JP2017113222A - 異常組織検出装置 - Google Patents

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公麿 吉川
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Abstract

【課題】送受信される電気信号、無線信号に含まれるノイズ成分を低減して異常組織の検出精度を向上する。【解決手段】送信部11は、差動送信信号を出力する差動出力端を有する。受信部は差動受信信号を入力する差動入力端を有する。4個のCMOSスイッチは、4×4個のダイポールアンテナのうち、それぞれが異なる4個のダイポールアンテナに接続され、差動出力端から出力された差動送信信号を、1つのダイポールアンテナに出力するか、1つのダイポールアンテナから入力した差動受信信号を、差動入力端に出力するか、オフとなる双極n投のスイッチである。制御部14は、4個のCMOSスイッチを制御して、差動送信信号を送信するダイポールアンテナ及び差動受信信号を受信するダイポールアンテナの組み合わせを切り替えながら、送信部に差動送信信号を出力させ、差動受信信号を受信部に入力させる。【選択図】図1

Description

本発明は、異常組織検出装置に関する。
X線装置やMRI装置を用いずに、簡易な構成で異常組織を検出する異常組織検出装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この異常組織検出装置には、アンテナがマトリクス状に配置されたアンテナアレイが設けられている。
アンテナアレイの一のアンテナから生体にインパルス状のマイクロ波の無線信号が放射され、アンテナアレイの他のアンテナで、生体の一部で反射した無線信号が受信される。アンテナの組み合わせを変えながら無線信号の送受信が行われ、各組み合わせで得られた複数の無線信号の送受信時間に基づいて、生体内の異常組織の位置が検出される。
最近では、送受信アンテナの組み合わせのスイッチングをCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)スイッチで行うようにして、異常組織検出装置の小型化が試みられている(例えば、特許文献2参照)。
特開2010−69158号公報 特開2014−036411号公報
しかしながら、送受信される電気信号、無線信号には、様々なノイズ成分が混入する。このようなノイズ成分は、異常組織の検出精度の低下の要因となる。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、送受信される電気信号、無線信号に含まれるノイズ成分を低減して異常組織の検出精度を向上することができる異常組織検出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の観点に係る異常組織検出装置は、
インパルス状のマイクロ波の差動信号に対応する無線信号を送受信するm×n(m、nは自然数)個のダイポールアンテナと、
前記m×n個のダイポールアンテナのうちのいずれか1つのダイポールアンテナから送信される前記無線信号に対応する差動送信信号を出力する差動出力端を有する送信部と、
前記m×n個のダイポールアンテナのうちのいずれか1つのダイポールアンテナで受信された無線信号に対応する差動受信信号を入力する差動入力端を有する受信部と、
前記m×n個のダイポールアンテナのうち、それぞれが異なるn個のダイポールアンテナに接続され、前記差動出力端から出力された前記差動送信信号を、n個のダイポールアンテナのいずれか1つのダイポールアンテナに出力するか、n個のダイポールアンテナのいずれか1つのダイポールアンテナから入力した前記差動受信信号を、前記差動入力端に入力するか、前記差動出力端及び前記差動入力端と、n個のダイポールアンテナとを切断する双極n投のm個のCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)スイッチと、
前記m個のCMOSスイッチを制御して、前記差動送信信号を送信するダイポールアンテナ及び前記差動受信信号を受信するダイポールアンテナの組み合わせを切り替えながら、前記送信部に前記差動送信信号を出力させ、前記差動受信信号を前記受信部に入力させる制御部と、
を備える。
前記差動送信信号及び前記差動受信信号は、正の極性を有する第1の信号と、負の極性を有し、前記第1の信号と逆相の第2の信号とで構成されている、
こととしてもよい。
前記ダイポールアンテナの数は、4×4個であり、
前記CMOSスイッチは、双極4投のCMOSスイッチである、
こととしてもよい。
本発明によれば、送受信されるインパルス状の電気信号、無線信号を差動信号としているので、正極側の信号にも、負極側の信号にも同等のノイズ成分が含まれるようになり、それらの信号を加算等すれば、それらのノイズ成分を相殺することができる。この結果、送受信される電気信号、無線信号に含まれるノイズ成分を低減して異常組織の検出精度を向上することができる。
本発明の一実施の形態に係る異常組織検出装置の構成を示すブロック図である。 アンテナアレイの構成を示す上面図である。 異常組織の検出原理を示す模式図である。 図4(A)は、送信部から送信される差動送信信号(正極信号、負極信号)の信号波形の一例を示す図である。図4(B)は、受信部で受信される差動受信信号(正極信号、負極信号)の信号波形の一例を示す図である。 DP4T(双極4投)スイッチの構成を示すブロック図である。 図6(A)は、1P2T(単極双投)スイッチの入出力を示すブロック図である。図6(B)は、1P2T(単極双投)スイッチの内部構成を示すブロック図である。 1P1T(単極単投)スイッチの構成を示す回路図である。 DP4T(双極4投)スイッチのダイフォトグラフを示す図である。 制御部の信号処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態に係る異常組織検出装置においてノイズ成分が低減される様子を示す図である。 図11(A)は、CMOSスイッチにおける挿入損失を示すグラフである。図11(B)は、CMOSスイッチにおける入力端子側の反射係数を示すグラフである。 シングルエンドのCMOSスイッチと、差動のCMOSスイッチとの挿入損失の比較結果を示すグラフである。 差動の双極4投スイッチと他のスイッチとの挿入損失の比較結果をまとめた表である。
以下、本発明の実施の形態に係る異常組織検出装置について、乳癌を検出する乳癌センサを例に、図面を参照して詳細に説明する。本実施の形態に係る異常組織検出装置は、インパルス状のマイクロ波の無線信号の送受信を行い、その送受信結果に基づいて、異常組織、すなわち乳癌を検出する。この異常組織検出装置は、送受信される無線信号として、互いの極性が逆の2つの信号から構成される差動信号を用いることにより、送受信結果に含まれるノイズ成分を低減し、異常組織の検出精度を高めている。まず、差動信号を用いてノイズ成分を低減するための装置構成について説明する。
図1に示すように、異常組織検出装置1は、4×4個のダイポールアンテナA(m,n)(m=1〜4,n=1〜4)と、送信部11と、受信部12と、4つのCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)スイッチ(DP4Tスイッチ)13A、13B、13C、13Dと、制御部14と、を備える。
ダイポールアンテナA(1,1)〜A(4,4)は、実際には、図2に示すように、4×4行のダイポールアンテナA(m,n)の配列、すなわちアンテナアレイ10の形態で構成されている。アンテナアレイ10では、ダイポールアンテナA(1,1)、A(1,2)、A(1,3)、A(1,4)が1行に並べられ、ダイポールアンテナA(2,1)、A(2,2)、A(2,3)、A(2,4)が1行に並べられている。さらに、ダイポールアンテナA(3,1)、A(3,2)、A(3,3)、A(3,4)が1行に並べられ、ダイポールアンテナA(4,1)、A(4,2)、A(4,3)、A(4,4)が1行に並べられている。各行のダイポールアンテナA(1,1)〜A(1,4)、A(2,1)〜A(2,4)、A(3,1)〜A(3,4)、A(4,1)〜A(4,4)は、列方向に並べられ、アンテナアレイ10が構成される。
アンテナアレイ10を構成するダイポールアンテナA(m,n)(m=1〜4、n=1〜4)では、それらの中から選択された2つのダイポールアンテナを用いて、インパルス状のマイクロ波の差動信号に対応する無線信号が送受信される。ダイポールアンテナA(m,n)には、差動信号(正極側、負極側の一対の信号)をそれぞれ入力する扇形の一対の極が設けられている。
例えば、図3に示すように、ダイポールアンテナA(1,1)からインパルス状のマイクロ波の無線信号(電磁波)を放射する。放射された無線信号の一部は、生体内に伝播する。一般に、癌組織等の異常組織CAは、通常の生体組織に比して、5〜10倍程度の高い誘電率を有することが知られている。したがって、異常組織CAが存在する場合には、誘電率の異なる領域の界面、即ち、異常組織CAの表面で、マイクロ波の無線信号が反射され、例えば他のダイポールアンテナA(2,2)で受信される。
ダイポールアンテナA(1,1)がインパルス状のマイクロ波の無線信号を放射してからダイポールアンテナA(2,2)がその反射波を受信するまでの時間(送受信時間)がT12[s]であったとすると、T12・c(c:生体中の光の速度)が、インパルス状のマイクロ波の無線信号の行程距離となる。この場合、異常組織CAは、ダイポールアンテナA(1,1)とダイポールアンテナA(2,2)を焦点とし、ダイポールアンテナA(1,1)とダイポールアンテナA(2,2)からの距離の和がT12・cとなる楕円E12上に位置することになる。
この他、アンテナA(3,3)、A(4,4)でもマイクロ波の無線信号を受信していた場合、その送受信時間がT13[s]、T14[s]であったとする。この場合、異常組織CAは、ダイポールアンテナA(1,1)とダイポールアンテナA(3,3)を焦点とし、ダイポールアンテナA(1,1)とダイポールアンテナA(3,3)からの距離の和がT13・cとなる楕円E13上に位置することになる。
同様に、異常組織CAは、ダイポールアンテナA(1,1)とダイポールアンテナA(4,4)を焦点とし、ダイポールアンテナA(1,1)とダイポールアンテナA(4,4)からの距離の和がT14・cとなる楕円E14上に位置することになる。したがって、複数の楕円E12〜E14(E14については不図示)の交点を求めることにより、異常組織CAの位置を検出することができる。
さらに、インパルス状のマイクロ波の無線信号を送信するダイポールアンテナを、アンテナA(1,2)に切り換えて、アンテナA(1,2)からマイクロ波の無線信号を放射し、これを他のダイポールアンテナA(m,n)で受信する。以後、送信用のダイポールアンテナA(m,n)を順次切り換えながら、マイクロ波の無線信号を放射し、受信用のダイポールアンテナA(m,n)で反射波を受信し、その送受信時間から、異常組織CAの位置をより正確に特定することが可能となる。
このように、4×4個のダイポールアンテナA(1,1)〜A(4,4)は、インパルス状のマイクロ波の差動信号に対応する無線信号を送受信する。なお、上述の例では、理解を容易にするため、2次元で説明したが、実際は、3次元で上述の処理を行うことになる。
図1に戻り、送信部11は、差動信号を出力する2つの差動出力端を有している。送信部11は、2つの差動出力端より、それぞれインパルス状のマイクロ波の差動送信信号Txp、Txnを出力する。2つの差動出力端は、CMOSスイッチ13A〜13Dの2つの差動送信ポート、すなわち双極側の一方の2端子と接続されている。
2つの差動出力端は、CMOSスイッチ13A〜13Dを介してダイポールアンテナA(m,n)(m=1〜4、n=1〜4)と接続されている。この差動送信信号Txp、Txnが、ダイポールアンテナA(m,n)から送信されるインパルス状のマイクロ波の無線信号に対応する。図4(A)に示すように、差動送信信号Txp(実線)、Txn(点線)は、互いに逆向きに変化する、逆極性の信号である。
受信部12は、差動信号を入力する2つの差動入力端を有している。受信部12は、2つの差動入力端より、それぞれインパルス状のマイクロ波の差動受信信号Rxp、Rxnを入力する。2つの差動入力端は、CMOSスイッチ13A〜13Dの2つの差動受信ポート、すなわち双極側の他方の2端子と接続されている。
2つの差動入力端は、CMOSスイッチ13A〜13Dを介してダイポールアンテナA(m,n)(m=1〜4,n=1〜4)と接続されている。この差動受信信号Rxp、Rxnが、ダイポールアンテナA(m,n)で受信されるインパルス状のマイクロ波の無線信号に対応する。図4(B)に示すように、差動受信信号Rxp(実線)、Rxn(点線)は、互いに逆向きに変化する、逆極性の信号である。
CMOSスイッチ13A〜13Dは、双極4投の半導体スイッチ回路である。CMOSスイッチ13A〜13Dは、双極の一方側で、送信部11の2つの差動出力端と接続され、双極の他方側で、受信部12の2つの差動入力端と接続されている。
また、CMOSスイッチ13A〜13Dは、4×4個のダイポールアンテナのうち、4投側で、それぞれが異なる4個のダイポールアンテナA(m,n)に接続されている。CMOSスイッチ13Aは、ダイポールアンテナA(1,n)(n=1〜4)と接続されている。CMOSスイッチ13Bは、ダイポールアンテナA(2,n)(n=1〜4)と接続されている。CMOSスイッチ13Cは、ダイポールアンテナA(3,n)(n=1〜4)と接続されている。CMOSスイッチ13Dは、ダイポールアンテナA(4,n)(n=1〜4)と接続されている。
CMOSスイッチ13A〜13Dは、2つの差動出力端から出力された差動送信信号Txp、Txnを、4個のダイポールアンテナA(m,n)のいずれか1つのダイポールアンテナに出力するか、4個のダイポールアンテナA(m,n)のいずれか1つのダイポールアンテナから入力した差動受信信号Rxp、Rxnを、受信部12の2つの差動入力端に入力するか、差動出力端及び差動入力端とダイポールアンテナA(m,n)との間、すなわち双極側と4投側との間の接続を遮断する3つの状態をとる。
これにより、CMOSスイッチ13A〜13Dのいずれかのスイッチが、送信部11から送信された差動送信信号Txp、Txnを接続する1つのダイポールアンテナに出力するとともに、CMOSスイッチ13A〜13Dの他のスイッチが、1つのダイポールアンテナから入力された差動受信信号Rxp、Rxnを受信部12に入力する。
図5に示すように、CMOSスイッチ13Aは、1P2Tスイッチ20T、20Rと、1P1Tスイッチ21A,21B,21C,21Dと、セレクタ22A,22Bとを備える。
図6(A)に示すように、1P2Tスイッチ20Tは、送信部11の差動入力端と接続する2つの入力ポートTxinp、Txinnを有しており、4つの出力ポートがそれぞれ4つの信号線R1p、R1n、R2p、R2nに接続されている。1P2Tスイッチ20Tは、セレクタ22Aより入力される選択信号R1Tx、R2Txに従って動作する。
図6(B)に示すように、1P2Tスイッチ20Tは、2つの1P1Tスイッチ20T1、20T2を備えている。1P1Tスイッチ20T1は、2つの入力ポートTxinp、Txinnを有しており、2つの出力ポートでそれぞれ信号線R1p、R1nと接続されている。1P1Tスイッチ20T2は、2つの入力ポートTxinp、Txinnを有しており、2つの出力ポートでそれぞれ信号線R2p、R2nと接続されている。
選択信号R1Txがアクティブになると、1P1Tスイッチ20T1がオンとなり、入力ポートTxinpが信号線R1pと導通し、入力ポートTxinnが信号線R1nと導通する。また、選択信号R2Txがアクティブになると、1P1Tスイッチ20T2がオンとなり、入力ポートTxinpと信号線R2pとが導通し、入力ポートTxinnが信号線R2nと導通する。
図7には、1P1Tスイッチ20T1の構成が示されている。1P1Tスイッチ20T1には、半導体スイッチング素子40A、41A、42A及びインバータ43Aを備える回路と、半導体スイッチング素子40B、41B及び42Bを備える回路と、で構成されている。
半導体スイッチング素子40A、41Aは、入力ポートTxinpと、信号線R1pとの間に直列に挿入されている。また、半導体スイッチング素子42Aは、半導体スイッチング素子40Aと半導体スイッチング素子41Aとの間と、グラウンドGNDとの間に挿入されている。半導体スイッチング素子40A、41Aのゲートへの入力と、半導体スイッチング素子42Aのゲートへの入力との間には、インバータ43Aが挿入されている。半導体スイッチング素子40A、41A、42Aのゲートと外部入力との間には、抵抗Rgが挿入されている。半導体スイッチング素子40A、41A、42AとグラウンドGNDとの間には、抵抗RSUBが挿入されている。
また、半導体スイッチング素子40B、41Bは、入力ポートTxinnと、信号線R1nとの間に直列に挿入され、半導体スイッチング素子42Bは、半導体スイッチング素子40Bと半導体スイッチング素子41Bとの間と、グラウンドGNDとの間に挿入されている。半導体スイッチング素子40B、41Bのゲートへの入力と、半導体スイッチング素子42Bのゲートへの入力との間には、インバータ43Aが挿入されている。半導体スイッチング素子40B、41B、42Bのゲートと外部入力との間には、抵抗Rgが挿入されている。半導体スイッチング素子40B、41B、42BとグラウンドGNDとの間には、抵抗RSUBが挿入されている。
信号線R1pに差動送信信号Txpを出力する場合には、選択信号R1Txを制御して、信号線R1pに接続された半導体スイッチング素子40A、41Aはオンとなる。この場合、インバータ43Aにより、半導体スイッチング素子42Aはオフとなる。また、信号線R1nに差動送信信号Txnを出力する場合には、信号線R1nに接続された半導体スイッチング素子40B、41Bについてはオンとなる。この場合、インバータ43Aにより、半導体スイッチング素子42Bについてはオフとなる。
逆に、信号線R1pに差動送信信号Txpを出力しない場合には、選択信号R1Txを制御して、信号線R1pに接続された半導体スイッチング素子40A、41Aはオフとなる。この場合、インバータ43Aにより、半導体スイッチング素子42Aはオンとなる。また、信号線R1nに差動送信信号Txnを出力しない場合には、信号線R1nに接続された半導体スイッチング素子40B、41Bについてはオフとなる。この場合、インバータ43Aにより、半導体スイッチング素子42Bについてはオンとなる。
図6(B)に戻り、1P1Tスイッチ20T2の構成は、選択信号がR2Txとなる他は、図7に示す1PITスイッチ20T1の構成と同じである。したがって、1P2Tスイッチ20Tは、選択信号R1Tx、R2Txに従って、入力ポート(Txinp,Txinn)を、信号線(R2p,R2n)と接続するか、入力ポート(Txinp,Txinn)と信号線(R2p,R2n)との接続を遮断する。
図5に戻り、1P2Tスイッチ20Rの構成は、上述した1P2Tスイッチ20Rと同じである。セレクタ22Aは、電源信号VDDRx、選択信号R2Rx、R1Rxを1P2Tスイッチ20Rに入力している。1P2Tスイッチ20Rは、選択信号R2Rx、R1Rxに従って、出力ポート(Rxinp、Rxinn)と、信号線(R1p、R1n)、信号線(R2p、R2n)のいずれかとを接続するか、それらの接続を遮断する。
以上のように、セレクタ22Aの制御による1P2Tスイッチ20T、20Rの切り替えにより、CMOSスイッチ13Aを送信用とするか受信用とするかが決定される。
CMOSスイッチ13Aは、さらに1P1Tスイッチ21A,21B,21C,21Dを備える。1P1Tスイッチ21A,21Bは、信号線R1p、R1nと接続され、1P1Tスイッチ21C,21Dは、信号線R2p、R2nと接続されている。
さらに、1P1Tスイッチ21A〜21Dに示す構成は、図7に示すものと同じである。1P1Tスイッチ21Aは、ダイポールアンテナA(1,1)(そのアンテナの各極A(1,1)p,A(1,1)n)と接続されている。1P1Tスイッチ21Bは、ダイポールアンテナA(1,2)(そのアンテナの各極A(1,2)p,A(1,2)n)と接続されている。1P1Tスイッチ21Cは、ダイポールアンテナA(1,3)(そのアンテナの各極A(1,3)p,A(1,3)n)と接続されている。1P1Tスイッチ21Dは、ダイポールアンテナA(1,4)(そのアンテナの各極A(1,4)p,A(1,4)n)と接続されている。
セレクタ22Bは、選択信号selを出力して、1P1Tスイッチ21A、21B、21C、21Dのいずれかを選択する。この選択により、1P1Tスイッチ21A〜21Dのうち、いずれか1つのスイッチがアクティブとなるか、全てのスイッチがオフとなる。
セレクタ22A、22Bにより、1P2Tスイッチ20T、1P1Tスイッチ21Aがアクティブになると、送信部11から出力された差動送信信号Txp,Txnは、ダイポールアンテナA(1、1)に送信され、無線信号として放射される。また、セレクタ22A、22Bにより、1P2Tスイッチ20R、1P1Tスイッチ21Aがアクティブになると、ダイポールアンテナA(1、1)で受信された差動受信信号Rxp,Rxnは、受信部12に入力される。
以上がCMOSスイッチ13Aの構成である。CMOSスイッチ13B〜13Dの構成は、CMOSスイッチ13Aと同じである。異常組織検出装置1では、CMOSスイッチ13A〜13Dのスイッチングにより送受信のダイポールアンテナA(m、n)の組み合わせが切り替えられ、無線信号が送受信される。CMOSスイッチ13A〜13Dにおいて、セレクタ22A、22Bが出力する選択信号(R1Tx,R2Tx,R1Rx,R2Rx,sel)は、図1に示すように、制御部14から出力される制御信号CTA,CTB,CTC,CTDによって決定される。
図8は、CMOSスイッチ13Aのダイフォトグラフが示されている。図8に示すように、入力ポート(Txinp、Txinn)としてそれぞれ2つの信号端子Sが設けられている。3つのグラウンド端子Gが設けられている。各信号端子Sは、2つのグラウンド端子Gに挟まれ、信号端子Sから発生した電磁波が極力外部にもれないようになっている。出力ポート(Rxinp、Rxinn)も同様に、GSGSGの順に端子が設けられている。
また、ダイポールアンテナAの極に接続される端子としては、A(1,1)p、A(1、1)n、A(1,2)p、A(1、2)nに対してそれぞれ4つの信号端子Sが設けられており、5つのグラウンド端子Gが設けられている。各信号端子Sは、2つのグラウンド端子Gに挟まれ、信号端子Sから発生した電磁波が極力外部にもれないようになっている。A(1,3)p、A(1、3)n、A(1,4)p、A(1、4)nも同様に、GSGSGSGSGの順に端子が設けられている。
CMOSスイッチ13A〜13DとダイポールアンテナA(m,n)との間をそれぞれ結び差動送信信号Txp、Txn、差動受信信号Rxp、Rxnを送る配線の長さ、インピーダンスは、それぞれ同じとなっている。本実施の形態では、差動送信信号Txp,Txn、差動受信信号Rxp,Rxnが通る配線の全体のインピーダンスが50Ωとなるように調整されている。
制御部14は、CPU、メモリ、外部記憶装置、入出力I/O、水晶発振器等を備えるコンピュータ(情報処理装置)である。水晶発振器が発生するクロック信号に従って、CPUが、外部記憶装置にインストールされメモリに読み込まれたプログラムを実行して、外部記憶装置へのデータの書き込み/読み出しや入出力I/Oを介して外部機器と送受信を行うことにより、制御部14の機能が実現される。
図9に示すように、制御部14は、取り得る全てのダイポールアンテナA(m,n)の組み合わせで無線信号を送受信し、各組み合わせでの受信信号Rxを取得する(ステップS1)。具体的には、このステップS1において、制御部14は、制御信号CTA、CTA、CTC、CTDを出力してCMOSスイッチ13A〜13Dを制御しつつ、差動送信信号Txp、Txnを送信するダイポールアンテナA(m,n)及び差動受信信号Rxp、Rxnを受信するダイポールアンテナA(m,n)の組み合わせを順次切り替えていく。そして、制御部14は、この切り替えを行いながら、送信信号Txを出力して送信部11に差動送信信号Txp、Txnを出力させ、差動受信信号Rxp、Rxnを受信部12に入力させる。
制御部14は、ダイポールアンテナA(m,n)での差動受信信号Rxp、Rxnを加算した信号を最終的な受信信号Rxとして取得し、制御部14が記憶する。このようにして、全てのダイポールアンテナA(m,n)の組み合わせで受信信号Rxが取得される。上述のように、最終的な受信信号Rxの信号レベルは、差動受信信号Rxp、Rxnの2倍となる。
本実施の形態では、CMOSスイッチ13A〜13Dのうち、いずれかのCMOSスイッチが送信用となり、他のいずれかのCMOSスイッチが受信用として指定される。すなわち、1つの送信用のダイポールアンテナA(m,n)に対して、12個の受信用のダイポールアンテナA(m,n)が存在する。送信用の数は16個であるので、12×16=192通りのアンテナの組み合わせで送受信が行われる。
続いて、制御部14は、送受信のダイポールアンテナA(m,n)の組み合わせのうち、相対距離が同じ送信アンテナ及び受信アンテナの組み合わせでの受信信号の同距離平均波形パターンを算出する(ステップS2)。
続いて、制御部14は、送信アンテナ及び受信アンテナの全ての組み合わせでの全信号平均波形パターンを算出する(ステップS3)。このパターンが、異常組織CAを算出する基準波形パターンとなる。
続いて、制御部14は、同距離平均波形パターンと基準波形パターンの差分波形パターンを算出する(ステップS4)。さらに、制御部14は、その差分波形パターンに基づいて、無線信号の送受信時間を求め、その送受信時間に基づいて、図3に示すように、異常組織CAの位置を検出する(ステップS5)。ステップS5終了後は、処理を終了する。
異常組織検出装置1は、ダイポールアンテナA(m,n)で送受信される信号を差動信号として、ノイズ成分を低減する。例えば、図10に示すように、CMOSスイッチ13A中の各1P1Tスイッチでは、入力ポートTxinpから入力される差動送信信号Txpと、入力ポートTxinnから入力される差動送信信号Txnとが入力された場合、差動送信信号Txpと差動送信信号Txnとを加算すると、常に0となる。このことは、信号にノイズ成分が含まれていたとしても、それらは相殺され、1P1Tスイッチから流れ出すグラウンド電流は0となり打ち消し合うようになる。また、各半導体スイッチング素子に、もれ電流があった場合にもそれぞれは打ち消し合ってその大きさはほぼ0となる。
このように、送受信される電気信号、無線信号は、信号レベルが2倍となり、逆にノイズ成分が相殺され低減された信号となる。これにより、信号のSN比を著しく向上することができる。
図11(A)には、CMOSスイッチにおける入力ポートTxinpとダイポールアンテナA(1、1)〜A(1,4)との間の挿入損失(SパラメータS21)が示されている。図11(A)に示すように、どの場合についても、挿入損失は、例えば5、10、15GHzにおいて、それぞれ4dB、6dB、8dB程度となっており、広い周波数帯域で、挿入損失が小さくなっている。
図11(B)には、CMOSスイッチにおける入力端子側の反射係数(SパラメータS11)が示されている。図11(B)に示すように、どの場合についても、反射損失は、0−17GHzにおいて、−10dB以下となっており、広い周波数帯域で、反射損失が小さくなっている。
図12には、シングルエンドのCMOSスイッチと、差動のCMOSスイッチ13A〜13Dとの挿入損失の比較結果が示されている。図12では、GSG(Probe chip)が、シングルエンドのCMOSスイッチの挿入損失を示しており、GSGSG(Probe chip)が、差動のCMOSスイッチ13A〜13Dの挿入損失を示している。図12に示すように、差動のCMOSスイッチを、シングルエンドのCMOSスイッチと比べると、10GHzでは、2dB程度低く、15GHzでは、3〜4dB程度低く、20GHzでは、4〜6dB程度低くなっている。
図13には、差動の双極4投(DP4T)スイッチと他のスイッチ(シングルエンドのDP4Tスイッチ、SP8Tスイッチ、DP8Tスイッチ)との挿入損失の比較結果がまとめられている。この表では、3GHz、6GHz、10GHz、15GHz、20GHzにおいて、差動(Differential Ended)のDP4Tスイッチ、シングルエンドのDP4Tスイッチ、シングルエンドのSP8Tスイッチ、シングルエンドのDP8Tスイッチでの挿入損失が示されている。図13に示すように、0−20GHzの広い周波数帯域において、差動のCMOSスイッチの挿入損失が最小となる。
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、送受信されるインパルス状の電気信号、無線信号を差動信号(差動送信信号Txp,Txn/差動受信信号Rxp,Rxn)としているので、正極側の信号にも、負極側の信号にも同等のノイズ成分が含まれるようになる。したがって、それらの信号を加算等すれば、ノイズ成分が相殺された受信信号Rxを生成することができる。この結果、送受信される電気信号、無線信号に含まれるノイズ成分を低減して異常組織CAの検出精度を向上することができる。
また、本実施の形態によれば、差動送信信号Txp,Txn及び差動受信信号Rxp,Rxnが、正の極性を有する差動送信信号Txp,差動受信信号Rxpと、負の極性を有する差動送信信号Txn,差動受信信号Rxnとで構成されている。このようにすれば、差動送信信号Txp,Txnの和、を常に0としてノイズ成分を除去するとともに、元々の信号に比べ、差動信号の差を2倍に大きくすることができる。この結果、SN比をさらに向上して、異常組織CAの検出精度を大きく向上することができる。
さらに、本実施の形態によれば、4つのCMOSアンテナ13A〜13Dを用いて、送信用のダイポールアンテナA(m,n)と受信用のダイポールアンテナA(m,n)との切り替えを行うので、送受信のダイポールアンテナA(m,n)の組み合わせを増やして、異常組織CAの検出精度を高めることができる。なお、CMOSスイッチをDP4Tスイッチとした場合には、送受信のアンテナの組み合わせを192通りとすることができるので、CMOSスイッチとして、SP8Tスイッチ、DP8Tスイッチを採用した場合よりも、アンテナの組み合わせ数を多くすることができる。このようにすれば、異常組織CAを検出するための信号の数を増やすことができるので、その検出精度を高めることができる。
また、場合によっては、差動のDP8Tスイッチ等、他の差動のCMOSスイッチを、用いるようにしてもよい。
最も、上記実施の形態では、ダイポールアンテナの数を、4×4の16個としたが、これには限られない。ダイポールアンテナの数は、m×n(m、nは自然数)個であればよい。
なお、図2に示すアンテナアレイ10では、ダイポールアンテナA(m,n)の周囲にダミーアンテナを設けて、各ダイポールアンテナA(m,n)の周囲の環境を均一にし、各ダイポールアンテナA(m,n)の無線信号の送受信の状態を極力同じにするようにしてもよい。
この発明は、この発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、この発明を説明するためのものであり、この発明の範囲を限定するものではない。すなわち、この発明の範囲は、実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、この発明の範囲内とみなされる。
本発明は、乳癌センサなどに用いられるアンテナアレイ装置に好適である。また、本発明は、乳癌センサに限らず、他の腫瘍等、生体内の誘電率の異なる領域の検出・判別に応用可能である。また、生体に関わらず、周囲と誘電率が異なる検出対象の検出・判別に応用可能である。
1 異常組織検出装置、10 アンテナアレイ、11 送信部、12 受信部、13A、13B、13C、13D CMOSスイッチ、14 制御部、20T,20R 1P2Tスイッチ、20T1,20T2,21A,21B,21C,21D 1P1Tスイッチ、22A,22B セレクタ、40A,41A,42A,40B,41B,42B 半導体スイッチング素子、A(m,n)(m=1〜4、n=1〜4) ダイポールアンテナ、CA 異常組織、43A インバータ、E12,E13 楕円、Tx 送信信号、Rx 受信信号、Txp,Txn 差動送信信号、Rxp,Rxn 差動受信信号、Txinp、Txinn 入力ポート、Rxinp,Rxinn 出力ポート、R1Tx,R2Tx,R1Rx,R2Rx 選択信号、R1p,R1n,R2p,R2n 信号線、VDDTx,VDDRx 電源信号、CTA、CTB、CTC、CTD 制御信号、sel 選択信号、A(m,n)p,A(m,n)n ダイポールアンテナの極

Claims (3)

  1. インパルス状のマイクロ波の差動信号に対応する無線信号を送受信するm×n(m、nは自然数)個のダイポールアンテナと、
    前記m×n個のダイポールアンテナのうちのいずれか1つのダイポールアンテナから送信される前記無線信号に対応する差動送信信号を出力する差動出力端を有する送信部と、
    前記m×n個のダイポールアンテナのうちのいずれか1つのダイポールアンテナで受信された無線信号に対応する差動受信信号を入力する差動入力端を有する受信部と、
    前記m×n個のダイポールアンテナのうち、それぞれが異なるn個のダイポールアンテナに接続され、前記差動出力端から出力された前記差動送信信号を、n個のダイポールアンテナのいずれか1つのダイポールアンテナに出力するか、n個のダイポールアンテナのいずれか1つのダイポールアンテナから入力した前記差動受信信号を、前記差動入力端に入力するか、前記差動出力端及び前記差動入力端と、n個のダイポールアンテナとを切断する双極n投のm個のCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)スイッチと、
    前記m個のCMOSスイッチを制御して、前記差動送信信号を送信するダイポールアンテナ及び前記差動受信信号を受信するダイポールアンテナの組み合わせを切り替えながら、前記送信部に前記差動送信信号を出力させ、前記差動受信信号を前記受信部に入力させる制御部と、
    を備える異常組織検出装置。
  2. 前記差動送信信号及び前記差動受信信号は、正の極性を有する第1の信号と、負の極性を有し、前記第1の信号と逆相の第2の信号とで構成されている、
    請求項1に記載の異常組織検出装置。
  3. 前記ダイポールアンテナの数は、4×4個であり、
    前記CMOSスイッチは、双極4投のCMOSスイッチである、
    請求項1又は2に記載の異常組織検出装置。
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