JP2017127034A - 動画像処理装置及び動画像処理方法 - Google Patents
動画像処理装置及び動画像処理方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017127034A JP2017127034A JP2017082299A JP2017082299A JP2017127034A JP 2017127034 A JP2017127034 A JP 2017127034A JP 2017082299 A JP2017082299 A JP 2017082299A JP 2017082299 A JP2017082299 A JP 2017082299A JP 2017127034 A JP2017127034 A JP 2017127034A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- processing
- unit
- parallel
- quantization parameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
Abstract
【解決手段】画像を複数のブロックに分割し、該ブロック毎に動画像符号化処理を行う動画像符号化部と、符号化されたストリームを復号する動画像復号部と、を有する動画像処理装置であって、前記動画像符号化部は、並列符号化処理部と、第1の並列QP予測部と、並列エントロピー符号化部と、を備え、前記動画像復号部は、並列エントロピー復号部と、第2の並列QP予測部と、並列復号処理部とを備える。
【選択図】図17
Description
QP_DELTA=QP−QPprev ・・・式(1)
動画像復号装置は、動画像符号化装置においてエントロピー符号化されたQP_DELTAを復号し、式(2)においてQP値を復元する。
QP=QP_DELTA+QPprev ・・・式(2)
処理ピクチャの最初のブロックなど直前のブロックが存在しない場合、QPprevは、最初のブロックの処理に先だって決定することができる値とすればよい。例えば、H.264においては、ピクチャ先頭ブロックのQPprevは、Sliceというヘッダ情報に記載されたSliceQP値となる。
画像を複数のブロックに分割し、該ブロック毎に動画像符号化処理を行う動画像符号化部と、符号化されたストリームを復号する動画像復号部と、を有する動画像処理装置であって、
前記動画像符号化部は、
前記ブロックの列を示すブロックラインに含まれるブロックに対し、量子化された直交変換係数を含む符号化データを、ブロックライン毎に並列に生成する並列符号化処理部と、
前記ブロックラインに含まれる各ブロックの符号化で使用した量子化パラメータに対する量子化パラメータの予測値を、ブロックライン毎に並列に算出する第1の並列QP予測部と、
前記ブロックラインに含まれる各ブロックに対し、前記符号化データと前記量子化パラメータの予測値とを用いてエントロピー符号化を、ブロックライン毎に並列に行う並列エントロピー符号化部と、を備え、
前記第1の並列QP予測部は、
2以上の値を示すN個のブロックラインずつ並列処理する場合、K−1番目のブロックラインの処理ブロックの水平位置を、K番目のブロックラインの処理ブロックの水平位置よりも少なくとも1ブロック以上先に処理し、
処理ブロックがブロックラインの先頭である場合においては、処理ブロックが属するスライスを単位にして定まる量子化パラメータで処理ブロックの直前に処理されたブロックの量子化パラメータを初期化し、初期化した量子化パラメータに基づいて処理ブロックの前記量子化パラメータの予測値を算出し、
処理ブロックがブロックラインの先頭以外の場合においては、ブロックライン内のブロックの量子化パラメータに基づいて処理ブロックの前記量子化パラメータの予測値を算出し、
前記並列符号化処理部は、
前記第1の並列QP予測部で算出した量子化パラメータの予測値と各ブロックの処理に使用した量子化パラメータおよび符号化の結果が全て0か否かの情報に基づいて処理ブロックの量子化パラメータを決定し、
前記動画像復号部は、
前記ブロックの列を示すブロックラインに含まれるブロックのストリームを、ブロックライン毎に並列にエントロピー復号する並列エントロピー復号部と、
前記ブロックラインに含まれる各ブロックの量子化パラメータの予測値を、ブロックライン毎に並列に算出する第2の並列QP予測部と、
前記ブロックラインに含まれる各ブロックに対し、前記並列エントロピー復号部により復号されたデータと、前記第2の並列QP予測部により算出された予測値とを用いて復号処理した復号画素を、ブロックライン毎に並列に生成する並列復号処理部と、を備え、
前記第2の並列QP予測部は、
2以上の値を示すN個のブロックラインずつ並列処理する場合、K−1番目のブロックラインの処理ブロックの水平位置と、K番目のブロックラインの処理ブロックの水平位置の関係として、K−1番目のブロックラインの処理ブロックの水平位置が少なくとも1ブロック以上先行したタイミングとし、
処理ブロックがブロックラインの先頭である場合においては、処理ブロックが属するスライスを単位にして定まる量子化パラメータで処理ブロックの直前に処理されたブロックの量子化パラメータを初期化し、初期化した量子化パラメータに基づいて処理ブロックの前記量子化パラメータの予測値を算出し、
処理ブロックがブロックラインの先頭以外の場合においては、ブロックライン内の先に復号が完了しているブロックの量子化パラメータに基づいて処理ブロックの前記量子化パラメータの予測値を算出し、
前記並列復号処理部は、
前記第2の並列QP予測部で算出した量子化パラメータの予測値に基づいて処理ブロックの量子化パラメータを算出し、算出した量子化パラメータを利用して処理ブロックのデブロッキングフィルタ処理を行う。
<構成>
図5は、実施例1における動画像復号装置の構成の一例を示すブロック図である。図5に示す例では、動画像復号装置10は、並列復号部101と、復号画素記憶部105とを有する。並列復号部101は、並列エントロピー復号部102と、並列QP予測部103と、並列復号処理部104とを有する。
次に、並列復号部101について説明する。図6は、実施例1における並列復号部101の各部の構成の一例を示すブロック図である。図6に示す例では、並列エントロピー復号部102は、第1エントロピー復号部221と、第2エントロピー復号部222と、第Nエントロピー復号部223とを有する。
次に、実施例1における動画像復号装置10の動作について説明する。図11は、実施例1におけるブロック復号処理の一例を示すフローチャートである。図11に示すブロック復号処理は、1ブロックの処理である。
次に、実施例2における動画像符号化装置について説明する。実施例2では、実施例1に対応して、ブロックライン単位でQPの予測処理を並列化する。
図12は、実施例2における動画像符号化装置50の構成の一例を示すブロック図である。図12に示す例では、動画像復号装置50は、並列符号化部501と、復号画素記憶部505とを有する。並列符号化部501は、並列符号化処理部502と、並列QP予測部503と、並列エントロピー符号化部504とを有する。なお、動画像符号化装置50は、N個のブロックラインを並列処理することとする。
次に、並列符号化部501について説明する。図13は、実施例2における並列符号化部501の各部の構成の一例を示すブロック図である。図13に示す例では、並列符号化処理部502は、第1符号化処理部621と、第2符号化処理部622と、第N符号化処理部623と、ブロック情報記憶部624とを有する。
次に、実施例2における動画像符号化装置50の動作について説明する。図16は、実施例2におけるブロック符号化処理の一例を示すフローチャートである。図16に示すブロック符号化処理は、1ブロックの処理である。
符号化部が過去に処理したブロックのQP値とする。
図17は、動画像処理装置の構成の一例を示すブロック図である。動画像処理装置90は、各実施例で説明した動画像符号化装置、又は動画像復号装置の一例である。図17に示すように、動画像処理装置90は、制御部901、主記憶部902、補助記憶部903、ドライブ装置904、ネットワークI/F部906、入力部907、表示部908を含む。これら各構成は、バスを介して相互にデータ送受信可能に接続されている。
(付記1)
複数のブロックに分割された画像に対し、動画像符号化方式を用いて符号化されたストリームを復号する動画像復号装置であって、
前記ブロックの列を示すブロックラインに含まれるブロックのストリームを、ブロックライン毎に並列にエントロピー復号する並列エントロピー復号部と、
前記ブロックラインに含まれる各ブロックの量子化パラメータの予測値を、ブロックライン毎に並列に算出する並列QP予測部と、
前記ブロックラインに含まれる各ブロックに対し、前記並列エントロピー復号部により復号されたデータと、前記並列QP予測部により算出された予測値とを用いて復号処理した復号画素を、ブロックライン毎に並列に生成する並列復号処理部と、を備え、
前記並列QP予測部は、
2以上の値を示すN個のブロックラインずつ並列処理する場合、K−1番目のブロックラインの処理ブロックの水平位置を、K番目のブロックラインの処理ブロックの水平位置よりも少なくとも1ブロック以上先に処理し、前記処理ブロックに対して、前記並列処理で処理が完了しているブロックを参照して前記予測値を算出する動画像復号装置。
(付記2)
前記並列QP予測部は、
前記画像の上から2番目以降のブロックラインの先頭ブロックを処理する場合、前記先頭ブロックの1ブロック上のブロックを参照する付記1記載の動画像復号装置。
(付記3)
前記並列QP予測部は、
前記画像の上から2〜N番目のブロックラインの先頭ブロックを処理する場合、前記先頭ブロックの1ブロック上のブロックを参照し、N+1番目以降のブロックラインの前記先頭ブロックを処理する場合、前記先頭ブロックのNブロック上のブロックラインにおける最終ブロックを参照する付記1記載の動画像復号装置。
(付記4)
前記予測値は、
前記画像の上から1〜N番目のブロックラインの先頭ブロックを処理する場合、該画像のヘッダ情報に含まれる量子化パラメータ値とし、N+1番目以降のブロックラインの前記先頭ブロックを処理する場合、前記先頭ブロックのNブロック上のブロックラインにおける最終ブロックの量子化パラメータ値とする付記1記載の動画像復号装置。
(付記5)
画像を複数のブロックに分割し、該ブロック毎に動画像符号化処理を行う動画像符号化装置であって、
前記ブロックの列を示すブロックラインに含まれるブロックに対し、量子化された直交変換係数を含む符号化データを、ブロックライン毎に並列に生成する並列符号化処理部と、
前記ブロックラインに含まれる各ブロックの量子化パラメータの予測値を、ブロックライン毎に並列に算出する並列QP予測部と、
前記ブロックラインに含まれる各ブロックに対し、前記符号化データと前記予測値とを用いてエントロピー符号化を、ブロックライン毎に並列に行う並列エントロピー符号化部と、を備え、
前記並列QP予測部は、
2以上の値を示すN個のブロックラインずつ並列処理する場合、K−1番目のブロックラインの処理ブロックの水平位置を、K番目のブロックラインの処理ブロックの水平位置よりも少なくとも1ブロック以上先に処理し、前記処理ブロックに対して、前記並列処理で処理が完了しているブロックを参照して前記予測値を算出する動画像符号化装置。
(付記6)
複数のブロックに分割された画像に対し、動画像符号化方式を用いて符号化されたストリームを復号する動画像復号装置が実行する動画像復号方法であって、
前記ブロックの列を示すブロックラインに含まれるブロックのストリームを、ブロックライン毎に並列にエントロピー復号し、
前記ブロックラインに含まれる各ブロックの量子化パラメータの予測値を、ブロックライン毎に並列に算出し、
前記ブロックラインに含まれる各ブロックに対し、前記並列エントロピー復号処理により復号されたデータと、前記予測値とを用いて復号処理した復号画素を、ブロックライン毎に並列に生成する処理を有し、
前記予測値を算出する処理は、
2以上の値を示すN個のブロックラインずつ並列処理する場合、K−1番目のブロックラインの処理ブロックの水平位置を、K番目のブロックラインの処理ブロックの水平位置よりも少なくとも1ブロック以上先に処理し、前記処理ブロックに対して、前記並列処理で処理が完了しているブロックを参照して前記予測値を算出する動画像復号方法。
(付記7)
画像を複数のブロックに分割し、該ブロック毎に動画像符号化処理を行う動画像符号化装置が実行する動画像符号化方法であって、
前記ブロックの列を示すブロックラインに含まれるブロックに対し、量子化された直交変換係数を含む符号化データを、ブロックライン毎に並列に生成し、
前記ブロックラインに含まれる各ブロックの量子化パラメータの予測値を、ブロックライン毎に並列に算出し、
前記ブロックラインに含まれる各ブロックに対し、前記符号化データと前記予測値とを用いてエントロピー符号化を、ブロックライン毎に並列に行う処理を有し、
前記予測値を算出する処理は、
2以上の値を示すN個のブロックラインずつ並列処理する場合、K−1番目のブロックラインの処理ブロックの水平位置を、K番目のブロックラインの処理ブロックの水平位置よりも少なくとも1ブロック以上先に処理し、前記処理ブロックに対して、前記並列処理で処理が完了しているブロックを参照して前記予測値を算出する動画像符号化方法。
(付記8)
複数のブロックに分割された画像に対し、動画像符号化方式を用いて符号化されたストリームを復号する動画像復号装置に実行させるための動画像復号プログラムであって、
前記ブロックの列を示すブロックラインに含まれるブロックのストリームを、ブロックライン毎に並列にエントロピー復号し、
前記ブロックラインに含まれる各ブロックの量子化パラメータの予測値を、ブロックライン毎に並列に算出し、
前記ブロックラインに含まれる各ブロックに対し、前記並列エントロピー復号処理により復号されたデータと、前記予測値とを用いて復号処理した復号画素を、ブロックライン毎に並列に生成する処理を有し、
前記予測値を算出する処理は、
2以上の値を示すN個のブロックラインずつ並列処理する場合、K−1番目のブロックラインの処理ブロックの水平位置を、K番目のブロックラインの処理ブロックの水平位置よりも少なくとも1ブロック以上先に処理し、前記処理ブロックに対して、前記並列処理で処理が完了しているブロックを参照して前記予測値を算出する動画像復号プログラム。
(付記9)
画像を複数のブロックに分割し、該ブロック毎に動画像符号化処理を行う動画像符号化装置に実行させるための動画像符号化プログラムであって、
前記ブロックの列を示すブロックラインに含まれるブロックに対し、量子化された直交変換係数を含む符号化データを、ブロックライン毎に並列に生成し、
前記ブロックラインに含まれる各ブロックの量子化パラメータの予測値を、ブロックライン毎に並列に算出し、
前記ブロックラインに含まれる各ブロックに対し、前記符号化データと前記予測値とを用いてエントロピー符号化を、ブロックライン毎に並列に行う処理を有し、
前記予測値を算出する処理は、
2以上の値を示すN個のブロックラインずつ並列処理する場合、K−1番目のブロックラインの処理ブロックの水平位置を、K番目のブロックラインの処理ブロックの水平位置よりも少なくとも1ブロック以上先に処理し、前記処理ブロックに対して、前記並列処理で処理が完了しているブロックを参照して前記予測値を算出する動画像符号化プログラム。
50 動画像符号化装置
90 動画像処理装置
101 並列復号部
102 並列エントロピー復号部
103 並列QP予測部
104 並列復号処理部
105 復号画素記憶部
201 ブロックライン復号処理部
244 ブロック情報記憶部
301 QP復元部
401 直前QP記憶部
402 QP選択部
403 上QP取得部
501 並列符号化部
502 並列符号化処理部
503 並列QP予測部
504 並列エントロピー符号化部
505 復号画素記憶部
601 ブロックライン符号化処理部
624 ブロック情報記憶部
704 QP確定部
801 直前QP記憶部
802 QP選択部
803 上QP取得部
901 制御部
902 主記憶部
903 補助記憶部
Claims (2)
- 画像を複数のブロックに分割し、該ブロック毎に動画像符号化処理を行う動画像符号化部と、符号化されたストリームを復号する動画像復号部と、を有する動画像処理装置であって、
前記動画像符号化部は、
前記ブロックの列を示すブロックラインに含まれるブロックに対し、量子化された直交変換係数を含む符号化データを、ブロックライン毎に並列に生成する並列符号化処理部と、
前記ブロックラインに含まれる各ブロックの符号化で使用した量子化パラメータに対する量子化パラメータの予測値を、ブロックライン毎に並列に算出する第1の並列QP予測部と、
前記ブロックラインに含まれる各ブロックに対し、前記符号化データと前記量子化パラメータの予測値とを用いてエントロピー符号化を、ブロックライン毎に並列に行う並列エントロピー符号化部と、を備え、
前記第1の並列QP予測部は、
2以上の値を示すN個のブロックラインずつ並列処理する場合、K−1番目のブロックラインの処理ブロックの水平位置を、K番目のブロックラインの処理ブロックの水平位置よりも少なくとも1ブロック以上先に処理し、
処理ブロックがブロックラインの先頭である場合においては、処理ブロックが属するスライスを単位にして定まる量子化パラメータで処理ブロックの直前に処理されたブロックの量子化パラメータを初期化し、初期化した量子化パラメータに基づいて処理ブロックの前記量子化パラメータの予測値を算出し、
処理ブロックがブロックラインの先頭以外の場合においては、ブロックライン内のブロックの量子化パラメータに基づいて処理ブロックの前記量子化パラメータの予測値を算出し、
前記並列符号化処理部は、
前記第1の並列QP予測部で算出した量子化パラメータの予測値と各ブロックの処理に使用した量子化パラメータおよび符号化の結果が全て0か否かの情報に基づいて処理ブロックの量子化パラメータを決定し、
前記動画像復号部は、
前記ブロックの列を示すブロックラインに含まれるブロックのストリームを、ブロックライン毎に並列にエントロピー復号する並列エントロピー復号部と、
前記ブロックラインに含まれる各ブロックの量子化パラメータの予測値を、ブロックライン毎に並列に算出する第2の並列QP予測部と、
前記ブロックラインに含まれる各ブロックに対し、前記並列エントロピー復号部により復号されたデータと、前記第2の並列QP予測部により算出された予測値とを用いて復号処理した復号画素を、ブロックライン毎に並列に生成する並列復号処理部と、を備え、
前記第2の並列QP予測部は、
2以上の値を示すN個のブロックラインずつ並列処理する場合、K−1番目のブロックラインの処理ブロックの水平位置と、K番目のブロックラインの処理ブロックの水平位置の関係として、K−1番目のブロックラインの処理ブロックの水平位置が少なくとも1ブロック以上先行したタイミングとし、
処理ブロックがブロックラインの先頭である場合においては、処理ブロックが属するスライスを単位にして定まる量子化パラメータで処理ブロックの直前に処理されたブロックの量子化パラメータを初期化し、初期化した量子化パラメータに基づいて処理ブロックの前記量子化パラメータの予測値を算出し、
処理ブロックがブロックラインの先頭以外の場合においては、ブロックライン内の先に復号が完了しているブロックの量子化パラメータに基づいて処理ブロックの前記量子化パラメータの予測値を算出し、
前記並列復号処理部は、
前記第2の並列QP予測部で算出した量子化パラメータの予測値に基づいて処理ブロックの量子化パラメータを算出し、算出した量子化パラメータを利用して処理ブロックのデブロッキングフィルタ処理を行う動画像処理装置。 - 画像を複数のブロックに分割し、該ブロック毎に動画像符号化処理を行う動画像符号化部と、符号化されたストリームを復号する動画像復号部と、を有する動画像処理装置の動画像処理方法であって、
前記動画像符号化部は、
前記ブロックの列を示すブロックラインに含まれるブロックに対し、量子化された直交変換係数を含む符号化データを、ブロックライン毎に並列に生成し、
前記ブロックラインに含まれる各ブロックの符号化で使用した量子化パラメータに対する量子化パラメータの予測値を、ブロックライン毎に並列に算出し、
前記ブロックラインに含まれる各ブロックに対し、前記符号化データと前記量子化パラメータの予測値とを用いてエントロピー符号化を、ブロックライン毎に並列に行う処理を実行し、
前記予測値を算出する処理は、
2以上の値を示すN個のブロックラインずつ並列処理する場合、K−1番目のブロックラインの処理ブロックの水平位置を、K番目のブロックラインの処理ブロックの水平位置よりも少なくとも1ブロック以上先に処理し、
処理ブロックがブロックラインの先頭である場合においては、処理ブロックが属するスライスを単位にして定まる量子化パラメータで処理ブロックの直前に処理されたブロックの量子化パラメータを初期化し、初期化した量子化パラメータに基づいて処理ブロックの前記量子化パラメータの予測値を算出し、
処理ブロックがブロックラインの先頭以外の場合においては、ブロックライン内のブロックの量子化パラメータに基づいて処理ブロックの前記量子化パラメータの予測値を算出し、
前記符号化データを生成する処理は、
前記予測値を算出する処理で算出した量子化パラメータの予測値と各ブロックの処理に使用した量子化パラメータおよび符号化の結果が全て0か否かの情報に基づいて処理ブロックの量子化パラメータを決定し、
前記動画像復号部は、
前記ブロックの列を示すブロックラインに含まれるブロックのストリームを、ブロック
ライン毎に並列にエントロピー復号し、
前記ブロックラインに含まれる各ブロックの量子化パラメータの予測値を、ブロックラ
イン毎に並列に算出し、
前記ブロックラインに含まれる各ブロックに対し、前記並列にエントロピー復号された
データと、前記予測値とを用いて復号処理した復号画素を、ブロックライン毎に並列に生
成する処理を実行し、
前記予測値を算出する処理は、
2以上の値を示すN個のブロックラインずつ並列処理する場合、K−1番目のブロック
ラインの処理ブロックの水平位置と、K番目のブロックラインの処理ブロックの水平位置
の関係として、K−1番目のブロックラインの処理ブロックの水平位置が少なくとも1ブ
ロック以上先行したタイミングとし、
処理ブロックがブロックラインの先頭である場合においては、処理ブロックが属するス
ライスを単位にして定まる量子化パラメータで処理ブロックの直前に処理されたブロック
の量子化パラメータを初期化し、初期化した量子化パラメータに基づいて処理ブロックの
前記量子化パラメータの予測値を算出し、
処理ブロックがブロックラインの先頭以外の場合においては、ブロックライン内の先に
復号が完了しているブロックの量子化パラメータに基づいて処理ブロックの前記量子化パ
ラメータの予測値を算出し、
前記復号画素を生成する処理は、
前記予測値を算出する処理で算出した量子化パラメータの予測値に基づいて処理ブロッ
クの量子化パラメータを算出し、算出した量子化パラメータを利用して処理ブロックのデ
ブロッキングフィルタ処理を行う動画像処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017082299A JP6311821B2 (ja) | 2017-04-18 | 2017-04-18 | 動画像処理装置及び動画像処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017082299A JP6311821B2 (ja) | 2017-04-18 | 2017-04-18 | 動画像処理装置及び動画像処理方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015219838A Division JP6317720B2 (ja) | 2015-11-09 | 2015-11-09 | 動画像符号化装置、動画像符号化方法、動画像符号化プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017127034A true JP2017127034A (ja) | 2017-07-20 |
JP6311821B2 JP6311821B2 (ja) | 2018-04-18 |
Family
ID=59364612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017082299A Active JP6311821B2 (ja) | 2017-04-18 | 2017-04-18 | 動画像処理装置及び動画像処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6311821B2 (ja) |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006129284A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Sony Corp | 符号化及び復号装置並びに符号化及び復号方法 |
JP2007312427A (ja) * | 2006-04-17 | 2007-11-29 | Toshihiro Minami | 動画像符号化装置 |
WO2009105732A1 (en) * | 2008-02-22 | 2009-08-27 | Qualcomm Incorporated | Fast macroblock delta qp decision |
JP2009239565A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Renesas Technology Corp | 画像符号化装置 |
WO2009150808A1 (ja) * | 2008-06-10 | 2009-12-17 | パナソニック株式会社 | 画像復号装置および画像符号化装置 |
WO2009157580A1 (ja) * | 2008-06-27 | 2009-12-30 | ソニー株式会社 | 画像処理装置及び画像処理方法 |
JP2010035146A (ja) * | 2008-07-02 | 2010-02-12 | Canon Inc | 符号化装置および符号化方法 |
WO2010067505A1 (ja) * | 2008-12-08 | 2010-06-17 | パナソニック株式会社 | 画像復号化装置および画像復号化方法 |
WO2011156458A1 (en) * | 2010-06-10 | 2011-12-15 | Technicolor Usa, Inc. | Methods and apparatus for determining quantization parameter predictors from a plurality of neighboring quantization parameters |
JP2013123206A (ja) * | 2011-11-07 | 2013-06-20 | Canon Inc | 画像符号化装置、画像符号化方法及びプログラム、画像復号装置、画像復号方法及びプログラム |
-
2017
- 2017-04-18 JP JP2017082299A patent/JP6311821B2/ja active Active
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006129284A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Sony Corp | 符号化及び復号装置並びに符号化及び復号方法 |
JP2007312427A (ja) * | 2006-04-17 | 2007-11-29 | Toshihiro Minami | 動画像符号化装置 |
WO2009105732A1 (en) * | 2008-02-22 | 2009-08-27 | Qualcomm Incorporated | Fast macroblock delta qp decision |
JP2009239565A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Renesas Technology Corp | 画像符号化装置 |
WO2009150808A1 (ja) * | 2008-06-10 | 2009-12-17 | パナソニック株式会社 | 画像復号装置および画像符号化装置 |
WO2009157580A1 (ja) * | 2008-06-27 | 2009-12-30 | ソニー株式会社 | 画像処理装置及び画像処理方法 |
JP2010035146A (ja) * | 2008-07-02 | 2010-02-12 | Canon Inc | 符号化装置および符号化方法 |
WO2010067505A1 (ja) * | 2008-12-08 | 2010-06-17 | パナソニック株式会社 | 画像復号化装置および画像復号化方法 |
WO2011156458A1 (en) * | 2010-06-10 | 2011-12-15 | Technicolor Usa, Inc. | Methods and apparatus for determining quantization parameter predictors from a plurality of neighboring quantization parameters |
JP2013123206A (ja) * | 2011-11-07 | 2013-06-20 | Canon Inc | 画像符号化装置、画像符号化方法及びプログラム、画像復号装置、画像復号方法及びプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6311821B2 (ja) | 2018-04-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10051273B2 (en) | Video decoder and video decoding method | |
JP6065090B2 (ja) | 動画像復号装置、動画像復号方法、動画像復号プログラム | |
JP6317720B2 (ja) | 動画像符号化装置、動画像符号化方法、動画像符号化プログラム | |
JP6311821B2 (ja) | 動画像処理装置及び動画像処理方法 | |
JP2016054514A (ja) | 動画像符号化装置、動画像符号化方法、動画像符号化プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170418 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180214 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180220 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180305 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6311821 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |