JP2017143319A - 投影システム、投影装置、無線通信装置、投影装置と無線通信装置との接続方法およびプログラム - Google Patents
投影システム、投影装置、無線通信装置、投影装置と無線通信装置との接続方法およびプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】投影装置と無線通信装置との接続を容易に行う。
【解決手段】投影装置100が、IPアドレスを暗号化して接続設定情報を生成し、接続設定情報を非可逆変換して変換後接続設定情報を生成し、変換後接続設定情報をパスワードとして特定し、変換後接続設定情報のうち特定された文字列をスクリーンに表示し、無線通信装置が、外部からの操作に基づいて文字列を入力し、あらかじめ設定された接続設定情報の一覧に示されたすべての接続設定情報に対して非可逆変換を行って変換後接続設定情報を生成し、入力した文字列と変換後接続設定情報に含まれる文字列とをそれぞれ比較し、一致した文字列に基づいて変換後接続設定情報および接続設定情報を特定し、特定した変換後接続設定情報をパスワードとして特定し、特定した接続設定情報を復号化することでIPアドレスを取得する。
【選択図】図7
【解決手段】投影装置100が、IPアドレスを暗号化して接続設定情報を生成し、接続設定情報を非可逆変換して変換後接続設定情報を生成し、変換後接続設定情報をパスワードとして特定し、変換後接続設定情報のうち特定された文字列をスクリーンに表示し、無線通信装置が、外部からの操作に基づいて文字列を入力し、あらかじめ設定された接続設定情報の一覧に示されたすべての接続設定情報に対して非可逆変換を行って変換後接続設定情報を生成し、入力した文字列と変換後接続設定情報に含まれる文字列とをそれぞれ比較し、一致した文字列に基づいて変換後接続設定情報および接続設定情報を特定し、特定した変換後接続設定情報をパスワードとして特定し、特定した接続設定情報を復号化することでIPアドレスを取得する。
【選択図】図7
Description
本発明は、投影を行う投影システム、投影装置、無線通信装置、投影装置と無線通信装置との接続方法およびプログラムに関する。
近年、プロジェクタ等の投影装置から映像をスクリーンへ投影する場合、投影装置にPC(パーソナルコンピュータ)等の無線通信装置を接続し、無線通信装置から送信されてきた、映像を投影するための信号に基づいて、投影装置が映像を投影する。このような形態は、例えば、投影装置を用いた会議システムにおいて利用されている。
このように、投影装置に無線通信装置を接続させるためには、投影装置が利用している無線通信ネットワークのSSID(Service Set Identifier)およびパスワードと、投影装置に割り当てられているIPアドレス(Internet Protocol)とを無線通信装置に設定する必要がある。例えば、投影装置となるプロジェクタにUSB(Universal Serial Bus)メモリが接続されると、プロジェクタに設定されているSSID等のネットワーク設定情報がUSBメモリに書き込まれる。その後、ネットワーク設定情報が書き込まれたUSBメモリが無線通信装置となるコンピュータに接続されると、コンピュータがUSBメモリからネットワーク設定情報を読み出して、プロジェクタとの接続を確立させる技術が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
上述した技術については、投影装置や無線通信装置へのUSBメモリの脱着を行わなければならず、その手間がかかってしまうという問題点がある。
本発明の目的は、上述した課題を解決する投影システム、投影装置、無線通信装置、投影装置と無線通信装置との接続方法およびプログラムを提供することである。
本発明の投影システムは、
投影装置と、無線通信装置とを接続して投影を行う投影システムであって、
前記投影装置は、
当該投影装置に割り当てられたIP(Internet Protocol)アドレスを暗号化して、前記無線通信装置と接続するための接続設定情報を生成する暗号化部と、
前記接続設定情報を所定の変換アルゴリズムを用いて非可逆変換して変換後接続設定情報を生成する第1の非可逆変換部と、
前記変換後接続設定情報を、前記無線通信装置と接続するために用いるパスワードとして特定し、前記変換後接続設定情報のうちの第1の位置に配置された文字列を特定する第1の制御部と、
前記特定された文字列を表示する表示部とを有し、
前記無線通信装置は、
外部からの操作に基づいて前記文字列を入力する入力部と、
あらかじめ設定された接続設定情報の一覧に示されたすべての接続設定情報に対して、前記変換アルゴリズムを用いて非可逆変換を行って前記変換後接続設定情報を生成する第2の非可逆変換部と、
前記入力した文字列と、前記第2の非可逆変換部が生成した前記変換後接続設定情報それぞれの前記第1の位置に配置された文字列とをそれぞれ比較し、一致した文字列に基づいて前記変換後接続設定情報および前記接続設定情報を特定する特定部と、
前記特定部が特定した前記変換後接続設定情報を、前記投影装置と接続するために用いるパスワードとして特定する第2の制御部と、
前記特定した前記接続設定情報を復号化することで前記IPアドレスを取得する復号化部とを有する。
また、本発明の投影装置は、
無線通信装置と接続して投影を行う投影装置であって、
当該投影装置に割り当てられたIPアドレスを暗号化して、前記無線通信装置と接続するための接続設定情報を生成する暗号化部と、
前記接続設定情報を所定の変換アルゴリズムを用いて非可逆変換して変換後接続設定情報を生成する非可逆変換部と、
前記変換後接続設定情報を、前記無線通信装置と接続するために用いるパスワードとして特定し、前記変換後接続設定情報のうちの所定の位置に配置された文字列を特定する制御部と、
前記特定された文字列を表示する表示部とを有する。
また、本発明の無線通信装置は、
投影を行う投影装置と接続する無線通信装置であって、
外部からの操作に基づいて、前記投影装置が表示する文字列を入力する入力部と、
あらかじめ設定された接続設定情報の一覧に示されたすべての接続設定情報に対して、所定の変換アルゴリズムを用いて非可逆変換を行って変換後接続設定情報を生成する非可逆変換部と、
前記入力した文字列と、前記非可逆変換部が生成した前記変換後接続設定情報それぞれの第1の位置に配置された文字列とをそれぞれ比較し、一致した文字列に基づいて前記変換後接続設定情報および前記接続設定情報を特定する特定部と、
前記特定部が特定した前記変換後接続設定情報を、前記投影装置と接続するために用いるパスワードとして特定する制御部と、
前記特定した前記接続設定情報を復号化することで前記投影装置に割り当てられたIPアドレスを取得する復号化部とを有する。
また、本発明の接続方法は、
投影装置が投影を行うために、該投影装置と無線通信装置とを接続する接続方法であって、
前記投影装置に割り当てられたIPアドレスを暗号化して、前記無線通信装置と接続するための接続設定情報を生成する処理と、
前記接続設定情報を所定の変換アルゴリズムを用いて非可逆変換して変換後接続設定情報を生成する処理と、
前記変換後接続設定情報を、前記無線通信装置と接続するために用いるパスワードとして特定する処理と、
前記変換後接続設定情報のうちの第1の位置に配置された文字列を前記投影装置に表示させる処理と、
前記無線通信装置の外部からの操作に基づいて前記文字列を前記無線通信装置に入力する処理と、
あらかじめ設定された接続設定情報の一覧に示されたすべての接続設定情報に対して、前記変換アルゴリズムを用いて非可逆変換を行って前記変換後接続設定情報を生成する処理と、
前記変換後接続設定情報それぞれの前記第1の位置に配置された文字列と前記無線通信装置に入力した文字列とをそれぞれ比較する処理と、
前記比較の結果、一致した文字列に基づいて前記変換後接続設定情報および前記接続設定情報を特定する処理と、
前記特定した前記変換後接続設定情報を、前記投影装置と接続するために用いるパスワードとして特定する処理と、
前記特定した前記接続設定情報を復号化することで前記IPアドレスを取得する処理とを行う。
また、本発明のプログラムは、
無線通信装置と接続して投影を行う投影装置に実行させるためのプログラムであって、
当該投影装置に割り当てられたIPアドレスを暗号化して、前記無線通信装置と接続するための接続設定情報を生成する手順と、
前記接続設定情報を所定の変換アルゴリズムを用いて非可逆変換して変換後接続設定情報を生成する手順と、
前記変換後接続設定情報を、前記無線通信装置と接続するために用いるパスワードとして特定する手順と、
前記変換後接続設定情報のうちの所定の位置に配置された文字列を特定する手順と、
前記特定された文字列を表示する手順とを実行させる。
また、投影を行う投影装置と接続する無線通信装置に実行させるためのプログラムであって、
外部からの操作に基づいて、前記投影装置が表示する文字列を入力する手順と、
あらかじめ設定された接続設定情報の一覧に示されたすべての接続設定情報に対して、所定の変換アルゴリズムを用いて非可逆変換を行って変換後接続設定情報を生成する手順と、
前記入力した文字列と、前記変換後接続設定情報それぞれの第1の位置に配置された文字列とをそれぞれ比較し、一致した文字列に基づいて前記変換後接続設定情報および前記接続設定情報を特定する手順と、
前記特定した前記変換後接続設定情報を、前記投影装置と接続するために用いるパスワードとして特定する手順と、
前記特定した前記接続設定情報を復号化することで前記投影装置に割り当てられたIPアドレスを取得する手順とを実行させる。
投影装置と、無線通信装置とを接続して投影を行う投影システムであって、
前記投影装置は、
当該投影装置に割り当てられたIP(Internet Protocol)アドレスを暗号化して、前記無線通信装置と接続するための接続設定情報を生成する暗号化部と、
前記接続設定情報を所定の変換アルゴリズムを用いて非可逆変換して変換後接続設定情報を生成する第1の非可逆変換部と、
前記変換後接続設定情報を、前記無線通信装置と接続するために用いるパスワードとして特定し、前記変換後接続設定情報のうちの第1の位置に配置された文字列を特定する第1の制御部と、
前記特定された文字列を表示する表示部とを有し、
前記無線通信装置は、
外部からの操作に基づいて前記文字列を入力する入力部と、
あらかじめ設定された接続設定情報の一覧に示されたすべての接続設定情報に対して、前記変換アルゴリズムを用いて非可逆変換を行って前記変換後接続設定情報を生成する第2の非可逆変換部と、
前記入力した文字列と、前記第2の非可逆変換部が生成した前記変換後接続設定情報それぞれの前記第1の位置に配置された文字列とをそれぞれ比較し、一致した文字列に基づいて前記変換後接続設定情報および前記接続設定情報を特定する特定部と、
前記特定部が特定した前記変換後接続設定情報を、前記投影装置と接続するために用いるパスワードとして特定する第2の制御部と、
前記特定した前記接続設定情報を復号化することで前記IPアドレスを取得する復号化部とを有する。
また、本発明の投影装置は、
無線通信装置と接続して投影を行う投影装置であって、
当該投影装置に割り当てられたIPアドレスを暗号化して、前記無線通信装置と接続するための接続設定情報を生成する暗号化部と、
前記接続設定情報を所定の変換アルゴリズムを用いて非可逆変換して変換後接続設定情報を生成する非可逆変換部と、
前記変換後接続設定情報を、前記無線通信装置と接続するために用いるパスワードとして特定し、前記変換後接続設定情報のうちの所定の位置に配置された文字列を特定する制御部と、
前記特定された文字列を表示する表示部とを有する。
また、本発明の無線通信装置は、
投影を行う投影装置と接続する無線通信装置であって、
外部からの操作に基づいて、前記投影装置が表示する文字列を入力する入力部と、
あらかじめ設定された接続設定情報の一覧に示されたすべての接続設定情報に対して、所定の変換アルゴリズムを用いて非可逆変換を行って変換後接続設定情報を生成する非可逆変換部と、
前記入力した文字列と、前記非可逆変換部が生成した前記変換後接続設定情報それぞれの第1の位置に配置された文字列とをそれぞれ比較し、一致した文字列に基づいて前記変換後接続設定情報および前記接続設定情報を特定する特定部と、
前記特定部が特定した前記変換後接続設定情報を、前記投影装置と接続するために用いるパスワードとして特定する制御部と、
前記特定した前記接続設定情報を復号化することで前記投影装置に割り当てられたIPアドレスを取得する復号化部とを有する。
また、本発明の接続方法は、
投影装置が投影を行うために、該投影装置と無線通信装置とを接続する接続方法であって、
前記投影装置に割り当てられたIPアドレスを暗号化して、前記無線通信装置と接続するための接続設定情報を生成する処理と、
前記接続設定情報を所定の変換アルゴリズムを用いて非可逆変換して変換後接続設定情報を生成する処理と、
前記変換後接続設定情報を、前記無線通信装置と接続するために用いるパスワードとして特定する処理と、
前記変換後接続設定情報のうちの第1の位置に配置された文字列を前記投影装置に表示させる処理と、
前記無線通信装置の外部からの操作に基づいて前記文字列を前記無線通信装置に入力する処理と、
あらかじめ設定された接続設定情報の一覧に示されたすべての接続設定情報に対して、前記変換アルゴリズムを用いて非可逆変換を行って前記変換後接続設定情報を生成する処理と、
前記変換後接続設定情報それぞれの前記第1の位置に配置された文字列と前記無線通信装置に入力した文字列とをそれぞれ比較する処理と、
前記比較の結果、一致した文字列に基づいて前記変換後接続設定情報および前記接続設定情報を特定する処理と、
前記特定した前記変換後接続設定情報を、前記投影装置と接続するために用いるパスワードとして特定する処理と、
前記特定した前記接続設定情報を復号化することで前記IPアドレスを取得する処理とを行う。
また、本発明のプログラムは、
無線通信装置と接続して投影を行う投影装置に実行させるためのプログラムであって、
当該投影装置に割り当てられたIPアドレスを暗号化して、前記無線通信装置と接続するための接続設定情報を生成する手順と、
前記接続設定情報を所定の変換アルゴリズムを用いて非可逆変換して変換後接続設定情報を生成する手順と、
前記変換後接続設定情報を、前記無線通信装置と接続するために用いるパスワードとして特定する手順と、
前記変換後接続設定情報のうちの所定の位置に配置された文字列を特定する手順と、
前記特定された文字列を表示する手順とを実行させる。
また、投影を行う投影装置と接続する無線通信装置に実行させるためのプログラムであって、
外部からの操作に基づいて、前記投影装置が表示する文字列を入力する手順と、
あらかじめ設定された接続設定情報の一覧に示されたすべての接続設定情報に対して、所定の変換アルゴリズムを用いて非可逆変換を行って変換後接続設定情報を生成する手順と、
前記入力した文字列と、前記変換後接続設定情報それぞれの第1の位置に配置された文字列とをそれぞれ比較し、一致した文字列に基づいて前記変換後接続設定情報および前記接続設定情報を特定する手順と、
前記特定した前記変換後接続設定情報を、前記投影装置と接続するために用いるパスワードとして特定する手順と、
前記特定した前記接続設定情報を復号化することで前記投影装置に割り当てられたIPアドレスを取得する手順とを実行させる。
以上説明したように、本発明においては、投影装置と無線通信装置との接続を容易に行うことができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の投影システムの実施の一形態を示す図である。本形態における投影システムは図1に示すように、プロジェクタ100と、PC200と、スクリーン300とを有している。PC200は、無線通信機能を有するPC(Personal Computer)等の無線通信装置である。プロジェクタ100は、PC200と無線で接続され、PC200から送信されてきた無線信号に含まれる画像を表示するための情報に基づいて、スクリーン300へ画像を投影する投影装置である。スクリーン300は、画像が投影される一般的なスクリーンで良い。このような投影システムは、例えば、会議の参加者がそれぞれ持参のPCを操作して、資料をプロジェクタ100からスクリーン300へ投影しながら説明や話し合いを行う会議システムに適用される。
図2は、図1に示したプロジェクタ100の内部構成の一例を示す図である。図1に示したプロジェクタ100は図2に示すように、暗号化部110と、非可逆変換部120と、制御部130と、表示部140と、記憶部150と、アクセスポイント部160とを有している。なお、図2には、図1に示したプロジェクタ100が具備する構成要素のうち、本実施の形態に関わる主要な構成要素の一例を示す。
暗号化部110は、プロジェクタ100に割り当てられたIP(Internet Protocol)アドレスを暗号化することで、PC200と接続するための接続設定情報を生成する。この接続設定情報は、SSID(Service Set Identifier)である。
非可逆変換部120は、暗号化部110が生成したSSIDを所定の変換アルゴリズムを用いて非可逆変換して変換後接続設定情報を生成する第1の非可逆変換部である。この変換アルゴリズムは、MD5(Message Digest Algorithm 5)、SHA1(Secure Hash Algorithm 1)、その他の変換アルゴリズムで良く、ここでは特に規定しない。変換アルゴリズムが変われば、変換後の文字列の数(長さ)も変わる。
制御部130は、非可逆変換されたSSIDである変換後接続設定情報を、PC200と接続するために用いるパスワードとして特定する第1の制御部である。また、制御部130は、変換後接続設定情報のうちの所定の位置(第1の位置)に配置された文字列を特定する。
表示部140は、PC200から送信されてきた画像をスクリーン300へ投影する。また、表示部140は、制御部130が特定した文字列を表示する。この表示方法は、ディスプレイのようなモニタに表示するものであっても良いし、スクリーン300へ投影して表示するものであっても良い。
記憶部150は、制御部130が処理する情報や、上述した演算を行って得た値、IPアドレス、表示部140が表示する画像等を記憶する。
アクセスポイント部160は、SSID、IPアドレスおよびパスワードを用いてPC200との間で無線通信を行う。
非可逆変換部120は、暗号化部110が生成したSSIDを所定の変換アルゴリズムを用いて非可逆変換して変換後接続設定情報を生成する第1の非可逆変換部である。この変換アルゴリズムは、MD5(Message Digest Algorithm 5)、SHA1(Secure Hash Algorithm 1)、その他の変換アルゴリズムで良く、ここでは特に規定しない。変換アルゴリズムが変われば、変換後の文字列の数(長さ)も変わる。
制御部130は、非可逆変換されたSSIDである変換後接続設定情報を、PC200と接続するために用いるパスワードとして特定する第1の制御部である。また、制御部130は、変換後接続設定情報のうちの所定の位置(第1の位置)に配置された文字列を特定する。
表示部140は、PC200から送信されてきた画像をスクリーン300へ投影する。また、表示部140は、制御部130が特定した文字列を表示する。この表示方法は、ディスプレイのようなモニタに表示するものであっても良いし、スクリーン300へ投影して表示するものであっても良い。
記憶部150は、制御部130が処理する情報や、上述した演算を行って得た値、IPアドレス、表示部140が表示する画像等を記憶する。
アクセスポイント部160は、SSID、IPアドレスおよびパスワードを用いてPC200との間で無線通信を行う。
図3は、図1に示したPC200の内部構成の一例を示す図である。図1に示したPC200は図3に示すように、入力部210と、記憶部220と、非可逆変換部230と、特定部240と、制御部250と、復号化部260と、通信部270と、表示部280とを有している。なお、図3には、図1に示したPC200が具備する構成要素のうち、本実施の形態に関わる主要な構成要素の一例を示す。
入力部210は、外部からの操作に基づいて文字列等の情報を入力する。入力部210として、例えば、キーボードやタッチパネル、マウス等が挙げられる。
記憶部220は、あらかじめ設定されたSSIDの一覧や、制御部250が処理する情報を記憶する。
非可逆変換部230は、記憶部220に記憶されているSSIDの一覧に示されたすべてのSSIDに対して、変換アルゴリズムを用いて非可逆変換して変換後接続設定情報を生成する第2の非可逆変換部である。ここで非可逆変換部230が使用する変換アルゴリズムは、非可逆変換部120が使用する変換アルゴリズムと同じものである。
特定部240は、入力部210が入力した文字列と、非可逆変換部230が非可逆変換したSSIDである変換後接続設定情報それぞれの所定の位置(第1の位置)に配置された文字列とをそれぞれ比較する。特定部240は、比較の結果、一致した文字列に基づいて変換後接続設定情報およびSSIDを特定する。この特定方法の詳細については、後述する。
制御部250は、特定部240が特定した変換後接続設定情報を、プロジェクタ100と接続するために用いるパスワードとして特定する第2の制御部である。
復号化部260は、特定部240が特定したSSIDを復号化することでIPアドレスを取得する。
通信部270は、SSID、IPアドレスおよびパスワードを用いてプロジェクタ100との間で無線通信を行う。
表示部280は、一般的なPCに具備されているディスプレイと同様に、情報を表示する。
記憶部220は、あらかじめ設定されたSSIDの一覧や、制御部250が処理する情報を記憶する。
非可逆変換部230は、記憶部220に記憶されているSSIDの一覧に示されたすべてのSSIDに対して、変換アルゴリズムを用いて非可逆変換して変換後接続設定情報を生成する第2の非可逆変換部である。ここで非可逆変換部230が使用する変換アルゴリズムは、非可逆変換部120が使用する変換アルゴリズムと同じものである。
特定部240は、入力部210が入力した文字列と、非可逆変換部230が非可逆変換したSSIDである変換後接続設定情報それぞれの所定の位置(第1の位置)に配置された文字列とをそれぞれ比較する。特定部240は、比較の結果、一致した文字列に基づいて変換後接続設定情報およびSSIDを特定する。この特定方法の詳細については、後述する。
制御部250は、特定部240が特定した変換後接続設定情報を、プロジェクタ100と接続するために用いるパスワードとして特定する第2の制御部である。
復号化部260は、特定部240が特定したSSIDを復号化することでIPアドレスを取得する。
通信部270は、SSID、IPアドレスおよびパスワードを用いてプロジェクタ100との間で無線通信を行う。
表示部280は、一般的なPCに具備されているディスプレイと同様に、情報を表示する。
図4は、図3に示した記憶部220が記憶しているSSIDの一覧の一例を示す図である。図3に示した記憶部220には図4に示すように、SSIDの一覧が記憶されている。この一覧は、例えば、PC200に搭載されているOS(Operating System)が無線LAN(Local Area Network)に対応している場合、SSIDの一覧を取得するために提供されているAPI(Application Programming Interface)の機能を利用して取得するものであっても良いし、その他の方法で取得するものであっても良い。
以下に、図1に示した投影システムにおいて、プロジェクタ100とPC200とを接続する接続方法について説明する。
図5は、図1に示した投影システムにおいて、プロジェクタ100とPC200とを接続する接続方法のうち、プロジェクタ100が行う処理の一例を説明するためのフローチャートである。
まず、制御部130がプロジェクタ100のIPアドレスを決定する(ステップS1)。この決定方法は、利用者があらかじめ設定した値を利用するものであっても良く、特に規定しない。続いて、暗号化部110が、決定したIPアドレスを暗号化してSSIDを生成する(ステップS2)。この暗号化処理は、可逆性を持つものであり、図3に示したPC200の復号化部260でIPアドレスを復号化できる処理である。
すると、非可逆変換部120は、暗号化部110が生成したSSIDの文字列に対して非可逆性の変換を行う(ステップS3)。制御部130は、変換後の文字列(変換後接続設定情報)の全てまたは一部をSSIDのパスワードとして特定し、記憶部150に登録する(ステップS4)。制御部130は、プロジェクタ100を起動した際、変換後の文字列内の4文字を特定し(ステップS5)、表示部140は、特定された4文字の文字列をスクリーン300上に表示(投写)する(ステップS6)。ここで、制御部130が特定する文字数を4文字としたが、これに限らず、また、その文字列の位置も限定しない。
まず、制御部130がプロジェクタ100のIPアドレスを決定する(ステップS1)。この決定方法は、利用者があらかじめ設定した値を利用するものであっても良く、特に規定しない。続いて、暗号化部110が、決定したIPアドレスを暗号化してSSIDを生成する(ステップS2)。この暗号化処理は、可逆性を持つものであり、図3に示したPC200の復号化部260でIPアドレスを復号化できる処理である。
すると、非可逆変換部120は、暗号化部110が生成したSSIDの文字列に対して非可逆性の変換を行う(ステップS3)。制御部130は、変換後の文字列(変換後接続設定情報)の全てまたは一部をSSIDのパスワードとして特定し、記憶部150に登録する(ステップS4)。制御部130は、プロジェクタ100を起動した際、変換後の文字列内の4文字を特定し(ステップS5)、表示部140は、特定された4文字の文字列をスクリーン300上に表示(投写)する(ステップS6)。ここで、制御部130が特定する文字数を4文字としたが、これに限らず、また、その文字列の位置も限定しない。
図6は、図5に示したフローチャートを用いて説明したプロジェクタ100が行う処理の具体例を説明するためのフローチャートである。
まず、制御部130がプロジェクタ100のIPアドレスを「192.168.0.10」決定する(ステップS11)。続いて、暗号化部110が暗号化を行うが、ここで暗号化部110が行う暗号化は、「2ビット右シフト」と「固定文字列追加」とを行うものとする。暗号化部110は、IPアドレス「192.168.0.10」の16進数表記「C0A8000A」を2ビット右シフトした「B02A0002」の先頭に固定文字列「NPAP」を付加して「NPAPB02A0002」をSSIDとして生成する(ステップS12)。ここで、2ビット右シフトや固定文字列「NPAP」の付加は暗号化の一例であって、他の暗号化を用いるものであっても良いことは言うまでもない。IPアドレスは機器毎に固有のID(Identification)であるため、このようにIPアドレスを暗号化して生成されたSSIDもまた機器固有の情報になる。
続いて、非可逆変換部120が非可逆性の変換を行うが、ここで非可逆変換部120が行う非可逆変換の変換アルゴリズムは、MD5を利用するものとする。非可逆変換部120は、MD5を利用してSSIDである「NPAPB02A0002」を「41419BB328C672EC6FDAEEA3583392BB」へ変換する(ステップS13)。制御部130は、変換後の文字列「41419BB328C672EC6FDAEEA3583392BB」(変換後接続設定情報)の第2の位置に配置された上位16文字「41419BB328C672EC」をSSIDのパスワードとして特定する(ステップS14)。この第2の位置は、プロジェクタ100とPC200との間であらかじめ決定されているものである。また、制御部130は、変換後接続設定情報の文字列のうち、末尾4文字「92BB」を特定し(ステップS15)、表示部140は、特定された4文字の文字列「92BB」をスクリーン300上に表示(投写)する(ステップS16)。
まず、制御部130がプロジェクタ100のIPアドレスを「192.168.0.10」決定する(ステップS11)。続いて、暗号化部110が暗号化を行うが、ここで暗号化部110が行う暗号化は、「2ビット右シフト」と「固定文字列追加」とを行うものとする。暗号化部110は、IPアドレス「192.168.0.10」の16進数表記「C0A8000A」を2ビット右シフトした「B02A0002」の先頭に固定文字列「NPAP」を付加して「NPAPB02A0002」をSSIDとして生成する(ステップS12)。ここで、2ビット右シフトや固定文字列「NPAP」の付加は暗号化の一例であって、他の暗号化を用いるものであっても良いことは言うまでもない。IPアドレスは機器毎に固有のID(Identification)であるため、このようにIPアドレスを暗号化して生成されたSSIDもまた機器固有の情報になる。
続いて、非可逆変換部120が非可逆性の変換を行うが、ここで非可逆変換部120が行う非可逆変換の変換アルゴリズムは、MD5を利用するものとする。非可逆変換部120は、MD5を利用してSSIDである「NPAPB02A0002」を「41419BB328C672EC6FDAEEA3583392BB」へ変換する(ステップS13)。制御部130は、変換後の文字列「41419BB328C672EC6FDAEEA3583392BB」(変換後接続設定情報)の第2の位置に配置された上位16文字「41419BB328C672EC」をSSIDのパスワードとして特定する(ステップS14)。この第2の位置は、プロジェクタ100とPC200との間であらかじめ決定されているものである。また、制御部130は、変換後接続設定情報の文字列のうち、末尾4文字「92BB」を特定し(ステップS15)、表示部140は、特定された4文字の文字列「92BB」をスクリーン300上に表示(投写)する(ステップS16)。
図7は、図1に示した投影システムにおいて、プロジェクタ100とPC200とを接続する接続方法のうち、PC200が行う処理の一例を説明するためのフローチャートである。
まず、制御部250は、アプリケーションを起動することでPC200から接続できるSSIDの一覧を取得する(ステップS21)。このSSIDの一覧の取得方法は、上述した通りである。制御部250は、取得したSSIDの一覧を記憶部220に記憶させる。
まず、制御部250は、アプリケーションを起動することでPC200から接続できるSSIDの一覧を取得する(ステップS21)。このSSIDの一覧の取得方法は、上述した通りである。制御部250は、取得したSSIDの一覧を記憶部220に記憶させる。
図8は、図3に示した制御部250が取得して記憶部220に記憶させたSSIDの一覧の一例を示す図である。
図8に示すように、「WARPSTAR−012345」、「WARPSTAR−987654」、「aterm−abcdef−g」、「aterm−012345−ac」、「NPAP01234567」および「NPAPB02A0002」の6つのSSIDが記憶部220に記憶されている。
図8に示すように、「WARPSTAR−012345」、「WARPSTAR−987654」、「aterm−abcdef−g」、「aterm−012345−ac」、「NPAP01234567」および「NPAPB02A0002」の6つのSSIDが記憶部220に記憶されている。
続いて、非可逆変換部230は、記憶部220に記憶されている一覧に含まれる全てのSSIDに対して、ステップS3で非可逆変換部120が行った非可逆変換と同じ変換を行う(ステップS22)。制御部130は、非可逆変換部120がSSIDそれぞれを変換した結果、得られた文字列(変換後接続設定情報)を記憶部220に記憶させておく。
図9は、図3に示した非可逆変換部230がSSIDのそれぞれを変換して得た文字列の一例を示す図である。
図9に示すように、「1DA903EC3A358CC40BEC8EFDC48F4B
A5」、「FE5D53D2CE3929A6568CCFF5EC1671B8」、「AB372225982517D924154EE831DB67A9」、「63B1D1D255D5741CA923ACE1C3C4C8FD」、「0A732AA84C62CCB777F577F300984C6F」および「41419BB328C672
EC6FDAEEA3583392BB」の6つの文字列(変換後接続設定情報)が記憶部220に記憶されている。
このとき、記憶部220は、SSID(図8に示したもの)と、そのSSIDが変換された文字列(図9に示したもの)とを対応付けて記憶しておく。
続いて、表示部280は、利用者に対して、プロジェクタ100の表示部140が表示している文字列の入力を促す表示を行う(ステップS23)。この表示は、例えば「現在プロジェクタが表示している4文字の文字列を入力してください」等、利用者が表示を見て、文字列の入力を行うことを促す表示であれば良い。
その後、入力部210が、文字列の入力を受け付けると(ステップS24)、特定部240は、記憶部220に記憶されている、非可逆変換部230が変換して得た文字列(変換後接続設定情報)を1つずつ抽出する(ステップS25)。特定部240は、入力部210が入力した文字列と抽出した文字列の第1の位置に配置されている文字列とを比較する(ステップS26)。
特定部240は、入力部210が入力した文字列と抽出した文字列の第1の位置に配置されている文字列とが一致しない場合、記憶部220に記憶されている、非可逆変換部230が変換して得た文字列をうち、まだ抽出していない文字列から1つを抽出し(ステップS27)、ステップS26の処理を行う。
一方、特定部240は、入力部210が入力した文字列と抽出した文字列の第1の位置に配置されている文字列とが一致する場合、その文字列が含まれている文字列に対応するSSIDを特定する(ステップS28)。例えば、入力部210が入力した文字列が「92BB」である場合、非可逆変換部230が変換して得た文字列「41419BB328C672EC6FDAEEA3583392BB」の第1の位置が「92BB」であり、それらは一致する。そのため、「41419BB328C672EC6FDAEEA3583392BB」と対応付けられている「NPAPB02A0002」がSSIDとして特定される。このSSIDを使用して、通信部270は、通信ネットワークと接続する。
また、パスワードは、非可逆変換部230が変換して得た文字列の第2の位置に配置された上位16文字であるため、制御部250は、「41419BB328C672EC」をSSIDのパスワードとして特定し、記憶部220に登録する(ステップS29)。パスワードは、上位16文字に限らず、文字数や利用する文字位置は他の数や位置でも良い。登録されたパスワードは、プロジェクタ100が接続されている通信ネットワークと同じ通信ネットワークへの接続に利用される。
また、復号化部260は、特定部240が特定したSSID「NPAPB02A0002」を復号化することでプロジェクタ100のIPアドレスを取得し、記憶部220に登録する(ステップS30)。この復号化処理では、復号化部260は、「NPAPB02A0002」から文字列「NPAP」を削除した「B02A0002」を16進数として2ビット左シフトを行う。復号化された結果、「C0A80010」の16進数が得られ、これをIPアドレスとして扱うと「192.168.0.10」となる。登録されたIPアドレスは、プロジェクタ100への接続に利用される。
図9に示すように、「1DA903EC3A358CC40BEC8EFDC48F4B
A5」、「FE5D53D2CE3929A6568CCFF5EC1671B8」、「AB372225982517D924154EE831DB67A9」、「63B1D1D255D5741CA923ACE1C3C4C8FD」、「0A732AA84C62CCB777F577F300984C6F」および「41419BB328C672
EC6FDAEEA3583392BB」の6つの文字列(変換後接続設定情報)が記憶部220に記憶されている。
このとき、記憶部220は、SSID(図8に示したもの)と、そのSSIDが変換された文字列(図9に示したもの)とを対応付けて記憶しておく。
続いて、表示部280は、利用者に対して、プロジェクタ100の表示部140が表示している文字列の入力を促す表示を行う(ステップS23)。この表示は、例えば「現在プロジェクタが表示している4文字の文字列を入力してください」等、利用者が表示を見て、文字列の入力を行うことを促す表示であれば良い。
その後、入力部210が、文字列の入力を受け付けると(ステップS24)、特定部240は、記憶部220に記憶されている、非可逆変換部230が変換して得た文字列(変換後接続設定情報)を1つずつ抽出する(ステップS25)。特定部240は、入力部210が入力した文字列と抽出した文字列の第1の位置に配置されている文字列とを比較する(ステップS26)。
特定部240は、入力部210が入力した文字列と抽出した文字列の第1の位置に配置されている文字列とが一致しない場合、記憶部220に記憶されている、非可逆変換部230が変換して得た文字列をうち、まだ抽出していない文字列から1つを抽出し(ステップS27)、ステップS26の処理を行う。
一方、特定部240は、入力部210が入力した文字列と抽出した文字列の第1の位置に配置されている文字列とが一致する場合、その文字列が含まれている文字列に対応するSSIDを特定する(ステップS28)。例えば、入力部210が入力した文字列が「92BB」である場合、非可逆変換部230が変換して得た文字列「41419BB328C672EC6FDAEEA3583392BB」の第1の位置が「92BB」であり、それらは一致する。そのため、「41419BB328C672EC6FDAEEA3583392BB」と対応付けられている「NPAPB02A0002」がSSIDとして特定される。このSSIDを使用して、通信部270は、通信ネットワークと接続する。
また、パスワードは、非可逆変換部230が変換して得た文字列の第2の位置に配置された上位16文字であるため、制御部250は、「41419BB328C672EC」をSSIDのパスワードとして特定し、記憶部220に登録する(ステップS29)。パスワードは、上位16文字に限らず、文字数や利用する文字位置は他の数や位置でも良い。登録されたパスワードは、プロジェクタ100が接続されている通信ネットワークと同じ通信ネットワークへの接続に利用される。
また、復号化部260は、特定部240が特定したSSID「NPAPB02A0002」を復号化することでプロジェクタ100のIPアドレスを取得し、記憶部220に登録する(ステップS30)。この復号化処理では、復号化部260は、「NPAPB02A0002」から文字列「NPAP」を削除した「B02A0002」を16進数として2ビット左シフトを行う。復号化された結果、「C0A80010」の16進数が得られ、これをIPアドレスとして扱うと「192.168.0.10」となる。登録されたIPアドレスは、プロジェクタ100への接続に利用される。
なお、会議の秘匿性を高めるために、プロジェクタ100が起動する度にIPアドレスが変更されるものであっても良い。この場合、暗号化して生成されるSSIDもその都度変わり、プロジェクタ100が表示する文字列も変わる。
このように、利用者は、ネットワーク環境のID(SSID)やプロジェクタ100のIPアドレスを事前に調べること無く、所定の文字数の文字列をPC200に入力するだけで、PC200の通信ネットワーク上への接続とプロジェクタ100への接続とを行い、会議システムでの会議を開始することができる。また、PC200でプロジェクタ100と同じ非可逆性変換を全てのSSIDに対して行うことで、少ない情報量でも高い精度で希望のネットワークを特定することができる。
上述したプロジェクタ100、PC200それぞれに設けられた各構成要素が行う処理は、目的に応じてそれぞれ作製された論理回路で行うようにしても良い。また、処理内容を手順として記述したコンピュータプログラム(以下、プログラムと称する)をプロジェクタ100、PC200それぞれにて読取可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムをプロジェクタ100、PC200それぞれに読み込ませ、実行するものであっても良い。プロジェクタ100、PC200それぞれにて読取可能な記録媒体とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、DVD(Digital Versatile Disc)、CD(Compact Disc)、Blu−ray(登録商標) Discなどの移設可能な記録媒体の他、プロジェクタ100、PC200それぞれに内蔵されたROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等のメモリやHDD(Hard Disk Drive)等を指す。この記録媒体に記録されたプログラムは、プロジェクタ100、PC200それぞれに設けられたCPU(Central Processing Unit)にて読み込まれ、CPUの制御によって、上述したものと同様の処理が行われる。ここで、CPUは、プログラムが記録された記録媒体から読み込まれたプログラムを実行するコンピュータとして動作するものである。
上記の実施の形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)投影装置と、無線通信装置とを接続して投影を行う投影システムであって、
前記投影装置は、
当該投影装置に割り当てられたIP(Internet Protocol)アドレスを暗号化して、前記無線通信装置と接続するための接続設定情報を生成する暗号化部と、
前記接続設定情報を所定の変換アルゴリズムを用いて非可逆変換して変換後接続設定情報を生成する第1の非可逆変換部と、
前記変換後接続設定情報を、前記無線通信装置と接続するために用いるパスワードとして特定し、前記変換後接続設定情報のうちの第1の位置に配置された文字列を特定する第1の制御部と、
前記特定された文字列を表示する表示部とを有し、
前記無線通信装置は、
外部からの操作に基づいて前記文字列を入力する入力部と、
あらかじめ設定された接続設定情報の一覧に示されたすべての接続設定情報に対して、前記変換アルゴリズムを用いて非可逆変換を行って前記変換後接続設定情報を生成する第2の非可逆変換部と、
前記入力した文字列と、前記第2の非可逆変換部が生成した前記変換後接続設定情報それぞれの前記第1の位置に配置された文字列とをそれぞれ比較し、一致した文字列に基づいて前記変換後接続設定情報および前記接続設定情報を特定する特定部と、
前記特定部が特定した前記変換後接続設定情報を、前記投影装置と接続するために用いるパスワードとして特定する第2の制御部と、
前記特定した前記接続設定情報を復号化することで前記IPアドレスを取得する復号化部とを有する投影システム。
(付記2)前記投影装置は、
前記接続設定情報、前記IPアドレスおよび前記パスワードを用いて前記無線通信装置との間で無線通信を行うアクセスポイント部を有し、
前記無線通信装置は、
前記接続設定情報、前記IPアドレスおよび前記パスワードを用いて前記投影装置との間で無線通信を行う通信部を有する、付記1に記載の投影システム。
(付記3)前記第1の制御部は、前記変換後接続設定情報のうちの第2の位置に配置された文字列を、前記無線通信装置と接続するために用いるパスワードとして特定し、
前記第2の制御部は、前記特定部が特定した前記変換後接続設定情報のうちの前記第2の位置に配置された文字列を、前記投影装置と接続するために用いるパスワードとして特定する、付記1または付記2に記載の投影システム。
(付記4)前記接続設定情報は、SSID(Service Set Identifier)である、付記1から3のいずれか1項に記載の投影システム。
(付記5)前記変換アルゴリズムは、MD5(Message Digest Algorithm 5)である、付記1から4のいずれか1項に記載の投影システム。
(付記6)無線通信装置と接続して投影を行う投影装置であって、
当該投影装置に割り当てられたIPアドレスを暗号化して、前記無線通信装置と接続するための接続設定情報を生成する暗号化部と、
前記接続設定情報を所定の変換アルゴリズムを用いて非可逆変換して変換後接続設定情報を生成する非可逆変換部と、
前記変換後接続設定情報を、前記無線通信装置と接続するために用いるパスワードとして特定し、前記変換後接続設定情報のうちの所定の位置に配置された文字列を特定する制御部と、
前記特定された文字列を表示する表示部とを有する投影装置。
(付記7)投影を行う投影装置と接続する無線通信装置であって、
外部からの操作に基づいて、前記投影装置が表示する文字列を入力する入力部と、
あらかじめ設定された接続設定情報の一覧に示されたすべての接続設定情報に対して、所定の変換アルゴリズムを用いて非可逆変換を行って変換後接続設定情報を生成する非可逆変換部と、
前記入力した文字列と、前記非可逆変換部が生成した前記変換後接続設定情報それぞれの第1の位置に配置された文字列とをそれぞれ比較し、一致した文字列に基づいて前記変換後接続設定情報および前記接続設定情報を特定する特定部と、
前記特定部が特定した前記変換後接続設定情報を、前記投影装置と接続するために用いるパスワードとして特定する制御部と、
前記特定した前記接続設定情報を復号化することで前記投影装置に割り当てられたIPアドレスを取得する復号化部とを有する無線通信装置。
(付記8)投影装置が投影を行うために、該投影装置と無線通信装置とを接続する接続方法であって、
前記投影装置に割り当てられたIPアドレスを暗号化して、前記無線通信装置と接続するための接続設定情報を生成する処理と、
前記接続設定情報を所定の変換アルゴリズムを用いて非可逆変換して変換後接続設定情報を生成する処理と、
前記変換後接続設定情報を、前記無線通信装置と接続するために用いるパスワードとして特定する処理と、
前記変換後接続設定情報のうちの第1の位置に配置された文字列を前記投影装置に表示させる処理と、
前記無線通信装置の外部からの操作に基づいて前記文字列を前記無線通信装置に入力する処理と、
あらかじめ設定された接続設定情報の一覧に示されたすべての接続設定情報に対して、前記変換アルゴリズムを用いて非可逆変換を行って前記変換後接続設定情報を生成する処理と、
前記変換後接続設定情報それぞれの前記第1の位置に配置された文字列と前記無線通信装置に入力した文字列とをそれぞれ比較する処理と、
前記比較の結果、一致した文字列に基づいて前記変換後接続設定情報および前記接続設定情報を特定する処理と、
前記特定した前記変換後接続設定情報を、前記投影装置と接続するために用いるパスワードとして特定する処理と、
前記特定した前記接続設定情報を復号化することで前記IPアドレスを取得する処理とを行う接続方法。
(付記9)無線通信装置と接続して投影を行う投影装置に、
当該投影装置に割り当てられたIPアドレスを暗号化して、前記無線通信装置と接続するための接続設定情報を生成する手順と、
前記接続設定情報を所定の変換アルゴリズムを用いて非可逆変換して変換後接続設定情報を生成する手順と、
前記変換後接続設定情報を、前記無線通信装置と接続するために用いるパスワードとして特定する手順と、
前記変換後接続設定情報のうちの所定の位置に配置された文字列を特定する手順と、
前記特定された文字列を表示する手順とを実行させるためのプログラム。
(付記10)投影を行う投影装置と接続する無線通信装置に、
外部からの操作に基づいて、前記投影装置が表示する文字列を入力する手順と、
あらかじめ設定された接続設定情報の一覧に示されたすべての接続設定情報に対して、所定の変換アルゴリズムを用いて非可逆変換を行って変換後接続設定情報を生成する手順と、
前記入力した文字列と、前記変換後接続設定情報それぞれの第1の位置に配置された文字列とをそれぞれ比較し、一致した文字列に基づいて前記変換後接続設定情報および前記接続設定情報を特定する手順と、
前記特定した前記変換後接続設定情報を、前記投影装置と接続するために用いるパスワードとして特定する手順と、
前記特定した前記接続設定情報を復号化することで前記投影装置に割り当てられたIPアドレスを取得する手順とを実行させるためのプログラム。
(付記1)投影装置と、無線通信装置とを接続して投影を行う投影システムであって、
前記投影装置は、
当該投影装置に割り当てられたIP(Internet Protocol)アドレスを暗号化して、前記無線通信装置と接続するための接続設定情報を生成する暗号化部と、
前記接続設定情報を所定の変換アルゴリズムを用いて非可逆変換して変換後接続設定情報を生成する第1の非可逆変換部と、
前記変換後接続設定情報を、前記無線通信装置と接続するために用いるパスワードとして特定し、前記変換後接続設定情報のうちの第1の位置に配置された文字列を特定する第1の制御部と、
前記特定された文字列を表示する表示部とを有し、
前記無線通信装置は、
外部からの操作に基づいて前記文字列を入力する入力部と、
あらかじめ設定された接続設定情報の一覧に示されたすべての接続設定情報に対して、前記変換アルゴリズムを用いて非可逆変換を行って前記変換後接続設定情報を生成する第2の非可逆変換部と、
前記入力した文字列と、前記第2の非可逆変換部が生成した前記変換後接続設定情報それぞれの前記第1の位置に配置された文字列とをそれぞれ比較し、一致した文字列に基づいて前記変換後接続設定情報および前記接続設定情報を特定する特定部と、
前記特定部が特定した前記変換後接続設定情報を、前記投影装置と接続するために用いるパスワードとして特定する第2の制御部と、
前記特定した前記接続設定情報を復号化することで前記IPアドレスを取得する復号化部とを有する投影システム。
(付記2)前記投影装置は、
前記接続設定情報、前記IPアドレスおよび前記パスワードを用いて前記無線通信装置との間で無線通信を行うアクセスポイント部を有し、
前記無線通信装置は、
前記接続設定情報、前記IPアドレスおよび前記パスワードを用いて前記投影装置との間で無線通信を行う通信部を有する、付記1に記載の投影システム。
(付記3)前記第1の制御部は、前記変換後接続設定情報のうちの第2の位置に配置された文字列を、前記無線通信装置と接続するために用いるパスワードとして特定し、
前記第2の制御部は、前記特定部が特定した前記変換後接続設定情報のうちの前記第2の位置に配置された文字列を、前記投影装置と接続するために用いるパスワードとして特定する、付記1または付記2に記載の投影システム。
(付記4)前記接続設定情報は、SSID(Service Set Identifier)である、付記1から3のいずれか1項に記載の投影システム。
(付記5)前記変換アルゴリズムは、MD5(Message Digest Algorithm 5)である、付記1から4のいずれか1項に記載の投影システム。
(付記6)無線通信装置と接続して投影を行う投影装置であって、
当該投影装置に割り当てられたIPアドレスを暗号化して、前記無線通信装置と接続するための接続設定情報を生成する暗号化部と、
前記接続設定情報を所定の変換アルゴリズムを用いて非可逆変換して変換後接続設定情報を生成する非可逆変換部と、
前記変換後接続設定情報を、前記無線通信装置と接続するために用いるパスワードとして特定し、前記変換後接続設定情報のうちの所定の位置に配置された文字列を特定する制御部と、
前記特定された文字列を表示する表示部とを有する投影装置。
(付記7)投影を行う投影装置と接続する無線通信装置であって、
外部からの操作に基づいて、前記投影装置が表示する文字列を入力する入力部と、
あらかじめ設定された接続設定情報の一覧に示されたすべての接続設定情報に対して、所定の変換アルゴリズムを用いて非可逆変換を行って変換後接続設定情報を生成する非可逆変換部と、
前記入力した文字列と、前記非可逆変換部が生成した前記変換後接続設定情報それぞれの第1の位置に配置された文字列とをそれぞれ比較し、一致した文字列に基づいて前記変換後接続設定情報および前記接続設定情報を特定する特定部と、
前記特定部が特定した前記変換後接続設定情報を、前記投影装置と接続するために用いるパスワードとして特定する制御部と、
前記特定した前記接続設定情報を復号化することで前記投影装置に割り当てられたIPアドレスを取得する復号化部とを有する無線通信装置。
(付記8)投影装置が投影を行うために、該投影装置と無線通信装置とを接続する接続方法であって、
前記投影装置に割り当てられたIPアドレスを暗号化して、前記無線通信装置と接続するための接続設定情報を生成する処理と、
前記接続設定情報を所定の変換アルゴリズムを用いて非可逆変換して変換後接続設定情報を生成する処理と、
前記変換後接続設定情報を、前記無線通信装置と接続するために用いるパスワードとして特定する処理と、
前記変換後接続設定情報のうちの第1の位置に配置された文字列を前記投影装置に表示させる処理と、
前記無線通信装置の外部からの操作に基づいて前記文字列を前記無線通信装置に入力する処理と、
あらかじめ設定された接続設定情報の一覧に示されたすべての接続設定情報に対して、前記変換アルゴリズムを用いて非可逆変換を行って前記変換後接続設定情報を生成する処理と、
前記変換後接続設定情報それぞれの前記第1の位置に配置された文字列と前記無線通信装置に入力した文字列とをそれぞれ比較する処理と、
前記比較の結果、一致した文字列に基づいて前記変換後接続設定情報および前記接続設定情報を特定する処理と、
前記特定した前記変換後接続設定情報を、前記投影装置と接続するために用いるパスワードとして特定する処理と、
前記特定した前記接続設定情報を復号化することで前記IPアドレスを取得する処理とを行う接続方法。
(付記9)無線通信装置と接続して投影を行う投影装置に、
当該投影装置に割り当てられたIPアドレスを暗号化して、前記無線通信装置と接続するための接続設定情報を生成する手順と、
前記接続設定情報を所定の変換アルゴリズムを用いて非可逆変換して変換後接続設定情報を生成する手順と、
前記変換後接続設定情報を、前記無線通信装置と接続するために用いるパスワードとして特定する手順と、
前記変換後接続設定情報のうちの所定の位置に配置された文字列を特定する手順と、
前記特定された文字列を表示する手順とを実行させるためのプログラム。
(付記10)投影を行う投影装置と接続する無線通信装置に、
外部からの操作に基づいて、前記投影装置が表示する文字列を入力する手順と、
あらかじめ設定された接続設定情報の一覧に示されたすべての接続設定情報に対して、所定の変換アルゴリズムを用いて非可逆変換を行って変換後接続設定情報を生成する手順と、
前記入力した文字列と、前記変換後接続設定情報それぞれの第1の位置に配置された文字列とをそれぞれ比較し、一致した文字列に基づいて前記変換後接続設定情報および前記接続設定情報を特定する手順と、
前記特定した前記変換後接続設定情報を、前記投影装置と接続するために用いるパスワードとして特定する手順と、
前記特定した前記接続設定情報を復号化することで前記投影装置に割り当てられたIPアドレスを取得する手順とを実行させるためのプログラム。
100 プロジェクタ
110 暗号化部
120,230 非可逆変換部
130,250 制御部
140,280 表示部
150,220 記憶部
160 アクセスポイント部
200 PC
210 入力部
240 特定部
260 復号化部
270 通信部
300 スクリーン
110 暗号化部
120,230 非可逆変換部
130,250 制御部
140,280 表示部
150,220 記憶部
160 アクセスポイント部
200 PC
210 入力部
240 特定部
260 復号化部
270 通信部
300 スクリーン
Claims (10)
- 投影装置と、無線通信装置とを接続して投影を行う投影システムであって、
前記投影装置は、
当該投影装置に割り当てられたIP(Internet Protocol)アドレスを暗号化して、前記無線通信装置と接続するための接続設定情報を生成する暗号化部と、
前記接続設定情報を所定の変換アルゴリズムを用いて非可逆変換して変換後接続設定情報を生成する第1の非可逆変換部と、
前記変換後接続設定情報を、前記無線通信装置と接続するために用いるパスワードとして特定し、前記変換後接続設定情報のうちの第1の位置に配置された文字列を特定する第1の制御部と、
前記特定された文字列を表示する表示部とを有し、
前記無線通信装置は、
外部からの操作に基づいて前記文字列を入力する入力部と、
あらかじめ設定された接続設定情報の一覧に示されたすべての接続設定情報に対して、前記変換アルゴリズムを用いて非可逆変換を行って前記変換後接続設定情報を生成する第2の非可逆変換部と、
前記入力した文字列と、前記第2の非可逆変換部が生成した前記変換後接続設定情報それぞれの前記第1の位置に配置された文字列とをそれぞれ比較し、一致した文字列に基づいて前記変換後接続設定情報および前記接続設定情報を特定する特定部と、
前記特定部が特定した前記変換後接続設定情報を、前記投影装置と接続するために用いるパスワードとして特定する第2の制御部と、
前記特定した前記接続設定情報を復号化することで前記IPアドレスを取得する復号化部とを有する投影システム。 - 請求項1に記載の投影システムにおいて、
前記投影装置は、
前記接続設定情報、前記IPアドレスおよび前記パスワードを用いて前記無線通信装置との間で無線通信を行うアクセスポイント部を有し、
前記無線通信装置は、
前記接続設定情報、前記IPアドレスおよび前記パスワードを用いて前記投影装置との間で無線通信を行う通信部を有する投影システム。 - 請求項1または請求項2に記載の投影システムにおいて、
前記第1の制御部は、前記変換後接続設定情報のうちの第2の位置に配置された文字列を、前記無線通信装置と接続するために用いるパスワードとして特定し、
前記第2の制御部は、前記特定部が特定した前記変換後接続設定情報のうちの前記第2の位置に配置された文字列を、前記投影装置と接続するために用いるパスワードとして特定する投影システム。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の投影システムにおいて、
前記接続設定情報は、SSID(Service Set Identifier)である投影システム。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の投影システムにおいて、
前記変換アルゴリズムは、MD5(Message Digest Algorithm 5)である投影システム。 - 無線通信装置と接続して投影を行う投影装置であって、
当該投影装置に割り当てられたIPアドレスを暗号化して、前記無線通信装置と接続するための接続設定情報を生成する暗号化部と、
前記接続設定情報を所定の変換アルゴリズムを用いて非可逆変換して変換後接続設定情報を生成する非可逆変換部と、
前記変換後接続設定情報を、前記無線通信装置と接続するために用いるパスワードとして特定し、前記変換後接続設定情報のうちの所定の位置に配置された文字列を特定する制御部と、
前記特定された文字列を表示する表示部とを有する投影装置。 - 投影を行う投影装置と接続する無線通信装置であって、
外部からの操作に基づいて、前記投影装置が表示する文字列を入力する入力部と、
あらかじめ設定された接続設定情報の一覧に示されたすべての接続設定情報に対して、所定の変換アルゴリズムを用いて非可逆変換を行って変換後接続設定情報を生成する非可逆変換部と、
前記入力した文字列と、前記非可逆変換部が生成した前記変換後接続設定情報それぞれの第1の位置に配置された文字列とをそれぞれ比較し、一致した文字列に基づいて前記変換後接続設定情報および前記接続設定情報を特定する特定部と、
前記特定部が特定した前記変換後接続設定情報を、前記投影装置と接続するために用いるパスワードとして特定する制御部と、
前記特定した前記接続設定情報を復号化することで前記投影装置に割り当てられたIPアドレスを取得する復号化部とを有する無線通信装置。 - 投影装置が投影を行うために、該投影装置と無線通信装置とを接続する接続方法であって、
前記投影装置に割り当てられたIPアドレスを暗号化して、前記無線通信装置と接続するための接続設定情報を生成する処理と、
前記接続設定情報を所定の変換アルゴリズムを用いて非可逆変換して変換後接続設定情報を生成する処理と、
前記変換後接続設定情報を、前記無線通信装置と接続するために用いるパスワードとして特定する処理と、
前記変換後接続設定情報のうちの第1の位置に配置された文字列を前記投影装置に表示させる処理と、
前記無線通信装置の外部からの操作に基づいて前記文字列を前記無線通信装置に入力する処理と、
あらかじめ設定された接続設定情報の一覧に示されたすべての接続設定情報に対して、前記変換アルゴリズムを用いて非可逆変換を行って前記変換後接続設定情報を生成する処理と、
前記変換後接続設定情報それぞれの前記第1の位置に配置された文字列と前記無線通信装置に入力した文字列とをそれぞれ比較する処理と、
前記比較の結果、一致した文字列に基づいて前記変換後接続設定情報および前記接続設定情報を特定する処理と、
前記特定した前記変換後接続設定情報を、前記投影装置と接続するために用いるパスワードとして特定する処理と、
前記特定した前記接続設定情報を復号化することで前記IPアドレスを取得する処理とを行う接続方法。 - 無線通信装置と接続して投影を行う投影装置に、
当該投影装置に割り当てられたIPアドレスを暗号化して、前記無線通信装置と接続するための接続設定情報を生成する手順と、
前記接続設定情報を所定の変換アルゴリズムを用いて非可逆変換して変換後接続設定情報を生成する手順と、
前記変換後接続設定情報を、前記無線通信装置と接続するために用いるパスワードとして特定する手順と、
前記変換後接続設定情報のうちの所定の位置に配置された文字列を特定する手順と、
前記特定された文字列を表示する手順とを実行させるためのプログラム。 - 投影を行う投影装置と接続する無線通信装置に、
外部からの操作に基づいて、前記投影装置が表示する文字列を入力する手順と、
あらかじめ設定された接続設定情報の一覧に示されたすべての接続設定情報に対して、所定の変換アルゴリズムを用いて非可逆変換を行って変換後接続設定情報を生成する手順と、
前記入力した文字列と、前記変換後接続設定情報それぞれの第1の位置に配置された文字列とをそれぞれ比較し、一致した文字列に基づいて前記変換後接続設定情報および前記接続設定情報を特定する手順と、
前記特定した前記変換後接続設定情報を、前記投影装置と接続するために用いるパスワードとして特定する手順と、
前記特定した前記接続設定情報を復号化することで前記投影装置に割り当てられたIPアドレスを取得する手順とを実行させるためのプログラム。
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CN112312187A (zh) * | 2019-07-31 | 2021-02-02 | 腾讯科技(深圳)有限公司 | 对视频进行投屏播放的方法、装置、设备及存储介质 |
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