JP2017146827A - 携帯装置、画像処理装置、画像処理システム、携帯端末処理プログラム及び画像処理プログラム - Google Patents

携帯装置、画像処理装置、画像処理システム、携帯端末処理プログラム及び画像処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像処理装置が出力した印刷物を取り忘れている旨のメッセージを、携帯装置に出力することを可能とする携帯装置を提供する。【解決手段】携帯装置の通信手段は、画像処理装置と無線通信を行い、第1の受信手段は、印刷中であることを示す情報を前記画像処理装置から受信し、第2の受信手段は、印刷が完了したことを示す情報を前記画像処理装置から受信し、出力手段は、前記画像処理装置から印刷中であることを示す情報を受信した後であって、該画像処理装置から印刷が完了したことを示す情報を受信する前である場合に、該画像処理装置との無線通信における接続状況又は該画像処理装置との距離が予め定められた条件を満たした場合、該画像処理装置が出力した印刷物を取り忘れている旨のメッセージを出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、携帯装置、画像処理装置、画像処理システム、携帯端末処理プログラム及び画像処理プログラムに関する。
特許文献1には、プリントアウトした文書の置き忘れ、取り違え等による情報の漏えいを確実に防ぐことが可能となるプリンタを提供することを課題とし、複数の排紙スタッカの各々をロックする複数のロック手段と、前記複数の排紙スタッカ内の前記印刷結果の取り忘れを表示する複数の取り忘れ表示手段と、利用可能な排紙スタッカを選択する選択手段と、前記排紙スタッカに前記印刷結果を排紙する排紙手段と、認証を、印刷要求を発した人物に送る手段と、前記プリンタの一定距離から発信されている固体識別電波を受信する受信手段と、前記ユーザーと前記印刷要求を発した人物との一致を確認する確認手段と、前記照合により一致した場合、前記排紙スタッカに設けられた、取り忘れ表示手段を一定時間表示させる表示制御手段と、を具備した構成となっていることが開示されている。
特許文献2には、ネットワークを介して印刷ジョブを受け付けるようなネットワーク印刷システムにおいても適切に印刷物の取り忘れを処理することができるネットワーク対応印刷装置を提供することを課題とし、ネットワークを介して印刷ジョブを受け付け、当該印刷ジョブにかかる印刷物を記録出力するネットワーク対応印刷装置において、前記印刷ジョブにかかる印刷物を記録出力した後、所定のタイミングで、前記印刷ジョブの依頼元の識別情報に基づき、当該識別情報を有する対象が所定の地理的領域に存在しているかどうかを調べる制御手段を備えたことが開示されている。
特開2008−229913号公報 特開2007−188385号公報
印刷物の取り忘れ防止に関する技術がある。例えば、特許文献1に記載の技術では、プリンタの一定距離から発信されている固体識別電波を受信した場合、取り忘れ表示を一定時間表示させることが行われている。
ところで、例えば、コンビニエンスストア等のように不特定多数の顧客が出入りする店舗では、常に取り忘れ表示がなされてしまうこととなり、関係の無い他の顧客の迷惑となる。
本発明は、画像処理装置が出力した印刷物を取り忘れている旨のメッセージを、携帯装置に出力することを可能とする携帯装置、画像処理装置、画像処理システム、携帯端末処理プログラム及び画像処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、画像処理装置と無線通信を行う通信手段と、印刷中であることを示す情報を前記画像処理装置から受信する第1の受信手段と、印刷が完了したことを示す情報を前記画像処理装置から受信する第2の受信手段と、前記画像処理装置から印刷中であることを示す情報を受信した後であって、該画像処理装置から印刷が完了したことを示す情報を受信する前である場合に、該画像処理装置との無線通信における接続状況又は該画像処理装置との距離が予め定められた条件を満たした場合、該画像処理装置が出力した印刷物を取り忘れている旨のメッセージを出力する出力手段を有する携帯装置である。
請求項2の発明は、予め定められた条件として、前記画像処理装置との無線通信における接続状況が予め定められた第1の閾値未満若しくは以下であること、又は、該画像処理装置との距離が予め定められた第2の閾値より遠い又は以上であること、とする請求項1に記載の携帯装置である。
請求項3の発明は、携帯装置と無線通信を行う通信手段と、印刷中であることを示す情報を携帯装置に送信する第1の送信手段と、本画像処理装置が出力した印刷物を取り出せないようにロックするロック手段と、前記ロックが解除された場合に、印刷が完了したことを示す情報を前記携帯装置に送信する第2の送信手段を有する画像処理装置である。
請求項4の発明は、前記印刷物の出力後、予め定められた時間が経過した場合、前記ロックされた印刷物を裁断する裁断手段をさらに有する請求項3に記載の画像処理装置である。
請求項5の発明は、前記印刷物を保管する保管手段が印刷物によって逼迫する場合は、印刷物の取得を促すメッセージを前記携帯装置に送信する第3の送信手段をさらに有する請求項1又は2に記載の画像処理装置である。
請求項6の発明は、請求項1に記載の携帯装置と、請求項3に記載の画像処理装置によって構成されている画像処理システムである。
請求項7の発明は、コンピュータを、画像処理装置と無線通信を行う通信手段と、印刷中であることを示す情報を前記画像処理装置から受信する第1の受信手段と、印刷が完了したことを示す情報を前記画像処理装置から受信する第2の受信手段と、前記画像処理装置から印刷中であることを示す情報を受信した後であって、該画像処理装置から印刷が完了したことを示す情報を受信する前である場合に、該画像処理装置との無線通信における接続状況又は該画像処理装置との距離が予め定められた条件を満たした場合、該画像処理装置が出力した印刷物を取り忘れている旨のメッセージを出力する出力手段として機能させるための携帯端末処理プログラムである。
請求項8の発明は、コンピュータを、携帯装置と無線通信を行う通信手段と、印刷中であることを示す情報を携帯装置に送信する第1の送信手段と、本画像処理装置が出力した印刷物を取り出せないようにロックするロック手段と、前記ロックが解除された場合に、印刷が完了したことを示す情報を前記携帯装置に送信する第2の送信手段として機能させるための画像処理プログラムである。
請求項1の携帯装置によれば、画像処理装置が出力した印刷物を取り忘れている旨のメッセージを、携帯装置に出力することができる。
請求項2の携帯装置によれば、予め定められた条件として、画像処理装置との無線通信における接続状況が予め定められた第1の閾値未満若しくは以下であること、又は、画像処理装置との距離が予め定められた第2の閾値より遠い又は以上であることとすることができる。
請求項3の画像処理装置によれば、ロックが解除された場合に、印刷が完了したことを示す情報を携帯装置に送信することができる。
請求項4の画像処理装置によれば、印刷物の出力後、予め定められた時間が経過した場合、ロックされた印刷物を裁断することができる。
請求項5の画像処理装置によれば、印刷物を保管する保管手段が印刷物によって逼迫する場合は、印刷物の取得を促すメッセージを携帯装置に送信することができる。
請求項6の画像処理システムによれば、画像処理装置が出力した印刷物を取り忘れている旨のメッセージを、携帯装置に出力することができる。
請求項7の携帯端末処理プログラムによれば、画像処理装置が出力した印刷物を取り忘れている旨のメッセージを、携帯装置に出力することができる。
請求項8の画像処理プログラムによれば、ロックが解除された場合に、印刷が完了したことを示す情報を携帯装置に送信することができる。
第1実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。 本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。 店舗等で印刷処理を行った場合の例を示す説明図である。 第1実施の形態による処理例を示す説明図である。 第1実施の形態による処理例を示す説明図である。 第1実施の形態による処理例を示す説明図である。 第1実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 第1実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 第2実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 第2実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 第3実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 第3実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な各種の実施の形態の例を説明する。
<第1の実施の形態>
図1は、第1の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するという意味である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態にしたがって、又はそれまでの状況・状態にしたがって定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)に過ぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
<第1の実施の形態>
第1の実施の形態である画像処理装置100は、印刷物を出力するものであって、図1の例に示すように、印刷受付モジュール105、無線通信モジュール110、印刷モジュール120、印刷物保管モジュール125を有している。画像処理装置100は、例えば、複写機、ファックス、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置。ただし、画像処理装置100はプリンタ、複写機のいずれかの機能を有している)である。また、画像処理装置100は、無線通信回線を介して、ユーザーが所持している携帯情報処理装置150と接続することができる。
コンビニエンスストア等のように不特定多数の顧客が出入りする店舗に設置されている画像処理装置100を例として示す。
プリンタで印刷を行う際、印刷に時間がかかる場合、印刷の待ち時間を他の有効な作業の時間に充てたいという考えがある。それはコンビニエンスストア等の施設においても同様である。例えば、コンビニエンスストアでの印刷の待ち時間を、
・コンビニエンスストア内での買い物の時間に充てたい
・コンビニエンスストア内のATMでお金をおろす時間に充てたい
・本の立ち読みに使いたい
・イートインで休憩したい
といった思いが存在する。またコンビニエンスストアでの印刷中、後ろで順番待ちされるとプレッシャーを感じるため、印刷中はプリンタから離れたいと感じる人もいる。しかしながら、印刷中にプリンタから離れてしまうと、印刷物が他の人に見られてしまう、印刷物を持って行かれてしまうといった問題が発生してしまう。印刷物が他の人に見られてしまう、印刷物が持って行かれてしまうといった問題については、特許文献1に記載の技術で対応できるが、コンビニエンスストア等で印刷中に別の行動を行えるようにすると、前述のように別の行動に没頭・集中してしまい、印刷したことを忘れてそのまま退店してしまうことが発生しうる。
特許文献1に記載の技術は、ネットワーク越しに印刷指示を行い、その後プリンタから一定の距離内に印刷指示を行ったユーザーがいるかどうかを確認し、存在する場合に取り忘れ表示を一定時間表示させる構成となっている。
前述したようなユースケースにおいて、特許文献1に記載の技術は次の問題がある。
(1−1)印刷指示した後、コンビニエンスストア内の限られた範囲でユーザーが別行動を行うため、常に一定の距離内に存在することとなり、常に取り忘れ表示がなされることとなる。
(1−2)又は、常に存在しないこととなり、常に取り忘れ表示がなされないこととなる。
(1−1)について、特に不特定多数の顧客が出入りするコンビニエンスストアでは、常に取り忘れ表示がなされてしまう点は、関係の無い他の顧客の迷惑となる。(1−2)については、根本的に取り忘れを通知することができない。
また、複数人がプリントを行い複数のスタッカに排出物が存在するケースにおいては、どのユーザーに対して取り忘れが発生しているかが分かりづらいということがあげられる。
つまり、特許文献1に記載の技術では、プリンタから距離のあるところから印刷指示を行い、プリンタに近づいていく場合に取り忘れを通知するケースとなるため、プリンタ側で取り忘れ判断や通知を行う仕組みで問題ないが、前述したようなユースケースのように、プリンタで直接印刷指示した後に、印刷したことを忘れてプリンタから離れていくケースではプリンタ側で取り忘れを判断する方法や効果的にユーザーに取り忘れを通知する方法が難しい。
特許文献2に記載の技術は、ネットワーク越しに印刷指示を行うケースを対象としており、プリンタ前で印刷を指示し、その後店舗内で別の行動を行うといったケースが想定されていない。そのため、プリンタの近くにいながらも別行動を行っているうちに印刷したことを忘れてしまい、そのまま退店してしまうというケースについても想定されていない。
そのため、前述したようなユースケースにおいて、特許文献2に記載の技術での取り忘れの検知処理は、検知タイミングに依存して次のような動作となる。
(2−1)取り忘れの検知タイミングよりユーザーが退店するのが早かった場合、取り忘れ扱いとなり、特許文献2に記載の実施例にしたがうと印刷物はシュレッダーにかけられる。
(2−2)取り忘れの検知タイミングが、ユーザーが退店するより前(在店中)だった場合、印刷物は保持される
(2−2)のケースにおいては特に問題が無いが、(2−1)のケースにおいて、印刷したものがシュレッダーに掛けられてしまうため、再度入手するには、ユーザーは再度来店し費用も掛けて再印刷する必要がある。そのため、ユーザーに再印刷のコストが発生してしまう。また、取り忘れを検知するタイミングは、プリンタの管理者や設置環境毎の最適設定が可能とある。そのため、何らかの手段により最適値を定める必要があるが、コンビニエンスストア等の不特定多数のユーザーが出入りする環境では、最適値の設定は非常に困難である。例えば、10分を設定したとして、ユーザーによっては3分で買い物を終え、そのまま印刷物を忘れて放置して帰ってしまうことも考えられる。この場合、残りの7分のうちにユーザーは遠くに移動してしまうため、その後に忘れ物を通知できたとしても取りに戻るコストは多く掛かってしまう。さらに、シュレッダーにかけられるため再印刷の費用や再印刷する時間も必要となる。一方で、これらの問題を回避するために1分など短くしてしまった場合は、ユーザーが忘れておらずに、ただ買い物などの行動をしているだけでもすぐに取り忘れとみなされ、不要な取り忘れの通知が発生してしまう。つまり、ユーザーによってはプリントを忘れるというタイミングは一律ではないため、時間起点で取り忘れを判定するのは適切ではない。
コンビニエンスストアなど不特定多数が出入りする公共施設において、印刷の待ち時間を有効に活用できるようセキュリティを担保したシステムを構築した際に、印刷中に別の行動に没頭・集中してしまい、印刷したことを忘れてそのまま退店してしまうことが大いに発生しうる。そのような状況下において、前述した特許文献に記載の技術では以下の課題が残されている。
特許文献1
問題1:コピー機周りで通知すると関係の無い他のお客様の迷惑となりうる(音:うるさい、光:気が散る)。
問題2:どのユーザーに対して取り忘れが発生しているかが分かりづらい。
特許文献2
問題3:ユーザーに再印刷のコスト(再印刷費用や取りに戻る移動時間)が掛かってしまう。
問題4:印刷したことを忘れるタイミングは一律ではないため、時間起点で取り忘れを判定するのは適切ではない。
第1の実施の形態は、ユーザー退店判定機構を導入し、例えば、コンビニエンスストアでの印刷指示後に、印刷物を取得しないまま、ユーザー退店判定がなされた場合に、ユーザー所有の携帯情報処理装置150上で取り忘れを通知[適切なユーザーにのみ通知]することで、そのコンビニエンスストアに取りに帰れる[取り忘れによるユーザーのコスト増を防止]ようにした。
したがって、取り忘れ防止通知をユーザー所有の携帯情報処理装置150で実施することで、他の顧客に迷惑になることを防ぐことができる。印刷物を忘れたユーザーにのみ通知されるため、誰が取り忘れているのかが明確となる。印刷物忘れによるユーザーのコスト(再印刷費用や取りに戻る移動時間)発生を防ぐことができる。退店時(放置時間に依存せず、忘れ物と確定したタイミング)に印刷物忘れに気がつかせることができる。
印刷受付モジュール105は、ユーザーからの印刷指示を受け付ける。印刷指示内には、印刷用文書データを含んでいてもよい。例えば、そのユーザーが持参したメモリ(USBメモリ、携帯情報処理装置150等)に記憶されている印刷用文書データを印刷対象としてもよいし、クラウド等に記憶された印刷用文書データを印刷対象としてもよい。
無線通信モジュール110は、印刷情報送信モジュール115を有している。無線通信モジュール110は、携帯情報処理装置150と無線通信を行う。
印刷情報送信モジュール115は、前記無線通信モジュール110を介して印刷情報を携帯情報処理装置150に送信する。印刷情報には、印刷中であることを示す情報、印刷が完了したことを示す情報が含まれる。つまり、印刷情報送信モジュール115は、印刷中であることを示す情報を携帯情報処理装置150に送信する。そして、印刷情報送信モジュール115は、ロックが解除された場合に、印刷が完了したことを示す情報を携帯情報処理装置150に送信する。
印刷モジュール120は、印刷受付モジュール105で受け付けた情報(印刷用文書データ)を印刷し、印刷物保管モジュール125に出力する。
印刷物保管モジュール125は、ロックモジュール130、アンロックモジュール135、アンロック判定モジュール140を有している。印刷物保管モジュール125は、印刷モジュール120が出力した印刷物を保管しておく。印刷物保管モジュール125は、鍵付きの保管庫であってもよい。
ロックモジュール130は、印刷物保管モジュール125をロックする。つまり、ロックモジュール130は、画像処理装置100の印刷モジュール120が出力した印刷物を取り出せないようにロックする。
アンロックモジュール135は、鍵付き保管庫を解錠するものである。つまり、アンロックモジュール135は、印刷物保管モジュール125をアンロックする。
アンロック判定モジュール140は、照合を行い、印刷物保管モジュール125をアンロックするか否かの判定を行う。
携帯情報処理装置150は、無線通信モジュール155、印刷情報格納モジュール165、退店判断モジュール170、取り忘れ情報表示モジュール175を有している。携帯情報処理装置150は、例えば、携帯電話、スマートフォン、モバイル機器、ウェアラブルコンピュータ、盗難防止用のタグ等である。携帯情報処理装置150は、印刷指示を行ったユーザーが所持しているものである。
無線通信モジュール155は、印刷情報受信モジュール160を有している。無線通信モジュール155は、画像処理装置100と無線通信を行う。
印刷情報受信モジュール160は、画像処理装置100での印刷対象における印刷情報を画像処理装置100から受信する。印刷情報には、印刷中であることを示す情報、印刷が完了したことを示す情報が含まれる。つまり、印刷情報受信モジュール160は、印刷中であることを示す情報を画像処理装置100から受信する。そして、印刷情報受信モジュール160は、印刷が完了したことを示す情報を画像処理装置100から受信する。
印刷情報格納モジュール165は、受信した印刷情報を格納しておく。印刷中であることを示す情報を記憶しておき、印刷が完了したことを示す情報を受信した場合は、印刷中であることを示す情報を削除してもよい。
退店判断モジュール170は、ユーザー(携帯情報処理装置150を所持しているユーザー)が画像処理装置100のある店舗から退店したか否かを判断する。具体的には、画像処理装置100との無線通信における接続状況が予め定められた第1の閾値未満若しくは以下であること、又は、画像処理装置100との距離が予め定められた第2の閾値より遠い又は以上であること、によって退店したか否かを判断する。これらの条件を満たしている場合は、退店であると判定する。したがって、退店時(放置時間に依存せず、忘れ物と確定したタイミング)に印刷物忘れの通知が可能となる。
取り忘れ情報表示モジュール175は、退店したと判断された際に取り忘れ情報を携帯情報処理装置150上で表示する。印刷物を忘れたユーザーにだけ通知することが可能となる。取り忘れ情報表示モジュール175は、画像処理装置100から印刷中であることを示す情報を受信した後であって、その画像処理装置100から印刷が完了したことを示す情報を受信する前である場合に、その画像処理装置100との無線通信における接続状況又はその画像処理装置100との距離が予め定められた条件を満たした場合、その画像処理装置100が出力した印刷物を取り忘れている旨のメッセージを出力する。
ここで「予め定められた条件」として、画像処理装置100との無線通信における接続状況が予め定められた第1の閾値未満若しくは以下であること、又は、画像処理装置100との距離が予め定められた第2の閾値より遠い又は以上であること、であってもよい。
図2は、本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。
画像処理装置200は、表示・指示受付装置210、出力ボックス230を有している。また、表示・指示受付装置210は印刷受付モジュール105の機能を有しており、画像処理装置200は無線通信モジュール110、印刷モジュール120の機能を有しており、出力ボックス230は印刷物保管モジュール125の機能を有している。印刷中に、その場(画像処理装置200の付近)を離れても、印刷物を勝手に見られたり、持って行かれたりしないように、その印刷物を格納する出力ボックス230に出力する。出力ボックス230は、鍵(暗証番号)付の箱にしてもよい。
図3は、本実施の形態(特に、第2の実施の形態、第3の実施の形態)を利用したシステム構成例を示す説明図である。画像処理装置200は、表示・指示受付装置210、出力ボックス230A、出力ボックス230B、シュレッダー340を有している。複数の出力ボックス230(図3の例では、出力ボックス230A、出力ボックス230B)によって、複数のユーザー(図3の例では、2人)による印刷指示による印刷物を格納することができる。そして、各出力ボックス230には保管時間が設定されており(例えば、30分等)、その保管時間を過ぎると出力ボックス230内にある印刷物を、自動的にシュレッダー340で裁断する。
図4は、コンビニエンスストア等で印刷処理を行った場合の例を示す説明図である。本実施の形態を用いなかった場合の例を示している。
(a)「印刷指示」
図4(a)の例では、コンビニエンスストア等に入ったユーザー410が、画像処理装置200の表示・指示受付装置210を用いて印刷指示を行う。ここでの印刷指示は、印刷物を出力ボックス230に保管するものである。
(b)「買い物中」
図4(b)の例では、印刷指示後、ユーザー410は、そのコンビニエンスストア等で買い物を行う。
(c)「印刷中」
図4(c)の例では、ユーザー410が買い物中であっても、画像処理装置200は、印刷を行い、印刷物を出力ボックス230に保管する。
(d)「買い物精算中」
図4(d)の例では、ユーザー410が買い物の精算を行っている。
(e)「プリント完了」
図4(e)の例では、印刷が完了し、印刷物450は出力ボックス230に格納されている。
(f)「忘れて帰る」
図4(f)の例では、ユーザー410は、印刷物450があることを忘れて、コンビニエンスストア490から帰る。印刷中にその場を離れて他のこと(買い物等)を行ってしまうと、印刷指示したことを忘れてしまい、コンビニエンスストア490から出てしまうことがある。
図5は、第1実施の形態による処理例を示す説明図である。
図5(a)の例では、画像処理装置500は、表示装置510、鍵つき出力ボックス530を有している。また、表示装置510は印刷受付モジュール105の機能を有しており、画像処理装置500は無線通信モジュール110、印刷モジュール120の機能を有しており、鍵つき出力ボックス530は印刷物保管モジュール125の機能を有している。
ユーザー410によって、印刷指示が行われた場合、例えば、表示装置510に「離れてプリントする場合、携帯端末580のアプリでWi−Fi接続してください」と表示する。なお、Wi−Fi以外にもBluetooth(登録商標)等の無線通信を行ってもよいし、GPS情報を用いて、退店したことを検知してもよい。なお、携帯端末580の代わりに、物理的に盗難防止のタグも使用してもよい。
そして、図5(b)の例では、携帯端末580と画像処理装置500が接続され、携帯端末580は、鍵つき出力ボックス530の鍵(電子)を受け取り、プリントフラグ(印刷中フラグ)をONとする。その後、ユーザー410は、画像処理装置500から離れて、買い物等を行う。
図5(c)の例では、ユーザー410は、印刷物550を忘れて、コンビニエンスストア490から退店する。その際に、携帯端末580と画像処理装置500は、通信の接続断となる。
図5(d)の例では、携帯端末580の表示画面にポップアップ通知を用いて、「プリント物をお忘れではないですか?」と表示する。ここでの表示の条件は、プリントフラグがONのままであり、Wi−Fiの接続が切断された状態であることである。
図6は、第1実施の形態による処理例(忘れずに印刷物を取り出す例)を示す説明図である。
図6(a)、図6(b)の例は、図5(a)、図5(b)の例と同様である。
図6(c)の例では、ユーザー410の操作にしたがって、携帯端末580が、鍵つき出力ボックス530の鍵(電子)を画像処理装置500に送信し、鍵つき出力ボックス530のロックを解除し、プリントフラグをOFFにする。
図6(d)では、ユーザー410は、鍵つき出力ボックス530から印刷物550を取り出し、画像処理装置500は、次の人によって利用可能となる。
図7は、第1実施の形態による処理例を示す説明図である。
(a)印刷指示
図7(a)の例では、コンビニエンスストア等に入ったユーザー410が、画像処理装置500の表示装置510を用いて印刷指示を行う。ここでの印刷指示は、印刷物を鍵つき出力ボックス530に保管するものである。そして、画像処理装置500は、携帯端末580に対して、印刷中であることを示す情報を送信する(a1)。
(b)買い物中
図7(b)の例では、印刷指示後、ユーザー410は、そのコンビニエンスストア等で買い物を行う。
(c)印刷物保管モジュール125に出力
図7(c)の例では、ユーザー410が買い物中であっても、画像処理装置200は、印刷を行い、印刷物を出力ボックス230に保管する。
(d)退店
図7(d)の例では、ユーザー410は精算後、印刷物550があることを忘れて、コンビニエンスストア490から退店する。
(e)退店判断
図7(e)の例では、退店したことによって、画像処理装置500と携帯端末580との無線通信の接続が切断される。
(f)取り忘れ情報表示
図7(f)の例では、携帯端末580が退店を判断する。例えば、携帯端末580の表示画面に「印刷物を忘れています」と表示する。
(g)印刷物を取得
図7(g)の例では、ユーザー410は、コンビニエンスストア490内の画像処理装置500に戻り、鍵つき出力ボックス530から印刷物550を取り出し、画像処理装置500は、次の人によって利用可能となる。
図8は、第1実施の形態による処理例を示すフローチャートである。コンビニエンスストア等で印刷を行い、印刷中に買い物を行うが、印刷物を忘れること無く取得する場合の処理の流れを示している。
ステップS802では、ユーザーA890は、画像処理装置100に対して、印刷を指示する。
ステップS804では、画像処理装置100は、ユーザーA890に対して、無線接続を指示する。
ユーザーA890はコンビニエンスストアの画像処理装置100で印刷指示を行う。画像処理装置100は、「ユーザーA890の携帯情報処理装置150と画像処理装置100が無線接続すること」を指示する。なお、無線接続と印刷指示の順番はどちらが先でもよい。
ステップS806では、携帯情報処理装置150は、画像処理装置100に対して、無線通信の接続を行う。
ステップS808では、画像処理装置100は、携帯情報処理装置150に対して、印刷情報を送信する。最小の情報としては、「印刷中フラグ:ON」のみであり、加えて本実施の形態では「アンロック用暗証番号:1234」を送付する。
ユーザーA890は画像処理装置100の指示にしたがい、携帯情報処理装置150から画像処理装置100に無線通信の接続を行う。無線接続が確立されると画像処理装置100は携帯情報処理装置150に印刷情報として、印刷中フラグ情報と印刷物アンロック用の暗証番号情報を送信する。携帯情報処理装置150は受信した印刷中フラグ情報と印刷物アンロック用の暗証番号情報を保管しておく。
無線接続は、Wi−Fiの他、Bluetooth(登録商標)などでもよい。店舗内をカバーできる近距離無線通信が好ましい。
印刷情報は、単に印刷中であることを示す情報だけでもよい。また、印刷物保管モジュール125のアンロック情報(暗証番号情報)は画像処理装置100上での表示や、紙に印字してユーザーA890(ユーザーA990)に引き渡す形式でもよい。
なお、画像処理装置100が携帯情報処理装置150に送信する印刷情報として、以下のものを含めてもよい。
(1)ファイル名。これは、印刷指示を行ったファイルの名前である。例えば、「Sample.pdf」等である。
(2)印刷日時。これは、印刷指示を行った日時情報である。例えば、2015/12/05 12:00等である。
(3)印刷店舗。これは、印刷指示を行った店舗情報を示す。例えば、「みなとみらい支店」等である。
(4)保管庫番号。これは、印刷物保管モジュール125が複数存在する場合に、印刷物がどの印刷物保管モジュール125に示されているかを示す番号。例えば、「No.1」等である。
(5)保管期限。これは、印刷物保管モジュール125で保持されている期限である。期限がくると印刷物は裁断される。例えば、「2015/12/05 12:30」等である。
(6)アンロック用暗証番号。これは、印刷物保管モジュール125の暗証番号である。例えば、「12345678」等である。
(7)印刷中(又は取得済み)を示す情報。これは、印刷中であるか否か(又は、印刷物が既に取得済みか否か)を示す。「印刷中(又は未了)」、「印刷完了(又は取得済)」のうち、いずれかである。
ステップS810では、画像処理装置100は、印刷物保管モジュール125に出力する。
携帯情報処理装置150への印刷情報の送信が完了すると、画像処理装置100は指示された印刷を開始する。印刷した紙はロックされた印刷物保管モジュール125に出力される。
なお、印刷を完了した場合は、無線通信を利用してユーザーA890(携帯情報処理装置150)に印刷完了の通知を行ってもよい。
また、印刷完了のタイミングでアンロック用の暗証番号を送信してもよい。
ステップS812では、ユーザーA890は、買い物をする。
ユーザーA890(ユーザーA990)は、印刷時間を利用して、コンビニエンスストア内で買い物を行う。
買い物は一例に過ぎないので、休憩・立ち読み・トイレなど、店舗内に滞在しているならなんでもよい。
ステップS814では、ユーザーA890は、画像処理装置100に対して、印刷物保管モジュール125にアンロック用暗証番号を入力する。
ユーザーA890は、印刷物保管モジュール125に対して、ステップS808で受信した暗証番号を入力する。
ユーザーA890(ユーザーA990)が手動で入力しなくともよい。画像処理装置100と携帯情報処理装置150を無線で接続し、アンロック用のキーを無線経由で送信して認証してもよい。
ステップS816では、画像処理装置100は、印刷物保管モジュール125をアンロックする。
認証に問題が無ければ、印刷物保管モジュール125はアンロックを行う。
ステップS818では、ユーザーA890は、画像処理装置100の印刷物保管モジュール125から印刷物を取得する。
ステップS820では、画像処理装置100は、携帯情報処理装置150に対して、印刷完了情報を送信する。印刷中フラグをOFFにする。
図9は、第1実施の形態による処理例を示すフローチャートである。コンビニエンスストア等で印刷を行い、印刷中に買い物に夢中になってしまい、印刷物を忘れて退店してしまう場合の処理の流れを示している。
なお、ステップS902からステップS912までの処理は、図8の例に示したフローチャート内のステップS802からステップS812までの処理と同等である。また、ステップS922からステップS928までの処理は、図8の例に示したフローチャート内のステップS814からステップS820までの処理と同等である。
ステップS902では、ユーザーA990は、画像処理装置100に対して、印刷を指示する。
ステップS904では、画像処理装置100は、ユーザーA990に対して、無線接続を指示する。
ステップS906では、携帯情報処理装置150は、画像処理装置100に対して、無線接続する。
ステップS908では、画像処理装置100は、携帯情報処理装置150に対して、印刷情報を送信する。最小の情報としては、「印刷中フラグ:ON」のみであり、加えて本実施の形態では「アンロック用暗証番号:1234」を送付する。
ステップS910では、画像処理装置100は、印刷物保管モジュール125に出力する。
ステップS912では、ユーザーA990は、買い物をする。
ステップS914では、ユーザーA990は、退店する。買い物後に印刷物を忘れて退店してしまった。
ユーザーA990は、買い物をしている間に印刷したことを忘れてしまい、買い物後に退店してしまう。
ステップS916では、携帯情報処理装置150は、無線を切断する。退店によりWi−Fi電波が届かなくなり、Wi−Fiが切断される。
ユーザーA990は退店することにより、店舗より物理的距離が離れ、近距離無線通信における接続が切断される。
携帯情報処理装置150は、無線が切断されると退店したとみなす。
なお、退店判断に無線通信を使わなくてもよい。印刷情報に画像処理装置100の位置情報(GPS情報)等を含ませておき、携帯情報処理装置150の位置(GPS情報)が予め定められた距離より遠くなった場合に、退店とみなすようにしてもよい。
また、無線を利用する場合でも切断以外の判断条件を用いてもよい。例えば、無線が切断されていなくても、無線の電波強度が予め定められた閾値より小さくなった場合に退店したと判断してもよい。
ステップS918では、携帯情報処理装置150は、印刷中かどうかを確認する。印刷中フラグがONかどうか確認し、ONなら取り忘れ情報表示を行う。
携帯情報処理装置150は退店したと判断した場合に、携帯情報処理装置150に格納された印刷情報を参照する。
ステップS916の退店チェックとステップS918の印刷中か否かの確認処理の順番はどちらが先でもよい。
先に印刷中か否かを確認した場合、印刷中でなければ、それ以降の処理は行わなくてよい。
ステップS920では、携帯情報処理装置150は、ユーザーA990に対し、取り忘れ情報を表示する。ユーザーA990は、取り忘れに気づいて店に取りに戻る。
携帯情報処理装置150は、印刷中を示す情報が格納されていた場合、携帯情報処理装置150の表示装置等で印刷物の取り忘れがあることを示す情報の通知を行う。
取り忘れの通知方法については、音声やメッセージの通知、振動での通知等、携帯情報処理装置150で可能な方法であれば、特に方法は限定しない。
ステップS922では、ユーザーA990は、画像処理装置100に対して、印刷物保管モジュール125にアンロック用暗証番号を入力する。
ステップS924では、画像処理装置100は、印刷物保管モジュール125をアンロックする。
ステップS926では、ユーザーA990は、画像処理装置100から印刷物を取得する。
ステップS928では、画像処理装置100は、携帯情報処理装置150に対して、印刷完了情報を送信する。印刷中フラグをOFFにする。
<第2の実施の形態>
図10は、第2実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。なお、前述の実施の形態と同種の部位には同一符号を付し重複した説明を省略する(以下同様)。
第1の実施の形態においては、携帯情報処理装置150の電池切れや、急な用事などで印刷物が放置される可能性がある。そのまま保持した場合、印刷物保管モジュール125の容量が逼迫するだけでなく、印刷物は残ったままであるので印刷物保管モジュール125ごと盗難されて中の文書が第三者に見られてしまうなど、セキュリティ上の問題も残る。そのため、予め定められた時間経過後に、まだ印刷物が印刷物保管モジュール125に残されている場合、印刷物を裁断する。
画像処理装置1000は、印刷受付モジュール105、無線通信モジュール110、印刷モジュール120、印刷物保管モジュール1025を有している。画像処理装置1000は、印刷物が放置されている場合に、その印刷物を裁断する。
無線通信モジュール110は、印刷情報送信モジュール115を有している。
印刷物保管モジュール1025は、ロックモジュール130、アンロックモジュール135、アンロック判定モジュール140、放置印刷物判定モジュール1005、放置印刷物裁断モジュール1010を有している。
放置印刷物判定モジュール1005は、印刷物保管モジュール1025に保管されている文書が放置文書か否かを判断する。具体的には、印刷物の出力後、予め定められた時間が経過したか否かを判断すればよい。ここで「予め定められた時間」には、印刷物の最終出力時からの予め定められた時間であってもよいし、印刷物保管モジュール1025内に印刷物が格納された時からの予め定められた時間であってもよい。
放置印刷物裁断モジュール1010は、シュレッダーの機能を有しており、放置印刷物判定モジュール1005によって放置文書と判断された文書を裁断する。つまり、放置印刷物裁断モジュール1010は、印刷物の出力後、予め定められた時間が経過した場合、ロックされた印刷物を裁断する。
放置印刷物を裁断(破棄)することで、印刷物保管モジュール1025の容量逼迫を防ぐことができる。容量逼迫を防げるため、後続のユーザーが印刷物保管モジュール1025を利用できないケースが減る。放置印刷物を裁断することで印刷物からの情報漏えいを防ぐことができる。情報漏えいが防げるため、ユーザーに安心感を与えることができる。
携帯情報処理装置1050は、無線通信モジュール155、印刷情報格納モジュール165、退店判断モジュール170、取り忘れ情報表示モジュール175を有している。
無線通信モジュール155は、印刷情報受信モジュール160を有している。
図11は、第2実施の形態による処理例を示すフローチャートである。携帯情報処理装置1050が電源断(例えば、電池が切れる等)となり、かつ印刷物を忘れてしまう場合の処理の流れを示したものである。
なお、ステップS1102からステップS1112までの処理は、図8の例に示したフローチャート内のステップS802からステップS812までの処理と同等である。
ステップS1102では、ユーザーA1090は、画像処理装置1000に対して、印刷を指示する。
ステップS1104では、画像処理装置1000は、ユーザーA1090に対して、無線接続を指示する。
ステップS1106では、携帯情報処理装置1050は、画像処理装置1000に対して、無線接続する。
ステップS1108では、画像処理装置1000は、携帯情報処理装置1050に対して、印刷情報を送信する。
ステップS1110では、画像処理装置1000は、印刷物保管モジュール1025に出力する。
ステップS1112では、ユーザーA1090は、本を立ち読みする。なお、本の立ち読み中に、携帯情報処理装置1050が電池切れとなってしまう。
ステップS1114では、ユーザーA1090は、退店する。
そのまま退店してしまうが、携帯情報処理装置1050が電池切れのため、退店時に取り忘れ情報を携帯情報処理装置1050に表示できない。
ステップS1116では、画像処理装置1000は、印刷物出力後、一定時間経過後に放置印刷物の存在を判定する。
印刷物保管モジュール1025に出力された印刷物は、予め定められた時間経過後に、裁断する。
放置印刷物判定モジュール1005の判定処理においては、予め定められた時間の経過の他に、印刷物のオーナーがまだ在店中であるかを利用したり、併用したりしてもよい。
具体的には、印刷指示を送信した際の無線通信を用いて、その無線通信がまだ維持されているならば在店中とみなして放置と判断しない、維持できていないのであれば退店済として放置プリントと判断する、としてもよい。
ステップS1118では、画像処理装置1000は、印刷物出力後、予め定められた時間を経過しても印刷物が取得されていない場合は、その放置印刷物を裁断する。
<第3の実施の形態>
図12は、第3実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。
第1実施の形態又は第2実施の形態では、複数ユーザーが連続して印刷を指示した場合などに印刷物保管モジュール(印刷物保管モジュール125、印刷物保管モジュール1025)の容量が逼迫し、後続ユーザーがその印刷物保管モジュールを使えなくなる。
また、第2実施の形態では、印刷物保管モジュールに余裕があるにも関わらず、予め定められた時間の経過で一律放置プリントとみなされて裁断されてしまう。
画像処理装置1200は、印刷受付モジュール105、無線通信モジュール1210、印刷モジュール120、印刷物保管モジュール1225、店内滞在判定モジュール1215、保管部逼迫判定モジュール1220を有している。
無線通信モジュール1210は、印刷情報送信モジュール115、保管部逼迫情報送信モジュール1205を有している。
保管部逼迫情報送信モジュール1205は、印刷物保管モジュール1225の逼迫情報(印刷物保管モジュール1225が逼迫していることを示す情報)を、画像処理装置1200から店内に滞在している印刷物のユーザー(オーナー)の携帯情報処理装置1250に送信する。また、保管部逼迫情報送信モジュール1205は、店内滞在判定モジュール1215で店内に印刷物のオーナーがまだ滞在していると判定された場合に、印刷物保管モジュール1225逼迫情報を携帯情報処理装置1250に送信するようにしてもよい。保管部逼迫情報送信モジュール1205は、印刷物を保管する印刷物保管モジュール1225が印刷物によって逼迫する場合は、印刷物の取得を促すメッセージを携帯情報処理装置1250に送信する。メッセージの送信先は、既に印刷は完了しているが、保管庫から取り出されていない印刷物に対応するユーザーの携帯情報処理装置1250である。
印刷物保管モジュール1225は、ロックモジュール130、アンロックモジュール135、アンロック判定モジュール140、放置印刷物判定モジュール1005、放置印刷物裁断モジュール1010を有している。
店内滞在判定モジュール1215は、印刷物保管モジュール1225に格納している印刷物のユーザー(オーナー)が、店内に滞在しているか否かを判定する。また、店内滞在判定モジュール1215は、保管部逼迫判定モジュール1220によって逼迫と判定された場合に、印刷物保管モジュール1225に格納されている印刷物のユーザー(オーナー)が店内にいるか否かを判定するようにしてもよい。
保管部逼迫判定モジュール1220は、印刷物保管モジュール1225が逼迫状態にあるかどうかを判定する。また、保管部逼迫判定モジュール1220は、印刷受付モジュール105が印刷指示を受け付けた場合に、印刷物保管モジュール1225の状態を確認し逼迫しているか否かを判定するようにしてもよい。
携帯情報処理装置1250は、無線通信モジュール1255、印刷情報格納モジュール165、退店判断モジュール170、取り忘れ情報表示モジュール175、印刷物取得催促情報表示モジュール1280を有している。
無線通信モジュール1255は、印刷情報受信モジュール160、保管部逼迫情報受信モジュール1260を有している。
保管部逼迫情報受信モジュール1260は、画像処理装置1200から、印刷物保管モジュール1225の逼迫情報を受信する。
印刷物取得催促情報表示モジュール1280は、印刷物保管モジュール1225の逼迫情報を受信した場合、画像処理装置1200から受信した印刷中であることを示す情報が携帯情報処理装置1250に保持されている場合に、携帯情報処理装置1250上で印刷物の取得を催促する情報を表示する。
印刷物取得を催促して、印刷物保管モジュール1225から印刷物を取得してもらうことで、印刷物保管モジュール1225の逼迫状態を解消し、後続のユーザーが印刷物保管モジュール1225を利用できるようにする。
印刷物保管モジュール1225が逼迫していない状況では、予め定められた時間が経過しても印刷物のユーザー(オーナー)がまだ滞在中の場合は、放置印刷物とみなさないなど柔軟な保管が可能となる。
図13は、第3実施の形態による処理例を示すフローチャートである。印刷物保管モジュール1225の逼迫状況によって、印刷物の取り出しを促す処理の流れを示すものである。なお、出力ボックス230は2個あり、3人のユーザーによって印刷指示が行われる場合の処理例としている。また、図13の例に示すフローチャート内での印刷指示の処理(ステップS1302、ステップS1316、ステップS1340)は、図8の例に示したフローチャート内のステップS802からステップS806までの処理をまとめたものであり、実際には、これらの処理が含まれている。
ステップS1302では、ユーザーA:1290Aは、画像処理装置1200に対して、印刷を指示する。
ステップS1304では、画像処理装置1200は、印刷物保管モジュール1225の逼迫判定を行う。印刷を開始しても、まだ印刷物保管モジュール1225に空きは存在するので何もしない。つまり、画像処理装置1200は、印刷物保管モジュール1225の逼迫状態を確認するが、逼迫状態ではないため特に何もせず、通常通り画像処理装置1200は、ユーザーA:1290Aの携帯情報処理装置1250Aで画像処理装置1200に無線接続を指示する。ユーザーA:1290Aの携帯情報処理装置1250Aは、画像処理装置1200に無線接続し、印刷情報を無線経由で受信する。
ステップS1306では、画像処理装置1200は、ユーザーA:1290Aに対して、印刷情報を送信する。
ステップS1308では、画像処理装置1200は、印刷物保管モジュール1225に印刷物を出力する。つまり、画像処理装置1200は、指示された印刷を開始する。印刷物はロックされた印刷物保管モジュール1225に出力される。
ステップS1310では、ユーザーA:1290Aは、買い物する。つまり、ユーザーA:1290Aは印刷時間を利用して、店内で買い物を行う。
ステップS1312では、画像処理装置1200は、ユーザーA:1290Aに対して、印刷完了を通知する。つまり、画像処理装置1200は、印刷が完了すると、印刷完了通知をユーザーA:1290Aの携帯情報処理装置1250Aに通知する。なお、在店中とみなした場合に、通知するようにしてもよい。
ステップS1314では、ユーザーA:1290Aは、印刷物の取得を依頼する。ユーザーA:1290Aは印刷物の取得依頼が表示されたが、買い物中なので、一旦放置する。つまり、ユーザーA:1290Aの携帯情報処理装置1250Aは、携帯情報処理装置1250A内で印刷物取得依頼情報の通知を行う。しかし、ユーザーA:1290Aは買い物中であるため、この通知を一旦無視する。
ステップS1316では、ユーザーB:1290Bは、画像処理装置1200に対して、印刷を指示する。
ステップS1318では、画像処理装置1200は、印刷物保管モジュール1225の逼迫判定を行う。印刷を開始すると、印刷物保管モジュール1225が全て埋まることになるので、印刷済みのユーザーに逼迫状態を通知する。つまり、画像処理装置1200は、印刷物保管モジュール1225の逼迫状態を確認し、ユーザーB:1290Bの印刷によって、印刷物保管モジュール1225が全て埋まってしまうため、印刷物出力済みのユーザー(この場合はユーザーA:1290A)に、印刷物の取得の催促通知を行う。その後、ユーザーB:1290Bの携帯情報処理装置1250Bに印刷情報を送信する。
ステップS1320では、画像処理装置1200は、ユーザーA:1290Aに対して、印刷物の取得を催促する。
ステップS1322では、ユーザーA:1290Aに、印刷物の取得を催促する。ユーザーA:1290Aは印刷物の取得催促が来たので、買い物を終了させて取りに向かう。つまり、ユーザーA:1290Aの携帯情報処理装置1250Aは、画像処理装置1200からの印刷物の取得催促通知をうけ、携帯情報処理装置1250A内で印刷物取得催促を行う。そこで、ユーザーA:1290Aは印刷物の取得をするために、画像処理装置1200に向かう。なお、印刷物出力済みのユーザーへの通知と、新規ジョブに対する印刷情報の送信はどちらが先であってもよい。
ステップS1324では、画像処理装置1200は、ユーザーB:1290Bに対して、印刷情報を送信する。
ステップS1326では、画像処理装置1200は、印刷物保管モジュール1225に印刷を行う。印刷物保管モジュール1225が2個とも埋まり、新規印刷が受け付けられない状態である。つまり、画像処理装置1200は、ユーザーB:1290Bに指示された印刷を開始する。印刷した紙はロックされた印刷物保管モジュール1225に出力される。
ステップS1328では、ユーザーB:1290Bは、印刷時間を利用して、店内で本の立ち読みを行う。
ステップS1330では、画像処理装置1200は、ユーザーB:1290Bに対して、印刷完了を通知する。つまり、画像処理装置1200は、印刷が完了すると、印刷完了通知をユーザーB:1290Bの携帯情報処理装置1250Bに通知する。なお、在店中と判断した場合に、この通知をするようにしてもよい。
ステップS1332では、ユーザーB:1290Bに、印刷物の取得を依頼する。ユーザーB:1290Bは印刷物の取得依頼が表示されたが、立ち読み中なので放置する。つまり、ユーザーB:1290Bの携帯情報処理装置1250Bは、携帯情報処理装置1250Bの表示装置で印刷物取得依頼情報の通知を行う。しかし、ユーザーB:1290Bは本の立ち読み中であるため、この通知を放置する。
ステップS1334では、ユーザーA:1290Aは、画像処理装置1200から、印刷物を取得する。印刷物受領によって印刷物保管モジュール1225の逼迫状態が解消される。
つまり、ユーザーA:1290Aは買い物を終え、画像処理装置1200の印刷物保管モジュール1225から、印刷物を取得する。印刷物が取得されると画像処理装置1200からユーザーA:1290Aの携帯情報処理装置1250Aに印刷物取得通知が行われる。携帯情報処理装置1250Aは印刷物取得通知が行われると、保持していた印刷物情報を削除する。又は、印刷中フラグをオフにしてもよい。
ステップS1336では、画像処理装置1200は、ユーザーA:1290Aの携帯情報処理装置1250Aに対して、印刷物取得を通知する。
ステップS1338では、ユーザーA:1290Aの携帯情報処理装置1250Aは、画像処理装置1200に対する無線接続を切断する。
ステップS1340では、ユーザーC:1290Cは、画像処理装置1200に対して、印刷を指示する。逼迫が解消しているので、そのまま利用可能となる。つまり、ユーザーC:1290Cは画像処理装置1200で印刷指示を行う。印刷物保管モジュール1225に空きがあるので通常通り利用可能である。
なお、ユーザーC:1290Cの印刷指示によって印刷物保管モジュール1225が再度逼迫状況になるため、ユーザーB:1290Bに取得催促通知を送信する。
図14を参照して、本実施の形態の画像処理装置(画像処理装置100、画像処理装置1000、画像処理装置1200)のハードウェア構成例について説明する。図14に示す構成は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)等によって構成されるものであり、スキャナ等のデータ読み取り部1417と、プリンタ等のデータ出力部1418を備えたハードウェア構成例を示している。
CPU(Central Processing Unit)1401は、前述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、印刷受付モジュール105、無線通信モジュール110、無線通信モジュール1210、印刷情報送信モジュール115、保管部逼迫情報送信モジュール1205、印刷モジュール120、印刷物保管モジュール125、印刷物保管モジュール1025、印刷物保管モジュール1225、ロックモジュール130、アンロックモジュール135、アンロック判定モジュール140、放置印刷物判定モジュール1005、放置印刷物裁断モジュール1010、店内滞在判定モジュール1215、保管部逼迫判定モジュール1220等の各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムにしたがった処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)1402は、CPU1401が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)1403は、CPU1401の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバス等から構成されるホストバス1404により相互に接続されている。
ホストバス1404は、ブリッジ1405を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バス等の外部バス1406に接続されている。
キーボード1408、マウス等のポインティングデバイス1409は、操作者により操作されるデバイスである。ディスプレイ1410は、液晶表示装置又はCRT(Cathode Ray Tube)等があり、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。また、ポインティングデバイス1409とディスプレイ1410の両方の機能を備えているタッチスクリーン等であってもよい。
HDD(Hard Disk Drive)1411は、ハードディスク(フラッシュ・メモリ等であってもよい)を内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU1401によって実行するプログラムや情報を記録又は再生させる。ハードディスクには、印刷用文書データ、印刷情報等が格納される。さらに、その他の各種データ、各種コンピュータ・プログラム等が格納される。
ドライブ1412は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体1413に記録されているデータ又はプログラムを読み出して、そのデータ又はプログラムを、インタフェース1407、外部バス1406、ブリッジ1405、及びホストバス1404を介して接続されているRAM1403に供給する。なお、リムーバブル記録媒体1413も、データ記録領域として利用可能である。
接続ポート1414は、外部接続機器1415を接続するポートであり、USB、IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート1414は、インタフェース1407、及び外部バス1406、ブリッジ1405、ホストバス1404等を介してCPU1401等に接続されている。通信部1416は、通信回線に接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。データ読み取り部1417は、例えばスキャナであり、ドキュメントの読み取り処理を実行する。データ出力部1418は、例えばプリンタであり、ドキュメントデータの出力処理を実行する。
なお、図14に示す画像処理装置のハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図14に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続している形態でもよく、さらに図14に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。
また、本実施の形態としてのプログラムが実行されるコンピュータである携帯情報処理装置(携帯情報処理装置150、携帯情報処理装置1050、携帯情報処理装置1250)のハードウェア構成は、図15に例示するように、一般的なコンピュータであり、具体的には携帯電話、ノートPC等である。つまり、具体例として、処理部(演算部)としてCPU1501を用い、記憶装置としてRAM1502、ROM1503、HD1504を用いている。HD1504として、例えばハードディスク、SSD(Solid State Drive)を用いてもよい。無線通信モジュール155、無線通信モジュール1255、印刷情報受信モジュール160、保管部逼迫情報受信モジュール1260、印刷情報格納モジュール165、退店判断モジュール170、取り忘れ情報表示モジュール175、印刷物取得催促情報表示モジュール1280等のプログラムを実行するCPU1501と、そのプログラムやデータを記憶するRAM1502と、本コンピュータを起動するためのプログラム等が格納されているROM1503と、補助記憶装置(フラッシュ・メモリ等であってもよい)であるHD1504と、キーボード、マウス、タッチスクリーン、マイク等に対する利用者の操作に基づいてデータを受け付ける受付装置1506と、液晶ディスプレイ、スピーカー等の出力装置1505と、ネットワークインタフェースカード等の通信ネットワークと接続するための通信回線インタフェース1507、そして、それらをつないでデータのやりとりをするためのバス1508により構成されている。
前述の実施の形態のうち、コンピュータ・プログラムによるものについては、本ハードウェア構成のシステムにソフトウェアであるコンピュータ・プログラムを読み込ませ、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働して、前述の実施の形態が実現される。
なお、図15に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図15に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続している形態でもよく、さらに図15に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。
前述の実施の形態においては、印刷物を保管しているが、さらに、複写機能における原稿、スキャン機能における原稿を保管対象としてもよい。
また、前述の実施の形態の説明内での比較処理において、「以上」、「以下」、「より大きい」、「より小さい(未満)」としたものは、その組み合わせに矛盾が生じない限り、それぞれ「より大きい」、「より小さい(未満)」、「以上」、「以下」としてもよい。
また、各モジュールの処理内容として背景技術で説明した技術を採用してもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラムの全体又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分又は全部であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…画像処理装置
105…印刷受付モジュール
110…無線通信モジュール
115…印刷情報送信モジュール
120…印刷モジュール
125…印刷物保管モジュール
130…ロックモジュール
135…アンロックモジュール
140…アンロック判定モジュール
150…携帯情報処理装置
155…無線通信モジュール
160…印刷情報受信モジュール
165…印刷情報格納モジュール
170…退店判断モジュール
175…取り忘れ情報表示モジュール
1000…画像処理装置
1005…放置印刷物判定モジュール
1010…放置印刷物裁断モジュール
1025…印刷物保管モジュール
1050…携帯情報処理装置
1200…画像処理装置
1205…保管部逼迫情報送信モジュール
1210…無線通信モジュール
1215…店内滞在判定モジュール
1220…保管部逼迫判定モジュール
1225…印刷物保管モジュール
1250…携帯情報処理装置
1255…無線通信モジュール
1260…保管部逼迫情報受信モジュール
1280…印刷物取得催促情報表示モジュール

Claims (8)

  1. 画像処理装置と無線通信を行う通信手段と、
    印刷中であることを示す情報を前記画像処理装置から受信する第1の受信手段と、
    印刷が完了したことを示す情報を前記画像処理装置から受信する第2の受信手段と、
    前記画像処理装置から印刷中であることを示す情報を受信した後であって、該画像処理装置から印刷が完了したことを示す情報を受信する前である場合に、該画像処理装置との無線通信における接続状況又は該画像処理装置との距離が予め定められた条件を満たした場合、該画像処理装置が出力した印刷物を取り忘れている旨のメッセージを出力する出力手段
    を有する携帯装置。
  2. 予め定められた条件として、前記画像処理装置との無線通信における接続状況が予め定められた第1の閾値未満若しくは以下であること、又は、該画像処理装置との距離が予め定められた第2の閾値より遠い又は以上であること、
    とする請求項1に記載の携帯装置。
  3. 携帯装置と無線通信を行う通信手段と、
    印刷中であることを示す情報を携帯装置に送信する第1の送信手段と、
    本画像処理装置が出力した印刷物を取り出せないようにロックするロック手段と、
    前記ロックが解除された場合に、印刷が完了したことを示す情報を前記携帯装置に送信する第2の送信手段
    を有する画像処理装置。
  4. 前記印刷物の出力後、予め定められた時間が経過した場合、前記ロックされた印刷物を裁断する裁断手段
    をさらに有する請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記印刷物を保管する保管手段が印刷物によって逼迫する場合は、印刷物の取得を促すメッセージを前記携帯装置に送信する第3の送信手段
    をさらに有する請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  6. 請求項1に記載の携帯装置と、
    請求項3に記載の画像処理装置
    によって構成されている画像処理システム。
  7. コンピュータを、
    画像処理装置と無線通信を行う通信手段と、
    印刷中であることを示す情報を前記画像処理装置から受信する第1の受信手段と、
    印刷が完了したことを示す情報を前記画像処理装置から受信する第2の受信手段と、
    前記画像処理装置から印刷中であることを示す情報を受信した後であって、該画像処理装置から印刷が完了したことを示す情報を受信する前である場合に、該画像処理装置との無線通信における接続状況又は該画像処理装置との距離が予め定められた条件を満たした場合、該画像処理装置が出力した印刷物を取り忘れている旨のメッセージを出力する出力手段
    として機能させるための携帯端末処理プログラム。
  8. コンピュータを、
    携帯装置と無線通信を行う通信手段と、
    印刷中であることを示す情報を携帯装置に送信する第1の送信手段と、
    本画像処理装置が出力した印刷物を取り出せないようにロックするロック手段と、
    前記ロックが解除された場合に、印刷が完了したことを示す情報を前記携帯装置に送信する第2の送信手段
    として機能させるための画像処理プログラム。
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