JP2017119561A - Remote management system, management device, image processing device, and remote management method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、遠隔管理システム、管理装置、画像処理装置及び遠隔管理方法に関する。 The present invention relates to a remote management system, a management apparatus, an image processing apparatus, and a remote management method.
画像形成装置などの管理対象機器と管理装置が通信して遠隔にある管理対象機器の情報を取得し、異常などを検知する遠隔管理システムがある。遠隔管理システムは管理対象機器の情報を解析して異常などが検出された場合に保守を行うなどの適切なサービスを提供することができる。 There is a remote management system in which a management target device such as an image forming apparatus communicates with a management device to acquire information on a remote management target device and detect an abnormality or the like. The remote management system can provide an appropriate service such as performing maintenance when an abnormality is detected by analyzing information on a managed device.
このようなサービスの1つとして、管理対象機器が使用する消耗品の残量が消耗品配送閾値よりも低下した場合に、消耗品を管理対象機器のユーザに配送する手配を行う技術が知られている。消耗品としてはトナーや用紙が挙げられるが、所定期間(例えば一週間や一ヶ月など)の消耗品の使用量はユーザによって異なる。このため、適切な消耗品配送閾値がユーザによって異なり、従来から適切な消耗品配送閾値を決定する技術が考案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、印刷動作やクリーニング動作に応じた規定期間の消費量を算出し、規定期間の消費量からニアエンド閾値を変更する画像形成装置が開示されています。
As one of such services, a technique is known that arranges delivery of consumables to users of managed devices when the remaining amount of consumables used by the managed devices falls below a consumable delivery threshold. ing. Consumables include toner and paper, but the amount of consumables used for a predetermined period (for example, one week or one month) varies depending on the user. For this reason, an appropriate consumable delivery threshold varies depending on the user, and a technique for determining an appropriate consumable delivery threshold has been devised (see, for example, Patent Document 1).
しかしながら、消耗品の配送に時間がかかる国や地域では、消耗品がユーザの手に届くまでの配送日数を考慮しないと、配送中にユーザが消耗品を使い切ってしまうという問題がある。例えば、流通網が整っていない国や地域や、国土が広い国や地域では出荷から受け取りまでに必要な日数が想定されるよりも長い場合がある。このような場合、流通網が整っている国や地域を想定して決定された消耗品配送閾値では、ユーザが消耗品を使い切る前に消耗品が到着しないおそれがある。 However, in countries and regions where it takes time to deliver consumables, there is a problem in that the user uses up consumables during delivery unless the number of delivery days until the consumables reach the user is taken into account. For example, in a country or region where a distribution network is not established, or in a country or region where the land is wide, the number of days required from shipment to receipt may be longer than expected. In such a case, there is a possibility that the consumables do not arrive before the user uses up the consumables at the consumables delivery threshold determined by assuming the country or region where the distribution network is established.
本発明は、上記課題に鑑み、配送時間が考慮された消耗品配送閾値を決定できる遠隔管理システムを提供することを目的とする。 In view of the above problems, an object of the present invention is to provide a remote management system capable of determining a consumable delivery threshold value in consideration of delivery time.
本発明は、使用する消耗品の残量が閾値を下回った機器に前記消耗品を手配する管理装置と、前記機器とがネットワークを介して通信可能な遠隔管理システムであって、前記機器に対応付けて登録されている前記消耗品の配送拠点の第1の位置情報と前記機器が設置されている場所に関する第2の位置情報を記憶装置から読み出して、前記第1の位置情報と前記第2の位置情報に基づいて前記消耗品の配送に必要な配送日数を算出し、前記配送日数の間に前記機器が使用する分の前記消耗品の量に基づいて前記閾値を決定する閾値決定手段と、を有する。 The present invention is a remote management system in which the management device that arranges the consumables for a device whose remaining amount of consumables to be used falls below a threshold and the device can communicate via a network, and corresponds to the device The first location information of the consumable delivery base registered and the second location information relating to the location where the device is installed are read from the storage device, and the first location information and the second location information are read out. Threshold value determining means for calculating the number of delivery days required for delivery of the consumables based on the position information, and determining the threshold based on the amount of the consumables used by the device during the delivery days; Have.
配送時間が考慮された消耗品配送閾値を決定できる遠隔管理システムを提供することができる。 It is possible to provide a remote management system capable of determining a consumables delivery threshold considering delivery time.
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。 Hereinafter, embodiments for carrying out the present invention will be described with reference to the drawings.
図1は、本実施形態の遠隔管理システムの動作の概略を説明する図の一例を示す図である。
(1)まず、管理装置40は顧客9の住所などの情報と顧客9に一番近い配送センター8の住所などの情報を保持している。そして、配送センター8と顧客9の距離に基づき配送センター8から顧客9までの配送日数を算出する。
(2)また、管理装置40は、顧客9が画像形成装置20を使用する際の所定期間のトナーの使用量(例えば月間の平均印刷枚数)、及び、顧客9の画像形成装置20のイールド情報(1本のトナーカートリッジで印刷可能な枚数)を保持している。
(3)そして、管理装置40は配送日数の間の使用量をトナー閾値に決定する。例えば、配送日数を6日とする。また、トナーのイールド情報が10000枚、月間の平均印刷枚数が5000枚であるとすると、トナーカートリッジの使用可能日数は2ヶ月(60日)である。したがって、この顧客9は配送日数の6日で10%のトナーを使用する計算になる。したがって、管理装置40は、配送日数である6日でトナーエンドになる前にトナーカートリッジを到着させるため、トナー閾値を10%に決定する。
FIG. 1 is a diagram illustrating an example of a diagram for explaining an outline of the operation of the remote management system of the present embodiment.
(1) First, the
(2) The
(3) Then, the
このように、本実施形態の遠隔管理システムは、消耗品の配送に時間がかかる国や地域の配送日数を考慮して、配送中の使用量をトナー閾値に決定するので、顧客が消耗品を使い切る前に消耗品が到着するトナー閾値を決定できる。 As described above, the remote management system of this embodiment determines the usage amount during delivery as the toner threshold in consideration of the number of days of delivery in countries and regions where it takes time to deliver consumables. The toner threshold at which the consumables arrive before they are used up can be determined.
<用語について>
本明細書又は特許請求の範囲で使用される用語について説明する。
<Terminology>
Terms used in the present specification and claims will be described.
本実施形態では、画像形成装置20が一定期間レンタルされる場合を想定して説明する。後述の契約とは、顧客9がレンタルのために遠隔管理システム100から画像形成装置20を使用する許可を得ることをいう。なお、購入される場合も含まれる。
In the present embodiment, the case where the
消耗品とは、使用するにしたがってなくなる又は減る物品をいう。ただし、量に変更がなくても劣化などにより使用できなくなる物品を含む。例えば、トナーの他、ステープル、用紙、ステータス等を表示するランプ等が消耗品となる。 A consumable means an article that disappears or decreases as it is used. However, articles that cannot be used due to deterioration or the like even if the quantity is not changed are included. For example, in addition to toner, lamps for displaying staples, paper, status, and the like are consumables.
ユーザとは、画像形成装置20又は情報端末(後述する)を操作する者である。管理装置のオペレータとは、管理装置40を操作する者である。遠隔管理システム100における入力者である。業者側オペレータは遠隔管理システム以外の入力者であり、例えば代理店や販売店などの人間を示す。販売管理者とは、遠隔管理システム100の全体を監視したり、画像形成装置20の販売やレンタルを管理したりする者である。これらは説明上の区別でありユーザ、管理装置のオペレータ、業者側オペレータ及び販売管理者に重複した者がいてもよい。
A user is a person who operates the
画像形成装置20は管理装置40に、次述する初回通知、定期通知、返却通知、及び、故障通知(実施例4の位置情報変更通知は故障通知に含まれるものとする)を通知する。トナー閾値が設定されるのは初回通知、定期通知又は故障通知(位置情報変更通知)であるので、本実施形態でも主に初回通知と定期通知、及び、位置情報変更通知について説明する。これらの通知では、機器識別子、登録番号、及び、カウンタ情報が送信される。機器識別子は、各画像形成装置20に固有の情報であり画像形成装置20を一意に識別可能な識別情報である。機器識別情報、機器固有情報又は機器識別IDと称してもよい。識別情報とは、複数の対象からある特定の対象を一意的に区別するために用いられる名称、符号、文字列、数値又はこれらの組み合わせをいう。以下の識別情報においても同様である。
The
登録番号は、管理装置40の購入又はレンタルの契約を識別するための番号である。登録番号は契約を識別するための識別情報である。本実施形態では管理装置40が採番するものとして説明するが、販売管理者などが付与してもよい。
The registration number is a number for identifying a purchase or rental contract of the
カウンタ情報は、画像形成装置20の使用量の指標となる情報の一例である。使用量の指標として、例えば、過去に印刷された累積のページ数(以下、カウンタ情報という)、カバレッジ(A4サイズ用紙1枚あたりをトナーが占める面積の割合〔%〕の累計)、トナー残量、排紙枚数、感光ドラムの累積回転数、通電時間、などが挙げられる。これらはいずれも画像形成装置20の使用量を管理装置40が把握する上で有用になる。以下では定期通知として主にカウンタ情報が送信されるものとして説明する。
The counter information is an example of information that serves as an index of the usage amount of the
初回通知…画像形成装置20が顧客9に設置された後、画像形成装置20が管理装置40に自機を登録することをいう。画像形成装置20が管理装置40に対する初回通知に成功すると画像形成装置20の使用が許可される。
First time notification: This means that the
定期通知…画像形成装置20が定期的に管理装置40と通信することをいう。定期通知では、機器識別子、登録番号、及び、カウンタ情報が送信される。定期通知の"定期"は主に一定周期を意味するが、一定周期である必要はなく不定期でもよい。1日に1回の通知が行われる場合、画像形成装置20は決まった時刻に送信してもよいし、ユーザや業者側オペレータが使用されていない時間帯に送信してもよい。
Periodic notification: means that the
返却通知…画像形成装置20の返却処理(レンタル終了)を行う際に通知される。返却通知である旨と定期通知と同じ情報が通知される。画像形成装置20が管理装置40に対し返却通知に成功すると画像形成装置20の使用が不可になる。
Return notification: This is notified when the return processing (rental end) of the
故障通知…用紙詰まりなどのエラー情報などが通知される。後述する通報要因に相当する。定期通知の情報に加えエラー内容が通知される。 Failure notification: Error information such as paper jam is notified. This corresponds to the reporting factor described later. In addition to periodic notification information, error details are notified.
<システム構成例>
図2は、遠隔管理システム100の構成図の一例を示す。遠隔管理システム100は、ネットワークNを介して相互に通信可能な管理装置40、販売サーバ60、画像形成装置20、情報端末10、及び、決済機関80を有する。
<System configuration example>
FIG. 2 shows an example of a configuration diagram of the
画像形成装置20が設置されている顧客の社内LAN360は、社内LAN360をインターネットに接続するプロバイダのプロバイダネットワークやWANなどを経て、ネットワークNに接続されている。ネットワークNはインターネットと称される場合がある。ネットワークNは有線又は無線のどちらで構築されてもよく、また、有線と無線が組み合わされていてもよい。
The in-
管理装置40は、画像形成装置20を管理する装置である。管理とは、各顧客9が使用している画像形成装置20を把握したり、保守を行ったり、定期通知に含まれるカウンタ情報などに基づき課金処理を行うことなどをいう。例えば、画像形成装置20の定期通知を取得して診断を行い、画像形成装置20の故障や故障の兆候を検出する。検出結果に応じて、遠隔地から更に診断を行ったり、必要であればカスタマーエンジニアを派遣したりする。また、画像形成装置20から故障通知を受信した場合、カスタマーエンジニアを派遣する。また、トナーの要求やトナー残量を画像形成装置20から取得して必要に応じてトナーを発送したり、排紙枚数を取得して必要に応じて用紙を発送したりする。課金に関しては、例えば毎月ごとにカウンタ情報の増分に単価を乗じて料金を請求する。
The
管理装置40の運営は、画像形成装置20を顧客9に提供する販売会社(ディーラー)、画像形成装置20の製造会社(メーカー)、又は、販売会社や製造会社の関連会社等によって行われる。次述する販売サーバ60の運営元と同じでもよい。
The
販売サーバ60は、各種商品やサービスを販売する。販売サーバ60は、各種商品やサービスを選択可能に表示するWebページを提供し、顧客9が選択した商品やサービスの決済を決済機関80に要求する。また、決済が完了すれば各種商品やサービスを顧客9に配送する。すなわち、販売サーバ60は電子商取引が可能なWebサイトを提供する。なお、販売サーバ60は画像形成装置20の販売に伴って締結した顧客9との契約情報(後述する)を管理装置40に送信する。管理装置40や管理装置のオペレータは、契約の締結と共に契約情報を取得できる。
The
決済機関80は、例えば金融機関やクレジットカード会社であり、顧客9が購入した各種商品やサービスの決済を行う。例えば、クレジットカードによる決済では、決済機関80が商品やサービスの代金を販売会社側に支払い、顧客9に料金を請求する。また、金融機関であれば、顧客9の口座から各種商品やサービスの代金を引き落とし、販売側に支払う。また、振替用紙による決済では、代金を顧客9に要求するための振替用紙を顧客9に郵送し、顧客9がコンビニエンスストアなどで支払った代金を決済機関が販売側に支払う。
The
画像形成装置20は、電子データとして入力された文書のプリント、原稿のコピー、原稿のスキャン(読み取り)、文書や原稿のFAX送信、相手からのFAX受信、等を行う。なお、画像形成装置20は少なくともプリント機能を有していればよい。また、文書のプリント、原稿のコピー、原稿のスキャン、及びFAX送受信のうち2つ以上の機能を有する画像形成装置20はMFP(Multifunctional Peripheral/Printer/Product)と呼ばれる場合がある。また、画像処理装置と呼ばれる場合がある。
The
画像形成装置20は、管理装置40が管理する管理対象機器の一例に過ぎない。管理対象機器としては、電子黒板、プロジェクタ、又は、テレビ会議端末などでもよい。
The
情報端末10は、汎用的な情報処理装置や端末と呼ばれる装置である。顧客9は、情報端末10を操作して各種商品の購入の申込みや各種サービスのレンタル(本実施形態ではレンタルとリースを区別せずに、単にレンタルという)の申込みを行う。情報端末10では、販売サーバ60が提供する電子商取引のWebサイトにアクセスするためのブラウザソフトウェア又はこれと同等の機能を備えるアプリケーションソフトが動作する。
The
情報端末10は、具体的には例えばPC(Personal Computer)、スマートフォン、タブレット型端末、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、ウェアラブルコンピュータ(腕時計、サングラス、ヘッドマウントディスプレイなど)、電子黒板、テレビ会議端末、プロジェクタ等である。また、情報端末10として画像形成装置20が使用されてもよい。
Specifically, the
なお、本実施例において、画像形成装置20と情報端末10は、画像形成装置20をレンタルした顧客9の社内等に設置され、顧客9が運用しているものとする。しかし、情報端末10が携帯可能であり、レンタル以外の処理に使用されることも多い。
In this embodiment, it is assumed that the
≪ハードウェア構成≫
続いて、図3,4を用いて管理装置40、販売サーバ60、及び、画像形成装置20などのハードウェア構成について説明する。図3は管理装置40のハードウェア構成図の一例である。管理装置40は、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203及び補助記憶装置204を備える。更に、管理装置40は、入力装置205、表示制御部206及び通信装置207を備える。なお、管理装置40の各部は、バス208を介して相互に接続されている。したがって、管理装置40は情報処理装置としての機能を有する。
≪Hardware configuration≫
Next, the hardware configuration of the
CPU201は、補助記憶装置204に格納された各種プログラム、OS(Operating System))を実行する。ROM202は不揮発性メモリである。ROM202は、補助記憶装置204に格納された各種プログラムを、CPU201が実行するために必要なプログラム、データ等を格納する。
The
RAM203は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)等の主記憶装置である。CPU201によって実行される際に補助記憶装置204に格納された各種プログラムがRAM203に展開され、RAM203はCPU201の作業領域となる。
The
補助記憶装置204は、CPU201により実行される各種プログラム及び各種プログラムがCPU201により実行される際に利用される各種データベースを記憶する。補助記憶装置204は例えばHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などの不揮発性メモリである。なお、各種データベースについては後述する。
The auxiliary storage device 204 stores various programs executed by the
入力装置205は、管理装置のオペレータが管理装置40に各種指示を入力するためのインタフェースである。例えば、キーボード、マウス、タッチパネル、音声入力装置などである。更に、USB I/Fなど記録媒体等の装着部を有していてもよい。
The
表示制御部206は、CPU201からの要求により、管理装置40が有する各種情報をカーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの形態でディスプレイ210に表示する。表示制御部206は、例えばグラフィックチップやディスプレイI/Fである。
In response to a request from the
通信装置207は、ネットワークNを介して、販売サーバ60及び画像形成装置20と通信を行うネットワークI/Fである。
The
なお、販売サーバ60及び情報端末10も、管理装置40と同様のハードウェア構成を有しているものとする。完全に同一である必要はないが、差異があっても本実施例の説明には支障がないものとする。
It is assumed that the
図示した管理装置40等のハードウェア構成は、1つの筐体に収納されていたりひとまとまりの装置として備えられていたりする必要はなく、管理装置40等が備えていることが好ましいハード的な要素を示す。また、クラウドコンピューティングに対応するため、本実施例の管理装置40等の物理的な構成は固定的でなくてもよく、負荷に応じてハード的なリソースが動的に接続・切断されることで構成されてよい。
The hardware configuration of the illustrated
図4は、画像形成装置20のハードウェア構成図の一例である。画像形成装置20はコントローラ320を有する。コントローラ320は、CPU301、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)305、SDRAM302、フラッシュメモリ303、HDD304、及び、NIC(Network Interface Card)306を有する。
FIG. 4 is an example of a hardware configuration diagram of the
ASIC305は、CPUインタフェース、SDRAMインタフェース、ローカルバスインタフェース、PCIバスインタフェース、MAC(Media Access Controller)、及び、HDDインタフェースなどを備える多機能デバイスボードである。
The
CPU301は、ASIC305を介して各種プログラム(例えば、利用管理プログラム等)をHDD304から読み取り実行する。
The
SDRAM302は、各種プログラムを記憶するプログラムメモリや、CPU301が各種プログラムを実行する際に使用するワークメモリ等として機能する。なお、SDRAM302の代わりに、DRAMやSRAMを用いてもよい。
The
フラッシュメモリ303は不揮発性メモリであり、画像形成装置20を起動させるブートローダ(ブートプログラム)やOSを記憶する。また、各アプリケーションソフトウェア(例えば、利用管理プログラムを含む)を記憶するアプリケーションメモリとして機能する。また、フラッシュメモリ303は、各サービス(コピーサービス、プリントサービス、ファクシミリサービス)のソフトウェアを記憶するサービスメモリとして機能する。更に、フラッシュメモリ303は、ファームウェアを記憶するファームメモリ、ネットワークアドレスや機器識別子など、を記憶するデータメモリとして機能する。
The
なお、フラッシュメモリ303の代わりに、RAMと電池を利用したバックアップ回路を集積した不揮発性RAMや、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)等の他の不揮発性メモリを使用してもよい。
Instead of the
HDD304は、画像形成装置20の電源のオン、オフに関わりなくデータを記憶する不揮発性の記録媒体である。HDD304は、フラッシュメモリ303内に記憶されたプログラム及びデータ以外のプログラム及びデータを記録する。なお、HDD304は、ファームメモリとして使用してもよい。
The
NIC306は、社内LAN360を介して管理装置40と通信を行うためのインタフェースである(例えばイーサネット(登録商標)カード)。管理装置40との通信はNIC306を介して行われる。
The
コントローラ320には、操作部307が接続されている。操作部307は、各種の操作キー、表示装置としてのLCD(Liquid crystal display)又はCRTの文字表示器及びタッチパネルを有し、ユーザが画像形成装置20に各種指示を入力する際に用いられる。
An
更に、コントローラ320には、PCIバス330を介して、ファクス制御ユニット308、USBホスト309、IEEE1394(310)、プロッタエンジン311、スキャナエンジン312、及び、位置検出センサ313が接続されている。これにより、画像形成装置20では、コピーサービス、プリントサービス、ファクシミリサービス等の各サービスを提供することができる。プロッタエンジン311は電子写真方式又はインクジェット方式のいずれの方式を採用していてもよい。
Further, a
また、位置検出センサ313はGNSS(Global Navigation Satellite System)やIMES(Indoor MEssaging System)などの位置検出装置である。
The
なお、図示する構成は一例に過ぎず、画像形成装置20のハードウェア構成は図4の構成には限られない。例えば、NIC306はPCIバス330に接続されていてもよい。また、NIC306は有線で社内LAN360(ネットワークN)に接続される他、Wi−Fi(登録商標)など無線で接続されてもよい。また、例えば、画像形成装置20がBluetooth(登録商標)という通信規格で通信する装置を備え、該装置により社内LAN360(ネットワークN)に接続してもよい。
The illustrated configuration is merely an example, and the hardware configuration of the
USBホスト309には、USBデバイス350が着脱可能に接続される。USBデバイス350が携帯電話会社の公衆無線網との通信インタフェースとなる。このように外付けするのでなく、画像形成装置20が公衆無線網との通信インタフェースを内蔵していてもよい。
A
<遠隔管理システムの機能について>
次に、図5を用いて、管理装置40、及び、画像形成装置20の機能構成について説明する。図5は、遠隔管理システム100に含まれる管理装置40、及び、画像形成装置20の機能ブロック図の一例である。なお、販売サーバ60や決済機関80については必要に応じて説明する。
<About remote management system functions>
Next, functional configurations of the
以下の説明でDB(Data Base)やテーブルと称しているのは説明の便宜のためであって、記憶部2000、4000に記憶されている情報がDBやテーブルの形態で記憶されている必要はない。 In the following description, a DB (Data Base) or a table is referred to for convenience of explanation, and the information stored in the storage units 2000 and 4000 need to be stored in the form of a DB or a table. Absent.
<<管理装置40>>
管理装置40は、機器情報管理部41、通信部42、サービス情報管理部43、入力部44、及び、表示部45を有している。管理装置40が有するこれらの各部は、図3に示されている各構成要素のいずれかが、補助記憶装置204からRAM203上に展開された管理プログラム4100に従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能、又は提供される手段である。
<<
The
また、管理装置40は、図3に示されている補助記憶装置204やRAM203によって構築される記憶部4000を有している。記憶部4000には、機器管理情報DB4001、サービス情報DB4002が構築されている。管理プログラム4100は、プログラム配信用のサーバから配信されたり、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して配信されたりする。まず、管理装置40の各データベースについて説明する。
Further, the
機器識別子は画像形成装置20に固有の識別情報であり、変更可能であるとしても一意性が保証されている。例えば、シリアル番号、製造日時+場所情報、型番+連続番号、ロット番号+連続番号などであるがこれらに限られない。モデル名は画像形成装置20の機能を表す情報であり、例えば型番や商品名などであるがこれらに限られない。登録番号は上記したものである。
The device identifier is identification information unique to the
機器設置状態は、画像形成装置20の状態を示す情報である。機器設置状態には例えば"機器未設置"又は"機器設置済み"がある。"機器未設置"は、画像形成装置20が使用可能になっていないことを示す。契約が完了して機器管理情報DB4001に登録番号が登録された直後では、機器設置状態は"機器未設置"である。顧客に設置された画像形成装置20が管理装置40との初回通知に成功すると、機器設置状態は"機器設置済み"となる。"機器設置済み"は画像形成装置20が使用可能であることを示す。
The device installation state is information indicating the state of the
顧客IDは、例えば管理装置40が重複しないように顧客9に付与する識別情報である。販売管理者が顧客IDを付与してもよい。
The customer ID is identification information given to the
イールド情報は、トナーの残量が100%の場合にどのくらいの枚数の印刷が可能かを示す使用可能量に関する情報である。換言すると、消耗品を画像形成装置20が使い切るまでにユーザが画像形成装置20を使用できる使用可能量である。平均印刷枚数は所定期間の平均の印刷枚数(コピー枚数を含む)である。平均印刷枚数は、画像形成装置20がカウンタ情報を定期的に管理装置40に送信することで管理装置40が計算できる。トナー閾値は、画像形成装置20のトナー残量が何パーセントになったら管理装置40にトナーニアエンド(トナーがなくなりそうなのでトナーを要求する故障通知の1つである)を通知するかを示す。このトナー閾値は画像形成装置20にも設定されている。
The yield information is information regarding the usable amount indicating how many sheets can be printed when the remaining amount of toner is 100%. In other words, this is the usable amount that the user can use the
なお、表1の機器管理情報DB4001と表2のサービス情報DB4002は説明の便宜上、区分されているだけであり、表1の機器管理情報DB4001と表2のサービス情報DB4002が1つのDBとして構成されていてもよい。また、表1の機器管理情報DB4001の一部情報が表2のサービス情報DB4002に含まれていたり、表2のサービス情報DB4002の一部情報が表1の機器管理情報DB4001に含まれていたりしてもよい。
The device
(管理装置40の機能)
続いて、管理装置40の機能について説明する。管理装置40の機器情報管理部41は、図3に示されているCPU201からの命令等によって実現され、画像形成装置20から送信される各種の情報を機器管理情報DB4001により管理する。例えば、機器情報管理部41は画像形成装置20からの初回通知時に受信した登録番号が機器管理情報DB4001に登録されているか否かを判定し、登録されている場合は登録番号と共に受信した機器識別子を機器管理情報DB4001に登録する。これにより、機器設置状態は"機器設置済み"となる。
(Function of the management device 40)
Next, functions of the
また、機器情報管理部41は、入力部44から入力される画像形成装置20に関する情報を機器管理情報DB4001に設定又は変更したりする。また、機器情報管理部41は画像形成装置20の初回通知、定期通知、返却通知及び故障通知などを画像形成装置20から取得する。
Further, the device
また、機器情報管理部41はトナー閾値の決定に関する処理を行う。すなわち、配送契約が有りの顧客9に対し、サービス情報DB4002から顧客9の住所及び配送センターの住所を特定する。また、配送センターから顧客9の住所までの距離を所定の変換式などに適用して配送日数を算出する。そして、配送日数、イールド情報及び平均印刷枚数からトナー閾値を算出する。算出方法の一例は図1にて説明した。
In addition, the device
その後、機器情報管理部41は算出したトナー閾値を画像形成装置20に送信する。画像形成装置20は登録結果(OK)により使用可能となり、トナー閾値を記憶部2000に設定することで、機器登録作業が完了となる。
Thereafter, the device
また、機器情報管理部41は消耗品の配送要求を画像形成装置20から受け取ると、消耗品が顧客9に配送されるように手配する。
In addition, upon receiving a consumable delivery request from the
また、管理装置40の機器情報管理部41は管理装置40が有する図5の各部に対し機器管理情報DB4001の機器管理情報を提供する。
Further, the device
通信部42は、図3に示されているCPU201からの命令、及び図3に示されている通信装置207等によって実現され、ネットワークNを介して画像形成装置20等と各種データの送受信を行う。通信部42が受信した画像形成装置20からの情報は、機器情報管理部41やサービス情報管理部43などに通知され、必要な処理や通信応答が作成される。機器情報管理部41やサービス情報管理部43が作成した通信応答は、通信部42が画像形成装置20などに送信する。
The
サービス情報管理部43は、顧客9にサービスを提供するためのサービス情報をサービス情報DB4002において管理する。また、機器情報管理部41からの要求に応じて、サービス情報をサービス情報DB4002から読み取って応答する。また、サービス情報を表示部45が表示する際にサービス情報を読み出したり、入力部44から管理装置のオペレータが入力したサービス情報の設定、変更及び削除を受け付けたりする。また、販売サーバ60からのサービス情報へのアクセスを許可又は制限する。
The service
また、サービス情報管理部43は、画像形成装置20のレンタルの契約が締結され、管理装置のオペレータや販売サーバ60から登録番号の発行要求を受信した場合、登録番号を発行する。また、サービス情報管理部43は管理装置40が有する図5の各部に対しサービス情報DB4002のサービス情報を提供する。
The service
入力部44は、図3に示されているCPU201からの命令、及び図3に示されている入力装置205等によって実現され、管理装置のオペレータがキーボードやマウスなどで管理装置40に情報を登録したり操作したりするための入力を受け取る。
The
表示部45は、図3に示されているCPU201からの命令、及び図3に示されている表示制御部206等によって実現され、管理装置のオペレータによる管理装置40の入力結果、及び、機器情報管理部41やサービス情報管理部43などによる出力内容を表示する。
The
<<画像形成装置20>>
画像形成装置20は、入力部21、通信部22、遠隔管理情報管理部23、表示部24、画像形成部25、機器情報管理部26、及び、通報要因検知部27を有している。画像形成装置20が有するこれらの各部は、図4に示されている各構成要素のいずれかが、HDD304やフラッシュメモリ303からSDRAM302上に展開された利用管理プログラムに従ったCPU301からの命令によって動作することで実現される機能、又は提供される手段である。
<<
The
また、画像形成装置20は、図4に示されているHDD304,フラッシュメモリ303やSDRAM302によって構築される記憶部2000を有している。記憶部2000には、遠隔管理情報DB2001、機器情報DB2002が構築されている。利用管理プログラム2010は、プログラム配信用のサーバから配信されたり、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して配信されたりする。まず、画像形成装置20の各データベースについて説明する。
Further, the
なお、表3の遠隔管理情報DB2001と表4の機器情報DB2002は説明の便宜上、区分されているだけであり、表3の遠隔管理情報DB2001と表4の機器情報DB2002が1つのDBとして構成されていてもよい。また、表3の遠隔管理情報DB2001の一部情報が表4の機器情報DB2002に含まれていたり、表4の機器情報DB2002の一部情報が表3の遠隔管理情報DB2001に含まれていたりしてもよい。
The remote
(画像形成装置20の機能)
続いて、画像形成装置20の機能について説明する。入力部21は、図4に示されているCPU301からの命令、及び操作部307等によって実現され、ユーザが入力する各種の情報や操作を受け付ける。情報の1つに登録番号がある。
(Function of the image forming apparatus 20)
Next, functions of the
通信部22は、図4に示されているCPU301からの命令、及びNIC306やUSBデバイス350等によって実現され、初回通知、定期通知、返却通知、及び、故障通知を管理装置40へ送信する。また、管理装置40から送信される各種の情報を受信する。
The
遠隔管理情報管理部23は、図4に示されているCPU301からの命令等によって実現され、管理装置40から受信した値や情報を遠隔管理情報DB2001において管理する。具体的には、遠隔管理情報管理部23は、初回通知に対し登録結果(OK)を受信すると、被管理機能の有効無効情報を有効に設定する。また、画像形成装置20が管理装置40に故障通知した場合には通報要因を設定する。管理装置40から消耗品要求閾値を受信すると消耗品要求閾値にトナー閾値等を設定する。また、ユーザにより設定されたり管理装置40から送信されたりする通報間隔を遠隔管理情報DB2001に設定する。画像形成装置20が定期通知などを再送した場合には再送情報を遠隔管理情報DB2001に設定する。また、遠隔管理情報管理部23は画像形成装置20が有する図5の各部に対し遠隔管理情報DB2001の遠隔管理情報を提供する。
The remote management
表示部24は、図4に示されているCPU301からの命令、及び操作部307等によって実現され、入力部21がユーザから入力を受け付けた情報や操作に応じて画像形成装置20の情報を表示する。また、ユーザに知らせるべき画像形成装置20の状態を表示する。
The
画像形成部25は、図4に示されているCPU301からの命令、及びプロッタエンジン311等により実現され、印刷要求に対して印刷処理を実行する、
機器情報管理部26は、図4に示されているCPU301からの命令等によって実現され、機器情報DB2002における機器情報を管理する。例えば、機器情報DB2002の機器設定情報は出荷時に設定されているが、管理装置40から適切な値が通知されると機器情報管理部が機器情報DB2002に設定する。また、画像形成装置20が生成する消耗品残量、センサの検出情報、カウンタ情報、状態情報、ファームウェア情報等を取得して機器情報DB2002に設定する。また、画像形成装置20が動作すればログ情報を機器情報DB2002に設定する。また、位置情報は、入力部21からユーザ等に入力された値又は位置検出センサ313が取得した位置情報を機器情報管理部26が機器情報DB2002に設定する。また、機器情報管理部26は画像形成装置20が有する図5の各部に対し機器情報DB2002の機器情報を提供する。
The
The device information management unit 26 is realized by an instruction from the
通報要因検知部27は、図4に示されているCPU301からの命令等によって実現され、通報要因が発生したことを検知する。例えば、遠隔管理情報DB2001の消耗品要求閾値のトナー閾値を、機器情報DB2002の消耗品残量が下回った場合、通報要因の発生を検知して、遠隔管理情報管理部23に通報要因を検知した旨を通知する。遠隔管理情報管理部23は通信部42に故障通知を要求する。
The report
<動作手順>
図6は、初回通知におけるトナー閾値の設定手順を示すシーケンス図の一例である。図6の手順は契約が完了した後の処理を示す。契約情報は、顧客ID、顧客名、住所、連絡先、及び配送契約などである。
<Operation procedure>
FIG. 6 is an example of a sequence diagram illustrating a procedure for setting the toner threshold in the initial notification. The procedure of FIG. 6 shows the processing after the contract is completed. The contract information includes a customer ID, a customer name, an address, a contact address, and a delivery contract.
S1:業者側オペレータは画像形成装置20の入力部21から契約情報を入力することで、通信部22が契約情報を管理装置40に送信する。また、業者側オペレータは、サービス情報DB4002に設定される配送センター及び配送センターの住所を入力してもよい。配送センター及び配送センターの住所は管理装置40のオペレータが入力してもよい。
S1: The operator on the contractor side inputs the contract information from the
S2:管理装置40の通信部42は契約情報を受信して、サービス情報管理部43が契約情報をサービス情報DB4002に登録する。ここでは、契約情報としてそのまま登録される。
S2: The
S3:管理装置40のサービス情報管理部43は登録番号を発行し、機器情報管理部41が機器管理情報DB4001に登録する。
S3: The service
S4:管理装置40のオペレータは機器管理情報DB4001に設定されるモデル名、顧客ID、イールド情報及び平均印刷枚数を入力する。入力部44はこれらの情報の入力を受け付ける。顧客IDは契約情報に含まれ、イールド情報及び平均印刷枚数は予め定められている初期値でよい。入力部44はこれらの情報の入力を受け付ける。
S4: The operator of the
S5:画像形成装置20の顧客9にはステップS3の登録番号が郵便や電子メールで通知されるので、ユーザは登録番号を入力部21から入力する。入力部21は登録番号を受け付ける。
S5: Since the
S6:画像形成装置20の通信部22は、初回通知として、機器識別子、カウンタ情報及び登録番号を管理装置40に送信する。
S6: The
S7:管理装置40の通信部42は初回通知を受信する。管理装置40の機器情報管理部41は、登録番号が機器管理情報DB4001に登録されているか否かを判定する。また、登録されている場合は機器管理情報DB4001の登録番号を検索し、登録番号に対応付けて機器識別子を登録する。また、登録されている場合は機器設置状態が"機器設置済み"であるか否かを判定する。
S7: The
S8:管理装置40の機器情報管理部41は、機器管理情報DB4001の登録番号に対応付けられている顧客IDを読み出し、サービス情報DB4002から同じ顧客IDに対応付けられている配送契約を読み出す。これにより、管理装置40は消耗品の配送が必要か否かを判定できる。
S8: The device
以下では、画像形成装置20の機器設置状態が"機器未設置"で配送契約が有りである場合を説明する。
Hereinafter, a case will be described in which the device installation state of the
S11:管理装置40の機器情報管理部41は、消耗品の配送に必要な配送日数を算出する。まず、サービス情報DB4002から顧客9の住所(第2の位置情報)と配送センターの住所(第1の位置情報)を読み出す。次に、顧客9の住所と配送センターの間の距離を算出する。好ましくは2つの住所をそれぞれ座標(緯度、経度)に変換する。この場合、住所を座標に変換する変換式やWebサイトなどを用いる。顧客9と配送センターの距離は、直線距離でも道なりの距離でもよい。道なりとは人や車両が道路に沿って移動することをいい、道なりの距離とは道路上の移動距離をいう。配送者が迂回路を通過しなければならない場合などは、直線距離と道なりの距離が大きく異なるので道なりの距離の方が正確な配送日数の算出に適する場合がある。次に、この距離を配送日数に変換する。機器情報管理部41は、例えば、100km以内を2日、100〜300km以内を3日、300〜500km以内を4日、500〜700km以内を5日、700〜900km以内を6日、900〜1000km以内を7日、1000km超を8日などのように決定する。このような変換は距離と配送日数が対応付けられたテーブルを利用してもよいし、距離から配送日数を出力する関数を使用してもよい。なお、テーブルや関数は顧客9の国や地域の配送環境に基づいて設定されている。配送環境とは、画像形成装置20が設置されている国や地域において、距離に応じて消耗品の配送にどのくらいの日数が必要であるかの目安である。
S11: The device
S12:管理装置40の機器情報管理部41は、トナー閾値を算出する。機器情報管理部41は機器管理情報DB4001からイールド情報と平均印刷枚数を読み出す。機器情報管理部41は、配送日数の間の使用量をトナー閾値に決定する。具体的には、イールド情報を平均印刷枚数で割ることで、トナーカートリッジが使用可能日数を算出し、使用可能日数に対する配送日数の比率をトナー閾値に決定する。当然ながら、この比率とトナー閾値とは全く同じである必要はなく、数%〜10%程度の余裕を見てもよい。また、比率よりもトナー閾値を小さくしてもよい。
S12: The device
S13:管理装置40の通信部42は、登録結果(OK)とトナー閾値を画像形成装置20に送信する。
S13: The
S14:画像形成装置20の通信部22は登録結果(OK)とトナー閾値を受信する。画像形成装置20の遠隔管理情報管理部23は、登録結果(OK)を受信したので遠隔管理情報DB2001の被管理機能の有効無効情報を有効に設定する。
S14: The
S15:画像形成装置20の遠隔管理情報管理部23は、遠隔管理情報DB2001の消耗品要求閾値にトナー閾値を設定する。
S15: The remote management
S16:画像形成装置20の通信部22は、有効無効情報を有効にしたこととトナー閾値を設定したことを意味する登録完了通知を管理装置40に送信する。
S16: The
S17: 管理装置40の通信部42は登録完了通知を受信する。管理装置40の機器情報管理部41は機器管理情報DB4001の機器設置状態を"機器設置済み"に変更する。
S17: The
以下では、画像形成装置20が"機器設置済み"の場合を説明する。
S18:管理装置40の通信部42は登録結果を送信する。この場合の登録結果は例えば登録結果(NG)などであり、登録済みを意味する情報である。画像形成装置20の通信部22は登録結果を受信する。
Hereinafter, a case where the
S18: The
図7は、画像形成装置20が行う処理を示すフローチャート図の一例である。図7の処理は例えば、ユーザが画像形成装置20を管理装置40に登録する際にスタートする。
FIG. 7 is an example of a flowchart illustrating processing performed by the
画像形成装置20の入力部21は登録ボタンの押下を検出したか否か判定する(S10)。登録ボタンとは画像形成装置20の操作部307に表示されるソフトキー又はハードキーである。登録ボタンの押下により画像形成装置20の管理装置40への登録処理(初回通知)が開始される。ソフトキーの場合、電源ONにより自動的に表示されてよい。
The
ステップS10の判定がYesの場合、画像形成装置20の通信部22は初回通知として機器識別子及び入力された登録番号を管理装置40に送信する(S20)。
When the determination in step S10 is Yes, the
その後、画像形成装置20の通信部22は登録結果とトナー閾値を受信したか否かを判定する(S30)。
Thereafter, the
ステップS30の判定がYesの場合、画像形成装置20の遠隔管理情報管理部23は遠隔管理情報DB2001の被管理機能の有効無効情報を有効にする(S40)。
If the determination in step S30 is Yes, the remote management
次いで、画像形成装置20の機器情報管理部26は機器情報DB2002の消耗品要求閾値にトナー閾値を設定する(S50)。
Next, the device information management unit 26 of the
次に、画像形成装置20の通信部22は管理装置40へ登録完了通知を送信する(S60)。
Next, the
以上のように、本実施例の遠隔管理システム100は、配送センターから顧客までの配送日数を計算してトナー閾値を設定するので、顧客9と配送センターの距離や配送環境が考慮されたトナー閾値を設定できる。
As described above, the
実施例1では、業者側オペレータが設定した配送センターに基づいて配送日数が算出された。本実施例では顧客9の画像形成装置20の位置情報に基づいて配送日数を算出可能な遠隔管理システム100について説明する。
In the first embodiment, the delivery days are calculated based on the delivery center set by the operator on the trader side. In the present embodiment, a
本実施例の管理装置40と画像形成装置20の機能ブロック図は実施例1の図5と同様でよい。また、管理装置40は各配送センターの位置情報が登録された配送センターDBを有している。各配送センターの位置情報は座標(緯度、経度、標高)でもよいし、住所でもよい。
Functional block diagrams of the
<動作手順>
図8は、初回通知におけるトナー閾値の設定手順を示すシーケンス図の一例である。なお、図8の処理では図6との相違を主に説明する。図8ではステップS9,S10が追加されている。
<Operation procedure>
FIG. 8 is an example of a sequence diagram illustrating a procedure for setting a toner threshold in the initial notification. In the process of FIG. 8, differences from FIG. 6 are mainly described. In FIG. 8, steps S9 and S10 are added.
S9:管理装置40の通信部42は位置取得要求を画像形成装置20に送信する。
S9: The
S10:画像形成装置20の通信部22は機器情報DB2002に記憶された位置情報又は位置検出センサ313が検出した位置情報を管理装置40に送信する。ユーザや業者側オペレータが顧客9の住所などを画像形成装置20に設定してもよい。入力部21は顧客9の住所などを受け付け、機器情報管理部26が機器情報DB2002に記憶させる。
S10: The
S11:管理装置40の通信部42は位置情報を受信する。管理装置40の機器情報管理部41は消耗品の配送に必要な配送日数を算出する。まず、配送センターDBから画像形成装置20に対し最寄りの配送センターを特定する。例えば、画像形成装置20と配送センターの直線距離又は道なりの距離が最も小さい配送センターを特定する。配送センターが特定された後の配送日数の算出方法は実施例1と同様でよい。
S11: The
S12:管理装置40の機器情報管理部41は、配送日数が決まったので、イールド情報と平均印刷枚数からトナー閾値を決定できる。以降の処理は図6と同様でよい。
S12: The device
図9は、画像形成装置20が行う処理を示すフローチャート図の一例である。図9の説明では図7との相違を主に説明する。図9ではステップS32が追加されている。
FIG. 9 is an example of a flowchart illustrating processing performed by the
ステップS30でYesと判定されると、画像形成装置20の通信部22は位置情報を管理装置40に送信する(S32)。すなわち、図8にて説明したように管理装置40からの要求に対し位置情報を送信する。
If it is determined Yes in step S30, the
以上のように、本実施例の遠隔管理システム100は、画像形成装置20の位置情報を利用して画像形成装置20に最も近い配送センターを決定できる。また、決定した配送センターと画像形成装置20の距離と配送環境が考慮されたトナー閾値を決定できる。したがって、配送中にトナーエンドになる可能性がより低減されたトナー閾値を決定できる。
As described above, the
本実施例では、画像形成装置20の登録後に位置が変更された場合にトナー閾値を再度、決定する遠隔管理システム100について説明する。
In this embodiment, a
本実施例の画像形成装置20の機器情報管理部26は例えば定期的に位置検出センサ313に位置を検出させる。これにより、機器情報DB2002の位置情報と比較することができる。
For example, the device information management unit 26 of the
<動作手順>
図10は、登録後の画像形成装置20のトナー閾値の設定手順を示すシーケンス図の一例である。
<Operation procedure>
FIG. 10 is an example of a sequence diagram illustrating a procedure for setting the toner threshold of the
S1:画像形成装置20の機器情報管理部26は位置情報の変更を検知する。画像形成装置20の機器情報管理部26は、例えば1日に1回、位置情報を取得し、機器情報DB2002の位置情報と比較する。これにより、設置場所の変更を検出できる。この場合も、位置検出センサ313が位置情報を検出する他、ユーザや業者側オペレータが入力した顧客9の住所などが使用されてよい。
S1: The device information management unit 26 of the
S2:画像形成装置20の通信部22は、機器識別子、変更後の位置情報及び位置情報変更通知を管理装置40に送信する。
S2: The
S3:管理装置40の通信部42は機器識別子、変更後の位置情報及び位置情報変更通知を受信する。管理装置40のサービス情報管理部43は機器識別子をキーにして機器管理情報DB4001から顧客IDを取得して、サービス情報DB4002から顧客IDに紐付けられた配送契約を読み出す。これにより配送契約の有無を判定する。ここでは、配送契約が有りであるとして説明する。配送契約がない場合、トナー閾値を算出する必要がないので以下の処理は不要となる。
S3: The
S4:管理装置40の機器情報管理部41は消耗品の配送に必要な配送日数を算出する。算出方法は実施例2と同様でよい。
S4: The device
S5:管理装置40の機器情報管理部41は、配送日数が決まったので、イールド情報と平均印刷枚数からトナー閾値を算出できる。
S5: The device
S6:管理装置40の機器情報管理部41は決定したトナー閾値と共に消耗品要求閾値としてトナー閾値の上書き要求を画像形成装置20に送信する。
S6: The device
S7:画像形成装置20の通信部22はトナー閾値とトナー閾値の上書き要求を受信する。画像形成装置20の遠隔管理情報管理部23は消耗品要求閾値にトナー閾値を上書きする。
S7: The
S8:画像形成装置20の通信部22はトナー閾値の設定完了通知を管理装置40に送信する。管理装置40の通信部42はトナー閾値の設定完了通知を受信する。
S8: The
図11は、画像形成装置20が行う処理を示すフローチャート図の一例である。図11の手順は、例えば定期的にスタートする。
FIG. 11 is an example of a flowchart illustrating processing performed by the
画像形成装置20の遠隔管理情報管理部23は位置情報に変更があったか否かを判定する(S10)。
The remote management
ステップS10の判定がYesの場合、画像形成装置20の機器情報管理部26は機器識別子と位置情報を管理装置40に送信する(S20)。
When the determination in step S10 is Yes, the device information management unit 26 of the
その後、画像形成装置20の通信部22は消耗品要求閾値の上書き要求を受信する(S30)。
Thereafter, the
画像形成装置20の機器情報管理部26は消耗品要求閾値にトナー閾値を設定する(S40)。すでに設定されている場合は上書きする。
The device information management unit 26 of the
画像形成装置20の通信部22は消耗品要求閾値の設定完了通知を管理装置40に送信する(S50)。
The
以上のように、本実施例の遠隔管理システム100は、画像形成装置20の登録後の位置の変更を検知して、画像形成装置20に最も近い配送センターを決定できる。また、決定した配送センターと画像形成装置20の距離などから配送日数を精度よく決定できるので、配送中にトナーエンドにならないようにトナー閾値を決定できる。
As described above, the
本実施例では、実施例1〜3の画像形成装置20に対応した管理装置40について説明する。管理装置40が行う処理は実施例1〜3と同様であるが、本実施例の管理装置40は画像形成装置20からの通知内容に応じて行う処理を切り替える。
In the present embodiment, a
図12は、管理装置40の機能ブロック図の一例を示す。画像形成装置20の機能ブロック図は実施例1と同様でよい。本実施例の管理装置40は通知内容解析部46を有している。通知内容解析部46は、図3に示されているCPU201からの命令等により実現され、画像形成装置20からの通知内容を解析する。通知内容によって管理装置40の処理を切り替える。
FIG. 12 shows an example of a functional block diagram of the
<動作1>
まず、実施例1と3の画像形成装置20に対応した管理装置40の動作を説明する。
図13は管理装置40が行う処理を説明するフローチャート図の一例である。図12の処理は管理装置40が画像形成装置20から通知を受信するとスタートする。
<
First, the operation of the
FIG. 13 is an example of a flowchart for explaining processing performed by the
管理装置40の通信部42が画像形成装置20から通知を受信すると、通知内容解析部46が通知内容を解析する(S10)。通知内容の種類は初回通知(実施例1)又は故障通知に含まれる位置情報変更通知(実施例3)である。その他の通知が受信された場合の処理は省略される。
When the
まず、実施例1の初回通知と解析された場合を説明する。 First, a case where the first notification in Example 1 is analyzed will be described.
初回通知を受信すると管理装置40の機器情報管理部41は登録状況を確認する。また、配送契約の有無を確認する(S20)。詳細は図6のステップS7,S8と同様である。
When the first notification is received, the device
次に、管理装置40の機器情報管理部41は、画像形成装置20の機器設置状態が"機器未設置"で配送契約が有りであるか否かを判定する(S30)。
Next, the device
ステップS30の判定がYesの場合、管理装置40の機器情報管理部41は、消耗品の配送に必要な配送日数を算出する(S40)。
If the determination in step S30 is Yes, the device
次に、管理装置40の機器情報管理部41は、トナー閾値を算出する(S50)。
Next, the device
次に、管理装置40の通信部42は、登録結果(OK)とトナー閾値を画像形成装置20に送信する(S60)。
Next, the
次に、管理装置40の通信部42は登録完了を受信し、管理装置40の機器情報管理部41は機器管理情報DB4001の機器設置状態を"機器設置済み"に変更する(S70)。
Next, the
ステップS30の判定がNoの場合、管理装置40の通信部42は登録結果を送信する(S80)。この場合の登録結果(機器設置状態が"機器設置済み")は例えば登録済みを意味する情報である。
When determination of step S30 is No, the
続いて、実施例3の位置情報変更通知と解析された場合を説明する。位置情報変更通知には機器識別子が含まれる。 Subsequently, a case where the position information change notification of Example 3 is analyzed will be described. The location information change notification includes a device identifier.
まず、管理装置40のサービス情報管理部43は、配送契約が有りか否かを判定する(S110)。判定方法は図10のステップS3で説明した。
First, the service
ステップS110の判定がNoの場合、図13の処理は終了する。 If the determination in step S110 is No, the process in FIG. 13 ends.
ステップS110の判定がYesの場合、管理装置40の機器情報管理部41は消耗品の配送に必要な配送日数を算出する(S120)。
When the determination in step S110 is Yes, the device
管理装置40の機器情報管理部41は、配送日数が決まったので、イールド情報と平均印刷枚数からトナー閾値を決定できる(S130)。
Since the delivery information has been determined, the device
次に、管理装置40の機器情報管理部41は決定したトナー閾値と共に消耗品要求閾値の上書き要求を画像形成装置20に送信する(S140)。
Next, the device
管理装置40の通信部42は消耗品要求閾値の設定完了通知を受信する(S150)。
The
このように、管理装置40は画像形成装置20からの通知内容に応じて処理を切り替えることができる。
As described above, the
<動作2>
次に、実施例2と3の画像形成装置20に対応した管理装置40の動作を説明する。
図14は管理装置40が行う処理を説明するフローチャート図の一例である。図14では図13との相違を主に説明する。
<Operation 2>
Next, the operation of the
FIG. 14 is an example of a flowchart for explaining processing performed by the
図14では、ステップS32が追加されている。ステップS32で、管理装置40の通信部42は位置取得要求を画像形成装置20に送信し、画像形成装置20から位置情報を取得する(S32)。管理装置40の機器情報管理部41はこの位置情報を用いてトナー閾値を決定する。以降の処理は図13と同様である。
In FIG. 14, step S32 is added. In step S32, the
このように、管理装置40は画像形成装置20からの通知内容に応じて処理を切り替えることができる。
As described above, the
本実施例では、顧客先で所定期間、画像形成装置20が使用された場合、該顧客の固有の平均印刷枚数を用いて、トナー閾値を算出する管理装置40について説明する。
In this embodiment, a description will be given of a
図15は、管理装置40がトナー閾値を再度、算出するシーケンス図の一例である。ステップS1〜S18までの処理は実施例1の図6と同様であるため、ステップS19以降を説明する。
FIG. 15 is an example of a sequence diagram in which the
S19:画像形成装置20の通信部22は、定期通知として、登録番号、消耗品残量及びカウンタ情報を管理装置40に送信する。
S19: The
S20:管理装置40の通信部42は定期通知を受信する。管理装置40の機器情報管理部41はカウンタ情報を用いてトナー閾値を再度、算出する。詳細は図17にて説明される。
S20: The
S21:管理装置40の機器情報管理部41は、トナー閾値と消耗品設定要求を画像形成装置20に送信する。
S21: The device
S22:画像形成装置20の通信部22はトナー閾値と消耗品設定要求を受信する。画像形成装置20の遠隔管理情報管理部23はトナー閾値を遠隔管理情報DB2001に設定する。
S22: The
S23:画像形成装置20の通信部22は設定完了通知を管理装置40に送信する。管理装置40の通信部42は設定完了通知を受信する。
S23: The
図16は、顧客9の固有の平均印刷枚数を用いて、トナー閾値を算出する際の画像形成装置20の処理を示すフローチャート図の一例である。図16の処理は定期通知のタイミングになるとスタートする。
FIG. 16 is an example of a flowchart illustrating processing of the
まず、画像形成装置20の機器情報管理部26は、定期通知として、登録番号、及びカウンタ情報を管理装置40に送信する(S10)。消耗品残量も送信してよい。
First, the device information management unit 26 of the
画像形成装置20の機器情報管理部26は、消耗品設定要求を受信したか否かを判定する(S20)。
The device information management unit 26 of the
ステップS20の判定がYesの場合、画像形成装置20の遠隔管理情報管理部23はトナー閾値を遠隔管理情報DB2001に設定する(S30)。
When the determination in step S20 is Yes, the remote management
次に、画像形成装置20の通信部22は設定完了通知を管理装置40に送信する(S40)。
Next, the
図17は、顧客9に固有の平均印刷枚数を用いて、トナー閾値を算出する際の管理装置40の処理を示すフローチャート図の一例である。図17の処理は繰り返し実行されている。
FIG. 17 is an example of a flowchart illustrating processing of the
まず、管理装置40の機器情報管理部41は定期通知を受信したか否かを判定する(S10)。
First, the device
ステップS10の判定がYesの場合、管理装置40の機器情報管理部41は消耗品残量及びカウンタ情報を蓄積する(S20)。蓄積とは、所定期間(例えば、一ヶ月)の消耗品残量及びカウンタ情報を記憶しておくことである。管理装置40の機器情報管理部41は、所定期間のカウンタ情報から顧客9に固有の平均印刷枚数を算出する。具体的には、所定期間の最初と最後のカウンタ情報の差を算出する。これが所定期間の印刷量である。過去の複数の所定期間で同様の計算を行い、平均を算出することで平均印刷枚数を算出できる。
When the determination in step S10 is Yes, the device
そして、管理装置40の機器情報管理部41は、機器管理情報DB4001の平均印刷枚数AとステップS20で算出した平均印刷枚数Bを比較し、トナー閾値の算出(再設定)が必要かどうかを判定する(S30)。例えば、平均印刷枚数Aと平均印刷枚数Bの差の絶対値が閾値以上の場合、トナー閾値の算出が必要であると判定される。ステップS30の判定がNoの場合、以降の処理は行われない。
Then, the device
ステップS30の判定がYesの場合、管理装置40の機器情報管理部41はトナー閾値を算出する(S40)。算出方法は実施例1と同様でよい。
When the determination in step S30 is Yes, the device
管理装置40の機器情報管理部41は、トナー閾値と消耗品設定要求を画像形成装置20に送信することでトナー閾値の設定を要求する(S50)。
The device
管理装置40の通信部42は、画像形成装置20から設定完了通知を受信する(S60)。
The
したがって、本実施例の遠隔管理システム100は、顧客先で所定期間、画像形成装置20が使用された場合、顧客9に固有の平均印刷枚数を用いてトナー閾値を算出できる。したがって、顧客9の所定期間の使用量に応じたトナー閾値を設定できる。
Therefore, when the
なお、本実施例では実施例1のシーケンス図を用いてトナー閾値を算出したが、実施例2又は3のシーケンス図を用いてトナー閾値を算出することもできる。 In this embodiment, the toner threshold is calculated using the sequence diagram of the first embodiment. However, the toner threshold can be calculated using the sequence diagram of the second or third embodiment.
<その他の適用例>
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
<Other application examples>
The best mode for carrying out the present invention has been described above with reference to the embodiments. However, the present invention is not limited to these embodiments, and various modifications can be made without departing from the scope of the present invention. And substitutions can be added.
以上の実施例では、トナーを主な例として説明したが用紙やステープルなどの消耗品についても同様に適用できる。用紙については配送された枚数がイールド情報であり、平均の印刷枚数はトナーの場合と同様でよい。ステープルについては配送されたステープルの個数(1針に換算した総数)がイールド情報であり、トナーの場合の平均の印刷枚数として所定期間の平均の使用数が用いられる。また、インクジェット型の画像形成装置20ではインクが消耗品となる。
In the above embodiment, the toner has been described as a main example, but the present invention can be similarly applied to consumables such as paper and staples. For the paper, the delivered number is the yield information, and the average number of printed sheets may be the same as in the case of toner. For staples, the number of staples delivered (the total number converted into one stitch) is yield information, and the average number of prints in a predetermined period is used as the average number of printed sheets in the case of toner. Further, in the ink jet type
また、以上の実施例では管理装置40がトナー閾値を決定したが、画像形成装置20がトナー閾値を決定してもよい。この場合、画像形成装置20は配送センターの位置情報、イールド情報、及び、平均印刷枚数を有しているか管理装置40から取得する。また、画像形成装置20の位置情報を位置検出センサ313で検出するかユーザや業者側オペレータから顧客9の住所などの設定を受け付ける。
In the above embodiment, the
また、消耗品の種類によって配送日数の算出方法を変えてもよい。消耗品によっては配送手段(郵便と宅配便、車両輸送、鉄道輸送、航空輸送など)が異なる場合があり、配送手段によって配送日数が異なる可能性があるためである。 The method for calculating the number of delivery days may be changed depending on the type of consumables. This is because the delivery means (postal and courier service, vehicle transportation, rail transportation, air transportation, etc.) may differ depending on the consumables, and the number of delivery days may differ depending on the delivery means.
また、本実施形態では、画像形成装置20がトナー閾値とトナー残量を比較して、トナー残量がトナー閾値を下回った場合にトナーの配送を要求する形態を説明した。しかし、管理装置40がトナー閾値とトナー残量を比較して、トナーを配送するかどうかを判定する形態でもよい。この場合、トナー閾値を画像形成装置20が記憶しておかなくてもよい。
Further, in the present exemplary embodiment, the
また、本実施形態では、画像形成装置20を例に説明したが、画像形成装置20以外の装置でも消耗品を使用する装置に対して適用できる。例えば、電池で駆動されるテレビ会議端末、電子黒板、プロジェクタの電池が消耗品の場合、テレビ会議端末、電子黒板、プロジェクタが遠隔管理の対象となる。
In the present exemplary embodiment, the
また、図5などの構成例は、管理装置40及び画像形成装置20による処理の理解を容易にするために、主な機能に応じて分割したものである。処理単位の分割の仕方や名称によって本願発明が制限されることはない。管理装置40及び画像形成装置20の処理は、処理内容に応じて更に多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位が更に多くの処理を含むように分割することもできる。
Further, the configuration example in FIG. 5 is divided according to main functions in order to facilitate understanding of processing by the
また、図5の記憶部2000、4000に図示される各データベースの1つ以上はネットワーク上に存在していてもよい。 In addition, one or more of the databases illustrated in the storage units 2000 and 4000 in FIG. 5 may exist on the network.
また、機器情報管理部41は閾値決定手段の一例であり、通信部22は通信手段の一例であり、遠隔管理情報管理部23は設定手段の一例である。位置検出センサ313は位置情報検出手段の一例であり、カウンタ情報は使用量情報の一例である。また、本実施形態で説明された遠隔管理システム100が行う方法は遠隔管理方法の一例であり、配送拠点情報は配送センターDBの一例である。
The device
9 顧客
20 画像形成装置
21 入力部
22 通信部
23 遠隔管理情報管理部
24 表示部
25 画像形成部
26 機器情報管理部
27 通報要因検知部
40 管理装置
41 機器情報管理部
42 通信部
43 サービス情報管理部
44 入力部
45 表示部
46 通知内容解析部
100 遠隔管理システム
DESCRIPTION OF
Claims (10)
前記機器に対応付けて登録されている前記消耗品の配送拠点の第1の位置情報と前記機器が設置されている場所に関する第2の位置情報を記憶装置から読み出して、前記第1の位置情報と前記第2の位置情報に基づいて前記消耗品の配送に必要な配送日数を算出し、
前記配送日数の間に前記機器が使用する分の前記消耗品の量に基づいて前記閾値を決定する閾値決定手段、を有する遠隔管理システム。 A management device that arranges the consumables for a device whose remaining amount of consumables to use is below a threshold, and a remote management system in which the device can communicate via a network,
First location information of the consumable delivery base registered in association with the device and second location information regarding the location where the device is installed are read from the storage device, and the first location information And the number of delivery days required for delivery of the consumables based on the second position information,
A remote management system, comprising: a threshold value determining unit that determines the threshold value based on an amount of the consumable used by the device during the delivery days.
前記記憶装置に記憶された前記第2の位置情報を前記管理装置に送信する通信手段、を有し、
前記閾値決定手段は、それぞれの前記消耗品の配送拠点の位置情報が登録された配送拠点情報から前記第2の位置情報に最寄りの前記消耗品の配送拠点を決定し、決定した前記消耗品の配送拠点の前記第1の位置情報と前記機器から送信された前記第2の位置情報に基づいて前記配送日数を算出する請求項1〜3のいずれか1項に記載の遠隔管理システム。 The device stores the second position information detected by the position information detection means or the second position information received from the setting in a storage device,
Communication means for transmitting the second position information stored in the storage device to the management device;
The threshold value determining means determines a delivery base of the consumables nearest to the second position information from the delivery base information in which the location information of the delivery bases of the respective consumables is registered. The remote management system according to any one of claims 1 to 3, wherein the delivery days are calculated based on the first location information of a delivery base and the second location information transmitted from the device.
前記通信手段は変更後の前記第2の位置情報を前記管理装置に送信し、
前記閾値決定手段は、前記第1の位置情報と、前記機器から送信された前記第2の位置情報に基づいて算出した前記配送日数の間に前記機器が使用する分の前記消耗品の量を前記閾値に決定する請求項4に記載の遠隔管理システム。 When the second position information stored in the storage device is changed,
The communication means transmits the changed second position information to the management device,
The threshold value determining means determines the amount of the consumable used by the device between the first position information and the delivery days calculated based on the second position information transmitted from the device. The remote management system according to claim 4, wherein the threshold is determined.
前記消耗品を前記機器が使い切るまでに前記機器が使用され得る使用可能量と所定期間における前記消耗品の使用量から前記消耗品の使用可能日数を算出し、前記使用可能日数に対する前記配送日数の比率を前記閾値に決定する請求項1〜5のいずれか1項に記載の遠隔管理システム。 The threshold value determining means includes
The usable days of the consumables are calculated from the usable amount that can be used by the device until the device uses up the consumables and the consumed amount of the consumables in a predetermined period, and The remote management system according to claim 1, wherein a ratio is determined as the threshold value.
前記管理装置は、前記使用可能量と前記所定期間の前記使用量情報から前記消耗品の使用可能日数を算出し、前記使用可能日数に対する前記配送日数の比率を前記閾値に決定する請求項6に記載の遠隔管理システム。 The communication unit of the device transmits usage amount information regarding the usage amount of the device for at least the predetermined period to the management device,
The management apparatus calculates the usable days of the consumable item from the usable amount and the usage amount information of the predetermined period, and determines the ratio of the delivery days to the usable days as the threshold value. The remote management system described.
前記機器に対応付けて登録されている前記消耗品の配送拠点の第1の位置情報と前記機器が設置されている場所に関する第2の位置情報を記憶装置から読み出して、前記第1の位置情報と前記第2の位置情報に基づいて前記消耗品の配送に必要な配送日数を算出し、
前記配送日数の間に前記機器が使用する分の前記消耗品の量を前記閾値に決定する閾値決定手段、を有する管理装置。 A management device that arranges the consumables for a device whose remaining amount of consumables to use is below a threshold value,
First location information of the consumable delivery base registered in association with the device and second location information regarding the location where the device is installed are read from the storage device, and the first location information And the number of delivery days required for delivery of the consumables based on the second position information,
A management apparatus comprising threshold value determining means for determining the amount of the consumables used by the device during the delivery days as the threshold value.
前記消耗品の配送拠点の第1の位置情報と前記機器が設置されている場所に関する第2の位置情報を記憶装置から読み出して、前記第1の位置情報と前記第2の位置情報に基づいて前記消耗品の配送に必要な配送日数を算出し、
前記配送日数の間に前記機器が使用する分の前記消耗品の量に基づいて前記閾値を決定する閾値決定手段、を有する画像処理装置。 A management device that arranges the consumables for a device whose remaining amount of consumables to be used is less than a threshold, and an image processing device that can communicate via a network;
First location information on the delivery base of the consumables and second location information on the location where the device is installed are read from a storage device, and based on the first location information and the second location information Calculate the number of days required for delivery of the consumables,
An image processing apparatus comprising: a threshold value determining unit configured to determine the threshold value based on an amount of the consumable used by the device during the delivery days.
閾値決定手段が、前記機器に対応付けて登録されている前記消耗品の配送拠点の第1の位置情報と前記機器が設置されている場所に関する第2の位置情報を記憶装置から読み出して、前記第1の位置情報と前記第2の位置情報に基づいて前記消耗品の配送に必要な配送日数を算出するステップと、
前記配送日数の間に前記機器が使用する分の前記消耗品の量に基づいて前記閾値を決定するステップと、を有する遠隔管理方法。 A management device that arranges the consumables for a device whose remaining amount of consumables to be used is below a threshold, and a remote management method performed by a remote management system in which the devices can communicate via a network,
The threshold value determining means reads out the first position information of the consumable delivery base registered in association with the device and the second position information regarding the place where the device is installed from the storage device, and Calculating the number of delivery days required for delivery of the consumables based on the first position information and the second position information;
And determining the threshold based on the amount of the consumable used by the device during the delivery days.
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