JP2017124412A - 搖動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】溶湯の鋳造を自動と手動を容易に切り替えられる溶湯の鋳造装置及びこの鋳造装置等に使用できる搖動装置を提供することを目的とする。【解決手段】この装置10は、基部2と第一揺動手段3と第二揺動手段4と本体部5と棒栓6とを有する。第一揺動手段3を手動で操作し、第二揺動装置4を不動とすることにより、本体部5は第二揺動手段4を中心にして揺動し、手動操作ができ、逆に、第一揺動手段3を不動とし、第二揺動手段4をモータ等で自動的に駆動することにより、本体部5は第一揺動手段3を中心に揺動し、自動操作が可能となる。【選択図】図1

Description

本発明は、部品を往復動させるために搖動する機械装置に関する。この装置は金属溶湯を注湯する装置の開閉弁棒を上下に駆動して注湯口を開閉する装置として利用できる。
金属溶湯を鋳型に注入する装置として溶湯保持容器の底に設けられた注湯口を開閉する開閉弁棒を上方に駆動して注湯口を開け、開いた注湯口より溶湯を下方に流し下方に設けられた鋳型に注入し、所定量の溶湯が注入された後開閉弁棒を下方に駆動して注湯口を閉じる開閉弁棒の駆動装置が使用されている。また、特許文献1(特開2002−079367号公報)にも見られるように、注湯口から流れ出る溶湯の量を溶湯容器とその容器に保持されている溶湯の重量を測定し、所定量の溶湯を次々に送り込まれる鋳型に自動的に注入する装置も知られている。
特開2002−079367号公報
鋳造装置において、自動的に次々に送られてくる鋳型に鋳造する装置は知られているが、自動と手動を容易に切り替え可能な溶湯の鋳造装置は知られていない。
本発明は、溶湯の鋳造を自動と手動を容易に切り替えられる溶湯の鋳造装置及びこの鋳造装置等に使用できる搖動装置を提供することを目的とする。
本発明の搖動装置は、基部と、第一軸部と該第一軸部を往復動させる第一駆動部とを有し該基部に固定保持された第一搖動手段と、第二軸部と該第二軸部を往復動させる第二駆動部とを有し該基部に第一搖動手段と間隔を隔てて固定保持された第二搖動手段と、該第一軸部と係合する第一軸受け部と該第二軸部と係合する第二軸受け部と搖動を必要とする部材を搖動させる搖動端部とを有する本体部と、を有することを特徴とする。
本発明の金属溶湯注湯装置は、基部と、第一軸部と該第一軸部を往復動させる第一駆動部とを有し該基部に固定保持された第一搖動手段と、第二軸部と該第二軸部を往復動させる第二駆動部とを有し該基部に第一搖動手段と間隔を隔てて固定保持された第二搖動手段と、該第一軸部と係合する第一軸受け部と該第二軸部と係合する第二軸受け部と搖動を必要とする部材を搖動させる搖動端部とを有する本体部とを具備する搖動装置と、該搖動装置の該搖動端部により搖動される溶湯保持容器の底に設けられた注湯口を開閉する開閉弁棒と、を有することを特徴とする。
本発明の搖動装置において、第一搖動手段と第二搖動手段の2個の搖動手段の一方を動かし動状態として、他方を動かない不動の状態として使用する。この動状態の搖動装置の軸部が本体部を上方向あるいは下方向に動かす。そして他の動かない搖動手段の軸部が本体部の搖動中心軸として機能する。このため本体部は動かない搖動手段の軸部を搖動中心として右方向あるいは左方向に搖動することになる。
この本体部の搖動端部は本体部の搖動により上方向あるいは下方向に動く。
本発明の搖動装置の一方をモータ等で自動駆動とし、他方を手動で駆動する等の対応が可能となる。
本発明の金属溶湯注湯装置は、本発明の搖動装置を用いてその搖動装置の搖動端部により搖動される溶湯保持容器の底に設けられた注湯口を開閉する開閉弁棒を駆動するものである。この金属溶湯注湯装置において、2個の搖動手段の一方を自動に、他方を手動にて駆動することにより、試験的な鋳造と量産的な使用の両方に使用できる装置となる。
本発明の搖動装置において、第一搖動手段及び第二搖動手段の一方を駆動する動力駆動部と他方を駆動する手動駆動部を持つものとすることができる。さらには、第一搖動手段及び第二の搖動手段の一方は、駆動軸とこの駆動軸により回転駆動される腕部とこの腕部に保持された第一軸部又は第二軸部とからなるものとすることができる。
また、第一搖動手段及び第二搖動手段の少なくとも一方は、駆動軸とこの駆動軸の偏芯位置に固定された第一軸部又は第二軸部とからなるものとすることができる。
また本発明の搖動装置の搖動端部は、金属溶湯容器の吐出口を開閉する棒栓を起動するものとすることができる。
本発明の揺動装置及び金属溶湯注湯装置は、2個の揺動手段を有する。このため、揺動態様を2種類とすることができ、多様性の高い使用が可能となる。具体的に、一方の揺動手段を自動とし、他方を手動とすることにより、使用の態様が増す。
本実施形態に係る金属溶湯注湯装置の斜視図である。 本実施形態に係る金属溶湯注湯装置の平面図である。 本実施形態に係る金属溶湯注湯装置の側面図である。 図3に示す金属溶湯注湯装置のA−A矢視断面図である。 図3に示す金属溶湯注湯装置のB−B矢視断面図である。
[実施形態]
以下、本発明の実施形態について図1,図2,図3,図4及び図5を参照して説明する。本実施形態の金属溶湯注湯装置10は、基部2と第一揺動手段3と第二揺動手段4と本体部5と棒栓6とを有する。この金属溶湯注湯装置10は金属溶湯容器9上部に固定され、その吐出口90を棒栓6で開閉し、金属溶湯容器9に収容されている金属溶湯が吐出口90から流出するのを制御するものである。
金属溶湯注湯装置10の基部2は、図3に示すように、水平方向に延びる板状の床部22とこの床部22の一端から垂直に立ち上がる板状の壁部21とからなる断面L字形状で金属製の板状体である。床部22の壁部21に近い中央部分には円形の貫通孔220が形成されている。
金属溶湯注湯装置10の第一揺動手段3は、図4に示すように、軸体31と一対の軸受け部材32とを有する。軸体31は、長手方向の中央部にその軸中心線310より偏芯した偏芯軸311と、この偏芯軸311の一端側に幅の狭い狭軸端部312と他端部に幅の広い広軸端部313とを有する。広軸端部313はその軸方向の中ほどに外周径が小さい首部3131を有し、首部3131のさらに先の最端部3132には、手動操作用のレバー(図示せず)の先端部が挿し込まれて固定される係合穴3130(図1に示す)が設けられている。
一対の軸受け部材32は貫通する軸受け孔320を持つ立壁部321と基部2の床部22にボルトで固定される足部322とからなる。一対、2個の軸受け孔320には、軸体31の狭軸端部312と広軸端部313とが回転自在に嵌合保持されている。2個の軸受け孔320及びこれらに嵌合する狭軸端部312、広軸端部313は、いずれも、軸中心線310と同軸であるため、この軸体31は軸中心線310を中心に回転する。一方、偏芯軸311は軸中心線310より偏芯しているため、軸体31の回転により軸中心線310から常に所定距離離れて、軸中心線310の周りを回転する。なお、この偏芯軸311は本発明の第一軸部を構成する。
金属溶湯注湯装置10の第二揺動手段4は、図4に示すように、駆動モータ41と、この駆動モータ41により回転駆動される駆動軸42と駆動モータ41を基部2の床部に固定する一方の支持部材43と駆動軸42の先端部を回動自在に保持する他方の支持部材44と、一端部が駆動軸42に固定された一対の搖動腕45と、これら一対の搖動腕45に両端が支持された搖動軸46と、この搖動軸46の中央部に回転自在に保持された円柱状の回転輪47と、他方の支持部材44に固定されたブラケット48とこのブラケット48に摺動自在に保持され搖動軸46を固定する固定手段49とからなる。
この第二搖動手段4は駆動モータ41の回転により駆動軸42及び搖動腕45が回転し、搖動腕45の回転によりその先端に保持された搖動軸46が上方向あるいは下方向に搖動するものである。なお、この搖動軸46は本発明の第二軸部を構成する。
金属溶湯注湯装置10の本体部5は、図4に示すように、偏芯軸311が嵌合する軸孔510を持つ直方体状の第一軸受け部51とこの第一軸受け部51の一面より一体的に水平方向に突出し上下方向の中央部に水平方向に延びる長方形状のガイド窓520を持つ第二軸受け部52と第一軸受け部51の軸方向の互いに背向する一対の側面の上部に一体的に固定された一対の上方端部531とそれら一対の側面の下部に一体的に固定された一対の下方端部532とからなる揺動端部53とから構成されている。この本体部5は水平方向の中央に第一軸受け部51が位置しその一方に第二軸受け部52、他方に揺動端部53が位置する水平方向に長い部材となっている。
本体部5の第一軸受け部51の軸孔510には第一揺動手段3の偏芯軸311が回動自在に保持されている。また、第二軸受け部52のガイド窓520には第二搖動手段4の搖動軸46が回転輪47を介して保持され、回転輪47はガイド窓520を区画する上面と下面に案内されガイド窓520の延びる方向に滑りながらあるいは回転しながら移動できる。
ここで、第一揺動手段3を動かさずに固定し、第二搖動手段4を稼働する場合の本体部5の動きを説明する。第一揺動手段3が動かないから、その偏芯軸311も動かずに静止した状態にある。この状態で本体部5の第二軸受け部52を上下方向に動かす。すなわち駆動モータ41を稼働すると、駆動軸42が回転し、一対の搖動腕45を介して搖動軸46が上方向に移動する。搖動軸46は回転輪47を介して本体部5の第二軸受け部52のガイド窓520に案内されているから、搖動軸46の上方向の動きが回転輪47を介してガイド窓520を区画する上面を上方向に押すことになる。これにより本体部5の第二軸受け部52は上方向に動かされる。すなわち本体部5は、第一揺動手段3の偏芯軸311を回転中心として第二軸受け部52側が上方向に動き、揺動端部53は、逆に、下方向に動く。
次に、第二揺動手段4を動かさずに固定し、第一搖動手段3を稼働する場合の本体部5の動きを説明する。第二揺動手段4が動かないから、その揺動軸46も動かずに静止した状態にある。この状態で第一搖動手段3の軸体31の係合穴3130に手動操作用のレバー(図示せず)の先端部を押し込んで固定しこのレバーを手動で動かし軸体31を回転駆動する。この軸体31の回転により偏芯軸311が軸中心線310を中心に回動する。例えばレバーを動かし軸体31を90度回転すると、例えば軸中心線310と同じ高さにあった偏芯軸311は90度回転し軸中心線310の上方に位置することになる。すなわち偏芯軸311は垂直方向及び水平方向にそれぞれ偏心量と同じ長さ移動する。
この偏芯軸311は本体部5の第一軸受け部51の軸孔510と嵌合している。このため、偏芯軸311は軸孔510内でほぼ90度回転すると同時に第一軸受け部51の部分で本体部5を垂直方向、水平方向にそれぞれ偏心量と同じ長さ移動させる。本体部5の第二軸受け部52のガイド窓520には第二搖動手段4の搖動軸46が回転輪47を介して保持されている。この揺動軸46は動かずに固定されているため、本体部5はそのガイド窓520を介して揺動軸46と相対的に移動する。すなわち、本体部5の水平方向の動きは主としてガイド窓520の延びる方向に搖動軸46と相対移動して可能となり、本体部5の垂直方向の動きは主としてガイド窓520と揺動軸46とが回転輪47を介して相対回転して可能となる。すなわち本体部5は、第二搖動手段4の搖動軸46を中心として第二軸受け部52側が上方向に動き、揺動端部53も同じ上方向に動く。
この揺動装置の作動の説明で、動かないとして説明した揺動軸46が本体部5の重さのために動き、揺動中心としての機能が果たせない場合も考えられる。このような場合を想定し、この実施態様では搖動軸46を固定する固定手段49を設けている。固定手段49で揺動軸46を固定することにより確実に揺動軸46を固定でき、揺動中心としての機能を確実に果たすことができる。
なお、本実施態様の第一搖動手段3では軸体31を固定する部材は設けられていない。しかし軸体31の固定が困難の場合には軸体31の固定手段を設けることができる。
次に、本実施形態の金属溶湯注湯装置10の棒栓6を金属溶湯容器9と共に説明する。この棒栓6は金属溶湯容器9に収容されている金属溶湯が吐出口90から流出するのを制御するものである。
金属溶湯容器9は主として図1及び図3に示されているように、大部分の外面が鉄皮で覆われた耐火物で容器状に形成されたものである。この金属溶湯容器9は上端開口と底部に断面ロート状の吐出口90を持つノズル91が設けられている。
この容器9の外周面を覆う鉄皮の上部で互いに背向する部分に外側に突出する一対の耳部92が設けられている。この一対の耳部92はこの金属溶湯注湯装置10を一対の重量センサー921を持つ支持柱922に載置するためのもので、この金属溶湯注湯装置10及びこの金属溶湯容器9に保持される溶湯の全重量は重量センサー921で検出可能となっている。
また、この容器9の上端縁の鉄皮には、基部2の床部22を着脱自在に固定する図示しない固定手段が設けられている。
棒栓6は、図5に示すように、耐火物で構成された棒状で、その下端面61が半球状で、上端面62が平坦となり、その上方部を水平方向に貫通するバー63を持つ。棒栓6は基部2の床部22の貫通孔220に挿し込まれ、ノズル91のロート状の吐出口90の開口に当接して吐出口90を閉じ、金属溶湯容器9に保持される金属溶湯が吐出口90より流出するのを阻止する。
貫通孔220を持つ床部22の上面には、棒栓6を通す軸孔641とバー63を通す水平方向に貫通する一対の窓642とを持つシリンダー部643とこのシリンダー部643の下端に設けられたフランジ部644とその上端に設けられた円盤状の上板645とこの上板645の下端面に設けられた押圧ばね646とこの押圧ばね646の下端に設けられた受け板647とからなるガイド64が設けられている。
このガイド64は床部22に固定され、そのフランジ部644は床部22の貫通孔220を部分的に閉じる役割を持つ。また、このガイド64の押圧ばね646は、この受け板647を介して棒栓6の平坦な上端面62を下方に押し下げる役割を持つ。
一対の上方端部531には貫通孔が設けられ、この貫通孔には下方に座金を持つ押しピン557が下方より挿通し、押しピン557の上端に固定された止めピンで押しピン557が上方端部531より抜け落ちるのを阻止している。この押しピン557には押圧ばね558が設けられ、押圧ばね558は押しピン557の座金と上方端部531との間で圧縮された状態で保持されている。
搖動端部53の一対の下方端部532はバー63の両端部の下方に位置し、この下方端部532が上方に移動するときバー63の下面に当たりバー63を上方に運ぶ役割を持つ。図5は下方端部532がバー63に当接した状態を示している。
搖動端部53が下方に移動すると、すなわちその上方端部531及び下方端部532が下方に移動すると、下方端部532はバー63の下面より離れバー63との間に空間が形成される。
他方、上方端部531に保持されている押しピン557及び押圧ばね558も下方に動くが、棒栓6は図5に示すように既に吐出口90の開口に当接しているためにさらに下方に移動することはできず、その位置にとどまるため、押しピン557は下方に動かずその位置にとどまる。押圧ばね558は上方端部531と押しピン557の座金との間で押圧されて圧縮されさらに強くバー63を下方に押しつける。押しピン557の上端部分は上方端部531より上方に突出する。
なお、ガイド64は床部22に固定されており、その押圧ばね646及び受け板647も動かずにその位置を保つ。
棒栓6は既に吐出口90の開口に当接しているために、さらに下方に移動することはできず、その位置にとどまる。棒栓6が動かないので当然に棒栓6に固定されているバー63も動かない。このため押圧ばね646の下端及び押しピン557に保持されている押圧ばね558の下端は動かない。
これに対して、左右一対の押圧ばね558の上端は上方端部531により下方に送られるため、一対の両方の押圧ばね558は圧縮されることになる。これら圧縮された一対の押圧ばね558により棒栓6が下方に押し付けられ、棒栓6の下端面はより強い力で吐出口90に押し付けられて確実に吐出口90を閉じる。
搖動端部53が最下端から上方に移動すると、搖動端部53の下方端部532がバー63の下面に当たるまで、バー63及び棒栓6は動かない。搖動端部53の上方端部531が上方に移動するため、一対の押圧ばね558は伸び、ばねの押圧力は小さくなる。
搖動端部53がさらに上方に移動すると、その下方端部532が当接しているバー63を上方に持ち上げる。バー63と一体の棒栓6も上に持ち上げられ、棒栓6の下端面61が吐出口90から上方に離れ、吐出口90を開く。中央の押圧ばね646はその下端が受け板647と共に棒栓6により上方に持ち上げられ、この中央の押圧ばね646は圧縮される。搖動端部53がさらに上方に移動することは棒栓6を持ち上げるとともに押圧ばね646の圧縮力に抗して移動することになる。
本実施態様の金属溶湯注湯装置10は上記した構成よりなる。
この金属溶湯注湯装置10の金属溶湯容器9に溶湯を入れ、容器9のノズル91の下方に鋳型を置き、金属溶湯注湯装置10を稼働させることにより棒栓6を上に移動させ、吐出口90を開くことにより、溶湯を吐出口より鋳型に流し込み鋳造が可能となる。この金属溶湯注湯装置10では、手動操作と、自動操作の2種類の操作が可能となる。
手動操作は金属溶湯注湯装置10の第二搖動手段4を停止状態とし、第一搖動手段を動かすものである。この操作は、前にも説明したように、第一搖動手段3の軸体31の係合穴3130に手動操作用のレバー(図示せず)の先端部を押し込んで固定しこのレバーを手動で動かし軸体31を回転駆動する。この軸体31の回動により、前に説明したように本体部5の第一軸受け部51が上方に動き、本体部5はそのガイド窓520と第二搖動手段4の動かない搖動軸46とで相対回転及び相対摺動して搖動し、本体部5の揺動端部53が第一軸受け部51と同じ上方に動く。この揺動端部53により棒栓6が上に動き、棒栓6の下端面61が吐出口90を開き、溶湯が吐出口90より下方に流出し、下の鋳型に溶湯が鋳込まれる。レバーを逆方向に駆動すると、本体部5が逆方向に揺動し、揺動端部53が下がり、棒栓6も下方に移動してその下端面が吐出口90を閉じ、溶湯の流出が止まる。このようにレバーの手動操作で鋳造操作ができる。
自動操作は、これも前に説明したように、第一揺動手段3を固定し、第二揺動手段4の駆動モータ41を駆動するものである。この自動操作では駆動モータ41の操作、重量センサー921による溶湯流出量の測定、鋳型の供給、排出等は図示しない制御装置で制御される。
このように本実施態様の金属溶湯注湯装置10は、手動操作と自動操作の両操作が可能で、使いやすい装置となっている。

Claims (5)

  1. 基部と、
    第一軸部と該第一軸部を往復動させる第一駆動部とを有し該基部に固定保持された第一搖動手段と、
    第二軸部と該第二軸部を往復動させる第二駆動部とを有し該基部に第一搖動手段と間隔を隔てて固定保持された第二搖動手段と、
    該第一軸部と係合する第一軸受け部と該第二軸部と係合する第二軸受け部と搖動を必要とする部材を搖動させる搖動端部とを有する本体部と、
    を有することを特徴とする搖動装置。
  2. 該第一搖動手段及び該第二搖動手段の一方を駆動する動力駆動部と他方を駆動する手動駆動部を持つ請求項1記載の搖動装置。
  3. 該第一搖動手段及び該第二搖動手段の少なくとも一方は駆動軸と該駆動軸により回転駆動される腕部と該腕部に保持された該第一軸部又は該第二軸部とからなる請求項1または2に記載の搖動装置。
  4. 該第一搖動手段及び該第二搖動手段の少なくとも一方は駆動軸と該駆動軸の偏芯位置に固定された該第一軸部又は該第二軸部とからなる請求項1または2に記載の搖動装置。
  5. 該搖動端部は、金属溶湯容器の吐出口を開閉する棒栓を起動する請求項1〜4のいずれか1項に記載の搖動装置。
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