本変形例における部材1として、住宅等の建物の床仕上げを行うための床用パネルが用いられている。この床用パネルには表面材2としてフローリング等の床材が採用されている。
また、支持材4は、床根太や、床梁等の構造材である。
床用パネルはレール材3を備えており、複数の床用パネルが並んで配置されて、押さえ材11と固定具16とを備える固定部材10によって、床根太等の支持材4の表面(上面)に固定される。
このような本変形例によれば、固定具16を支持材4に固定するのに伴って、押さえ材11によって隣り合うレール材3の双方を支持材4に押さえつけて固定することができる。これによって、部材1である床用パネルを、固定部材10によって支持材4の表面に確実に固定することができる。すなわち、床用パネルによって床面の仕上げを確実に行うことができる。
なお、床用パネル間の隙間Sには、この隙間Sを埋める乾式または湿式の目地材を設けることが望ましい。
[Modification 6]
Although not shown, a floor panel for performing floor finishing of a building such as a house is used as the
The support material 4 is a structural material such as floor joists or floor beams.
The floor panel includes a
According to such a modification, as the
In addition, it is desirable to provide a dry or wet joint material that fills the gap S in the gap S between the floor panels.
〔変形例7〕
図示はしないが、本変形例における部材1として、住宅等の建物の天井仕上げを行うための天井用パネルが用いられている。この天井用パネルには表面材2として天井材が採用されている。
また、支持材4は、野縁や、天井梁等の構造材である。
このような天井用パネルはレール材3を備えており、複数の天井用パネルが並んで配置されて、押さえ材11と固定具16とを備える固定部材10によって、野縁等の支持材4の表面(下面)に固定される。
このような本変形例によれば、固定具16を支持材4に固定するのに伴って、押さえ材11によって隣り合うレール材3の双方を支持材4に押さえつけて固定することができる。これによって、部材1である天井用パネルを、固定部材10によって支持材4の表面に確実に固定することができる。すなわち、天井用パネルによって天井面の仕上げを確実に行うことができる。
なお、天井用パネル間の隙間Sには、この隙間Sを埋める乾式または湿式の目地材を設けることが望ましい。
[Modification 7]
Although not shown, a ceiling panel for finishing the ceiling of a building such as a house is used as the
The support material 4 is a structural material such as a field edge or a ceiling beam.
Such a ceiling panel includes a
According to such a modification, as the
In addition, it is desirable to provide a dry or wet joint material that fills the gap S in the gap S between the ceiling panels.
〔変形例8〕
図示はしないが、本変形例における部材1として、太陽電池モジュール(太陽電池パネル、ソーラーパネルとも言う)が用いられている。この太陽電池モジュールは、表面材2としての太陽電池セルを備えている。
支持材4としては、太陽電池モジュールを太陽に向けて斜めに傾けた状態で屋根面上に支持する架台や支持レールが採用されている。
太陽電池モジュールはレール材3を備えており、複数の太陽電池モジュールが並んで配置されて、押さえ材11と固定具16とを備える固定部材10によって、架台や支持レール等の支持材4の表面(上面)に固定される。
このような本変形例によれば、固定具16を支持材4に固定するのに伴って、押さえ材11によって隣り合うレール材3の双方を支持材4に押さえつけて固定することができる。これによって、部材1である太陽電池モジュールを、固定部材10によって支持材4の表面に確実に固定することができる。すなわち、屋根面上に複数の太陽電池モジュールを設置することができる。
[Modification 8]
Although not shown, a solar cell module (also referred to as a solar cell panel or a solar panel) is used as the
As the support member 4, a pedestal or a support rail that supports the solar cell module on the roof surface while being inclined obliquely toward the sun is employed.
The solar cell module includes a
According to such a modification, as the
1 部材
2 表面材
3 レール材
3a 第一フランジ
3b 第二フランジ
3c ウェブ
3d 空間部
3e 折曲部
4 支持材
10 固定部材
11 押さえ材
12 押さえ部
13 立ち上がり部
14 保持部
16 固定具
DESCRIPTION OF
Claims (15)
前記固定部材は、隣り合う前記部材における前記レール材同士の内側に設けられる押さえ材と、前記押さえ材によって保持されるとともに前記押さえ材を介して前記支持材に固定される固定具と、を有しており、
複数の前記部材を、前記レール材における短手方向外側の開口同士が向かい合うようにして、かつ隙間を空けた状態で前記支持材の表面に隣り合わせに並べて配置する工程と、
前記隣り合う部材における前記レール材同士の内側に、前記固定具の頭部を前記隙間から前記表面材の表面側に突出させた状態に保持した前記押さえ材を収容する工程と、
前記固定具を、前記押さえ材を介して前記支持材に固定する工程と、を含むことを特徴とする部材の固定方法。 A member provided with a surface material and a rail material that is fixed to an edge portion on the back surface of the surface material and that has both sides in the longitudinal direction and the outer side in the short direction open toward the outside. A method of fixing a member to be fixed to
The fixing member includes a pressing member provided inside the rail members of the adjacent members, and a fixture that is held by the pressing member and is fixed to the support member via the pressing member. And
A step of arranging the plurality of members side by side on the surface of the support member in such a manner that openings in the lateral direction of the rail member face each other and with a gap left therebetween;
The step of accommodating the pressing member that holds the head of the fixture in a state of protruding from the gap to the surface side of the surface material inside the rail members in the adjacent members;
Fixing the fixing tool to the support member via the pressing member, and fixing the member.
前記レール材は、
前記表面材に固定される第一フランジと、
前記支持材に接する第二フランジと、
前記第一フランジと前記第二フランジとに一体に設けられるウェブと、
前記第一フランジと前記第二フランジと前記ウェブとに囲まれて前記押さえ材が挿入される空間部と、を備えることを特徴とする部材の固定方法。 In the fixing method of the member of Claim 1,
The rail material is
A first flange fixed to the surface material;
A second flange in contact with the support material;
A web provided integrally with the first flange and the second flange;
A member fixing method comprising: a space portion that is surrounded by the first flange, the second flange, and the web and into which the pressing member is inserted.
前記レール材は複数であり、かつ前記表面材の裏面における周縁部に沿って枠状に組まれており、
枠状に組まれた前記レール材同士の交差部において前記空間部同士が連通した状態となっていることを特徴とする部材の固定方法。 In the fixing method of the member of Claim 2,
The rail material is plural, and is assembled in a frame shape along a peripheral edge portion on the back surface of the surface material,
The member fixing method, wherein the space portions are in communication with each other at an intersection between the rail members assembled in a frame shape.
前記押さえ材は、
隣り合う前記部材における前記レール材のそれぞれに接する押さえ部と、
前記押さえ部から前記表面材側に立ち上がる立ち上がり部と、
前記立ち上がり部の上端部に設けられる前記保持部と、
前記押さえ部と前記保持部との間に設けられるとともに、前記支持材に向かって通される前記固定具の転びを抑制する転び抑制部と、を備えることを特徴とする部材の固定方法。 In the fixing method of the member as described in any one of Claims 1-3,
The pressing material is
A pressing portion in contact with each of the rail members in the adjacent members;
A rising part rising from the pressing part to the surface material side;
The holding portion provided at an upper end portion of the rising portion;
A member fixing method comprising: a roll restraining portion that is provided between the pressing portion and the holding portion, and that restrains the fixture from passing over the support material.
前記転び抑制部は、前記保持部と平行して配置されるとともに前記固定具が通される貫通孔が形成された板状部によって構成されていることを特徴とする部材の固定方法。 In the fixing method of the member of Claim 4,
The said rolling suppression part is comprised in parallel with the said holding | maintenance part, and is comprised by the plate-shaped part in which the through-hole through which the said fixing tool was passed was formed, The fixing method of the member characterized by the above-mentioned.
複数の前記部材が、前記レール材における短手方向外側の開口同士が向かい合うようにして、かつ隙間を空けた状態で前記支持材の表面に隣り合わせに並べられて配置されており、
前記固定部材は、隣り合う前記部材における前記レール材同士の内側に設けられた押さえ材と、前記押さえ材によって保持されるとともに前記押さえ材を介して前記支持材に固定された固定具と、を有しており、
前記押さえ材は、前記固定具を前記表面材に近い位置で保持することが可能な保持部を備え、
前記固定具は、前記押さえ材が前記隣り合う部材における前記レール材同士の内側に収容された時に、その頭部が前記隙間から前記表面材の表面側に突出する長さに設定されていることを特徴とする部材の固定構造。 A member provided with a surface material and a rail material that is fixed to an edge portion on the back surface of the surface material and has both sides in the longitudinal direction and the outer side in the lateral direction open outwardly is a surface of the support material by the fixing member. A fixing structure of a member fixed to
A plurality of the members are arranged side by side on the surface of the support material in a state in which the openings on the outer side in the lateral direction of the rail material face each other with a gap therebetween,
The fixing member includes a pressing member provided on the inner side of the rail members in the adjacent members, and a fixture that is held by the pressing member and fixed to the support member via the pressing member. Have
The pressing member includes a holding portion capable of holding the fixture at a position close to the surface material,
The fixing tool is set to a length that protrudes from the gap to the surface side of the surface material when the pressing material is accommodated inside the rail materials in the adjacent members. A member fixing structure characterized by the above.
前記レール材は、
前記表面材に固定される第一フランジと、
前記支持材に接する第二フランジと、
前記第一フランジと前記第二フランジとに一体に設けられるウェブと、
前記第一フランジと前記第二フランジと前記ウェブとに囲まれて前記押さえ材が挿入される空間部と、を備えることを特徴とする部材の固定構造。 In the fixing structure of the member of Claim 6,
The rail material is
A first flange fixed to the surface material;
A second flange in contact with the support material;
A web provided integrally with the first flange and the second flange;
A member fixing structure comprising: a space portion into which the pressing material is inserted surrounded by the first flange, the second flange, and the web.
前記レール材は複数であり、かつ前記表面材の裏面における周縁部に沿って枠状に組まれており、
枠状に組まれた前記レール材同士の交差部において前記空間部同士が連通した状態となっていることを特徴とする部材の固定構造。 In the fixing structure of the member according to claim 7,
The rail material is plural, and is assembled in a frame shape along a peripheral edge portion on the back surface of the surface material,
The member fixing structure, wherein the space portions are in communication with each other at an intersection of the rail members assembled in a frame shape.
前記押さえ材は、
隣り合う前記部材における前記レール材のそれぞれに接する押さえ部と、
前記押さえ部から前記表面材側に立ち上がる立ち上がり部と、
前記立ち上がり部の上端部に設けられる前記保持部と、
前記押さえ部と前記保持部との間に設けられるとともに、前記支持材に向かって通される前記固定具の転びを抑制する転び抑制部と、を備えることを特徴とする部材の固定構造。 In the fixing structure of the member as described in any one of Claims 6-8,
The pressing material is
A pressing portion in contact with each of the rail members in the adjacent members;
A rising part rising from the pressing part to the surface material side;
The holding portion provided at an upper end portion of the rising portion;
A member fixing structure, comprising: a roll restraining portion that is provided between the pressing portion and the holding portion, and that restrains the fixture from passing toward the support member.
前記転び抑制部は、前記保持部と平行して配置されるとともに前記固定具が通される貫通孔が形成された板状部によって構成されていることを特徴とする部材の固定構造。 In the fixing structure of the member according to claim 9,
The said rolling suppression part is comprised in parallel with the said holding | maintenance part, and is comprised by the plate-shaped part in which the through-hole through which the said fixture passes was formed, The fixing structure of the member characterized by the above-mentioned.
隣り合う前記部材における前記レール材同士の内側に設けられた押さえ材であって、
当該押さえ材を介して前記支持材に固定された固定具を保持することが可能な保持部を備えることを特徴とする押さえ材。 A plurality of members including a surface material and a rail material that is fixed to the back surface of the surface material and opens outwardly, the openings in the rail material face each other, and a gap is left therebetween. Arranged adjacent to the surface of the support material in a state,
It is a pressing member provided inside the rail members in the adjacent members,
A pressing member comprising a holding part capable of holding a fixture fixed to the support member via the pressing member.
前記レール材は、
前記表面材に固定される第一フランジと、
前記支持材に接する第二フランジと、
前記第一フランジと前記第二フランジとに一体に設けられるウェブと、
前記第一フランジと前記第二フランジと前記ウェブとに囲まれて前記押さえ材が挿入される空間部と、を備えることを特徴とする押さえ材。 In the pressing member according to claim 11,
The rail material is
A first flange fixed to the surface material;
A second flange in contact with the support material;
A web provided integrally with the first flange and the second flange;
A presser material comprising: a space part into which the presser material is inserted surrounded by the first flange, the second flange, and the web.
前記レール材は複数であり、かつ前記表面材の裏面における周縁部に沿って枠状に組まれており、
枠状に組まれた前記レール材同士の交差部において前記空間部同士が連通した状態となっていることを特徴とする押さえ材。 In the pressing member according to claim 12,
The rail material is plural, and is assembled in a frame shape along a peripheral edge portion on the back surface of the surface material,
A pressing member, wherein the space portions are in communication with each other at an intersection between the rail members assembled in a frame shape.
隣り合う前記部材における前記レール材のそれぞれに接する押さえ部と、
前記押さえ部から前記表面材側に立ち上がる立ち上がり部と、
前記立ち上がり部の上端部に設けられる前記保持部と、
前記押さえ部と前記保持部との間に設けられるとともに、前記支持材に向かって通される前記固定具の転びを抑制する転び抑制部と、を備えることを特徴とする押さえ材。 In the pressing member according to any one of claims 11 to 13,
A pressing portion in contact with each of the rail members in the adjacent members;
A rising part rising from the pressing part to the surface material side;
The holding portion provided at an upper end portion of the rising portion;
A pressing member, comprising: a rolling suppression unit that is provided between the pressing unit and the holding unit and suppresses the rolling of the fixture that is passed toward the support member.
前記転び抑制部は、前記保持部と平行して配置されるとともに前記固定具が通される貫通孔が形成された板状部によって構成されていることを特徴とする押さえ材。 In the pressing member according to claim 14,
The said rolling suppression part is comprised by the plate-shaped part by which the through-hole through which the said fixing tool was penetrated was arrange | positioned in parallel with the said holding | maintenance part, The pressing material characterized by the above-mentioned.
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