JP2017136673A - 刻み海苔を包装する包装装置及び包装方法 - Google Patents

刻み海苔を包装する包装装置及び包装方法 Download PDF

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【課題】従来、刻み海苔を小袋に包装する際に刻み海苔の姿勢がバラバラになり、見栄えがよくないばかりでなく、刻み海苔がシール部に噛みこんで包装品として不適合になる。【解決手段】海苔A1を所定幅に裁断する海苔スリッター3と、裁断された各海苔片A2を整列搬送する供給整列装置5と、供給整列装置の海苔片を下流側に搬送する搬送ベルト7と、海苔片を幅方向に細く裁断する刻み海苔裁断機6と、刻み海苔裁断機6で裁断された刻み海苔を吸着搬送コンベアで搬送しつつ、袋充填のためにまとめるアセンブル機構9と、アセンブル機構でまとめた刻み海苔を包装袋に充填して包装する包装機11とを備え、刻み海苔裁断機は、一対の裁断ローラ6Aからなり、裁断ローラには、海苔片を幅方向に細く裁断する複数の細刃6Bが削設されると共に、裁断ローラの周方向に、刻み海苔間を連結する細幅の未裁断の連結部を形成するための未裁断部6Cが突設されている。【選択図】図4

Description

本発明は、比較的小袋の包装袋に刻み海苔をきれいに整列して包装する包装装置及び包装方法に関する。
従来から、和そばやちらし寿司等に振り掛けるために、細く線状に裁断された刻み海苔を小袋に入れた包装海苔が知られている。特許文献1は、このような刻み海苔の包装方法を開示する。
特許文献1の刻み海苔の包装方法は、長尺のフィルムを幅方向に二つ折りに重ねつつ送り、重なった端縁部をシールして筒状とし、この筒状体を送り方向と交差するようにシールして袋の底を形成し、筒状体の底を形成した刻み海苔の収納空間に、長さ約11mm以下に裁断した線状の刻み海苔を落下させて収納し、さらに収納空間を仕切るようにシールして刻み海苔を収納した包装袋を形成する。
特許文献2は、乾燥海苔を細切りする為に用いる乾海苔の細切り器に関する。この特許文献2の乾海苔の細切り器は、枠体と、枠体に回転自在に支持され断面凸凹形状の刃先が互いに入り込んだ状態で対向する一組の回転カッターと、を有し、回転カッターは、枠体に設けられた軸受けに回転自在に軸支されたシャフト軸と、シャフト軸に挿脱自在で密着直列状に装着される複数の中空の刃付きドラムと、から構成されている。特許文献2の乾海苔の細切り器によれば、回転カッターの刃先が互いに入り込んでいる刃先噛合い部にシート状乾海苔を噛み込ませると、線状に裁断された細切りの刻み海苔が出てくる。
特開平07−76307号公報 実用新案登録第3066331号公報
特許文献2のような乾海苔の細切り器を用いて線状に裁断された細切りの刻み海苔を、特許文献1のような刻み海苔の包装方法を用いて包装すると、図10に示すように、刻み海苔の姿勢がバラバラになり、非常に見栄えがよくない。さらに、刻み海苔がシール部に噛みこんで包装品として不適合になる。これは、海苔の細切り器を用いて線状に裁断した際に、静電気等の作用により刻み海苔が付着したり、細切り器から離れる際の空気抵抗等の要因により刻み海苔の整列が崩れるためである。
図10に示すように、刻み海苔の包装状態が悪いと商品として出荷できず、歩留まりが悪い。本発明は、前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、小袋の包装袋に刻み海苔をきれいに整列して包装することができる包装装置及び包装方法を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため、本発明に係る刻み海苔を包装する包装装置は、海苔供給装置から供給された海苔を所定の幅に裁断する海苔スリッターと、前記海苔スリッターにより裁断された各海苔片を整列搬送する供給整列装置と、前記供給整列装置の海苔片を下流側に搬送する搬送ベルトと、前記搬送ベルトで搬送されてきた海苔片を幅方向に細く裁断する刻み海苔裁断機と、前記刻み海苔裁断機で裁断された刻み海苔を吸着搬送コンベアで搬送しつつ、袋充填のためにまとめるアセンブル機構と、前記アセンブル機構でまとめた刻み海苔を包装袋に充填して包装する包装機と、を備え、前記刻み海苔裁断機は、一対の裁断ローラからなり、前記裁断ローラには、前記海苔片を幅方向に細く裁断する複数の細刃が削設されると共に、前記裁断ローラの周方向に、刻み海苔間を連結する細幅の未裁断の連結部を形成するための未裁断部が突設されている、ことを特徴とする。
前記裁断ローラの周方向に、刻み海苔間を連結する細幅の未裁断の連結部を形成するための未裁断部が突設されているため、前記連結部により刻み海苔が連結され、裁断ローラにより裁断された刻み海苔を綺麗に整列することができる。
また、本発明の刻み海苔を包装する包装方法は、シート状の海苔を所定の幅に裁断し、前記所定の幅に裁断された海苔片を幅方向に細く刻み海苔に裁断する際に、細幅の連結部を残して連結させて裁断し、この連結した刻み海苔を袋充填のためにまとめて包装袋に充填して包装する、ことを特徴とする。
本発明の刻み海苔を包装する包装方法は、前記連結部を残して刻み海苔を裁断することにより、包装する前の刻み海苔が整列する。
本発明の海苔を包装する包装装置は、刻み海苔に連結部を形成することにより、刻み海苔を綺麗に整列させて包装袋に包装することができる。また、本発明の刻み海苔を包装する包装方法は、前記連結部を残して刻み海苔を裁断することにより、包装する前の刻み海苔が整列し、綺麗に包装袋に入れられて包装することができる。
本発明の刻み海苔を包装する包装装置の正面図 本発明の刻み海苔を包装する包装装置の平面図 本発明の刻み海苔を包装する包装装置の部分拡大図 本発明の刻み海苔を包装する包装装置の部分拡大図 本発明の刻み海苔を包装する包装装置の部分拡大図 本発明の刻み海苔を包装する包装装置の部分拡大図 本発明の刻み海苔を包装する包装装置の裁断ローラの細刃を展開した展開図 本発明の刻み海苔を包装する包装装置の裁断ローラの細刃を展開した他の展開図 本発明の刻み海苔を包装する包装装置で裁断した海苔を包装した包装袋の平面図 従来の刻み海苔を包装した包装袋の平面図
以下、図面を用いて、本発明の刻み海苔を包装する包装装置の実施の形態を詳細に説明する。但し、本発明の包装装置は、この実施の形態に限定されるものではない。図1は本発明の刻み海苔を包装する包装装置の正面図、図2は本発明の刻み海苔を包装する包装装置の平面図である。
この刻み海苔を包装する包装装置1は、図1及び図2に示す通り、多数枚のシート状の海苔A1をストックする海苔供給装置2と、前記海苔供給部2から供給された海苔A1を4等分に裁断する海苔スリッター3と、前記海苔スリッター3により裁断された短冊状の各海苔片A2をエンドレスチェンコンベヤ4にて各々4列整列搬送する供給整列装置5と、前記供給整列装置5の海苔片A2を上下から挟んで下記の刻み海苔裁断機6側に搬送する搬送ベルト7と、前記搬送ベルト7で搬送されてきた海苔片を幅方向に細く裁断する刻み海苔裁断機6と、前記刻み海苔裁断機6で裁断された刻み海苔A3を吸着搬送コンベア8で搬送しつつ、包装するために刻み海苔A3を軽くまとめるアセンブル機構9と、前記アセンブル機構9でまとめられた刻み海苔A3を包装袋10に充填して包装する包装機11と、を備えている。
以下において、前記構成を詳細に説明する。
(海苔供給装置)
図1及び図2に示すように、本発明の刻み海苔A3を包装する包装装置1の上流側(以下、海苔の搬送方向の始点側を上流側とし、終点側を下流側とする。)に、海苔供給装置2が配置されている。この海苔供給装置2は、通常サイズの海苔A1を多数積層して格納する海苔ストック部2Aを備え、この海苔ストック部2Aの下部から格納された海苔A1を一枚ずつ吸着して取り出して、下記の海苔スリッター3側に受け渡す。即ち、前記海苔ストック部2Aの下部には、前記ストック部2Aの底部の海苔A1を1枚ずつ取り出して海苔スリッター3側のエンドレスチェンコンベア4上に落として載置する。
(海苔スリッター)
海苔スリッター3は、通常サイズのシート状の海苔A1を所定の幅に裁断する。即ち、前記海苔スリッター3は、ロータリーカッター(図示せず)を備えており、通常サイズの海苔A1を4等分に裁断する。この4等分に裁断された海苔片A2の幅は、後述する包装袋10に収納できる横幅より一回り短い寸法である。海苔スリッター3の下部には、供給整列装置5と共通の4列のエンドレスチェンコンベア4が配置されている。供給整列装置5から、前記エンドレスチェンコンベア4の上流にシート状の海苔A1を落とし込むと、エンドレスチェンコンベア4に等間隔に取り付けられた棒状の突起4A(図1参照)が係止してシート状の海苔A1が下流側に搬送されて、海苔スリッター3で裁断される。
(供給整列装置)
供給整列装置5は、海苔スリッター3の下流側で、前記4列のエンドレスチェンコンベヤ4の中流部から下流部を言い、海苔スリッター3により裁断された海苔片A2を後述する搬送ベルト7側に搬送する。この供給整列装置5でのエンドレスチェンコンベア4は、図2に示すように、下流側に行くにしたがって幅が広くなって拡開し、海苔片A2の間隔を広げながら、搬送ベルト7側に海苔片A2を導く。
(搬送ベルト)
搬送ベルト7は、図3に示すように、上下のベルトコンベアが重なりあって、前記供給整列装置5から搬送されて来た4列の海苔片A2を下流側の刻み海苔裁断機6側に搬送する。即ち、前記搬送ベルト7は海苔片A2を上下のベルトコンベアで挟み付けながら刻み海苔裁断機6の一対の裁断ローラ6A間に押し込む。
(刻み海苔裁断機)
図3は、刻み海苔裁断機の正面図を、図4は同側面図をそれぞれ示している。刻み海苔裁断機6は、前記搬送ベルト7で搬送されてきた海苔片A2を幅方向に細く糸状に裁断する機構を備えている。この刻み海苔裁断機6は、上下に配置された一対の裁断ローラ6Aを備え、駆動機構により上下の裁断ローラ6Aが回転する。前記裁断ローラ6Aには、短冊状の海苔片A2を幅方向に細く裁断する多数の細刃6Bが削設されている。前記細刃6Bは、図4に示すように、前記上下の裁断ローラ6Aの周方向に4列削設され、この細刃6Bにより短冊状の海苔片A2が細い刻み海苔A3に裁断される。
図7は前記の裁断ローラ6Aの展開図であって、この図に示すように、細刃6Bは裁断ローラ6Aに4列削設されている。前記の細刃6Bにより、海苔片A2が幅約2mmに細く裁断される。前記裁断ローラ6Aの表面には、前記細刃6B以外に、未裁断部6Cが突設している。この未裁断部6Cは、複数の刻み海苔A3間を連結するための細幅の未裁断の連結部を形成するために設けられている。この未裁断部6Cは、線状の凸部が裁断ローラ6Aの周方向に突設され、図7では、裁断ローラ6Aの中央部に1本だけ周方向に突設されているが、この未裁断部6Aは1本に限定されるわけではなく、図8に示す裁断ローラ6Aの場合は、未裁断部6Cは、2本周方向に突設している。前記未裁断部6Cによって形成された刻み海苔A3の連結部により、細刃6Bで裁断された刻み海苔A3がバラバラになることが防止でき、小袋の包装袋10に綺麗に整列して収納することができる。なお、前記未裁断部6Cの幅寸法は、裁断された刻み海苔A3を集めてまとめた場合に、刻み海苔A3がバラバラに折れる寸法になるような太さに設定し、本数は1本又は2本又は3本周方向に突設するが、2本が最も好ましい。本数が多くなり、後述するアセンブル機構9でまとめる際に、刻み海苔A3の連結部が折れずに刻み海苔A3が連なったままになると、逆に、刻み海苔A3としての商品価値が無くなる恐れがある。
前記のように、刻み海苔A3の連結部は、海苔片A2を細刃6Bで裁断した直後、刻み海苔A3がバラバラな姿勢になることを防止し、小袋の包装袋10に綺麗に整列して収納するために設けられるが、前記連結部の本数が多かつたり、連結部の幅が太くなり過ぎると、後述するアッセンブル機構9によりまとめられる際に、連結部が折れずに刻み海苔A3が連なって、図9に示すように、綺麗に平行な状態で包装できない恐れがある。このため、前記未裁断部6Cにより形成された刻み海苔A3がアッセンブル機構9によりまとめられる際に連結部が折れるような太さと本数が形成されるようになっている。
(アセンブル機構)
アセンブル機構9は、4本の帯状の吸着搬送コンベア8が敷設され、前記吸着搬送コンベア8の上部に第1アセンブル9Aと、第2アセンブル9Bを備えている。吸着搬送コンベア8は、コンベアの底面から吸引機構8Aによりエアーを吸引してコンベア表面の搬送する刻み海苔A3を吸着してバラケないようにする。第1アセンブル9Aと、第2アセンブル9Bは、前記刻み海苔裁断機6で裁断された刻み海苔A3を吸着搬送コンベア8で搬送している間に、包装機10で包装しやすいように、軽く集めてまとめる作用を果たす。図5は第1アセンブル9Aの正面図と側面図を示し、図6は第2のアセンブル9Bの正面図と側面図を示している。第1アセンブル9Aは吸着搬送コンベア8の中程の上部に配置され、第2アセンブル9Bは吸着搬送コンベア8の下流の上部に配置されている。第1アセンブル9Aは、裁断直後の刻み海苔A3を集めてまとめ、第2アセンブル9Bは、前記第1アセンブル9Aでまとめた刻み海苔A3を、再度、まとめて包装機11に落とし込めるようまとめる。
図5に示す第1アセンブル9Aは、吸着搬送コンベア8の一側に、回動駆動装置9A1が配置され、この回動駆動装置9A1の回動軸9A2に「く」の字型のプレート9A3が取り付けられ、このプレート9A3により吸着搬送コンベア8上に載って搬送されて行く、裁断直後の刻み海苔A3を集めてまとめる。この時、刻み海苔A3の連結部は細くて、刻み海苔A3の各裁断片を僅かしか繋いでいないので、プレート9A3によって集められると、連結部が切れてまとめることができるが、平行に揃えて綺麗にまとめることができる。なお、図5の回動軸9A2の下部に平行に配置されている部分は、吸着搬送コンベア8のベルトを支える部分を示している。
図6に示す第2アセンブル9Bも前記第1アセンブル9Aと同様な構造であり、吸着搬送コンベア8の一側に、回動駆動装置9B1が配置され、この回動駆動装置9B1の回動軸9A2に「く」の字型のプレート9B3が取り付けられ、このプレート9B3により吸着搬送コンベア8上に載って搬送されていく、前記第1アセンブル9Aでまとめた刻み海苔A3を、再度集めて、包装袋10に収納しやすくまとめる。
(包装機)
包装機11は、アセンブル機構9で集めてまとめた刻み海苔A3を包装袋10に充填して包装する装置である。この包装機11は、図1に示すように、上帯状フィルム10Aと下帯状フィルム10Bを重ねて使用し、裁断された刻み海苔A3を、表裏、2枚のフィルム10A,10Bで包装する。この包装機11は、縦型の構造であって、上部にシーラ11Aを配置し、このシーラ11Aの下部にスリッター11Bが配置され、このスリッター11Bのさらに下部にエンドカッター11Cが配置されている。
上記の包装機11は、上フィルム供給ローラ13Aにセットされた上帯状フィルム10Aと、下フィルム供給ローラ13Bにセットされた下帯状フィルム10Bを重ね合わせて、シールとほぼ同時に、吸着搬送コンベア8からまとめられた刻み海苔A3を供給し、下帯状フィルム10Bと上帯状フィルム10Aの両側と、上、下部となる部分をシーラ11Aでシールする。
前記スリッター11Bにより、4等分して、エンドカッター11Cにより上下縁を裁断して図9に示すように刻み海苔A3が包装された小袋の包装袋10を形成する。この包装袋10はエンドカッター11Cの下部に配置された排出コンベア12により排出され、検品されてパッケージングされる。
次に、上記構成の作用を説明する。
海苔供給装置2の海苔ストック部2Aの底部から1枚の海苔A1を吸着し、海苔スリッター3側のエンドレスチェンコンベア4上に載せる。前記エンドレスチェンコンベア4上に載せられた海苔A1は、海苔スリッター3により、エンドレスチェンコンベア4の流れ方向に短冊状に4枚裁断される。
前記のようにして4枚に裁断された海苔片A2は、図2にエンドレスチェンコンベア4により、4枚に分離されて下流側に搬送される。供給整列装置5により、搬送された海苔片A2は搬送ベルト7に受け渡される。搬送ベルト7は海苔片A2を上下のベルトコンベアにより挟み込んで下流側に搬送する。
海苔片A2が搬送ベルト7により下流側に搬送されて刻み海苔裁断機6に送り込まれ、この刻み海苔裁断機6の上下の裁断ローラ6Aにより裁断される。海苔片A2は、幅方向に細く糸状に裁断されるが、裁断ローラ6Aの未裁断部6Cにより、刻み海苔A3の 連結部が形成されて、この連結部により糸状の刻み海苔A3が繋がっている。このため、裁断ローラ6Aによって裁断された直後の刻み海苔A3の各糸状の片は平行な綺麗な状態を維持することができる。
裁断された刻み海苔A3を下流の吸着搬送コンベア8により吸着搬送する。前記吸着搬送コンベア8の中央上部に配置されている第1アセンブル9Aの回転駆動装置9A1により回動軸9A2が回転してプレート9A3を吸着搬送コンベア8の表面に接触させて、裁断された刻み海苔を集めてまとめる。プレート9A3でまとめられる際に刻み海苔A3の連結部は切れて刻み海苔A3を平行に集めて綺麗にまとめることができる。
第1アセンブル9Aで集められた刻み海苔A3を吸着搬送コンベア8によりさらに下流に搬送する。吸着搬送コンベア8の下流部に第2アセンブル9Bが配置されており、前記第1アセンブル9Aでまとめた刻み海苔A3を、再度集めて、包装袋10に収納しやすくまとめる。この第2アセンブル9Bでまとめた刻み海苔A3を包装機11により下記のように包装する。
上フィルム供給ローラ13Aにセットされた上帯状フィルム10Aと、下フィルム供給ローラ13Bにセットされた下帯状フィルム10Bを重ね合わせて、シールとほぼ同時に、第2アセンブル9Bでまとめられた刻み海苔A3を吸着搬送コンベア8から供給し、下帯状フィルム10Bと上帯状フィルム10Aの両側と、上、下部となる部分をシーラ11Aでシールする。シールされた上下帯状フィルム10A,10Bは、スリッター11Bにより、4等分して、エンドカッター11Cにより上下縁を裁断して小袋の包装袋10を形成する。この包装袋10はエンドカッター11Cの下部に配置された排出コンベア12により排出され、検品されてパッケージングされる。
なお、前記実施の形態では、包装機11は縦型の包装機を用いたが、この包装機11は水平な状態で包装するような包装機であってもよい。
本発明は、糸状の刻み海苔を綺麗に整列させて、小袋の包装袋に包装する刻み海苔を包装するための包装装置及び包装方法に有用である。
1 刻み海苔を包装する包装装置
2 海苔供給装置
3 海苔スリッター
5 供給整列装置
6 刻み海苔裁断機
6A 裁断ローラ
6B 細刃
6C 未裁断部
7 搬送ベルト
8 吸着搬送コンベア
9 アセンブル機構
10 包装袋
10A 上帯状フィルム
10B 下帯状フィルム
11 包装機
11A シーラ
11B スリッター
11C エンドカッター
A1 海苔
A2 海苔片
A3 刻み海苔

Claims (3)

  1. 海苔供給装置から供給された海苔を所定の幅に裁断する海苔スリッターと、前記海苔スリッターにより裁断された各海苔片を整列搬送する供給整列装置と、前記供給整列装置の海苔片を下流側に搬送する搬送ベルトと、前記搬送ベルトで搬送されてきた海苔片を幅方向に細く裁断する刻み海苔裁断機と、前記刻み海苔裁断機で裁断された刻み海苔を吸着搬送コンベアで搬送しつつ、袋充填のためにまとめるアセンブル機構と、前記アセンブル機構でまとめた刻み海苔を包装袋に充填して包装する包装機と、を備え、
    前記刻み海苔裁断機は、一対の裁断ローラからなり、前記裁断ローラには、前記海苔片を幅方向に細く裁断する複数の細刃が削設されると共に、前記裁断ローラの周方向に、刻み海苔間を連結する細幅の未裁断の連結部を形成するための未裁断部が突設されている、
    ことを特徴とする刻み海苔を包装する包装装置。
  2. 裁断ローラには、1本又は複数本の線状の未裁断部が突設されている、ことを特徴とする請求項1に記載の刻み海苔を包装する包装装置。
  3. シート状の海苔を所定の幅に裁断し、前記所定の幅に裁断された海苔片を幅方向に細く刻み海苔に裁断する際に、細幅の連結部を残して連結させて裁断し、この連結した刻み海苔を袋充填のためにまとめて包装袋に充填して包装する、ことを特徴とする刻み海苔を包装する包装方法。
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