JP2017149328A - Movable front spoiler device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、可動式フロントスポイラ装置に関する。 The present invention relates to a movable front spoiler device.
従来、車体の下部から下方へと展開された展開位置と、その展開位置よりも車両走行時の空気抵抗が小さい格納位置との間で動作可能な可動式フロントスポイラ装置が提案されている。例えば、特許文献1の可動式フロントスポイラ装置は、フロントスポイラ本体がエアシリンダに連結されている。そして、エアシリンダの駆動に基づき、フロントスポイラ本体が車体の下部から下方に突出した展開位置と車体に格納された格納位置との間を動作する。 2. Description of the Related Art Conventionally, there has been proposed a movable front spoiler device that can operate between a deployed position that is deployed downward from the lower part of the vehicle body and a retracted position that has a lower air resistance when the vehicle travels than the deployed position. For example, in the movable front spoiler device of Patent Document 1, the front spoiler body is connected to an air cylinder. Then, based on the driving of the air cylinder, the front spoiler body operates between a deployed position where the front spoiler body projects downward from the lower part of the vehicle body and a storage position stored in the vehicle body.
可動式フロントスポイラ装置において、フロントスポイラ本体の可動態様や、格納位置におけるフロントスポイラ本体の姿勢によっては、車両の下部の一部が格納位置におけるフロントスポイラ本体に覆われてしまうことがある。仮に、車両の下部に配置されている牽引フックやジャッキアップポイント等が、格納位置におけるフロントスポイラ本体に覆われてしまうと、これら牽引フックやジャッキアップポイントを使用することは不可能になる。 In the movable front spoiler device, a part of the lower part of the vehicle may be covered with the front spoiler body at the storage position depending on the movable aspect of the front spoiler body and the posture of the front spoiler body at the storage position. If a tow hook or a jack-up point disposed at the lower part of the vehicle is covered with the front spoiler body at the retracted position, it becomes impossible to use the tow hook or the jack-up point.
上記課題を解決するため、本発明は、車両の下部に対して回動可能に取り付けられる板状のフロントスポイラ本体と、前記フロントスポイラ本体を、車両の下部から下方に突出する展開位置及び前記展開位置よりも車両の下部に沿う格納位置の間で回動駆動させる駆動機構とを備えた可動式フロントスポイラ装置であって、前記フロントスポイラ本体は、当該フロントスポイラ本体を厚み方向に貫通する開口部を有し、前記フロントスポイラ本体には、前記開口部を閉塞する閉位置と前記開口部を開放する開位置との間で回動可能な蓋部が取り付けられており、前記蓋部は、前記フロントスポイラ本体が前記展開位置から前記格納位置へと回動する過程で車両の下部に設けられる干渉物と当接することにより、開位置へと回動することを特徴とする。 In order to solve the above-mentioned problems, the present invention provides a plate-shaped front spoiler body that is rotatably attached to a lower portion of a vehicle, a deployment position that projects the front spoiler body downward from the lower portion of the vehicle, and the deployment position. And a movable front spoiler device that is driven to rotate between storage positions along the lower part of the vehicle, wherein the front spoiler body has an opening that penetrates the front spoiler body in the thickness direction, The front spoiler body is attached with a lid that can be rotated between a closed position that closes the opening and an open position that opens the opening, and the front spoiler body is in the deployed position. In the process of rotating from the storage position to the retracted position, it contacts the interference provided at the lower part of the vehicle and rotates to the open position. To.
上記の構成によれば、フロントスポイラ本体が格納位置に位置していて車両の下部の相応の部分がフロントスポイラ本体に覆われていても、干渉物が蓋部に当接することにより蓋部が開位置へと回動する。したがって、干渉物がフロントスポイラの開口部を介して外部に露出するようになる。これにより、干渉物が格納位置におけるフロントスポイラ本体に覆われてしまい、使用不可能になることは抑制できる。具体的には、例えば、車両の下部に配置されている牽引フックが干渉物として蓋部に当接すれば、フロントスポイラ本体が格納位置にあっても、牽引フックがフロントスポイラ本体の開口部を介して外部に露出する。その結果、フロントスポイラ本体に牽引フックが覆われて使用不可能となることはない。 According to the above configuration, even when the front spoiler body is located in the retracted position and the corresponding portion of the lower part of the vehicle is covered with the front spoiler body, the lid portion is moved to the open position by the contact with the lid portion. And turn. Accordingly, the interference object is exposed to the outside through the opening of the front spoiler. Thereby, it can suppress that an interference | interfering object is covered by the front spoiler main body in a storing position, and becomes unusable. Specifically, for example, if the tow hook arranged at the lower part of the vehicle comes into contact with the lid as an interference, even if the front spoiler body is in the retracted position, the tow hook is connected to the outside through the opening of the front spoiler body. Exposed to. As a result, the front spoiler body does not become unusable because the tow hook is covered.
可動式フロントスポイラ装置の一実施形態を図1〜図6にしたがって説明する。
先ず、可動式フロントスポイラ装置の概略構成を図1及び図2にしたがって説明する。
図1及び図2に示すように、車両Cの前部におけるバンパカバーBの下部には、下方側に向かって突出する一対の支持部材11が設けられている。可動式フロントスポイラ装置における一対の支持部材11は、車両Cの車幅方向において所定の間隔を空けて設けられている。一対の支持部材11には、四角板状のフロントスポイラ本体10が取り付けられている。フロントスポイラ本体10の長手方向の寸法は、一対の支持部材11の間隔と略等しくなっており、フロントスポイラ本体10の長手方向両端部が一対の支持部材11に支持されている。また、フロントスポイラ本体10の短手方向の寸法は、車両CのバンパカバーBから地面までの距離よりも短くなっている。
An embodiment of a movable front spoiler device will be described with reference to FIGS.
First, a schematic configuration of the movable front spoiler device will be described with reference to FIGS. 1 and 2.
As shown in FIGS. 1 and 2, a pair of
フロントスポイラ本体10は、一対の支持部材11に回動可能に支持されている。すなわち、フロントスポイラ本体10は、一対の支持部材11に支持されている基端側の部分を中心軸として回動することで、車両Cの下部(バンパカバーBの下部)に対して回動可能になっている。そして、図1に示すように、フロントスポイラ本体10は、展開位置においてはバンパカバーBの下部から下方に向かって、バンパカバーBの下部に対して略直角に突出するように配置される。また、図2に示すように、フロントスポイラ本体10は、格納位置においては、展開位置よりもバンパカバーBの下部に沿うように配置される。したがって、フロントスポイラ本体10は、展開位置では車両前方からの空気圧を受けてスポイラとしての機能を発揮し、格納位置では車両前方からの空気圧を受けにくくなっている。
The
次に、フロントスポイラ本体10を回動駆動させるための駆動機構20について説明する。なお、図3及び図4では、車両CにおけるバンパカバーBの下部を二点鎖線で図示しているとともに、フロントスポイラ本体10や駆動機構20の寸法関係を概略的に図示している。また、図3及び図4において左側が車両Cの前方側で右側が車両Cの後方側である。
Next, the
図3及び図4に示すように、可動式フロントスポイラ装置の駆動機構20は、フロントスポイラ本体10よりも車両Cの後方側においてバンパカバーB(車両C)の内部に搭載された駆動部21を備えている。駆動部21は、駆動源として例えば電動モータを含んで構成されている。駆動部21には、車両Cの後方側に向かって延びる第1ロッド22が連結されている。第1ロッド22は、駆動部21が駆動することにより車両Cの上下方向に移動する。第1ロッド22の先端部(車両Cの後方側の端部)には、全体として車両Cの上下方向に延びる棒状の第2ロッド23が連結されている。第2ロッド23の上端部は、第1ロッド22の先端部に対して回動可能に連結されている。第2ロッド23の下端部には、L字状のリンク部材24が連結されている。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
リンク部材24は、バンパカバーBの下部に取り付けられた支持部25に連結されている。リンク部材24は、L字の屈曲部分(角部分)を中心軸として回動可能に支持部25に連結されている。リンク部材24の一端部は、第2ロッド23の下端部に回動可能に連結されている。リンク部材24の他端部には、全体として車両Cの前後方向に延びる棒状の第3ロッド26が連結されている。第3ロッド26の後端部は、リンク部材24の他端部に対して回動可能に連結されている。第3ロッド26の前端部は、フロントスポイラ本体10に取り付けられた連結部27に連結されている。連結部27は、フロントスポイラ本体10において、展開位置である場合に車両Cの後方側を向く面(格納位置である場合にバンパカバーBの下部に対向する面)に設けられている。また、連結部27は、フロントスポイラ本体10において支持部材11に連結されている部分よりも先端側(図3では下側、図4では後方側)に設けられている。連結部27には、第3ロッド26の前端部が回動可能に連結されている。
The
図3に示すように、フロントスポイラ本体10が展開位置にある状態から、駆動部21が駆動して、図4に示すように第1ロッド22が上方へと移動すると、それに伴って第2ロッド23が上方へと移動する。すると、第2ロッド23の下端が連結されているL字状のリンク部材24が、屈曲部分を中心として回動する(図3及び図4では反時計回りに回動する)。L字状のリンク部材24が回動すると、リンク部材24に連結されている第3ロッド26が車両Cの後方側へと引っ張られて、第3ロッド26が車両Cの後方側へと移動する。そして、第3ロッド26に連結されているフロントスポイラ本体10も車両Cの後方側へと引っ張られて、支持部材11に連結されている部分を中心軸として回動する(図3及び図4では反時計回りに回動する)。その結果、フロントスポイラ本体10は、車両CにおけるバンパカバーBの下部に沿った格納位置へと回動させられる。なお、フロントスポイラ本体10が格納位置から展開位置へと回動する際には、上記動作と反対の動作が行われる。
As shown in FIG. 3, when the
次に、フロントスポイラ本体10の具体的な構成について説明する。
図1及び図5に示すように、フロントスポイラ本体10には、フロントスポイラ本体10を厚み方向に貫通する開口部12が設けられている。図1に示すように、開口部12の開口形状は、四角形状になっている。また、開口部12は、フロントスポイラ本体10の長手方向(車両Cの車幅方向)に2つ並設されている。なお、図2に示すように、各開口部12の位置は、車両CにおけるバンパカバーBの下部から突出する牽引フックFの位置に対応している。
Next, a specific configuration of the
As shown in FIGS. 1 and 5, the
図5及び図6に示すように、フロントスポイラ本体10には、開口部12を閉塞する閉位置と開口部12を開放する開位置との間で回動可能な蓋部13が取り付けられている。蓋部13の平面形状は、開口部12の開口形状と同様に四角形状になっている。また、蓋部13は、フロントスポイラ本体10と同一の厚みになっている。
As shown in FIGS. 5 and 6, the
蓋部13は、開口部12の開口縁のうち、フロントスポイラ本体10の先端側(図5では下方側、図6では後方側)の開口縁に、ばね付きヒンジ14を介して取り付けられている。これにより、蓋部13は、ばね付きヒンジ14を中心軸として回動可能になっている。また、蓋部13は、ばね付きヒンジ14により、開位置側から閉位置側(図5及び図6では時計回り方向)へ回動するように付勢されている。
The
フロントスポイラ本体10には、ばね付きヒンジ14の付勢力によって蓋部13が過度に回動することを規制するストッパ部15が設けられている。ストッパ部15は、フロントスポイラ本体10において、展開位置である場合に車両の後方側を向く面(格納位置である場合にバンパカバーBの下部に対向する面)に設けられている。ストッパ部15の一部は、開口部12の開口縁から開口中心側へと突出している。蓋部13が閉位置にある場合には、ストッパ部15において開口縁から開口中心側へと突出している部分が蓋部13に当接している。
The
次に、可動式フロントスポイラ装置の作用及び効果について説明する。
図1及び図5に示すように、フロントスポイラ本体10が展開位置にある場合には、蓋部13がばね付きヒンジ14の付勢力により開口部12を閉塞する閉位置に位置させられている。ここで、ばね付きヒンジ14の付勢力により、蓋部13には、閉位置を超えて車両Cの後方側へと回動しようとする力が作用している。また、フロントスポイラ本体10が展開位置にある状態で車両Cが走行している場合には、蓋部13には、車両Cの前方側から相応の空気圧が作用する。この点、上記実施形態の可動式フロントスポイラ装置においては、フロントスポイラ本体10にストッパ部15が設けられており、このストッパ部15により、蓋部13が閉位置を超えて車両Cの後方側に回動することが規制されている。そのため、フロントスポイラ本体10が展開位置にある場合には、蓋部13は、フロントスポイラ本体10の開口部12を閉塞する閉位置に維持される。その結果、フロントスポイラ本体10と蓋部13とが一体的にスポイラとしての機能を発揮する。
Next, operations and effects of the movable front spoiler device will be described.
As shown in FIGS. 1 and 5, when the
一方、図2及び図6に示すように、フロントスポイラ本体10が展開位置から格納位置へ向かって回動していくと、車両CにおけるバンパカバーBの下部に設けられている牽引フックFが干渉物として蓋部13に当接する。その状態からさらにフロントスポイラ本体10が格納位置へと回動すると、ばね付きヒンジ14の付勢力に抗して、蓋部13が牽引フックFに押し出されるようにして下側に回動する。そのため、フロントスポイラ本体10が格納位置にある場合には、蓋部13がフロントスポイラ本体10の開口部12を開放する開位置に位置している。そして、開放している開口部12から車両Cの牽引フックFの一部が外部に露出している。したがって、フロントスポイラ本体10が格納位置にあって、車両C(バンパカバーB)の下部の相応の領域が覆われていても、牽引フックFが覆われて使用不可能となることはない。
On the other hand, as shown in FIGS. 2 and 6, when the
なお、フロントスポイラ本体10が格納位置にある場合には、車両Cの走行速度は比較的に低速であることが想定され、車両Cの前方側からの空気圧はそれほど大きくない。したがって、車両Cの前方側からの空気圧が開位置にある蓋部13に作用しても、ばね付きヒンジ14の付勢力に抗して蓋部13が過度に開いてしまうことは抑制される。
When the
上記実施形態は、次のように変更することができる。
・フロントスポイラ本体10を回動駆動させるための駆動機構20の構成は問わない。例えば、駆動機構20における駆動部21が電動モータに代えてエアシリンダや油圧シリンダを駆動源として含んでいてもよい。また、第1ロッド22、第2ロッド23、リンク部材24、第3ロッド26等の構成は、フロントスポイラ本体10の構成やフロントスポイラ本体10を回動させようとする角度等に応じて適宜変更すればよい。つまり、フロントスポイラ本体10を展開位置と格納位置との間で回動駆動させることのできる機構であれば、どのようなものであっても駆動機構20として適用でき得る。
The above embodiment can be modified as follows.
-The structure of the
・支持部材11をバンパカバーBに設けるのに代えて他の部材に設けてもよい。例えば、支持部材11を車両Cのシャシーに設けてもよい。支持部材11が支持するフロントスポイラ本体10の重量を支えるに足る強度を有する部材であれば、支持部材11を設けることができ得る。なお、支持部材11をどのような部材に設けるかに応じて、支持部材11の形状や寸法等を適宜変更すればよい。
-It may replace with providing the
・フロントスポイラ本体10の形状は、上記実施形態で例示したものに限らない。例えば、部分的に湾曲した形状であってもよい。また、フロントスポイラ本体10に、開口部12以外の開口やスリット等が設けられていてもよい。全体として板状をなしているフロントスポイラ本体10であれば、上記実施形態の技術を適用することができる。
-The shape of the front spoiler
・展開位置におけるフロントスポイラ本体10のバンパカバーBの下部に対する角度は直角でなくてもよい。フロントスポイラ本体10にスポイラとして求められる機能等を考慮して、展開位置におけるフロントスポイラ本体10の角度を適宜設定すればよい。
-The angle with respect to the lower part of the bumper cover B of the front spoiler
・格納位置におけるフロントスポイラ本体10のバンパカバーBの下部に対する角度も、適宜変更できる。展開位置にある場合のフロントスポイラ本体10よりも、バンパカバーBの下部に沿う位置であって、車両Cの走行時に展開位置よりも車両Cの前方からの空気圧を受けにくい位置であれば、格納位置であると言える。
-The angle with respect to the lower part of the bumper cover B of the front spoiler
・フロントスポイラ本体10における開口部12の形状は、四角形状に限らない。例えば、円形状や楕円形状であってもよいし、四角形以外の多角形状であってもよい。開口部12を介して外部に露出させようとする干渉物(上記実施形態では牽引フックF)の大きさや形状等に応じて、開口部12の形状を適宜決定すればよい。なお、開口部12の形状を変更するのであれば、それに応じて蓋部13の形状も変更すればよい。
-The shape of the
・フロントスポイラ本体10におけるストッパ部15は、省略でき得る。一般に、ばね付きヒンジ14の回動範囲には限界がある。蓋部13が閉位置にある場合に、ばね付きヒンジ14が回動範囲の限界位置になるようにすれば、ストッパ部15を省略しても、蓋部13が閉位置を超えて回動することは抑制できる。
The
・フロントスポイラ本体10のストッパ部15に代えて、蓋部13にストッパ部を設けてもよい。例えば、フロントスポイラ本体10が展開位置であり、かつ蓋部13が閉位置である場合に、蓋部13において車両Cの前方側を向く面に、蓋部13の外縁から外側に向けて突出するストッパ部を設けてもよい。この場合、蓋部13が閉位置にある場合には、蓋部13に設けられたストッパ部がフロントスポイラ本体10における開口部12の開口縁の周縁部に当接する。そして、この当接関係により、蓋部13が閉位置を超えて過度に回動してしまうことが抑制される。
In place of the
・ばね付きヒンジ14の取り付け位置は、開口部12の開口縁のうち、フロントスポイラ本体10の先端側の開口縁に限らず、開口縁のどの部分であってもよい。
・蓋部13は、開位置から閉位置へと回動するように付勢されていなくてもよい。上述したとおり、フロントスポイラ本体10が展開位置にある状態で車両Cが走行している場合には、前方側からの空気圧が作用して、蓋部13を開位置から閉位置へと回動させようとする力が作用する。したがって、少なくとも車両Cが相応の速度で走行していれば、フロントスポイラ本体10が展開位置にあるときに蓋部13が閉位置に維持される。
The attachment position of the spring-equipped
-
・蓋部13を回動可能にする構成は、ばね付きヒンジ14に限らない。例えば、四角形状の蓋部13の一辺がフロントスポイラ本体10と一体的に形成されており、その蓋部13の一辺(蓋部13とフロントスポイラ本体10との境界線)において、蓋部13が回動可能になっていてもよい。すなわち、蓋部13がフロントスポイラ本体10に対して、所謂「リビングヒンジ」により回動可能になっていてもよい。なお、リビングヒンジによって蓋部13を回動可能にする場合には、そのリビングヒンジ部分の厚みを他の箇所の厚みよりも小さくして強度を低下させることにより、リビングヒンジ部分を屈曲しやすくしておくことが好ましい。
-The structure which enables the
・蓋部13をリビングヒンジにより回動可能に構成する場合、例えば蓋部13及びフロントスポイラ本体10に板ばね等を取り付けて、蓋部13が開位置から閉位置へと回動するように付勢することが好ましい。この場合、上記実施形態と同様の作用、効果を奏することができる。
When the
・蓋部13に干渉物として当接する部材は、車両Cの牽引フックFに限らない。車両C(バンパカバーB)の下部から突出する部材であって、フロントスポイラ本体10が格納位置にある場合であっても使用する可能性のある部材であれば、フロントスポイラ本体10の開口部12を介して外部に露出させておくことで、フロントスポイラ本体10が格納位置にあっても使用することができる。このような部材としては、牽引フックF以外に例えばジャッキアップポイント等が挙げられる。
The member that comes into contact with the
C…車両、B…バンパカバー、F…牽引フック、10…フロントスポイラ本体、11…支持部材、12…開口部、13…蓋部、14…ばね付きヒンジ、20…駆動機構。 C ... Vehicle, B ... Bumper cover, F ... Traction hook, 10 ... Front spoiler body, 11 ... Support member, 12 ... Opening part, 13 ... Cover part, 14 ... Hinge with spring, 20 ... Drive mechanism.
Claims (1)
前記フロントスポイラ本体を、車両の下部から下方に突出する展開位置及び前記展開位置よりも車両の下部に沿う格納位置の間で回動駆動させる駆動機構と
を備えた可動式フロントスポイラ装置であって、
前記フロントスポイラ本体は、当該フロントスポイラ本体を厚み方向に貫通する開口部を有し、
前記フロントスポイラ本体には、前記開口部を閉塞する閉位置と前記開口部を開放する開位置との間で回動可能な蓋部が取り付けられており、
前記蓋部は、前記フロントスポイラ本体が前記展開位置から前記格納位置へと回動する過程で車両の下部に設けられる干渉物と当接することにより、開位置へと回動する
ことを特徴とする可動式フロントスポイラ装置。 A plate-like front spoiler body that is rotatably attached to the lower part of the vehicle;
A movable front spoiler device comprising: a driving mechanism for driving the front spoiler body to rotate between a deployed position protruding downward from a lower part of the vehicle and a retracted position along the lower part of the vehicle from the deployed position;
The front spoiler body has an opening that penetrates the front spoiler body in the thickness direction,
The front spoiler body is attached with a lid that is rotatable between a closed position that closes the opening and an open position that opens the opening,
The lid is pivotable to an open position by abutting against an interference provided at a lower part of a vehicle in a process in which the front spoiler body is pivoted from the deployed position to the retracted position. Front spoiler device.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016034719A JP2017149328A (en) | 2016-02-25 | 2016-02-25 | Movable front spoiler device |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112839860A (en) * | 2018-10-18 | 2021-05-25 | 兰博基尼汽车股份有限公司 | Adjusting device for controlling pneumatic loads on a motor vehicle |
-
2016
- 2016-02-25 JP JP2016034719A patent/JP2017149328A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112839860A (en) * | 2018-10-18 | 2021-05-25 | 兰博基尼汽车股份有限公司 | Adjusting device for controlling pneumatic loads on a motor vehicle |
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