JP2017122627A - 歪みセンサ素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、比較的大きな伸縮歪みを検出できる糸状の歪みセンサ素子を提供することを課題とする。【解決手段】本発明の歪みセンサ素子は、長手方向の伸縮により抵抗値が変化する歪みセンサ素子であって、カーボンナノチューブ束から形成される糸状の第1導電部と、この第1導電部の周面を被覆し、伸縮性及び導電性を有する第2導電部とを備え、前記第1導電部が1又は複数箇所で断裂していることを特徴とする。前記第2導電部が、カーボンナノチューブ束と、このカーボンナノチューブ束に含浸する樹脂組成物とを有するとよい。前記第2導電部が、第1導電部の外周にらせん状に巻き付けられる導電性の帯材を有するとよい。前記帯材がカーボンナノチューブを含有するとよい。前記第2導電部の周面を被覆し、伸縮性及び絶縁性を有する被覆層をさらに備えるとよい。【選択図】図1

Description

本発明は、歪みセンサ素子に関する。
近年、例えばロボット、ウェアラブルデバイス等の検出素子として、伸縮歪みを検出する歪みセンサ素子の用途が広がっている。これに合わせて、歪みセンサ素子へのニーズも多様化しており、糸状乃至紐状の歪みセンサ素子へのニーズも存在する。
糸状の歪みセンサ素子としては、長手方向に配向される複数の絶縁性繊維、及びこの複数の絶縁性繊維間に充填される有機高分子材料を加熱処理することで導電性を有するものとした有機質相を有する糸状の導体相(芯材)と、この導体相を被覆する絶縁性の被覆層とを備える歪みセンサ(素子)が提案されている(特開2005−337819号公報参照)。
前記公報に記載の歪みセンサは、有機高分子材料を炭化して導電性を発現する導体相を形成したものであるため、大きな歪みを与えると導体相が断裂してしまう。このため、前記公報に記載の歪みセンサは、測定できる伸縮歪みの範囲が比較的小さい。
特開2005−337819号公報
前記不都合に鑑みて、本発明は、比較的大きな伸縮歪みを検出できる糸状の歪みセンサ素子を提供することを課題とする。
前記課題を解決するためになされた発明は、長手方向の伸縮により抵抗値が変化する歪みセンサ素子であって、カーボンナノチューブ束から形成される糸状の第1導電部と、この第1導電部の周面を被覆し、伸縮性及び導電性を有する第2導電部とを備え、前記第1導電部が1又は複数箇所で断裂していることを特徴とする歪みセンサ素子である。
当該歪みセンサ素子は、第1導電部の周面を第2導電部により被覆し、第1導電部が1又は複数箇所で断裂していることによって、第1導電部が断裂していない部分、つまり第1導電部と第2導電部とが並列に接続された比較的抵抗が小さい部分と、第1導電部が断裂している部分、つまり第2導電部のみで構成されることで比較的抵抗が大きい部分とを有する。当該歪みセンサ素子の両端間の抵抗値は、前記比較的抵抗が小さい部分と比較的抵抗が大きい部分とを直列に接続した回路の抵抗値となる。当該歪みセンサ素子が伸縮すると、この伸縮によって断裂している部分のギャップ幅、つまり比較的抵抗が大きい部分の比率が増減することで、当該歪みセンサ素子の両端間の抵抗値が変化する。このような機構により伸縮歪みを抵抗値の変化として検出するので、当該歪みセンサ素子は、比較的大きな伸縮歪みを比較的正確に検出することができる。
前記第2導電部が、カーボンナノチューブ束と、このカーボンナノチューブ束に含浸する樹脂組成物とを有するとよい。このように、前記第2導電部が、カーボンナノチューブ束と、このカーボンナノチューブ束に含浸する樹脂組成物とを有することによって、第2導電部を比較的大きい伸縮性と適度な抵抗率とを有するものとすることができる。これによって、比較的大きな伸縮歪みをより確実に検出することができる。
前記第2導電部が第1導電部の外周にらせん状に巻き付けられる導電性の帯材を有するとよい。このように、前記第2導電部が第1導電部の外周にらせん状に巻き付けられる導電性の帯材を有することによって、伸縮による第2導電部の断裂が生じ難くなるので、より大きな伸縮歪みを検出することができる。
前記帯材がカーボンナノチューブを含有するとよい。このように、前記帯材がカーボンナノチューブを含有することによって、第2導電部の伸縮による電気抵抗変化を比較的小さくすることができ、比較的大きな伸縮歪みをより確実に検出することができる。
前記第2導電部の周面を被覆し、伸縮性及び絶縁性を有する被覆層をさらに備えるとよい。このように、前記第2導電部の周面を被覆し、伸縮性及び絶縁性を有する被覆層をさらに備えることによって、外部の物体との接触による第2導電部の損傷を防止すると共に、第1導電部及び第2導電部の長手方向の一部に引っ張り応力が集中して断裂したり検出値が不正確となることを防止できる。
上述のように、本発明の歪みセンサ素子は、比較的大きな伸縮歪みを検出することができる。
本発明の一実施形態の歪みセンサ素子の模式的径方向断面図である。 図1の歪みセンサ素子の模式的軸方向断面図である。 図1の歪みセンサ素子の初期状態での電気抵抗を示す回路図である。 図1の歪みセンサ素子の伸長状態での電気抵抗を示す回路図である。 本発明の図1とは異なる実施形態の歪みセンサ素子の模式的分解正面図である。
以下、適宜図面を参照しつつ、本発明の実施の形態を詳説する。
[第一実施形態]
図1の歪みセンサ素子は、糸状に形成され、長手方向の伸縮により抵抗値(電気抵抗)が変化する。このため、当該歪みセンサ素子は、両端間の抵抗値を測定することにより伸縮歪みを検出することができる。
当該歪みセンサ素子は、カーボンナノチューブ束から形成される糸状の第1導電部1と、この第1導電部1の周面を被覆し、伸縮性及び導電性を有する第2導電部2とを備える。また、当該歪みセンサ素子は、第2導電部2の周面を被覆し、伸縮性及び絶縁性を有する被覆層3をさらに備えることが望ましい。
当該歪みセンサ素子は、図2に示すように、第1導電部1が、長手方向の1又は複数箇所で断裂している。一方、第2導電部2は、断裂することなく全長にわたって連続して存在する。
当該歪みセンサ素子は、第1導電部1が1又は複数箇所で断裂していることによって、第1導電部1が断裂していない連続領域Cと、第1導電部1が断裂している断裂領域Bとを有する。断裂領域Bの長さは、当該歪みセンサ素子に長手方向の引っ張り応力が作用していない状態でゼロであってもよい。つまり、当該歪みセンサ素子は、無負荷状態において、断裂領域Bの長さがゼロとなり、連続領域Cの第1導電部1が互いに接触して導通するものであってもよい。
当該歪みセンサ素子の連続領域Cは、第1導電部1と第2導電部2とが並列に接続され、長手方向の電気抵抗が比較的小さい部分である。一方、断裂領域Bは、第2導電部2のみで構成されることにより長手方向の比較的抵抗が大きい部分である。
<第1導電部>
第1導電部1は、カーボンナノチューブ束から形成することができる。このカーボンナノチューブ束は、複数のカーボンナノチューブ(単繊維)を当該歪みセンサ素子の略長手方向に概略配向した繊維束である。カーボンナノチューブ束は、電気抵抗を調整するために、絶縁性を有する繊維を含んでもよい。
また、第1導電部1は、複数のカーボンナノチューブ間を接続するマトリックス(樹脂)を実質的に含まないことが望ましい。これにより、高い導電性が得られると共に、断裂領域Bを比較的容易に形成できる。
この第1導電部1は、複数のカーボンナノチューブが互いにオーバーラップしながら接触し、電気的に接続されることによって電流パスを形成することで導電性を有する。このようなカーボンナノチューブの集合体である第1導電部1は、長手方向に強い引っ張り応力を受けると断裂し、電流パスが遮断される。このため、当該歪みセンサ素子の断裂領域Bは、第2導電部2、好ましくはさらに保護層3を形成した後に、断裂領域Bを形成する位置の長手方向両側部分を把持して十分に大きくかつ第2導電部2及び保護層3を破断させない程度の引っ張り応力を与えることで、意図的に第1導電部1を断裂させることによって形成することができる。
また、第1導電部1を形成するカーボンナノチューブ束は、撚り合わされているとよい。カーボンナノチューブ束を撚り合わせて糸状に成形することによって、カーボンナノチューブ同士が互いの長手方向の移動を抑制するため、断裂領域Bの両側の連続領域Cの第1導電部1間を電気的に確実に分離し、伸縮ひずみの検出精度を向上することができる。
なお、本実施形態は、カーボンナノチューブ束を撚り合わせることにより予め形成した1本の糸状体の表層部分(長手方向に垂直な断面における外周部分)に樹脂組成物を含浸することにより第2導電部2を形成し、このカーボンナノチューブ糸の樹脂組成物が含浸していない中心部を第1導電部1としたものである。
第1導電部1の平均径の下限としては、0.5μmが好ましく、5μmがより好ましい。一方、第1導電部1の平均径の上限としては、5mmが好ましく、1mmがより好ましい。第1導電部1の平均径が前記下限に満たない場合、第1導電部1の電気抵抗が大きくなることで当該歪みセンサ素子の電気抵抗の初期値が大きくなり、検出精度が不十分となるおそれがある。逆に、第1導電部1の平均径が前記上限を超える場合、第1導電部1を形成することが容易ではなくなるおそれや、第1導電部1の中心部のカーボンナノチューブが断裂領域Bにはみ出して短絡することにより伸縮歪みを正確に検出できないおそれがある。
(カーボンナノチューブ)
第1導電部1を形成するカーボンナノチューブ束を構成するカーボンナノチューブとしては、単層のシングルウォールナノチューブ(SWNT)や、多層のマルチウォールナノチューブ(MWNT)のいずれも用いることができる。中でも、導電性及び熱容量等の点から、MWNTが好ましく、直径1.5nm以上100nm以下のMWNTがさらに好ましい。
カーボンナノチューブは、公知の方法で製造することができ、例えばCVD法、アーク法、レーザーアブレーション法、DIPS法、CoMoCAT法等により製造することができる。これらの中でも、所望するサイズのカーボンナノチューブ(MWNT)を効率的に得ることができる点から、鉄を触媒とし、エチレンガスを用いたCVD法により製造することが好ましい。この場合、石英ガラス基板や酸化膜付きシリコン基板等の基板に、触媒となる鉄又はニッケル薄膜を成膜した上に、垂直配向して成長した所望の長さのカーボンナノチューブの結晶を得ることができる。
(絶縁性繊維)
第1導電部1における絶縁性繊維の配合率は、得ようとする電気抵抗に応じて定められる。第1導電部1中の絶縁性繊維の配合率の下限としては、0%である。一方、絶縁性繊維の配合率の上限としては、50体積%が好ましい。絶縁性繊維の配合率が前記上限を超える場合、カーボンナノチューブ間の接触が不確実となり、当該歪みセンサ素子の検出精度が不十分となるおそれがある。
絶縁性繊維としては、任意の化学繊維を使用することができる。絶縁性繊維に伸縮性は必須とされないが、伸縮性を有する絶縁性繊維を使用することで、第1導電部1の強度を向上することができる。絶縁性繊維として使用できる伸縮性を有する繊維としては、例えばスパンデックス(伸縮性ウレタン繊維)等が挙げられる。
また、絶縁性繊維の直径としては、カーボンナノチューブと同様の範囲とすることができ、カーボンナノチューブと略等しいことが好ましい。
カーボンナノチューブによってカーボンナノチューブ束ひいては第1導電部1を形成する方法としては、成長用基板上に触媒層を形成し、CVD法により一定の方向に配向した複数のカーボンナノチューブを成長させ、天然糸を紡ぐのと同様に、複数のカーボンナノチューブを連続して引き出す方法が挙げられる。絶縁性繊維の混糸は、例えばカーボンナノチューブが形成された成長用基板上に絶縁性繊維を散布することによって可能である。つまり、成長用基板上の一部のカーボンナノチューブを引き出すことで、他のカーボンナノチューブ及び絶縁性繊維が追従して一方向に引き揃えられて連続するカーボンナノチューブ束を引き出すことができる。このカーボンナノチューブ束を複数束ねたものや撚り合わせたものを第1導電部1として使用してもよい。
<第2導電部>
図1の歪みセンサ素子において、第2導電部2は、カーボンナノチューブ束と、このカーボンナノチューブ束に含浸する樹脂組成物とを有する。
上述のように、本実施形態において、この第2導電部2のカーボンナノチューブ束は、第1導電部1を構成するカーボンナノチューブ束と一体に撚糸されたものである。つまり、第2導電部2は、カーボンナノチューブ束を撚り合わせることにより予め形成した1本の糸状体の長手方向に垂直な断面における周辺部分であり、樹脂組成物が含浸している部分である。
第2導電部2の平均厚さの下限としては、0.5μmが好ましく、20μmがより好ましい。一方、第2導電部2の平均厚さの上限としては、2mmが好ましく、1mmがより好ましい。第2導電部2の平均厚さが前記下限に満たない場合、第2導電部2の強度が不十分となるおそれがある。逆に、第2導電部2の平均厚さが前記上限を超える場合、第2導電部2の抵抗率が小さくなり過ぎるおそれがある。
(樹脂組成物)
第2導電部2のカーボンナノチューブ束に含浸する樹脂組成物は、絶縁性及び伸縮性を有する合成樹脂又はゴムを主成分とする。この樹脂組成物が絶縁性を有することによって、第2導電部2の抵抗率を後述するように、当該歪みセンサ素子の両端間の抵抗値によって伸縮歪みを検出するのに適当な範囲に設定することができる。
第2導電部2の樹脂組成物の主成分としては、特にゴムが好ましい。ゴムを用いることで、第2導電部2の柔軟性をより高めることができる。
前記合成樹脂としては、例えばフェノール樹脂(PF)、エポキシ樹脂(EP)、メラミン樹脂(MF)、尿素樹脂(ユリア樹脂、UF)、不飽和ポリエステル(UP)、アルキド樹脂、ポリウレタン(PUR)、熱硬化性ポリイミド(PI)、ポリエチレン(PE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、ポリプロピレン(PP)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン(PS)、ポリ酢酸ビニル(PVAc)、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂(ABS)、アクリロニトリルスチレン樹脂(AS)、ポリメチルメタアクリル(PMMA)、ポリアミド(PA)、ポリアセタール(POM)、ポリカーボネート(PC)、変性ポリフェニレンエーテル(m−PPE)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、環状ポリオレフィン(COP)等を挙げることができる。
前記ゴムとしては、例えば天然ゴム(NR)、ブチルゴム(IIR)、イソプレンゴム(IR)、エチレン・プロピレンゴム(EPDM)、ブタジエンゴム(BR)、ウレタンゴム(U)、スチレン・ブタジエンゴム(SBR)、シリコーンゴム(Q)、クロロプレンゴム(CR)、クロロスルフォン化ポリエチレンゴム(CSM)、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)、塩素化ポリエチレン(CM)、アクリルゴム(ACM)、エピクロルヒドリンゴム(CO,ECO)、フッ素ゴム(FKM)、PDMS等を挙げることができる。これらのゴムの中でも強度等の点から天然ゴムが好ましい。
また、第2導電部2の樹脂組成物は、水性エマルジョンから形成されていることが好ましい。水性エマルジョンとは、分散媒の主成分が水であるエマルジョンをいう。カーボンナノチューブは疎水性が高いため、カーボンナノチューブ束から形成されるカーボンナノチューブ糸に、例えば塗工や浸漬により水性エマルジョンを含浸させることで第2導電部2を形成すると共に、カーボンナノチューブ糸の中心部に樹脂組成物が含浸しない第1導電部1を形成することができる。なお、水性エマルジョンは乾燥工程を経ることによって、より安定した第2導電部2を形成することができる。
前記水性エマルジョンの分散媒の主成分は水であるが、その他の例えばアルコール等の親水性分散媒が含有されていてもよい。前記エマルジョンの分散質としては、通常樹脂であり、前述したゴム、特には天然ゴムが好ましい。また、分散質としてポリウレタンを用いてもよい。好ましいエマルジョンとしては、分散媒を水とし、ゴムを分散質とするいわゆるラテックスが挙げられ、天然ゴムラテックスがより好ましい。天然ゴムラテックスを用いることで、薄くかつ強度のある第2導電部2を形成することができる。
また、第2導電部2の樹脂組成物はカップリング剤を含有しているとよい。第2導電部2の樹脂組成物がカップリング剤を含有することで、第2導電部2中のカーボンナノチューブとの接合力を増大させて第2導電部2の信頼性を向上できる。
前記カップリング剤としては、例えばアミノシランカップリング剤、アミノチタンカップリング剤、アミノアルミニウムカップリング剤等のアミノカップリング剤やシランカップリング剤などを用いることができる。
カップリング剤の第2導電部2の樹脂成分100質量部に対する含有量の下限としては、0.1質量部が好ましく、0.5質量部がより好ましい。一方、カップリング剤の第2導電部2の樹脂成分100質量部に対する含有量の上限としては、10質量部が好ましく、5質量部がより好ましい。カップリング剤の含有量が前記下限に満たない場合、カーボンナノチューブに対する密着性を十分に向上できないおそれがある。逆に、カップリング剤の含有量が前記上限を超える場合、樹脂とカーボンナノファイバーとの結合に寄与しない残留アミン等が増加し、当該歪みセンサ素子の品質が低下するおそれがある。
また、第2導電部2の樹脂組成物は吸着性を有する分散剤を含有することが好ましい。このような吸着性を有する分散剤としては、吸着基部分が塩構造になっているもの(例えばアルキルアンモニウム塩等)や、第1導電部1の疎水性の基(例えばアルキル鎖や芳香族リング等)と相互作用できる親水性の基(例えばポリエーテル等)を分子中に有するもの等を用いることができる。
前記分散剤の第2導電部2中の樹脂組成物における樹脂成分100質量部に対する含有量の下限としては、0.1質量部が好ましく、1質量部がより好ましい。一方、分散剤の樹脂成分100質量部に対する含有量の上限としては、5質量部が好ましく、3質量部がより好ましい。分散剤の含有量が前記下限に満たない場合、第1導電部1と第2導電部2との接合力が不十分となるおそれがある。逆に、分散剤の含有量が前記上限を超える場合、第1導電部1との接合に寄与しない分散剤が増加し、当該歪みセンサ素子の品質が低下するおそれがある。
<保護層>
保護層3は、絶縁性及び伸縮性を有する合成樹脂又はゴムを主成分とし、第2導電部2の周面を被覆することによって、カーボンナノチューブが周囲の物体に接触して損傷することや、第2導電部2に異物が混入してカーボンナノチューブ間の電気的接触を阻害することを防止する。
保護層3の材質としては、第2導電部2の樹脂組成物と同様とすることができる。また、保護層3は、上述のようにカーボンナノチューブ糸の表層部に樹脂組成物を含浸させて第2導電部2を形成する場合、カーボンナノチューブ糸に樹脂組成物を過剰塗布することで、カーボンナノチューブ糸の内部に含浸せず、カーボンナノチューブ糸の周囲に残る樹脂組成物の層として形成してもよい。
保護層3の平均厚さの下限としては、0.1μmが好ましく、0.2μmがより好ましい。一方、保護層3の平均厚さの上限としては、2mmが好ましく、1mmがより好ましい。保護層3の平均厚さが前記下限に満たない場合、第1導電部1と及び第2導電部2の保護が不十分となるおそれがある。逆に、保護層3の平均厚さが前記上限を超える場合、当該歪みセンサ素子の伸縮を阻害するおそれがある。
<歪み検出>
これより、上述の構成の当該歪みセンサ素子による伸縮歪みの検出原理について説明する。
図3に、当該歪みセンサ素子の両端間の電気抵抗を、第1導電部1の微少単位長さあたりの抵抗値をr1[Ω]とし、第2導電部2の微少単位長さあたりの抵抗値r2[Ω]として、無負荷状態で第1導電部1の微少単位長さの数(長さを微少単位長さで除した数)がL[個]であり、断裂領域Bの長さがゼロであるモデルを示す。
図3の無負荷状態の歪みセンサ素子の両端間の抵抗値(初期値)R0[Ω]は、次の式(1)で表すことができる。
R0=L×(r1×r2)/(r1+r2) ・・・(1)
図3の歪みセンサ素子を長さG[微少単位長さの数]だけ引き延ばしたモデルを図4に示す。このモデルでは、第1導電部1の微少単位長さの数のLを一定とし、断裂領域Bの微少単位長さの数をG[個]とする。なお、断裂領域Bは、複数箇所に分散して形成されてもよいが、電気的には等価であるので1箇所だけとして示す。また、厳密には、伸縮により第2導電部2の断面積が減少して微少単位長さあたりの抵抗値r2が増大するが、本モデルでは抵抗値r2を一定として説明する。
図4の歪みセンサ素子の両端間の抵抗値R(G)は、断裂領域Bの微少単位長さの数G[個]、つまり当該歪みセンサ素子の長さの変化量の関数として、次の式(2)で表すことができる。
R(G)=L×(r1×r2)/(r1+r2)+G×r2 ・・・(2)
当該歪みセンサ素子では、第2導電部2の微少単位長さあたりの抵抗値r2を大きくすることで抵抗値の変化量、つまり式(1)で表される抵抗値の初期値と式(2)で表される伸長時の抵抗値との差を比較的大きくすることができる。また、第1導電部1の微少単位長さあたりの抵抗値r1を小さくすることで、抵抗値の変化量を小さくすることなく、式(1)で表される無負荷状態での抵抗値を比較的小さくすることができる。
このような原理により抵抗値変化を得る当該歪みセンサ素子は、実質的に伸縮する第2導電部2の抵抗値変化を大きくする必要がない(変化しなくてもよい)ので、第2導電部2の伸縮性を大きくすることが比較的容易である。このため、当該歪みセンサ素子は、比較的大きな伸縮歪みを比較的正確に検出することができる。また、断裂領域は空間であるため、第1導電部1の端面が動きやすく早い応答性が得られる。
[第二実施形態]
図5に示す本発明の別の実施形態の歪みセンサ素子は、カーボンナノチューブ束から形成される糸状の第1導電部11と、この第1導電部11の周面を被覆し、伸縮性及び導電性を有する第2導電部12と、この第2導電部12の周面を被覆し、伸縮性及び絶縁性を有する被覆層13とを備える。
当該歪みセンサ素子は、第1導電部11が、長手方向の1又は複数箇所で断裂している。一方、第2導電部12は、断裂することなく全長にわたって連続して存在する。
図5の歪みセンサ素子の第1導電部11及び被覆層13は、図1の歪みセンサ素子の導電部1及び被覆層3と同様とすることができる。このため、図5の歪みセンサ素子の第1導電部11及び被覆層13についての重複する説明は省略する。
<第2導電部>
第2導電部12は、第1導電部11の外周にらせん状に巻き付けられる導電性の帯材Wを有する。このように、帯材Wをらせん状に巻き付けることによって、第1導電部11の周囲に確実に第2導電部12を積層することができる。
また、このようにらせん状に巻き付けられる帯材Wは、コイルばねのように伸縮することができるので当該歪みセンサ素子の伸縮が大きくなっても破断し難いため、当該歪みセンサ素子が検出可能な伸縮歪みの範囲を比較的大きくできる。
図5の歪みセンサ素子の第2導電部12の平均厚さとしては、図1の歪みセンサ素子の第2導電部2の平均厚さと同様とすることができる。
帯材Wとしては、導電性及び可撓性を有するものであればよく、例えば導電性繊維の織布、不織布、編物等に樹脂組成物を含浸したもの、樹脂マトリックス中に導電性の粒子乃至繊維を含むものなどを用いることができる。
帯材Wは、略一方向、好ましくは帯材Wの長手方向に引き揃えられ、互いに接触する複数の導電性繊維を有するものであることが好ましい。このように、帯材Wが互いの接触状態を維持しやすい繊維状の導電体を含むことによって、当該歪みセンサ素子の伸縮による第2導電層12の電気抵抗の増加を抑制できる。
このような導電性繊維を含む帯材Wは、巻き付ける前に樹脂組成物が含浸されてもよいが、導電性繊維を帯状に形成したものを第1導電部11の外周にらせん状に巻き付けた後に樹脂組成物が含浸されていることが好ましい。このように、導電性繊維から形成される帯材Wを巻き付けてから樹脂組成物を含浸させることによって、帯材Wの巻き付けが比較的容易となり、樹脂組成物により帯材Wを補強して第2導電部12の導電性の維持をより確実にすることができる。
前記導電性繊維としては、カーボンナノチューブが好適に用いられる。また、カーボンナノチューブは微細であるため、帯材Wを薄くすることができる。具体的には、帯材Wとして、略一方向に引きそろえられる複数のカーボンナノチューブから形成される薄膜を好適に使用することができる。
また、帯材Wに含浸させる樹脂組成物を過剰塗布することによって、帯材に含浸しない樹脂組成物により保護層13を形成してもよい。
帯材Wを形成するカーボンナノチューブとしては、第1導電部11のカーボンナノチューブ束を構成するカーボンナノチューブと同様のものを用いることができる。また、帯材Wに含浸させる樹脂組成物としては、図1の歪センサの第2導電部2に含浸させる樹脂組成物と同様とすることができる。
帯材Wの平均厚さの下限としては、0.5μmが好ましく、20μmがより好ましい。一方、帯材Wの平均厚さの上限としては、2mmが好ましく、1mmがより好ましい。帯材Wの平均厚さが前記下限に満たない場合、帯材Wの強度が不十分となるおそれがある。逆に、帯材Wの平均厚さが前記上限を超える場合、当該帯材Wの可撓性が不十分となることで当該歪みセンサ素子の検出可能な範囲が小さくなるおそれがある。
帯材Wの平均幅の下限としては、0.2mmが好ましく、0.5mmがより好ましい。一方、帯材Wの平均幅の上限としては、5mmが好ましく、2mmがより好ましい。帯材Wの平均幅が前記下限に満たない場合、帯材Wの巻き付けが容易でなくなるおそれがある。逆に、帯材Wの平均幅が前記上限を超える場合、当該歪みセンサ素子の伸縮性が不十分となるおそれがある。
[その他の実施形態]
前記実施形態は、本発明の構成を限定するものではない。従って、前記実施形態は、本明細書の記載及び技術常識に基づいて前記実施形態各部の構成要素の省略、置換又は追加が可能であり、それらは全て本発明の範囲に属するものと解釈されるべきである。
当該歪みセンサ素子において、第2導電部は、導電性の粒子又は繊維を含む樹脂組成物を第1導電部の周面に塗工することによって形成してもよい。
当該歪みセンサ素子は、被覆層を有しないものであってもよい。
当該歪みセンサ素子は、無負荷状態で断裂領域が長手方向の幅を有してもよい。このように、当該歪みセンサ素子を初期状態において断裂領域で第1導電部が電気的に分断される空隙を有するものとする方法としては、例えば第1導電部に張力を付与した状態で第2導電部及び保護層を形成する方法が挙げられる。初期状態で断裂領域が長手方向の幅を有することによって、伸縮歪みが小さい範囲における伸縮歪みと当該歪みセンサ素子両端間の抵抗値との相関関係を向上することができる。
本発明の歪みセンサ素子は、ウェアラブルデバイス等の検出素子として好適に利用できる。
1,11 第1導電部
2,12 第2導電部
3,13 被覆層
B 断裂領域
C 連続領域
G 断裂領域の長さ
L 第1導電部の長さ
r1 第1導電部の微少単位長さあたりの抵抗値
r2 第2導電部の微少単位長さあたりの抵抗値
W 帯材

Claims (5)

  1. 長手方向の伸縮により抵抗値が変化する歪みセンサ素子であって、
    カーボンナノチューブ束から形成される糸状の第1導電部と、
    この第1導電部の周面を被覆し、伸縮性及び導電性を有する第2導電部と
    を備え、
    前記第1導電部が1又は複数箇所で断裂していることを特徴とする歪みセンサ素子。
  2. 前記第2導電部が、カーボンナノチューブ束と、このカーボンナノチューブ束に含浸する樹脂組成物とを有する請求項1に記載の歪みセンサ素子。
  3. 前記第2導電部が、第1導電部の外周にらせん状に巻き付けられる導電性の帯材を有する請求項1に記載の歪みセンサ素子。
  4. 前記帯材がカーボンナノチューブを含有する請求項3に記載の歪みセンサ素子。
  5. 前記第2導電部の周面を被覆し、伸縮性及び絶縁性を有する被覆層をさらに備える請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の歪みセンサ素子。
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