JP2017133335A - 屋根施工表示装置及び屋根施工表示プログラム - Google Patents

屋根施工表示装置及び屋根施工表示プログラム Download PDF

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【課題】 素人である施主や非習熟者にあっても容易に理解でき教示機能を十分に果たし得る屋根施工表示装置及び屋根施工表示プログラムの提供。【解決手段】 瓦及び施工条件の図形データを体系的に備えた部材データベース11と、施工対象として与えられた屋根の環境情報を入力する環境情報入力手段1と、前記環境情報に基づき選択された瓦及び施工条件を含む屋根施工データを出力する演算手段3と、前記屋根施工データ及び前記図形データに基づき施工対象として与えられた屋根の各部位に葺く瓦及び当該瓦の施工条件が図示された施工図を出力する施工図表示手段5を備え、前記施工図表示手段5は、施工対象として与えられた屋根に葺かれる瓦の止め釘の数量及び止め釘の配置を含む施工条件が図示された前記施工図を表示する屋根施工表示装置及びプログラム。【選択図】 図1

Description

本発明は、屋根の施工条件を表示する装置及びそのプログラムに関するものであって、特に、素人や外国人に対しても、その具体的内容を理解し易く表示できる屋根施工表示装置及び屋根施工表示プログラムに関する。
屋根の構造的強度については、様々な環境に対する安全性を確保すべく、これまで、建設省告示109号(1971年)、建築基準法改正(2000年)、ガイドライン工法(2001年,2004年)などの規定や基準が存在する。
瓦葺き屋根に対する従来の施工実務は、これらに副って工法検査表を作成し施主に示して屋根に対する施工が建築基準法上の耐震・耐風性能を付与する構造計算規定(以下「構造計算規定」という)に準拠している旨を明示し、又は前記構造計算規定に基づいた現場作業指示書を作成し作業員に示すことによって、前記構造計算規定に準拠した施工条件を保証し又は徹底しサービス又は施工品質の充実を確保する実務が行われていた。
従来、その様な主旨に副って、地域毎に規定された基準に合致した瓦屋根の設計施工を支援することを目的とした屋根施工支援システムが提供されている(例えば下記特許文献1参照)。
特開2002−371670号公報
しかしながら、上記屋根施工支援システムは、規定された基準に副って導かれた情報を、極めて専門的な表、図面又は帳票(以下「出力情報」という)を出力して施工支援を行うことに止まり、それらを利用・理解できる施主や作業員が狭く限定されるという問題がある。
即ち、従来の出力情報は、その具体を文字や数字が羅列した表又は素人では理解し難い図面などによって表示されていたために、屋根施工に関して素人である施主又は近年増加した外国人労働者、新人労働者若しくはパートタイムの労働者(以下「非習熟者」という)には容易に理解できず、施主に対する施工条件の説明の充実や非習熟者による施工条件の徹底という機能(以下「教示機能」という)を果たし得なかった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、素人である施主や非習熟者にあっても容易に理解でき教示機能を十分に果たし得る屋根施工表示装置及び屋根施工表示プログラムの提供を目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明による屋根施工表示装置は、瓦などの屋根葺き材及び施工条件の図形データを体系的に備えた部材データベースと、屋根施工データを入力するデータ入力手段と、前記屋根施工データ及び前記図形データに基づき施工対象として与えられた屋根の各部位に葺く屋根葺き材及び当該屋根葺き材の施工条件が図示された施工図を出力する施工図表示手段を備え、前記施工図表示手段は、施工対象として与えられた屋根に葺かれる屋根葺き材の定着材(たとえば止め釘など)の数量及び定着材の配置を含む施工条件が図示された前記施工図を表示することを特徴とする。
前記データ入力手段から取り入れた屋根施工データに基づき施工対象として与えられた屋根に対する屋根葺き材の割付が図示された割付図を出力する割付図表示手段と、前記施工図を前記割付図と共に表示する表示編集手段を備える構成としてもよい。
上記課題を解決するためになされた本発明による屋根施工表示装置は、屋根葺き材及び施工条件の図形データを体系的に備えた部材データベースと、基準情報を体系的に備えた規定データベースと、施工対象として与えられた屋根の環境情報を入力する環境情報入力手段と、前記環境情報及び前記基準情報に基づき選択された屋根葺き材及び当該屋根葺き材の施工条件を含む屋根施工データを出力する演算手段と、前記屋根施工データ及び前記図形データに基づき施工対象として与えられた屋根の各部位に葺く屋根葺き材及び当該屋根葺き材の施工条件が図示された施工図を出力する施工図表示手段を備え、前記施工図表示手段は、施工対象として与えられた屋根に葺かれる屋根葺き材の定着材の数量及び定着材の配置を含む施工条件が図示された前記施工図を表示する構成を採ることもできる。
また、前記演算手段が出力した屋根施工データに基づき施工対象として与えられた屋根に対する屋根葺き材の割付が図示された割付図を出力する割付図表示手段と、前記施工図を前記割付図と共に表示する表示編集手段を備える構成を採ることもできる。
更に、構造計算規定を体系的に備えた規定データベースと、前記屋根施工データと前記構造計算規定に基づき施工対象として与えられた屋根における各部位の施工耐力を出力する施工耐力算出手段を備え、前記施工図に前記施工耐力及び必要耐力を表示する情報表示手段を備える構成を採ることもできる。
一方、上記課題を解決するためになされた本発明による屋根施工表示プログラムは、コンピュータに、屋根葺き材及び当該屋根葺き材の施工条件の図形データを体系的に備えた部材データベース、屋根施工データを入力するデータ入力手段、並びに、前記屋根施工データ及び前記図形データに基づき施工対象として与えられた屋根の各部位に葺く屋根葺き材及び当該屋根葺き材の施工条件が図示された施工図を出力する施工図表示手段として機能させると共に、前記施工図表示手段に、施工対象として与えられた屋根に葺かれる屋根葺き材の定着材の数量及び定着材の配置を含む施工条件が図示された前記施工図を表示する機能を与えることを特徴とする。
上記課題を解決するためになされた本発明による屋根施工表示プログラムは、コンピュータに、屋根葺き材及び施工条件の図形データを体系的に備えた部材データベース、基準情報を体系的に備えた規定データベース、施工対象として与えられた屋根の環境情報を入力する環境情報入力手段、前記環境情報及び前記基準情報に基づき選択された屋根葺き材及び当該屋根葺き材の施工条件を含む屋根施工データを出力する演算手段、並びに、前記屋根施工データ及び前記図形データに基づき施工対象として与えられた屋根の各部位に葺く屋根葺き材及び当該屋根葺き材の施工条件が図示された施工図を出力する施工図表示手段として機能させると共に、前記施工図表示手段に、施工対象として与えられた屋根に葺かれる屋根葺き材の定着材の数量及び定着材の配置を含む施工条件が図示された前記施工図を表示する機能を与える構成を採ることもできる。
ここで、体系的とは、個々の情報を一定の原理に従って論理的に組織化するなどにより、個々の情報が相互に連関して全体としてまとまった機能を果たす状態を言う。この様に多くの情報を体系的に備えた構成を採ることによって、情報の検索、照合又は比較などが可能となる。
本発明による屋根施工表示装置及び屋根施工表示プログラムによれば、施工証明書や施工指示書を、わかり易いイメージと具体的な数値とを組み合わせて表示し出力することが出来るため、たとえ素人の施主であっても、屋根に施された工法や性能(耐震・耐風性能)をイメージ及び数値から容易に把握することができ、施工内容に関する証明内容や保証内容について施主・施工者間で生じ得る齟齬の発生を防止することができる他、施工時にあっては、新人、他社応援、異業種応援又は外国人の作業者であっても、作業において具体的に為すべき作業を容易に把握し間違いの無い作業の実施に寄与する。
また、この様に、把握が容易で且つ解釈の齟齬が回避できる情報が施主のもとに残るために、住宅の仕様や性能の証明ともなり、住宅価値を評価する資料となる他、当該仕様や性能を正確に把握することによって、住宅の保守・点検が容易となり住宅の長寿命化に寄与する。
この様に、本発明は、外国人労働者、新人労働者若しくはパートタイムの労働者(以下「非習熟者」という) にわかりやすいシステムの提供に寄与する他、熟練した職人であっても耐震耐風力どれだけあるのか、また、どのような工法なのかが理解できない情況において、素人から熟練工に至るまで、例えば、瓦をどのように緊結すれば良いかが一目でわかる様な、工法と性能が目で見える安心安全なシステムの提供に寄与する。
本発明による屋根施工表示装置及び屋根施工表示プログラムのオブジェクト構成の一例を示すブロック図である。 本発明による屋根施工表示装置及び屋根施工表示プログラムで行われる処理の一例を示すブロック図である。 本発明による屋根施工表示装置及び屋根施工表示プログラムで出力される割付図及び施工図のレイアウトの一例を示す正面図である。 本発明による屋根施工表示装置及び屋根施工表示プログラムで出力される工法検査表の一例を示す正面図である。 本発明による屋根施工表示装置及び屋根施工表示プログラムで出力される現場作業指示書の一例を示す正面図である。 施工対象として与えられた屋根における各部位の構成を示す説明図である。
以下、本発明による屋根施工表示装置及び屋根施工表示プログラムの実施の形態を、図面に基づき詳細に説明する。
図1に示す例は、CPU、ROM、RAM、ハードディスクなどの記録媒体、入出力インターフェース、通信インターフェースなどのハードウエア資源を備え、前記記録媒体にオペレーションシステム及び屋根施工表示プログラムがインストールされたコンピュータシステムとして屋根施工表示装置を実現した例である。
この例は、この様なコンピュータシステムに、入力装置としてキーボードやマウスなどを接続し、出力装置としてプリンタやディスプレイ装置などを接続することによって、工法検査表や現場作業指示書などを書面又は映像として出力する。
この屋根施工表示装置は、屋根の構造や施工などを定める際の条件となる環境情報を入力する環境情報入力手段1と、屋根施工データを入力するデータ入力手段2と、前記環境情報に基づき選択された屋根葺き材及び当該屋根葺き材の施工条件を含む屋根施工データを出力する演算手段3と、前記データ入力手段2から取り入れた屋根施工データ又は前記演算手段3が出力した屋根施工データに基づき施工対象として与えられた屋根(以下「当該屋根」という)に対する屋根葺き材の割付が図示された割付図を出力する割付図表示手段4と、前記データ入力手段2から取り入れた屋根施工データ又は前記演算手段3が出力した屋根施工データに基づき当該屋根の各部位に葺く屋根葺き材及び当該屋根葺き材の施工条件が図示された施工図を出力する施工図表示手段5と、前記施工図を前記割付図と共に表示する表示編集手段6を備える。
尚、ここで「割付」とは、当該屋根に対し適切な屋根葺き材を、当該屋根の形状や寸法に応じて適切に配置することを指す。
この例の前記環境情報入力手段1は、屋根勾配(例えば、「4.0寸勾配」など)、屋根高さ(最も高位に位置する屋根の棟木・軒桁の高さ)、基準風速(地域毎に、平均的な地形の地上の高さ10mにおける50年に1度の確率で発生する年最大風速)、地表面粗度区分(風圧力を算出するための「地表面粗度区分」(平成12年5月31日建設省告示第1454号))、建築物の短辺の長さ(平面の短辺方向の長さ)及び屋根葺き材の種類などからなる前記環境情報の入力を受け付けるべく、マウス操作で選択する画像インターフェースや、キー入力で入力するキーボードインターフェースを備える。
この例の前記データ入力手段2は、この例における演算手段3その他の装置などで導かれ出力される屋根施工データをオンラインインターフェース、無線通信インターフェース又はそれらのいずれかに含まれるインターフェースに接続される記憶メディアが接続されるインターフェースを備える。
この例の前記演算手段3は、例えば、構造計算の必要性に関する基準(例えば木造二階建ての小規模な一般住宅は不要)などを含む建築基準法上の規定や検査機関で施工性能が確認された工法若しくは業界団体で推奨する工法の規定若しくはそれらの構造計算規定や計算式などの情報(以下このような基準や規定を「基準情報」という)を体系的に備える規定データベース(以下「規定DB7」という)と、前記規定DB7に蓄えられた基準情報に照らして(検索し比べ合わせて)当該屋根について前記環境情報に適合する屋根葺き材の選択及びその割付を導く屋根葺き材選択手段10と、前記規定DB7に蓄えられた基準情報に照らして前記環境情報に適合する屋根葺き材の割付や割付が行われた当該屋根の部位毎に屋根葺き材の具体的な施工条件を導く施工選択手段8と、前記規定DB7の構造計算規定や計算式に照らして選択された屋根葺き材や当該屋根葺き材の施工条件に基づく構造計算を行う構造計算手段13を備える。
尚、構造計算とは、一般的に、固定荷重・積載荷重・積雪荷重・風荷重・地震荷重などに対して、建築構造物・土木構造物などがどのように変形し、建築構造物・土木構造物などにどのような応力が発生するのかを計算することである。
前記構造計算手段13は、選択された屋根葺き材、当該屋根葺き材に関する情報及び屋根葺き材の割付並びに選択された屋根葺き材を用いた具体的な施工条件を含む前記屋根施工データに基づき、前記規定DB7の構造計算規定などに照らして、当該屋根の部位毎に葺かれた屋根葺き材の施工耐力(N/平米)を算出し出力する施工耐力算出手段9を備える。
前記施工条件は、例えば、和型の瓦が用いられる場合は、棟部であれば使用瓦、金物ピッチ、芯木、芯木締結材、冠瓦留付けビス、のし瓦緊結又は葺き土などが挙げられ、その他の部分であれば使用瓦、瓦取付けビス及び留付け部位など並びに使用する野路板及び瓦桟木のピッチなどが挙げられる(図5参照)。
前記割付図表示手段4は、前記データ入力手段2から取り入れた屋根施工データ、又はこの例の前記演算手段3が前記環境情報を反映して作成した屋根施工データをもとに、例えば、選択された屋根や屋根葺き材の形状・寸法に副って前記屋根葺き材のイメージ等を組合せ、割付図の表示データとして出力する。
前記割付図は、当該屋根の各部位(少なくとも、外周部(軒部やケラバ中央部など)、棟端部、隅角部及びそれらを除く一般部)について(図6参照)、使用する屋根葺き材を(好ましくは当該屋根葺き材の施工条件を加えて)具体的に示すことができる程度に編集された図面であって(図4参照)、躯体の天部を構成する種々の屋根について編集することができる。
前記施工図表示手段5は、前記施工選択手段8で導かれた具体的な施工条件に用いられる屋根葺き材及び前記屋根葺き材に使用する止め釘などの定着材に関する情報(イメージ及びID、寸法などの数値又は素材などの属性を含む)を体系的に備える部材データベース(以下「部材DB11」という)及び前記施工選択手段8で導かれた屋根葺き材及び前記屋根葺き材に使用する止め釘などの定着材の素材、数量及び配置を含む施工条件をイメージ等で表示した施工図(図3乃至図5参照)の表示データを出力する。
前記情報表示手段12は、前記割付図及び前記施工図に、前記施工耐力及び必要耐力並びに前記施工条件をテキストで表示するテキストデータを出力する。
この例は、以上の如く構成され、図2のとおり機能する。
即ち、前記施工耐力算出手段9は、前記環境情報入力手段1又はデータ入力手段2から得られる屋根施工データを前記規定DB7が備える施工耐力計算式に当て嵌めることによって、例えば、瓦の割付が行われた当該屋根の部位毎に葺かれた瓦の施工耐力(N/平米)を導き、前記割付図表示手段4は、前記屋根施工データに基づき選択された瓦及び当該瓦に対する具体的な施工条件を割付図として当該屋根に配置した画像データ等の表示データを出力し、前記施工図表示手段5は、前記屋根施工データに基づき選択された瓦のイメージ及び当該瓦に対する具体的な施工条件を前記施工図とした表示データを出力する。
前記表示編集手段6は、前記割付図の表示データ、前記施工図の表示データ及び前記情報表示手段12が出力したテキストデータ等の表示データを、検査表又は現場作業指示書などとして、所定のレイアウト(例えば図3乃至図5参照)に配置した表示データを出力する。
前記表示編集手段6は、上記編集の際に、前記割付図と前記施工図の当該瓦が葺かれる位置に配置し、又は当該瓦が葺かれる位置が明らかとなる様に配置した表示データを出力する。
前記環境情報入力手段1を経て環境情報を入力し屋根施工データを作成する場合、前記演算手段3は、前記環境条件及び前記規定DB7の関係法令などで定められる選定規定を満たす瓦及びそれに対する施工条件を前記部材DB11の施工規定に照らして導き、導かれた瓦及びそれに対する施工条件に基づき選択された瓦及び当該瓦に対する具体的な施工条件を当該屋根の該当箇所に配置する前記屋根施工データとして出力する。
この例において、前記構造計算手段13は、屋根施工データが導かれた当該屋根に対して一律に前記施工耐力算出手段9による構造計算を行い、耐震性能や耐風性能などの施工耐力(N/平米)を好ましくは必要耐力と共に出力する。
尚、前記構造計算手段13は、前記規定DB7が備える判断規定に照らして当該屋根の環境情報によれば構造計算を要するか否かを検証し、構造計算が必要とされる環境情報についてのみ、前記演算手段3で導かれた屋根施工データに基づき前記施工耐力算出手段9による構造計算を行う構成を選択することもできる。その際、木造二階建ての小規模な一般住宅など構造計算を要しないとされる環境情報から導かれる屋根施工データについては構造計算を行わない場合もある。
1 環境情報入力手段,2 データ入力手段,3 演算手段,
4 割付図表示手段,5 施工図表示手段,6 表示編集手段,
7 規定DB,8 施工選択手段,9 施工耐力算出手段,
10 屋根葺き材選択手段,
11 部材DB,12 情報表示手段,13 構造計算手段,

Claims (7)

  1. 屋根葺き材及び施工条件の図形データを体系的に備えた部材データベースと、
    屋根施工データを入力するデータ入力手段と、
    前記屋根施工データ及び前記図形データに基づき施工対象として与えられた屋根の各部位に葺く屋根葺き材及び当該屋根葺き材の施工条件が図示された施工図を出力する施工図表示手段を備え、
    前記施工図表示手段は、施工対象として与えられた屋根に葺かれる屋根葺き材の定着材の数量及び定着材の配置を含む施工条件が図示された前記施工図を表示することを特徴とする屋根施工表示装置。
  2. 前記データ入力手段から取り入れた屋根施工データに基づき施工対象として与えられた屋根に対する屋根葺き材の割付が図示された割付図を出力する割付図表示手段と、
    前記施工図を前記割付図と共に表示する表示編集手段を備えることを特徴とする前記請求項1に記載の屋根施工表示装置。
  3. 屋根葺き材及び施工条件の図形データを体系的に備えた部材データベースと、
    基準情報を体系的に備えた規定データベースと、
    施工対象として与えられた屋根の環境情報を入力する環境情報入力手段と、
    前記環境情報及び前記基準情報に基づき選択された屋根葺き材及び施工条件を含む屋根施工データを出力する演算手段と、
    前記屋根施工データ及び前記図形データに基づき施工対象として与えられた屋根の各部位に葺く屋根葺き材及び当該屋根葺き材の施工条件が図示された施工図を出力する施工図表示手段を備え、
    前記施工図表示手段は、施工対象として与えられた屋根に葺かれる屋根葺き材の定着材の数量及び定着材の配置を含む施工条件が図示された前記施工図を表示することを特徴とする屋根施工表示装置。
  4. 前記演算手段が出力した屋根施工データに基づき施工対象として与えられた屋根に対する屋根葺き材の割付が図示された割付図を出力する割付図表示手段と、
    前記施工図を前記割付図と共に表示する表示編集手段を備えることを特徴とする前記請求項3に記載の屋根施工表示装置。
  5. 構造計算規定を体系的に備えた規定データベースと、
    前記屋根施工データと前記構造計算規定に基づき施工対象として与えられた屋根における各部位の施工耐力を出力する施工耐力算出手段を備え、
    前記施工図に前記施工耐力及び必要耐力を表示する情報表示手段を備えることを特徴とする前記請求項1乃至請求項4に記載の屋根施工表示装置。
  6. コンピュータに、
    屋根葺き材及び施工条件の図形データを体系的に備えた部材データベース、
    屋根施工データを入力するデータ入力手段、並びに、
    前記屋根施工データ及び前記図形データに基づき施工対象として与えられた屋根の各部位に葺く屋根葺き材及び当該屋根葺き材の施工条件が図示された施工図を出力する施工図表示手段として機能させると共に、
    前記施工図表示手段に、施工対象として与えられた屋根に葺かれる屋根葺き材の定着材の数量及び定着材の配置を含む施工条件が図示された前記施工図を表示する機能を与えることを特徴とする屋根施工表示プログラム。
  7. コンピュータに、
    屋根葺き材及び施工条件の図形データを体系的に備えた部材データベース、
    基準情報を体系的に備えた規定データベース、
    施工対象として与えられた屋根の環境情報を入力する環境情報入力手段、
    前記環境情報及び前記基準情報に基づき選択された屋根葺き材及び施工条件を含む屋根施工データを出力する演算手段、並びに、
    前記屋根施工データ及び前記図形データに基づき施工対象として与えられた屋根の各部位に葺く屋根葺き材及び当該屋根葺き材の施工条件が図示された施工図を出力する施工図表示手段として機能させると共に、
    前記施工図表示手段に、施工対象として与えられた屋根に葺かれる屋根葺き材の定着材の数量及び定着材の配置を含む施工条件が図示された前記施工図を表示する機能を与えることを特徴とする屋根施工表示プログラム。
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