JP2017130785A - 情報処理装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、その制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】処理の効率の低下を抑制することができる情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置としてのMFP100において、自動キャンセルモードが設定されている場合、UI処理モジュール202は、エラーの優先表示を行ってエラーの内容を操作部104の表示画面に表示し、妨害エラーのエラー表示の表示形態と、非妨害エラーのエラー表示の表示形態とを変更しない。
【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理装置、その制御方法及びプログラムに関し、特に、ジョブのエラーを通知する情報処理装置、その制御方法及びプログラムに関する。
オフィス等に配置され、PCやプリンタ装置を備え、印刷処理を実行する印刷システムが知られている。この印刷システムでは、ユーザはPCを操作してプリンタ装置に所望の印刷物を出力させる。具体的には、ユーザはPCにインストールされたプリンタドライバを利用して印刷ジョブをプリンタ装置に投入し、プリンタ装置は投入された印刷ジョブを実行して印刷物を出力する。この印刷システムのプリンタ装置は、紙詰まりや紙無し等で印刷ジョブのエラーが生じ、印刷ジョブが停止した場合、エラーの要因を解消して印刷ジョブを再開するか、エラーが生じた印刷ジョブそのものをキャンセル(消去)する(例えば、特許文献1参照。)。印刷ジョブのエラーが生じた際には、当該エラーの要因の解消をユーザへ促すために、PCやプリンタ装置の表示部等において生じたエラーの内容を表示する。
ここで、特許文献1のプリンタ装置において、印刷ジョブのエラーが生じた際に、直ちに、当該印刷ジョブをキャンセルすると、ユーザが印刷ジョブを再投入する必要が生じ、印刷処理の効率が低下する。一方、特許文献1のプリンタ装置において、印刷ジョブのエラーが生じた際に、当該印刷ジョブをキャンセルせずに保持し続けると、当該印刷ジョブを投入したユーザとは別のユーザによってエラーの要因が解消されることがある。このとき、別のユーザが印刷ジョブの処理結果物である印刷物を見ることができるため、セキュリティ性を担保できない。そこで、印刷ジョブのエラーが生じた際、エラーが生じてから一定の期間は当該印刷ジョブをキャンセルすることなく保持し続け、一定の期間が経過したら、当該印刷ジョブをキャンセルする技術が提案されている。
ところで、印刷ジョブのエラーとしては、当該印刷ジョブ以外のジョブ(以下、「他のジョブ」という。)の実行を妨げるエラーと、他のジョブの実行を妨げないエラーとが存在する。他のジョブの実行を妨げるエラーの要因としては、例えば、紙詰まりが該当する。他のジョブの実行を妨げないエラーの要因としては、例えば、特定サイズの用紙の紙無しが該当する。これに対応して、他のジョブの実行を妨げないエラーが生じた際、ユーザが他のジョブの実行を躊躇しないように、当該エラーの内容を表示部等において表示しない、若しくは目立たないように表示する技術(以下、「エラー表示抑制技術」という。)も提案されている。
特許第4584731号
しかしながら、一定の期間が経過したらエラーが生じた印刷ジョブをキャンセルする技術と、エラー表示抑制技術とを同時に適用した場合、以下の様な問題が生じる。すなわち、エラーの要因がユーザによって解消可能であっても、エラーの内容が表示されない、若しくは目立たないように表示されるため、ユーザが印刷ジョブのエラーが生じたことに気づかない虞がある。その結果、エラーが生じてからその要因が解消されないまま一定の期間が経過し、当該印刷ジョブがキャンセルされる。その結果、ユーザが当該印刷ジョブを再投入する必要が生じ、印刷処理の効率が低下する。
本発明の目的は、処理の効率の低下を抑制することができる情報処理装置、その制御方法及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、ジョブのエラーが生じてから一定の期間が経過した後に、前記ジョブをキャンセルするキャンセルモードを設定することができる情報処理装置であって、前記ジョブのエラーが生じた際、前記エラーの優先表示を行う表示手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、処理の効率の低下を抑制することができる。
本発明の実施の形態に係る情報処理装置としてのMFPの全体構成を概略的に示すブロック図である。 図1のMFPにおける各ソフトウェアモジュールの関係を概略的に示すブロック図である。 本実施の形態に係る情報処理装置の制御方法としての印刷処理を示すフローチャートである。 中断ジョブの自動キャンセルモードを設定するための表示画面の一例を示す図である。 エラー情報の表示処理を示すフローチャートである。 操作部の表示画面に表示される紙詰まりのエラー表示を説明するための図である。 エラーの通常表示において操作部の表示画面に表示される紙無しのエラー表示を説明するための図である。 エラーの優先表示において操作部の表示画面に表示される紙無しのエラー表示を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。本実施の形態では情報処理装置としての画像形成装置、例えば、MFP(Multifunction Peripheral)に本発明を適用した場合について説明する。しかしながら、本発明は画像形成装置であるプリンタに適用してもよく、さらには、画像形成機能を備えないがジョブを実行する情報処理装置、例えば、サーバ、PCやスマート家電機器に適用してもよい。また、本実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示に過ぎず、本発明の範囲は本実施の形態に記載されている構成要素によって限定されることはない。
図1は、本実施の形態に係る情報処理装置としてのMFPの全体構成を概略的に示すブロック図である。
図1において、MFP100は、全体を制御する制御デバイスであるコントローラユニット101と、画像入力デバイスであるスキャナ102と、画像出力デバイスであるプリンタ103と、操作部104とを備える。操作部104は操作者であるユーザからの指示の入力の受付及びユーザへの情報の表示を行う。コントローラユニット101はCPU105、RAM106、ROM107、HDD108、操作部I/F109及びネットワークI/F110を有する。CPU105はシステムバス111を介してRAM106、ROM107、HDD108、操作部I/F109及びネットワークI/F110と接続される。RAM106はCPU105の作業領域を提供するメモリであり、パラメータ設定を一時記憶する設定値記憶メモリや画像データを一時記憶する画像メモリとして使用される。ROM107はブートROMであり、システムブートプログラムを格納する。HDD108は、システムソフトウェア、パラメータ設定値履歴や画像データ等を格納する。ROM107に格納されたシステムブートプログラムをRAM106に記録させることにより、CPU105はコントローラプログラムを実行することができる。操作部I/F109は、操作部104との間で入出力を行うインタフェースである。操作部I/F109は、CPU105から指示を受けて表示する画像データを操作部104へ出力し、ユーザが操作部104を介して入力した指示の情報をCPU105へ伝送する。ネットワークI/F110はLAN112と接続されてLAN112に対する情報の入出力を行う。
また、コントローラユニット101は画像処理部113及びデバイスI/F114を有する。画像処理部113はLAN112から受信した画像データとしてのPDLコードをビットマップ画像に展開する。デバイスI/F114は、スキャナ処理部115及びプリンタ処理部116を介してスキャナ102やプリンタ103と接続され、画像データの同期系/非同期系の変換や設定値、調整値、機器状態等のデータの伝送を行う。スキャナ処理部115は、スキャナ102から入力された画像データに対して補正、加工、像域分離、変倍や2値化処理等の各種処理を施す。プリンタ処理部116は、プリンタ103においてプリント出力される画像データに対して当該プリンタ103の仕様に応じた補正、解像度変換等の処理や、画像の印字位置の調整処理を施す。スキャナ102は、スキャナ処理部115と接続され、自動連続原稿送り装置及び圧板読取装置(図示しない)を有し、複数枚の原稿の両面の読み取りを行う。また、スキャナ102は、原稿カバー(図示しない)の開閉、原稿の有無、原稿サイズ検知を行うセンサを有する。センサによって検知された情報やスキャナ102の状態情報はスキャナ処理部115及びデバイスI/F114を介してCPU105へ送信される。プリンタ103は、プリンタ処理部116と接続され、印刷する用紙を格納する給紙カセット(図示しない)を少なくとも1つ有する。各給紙カセットの用紙残量、トナーの有無等の情報は、プリンタ処理部116とデバイスI/F114を介してCPU105へ送信される。画像処理部113は、プリンタ処理部116でプリント出力される画像データに処理を施してプリンタ103で出力する場合に、例えば、HDD108に格納されている画像データをプリンタ処理部116で利用可能な形式に変換する処理を行う。MFP100では、スキャナ処理部115、プリンタ処理部116、操作部104はコントローラユニット101に接続され、コントローラユニット101からの指示によって動作が制御される。
図2は、図1のMFPにおける各ソフトウェアモジュールの関係を概略的に示すブロック図である。なお、以下に説明する各ソフトウェアモジュールは主にCPU105で動作する。
図2において、MFP100は、ジョブコントロール処理モジュール201と、UI処理モジュール202(表示手段)と、ネットワーク処理モジュール203と、スキャン処理モジュール204と、プリント処理モジュール205とを備える。なお、MFP100は他にもソフトウェアモジュールを備えるが、これらのソフトウェアモジュールの説明は省略する。ジョブコントロール処理モジュール201は、MFP100が備える他の各ソフトウェアモジュールを制御し、コピー、プリント、スキャン、UI処理等のMFP100が実行するジョブを制御する。UI処理モジュール202は、主に操作部104や操作部I/F109に関する制御を行う。UI処理モジュール202はユーザが操作部104へ入力した指示をジョブコントロール処理モジュール201へ通知する。また、UI処理モジュール202はジョブコントロール処理モジュール201からの指示に応じて操作部104の表示画面の表示内容を制御し、操作部104に表示する画像データの編集等を制御する。ネットワーク処理モジュール203は主にネットワークI/F110を介して行われる外部の装置、例えば、PCとの通信を制御し、例えば、LAN112に接続された各機器との通信を制御する。ネットワーク処理モジュール203はLAN112に接続された各機器からの制御コマンドやデータを受信してジョブコントロール処理モジュール201へ通知する。また、ネットワーク処理モジュール203はジョブコントロール処理モジュール201からの指示に応じてLAN112に接続された各機器へ制御コマンドやデータの送信を行う。
スキャン処理モジュール204は、ジョブコントロール処理モジュール201の指示に応じてスキャナ102及びスキャナ処理部115を制御し、スキャナ102に載置された原稿の画像の読み込みを指示する。また、スキャン処理モジュール204は、読み込んだ画像の画像データに対してスキャナ処理部115における画像処理を指示し、スキャナ処理部115やスキャナ102の状態情報を取得してジョブコントロール処理モジュール201へ通知する。プリント処理モジュール205はジョブコントロール処理モジュール201の指示に応じて画像処理部113、プリンタ処理部116及びプリンタ103を制御し、画像処理が施された画像データの印刷処理を行う。プリント処理モジュール205は、ジョブコントロール処理モジュール201から、画像データ、並びに、当該画像データのサイズ、カラーモード、解像度、オフセット量、拡大縮小率、面付け、サイズ、印字方向等の各種情報を受信する。プリント処理モジュール205は、画像処理部113及びプリンタ処理部116を制御し、画像データに対して適切な画像処理を施し、プリンタ処理部116及びプリンタ103を制御して印刷用紙への印刷を指示する。また、プリント処理モジュール205は、プリンタ処理部116とプリンタ103の状態情報を取得してジョブコントロール処理モジュール201へ通知する。
図3は、図1のMFPが実行する、本実施の形態に係る情報処理装置の制御方法としての印刷処理を示すフローチャートである。図3の処理は、HDD108に格納されたプログラムがRAM106に読み出され、CPU105が当該読み出されたプログラムを実行することによって実現される。
まず、CPU105が、ユーザがMFP100において直接投入した各印刷ジョブを管理するジョブリストに含まれる一の印刷ジョブを実行する(ステップS301)。このとき、UI処理モジュール202はユーザが入力した印刷ジョブの実行に関する指示をジョブコントロール処理モジュール201へ通知する。ジョブコントロール処理モジュール201は通知された情報に基づいてプリント処理モジュール205に指示に対応する印刷ジョブの実行を依頼する。なお、ジョブリストは、MFP100に接続されたPCからLAN112やネットワークI/F110を経由してMFP100に投入された印刷ジョブも含む。PCから投入される印刷ジョブの実行に関しては、当該印刷ジョブの情報をネットワーク処理モジュール203がPCから受信する。ネットワーク処理モジュール203はPCから受信した印刷ジョブの情報をジョブコントロール処理モジュール201へ通知する。ジョブコントロール処理モジュール201は通知された情報に基づいてプリント処理モジュール205に当該情報に対応する印刷ジョブの実行を依頼する。
次いで、CPU105はプリンタ103からプリンタ処理部116及びデバイスI/F114を経由して実行中の印刷ジョブのエラー発生の通知(以下、「エラー情報」という。)を受け付けたか否かを監視する(ステップS302)。プリンタ103からエラー情報として通知される印刷ジョブのエラーとしては、例えば、給紙カセットに印刷ジョブの画像データに対応するサイズの用紙が無くなった紙無しや、紙詰まり(ジャム)やトナーが無くなったトナー無し等が該当する。印刷ジョブのエラーが生じると、プリント処理モジュール205はジョブコントロール処理モジュール201にエラー情報を通知する。ジョブコントロール処理モジュール201はプリント処理モジュール205に印刷ジョブの中断を依頼する。プリント処理モジュール205は中断を依頼された印刷ジョブの実行を中断する。また、ジョブコントロール処理モジュール201は通知されたエラー情報をUI処理モジュール202に通知する。UI処理モジュール202は通知されたエラー情報を操作部104において表示するが、エラー情報の表示処理の詳細については図5を用いて後述する。
次いで、プリント処理モジュール205は、実行が中断された印刷ジョブ(以下、「中断ジョブ」という。)の自動キャンセルモードが設定されているか否かを判別する(ステップS303)。中断ジョブの自動キャンセルモードとは、ジョブのエラーが生じて実行が中断された際、当該エラーが生じてから一定の期間は中断ジョブをキャンセルすることなく保持し続け、一定の期間が経過したら、中断ジョブをキャンセルするモードである。ステップS303の判別の結果、自動キャンセルモードが設定されていない場合、CPU105は本処理を終了する。自動キャンセルモードが設定されている場合、プリント処理モジュール205は一定の期間を、例えば、プリント処理モジュール205が有するタイマーにセットし、タイマーは計時を開始する。
図4は、中断ジョブの自動キャンセルモードを設定するための設定用表示の一例を示す図である。図4の設定用表示400はUI処理モジュール202によって操作部104の表示画面に表示される。
図4において、設定用表示400は自動キャンセルモードの設定・解除を行うための設定部401と、自動キャンセルモードにおいて中断ジョブをキャンセルすることなく保持し続ける期間(以下、「保持期間」という。)を登録するための登録部402とを有する。設定部401は自動キャンセルモードの設定及び解除にそれぞれ対応する「ON」ボタン401a及び「OFF」ボタン401bを有する。登録部402は保持期間を設定する際に必要となる項目の各種ボタン402a〜402dを有する。自動キャンセルモードの設定及び解除、並びに、登録された保持期間はHDD108やRAM106に格納される。
図3に戻り、CPU105は、印刷ジョブのエラーが生じたことに気付いたユーザによって当該エラーの要因が解消されたか否かを判別する(ステップS305)。ステップS305の判別の結果、エラーの要因が解消された場合、CPU105はエラーの要因が解消された旨をプリント処理モジュール205へ通知する。その後、プリント処理モジュール205はタイマーの計時を中止するとともに、中断ジョブの実行を再開する(ステップS306)。また、プリント処理モジュール205はジョブコントロール処理モジュール201に中断ジョブの実行が再開された旨を通知する。ジョブコントロール処理モジュール201はUI処理モジュール202に中断ジョブの実行が再開された旨を通知し、UI処理モジュール202は操作部104における後述する図6〜図8のエラー表示を中止する。その後、本処理を終了する。ステップS305の判別の結果、エラーの要因が解消されていない場合、プリント処理モジュール205はタイマーが計時する期間(以下、「計時期間」という。)が保持期間を超えたか否かを判別する(ステップS307)。ステップS307の判別の結果、計時期間が保持期間を超えていない場合、ステップS305に戻る。計時期間が保持期間を超えた場合、プリント処理モジュール205はジョブコントロール処理モジュール201に計時期間が保持期間を超えた旨を通知する。ジョブコントロール処理モジュール201は計時期間が保持期間を超えた旨を受信すると、ジョブリストを走査して中断ジョブを選択し(ステップS308)、選択された中断ジョブをジョブリストから消去してキャンセルする(ステップS309)。さらに、ジョブコントロール処理モジュール201はジョブリストの最後まで走査したか否かを判別する(ステップS310)。ステップS310の判別の結果、ジョブリストの最後まで走査していない場合、ステップS308に戻る。ジョブリストの最後まで走査した場合、本処理を終了する。
図5は、エラー情報の表示処理を示すフローチャートである。図5の処理も、HDD108に格納されたプログラムがRAM106に読み出され、CPU105が当該読み出されたプログラムを実行することによって実現される。
まず、CPU105はエラー情報を受け付けたか否かを監視する(ステップS501)。ステップS501の判別の結果、エラー情報を受け付けた場合、ジョブコントロール処理モジュール201はプリント処理モジュール205から通知されたエラー情報をUI処理モジュール202に通知する。UI処理モジュール202は通知されたエラー情報に対応するエラーが他のジョブの実行を妨げるエラー及び他のジョブの実行を妨げないエラーのいずれに該当するのか判別する(ステップS502)。ここで、他のジョブの実行を妨げるエラー(以下、「妨害エラー」という)とは、例えば、紙詰まり(ジャム)やトナーが無くなったトナー無し等の他の印刷ジョブも実行不可能となるエラーである。また、他のジョブの実行を妨げないエラー(以下、「非妨害エラー」という)とは、プリンタ103の給紙カセットに印刷ジョブの画像データに対応するサイズの用紙が無くなった紙無し等のエラーである。紙無しでは、他の印刷ジョブの画像データのサイズが無くなった用紙のサイズと異なる場合、当該他の印刷ジョブを実行することができる。
ステップS502の判別の結果、通知されたエラー情報に対応するエラーが妨害エラーである場合、UI処理モジュール202は処理をステップS505に進行させる。通知されたエラー情報に対応するエラーが非妨害エラーである場合、UI処理モジュール202は中断ジョブの自動キャンセルモードが設定されているか否かを判別する(ステップS503)。ステップS502の判別の結果、自動キャンセルモードが設定されていない場合、UI処理モジュール202はエラーの通常表示を実行する(ステップS504)。本実施の形態におけるエラーの通常表示とは、操作部104において非妨害エラーのエラー表示を、望外エラーのエラー表示よりも目立たないよう行う表示方法である。この場合、ユーザは非妨害エラーが生じたことに気付かないおそれがあるが、自動キャンセルモードが設定されていないと、非妨害エラーに係る中断ジョブがキャンセルされることがない。したがって、ユーザがキャンセルされたジョブを再投入する必要を無くすことができる。その結果、印刷処理の効率が低下するのを抑制することができる。ステップS502の判別の結果、自動キャンセルモードが設定されている場合、UI処理モジュール202はエラーの優先表示を実行する(ステップS505)。本実施の形態におけるエラーの優先表示とは、妨害エラーのエラー表示の表示形態と、非妨害エラーのエラー表示の表示形態とを変更しない表示方法である。
図6は、操作部の表示画面に表示される紙詰まりのエラー表示を説明するための図であり、図6(A)は紙詰まりが生じた際に最初に表示画面に表示される表示内容であり、図6(B)は次に表示画面に表示される表示内容である。
紙詰まりが生じると、UI処理モジュール202は、まず、紙詰まりの発生を直感的に理解可能な表示600を表示画面へ優先的に表示する(図6(A))。具体的には、UI処理モジュール202は、紙詰まりが生じた旨のメッセージ601だけでなく、紙詰まりの発生箇所を模式的に示す図602やユーザへ用紙を取り除くことを促すメッセージ603を表示画面に表示する。このとき、UI処理モジュール202は、「閉じる」ボタン604も表示画面に表示する。次いで、ユーザによって「閉じる」ボタン604が押下されると、UI処理モジュール202はメインメニュー605を表示画面に表示する(図6(B))。このとき、UI処理モジュール202は、紙詰まりが生じた旨のメッセージ606をメインメニュー605においても表示する。紙詰まりは妨害エラーなので、本実施の形態におけるエラーの優先表示において表示される。なお、トナー無しも妨害エラーなので、紙詰まりと同様のエラー表示が行われる。
一方、紙無しは非妨害エラーであるため、本実施の形態におけるエラーの優先表示及びエラーの通常表示のいずれにおいても表示されるが、エラーの優先表示及びエラーの通常表示のそれぞれにおいて表示形態が異なる。
図7は、エラーの通常表示において操作部の表示画面に表示される紙無しのエラー表示を説明するための図であり、図7(A)は紙無しが生じた際に最初に表示画面に表示される表示内容であり、図7(B)は次に表示画面に表示される表示内容である。
紙無しが生じると、UI処理モジュール202は、まず、メインメニュー700を優先的に表示画面へ表示する(図7(A))。このとき、UI処理モジュール202は、メインメニュー700において紙無しが生じた旨のメッセージ701や「状況確認/中止」ボタン702も表示する。次いで、ユーザによって「状況確認/中止」ボタン702が押下されると、UI処理モジュール202は、紙無しの発生を直感的に理解可能な表示703を表示画面に表示する(図7(B))。具体的には、紙無しが生じた給紙カセットの位置をハッチングで示す図704や紙無しが生じた用紙のサイズ705を表示画面に表示する。
図8は、エラーの優先表示において操作部の表示画面に表示される紙無しのエラー表示を説明するための図であり、図8(A)は紙無しが生じた際に最初に表示画面に表示される表示内容であり、図8(B)は次に表示画面に表示される表示内容である。
紙無しが生じると、UI処理モジュール202は、まず、紙無しの発生を直感的に理解可能な表示800を優先的に表示画面へ表示する(図8(A))。具体的には、紙無しが生じた給紙カセットの位置をハッチングで示す図801や紙無しが生じた用紙のサイズ802を表示画面に表示する。このとき、UI処理モジュール202は「閉じる」ボタン803も表示する。次いで、ユーザによって「閉じる」ボタン803が押下されると、UI処理モジュール202は、メインメニュー804を優先的に表示画面へ表示する(図8(B))。このとき、UI処理モジュール202は、紙無しが生じた旨のメッセージ805をメインメニュー804において表示する。
本実施の形態では、図6及び図8に示すように、エラーの優先表示において、妨害エラーの発生を直感的に理解可能な表示を優先的に表示画面へ表示するとともに(図6)、非妨害エラーの発生を直感的に理解可能な表示を優先的に表示画面へ表示する(図8)。すなわち、妨害エラーのエラー表示の表示形態と、非妨害エラーのエラー表示の表示形態とを変更しない。また、本実施の形態では、図7に示すように、エラーの通常表示において、非妨害エラーが生じた際、メインメニュー700を優先的に表示画面へ表示し、エラーが生じた旨のメッセージ701をメインメニュー700において表示する。一方、上述したように、妨害エラーはその発生が直感的に理解可能なように表示される(図6)。すなわち、表示画面において、非妨害エラーの発生は、妨害エラーの発生よりも目立たないように表示される。その後、図5に戻り、ステップS504やステップS505の実行後、本処理を終了する。
図5の処理によれば、自動キャンセルモードが設定されている場合、UI処理モジュール202は、エラーの優先表示を行い、妨害エラーのエラー表示の表示形態と、非妨害エラーのエラー表示の表示形態とを変更しない。これにより、生じたエラーが非妨害エラーであっても、ユーザは非妨害エラーが生じたことに確実に気づくことができる。その結果、自動キャンセルモードが設定されていても、非妨害エラーが生じてから非妨害エラーの要因が解消されないまま、一定の期間が経過するのを防止することができる。これにより、非妨害エラーが生じた印刷ジョブが不用意にキャンセルされるのを防止することができ、もって、ユーザが当該印刷ジョブを再投入する必要を無くすことができ、印刷処理の効率の低下を抑制することができる。また、自動キャンセルモードが設定されていない場合、エラーの通常表示を行い、非妨害エラーの発生を、妨害エラーの発生よりも目立たないように表示する。これにより、ユーザが非妨害エラーのエラー表示を確認した結果、他の印刷ジョブの実行の指示を躊躇するのを抑制することができる。
また、図3及び図5の処理によれば、ジョブリストに含まれる各印刷ジョブについて、各印刷ジョブにエラーが生じた際、UI処理モジュール202は自動キャンセルモードが設定されているとエラーの優先表示を行う。また、ジョブリストは、ユーザがMFP100において直接投入した各印刷ジョブだけでなくMFP100に接続されたPCからLAN112やネットワークI/F110を経由してMFP100に投入された印刷ジョブも含む。すなわち、UI処理モジュール202はユーザがMFP100において直接投入した印刷ジョブのエラーだけでなく、PCからMFP100に投入された印刷ジョブのエラーについても、エラーの優先表示を行う。これにより、PCから印刷ジョブを投入したユーザがMFP100の近傍に居なくてもMFP100の近傍に居る他のユーザが、印刷ジョブのエラーが生じたことに気づくことができる。その結果、他のユーザからエラーが生じた旨を伝えられたユーザによってエラーの要因が解消されることが期待でき、もって、エラーが生じた印刷ジョブがキャンセルされる可能性を低減することができる。さらに、図5の処理では、MFP100の操作部104の表示画面においてエラーの優先表示が行われるので、MFP100を操作するユーザはエラーが生じたことに確実に気づくことができる。なお、図5の処理では、エラーの通常表示において、非妨害エラーの発生は妨害エラーの発生よりも目立たないように表示されるが、非妨害エラーの発生を操作部104の表示画面に表示しなくてもよい。
以上、本発明について実施の形態を用いて説明したが、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではない。
本発明は、上述の実施の形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワークや記憶媒体を介してシステムや装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータの1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出して実行する処理でも実現可能である。また、本発明は、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 MFP
104 操作部
105 CPU
202 UI処理モジュール

Claims (11)

  1. ジョブのエラーが生じてから一定の期間が経過した後に、前記ジョブをキャンセルするキャンセルモードを設定することができる情報処理装置であって、
    前記キャンセルモードが設定され、且つ前記ジョブのエラーが生じた際、前記エラーの優先表示を行う表示手段を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記表示手段は、前記エラーの優先表示において、他のジョブの実行を妨げるエラーの内容を表示するだけでなく、前記他のジョブの実行を妨げないエラーの内容も表示することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記表示手段は、前記エラーの優先表示において、他のジョブの実行を妨げるエラーの内容の表示形態と、前記他のジョブの実行を妨げないエラーの内容の表示形態とを変更しないことを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記表示手段は、前記キャンセルモードが設定されない場合、前記他のジョブの実行を妨げないエラーの内容を、前記他のジョブの実行を妨げるエラーの内容よりも目立たないように表示することを特徴とする請求項2又は3記載の情報処理装置。
  5. 前記表示手段は、前記キャンセルモードが設定されない場合、前記他のジョブの実行を妨げないエラーの内容を表示しないことを特徴とする請求項2又は3記載の情報処理装置。
  6. 前記表示手段は、前記情報処理装置へ直接投入された前記ジョブのエラーだけでなく、前記情報処理装置の外部の装置から当該情報処理装置へ投入された前記ジョブのエラーについても、前記エラーの優先表示を行うことを特徴とする請求項1乃至5記載のいずれか1項に情報処理装置。
  7. ユーザが指示を入力する操作部をさらに備え、
    前記表示手段は、前記操作部において前記エラーの優先表示を行うことを特徴とする請求項1乃至6記載のいずれか1項に情報処理装置。
  8. 前記他のジョブの実行を妨げないエラーは紙無しを含むことを特徴とする請求項2又は3記載の情報処理装置。
  9. 前記情報処理装置は、前記ジョブとして印刷ジョブを実行する画像形成装置であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. ジョブのエラーが生じてから一定の期間が経過した後に、前記ジョブをキャンセルするキャンセルモードを設定することができる情報処理装置の制御方法であって、
    前記ジョブのエラーが生じた際、前記エラーの優先表示を行う表示ステップを有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  11. ジョブのエラーが生じてから一定の期間が経過した後に、前記ジョブをキャンセルするキャンセルモードを設定することができる情報処理装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    前記制御方法は、
    前記ジョブのエラーが生じた際、前記エラーの優先表示を行う表示ステップを有することを特徴とするプログラム。
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