JP2017114519A - Pouch - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、少なくとも表面と裏面とを有するパウチに関する。 The present invention relates to a pouch having at least a front surface and a back surface.
自立性袋、ガゼット型袋等の種々の形態からなる、プラスチック製の軟包装材から構成された袋容器(以下、パウチとも称する)が知られている。パウチは、例えば、ジュース類、果汁類、ゼリー状飲料、栄養ドリンク剤等の飲料品や、調味料、その他種々の飲食品などの、流動性を有する内容物を収容するために利用されている。 2. Description of the Related Art A bag container (hereinafter also referred to as a pouch) made of a plastic soft packaging material having various forms such as a self-supporting bag and a gusset type bag is known. Pouches are used for containing fluid contents such as beverages such as juices, fruit juices, jelly-like beverages, nutritional drinks, seasonings, and other various foods and drinks. .
このようなパウチのうち、液体等の内容物が充填された状態でそれ自体が自立性のあるスタンディングパウチが知られている。スタンディングパウチは、可撓性の積層フィルムからなる胴部フィルムの下部に山形に折り曲げた底部フィルムを挟み込んで周囲を加熱シールしたもので、内容物として液体を充填すると底部フィルムが拡開して自立できるようになっており、従来より、ボトルやカートンなどの保形性容器の代替容器として、あるいは、ボトルに内容物を補充する詰め替え用容器として好適に用いられている。 Among such pouches, standing pouches that are self-supporting in a state filled with contents such as liquid are known. A standing pouch is a body film made of a flexible laminated film with a bottom film folded in a chevron shape and heat-sealed. When filled with liquid as the contents, the bottom film expands and becomes self-supporting. Conventionally, it has been suitably used as an alternative container for shape retaining containers such as bottles and cartons, or as a refill container for replenishing bottles with contents.
ところで、従来このようなスタンディングパウチは、内容物を注ぎ出して空となった後、廃棄されることが一般的である。一方、スタンディングパウチに充填されていた内容物が例えば濃縮液からなる場合、スタンディングパウチ内の濃縮液を例えば容器に注ぎ出した後、濃縮液を所定量の水等で薄めることが行われる。この場合、空のスタンディングパウチを用いて所定量の水等を計量して、濃縮液に対して注ぐことができれば便利である。しかしながら、従来、空となったスタンディングパウチに濃縮液を予め決められた量だけ注入することが難しいという課題がある。 Conventionally, such standing pouches are generally discarded after the contents are poured out and emptied. On the other hand, when the content filled in the standing pouch is made of a concentrated liquid, for example, the concentrated liquid in the standing pouch is poured into, for example, a container, and then the concentrated liquid is diluted with a predetermined amount of water or the like. In this case, it is convenient if a predetermined amount of water or the like can be measured using an empty standing pouch and poured into the concentrate. However, conventionally, there is a problem that it is difficult to inject a concentrated liquid into a standing pouch that has been emptied by a predetermined amount.
一方、従来、透明な袋に計量線を付与することが行われている(特許文献1、2参照)。しかしながら、このような計量線を不透明なスタンディングパウチの外面に付与した場合、液体の量を外方から視認することができず、内部に充填された液体の量を正しく計量することが難しいという問題がある。一方、計量線を不透明なスタンディングパウチの内面に付与した場合も、スタンディングパウチの開口部側から計量線を目視で確認することが難しい。
On the other hand, conventionally, a measuring line is given to a transparent bag (refer to
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、使用者が空となったパウチに内容物を注入する際、内容物の量が一定となるよう容易に計量することが可能な、パウチを提供することを目的とする。 The present invention has been made in consideration of such points, and when a user injects contents into an empty pouch, the amount of the contents can be easily measured so as to be constant. The purpose is to provide a pouch.
本発明は、少なくとも表面と裏面とを有するパウチであって、前記表面及び前記裏面のうち少なくとも一方の面の内側に、前記一方の面の一方の側部から他方の側部に向って、凹状又は凸状の計量線を設けたことを特徴とするパウチである。 The present invention is a pouch having at least a front surface and a back surface, and is concave on the inside of at least one surface of the front surface and the back surface, from one side of the one surface toward the other side. Or it is a pouch characterized by providing a convex measuring line.
本発明は、前記計量線は、前記一方の側部から前記他方の側部まで設けられていることを特徴とするパウチである。 The present invention is the pouch characterized in that the measuring line is provided from the one side to the other side.
本発明によれば、使用者が空となったパウチに内容物を注入する際、内容物の量が一定となるよう容易に計量することができる。 According to the present invention, when a user injects contents into an empty pouch, the amount of the contents can be easily measured so as to be constant.
図1および図2により本発明の一実施の形態について説明する。なお、図1および図2は、内容物が充填される前、つまり内容物が充填されていない状態のパウチを示す図である。 An embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 and 2 are diagrams showing the pouch before the contents are filled, that is, in a state where the contents are not filled.
図1および図2に示すように、パウチ10は、内容物を充填した後、自立可能なスタンディングパウチ型のパウチとなっており、別個である表面(表面フィルム)11と裏面(裏面フィルム)12とが対向するように配置されている。また、パウチ10は、上縁13と、上縁13と対向する下縁14と、上縁13と下縁14との間で延びる第一縁(第一側縁)15と第二縁(第二側縁)16とを備えている。このうち第一縁15に沿って第一側部シール部17が設けられ、第二縁16に沿って第二側部シール部18が設けられている。表面11と裏面12との間には、折り目23bで2つ折りにされた底部ガセット部23が挟み込まれている。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
なお、本明細書中、D1方向とは、下縁14から上縁13に向かう方向をいい、D2方向とは、第一縁15から第二縁16に向かう方向をいう。D1方向は、平面内でD2方向に直交している。本実施の形態において、第一縁15および第二縁16はそれぞれD1方向に平行に延び、上縁13および下縁14はそれぞれD2方向に平行に延びている。
In the present specification, the D1 direction refers to the direction from the
表面11および裏面12は、第一縁15において第一側部シール部17により接合され、第二縁16において第二側部シール部18により接合されている。パウチ10の上縁13には、開口された開口部が形成されている。なお、パウチ10に内容物が充填された後、上縁13の開口部がシールされて上部シール部20(仮想線)が形成される。
The
底部ガセット部23は、表面11および裏面12に接合されている。すなわち底部ガセット部23のうち、折り目23bで分断された一方の領域は、舟底形の底部シール部19において表面11にシールされ、他方の領域は、舟底形の底部シール部19において裏面12にシールされている。また底部ガセット部23には、その両側下端近傍に半円状の切り欠き23aが設けられている。表面11と裏面12とは、切り欠き23aに対応する位置で互いに直接シールされている。下縁14の左右両端には、隅部が面取りされて、それぞれ外に凸の円弧状である円弧形状部27が設けられている。なお、パウチ10の下縁14から折り目23bまでの長さをL1とする場合、切り欠き23aはパウチ10の下縁14からパウチ10の上方に向かってL1の1/2(半分)より上に設けられていることが好ましい。このことにより、自立性を向上させることができる。
The
パウチ10の第一縁15および第二縁16には、それぞれ略V字状に切り欠いた開封開始手段(ノッチ)21が設けられている。パウチ10に内容物が充填され、上部シール部20が形成された後、開封開始手段21から表面11および裏面12を切断することにより、パウチ10に破断開口部36(図5参照)が形成される。表面11および裏面12には、表面11および裏面12を貫通しないように、例えばハーフカット線等の易開封手段22が設けられている。易開封手段22を設けることにより、表面11および裏面12を容易に切断して開封することが可能となる。この場合、易開封手段22は、第一縁15から第二縁16に向かって延びている。なお、易開封手段22は、必ずしも形成されていなくても良く、あるいは、表面11および裏面12の一方のみに形成されていても良い。
The
図1および図2に示すパウチ10において、表面11の内側には、表面11の第一側部シール部17側から第二側部シール部18側に向って、表面11の内側に向かって凸状の計量線41が設けられている。同様に、裏面12の内側には、裏面12の第一側部シール部17側から第二側部シール部18側に向って、裏面12の内側に向かって凸状の計量線42が設けられている。
In the
この場合、表面11および裏面12に設けられた計量線41、42は、それぞれ表面フィルムおよび裏面フィルムとは別体の平面帯状のテープ(プラスチック成形体)からなり、D2方向に平行に延びている。また計量線41、42は、それぞれ第一側縁15から第二側縁16まで全体にわたって連続的に取り付けられており、第一側部シール部17から第二側部シール部18において、それぞれ表面11および裏面12に挟持されている。この場合、帯状の表面フィルムおよび帯状の裏面フィルムを連続的に搬送しながらテープを取り付けることができるため、生産性に優れる。しかしながら、これに限らず、計量線41、42は、第一側部シール部17から第二側部シール部18まで延びていてもよいし、第一側部シール部17と第二側部シール部18との間の一部にのみ延びていても良い。また、計量線41、42は、連続的に形成されていなくてもよく、例えば断続的に形成されていても良い。また、図4に示すように、計量線41、42は、連続的に形成されていなくてもよく、D2方向に沿って断続的に形成されていても良い。このとき、計量線41、42を一定間隔を置いて取り付けるようにしてもよい。
In this case, the measuring
図3に示すように、テープからなる計量線41、42は、それぞれ表面11および裏面12の内側に突出している。一方、計量線41、42が設けられている箇所において、表面11および裏面12の外側は凹凸が形成されておらず、平坦面からなる。計量線41、42は、長手方向(D2方向)に垂直な断面が略矩形状である。計量線41、42の高さh1は、例えば2mm以上15mm以下とすることが好ましく、3mm以上13mm以下とすることが好ましい。計量線41、42の厚みt1は、例えば0.1mm以上3mm以下とすることが好ましく、0.5mm以上2mm以下にすることがより好ましい。計量線41、42の高さh1と厚みt1とを上記範囲とすることにより、パウチ10の破断開口部36(図5参照)から見て、計量線41、42を視認しやすくすることができる。本実施の形態において、計量線41、42の断面は、計量線41、42の長手方向に一定となっているが、これに限らず、計量線41、42の長手方向に沿って変化しても良い。
As shown in FIG. 3, the measuring
テープからなる計量線41、42の材料は、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMMA)、エチレン−メタアクリル酸共重合体(EMAA)、環状ポリオレフィン(COC)などを用いることができる。計量線41、42としてテープを用いた場合、例えばチャックテープ等の再封止手段(図示せず)を表面11および裏面12に取り付けるための機械を用いて計量線41、42を取り付けることができるため、計量線41、42を形成するための専用機を設ける必要が生じない。
The material of the measuring
テープからなる計量線41、42は、D2方向に沿って延伸されていることが好ましい。延伸倍率は、例えば、1.5倍以上10倍以下とすることが好ましく、2倍以上8倍以下とすることがより好ましい。このことにより、レトルト殺菌やボイル殺菌などの加熱殺菌を行った場合に、テープからなる計量線41、42をD2方向に収縮させることができる。このため、パウチ10を開口させやすくすることができる。
The measuring lines 41 and 42 made of a tape are preferably extended along the direction D2. For example, the draw ratio is preferably 1.5 times or more and 10 times or less, and more preferably 2 times or more and 8 times or less. Thus, when heat sterilization such as retort sterilization or boil sterilization is performed, the measuring
計量線41、42の高さ位置(パウチ10の下縁14からパウチ10の上方(上縁13側)に向かっての位置)は、表面11および裏面12を完全に開いた状態で、パウチ10の内部に予め設定された量の内容物を充填したとき、内容物の上面(液面)に対応する位置に設定される。換言すれば、表面11および裏面12を完全に開いた状態で、内容物をパウチ10の計量線41、42の位置まで充填した場合、内容物の容量は上記予め設定された量に等しくなる。
The height positions of the measuring
次に、表面11および裏面12の層構成について説明する。表面11および裏面12は、少なくとも基材層とシーラント層とが積層された積層フィルムで構成される。このうち基材層を構成する材料としては、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、ポリプロピレン等を用いることができる。また、シーラント層を構成する材料としては、ポリエチレンやポリプロピレン等を用いることができる。積層フィルムは、さらに印刷層、支持体、バリア層などが設けられていてもよい。支持体としては、基材層と同様のプラスチックや紙等を用いることができる。バリア層としては、アルミニウム箔などの金属箔や、アルミニウムなどの無機物や酸化珪素や酸化アルミニウムなどの無機酸化物等を用いることができる。
Next, the layer configuration of the
また、表面11と裏面12とは、一枚のフィルムで構成してもよく、二枚以上のフィルムで構成してもよい。表面11と裏面12とは、不透明であってもよく、透明であっても良い。
Moreover, the
上述したパウチ10は、流動性を有する内容物を収容するためのものである。流動性を有する限りにおいて、パウチ10に充填される内容物が特に限られることはない。例えば、パウチ10に充填されている内容物として、ジュース類、果汁類、ゼリー状飲料、栄養ドリンク剤等の飲料品や、液体状または粉末状の調味料、その他種々の飲食品等を挙げることができる。
The
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。なお、以下においては、パウチ10に充填する内容物として、濃縮液を用いた場合を例にとって説明する。
Next, the operation of the present embodiment having such a configuration will be described. In the following, a case where a concentrated liquid is used as the contents to be filled in the
はじめに、表面11用の積層フィルム、裏面12用の積層フィルムおよび底部ガセット部23用の積層フィルムを作製する。積層フィルムは、基材層とシーラント層とが積層された構成をもつ。この場合、基材層の原反を準備し、基材層を連続的に搬送させながら基材層に印刷を施す。次に帯状の基材層を連続的に搬送させながら、溶融押出ラミネート法を用いて基材層にシーラント層を積層して積層フィルムを作製する。なお、ドライラミネート法を用いて基材層にシーラント層を積層してもよい。
First, a laminated film for the
次に、このようにして得られた長尺状の表面11用の積層フィルムおよび裏面12用の積層フィルムを各々連続的に搬送しながら、レーザー加工することにより各積層フィルムにハーフカット線からなる易開封手段22を形成する。レーザー加工の種類としては、炭酸ガスレーザーのほか、YAGレーザー、半導体レーザー、アルゴンイオンレーザー等が可能であり、特に限定するものではない。
Next, the laminated film for the
次に帯状の表面11用の積層フィルムと、帯状の裏面12用の積層フィルムとを互いのシーラント層が向き合うようにして重ね合わせながら連続的に搬送する。また、折り目23bに対応する位置で二つ折りにした帯状の底部ガセット部23用の積層フィルムを、表面11用の積層フィルムと裏面12用の積層フィルムとの間に挟持する。さらに、予め準備された細長い帯状のテープからなる計量線41、42を連続的に搬送しながら表面11用の積層フィルムと裏面12用の積層フィルムとの間に挟持する。その後、表面11用の積層フィルムと、裏面12用の積層フィルムと、底部ガセット部23用の積層フィルムとに対してヒートシールを施すことにより、第一側部シール部17と第二側部シール部18と底部シール部19とをそれぞれ形成する。このとき計量線41、42の積層フィルムと対向する面の全領域が、それぞれ表面11および裏面12にシールされる。なお、計量線41、42は、帯状の表面11用の積層フィルムと帯状の裏面12用の積層フィルムを対向させる前に積層フィルムに取り付けるようにしてもよい。すなわち、帯状の表面11用の積層フィルムを連続的に搬送しながら、帯状のテープを連続的に搬送して取り付けるようにしてもよい。
Next, the laminated film for the belt-shaped
その後、第一側部シール部17および第二側部シール部18にそれぞれ開封開始手段21を形成し、表面11と裏面12と底部ガセット部23とを個々の包装袋毎に切断して個片化することにより、パウチ10を得ることができる。
Thereafter, an opening start means 21 is formed on each of the first
このようにして得られたパウチ10には、上方の開口部から濃縮液が挿入され、パウチ10の開口部がヒートシールされて密封され、上部シール部20が形成される。
In the
使用にあたって、使用者は、パウチ10の開封開始手段21から表面11および裏面12を切断して開封する。この場合、表面11および裏面12において、それぞれ開封開始手段21から破断(開封)が開始され、表面11および裏面12に開封開始手段21から始まる破断線が形成される。この破断線は、表面11および裏面12にそれぞれ形成された易開封手段22に沿って伝播する。表面11および裏面12の破断線によって、パウチ10の破断開口部36(図5参照)が形成される。
In use, the user cuts and opens the
次に、使用者は、パウチ10の破断開口部36から容器に充填されていた濃縮液を全て注出し、パウチ10を空とする。
Next, the user pours out all the concentrated liquid filled in the container from the break opening 36 of the
続いて、使用者は、パウチ10の表面11および裏面12を完全に開くことにより、破断開口部36が大きく開かれる。この状態で、使用者は、破断開口部36からパウチ10に所定量の水(薄め液)を注入する。この場合、使用者は、パウチ10の内側に計量線41、42が設けられているので、パウチ10に注入される水の量が一定の値となるように計量することができる。
Subsequently, the user opens the
その後、使用者は、パウチ10に充填されて計量された所定量の水を、濃縮液の入った容器に注入することにより、濃縮液を所望の濃度まで薄めることができる。このように、パウチ10の内側に計量線41、42を設けたことにより、パウチ10に充填された水が一定の量となるように計量することができ、濃縮液を一定の濃度に薄めることができる。
Thereafter, the user can dilute the concentrate to a desired concentration by injecting a predetermined amount of water charged in the
以上説明したように、本実施の形態によれば、表面11及び裏面12の内側に、それぞれ表面11及び裏面12の一方の側部から他方の側部に向って、予め設定された内容物の上面(液面)に対応する位置に計量線41、42が設けられている。これにより、使用者は、水等の内容物を空のパウチ10に注入する際、内容物の量を正確に計量することができるので、濃縮液を一定の濃度に薄めることができる。このため、薄められた濃縮液の濃度がばらつくことを防止することができる。
As described above, according to the present embodiment, the contents of the contents set in advance from the one side of the
また、本実施の形態によれば、表面11及び裏面12の内側にテープからなる計量線41、42を設けたことにより、表面11及び裏面12の保形性を向上させることができ、パウチ10に内容物を充填して自立させたときの見栄えを良くすることができる。また、パウチ10の保形性を向上させることができる。
In addition, according to the present embodiment, the measuring
(計量線の変形例)
次に、計量線の各種変形例について説明する。
(Modification of measuring line)
Next, various modifications of the measurement line will be described.
上述した実施の形態において、計量線41および計量線42は互いに同一の形状をもっているが、これに限らず、計量線41と計量線42とが互いに異なる形状としても良い。
In the embodiment described above, the measuring
また、上述した実施の形態において、計量線41、42の両方が設けられている場合を例にとって説明したが、表面11側の計量線41と裏面12側の計量線42とのうち、一方の計量線のみが設けられ、他方の計量線が設けられていなくても良い。
Further, in the above-described embodiment, the case where both the weighing
また、上述した実施の形態において、テープからなる計量線41、42は、表面11および裏面12と対向する面の全領域が表面11および裏面12に取り付けられる場合を例にとって説明したが、図6に示すように、テープからなる計量線41、42は表面11および裏面12と対向する面が部分的に表面11および裏面12に取り付けられるようにしてもよい。図6において、テープからなる計量線41、42のうち、斜線で示す領域が表面11および裏面12に取り付けられる部分を示している。このことにより、表面11および裏面12を構成している積層フィルムをD2方向に部分的に収縮させることができるため、パウチ10を開口させやすくすることができる。また、積層フィルムが収縮することにより、積層フィルムとテープとの間に隙間が形成されるため、計量線41、42を見やすくさせることができる。例えば、テープからなる計量線41、42は、D2方向に沿って断続的に取り付けられるようにしてもよい。このとき、計量線41、42は、一定間隔で取り付けるようにしてもよい。
In the above-described embodiment, the
また、計量線41と計量線42とが上下方向に互いにずれた位置に形成されていても良い。この場合、例えば上方に位置する計量線41(又は42)を、濃縮液を薄目に薄める際に用いる薄口用計量線とし、下方に位置する計量線42(又は41)を、濃縮液を濃い目に薄める際に用いる濃口用計量線としても良い。
Moreover, the
さらに、上述した実施の形態において、計量線41、42はそれぞれ表面11および裏面12に1つずつ設けられている場合を例にとって説明したが、表面11および裏面12の両方又は一方に、複数の計量線41、42を設けても良い。例えば図7に示すように、表面11に2本の計量線41a、41bを設け、このうち上方に位置する計量線41aを、濃縮液を薄目に薄める際に用いる薄口用計量線とし、下方に位置する計量線41bを、濃縮液を濃い目に薄める際に用いる濃口用計量線としても良い。なお、図示していないが、裏面12についても同様に2本の計量線を設けても良い。
Furthermore, in the above-described embodiment, the case where the
あるいは、図8に示すように、テープからなる計量線41、42を高さ方向に広げ、計量線41、42の上端43aを、濃縮液を薄目に薄める際に用いる薄口用計量線とし、計量線41、42の下端43bを、濃縮液を濃い目に薄める際に用いる濃口用計量線としても良い。図8において、計量線41、42の高さh2は、例えば10mm以上80mm以下とすることが好ましく、20mm以上70mm以下とすることがより好ましい。厚みt2は、例えば0.1mm以上3mm以下とすることが好ましく、0.5mm以上2mm以下とすることがより好ましい。この場合、一本の計量線41、42を用いて、濃縮液を薄目に薄める場合と濃縮液を濃い目に薄める場合との両方に用いることができる。
Alternatively, as shown in FIG. 8, the measuring
さらにまた、上述した実施の形態において、計量線41、42がテープからなる場合を例にとって説明したが、これに限らず、図9に示すように、計量線41、42は、表面11および裏面12の内側にそれぞれ貼着されたフィルムからなっていても良い。計量線41、42をフィルムとした場合、テープの場合に比べて溶着しやすいため、表面11および裏面12に取り付けやすくすることができる。図9において、フィルムからなる計量線41、42の高さh3は、例えば2mm以上15mm以下とすることが好ましく、3mm以上13mm以下とすることがより好ましい。厚みt3は、例えば15μm以上100μm以下とすることが好ましく、20μm以上50μm以下とすることがより好ましい。また、フィルムからなる計量線41、42の材料は、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMMA)、エチレン−メタアクリル酸共重合体(EMAA)、環状ポリオレフィン(COC)などを用いることができる。
Furthermore, in the above-described embodiment, the case where the
また図10に示すように、計量線41、42は、表面11および裏面12にそれぞれ形成されたエンボスからなっていても良い。計量線41、42をエンボスとした場合、内容物を取り出すときに、計量線41、42に引っ掛かりにくいため、内容物を取り出しやすくすることができる。エンボスからなる計量線41、42は、例えば表面11および裏面12に対して加熱された一対の型を用いて賦形することにより形成されたものである。図10において、計量線41、42は、それぞれ表面11および裏面12の外面および内面が内側に向かって凸状に形成されている。エンボスからなる計量線41、42の高さh4は、例えば1mm以上10mm以下とすることが好ましく、2mm以上4mm以下とすることがより好ましい。突出量t4は、例えば1mm以上4mm以下とすることが好ましく、2mm以上3mm以下とすることがより好ましい。なお、図11に示すように、エンボスからなる計量線41、42は、表面11および裏面12の外面および内面が外側に向かって凸状に形成されていても良い。なお、計量線41、42をエンボスとする場合、帯状の表面11用の積層フィルムと帯状の裏面12用の積層フィルムを対向する前に計量線41、42を形成することが好ましい。
Further, as shown in FIG. 10, the
さらに、図12に示すように、表面11および裏面12の外面のうち計量線41、42に対応する位置に、目盛り線45を印刷等により付与しても良い。この場合、使用者が、計量線41、42が表面11および裏面12の内側に設けられていることを確実に認識することができる。
Furthermore, as shown in FIG. 12, a
(パウチの変形例)
上述の実施の形態において、パウチ10がガセット袋型のパウチとなっている例を示したが、これに限らず、底部ガセット部23をもたない平パウチ型のパウチであってもよい。また、上述の実施の形態では、別個の表面11と裏面12とを用いてパウチ10を形成する例を示したが、これに限らず、一体の表面11と裏面12とを用いて三方シール袋型のパウチ10を形成するようにしてもよい。この場合、底部シール部19を設けないようにしてもよい。
(Modification of pouch)
In the above-described embodiment, the example in which the
また、上述の実施の形態では、パウチ10は、上縁13、下縁14、第一縁15および第二縁16がいずれも直線である長方形形状である場合を例にとって説明したが、これに限られるものではない。例えばパウチ10が正方形形状であっても良く、あるいは、上縁13、下縁14、第一縁15および第二縁16の一部または全部が曲線であっても良い。
In the above-described embodiment, the
10 パウチ
11 表面
12 裏面
13 上縁
14 下縁
15 第一縁
16 第二縁
17 第一側部シール部
18 第二側部シール部
19 底部シール部
20 上部シール部
21 開封開始手段
23 底部ガセット部
41、42 計量線
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記表面及び前記裏面のうち少なくとも一方の面の内側に、前記一方の面の一方の側部から他方の側部に向って、凹状又は凸状の計量線を設けたことを特徴とするパウチ。 A pouch having at least a front surface and a back surface,
A pouch having a concave or convex measuring line provided on the inner side of at least one of the front surface and the rear surface from one side of the one surface to the other side.
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