JP2017129393A - Automatic analyzer and automatic analysis method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、検体と試薬とを反応させて検体の成分を分析するための自動分析装置及び自動分析方法に関する。 The present invention relates to an automatic analyzer and an automatic analysis method for analyzing a component of a specimen by reacting the specimen with a reagent.
自動分析装置として、血液や尿等の検体に含まれる各種成分を分析する生化学分析装置が知られている。この生化学分析装置では、血清、尿等の検体を一定の条件で希釈した後、反応容器に分注して、分析項目に応じた試薬と、検体とを反応容器(キュベット)内で混合して反応させている。そして、生化学分析装置は、反応容器に分注された希釈検体の吸光度を測定し、吸光度を濃度に換算することによって、検体に含まれる測定対象物質の分析を行っている。 As an automatic analyzer, a biochemical analyzer that analyzes various components contained in a specimen such as blood and urine is known. In this biochemical analyzer, samples such as serum and urine are diluted under certain conditions, then dispensed into a reaction vessel, and a reagent according to the analysis item and the sample are mixed in the reaction vessel (cuvette). To react. The biochemical analyzer analyzes the measurement target substance contained in the sample by measuring the absorbance of the diluted sample dispensed in the reaction container and converting the absorbance into a concentration.
従来の自動分析装置では、ユーザーが検体の測定、検査を依頼するための依頼情報を登録する際、検体が収容される検体容器の名称等の文字によって識別される選択肢から検体容器を選択していた。ここで、従来行われていた依頼情報の登録操作について、図18を参照して説明する。 In conventional automatic analyzers, when registering request information for a user to request measurement and testing of a sample, the sample container is selected from options identified by characters such as the name of the sample container in which the sample is stored. It was. Here, a conventional registration operation of request information will be described with reference to FIG.
図18は、従来の依頼情報登録画面100の表示例を示すユーザー・インターフェイス図である。依頼情報登録画面100は、検体識別情報の登録を行うために用いられる。
依頼情報登録画面100には、検体容器の側面等に付されたバーコードから読込まれる検体ID(検体識別情報の一例)の他に、検体容器の容器形状を選択するための容器形状ボタン101が表示される。検体IDは、検体容器の取り違いを防ぐために検体容器毎に一意に付される英数字列である。ユーザーが容器形状ボタン101を押すと、依頼情報登録画面100の上に容器形状選択画面102がポップアップ表示される。
FIG. 18 is a user interface diagram showing a display example of a conventional request
The request
容器形状選択画面102には、複数種別の検体容器の形状を示す形状選択ボタン103が表示される。形状選択ボタン103には、検体容器の容量、タイプが文字で表示される。検体容器の容量には、例えば、「7mL」、「2.5mL」等があり、検体容器の形状には、例えば、チューブ型、カップ型がある。ユーザーが形状選択ボタン103を押して選択した容器形状が記憶部に登録される。自動分析装置は、記憶部に登録された容器形状に従って、プローブを検体容器に挿入し、検体の吸引等を行う。
On the container
特許文献1には、検体材料を採取するための採取容器を、容量あるいは種別の異なる複数の採取容器から単独にあるいはそれらの組み合わせとして選択可能な容器選択部を備えた検査支援装置が開示されている。
検体容器には様々な形状があるため、形状選択ボタン103のように容器形状が文字だけで表されていると、不慣れなユーザーは、容器形状を誤って検体容器を選択するおそれがあった。容器形状を誤って選択すると以下のような問題が発生する。
Since the sample container has various shapes, if the container shape is represented only by characters as in the
図19は、検体容器110、111にサンプリングピペット113が挿入される様子を示す説明図である。
サンプルターンテーブル112の上面に配置されるチューブ型の検体容器110と、カップ型の検体容器111には、それぞれ所定量の検体が収容される。検体容器110の容量は、検体容器111よりも多い。サンプリングピペット113の先端は、破損防止のため検体容器110、111の底に接触しないように降下する。そして、検体容器110、111内に挿入されたサンプリングピペット113により検体が吸引される。ここで、チューブ型の検体容器110の底部からサンプルターンテーブル112の上面までの高さはh10であり、カップ型の検体容器111の底部からサンプルターンテーブル112の上面までの高さはh11である。図19に示すように、高さh10は、高さh11よりも高い。
FIG. 19 is an explanatory diagram showing a state in which the
A tube-
ところで、検体容器110の形状が誤ってカップ型で登録された場合には、検体容器110に収容された検体を吸引できる高さまでサンプリングピペット113の先端が降下せず、検体容器110から検体を吸引することができない。この場合、検体の再測定が必要となる。一方、検体容器111の形状が誤ってチューブ型で登録された場合には、サンプリングピペット113の先端が検体容器111の底に衝突してしまい、サンプリングピペット113の先端が破損するおそれがある。この場合、自動分析装置の分析動作を停止し、サンプリングピペット113を交換修理しなければならない。
いずれの場合においても、検体の測定完了までに時間を要してしまい医師等に対する検体の分析結果の報告が遅れてしまう。
By the way, when the shape of the
In any case, it takes time to complete the measurement of the sample, and the report of the analysis result of the sample to a doctor or the like is delayed.
また、検体容器だけでなく、試薬容器、反応容器についても様々な形状の容器を取り扱う場合があり、各容器について誤った形状が登録されると、意図した測定を行えないことがあった。 In addition to specimen containers, various types of containers may be handled for reagent containers and reaction containers, and if an incorrect shape is registered for each container, the intended measurement may not be performed.
本発明はこのような状況に鑑みて成されたものであり、検体の測定に用いられる各種容器の形状を適切に選択して登録できるようにすることを目的とする。 The present invention has been made in view of such a situation, and an object of the present invention is to make it possible to appropriately select and register shapes of various containers used for measurement of a specimen.
本発明は、表示部と、記憶部と、運用設定部と、登録処理部と、分析制御部と、を備える。
記憶部は、検体の自動分析に用いられる容器の形状を示す画像の画像ファイルを記憶する。
運用設定部は、容器を特定するための容器パラメーターに画像ファイルへの保存先情報を設定する。
登録処理部は、容器の形状を登録するための登録ボタンに容器パラメーターから取得した容器の形状を示す名称を表示し、登録ボタンが選択された場合に、保存先情報を通じて記憶部から読出した画像ファイルに基づいて複数種別の画像を表示部に表示し、複数種別の画像から選択された一の画像の画像ファイルが設定される容器パラメーターから取得した容器の名称により、登録ボタンの名称を更新する。
分析制御部は、容器パラメーターに基づいて検体の自動分析を制御する。
The present invention includes a display unit, a storage unit, an operation setting unit, a registration processing unit, and an analysis control unit.
The storage unit stores an image file of an image indicating the shape of the container used for the automatic analysis of the specimen.
The operation setting unit sets storage destination information to the image file in the container parameter for specifying the container.
The registration processing unit displays a name indicating the shape of the container acquired from the container parameter on the registration button for registering the shape of the container, and when the registration button is selected, the image read from the storage unit through the storage destination information Based on the file, multiple types of images are displayed on the display unit, and the name of the registration button is updated with the name of the container acquired from the container parameter in which the image file of one image selected from the plurality of types of images is set. .
The analysis control unit controls automatic analysis of the sample based on the container parameter.
本発明によれば、表示部に容器の形状が画像で表示されるため、ユーザーが実際の容器を見ながら適切な形状の容器を画像から選択して登録することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施の形態例の説明により明らかにされる。
According to the present invention, since the shape of the container is displayed as an image on the display unit, the user can select and register an appropriately shaped container from the image while looking at the actual container.
Problems, configurations, and effects other than those described above will be clarified by the following description of embodiments.
以下、本発明の第1の実施の形態例に係る自動分析装置について、添付図面を参照して説明する。本明細書及び図面において、実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。 Hereinafter, an automatic analyzer according to a first embodiment of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. In the present specification and drawings, components having substantially the same function or configuration are denoted by the same reference numerals, and redundant description is omitted.
[1.第1の実施の形態例]
<1−1.自動分析装置の構成>
まず、本例の自動分析装置について図1を参照して説明する。
図1は、本例の自動分析装置を模式的に示す説明図である。
図1に示す生化学分析装置1は、本発明の自動分析装置の一例として適用する生化学分析装置である。生化学分析装置1は、血液や尿等の生体試料に含まれる特定の成分の量を自動的に測定する装置である。
[1. First Embodiment]
<1-1. Configuration of automatic analyzer>
First, the automatic analyzer of this example will be described with reference to FIG.
FIG. 1 is an explanatory view schematically showing the automatic analyzer of this example.
A
図1に示すように、生化学分析装置1は、サンプルターンテーブル2と、希釈ターンテーブル3と、第1試薬ターンテーブル4と、第2試薬ターンテーブル5と、反応ターンテーブル6と、を備えている。また、生化学分析装置1は、サンプル希釈ピペット7と、サンプリングピペット8と、希釈撹拌装置9と、希釈洗浄装置11と、第1試薬ピペット12と、第2試薬ピペット13と、第1反応撹拌装置14と、第2反応撹拌装置15と、多波長光度計16と、恒温槽17と、反応容器洗浄装置18と、計算機30とを備えている。
As shown in FIG. 1, the
サンプルターンテーブル2(検体容器保持部の一例)は、軸方向の一端が開口した略円筒状をなす容器状に形成されている。このサンプルターンテーブル2には、複数の検体容器21と、複数の希釈液容器22が収容されている。検体容器21には、血液や尿等からなる検体(サンプル)が収容される。希釈液容器22には、通常の希釈液である生理食塩水以外の特別な希釈液が収容される。
The sample turntable 2 (an example of a specimen container holding part) is formed in a substantially cylindrical container shape with one axial end opened. The
複数の検体容器21は、サンプルターンテーブル2の周方向に所定の間隔を開けて並べて配置されている。また、サンプルターンテーブル2の周方向に並べられた検体容器21の列は、サンプルターンテーブル2の半径方向に所定の間隔を開けて2列セットされている。
The plurality of
複数の希釈液容器22は、複数の検体容器21の列よりもサンプルターンテーブル2の半径方向の内側に配置されている。複数の希釈液容器22は、複数の検体容器21と同様に、サンプルターンテーブル2の周方向に所定の間隔を開けて並べて配置されている。そして、サンプルターンテーブル2の周方向に並べられた希釈液容器22の列は、サンプルターンテーブル2の半径方向に所定の間隔を開けて2列セットされている。
The plurality of
なお、複数の検体容器21及び複数の希釈液容器22の配列は、2列に限定されるものではなく、1列でもよく、あるいはサンプルターンテーブル2の半径方向に3列以上配置してもよい。
Note that the arrangement of the plurality of
サンプルターンテーブル2は、不図示の駆動機構によって周方向に沿って回転可能に支持されている。そして、サンプルターンテーブル2は、不図示の駆動機構により、周方向に所定の角度範囲ごとに、所定の速度で回転する。また、サンプルターンテーブル2の周囲には、希釈ターンテーブル3(希釈容器保持部の一例)が配置されている。
The
希釈ターンテーブル3、第1試薬ターンテーブル4、第2試薬ターンテーブル5及び反応ターンテーブル6(反応容器保持部の一例)は、サンプルターンテーブル2と同様に、軸方向の一端が開口した略円筒状をなす容器状に形成されている。希釈ターンテーブル3及び反応ターンテーブル6は、不図示の駆動機構により、その周方向に所定の角度範囲ずつ、所定の速度で回転する。なお、反応ターンテーブル6は、一回の移動で半周以上回転するように設定されている。
The
希釈ターンテーブル3には、複数の希釈容器23が希釈ターンテーブル3の周方向に並べて収容されている。希釈容器23には、サンプルターンテーブル2に配置された検体容器21から吸引され、希釈された検体(以下、「希釈検体」という)が収容される。
A plurality of
第1試薬ターンテーブル4には、複数の第1試薬容器24が第1試薬ターンテーブル4の周方向に並べて収容されている。また、第2試薬ターンテーブル5には、複数の第2試薬容器25が第2試薬ターンテーブル5の周方向に並べて収容されている。そして、第1試薬容器24には、濃縮された第1試薬が収容され、第2試薬容器25には、濃縮された第2試薬が収容される。第1試薬及び第2試薬はいずれも検体に反応する。
In the
さらに、第1試薬ターンテーブル4、第1試薬容器24、第2試薬ターンテーブル5及び第2試薬容器25は、不図示の保冷機構によって所定の温度に保たれている。そのため、第1試薬容器24に収容された第1試薬と、第2試薬容器25に収容された第2試薬は、所定の温度で保冷される。
Furthermore, the
反応ターンテーブル6は、希釈ターンテーブル3と、第1試薬ターンテーブル4及び第2試薬ターンテーブル5の間に配置されている。反応ターンテーブル6には、複数の反応容器26が反応ターンテーブル6の周方向に並べて収容されている。反応容器26には、希釈ターンテーブル3の希釈容器23からサンプリングした希釈検体と、第1試薬ターンテーブル4の第1試薬容器24からサンプリングした第1試薬と、第2試薬ターンテーブル5の第2試薬容器25からサンプリングした第2試薬が注入される。そして、この反応容器26内において、希釈検体と、第1試薬及び第2試薬が撹拌され、反応が行われる。
The reaction turntable 6 is arranged between the
サンプル希釈ピペット7(第1分注部の一例)は、サンプルターンテーブル2と希釈ターンテーブル3の周囲に配置される。サンプル希釈ピペット7は、不図示の希釈ピペット駆動機構により、サンプルターンテーブル2及び希釈ターンテーブル3の軸方向(例えば、上下方向)に移動可能に支持されている。また、サンプル希釈ピペット7は、希釈ピペット駆動機構により、サンプルターンテーブル2及び希釈ターンテーブル3の開口と略平行をなす水平方向に沿って回動可能に支持されている。そして、サンプル希釈ピペット7は、水平方向に沿って回動することで、サンプルターンテーブル2と希釈ターンテーブル3の間を往復運動する。なお、サンプル希釈ピペット7がサンプルターンテーブル2と希釈ターンテーブル3の間を移動する際、サンプル希釈ピペット7は、不図示の洗浄装置を通過する。
A sample dilution pipette 7 (an example of a first dispensing unit) is disposed around the
ここで、サンプル希釈ピペット7の動作について説明する。
サンプル希釈ピペット7がサンプルターンテーブル2における開口の上方の所定位置に移動した際、サンプル希釈ピペット7は、サンプルターンテーブル2の軸方向に沿って下降し、その先端に設けたピペットを検体容器21内に挿入する。このとき、サンプル希釈ピペット7は、不図示のサンプル用ポンプが作動して検体容器21内に収容された検体を所定量吸引する。次に、サンプル希釈ピペット7は、サンプルターンテーブル2の軸方向に沿って上昇してピペットを検体容器21内から抜き出す。そして、サンプル希釈ピペット7は、水平方向に沿って回動し、希釈ターンテーブル3における開口の上方の所定位置に移動する。
Here, the operation of the sample dilution pipette 7 will be described.
When the sample dilution pipette 7 moves to a predetermined position above the opening in the
次に、サンプル希釈ピペット7は、希釈ターンテーブル3の軸方向に沿って下降して、ピペットを所定の希釈容器23内に挿入する。そして、サンプル希釈ピペット7は、吸引した検体と、サンプル希釈ピペット7自体から供給される所定量の希釈液(例えば、生理食塩水)を希釈容器23内に吐出する。その結果、希釈容器23内で、検体が所定倍数の濃度に希釈される。その後、サンプル希釈ピペット7は、洗浄装置によって洗浄される。
Next, the sample dilution pipette 7 descends along the axial direction of the
サンプリングピペット8(第2分注部の一例)は、希釈ターンテーブル3と反応ターンテーブル6の間に配置されている。サンプリングピペット8は、不図示のサンプリングピペット駆動機構により、サンプル希釈ピペット7と同様に、希釈ターンテーブル3の軸方向(上下方向)と水平方向に移動及び回動可能に支持されている。そして、サンプリングピペット8は、希釈ターンテーブル3と反応ターンテーブル6の間を往復運動する。
A sampling pipette 8 (an example of a second dispensing unit) is disposed between the
このサンプリングピペット8は、希釈ターンテーブル3の希釈容器23内にピペットを挿入して、所定量の希釈検体を吸引する。そして、サンプリングピペット8は、吸引した希釈検体を反応ターンテーブル6の反応容器26内に吐出する。
The
第1試薬ピペット12は、反応ターンテーブル6と第1試薬ターンテーブル4の間に配置され、第2試薬ピペット13は、反応ターンテーブル6と第2試薬ターンテーブル5の間に配置されている。第1試薬ピペット12は、不図示の第1試薬ピペット駆動機構により、反応ターンテーブル6の軸方向(上下方向)と水平方向に移動及び回動可能に支持されている。そして、第1試薬ピペット12は、第1試薬ターンテーブル4と反応ターンテーブル6の間を往復運動する。
The
第1試薬ピペット12は、第1試薬ターンテーブル4の第1試薬容器24内にピペットを挿入して、所定量の第1試薬を吸引する。そして、第1試薬ピペット12は、吸引した第1試薬を反応ターンテーブル6の反応容器26内に吐出する。
The
また、第2試薬ピペット13は、不図示の第2試薬ピペット駆動機構により、第1試薬ピペット12と同様に、反応ターンテーブル6の軸方向(上下方向)と水平方向に移動及び回動可能に支持されている。そして、第2試薬ピペット13は、第2試薬ターンテーブル5と反応ターンテーブル6の間を往復運動する。
Further, the
第2試薬ピペット13は、第2試薬ターンテーブル5の第2試薬容器25内にピペットを挿入して、所定量の第2試薬を吸引する。そして、第2試薬ピペット13は、吸引した第2試薬を反応ターンテーブル6の反応容器26内に吐出する。
The
希釈撹拌装置9及び希釈洗浄装置11は、希釈ターンテーブル3の周囲に配置されている。希釈撹拌装置9は、不図示の撹拌子を希釈容器23内に挿入し、検体と希釈液を撹拌する。
The dilution stirring device 9 and the
希釈洗浄装置11は、サンプリングピペット8によって希釈検体が吸引された後の希釈容器23を洗浄する装置である。この希釈洗浄装置11は、複数の希釈容器洗浄ノズルを有している。複数の希釈容器洗浄ノズルは、不図示の廃液ポンプと、不図示の洗剤ポンプに接続されている。希釈洗浄装置11は、希釈容器洗浄ノズルを希釈容器23内に挿入し、廃液ポンプを駆動させて挿入した希釈容器洗浄ノズルによって希釈容器23内に残留する希釈検体を吸い込む。そして、希釈洗浄装置11は、吸い込んだ希釈検体を不図示の廃液タンクに排出する。
The
その後、希釈洗浄装置11は、洗剤ポンプから希釈容器洗浄ノズルに洗剤を供給し、希釈容器洗浄ノズルから希釈容器23内に洗剤を吐出する。この洗剤によって希釈容器23内を洗浄する。その後、希釈洗浄装置11は、洗剤を希釈容器洗浄ノズルによって吸引し、希釈容器23内を乾燥させる。
Thereafter, the
第1反応撹拌装置14、第2反応撹拌装置15及び反応容器洗浄装置18は、反応ターンテーブル6の周囲に配置されている。第1反応撹拌装置14は、不図示の撹拌子を反応容器26内に挿入し、希釈検体と第1試薬を撹拌する。これにより、希釈検体と第1試薬との反応が均一かつ迅速に行われる。なお、第1反応撹拌装置14の構成は、希釈撹拌装置9と同一であるため、ここではその説明は省略する。
The first reaction stirring device 14, the second
第2反応撹拌装置15は、不図示の撹拌子を反応容器26内に挿入し、希釈検体と、第1試薬と、第2試薬とを撹拌する。これにより、希釈検体と、第1試薬と、第2試薬との反応が均一かつ迅速に行われる。なお、第2反応撹拌装置15の構成は、希釈撹拌装置9と同一であるため、ここではその説明は省略する。
The
反応容器洗浄装置18は、検査が終了した反応容器26内を洗浄する装置である。この反応容器洗浄装置18は、複数の反応容器洗浄ノズルを有している。複数の反応容器洗浄ノズルは、希釈容器洗浄ノズルと同様に、不図示の廃液ポンプと、不図示の洗剤ポンプに接続されている。なお、反応容器洗浄装置18における洗浄工程は、上述した希釈洗浄装置11と同様であるため、その説明は省略する。
The reaction
また、多波長光度計16は、反応ターンテーブル6の周囲における反応ターンテーブル6の外壁と対向するように配置されている。多波長光度計16は、反応容器26内に注入され、第1試薬及び第2試薬と反応した希釈検体に対して光学的測定を行って、検体中の様々な成分の量を「吸光度」という数値データとして出力し、希釈検体の反応状態を検出するものである。多波長光度計16には、計算機30が接続されている。
The
さらに、反応ターンテーブル6の周囲には、恒温槽17が配置されている。この恒温槽17は、反応ターンテーブル6に設けられた反応容器26の温度を常時一定に保持するように構成されている。
Furthermore, a
<1−2.計算機の構成例>
次に、計算機30の構成例について、図2と図3を参照して説明する。
図2は、計算機30の内部構成例を示すハードウェア構成図である。
計算機30は、バス36に接続された、制御部31と、記憶部32と、表示部33と、入力部34と、インターフェイス部35とを備える。
<1-2. Computer configuration example>
Next, a configuration example of the
FIG. 2 is a hardware configuration diagram illustrating an internal configuration example of the
The
制御部31は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等によって構成されており、生化学分析装置1内の各部の動作を制御する。
記憶部32は、例えば、HDD(Hard disk drive)等の大容量の記録装置によって構成されており、制御部31のプログラム、パラメーター、検量線、希釈異常の検出結果、入力部34によってなされた入力操作等を記録する。また、記憶部32は、検体の自動分析に用いられる容器の形状を示す画像の画像ファイル、及び検体の自動分析を依頼するための依頼情報を記憶する。
The
The
表示部33は、例えば、液晶ディスプレイ装置によって構成されており、例えば、後述する図5等に示す画面を表示する。
入力部34は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル等によって構成されており、ユーザーによって行われる生化学分析装置1に対する操作入力を受け付け、入力信号を制御部31に出力する。
The
The
インターフェイス部35は、多波長光度計16が測定した希釈検体の測定結果が入力されると、制御部31に測定結果を渡すために用いられる。なお、図2では、インターフェイス部35に多波長光度計16だけを接続した例を示しているが、生化学分析装置1内の各部についても同様にインターフェイス部35に接続され、制御部31による制御が行われる。
The
<1−3.制御部の構成例>
本実施の形態例に係る生化学分析装置1を使用するユーザーは、管理者、分析担当者に分かれており、それぞれ検体容器21の容器形状を登録する処理が異なる。このため、始めに管理者が検体容器21の容器形状を登録する処理について説明する。
<1-3. Configuration example of control unit>
The users who use the
図3は、制御部31の内部構成例を示すブロック図である。
制御部31は、運用設定部31a、登録処理部31b及び分析制御部31cを備える。
FIG. 3 is a block diagram illustrating an internal configuration example of the
The
運用設定部31aの処理は、管理者が入力部34を操作して行った指示に基づいて行われる。運用設定部31aは、特定の検体の測定依頼に先立って運用設定を行う。運用設定において運用設定部31aは、検体容器21を特定するための検体容器パラメーター(容器パラメーターの一例)に画像ファイルへのパス(保存先情報の一例)を設定する。また、運用設定部31aは、検体容器パラメーターとして、検体容器21の名称、検体容器21の内径及び高さ(後述する図6と図7)を、画像ファイルへのパスと共に記憶部32に設定する。
The processing of the
登録処理部31bの処理は、分析担当者が入力部34を操作して行った指示に基づいて行われる。登録処理部31bは、検体容器21の形状を登録するための容器形状登録ボタン52(後述する図9に示す登録ボタンの一例)に検体容器パラメーターから取得した検体容器21の形状を示す名称を表示する。そして、分析担当者により容器形状登録ボタン52が選択された場合に、パスを通じて記憶部32から読出した画像ファイルに基づいて、複数種別の検体容器21の画像を表示部33に表示する。そして、登録処理部31bは、複数種別の検体容器21の画像から選択された一の画像の画像ファイルが設定される容器パラメーターから取得した検体容器21の名称により、容器形状登録ボタン52の名称を更新する。さらに登録処理部31bは、更新した容器形状登録ボタン52の名称を含む依頼情報を記憶部32に登録する。
The processing of the
分析制御部31cは、記憶部32に登録された依頼情報に従って、検体の自動分析を制御する。このとき、分析制御部31cは、依頼情報から特定した容器パラメーターに基づいて、サンプル希釈ピペット7に検体容器21から検体を吸引させる。そして、分析制御部31cは、サンプル希釈ピペット7が吸引した検体を用いて行われる生化学分析装置1の測定処理を制御する。
The
<1−4.制御部の処理例>
図4は、制御部31の各部の処理例を示すフローチャートである。
始めに、運用設定部31aは、表示部33に容器形状設定画面40(後述する図5)を表示し、検体容器21の運用設定処理を行う(S1)。検体容器21の運用設定処理により、検体容器パラメーターが設定される。ここで、記憶部32には、検体容器パラメーターに対応付けて検体容器21を一意に特定する検体容器タイプ(設定ナンバー)が記憶されている。このため、運用設定部31aは、検体容器パラメーターとして、検体容器タイプ(設定ナンバー)に対応付けて、上述した検体容器21の名称、検体容器21の内径及び高さ等を、画像ファイルへのパスと共に記憶部32に記憶させる。検体容器パラメーターは、記憶部32に記憶され、登録処理部31bにより適宜読出される。
<1-4. Processing example of control unit>
FIG. 4 is a flowchart illustrating a processing example of each unit of the
First, the
次に、登録処理部31bは、表示部33に依頼情報登録画面50(後述する図9)を表示し、依頼情報の登録処理を行う(S2)。依頼情報の登録処理により、使用される検体容器21の形状に一致する検体容器タイプ(設定ナンバー)が記憶部32に登録される。ステップS1にて検体容器タイプ(設定ナンバー)に対応付けられた画像ファイルは、登録処理部31bにより記憶部32から適宜読出される。
Next, the
次に、分析制御部31cは、サンプルターンテーブル2に配置された不図示のバーコードリーダーが検体容器21に付されたバーコードから検体ID(検体識別情報の一例)を取得する。そして、分析制御部31cは、バーコードリーダーから取得した検体IDと一致する検体IDに対応付けられた依頼情報を記憶部32から読み出し、この依頼情報に従って検体を測定する制御を行う(S3)。
Next, the
<1−5.検体容器の運用設定処理の例>
次に、図4のステップS1にて行われる検体容器21の運用設定処理について、図5〜図8を参照して説明する。
図5は、容器形状設定画面40の表示例を示すユーザー・インターフェイス図である。
容器形状設定画面40は、所定の権限を有する生化学分析装置1の管理者が検体容器21の種別毎に、検体容器21に関する各種の情報を設定するために用いられる。
<1-5. Example of sample container operation setting process>
Next, the operation setting process of the
FIG. 5 is a user interface diagram showing a display example of the container
The container
容器形状設定画面40は、装置基本構成領域41、項目設定領域42を備える。
装置基本構成領域41には、生化学分析装置1に用いられる各種ユニット等の基本構成が表示される。
項目設定領域42には、生化学分析装置1で用いられる各種装置の設置場所等を設定する項目が表示される。項目設定領域42において、検体容器21の形状、設置場所等が設定される。この例では、検体容器21の種別を識別するための種別項目43として「検体容器種別 1」が展開された状態で示される。そして、種別項目43には、検体容器21の名称設定領域44a、検体容器21の形状設定領域44b、生化学分析装置1での検体容器21の高さ設定領域44c、検体容器21の外観形状を示す画像ファイルへのパス設定領域44dが含まれる。
The container
In the device
In the
ここで、検体容器21の形状を規定する各部の数値について、図6と図7を参照して説明する。
図6は、検体容器21の形状を特定するための検体容器パラメーターの例を示す説明図である。ここでは、カップ型の検体容器21を垂直方向に断面視した例が示されている。
Here, the numerical value of each part which prescribes | regulates the shape of the
FIG. 6 is an explanatory diagram showing an example of the sample container parameter for specifying the shape of the
検体容器21は、円錐台状に形成された2種類の斜面部21b、21cを接続した先細りの形状で形成される。検体容器21の中心軸と直交する方向に対する斜面部21b、21cが有する各斜面の傾斜角は異なっており、斜面部21bの傾斜角は、斜面部21cの傾斜角よりも大きい。斜面部21bの上端は、検体容器21の内部に検体が注入される開口部21aとして用いられる。斜面部21bの下端と、斜面部21cの上端は継ぎ目無く接続され、斜面部21cの下端と底部21dは継ぎ目無く接続される。
The
検体容器21の斜面部21b、21c、底部21dは一定の厚みを有する。そして、斜面部21bの上端(開口部21a)の内周直径をD1と規定し、斜面部21bの下端の内周直径をD2と規定し、底部21dの内周直径をD3と規定する。また、検体容器21の開口部21aからサンプル希釈ピペット7の上死点までの垂直方向の高さをh1と規定する。そして、斜面部21b、21cの接続部分から開口部21aまでの高さをH2と規定し、底部21dから開口部21aまでの高さをH3と規定する。
これらの値を次式(1)に入れることで、検体容器21が収容可能な検体の量Vを求めることができる。
The
By putting these values into the following equation (1), the amount V of the specimen that can be accommodated in the
図7は、サンプル希釈ピペット7の上死点を基準とした検体容器21の位置関係を示す説明図である。
図1に示される希釈液容器22が配置されている箇所をRSTと呼び、検体容器21が配置されている箇所をSTと呼ぶ。希釈液容器22が配置される箇所には検体容器21が配置される場合もある。RST、STでは、検体容器21の開口部21aからサンプル希釈ピペット7の上死点までの高さが異なる。このため、検体容器21の開口部21aからサンプル希釈ピペット7の上死点までの高さを、それぞれh1(RST)、h1(ST)と規定する。
FIG. 7 is an explanatory diagram showing the positional relationship of the
The location where the
再び図5に示す容器形状設定画面40の説明に戻る。
検体容器21の名称設定領域44aには、生化学分析装置1に配置される検体容器21の名称が「7mL Tube」と設定されている。
「検体容器種別1」の種別項目43に含まれる検体容器21の形状設定領域44bには、検体容器21の内周直径D1、D2、D3、検体容器21の高さH2、H3が設定されている。
Returning to the description of the container
In the name setting area 44a of the
In the
また、生化学分析装置1での検体容器21の高さ設定領域44cには、高さh1(RST)、h1(ST)が設定されている。
画像ファイルへのパス設定領域44dには、記憶部32に保存されている、検体容器21に対応する画像ファイル「7mL.jpg」のパスが設定されている。
このように検体容器21の種別に応じて個別に様々な情報が設定されている。
In the
In the path setting area 44d for the image file, the path of the image file “7mL.jpg” stored in the
As described above, various pieces of information are individually set according to the type of the
図8は、図4のステップS1にて行われる検体容器21の運用設定処理の例を示すフローチャートである。
始めに、管理者は、入力部34を操作して、検体容器21の検体容器タイプを選択する(S11)。検体容器タイプとは、生化学分析装置1にて使用される検体容器21を特定するための項目であり、例えば、検体容器21の設定ナンバーによって選択することが可能である。
FIG. 8 is a flowchart showing an example of operation setting processing of the
First, the administrator operates the
次に、新たな検体容器21を用いる場合等において、運用設定部31aは、検体容器パラメーターの設定が必要となる検体容器21が存在するか否かを判定する(S12)。検体容器パラメーターの設定が必要となる検体容器21が存在しない場合(S12のNO)、運用設定部31aは本処理を終了する。
Next, when a
一方、検体容器パラメーターの設定が必要となる検体容器21が存在していた場合(S12のYES)、新たに検体容器パラメーターを登録する処理が必要となる。このため、管理者は、容器形状設定画面40の項目設定領域42を表示部33に表示し、検体容器21の名称、形状を含む検体容器パラメーター(内径、高さ)を入力する(S13)。管理者によって入力された検体容器21の名称、形状等は、運用設定部31aにより記憶部32に登録される。
On the other hand, when there is a
次に、管理者は、画像ファイルへのパス設定領域44dにて、検体容器21の画像ファイルのパスを指定する(S14)。管理者によって入力された検体容器21の画像ファイルのパスは、運用設定部31aにより記憶部32に登録される。その後、ステップS11に戻って、検体容器タイプを選択する処理を繰り返す。
Next, the administrator designates the path of the image file of the
<1−6.依頼情報の登録処理の例>
次に、図4のステップS2にて行われる依頼情報の登録処理について、図9と図10を参照して説明する。
図9は、依頼情報登録画面50の表示例を示すユーザー・インターフェイス図である。
依頼情報登録画面50は、生化学分析装置1を使用する分析担当者が、検体が収容された検体容器21をサンプルターンテーブル2に配置する際に表示され、依頼情報を登録するために用いられる。
<1-6. Example of request information registration process>
Next, the request information registration process performed in step S2 of FIG. 4 will be described with reference to FIGS.
FIG. 9 is a user interface diagram illustrating a display example of the request
The request
依頼情報登録画面50は、依頼情報選択画面51を備えており、登録処理部31bによって表示部33に表示される。依頼情報選択画面51には、検体容器21に収容された検体材料、測定位置、検体ID、容器形状等の項目が表示される。依頼情報選択画面51には、検体容器21の形状を登録するための容器形状登録ボタン52が含まれる。分析担当者が容器形状登録ボタン52を選択すると、登録処理部31bがパスを通じて記憶部32から読出した画像ファイルに基づいて複数の検体容器21の画像を含む容器形状選択画面53を表示部33に表示する。容器形状選択画面53は、依頼情報登録画面50の上にポップアップ表示される。なお、容器形状登録ボタン52には、記憶部32に検体IDが登録済みであるか否かにより、デフォルト値又は登録値のいずれかが表示されている。
The request
容器形状選択画面53は、生化学分析装置1の記憶部32からパスを通じて読出した画像ファイルに基づいて、検体容器21の画像を検体容器リストとして一覧表示する。検体容器21の各画像は、容器形状選択ボタン53a〜53cとして検体容器リストに表示される。容器形状選択ボタン53a〜53cに表示される「1: 7mL Tube」、「2: 2.5mL Cup」、「3: 10mL Tube」は、それぞれ図5の項目設定領域42に「検体容器種別 1」、「検体容器種別 2」、「検体容器種別 3」と表示される種別項目43から取得された検体容器21の名称である。
The container
そして、登録処理部31bは、複数の画像から選択された一の画像の画像ファイルが設定される容器パラメーターに基づいて、容器形状登録ボタン52の名称を更新する。例えば、分析担当者が、「1.7mL Tube」を示す画像が表示された左端の容器形状選択ボタン53a〜53cを選択して押すと、容器形状登録ボタン52の名称が「7mL Tube」に更新される。このように分析担当者は、画像を見ながら、検体容器21の形状選択を行うことができる。検体容器21の容器形状以外の項目についても入力が完了すると、分析担当者が登録ボタン55を押す。これにより登録処理部31bは、容器形状登録ボタン52の更新した名称を含む依頼情報を記憶部32に登録する。その後、分析制御部31cは、記憶部32に登録された依頼情報に従って、検体の自動分析を制御する。
And the
図10は、図4のステップS2にて行われる依頼情報の登録処理の例を示すフローチャートである。
始めに、分析担当者は、入力部34を操作して、依頼情報登録画面50の検体ID入力領域に検体IDを入力する(S21)。登録処理部31bは、入力された検体IDが記憶部32に登録済みであるか否かを判定する(S22)。記憶部32に検体IDが登録されていない場合(S22のNO)、登録処理部31bにより検体容器パラメーターのデフォルト値が依頼情報選択画面51に表示される(S23)。検体容器パラメーターのデフォルト値は、検体IDに関係なく初期設定される値であり、容器形状登録ボタン52には、例えば、「1: 7mL Tube」と表示される。
FIG. 10 is a flowchart illustrating an example of request information registration processing performed in step S2 of FIG.
First, the person in charge of analysis operates the
一方、記憶部32に検体IDが登録済みである場合(S22のYES)、検体IDに紐付けて登録されている依頼情報が、登録処理部31bにより依頼情報選択画面51に表示される(S24)。このとき、容器形状登録ボタン52には、例えば、「2: 2.5mL Cup」と表示される。ステップS23又はS24の後、分析担当者は容器形状登録ボタン52に表示された容器形状の名称が不適切であれば、適切な容器形状の名称を設定するために、依頼情報の各属性を編集する(S25)。
On the other hand, when the sample ID is already registered in the storage unit 32 (YES in S22), the request information registered in association with the sample ID is displayed on the request
ステップS25にて分析担当者により容器形状登録ボタン52が押されると、検体容器21の容器形状を選択する指示がなされる(S25A)。このとき、登録処理部31bは、図9に示した容器形状選択画面53を表示部33に表示する。上述したように容器形状選択画面53には、検体容器21の名称、画像を含む容器形状選択ボタン53a〜53cを並べた検体容器リストが表示される(S25B)。
When the container
次に、分析担当者は、入力部34を操作して、表示された検体容器リストから、実際に使用する検体容器21と一致する検体容器21の画像(容器形状選択ボタン53a〜53cのいずれか)を選択する(S25C)。分析担当者が画像を選択した後、容器形状選択画面53を閉じると、登録処理部31bが依頼情報選択画面51を表示する。この時、登録処理部31bは、容器形状登録ボタン52の名称を、容器形状選択画面53にて選択された検体容器21の名称に更新する(S25D)。
Next, the person in charge of analysis operates the
ステップS25の後、分析担当者は、入力部34を操作して、登録ボタン55を押すと、登録処理部31bが記憶部32に依頼情報を登録する(S26)。その後、分析担当者は、他の依頼情報の登録があるか否かを判定する(S27)。他の依頼情報の登録がある場合(S27のYES)、ステップS21に戻って、登録処理部31bは、本処理を繰り返す。他の依頼情報の登録がない場合(S27のNO)、登録処理部31bは、本処理を終了する。
After step S25, the analyst operates the
以上説明した第1の実施の形態例に係る生化学分析装置1では、容器形状選択画面53に検体容器21の画像と名称を含む検体容器リストが表示されるため、分析担当者が実際の検体容器21を見ながら、検体容器21の画像を選択することができる。これにより分析担当者が生化学分析装置1の分析に不慣れであっても、実際に使用する検体容器21と同じ形状の検体容器21の画像を選択し依頼情報に登録可能であるため、操作効率が向上する。また、検体容器21を誤って選択したことにより、サンプル希釈ピペット7が破損したり、検体を吸引できなくなったりするリスクを低減可能であり、検査効率が向上する。
In the
また、管理者により、事前に検体容器21の名称と画像を設定することが可能である。また、検体IDに対応する検体容器21の名称と画像が誤って設定されていた場合には、分析担当者が正しい名称と画像に更新することが可能となる。
The administrator can set the name and image of the
なお、依頼情報登録画面50にてデフォルト値として入力された箇所は文字色を変える等により分析担当者が入力した値ではないことが明確に分かるようにするとよい。これにより分析担当者は、編集が必要な項目を見分けやすくなる。
It should be clearly understood that the location input as the default value on the request
[第2の実施の形態例]
次に、本発明の第2の実施の形態例に係る生化学分析装置1について説明する。本実施の形態例では、管理者又は分析担当者が第1試薬容器24又は第2試薬容器25の形状を設定する場合について説明する。以下の説明では、第1試薬及び第2試薬を「試薬」と総称し、第1試薬容器24及び第2試薬容器25を「試薬容器」と総称し、第1試薬ターンテーブル4及び第2試薬ターンテーブル5を「試薬ターンテーブル」と総称する。
[Second Embodiment]
Next, a
<2−1.制御部の処理例>
図11は、制御部31の各部の処理例を示すフローチャートである。
始めに、運用設定部31aは、表示部33に容器形状設定画面60(後述する図12)を表示し、試薬容器の運用設定処理を行う(S31)。試薬容器の運用設定処理により、使用される試薬容器を特定するための試薬容器パラメーター(容器パラメーターの一例)が設定される。試薬容器パラメーターは、記憶部32に記憶され、登録処理部31bにより適宜読出される。
<2-1. Processing example of control unit>
FIG. 11 is a flowchart illustrating a processing example of each unit of the
First, the
次に、登録処理部31bは、表示部33に試薬スキャン画面70(後述する図14)、開封操作画面80(後述する図15)、試薬容器形状選択画面90(後述する図16)を表示し、試薬容器を交換するための試薬交換処理を行う(S32)。試薬交換処理により、試薬残量が規定値未満となった試薬容器が新たな試薬容器に交換される。試薬容器の形状を示す画像ファイルは、記憶部32に記憶され、登録処理部31bにより適宜読出される。
Next, the
次に、分析制御部31cは、サンプルターンテーブル2に配置された不図示のバーコードリーダーにより読込まれた、検体容器21に付されたバーコードから検体IDを取得する。そして、分析制御部31cは、検体IDと一致する依頼情報の内容に従って検体と、交換された試薬容器から吸引した試薬とを混合し、試薬が混合された検体を測定する制御を行う(S33)。
Next, the
<2−2.試薬容器の運用設定処理の例>
次に、図11のステップS31にて行われる試薬容器の運用設定処理について、図12と図13を参照して説明する。
図12は、容器形状設定画面60の表示例を示すユーザー・インターフェイス図である。
容器形状設定画面60は、生化学分析装置1の管理者が試薬容器の種別毎に、試薬容器パラメーター(主に試薬容器の形状)を設定するために用いられる。
<2-2. Example of reagent container operation setting processing>
Next, the reagent container operation setting process performed in step S31 of FIG. 11 will be described with reference to FIGS.
FIG. 12 is a user interface diagram illustrating a display example of the container
The container
容器形状設定画面60は、項目設定領域61を有する。項目設定領域61には、試薬容器の名称設定領域61a、試薬容器の外観イメージを示す画像ファイルへのパス設定領域61b等が含まれる。
試薬容器の名称設定領域61aには、生化学分析装置1に配置される試薬容器の名称が「120mL」と設定される。
画像ファイルへのパス設定領域61bには、記憶部32に保存されている、試薬容器に対応する画像ファイル「120mL.jpg」へのパスが設定される。
このように容器形状設定画面60には、試薬容器の種別に応じて個別に様々な情報が設定されている。
The container
In the reagent container name setting area 61a, the name of the reagent container placed in the
In the
Thus, various information is individually set on the container
図13は、図11のステップS31にて行われる試薬容器の運用設定処理の例を示すフローチャートである。
始めに、管理者は、入力部34を操作して、試薬容器の試薬容器タイプを選択する(S41)。試薬容器タイプとは、生化学分析装置1にて使用される試薬容器を特定するための項目であり、例えば、試薬容器の設定ナンバーによって選択することが可能である。
FIG. 13 is a flowchart showing an example of the reagent container operation setting process performed in step S31 of FIG.
First, the administrator operates the
次に、運用設定部31aは、試薬容器パラメーターの設定が必要となる試薬容器が存在するか否かを判定する(S42)。試薬容器パラメーターの設定が必要となる試薬容器が存在しない場合(S42のNO)、運用設定部31aは本処理を終了する。
Next, the
一方、試薬容器パラメーターの設定が必要となる試薬容器が存在していた場合(S42のYES)、新たに試薬容器パラメーターを登録する処理が必要となる。このため、運用設定部31aは、容器形状設定画面60の項目設定領域61を表示部33に表示する。そして、管理者は、試薬容器の名称、形状(断面積、容量)等を含む試薬容器パラメーターを入力する(S43)。管理者によって入力された試薬容器の名称、形状は、運用設定部31aにより記憶部32に設定される。
On the other hand, when there is a reagent container that requires setting of the reagent container parameter (YES in S42), a process for newly registering the reagent container parameter is required. For this reason, the
次に、管理者は、画像ファイルへのパス設定領域61bにて、試薬容器の画像ファイルのパスを指定する(S44)。運用設定部31aは、試薬容器パラメーターとして、試薬容器の名称、試薬容器の断面積及び容量を、画像ファイルへのパスと共に記憶部32に設定する。その後、ステップS41に戻って、試薬容器タイプを選択する処理を繰り返す。
Next, the administrator designates the path of the image file of the reagent container in the
<2−3.試薬交換処理の例>
次に、図11のステップS32にて行われる試薬交換処理について、図14〜図17を参照して説明する。
図14は、試薬スキャン画面70の表示例を示すユーザー・インターフェイス図である。
試薬スキャン画面70は、登録処理部31bにより表示部33に表示される。この試薬スキャン画面70は、試薬ターンテーブルに配置された試薬容器を、分析担当者が別の試薬容器に交換する際に用いられる。
<2-3. Example of reagent replacement process>
Next, the reagent replacement process performed in step S32 of FIG. 11 will be described with reference to FIGS.
FIG. 14 is a user interface diagram illustrating a display example of the
The
試薬スキャン画面70は、項目一覧表示領域71を有しており、登録処理部31bにより表示部33に表示される。項目一覧表示領域71には、試薬容器の位置、試薬タイプ、項目名、試薬名、メーカー、状態、開封といった各種の情報が一覧表示される。試薬容器に収容された試薬の残量がない場合には、状態項目71aに「残量なし」と表示される。このため、分析担当者は、「残量なし」と表示された状態項目71aと同じ行にある開封ボタン71bを押して、試薬容器を交換する作業を行う。
The
図15は、開封操作画面80の表示例を示すユーザー・インターフェイス図である。
開封操作画面80は、図14の開封ボタン71bが押された後、登録処理部31bにより表示部33に表示される。この開封操作画面80は、試薬容器の開封操作を試薬容器パラメーターに登録するために用いられる。
FIG. 15 is a user interface diagram illustrating a display example of the
The
開封操作画面80は、試薬容器パラメーター設定領域81を有する。試薬容器パラメーター設定領域81は、試薬容器のバーコードID(試薬容器識別情報の一例)、ロット、シリアルナンバー、有効期限、開封期限、試薬容器形状を、試薬容器パラメーターに設定するために用いられる。バーコードIDは、試薬容器を一意に特定するものであり、記憶部32に記憶されている。そして、バーコードIDに対応付けて、上述したロット、シリアルナンバー等が記憶部32に記憶される。試薬容器パラメーターは、開封期限項目に表示される開封ボタン81aが押されると、試薬容器パラメーターを示すテキストボックス等が有効になり、必要な情報を入力することが可能となる。
The
また、開封操作画面80には、試薬容器の形状を登録するための試薬容器形状ボタン81bが含まれる。試薬容器形状ボタン81bが選択された場合に、登録処理部31bがパスを通じて記憶部32から読出した画像ファイルに基づいて複数種別の試薬容器の画像を含む試薬容器形状選択画面90が表示部33に表示される。そして、試薬容器形状の設定が試薬容器形状選択画面90を用いて行われる。
Further, the
試薬容器形状選択画面90にて複数の画像から選択された一の画像の画像ファイルが試薬容器パラメーターに設定される。登録ボタン82が押されると、登録処理部31bは、試薬容器パラメーターに基づいて、試薬容器形状ボタン81bの名称を更新して、試薬容器の開封日時と共に記憶部32に登録する。
An image file of one image selected from a plurality of images on the reagent container shape selection screen 90 is set as a reagent container parameter. When the
図16は、試薬容器形状選択画面90の表示例を示すユーザー・インターフェイス図である。
試薬容器形状選択画面90は、図15の試薬容器形状ボタン81bが押された後に、登録処理部31bにより表示部33に表示される。この試薬容器形状選択画面90は、分析担当者が試薬容器の画像を見ながら、新たに開封する試薬容器の形状を設定するために用いられる。
FIG. 16 is a user interface diagram showing a display example of the reagent container shape selection screen 90.
The reagent container shape selection screen 90 is displayed on the
試薬容器形状選択画面90は、登録処理部31bが記憶部32からパスを通じて読出した画像ファイルに基づいて、試薬容器の画像を試薬容器リストとして一覧表示する。試薬容器の各画像は、容器形状選択ボタン90a〜90dとして試薬容器リストに表示される。試薬容器リストは、分析担当者が試薬容器形状を選択するために用いられる。分析担当者は、容器形状選択ボタン90a〜90dを見比べて、交換しようとする試薬容器の形状に適した画像を選択する。分析担当者が選択した画像に対応する試薬容器の名称(例えば、「70mL」)は、試薬容器形状ボタン81bの名称として反映される。
The reagent container shape selection screen 90 displays a list of reagent container images as a reagent container list based on the image file read by the
図17は、図11のステップS32にて行われる試薬交換処理の例を示すフローチャートである。
始めに、分析担当者は、図14に示した試薬スキャン画面70を見て、交換が必要となる試薬容器を確認する。そして、分析担当者は、入力部34を操作して、試薬容器が配置されている試薬ターンテーブルと位置番号を指定して、試薬容器の交換を要求する(S51)。試薬容器の交換は、例えば、図14に示した開封ボタン71bを押して要求される。
FIG. 17 is a flowchart illustrating an example of the reagent replacement process performed in step S32 of FIG.
First, the person in charge of analysis looks at the
試薬容器の交換が要求されると、登録処理部31bは、1つの試薬容器に対して分析担当者が開封操作を行うための開封操作画面80を表示部33に表示する(S52)。分析担当者は、図15に示した開封操作画面80の開封ボタン81aを押し、試薬容器パラメーターの設定を有効にする。そして、分析担当者は、試薬容器パラメーターを設定する(S53)。ここで、ロット、シリアルナンバー、有効期限の項目は設定が任意であるが、試薬容器形状の項目は設定が必須である。
When the replacement of the reagent container is requested, the
このため、分析担当者は、試薬容器形状ボタン81bを押す(S53A)。これにより、登録処理部31bは、図16に示した試薬容器形状選択画面90を表示部33に表示する(S53B)。この試薬容器形状選択画面90には、試薬容器の名称、画像を含む試薬容器リストが表示される。試薬容器リストには、開封操作される試薬容器のバーコードIDに対応付けられた画像ファイルに基づいて複数の画像が一覧表示される。
Therefore, the person in charge of analysis presses the reagent
次に、分析担当者は、入力部34を操作して、表示された試薬容器リストから、交換する試薬容器と一致する試薬容器の画像(容器形状選択ボタン90a〜90dのいずれか)を選択する(S53C)。分析担当者が画像を選択すると、試薬容器の画像が選択されると試薬容器形状選択画面90が閉じられ、元の開封操作画面80が操作可能に表示される。このとき、登録処理部31bは、試薬容器形状ボタン81bの名称を、試薬容器形状選択画面90にて選択された試薬容器の名称に更新する(S53D)。
Next, the person in charge of analysis operates the
ステップS53の後、分析担当者が入力部34を操作して登録ボタン82を押すと(S54)、登録処理部31bが試薬容器パラメーターと、自動登録された試薬容器の開封日時を記憶部32に登録する(S55)。
After step S53, when the analyst operates the
その後、分析担当者は、他の試薬容器を新たな試薬容器に交換するか否かを判定する(S56)。他の試薬容器を交換する場合(S56のYES)、ステップS51に戻って、登録処理部31bは、本処理を繰り返す。他の試薬容器を交換しない場合(S56のNO)、登録処理部31bは、本処理を終了する。
Thereafter, the person in charge of analysis determines whether or not to replace another reagent container with a new reagent container (S56). When replacing other reagent containers (YES in S56), the process returns to step S51, and the
以上説明した第2の実施の形態例に係る生化学分析装置1では、試薬容器形状選択画面90に試薬容器の画像が表示されるため、分析担当者が実際の試薬容器を見ながら、試薬容器の画像を選択することができる。これにより分析担当者が生化学分析装置1の操作に不慣れであっても、誤った形状の試薬容器を選択したことにより、第1試薬ピペット12及び第2試薬ピペット13が破損したり、試薬を吸引できなくなったりするリスクを低減できる。このため、検体の分析に伴う操作効率が向上する。
In the
また、管理者により、事前に試薬容器の名称と画像を設定することも可能である。また、試薬容器種別における試薬容器の名称と画像が誤って設定されていた場合には、分析担当者が正しい試薬容器の名称と画像に置き換えることが可能となる。 In addition, the name and image of the reagent container can be set in advance by the administrator. Further, if the name and image of the reagent container in the reagent container type are set in error, the person in charge of analysis can replace the name and image with the correct reagent container.
なお、本発明は上述した実施の形態例に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りその他種々の応用例、変形例を取り得ることは勿論である。
例えば、上述した実施の形態例は本発明を分かりやすく説明するために装置の構成を詳細かつ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されない。また、ここで説明した実施の形態例の構成の一部を他の実施の形態例の構成に置き換えることは可能であり、さらにはある実施の形態例の構成に他の実施の形態例の構成を加えることも可能である。また、各実施の形態例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることも可能である。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
The present invention is not limited to the above-described embodiments, and various other application examples and modifications can of course be taken without departing from the gist of the present invention described in the claims.
For example, in the above-described embodiment, the configuration of the apparatus is described in detail and specifically in order to explain the present invention in an easy-to-understand manner, and is not necessarily limited to the configuration having all the configurations described. Further, it is possible to replace a part of the configuration of the embodiment described here with the configuration of another embodiment, and further, the configuration of another embodiment is replaced with the configuration of another embodiment. It is also possible to add. Moreover, it is also possible to add, delete, and replace other configurations for a part of the configuration of each embodiment.
Further, the control lines and information lines indicate what is considered necessary for the explanation, and not all the control lines and information lines on the product are necessarily shown. Actually, it may be considered that almost all the components are connected to each other.
1…生化学分析装置、2…サンプルターンテーブル、21…検体容器、30…計算機、31…制御部、31a…運用設定部、31b…登録処理部、31c…分析制御部、32…記憶部、33…表示部、34…入力部
DESCRIPTION OF
Claims (7)
検体の自動分析に用いられる容器の形状を示す画像の画像ファイルを記憶する記憶部と、
前記容器を特定するための容器パラメーターに前記画像ファイルへの保存先情報を設定する運用設定部と、
前記容器の形状を登録するための登録ボタンに前記容器パラメーターから取得した前記容器の形状を示す名称を表示し、前記登録ボタンが選択された場合に、前記保存先情報を通じて前記記憶部から読出した前記画像ファイルに基づいて複数種別の前記画像を前記表示部に表示し、複数種別の前記画像から選択された一の前記画像の前記画像ファイルが設定される前記容器パラメーターから取得した前記容器の名称により、前記登録ボタンの名称を更新する登録処理部と、
前記容器パラメーターに基づいて前記検体の自動分析を制御する分析制御部と、を備えた
自動分析装置。 A display unit;
A storage unit for storing an image file of an image showing the shape of a container used for automatic analysis of a specimen;
An operation setting unit that sets storage destination information to the image file in a container parameter for specifying the container;
A name indicating the shape of the container acquired from the container parameter is displayed on a registration button for registering the shape of the container, and when the registration button is selected, the name is read from the storage unit through the storage location information. Based on the image file, a plurality of types of the images are displayed on the display unit, and the name of the container acquired from the container parameter in which the image file of the one image selected from the plurality of types of images is set. A registration processing unit for updating the name of the registration button;
An automatic analysis apparatus comprising: an analysis control unit that controls automatic analysis of the specimen based on the container parameter.
前記記憶部は、前記検体の自動分析を依頼するための依頼情報を記憶し、
前記登録処理部は、前記依頼情報を登録するための依頼情報登録画面を前記表示部に表示し、前記依頼情報登録画面に含まれ、前記検体容器の形状を登録するための前記登録ボタンが選択された場合に、前記保存先情報を通じて前記記憶部から読出した前記画像ファイルに基づいて複数の前記検体容器の前記画像を含む容器形状選択画面を前記表示部に表示し、複数の前記画像から選択された一の前記画像の前記画像ファイルが設定される前記容器パラメーターに基づいて、前記登録ボタンの名称を更新すると共に、更新した前記名称を含む前記依頼情報を前記記憶部に登録し、
前記分析制御部は、前記記憶部に登録された前記依頼情報に従って、前記検体の自動分析を制御する
請求項1に記載の自動分析装置。 The container is a sample container that contains the sample,
The storage unit stores request information for requesting automatic analysis of the sample,
The registration processing unit displays a request information registration screen for registering the request information on the display unit, and is included in the request information registration screen, and the registration button for registering the shape of the sample container is selected. If it is determined, a container shape selection screen including the images of the plurality of specimen containers is displayed on the display unit based on the image file read from the storage unit through the storage location information, and selected from the plurality of images Based on the container parameter in which the image file of the one image that has been set is updated, the name of the registration button is updated, and the request information including the updated name is registered in the storage unit,
The automatic analysis apparatus according to claim 1, wherein the analysis control unit controls automatic analysis of the sample according to the request information registered in the storage unit.
請求項2に記載の自動分析装置。 The registration processing unit displays a default value of the container parameter on the request information registration screen when sample identification information that uniquely identifies the sample container in association with the container parameter is not registered in the storage unit. The automatic analyzer according to claim 2, wherein when the sample identification information is registered in the storage unit, the request information registered in association with the sample identification information is displayed on the request information registration screen.
請求項3に記載の自動分析装置。 The automatic setting according to claim 3, wherein the operation setting unit sets, as the container parameter, the name of the sample container, the inner diameter and the height of the sample container together with the storage destination information to the image file. Analysis equipment.
前記登録処理部は、前記試薬容器の開封操作を前記容器パラメーターに登録するための開封操作画面を前記表示部に表示し、前記開封操作画面に含まれ、前記試薬容器の形状を登録するための前記登録ボタンが選択された場合に、前記保存先情報を通じて前記記憶部から読出した前記画像ファイルに基づいて複数の前記画像を含む容器形状選択画面を前記表示部に表示し、複数の前記画像から選択された一の前記画像の前記画像ファイルが設定される前記容器パラメーターに基づいて、前記登録ボタンの名称を更新して、前記試薬容器の開封日時と共に前記記憶部に登録する
請求項1に記載の自動分析装置。 The container is a reagent container that contains a reagent that reacts with the specimen,
The registration processing unit displays an opening operation screen for registering the opening operation of the reagent container in the container parameter on the display unit, and is included in the opening operation screen, for registering the shape of the reagent container. When the registration button is selected, a container shape selection screen including a plurality of the images based on the image file read from the storage unit through the storage destination information is displayed on the display unit, and a plurality of the images are displayed. The name of the registration button is updated based on the container parameter in which the image file of the selected one image is set, and is registered in the storage unit together with the opening date and time of the reagent container. Automatic analyzer.
請求項5に記載の自動分析装置。 The automatic operation according to claim 5, wherein the operation setting unit sets, as the container parameter, the name of the reagent container, the cross-sectional area and the capacity of the reagent container in the storage unit together with the storage destination information to the image file. Analysis equipment.
前記容器の形状を登録するための登録ボタンに前記容器パラメーターから取得した前記容器の形状を示す名称を表示部に表示するステップと、
前記登録ボタンが選択された場合に、前記保存先情報を通じて前記記憶部から読出した前記画像ファイルに基づいて複数種別の前記画像を前記表示部に表示するステップと、
複数種別の前記画像から選択された一の前記画像の前記画像ファイルが設定される前記容器パラメーターから取得した前記容器の名称により、前記登録ボタンの名称を更新するステップと、
前記容器パラメーターに基づいて前記検体の自動分析を制御するステップと、を含む
自動分析方法。
As container parameters for specifying a container used for automatic analysis of a sample, setting storage destination information in an image file of an image indicating the shape of the container stored in a storage unit in the container parameter;
Displaying a name indicating the shape of the container acquired from the container parameters on a registration button for registering the shape of the container on a display unit;
Displaying the plurality of types of images on the display unit based on the image file read from the storage unit through the storage location information when the registration button is selected;
Updating the name of the registration button with the name of the container acquired from the container parameter in which the image file of the one image selected from a plurality of types of images is set;
Controlling the automatic analysis of the specimen based on the container parameters.
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