JP2017111619A - 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
公知文献1:山内悠嗣、外2名、「[サーベイ論文] 統計的学習手法による人検出」、電子情報通信学会技術研究報告、vol.112、no.197、PRMU2012-43、pp.113-126、2012年9月
公知文献2:Laurent Itti, Christof Koch, and Ernst Niebur,"A Model of Saliency-Based Visual Attention for Rapid Scene Analysis",IEEE Transactions on Pattern Analysis and Machine Intelligence, 20(11):1254-1259 (1998)
g(x、y)=αIi(x、y)+(1−α)Ii+1(x、y) … (式1)
α(x)=(x−xs)/(xe−xs) … (式2)
(式2)において、xs及びxeは、図4に示すように重複領域25の両端のx座標であり、xs<xeである。
次に、本発明の第1の実施形態による画像処理装置を説明する。第1の実施形態は、前述した合成処理に用いる合成情報を求める処理について変形を加えたものである。ここで、図7を参照して仮想全天球画像の生成処理について簡単に説明する。図7は、仮想全天球画像の生成処理を示す模式図である。まず、カメラCi−1、Ci、Ci+1によって入力画像を事前に獲得する。そして、得られた入力画像から前景となる切り出し画像Si−1、Si、Si+1を切り出す。ここで、iは、カメラが並んだ順に付与された順番号である。切り出し画像Sに付与されたiについてもiの値が同じカメラから切り出したことを示している。また、アフィン変換パラメータAについてもiの値が同じカメラの画像に用いるアフィン変換パラメータを示している。図7は、3枚の切り出し画像Si−1、Si、Si+1を合成する例を示している。切り出し画像の最低数は1枚である。
(1)画像入力部34は、背景動画を背景画像格納部302から読み込む。
(2)背景動画中の所定のMフレーム(Mは2以上の自然数。5〜10程度あればよい。)以上連続したフレーム画像(Mフレームの映像。以下、短時間区間の部分画像と記載。)毎に、同一背景動画中の別のMフレームの映像(短時間区間の部分画像)との類似度を求め、予め定めた類似度のしきい値以上類似しているか否かで、類似する2以上のMフレームの映像(短時間区間の部分画像)を探し、抽出する。例えば、画像(フレーム)間の類似度を求め、Mフレーム分の類似度の積算によって映像間の類似度とし、この類似度が所定の類似度のしきい値以上であれば、類似度を求めた映像同士が類似すると判定する。なお、予め定めたしきい値以上類似しているか否かという探索基準は一例である。複数の尺度に基づいて類似度を求め、それらが所定の基準を満たすか否かで、類似しているか否かを判定するようにすればよい。図8は、5つの類似する短時間区間を探し出した例を示している。
(3)(2)で抽出された短時間区間の部分画像の中から、予め定めた一定時間以上離れている2つの短時間区間の部分画像の組み合わせを選択する。
(4)(3)で選択された、似ている部分画像の組をつなぎ合わせて短時間の動画をループ再生して違和感のない動画を作成する。図8では、左から5番目(最後の短時間区間)の短時間区間と1番目(先頭の短時間区間)の短時間区間の部分画像をつなぎ合わせてループ再生することにより背景画像とする。図8においては、5番目の短時間区間と1番目の短時間区間とをつなぎ合わせる例を説明したが、必ず5番目と1番目をつなぎ合わせるのではなく、1回目の再生は、5番目と1番目とをつなぎ合わせ、2回目の再生では、5番目と、1番目から4番目のいずれかをつなぎ合わせることにより、常に異なった背景画像を再生することが可能となる。繰り返し再生の度に、先頭部分を変化させることによって違和感のないループ再生を行うことが可能となる。
(1)画像入力部34は、背景動画を背景画像格納部302から読み込む。
(2)図8と同様に、予め定めた類似度のしきい値以上類似している所定の数のM(Mは2以上の自然数)フレームが連続した2つの部分画像を探す。図9は、5つの類似する短時間区間を探し出した例を示している。5つの短時間区間を左から短時間区間1〜5と称する。
(3)どこかの短時間区間X(例えば短時間区間2)から、短時間区間Xよりも後ろの短時間区間(短時間区間3〜5)のいずれかまで再生する。
(4)後ろの短時間区間(例えば短時間区間3)まで再生したらそのまま再生を続けるか別の短時間区間点(短時間区間1〜4)へ移動して再生するかをランダムに決めて再生する。
(5)最後の短時間区間5まで再生したら、短時間区間1〜4のいずれかに戻って、(3)、(4)、(5)の処理を繰り返す。
(1)画像入力部34は、背景動画を背景画像格納部302から読み込む。
(2)図8と同様に、予め定めた類似度のしきい値以上類似している所定の数のM(Mは2以上の自然数)フレームが連続した2つの部分画像を2パターン探し出す。図10は、3つの類似する第1短時間区間(○)と3つの第2短時間区間(△)を探し出した例を示している。
(3)つなぎ目では第1短時間区間同士、または第2短時間区間同士をつなぎ合わせる。図10に示す例では第1短時間区間1から第2短時間区間1まで再生し、そして、第2短時間区間1と第2短時間区間2とつなぎ合わせて、第2短時間区間2から第1短時間区間2まで再生するという動作を繰り返し行う。ただし、再生する区間の先頭は、第1または第2短時間区間であり、再生する区間の最後も第1または第2短時間区間であってもよい。
(1)画像入力部34は、背景動画を背景画像格納部302から読み込む。
(2)図8と同様に、予め定めた類似度しきい値以上類似している所定の数のM(Mは2以上の自然数)フレームが連続した2つの部分画像を3パターン探し出す。図10は、2つの類似する第1短時間区間(○)と3つの第2短時間区間(△)と2つの第3短時間区間(□)を探し出した例を示している。
(3)つなぎ目では第1短時間区間同士、または第2短時間区間同士、または第3短時間区間同士をつなぎ合わせて再生するという動作を繰り返し行う。ただし、再生する区間の先頭は、第1または第2または第3短時間区間であり、再生する区間の最後も第1または第2、または第3短時間区間であってもよい。
次に、本発明の第2の実施形態による画像処理装置を説明する。第2の実施形態では、複数領域に分割して、領域毎に第1の実施形態の処理動作を行う。第2の実施形態は、より周期が長い映像を作成するものである。領域間を移動するオブジェクトが存在しない小領域に分割して、第1の実施形態を適用する。例えばサッカーであれば、観客は水平方向への移動をほとんど含まないので複数の領域に分割することは容易である。複数の領域毎に、異なる周期のループで動画を作成すれば、全体を通してみると非常に長い周期の動画とすることができる。
(a)背景動画を背景画像格納部302から読み込む。
(b)前景が領域外に移動しない複数の領域に分割する。すなわち、横切るオプティカルフローが存在しないように領域分割する。
以降は、第1の実施形態における背景画像生成処理と同様の処理動作を行う。
そして、最後に、領域毎に作成した映像を、合成する。
Claims (9)
- 全天球画像による背景映像を違和感なく再生する画像処理装置であって、
予め蓄積された映像中において、所定の映像区間を抽出し、つなぎ合わせて再生する際に、つなぎ目部分前後の部分映像が類似した映像となるように前記映像区間を抽出する背景映像再生手段を備える画像処理装置。 - 前記背景映像再生手段は、
予め蓄積された映像中において類似する短時間区間を複数抽出し、抽出した前記短時間区間で始まり、他の前記短時間区間で終わる背景映像区間をつなぎ合わせて前記背景映像を生成して再生する請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記背景映像再生手段は、
予め蓄積された映像中において、類似する短時間区間を複数抽出し、前記短時間区間で始まり、他の短時間区間で終わる再生すべき映像区間の終わりと、次に続く前記映像区間の始まりが類似している前記短時間区間をつなぎ合わせて前記背景映像を生成して再生する請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記背景映像再生手段は、前記短時間区間で始まり、他の前記短時間区間で終わる背景映像区間をランダムに選択してつなぎ合わせて再生する請求項2または3に記載の画像処理装置。
- 全天球画像による背景映像に対して前景画像を合成した映像を生成する際に、前記背景映像を違和感なく再生する画像処理装置であって、
前記前景画像に含まれるオブジェクトが領域間を移動しないように前記背景画像を小領域に分割する領域分割手段と、
予め蓄積された映像中において、所定の映像区間を抽出し、つなぎ合わせて再生する際に、つなぎ目部分前後の部分映像が類似した映像となるように前記映像区間を抽出する処理を前記領域毎に行う背景映像再生手段と
を備える画像処理装置。 - 前記背景映像再生手段は、
生成した前記背景映像を繰り返し再生する請求項1から5のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 全天球画像による背景映像を違和感なく再生する画像処理装置が行う画像処理方法であって、
予め蓄積された映像中において、所定の映像区間を抽出し、つなぎ合わせて再生する際に、つなぎ目部分前後の部分映像が類似した映像となるように前記映像区間を抽出する背景映像再生ステップを有する画像処理方法。 - 全天球画像による背景映像に対して前景画像を合成した映像を生成する際に、前記背景映像を違和感なく再生する画像処理装置が行う画像処理方法であって、
前記前景画像に含まれるオブジェクトが領域間を移動しないように前記背景画像を小領域に分割する領域分割ステップと、
予め蓄積された映像中において、所定の映像区間を抽出し、つなぎ合わせて再生する際に、つなぎ目部分前後の部分映像が類似した映像となるように前記映像区間を抽出する処理を前記領域毎に行う背景映像再生ステップと
を有する画像処理方法。 - コンピュータを、請求項1から6のいずれか1項に記載の画像処理装置として機能させるための画像処理プログラム。
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