JP2017128188A - 付着物除去装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化を図るとともに、車両に容易に搭載することができる付着物除去装置を提供する。【解決手段】光学センサ200に付着した付着物を除去する付着物除去装置1であって、着脱部10と、送出部30とを備える。着脱部10は、車両用ワイパー100を駆動させる駆動軸103に対して着脱可能とされる。送出部30は、着脱部10に接続され、駆動軸103から着脱部10を介して伝達される駆動力によって流体を光学センサ200へ送出する。【選択図】図1

Description

本発明は、付着物除去装置に関する。
従来、車両に搭載され、車両の周辺の映像を撮像するカメラが知られており、かかるカメラによって撮像された映像は例えば運転者へ提供される。
上記したカメラのレンズには、例えば降雨や降雪等、天候の影響によって水滴や雪、汚れなどの付着物が付着することがある。そこで、付着物を除去するため、カメラのレンズに対して圧縮空気などの流体を送出するようにした付着物除去装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−037239号公報
しかしながら、上記した付着物除去装置にあっては、例えば流体を送出するポンプを駆動させるため、専用の駆動源(例えば電動モータ)を備えるように構成されることから、かかる駆動源の分だけ装置が大型化するおそれがあった。
また、付着物除去装置は、例えばオプション用品として車両の製造後に製造工場等で後付けされることがあるため、容易に車両に搭載できることが望まれていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、小型化を図るとともに、車両に容易に搭載することができる付着物除去装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、光学センサに付着した付着物を除去する付着物除去装置であって、着脱部と、送出部とを備える。着脱部は、車両用ワイパーを駆動させる駆動軸に対して着脱可能とされる。送出部は、前記着脱部に接続され、前記駆動軸から前記着脱部を介して伝達される駆動力によって流体を前記光学センサへ送出する。
本発明によれば、付着物除去装置において、小型化を図ることができるとともに、車両に容易に搭載することができる。
図1は、付着物除去装置の構成の概要を示す図である。 図2は、付着物除去装置が搭載される車両を示す斜視図である。 図3Aは、付着物除去装置を説明するための図である。 図3Bは、付着物除去装置を説明するための図である。 図3Cは、付着物除去装置を説明するための図である。 図4Aは、第2の実施形態に係る付着物除去装置を説明するための図である。 図4Bは、第2の実施形態に係る付着物除去装置を説明するための図である。 図4Cは、第2の実施形態に係る付着物除去装置を説明するための図である。 図4Dは、第2の実施形態に係る付着物除去装置を説明するための図である。 図4Eは、第2の実施形態に係る付着物除去装置を説明するための図である。 図5Aは、第3の実施形態に係る付着物除去装置およびワイパー装置を説明するための図である。 図5Bは、第3の実施形態に係る付着物除去装置およびワイパー装置を説明するための図である。 図5Cは、第3の実施形態に係る付着物除去装置およびワイパー装置を説明するための図である。 図5Dは、第3の実施形態に係る付着物除去装置およびワイパー装置を説明するための図である。 図6Aは、第3の実施形態に係る切替機構、洗浄液ポンプおよびエアポンプを説明する平面図である。 図6Bは、第3の実施形態に係る切替機構、洗浄液ポンプおよびエアポンプを説明する平面図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する付着物除去装置の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、以下では、付着物除去装置が、車両の後部に配置され、車両の後方を撮像するカメラに付着した付着物を除去する装置である場合を例にとって説明を行う。
また、以下では、本実施形態に係る付着物除去装置の構成の概要について図1を用いて説明した後に、本実施形態に係る付着物除去装置の具体的な構成について、図2以降を用いて説明することとする。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態に係る付着物除去装置1の構成の概要について図1を参照して説明する。図1は、付着物除去装置1の構成の概要を示す図である。なお、図1および図2以降に示す図は、いずれも模式図である。
図1に示すように、付着物除去装置1が搭載される車両2(後述する図2参照)は、ワイパー装置100を備える。ワイパー装置100は、ワイパーブレード101と、ワイパーアーム102と、駆動軸103と、駆動源104とを備える。
ワイパーブレード101は、車両2のガラス3上を摺動可能に配置される。ワイパーブレード101は、ガラス3上を摺動することで、ガラス3に付着している雨滴や汚れなどを除去する。なお、ワイパーブレード101は、車両用ワイパーの一例である。また、ガラス3は、例えばリアガラスであるが、これに限られず、フロントガラスなどであってもよい。
ワイパーアーム102は、先端がワイパーブレード101に接続される一方、基端が駆動軸103に接続される。
駆動軸103は、回転中心Cを中心にして回転可能な円柱状の部材である。また、駆動軸103は、所定角度の範囲内で正逆方向に往復回転するように構成される。
駆動源104は、図示しない出力軸が駆動軸103に接続され、駆動力を駆動軸103へ出力する。なお、駆動源104としては、電動モータを用いることができるが、これに限られず、油圧モータなど他の種類の駆動源であってもよい。
従って、ワイパー装置100においては、図示しないワイパースイッチが例えば運転者などのユーザによって操作されると、駆動源104から駆動軸103へ駆動力が出力され、駆動軸103を往復回転させる。そして、駆動軸103に出力された駆動力は、ワイパーアーム102を介してワイパーブレード101へ伝達され、駆動力が伝達されたワイパーブレード101は、回転中心Cを中心に所定角度の範囲内でガラス3上を摺動する。
なお、図1では、理解の便宜のため、初期位置のワイパーブレード101およびワイパーアーム102を実線で示し、初期位置から所定角度摺動した摺動位置のワイパーブレード101等を想像線で示している。
ところで、車両2(図2参照)には、例えば周辺の映像を撮像して運転者へ提供するカメラ200が搭載される。付着物除去装置1は、上記したカメラ200のレンズに付着した水滴や雪、汚れなどの付着物を除去するため、例えばエアポンプ30を用いて、レンズに対して圧縮空気を送出するようにしている。
ここで、従来の付着物除去装置1にあっては、エアポンプ30を駆動させるため、エアポンプ専用の駆動源を備えることから、かかる駆動源の分だけ付着物除去装置1が大型化するおそれがあった。また、付着物除去装置1は、例えば車両2の製造後に製造工場等で後付けされることがあるため、容易に車両2に搭載できることが望まれていた。
そこで、本実施形態にあっては、上記したワイパー装置100の駆動力によって付着物除去装置1をも駆動させるようにした。また、本実施形態に係る付着物除去装置1は、ワイパー装置100に対して着脱可能となるような構成とした。
これにより、本実施形態に係る付着物除去装置1においては、専用の駆動源を備えない分だけ小型化することができるとともに、ワイパー装置100に対して着脱可能とすることで、車両2に容易に搭載することができる。
以下、かかる付着物除去装置1の構成について詳しく説明する。図1に示すように、本実施形態に係る付着物除去装置1は、着脱部10と、エアポンプ30と、ホース40と、ノズル41とを備える。
着脱部10は、ワイパーブレード101を駆動させる駆動軸103に対して着脱可能となるように構成される。詳しくは、着脱部10は、クランプ部11と、連結部13とを備える。
クランプ部11は、中心部付近が湾曲して、駆動軸103の外周形状に沿った形状となるように形成される。クランプ部11は、駆動軸103の軸方向視において、駆動軸103の外周を囲んで挟み込むように配置される。そして、クランプ部11は、ネジ14によって締め付けられることで、駆動軸103に固定されて駆動軸103の外周を保持する。
連結部13は、クランプ部11に設けられるとともに、後述するエアポンプ30のロッド33に連結される。なお、クランプ部11および連結部13の構成については、図3Aを用いて後に詳説する。
エアポンプ30は、着脱部10に接続され、駆動軸103から着脱部10を介して伝達される駆動力によって空気を圧縮して圧縮空気を生成し、生成された圧縮空気をカメラ200へ送出する。なお、エアポンプ30は、送出部の一例である。
エアポンプ30は、例えばピストン式のポンプであり、具体的には、シリンダ31と、ピストン32と、ロッド33とを備える。シリンダ31は、例えば円筒状に形成され、内部にシリンダ室31aが形成される。ピストン32は、シリンダ31のシリンダ室31aに摺動可能に収容される。
ロッド33は、例えば円柱状の長尺な部材である。ロッド33の一端33aには、ピストン32が接続される。また、ロッド33は、他端33bがシリンダ31から突出するように配置され、ロッド33の他端33bには、突起部35が形成される。かかる突起部35には、上記した着脱部10の連結部13が連結される。
従って、連結部13は、ロッド33の他端33bに連結されて駆動軸103の駆動力をロッド33に伝達する。また、駆動軸103は、上記したように所定角度の範囲内で正逆方向に往復回転することから、駆動力が伝達されたロッド33は、ピストン32を摺動させる。このピストン32の摺動動作によって圧縮空気が生成され、生成された圧縮空気がシリンダ31から送出される。
ホース40は、シリンダ31において圧縮空気が送出される送出口31bに取り付けられ、送出口31bから送出された圧縮空気が流れる。ノズル41は、ホース40の先端側に取り付けられるとともに、図示しない開口がカメラ200を臨む位置となるように配置される。これにより、ノズル41は、ホース40を流れて供給された圧縮空気をカメラ200へ向けて送出させる(図1の破線矢印A参照)。
なお、エアポンプ30において吸気が行われる際、空気がノズル41から吸気され、吸気された空気は、ホース40を通ってシリンダ31内へ流入するが、かかる吸気については図3Bを用いて後述する。
以下、図1に示した本実施形態に係る付着物除去装置1の構成について、より具体的に説明してゆく。図2は、付着物除去装置1が搭載される車両2を示す斜視図である。
なお、ここでは、付着物除去装置1によって付着物が除去される対象を車両2の後方撮像用のカメラ(リアカメラ)200とするが、これに限定されるものではない。
すなわち、例えばレンズを介して映像を取得したり、車両周辺の物標の情報などを取得したりする光学センサであればよい。具体的には、例えば車両前方を撮像するフロントカメラや車両側方を撮像するサイドカメラ、車両周辺の物標を検出するレーダ装置など種々の光学センサを対象とすることができる。
図2に示すように、付着物除去装置1は、車両2の後方においてワイパー装置100の付近に設けられ、ワイパー装置100の駆動軸103に接続される。なお、図2に示す例では、付着物除去装置1は、車両2の後方のガラス(リアガラス)3に付着した雨滴等を除去するワイパー装置100に接続されるようにしたが、これに限定されるものではない。すなわち、例えば付着物除去装置1は、車両2の前方のガラス(フロントガラス)に付着した雨滴等を除去するワイパー装置(図2で見えず)に接続されるようにしてもよい。
カメラ200は、例えば車両2後部のライセンスプレート4の上部であり、かつ、車両2の左右方向の略中央である位置に設置される。カメラ200は、例えば本体部201と、レンズ202とを備え(図3A参照)、本体部201がガーニッシュ5の内部に収容され、レンズ202部分がガーニッシュ5から外方へ露出するように配置される。そして、図示は省略するが、付着物除去装置1のノズル41は、露出したカメラ200のレンズ202を臨む位置となるように配置される。
次に、第1の実施形態に係る付着物除去装置1の構成および動作について図3A〜3Cを参照してさらに詳しく説明する。図3A〜3Cは、付着物除去装置1を説明するための図である。なお、図3A〜3Cでは、理解の便宜のため、付着物除去装置1を部分的に断面にして示した。
図3Aに示すように、付着物除去装置1は、ケース34をさらに備え、かかるケース34の内部にエアポンプ30が収容される。そして、エアポンプ30はケース34に収容された状態で車両2(図2参照)に搭載される。これにより、粉塵などがエアポンプ30内に侵入することを防止する。
着脱部10のクランプ部11は、第1クランプ片11aと、第2クランプ片11bとを備える。第1、第2クランプ片11a,11bはそれぞれ、湾曲部11a1,11b1と、突設部11a2,11b2とを備える。
湾曲部11a1,11b1は、駆動軸103の軸方向視において、略半円孤形状に湾曲して形成される。また、突設部11a2,11b2は、湾曲部11a1,11b1の両端側から突出するように設けられ、突設部11a2と突設部11b2とは、互いに対向するように配置される。
そして、第1、第2クランプ片11a,11bにあっては、突設部11a2と突設部11b2とがネジ14によって接続されることで、湾曲部11a1,11b1が駆動軸103の外周を押圧しながら締め付ける。このようにして、クランプ部11は、駆動軸103に固定されて駆動軸103の外周を保持する。
また、連結部13は、第2クランプ片11bに一体的に設けられる。連結部13には、上記したロッド33の突起部35が移動可能な状態で挿通されて連結される挿通孔13aが穿設される。
次に、上記のように構成された付着物除去装置1の動作について説明する。ここでは、図3Aに示すように、ピストン32がシリンダ31において送出口31bと近接している位置を初期位置として説明することとする。なお、上記したピストン32の初期位置はあくまでも一例であって限定されるものではない。
先ず、例えば雨天時、図示しないワイパースイッチがユーザによって操作されると、ワイパー装置100の駆動軸103が回転し、初期位置のワイパーブレード101が摺動位置へ向けてガラス3上を摺動し始める(図1参照)。
このとき、図3Bに示すように、駆動軸103は、回転中心Cを中心に図3Bの紙面において時計回り(右回り)に回転する。なお、本明細書においては、「右」や「左」など方向を示す表現は、図面の紙面における「右」や「左」を意味するものとして用いる場合がある。
駆動軸103の回転により、駆動軸103からの駆動力が着脱部10の連結部13を介してロッド33に伝達され、初期位置にあるロッド33およびピストン32を送出口31bに対して離間する方向、すなわち左方へ移動させる。
また、ピストン32の移動に伴ってシリンダ室31aにおいては、送出口31bが形成される側面とピストン32との間の空間36が膨張することとなる。これにより、空間36には負圧が生じ、破線の矢印Bで示すように、空気がノズル41から吸気され、吸気された空気は、ホース40を通ってシリンダ31内へ流入する。なお、図3Bに示すピストン32の位置は、摺動位置にあるワイパーブレード101と対応する位置である。
駆動軸103は、所定角度回転すると反転し、かかる駆動軸103の反転に伴って摺動位置のワイパーブレード101が初期位置へ向けてガラス3上を摺動し始める。このとき、図3Cに示すように、駆動軸103は、回転中心Cを中心に反時計回り(左回り)に回転する。
駆動軸103の反転により、駆動軸103からの駆動力が連結部13を介してロッド33に伝達され、ロッド33およびピストン32を送出口31bに対して近づく方向、すなわち右方へ移動させる。これにより、シリンダ31の空間36が圧縮される、すなわち、圧縮空気が生成される。
圧縮空気は、シリンダ31からホース40内を流れ、破線矢印Aで示すように、ノズル41からカメラ200のレンズ202へ向けて送出される。これにより、例えばカメラ200のレンズ202に付着した水滴等の付着物を除去することができる。
上述してきたように、第1の実施形態では、カメラ200に付着した付着物を除去する付着物除去装置1であって、着脱部10と、エアポンプ30とを備える。着脱部10は、ワイパーブレード101を駆動させる駆動軸103に対して着脱可能とされる。エアポンプ30は、着脱部10に接続され、駆動軸103から着脱部10を介して伝達される駆動力によって圧縮空気(流体)をカメラ200へ送出する。
これにより、エアポンプ30を駆動させるための専用の駆動源を不要にできることから、専用の駆動源を備えない分だけ付着物除去装置1を小型化することができる。付着物除去装置1は、上記のように構成された着脱部10を介してワイパー装置100の駆動軸103に取り付けられるため、車両2に容易に搭載することができる。
また、付着物除去装置1は、駆動軸103から伝達される駆動力によって圧縮空気を生成し、生成された圧縮空気をカメラ200へ送出するエアポンプ30を備えるようにした。これにより、簡易な構成でありながら、ワイパー装置100の駆動軸103の駆動力を利用して圧縮空気を生成でき、生成された圧縮空気をカメラ200へ送出することができる。
着脱部10は、上記のように構成されたクランプ部11および連結部13を備えるようにしたことから、エアポンプ30などを駆動軸103に対して容易に着脱することができる。
また、上記では、車両2に搭載される光学レンズがカメラ(車載カメラの一例)200であり、かかるカメラ200に付着した付着物を除去するようにした。これにより、例えばユーザは、雨天時にワイパー装置100を動作させるだけで、カメラ200の付着物除去も行うことができる。すなわち、例えばユーザは、カメラ200の付着物除去を意識しないことから、運転者の負担を軽減することが可能になる。また、付着物除去装置1は、カメラ200のレンズ202の付着物を除去できるため、付着物が映りこむことによる不鮮明な映像が、運転者に提供されることを防止することができる。
(第2の実施形態)
次いで、第2の実施形態に係る付着物除去装置1について説明する。以下、第2の実施形態に係る付着物除去装置1の構成について図4Aを用いて説明し、続いて付着物除去装置1の動作について図4A〜4Eを用いて説明する。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同様の部分については、既に説明した部分と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図4A〜4Eは、第2の実施形態に係る付着物除去装置1を説明するための図である。なお、図4A〜4Eでは、理解の便宜のため、付着物除去装置1を部分的に断面にして示した。
第2の実施形態にあっては、エアポンプ30は、コイルばね38をさらに備えるようにした。コイルばね38は、例えばシリンダ31のシリンダ室31aに配置され、ピストン32に対して圧縮空気を送出する方向、すなわち右方へ付勢する付勢力を生じる。
また、着脱部10の連結部13は、第1の実施形態における構成に代えて、係止部13bと、連結ピン13cとを備える。係止部13bは、ロッド33の他端33bの突起部35に係止可能に構成される。
詳しくは、係止部13bは、基端13b1が連結ピン13cを介してクランプ部11(例えば第2クランプ片11bの湾曲部11b1)に回転可能に連結される。一方、係止部13bの先端13b2は、図4Aに示すような初期位置にあるロッド33およびピストン32において、ロッド33の突起部35に係止されて連結される。
また、連結部13は、図示しないストッパなど係止部13bの回転を規制する回転規制部を有している。詳しくは、係止部13bは、初期位置にあるロッド33の突起部35に係止された状態において、連結ピン13cの軸中心に対する反時計回り(左回り。図4Aの矢印E1参照)の回転が回転規制部によって規制されているものとする。
次に、第2の実施形態に係る付着物除去装置1の動作について説明する。先ず、ワイパー装置100の駆動軸103が回転し、初期位置のワイパーブレード101が摺動位置へ向けてガラス3上を摺動し始める(図1参照)。
このとき、図4Bに示すように、駆動軸103は、回転中心Cを中心に時計回りに回転する。駆動軸103の回転により、駆動軸103からの駆動力が着脱部10の係止部13bに伝達される。
係止部13bは、初期位置のロッド33の他端33bの突起部35に係止されて連結されることから、駆動軸103の駆動力をロッド33に伝達し、ロッド33およびピストン32をコイルばね38の付勢力に抗する方向、すなわち送出口31bに対して離間する方向へ移動させる。ここで、係止部13bは、上記した回転規制部によって連結ピン13cの軸中心に対する反時計回りの回転が規制されているため、回転しない。なお、上記したピストン32の移動に伴って、吸気された空気がシリンダ31内の空間36へ流入する(図4Bの矢印B参照)。
次いで、図4Cに示すように、ピストン32が、摺動位置にあるワイパーブレード101と対応する位置まで到達すると、係止部13bは、ロッド33の他端33bの突起部35との係止が解除される。
これにより、ピストン32は、図4Dに示すように、コイルばね38の付勢力によって送出口31bに対して近づく方向、すなわち空気を送出する方向へ移動する。これにより、シリンダ31内の空気が圧縮され、圧縮空気がシリンダ31からホース40およびノズル41を介してカメラ200へ向けて送出される(図4Dの矢印A参照)。
次いで、ワイパーブレード101を摺動位置から初期位置へ戻すため、駆動軸103は反転し、回転中心Cを中心に反時計回りに回転する(図4E参照)。そして、ワイパーブレード101が初期位置付近まで戻されると、係止部13bは、ロッド33の突起部35の左側面に当接し、連結ピン13cの軸中心に対して時計回りに回転しながら(矢印E2参照)、突起部35を乗り越えて突起部35の右側へ移動する。
突起部35の右側へ移動した係止部13bは、図4Aに示す状態に相当するため、ロッド33の突起部35に係止されて連結された状態となり、次回の圧縮空気を送出する動作に備える。
このように、第2の実施形態にあっては、エアポンプ30がコイルばね38を備え、コイルばね38の付勢力によって圧縮空気を生成するように構成した。これにより、圧縮空気を比較的高圧にすることができる。高圧の圧縮空気をカメラ200へ送出することで、付着物を効率よく除去することができる。
なお、上記したコイルばね38は、例えば圧縮コイルばねであり、付勢部の一例であるが、これは例示であって限定されるものではない。すなわち、付勢部としては、ピストン32に対して付勢力を生じるものであれば、例えば板ばねや渦巻きばねなど他の種類のものであってもよい。
(第3の実施形態)
上記した実施形態にあっては、カメラ200に対して送出する流体が圧縮空気である場合を例にとって説明したが、これに限られず、例えば洗浄液を流体としてカメラ200に送出するようにしてもよい。
また、付着物除去装置1において、カメラ200に対して送出する流体は圧縮空気および洗浄液のいずれか一方である必要はなく、圧縮空気および洗浄液の両方を送出するように構成してもよい。
そこで、第3の実施形態においては、カメラ200に対して圧縮空気および洗浄液の両方を送出できるような構成にするとともに、送出する流体を圧縮空気と洗浄液との間で切り替えができるようにした。
また、上記した第1、第2の実施形態においては、ワイパーアーム102の駆動軸103からの駆動力を用いて付着物除去装置1を駆動させるようにしたが、これに限られない。すなわち、付着物除去装置1に接続される駆動軸は、ワイパーアーム102の駆動軸103に限られず、例えばワイパー装置100の駆動源104の出力軸であってもよい。
そこで、第3の実施形態にあっては、付着物除去装置1が駆動源104の出力軸に接続され、出力軸の駆動力によって駆動されるようにした。
図5A〜図5Dは、第3の実施形態に係る付着物除去装置1およびワイパー装置100を説明するための図である。
先ず、ワイパー装置100について説明する。第3の実施形態に係るワイパー装置100は、リンク機構120をさらに備える。リンク機構120は、上記したワイパーアーム102と駆動源104の出力軸104aとの間に介挿される。
具体的には、リンク機構120は、第1リンク121と、第2リンク122と、第3リンク123とを備える。第1リンク121は、一端が駆動源104の出力軸104aに接続される。第2リンク122は、一端が第1リンク121の他端に回転可能に接続される。
第3リンク123は、一端が第2リンク122の他端に回転可能に接続される一方、他端がワイパーアーム102の基端に接続される。なお、第3リンク123とワイパーアーム102との接続部位には、駆動軸103が挿通され、第3リンク123およびワイパーアーム102は、駆動軸103を中心にして一体的に回転するように構成される。
駆動源104には、制御装置300が接続される。制御装置300は、図示しないCPUや記憶部などを備えたマイクロコンピュータであり、駆動源104の動作を制御する。なお、ここでは、制御装置300は、駆動源104の出力軸104aの回転方向を回転中心C1に対して正転から逆転、逆転から正転へと反転させる制御ができるものとする。また、以下では、出力軸104aの時計回り方向を「正転」、反時計回り方向を「逆転」と表現する場合がある。
次に、上記のように構成されたワイパー装置100の動作について説明する。なお、以下では、駆動源104が制御装置300によって正転となるように制御される場合を例にとるが、回転方向はこれに限定されるものではない。
ワイパーブレード101が図5Aに示す初期位置にあるときに、駆動源104の出力軸104aが正転すると、図5Bに示すように、第1、第2リンク121,122は、左方に移動する一方、第3リンク123およびワイパーアーム102などは、駆動軸103を中心に時計回りに回転する。
次いで、駆動源104の出力軸104aがさらに正転すると、図5Cに示すように、第1、第2リンク121,122は、左方にさらに移動する。それに伴い、第3リンク123およびワイパーアーム102などは、駆動軸103を中心に時計回りに回転し、ワイパーブレード101が摺動位置に到達する。
そして、駆動源104の出力軸104aがさらに正転すると、図5Dに示すように、第1、第2リンク121,122は右方へ移動し、それに伴い、第3リンク123およびワイパーアーム102などは、駆動軸103を中心に反時計回りに回転する。これにより、ワイパーブレード101は、摺動位置から初期位置に向けて移動し、その後図5Aに示す初期位置へ戻る。
このように、第1、第2の実施形態における駆動軸103は、所定角度の範囲内で正逆方向に往復回転するように構成されるが、第3の実施形態の駆動源104の出力軸104aは一方向(ここでは正転)に回転することで、ワイパーブレード101を摺動させる。
そして、第3の実施形態に係る付着物除去装置1は、切替機構60と、洗浄液ポンプ70と、エアポンプ130とを備える。また、第3の実施形態にあっては、上記した駆動源104の出力軸104aに着脱部10が接続されるとともに、着脱部10が切替機構60に接続される。ここで、着脱部10は、出力軸104aと一体的に回転するように構成することで、出力軸104aの駆動力は、着脱部10を介して切替機構60に駆動力が伝達されることとなる。
図6A,6Bは、第3の実施形態に係る切替機構60、洗浄液ポンプ70およびエアポンプ130を説明する平面図である。なお、切替機構60、洗浄液ポンプ70およびエアポンプ130は、ケース80に収容され、図6A,6Bでは、かかるケース80に収容された状態の切替機構60等を示している。
図6Aに示すように、洗浄液ポンプ70としては、例えばローラポンプを用いることができるが、これに限定されるものではい。具体的に洗浄液ポンプ70は、洗浄液用歯車71と、ローラ72と、チューブ73とを備える。
洗浄液用歯車71は、後述するように切替機構60から駆動源104の駆動力が伝達されるときに回転する。ローラ72は、洗浄液用歯車71に取り付けられて、洗浄液用歯車71の回転に伴って一体的に回転する。
チューブ73は、一端が洗浄液を貯留するタンク44にホース45を介して接続される一方、他端がホース40を介してノズル41に接続される。なお、チューブ73には、タンク44からの洗浄液が充填されているものとする。
上記したチューブ73は、ローラ72に巻き付くように取り付けられる。そして、ローラ72は、洗浄液用歯車71と一体的に回転するとき、チューブ73を押しつぶす。洗浄液ポンプ70は、ローラ72によって押しつぶされたチューブ73が元に戻るときの圧力を利用して、洗浄液をノズル41へ圧送し、カメラ200へ送出する。なお、洗浄液を送出するノズル41は、圧縮空気を送出するノズル41と共用であっても、別々であってもよい。
また、第3の実施形態に係るエアポンプ130としては、例えば回転式のポンプを用いることができる。エアポンプ130には、空気用歯車131が接続される。空気用歯車131は、切替機構60から駆動源104の駆動力が伝達されるときに回転する。従って、エアポンプ130は、空気用歯車131が回転して出力軸104aの駆動力が伝達されるときに駆動して圧縮空気を生成し、生成した圧縮空気をノズル41から送出する。
切替機構60は、歯車61と、第1遊星歯車62と、第2遊星歯車63とを備える。歯車61は、着脱部10に形成される図示しないウォームギアに噛合される。これにより、歯車61は、駆動源104の出力軸104aの駆動力が着脱部10を介して伝達されて回転する。
第1、第2遊星歯車62,63は、例えば歯車61と、洗浄液用歯車71と、空気用歯車131とによって囲まれる領域に配置される。第1、第2遊星歯車62,63は、かかる領域において、第2遊星歯車63が空気用歯車131に噛合する第1位置(図6A参照)と、洗浄液用歯車71に噛合する第2位置(図6B参照)との間で移動自在となるように構成される。
この移動により、切替機構60の第1、第2遊星歯車62,63は、駆動源104の出力軸104aからエアポンプ130へ駆動力を伝達するエアポンプ用伝達経路と、駆動源104の出力軸104aから洗浄液ポンプ70へ駆動力を伝達する洗浄液ポンプ伝達経路とを切り替える。
第1、第2遊星歯車62,63による駆動力の伝達経路の切り替えについて、以下詳しく説明すると、第1遊星歯車62は、駆動源104の出力軸104aの駆動力が伝達される歯車61に噛合される。また、第1遊星歯車62は、第2遊星歯車63と同軸に配置されるとともに、第2遊星歯車63と一体となるように構成される。
ここで、上記したように、駆動源104は、回転方向を正転から逆転、逆転から正転へと反転させることができるように設定される。以下では、図6Aに示すように、歯車61を反時計回りに回転させるような出力軸104aの回転方向を「正転」、逆に、図6Bに示すように、歯車61を時計回りに回転させるような出力軸104aの回転方向を「逆転」ということとする。
図6Aに示すように、出力軸104aが正転方向に回転する場合、歯車61は反時計回りに回転する。歯車61と噛合する第1遊星歯車62は、歯車61から駆動力が伝達されて時計周りに回転する。このとき、第1遊星歯車62には、空気用歯車131方向へ移動させる向き(矢印D1参照)の力も作用する。
これにより、第2遊星歯車63が空気用歯車131に噛合する第1位置に移動し、出力軸104aの駆動力を空気用歯車131へ伝達する。駆動力が伝達された空気用歯車131は、エアポンプ130を駆動し、圧縮空気をカメラ200へ送出させる。
他方、図6Bに示すように、出力軸104aが逆転方向に回転する場合、歯車61は時計回りに回転する。歯車61と噛合する第1遊星歯車62は、歯車61から駆動力が伝達されて反時計周りに回転する。このとき、第1遊星歯車62には、洗浄液用歯車71へ移動させる向き(矢印D2参照)の力も作用する。
これにより、第2遊星歯車63が洗浄液用歯車71に噛合する第2位置に移動し、出力軸104aの駆動力を洗浄液用歯車71へ伝達する。駆動力が伝達された洗浄液用歯車71は、洗浄液ポンプ70のローラ72を駆動し、洗浄液をカメラ200へ送出させる。
このように、第3の実施形態にあっては、洗浄液ポンプ70を備えるようにしたので、カメラ200の付着物を洗浄液によって効率よく除去することができる。
また、第3の実施形態では、エアポンプ用伝達経路と洗浄液ポンプ用伝達経路とを切り替える切替機構60を備えるようにした。これにより、例えばカメラ200における付着物の付着状況に応じて、カメラ200に送出される流体を圧縮空気と洗浄液との間で容易に切り替えることが可能となる。
また、第3の実施形態にあっては、出力軸104aの駆動力をエアポンプ130へ伝達する第1位置と、出力軸104aの駆動力を洗浄液ポンプ70へ伝達する第2位置との間で移動可能な第1、第2遊星歯車62,63(遊星歯車の一例)を備えるようにした。これにより、切替機構60におけるエアポンプ用伝達経路と洗浄液ポンプ用伝達経路との切り替えを、簡易な構成で行うことができる。
なお、上述した実施形態においては、流体を送出するタイミングは、歯車の歯数や形状、種類などを変更することで、任意に設定することができる。また、例えば、第3の実施形態における第2遊星歯車63として欠歯歯車を用い、駆動力を間欠に伝達するように構成してもよい。かかる構成によって、例えば第2遊星歯車63が複数回回転するときに、洗浄液用歯車71が1回転して洗浄液を送出するなど、流体を送出するタイミングを適宜に変更してもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 付着物除去装置
2 車両
10 着脱部
11 クランプ部
13 連結部
30,130 エアポンプ
60 切替機構
62 第1遊星歯車
63 第2遊星歯車
70 洗浄液ポンプ
100 ワイパー装置
200 カメラ

Claims (8)

  1. 光学センサに付着した付着物を除去する付着物除去装置であって、
    車両用ワイパーを駆動させる駆動軸に対して着脱可能な着脱部と、
    前記着脱部に接続され、前記駆動軸から前記着脱部を介して伝達される駆動力によって流体を前記光学センサへ送出する送出部と
    を備えることを特徴とする付着物除去装置。
  2. 前記送出部は、
    前記駆動軸から伝達される駆動力によって圧縮空気を生成し、生成された前記圧縮空気を前記流体として前記光学センサへ送出するエアポンプ
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の付着物除去装置。
  3. 前記送出部は、
    前記駆動軸から伝達される駆動力によって洗浄液を前記流体として前記光学センサへ送出する洗浄液ポンプ
    を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の付着物除去装置。
  4. 前記送出部は、
    前記駆動軸から伝達される駆動力によって圧縮空気を生成し、生成された前記圧縮空気を前記流体として前記光学センサへ送出するエアポンプと、
    前記駆動軸から伝達される駆動力によって洗浄液を前記流体として前記光学センサへ送出する洗浄液ポンプと
    を含み、
    前記駆動軸から前記エアポンプへ駆動力を伝達するエアポンプ用伝達経路と前記駆動軸から前記洗浄液ポンプへ駆動力を伝達する洗浄液ポンプ用伝達経路とを切り替える切替機構
    を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の付着物除去装置。
  5. 前記切替機構は、
    前記エアポンプに接続されて前記駆動軸の駆動力を前記エアポンプへ伝達する第1位置と、前記洗浄液ポンプに接続されて前記駆動軸の駆動力を前記洗浄液ポンプへ伝達する第2位置との間で移動可能な遊星歯車
    を備えることを特徴とする請求項4に記載の付着物除去装置。
  6. 前記光学センサは、車載カメラであること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の付着物除去装置。
  7. 前記送出部は、
    シリンダに摺動可能に収容されるピストンと、
    一端が前記ピストンに接続されるとともに、前記ピストンを摺動させて前記流体を送出させるロッドと
    を備え、
    前記着脱部は、
    前記駆動軸の外周を保持するクランプ部と、
    前記クランプ部に設けられるとともに、前記ロッドの他端に連結されて前記駆動軸の駆動力を前記ロッドに伝達する連結部と
    を備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の付着物除去装置。
  8. 前記送出部は、
    前記ピストンに対して前記流体を送出する方向へ付勢する付勢部
    をさらに備え、
    前記着脱部の前記連結部は、
    前記ロッドの前記他端に係止可能な係止部
    を備え、前記係止部は、前記ロッドの前記他端に係止されて連結される場合に前記駆動軸の駆動力を前記ロッドに伝達し、前記ピストンを前記付勢部の付勢力に抗する方向へ移動させ、次いで前記ロッドの前記他端との係止が解除されることで、前記ピストンを前記付勢部の付勢力によって前記流体を送出する方向へ移動させて前記送出部から前記流体を送出させること
    を特徴とする請求項7に記載の付着物除去装置。
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