JP2017139706A - 受像装置及び制御方法 - Google Patents

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泰志 村上
伊藤 眞一
Shinichi Ito
眞一 伊藤
祐紀 金子
Sukenori Kaneko
祐紀 金子
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Abstract

【課題】CEC機能を有さないHDMI機器において連携動作を実現することができる受像装置及び制御方法を提供することである。
【解決手段】実施形態の受像装置は、映像データ取得部と、電源制御部と、を持つ。映像データ取得部は、映像出力装置から出力される映像データを取得する。電源制御部は、前記映像データに基づいて前記映像データによって示される映像に関する出力を行う出力部に対する電力の供給を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、受像装置及び制御方法に関する。
近年、映像や音声等のマルチメディアをデジタル信号で伝送する通信インターフェースの標準規格としてHDMI(High-Definition Multimedia Interface:高精細度マルチメディアインターフェース)(登録商標)が普及している。HDMIは、PC(Personal Computer)とディスプレイとを接続する標準規格であるDVI(Digital Visual Interface)を基に、音声伝送機能や著作権保護機能(デジタルコンテンツ等の不正コピー防止)、色差伝送機能を加えるなどしてAV家電向けに改良された規格である。HDMIは音声及び映像を非圧縮のデジタル形式で伝送することが可能であり、理論的には伝送中に音質及び画質が劣化しないとされている。
また、HDMIは、周辺機器との連携動作を可能にするCEC(Consumer Electronics Control)機能を有している。このCEC機能により、例えば、自装置の電源オンを契機として周辺機器を電源オン状態に遷移させるといった連携動作が可能になる。しかしながら、HDMIインターフェースを備える機器(以下、「HDMI機器」という。)の必ずしも全てがこのCEC機能に対応しているとは限らないというのが現状である。そのため、CEC機能に対応していない機器では、周辺機器との連携動作を実現できない可能性があった。
特開2013−73070号公報
本発明が解決しようとする課題は、CEC機能を有さないHDMI機器において連携動作を実現することができる受像装置及び制御方法を提供することである。
実施形態の受像装置は、映像データ取得部と、電源制御部と、を持つ。映像データ取得部は、映像出力装置から出力される映像データを取得する。電源制御部は、前記映像データに基づいて前記映像データによって示される映像に関する出力を行う出力部に対する電力の供給を制御する。
実施形態の受像装置と、受像装置に対して映像を出力する映像出力装置とで構成される映像表示システム100の構成の具体例を示す図。 ソース機器1からシンク機器2に対して送信されるクロック信号の具体例を示す図。 対応情報の具体例を示す図。 シンク機器2がクロック信号に基づいて表示部21及び音声出力部22に対する電力の供給を制御する処理の流れを示すフローチャート。
以下、実施形態の受像装置及び制御方法を、図面を参照して説明する。
図1は、実施形態の受像装置と、受像装置に対して映像を出力する映像出力装置とで構成される映像表示システム100の構成の具体例を示す図である。映像表示システム100は、映像出力装置であるソース機器1と、受像装置であるシンク機器2とを備える。ソース機器1とシンク機器2とはHDMIインターフェースで接続される。ソース機器1は、HDMIインターフェースを介して、映像の表示に必要となる情報(以下、「映像データ」という。)をシンク機器2に送信する。具体的には、映像データは、映像として再生される時系列の画像データを含む情報である。なお、ソース機器1から出力される映像は音声を伴う映像であってもよく、その場合、映像データには上記の画像データに加えて、画像データの再生に同期して出力される音声データが含まれる。シンク機器2は、ソース機器1から送信された映像データを受信し、受信した映像データに基づいて映像の表示や音声の出力を行う。
続いて、HDMIインターフェースの信号線の構成について説明する。CEC機能に対応したHDMIインターフェースは、映像データ伝送ライン31、電源ライン32、補助ライン33、接続検出ライン34及び周辺機器制御ライン35の各信号線を有する。
映像データ伝送ライン31は、映像データを伝送するための信号線である。具体的には、映像データ伝送ライン31は、TMDS(Transition Minimized Differential Signaling)(登録商標)と呼ばれる高速作動信号で映像データを伝送する。TMDSは、3つのデータレーン(CH−0、CH−1及びCH−2)と、1つのクロックレーン(Clock)との合計4レーンで構成される。CH−0には、RGBで表現される映像のうちのB映像、VSYNC(垂直同期信号)及びHSYNC(水平同期信号)が割り当てられる。CH−1には、G映像及びコントロール信号が割り当てられる。CH−2には、R映像とコントロールデータが割り当てられる。すなわち、HDMIは、アナログであるVGA(Video Graphics Array)信号におけるRGBの各映像を、TMDSの高速作動信号に変換して伝送するものである。Clockには、映像データの伝送レートを通知するためのクロック信号が割り当てられる。なお、音声データは映像データに埋め込まれ、映像データの一部としてデータレーンを介してシンク機器2に伝送される。一般に、映像データは、このように伝送されるVSYNC、HSYNC及びクロック信号が調整されることにより、各種の映像フォーマット(480i、720p、1080pなど)で表示される。
電源ライン32は、HDMIトランスミッタ12がHDMIレシーバ24に対して電力を供給するために用いられる信号線である。具体的には、電源ライン32は、5Vの電圧で電力を供給する。
補助ライン33は、ソース機器1がシンク機器2の性能に関する情報を読み出すために用いられる信号線である。このようなシンク機器2の性能に関する情報は、一般に、ディスプレイデータと呼ばれ、シンク機器2に予め記憶されている。具体的には、ディスプレイデータは、ディスプレイの解像度(EDID:Extended Display Identification Data)や製品情報などを示す情報である。
また、具体的には、補助ライン33には、DDC(Display Data Channel)と呼ばれるVESA(Video Electronics Standard Association)で標準化されたディスプレイデータに関するインターフェース規格が用いられる。DDCは、通信プロトコルにICを用いた低速の通信線である。また、補助ライン33は、ディスプレイデータの読み出しのほか、HDCP(High-bandwidth Digital Content Protection:高帯域幅デジタルコンテンツ保護)の認証動作に関する通信にも用いられる。
接続検出ライン34は、HPD(Hot-Plug-Detect)機能に用いられる信号線である。HPD機能とは、ソース機器1が、HDMIインターフェースの対向にシンク機器2が接続されたことを検出する機能である。
周辺機器制御ライン35は、CEC機能に用いられる信号線である。
上述した信号線のうち、映像データ伝送ライン31、電源ライン32及び補助ライン33は、後述するソース機器1のHDMIトランスミッタ12と、シンク機器2のHDMIレシーバ24とに接続される。また、接続検出ライン34及び周辺機器制御ライン35は、後述するソース機器1のCPU(Central Processing Unit)12と、シンク機器2の第1CPU26とに接続される。
続いて、ソース機器1及びシンク機器2の機能構成について説明する。まず、ソース機器1の機能構成について説明する。ソース機器1は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、ソース機器プログラムを実行する。ソース機器1は、ソース機器プログラムの実行によってAVプロセッサ11、HDMIトランスミッタ12及びCPU13を備える装置として機能する。なお、ソース機器1の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。ソース機器プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。ソース機器プログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
AVプロセッサ11は、シンク機器2に出力する対象の映像データをHDMIトランスミッタ12に出力する。AVプロセッサ11は、HDMIトランスミッタ12に対して、動画ファイルを再生することによって取得される映像データを出力してもよいし、外部から入力されたストリーミング形式の映像データを出力してもよい。
HDMIトランスミッタ12は、AVプロセッサ11から出力される映像データを、HDMIインターフェースで伝送可能な信号に変換してシンク機器2に送信する。具体的には、HDMIトランスミッタ12は、HDMIインターフェースで伝送可能な信号に変換した映像データを映像データ伝送ライン31に出力する。
CPU13は、CEC機能に関する制御を行う。具体的には、CPU13は、周辺機器制御ライン35を介してシンク機器2との間でCEC機能に関する制御信号(以下、「CEC信号」という。)を送受信する。例えば、CEC信号は、AVプロセッサ11又はHDMIトランスミッタ12から出力される。CPU13は、HDMIトランスミッタ12又はAVプロセッサ11から出力されたCEC信号をシンク機器2に送信するとともに、シンク機器2から送信されるCEC信号に基づいてHDMIトランスミッタ12又はAVプロセッサ11を制御する。
続いて、シンク機器2の機能構成について説明する。シンク機器2は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、シンク機器プログラムを実行する。シンク機器2は、シンク機器プログラムの実行によって表示部21、音声出力部22、電力供給部23、HDMIレシーバ24、AVプロセッサ25、第1CPU26及び第2CPU27(電源制御部)を備える装置として機能する。なお、シンク機器2の各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されてもよい。シンク機器プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。シンク機器プログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
表示部21(出力部の一例)は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイや液晶ディスプレイ、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等の表示装置を用いて構成される。表示部21は、AVプロセッサ25から出力される映像信号に基づいてディスプレイの画素値を変化させることにより映像を表示する。なお、表示部21は、上記の表示装置に対して映像信号を無線又は有線で送信する映像トランスミッタとして構成されてもよい。
音声出力部22(出力部の一例)は、スピーカやイヤホン、ヘッドホンなどの音声出力装置を用いて構成される。音声出力部22は、AVプロセッサ25から出力される音声信号をアナログ音声に変換して出力する。
電力供給部23は、表示部21及び音声出力部22に対して、表示部21及び音声出力部22が動作するための電力を供給する。電力供給部23は、第1CPU26又は第2CPU27の制御に応じて、表示部21及び音声出力部22に対する電力供給のオン・オフを切り替えることが可能である。
HDMIレシーバ24は、ソース機器1から送信される映像データを受信してAVプロセッサ25に出力する。具体的には、HDMIレシーバ24は、映像データ伝送ライン31から出力される信号を自装置に入力し、入力信号を映像データに変換する。HDMIレシーバ24は、入力信号の変換によって取得された映像データをAVプロセッサ25に出力する。
AVプロセッサ25(映像データ取得部)は、HDMIレシーバ24から出力される映像データに基づいて映像信号及び音声信号を生成する。映像信号は、映像データによって示される映像を表示部21に表示させるための信号である。音声信号は、映像データに含まれる音声データによって示される音声を音声出力部22に出力させるための信号である。また、AVプロセッサ25は、映像データに含まれるクロック信号を第2CPU27に出力する。
第1CPU26は、CEC機能に関する制御処理を実行する。具体的には、第1CPU26は、周辺機器制御ライン35を介してソース機器1との間でCEC信号を送受信する。第1CPU26は、HDMIレシーバ24又はAVプロセッサ25から出力されるCEC信号をソース機器1に送信するとともに、ソース機器1から送信されるCEC信号に基づいてHDMIレシーバ24、AVプロセッサ25及び電力供給部23を制御する。
第2CPU27は、AVプロセッサ25から出力されるクロック信号に基づいて電力供給部23を制御する。
図2は、ソース機器1からシンク機器2に対して送信されるクロック信号の具体例を示す図である。図2(A)は、ソース機器1がシンク機器2に対して映像の出力を行っているときのクロック信号を示している。一方、図2(B)は、ソース機器1がシンク機器2に対して映像の出力を行っていないときのクロック信号を示している。このように、クロック信号は映像の出力に応じて出力される信号である。そのため、クロック信号の有無によって映像の出力の有無を識別することができる。
さらに、クロック信号は、映像フォーマットに応じて異なる周波数を持つ。例えば、クロック信号の周波数は、720pや420p、VGA(Video Graphics Array)などの映像フォーマットに応じて異なる。そのため、クロック信号の周波数によって出力中の映像の映像フォーマットを識別することができる。
第2CPU27は、このように映像フォーマットに応じて異なるクロック信号の周波数に基づいて、電力供給部23を制御する。具体的には、第2CPU27は、出力中の映像が自装置において表示可能な映像フォーマットの映像である場合には、表示部21及び音声出力部22に対して電力を供給するように電力供給部23を制御する。一方で、出力中の映像が自装置において表示不可能な映像フォーマットの映像である場合には、表示部21及び音声出力部22に対して電力を供給しないように電力供給部23を制御する。
なお、シンク機器2は、自装置において表示可能な映像フォーマットと、その映像フォーマットに応じたクロック信号の周波数との対応関係を示す対応情報を、予め装置内部のメモリや補助記憶装置等の記憶部(図示せず)に記憶している。
図3は、対応情報の具体例を示す図である。例えば、対応情報は、図3に示す対応情報テーブルとして予めシンク機器2に記憶される。対応情報テーブルは、映像フォーマットごとの対応情報レコードを有する。対応情報レコードは、映像フォーマット及び周波数の各値を有する。映像フォーマットは、シンク機器2において表示可能な映像の種別を表す。周波数は、映像フォーマットの値が示す映像種別に対応するクロック信号の周波数を表す。第2CPU27は、AVプロセッサ25から出力されたクロック信号の周波数が、対応情報に登録されている場合に、表示部21及び音声出力部22に対して電力を供給するように電力供給部23を制御する。
図4は、シンク機器2がクロック信号に基づいて表示部21及び音声出力部22に対する電力の供給を制御する処理の流れを示すフローチャートである。まず、第2CPU27が、クロック信号が変化したか否かを判定する(ステップS101)。具体的には、第2CPU27は、クロック信号の有無の変化、又はクロック信号の周波数の変化を検出する。クロック信号に変化がない場合(ステップS101−NO)、第2CPU27はステップS101を繰り返し実行し、クロック信号の監視を継続する。
一方、クロック信号に変化が生じた場合(ステップS101−YES)、第2CPU27は、当該クロック信号が正常なクロック信号であるか否かを判定する(ステップS102)。具体的には、第2CPU27は、対応情報に基づいて、クロック信号の周波数が自装置において表示可能な映像フォーマットの周波数であるか否かを判定し、クロック信号の周波数が自装置において表示可能な映像フォーマットの周波数である場合に、当該クロック信号が正常であると判定する。クロック信号が正常であると判定された場合(ステップS102−YES)、第2CPU27は、表示部21及び音声出力部22が電源オフの状態であるか否かを判定する(ステップS103)。
表示部21及び音声出力部22が電源オフの状態でない場合(ステップS103−NO)、すなわち、表示部21及び音声出力部22が既に電源オンの状態である場合、第2CPU27は、ステップS101に戻り、後続するクロック信号の監視を継続する。一方、表示部21及び音声出力部22が電源オフの状態である場合(ステップS103−YES)、第2CPU27は、表示部21及び音声出力部22に対して映像の表示及び音声の出力を行わせるために、電力供給部23を制御して表示部21及び音声出力部22を電源オンの状態に遷移させる(ステップS104)。第2CPU27は、表示部21及び音声出力部22を電源オンの状態に遷移させると、ステップS101に戻り、後続するクロック信号の監視を継続する。
一方、ステップS102において、クロック信号が正常でないと判定された場合(ステップS102−NO)、第2CPU27は、表示部21及び音声出力部22が電源オンの状態であるか否かを判定する(ステップS105)。表示部21及び音声出力部22が電源オンの状態でない場合(ステップS105−NO)、すなわち、表示部21及び音声出力部22が既に電源オフの状態である場合、第2CPU27は、ステップS101に戻り、後続するクロック信号の監視を継続する。
一方、表示部21及び音声出力部22が電源オンの状態である場合(ステップS105−NO)、第2CPU27は、表示部21及び音声出力部22に対して映像の表示及び音声の出力を行わせないために、電力供給部23を制御して表示部21及び音声出力部22を電源オフの状態に遷移させる(ステップS106)。
このように構成された実施形態のシンク機器2は、ソース機器1から送信される映像のクロック信号に基づいて、映像や音声を出力する機能部に対する電力の供給を制御する第2CPU27を備える。このような構成を備えることにより、シンク機器2は、CEC機能の有無によらずHDMI機器の連携動作を実現することが可能となる。
上記実施形態では、HDMI機器の連携動作の一例として表示部21及び音声出力部22に対する電力供給を制御する例を説明した。このような電源制御により、実施形態のシンク機器2では、映像信号が出力されていないときのシンク機器2の消費電力を削減することが可能となる。
具体的には、CEC機能に対応していない従来のシンク機器では、ソース機器に接続されている間、表示部21及び音声出力部22は電源オンの状態となっていた。そのため、表示可能な映像信号又は表示すべき映像信号が出力されていないにも関わらず、電力が消費されてしまう可能性があった。これに対して、実施形態のシンク機器2は、出力される映像信号に基づいて表示部21及び音声出力部22の電源状態を制御可能である。そのため、映像信号が出力されていないときのシンク機器2の消費電力を削減することが可能となる。
以下、実施形態のシンク機器2の変形例について説明する。
シンク機器2は、クロック信号が正常であるか否かの判定に、クロック信号以外の信号を用いてもよい。例えば、シンク機器2は、クロック信号が正常であるか否かの判定に、データレーンで伝送される信号を用いてもよい。この場合、第2CPU27は、クロック信号の周波数が自装置に対応した映像フォーマットの周波数であり、かつ、データレーンを介して映像(音声を含む)の信号が出力されている状態であることをもって、クロック信号が正常であることを判定してもよい。このような判定を行うことによって、シンク機器2は、表示部21及び音声出力部22を動作させるべきか否かをより正確に判定することができる。これによりシンク機器2は、表示部21及び音声出力部22の省電力効果をより高めることが可能となる。
ソース機器1とシンク機器2との間の接続インターフェースは、HDMIに限定されない。ソース機器1とシンク機器2とは、クロック信号を含む映像データを伝送するインターフェースであれば、他のどのような接続インターフェースで接続されてもよい。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、映像データに基づいて映像データによって示される映像に関する出力を行う出力部に対する電力の供給を制御する電源制御部を持つことにより、CEC機能を有さないHDMI機器において連携動作を実現することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100…映像表示システム、1…ソース機器、11…AVプロセッサ、12…CPU(Central Processing Unit)、12…HDMI(High-Definition Multimedia Interface)トランスミッタ、2…シンク機器、21…表示部、22…音声出力部、23…電力供給部、24…HDMIレシーバ、25…プロセッサ、26…第1CPU、27…第2CPU、31…映像データ伝送ライン、32…電源ライン、33…補助ライン、34…接続検出ライン、35…周辺機器制御ライン

Claims (5)

  1. 映像出力装置から出力される映像データを取得する映像データ取得部と、
    前記映像データに基づいて前記映像データによって示される映像に関する出力を行う出力部に対する電力の供給を制御する電源制御部と、
    を備える受像装置。
  2. 前記電源制御部は、前記映像データを伝送する信号の一部であって、前記映像出力装置が自装置に対して前記映像データの伝送レートを通知するための信号であるクロック信号に基づいて、前記出力部に対する電力の供給を制御する、
    請求項1に記載の受像装置。
  3. 前記電源制御部は、前記映像データを伝送する信号の一部であって、前記映像として再生される画像データ又は音声データを伝送する信号と、前記クロック信号とに基づいて、前記出力部に対する電力の供給を制御する、
    請求項2に記載の受像装置。
  4. 前記出力部は、映像を表示することが可能な表示部を含み、
    前記電源制御部は、前記クロック信号の周波数が前記表示部の表示可能な映像に対応する周波数である場合には前記出力部に対して電力を供給し、前記クロック信号の周波数が前記表示部の表示可能な映像に対応する周波数でない場合には前記表示部に対して電力を供給しない、
    請求項2又は3に記載の受像装置。
  5. 映像出力装置から出力される映像データを取得する映像データ取得ステップと、
    前記映像データに基づいて前記映像データによって示される映像に関する出力を行う出力部に対する電力の供給を制御する電源制御ステップと、
    を備える制御方法。
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