JP2017111555A - Distribution history management program, distribution history management system and distribution history management method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は配布履歴管理プログラム、配布履歴管理装置および配布履歴管理方法に関する。 The present invention relates to a distribution history management program, a distribution history management apparatus, and a distribution history management method.
サーバコンピュータ(サーバと称する)およびクライアントコンピュータ(クライアントと称する)を含む情報処理システムが利用されている。情報処理システムでは、サーバが、クライアントで用いられるソフトウェアのプログラムや動作設定データなどの情報資源(単に資源と称する)を管理することがある。サーバは、クライアントからの要求に応じて資源を配布することもある。 An information processing system including a server computer (referred to as a server) and a client computer (referred to as a client) is used. In an information processing system, a server may manage information resources (simply referred to as resources) such as software programs and operation setting data used in a client. The server may distribute resources in response to requests from clients.
例えば、インターネットを使用したクライアントサーバシステムにおいて、サーバからクライアントへプログラムのパッチ提供を行う方法が提案されている。この提案では、サーバが、クライアントのパッチバージョン管理を行う。サーバは、クライアントに登録されているパッチのバージョンとサーバに登録されているパッチのバージョンとを比較し、サーバのバージョンが高い場合、パッチファイルをクライアントに提供する。 For example, in a client server system using the Internet, a method of providing a program patch from a server to a client has been proposed. In this proposal, the server manages the patch version of the client. The server compares the patch version registered in the client with the patch version registered in the server, and provides a patch file to the client if the server version is high.
管理装置(例えば、サーバ)が、複数の端末装置(例えば、クライアント)それぞれに対して配布済の資源を管理する方法が問題となる。例えば、管理装置が、各端末装置の所定のソフトウェア(例えば、オペレーティングシステム)に設定される識別名により端末装置を識別し、端末装置毎の配布済の資源を管理することが考えられる。しかし、設定された識別名が変更されると、管理装置が、同一の端末装置を、設定変更前後で別個の端末装置として認識してしまい、該当の端末装置に対する配布済の資源を適切に管理できなくなる。すると、該当の端末装置に配布済であるはずの資源が管理装置により未配布であると管理されてしまうなど、端末装置に対する資源配布の不整合が生じ得る。 A problem arises in how a management apparatus (for example, a server) manages resources distributed to each of a plurality of terminal apparatuses (for example, clients). For example, it is conceivable that the management device identifies a terminal device by an identification name set in predetermined software (for example, an operating system) of each terminal device, and manages distributed resources for each terminal device. However, if the set identification name is changed, the management device recognizes the same terminal device as a separate terminal device before and after the setting change, and appropriately manages resources distributed to the corresponding terminal device. become unable. Then, inconsistency in resource distribution to the terminal device may occur, for example, a resource that should have been distributed to the terminal device is managed by the management device as undistributed.
1つの側面では、本発明は、端末装置に対する資源配布の不整合を抑止する配布履歴管理プログラム、配布履歴管理装置および配布履歴管理方法を提供することを目的とする。 In one aspect, an object of the present invention is to provide a distribution history management program, a distribution history management device, and a distribution history management method that suppress inconsistencies in resource distribution to terminal devices.
1つの態様では、配布履歴管理プログラムが提供される。この配布履歴管理プログラムは、コンピュータに、端末装置について、ホスト名と物理アドレスと資源の配布履歴情報とを関連付けて記憶部に記憶し、端末装置に資源を配布する際に、配布先の端末装置と一致するホスト名または物理アドレスと関連付けて記憶部に記憶された配布履歴情報を配布先の端末装置に対応する配布履歴情報と特定する、処理を実行させる。 In one aspect, a distribution history management program is provided. The distribution history management program stores a host name, a physical address, and resource distribution history information in a storage unit in association with a computer in a storage unit, and distributes resources to the terminal device. The distribution history information stored in the storage unit in association with the host name or physical address that matches is specified as the distribution history information corresponding to the distribution destination terminal device.
1つの側面では、端末装置に対する資源配布の不整合を抑止する。 In one aspect, inconsistencies in resource distribution to terminal devices are suppressed.
以下、本実施の形態を図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態の配布履歴管理装置を示す図である。配布履歴管理装置1は、端末装置2に対する情報資源(単に資源と称する)の配布の履歴(配布履歴)を管理する。資源は、例えば、ソフトウェアのプログラム(プログラム全体またはパッチプログラムなどの一部プログラム)、ソフトウェアの動作設定情報(パラメータ情報やウィルスパターンファイルなど)を含み得る。
Hereinafter, the present embodiment will be described with reference to the drawings.
[First Embodiment]
FIG. 1 is a diagram illustrating a distribution history management apparatus according to the first embodiment. The distribution
配布履歴管理装置1および端末装置2は、ネットワーク3に接続されている。ネットワーク3には、端末装置2の他にも端末装置(図示を省略している)が接続される。配布履歴管理装置1は、ネットワーク3に接続された複数の端末装置それぞれに対する資源の配布履歴を管理する。また、配布履歴管理装置1は、配布履歴に基づいて、複数の端末装置それぞれに配布する資源の特定および特定した資源の配布を行う。端末装置2は、配布された資源(配布済資源)を記憶する。
The distribution
記憶部1aは、RAM(Random Access Memory)などの揮発性記憶装置でもよいし、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの不揮発性記憶装置でもよい。演算部1bは、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などを含み得る。演算部1bはプログラムを実行するプロセッサであってもよい。ここでいう「プロセッサ」には、複数のプロセッサの集合(マルチプロセッサ)も含まれ得る。端末装置2も配布履歴管理装置1と同様に記憶部と演算部とを有する。配布履歴管理装置1および端末装置2はコンピュータと呼ばれるものでもよい。
The
記憶部1aは、端末装置に配布する資源を記憶する。例えば、記憶部1aには、新たなアプリケーションソフトウェアを配布する際や、ソフトウェアのプログラムや動作設定情報に更新が発生した際に、新たな資源(改版されたプログラムや動作設定情報)が格納される。
The
記憶部1aは、端末装置について、ホスト名と物理アドレスと資源の配布履歴情報とを関連付けて記憶する。ホスト名は、例えば、端末装置で実行されるオペレーティングシステム(OS:Operating System)に設定される端末装置の識別名である。ホスト名は、コンピュータ名と呼ばれてもよい。物理アドレスは、例えば、端末装置が有するNIC(Network Interface Controller)のMAC(Media Access Control)アドレスである。ホスト名および物理アドレスの何れも、ネットワーク3に接続された各端末装置を一意に特定する識別情報である。
The
例えば、記憶部1aは、管理テーブルT1を記憶する。管理テーブルT1は、ホスト名、物理アドレスおよび配布履歴情報の項目を含む。ホスト名の項目には、ホスト名が登録される。物理アドレスの項目には、物理アドレスが登録される。配布履歴情報の項目には、配布履歴情報が登録される。例えば、管理テーブルT1には、ホスト名“H1”、物理アドレス“A1”、配布履歴情報“X1”というレコードが登録されている。ここで、ホスト名“H1”および物理アドレス“A1”は、あるタイミング(配布履歴情報“X1”が取得されたタイミング)において端末装置2が保持していたホスト名および物理アドレスである。管理テーブルT1には、他の端末装置に関するレコードも同様に登録される。例えば、ホスト名“H2”、物理アドレス“A2”、配布履歴情報“X2”は、端末装置2以外の端末装置に対する配布履歴を管理するためのレコードである。
For example, the
演算部1bは、端末装置に資源を配布する際に、配布先の端末装置と一致するホスト名または物理アドレスと関連付けて記憶部1aに記憶された配布履歴情報を配布先の端末装置に対応する配布履歴情報と特定する。
When the
例えば、演算部1bは、端末装置2から資源要求を受信する。資源要求は、現時点の端末装置2のホスト名および物理アドレスの情報を含む。演算部1bは、資源要求に基づいて、端末装置2に対する配布履歴を検索する。例えば、資源要求がホスト名“H1”、物理アドレス“A1”を含む場合、演算部1bは、ホスト名“H1”または物理アドレス“A1”に対応する配布履歴情報“X1”を特定する。演算部1bは、配布履歴情報“X1”を基に、端末装置2に未配布の資源を特定し、特定した未配布の資源を端末装置2に配布する。演算部1bは、今回配布した資源の情報を、配布履歴情報“X1”に追加する。
For example, the
ここで、端末装置2のホスト名または物理アドレスが変更されることがある。例えば、ユーザによる利用環境の変化に応じて、ホスト名が変更され得る。また、端末装置2に搭載されたNICの故障により、NICが交換されると、端末装置2の物理アドレスが変更され得る。演算部1bは、何れの場合にも、端末装置2に対応する配布履歴情報を適切に特定できる。具体的には次の通りである。
Here, the host name or physical address of the
第1に、物理アドレス変更時を考える。変更後の物理アドレスは“Ax”である。この場合、演算部1bは、ホスト名“H1”および物理アドレス“Ax”を含む資源要求を、端末装置2から受信する。演算部1bは、管理テーブルT1を参照して、ホスト名“H1”または物理アドレス“Ax”を含むレコードを検索する。管理テーブルT1の例では、ホスト名“H1”を含むレコードが存在する(前述のようにホスト名および物理アドレスそれぞれは、各端末装置で一意であり物理アドレス“Ax”を含むレコードは存在しない)。したがって、演算部1bは、端末装置2に対する配布履歴情報として、ホスト名“H1”に対応する配布履歴情報“X1”を特定する。
First, consider when the physical address is changed. The physical address after the change is “Ax”. In this case, the
第2に、ホスト名変更時を考える。変更後のホスト名は“Hx”である。この場合、演算部1bは、ホスト名“Hx”および物理アドレス“A1”を含む資源要求を、端末装置2から受信する。演算部1bは、管理テーブルT1を参照して、ホスト名“Hx”または物理アドレス“A1”を含むレコードを検索する。管理テーブルT1の例では、物理アドレス“A1”を含むレコードが存在する(前述のようにホスト名および物理アドレスそれぞれは、各端末装置で一意でありホスト名“Hx”を含むレコードは存在しない)。したがって、演算部1bは、端末装置2に対する配布履歴情報として、物理アドレス“A1”に対応する配布履歴情報“X1”を特定する。
Second, consider when the host name is changed. The host name after the change is “Hx”. In this case, the
このように、演算部1bは、端末装置2のホスト名または物理アドレスが変更されたとしても、未変更である方の情報を基に、端末装置2の配布履歴情報“X1”を適切に特定することができる。
Thus, even if the host name or physical address of the
ここで、端末装置2に設定されたある1つの識別名のみに対応付けて配布履歴情報を管理することも考えられる。しかし、この場合、当該1つの識別名が変更されたことにより、同じ端末装置2を変更前後の各タイミングで別個の端末装置として認識してしまうおそれがある。すると、配布履歴管理装置1が保持する配布履歴と、端末装置2が保持する配布済資源とで不整合が生じ得る。例えば、設定変更後の端末装置2をネットワーク3に新しく接続された端末装置であると判断してしまい、端末装置2に配布済であるはずの資源が未配布であると誤って管理されてしまう。すると、配布済の資源を端末装置2に再度配布するなど、配布履歴管理装置1、端末装置2およびネットワーク3に余計な負荷を与えるおそれもある。また、設定変更前の端末装置2の配布履歴が、端末装置2の配布履歴として利用されないまま、管理テーブルT1に残存してしまうおそれもある。
Here, it is also conceivable to manage the distribution history information in association with only one identification name set in the
そこで、配布履歴管理装置1は、ホスト名と物理アドレスと資源の配布履歴情報とを関連付けて記憶し、ホスト名または物理アドレスにより配布先の端末装置2に対する配布履歴情報を特定する。ここで、ホスト名はオペレーティングシステムなどのソフトウェアの情報であり、物理アドレスはNICなどのハードウェアの情報であるといえる。これらソフトウェアの情報とハードウェアの情報とが同時に変更されることは非常に稀であると考えられる。強いてあるとすれば、ホスト名変更の契機(例えば、ユーザの運用規約の変更タイミングなど)と、物理アドレスを保持するハードウェアの交換(故障などによる交換)が同時に発生するという状況が考えられるが、このような状況が発生する可能性は非常に低い。よって、ホスト名と物理アドレスの組に配布履歴情報を対応付けて管理しておけば、ホスト名および物理アドレスの何れか一方のみに配布履歴情報を対応付けて管理するよりも、各端末装置に対する配布履歴情報を適切に特定できる可能性を高められる。こうして、配布履歴管理装置1は、端末装置に対する資源配布の不整合を抑止でき、端末装置に対して適切に資源配布を行える。
Accordingly, the distribution
[第2の実施の形態]
図2は、第2の実施の形態の情報処理システムを示す図である。第2の実施の形態の情報処理システムは、資源取得先サーバ100,100a,100b、クライアント200,200a,200b,200c,200d,200eおよび一元管理サーバ300を有する。第2の実施の形態の情報処理システムは、資源取得先サーバ100,100a,100bを用いて、クライアント200,200a,200b,200c,200d,200eを含む複数のクライアントに対する資源配布を分散して行う。ここで、資源は、例えば、ソフトウェアのプログラム(プログラム全体またはパッチプログラムなどの一部プログラム)、ソフトウェアの動作設定情報(パラメータ情報やウィルスパターンファイルなど)を含み得る。
[Second Embodiment]
FIG. 2 illustrates an information processing system according to the second embodiment. The information processing system according to the second embodiment includes resource
資源取得先サーバ100およびクライアント200,200aは、ネットワーク10に接続されている。資源取得先サーバ100aおよびクライアント200b,200cは、ネットワーク10aに接続されている。資源取得先サーバ100bおよびクライアント200d,200eはネットワーク10bに接続されている。資源取得先サーバ100,100a,100bおよび一元管理サーバ300は、ネットワーク20に接続されている。
The resource
ネットワーク10,10a,10b,20は、例えばLAN(Local Area Network)である。ネットワーク10,10a,10b,20は、例えばWAN(Wide Area Network)やインターネットでもよい。
The
資源取得先サーバ100,100a,100bは、クライアント200,200a,200b,200c,200d,200eに対する資源配布を行うサーバコンピュータである。資源取得先サーバ100,100a,100bは、クライアント200,200a,200b,200c,200d,200eに対する資源配布を分担する。各クライアントからの資源取得要求は、ほぼ同時に行われる運用(例えば、クライアントの電源投入時など)が多く、配布対象となるクライアントが多数ある場合、資源取得先サーバが1台だと、当該サーバに要求が集中するおそれがあるからである。複数の資源取得先サーバで分担することで、ある資源取得先サーバに要求が集中することを抑え、当該サーバのスローダウンやネットワーク帯域の枯渇が発生するのを防げる。
The resource
例えば、資源取得先サーバ100は、ネットワーク10に接続されているクライアント(例えば、クライアント200,200a)に対する資源配布を担当する。資源取得先サーバ100aは、ネットワーク10aに接続されているクライアント(例えば、クライアント200b,200c)に対する資源配布を担当する。資源取得先サーバ100bは、ネットワーク10bに接続されているクライアント(例えば、クライアント200d,200e)に対する資源配布を担当する。
For example, the resource
資源取得先サーバ100,100a,100bは、自身が担当するクライアントに対する資源の配布履歴情報を保持する。資源取得先サーバ100,100a,100bは、自身が担当しないクライアントに対する資源の配布履歴情報を保持しない。複数の資源取得先サーバで同じクライアントに対する配布履歴情報を重複して保持するのは記憶領域を余計に消費し、非効率的だからである。
The resource
特に、各資源取得先サーバが保持する配布履歴情報を、一元管理サーバ300を含めた全てのサーバで保持する場合、配布履歴の更新情報を全てのサーバに通知し、通知されたサーバで配布履歴情報を更新することになる。前述の通り、各クライアントからの資源取得要求はほぼ同時に行われ得る。そのため、配布履歴のミラーリングを行うと、各クライアントへ資源を配布するための通信の他に配布履歴情報を各サーバで同期するための通信が大量に発生するおそれがある。配布処理と履歴の更新処理が多数同時に実行されると各資源取得先サーバの負荷が増大してしまう。資源取得先サーバ間で、こうした配布履歴情報の同期を行わないようにすることで、各サーバの負荷が増大することを抑えられる。
In particular, when the distribution history information held by each resource acquisition destination server is held by all servers including the
更に、資源取得先サーバ100,100a,100bは、配布履歴情報を重複してもたないようにすることで、各クライアントへの資源配布の完了を適切に管理することができる。例えば、配布資源については、全てのクライアントのへの配布が完了した時点で運用可能とすることもある(配布が完了していないクライアントが1台でもあると運用を開始してよいのか判断できないため)。あるクライアントについての過去の配布履歴が、当該クライアントを現在担当していない資源取得先サーバに残っている場合、この配布履歴については、新たに配布した資源による更新が行われないため、配布が完了していないクライアントとみなされてしまう。その結果、全てのクライアントに対する配布が完了しているにも関わらず、残存する配布履歴のために、配布が完了していないクライアントが存在していると誤って判断され、運用可能とならない事態が発生し得る。資源取得先サーバ100,100a,100bは、配布履歴情報を重複してもたないようにすることで、このような事態の発生を防げる。
Furthermore, the resource
ここで、資源取得先サーバ100,100a,100bそれぞれは、第1の実施の形態の配布履歴管理装置1の一例である。
クライアント200,200a,200b,200c,200d,200eは、資源取得先サーバ100,100a,100bにより配布された資源を用いて業務処理を実行するクライアントコンピュータである。クライアント200,200a,200b,200c,200d,200eそれぞれは、現在接続されているネットワークとの接続を切って、別のネットワークに接続することも可能である。例えば、クライアント200の接続先を、ネットワーク10に代えて、ネットワーク10aとすることもできる。この場合、クライアント200に対する資源配布を担当する資源取得先サーバは、資源取得先サーバ100から資源取得先サーバ100aに変更される。ここで、クライアント200,200a,200b,200c,200d,200eそれぞれは、第1の実施の形態の端末装置2の一例である。
Here, each of the resource
The
一元管理サーバ300は、資源取得先サーバ100,100a,100bによる配布の対象とする資源を一元的に管理するサーバコンピュータである。例えば、一元管理サーバ300は、各クライアントに配布したい新たな資源のユーザによる入力を受け付け保持する。一元管理サーバ300は、入力された新たな資源を複製して、資源取得先サーバ100,100a,100bに配布する。
The
図3は、資源取得先サーバのハードウェア例を示す図である。資源取得先サーバ100は、プロセッサ101、RAM102、HDD103、画像信号処理部104、入力信号処理部105、媒体リーダ106およびNIC107を有する。各ユニットは資源取得先サーバ100のバスに接続されている。
FIG. 3 is a diagram illustrating a hardware example of the resource acquisition destination server. The resource
プロセッサ101は、資源取得先サーバ100の情報処理を制御する。プロセッサ101は、マルチプロセッサであってもよい。プロセッサ101は、例えばCPU、DSP、ASICまたはFPGAなどである。プロセッサ101は、CPU、DSP、ASIC、FPGAなどのうちの2以上の要素の組み合わせであってもよい。
The
RAM102は、資源取得先サーバ100の主記憶装置である。RAM102は、プロセッサ101に実行させるOSのプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部を一時的に記憶する。また、RAM102は、プロセッサ101による処理に用いる各種データを記憶する。
The
HDD103は、資源取得先サーバ100の補助記憶装置である。HDD103は、内蔵した磁気ディスクに対して、磁気的にデータの書き込みおよび読み出しを行う。HDD103は、OSのプログラム、アプリケーションプログラム、および各種データを記憶する。資源取得先サーバ100は、フラッシュメモリやSSD(Solid State Drive)などの他の種類の補助記憶装置を備えてもよく、複数の補助記憶装置を備えてもよい。
The
画像信号処理部104は、プロセッサ101からの命令に従って、資源取得先サーバ100に接続されたディスプレイ11に画像を出力する。ディスプレイ11としては、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイや液晶ディスプレイなどを用いることができる。
The image
入力信号処理部105は、資源取得先サーバ100に接続された入力デバイス12から入力信号を取得し、プロセッサ101に出力する。入力デバイス12としては、例えば、マウスやタッチパネルなどのポインティングデバイス、キーボードなどを用いることができる。
The input
媒体リーダ106は、記録媒体13に記録されたプログラムやデータを読み取る装置である。記録媒体13として、例えば、フレキシブルディスク(FD:Flexible Disk)やHDDなどの磁気ディスク、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)などの光ディスク、光磁気ディスク(MO:Magneto-Optical disk)を使用できる。また、記録媒体13として、例えば、フラッシュメモリカードなどの不揮発性の半導体メモリを使用することもできる。媒体リーダ106は、例えば、プロセッサ101からの命令に従って、記録媒体13から読み取ったプログラムやデータをRAM102またはHDD103に格納する。
The
NIC107は、ネットワーク10を介して他の装置と通信を行う。NIC107は、有線通信インタフェースでもよいし、無線通信インタフェースでもよい。
なお、資源取得先サーバ100,100a,100b、クライアント200,200a,200b,200c,200d,200eおよび一元管理サーバ300も資源取得先サーバ100と同様のハードウェアにより実現できる。
The
The resource
図4は、資源取得先サーバおよびクライアントの機能例を示す図である。資源取得先サーバ100は、記憶部110、資源要求受信部120、履歴問合せ要求部130、履歴問合せ処理部140および資源送信部150を有する。記憶部110は、例えばRAM102またはHDD103に確保された記憶領域として実現される。資源要求受信部120、履歴問合せ要求部130、履歴問合せ処理部140および資源送信部150は、例えばRAM102に記憶されたプログラムをプロセッサ101が実行することで実現される。
FIG. 4 is a diagram illustrating an example of functions of the resource acquisition destination server and the client. The resource
記憶部110は、各クライアントに対する資源の配布履歴を管理するための配布履歴テーブルを記憶する。配布履歴テーブルは、クライアントのコンピュータ名とMACアドレスと資源配布の履歴情報とが対応付けられた情報である。コンピュータ名は、ホスト名と呼ばれることもある。クライアントのコンピュータ名は、クライアントのOSに設定された情報である。クライアントのMACアドレスは、クライアントが備えるNICにより保持される情報である。履歴情報は、配布を行った資源の名称、世代(バージョン)、配布日時および配布成否などの情報を含む。また、記憶部110は、配布対象の資源を記憶する。
The
資源要求受信部120は、資源要求データをクライアントから受信する。資源要求データは、クライアントにより発行される。資源要求データは、クライアントのコンピュータ名およびクライアントのMACアドレスを含む。資源要求データは、該当のクライアントが資源要求データを前回送信した資源取得先サーバを示す前回接続先情報を含む。前回接続先情報は、通信プロトコルで用いられるアドレス情報であり、例えば、何れかの資源取得先サーバのIP(Internet Protocol)アドレスである。以下の説明では、クライアントのコンピュータ名、MACアドレスおよび前回接続先情報を総称して、「接続情報」と呼ぶことがある。
The resource
資源要求受信部120は、記憶部110に記憶された配布履歴テーブルを参照し、資源要求データに含まれるコンピュータ名またはMACアドレスに基づいて、該当のクライアントの履歴情報を検索する。資源要求受信部120は、該当のクライアントの履歴情報を検索できた場合、検索した履歴情報に基づく資源配布を資源送信部150に指示する。資源要求受信部120は、該当のクライアントの履歴情報を検索できなかった場合、履歴問合せ要求部130に履歴問合せデータの送信を指示する。
The resource
履歴問合せ要求部130は、資源要求受信部120の指示に応じて履歴問合せデータを生成し、送信する。履歴問合せデータは、他の資源取得先サーバに対して、履歴情報を問合せるためのデータである。履歴問合せデータは、資源要求データに含まれるクライアントのコンピュータ名とMACアドレスとを含む。また、履歴問合せデータの宛先は、資源要求データに含まれる前回接続先情報で示されるアドレスである。
The history
履歴問合せ要求部130は、発行した履歴問合せデータに応じて、該当のクライアントに対する履歴情報を、他の資源取得先サーバから受信すると、受信した履歴情報を、記憶部110に記憶された配布履歴テーブルに登録する。また、履歴問合せ要求部130は、受信した履歴情報に基づく資源配布を資源送信部150に指示する(図4では、履歴問合せ要求部130と資源送信部150とを結ぶ関連線を省略している)。
When the history
履歴問合せ処理部140は、他の資源取得先サーバから履歴問合せデータを受信する。履歴問合せ処理部140は、記憶部110に記憶された配布履歴テーブルを参照し、履歴問合せデータに含まれるクライアントのコンピュータ名またはMACアドレスに対応する履歴情報を検索する。履歴問合せ処理部140は、履歴問合せデータの送信元の資源取得サーバに、検索した履歴情報を送信する。履歴問合せ処理部140は、送信した履歴情報を、記憶部110に記憶された配布履歴テーブルから削除する。
The history
資源送信部150は、資源要求受信部120または履歴問合せ要求部130の指示に応じて、記憶部110に記憶された配布履歴管理テーブルを参照し、該当のクライアントに配布する資源を特定する。資源送信部150は、特定した資源を記憶部110から取得し、該当のクライアントに送信する。資源送信部150は、配布履歴テーブルに登録された該当のクライアントの履歴情報に、今回の配布結果を反映させる。
The
ここで、資源取得先サーバ100a,100bも、資源取得先サーバ100と同様の機能を有する。
クライアント200は、記憶部210および資源要求送信部220を有する。記憶部210は、例えばクライアント200が備えるRAMまたはHDDに確保された記憶領域として実現される。資源要求送信部220は、例えばクライアント200が備えるRAMに記憶されたプログラムを、クライアント200が備えるプロセッサが実行することで実現される。
Here, the resource
The
記憶部210は、資源取得先サーバ100から配布された資源を記憶する。また、記憶部210は、前回接続先情報を記憶する。
資源要求送信部220は、資源要求データを生成し、資源取得先サーバ100に送信する。資源要求送信部220は、例えば、クライアント200のユーザによる所定の操作入力を受け付けたタイミングで、資源要求データを生成し、送信する。あるいは、資源要求送信部220は、予め指定されたタイミング(所定の周期やクライアント200が起動したタイミングなど)で、資源要求データを生成し、送信してもよい。
The
The resource
資源受信部230は、資源要求データに応じて、資源取得先サーバ100により送信された資源を受信し、記憶部210に格納する。資源受信部230は、資源の送信元の資源取得先サーバ100のIPアドレスを、前回接続先情報として、記憶部210に格納する。クライアント200は、こうして記憶部210に格納された資源を用いて業務処理を行える。
The
ここで、クライアント200a,200b,200c,200d,200eもクライアント200と同様の機能を有する。
図5は、資源取得先サーバおよびクライアントの通信例を示す図である。図5では、資源取得先サーバ100aが有する記憶部110a、資源要求受信部120a、履歴問合せ要求部130aおよび履歴問合せ処理部140aも図示している(資源送信部に関しては図示を省略している)。資源取得先サーバ100aの各部の機能は、図4で説明した資源取得先サーバ100の同名の機能と同様である。
Here, the
FIG. 5 is a diagram illustrating an example of communication between the resource acquisition destination server and the client. In FIG. 5, the storage unit 110a, the resource request receiving unit 120a, the history inquiry requesting unit 130a, and the history inquiry processing unit 140a included in the resource
例えば、クライアント200の資源要求送信部220は、ネットワーク10に接続されている場合、資源要求データを資源取得先サーバ100に送信する。資源取得先サーバ100の資源要求受信部120は資源要求データを受信する。資源要求データは、前述のように、接続情報(クライアント200のコンピュータ名、MACアドレスおよび前回接続先情報)を含む。資源要求データの接続情報に含まれる前回接続先情報は資源取得先サーバ100のIPアドレスを示す。資源取得先サーバ100は、クライアント200の履歴情報を保持している。このため、資源取得先サーバ100は、クライアント200の履歴情報に基づいて、クライアント200に資源を配布し、クライアント200のコンピュータ名およびMACアドレスに対応する履歴情報に配布結果を反映させる。
For example, the resource
その後、クライアント200は、ネットワーク10からネットワーク10aへ接続先が変更される。例えば、ユーザがクライアント200を所持したまま、フロアや施設間を移動することで、クライアント200の接続先がネットワーク10からネットワーク10aに変更され得る。クライアント200の資源要求送信部220は、ネットワーク10aに接続されている場合、資源要求データを資源取得先サーバ100aに送信する。
Thereafter, the connection destination of the
資源取得先サーバ100aの資源要求受信部120aは、資源要求データを受信する。資源要求データの接続情報に含まれる前回接続先情報は、資源取得先サーバ100のIPアドレスを示す。クライアント200の接続先がネットワーク10aに変更された直後では、資源取得先サーバ100aは、クライアント200に対する履歴情報を保持していない。このため、資源取得先サーバ100aは、資源要求データを受信しても、クライアント200に対する履歴情報を取得できない。そこで、資源取得先サーバ100aの履歴問合せ要求部130aは、履歴問合せデータを生成し、送信する。履歴問合せデータの宛先は、資源要求データの接続情報に含まれる前回接続先情報で示されるIPアドレス(ここでは、資源取得先サーバ100のIPアドレス)である。また、履歴問合せデータは、当該資源要求データの接続情報に含まれるコンピュータ名およびMACアドレスを含む。
The resource request receiving unit 120a of the resource
資源取得先サーバ100の履歴問合せ処理部140は、履歴問合せデータを受信する。資源取得先サーバ100は、クライアント200の履歴情報を保持している。このため、資源取得先サーバ100の履歴問合せ処理部140は、履歴問合せデータに応じて、クライアント200の履歴情報を含む履歴通知データを生成し、資源取得先サーバ100aに送信する。このとき、履歴問合せ処理部140は、クライアント200の履歴情報を記憶部110から削除する。
The history
資源取得先サーバ100aの履歴問合せ要求部130aは、履歴通知データを受信し、履歴通知データに含まれるクライアント200の履歴情報を、クライアント200のコンピュータ名およびMACアドレスに対応付けて記憶部110aに格納する。資源取得先サーバ100aは、クライアント200の履歴情報に基づいて、クライアント200に資源を配布し、クライアント200のコンピュータ名およびMACアドレスに対応する履歴情報に配布結果を反映させる。
The history inquiry request unit 130a of the resource
図6は、配布履歴テーブルの例を示す図である。配布履歴テーブル111は、記憶部110に格納される。配布履歴テーブル111は、コンピュータ名、MACアドレスおよび履歴情報の項目を含む。
FIG. 6 is a diagram illustrating an example of a distribution history table. The distribution history table 111 is stored in the
コンピュータ名の項目には、クライアントのコンピュータ名が登録される。MACアドレスの項目には、クライアントのMACアドレスが登録される。履歴情報の項目には、資源配布の履歴情報が登録される。 The computer name of the client is registered in the computer name item. The MAC address of the client is registered in the MAC address item. Resource distribution history information is registered in the history information item.
例えば、配布履歴テーブル111には、コンピュータ名が“PC#1”、MACアドレスが“20:00:00:00:00:00”、履歴情報が“資源A 世代2 2015/11/06 14:20 成功 ・・・”という情報(1レコード)が登録される。
For example, in the distribution history table 111, the computer name is “
これは、コンピュータ名“PC#1”またはMACアドレス“20:00:00:00:00:00”で識別されるクライアントに対して、履歴情報“資源A 世代2 2015/11/06 14:20 成功 ・・・”が登録されていることを示す。ここで、図6で示される履歴情報によれば、クライアント200に対して、“資源A”は“世代2”まで配布済である。また、クライアント200に対して、“資源B”は“世代1”まで配布済である。各資源の世代に対し、履歴情報に“失敗”が記録されている場合、該当世代については未配布ということになる。
This is because the history information “resource A
なお、コンピュータ名“PC#1”は、クライアント200のコンピュータ名であるとする。MACアドレス“20:00:00:00:00:00”は、クライアント200のNICのMACアドレスであるとする。
It is assumed that the computer name “
図7は、資源要求データの例を示す図である。図7(A)は、資源要求データのフォーマットを例示している。図7(B)は、資源要求データに設定される情報の具体例を示している。例えば、資源要求データは、IPパケットを用いて送信される(以下に示す履歴問合せデータや履歴通知データも同様)。 FIG. 7 is a diagram illustrating an example of resource request data. FIG. 7A illustrates the format of the resource request data. FIG. 7B shows a specific example of information set in the resource request data. For example, the resource request data is transmitted using an IP packet (the same applies to history inquiry data and history notification data described below).
資源要求データは、ヘッダ部、クライアントのコンピュータ名、クライアントのMACアドレス、および、前回接続先情報のフィールドを含む。ヘッダ部は、IPパケットの転送に用いられるアドレス情報などが設定されるフィールドである。ヘッダ部より後ろはIPパケットのデータ部分である。 The resource request data includes a header part, a client computer name, a client MAC address, and a previous connection destination information field. The header part is a field in which address information used for transferring IP packets is set. After the header part is the data part of the IP packet.
例えば、クライアント200が資源要求データを生成する場合、コンピュータ名として“PC#1”、MACアドレスとして“20:00:00:00:00:00”、前回接続先情報としてIPアドレス“10.10.10.10”が設定される。ここで、IPアドレス“10.10.10.10”は、資源取得先サーバ100のIPアドレスである。
For example, when the
資源要求データは、上記の情報の他、クライアント200で利用されている資源に関する情報を含んでもよい(例えば、クライアント200が保持しているソフトウェアの識別情報や各種設定ファイルの識別情報など)。クライアント200で利用されている資源に関する情報が資源要求データに含まれていれば、資源取得先サーバ側で、当該情報に基づいて、クライアント200が保持している資源に応じた配布対象資源の特定を行える。
The resource request data may include information on the resources used by the
図8は、履歴問合せデータの例を示す図である。図8(A)は、履歴問合せデータのフォーマットを例示している。図8(B)は、履歴問合せデータに設定される情報の具体例を示している。 FIG. 8 is a diagram illustrating an example of history inquiry data. FIG. 8A illustrates the format of history inquiry data. FIG. 8B shows a specific example of information set in the history inquiry data.
資源問合せデータは、ヘッダ部、クライアントのコンピュータ名、および、クライアントのMACアドレスのフィールドを含む。ヘッダ部は、IPパケットの転送に用いられるアドレス情報などが設定されるフィールドである。ヘッダ部における宛先IPアドレスとして、資源要求データに含まれる前回接続先情報で示されるIPアドレスが設定されることになる。 The resource inquiry data includes a header part, a client computer name, and a client MAC address field. The header part is a field in which address information used for transferring IP packets is set. The IP address indicated by the previous connection destination information included in the resource request data is set as the destination IP address in the header part.
例えば、資源取得先サーバ100aが、クライアント200から受信した図7(B)の資源要求データを基に履歴問合せデータを送信する場合、ヘッダ部の宛先IPアドレスには、資源取得先サーバ100のIPアドレス“10.10.10.10”が設定される(図7(B)では図示を省略している)。また、コンピュータ名として“PC#1”、MACアドレスとして“20:00:00:00:00:00”が設定される。
For example, when the resource
図9は、履歴通知データの例を示す図である。図9(A)は、履歴通知データのフォーマットを例示している。図9(B)は、問合せ対象のクライアントの履歴情報がある場合に履歴通知データに設定される情報の具体例を示している。図9(C)は、問合せ対象のクライアントの履歴情報がない場合に履歴通知データに設定される情報の具体例を示している。 FIG. 9 is a diagram illustrating an example of history notification data. FIG. 9A illustrates the format of history notification data. FIG. 9B shows a specific example of information set in the history notification data when there is history information of the client to be queried. FIG. 9C shows a specific example of information set in the history notification data when there is no history information of the client to be queried.
履歴通知データは、ヘッダ部、履歴有無、クライアントのコンピュータ名、クライアントのMACアドレス、および、履歴情報のフィールドを含む。ヘッダ部は、IPパケットの転送に用いられるアドレス情報などが設定されるフィールドである。 The history notification data includes a header part, history presence / absence, client computer name, client MAC address, and history information fields. The header part is a field in which address information used for transferring IP packets is set.
例えば、資源取得先サーバ100が、資源取得先サーバ100aから受信した図8(B)の履歴問合せデータを基に履歴通知データを送信する場合、問合せ対象のクライアントの履歴情報を検索できたか否か(履歴有無)に応じて履歴通知データの内容が異なる。
For example, when the resource
例えば、問合せ対象のクライアントの履歴情報を取得できた場合、履歴有無のフィールドは“履歴あり”となり、コンピュータ名として“PC#1”、MACアドレスとして“20:00:00:00:00:00”、および検索した履歴情報が設定される。
For example, when the history information of the inquiry target client can be acquired, the history presence / absence field is “history exists”, the computer name is “
一方、問合せ対象のクライアントの履歴情報を取得できなかった場合、履歴有無のフィールドは“履歴なし”となり、コンピュータ名、MACアドレス、および、履歴情報は、履歴通知データに設定されないことになる。 On the other hand, when the history information of the inquiry target client cannot be acquired, the history presence / absence field is “no history”, and the computer name, MAC address, and history information are not set in the history notification data.
次に、第2の実施の形態の情報処理システムにおける処理手順を説明する。まず、クライアント200による資源要求の手順を説明する。ただし、クライアント200a,200b,200c,200d,200eもクライアント200と同様の手順を実行できる。
Next, a processing procedure in the information processing system according to the second embodiment will be described. First, a procedure for requesting resources by the
図10は、クライアントによる資源要求の例を示すフローチャートである。以下、図10に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
(S11)資源要求送信部220は、クライアント200のコンピュータ名を取得する。例えば、資源要求送信部220は、クライアント200のOSからコンピュータ名を取得できる。
FIG. 10 is a flowchart illustrating an example of a resource request by a client. In the following, the process illustrated in FIG. 10 will be described in order of step number.
(S11) The resource
(S12)資源要求送信部220は、資源要求データにコンピュータ名を設定する。
(S13)資源要求送信部220は、クライアント200のMACアドレスを取得する。例えば、資源要求送信部220は、クライアント200に設けられたNICからOSを介してMACアドレスを取得できる。
(S12) The resource
(S13) The resource
(S14)資源要求送信部220は、資源要求データにMACアドレスを設定する。
(S15)資源要求送信部220は、記憶部210を参照して、前回接続先情報があるか否かを判定する。前回接続先情報がある場合、処理をステップS16に進める。前回接続先情報がない場合、処理をステップS17に進める(この場合、資源要求データの前回接続先情報は“なし”となる)。
(S14) The resource
(S15) The resource
(S16)資源要求送信部220は、記憶部210から前回接続先情報を取得し、資源要求データに、前回接続先情報を設定する。
(S17)資源要求送信部220は、資源要求データを送信する。資源要求データの宛先は、クライアント200がネットワーク10,10a,10bの何れに接続されているかに応じて異なる。クライアント200がネットワーク10に接続されている場合、資源要求データの宛先は、資源取得先サーバ100である。クライアント200がネットワーク10aに接続されている場合、資源要求データの宛先は、資源取得先サーバ100aである。クライアント200がネットワーク10bに接続されている場合、資源要求データの宛先は、資源取得先サーバ100bである。
(S16) The resource
(S17) The resource
(S18)資源受信部230は、資源要求データの送信に成功したか否かを判定する。成功した場合、処理をステップS19に進める。成功しなかった場合(失敗した場合)、処理を終了する。例えば、資源受信部230は、資源要求データの送信に応じて、何れかの資源取得先サーバから資源または配布対象資源なしの通知を受信したか否かの判定に応じて、資源要求データの送信に成功したか否かを判定することが考えられる。すなわち、資源受信部230は、何れかの資源取得先サーバから資源または配布対象資源なしの通知を受信した場合に、資源要求データの送信に成功したと判定する。一方、資源受信部230は、資源取得先サーバからの応答がない場合に、資源要求データの送信に成功しなかったと判定する。
(S18) The
(S19)資源受信部230は、記憶部210に記憶された前回接続先情報を更新する。例えば、ステップS17において、資源要求送信部220が資源取得先サーバ100に資源要求データを送信した場合、資源受信部230は、資源取得先サーバ100のIPアドレスを前回接続先情報とする。資源要求送信部220が資源取得先サーバ100aに資源要求データを送信した場合、資源受信部230は、資源取得先サーバ100aのIPアドレスを前回接続先情報とする。資源要求送信部220が資源取得先サーバ100bに資源要求データを送信した場合、資源受信部230は、資源取得先サーバ100bのIPアドレスを前回接続先情報とする。
(S19) The
次に、資源取得先サーバ100による資源要求受け付け時の資源配布の処理を説明する。ただし、資源取得先サーバ100a,100bも資源取得先サーバ100と同様の手順を実行できる。
Next, resource distribution processing when a resource request is accepted by the resource
図11は、資源取得先サーバによる資源配布の例を示すフローチャートである。以下、図11に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
(S21)資源要求受信部120は、資源要求データを受信する。資源要求受信部120は、コンピュータ名およびMACアドレスを資源要求データから取得する。
FIG. 11 is a flowchart illustrating an example of resource distribution by the resource acquisition destination server. In the following, the process illustrated in FIG. 11 will be described in order of step number.
(S21) The resource
(S22)資源要求受信部120は、記憶部110に記憶された配布履歴テーブル111のレコードを1つずつ順番に抽出し、ステップS23〜S26の処理を繰り返し実行する。以下では、抽出された1つのレコードを、「着目するレコード」と称する。
(S22) The resource
(S23)資源要求受信部120は、着目するレコードのコンピュータ名と、ステップS21で取得したコンピュータ名とが一致するか否かを判定する。一致する場合、処理をステップS26に進める。一致しない場合、処理をステップS24に進める。
(S23) The resource
(S24)資源要求受信部120は、着目するレコードのMACアドレスと、ステップS21で取得したMACアドレスとが一致するか否かを判定する。一致する場合、処理をステップS25に進める。一致しない場合、処理をステップS27に進める。
(S24) The resource
(S25)資源要求受信部120は、着目するレコードのコンピュータ名を、ステップS21で取得したコンピュータ名に更新する。これにより、配布履歴テーブル111における当該レコードのコンピュータ名が更新される。
(S25) The resource
(S26)資源要求受信部120は、受信した資源要求データに応じた履歴情報を検出したこと(履歴検出)を記憶部110に記録する。
(S27)資源要求受信部120は、配布履歴テーブル111の全てのレコードについてステップS23〜S26の処理を実行するか、または、記憶部110に履歴検出が記録されると、繰り返しを終了して、処理をステップS28に進める。
(S26) The resource
(S27) The resource
(S28)資源要求受信部120は、記憶部110に履歴検出が記録されているか否かを判定する。履歴検出が記録されている場合、処理をステップS34に進める。履歴検出が記録されていない場合、処理をステップS29に進める。
(S28) The resource
(S29)資源要求受信部120は、受信した資源要求データに前回接続先情報の設定値(IPアドレス)があるか否かを判定する。ある場合、処理をステップS30に進める。ない場合、処理をステップS32に進める。
(S29) The resource
(S30)履歴問合せ要求部130は、前回接続先情報で示されるIPアドレスを宛先とした履歴問合せデータを生成する。履歴問合せ要求部130は、ステップS21で取得したコンピュータ名およびMACアドレスを履歴問合せデータに含める。履歴問合せ要求部130は、生成した履歴問合せデータを、前回接続先の資源取得先サーバに送信する。
(S30) The history
(S31)履歴問合せ要求部130は、前回接続先の資源取得先サーバが履歴情報をもたない(履歴なし)か否かを判定する。前回接続先の資源取得先サーバに履歴なしの場合、処理をステップS32に進める。前回接続先の資源取得先サーバに履歴ありの場合、処理をステップS33に進める。履歴問合せ要求部130は、ステップS30で送信した履歴問合せデータに対する前回接続先の資源取得先サーバからの応答に基づいて、ステップS31の判定を行える。具体的には、履歴ありが設定された履歴通知データを受信した場合に、履歴問合せ要求部130は、前回接続先の資源取得先サーバに履歴ありと判定する。一方、履歴なしが設定された履歴通知データを受信した場合に、履歴問合せ要求部130は、前回接続先の資源取得先サーバに履歴なしと判定する。
(S31) The history
(S32)資源問合せ要求部130は、ステップS21で取得したコンピュータ名およびMACアドレスに対応する配布履歴のレコードを新規作成して、配布履歴テーブル111に登録する。そして、処理をステップS34に進める。
(S32) The resource
(S33)履歴問合せ要求部130は、前回接続先の資源取得先サーバから受信した履歴通知データに含まれる履歴情報を、ステップS21で取得したコンピュータ名およびMACアドレスに対応付けて、配布履歴テーブル111に登録する。
(S33) The history
(S34)資源送信部150は、配布履歴テーブル111を参照して、ステップS21で取得したコンピュータ名またはMACアドレスに対応するレコードを取得し、当該レコードに含まれる履歴情報に基づいて、配布対象資源を特定する。資源送信部150は、特定した配布対象資源を、資源要求元のクライアントに配布する。
(S34) The
(S35)資源送信部150は、該当のクライアントに対する資源の配布結果を、ステップS34で取得したレコードの履歴情報に反映させる(配布履歴更新)。
なお、ステップS23でYesの場合、資源要求受信部120は、着目するレコードのMACアドレスと、ステップS21で取得したMACアドレスとが一致するか否かを判定してもよい。そして、資源要求受信部120は、一致しない場合に、着目するレコードのMACアドレスを、ステップS21で取得したMACアドレスに更新してもよい(配布履歴テーブル111における当該レコードのMACアドレスが更新される)。一致する場合は、当該MACアドレスの更新を行わずに、ステップS26を実行する。あるいは、資源要求受信部120は、ステップS23でYesの場合、このような判定を行わずに、ステップS21で取得したMACアドレスを、着目するレコードのMACアドレスに更新して、ステップS26を実行してもよい。
(S35) The
In the case of Yes in step S23, the resource
次に、資源取得先サーバ100による履歴問合せ受け付け時の履歴通知の処理を説明する。ただし、資源取得先サーバ100a,100bも資源取得先サーバ100と同様の手順を実行できる。
Next, a history notification process when the resource
図12は、資源取得先サーバによる履歴通知の例を示すフローチャートである。以下、図12に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
(S41)履歴問合せ処理部140は、履歴問合せデータを受信する。履歴問合せ処理部140は、コンピュータ名およびMACアドレスを履歴問合せデータから取得する。
FIG. 12 is a flowchart illustrating an example of history notification by the resource acquisition destination server. In the following, the process illustrated in FIG. 12 will be described in order of step number.
(S41) The history
(S42)履歴問合せ処理部140は、記憶部110に記憶された配布履歴テーブル111のレコードを1つずつ順番に抽出し、ステップS43〜S47の処理を繰り返し実行する。以下では、抽出された1つのレコードを、「着目するレコード」と称する。
(S42) The history
(S43)履歴問合せ処理部140は、着目するレコードのコンピュータ名と、ステップS41で取得したコンピュータ名とが一致するか否かを判定する。一致する場合、処理をステップS44に進める。一致しない場合、処理をステップS45に進める。
(S43) The history
(S44)履歴問合せ処理部140は、着目するレコードのMACアドレスをステップS41で取得したMACアドレスに更新する(配布履歴テーブル111における当該レコードのMACアドレスが更新される)。なお、更新前後で、MACアドレスが変更されないこともある(同じMACアドレスで更新する場合)。そして、処理をステップS47に進める。
(S44) The history
(S45)履歴問合せ処理部140は、着目するレコードのMACアドレスと、ステップS41で取得したMACアドレスとが一致するか否かを判定する。一致する場合、処理をステップS46に進める。一致しない場合、処理をステップS48に進める。
(S45) The history
(S46)履歴問合せ処理部140は、着目するレコードのコンピュータ名を、ステップS41で取得したコンピュータ名に更新する。これにより、配布履歴テーブル111における当該レコードのコンピュータ名が更新される。
(S46) The history
(S47)履歴問合せ処理部140は、受信した履歴問合せデータに応じた履歴情報を検出したこと(履歴検出)を記憶部110に記録する。
(S48)履歴問合せ処理部140は、配布履歴テーブル111の全てのレコードについてステップS43〜S47の処理を実行するか、または、記憶部110に履歴検出が記録されると、繰り返しを終了して、処理をステップS49に進める。
(S47) The history
(S48) The history
(S49)履歴問合せ処理部140は、記憶部110に履歴検出が記録されているか否かを判定する。履歴検出が記録されている場合、処理をステップS50に進める。履歴検出が記録されていない場合、処理をステップS52に進める。
(S49) The history
(S50)履歴問合せ処理部140は、検出した履歴情報を通知する履歴通知データを生成し、問合せ元の資源取得先サーバに送信する。この場合、履歴通知データは、履歴ありを示す情報と、ステップS41で取得したコンピュータ名と、MACアドレスと、検出した履歴情報とを含む。
(S50) The history
(S51)履歴問合せ処理部140は、検出した履歴情報のレコード(ステップS41で取得したコンピュータ名またはMACアドレスに対応するレコード)を、配布履歴テーブル111から削除する。そして、処理を終了する。
(S51) The history
(S52)履歴問合せ処理部140は、履歴情報を検出しなかった旨を通知する履歴通知データを生成し、問合せ元の資源取得先サーバに送信する。この場合、履歴通知データは履歴なしを示す情報を含む。そして、処理を終了する。
(S52) The history
図13は、配布履歴の更新例を示す図である。図13(A)は、資源取得先サーバ100が、配布履歴(配布履歴テーブル111の1つのレコード)のコンピュータ名を更新する例である。例えば、ある配布履歴に、コンピュータ名“PC#1”、MACアドレス“20:00:00:00:00:00”、履歴情報“X”が登録されているとする。この場合、資源取得先サーバ100は、コンピュータ名“PC#2”およびMACアドレス“20:00:00:00:00:00”を含む資源要求データを受信すると、当該配布履歴のコンピュータ名を“PC#1”から“PC#2”に更新する。また、資源取得先サーバ100は、コンピュータ名“PC#2”およびMACアドレス“20:00:00:00:00:00”を含む履歴問合せデータを受信した場合にも、同様に、当該配布履歴のコンピュータ名を“PC#1”から“PC#2”に更新する。
FIG. 13 is a diagram illustrating an example of distribution history update. FIG. 13A is an example in which the resource
図13(B)は、資源取得先サーバ100が配布履歴のMACアドレスを更新する例である。例えば、ある配布履歴に、コンピュータ名“PC#1”、MACアドレス“20:00:00:00:00:00”、履歴情報“X”が登録されているとする。この場合、資源取得先サーバ100は、コンピュータ名“PC#1”およびMACアドレス“90:00:00:00:00:00”を含む資源要求データを受信すると、当該配布履歴のMACアドレスを“20:00:00:00:00:00”から“90:00:00:00:00:00”に更新する。また、資源取得先サーバ100は、コンピュータ名“PC#1”およびMACアドレス“90:00:00:00:00:00”を含む履歴問合せデータを受信した場合にも、同様に、当該配布履歴のMACアドレスを“20:00:00:00:00:00”から“90:00:00:00:00:00”に更新する。
FIG. 13B is an example in which the resource
次に、資源取得先サーバ100,100aおよびクライアント200を例に挙げて、資源の配布履歴の管理の具体例を説明する。
図14は、資源取得先サーバの処理の具体例(その1)を示す図である。図14では、クライアント200のコンピュータ名およびネットワーク接続先が変更される場合を例示する。
Next, a specific example of management of resource distribution history will be described by taking the resource
FIG. 14 is a diagram illustrating a specific example (part 1) of the processing of the resource acquisition destination server. FIG. 14 illustrates a case where the computer name and network connection destination of the
最初の段階では、クライアント200は、ネットワーク10に接続されている。この場合、クライアント200は、資源取得先サーバ100に資源要求データを送信する。資源要求データは、クライアント200のコンピュータ名“PC#1”、MACアドレス“20:00:00:00:00:00”、および、前回接続先“10.10.10.10”(資源取得先サーバ100のIPアドレス)を接続情報として含む。資源取得先サーバ100は、資源要求データを受信する。資源取得先サーバ100は、配布履歴テーブル111において、コンピュータ名“PC#1”およびMACアドレス“20:00:00:00:00:00”に対応付けられた履歴情報を保持している。このため、資源取得先サーバ100は、クライアント200に対して当該履歴情報に応じた資源配布を行い、履歴情報を更新する(ステップST11)。
In the first stage, the
その後、クライアント200のコンピュータ名が“PC#1”から“PC#2”に変更される。更に、クライアント200のネットワーク接続先が、ネットワーク10からネットワーク10aに変更される。この場合、クライアント200は、資源取得先サーバ100aに資源要求データを送信する(ステップST12)。資源要求データは、クライアント200のコンピュータ名“PC#2”、MACアドレス“20:00:00:00:00:00”、前回接続先“10.10.10.10”を接続情報として含む。
Thereafter, the computer name of the
資源取得先サーバ100aは、資源要求データを受信する。資源取得先サーバ100aは、配布履歴テーブルにおいて、コンピュータ名“PC#2”またはMACアドレス“20:00:00:00:00:00”に対応付けられた履歴情報を保持していない。このため、資源取得先サーバ100aは、前回接続先のIPアドレス“10.10.10.10”に対応する資源取得先サーバ100に対して、履歴問合せデータを送信する(ステップST13)。履歴問合せデータは、コンピュータ名“PC#2”、MACアドレス“20:00:00:00:00:00”を問合せ情報として含む。
The resource
資源取得先サーバ100は、履歴問合せデータを受信する。資源取得先サーバ100は、配布履歴テーブル111において、コンピュータ名“PC#1”およびMACアドレス“20:00:00:00:00:00”に対応付けられた履歴情報を保持している。履歴問合せデータに含まれるコンピュータ名“PC#2”に対応するレコードは、配布履歴テーブル111に登録されていない。一方、履歴問合せデータに含まれるMACアドレス“20:00:00:00:00:00”に対応するレコードは、配布履歴テーブル111に登録されている。このため、資源取得先サーバ100は、配布履歴テーブル111における、MACアドレス“20:00:00:00:00:00”に対応するレコードのコンピュータ名を“PC#1”から“PC#2”に変更する。資源取得先サーバ100は、履歴ありを設定した履歴通知データを生成し、問合せ元である資源取得先サーバ100aに送信する。履歴通知データは、コンピュータ名“PC#2”、MACアドレス“20:00:00:00:00:00”、および、配布履歴テーブル111から取得した履歴情報を含む。資源取得先サーバ100は、履歴通知データの送信後、通知した履歴情報のレコードを、配布履歴テーブル111から削除する(ステップST14)。
The resource
資源取得先サーバ100aは、履歴通知データを受信する。資源取得先サーバ100aは、履歴通知データに含まれるコンピュータ名“PC#2”、MACアドレス“20:00:00:00:00:00”、および、履歴情報のレコードを、資源取得先サーバ100aが保持する配布履歴テーブルに、新たに登録する。資源取得先サーバ100aは、新たに登録した履歴情報に基づいて、クライアント200に対して配布する資源を特定する。資源取得先サーバ100aは、特定した資源をクライアント200に配布する。
The resource
こうして、資源取得先サーバ100aは、クライアント200のコンピュータ名およびネットワーク接続先が変更されたとしても、クライアント200に対する資源の配布履歴を資源取得先サーバ100から取得できる。資源取得先サーバ100aは、クライアント200に対する資源の配布履歴を基に、クライアント200に配布済の資源を適切に把握し、配布対象の資源を正しく特定することができる。
In this way, the resource
図15は、資源取得先サーバの処理の具体例(その2)を示す図である。図15では、クライアント200のMACアドレスおよびネットワーク接続先が変更される場合を例示する。
FIG. 15 is a diagram illustrating a specific example (part 2) of the processing of the resource acquisition destination server. FIG. 15 illustrates a case where the MAC address and network connection destination of the
最初の段階では、クライアント200は、ネットワーク10に接続されている。この場合、クライアント200は、資源取得先サーバ100に資源要求データを送信する。資源要求データは、クライアント200のコンピュータ名“PC#1”、MACアドレス“20:00:00:00:00:00”、および、前回接続先“10.10.10.10”(資源取得先サーバ100のIPアドレス)を接続情報として含む。資源取得先サーバ100は、資源要求データを受信する。資源取得先サーバ100は、配布履歴テーブル111において、コンピュータ名“PC#1”およびMACアドレス“20:00:00:00:00:00”に対応付けられた履歴情報を保持している。このため、資源取得先サーバ100は、クライアント200に対して当該履歴情報に応じた資源配布を行い、履歴情報を更新する(ステップST21)。
In the first stage, the
その後、クライアント200のMACアドレスが“20:00:00:00:00:00”から“90:00:00:00:00:00”に変更される。更に、クライアント200のネットワーク接続先が、ネットワーク10からネットワーク10aに変更される。この場合、クライアント200は、資源取得先サーバ100aに資源要求データを送信する(ステップST22)。資源要求データは、クライアント200のコンピュータ名“PC#1”、MACアドレス“90:00:00:00:00:00”、前回接続先“10.10.10.10”を接続情報として含む。
Thereafter, the MAC address of the
資源取得先サーバ100aは、資源要求データを受信する。資源取得先サーバ100aは、配布履歴テーブルにおいて、コンピュータ名“PC#1”またはMACアドレス“90:00:00:00:00:00”に対応付けられた履歴情報を保持していない。このため、資源取得先サーバ100aは、前回接続先のIPアドレス“10.10.10.10”に対応する資源取得先サーバ100に対して、履歴問合せデータを送信する(ステップST23)。履歴問合せデータは、コンピュータ名“PC#1”、MACアドレス“90:00:00:00:00:00”を問合せ情報として含む。
The resource
資源取得先サーバ100は、履歴問合せデータを受信する。資源取得先サーバ100は、配布履歴テーブル111において、コンピュータ名“PC#1”およびMACアドレス“20:00:00:00:00:00”に対応付けられた履歴情報を保持している。履歴問合せデータに含まれるMACアドレス“90:00:00:00:00:00”に対応するレコードは、配布履歴テーブル111に登録されていない。一方、履歴問合せデータに含まれるコンピュータ名“PC#1”に対応するレコードは、配布履歴テーブル111に登録されている。このため、資源取得先サーバ100は、配布履歴テーブル111における、コンピュータ名“PC#1”に対応するレコードのMACアドレスを“20:00:00:00:00:00”から“90:00:00:00:00:00”に変更する。資源取得先サーバ100は、履歴ありを設定した履歴通知データを生成し、問合せ元である資源取得先サーバ100aに送信する。履歴通知データは、コンピュータ名“PC#1”、MACアドレス“90:00:00:00:00:00”、および、配布履歴テーブル111から取得した履歴情報を含む。資源取得先サーバ100は、履歴通知データの送信後、通知した履歴情報のレコードを、配布履歴テーブル111から削除する(ステップST24)。
The resource
資源取得先サーバ100aは、履歴通知データを受信する。資源取得先サーバ100aは、履歴通知データに含まれるコンピュータ名“PC#1”、MACアドレス“90:00:00:00:00:00”、および、履歴情報のレコードを、資源取得先サーバ100aが保持する配布履歴テーブルに、新たに登録する。資源取得先サーバ100aは、新たに登録した履歴情報に基づいて、クライアント200に対して配布する資源を特定する。資源取得先サーバ100aは、特定した資源をクライアント200に配布する。
The resource
こうして、資源取得先サーバ100aは、クライアント200のMACアドレスおよびネットワーク接続先が変更されたとしても、クライアント200に対する資源の配布履歴を資源取得先サーバ100から取得できる。資源取得先サーバ100aは、クライアント200に対する資源の配布履歴を基に、クライアント200に配布済の資源を適切に把握し、配布対象の資源を正しく特定することができる。
Thus, even if the MAC address and network connection destination of the
図16は、資源取得先サーバの処理の具体例(その3)を示す図である。図16では、クライアント200のコンピュータ名が変更される場合(ネットワーク接続先は変更されない)、および、第2の実施の形態の情報処理システムに、クライアント200aが新規に追加される場合を例示する。
FIG. 16 is a diagram illustrating a specific example (part 3) of the processing of the resource acquisition destination server. FIG. 16 illustrates a case where the computer name of the
クライアント200は、ネットワーク10に接続されている。この場合、クライアント200は、資源取得先サーバ100に資源要求データを送信する。資源要求データは、クライアント200のコンピュータ名“PC#1”、MACアドレス“20:00:00:00:00:00”、および、前回接続先“10.10.10.10”(資源取得先サーバ100のIPアドレス)を接続情報として含む。資源取得先サーバ100は、資源要求データを受信する。資源取得先サーバ100は、配布履歴テーブル111において、コンピュータ名“PC#1”およびMACアドレス“20:00:00:00:00:00”に対応付けられた履歴情報を保持している。このため、資源取得先サーバ100は、クライアント200に対して当該履歴情報に応じた資源配布を行い、履歴情報を更新する(ステップST31)。
The
その後、クライアント200のコンピュータ名が“PC#1”から“PC#2”に変更される。そして、クライアント200は、資源取得先サーバ100に資源要求データを送信する(ステップST32)。資源要求データは、クライアント200のコンピュータ名“PC#2”、MACアドレス“20:00:00:00:00:00”、前回接続先“10.10.10.10”を接続情報として含む。
Thereafter, the computer name of the
資源取得先サーバ100は、資源要求データを受信する。資源取得先サーバ100aは、配布履歴テーブルにおいて、コンピュータ名“PC#1”およびMACアドレス“20:00:00:00:00:00”に対応付けられた履歴情報を保持している。資源要求データに含まれるコンピュータ名“PC#2”に対応するレコードは、配布履歴テーブル111に登録されていない。一方、資源要求データに含まれるMACアドレス“20:00:00:00:00:00”に対応するレコードは、配布履歴テーブル111に登録されている。このため、資源取得先サーバ100は、配布履歴テーブル111における、MACアドレス“20:00:00:00:00:00”に対応するレコードのコンピュータ名を“PC#1”から“PC#2”に変更する(ステップST33)。資源取得先サーバ100は、MACアドレス“20:00:00:00:00:00”に対応する履歴情報に基づいて、要求元のクライアント200に対する配布対象資源を特定する。資源取得先サーバ100は、特定した配布対象資源をクライアント200に配布する。資源取得先サーバ100は、当該クライアント200の履歴情報に配布結果を登録する。
The resource
こうして、資源取得先サーバ100は、クライアント200のコンピュータ名が変更されたとしても、クライアント200に対する資源の配布履歴をMACアドレスにより特定できる。資源取得先サーバ100は、クライアント200に対する資源の配布履歴を基に、クライアント200に配布済の資源を適切に把握し、配布対象の資源を正しく特定することができる。ここでは、クライアント200のコンピュータ名が変更される例を示したが、クライアント200のMACアドレスが変更される場合も、資源取得先サーバ100は、クライアント200に対する資源の配布履歴をコンピュータ名により適切に特定できる。
Thus, even if the computer name of the
続いて、ネットワーク10にクライアント200aが新たに接続される。この場合、クライアント200aは、資源取得先サーバ100に資源要求データを送信する(ステップST34)。資源要求データは、クライアント200aのコンピュータ名“PC#3”、クライアント200aのMACアドレス“80:00:00:00:00:00”、および、前回接続先情報“なし”を接続情報として含む。クライアント200aは、システムに追加されてから今回が初めての資源要求データの送信であるため、前回接続先情報は“なし”となる。
Subsequently, the
資源取得先サーバ100は、資源要求データを受信する。資源取得先サーバ100は、配布履歴テーブル111において、コンピュータ名“PC#3”、MACアドレス“80:00:00:00:00:00”に対応付けられた履歴情報を保持していない。更に、今回受信した資源要求データの前回接続先情報は“なし”である。したがって、資源取得先サーバ100は、コンピュータ名“PC#3”またはMACアドレス“80:00:00:00:00:00”で識別されるクライアント200aが新規に追加されたクライアントであると判断する。資源取得先サーバ100は、コンピュータ名“PC#3”、MACアドレス“80:00:00:00:00:00”に対応するレコードを、配布履歴テーブル111に追加する。資源取得先サーバ100は、資源要求データに応じた配布対象資源を特定し、クライアント200aに配布する。資源取得先サーバ100は、クライアント200aの履歴情報に配布結果を登録する。
The resource
このように、資源取得先サーバ100は、新たに追加されたクライアント200aに対しても適切に配布履歴を管理することができる。
ところで、第2の実施の形態で例示した方法に対し、コンピュータ名およびMACアドレスの何れか一方のみを履歴情報に対応付けて管理することも考えられる。しかし、この場合、履歴情報を適切に管理できないおそれがある。具体的には次の通りである。
As described above, the resource
By the way, with respect to the method exemplified in the second embodiment, it is also conceivable to manage only one of the computer name and the MAC address in association with the history information. However, in this case, there is a possibility that the history information cannot be properly managed. Specifically, it is as follows.
図17は、MACアドレスのみで配布履歴を管理する場合の例を示す図である。図17の例を説明するために、資源取得先サーバ100cおよびクライアント200fを含むシステム(第2の実施の形態の情報処理システムとは別個のシステム)を考える。例えば、資源取得先サーバ100cは、クライアント200fに対する資源の履歴情報を、クライアント200fのMACアドレス“20:00:00:00:00:00”のみに対応付けて管理している。このとき、クライアント200fは、クライアント200fのMACアドレス“20:00:00:00:00:00”を含む資源要求データを資源取得先サーバ100cに送信する(ステップST101)。資源取得先サーバ100cは、MACアドレス“20:00:00:00:00:00”に対応する履歴情報を基に、クライアント200fに対する資源配布を行う。
FIG. 17 is a diagram illustrating an example of managing a distribution history using only a MAC address. In order to explain the example of FIG. 17, consider a system including a resource
その後、クライアント200fのNIC変更に伴い、クライアント200fのMACアドレスが“20:00:00:00:00:00”から“90:00:00:00:00:00”に変更される。そして、クライアント200fは、変更後のMACアドレス“90:00:00:00:00:00”を含む資源要求データを資源取得先サーバ100cに送信する(ステップST102)。資源取得先サーバ100cは、MACアドレス“90:00:00:00:00:00”に対応する履歴情報を保持していない。このため、資源取得先サーバ100cは、ステップST101のときと同一クライアントであるにも関わらず、MACアドレス“90:00:00:00:00:00”に対応する履歴情報を管理するためのレコード(配布履歴)を新規作成する(ステップST103)。
Thereafter, along with the NIC change of the
このように、MACアドレスのみで配布履歴を管理すると、クライアント側のMACアドレスの変更に応じて、同一クライアントに対し複数の配布履歴が作成され得る。この場合、資源取得先サーバ100cは、既存の履歴情報により配布済の資源を把握できないため、配布済であるはずの資源を未配布であると誤認識するおそれがある。また、資源取得先サーバ100cは、未配布であると誤認識した資源を、クライアント200fに対して再配布してしまうおそれもある。資源の再配布は、ネットワーク、資源取得先サーバ100cおよびクライアント200fに対して余計な負荷を与える要因になる。また、MACアドレス変更前のクライアント200fの配布履歴が、以後、クライアント200fの配布履歴として利用されないまま、資源取得先サーバ100cの記憶装置上に残存し、記憶リソースを圧迫するおそれもある。また、前述のように、残存する配布履歴によって、各クライアントに対する資源の配布状況を適切に管理できないおそれもある。図17の例では、MACアドレスのみで配布履歴を管理する例を示したが、コンピュータ名のみで配布履歴を管理する場合も同様に、端末装置に対する資源配布の不整合が生じ得る。
As described above, when the distribution history is managed only by the MAC address, a plurality of distribution histories can be created for the same client in accordance with the change of the MAC address on the client side. In this case, since the resource
そこで、第2の実施の形態の資源取得先サーバ100,100a,100bは、コンピュータ名とMACアドレスとに対応付けて資源配布の履歴情報を記憶し、コンピュータ名または物理アドレスにより該当クライアントに対する履歴情報を特定する。ここで、コンピュータ名はオペレーティングシステムなどのソフトウェアの情報であり、MACアドレスはNICに関するハードウェアの情報であるといえる。これらソフトウェアの情報とハードウェアの情報とが同時に変更されることは非常に稀であると考えられる。強いてあるとすれば、ホスト名変更の契機(例えば、ユーザの運用規約の変更タイミングなど)と、NICの交換(故障などによる交換)が同時に発生するという状況が考えられるが、このような状況が発生する可能性は非常に低い。よって、コンピュータ名とMACアドレスの組に履歴情報を対応付けて管理しておけば、コンピュータ名およびMACアドレスの何れか一方のみに履歴情報を対応付けて管理するよりも、各クライアントに対する履歴情報を適切に特定できる可能性を高められる。こうして、資源取得先サーバ100,100a,100bは、クライアントに対する資源配布の不整合を抑止でき、クライアントに対して適切に資源配布を行える。
Therefore, the resource
ここで、前述のように、クライアントのネットワーク接続先の変更などに応じて、クライアントの接続先の資源取得先サーバが変更されることもある。第2の実施の形態の情報処理システムのように、資源取得先サーバ100,100a,100bで複数のクライアントに対する資源配布の状況を分散管理する場合、このような接続先の変更にも適切に対応することが求められる。
Here, as described above, the resource acquisition destination server of the client connection destination may be changed according to the change of the network connection destination of the client. As in the information processing system according to the second embodiment, when the resource
図18は、前回接続先情報を用いない場合の例を示す図である。図18の例を説明するために、資源取得先サーバ100d,100fおよびクライアント200gを含むシステム(第2の実施の形態の情報処理システムとは別個のシステム)を考える。例えば、資源取得先サーバ100dは、クライアント200gに対する資源の履歴情報をクライアント200fのコンピュータ名“PC#1”およびクライアント200fのMACアドレス“20:00:00:00:00:00”に対応付けて管理している。このとき、クライアント200gは、コンピュータ名“PC#1”およびMACアドレス“20:00:00:00:00:00”をPC(Personal Computer)情報として含む資源要求データを資源取得先サーバ100dに送信する(ステップST111)。ここで、ステップST111で送信される資源要求データには、前回接続先情報は含まれない。資源取得先サーバ100dは、コンピュータ名“PC#1”およびMACアドレス“20:00:00:00:00:00”に対応する履歴情報を基に、クライアント200gに対する資源配布を行う。
FIG. 18 is a diagram illustrating an example in which the previous connection destination information is not used. In order to explain the example of FIG. 18, consider a system including resource
その後、クライアント200gのネットワーク接続先変更に伴い、クライアント200gによる資源要求データの送信先が、資源取得先サーバ100dから、資源取得先サーバ100fに変更される。
Thereafter, the transmission destination of the resource request data by the
そして、クライアント200gは、コンピュータ名“PC#1”およびMACアドレス“20:00:00:00:00:00”を含む資源要求データを、資源取得先サーバ100fに送信する(ステップST112)。ここで、ステップST112で送信される資源要求データには、前回接続先情報は含まれない。資源取得先サーバ100fは、コンピュータ名“PC#1”またはMACアドレス“20:00:00:00:00:00”に対応する履歴情報を保持していない。このため、資源取得先サーバ100fは、コンピュータ名“PC#1”およびMACアドレス“20:00:00:00:00:00”に対応する履歴情報を管理するためのレコード(配布履歴)を新規作成する(ステップST113)。
Then, the
このように、クライアント側のネットワーク接続先の変更に応じて、同一クライアントに対し、異なる資源取得先サーバで、複数の配布履歴が作成され得る。上記の例の場合、資源取得先サーバ100fは、クライアント200gに対して配布済であるはずの資源を未配布であると誤認識するおそれがある。また、資源取得先サーバ100fは、未配布であると誤認識した資源をクライアント200gに対して再配布してしまうおそれもある。前述のように、資源の再配布は、ネットワーク、資源取得先サーバ100fおよびクライアント200gに対して余計な負荷を与える要因になる。また、MACアドレス変更前のクライアント200gの配布履歴(不要な履歴)が、以後、クライアント200gの配布履歴として利用されないまま、資源取得先サーバ100dの記憶装置上に残存し、記憶リソースを圧迫するおそれもある。更に、前述のように、残存する配布履歴によって、各クライアントに対する資源の配布状況を適切に管理できないおそれもある。
As described above, according to the change of the network connection destination on the client side, a plurality of distribution histories can be created for the same client at different resource acquisition destination servers. In the case of the above example, the resource
そこで、第2の実施の形態のクライアント200,200a,200b,200c,200d,200eは、前回接続先情報を資源要求データに含める。資源取得先サーバ100,100a,100bは、資源要求データに含まれる前回接続先情報により、自サーバでは保持していないクライアントの履歴情報を、前回接続先の資源取得先サーバに問合せることができる。このとき、前回接続先の資源取得先サーバは、問合せに対して自サーバが保持する該当クライアントの履歴情報を提供するとともに、提供した履歴情報を削除することで、資源取得先サーバ間で重複した履歴情報を保持しないよう制御できる。すなわち、資源取得先サーバ100,100a,100bで不要な履歴情報が残存することを抑えられる。こうして、資源取得先サーバ100,100a,100bは、互いに連携して、クライアントに対する資源の配布履歴を適切に分散管理することができる。
Therefore, the
なお、第1,第2の実施の形態では、物理アドレスとして、MACアドレスを例示したが、システム内で端末装置(あるいはクライアント)を一意に特定できる情報であればMACアドレス以外でもよい。例えば、配布履歴管理装置1(あるいは、資源取得先サーバ100)は、端末装置2(あるいは、クライアント200)が備える所定のハードウェア(プロセッサやHDDなど)が保持するハードウェアの識別情報(製造番号やシリアル番号など)を物理アドレスとして用いることも考えられる。 In the first and second embodiments, the MAC address is exemplified as the physical address. However, any information other than the MAC address may be used as long as the information can uniquely identify the terminal device (or client) in the system. For example, the distribution history management device 1 (or the resource acquisition destination server 100) has hardware identification information (manufacturing number) held by predetermined hardware (such as a processor or HDD) provided in the terminal device 2 (or client 200). Or serial number) may be used as a physical address.
また、第1の実施の形態の情報処理は、演算部1bにプログラムを実行させることで実現できる。また、第2の実施の形態の情報処理は、プロセッサ101にプログラムを実行させることで実現できる。プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体13に記録できる。
The information processing according to the first embodiment can be realized by causing the
例えば、プログラムを記録した記録媒体13を配布することで、プログラムを流通させることができる。また、プログラムを他のコンピュータに格納しておき、ネットワーク経由でプログラムを配布してもよい。コンピュータは、例えば、記録媒体13に記録されたプログラムまたは他のコンピュータから受信したプログラムを、RAM102やHDD103などの記憶装置に格納し(インストールし)、当該記憶装置からプログラムを読み込んで実行してもよい。
For example, the program can be distributed by distributing the
1 配布履歴管理装置
1a 記憶部
1b 演算部
2 端末装置
T1 管理テーブル
3 ネットワーク
DESCRIPTION OF
Claims (7)
端末装置について、ホスト名と物理アドレスと資源の配布履歴情報とを関連付けて記憶部に記憶し、
前記端末装置に資源を配布する際に、配布先の端末装置と一致するホスト名または物理アドレスと関連付けて前記記憶部に記憶された配布履歴情報を前記配布先の端末装置に対応する配布履歴情報と特定する、
処理を実行させることを特徴とする配布履歴管理プログラム。 On the computer,
For the terminal device, the host name, physical address, and resource distribution history information are associated with each other and stored in the storage unit,
When distributing resources to the terminal device, distribution history information stored in the storage unit in association with a host name or physical address that matches the distribution destination terminal device is distributed history information corresponding to the distribution destination terminal device. To identify,
A distribution history management program characterized by causing processing to be executed.
前記配布先の端末装置と一致するホスト名または物理アドレスと関連付けられた配布履歴情報が前記記憶部に記憶されておらず、かつ前記過去の接続サーバが前記コンピュータと異なる場合、前記過去の接続サーバに問合せを行い、前記過去の接続サーバの配布実績情報を記憶する他の記憶部に、前記配布先の端末装置と一致するホスト名または物理アドレスと関連付けられた配布履歴情報が記憶されているかを確認する、
ことを特徴とする請求項1記載の配布履歴管理プログラム。 Obtain the host name, physical address of the terminal device of the distribution destination, and information specifying the past connection server to which the terminal device of the distribution destination is connected,
When the distribution history information associated with the host name or physical address that matches the terminal device of the distribution destination is not stored in the storage unit, and the past connection server is different from the computer, the past connection server Whether the distribution history information associated with the host name or physical address that matches the terminal device of the distribution destination is stored in the other storage unit that stores the distribution result information of the past connection server. Check,
The distribution history management program according to claim 1.
ことを特徴とする請求項2記載の配布履歴管理プログラム。 When distribution history information associated with a host name or physical address that matches the distribution destination terminal device is stored in the other storage unit, the distribution history information is distributed to the distribution destination terminal device. Identify the information and move to the storage unit of the computer,
The distribution history management program according to claim 2, wherein:
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の配布履歴管理プログラム。 An inquiry about whether distribution history information associated with the host name or physical address of the terminal device is stored in the storage unit is received, and distribution history information associated with the host name or physical address is stored in the storage unit The distribution history information is identified as distribution history information corresponding to the terminal device, and transmitted to the inquiry source device.
The distribution history management program according to any one of claims 1 to 3,
ことを特徴とする請求項4記載の配布履歴管理プログラム。 Deleting the distribution history information transmitted to the inquiry source device from the storage unit;
5. The distribution history management program according to claim 4, wherein:
前記端末装置に資源を配布する際に、配布先の端末装置と一致するホスト名または物理アドレスと関連付けて前記記憶部に記憶された配布履歴情報を前記配布先の端末装置に対応する配布履歴情報と特定する演算部と、
を有することを特徴とする配布履歴管理装置。 A storage unit that stores a host name, a physical address, and resource distribution history information in association with each other for the terminal device;
When distributing resources to the terminal device, distribution history information stored in the storage unit in association with a host name or physical address that matches the distribution destination terminal device is distributed history information corresponding to the distribution destination terminal device. A computing unit that identifies
A distribution history management apparatus characterized by comprising:
端末装置について、ホスト名と物理アドレスと資源の配布履歴情報とを関連付けて記憶部に記憶し、
前記端末装置に資源を配布する際に、配布先の端末装置と一致するホスト名または物理アドレスと関連付けて前記記憶部に記憶された配布履歴情報を前記配布先の端末装置に対応する配布履歴情報と特定する、
ことを特徴とする配布履歴管理方法。 Computer
For the terminal device, the host name, physical address, and resource distribution history information are associated with each other and stored in the storage unit,
When distributing resources to the terminal device, distribution history information stored in the storage unit in association with a host name or physical address that matches the distribution destination terminal device is distributed history information corresponding to the distribution destination terminal device. To identify,
A distribution history management method characterized by that.
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