JP2017146836A - 半導体装置および通信システム - Google Patents

半導体装置および通信システム Download PDF

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Akira Tanabe
昭 田邊
和也 上嶋
Kazuya Uejima
和也 上嶋
将治 松平
Masaharu Matsudaira
将治 松平
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Abstract

【課題】簡易な構成でデータを外部に送信することが可能な半導体装置および通信システムを提供する。【解決手段】マイコンおよび周辺回路を含む電子回路と接続される半導体装置であって、マイコンと周辺回路との間のインターフェース部分と接続され、互いのデータ授受を監視し、データ収集するコントローラと、コントローラで収集したデータを蓄積するメモリと、メモリに蓄積されたデータを外部ホストに対して送信する通信回路とを備える。【選択図】図1

Description

本開示は、通信回路を備えた半導体装置に関する。
近年、携帯型パーソナルコンピュータ、デジタルスチールカメラ、PDA等の携帯情報機器の普及に伴い、小型の記憶装置である、不揮発性メモリを搭載したメモリカードが注目されている。
この点で、通信によりメモリカードに格納されたデータを外部装置(外部ホスト)に送信する方式が示されている(特許文献1および2)。
特開2004−192452号公報 国際公開第2008/13230号公報
一方で、当該メモリカードに格納されたデータを外部装置に送信する際、メモリカードを制御するマイコンが当該メモリカードを制御して、外部装置(外部ホスト)にデータを送信する方式が開示されている。
したがって、マイコン側において、メモリカードへの書き込みに加えて、外部装置にデータを送信するための無線制御のプログラムを新たに作成する必要等があり、マイコン側のシステムを変更することが必要であった。
本開示は、上記の課題を解決するためのものであって、簡易な構成でデータを外部に送信することが可能な半導体装置および通信システムを提供することを目的とする。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
一実施例によれば、マイコンおよび周辺回路を含む電子回路と接続される半導体装置であって、マイコンと周辺回路との間のインターフェース部分と接続され、互いのデータ授受を監視し、データ収集するコントローラと、コントローラで収集したデータを蓄積するメモリと、メモリに蓄積されたデータを外部ホストに対して送信する通信回路とを備える。
一実施例によれば、マイコンと周辺回路とのインターフェース部分にコントローラを接続し、データ収集する。収集したデータを通信回路により外部ホストに対して送信する。
通信機能を有さない装置のデータをマイコンの回路や機能を変更することなく簡易な構成で外部装置に対して転送することが可能である。
実施形態1に基づく通信制御システム1の構成について説明する図である。 実施形態1の変形例に基づく通信制御システム1の構成について説明する図である。 実施形態1の変形例に基づく不揮発メモリの構成を説明する図である。 実施形態1の変形例に基づく通信装置100の動作について説明するフロー図である。 実施形態1の変形例2に基づく通信装置100の動作について説明するフロー図である。 実施形態1の変形例3に基づく通信制御システム2の構成について説明する図である。 実施形態1の変形例4に基づく通信制御システム3の構成について説明する図である。 実施形態2に基づく通信制御システム4の構成について説明する図である。 実施形態3に基づく通信制御システム5の構成について説明する図である。 実施形態4に基づく通信制御システム6の構成について説明する図である。 実施形態5に基づく通信制御システム7の構成について説明する図である。
実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付し、その説明は繰り返さない。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に基づく通信制御システム1の構成について説明する図である。
図1を参照して、通信制御システム1は、電子回路10と、半導体装置である通信装置100と、外部ホスト200とを備える。
電子回路10は、マイコン14と周辺回路とを含む。本例においては、マイコン14と接続される複数の周辺回路の一例としてセンサ12と、マイコン14と、モータ16と、ディスプレイ18と、不揮発メモリ20とが設けられる。
マイコン14は、周辺回路とインターフェース部分で接続している。ここでのインターフェースは一般的なマイコン14が有する例えばUART、SPI、IIC等のインターフェース規格を利用することが可能である。
また、不揮発メモリ20は、例えばフラッシュメモリ、EEPROM、ReRAM、MRAM、FRAM(登録商標)等を利用することが可能である。
通信装置100は、マイコン14と各周辺回路との間のインタフェース部分と接続され、各周辺回路に送信されるデータあるいは、各周辺回路からマイコン14に送信されるデータを監視して、データ収集する。
通信装置100は、コントローラ102と、不揮発メモリ104と、無線回路106とを含む。
コントローラ102は、マイコン14と各周辺回路との間のインタフェース部分と接続される。コントローラ102は、各周辺回路に送信されるデータあるいは、各周辺回路からマイコン14に送信されるデータを監視して、データ収集し、収集したデータを不揮発メモリ104に格納する。
不揮発メモリ104は、例えばフラッシュメモリ、EEPROM、ReRAM、MRAM、FRAM(登録商標)等を利用することが可能である。
無線回路は、外部ホスト200と通信可能に設けられる。例えばBluetooth(登録商標)、Zigbee(登録商標)、無線LAN、WiSUNなどの近距離無線通信規格を利用することが可能である。
コントローラ102は、マイコン14からディスプレイ18や不揮発メモリ20等の周辺回路に送信されるデータやセンサ12からマイコン14に送信されるデータを監視して、収集する。
コントローラ102は、収集したデータを不揮発メモリ104に保存する。
また、コントローラ102は、不揮発メモリ104に保存したデータを無線回路106を介して、外部ホスト200にデータ転送(送信)する。
外部ホスト200は、データ転送(送信)されたデータをメインメモリ202に格納する。
通信装置100から外部ホスト200へのデータの転送動作は、電子回路10のマイコン14とは独立しており、マイコン14の命令を必要とすることなく、通信装置100自身の決める所定のタイミングまたは外部ホスト200の指示に従って実行する。
また、コントローラ102は、マイコン14と周辺回路とのデータの授受をインターフェース部分を介して監視する構成であり、電子回路10は、通信装置100に意図的にデータを転送をしたりせず、また、無線によるデータ転送の指示も行わない。
したがって、通信装置100をマイコン14と周辺回路とのインターフェース部分に接続することにより、通信機能を有さない電子回路10のデータに関して、マイコン14の回路や機能を変更することなく外部装置に対して当該データを転送することが可能である。外部ホスト200側において、通信装置100を介して転送された電子回路10のデータを解析したり分析したりすることが可能である。
(実施形態1の変形例)
図2は、実施形態1の変形例に基づく通信制御システム1の構成について説明する図である。
図2を参照して、通信制御システム1は、電子回路10と、半導体装置である通信装置100と、外部ホスト200とを備える。
本例においては、不揮発メモリ20とマイコン14とは、SPIもしくはIIC等のインターフェース規格で互いに接続されているものとする。また、本例においては、通信装置100のコントローラ102とマイコン14と間についてもマイコン14と不揮発メモリ20との間のインターフェース規格であるSPIまたはIICの信号線がそのまま接続される。
コントローラ102は、マイコン14から不揮発メモリ20に転送するデータを監視し、マイコン14から不揮発メモリ20に対して書き込みコマンドが発行されると、コマンドに続いて送られる書込データをコントローラ102は受信する。そして、コントローラ102は、不揮発メモリ104に格納する。無線回路106は、不揮発メモリ104に格納された書込データを外部ホスト200にデータ転送(送信)する。なお、不揮発メモリ104を省略するようにすることも可能である。
図3は、実施形態1の変形例に基づく不揮発メモリの構成を説明する図である。
図3を参照して、不揮発メモリ104は2種類のブロックに分けられている。
具体的には、不揮発メモリ104は、フラグテーブル108と、複数のメモリ領域109とを含む。
フラグテーブル108は、各メモリ領域109のデータが、コントローラ102を介するマイコン14からの書込データで更新され、外部ホスト200に転送する必要があるかどうかを判断するフラグを有する。
複数のメモリ領域109は、n個(0〜n−1)のメモリ領域で構成される。
各々がkバイトの容量を有する。したがって、不揮発メモリ104は、全体ではn×kバイトある。
この全容量は、不揮発メモリ20の容量以上が設けられている。そして、不揮発メモリ20と同じアドレスが割り振られている。メモリ領域109とフラグテーブル108とは外部ホスト200からの命令あるいはコントローラ102からの指示で、初期値の書き込み、またはメモリ全体の消去が行われる。
コントローラ102は、マイコン14から不揮発メモリ20への書き込みコマンドを受信すると、マイコン14が指示する不揮発メモリ20のアドレスと同じアドレスのメモリ領域109に書込データを書き込む。また、書き込まれたメモリ領域109のブロックがデータ転送待ちとなったことをフラグテーブル108に書き込む。
当該メモリ領域109のブロックの内容が外部ホスト200に転送されると、フラグはリセットされて初期化される。
したがって、通信装置100をマイコン14と不揮発メモリとのインターフェース部分に接続することにより、通信機能を有さない電子回路10の書込データに関して、マイコン14の回路や機能を変更することなく簡易な構成で外部装置に対して当該書込データを転送することが可能である。外部ホスト200側において、通信装置100を介して転送された電子回路10の書込データを解析したり分析したりすることが可能である。
図4は、実施形態1の変形例に基づく通信装置100の動作について説明するフロー図である。
図4を参照して、コントローラ102は、不揮発メモリ104を初期化する(ステップS2)。
次に、コントローラ102は、外部ホスト200からデータ転送コマンドを受信したか否かを判断する(ステップS4)。具体的には、コントローラ102は、無線回路106を介して外部ホスト200から不揮発メモリ104に格納されているデータを転送することを要求するデータ転送コマンドを受信したか否かを判断する。
ステップS4において、コントローラ102は、データ転送コマンドを受信したと判断した場合(ステップS4においてYES)には、データ送信する(ステップS14)。具体的には、コントローラ102は、無線回路106に不揮発メモリ104に格納されているデータを出力する。無線回路106は、外部ホスト200に当該データを送信する。
そして、コントローラ102は、無線回路106による外部ホスト200へのデータの送信が成功したかどうかを判断する(ステップS16)。
ステップS16において、コントローラ102は、無線回路106による外部ホスト200へのデータの送信が成功していないと判断した場合(ステップS16においてNO)には、再度ステップS14に戻り、データを送信する。そして、当該処理を繰り返す。なお、複数回リトライして、データ送信できなかった場合には、処理を終了するようにしても良い。
次に、ステップS16において、コントローラ102は、外部ホスト200へのデータの送信が成功したと判断した場合(ステップS16においてYES)には、ステップS4に戻る。以降は上記と同様の処理を繰り返す。
コントローラ102は、外部ホスト200へのデータの送信が成功したと判断した場合には、フラグテーブル108の送信したメモリ領域109に対応するフラグをリセットする。
一方、ステップS4において、コントローラ102は、外部ホスト200からデータ転送コマンドを受信していないと判断した場合(ステップS4においてNO)には、一定時間が経過したかどうかを判断する(ステップS6)。
ステップS6において、コントローラ102は、一定時間が経過したと判断した場合(ステップS6においてYES)には、データ送信する(ステップS14)。具体的には、コントローラ102は、無線回路106に不揮発メモリ104に格納されているデータを出力する。無線回路106は、外部ホスト200に当該データを送信する。
一方、ステップS6において、コントローラ102は、一定時間が経過していないと判断した場合(ステップS6においてNO)には、マイコン14からのデータを受信したか否かを判断する(ステップS8)。
ステップS8において、コントローラ102は、マイコン14からのデータを受信したと判断した場合(ステップS8においてYES)には、不揮発メモリ104にデータを書き込む(ステップS10)。具体的には、コントローラ102は、不揮発メモリ104のアドレスが割り振られているメモリ領域109にデータを書き込む。また、フラグテーブル108のデータを書き込んだアドレスに対応するフラグをセットする。フラグをセットすることによりデータを転送する必要があると判断される。
次に、コントローラ102は、不揮発メモリ104に格納されているデータ量が規定データ量を超えたか否かを判断する(ステップS12)。
ステップS12において、コントローラ102は、不揮発メモリ104に格納されているデータ量が規定データ量を超えたと判断した場合(ステップS12においてYES)には、データを送信する(ステップS14)。具体的には、コントローラ102は、無線回路106に不揮発メモリ104に格納されているデータを出力する。無線回路106は、外部ホスト200に当該データを送信する。
ステップS12において、コントローラ102は、不揮発メモリ104に格納されているデータ量が規定データ量を超えていないと判断した場合(ステップS12においてNO)には、ステップS4に戻る。
本例においては、コントローラ102は、外部ホスト200からのデータ転送コマンドを受信した場合に不揮発メモリ104に格納されているデータを無線回路106を介して外部ホスト200に送信する。
また、コントローラ102は、一定時間が経過したする毎に不揮発メモリ104に格納されているデータを無線回路106を介して外部ホスト200に送信する。
また、コントローラ102は、不揮発メモリ104に格納されているデータ量が規定データ量が超えた場合に不揮発メモリ104に格納されているデータを無線回路106を介して外部ホスト200に送信する。
上記の方式について説明したが、これに限られずいずれか1つの条件に基づいて不揮発メモリ104に格納されているデータを外部ホスト200に送信するようにしても良い。
不揮発メモリ104のメモリ領域109に格納されているデータの転送方式は、特に限定されず任意の順番で実行することが可能である。たとえば、アドレスの番号が小さい側から順番に未送信のデータを転送するようにしても良いし、あるいは大きい側から順番に未送信のデータを転送するようにしても良い。また、メモリ領域109に格納された古いデータから順番に未送信のデータを転送するようにしても良い。
(実施形態1の変形例2)
上記の実施形態においては、通信装置100から外部ホスト200にデータを転送する構成について説明したが、変形例2においては、外部ホスト200に異常が発生した場合の処理について説明する。
ここでは、一例として、外部ホスト200から所定期間毎にデータ転送コマンドを通信装置100に送信する場合の構成について説明する。
図5は、実施形態1の変形例2に基づく通信装置100の動作について説明するフロー図である。
図5を参照して、コントローラ102は、不揮発メモリ104を初期化する(ステップS2)。
次に、コントローラ102は、外部ホスト200からデータ転送コマンドを受信したか否かを判断する(ステップS4)。具体的には、コントローラ102は、無線回路106を介して外部ホスト200から不揮発メモリ104に格納されているデータを転送することを要求するデータ転送コマンドを受信したか否かを判断する。
ステップS4において、コントローラ102は、データ転送コマンドを受信したと判断した場合(ステップS4においてYES)には、データ送信する(ステップS14)。具体的には、コントローラ102は、無線回路106に不揮発メモリ104に格納されているデータを出力する。無線回路106は、外部ホスト200に当該データを送信する。
そして、コントローラ102は、無線回路106による外部ホスト200へのデータの送信が成功したかどうかを判断する(ステップS16)。
ステップS16において、コントローラ102は、無線回路106による外部ホスト200へのデータの送信が成功していないと判断した場合(ステップS16においてNO)には、再度ステップS14に戻り、データを送信する。そして、当該処理を繰り返す。なお、複数回リトライして、データ送信できなかった場合には、処理を終了するようにしても良い。
次に、ステップS16において、コントローラ102は、外部ホスト200へのデータの送信が成功したと判断した場合(ステップS16においてYES)には、ステップS4に戻る。以降は上記と同様の処理を繰り返す。
コントローラ102は、外部ホスト200へのデータの送信が成功したと判断した場合には、フラグテーブル108の送信したメモリ領域109に対応するフラグをリセットする。
一方、ステップS4において、コントローラ102は、外部ホスト200からデータ転送コマンドを受信していないと判断した場合(ステップS4においてNO)には、所定期間経過したかどうかを判断する(ステップS20)。
ステップS20において、コントローラ102は、所定期間が経過したと判断した場合(ステップS20においてYES)には、異常と判定する(ステップS22)。具体的には、コントローラ102は、外部ホスト200に関して通信に関する異常が発生したと判断し、通信装置100から外部ホスト200へのデータ転送を終了する。
一方、ステップS20において、コントローラ102は、所定期間が経過していないと判断した場合(ステップS20においてNO)には、ステップS4に戻り、上記処理を繰り返す。
本例においては、外部ホスト200は、所定期間毎に通信装置100に対して、データ転送コマンドを送信する。したがって、所定期間毎に外部ホスト200からデータ転送コマンドを受信できなかった場合には、外部ホスト200の通信に関する異常が発生したと判断して、通信装置100からのデータ転送を終了する。
当該方式により、転送先である外部ホスト200に異常が生じている場合に送信エラーを繰り返す必要がなく、消費電力を低減することも可能である。
また、上記においては、通信装置100が外部ホスト200の通信に関する異常を判断する場合について説明したが、外部ホスト200が通信装置100の通信に関する異常を判断することも可能である。
具体的には、外部ホスト200は、所定期間毎にデータ転送コマンドを通信装置100に対して送信し、通信装置100から所定時間内にデータが送信されない場合には、通信装置100の異常と判断することも可能である。
(実施形態1の変形例3)
図6は、実施形態1の変形例3に基づく通信制御システム2の構成について説明する図である。
図6を参照して、通信制御システム2は、電子回路10と、半導体装置である通信装置100と、外部ホスト201と、無線デバイス210とを備える。
外部ホスト201は、メインメモリ202と、無線回路204とを含む。
無線デバイス210は、外部ホスト201と無線および有線の両方の通信方式で接続されている。無線デバイス210と外部ホスト201との間の無線通信方式は通信装置100と外部ホスト201との間の無線通信方式と同じである。
一定時間おきに外部ホスト201は、通信装置100にデータ送信コマンドを送る。そして規定時間内に、通信装置100からデータが送られない場合、もしくは、送られたデータが不正である場合は、通信装置100もしくはマイコン14が異常であると判定する。
ここで、データが送られない原因が通信装置100自身になく、外部ホスト201自身の異常や他の機器からの妨害波などの電波の状況による可能性がある。
そこで、外部ホスト201は、通信装置100とは別に有線接続された無線デバイス210をリファレンスとして持つ。そして、有線経由で無線デバイス210にコマンドを送って無線デバイス210と外部ホスト201間の無線通信を開始する。ここで正常に通信が行えれば外部ホスト201自身の無線接続機能や電波状況が正常であることを確認することが可能である。
したがって、通信装置100からデータが送られない場合であって、無線デバイス210からのデータが送信される場合には、通信装置100自身の異常であると判定することが可能である。
(実施形態1の変形例4)
図7は、実施形態1の変形例4に基づく通信制御システム3の構成について説明する図である。
図7を参照して、通信制御システム3は、電子回路11と、半導体装置である通信装置100#と、外部ホスト200とを備える。
電子回路11は、不揮発メモリ20を揮発メモリ21に置換した点が異なる。
また、通信装置100#は、不揮発メモリ104を揮発メモリ105に置換した点が異なる。その他の構成については同様である。
揮発メモリを不揮発メモリに置換することで、チップ面積縮小、消費電力低減と製造工程の簡略化が可能となる。
なお、マイコン14は、揮発メモリ21へのデータの書き込みが完了した時点で、システム全体をスリープモードとする可能性がある。
したがって、電子回路11と同じ電源ラインに通信装置100#が接続されていると、マイコン14がスリープモードに入った場合、同時に電源がオフとなる可能性がある。これにより、通信装置100#から外部ホスト200へのデータ転送が完了しない間に、スリープモードに入ると揮発メモリ105の内容が失われる可能性がある。したがって、電子回路11と、通信装置100#との電源を別にするようにしても良い。これにより、通信装置100#からのデータ転送を外部ホスト200に対して確実に実行することが可能である。
(実施形態2)
図8は、実施形態2に基づく通信制御システム4の構成について説明する図である。
図8を参照して、通信制御システム4は、電子回路10と、半導体装置である通信装置101と、外部ホスト200とを備える。
通信装置101は、コントローラ102と、不揮発メモリ104と、有線インターフェース107とを含む。通信装置101と比較して、無線回路106を有線インターフェース107に置換した点が異なる。有線インターフェース107は、有線で外部ホスト200と接続される。すなわち、上記の実施形態1においては、無線でデータ転送していた方式を有線でデータ転送する場合に置換した点が異なる。
ここで、有線インターフェース107は、例えばEthernet(登録商標)やCANなどの、バス型またはスター型で長距離伝送可能なネットワークが望ましいが、USBやSPI、IICも使用することが可能である。有線インターフェースにより、無線接続よりも確実で高速なデータ転送が可能である。
その他の点については、実施形態1で説明したのと同様であるのでその詳細な説明については繰り返さない。
したがって、通信装置101をマイコン14と不揮発メモリとのインターフェース部分に接続することにより、通信機能を有さない電子回路10の書込データに関して、マイコン14の回路や機能を変更することなく簡易な構成で外部装置に対して当該書込データを転送することが可能である。外部ホスト200側において、通信装置100を介して転送された電子回路10の書込データを解析したり分析したりすることが可能である。
(実施形態3)
図9は、実施形態3に基づく通信制御システム5の構成について説明する図である。
図9を参照して、通信制御システム5は、電子回路10と、半導体装置である通信装置110と、外部ホスト200とを備える。
通信装置110は、コントローラ102と、時計111と、不揮発メモリ112と、不揮発FIFOバッファ114と、無線回路116とを含む。
本例においては、不揮発メモリ20とマイコン14とは、SPIもしくはIIC等のインターフェース規格で互いに接続されているものとする。また、本例においては、通信装置100のコントローラ102とマイコン14と間についてもマイコン14と不揮発メモリ20との間のインターフェース規格であるSPIまたはIICの信号線がそのまま接続される。
コントローラ102は、マイコン14から不揮発メモリ20に転送するデータを監視し、マイコン14から不揮発メモリ20に対して書き込みコマンドが発行されると、コマンドに続いて送られる書込データをコントローラ102は受信する。そして、コントローラ102は、不揮発メモリ112に格納する。
また、不揮発FIFOバッファ114は、不揮発メモリ112に格納したデータを同様に格納する。
無線回路116は、不揮発メモリ112に格納されている未転送の書込データのうち不揮発FIFOバッファ114に先に書き込まれたものから順に外部ホスト200にデータ転送(送信)する。
不揮発FIFOバッファ114を設けて、古い書込データから順番にデータ転送(送信)することが可能である。
マイコン14が不揮発メモリ20へのデータ書き込みを行う場合、同一のアドレスに対して連続して書き込み行う可能性がある。仮に外部ホスト200へのデータ転送の前に、不揮発メモリ112へのデータの上書きが行われても、上書き前のデータも不揮発FIFOバッファ114に残っており、外部ホスト200へ転送することが可能である。実施形態3においてはデータ書き込みの全履歴を転送できるので、データ書き込みのログを取得したい場合に有効である。
(実施形態4)
図10は、実施形態4に基づく通信制御システム6の構成について説明する図である。
図10を参照して、通信制御システム6は、通信装置120と、外部ホスト200とを備える。
通信装置120は、通信装置100と比較して、データを暗号化する暗号回路122と、チップID保存部124とをさらに含む点が異なる。
暗号回路122は、公開鍵を有しており、公開鍵を用いてデータを暗号化する。公知の公開鍵暗号を利用するようにしても良い。
チップID保存部124は、チップIDを有する。当該チップIDは、無線回路106からデータ転送(送信)する際にチップIDを関連付けて送信することにより、外部ホスト200は、チップIDを特定することにより、複数台の通信装置120が設けられている場合に、どの通信装置120からのデータであるかを識別することが可能である。
当該チップIDは、チップ製造時に書き込むことが可能である。また、チップ製造時にはチップIDを書き込まず、外部ホスト200が当該チップと最初に通信する際に当該チップにチップIDを割り当て、そのチップIDを当該チップが受信して書き込むようにしても良い。
外部ホスト200は、データを保存するメインメモリ202と、復号回路205とを含む。
復号回路205は、通信装置120から送信された暗号化されたデータを復号処理する。具体的には、公開鍵と対になる秘密鍵を用いてデータを復号処理する。メインメモリ202は、復号処理されたデータを格納する。なお、メインメモリ202は、暗号化されたデータをそのまま格納して、利用する際に復号回路205で復号処理して利用するようにしても良い。
当該構成により、データを暗号化して転送することによりセキュリティを強化することが可能である。なお、上記においては、秘密鍵、公開鍵について、対称鍵あるいは、異なる鍵を持つ非対称鍵を使用することが可能である。
(実施形態5)
図11は、実施形態5に基づく通信制御システム7の構成について説明する図である。
図11を参照して、通信制御システム7は、電子回路10と、半導体装置である通信装置130と、外部ホスト200とを備える。
通信装置130は、通信装置100と比較して、GPS受信機132をさらに含む点が異なる。
GPS受信機132は、GPS衛星からの電波を受信し、位置情報を取得する。
コントローラ102は、GPS受信機132で取得した位置情報の入力を受ける。
コントローラ102は、取得した位置情報と関連付けて不揮発メモリ104に格納されたデータを外部ホスト200に送信(転送)する。
位置情報をデータと関連付けて外部ホスト200に送信することにより、データの利用形態が拡大し、利便性を向上させることが可能である。また、移動体に対して電子回路10を装着した場合にも、位置情報に応じたデータを取得することも可能である。
以上、本開示を実施形態に基づき具体的に説明したが、本開示は、実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
1,2,3,4,5,6,7 通信制御システム、10,11 電子回路、12 センサ、14 マイコン、16 モータ、18 ディスプレイ、20,104,112 不揮発メモリ、21,105 揮発メモリ、100,101,110,120,130 通信装置、102 コントローラ、106,116,204 無線回路、107 有線インターフェース、108 フラグテーブル、109 メモリ領域、111 時計、114 不揮発FIFOバッファ、122 暗号回路、124 チップID保存部、132 GPS受信機、200,201 外部ホスト、202 メインメモリ、205 復号回路、210 無線デバイス。

Claims (11)

  1. マイコンおよび周辺回路を含む電子回路と接続される半導体装置であって、
    前記マイコンと前記周辺回路との間のインターフェース部分と接続され、互いのデータ授受を監視し、データ収集するコントローラと、
    前記コントローラで収集したデータを蓄積するメモリと、
    前記メモリに蓄積されたデータを外部ホストに対して送信する通信回路とを備える、半導体装置。
  2. 前記通信回路は、無線あるいは有線によりデータを前記外部ホストに対して送信する、請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記通信回路は、前記外部ホストからの指令に従って前記メモリに蓄積されたデータを前記外部ホストに対して送信する、請求項1記載の半導体装置。
  4. 前記通信回路は、所定周期毎に前記メモリに蓄積されたデータを外部ホストに対して送信する、請求項1記載の半導体装置。
  5. 前記通信回路は、前記メモリに蓄積されたデータが所定量以上である場合に前記メモリに蓄積されたデータを外部ホストに対して送信する、請求項1記載の半導体装置。
  6. 前記周辺回路は、不揮発性メモリを含み、
    前記コントローラは、前記マイコンから前記不揮発性メモリへの書込データを監視して収集し、
    前記コントローラは、前記書込データを前記メモリに蓄積し、
    前記通信回路は、前記メモリに蓄積された前記書込データを前記外部ホストに対して送信する、請求項1記載の半導体装置。
  7. 前記コントローラで収集した時刻と、前記メモリに記録されたアドレスとを関連付けて履歴情報として格納するバッファとをさらに備え、
    前記通信回路は、前記バッファに格納された履歴情報に基づいて前記メモリに蓄積されているデータを前記外部ホストに対して送信する、請求項1記載の半導体装置。
  8. データを暗号化する暗号回路をさらに備え、
    前記通信回路は、前記暗号回路により暗号化された前記データを前記外部ホストに対して送信する、請求項1記載の半導体装置。
  9. 位置情報を検出する位置情報検出回路をさらに備え、
    前記通信回路は、前記位置情報と前記データとを前記外部ホストに対して送信する、請求項1記載の半導体装置。
  10. マイコンおよび周辺回路を含む電子回路と接続される半導体装置と、
    外部ホストとを備える、通信システムであって、
    前記半導体装置は、
    前記マイコンと前記周辺回路との間のインターフェース部分と接続され、互いのデータ授受を監視し、データ収集するコントローラと、
    前記コントローラで収集したデータを蓄積するメモリと、
    前記メモリに蓄積されたデータを前記外部ホストに対して送信する通信回路とを含む、通信システム。
  11. 前記外部ホストは、所定期間毎に前記半導体装置に対して前記メモリに蓄積されたデータを送信するように指示する要求信号を出力し、所定時間内にデータが送信されない場合には、前記外部メモリの異常と判断する、請求項10記載の通信システム。
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