JP2017138675A - 検出装置および検出方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】炎の存在の検出精度を向上する技術を提供する。【解決手段】特定部22は、監視対象を撮像したカラー画像を取得する。検出部24は、特定部22において取得したカラー画像を分割した複数のセルのうち、第1の色成分が第1のしきい値以上であるセルを炎候補セルとして特定する。検出部24は、特定部22において特定した炎候補セルの周辺に配置されたセルにおいて、第1の色成分に対する第2の色成分の比が第2のしきい値以下である場合に、炎の存在を検出する。【選択図】図2
Description
本発明は、検出技術に関し、特に撮像した画像から炎の存在を検出する検出装置および検出方法に関する。
火災を検出するために、CCDカラーカメラなどにより大空間の監視エリアのカラー画像を撮像し、このカラー画像のG成分とR成分の比(G/R)又はB成分とR成分の比(B/R)により炎の色温度が検出される。この場合、絶対温度を検出するので、カラーカメラの感度ばらつきにより火災の検出精度が悪化する。これに対応するために、火災が発生していない正常時に、G成分とR成分の比(G/R)が算出されるとともに、監視時にもG成分とR成分の比(G/R)が算出され、それらを利用して火災か否かが判断される(例えば、特許文献1参照)。
所定の画素におけるG成分とR成分の比(G/R)から火災と判定する場合、炎に近い色成分を有する物体が持ち込まれた場合であっても、火災と誤判定されるおそれがある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、炎の存在の検出精度を向上する技術を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の検出装置は、監視対象を撮像したカラー画像を取得する取得部と、取得部において取得したカラー画像を分割した複数のセルのうち、第1の色成分が第1のしきい値以上であるセルを炎候補セルとして特定する特定部と、特定部において特定した炎候補セルの周辺に配置されたセルにおいて、第1の色成分に対する第2の色成分の比が第2のしきい値以下である場合に、炎の存在を検出する検出部と、を備える。
本発明の別の態様もまた、検出装置である。この装置は、監視対象を撮像したカラー画像を取得する取得部と、(1)取得部において取得したカラー画像を分割した複数のセルのうち、並んだ3つ以上のセルにおいて、第1の色成分に対する第2の色成分の比が第2のしきい値以下であり、かつ(2)当該3つ以上のセルのそれぞれにおける第1の色成分に対する第2の色成分の比が、順に大きくなっている場合に、炎の存在を検出する検出部と、を備える。
本発明のさらに別の態様は、検出方法である。この方法は、監視対象を撮像したカラー画像を取得するステップと、取得したカラー画像を分割した複数のセルのうち、第1の色成分が第1のしきい値以上であるセルを炎候補セルとして特定するステップと、特定した炎候補セルの周辺に配置されたセルにおいて、第1の色成分に対する第2の色成分の比が第2のしきい値以下である場合に、炎の存在を検出するステップと、を備える。
本発明のさらに別の態様もまた、検出方法である。この方法は、監視対象を撮像したカラー画像を取得するステップと、(1)取得したカラー画像を分割した複数のセルのうち、並んだ3つ以上のセルにおいて、第1の色成分に対する第2の色成分の比が第2のしきい値以下であり、かつ(2)当該3つ以上のセルのそれぞれにおける第1の色成分に対する第2の色成分の比が、順に大きくなっている場合に、炎の存在を検出するステップと、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、炎の存在の検出精度を向上できる。
(実施例1)
本発明を具体的に説明する前に、まず概要を述べる。本発明の実施例1は、部屋等の監視部分を撮像したカラー画像における炎の存在を検出ことによって、火災の発生を検出する検出装置に関する。カラー画像に対して炎の色温度を検出する場合、前述のごとく、炎に近い色成分を有する物体が持ち込まると、誤検出が発生するおそれがある。この誤検出を抑制するために、本実施例では、炎による照明効果に着目する。炎が存在する場合、炎自体を撮像した部分の色温度の変化(低くなる)が生じることに加えて、炎による照明効果により炎の周辺部分も赤色っぽくなり色温度の変化(低くなる)が生じる。ここで、炎自体の色温度より、炎による照明効果による周辺の色温度は高くなる。そのため、本実施例における検出装置は、色温度の変化より、炎が存在する可能性がある部分(以下、「炎候補セル」という)を特定する。また、検出装置は、炎候補セルの周辺において色温度が低くなっている場合に、炎の存在を検出する。
本発明を具体的に説明する前に、まず概要を述べる。本発明の実施例1は、部屋等の監視部分を撮像したカラー画像における炎の存在を検出ことによって、火災の発生を検出する検出装置に関する。カラー画像に対して炎の色温度を検出する場合、前述のごとく、炎に近い色成分を有する物体が持ち込まると、誤検出が発生するおそれがある。この誤検出を抑制するために、本実施例では、炎による照明効果に着目する。炎が存在する場合、炎自体を撮像した部分の色温度の変化(低くなる)が生じることに加えて、炎による照明効果により炎の周辺部分も赤色っぽくなり色温度の変化(低くなる)が生じる。ここで、炎自体の色温度より、炎による照明効果による周辺の色温度は高くなる。そのため、本実施例における検出装置は、色温度の変化より、炎が存在する可能性がある部分(以下、「炎候補セル」という)を特定する。また、検出装置は、炎候補セルの周辺において色温度が低くなっている場合に、炎の存在を検出する。
図1は、本発明の実施例1に係る監視システム100の構成を示す。監視システム100では、部屋50に撮像装置10が設置される。撮像装置10は、部屋50の一部を撮像するとともに、撮像した画像に、炎が存在するかを検出することによって火災の発生を検出する。そのため、撮像装置10によって撮像される部屋50の一部は、監視対象領域といえる。
図2は、撮像装置10の構成を示す。撮像装置10は、警報装置12に接続されており、撮像部14、検出装置16を含む。検出装置16は、取得部20、特定部22、検出部24、出力部26を含む。
撮像部14は、CCD(Charge−Coupled Device)カメラ等によって構成されており、前述の監視対象領域を撮像する。撮像は、所定の間隔で実行され、撮像された画像には、赤色の色成分(以下、「R成分」という)、緑色の色成分(以下、「G成分」という)、青色の色成分(以下、「B成分」という)が含まれている。ここで、R成分を第1の色成分とした場合、G成分あるいはB成分が第2の色成分に相当する。撮像部14は、R成分、G成分、B成分のそれぞれをデジタル信号に変換した画像(以下、「カラー画像」という)を取得部20に順次出力する。
取得部20は、撮像部14からのカラー画像であって、かつ監視対象領域を撮像したカラー画像を取得する。図3は、取得部20において取得される画像を示す。取得部20は、カラー画像を複数に分割するような複数のセル200を規定する。ここでは、一例として、第11セル200aaから第77セル200ggの49個のセル200によってカラー画像が分割されているが、セル200の数はこれに限定されない。また、1つのセル200は、1以上の画素によって構成される。図2に戻る。取得部20は、カラー画像を特定部22に出力する。
特定部22は、取得部20からカラー画像を入力する。特定部22は、カラー画像に含まれた複数のセル200のうちの1つ、例えば、第11セル200aaを選択する。前述のごとく、第11セル200aaは複数の画素によって構成されているので、特定部22は、第11セル200aaの複数の画素のそれぞれにおけるR成分から、R成分の平均値(以下、「R1」ともいう)を代表値として導出する。なお、第11セル200aaのR成分の代表値は、平均以外の統計演算によって導出されてもよい。特定部22は、R成分の代表値と第1のしきい値と比較する。第1のしきい値には、炎が存在すると推定される場合のR成分の値の例えば最小値が予め設定されている。特定部22は、R成分の代表値が第1のしきい値以上である場合、当該セル200を炎候補セルとして特定する。特定部22は、このような処理を他のセル200に対しても実行する。
図4は、特定部22において処理される画像を示す。カラー画像は、図3と同様に示される。ここでは、第64セル200fdにおけるR成分の代表値が第1のしきい値以上であるので、特定部22は、第64セル200fdを炎候補セルとして特定する。一方、残りのセル200におけるR成分の代表値は第1のしきい値よりも小さいので、特定部22は、それらを炎候補セルとして特定しない。図2に戻る。すべてのセル200において炎候補セルが特定されない場合、1つのカラー画像に対する処理は終了される。一方、1つ以上の炎候補セルが特定された場合、特定部22は、特定した炎候補セルに関する情報とともに、カラー画像を検出部24に出力する。なお、特定部22は、R成分の平均値ではなく、R成分の平均値に対するB成分の平均値の比である「B1/R1」を使用してもよい。その際、第1のしきい値(炎自体用)は、同じく「B1/R1」に対するしきい値である後述の第2のしきい値(周辺セル用)よりも小さい値になる。これは、炎自体より炎周辺の方が色温度は高いからである。
検出部24は、特定部22から、炎候補セルに関する情報と、カラー画像とを入力する。検出部24は、炎候補セルとして特定されたセル200を確認するとともに、炎候補セルの周辺に配置されたセル200を周辺セルとして設定する。周辺セルとは、炎候補セルに炎が存在していた場合に、炎による照明効果を受けて、赤色っぽくなるセル200である。つまり、周辺セルとは、炎候補セルに炎が存在していた場合に、炎による照明効果を受けて、色温度が変化するセル200である。
図5は、検出部24において処理される画像のセルの様子を示す。カラー画像における複数のセル200は、図3と同様に示される。検出部24は、炎候補セルである第64セル200fdを確認する。また、検出部24は、第64セル200fdの周辺に配置された第53セル200ec、第63セル200fc、第73セル200gc、第74セル200gd、第75セル200ge、第65セル200fe、第55セル200ee、第54セル200edを周辺セルに設定する。ここでは、炎候補セルの各辺および各点に接する8つのセル200を周辺セルとしている。周辺セルは、これとは異なるように設定されてもよい。例えば、第53セル200ec、第63セル200fc、第73セル200gcだけのように、炎候補セルよりも上側に配置されるセル200が周辺セルに設定されてもよい。さらに、これらに加えて、第52セル200eb、第62セル200fb、第72セル200gbが周辺セルであってもよい。図2に戻る。
検出部24は、周辺セルのうちの1つ、例えば、第53セル200ecにおけるR成分の平均値(以下、「R1」ともいう)とB成分の平均値(以下、「B1」ともいう)とを導出する。これらの導出は、特定部22と同様になされればよいので、ここでは説明を省略する。検出部24は、R成分の平均値に対するB成分の平均値の比、つまりB1/R1を導出する。また、検出部24は、B1/R1と第2のしきい値とを比較する。第2のしきい値は、第1のしきい値とは別に設定される。さらに、検出部24は、周辺セルの残りのセル200についても同様の処理を実行する。
検出部24は、周辺セルに含まれた複数のセル200のすべてにおいて、B1/R1が第2のしきい値以下である場合に、炎の存在を検出する。これは、炎による照明効果により赤色っぽくなった場合、B1/R1は小さくなるからである。第2のしきい値には、炎による照明効果があると推定される場合のR成分の値に対するB成分の比の例えば最大値が設定される。なお、検出部24は、周辺セルに含まれた所定数以上のセル200において、B1/R1が第2のしきい値以下である場合に、炎の存在を検出してもよい。ここで、所定数は、「1」から、「周辺セルに含まれたセル200から1を減算した値」の間に設定される。このような条件を満たさない場合、検出部24は、炎の存在を検出しない。検出部24は、炎の存在を検出した場合、炎の存在の検出を出力部26に出力する。
出力部26は、検出部24が炎の存在を検出した場合に、警報を警報装置12に出力する。警報装置12は、出力部26からの警報を入力した場合、サイレン等を出力したり、警備会社、消防署、警察等へ通知したりする。警報装置12には公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。
この構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
以上の構成による監視システム100の動作を説明する。図6は、撮像装置10による出力手順を示すフローチャートである。特定部22において、R1≧第1のしきい値であれば(S10のY)、当該セル200は炎候補セルに設定される。検出部24において、炎候補セルの周囲に配置された周辺セルのセル200が、B1/R1≦第2のしきい値であれば(S12のY)、炎の存在が検出される(S14)。出力部26は、警報を出力する(S16)。R1≧第1のしきい値でない場合(S10のN)、あるいはB1/R1≦第2のしきい値でない場合(S12のN)、処理は終了される。
本実施例によれば、R成分をもとに特定した炎候補セルの周辺に配置された配置セルが照明効果を受けているかを検出するので、赤い物体による誤検出の発生を抑制できる。また、赤い物体による誤検出の発生が抑制されるので、炎の存在の検出精度を向上できる。また、R成分とB成分の比を使用するので、色温度により、炎の存在を検出できる。また、セルでの平均値を代表値として処理を実行するので、誤差の影響を低減できる。また、第1のしきい値と第2のしきい値を使用するので、設定を詳細にできる。また、炎の存在を検出した場合に、警報を出力するので、火災の発生を知らせることができる。
(実施例2)
次に実施例2を説明する。本発明の実施例2は、実施例1と同様に、部屋等の監視部分を撮像したカラー画像における炎の存在を検出することによって、火災の発生を検出する検出装置に関し、炎による照明効果を利用して炎の存在を検出する検出装置に関する。実施例2では、平常時、つまり炎の存在が非検出である場合でのR成分、B成分を利用することによって、炎の存在の検出精度を向上させる。そのため、実施例2では、通常時と、実施例1と同様の監視を実行している場合(以下、「監視時」という)が規定されており、通常時から監視時に状態が遷移する。通常時から監視時への状態遷移は、例えば、撮像装置10の設置時に、設置業者の撮像装置10に対する操作を契機に行われる。実施例2に係る監視システム100は、図1と同様のタイプである。ここでは、実施例1との差異を中心に説明する。
次に実施例2を説明する。本発明の実施例2は、実施例1と同様に、部屋等の監視部分を撮像したカラー画像における炎の存在を検出することによって、火災の発生を検出する検出装置に関し、炎による照明効果を利用して炎の存在を検出する検出装置に関する。実施例2では、平常時、つまり炎の存在が非検出である場合でのR成分、B成分を利用することによって、炎の存在の検出精度を向上させる。そのため、実施例2では、通常時と、実施例1と同様の監視を実行している場合(以下、「監視時」という)が規定されており、通常時から監視時に状態が遷移する。通常時から監視時への状態遷移は、例えば、撮像装置10の設置時に、設置業者の撮像装置10に対する操作を契機に行われる。実施例2に係る監視システム100は、図1と同様のタイプである。ここでは、実施例1との差異を中心に説明する。
図7は、本発明の実施例2に係る撮像装置10の構成を示す。撮像装置10は、警報装置12に接続されており、撮像部14、検出装置16を含む。検出装置16は、取得部20、特定部22、検出部24、出力部26、初期処理部30を含む。撮像部14、取得部20は、監視時おいて、これまでと同様の処理を実行する。さらに、撮像部14、取得部20は、監視時の前段階である平常時においても、これまでと同様の処理を実行する。取得部20は、平常時のカラー画像を初期処理部30に出力し、監視時のカラー画像を特定部22に出力する。
初期処理部30は、平常時において動作し、平常時のカラー画像を取得部20から入力する。平常時のカラー画像も、図3と同様に示され、複数のセル200に分割される。初期処理部30は、複数のセル200のそれぞれに対して、R成分の平均値とB成分の平均値とを導出する。これらの導出は、実施例1と同様になされる。また、平常時におけるR成分の平均値は、「R成分の初期値(以下、「R0」ともいう)」とよばれ、平常時におけるB成分の平均値は、「B成分の初期値(以下、「B0」ともいう)」とよばれる。初期処理部30は、複数のセル200のそれぞれに対するR成分の初期値を特定部22に出力する。また、初期処理部30は、複数のセル200のそれぞれに対するR成分の初期値とB成分の初期値とを検出部24に出力する。
特定部22は、平常時において、初期処理部30から、複数のセル200のそれぞれに対するR成分の初期値を入力する。特定部22は、複数のセル200のそれぞれに対するR成分の初期値をもとに、第1のしきい値をセル200ごとに決定する。例えば、特定部22は、R成分の初期値に定数を加算することによって、第1のしきい値を決定する。定常時において、赤い物体が存在していたセル200では、赤い物体が不存在であるセル200よりも、R成分の初期値が大きくなる。そのため、前者のセル200では、後者のセル200よりも、第1のしきい値が大きくなる。このように、R成分の初期値をもとに第1のしきい値がセル200ごとに導出されることによって、セル200に赤い物体が存在しているか否かの影響が低減される。また、特定部22は、設定した第1のしきい値を使用して、監視時において、実施例1と同様の処理を実行する。
検出部24は、平常時において、初期処理部30から、複数のセル200のそれぞれに対するR成分の初期値とB成分の初期値とを入力する。また、検出部24は、監視時において、前述のごとく、周辺セルのうちの1つ、例えば、第53セル200ecにおけるR1とB1とを導出する。検出部24は、R成分の平均値に対するB成分の平均値の比を、R成分の初期値に対するB成分の初期値の比で除算することによって、((B1/R1)/(B0/R0))を導出する。これは、前述のB1/R1から通常時の影響を除去した値といえる。また、検出部24は、除算結果((B1/R1)/(B0/R0))と第2のしきい値とを比較する。第2のしきい値は、第1のしきい値とは別に設定される。さらに、検出部24は、周辺セルの残りのセル200についても同様の処理を実行する。
検出部24は、周辺セルに含まれた複数のセル200のすべてにおいて、除算結果((B1/R1)/(B0/R0))が第2のしきい値以下である場合に、炎の存在を検出する。なお、検出部24は、周辺セルに含まれた所定数以上のセル200において、除算結果((B1/R1)/(B0/R0))が第2のしきい値以下である場合に、炎の存在を検出してもよい。このような条件を満たさない場合、検出部24は、炎の存在を検出しない。
ここで、除算結果((B1/R1)/(B0/R0))と第2のしきい値とを比較することは、次の処理と等価である。検出部24は、R成分の初期値に対するB成分の初期値の比である「B0/R0」を導出する。また、検出部24は、実施例1のように予め定めた第2のしきい値に「B0/R0」を乗算することによって、新たな第2のしきい値を決定する。さらに、検出部24は、B1/R1としきい値とを比較する。
本実施例によれば、炎の存在が非検出である通常時に、R成分の初期値等を導出しておくので、もとから配置された物体の色の影響を認識できる。また、R成分の初期値をもとに第1のしきい値を設定するので、炎候補セルを特定する場合に、物体の色の影響を低減できる。また、炎候補セルを特定する場合に、物体の色の影響が低減されるので、炎候補セルの特定精度を向上できる。また、周辺セルに対してもR成分の初期値とB成分の初期値を使用するので、炎の存在を検出する際に、物体の色の影響を低減できる。また、炎の存在を検出する際に、物体の色の影響が低減されるので、炎の存在の検出精度を向上できる。
(実施例3)
次に実施例3を説明する。本発明の実施例3は、これまでと同様に、部屋等の監視部分を撮像したカラー画像における炎の存在を検出することによって、火災の発生を検出する検出装置に関し、炎による照明効果を利用して炎の存在を検出する検出装置に関する。ここで、炎による照明効果の影響は、炎からの距離に応じて減衰するので、実施例3では、これを用いて炎の存在を検出する。実施例3に係る監視システム100、撮像装置10は、図1、図2と同様のタイプである。ここでは、これまでとの差異を中心に説明する。
次に実施例3を説明する。本発明の実施例3は、これまでと同様に、部屋等の監視部分を撮像したカラー画像における炎の存在を検出することによって、火災の発生を検出する検出装置に関し、炎による照明効果を利用して炎の存在を検出する検出装置に関する。ここで、炎による照明効果の影響は、炎からの距離に応じて減衰するので、実施例3では、これを用いて炎の存在を検出する。実施例3に係る監視システム100、撮像装置10は、図1、図2と同様のタイプである。ここでは、これまでとの差異を中心に説明する。
図2の検出部24は、特定部22から、炎候補セルに関する情報と、カラー画像とを入力する。検出部24は、炎候補セルとして特定されたセル200を確認するとともに、炎候補セルをもとに周辺セルを設定する。ここで、周辺セルは、炎候補セルから1つの方向に沿って離れていく方向の2つ以上のセル200に設定される。
図8は、本発明の実施例3に係る検出部24において処理される画像を示す。カラー画像は、図3と同様に示される。検出部24は、炎候補セルである第64セル200fdを確認する。また、検出部24は、第64セル200fdから上方に向かって離れていく方向に配置された第63セル200fc、第62セル200fbを周辺セルに設定する。ここでは、上方に向かって離れていく方向に配置されたセル200を周辺セルに設定しているが、上方に向かって離れていく方向とは別の方向に向かって離れていく方向に配置されたセル200が周辺セルに設定されてもよい。別の方向とは、例えば、下方向、右方向、左方向であるが、斜めの方向であってもよい。また、2つ以上の方向であってもよく、3以上のセル200であってもよい。図2に戻る。
検出部24は、周辺セルに含まれた複数のセル200が第1条件と第2条件とのいずれも満たす場合に、炎の存在を検出する。第1条件は、周辺セルに含まれた複数のセル200のそれぞれにおいて、R成分の平均値に対するB成分の平均値の比、つまりB1/R1が第2のしきい値以下であることである。ここで、R成分の平均値、B成分の平均値、これらの比は、実施例1と同様に導出される。一方、第2のしきい値は、実施例1での値と異なっていてもよい。例えば、ここでの第2のしきい値は、実施例1での値よりも大きくてもよい。ここでは、第2条件も規定されるので、第1条件を実施例1よりも満たしやすくすることが可能である。
第2条件は、周辺セルに含まれた複数のセル200のそれぞれにおけるB1/R1が炎候補セルから離れていく方向において順に大きくなっていることである。これは、図8において、第62セル200fbでのB1/R1が、第63セル200fcでのB1/R1よりも大きい場合に相当する。前述のごとく、炎による照明効果の影響は、炎からの距離に応じて減衰する。そのため、炎から離れるにつれて、B1/R1が大きくなることが、第2条件に反映されている。検出部24は、第1条件と第2条件のいずれも満たすことによって、炎の存在を検出した場合、炎の存在の検出を出力部26に出力する。第1条件と第2条件の少なくとも一方を満たさない場合、検出部24は、炎の存在を検出しない。
以上の構成による監視システム100の動作を説明する。図9は、本発明の実施例3に係る撮像装置10による出力手順を示すフローチャートである。特定部22において、R1≧第1のしきい値であれば(S30のY)、当該セル200は炎候補セルに設定される。検出部24において、炎候補セルの周囲に配置された周辺セルのセル200が、B1/R1≦第2のしきい値であり(S32のY)、かつ炎候補セルから離れる方向でB1/R1が大きくなれば(S34のY)、炎の存在が検出される(S36)。出力部26は、警報を出力する(S36)。R1≧第1のしきい値でない場合(S30のN)、あるいはB1/R1≦第2のしきい値でない場合(S32のN)、あるいは炎候補セルから離れる方向でB1/R1が大きくない場合(S34のN)、処理は終了される。
本実施例によれば、B1/R1が炎候補セルから離れていく方向において大きくなっている場合に炎の存在を検出するので、炎による照明効果が炎から離れていくと小さくなる性質を利用できる。また、炎による照明効果が炎から離れていくと小さくなる性質が利用されるので、炎の存在の検出精度を向上できる。また、B1/R1が第2のしきい値以下であることも検出条件とするので、誤検出を抑制できる。
(実施例4)
次に実施例4を説明する。本発明の実施例4は、これまでと同様に、部屋等の監視部分を撮像したカラー画像における炎の存在を検出することによって、火災の発生を検出する検出装置に関し、炎による照明効果を利用して炎の存在を検出する検出装置に関する。また、実施例4でも実施例3と同様に、炎による照明効果の影響が、炎からの距離に応じて減衰することを用いて炎の存在を検出する。一方、実施例4では、実施例3と比較して、炎候補セルの特定が省略される。実施例4に係る監視システム100は、図1と同様のタイプである。ここでは、これまでとの差異を中心に説明する。
次に実施例4を説明する。本発明の実施例4は、これまでと同様に、部屋等の監視部分を撮像したカラー画像における炎の存在を検出することによって、火災の発生を検出する検出装置に関し、炎による照明効果を利用して炎の存在を検出する検出装置に関する。また、実施例4でも実施例3と同様に、炎による照明効果の影響が、炎からの距離に応じて減衰することを用いて炎の存在を検出する。一方、実施例4では、実施例3と比較して、炎候補セルの特定が省略される。実施例4に係る監視システム100は、図1と同様のタイプである。ここでは、これまでとの差異を中心に説明する。
図10は、本発明の実施例4に係る撮像装置10の構成を示す。撮像装置10は、警報装置12に接続されており、撮像部14、検出装置16を含む。検出装置16は、取得部20、検出部24、出力部26、判定部32を含む。撮像部14、取得部20は、これまでと同様の処理を実行し、取得部20は、カラー画像を取得部20に出力する。取得部20は、監視対象を撮像したカラー画像を取得する。カラー画像は、図3と同様に示される。取得部20は、カラー画像を検出部24に出力する。
検出部24は、特定部22から、カラー画像を入力する。検出部24は、カラー画像を分割した複数のセル200のうち、いずれかの方向に並んだ3つ以上のセル200を周辺セルに設定する。しかしながら、これまでと異なって、炎候補セルが特定されていないので、検出部24は、さまざまなセル200を周辺セルに設定する。例えば、周辺セルに含まれるセル200の数および方向を固定しておき、それらの組合せをさまざまなセル200に割り当てる。
図11は、検出部24において処理される画像を示す。カラー画像における複数のセル200は、図3と同様に示される。ここでは、一例として、周辺セルに含まれるセル200の数が「7」に固定され、その方向が縦方向、つまり列方向に固定されているとする。図11においては、第61セル200faから第67セル200fgの7つのセル200が周辺セルに設定されている。また、検出部24は、第11セル200aaを含む列、第21セル200baを含む列等も別の周辺セルに設定してもよい。なお、縦方向に並んだ複数のセル200を周辺セルに設定しているが、横方向あるいは斜め方向に並んだ複数のセル200が周辺セルに設定されてもよい。また、周辺セルに含まれるセル200の数は「7」以外であってもよい。図10に戻る。
検出部24は、周辺セルに含まれた複数のセル200が第1条件と第2条件とのいずれも満たす場合に、炎の存在を検出する。第1条件は、周辺セルに含まれた複数のセル200のそれぞれにおいて、R成分の平均値に対するB成分の平均値の比、つまりB1/R1が第2のしきい値以下であることである。これは、実施例3と同様である。第2条件は、周辺セルに含まれた複数のセル200のそれぞれにおけるB1/R1が一方から他方に向かって順に大きくなっていることである。これは、図11において、第67セル200fgから第61セル200faに向かってB1/R1が順に大きくなっている場合に相当する。前述のごとく、炎による照明効果の影響は、炎からの距離に応じて減衰する。そのため、炎から離れるにつれて、B1/R1が大きくなることが、第2条件に反映されている。検出部24は、第1条件と第2条件のいずれも満たすことによって、炎の存在を検出した場合、炎の存在の検出を出力部26に出力するとともに、周辺セルの設定およびB1/R1を判定部32に出力する。第1条件と第2条件の少なくとも一方を満たさない場合、検出部24は、炎の存在を検出しない。
判定部32は、検出部24から周辺セルの設定およびB1/R1を入力する。判定部32は、検出部24が炎の存在を検出した場合に、周辺セルに含まれた3つ以上のセル200のうち、B1/R1が小さくなっている方に炎が存在することを判定する。図11の場合、第67セル200fgから第61セル200faのうち、第67セル200fgのB1/R1が最も小さいので、第67セル200fgの方、つまり第67セル200fgの下側に炎が存在すると判定される。判定部32は、炎の存在位置に関する情報を出力部26に出力する。出力部26は、検出部24が炎の存在を検出した場合に、警報を警報装置12に出力する。ここで、警報には、炎の存在位置に関する情報が含まれる。
なお、実施例4における検出装置16には、実施例2のように初期処理部30が含まれてもよい。初期処理部30は、平常時において動作し、平常時のカラー画像を取得部20から入力する。初期処理部30は、複数のセル200のそれぞれに対して、R成分の平均値とB成分の平均値とを導出する。前者がR0とよばれ、後者がB0とよばれる。初期処理部30は、複数のセル200のそれぞれに対するR成分の初期値とB成分の初期値とを検出部24に出力する。
検出部24は、平常時において、初期処理部30から、複数のセル200のそれぞれに対するR成分の初期値とB成分の初期値とを入力する。また、検出部24は、監視時において、前述の処理を実行するが、B1/R1の代わりに、((B1/R1)/(B0/R0))を使用する。
本実施例によれば、B1/R1が炎候補セルから離れていく方向において大きくなっている場合に炎の存在を検出するので、炎による照明効果が炎から離れていくと小さくなる性質を利用できる。また、炎による照明効果が炎から離れていくと小さくなる性質が利用されるので、炎の存在の検出精度を向上できる。また、B1/R1が第2のしきい値以下であることも検出条件とするので、誤検出を抑制できる。また、炎候補セルの特定を省略するので、赤い物体が存在することによる影響を低減できる。また、B1/R1が小さくなっている方に炎が存在することを判定するので、炎がカラー画像に示されていなくても、炎の存在および炎の位置を推定できる。
また、炎の存在が非検出である通常時に、R成分の初期値等を導出しておくので、もとから配置された物体の色の影響を認識できる。また、周辺セルに対してもR成分の初期値とB成分の初期値を使用するので、炎の存在を検出する際に、物体の色の影響を低減できる。また、炎の存在を検出する際に、物体の色の影響が低減されるので、炎の存在の検出精度を向上できる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本実施例1乃至4によれば、ここで、R成分を第1の色成分とし、B成分を第2の色成分として処理が実行されている。しかしながらこれに限らず例えば、B成分ではなくG成分を第2の色成分として処理が実行されてもよい。本変形例によれば、構成の自由度を向上できる。
10 撮像装置、 12 警報装置、 14 撮像部、 16 検出装置、 20 取得部、 22 特定部、 24 検出部、 26 出力部、 100 監視システム。
Claims (9)
- 監視対象を撮像したカラー画像を取得する取得部と、
前記取得部において取得したカラー画像を分割した複数のセルのうち、第1の色成分が第1のしきい値以上であるセルを炎候補セルとして特定する特定部と、
前記特定部において特定した炎候補セルの周辺に配置されたセルにおいて、第1の色成分に対する第2の色成分の比が第2のしきい値以下である場合に、炎の存在を検出する検出部と、
を備えることを特徴とする検出装置。 - 前記検出部は、(1)前記特定部において特定した炎候補セルから離れていく方向に並んだ2つ以上のセルのそれぞれにおいて、第1の色成分に対する第2の色成分の比が第2のしきい値以下であり、かつ(2)当該2つ以上のセルのそれぞれにおける第1の色成分に対する第2の色成分の比が、炎候補セルから離れていく方向において大きくなっている場合に、炎の存在を検出することを特徴とする請求項1に記載の検出装置。
- 炎の存在が非検出である場合に、前記取得部において取得したカラー画像を分割した複数のセルのそれぞれに対して、第1の色成分を第1の初期値として取得するとともに、第2の色成分を第2の初期値として取得する初期処理部をさらに備え、
前記特定部は、前記初期処理部において取得した第1の初期値をもとに、第1のしきい値を決定し、
前記検出部は、前記初期処理部において取得した第1の初期値に対する第2の初期値の比をもとに、第2のしきい値を決定することを特徴とする請求項1または2に記載の検出装置。 - 監視対象を撮像したカラー画像を取得する取得部と、
(1)前記取得部において取得したカラー画像を分割した複数のセルのうち、並んだ3つ以上のセルにおいて、第1の色成分に対する第2の色成分の比が第2のしきい値以下であり、かつ(2)当該3つ以上のセルのそれぞれにおける第1の色成分に対する第2の色成分の比が、順に大きくなっている場合に、炎の存在を検出する検出部と、
を備えることを特徴とする検出装置。 - 炎の存在が非検出である場合に、前記取得部において取得したカラー画像を分割した複数のセルのそれぞれに対して、第1の色成分を第1の初期値として取得するとともに、第2の色成分を第2の初期値として取得する初期処理部をさらに備え、
前記検出部は、第1の色成分に対する第2の色成分の比を、第1の初期値に対する第2の初期値の比で除算した結果を処理に使用することを特徴とする請求項4に記載の検出装置。 - 前記検出部が炎の存在を検出した場合に、3つ以上のセルのうち、第1の色成分に対する第2の色成分の比が小さくなっている方に炎が存在することを判定する判定部をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の検出装置。
- 前記検出部が炎の存在を検出した場合に、警報を出力する出力部をさらに備えることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の検出装置。
- 監視対象を撮像したカラー画像を取得するステップと、
取得したカラー画像を分割した複数のセルのうち、第1の色成分が第1のしきい値以上であるセルを炎候補セルとして特定するステップと、
特定した炎候補セルの周辺に配置されたセルにおいて、第1の色成分に対する第2の色成分の比が第2のしきい値以下である場合に、炎の存在を検出するステップと、
を備えることを特徴とする検出方法。 - 監視対象を撮像したカラー画像を取得するステップと、
(1)取得したカラー画像を分割した複数のセルのうち、並んだ3つ以上のセルにおいて、第1の色成分に対する第2の色成分の比が第2のしきい値以下であり、かつ(2)当該3つ以上のセルのそれぞれにおける第1の色成分に対する第2の色成分の比が、順に大きくなっている場合に、炎の存在を検出するステップと、
を備えることを特徴とする検出方法。
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