JP2017143951A - 可搬型医療用機器および生体情報送信プログラム - Google Patents

可搬型医療用機器および生体情報送信プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】測定の邪魔をすることなく、収集した生体情報を確実に送信することができる可搬型の心電計を提供する。【解決手段】内蔵バッテリ10を備えた可搬型の心電計10であって、生体情報取得部102と、取得した生体情報を記憶しておく内蔵メモリ103と、内蔵メモリ103に記憶されている生体情報の外部への送信を担う無線LAN送信部104と、内蔵バッテリ105を充電する充電スタンドへの装着を検知する装着検知部106と、装着検知部106による充電スタンドへの装着の検知を受けて、無線LAN送信部104に、内蔵メモリ103記憶されている生体情報の外部への送信を指示する制御部100とを備えた。【選択図】図2

Description

本発明は、例えば可搬型の心電計など、可搬型の医療用機器、およびその医療用機器内で実行される生体情報送信プログラムに関する。
例えば心電計に関し、近年では、バッテリを内蔵し、ポケットに入る程度にまで小型化された可搬型の心電計が登場してきている。このような小型の心電計は、往診や訪問看護、その他の場面において、その心電計を外に持ち出して健診や検診に有効に利用されている。
その心電計で収集された心電波形等の生体情報は、一時的には内蔵メモリに蓄積される。ただし、内蔵メモリの記憶容量には限りがあるため、何らかの通信手段により、内蔵メモリ内の生体情報を、外部の、例えば情報蓄積装置等に吐き出す必要がある。
ここで、特許文献1には、得られた生体情報を赤外線を使って送信するホルタ心電計が開示されている。
また、特許文献2には、心電波形を測定して無線で送信する生体センサが開示されている。
特開平9−224917号公報 再表2010/023962号公報
上記の可搬型心電計において、内蔵メモリに蓄積された生体情報をユーザ操作により送信する機能を備えた場合を考える。この場合、情報送信を忘れていて、内蔵メモリがほぼ満杯になった状態のまま送信不能な環境下に持ち出すと、新たな検査を行なうことができないといった事態が生じ得る。あるいは、内蔵メモリが満杯のまま新たな検査を行ったときにその内蔵メモリ内の古い情報から消去して新たな情報を格納するシステムの場合は、内蔵メモリに蓄積しておいた情報が未送信のまま消去されてしまうおそれがある。また、データ送信を忘れていた訳ではなくても、送信中のバッテリ切れで送信されていなかったという事態も生じ得る。
一方、上記の可搬型心電計において、内蔵メモリに蓄積された生体情報を自動で定期的に送信する機能を備えた場合を考える。この場合、送信可能な環境下にさえあれば情報送信が自動で行われるため、検査しようとしたときに内蔵メモリが満杯で検査することができないといった事態、あるいは内蔵メモリに蓄積しておいた情報が未送信のまま消去されてしまうといった事態を避けることができる。ただし、その一方で、検査しようとしたタイミングで情報の送信が開始されて検査が待たされる事態や、バッテリ残量が十分にあると考えていたところ情報送信が行われてその情報送信によりバッテリ残量が減り、検査のための十分な電力が確保できないといった事態が生じ得る。
このような問題は、心電計に限られず、可搬型の医療用機器であれば共通に生じ得る問題である。
本発明は、上記事情に鑑み、検査の邪魔をすることなく、収集した生体情報を確実に送信することができる可搬型医療用機器および生体情報送信プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の可搬型医療用機器は、
内蔵バッテリを備えた可搬型医療用機器であって、
生体情報を取得する取得部と、
取得部で取得した生体情報を記憶しておく記憶部と、
記憶部に記憶されている生体情報の外部への送信を担う送信部と、
内蔵バッテリを充電する充電器への装着を検知する検知部と、
検知部による前記充電器への装着の検知を受けて、送信部に、記憶部に記憶されている生体情報の外部への送信を指示する第1指示部と、
を備えたことを特徴とする。
本発明の可搬型医療用機器は、バッテリを内蔵しているため、外出から戻ってきて検査を行わないタイミングで充電がなされる。本発明の可搬型医療用機器は、このことを利用し、記憶部に記憶されている生体情報を、充電器への装着を検知して送信するものであり、検査の邪魔をすることなく、確実な送信が可能となる。
ここで、本発明の可搬型医療用機器において、上記送信部が、記憶部に記憶されている生体情報を予め定められた受信先に向けて、無線で送信するものであることが好ましい。
生体情報を無線で送信する構成とすることにより、より便利な送信が可能となる。
また、本発明の可搬型医療用機器において、上記第1指示部が、検知部による充電器への装着の検知を受けて、記憶部に記憶されている生体情報の外部への送信を行なうか否かについてのユーザへの問合せを行ない、その問合せに対するユーザからの送信の指示を受けて、生体情報の送信を送信部に指示する構成とすることが好ましい。
充電器装着時点で送信を行なうか否かを問い合わせる機能を備えることで、送信し忘れを防止するとともに、ユーザの意思で送信を実行させることができる。
ここで、充電器装着時点で送信を行なうか否かを問い合わせる機能を備えた場合に、さらに、
検知部による充電器への装着の検知時に第1指示部に問合せをさせるか否かをユーザ操作により設定する第1設定部を備え、
上記第1指示部は、第1設定部により問合せを行なうことが設定されている場合に、検知部による充電器への装着の検知を受けて、問合せを行なう構成とすることが好ましい。
問合せをさせるか否かをユーザ操作により設定する機能を備えると、問合せを煩わしいと感じるユーザにも適合した可搬型医療用機器となる。
また、上記第1設定部を備えた構成において、検知部による充電器への装着の検知があったときに記憶部に記憶されている生体情報の外部への送信を行なうか否かをユーザ操作により設定する第2設定部をさらに備え、
上記第1指示部が、
第1設定部により問合せを行なうことが設定されていて、さらに、第2設定部により送信を行わないことが設定されている場合に、検知部による充電器への装着の検知を受けて問合せを行ない、
第2設定部により生体情報の送信を行なうことが設定されている場合には、検知部による充電器への装着の検知を受けて、第1設定部により問合せを行なうことが設定されていても問合せを行なうことなしに、生体情報の送信を送信部に指示する構成としてもよい。
この構成によれば、検知部による充電器への装着の検知があったときに、生体情報の自動送信と、送信するか否かの問合せと、自動送信も問合せも行わないこととのいずれをも選択することが可能となる。
また、本発明の可搬型医療用機器において、問合せの機能を備えることなく、検知部による充電器への装着の検知があったときに記憶部に記憶されている生体情報の外部への送信を行なうか否かをユーザ操作により設定する第2設定部を備え、
上記第1指示部は、第2設定部により生体情報の送信を行なうことが設定されている場合に、検知部による充電器への装着の検知を受けて、生体情報の送信を送信部に指示する構成とすることも好ましい態様である。
この態様によれば、検知部による充電器への装着の検知があったときの自動送信の有無をユーザが予め設定しておくことができる。
さらに、本発明の可搬型医療用機器において、ユーザ操作に応じて、生体情報の送信を送信部に指示する第2指示部を備えることが好ましい。
こうすることで、例えば、充電器が近くにはなく、かつ、内蔵メモリが満杯に近い時などにも対応することができる。
さらに、上記目的を達成するための本発明の生体情報送信プログラムは、
内蔵バッテリと、
生体情報を取得する取得部と、
取得部で取得した生体情報を記憶しておく記憶部と、
記憶部に記憶されている生体情報の外部への送信を担う送信部と、
内蔵バッテリを充電する充電器への装着を検知する検知部と、
を備えるとともにプログラムを実行する演算機能を備えた可搬型医療用機器内で実行され、その可搬型医療用機器を、
検知部による充電器への装着の検知を受けて、送信部に、記憶部に記憶されている生体情報の外部への送信を指示する第1指示部
をさらに備えた可搬型医療用機器として動作させることを特徴とする。
なお、本発明の生体情報送信プログラムには、本発明の可搬型医療用機器の各種の態様に対応した各種の態様が含まれている。
以上の本発明の可搬型医療用機器および生体情報送信プログラムによれば、検査の邪魔をすることなく、内蔵メモリに蓄積された生体情報を確実に送信することができる。
本発明の可搬型医療用機器の一例としての小型の心電計を示した図である。 図1に外観を示した心電計の内部構成図である。 心電波形等の生体情報を取得する検査時における心電計の動作フローを示した図である。 充電スタンド装着時の心電計の動作フローの第1例を示した図である。 「表示1」を示した図である。 、充電スタンド装着時の心電計の動作フローの第2例を示した図である。 「表示2」を示した図である。 充電スタンド装着時の心電計の動作フローの第3例を示した図である。 表示設定画面を示した図である。 「表示3」を示した図である。 充電スタンド装着時の心電計の動作フローの第4例を示した図である。 送信設定画面を示した図である。 充電スタンド装着時の心電計の動作フローの第5例を示した図である。 送信指示画面の一例を示した図である。 図14の送信指示画面上で生体情報の送信が指示されたときに実行される動作フローを示した図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の可搬型医療用機器の一例としての小型の心電計を示した図である。
この図1に示す心電計10は、この心電計10の内蔵バッテリを充電するための充電スタンド20に装着されている。心電計10を、この充電スタンド20に図1に示すように装着すると、心電計10と充電スタンド20の接点どうしが接続されて、心電計10の内蔵バッテリが充電される。なお、ここでは充電スタンド20が備えている電源ケーブルや電源プラグなどは、図示が省略されている。
この心電計10には不図示の電極が接続され、この心電計10では、検査時に、心電波形やその他の生体情報の収集が行われる。
この心電計10は、その前面に表示画面11や各種の操作ボタン12が配置されている。この心電計10には、操作ボタン12の操作により、各種のデータや指示が入力される。また、この心電計10の状態や測定された心電波形等の生体情報は、表示画面11上に表示される。
図2は、図1に外観を示した心電計の内部構成図である。
この心電計10は、制御部100、操作/表示部101、生体情報取得部102、内蔵メモリ103、無線LAN送信部104、バッテリ105、および装着検知部106を備えている。
制御部100は、プログラムを実行する演算機能を有し、各種のプログラムを実行することで、この心電計10の全体の制御を担っている。
操作/表示部101は、図1に示した表示画面11および操作ボタン12を含み、操作ボタン12の操作を制御部100に伝え、また、制御部100の指示に応じて、表示画面11上に画像を表示する役割を担っている。この操作/表示部101からは、心電波形等の検査を受ける被検者のID番号や氏名等も入力される。
また、生体情報取得部102は、この心電計10に接続された電極でピックアップされた信号を基にしての、心電波形等の生体情報の取得を担っている。
また、内蔵メモリ103は、生体情報取得部102で取得した生体情報を一時的に蓄積しておくメモリである。生体情報取得部102で取得した生体情報は、操作/表示部101から入力したID番号や氏名等と対応付けられて内蔵メモリ103に格納される。
さらに、無線LAN送信部104は、制御部100の指示に応じて、無線LAN用の内臓アンテナ104aを使って、予め登録されている受信先に向けて、内蔵メモリ103に蓄積されている生体情報を無線で送信する。
また、この心電計10には、バッテリ105が内蔵されている。このバッテリ105の電力はこの心電計10の各部に供給され、この心電計10はその供給された電力で動作する。この心電計10が充電スタンド20(図1参照)に装着されると、バッテリ105は、その充電スタンド20から電力の供給を受けて充電される。
この心電計10には、充電スタンド20への装着を検知する装着検知部106が備えられている。この心電計10が充電スタンド20に装着されると、その装着が装着検知部106により検知されて、制御部100に伝えられる。
図3は、心電波形等の生体情報を取得する検査時における心電計の動作フローを示した図である。
ここでは、先ずは、検査種別が選択される(ステップS11)。ここでは、心電図検査、不整脈検査、リズム計測検査のいずれかが選択される。
次に、被検者情報が入力される(ステップS12)。ここでは、図1に示す操作ボタン12を操作して、被検者情報、すなわち、被検者のID番号、性別、年齢、氏名、身長、体重などが入力される。
次いで、検査が行われる(ステップS13)。
検査が終了すると(ステップS14)、その検査により得られた生体情報が、ステップS11で選択された検査種別の情報や、ステップS12で入力された被検者情報や、さらに検査日時の情報などと対応付けられて、内蔵メモリ103(図2参照)に格納される(ステップS15)。
これらのステップS11〜S15は、検査数分だけ繰り返される(ステップS16)。
図4は、充電スタンド装着時の心電計の動作フローの第1例を示した図である。この動作フローは、送信中あるいは検査中等、この心電計10が他の処理を行っているタイミングを除き、1秒周期で繰り返し実行される。
ここでは先ず、この心電計10が充電スタンド20に装着されているか否かが判定される(ステップS21)。装着されていないときは、その後は何もせずに、この処理を終了する。
ステップS21において、この心電計10が充電スタンド20に装着されていることが判定されると、次に、無線LAN接続の設定が有効になっているか否かが判定される(ステップS22)。無線LAN接続の設定が無効になっていたときは、この処理を終了する。
ステップS22において、無線LAN接続の設定が有効になっている旨、判定されると、次に、内蔵メモリ103に未送信の生体情報が存在するか否かが判定される(ステップS23)。内蔵メモリ103に未送信の生体情報がなかったときは、この処理を終了する。
ステップS23において、内蔵メモリ103に未送信の生体情報が存在することが判定されると、内蔵メモリ103に格納されている生体情報が、その生体情報に対応する、検査種別の情報、被検者情報、検査日時の情報などの付属情報とともに、予め登録されている受信先に向けて送信される(ステップS24)。生体情報が送信されると、送信が終了した生体情報は内蔵メモリ103から消去される。あるいは、生体情報を送信しても、その生体情報に送信済であるという印を付けただけで消去しないでおき、内蔵メモリ103が満杯となってその内蔵メモリ103にさらに新たな生体情報が格納されるときに格納が古い生体情報から消去するシステムとしてもよい。また、送信が終了すると、「表示1」が、表示画面11(図1参照)上に一定時間だけ表示される(ステップS25)。
図5は、「表示1」を示した図である。
この「表示1」は、送信が終了したことをユーザに伝えるための表示であり、ここには、「未送信情報を送信しました。」と記載されている。
図4に示した第1例の動作フローによれば、検査の邪魔をすることなく、確実な送信が可能となる。
図6は、充電スタンド装着時の心電計の動作フローの第2例を示した図である。この第2例の動作フローも、送信中あるいは検査中等、この心電計10が他の処理を行っているタイミングを除き、1秒周期で繰り返し実行される。後述する第3例以降の各動作フローについても、図15に示す動作フローを除き、同様である。
この図6に示す第2例の動作フローには、図4に示した第1例の動作フローに対し、ステップS26〜ステップS28が追加されている。ここでは、第1例と同じステップについての説明は省略し、追加されているステップに関してのみ説明する。
ステップS23において、未送信情報が存在することが判定されると、表示画面11上に「表示2」が表示される(ステップS26)。
図7は、「表示2」を示した図である。
この「表示2」は、心電計10の内蔵メモリ103(図2参照)内にある未送信情報を送信するか否かをユーザに問い合わせるための表示である。
図1に示す操作ボタン12を操作して、送信の指示(「1.はい」)または送信しないことの指示(「2.いいえ」)のいずれか一方を指示する(図6のステップS27)。その指示が送信の指示(「1.はい」)の場合は(ステップS28)、送信を実行する(ステップS24)。その指示が送信しないことの指示(「2.いいえ」)の場合は、送信することなしに、この図6に示した動作フローによる処理を終了する。
図6に示した第2例の動作フローには、充電器装着時点で送信を行なうか否かを問い合わせる機能を備えている。したがって、この第2例の動作フローによれば、送信し忘れを防止するとともに、ユーザの意思で送信を実行させることができる。
図8は、充電スタンド装着時の心電計の動作フローの第3例を示した図である。
この図8に示す第3例の動作フローには、図6に示した第2例の動作フローに対し、ステップS29とステップS30が追加されている。ここでは、第2例と同じステップについての説明は省略し、追加されているステップについてのみ説明する。
ステップS29では、「表示設定」が「有効」に設定されているか「無効」に設定されているかが判定される。
図9は、表示設定画面を示した図である。
この図9に示す表示設定画面は、心電計10を充電スタンド20に装着したときに表示画面11上に「表示2」(図7参照)を表示するか否かを、予め設定しておくための画面である。操作ボタン12を操作して表示画面11上にこの表示設定画面を表示させ、操作ボタン12のさらなる操作により「表示2」の表示を有効とする(「1.はい」))か無効とする(「2.いいえ」)かを設定する。この有効(「1.はい」))または無効(「2.いいえ」)の設定は、次の再設定まで保持される。
図8に示す第3例の動作フローのステップS29では、図9を参照して説明した表示設定画面上での表示設定が有効の設定(「1.はい」))か無効の設定(「2.いいえ」)かが判定される。そして、有効(「1.はい」))が設定されていた場合には、表示画面11上に「表示2」が表示される(ステップS26)。その後の処理は、図6に示す第2例の場合と同様である。
一方、ステップS29で無効(「2.いいえ」)が設定されていると判定されると、ステップS30に進み、表示画面11上に「表示3」が一定時間表示される。
図10は、「表示3」を示した図である。
この「表示3」は、内蔵メモリ103(図2参照)内に未送信情報が存在することをユーザに伝える、注意喚起用の表示である。
図8にステップS30において「表示3」を一定時間表示すると、未送信情報を送信することなく、この図8に示す処理を終了する。
この図8に示した第3例の動作フローは、問合せをさせるか否かをユーザ操作により設定する機能を備えている。このため、この第3例の動作フローによれば、問合せされることを煩わしいと感じるユーザにも適合した可搬型医療用機器となる。
図11は、充電スタンド装着時の心電計の動作フローの第4例を示した図である。
この図11に示す第4例の動作フローには、図8に示した第3例の動作フローに対し、さらにステップS31が追加されている。この第4例における、このステップS31以外の各ステップは、図8に示した第3例の各ステップと同一であり、ここでは、追加されているステップS31についてのみ説明する。
ステップS31では、「送信設定」が有効に設定されているか無効に設定されているかが判定される。
図12は、送信設定画面を示した図である。
この図12に示す送信設定画面は、心電計10を充電スタンド20に装着したときに、内蔵メモリ103内にある未送信情報を自動送信するか否かを、予め設定しておくための画面である。操作ボタン12を操作して表示画面11上にこの送信設定画面を表示させ、操作ボタン12のさらなる操作により「送信設定」を有効とする(「1.はい」))か無効とする(「2.いいえ」)かを設定する。この有効(「1.はい」)または無効(「2.いいえ」)の設定は、次の再設定まで保持される。
図11に示す第4例の動作フローのステップS31において、この「送信設定」が有効(「1.はい」)に設定されていることが判定されると、「表示設定」が「有効」に設定されていても「表示2」を表示することなく、未送信情報の送信が実行される(ステップS24)。一方、 図11のステップS31において、この「送信設定」が無効(「2.いいえ」)に設定されていることが判定されると、ステップS29に進み、今度は「表示設定」が有効か無効かが判定される。この「表示設定」については、図8に示した第3例におけるステップS29および図9を参照して説明済みである。この図11に示した第4例のこれ以降の処理は、図8に示した第3例における処理と同じであり、重複説明は省略する。
図11に示した第4例の動作フローは、「表示設定」と「送信設定」との双方の機能を備えている。このため、この第4例の動作フローによれば、検知部による充電器への装着の検知があったときの処理として、生体情報の自動送信と、送信するか否かの問合せと、自動送信も問合せも行わないこととのいずれをも選択することが可能となる。
図13は、充電スタンド装着時の心電計の動作フローの第5例を示した図である。
この図13に示す第5例の動作フローは、図11に示した第4例の動作フローから、ステップS29、ステップS26〜ステップS28を省いた動作フローである。
すなわち、ステップS31における「送信設定」が有効か無効かの判定において、無効と判定されると、直ちにステップS30に進んで「表示3」(未送信情報が存在することの注意喚起の表示、図10参照)が一定時間表示される。ステップS31において有効と判定されると、図11に示した第4例と同様、未送信情報の送信が実行される(ステップS24)。
この第5例に示すように、未送信情報が存在するときに、その送信を有効とするか無効とするかを設定し、「表示設定」をなくした動作フローとしてもよい。この第5例の動作フローによれば、検知部による充電器への装着の検知があったときに自動送信を行なうか否かを、ユーザが予め設定しておくことができる。
図14は、送信指示画面の一例を示した図である。
この図14に示す送信指示画面は、充電スタンド20への装着とは無関係に、内蔵メモリ103に蓄積されている生体情報の送信を指示する画面である。図1に示した表示画面11上には、操作に応じて、この図14に示す送信指示画面が表示される。あるいは、ユーザによる操作を待つことなく、例えば、内蔵メモリ103にかなり多量の生体情報が溜まっているときに、検査等が行われていないタイミングで、この送信指示画面を表示画面11上にポップアップさせてもよい。この送信指示画面上で「1.はい」を指定すると生体情報の送信が開始される。一方、この送信指示画面上で「2.いいえ」を指定すると、このタイミングでは送信されない。
図15は、図14の送信指示画面上で生体情報の送信が指示されたときに実行される動作フローを示した図である。
ステップS51,S52は、図4に示した動作フローのステップS22,S23とそれぞれ同一の判定処理であり、ここでの重複説明は省略する。
ステップS53では、内蔵メモリ103に格納されている生体情報が、その生体情報に対応する、検査種別の情報、被検者情報、検査日時の情報などの付属情報とともに、予め登録されている受信先に向けて送信される。生体情報が送信されると、送信が終了した生体情報は内蔵メモリ103から消去され、あるいは、消去はせずに内蔵メモリ103内の、今回送信した生体情報に、送信済であることを表わす印が付される。また、送信が終了すると、「表示1」が表示画面11(図1参照)に一定時間だけ表示され、送信したことがユーザに伝えられる(ステップS25)。
この図15に示した動作フローによれば、充電器が近くにはなく、かつ、内蔵メモリが満杯に近い時などにも臨機応変に対応することができる。
なお、ここでは、心電計を例に挙げて説明したが、本発明は、心電計に限らず、内蔵バッテリを備えた可搬型医療用機器に広く採用することができる。
10 心電計
11 表示画面
12 操作ボタン
20 充電スタンド
100 制御部
101 操作/表示部
102 生体情報取得部
103 内蔵メモリ
104 無線LAN送信部
104a 内蔵アンテナ
105 バッテリ
106 装着検知部

Claims (8)

  1. 内蔵バッテリを備えた可搬型医療用機器であって、
    生体情報を取得する取得部と、
    前記取得部で取得した生体情報を記憶しておく記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている生体情報の外部への送信を担う送信部と、
    前記内蔵バッテリを充電する充電器への装着を検知する検知部と、
    前記検知部による前記充電器への装着の検知を受けて、前記送信部に、前記記憶部に記憶されている生体情報の外部への送信を指示する第1指示部と、
    を備えたことを特徴とする可搬型医療用機器。
  2. 前記送信部が、前記記憶部に記憶されている生体情報を、予め定められた受信先に向けて、無線で送信するものであることを特徴とする請求項1に記載の可搬型医療用機器。
  3. 前記第1指示部が、前記検知部による前記充電器への装着の検知を受けて、前記記憶部に記憶されている生体情報の外部への送信を行なうか否かについてのユーザへの問合せを行ない、該問合せに対するユーザからの送信の指示を受けて、該生体情報の送信を前記送信部に指示することを特徴とする請求項1または2に記載の可搬型医療用機器。
  4. 前記検知部による前記充電器への装着の検知時に前記第1指示部に前記問合せをさせるか否かをユーザ操作により設定する第1設定部を備え、
    前記第1指示部は、前記第1設定部により前記問合せを行なうことが設定されている場合に、前記検知部による前記充電器への装着の検知を受けて、前記問合せを行なうことを特徴とする請求項3に記載の可搬型医療用機器。
  5. 前記検知部による前記充電器への装着の検知があったときに前記記憶部に記憶されている生体情報の外部への送信を行なうか否かをユーザ操作により設定する第2設定部をさらに備え、
    前記第1指示部は、
    前記第1設定部により前記問合せを行なうことが設定されていて、さらに、前記第2設定部により前記生体情報の送信を行わないことが設定されている場合に、前記検知部による前記充電器への装着の検知を受けて、前記問合せを行ない、
    前記第2設定部により前記生体情報の送信を行なうことが設定されている場合には、前記検知部による前記充電器への装着の検知を受けて、前記第1設定部により前記問合せを行なうことが設定されていても該問合せを行なうことなしに、該生体情報の送信を前記送信部に指示することを特徴とする請求項4に記載の可搬型医療用機器。
  6. 前記検知部による前記充電器への装着の検知があったときに前記記憶部に記憶されている生体情報の外部への送信を行なうか否かをユーザ操作により設定する第2設定部を備え、
    前記第1指示部は、前記第2設定部により生体情報の送信を行なうことが設定されている場合に、前記検知部による前記充電器への装着の検知を受けて、該生体情報の送信を前記送信部に指示することを特徴とする請求項1または2に記載の可搬型医療用機器。
  7. ユーザ操作に応じて、前記生体情報の送信を前記送信部に指示する第2指示部を備えたことを特徴とする請求項1から6のうちのいずれか1項に記載の可搬型医療用機器。
  8. 内蔵バッテリと、
    生体情報を取得する取得部と、
    前記取得部で取得した生体情報を記憶しておく記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている生体情報の外部への送信を担う送信部と、
    前記内蔵バッテリを充電する充電器への装着を検知する検知部と、
    を備えるとともにプログラムを実行する演算機能を備えた可搬型医療用機器内で実行され、該可搬型医療用機器を、
    前記検知部による前記充電器への装着の検知を受けて、前記送信部に、前記記憶部に記憶されている生体情報の外部への送信を指示する第1指示部
    をさらに備えた可搬型医療用機器として動作させることを特徴とする生体情報送信プログラム。
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