JP2017132014A - ロボット装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】高い精度で被測定物の測定が可能な、ロボット装置を提供する。【解決手段】アーム11の先端に設けられた測定工具により被測定物の3次元測定を行うためのロボット装置100において、ワークWを載置するための測定台13と、測定台13に鉛直方向に並んで設けられた第1および第2のタッチセンサと、第1のタッチセンサへの接触、および第2のタッチセンサへの接触がそれぞれ検知されたときのアーム11の先端位置を記憶する記憶部と、記憶部に記憶されたアーム11の先端位置に基づき、鉛直軸に対するこれら2点を通る直線の傾きを補正角度として算出する計算部とを有し、制御部は、ワークWの測定を行う前に、補正角度に基づいてロボット10に設定されたZ軸が鉛直軸と一致するように補正する構成となっている。【選択図】図1
Description
本発明は、ロボット装置に関する。
例えば、アームの先端に磁気センサ等の測定工具を取り付け、該センサと被測定物と一定の距離・角度を保ちながら被測定物の非破壊検査を行う、産業用ロボットが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
しかしながら、産業用ロボットは、室温が変化したり、ロボット自身が発熱したりすると熱変形(伸縮)を起こすため、位置決め精度が低下し、高精度の測定が困難となる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、高い精度で被測定物の測定が可能な、ロボット装置を提供することを目的とする。
本発明に係るロボット装置は、アームの先端に設けられた測定工具により被測定物の3次元測定を行うためのものであり、複数のリンクからなる前記アームを有する多関節ロボットと、前記リンクを動作させるアクチュエータと、前記ロボットに設定された互いに直交するХ軸,Y軸およびZ軸に基づいて前記アクチュエータの駆動を制御する制御部と、前記被測定物を載置するための測定台と、前記測定台に鉛直方向に並んで設けられた第1および第2のタッチセンサと、前記第1のタッチセンサへの接触、および前記第2のタッチセンサへの接触がそれぞれ検知されたときの前記アームの先端位置を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記アームの先端位置に基づき、鉛直軸に対するこれら2点を通る直線の傾きを補正角度として算出する計算部とを有し、前記制御部は、前記被測定物の測定を行う前に、前記補正角度に基づいて前記ロボットに設定されたZ軸が鉛直軸と一致するように補正する。
本発明に係るロボット装置において、前記測定工具は、渦電流を利用する非接触式の探傷センサであることが好ましい。
本発明によれば、高い精度で被測定物の測定が可能な、ロボット装置を提供することができる。
以下、実施形態について、図面を参照しながら説明する。本実施形態に係るロボット装置100は、図1に示すように、架台30と、架台30上に設けられ被測定物であるワークWが載置される測定台13と、架台30上に設置された多関節ロボット10と、ロボット10のアーム11の先端に取り付けられた測定工具15と、架台30上に設けられ測定台13の近傍に設置されたタッチセンサ20と、図示しない制御部80とを有する。
測定台13は、その上面がワークWを載置するため、高い平面度を有している。また、測定台13は、架台30の内部に設置された図示しない回転機構によって回転可能に支持されており、制御部80からの指令に従って測定台13に載置したワークWを任意の角度に回転させることができる。
多関節ロボット10は、複数のリンクにより構成されたアーム11を持つ、いわゆる垂直多関節型ロボットである。
アーム11の先端には、測定内容に応じて、ワークWの把持工具や、測定工具を取り付ける。本実施形態では、アーム11の先端に、測定工具のひとつである、非接触でワークWの内部または表面の傷を検出することができる渦電流式の探傷センサ15が取り付けられている。
渦電流式の探傷センサ15は、磁場を発生させてワークWの表面に渦電流を生じさせ、渦電流が発生させる磁場によってコイルに生じる起電力の大きさを測定することにより、ワークWの表面に存在する微小な傷の有無を判別することができるものである。ワークWに発生する渦電流の大きさは、探傷センサ15とワークWとの距離、いわゆる測定距離に強く依存する。このため、正確な探傷を行うためには、測定距離を高い精度で一定に保つ必要がある。
アーム11の先端に近いリンクには、位置基準部材17が設けられている。位置基準部材17は、ロボット10の座標のズレを校正するための基準となる、高い平面度で仕上げられた平面を有している。
タッチセンサ20は、その先端に設けられた接触子21が決められた量だけ押し込まれると、ON信号を出力するものであり、高い繰り返し精度を有することが特徴である。タッチセンサ20は、接触子21のストローク方向が、ワークWの測定を行う際の探傷センサ15の測定方向と略同一となるように、架台30上に設置されている。また、タッチセンサ20は、可能な限り、測定台13の近傍に設置することが望ましい。具体的には、タッチセンサ20は、図2に示すように、ロボット10の架台30との接地面の中心と測定台13の中心との距離L1よりも、接触子21の先端と測定台13の中心との距離L2が、短くなるように設置する。
室温の変化や稼働に伴うロボット10の温度変化によって、架台30やアーム11は膨張または収縮する。このような熱変形によって距離L1に生じる変化量は、距離L1の大きさに比例するため、距離L1が小さいほど探傷に対する熱変形の影響が少ない。しかしながら、ロボット装置100は、使用するロボット10やワークWの種類によって様々な形態を取ることが可能とはいえ、ワークWの搬入および搬出の作業性や種々の設計的事項により、ロボット10は測定台13からある程度は離れた位置に設置せざるを得ないと思われる。一方、タッチセンサ20は小型であるため、測定台13の近傍に設置することで距離L2を小さくすることが可能である。距離L2が小さいほど、熱変形の影響を最小限に留めることができる。
制御部80は、ロボット10に設定された互いに直交するХ軸,Y軸およびZ軸に基づいて各リンクを動作させるアクチュエータ10a(図6参照)の駆動制御と、ロボット10の現在の状態および目標の位置を座標上での管理と、測定台13の回転や探傷センサ15、タッチセンサ20の出力を受け取って処理を行うものであり、PC(パーソナルコンピュータ)やPLC(プログラマブルロジックコントローラ)等で構成される。
本実施形態において、ロボット10のアーム11の状態は、制御部80により、軸の設定方法が異なる数種類の座標によって常時管理されているが、ここでは説明を簡略化するために、ロボット10の架台30への接地面の中心を原点とし、前記接地面を含む平面内に互いに直交するХ軸とY軸を、前記接地面に垂直かつ上方にZ軸を設定した座標系(以下、「ベース座標系」と称する)を言うものとする。
次に、上記構成のロボット装置100によるワークWの具体的な測定手順について、図3および図4のフローチャートを用いて説明する。ロボット装置100は、表面に傷がないマスター体(以降、マスターワークMと称する)と、測定対象であるワークWとにおける探傷センサ15の出力差により傷の有無を検査する。
マスターワークMとは、ワークWと同一または類似の材質、形状を備え、ワークWと同一または類似の条件での熱処理が行われ、かつ表面に傷がないことを顕微鏡検査等により確認されているものである。マスターワークMの寸法に関する情報は、予め図示しない記憶部81に登録されているか、検査前に作業者が入力、もしくはネットワーク経由で図示しないサーバからダウンロードして、制御部80が参照可能な状態となっている。
制御部80は、リアルタイムでロボット10のアームの状態(各リンクの角度、アーム11の先端位置)をベース座標上で管理しており、さらに、タッチセンサ20や測定台13の位置も予め記憶部81に登録されているので、それらの位置もベース座標上で把握している。しかしながら、室温の変化や稼働に伴うロボット10の温度変化によって、ロボット装置100は熱変形を起こし膨張または収縮するため、ロボット10と測定台13やタッチセンサ20との距離が変化する。したがって、制御部80が把握している測定台13及びタッチセンサ20の位置と、それらの実際の位置とは、わずかに異なっている可能性がある。
上記の位置のずれを考慮せずにワークWの検査を行った場合、測定距離を一定に保つことが出来ない虞がある。すなわち、ワークWを交換した場合や、あるワークWの検査を行っている最中であっても、ロボット装置100の熱変形によってロボット10と測定台13との距離が変化し、異なる測定距離でワークWの検査が行われる可能性がある。渦電流による探傷では、測定距離が変化すると出力値が変動し、傷の誤検出に繋がるため、測定距離を正確に保つことが非常に重要である。ロボット装置10では、タッチセンサ20を用いて上記の位置ずれを補正し、測定距離を正確に保つことを特徴としている。
具体的に、本実施形態に係るワークWの探傷検査は、マスターワークMとワークWとのセンサ出力を比較し、その差が許容値に収まっているかを評価する。そのため、ワークWの傷検査に先立ち、マスターワークMの検査を行う。これは、表面に傷が無いことが確認されているマスターワークMを用いて、探傷センサ15の出力の基準値を得るためである。
図3に示すように、まず、作業者は図示しないボタンの押下によって、ロボット10および測定台13を原位置に復帰させる(ステップS1)。そして、測定台13にマスターワークMを載置し(ステップS2)、測定台13の回転中心とマスターワークMの中心を合わせる作業を行う(ステップS3)。中心合わせ作業が完了すると、作業者は図示しないボタンの押下によって、制御部80に対してマスターワークMの検査開始を指示する(ステップS4)。
マスターワークMの検査開始が指示されると、制御部80は、アーム11に設けられた位置基準部材17がタッチセンサ20の近傍において接触子21と正対するよう、ロボット10を動作させる(ステップS5)。但しこの時点では、位置基準部材17を接触子21には接触させない。なぜなら、この時点では熱変形の影響が未知であり、制御部80は接触子21の実際の位置を把握していないからである。
続いて、制御部80は、アーム11の位置基準部材17の平面が、タッチセンサ20の接触子21を押し込む方向(ストローク方向)に、ロボット10を動作させる(ステップS6)。
そして、制御部80は、タッチセンサ20の出力がOFFからONに切り替わったか否かを判定する(ステップS7)。ONに切り替わったと判定したとき、この時点でのタッチセンサ20(位置基準部材17)の位置βを、記憶部81に登録する(ステップS8)。位置βは、ベース座標上において(Хβ、yβ、zβ)で表される。この行列の要素であるХβ、yβ、zβはそれぞれХ軸、Y軸、Z軸上の位置である。
架台30やロボット10、アーム11等に熱変形が発生していないならば、記憶部81が予め記憶しているタッチセンサ20の位置αと上記位置βは同じであるが、熱変形が生じている場合は位置αと位置βが異なる。そこで、位置αと位置βの差である補正量Δを求め、記憶部81に記憶する(ステップS9)。このステップ以降、ロボット10の動作目標位置をΔだけオフセットさせる(ステップS10)。
具体的には、位置αはベース座標上で(Хα、yα、zα)で表されるので、Δの要素は(ХΔ、yΔ、zΔ)=(Хβ−Хα、yβ−yα、zβ−zα)となる。このステップ以降、目標とする位置の座標にΔを加算する補正を行う。
続くステップとして、探傷センサ15を用いてマスターワークMを検査し、表面に傷が無い場合の探傷センサ15の出力値を求める作業を行う。
まず、マスターワークMの表面であって、ワークWの検査位置に対応する位置に探傷センサ15を移動させる(ステップS11)。そして、マスターワークMの表面から決められた測定距離において、探傷センサ15によってマスターワークMの表面に渦電流を発生させ、それによって探傷センサ15側に内蔵されたコイルに発生する起電力の大きさを測定する(ステップS12)。この時の起電力の値を、基準値Sとする。
マスターワークMを検査する位置は、ワークWの検査位置と同じであることが好ましい。また、同一の位置で複数回検査を行って、出力値を平均しても良い。この方法により、ノイズの影響が低減されて、出力値の信頼性が向上する。
マスターワークMを用いて基準値Sを求めた後、制御部80は、ロボット10を原位置に復帰させる(ステップS13)。作業者は測定台13からマスターワークMを取り外し(ステップS14)、替わってワークWを載置する(ステップS15)。作業者はワークWと測定台13の芯合わせを行った後(ステップS16)、図示しないボタンの押下によって、制御部80にワークWの検査開始を指示する(ステップS17)。
ワークWの検査においても、検査の前にロボット10の位置補正を行う。これは、マスターワークMの検査からワークWの検査までの間に、ロボット装置100やアーム11が熱変形している可能性があるからである。そこで、ワークWの検査が開始されると、制御部80は、ワークWに対してステップS18〜S22の処理を行う(図4も参照)。これらステップは、S5〜S9までの同様の処理であるため、説明を省略する。この作業によって得られた補正量Δ´を新たな補正量とする。
そして、図4に示すように、タッチセンサ20(位置基準部材17)による位置補正を行った後、制御部80は探傷センサ15をワークWの検査すべき位置に移動させるとともに、図示しない回転機構によってワークWを検査位置が探傷センサ15と正対するよう回転させる(ステップS23)。そして、探傷センサ15を決められた測定距離となるまでワークWの表面に接近させ(ステップS24)、ワークWの探傷検査を行う。
ここでの探傷検査は、ワークWの表面から決められた測定距離において探傷センサ15によってワークM表面に渦電流を発生させ、それによって探傷センサ15側に内蔵されたコイルに発生する起電力の大きさを測定し(ステップS25)、マスターワークMの出力値とワークWの出力値とを比較する(ステップS26)ことにより行うものである。
具体的には、マスターワークMとワークWの互いに同じ位置を検査し、マスターワークMでの出力値SとワークWでの出力値∨との差を求め、その差が予め設定された許容値より小さければ傷のない良品と判定し(ステップS27)、その差が許容値より大きければ傷ありと判定する(ステップS28)。
上記判定結果は図示しない表示装置等により作業者に報知され、ワークWの測定処理を終了する。
本実施形態では、検査する位置は1箇所であっても良いが、ワークWの位相を変えて複数箇所(n箇所、n>1)を検査することで、探傷検査の信頼性を向上させることができる。この場合、ワークWの検査位置と同じ位置においてマスターワークMも検査し、それぞれの検査位置に対応する基準値S1、S2・・・Snを求めておく。これら複数の基準値と、ワークWの複数の出力値V1、V2・・・Vnをそれぞれ比較し、許容値を超えた検査位置がなかった場合、ワークWは傷のない良品と判定する。
ここまで本発明を分かりやすくするために実施形態の構成要件を付して説明したが、本発明がこれに限定されるものではないことは言うまでもない。
例えば、タッチセンサ20に替えて、電気マイクロメータを用いることもできる。タッチスイッチは出力がOFFからONに変わる位置は固定であり、その位置を調整するにはタッチスイッチ自体の取り付け位置を変える必要があるが、電気マイクロメータは接触子のストロークに応じてその位置を出力するので、原位置を任意に設定することができる。
また、本実施形態においては、図2に示すように、ワークWの検査位置における位置基準部材17の位置と、タッチセンサ20の接触子21の位置を、探傷検査時の検査方向において同じとすることが好ましい。アーム11の位置決め誤差は原位置からの移動量に比例するので、上記の2つの位置が探傷検査時の検査方向において大きく異なっている場合、位置決め誤差によって正確な測定距離を保つことができなくなる虞がある。上記の2つの位置を探傷検査時の検査方向において同じとすることで、さらに探傷検査の精度を向上させることができる。
また、本実施形態においては、図5および図6に示すように、測定台13の近傍(例えば、測定台13の台上や側壁)に鉛直方向に並んで設けられた第1のタッチセンサ51および第2のタッチセンサ52と、第1のタッチセンサ51への接触、および第2のタッチセンサ52への接触がそれぞれ検知されたときのアーム11の先端位置を記憶する記憶部81と、記憶部81に記憶されたアーム11の先端位置に基づき、鉛直軸に対するこれら2点を通る直線の傾きを補正角度θとして算出する計算部82とを有し、制御部80が、ワークWの測定を行う前に、計算部82により算出された補正角度θに基づいて、ロボット10に設定されたZ軸が鉛直軸と一致するように補正するように構成することも可能である。
なお、軸補正用のタッチセンサの数は、少なくとも2つ以上であることが好ましい。タッチセンサの数が増えれば、補正角度θをより正確に算出することが可能である。
一例をあげると、図7に示すように、2つのタッチセンサ51,52が鉛直方向に85mm離れて測定台13上に設けられている場合、アーム11の先端がタッチセンサ51,52にそれぞれ接触した瞬間のアーム11の先端位置の座標が(Х1,Y1,Z1)、(Х2,Y2,Z2)であるとき、補正角度θは次式(1)〜(3)を用いて算出される。
(補正角度θの算出方法)
三平方の定理から、α={(Х2−Х1)^2+(Y2−Y1)^2}^(1/2) …(1)
角θの正接は、tanθ=α/85 …(2)
式(1),(2)より、θ=arctan(α/85) …(3)
三平方の定理から、α={(Х2−Х1)^2+(Y2−Y1)^2}^(1/2) …(1)
角θの正接は、tanθ=α/85 …(2)
式(1),(2)より、θ=arctan(α/85) …(3)
制御部80は、ワークWの測定前に、上記のように求めた補正角度θに基づき、ロボット10に設定されたХ軸周りにθ回転させ、鉛直軸と一致するように補正を行う。
さらに、本実施形態においては、測定台13の近傍に少なくとも2つのタッチセンサを測定方向に沿って水平方向に並べれば、ロボット10に設定されたХ軸、Y軸の補正も可能である。
以上の構成により、本実施形態においては、ロボット装置100に熱変形が生じた場合であっても、より高い精度でのワークWの探傷検査を行うことができる。
10 ロボット
11 アーム
13 測定台
15 測定工具(探傷センサ)
17 位置基準部材
20 (原点補正用)タッチセンサ
21 接触子
30 架台
51 (Z軸補正用)第1のタッチセンサ
52 (Z軸補正用)第2のタッチセンサ
80 制御部
81 記憶部
82 計算部
100 ロボット装置
W ワーク(被測定物)
11 アーム
13 測定台
15 測定工具(探傷センサ)
17 位置基準部材
20 (原点補正用)タッチセンサ
21 接触子
30 架台
51 (Z軸補正用)第1のタッチセンサ
52 (Z軸補正用)第2のタッチセンサ
80 制御部
81 記憶部
82 計算部
100 ロボット装置
W ワーク(被測定物)
Claims (2)
- アームの先端に設けられた測定工具により被測定物の3次元測定を行うためのロボット装置において、
複数のリンクからなる前記アームを有する多関節ロボットと、
前記リンクを動作させるアクチュエータと、
前記ロボットに設定された互いに直交するХ軸,Y軸およびZ軸に基づいて前記アクチュエータの駆動を制御する制御部と、
前記被測定物を載置するための測定台と、
前記測定台に鉛直方向に並んで設けられた第1および第2のタッチセンサと、
前記第1のタッチセンサへの接触、および前記第2のタッチセンサへの接触がそれぞれ検知されたときの前記アームの先端位置を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された前記アームの先端位置に基づき、鉛直軸に対するこれら2点を通る直線の傾きを補正角度として算出する計算部とを有し、
前記制御部は、前記被測定物の測定を行う前に、前記補正角度に基づいて前記ロボットに設定されたZ軸が鉛直軸と一致するように補正することを特徴とするロボット装置。 - 、
前記測定工具は、渦電流を利用する非接触式の探傷センサであることを特徴とする請求項1に記載のロボット装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016015723A JP2017132014A (ja) | 2016-01-29 | 2016-01-29 | ロボット装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016015723A JP2017132014A (ja) | 2016-01-29 | 2016-01-29 | ロボット装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017132014A true JP2017132014A (ja) | 2017-08-03 |
Family
ID=59502025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016015723A Pending JP2017132014A (ja) | 2016-01-29 | 2016-01-29 | ロボット装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017132014A (ja) |
-
2016
- 2016-01-29 JP JP2016015723A patent/JP2017132014A/ja active Pending
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