JP2017114318A - スポーク車輪の不整合検出装置 - Google Patents

スポーク車輪の不整合検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な構成で、スポーク車輪の歪みの検出および修正ができる不整合検出装置を提供すること。
【解決手段】不整合検出装置は、検査すべきスポーク車輪30をセットするための支持枠12a,12bと、前記支持枠に取り付けられ、前記支持枠にセットされたスポーク車輪に対し、当該スポーク車輪の軸方向に第1の検出光を照射する第1光源13と、前記第1の検出光を受光しうるように、前記支持枠に取り付けられ、受光した前記第1の検出光に基づいて、前記スポーク車輪の径方向の歪みを非接触で検出する第1ラインセンサー14と、前記支持枠に取り付けられ、前記支持枠にセットされたスポーク車輪に対し、当該スポーク車輪の軸方向と交差する方向に第2の検出光を照射する第2光源15と、前記第2の検出光を受光しうるように、前記支持枠に取り付けられ、受光した前記第2の検出光に基づいて、前記スポーク車輪の軸径方向の歪みを非接触で検出する第2ラインセンサー16と、を含む。
【選択図】図1

Description

この発明は、スポーク車輪の不整合検出装置に関する。
スポーク車輪は、回転中心部のハブと、一定間隔を隔ててハブの回りを囲むリムと、ハブとリムとを連結する多数本のスポークとを含み、リムの外周にタイヤが装着される構成をしている。このスポーク車輪の代表である自転車の車輪は、近年、リムの形状や材質が著しく進化している。たとえば、軽量化のためにアルミ合金やカーボン繊維等で形成されたリムが販売されている。また、ディスクブレーキの採用等により、従来リムの側面に設けられていたブレーキパッドが圧接される環状面が省略された径方向の厚みが薄いリムも存在する。さらに、リムの表面に、種々のロゴやデザイン模様などが施されたリムも出まわっている。
ところで、スポーク車輪は、回転中心部のハブとその周囲を囲むリムとを多数本のスポークで連結したものであるから、各スポークの連結張力や長さ等が適切に調整されていなければ、回転中心であるハブに対して、リムが回転軸方向に歪んだ状態になったり、ハブからリムまでの径方向寸法が円周方向にみてばらつきのある歪んだ状態になることが知られている。
そこで、従来より、振取台とか振れ検出装置と称されるスポーク車輪におけるリムの歪みを検出する装置が色々と提案されている。
特公平7−73962号公報 特公平8−29642号公報 米国公開特許公報2009/0020231A1 欧州特許公報EP1094295A2
特許文献1および2に開示された従来のスポーク車輪の振れ検出装置は、ハブを中心に回転自在にスポーク車輪をセットし、スポーク車輪を回転させたときのリムの振れを、リムと接触しうる検出プローブや検出ローラ等で検出するという構成が採用されている。
このため、リムに歪みがある場合、歪んだ位置でリムは必然的に検出プローブや検出ローラと接触する。そして、係る接触は、リムの表面にデザイン模様などが施されている場合、そのデザイン模様にすりきずのようなダメージを与えるおそれがある。また、リムの表面が部分的に印刷インクの層で盛り上がっている場合に、その層の厚み分だけリムが歪んでいるとして、誤検出されるおそれもある。
一方、特許文献3および4に開示された装置は、リムに対して非接触で、リムの振れを検出できる。しかし、この特許文献3および4に開示された非接触型のセンサは、センサの構成が複雑で、かつ、高価であるといった課題がある。
この発明は、従来技術の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、簡易な構成で、スポーク車輪の歪みを精密に検出できる不整合検出装置を提供することである。
上記目的を達成するための請求項1記載の発明は、検査すべきスポーク車輪をセットするための支持枠と、前記支持枠に取り付けられ、前記支持枠にセットされたスポーク車輪に対し、当該スポーク車輪の軸方向に第1の検出光を照射する第1光源と、前記第1の検出光を受光しうるように、前記支持枠に取り付けられ、受光した前記第1の検出光に基づいて、前記スポーク車輪の径方向の歪みを非接触で検出する第1ラインセンサーと、前記支持枠に取り付けられ、前記支持枠にセットされたスポーク車輪に対し、当該スポーク車輪の軸方向と交差する方向に第2の検出光を照射する第2光源と、前記第2の検出光を受光しうるように、前記支持枠に取り付けられ、受光した前記第2の検出光に基づいて、前記スポーク車輪の軸方向の歪みを非接触で検出する第2ラインセンサーと、を含むことを特徴とする、スポーク車輪の不整合検出装置である。
請求項2記載の発明は、前記スポーク車輪は、回転中心となるハブと、ハブの周囲を所定間隔をあけて囲むリムと、前記ハブに一端が固定され、前記リムに他端が接続された複数本のスポークとを含み、前記第1ラインセンサーは、前記ハブに対する前記リムの径方向の歪みを検出するものであって、前記リムの径方向に沿って線状に配列された複数の光電変換素子を含み、前記第2ラインセンサーは、前記ハブに対する前記リムの軸方向の歪みを検出するものであって、前記リムの径方向と交差する方向に線状に配列された複数の光電変換素子を含むことを特徴とする、請求項1に記載のスポーク車輪の不整合検出装置である。
請求項3記載の発明は、前記第1ラインセンサーおよび前記第2ラインセンサーは、それぞれ、前記検出光による対象物の像を光電変換素子面に結像させるためのピンホールレンズを含むことを特徴とする、請求項2に記載のスポーク車輪の不整合検出装置である。
請求項4記載の発明は、前記第1ラインセンサーは、前記複数本のスポークの各他端が接続されたリムの位置に対応付けて、当該対応付けた位置における検出光の読み取りを指示するトリガーを出力することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のスポーク車輪の不整合検出装置である。
請求項5記載の発明は、さらに、前記に支持枠にセットされたスポーク車輪のリムの基準位置を検出する基準位置センサーを含み、基準位置センサーの出力に基づいて、前記スポークの各他端が接続されたリム位置に対応付けた位置に、スポーク番号を付与する処理手段を含むことを特徴とする、請求項4に記載のスポーク車輪の不整合検出装置である。
請求項6記載の発明は、検査すべきスポーク車輪をセットするための支持枠と、前記支持枠に取り付けられ、前記支持枠にセットされたスポーク車輪に対し、当該スポーク車輪の軸方向に第1の検出光を照射する第1光源と、前記第1の検出光を受光しうるように、前記支持枠に取り付けられ、受光した前記第1の検出光に基づいて、前記スポーク車輪の径方向の歪みを非接触で検出する第1ラインセンサーと、を含むことを特徴とする、スポーク車輪の不整合検出装置である。
請求項7記載の発明は、前記請求項1〜6のいずれか一項に記載の不整合検出装置に対し、さらに、前記第1ラインセンサーおよび第2ラインセンサーの出力並びに前記処理手段の出力に基づいて、所定の演算を実行し、各スポーク毎に、張力を調整すべき調整値を出力する処理手段を設けたことを特徴とする、スポーク車輪の不整合検出修正装置である。
この発明によれば、簡易な構成でありながら、精密にリムの歪みを検出することができる。また、歪みの検出時に、リムにきずやダメージを与えることがない。よって、比較的廉価に不整合検出装置を製造でき、自転車店舗等に精密な検査のできる不整合検出装置を普及させることが期待できる。その結果、自転車の安全性や普及に貢献できる。
図1は、この発明の一実施形態に係るスポーク車輪の不整合検出修正装置10の構成例を示す図である。 図2は、ハブ受け部17の一例を示す図である。 図3は、一般的なスポーク車輪30の構成例を示す図である。 図4は、リムの歪み検出の原理および構成を示す図である。 図5は、第1センサー14および第2センサー16に共通する測定の原理の説明図である。 図6は、不整合検出修正装置10を用いて測定したリム33の径方向の歪みに関し、調整前後の状態表示例を示す図である。 図7は、不整合検出修正装置10を用いて測定したリム33の軸方向の歪みに関し、調整前後の状態表示例を示す図である。 図8は、不整合検出修正装置10を用いた処理内容を説明するフロー図である。 図9は、完成した自転車に取り付け可能な不整合検出装置の一例を示す図である。
以下では、図面を参照して、この発明の一実施形態について具体的に説明をする。
図1は、この発明の一実施形態に係るスポーク車輪の不整合検出修正装置10の構成例を示す図である。不整合検出修正装置10は、一般に、振取台とも称されており、自転車店舗等に備えられるホイール調整用の道具である。
自転車店舗では、通常、販売する自転車の車輪に関し、ハブ、リム、スポーク等の部品単位で入荷する。そのため、それら部品を組み立てるホイール組みを行い、組み上がったホイール(スポーク車輪)を、振取台やリムセンターゲージ等を使用して調整する。また、最近は、「完組ホイール」と呼ばれる組み上がったスポーク車輪がメーカーから出荷されることもあるが、自転車店舗においては、販売前に、「完組ホイール」に対しても、念のために、不整合検出をし、必要があれば修正を行っておくことが、安全な自転車販売という観点からは望ましい。
さて、図1に示す不整合検出修正装置10は、ベース11と、ベース11に立設された一対の支柱12a,12bと、支柱12aに取り付けられた第1光源13と、支柱12bに取り付けられ、第1光源13が照射する第1の検出光L1を受光しうる第1センサー14と、支柱12bに取り付けられた第2光源15と、支柱12bに取り付けられ、第2光源15が照射する第2の検出光L2を受光しうる第2センサー16とを含んでいる。
第1センサー14および第2センサー16としては、後述するように、ラインセンサーが採用されており、簡易かつ安価な構成でありながら、高精度な歪み検出ができるように工夫されている。
一対の支柱12a,12bは、その間にスポーク車輪30をセットできるように、一定の間隔が空けられている。一対の支柱12a,12bの各上端には、それぞれ、ハブ受け部17が固着されている。ハブ受け部17は、たとえば図2に示すように、支柱12a,12bの上端の一側方に固定された金属板17で構成することができる。金属板(ハブ受け部)17には、その上縁から下方に伸びる受け止め溝18が形成されている。この受け止め溝18にハブ31から両側へ突出する車軸32が係合される。このようにして、スポーク車輪30は支柱12a,12bにセットされる。
図3を参照して、検査対象となるスポーク車輪30は、一般に、回転中心となるハブ31と、ハブ31の周囲を所定間隔(一定の半径方向寸法)をあけて囲むリム33と、ハブ31に一端が固定され、リム33に他端が接続された複数本のスポーク34とを備えている。そして、各スポーク34は、リム33に接続された他端側において、締結ねじ35を締めつけたり、緩めたりすることによって、スポーク34の張度を調整することができる。複数本のスポーク34の張度は、いずれも適切でなければならず、そうでない場合は、回転中心であるハブ31に対して、リム33に、径方向に歪んだ状態や、軸方向に歪んだ状態が生じる。特に、リム33がアルミ合金やカーボン繊維等で形成されたスポーツ車輪の場合、各スポーク34の張度は高めにしてスポーク車輪の強度や慣性力を向上させなければならないから、各スポーク34の張度を精密に調整する必要がある。調整が不十分な場合は、リム33に歪みが生じ、回転性能、走行性能が低下するなど、不具合が如実に現れる。
再び図1を参照して、第1光源13および第1センサー14は、セットされたスポーク車輪30のリム33の径方向の歪みの有無を検出するためのものである。第1光源13から出力される光L1が、リム33の内径面近傍に照射され、その光L1が第1センサー14で受光されるように、第1光源13および第1センサー14は、支柱12a,12bに対する取り付け位置(取り付け高さ)が調整されている。また、第1光源13および第1センサー14は、検査するスポーク車輪30の径が変わったとき、それに合わせてその高さ位置を調整できるように、支柱12a,12bに対して、高さ方向に位置をスライド可能にされている。
第2光源15および第2センサー16は、セットされたスポーク車輪30のリム33の軸方向の歪み有無を検出するためのものである。第2光源15から出力される光L2が、リム33の側面近傍に照射され、その光L2が第2センサー16で受光されるように、第2光源15および第2センサー16は、支柱12bに対する取り付け位置(取り付け高さ)が調整されている。より具体的には、支柱12bの上方寄りの位置には、上下移動可能に保持部材19が取り付けられ、第2の光源15は、光の出射角度を変更できるように、保持部材19に回動可能に取り付けられている。また、支柱12bの下方寄りの位置には、上下移動可能に保持部材20が取り付けられ、第2センサー16は、第2光源15からの光L2を受光できるように、保持部材20に取り付けられている。
保持部材20には、さらに、磁気センサー21が取り付けられている。この磁気センサー21は、検査するスポーク車輪30の基準位置(基準角度位置)を検出するためのものである。検査時においては、リム33の外周面の特定位置、たとえば、空気注入バルブが嵌められる位置に、永久磁石22を貼着する。すると、スポーク車輪30を回転させ、永久磁石22が磁気センサー21に対向する角度位置になる毎に、磁気センサー21は検出信号を出力する。これにより、検査するスポーク車輪30、換言すればリム33の基準位置を検出することができる。よって、検出した基準位置に基づいて、各スポーク34を個別に特定することが可能になる(この点に関する詳細は、後述する。)。
第1光源13、第1センサー14、第2光源15、第2センサー16および磁気センサー21は、センサ制御部23と電気的に接続されている。センサ制御部23は、第1光源13および第2光源15の発光を制御し、かつ、第1センサー14、第2センサー16および磁気センサー21の検出信号を受信して処理する制御ユニットである。このセンサ制御部23は、不整合検出修正装置10とは別の構成要素として図示されているが、たとえば、ベース11などにセンサ制御部23が取り付けられて、不整合検出修正装置10に組み込まれた構成であってもよい。
この実施形態では、ベース11は、一対の足板24(足板24は、図1において、紙面に垂直方向に延びる長手部材)に載せられ、紙面に垂直方向に移動可能とされている。また、ベース11に立設された一対の支柱12a,12bは、ベース11に沿って、左右に移動可能とされており、被試験体であるスポーク車輪30の幅寸法に合わせて支柱12a,12bの間隔を変更可能とされている。
しかし、ベース11、足板24、一対の支柱12a,12bの構成は、この実施形態の構成に限定されるものではない。たとえば、ベース11、足板24、一対の支柱12a,12bが一体化された支持枠とされ、スポーク車輪30をセットできるようにされてもよい。
センサ制御部23には、パソコン25およびディスプレイ26が接続される。そして、センサ制御部23の処理信号は、パソコン25に与えられ、ディスプレイ26に検査結果や修正指示内容等が表示される。
次に、図4を参照して、第1センサー14および第2センサー16の構成と、これらセンサー14、16によるリム33の歪み検出の原理について説明する。
第1センサー14は、リム33の径方向の歪みを検出するためのラインセンサーである。そのために、リム33の径方向に沿った上方方向に線状に配列された複数の光電変換素子14aを含んでいる。
図4では、説明の便宜のため、各光電変換素子14aは横幅のある形態であるが、このような形態に限らない。要は、縦方向に並んだ多数の光電変換素子14aを含むラインセンサーであればよい。
第1光源13は、たとえばLEDで構成され、第1センサー14に向けて第1の検出光L1を出力する。第1光源13が照射する第1検出光L1の光路上にはリム33が存在するから、リム33の内周縁33Tより下方を通る第1検出光L1は遮られる。よって、リム33が、径方向に、適正な位置にあるか、または矢印A1で示すように上方もしくは下方(径方向)に偏位しているかにより、第1センサー14に含まれる複数の受光素子14aのどの受光素子までが第1検出光L1を検出するかが変化する。
よって、複数の光電変換素子14aのどの素子までが光を受光したかに対応付けて、リム33の径方向の位置(偏り)を検出できる。なお、第1センサー14の入射側前方には、ピンホールレンズ(板材141に穿けられた単なる小孔、すなわちピンホール)140が設けられている。このピンホールレンズ140によって、複数の光電変換素子14aへの結像(焦点合せ)が図られている。
第2センサー16は、リム33の軸方向の歪みを検出するためのラインセンサーである。そのために、リム33の径方向に対して斜め方向に線状に配列された複数の光電変換素子16aを含んでいる。複数の光電変換素子16aも、複数の光電変換素子14aと同様に、斜め横方向に線状に並んだ多数の光電変換素子16aを含むラインセンサーであればよい。
第2光源15は、たとえばLEDで構成され、第2センサー16に向けて第2の検出光L2を出力する。第2光源15が照射する第2検出光L2の光路上にはリム33が存在するから、リム33の一側縁33Sより左側を通る第2検出光L2は遮られる。よって、リム33が、軸方向に、適正な位置にあるか、または矢印A2で示すように右方もしくは左方(軸方向)に偏位しているかにより、第2センサー16に含まれる複数の受光素子16aのどの受光素子までが第2検出光L2を検出するかが変化する。
よって、複数の光電変換素子16aのどの受光素子までが光を受光したかに対応付けて、リム33の軸方向の位置(偏り)を検出できる。
なお、第2センサー16にも、ピンホールレンズ140が備えられている。
ところで、実際にスポーク車輪30におけるリム33の歪みを検出する場合には、リム33には、一定間隔でスポーク34が接続されているから(図3を参照)、検査をするスポーク車輪30を回転させると、検出光L1は、スポーク34によって、間欠的に遮断される。スポーク34が検出光L1の光路上に位置する角度位置にスポーク車輪30が回転したとき、ラインセンサー14は光を受光しない。そこで、ラインセンサー14の係る特性を利用して、各スポーク34近傍の角度位置をリム33の歪み検出のための角度位置と定めて、リム33の歪み検出位置と、スポーク34とを対応付けることができる。
図5は、第1センサー14および第2センサー16に共通する測定の原理の説明図である。以下の説明は、第1センサー14を取り挙げて説明するが、第2センサー16についても、測定の原理は同じである。
測定対象であるリム33とセンサー14との配置関係を、図5(A)に示すように設定する。すなわち、リム33とピンホールレンズ140との距離をLr、ピンホールレンズ140と受光素子14aの受光面との距離をLsとする。そうすると、各受光素子14aの画素1ピクセルはLr/Ls相当となる。
たとえば受光素子が、1ピクセルが0.014mmとする。そして、受光素子をLr=2Lsの関係に配置することにより、センサー14の解像度は、
0.028mm/ピクセル ±0.028
となる。よって、リム33の径方向の偏り(歪み)および軸方向の偏り(歪み)を検出・測定するのに十分な精度の分割能を有する。換言すれば、ラインセンサーという簡易で比較的廉価なセンサーを用いて、高精度の検出が実現できる。
図5(B)は、リム33が下方に偏った状態、図5(C)は、リム33が上方に偏った状態のセンサー14の出力例を示している。
図6は、不整合検出修正装置10を用いて測定したリム33の径方向の歪みに関し、調整前後の状態表示例を示す図である。この表示例は、たとえば図1に示すディスプレイ26に表示されてもよい。
リム33の径方向の歪みに関しては、接続されているスポーク34の本数および番号に関連付け、スポーク番号近傍のリム33の歪み量が表示されている。
具体的に説明すると、調整前の測定結果では、スポーク1は張力過大、スポーク2は張力不足でその位置のリム33は径方向外方へ歪んでいる。スポーク3は張力が強でその位置のリム33は径方向内方へ歪んでいる。スポーク4〜7は張力不足で、それらの位置のリム33は径方向外方へ歪んでいる。スポーク8〜18は張力過大で、それらの位置のリム33は径方向内方へ歪んでいる。スポーク19は張力不足で、その位置のリム33は径方向外方へ歪んでいる。スポーク20〜22は張力強で、それらの位置のリム33は径方向内方へ歪んでおり、その歪み量は20、21、22と大きくなっている。スポーク23、24は張力不足で、それらの位置のリム33は径方向外方へ歪んでいる。スポーク25から29は、張力強で、それらの位置のリム33は径方向内方へ歪んでいる。スポーク30、31、33、35、36は張力不足で、それらの位置のリム33は径方向外方へ歪み、逆にスポーク32、34は張力強で、それらの位置のリム33は径方向内方へ歪んでいる。
以上のような測定結果を踏まえ、各スポークの張度を調整することにより、調整後の測定結果に示すように、リム33を径方向に歪みのない状態にできる。
図7は、不整合検出修正装置10を用いて測定したリム33の軸方向歪みに関し、調整前後の状態表示例を示す図である。この表示例も、たとえば図1に示すディスプレイ26に表示されてもよい。
リム33の軸方向の歪みに関しても、接続されているスポーク34の本数および番号に関連付け、スポーク番号近傍のリム33の歪み量が表示されている。
具体的に説明すると、スポーク2、4、5〜7、19、22〜24、30、31、35の近傍位置では、リム33は軸方向に歪んでおらず、スポーク3、20、21、25〜29、32〜34の近傍位置では、リム33は軸方向に右側へ歪んでいる。また、スポーク1、8〜18、36の近傍位置では、リム33は軸方向に右側へ歪んでいる、というのが測定結果である。
リム33が軸方向に歪むのは、次の理由である。すなわち、各スポークの各他端は、リム33に対し、軸方向中央に接続されるが、それらスポークの各一端は、ハブ31の軸方向右側の取り付け環または軸方向左側の取り付け環に交互に固定されている。よって、リム33はスポークを介して軸方向に右側および左側からの張力を受ける。これにより、リム33の軸方向歪みが生じる。
よって、この歪みの調整においても、対応するスポークの張力を調整することにより、歪みを解消することができる(図7の調整後の測定結果を参照)。
図8は、不整合検出修正装置10、センサ制御部23、パソコン25およびディスプレイ26(図1を参照)によって行われる処理内容を説明するためのフロー図である。図8の流れに沿って、図1に示す装置により行われる処理について具体的に説明する。
まず、装置を起動させ(ステップS0)、初期値を入力する(ステップS1)。入力する初期値には、検査するスポーク車輪30のリム径、リム幅、スポークの本数等が含まれる。
その後、ハブ受け部17にセットした検査対象であるスポーク車輪30のリム33を回転させる(ステップS2)。この不整合検出修正装置10には、スポーク車輪30を回転させるための駆動機構は備えられていないから、リム33は手動により回転させる。
リム33の回転に伴って、リムに接続されている各スポーク34が、順次第1センサー14へ入射する検出光L1の光路を遮るから、第1センサー14の出力に基づいて、スポーク34の本数の読み取り(確認)が行われる(ステップS3)。
そして測定処理が開始され(ステップS4)、ステップS5〜S13の一連の処理が実行される。
詳細に述べると、リム33を回転させ(ステップS5)、リム33の全周にわたって振れ(リム33の歪み)の読み取りとスポーク毎の座標が算出される(ステップS6)。このステップS6の処理において、リム33には、前述したように、たとえばリム33におけるエア注入バルブの取付孔に関連付けて、永久磁石22が取り付けられている。このため、永久磁石22が磁気センサー21に対向する位置にリム33が回転したときに、磁気センサー21が出力を出し、リム33の基準位置(基準角度位置)が検出される。そして、リム33の基準位置を基準として、リム33の回転に応じて第1センサー14によって次々と検出される各スポークが接続されたリム33の角度位置(スポーク毎の座標)が検出されて算出される。
また、第1センサー14によって検出された各スポークに関連するリム33の角度位置がリム33の検出角度位置であるとして、その位置毎に、検出用トリガーが出力される。第1センサー14および第2センサー16は、検出用トリガーと所定の読み取りクロックとが同時に入力されたタイミングで、リム33の径方向の歪みおよび軸方向の歪み(リム33の縦振れおよび横振れ)を検出する。そして、それら検出出力はセンサ制御部23およびパソコン25において処理される。
前記の永久磁石22と磁気センサー21を用いた基準位置の検出において、リム33に取り付ける永久磁石22は、N極とS極の2つの磁石がリム33の周方向に隣接配置された、N極・S極を組み合わせた一対の永久磁石22としてもよい。
このようなN極・S極の対をなす永久磁石22を用いると、磁気センサー21は、大バルクハウゼンジャンプを利用した複合磁気センサーとなり、電源を省略した省エネタイプの基準位置センサーとすることができる。
また、基準位置を検出するセンサーは、前記のような磁気センサー21に代えて、第1センサー14を利用した基準位置センサーとすることもできる。第1センサー14を利用して基準位置センサーを実現するには、次のようにすればよい。
リム33の特定位置、たとえばリム33におけるエア注入バルブの取付孔に関連付けて、リム33の内周面から径方向内方に向かって突出する所定幅の遮光板を立設する。そうして、リム33を回転させると、リム33の内周面の特定位置に立設する遮光板が、第1光源13から出射される検出光L1の光路上を横切る毎に、第1センサー14は検出光L1の検出が遮断される。この検出光L1の検出が遮断されるときのリム33の角度位置を、リム33の基準位置として検出する。
係る構成を採用すれば、リム33の基準位置検出も、第1センサー14を用いて行うことができ、より簡単な構成を実現できる。
ステップS7では、読み取られたリム33の径方向歪みおよび軸方向歪みに基づいて、リム33の仮想センターが算出されて設定される。そして、算出されたリム33の仮想センターに対して、各スポークの角度位置(座標)において(より厳密には、各スポークの角度位置に隣接する検出角度位置において)、リム33に生じている径方向歪み(縦振れ)および軸方向歪み(横振れ)、つまり変位量と、標準偏差とが算出される(ステップS8)。
ついで、算出されたスポーク毎の変位量と標準偏差に基づき、スポーク毎のニップル調整代が算出される(ステップS9)。スポーク毎のニップル調整代とは、あるスポークに対し、スポークの張力をいくら強めるか、または、弱めるかすれば、そのスポークに対応する角度位置におけるリム33の変位(径方向の歪みおよび軸方向の歪み)がなくなるという、調整量のことである。
算出されたスポーク毎のニップル調整代は、調整指示としてディスプレイ26に表示される(ステップS10)。このニップル調整代の表示においては、たとえば、「スポークNo.n(nは、スポーク番号)の締結ねじ35を、右(締め付け方向)に2.5回転させる。(または、左(緩める方向)に1回転させる。)」といった、スポーク毎の張力調整量を具体的に示す表示であることが好ましい。そうすることによって、十分な経験やスキルがない作業者であっても、リム33の振れの矯正が正しく行えるからである。
ステップ11で、上記のニップル調整代の表示に従って調整作業を行った後、再度、リム33を回転させて、計測処理が行われる(ステップS12)。
再計測の結果、調整後のリム33の歪みが期待値範囲内か否かが評価され(この評価は、装置に予めインストールされたプログラムやデータに基づいて自動的に処理される)(ステップS13)、評価が良好であれば、処理は完了する(ステップSF)。
一方、ステップS13における評価が不良であれば、再び、ステップS5からの処理が行われる。
この発明は、以上説明した実施形態の構成に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内であれば、種々の変更が可能である。たとえば、第1光源13および第1センサー14を有するリム33の径方向歪みの検出センサーは、第1光源13からの検出光L1をリム33を透過させるいわゆる透過型センサーで構成したものを示した。しかし、リム33の歪み検出センサーは、透過型センサーとせず、光源からの検出光が対象物であるリム33で反射され、その反射光を検出するようにしたいわゆる反射型センサーで構成することも可能である。
また、各ラインセンサー14、16においては、簡易な構成とするためにピンホールレンズ140を採用した構成を示したが、一般的な光学レンズを採用して結像させるものでも、もちろんかまわない。
この実施形態では、2対のセンサー14、16を用いる構成を提案した。ところで、一般に、スポーク車輪は、縦振れ(径方向の歪み)を収束させると、横振れ(軸方向の歪み)も収まってくるという特性があるといわれている。このため、より簡易な構成としては、縦振れ(径方向の歪み)を検出するための第1センサー14だけを採用した不整合検出修正装置とすることもできる。
上述の実施形態では、スポーク車輪を自転車用のスポーク車輪を一例として説明したが、オートバイ用のスポーク車輪、キャストホイール等や一般車両用のスポーク車輪に対しても、この発明の不整合検出装置を用いて不整合の検出を行うことができる。
さらに、自転車のフレームにスポーク車輪を取り付けた完成した自転車に対し、取り付けられたスポーク車輪の振れの検出を、乗車状態でも可能な不整合検出装置を構成することも可能である。
一例として、図9に示すように、自転車50のフレーム51、52に、それぞれ、光源13およびラインセンサー14を取り付ける。そして、光源13からの出力光が、車輪53のリム54の一側縁を通過するように配置する。つまり、光源13からラインセンサー14への検出光Lの光路が、リム54に対して斜めになるように、光源13およびラインセンサー14のフレーム51、52への取り付け位置を調整する。
そして、ラインセンサー14の検出出力に基づいて、上述の実施形態と同様に、車輪53の振れを検出できる。この場合において、検出出力は、たとえば、自転車50のハンドル等に取り付けられたスピードメーター等の他の電子機器を用いて出力表示できるようにするのが好ましい。
10 不整合検出修正装置
11 ベース
12a、12b 支柱
13 第1光源
14 第1センサー
14a、16a 光電変換素子
15 第2光源
16 第2センサー
17 ハブ受け部
18 溝
19、20 保持部材
21 磁気センサー
22 永久磁石
23 センサ制御部
24 足板
25 パソコン
26 ディスプレイ
30 スポーク車輪
31 ハブ
32 車軸
33 リム
34 スポーク
35 締結ねじ
140 ピンホールレンズ
141 板材
L1 第1検出光
L2 第2検出光

Claims (7)

  1. 検査すべきスポーク車輪をセットするための支持枠と、
    前記支持枠に取り付けられ、前記支持枠にセットされたスポーク車輪に対し、当該スポーク車輪の軸方向に第1の検出光を照射する第1光源と、
    前記第1の検出光を受光しうるように、前記支持枠に取り付けられ、受光した前記第1の検出光に基づいて、前記スポーク車輪の径方向の歪みを非接触で検出する第1ラインセンサーと、
    前記支持枠に取り付けられ、前記支持枠にセットされたスポーク車輪に対し、当該スポーク車輪の軸方向と交差する方向に第2の検出光を照射する第2光源と、
    前記第2の検出光を受光しうるように、前記支持枠に取り付けられ、受光した前記第2の検出光に基づいて、前記スポーク車輪の軸方向の歪みを非接触で検出する第2ラインセンサーと、
    を含むことを特徴とする、スポーク車輪の不整合検出装置。
  2. 前記スポーク車輪は、回転中心となるハブと、ハブの周囲を所定間隔をあけて囲むリムと、前記ハブに一端が固定され、前記リムに他端が接続された複数本のスポークとを含み、
    前記第1ラインセンサーは、前記ハブに対する前記リムの径方向の歪みを検出するものであって、前記リムの径方向に沿って線状に配列された複数の光電変換素子を含み、
    前記第2ラインセンサーは、前記ハブに対する前記リムの軸方向の歪みを検出するものであって、前記リムの径方向と交差する方向に線状に配列された複数の光電変換素子を含むことを特徴とする、請求項1に記載のスポーク車輪の不整合検出装置。
  3. 前記第1ラインセンサーおよび前記第2ラインセンサーは、それぞれ、前記検出光による対象物の像を光電変換素子面に結像させるためのピンホールレンズを含むことを特徴とする、請求項2に記載のスポーク車輪の不整合検出装置。
  4. 前記第1ラインセンサーは、前記複数本のスポークの各他端が接続されたリムの位置に対応付けて、当該対応付けた位置における検出光の読み取りを指示するトリガーを出力することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のスポーク車輪の不整合検出装置。
  5. さらに、前記に支持枠にセットされたスポーク車輪のリムの基準位置を検出する基準位置センサーを含み、
    基準位置センサーの出力に基づいて、前記スポークの各他端が接続されたリム位置に対応付けた位置に、スポーク番号を付与する処理手段を含むことを特徴とする、請求項4に記載のスポーク車輪の不整合検出装置。
  6. 検査すべきスポーク車輪をセットするための支持枠と、
    前記支持枠に取り付けられ、前記支持枠にセットされたスポーク車輪に対し、当該スポーク車輪の軸方向に第1の検出光を照射する第1光源と、
    前記第1の検出光を受光しうるように、前記支持枠に取り付けられ、受光した前記第1の検出光に基づいて、前記スポーク車輪の径方向の歪みを非接触で検出する第1ラインセンサーと、
    を含むことを特徴とする、スポーク車輪の不整合検出装置。
  7. 前記請求項1〜6のいずれか一項に記載の不整合検出装置に対し、さらに、前記第1ラインセンサーおよび第2ラインセンサーの出力並びに前記処理手段の出力に基づいて、所定の演算を実行し、各スポーク毎に、張力を調整すべき調整値を出力する処理手段を設けたことを特徴とする、スポーク車輪の不整合検出修正装置。
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