JP2017149580A - 冷凍食品用コンベヤー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンベヤーの上面に載せられた食品が冷凍過程でコンベヤーベルトの表面にくっつく現象を改善した冷凍食品用コンベヤー装置を提供する。
【解決手段】本発明の冷凍食品用コンベヤー装置は、前記コンベヤーの移送方向に対して直角をなす方向に設置される中心軸と、前記中心軸を軸回転可能に支持する軸支持手段と、前記中心軸を軸回転させるための軸回転モーターと、前記中心軸上に半径方向に突出するように設けられて前記中心軸と一緒に回転し、前記コンベヤーのコンベヤーベルトの底面に衝撃を加える衝撃機構とを含んでなることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷凍食品設備における移送コンベヤーに係り、さらに具体的には、コンベヤーの上面に載せられた食品が冷凍過程でコンベヤーベルトの表面にくっつく現象を改善した冷凍食品用コンベヤー装置に関する。
現代人の忙しい日常の中でも、まるで実際調理したような食品を楽しむことができるようにするために、多くの種類の冷凍食品が開発されてきた。冷凍技術及び運搬技術の発達により、冷凍食品の種類はより一層豊かになっている。
冷凍食品は、冷凍されている食品を解凍させるだけで調理が完成する食品である。このような冷凍食品は、調理を完全に済ませた後、急速に凍結させる作業を経る。この過程で大規模の冷凍設備(フリーザー)が使用され、冷凍設備へ個々の食品を供給するためにコンベヤー装置が使用される。調理食品は、コンベヤーベルト上に載せられた状態で連続移動する過程で急速冷凍される。
しかし、冷凍初期の段階において、完成した調理物がコンベヤーベルトの表面に接触した状態で冷凍が始まると、これらの表面にある水分が凍ってしまい、互いに凍結する現象が生じる。もし冷凍食品とコンベヤーベルトとが広く接触した状態で凍結すると、冷凍終了後に互いを分離させるのが容易でなくなる。払い落とす過程で冷凍食品が損傷を受けることもあり、コンベヤーベルトに食品残滓がくっ付いていることもある。食品の特性上、このようにコンベヤーベルトの表面にくっつく現象が非常に激しいこともあるので、このような問題への対応策が求められているのが実情である。
韓国特許出願第10−2010−0034159号 韓国特許出願第10−2012−7009290号
本発明の目的は、冷凍食品製造設備で連続起動するコンベヤーベルトの表面に載せられた食品が冷凍過程でコンベヤーベルトの表面にくっつく現象を無くすことにより、冷凍済みの食品をコンベヤーから容易に取り出すことができ、食品残滓がコンベヤー上に残らないようにする冷凍食品用コンベヤー装置を提供することにある。さら具体的には、コンベヤーベルトに衝撃を加えて冷凍食品を離隔させる過程でコンベヤーベルトへの衝撃を緩和させることができる冷凍食品用コンベヤー装置を提供することを目的とする。
上記の目的は、冷凍食品製造設備に設けられたコンベヤー装置の移送ラインに設置されるものであって、前記コンベヤーの移送方向に対して直角をなす方向に設置される中心軸と、前記中心軸を軸回転可能に支持する軸支持手段と、前記中心軸を軸回転させるための軸回転モーターと、前記中心軸上に半径方向に突出するように設けられて前記中心軸と一緒に回転し、前記コンベヤーのコンベヤーベルトの底面に衝撃を加える衝撃機構とを含んでなることを特徴とする、冷凍コンベヤーのくっつき防止装置によって達成される。
本発明の特徴によれば、前記衝撃機構は、前記中心軸の長さ方向に沿って複数個が所定の間隔で設置される前記中心軸の回転に応じて回転する回転板と、前記回転板から放射状に突出するように設けられるアームと、前記アームの先端に回転可能に設置され、前記コンベヤーベルトの底面に転がり接触する打撃ロールとを含むことができる。
ここで、前記回転板は、平行に離隔した2つの単位回転板が一対をなすように設置されており、前記打撃ロールは、前記単位回転板同士を連結するパイプ状になっている。
本発明の他の特徴によれば、前記アームは、前記中心軸の長さ方向に沿って位相を異ならせて固定設置できる。
本発明の別の特徴によれば、前記回転機構は、調整手段により前記コンベヤーの移送方向に沿って前後移動可能に設置されるが、前記調整手段は、前記中心軸が遊動可能に挿入され、コンベヤーの左右両側に設置されるガイド板に設けられるガイド長孔と、前記ガイド板の外側部に前記コンベヤーの移送方向と同じ方向に固定設置されるレールと、前記レールに沿って起動可能に前記レールに結合し、前記軸を支持する移動台と、前記移動台を起動させるための移動台起動部とを含むことができる。
本発明の別の特徴によれば、前記移動台起動部は、前記レールと平行に設置され、前記移動台に螺合するねじ棒と、前記ねじ棒を回転させるための移送モーターとを含むことができる。
本発明の別の特徴によれば、前記打撃ロールは、前記アームの端部に横に固定されるロール軸の外周に嵌められて設置され、前記打撃ロールの内径は、5〜30mmの遊隙(G)を有するように前記ロール軸の直径よりも大きくなっていることが好ましい。
本発明の別の特徴によれば、前記打撃ロールのみが前記コンベヤーベルトを打撃することができるよう、前記ロール軸の上死点は前記コンベヤーベルトの底面よりも下方に位置するようにすることができる。
本発明の別の特徴によれば、前記コンベヤーベルトは、右ねじ方向に巻き取られている螺旋状に形成された第1コイルと、前記第1コイルと平行に配置されるが、それと重なり合うように配置されており、左ねじ方向に巻き取られている螺旋状に形成された第2コイルと、前記第1コイルと第2コイルとが重なり合う部位に挿入される連結長ピンとが連続的に連結されて無限軌道をなすように構成できる。
本発明によれば、連続的に起動するコンベヤーに、冷凍しようとする食品が凍結過程でくっつかないようにすることにより、冷凍終結の後にコンベヤーから分離して包装するのが容易であり、分離過程で食品が損傷する場合もないため、食品の損失を防止することができる冷凍食品用コンベヤー装置が提供される。
本発明の実施形態に係る冷凍食品用コンベヤー装置の設置状態の斜視図である。 本発明の実施形態に係る冷凍食品用コンベヤー装置の要部斜視図である。 本発明の実施形態に係る冷凍食品用コンベヤー装置の作用状態を説明するための側部構成図である。 本発明の実施形態に係る冷凍食品用コンベヤー装置の一部の正面図である。 本発明の実施形態に係る冷凍食品用コンベヤー装置の打撃ロール機構の正面構成図である。 本発明の実施形態に係る冷凍食品用コンベヤー装置の打撃ロール機構の作用を説明するための打撃ロールの正面構成図である。 本発明の実施形態に係る冷凍食品用コンベヤー装置の打撃ロール機構の打撃ロールの斜視図である。 本発明の実施形態に係る冷凍食品用ンベヤー装置のコンベヤーベルトの一部の平面図である。 本発明の他の実施形態に係る冷凍食品用コンベヤー装置の斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る冷凍食品用コンベヤー装置の斜視図である。
以下、添付図面を参照して本発明の具体的な内容を詳細に説明する。図1を基本的に参照し、必要に応じて他の図面を引用することとする。
本発明に係る冷凍食品用コンベヤー装置は、急速冷凍を必要とする食品を連続的に移動させながら冷凍機を通過させるための装置である。
コンベヤー1の形態は様々である。例えば、コンベヤー1は、直線移動式、曲線移動式、またはスパイラル状に昇降する昇降式(冷凍塔を参照)である。冷凍設備の具体的な形態も同様である。すなわち、本発明は、コンベヤー1の形態及び冷凍設備の具体的形態によって権利範囲が限定されない。本発明は、食品運搬用コンベヤーを持っている冷凍食品製造設備に共に適用される。
コンベヤー1のコンベヤーベルト3は、冷凍しようとする食品Fを連続移送させるものであって、上下に冷気が流れるようにメッシュ状になっていてもよい。これと関連した詳細な内容は後述することにする。冷凍食品に応じてコンベヤーベルト3のメッシュの網目の大きさが決定される。食品、例えば米粒やスライス野菜などがコンベヤーベルトの上面3aに載せられた状態で移送されることもできる。このような移送方式により急速冷凍が可能となる。コンベヤーベルト3は、通常、ステンレス材質からなっているが、これに限定されず、人体に無害なテフロン(登録商標)などの合成樹脂が使用されてもよい。
中心軸21は、コンベヤー1の移送方向に対して直角方向に、コンベヤーベルトのベースフレーム上に設置されたガイド板10に設置される。中心軸21がコンベヤー1の移送方向に対して直角をなす方向に位置するようにする。ガイド板10は中心軸21を軸中心にして軸回転可能に支持する。
ガイド板10は、コンベヤー1をガイドするためのガイドの役目を行うこともできる。すなわち、ガイド板10はコンベヤー1の一つの構成要素であり得る。本実施形態によれば、ガイド板10はコンベヤー1の両側縁に垂直に設置された板状をしている。
中心軸21を軸回転させるための軸回転モーター35が中心軸21の一側端部に連結される。これらの間には減速機が介在さしてもよく、回転速度は必要に応じて調整されるようにすることができる。
中心軸21には、コンベヤーベルトの底面3bに衝撃を加える衝撃機構20が設けられる。衝撃機構20は、中心軸21の半径方向に突出するように設置され、中心軸21と一緒に回転しながらコンベヤーベルト3を打撃するようになっている。
コンベヤーベルト3を打撃する方法ないしその構成は実に様々である。本実施形態によれば、衝撃機構20は、中心軸21の長さ方向に沿って複数個が所定の間隔で設置される打撃ロール機構22からなっている。
以下、図2を参照して衝撃機構20を説明する。
打撃ロール機構22は、中心軸21に結合してその回転に応じて回転する回転板221と、回転板221から放射状に突出するように設けられる複数のアーム222と、アーム222の先端に回転可能に設置され、コンベヤーベルトの底面3bに転がり接触する打撃ロール223とを含むことができる。アーム222は回転板221の円周方向に沿って3〜6個設置できる。図示の如く4つが設置される場合には、中心軸21の1回転あたりコンベヤーベルト3を4回打撃するだろう(図3参照)。打撃ロール223がコンベヤーベルトの底面3bに衝撃を加えることが図3に示されている。中心軸21は時計回りに回転することが図4に示されているが、状況に応じて反時計回りに回転するようにすることもできる。上述した回転の時計回り方向と反時計回り方向はコンベヤーベルトの進行方向に対して打撃量と打撃時間が互いに異なるように作用するだろう。したがって、打撃ロール機構の回転速度は、時計回りにしたときと反時計回りにしたときが互いに異なるだろう。
本実施形態によれば、打撃ロール223がさらに広い面積を打撃することができるように構成されている。すなわち、回転板221は平行に離隔した2つの単位回転板が一対をなすように設置されており、打撃ロール223は単位回転板同士を連結するパイプ状になっている。図4に示されているように、打撃ロール223はコンベヤーベルトを支持するベルト支持台49同士の間ごとに設置される。ベルト支持台49は、メッシュ状からなるコンベヤーベルトが下方に垂れることを防止するために設けられたコンベヤーの構成要素である。
一方、アーム222は、中心軸21の長さ方向に沿って位相を異ならせて固定設置できる。これは、打撃の効果を高めるためのものであり、コンベヤーベルト全体を同時に打撃することにより、コンベヤーベルト3が左右に動くなどの問題を無くすことができる。本発明の実施形態によれば、隣接するアーム222の位相差は30°になれる。
また、打撃ロール223は、図5に示されているように、アーム222の端部に横に固定されるロール軸224の外周に嵌められて設置される。ロール軸224は、ボルト状からなっており、回転板のアーム222に螺合される。打撃ロール223の内径はロール軸の直径よりも大きくなっている。すなわち、打撃ロール223は例えば5〜30mmの遊隙Gを持っている。よって、図5の拡大図または図6に示されているように、ロール軸224を中心に上下に遊動できるようになっている。
結局、打撃ロール223がコンベヤーベルト3を打撃する際に、一度だけ打撃するのではなく、一つの打撃ロール223で少なくとも2回にわたって連続的に上下方向に振動する如くコンベヤーベルト3を打撃する効果を得ることができる。さらに具体的には、図6に詳細に描写されているように、固定されたロール軸224がコンベヤーベルト3を通過する区間Pにわたって、打撃ロール223はコンベヤーベルト3をそっと押すような方式で数回打撃する効果を得ることができるのである。
図6を参照して、打撃の時点から打撃ロール223の遊動運動を経時的に説明すると、打撃ロール223は、打撃ロール機構の回転により回転遠心力が作用しながら外方に移動して打撃し、外方に向かって打撃した後、反作用方向に移動し、ロール軸224にガイドされながら打撃ロール223の中心軸の内径側がぶつかるようにガイドされた後、さらに外方に押し出す方向に移動し、再び打撃する方式で打撃ロールが振動するように遊動する。
このような作用を簡単に敷衍説明すれば、打撃ロール223は、コンベヤーベルト3の底面にぶつかって一次打撃した後、反対方向に向かってから再びコンベヤーベルト3の底面に移動しようとする作用によって、一つの打撃ロール223で少なくとも2回にわたって連続的に上下方向に振動するようにコンベヤーベルト3を打撃する効果を得ることができる。
このように打撃ロール機構の1回の回転時に一度の打撃機会に打撃ロールとロール軸との遊隙によって緩衝された打撃と共に、多数回振動するような打撃になって、コンベヤーベルト3の上面に凝着した飲食物をより一層簡単に払い落とす効果を得ることができる。上述した打撃ロール223とロール軸224との遊隙が大きければ大きいほど、振動するように遊動する時間周期の間隔は大きくなり、遊隙が小さければ、前記時間周期の間隔は小さくなる。
これらの様々な条件をまとめて設計された打撃ロール機構は、打撃ロール223がロール軸224を中心に遠心力によって軸回転する中に、ロール軸224にガイドされて外方に偏って位置する打撃ロール223がコンベヤーベルト3の底面に接しながら緩衝打撃が行われた後、打撃ロール223の中心の遊隙によってロール軸224にガイドされて打撃作用力に対して反対方向である内側方向に移動してから、再び外方の打撃方向に移動する方式で作用して遊動する。この際、コンベヤーベルト3の底面を振動するように打撃する効果を得ることができる。
また、打撃ロール223の回転によるコンベヤーベルト3の底面への打撃の際に、前記打撃ロール223の一次打撃は、打撃ロール機構の回転半径が大きく回転速度が速い場合には、その打撃力はかなり大きくなるが、この際、打撃ロール223とロール軸224との遊隙Gにより緩衝する作用をして、コンベヤーベルト3に加わる衝撃を緩和させながら打撃することができる。これは、壊れやすい冷凍食品などの食品粒体自体の壊れを防止すると同時に、打撃によって凝縮しようとする食品粒体を効率よく別々に分離し、特に打撃により懸念される打撃ロール223及びコンベヤーベルト3の損傷を防止して製品耐久性の向上に寄与することができる。
本実施形態によれば、ロール軸224の上死点(図6の中間位置)は、コンベヤーベルトの底面と一致させるか或いはそれより低く(例えば、1〜5mm)設定することにより、ロール軸224が直接コンベヤーベルト3を打撃することを防止している。
一方、打撃ロール223の両側面には、図7に示すように、離隔台223bがリング状に突設されている。これは、打撃ロール223とアーム222との間、および隣接する打撃ロール223同士の間に摩擦力が低減するようにして回転抵抗を減少させるためである。
さらに、打撃ロール223はアーム222同士の間に2つの単位ロール223aが挟まれている。これらの単位ロール223aは独立しており、個別に挙動する。よって、コンベヤーベルト3への打撃が一層多彩に行われ得る。
以下、本発明の実施形態に係るコンベヤーベルト3を説明する。
本実施形態に係るコンベヤーベルト3は、図1の拡大図に示されているように、右ねじ方向に巻き取られている螺旋状に形成された第1コイル311と、第1コイル311と平行に配置されるが、それと重なり合うように(オーバーラップするように)配置されており、左ねじ方向に巻き取られている螺旋状に形成された第2コイル312と、第1コイル311と第2コイル312とが重なり合う部位に挿入される連結長ピン313とを含む(図3参照)。
すなわち、第1コイル311と第2コイル312とが連結長ピン313によって連続的に連結されて無限軌道を成しているのである。さらに、第1コイル311と第2コイル312は、真ん円状からなるコイルスプリングを上下に圧着することにより、縦断面が楕円形の形状を持つようにすることができる。
このような構成によれば、図8に示すように、第1コイル311と第2コイル312が平面視略櫛目状を形成するが、互いに反対方向に櫛目状を形成する。コンベヤーベルト3の駆動方向は矢印方向と同じである。したがって、その上に載せられる食品Fは、第1コイル311によれば左に移動しようとする力を受け、第2コイルによれば右に移動しようとする力を受ける。よって、食品Fが一方に偏らず、さらには左右方向に若干の振動と類似した力を受けながら移送される。
一方、コンベヤー1に沿って移送される食品Fが冷凍される過程で、最も適切な打撃時点があるが、通常の場合、食品Fの外表面が凍結し始める時点である。食品の特性に応じてその時点は異なる。したがって、本発明の実施形態によれば、中心軸21はコンベヤー1の移送ラインに沿って少しずつ設置位置を調整するように構成できる。
中心軸21は、調整手段30によってコンベヤー1の移送方向に沿って前後に移動可能に設置される。様々な方法があり得るが、まず、図1を参照して調整手段30の一例を説明する。
本発明の実施形態に係る調整手段30は、中心軸21が遊動可能に挿入され、ガイド板10に設けられるガイド長孔13と、ガイド板10の外側部にコンベヤー1の移送方向と同じ方向に固定設置されるレール34と、レール34に沿って起動可能にレール34に結合し、中心軸21を支持する移動台32とを含む。そして、移動台32を起動させるための移動台起動部をさらに含む。移動台起動部は公知のLMガイドユニットと同じ構成であり得る。移動台起動部は、レール34と平行に設置され、移動台32に螺合するねじ棒33と、ねじ棒33を回転させるための移送モーター31とを含むことができる。
このような構成によれば、ねじ棒33を回転させるにつれて、移動台32が矢印方向に沿って前後移動する。よって、中心軸21がガイド長孔13に沿って調整できる。このような構成は、中心軸21を常時起動させることに利用することもできる。すなわち、コンベヤー1の移送方向に沿ってまたはその反対方向に沿って中心軸21を前後に移動させながら打撃することにより、複数個の衝撃機構20が設置されたのと同様の効果を得ることもできる。
参考までに、コンベヤーベルト3上に載せられた食品Fがコンベヤーベルト3の両側部から落下することを防止するために、落下防止台12がガイド板10と平行にコンベヤーベルト3の両側上部に設置される。落下防止台12は取付ブラケット11を介してガイド板10と連結されている。取付ブラケット11は、「コ」字状に折り曲げられた板材からなっており、所定間隔で隔設される。
次に、図9を参照して調整手段の他の例を説明する。
本実施形態は、ガイド板10の上端に一定の間隔で設けられる装着溝14と、この装着溝14のいずれか一つに装着され、中心軸21が軸結合されている装着台23とを含む。装着台23には、ガイド板10が挿入できるガイド板溝24が設けられている。装着台23は、ボルト(図示せず)などによって複数の装着溝14のうちのいずれか一つに固定設置できる。本実施形態では、手動で中心軸21または衝撃機構20の設置位置を移すことができるようにするのである。中心軸21の位置を頻繁に移す必要がない場合には、経済的な方法になれる。
次に、図10を参照して本発明の他の実施形態を説明する。
本実施形態では、2つの衝撃機構20ないし中心軸21が所定の間隔をおいて固定設置されており、これらは一つの軸回転モーター35によって同時に回転するように設置される。すなわち、中心軸21の端部にはプーリー42、43が固定設置され、このプーリー42、43はベルト41で連結されている。軸回転モーター35は駆動プーリー43に連結されており、従動プーリー42は従属的に起動するようになっている。
衝撃機構20は、このようにコンベヤーベルト3の移送ラインに沿って複数個が設置できる。衝撃機構20は、冷凍室の前後に必要な箇所に付加的に設置されてもよい。好ましくは、冷凍室内で凝結する食品を打撃して食品粒体間の凝結付着を防止し且つコンベヤーベルト面への凝着を防止するために設けた本発明の一構成である衝撃機構を、食品が凝結してコンベヤーベルト面に食品がくっ付き始める時点の位置に衝撃機構を設置するか、或いは食品が50%以上凝結して食品の表面が硬くなりながらくっついた(凝着)時点の位置に衝撃機構を設置するとよいのである。
これに加えて、冷凍が終了した後、食品をコンベヤー1から持ち出す作業直前の位置にも配置して設置できる。
図示及び説明された構成は本発明の技術的思想に基づいた好適な実施形態に過ぎない。当業者は通常の技術常識に基づいて様々な変更実施を行うことができるが、それらも本発明の保護範囲に含まれ得ることを理解すべきである。
1 コンベヤー
3 ンベヤーベルト
10 ガイド板
12 落下防止台
13 ガイド長孔
14 装着溝
20 衝撃機構
21 中心軸
22 打撃ロール機構
23 装着台
30 調整手段
31 移送モーター
32 移動台
33 ねじ棒
34 レール
221 回転板
222 アーム
223 打撃ロール
311 第1コイル
312 第2コイル
313 連結長ピン
F 食品

Claims (8)

  1. 冷凍食品製造設備に設けられたコンベヤー装置であって、
    前記コンベヤーの移送方向に対して直角をなす方向に設置される中心軸と、
    前記中心軸を軸回転可能に支持する軸支持手段と、
    前記中心軸を軸回転させるための軸回転モーターと、
    前記中心軸上に半径方向に突出するように設けられて前記中心軸と一緒に回転し、前記コンベヤーのコンベヤーベルトの底面に衝撃を加える衝撃機構とを含んでなり、
    前記衝撃機構は、
    前記中心軸の長さ方向に沿って複数個が所定の間隔で設置される前記中心軸の回転に応じて回転する回転板と、
    前記回転板から放射状に突出するように設けられるアームと、
    前記アーム同士を互いに連結するロール軸と、
    前記アームの先端に回転可能に設置されるように前記ロール軸に嵌められ、前記コンベヤーベルトの底面に転がり接触する打撃ロールとを含むことを特徴とする、冷凍食品用コンベヤー装置。
  2. 前記打撃ロールの内径は、5〜30mmの遊隙(G)を有するように前記ロール軸の直径よりも大きくなっていることを特徴とする、請求項1に記載の冷凍食品用コンベヤー装置。
  3. 前記アームは、前記中心軸の長さ方向に沿って位相を異ならせて固定設置されることを特徴とする、請求項1に記載の冷凍食品用コンベヤー装置。
  4. 前記回転機構は、調整手段により前記コンベヤーの移送方向に沿って前後移動可能に設置され、
    前記調整手段は、
    前記中心軸が遊動可能に挿入され、コンベヤーの左右両側に設置されるガイド板に設けられるガイド長孔と、
    前記ガイド板の外側部に前記コンベヤーの移送方向と同じ方向に固定設置されるレールと、
    前記レールに沿って起動可能に前記レールに結合し、前記軸を支持する移動台と、
    前記移動台を起動させるための移動台起動部とを含むことを特徴とする、請求項1に記載の冷凍食品用コンベヤー装置。
  5. 前記移動台起動部は、
    前記レールと平行に設置され、前記移動台に螺合するねじ棒と、
    前記ねじ棒を回転させるための移送モーターとを含むことを特徴とする、請求項4に記載の冷凍食品用コンベヤー装置。
  6. 前記回転板は、平行に離隔した2つの単位回転板が一対をなすように設置されており、
    前記打撃ロールは、前記単位回転板同士を連結するパイプ状になっていることを特徴とする、請求項2に記載の冷凍食品用コンベヤー装置。
  7. 前記打撃ロールのみが前記コンベヤーベルトを打撃することができるよう、前記ロール軸の上死点は前記コンベヤーベルトの底面よりも下方に位置するようにすることを特徴とする、請求項1に記載の冷凍食品用コンベヤー装置。
  8. 前記コンベヤーベルトは、
    右ねじ方向に巻き取られている螺旋状に形成された第1コイルと、
    前記第1コイルと平行に配置されるが、それと重なり合うように配置されており、左ねじ方向に巻き取られている螺旋状に形成された第2コイルと、
    前記第1コイルと第2コイルとが重なり合う部位に挿入される連結長ピンとが連続的に連結されて無限軌道をなすように構成されることを特徴とする、請求項1に記載の冷凍食品用コンベヤー装置。
JP2017028281A 2016-02-26 2017-02-17 冷凍食品用コンベヤー装置 Active JP6352462B2 (ja)

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