JP2017109822A - 物品管理プログラム、携帯端末装置及び物品管理方法 - Google Patents

物品管理プログラム、携帯端末装置及び物品管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】無線タグが装着された物品を効率的に管理すること。
【解決手段】物品管理プログラムは、コンピュータに、それぞれ物品の動作状態を検知するセンサを備えた複数の物品から、物品の識別情報と前記センサのセンサ値とを含むセンサ信号を受信し、受信されたセンサ信号に基づいて、前記複数の物品それぞれに係るセンサ値の変化を各物品の識別情報とともに対比可能に示す表示情報を表示する処理を実行させる。
【選択図】図7

Description

本発明は、物品管理プログラム、携帯端末装置及び物品管理方法に関する。
近年、例えばBluetooth(登録商標)などの無線通信が可能な無線タグを物品に装着し、無線タグと携帯端末装置との間の無線通信を利用して物品が管理されることがある。具体的には、例えば携帯端末装置が物品の識別情報を無線タグから受信することにより、携帯端末装置の近傍にある物品を識別したり、識別情報を受信する際の電波強度に基づいて携帯端末装置と物品の間の距離を推定したりすることが考えられている。
最近では、加速度センサを内蔵する無線タグなども開発されており、様々な物品に無線タグを装着し、物品をインターネットに接続するIoT(Internet of Things:モノのインターネット)に関する技術が盛んに検討されている。IoTを用いることにより、遠隔地から物品を管理したり制御したりすることが可能となる。
特開2004−334439号公報 特開2005−56177号公報 特開2007−256180号公報
ところで、無線タグを用いた物品の管理は、個人の所持品を管理する際にも有用である。例えば、ユーザが日常的に使用する物品に無線タグを装着しておき、ユーザがこれらの物品を使用する際には、ユーザが所持するスマートフォンなどの携帯端末装置によって物品の位置を探索することなどが可能である。
しかしながら、無線タグを装着する物品が増加すると、ユーザの所持品の管理が煩雑になるという問題がある。すなわち、無線タグの小型化及び低コスト化が進むと、個人が所持する多くの物品に無線タグが装着されると考えられる。この結果、例えば携帯端末装置の周囲にある物品の位置を探索すると、多くの物品の位置が検出され、これらの物品の位置の一覧から所望の物品の位置を特定するのに時間を要してしまう。
また、例えば無線タグが装着された物品のリストを出力すると、多くの物品の識別情報が無秩序に羅列することになり、効率的な物品の管理が困難となる。このように、多くの物品に無線タグが装着されると、無線タグの有用性を十分に活用することができず、物品の管理が煩雑になる。
1つの側面では、本発明は、無線タグが装着された物品を効率的に管理することができる物品管理プログラム、携帯端末装置及び物品管理方法を提供することを目的とする。
1つの態様では、物品管理プログラムは、コンピュータに、それぞれ物品の動作状態を検知するセンサを備えた複数の物品から、物品の識別情報と前記センサのセンサ値とを含むセンサ信号を受信し、受信されたセンサ信号に基づいて、前記複数の物品それぞれに係るセンサ値の変化を各物品の識別情報とともに対比可能に示す表示情報を表示する処理を実行させる。
物品管理プログラム、携帯端末装置及び物品管理方法の1つの態様によれば、無線タグが装着された物品を効率的に管理することができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1に係る物品管理システムの一例を示す図である。 図2は、実施の形態1に係る携帯端末装置の構成を示すブロック図である。 図3は、実施の形態1に係るプロセッサの機能を示すブロック図である。 図4は、対象リストの具体例を示す図である。 図5は、グループリストの具体例を示す図である。 図6は、実施の形態1に係る類似度判定部の機能を示すブロック図である。 図7は、実施の形態1に係る物品管理処理を示すフロー図である。 図8は、表示情報の具体例を示す図である。 図9は、実施の形態2に係る類似度判定部の機能を示すブロック図である。 図10は、実施の形態2に係る物品管理処理を示すフロー図である。 図11は、実施の形態3に係る類似度判定部の機能を示すブロック図である。 図12は、実施の形態3に係る物品管理処理を示すフロー図である。 図13は、実施の形態4に係るプロセッサの機能を示すブロック図である。 図14は、実施の形態4に係るアラート通知処理を示すフロー図である。 図15は、実施の形態5に係るプロセッサの機能を示すブロック図である。 図16は、実施の形態5に係る物品管理処理を示すフロー図である。
以下、本願が開示する物品管理プログラム、携帯端末装置及び物品管理方法の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係る物品管理システムの一例を示す図である。図1に示す物品管理システムでは、かばん10と財布20などの物品が携帯端末装置100によって管理される。すなわち、かばん10及び財布20などの物品には、無線タグ30が装着されている。
無線タグ30は、例えば3軸加速度センサとBLE(Bluetooth Low Energy)による無線通信が可能な無線インタフェースとを備える。そして、無線タグ30は、物品の移動の速度や方向を記録するために、3軸加速度センサのセンサ値を一時的に蓄積する。そして、無線タグ30は、それぞれの物品の識別情報と蓄積されたセンサ値とを含むセンサ信号を周期的に無線インタフェースから送信する。
携帯端末装置100は、無線タグ30から送信されるセンサ信号を受信し、かばん10及び財布20などの物品を管理する。このとき、携帯端末装置100は、センサ信号に含まれるセンサ値に基づいて、それぞれの物品が移動しているか静止しているかを示す動作状態を判断し、動作状態が類似する物品をグループ化する。このように、動作状態によって物品をグループ化することにより、携帯端末装置100は、無線タグ30が装着された物品を効率的に管理する。携帯端末装置100による物品の管理については、後に詳述する。
図2は、実施の形態1に係る携帯端末装置100の構成を示すブロック図である。図2に示す携帯端末装置100は、無線通信部110、プロセッサ120、メモリ130、入力インタフェース(以下「入力I/F」と略記する)140及びディスプレイ150を有する。
無線通信部110は、例えばBLEによる無線通信を実行し、物品に装着された無線タグ30から送信されるセンサ信号を受信する。そして、無線通信部110は、受信したセンサ信号をプロセッサ120へ出力する。
プロセッサ120は、例えばCPU(Central Processing Unit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)又はDSP(Digital Signal Processor)などを備え、携帯端末装置100全体を統括制御する。すなわち、プロセッサ120は、メモリ130を使用しながら種々の処理を実行する。具体的には、プロセッサ120は、センサ信号に含まれるセンサ値に基づいて、物品の動作状態を判断し、動作状態が類似する物品をグループ化する。プロセッサ120の機能については、後に詳述する。
メモリ130は、例えばRAM(Random Access Memory)又はROM(Read Only Memory)などを備え、プロセッサ120によって実行される処理の際に、種々の情報を記憶する。
入力I/F140は、例えばタッチパネル、物理キー又はマイクなどを備え、ユーザによる操作入力を受け付ける。そして、入力I/F140は、受け付けた操作入力をプロセッサ120へ通知する。
ディスプレイ150は、例えば液晶パネルなどを備え、プロセッサ120から出力される表示情報を表示する。ディスプレイ150は、入力I/F140に含まれるタッチパネルと重ねて配置されていても良い。
図3は、実施の形態1に係るプロセッサ120の機能を示すブロック図である。図3に示すプロセッサ120は、センサ信号取得部121、対象リスト照合部122、類似度判定部123、表示情報生成部124及びグループリスト生成部125を有する。
センサ信号取得部121は、無線通信部110によって受信されたセンサ信号を取得する。センサ信号取得部121が取得するセンサ信号は、物品に装着された無線タグ30から周期的に送信される信号であり、物品の識別情報と3軸加速度センサのセンサ値とを含む。センサ信号取得部121は、携帯端末装置100との通信圏内にあるすべての物品から送信されるセンサ信号を取得する。
対象リスト照合部122は、センサ信号に含まれる識別情報とメモリ130に記憶された対象リストとを照合する。すなわち、対象リスト照合部122は、携帯端末装置100によって管理する対象の物品の一覧を示す対象リストをメモリ130から取得し、センサ信号の送信元の物品が管理の対象となっているか否かを判定する。対象リスト照合部122がメモリ130から取得する対象リストは、例えば図4に示すように、管理の対象となるすべての物品の識別情報を記憶している。この対象リストは、例えば、無線タグ30に登録された物品の識別情報をユーザが携帯端末装置100に登録することにより生成されれば良い。図4に示す対象リストには、物品の識別情報として、例えば「かばんA」、「かばんB」及び「財布」などのような物品の名称が記憶されている。
対象リスト照合部122は、センサ信号に含まれる識別情報と対象リストの識別情報とを照合した結果、センサ信号に含まれる識別情報が対象リストに含まれていれば、この識別情報とセンサ値を類似度判定部123へ通知する。
類似度判定部123は、管理の対象となる物品のセンサ値を比較し、各物品の動作状態が類似しているか否かを判定する。すなわち、類似度判定部123は、対象リスト照合部122から通知されるセンサ値に基づいて、物品が移動しているか静止しているかを示す動作状態を判断し、各物品の動作状態が類似しているか否かを判定する。このとき、類似度判定部123は、各物品から周期的に送信されるセンサ信号を所定数蓄積し、物品ごとのセンサ値から物品が移動している尤度(以下「動作尤度」という)を算出する。そして、類似度判定部123は、物品間の動作尤度の差分が所定の閾値未満の場合に、これらの物品が共に移動していると判定する。一方、類似度判定部123は、物品間の動作尤度の差分が所定の閾値以上の場合に、これらの物品が共に移動していないと判定する。このように、類似度判定部123は、動作状態が類似している物品を同一グループの物品であると判定し、動作状態が類似していない物品を同一グループの物品ではないと判定する。なお、類似度判定部123の詳細については、後述する。
表示情報生成部124は、類似度判定部123による判定の結果に基づいて、ディスプレイ150に表示する表示情報を生成する。具体的には、表示情報生成部124は、例えば各物品に関するセンサ値をグラフ化し、動作状態が類似している物品のグラフが隣接して配置された表示情報を生成する。すなわち、表示情報生成部124は、共に移動したと判定された物品に関するセンサ値のグラフを識別情報とともに並べて配置した表示情報を生成する。そして、表示情報生成部124は、生成した表示情報をディスプレイ150へ出力して表示させる。
グループリスト生成部125は、類似度判定部123による判定の結果に基づいて、物品のグループを示すグループリストを生成する。具体的には、グループリスト生成部125は、物品ごとにこの物品と動作状態が類似する物品の一覧を示すグループリストを生成する。したがって、グループリスト生成部125は、例えば図5に示すように、それぞれの物品について、共に移動したと判定された物品の一覧を示すグループリストを生成する。図5に示す例では、「かばんA」のグループリストには「財布」、「折り畳み傘」及び「定期」などの識別情報が記憶されており、「かばんB」のグループリストには「水筒」、「ジャージ」及び「サッカーボール」などの識別情報が記憶されている。グループリストは、物品ごとに同一グループの物品を列挙するリストであるため、同一のグループに属する物品の識別情報は互いのグループリストに含まれる。例えば、図5の例において、「かばんA」のグループリストに「財布」が含まれるため、「財布」のグループリストには「かばんA」が含まれる。
なお、グループリスト生成部125は、表示情報生成部124によって生成された表示情報がディスプレイ150に表示された後、入力I/F140によって受け付けられたユーザの操作入力に従ってグループリストを変更しても良い。すなわち、ディスプレイ150には、各物品の動作状態を示す表示情報が表示されるため、ユーザは、各物品の動作状態や識別情報から同一グループとする物品を決定し、物品をグループ化する操作入力をしても良い。そして、グループリスト生成部125は、類似度判定部123による判定の結果のみではなく、ユーザの操作入力に従ってグループリストを生成する。
このようにして生成されたグループリストは、ユーザが同時に携行する物品のリストであるため、グループリストによって物品を管理することにより、状況に応じてユーザの携行品一覧を出力することなどが可能となる。また、例えば1つの物品の位置を探索する際に、この物品と同一グループの物品の位置を同時に探索し、ユーザが同時に携行するすべての物品の位置を探索することができる。
図6は、実施の形態1に係る類似度判定部123の機能を示すブロック図である。図6に示す類似度判定部123は、平均値算出部161、動作尤度算出部162、差分算出部163及び閾値比較部164を有する。
平均値算出部161は、物品ごとのセンサ信号から得られる所定期間内のセンサ値の平均値を算出する。このとき、平均値算出部161は、センサ信号が例えば3軸加速度センサのセンサ値を含んでいる場合には、3軸のセンサ値の2乗和をセンサ値として用い、このセンサ値の平均値を物品ごとに算出する。
動作尤度算出部162は、物品ごとのセンサ値の瞬時値と平均値算出部161によって算出された平均値とに基づいて、物品ごとの動作尤度を算出する。具体的には、動作尤度算出部162は、物品ごとに、センサ値の各瞬時値と平均値との差分の合計を動作尤度として算出する。物品が移動する場合には、この物品に装着された無線タグ30のセンサ値が変動するため、センサ値の瞬時値と平均値との差分の合計である動作尤度が大きくなる。したがって、動作尤度は、頻繁に移動する物品ほど大きい値となる。
差分算出部163は、物品ごとの動作尤度の差分を算出する。動作尤度は、物品が移動したか否かの動作状態を反映する値であるため、同時に移動して動作状態が類似する物品の動作尤度は近い値になる傾向があり、動作尤度の差分が小さくなる。
閾値比較部164は、差分算出部163によって算出された差分と所定の閾値とを比較する。そして、閾値比較部164は、動作尤度の差分が所定の閾値未満の物品は共に移動していたと判断し、これらの物品の動作状態が類似すると判定する。一方、閾値比較部164は、動作尤度の差分が所定の閾値以上の物品は共に移動していなかったと判断し、これらの物品の動作状態が類似しないと判定する。閾値比較部164は、判定結果を表示情報生成部124及びグループリスト生成部125へ出力する。
次いで、上記のように構成された携帯端末装置100による物品管理処理について、図7に示すフロー図を参照しながら説明する。この物品管理処理では、主にユーザが同時に携行する物品がグループ化され、グループリストが生成される。
物品に装着された無線タグ30からは、物品の識別情報と蓄積された3軸加速度センサのセンサ値とを含むセンサ信号が周期的に送信されている。そして、携帯端末装置100の通信圏内に位置する物品に装着された無線タグ30から送信されるセンサ信号は、無線通信部110によって受信される(ステップS101)。受信されたセンサ信号は、プロセッサ120のセンサ信号取得部121によって取得される。そして、対象リスト照合部122によって、センサ信号に含まれる識別情報と対象リストの識別情報とが照合される(ステップS102)。
対象リストとの照合の結果、センサ信号に含まれる識別情報が対象リストに含まれない場合は(ステップS102No)、このセンサ信号の送信元の物品は、例えばユーザの所持品ではない物品などであるため、管理の対象外として無視される。一方、センサ信号に含まれる識別情報が対象リストに含まれる場合は(ステップS102Yes)、類似度判定部123の平均値算出部161によって、物品ごとにセンサ値の平均値が算出される(ステップS103)。すなわち、平均値算出部161によって、無線タグ30の3軸加速度センサが所定期間内に測定したセンサ値から、物品ごとに平均値が算出される。
そして、動作尤度算出部162によって、物品ごとの動作尤度が算出される(ステップS104)。具体的には、センサ値の複数の瞬時値と平均値との差分の合計が物品ごとに算出される。物品が移動している場合には、センサ値の瞬時値と平均値との差分が大きくなる傾向があるため、動作尤度は、移動している物品ほど大きい。
物品ごとの動作尤度が算出されると、差分算出部163によって、物品ごとの動作尤度の差分が算出される(ステップS105)。物品の動作状態が類似していれば、動作尤度も近い値になるため、共に移動する物品の動作尤度の差分は小さくなる。そこで、閾値比較部164によって、動作尤度の差分と所定の閾値とが比較される(ステップS106)。
この比較の結果、動作尤度の差分が所定の閾値未満である場合には(ステップS106Yes)、閾値比較部164によって、これらの動作尤度を有する物品が共に移動しており同一グループに属すると判断される(ステップS107)。また、動作尤度の差分が所定の閾値以上である場合には(ステップS106No)、閾値比較部164によって、これらの動作尤度を有する物品が共に移動しておらず別のグループに属すると判断される(ステップS108)。このような物品の動作状態の類似度の判定は、2つの物品の組み合わせごとに実行され、それぞれの組み合わせに関する判定結果が表示情報生成部124及びグループリスト生成部125へ出力される。
そして、表示情報生成部124によって、類似度の判定結果に基づく表示情報が生成される(ステップS109)。具体的には、表示情報生成部124によって、各物品のセンサ値がグラフ化され、動作状態が類似する同一グループの物品のグラフが物品の識別情報とともに隣接して配置される表示情報が生成される。すなわち、例えば図8に示すように、物品ごとのセンサ値のグラフが動作状態の類似度に従って配置された表示情報が生成される。図8に示す例においては、「かばんA」の動作状態と「財布」の動作状態とが類似しているため、これらの物品のグラフ171とグラフ172がそれぞれの物品の識別情報とともに隣接して配置されている。一方で、「水筒」の動作状態は、「かばんA」及び「財布」の動作状態とは類似していないため、識別情報「水筒」に対応するグラフ173は、グラフ171及びグラフ172とは異なる位置に配置されている。
なお、図8に示す表示情報は一例であり、必ずしも表示情報にグラフが含まれていなくても良い。例えば、グラフの代わりに各物品に関するセンサ値が表形式で配置されていても良いし、動作状態が類似するグループごとに物品の識別情報が列挙されて配置されていても良い。
図7に戻って、表示情報生成部124によって生成された表示情報は、ディスプレイ150へ出力されて表示される(ステップS110)。ディスプレイ150に表示情報が表示されることにより、ユーザは、動作状態が類似する物品のグループを視認することが可能となる。このため、ユーザは、例えば動作状態に関わらず同一のグループに加えたい物品の組み合わせなどを入力I/F140に入力することができる。
一方、物品の動作状態の類似度の判定結果がグループリスト生成部125へ出力されると、グループリスト生成部125によって、グループリストが生成される(ステップS111)。具体的には、物品ごとに動作状態が類似する物品の識別情報を列挙するグループリストが生成される。このとき、表示情報を視認したユーザから、入力I/F140への操作入力があった場合には、ユーザの操作入力に従ってグループリストが変更される。すなわち、動作状態が類似する物品以外にも、ユーザから指定された物品が同一グループに属するグループリストが生成される。
これにより、主にユーザが同時に携行する物品を同一グループとするグループリストが物品ごとに生成され、ユーザが同時に携行する物品をまとめて管理することができる。この結果、例えば通勤や出張などの状況に応じてユーザが同時に携行する物品のリストを出力したり、1つの物品の位置を探索する際に、ユーザが同時に携行する物品の位置も同時に探索したりすることが可能となる。
以上のように、本実施の形態によれば、物品に装着された無線タグから収集されるセンサ値から各物品の動作尤度が求められ、動作尤度の差分が小さく動作状態が類似する物品を同一グループとするグループ化が実行される。このため、ユーザが同時に携行する物品を同一グループにまとめて管理することができ、無線タグが装着された物品を効率的に管理することができる。
(実施の形態2)
実施の形態2の特徴は、センサ値の推移において物品が移動していると考えられる動作区間を検出し、動作区間におけるセンサ値の波形の周波数解析によって物品の動作状態が類似しているか否かを判定する点である。
実施の形態2に係る携帯端末装置の構成は、実施の形態1に係る携帯端末装置100(図2、図3)と同様であるため、その説明を省略する。実施の形態2においては、類似度判定部123の機能が実施の形態1とは異なる。
図9は、実施の形態2に係る類似度判定部123の機能を示すブロック図である。図9に示す類似度判定部123は、動作区間検出部201、周波数解析部202及びスペクトル比較部203を有する。
動作区間検出部201は、物品ごとの複数のセンサ信号から得られる複数のセンサ値の推移において、物品が移動していると考えられる動作区間を検出する。具体的には、動作区間検出部201は、センサ値が所定の閾値以上の区間を動作区間として検出する。このとき、動作区間検出部201は、センサ信号が例えば3軸加速度センサのセンサ値を含んでいる場合には、3軸のセンサ値の2乗和をセンサ値として用い、このセンサ値と所定の閾値との比較により動作区間を検出する。
周波数解析部202は、動作区間検出部201によって検出された動作区間におけるセンサ値の波形を周波数解析する。具体的には、周波数解析部202は、例えばセンサ値の波形をフーリエ変換することにより、物品ごとにセンサ値の波形のスペクトルを得る。
スペクトル比較部203は、周波数解析部202によって得られた物品ごとのスペクトルを比較する。そして、スペクトル比較部203は、物品ごとのスペクトル分布が所定の類似基準を満たす場合に、これらの物品の動作状態が類似すると判定する。一方、スペクトル比較部203は、物品ごとのスペクトル分布が所定の類似基準を満たさない場合に、これらの物品の動作状態が類似しないと判定する。スペクトル比較部203は、判定結果を表示情報生成部124及びグループリスト生成部125へ出力する。
次いで、上記のように構成された携帯端末装置100による物品管理処理について、図10に示すフロー図を参照しながら説明する。図10において、図7と同じ部分には同じ符号を付し、その詳しい説明を省略する。
携帯端末装置100の通信圏内に位置する物品に装着された無線タグ30から送信されるセンサ信号は、無線通信部110によって受信される(ステップS101)。そして、プロセッサ120の対象リスト照合部122によって、センサ信号に含まれる識別情報と対象リストの識別情報とが照合される(ステップS102)。
対象リストとの照合の結果、センサ信号に含まれる識別情報が対象リストに含まれない場合は(ステップS102No)、このセンサ信号の送信元の物品は、例えばユーザの所持品ではない物品などであるため、管理の対象外として無視される。一方、センサ信号に含まれる識別情報が対象リストに含まれる場合は(ステップS102Yes)、類似度判定部123の動作区間検出部201によって、物品ごとにセンサ値の推移における動作区間が検出される(ステップS201)。すなわち、動作区間検出部201によって、センサ値が所定の閾値以上の区間が動作区間として検出される。
そして、周波数解析部202によって、物品ごとの動作区間におけるセンサ値の波形の周波数解析が行われる(ステップS202)。この周波数解析は、例えばフーリエ変換によりセンサ値の波形のスペクトルを得るものであるが、物品ごとの動作区間における特性が得られる解析方法であればその他のものであっても良い。
周波数解析によって物品ごとのスペクトルが得られると、スペクトル比較部203によって、各物品のスペクトルが所定の類似基準を満たすか否かが判定される(ステップS203)。この判定の結果、物品ごとのスペクトルが所定の類似基準を満たす場合には(ステップS203Yes)、スペクトル比較部203によって、これらのスペクトルに対応する物品が共に移動しており同一グループに属すると判断される(ステップS107)。また、物品ごとのスペクトルが所定の類似基準を満たさない場合には(ステップS203No)、スペクトル比較部203によって、これらのスペクトルに対応する物品が共に移動しておらず別のグループに属すると判断される(ステップS108)。このような物品の動作状態の類似度の判定は、2つの物品の組み合わせごとに実行され、それぞれの組み合わせに関する判定結果が表示情報生成部124及びグループリスト生成部125へ出力される。
そして、表示情報生成部124によって、類似度の判定結果に基づく表示情報が生成される(ステップS109)。表示情報生成部124によって生成された表示情報は、ディスプレイ150へ出力されて表示される(ステップS110)。ディスプレイ150に表示情報が表示されることにより、ユーザは、動作状態が類似する物品のグループを視認することが可能となる。このため、ユーザは、例えば動作状態に関わらず同一のグループに加えたい物品の組み合わせなどを入力I/F140に入力することができる。
一方、物品の動作状態の類似度の判定結果がグループリスト生成部125へ出力されると、グループリスト生成部125によって、グループリストが生成される(ステップS111)。このとき、表示情報を視認したユーザから、入力I/F140への操作入力があった場合には、ユーザの操作入力に従ってグループリストが変更される。
以上のように、本実施の形態によれば、物品に装着された無線タグから収集されるセンサ値から各物品の動作区間が検出され、動作区間におけるセンサ値の波形のスペクトルが類似する物品を同一グループとするグループ化が実行される。このため、ユーザが同時に携行する物品を同一グループにまとめて管理することができ、無線タグが装着された物品を効率的に管理することができる。また、動作区間におけるセンサの波形のスペクトルを用いて高精度に物品の動作状態の類似度を判定することができる。
(実施の形態3)
実施の形態3の特徴は、センサ値の推移において物品が移動していると考えられる動作区間を検出し、動作区間の始点及び終点が物品間で所定範囲内にあるか否かに応じて物品の動作状態が類似しているか否かを判定する点である。
実施の形態3に係る携帯端末装置の構成は、実施の形態1、2に係る携帯端末装置100(図2、図3)と同様であるため、その説明を省略する。実施の形態3においては、類似度判定部123の機能が実施の形態1、2とは異なる。
図11は、実施の形態3に係る類似度判定部123の機能を示すブロック図である。図11において、図9と同じ部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。図11に示す類似度判定部123は、図9に示す類似度判定部123の周波数解析部202及びスペクトル比較部203に代えて、始点終点比較部301を有する。
始点終点比較部301は、動作区間検出部201によって検出された物品ごとの動作区間の始点及び終点を比較する。具体的には、始点終点比較部301は、物品ごとの動作区間の始点の位置を互いに比較するとともに、物品ごとの動作区間の終点の位置を互いに比較する。そして、始点終点比較部301は、物品ごとの動作区間の始点が互いから所定範囲内にあり、かつ終点が互いから所定範囲内にある場合に、これらの物品の動作状態が類似すると判定する。一方、始点終点比較部301は、物品ごとの動作区間の始点及び終点の少なくとも一方が物品間で互いから所定範囲内にない場合に、これらの物品の動作状態が類似しないと判定する。始点終点比較部301は、判定結果を表示情報生成部124及びグループリスト生成部125へ出力する。
次いで、上記のように構成された携帯端末装置100による物品管理処理について、図12に示すフロー図を参照しながら説明する。図12において、図7及び図10と同じ部分には同じ符号を付し、その詳しい説明を省略する。
携帯端末装置100の通信圏内に位置する物品に装着された無線タグ30から送信されるセンサ信号は、無線通信部110によって受信される(ステップS101)。そして、プロセッサ120の対象リスト照合部122によって、センサ信号に含まれる識別情報と対象リストの識別情報とが照合される(ステップS102)。
対象リストとの照合の結果、センサ信号に含まれる識別情報が対象リストに含まれない場合は(ステップS102No)、このセンサ信号の送信元の物品は、例えばユーザの所持品ではない物品などであるため、管理の対象外として無視される。一方、センサ信号に含まれる識別情報が対象リストに含まれる場合は(ステップS102Yes)、類似度判定部123の動作区間検出部201によって、物品ごとにセンサ値の推移における動作区間が検出される(ステップS201)。
そして、始点終点比較部301によって、物品ごとの動作区間の始点及び終点の位置が比較される(ステップS301)。具体的には、始点終点比較部301によって、2つの物品の動作区間の始点が互いに所定範囲内にあるか否かが判定されるとともに、これらの物品の動作区間の終点が互いに所定範囲内にあるか否かが判定される。なお、それぞれの物品について複数の動作区間が検出された場合には、始点終点比較部301によって、すべての動作区間の始点及び終点が比較される。
上記の判定の結果、物品ごとの動作区間の始点及び終点がいずれも互いから所定範囲内にある場合には(ステップS301Yes)、始点終点比較部301によって、これらの組み合わせの物品が共に移動しており同一グループに属すると判断される(ステップS107)。また、物品ごとの動作区間の始点及び終点の少なくとも一方が互いから所定範囲内にない場合には(ステップS301No)、始点終点比較部301によって、これらの組み合わせの物品が共に移動しておらず別のグループに属すると判断される(ステップS108)。このような物品の動作状態の類似度の判定は、2つの物品の組み合わせごとに実行され、それぞれの組み合わせに関する判定結果が表示情報生成部124及びグループリスト生成部125へ出力される。
そして、表示情報生成部124によって、類似度の判定結果に基づく表示情報が生成される(ステップS109)。表示情報生成部124によって生成された表示情報は、ディスプレイ150へ出力されて表示される(ステップS110)。ディスプレイ150に表示情報が表示されることにより、ユーザは、動作状態が類似する物品のグループを視認することが可能となる。このため、ユーザは、例えば動作状態に関わらず同一のグループに加えたい物品の組み合わせなどを入力I/F140に入力することができる。
一方、物品の動作状態の類似度の判定結果がグループリスト生成部125へ出力されると、グループリスト生成部125によって、グループリストが生成される(ステップS111)。このとき、表示情報を視認したユーザから、入力I/F140への操作入力があった場合には、ユーザの操作入力に従ってグループリストが変更される。
以上のように、本実施の形態によれば、物品に装着された無線タグから収集されるセンサ値から各物品の動作区間が検出され、動作区間の始点が互いから所定範囲内にあり、かつ終点が互いから所定範囲内にある物品を同一グループとするグループ化が実行される。このため、ユーザが同時に携行する物品を同一グループにまとめて管理することができ、無線タグが装着された物品を効率的に管理することができる。また、動作区間の始点及び終点の位置を比較するという容易な処理で物品の動作状態の類似度を判定することができる。
(実施の形態4)
実施の形態4の特徴は、グループリストが生成された後は、グループに変更があるか否かを監視し、変更がある場合にアラートを通知する点である。
実施の形態4に係る携帯端末装置の構成は、実施の形態1に係る携帯端末装置100(図2)と同様であるため、その説明を省略する。実施の形態4においては、プロセッサ120の機能が実施の形態1とは異なる。
図13は、実施の形態4に係るプロセッサ120の機能を示すブロック図である。図13において、図3と同じ部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。図13に示すプロセッサ120は、図3に示すプロセッサ120にグループ監視部401及びアラート通知部402を追加した構成を採る。
グループ監視部401は、グループリスト生成部125によって生成されメモリ130に格納されたグループリストを参照し、グループリストに示された物品が継続的にグループ化されているか否かを監視する。具体的には、グループ監視部401は、センサ信号取得部121によって1つの物品からのセンサ信号が取得されると、この物品と同一グループに属するすべての物品からセンサ信号が所定時間内に受信されるか否かを監視する。そして、グループ監視部401は、同一グループ内のすべての物品からのセンサ信号が所定時間内に受信されない場合、その旨をアラート通知部402へ通知する。
また、グループ監視部401は、同一のグループに属する複数の物品について、類似度判定部123による動作状態の類似度判定が実行されると、これらの物品の動作状態が類似しているか否かを監視する。そして、グループ監視部401は、同一グループ内の物品の動作状態が類似していない場合、その旨をアラート通知部402へ通知する。
アラート通知部402は、グループ監視部401からの通知に従って、既に生成されたグループリストのグループに変更があることを警告するアラートを通知する。具体的には、アラート通知部402は、同一グループに属する一部の物品のみからセンサ信号が受信された場合や、同一グループに属する物品の動作状態が類似していない場合に、例えばディスプレイ150に警告メッセージを表示させる。なお、アラート通知部402は、警告メッセージをディスプレイ150に表示させる以外にも、例えばスピーカから警告音を出力させたりLED(Light Emitting Diode)を所定パターンで点滅させたりすることによってアラートを通知しても良い。
次いで、上記のように構成された携帯端末装置によるアラート通知処理について、図14に示すフロー図を参照しながら説明する。以下のアラート通知処理は、例えば上記実施の形態1〜3で説明した物品管理処理によってグループリストが生成された後に実行される。
グループリストの生成後も、物品に装着された無線タグ30からは、周期的に物品の識別情報と3軸加速度センサのセンサ値とを含むセンサ信号が送信されている。そして、携帯端末装置100の通信圏内に位置する物品に装着された無線タグ30から送信されるセンサ信号は、無線通信部110によって受信される(ステップS401)。受信されたセンサ信号は、プロセッサ120のセンサ信号取得部121によって取得される。
このとき、センサ信号の送信元の物品が同一グループに属する物品と共に移動している場合には、同一グループに属する物品を送信元とするセンサ信号が所定時間内に受信されるはずである。そこで、グループ監視部401によって、センサ信号の送信元の物品と同一グループに属する物品からのセンサ信号が所定時間内にセンサ信号取得部121によって取得されるか否かが判定される(ステップS402)。
この結果、所定時間内にセンサ信号が受信されない物品がある場合には(ステップS402Yes)、この物品が携帯端末装置の通信圏外に外れたと考えられ、センサ信号が受信された物品とは異なる場所に位置すると考えられる。このため、アラート通知部402によって、センサ信号の受信元の物品と同一グループに属する物品からのセンサ信号が受信されない旨のアラートが通知される(ステップS403)。すなわち、例えばグループに変更がある旨の警告メッセージがディスプレイ150に表示されたり、警告音がスピーカから出力されたりする。
一方、同一グループに属するすべての物品から所定時間内にセンサ信号が受信された場合には(ステップS402No)、上記実施の形態1〜3と同様に、類似度判定部123によって、各物品の動作状態の類似度が判定される(ステップS404)。そして、グループ監視部401によって、同一グループに属するすべての物品の動作状態が類似しているか否かが判定される(ステップS405)。
この結果、同一グループ内に動作状態が類似していない物品がある場合には(ステップS405Yes)、この物品が同一グループ内の他の物品と共に移動していないと考えられる。このため、アラート通知部402によって、グループ内に動作状態が類似しない物品が存在する旨のアラートが通知される(ステップS406)。すなわち、例えばグループに変更がある旨の警告メッセージがディスプレイ150に表示されたり、警告音がスピーカから出力されたりする。
一方、同一グループに属するすべての物品の動作状態が類似している場合には(ステップS405No)、既に生成されたグループリストに変更がないことから、アラートが通知されることなく処理が完了する。
このように、グループリストの生成後に物品からのセンサ信号が受信された場合、この物品と同一グループに属する物品からセンサ信号が受信されなかったり、この物品と同一グループに属する物品の動作状態が類似していなかったりすると、アラートが通知される。これにより、ユーザは、同一グループに属する物品が共に移動していないことを把握することができ、例えば同時に携行すべき物品の置き忘れなどを防止することができる。なお、アラートが通知された場合には、グループリスト生成部125によって改めてグループリストが生成されても良いし、入力I/F140を介したユーザの操作入力に従ってグループリストが変更されても良い。
以上のように、本実施の形態によれば、グループリストが生成された後は、各グループ内の物品が引き続き共に移動しているか否かが監視され、共に移動しなくなった物品がある場合には、アラートが通知される。このため、ユーザは、同一グループに属する物品が共に移動していないことを把握することができ、例えば同時に携行すべき物品の置き忘れなどを防止することができる。
なお、上記実施の形態4においては、グループリストに記憶された識別情報間の関連付けのレベルを記憶しておき、関連付けのレベルに応じてアラートの有無や強度を変化させても良い。具体的には、例えば物品の識別情報を関連付けるレベル又は種類の情報がユーザによって入力されると、入力された情報に従って物品の識別情報を関連付けるグループリストが生成される。
そして、このグループリストには、例えば物品の識別情報間の関連付けの強弱を示す関連付けのレベルが記憶される。このとき、グループリストの生成は、グループリスト生成部125によって実行され、識別情報の関連付けのレベル又は種類を示す情報が入力I/F140によって受け付けられると、この情報が追加でグループリストに記憶されるようにしても良い。その後、各グループ内の物品が引き続き共に移動しているか否かが監視され、共に移動しなくなった物品がある場合には、関連付けのレベルに応じてアラートの強度を変化させる。すなわち、例えば強く関連付けられている物品が共に移動しなくなった場合には、音声と表示による強いアラートを通知し、弱く関連付けられている物品が共に移動しなくなった場合には、表示のみによる弱いアラートを通知するなどとしても良い。
(実施の形態5)
実施の形態5の特徴は、天候又は日付などのカテゴリーごとにグループリストを生成する点である。
実施の形態5に係る携帯端末装置の構成は、実施の形態1に係る携帯端末装置100(図2)と同様であるため、その説明を省略する。実施の形態5においては、プロセッサ120の機能が実施の形態1とは異なる。
図15は、実施の形態5に係るプロセッサ120の機能を示すブロック図である。図15において、図3と同じ部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。図15に示すプロセッサ120は、図3に示すプロセッサ120に天候情報取得部501を追加し、グループリスト生成部125をグループリスト生成部502に変更した構成を採る。
天候情報取得部501は、例えばインターネットを介して所定のサーバに接続することにより、現在地の現在の天候情報を取得する。なお、天候情報取得部501は、携帯端末装置に保持された他のアプリケーションが取得する天候情報を共有しても良いし、例えば所定のセンサから天候情報を取得しても良い。天候情報としては、例えば晴れ、曇り及び降雨などの天気の種別を示す情報が取得される。この天候情報は、物品の動作状態が、センサ信号に含まれるセンサ値が示す動作状態にある時点での天気の種別を示す。
グループリスト生成部502は、類似度判定部123による判定の結果に基づいて、天候情報が示すカテゴリーごとに物品のグループを示すグループリストを生成する。具体的には、グループリスト生成部502は、物品ごとにこの物品と動作状態が類似する物品の一覧を示すグループリストを現在の天気の種別に対応付けて生成する。したがって、グループリスト生成部502は、例えば現在の天気の種別が「晴れ」である場合、共に移動したと判定された物品の一覧を示すグループリストを「晴れ」のカテゴリー用のグループリストとする。
なお、グループリスト生成部502は、表示情報生成部124によって生成された表示情報がディスプレイ150に表示された後、入力I/F140によって受け付けられたユーザの操作入力に従ってグループリストを変更しても良い。また、グループリスト生成部502は、天候情報以外にも、例えば日付や曜日などによってカテゴリーを分け、それぞれのカテゴリー用のグループリストを生成しても良い。したがって、グループリスト生成部502は、例えば「平日」及び「休日」などのカテゴリーごとのグループリストを生成したり、例えば「晴れの休日」などのように複合的なカテゴリーごとのグループリストを生成したりしても良い。
次いで、上記のように構成された携帯端末装置による物品管理処理について、図16に示すフロー図を参照しながら説明する。図16において、図7と同じ部分には同じ符号を付し、その詳しい説明を省略する。
本実施の形態においては、天候情報取得部501によって現在地の現在の天候情報が取得される(ステップS501)。天候情報は、例えばインターネットを介して所定のサーバから取得されても良いし、携帯端末装置が備える所定のセンサから取得されても良い。
一方、携帯端末装置100の通信圏内に位置する物品に装着された無線タグ30から送信されるセンサ信号は、無線通信部110によって受信される(ステップS101)。そして、プロセッサ120の対象リスト照合部122によって、センサ信号に含まれる識別情報と対象リストの識別情報とが照合される(ステップS102)。
対象リストとの照合の結果、センサ信号に含まれる識別情報が対象リストに含まれない場合は(ステップS102No)、このセンサ信号の送信元の物品は、例えばユーザの所持品ではない物品などであるため、管理の対象外として無視される。一方、センサ信号に含まれる識別情報が対象リストに含まれる場合は(ステップS102Yes)、上記実施の形態1〜3と同様に、物品ごとのセンサ値に基づいて、各物品の動作状態が類似しているか否かが判定される(ステップS502)。すなわち、物品ごとの動作尤度の差分が所定の閾値未満の場合に、これらの物品の動作状態が類似していると判定されたり、物品ごとの動作区間におけるセンサ値の波形のスペクトルが類似している場合に、これらの物品の動作状態が類似していると判定されたりする。
そして、表示情報生成部124によって、類似度の判定結果に基づく表示情報が生成される(ステップS109)。表示情報生成部124によって生成された表示情報は、ディスプレイ150へ出力されて表示される(ステップS110)。ディスプレイ150に表示情報が表示されることにより、ユーザは、動作状態が類似する物品のグループを視認することが可能となる。このため、ユーザは、例えば動作状態に関わらず同一のグループに加えたい物品の組み合わせなどを入力I/F140に入力することができる。
一方、物品の動作状態の類似度の判定結果がグループリスト生成部502へ出力されると、グループリスト生成部502によって、天候別のグループリストが生成される(ステップS503)。具体的には、天候情報取得部501によって取得された天候情報に基づいて、物品のグループリストが現在地の現在の天候に対応付けられる。なお、グループリストは、天候以外にも日付や曜日に従ったカテゴリーに対応付けられても良い。また、例えばユーザのスケジュールに従ったカテゴリーとグループリストを対応付けることも可能である。すなわち、ユーザのスケジュール情報が所定のアプリケーションなどから取得され、例えばユーザの現在のスケジュールが「出張」である場合には、「出張」というカテゴリーにグループリストが対応付けられても良い。
このようなグループリストの生成においては、表示情報を視認したユーザから、入力I/F140への操作入力があった場合には、ユーザの操作入力に従ってグループリストが変更される。すなわち、ユーザの操作によって、グループリストに属する物品が変更されたり、グループリストと天候などのカテゴリーとの対応付けが変更されたりする。
以上のように、本実施の形態によれば、現在地の現在の天候情報が取得され、動作状態が類似する物品のグループリストが天候などのカテゴリーごとに生成される。このため、ユーザが同時に携行する物品をカテゴリーごとに同一グループにまとめて管理することができ、無線タグが装着された物品を効率的に管理することができる。
なお、上記実施の形態4、5は、組み合わせて実施することも可能である。すなわち、現在地の現在の天候に応じたグループリストに属するすべての物品が引き続き共に移動しているか否かを監視し、共に移動していない物品がある場合に、アラートを通知することなども可能である。これにより、天候や日付などのカテゴリー別に同時に携行される物品の置き忘れなどを防止することができる。
また、上記各実施の形態においては、無線タグ30が3軸加速度センサを備えるものとしたが、無線タグ30は、物品が移動しているか静止しているかの動作状態を検知可能であれば、他のセンサを搭載していても良い。このようなセンサの例としては、例えばジャイロセンサや地磁気センサなどがある。さらに、無線タグ30は、物品の移動を検知するセンサとして、GPS(Global Positioning System)受信機などを備えていても良い。
同様に、無線タグ30は、BLEとは異なる無線インタフェースを備えていても良い。すなわち、無線タグ30は、例えば赤外線通信又はWi-Fi Direct(登録商標)などの近距離無線通信が可能な無線インタフェースを備えていても良い。
また、上記各実施の形態において説明した物品管理処理及びアラート通知処理をコンピュータが実行可能なプログラムとして記述することも可能である。この場合、このプログラムをコンピュータが読み取り可能な記録媒体に格納し、コンピュータに導入することも可能である。コンピュータが読み取り可能な記録媒体としては、例えばCD−ROM、DVDディスク、USBメモリなどの可搬型記録媒体や、例えばフラッシュメモリなどの半導体メモリが挙げられる。
110 無線通信部
120 プロセッサ
121 センサ信号取得部
122 対象リスト照合部
123 類似度判定部
124 表示情報生成部
125、502 グループリスト生成部
130 メモリ
140 入力I/F
150 ディスプレイ
161 平均値算出部
162 動作尤度算出部
163 差分算出部
164 閾値比較部
201 動作区間検出部
202 周波数解析部
203 スペクトル比較部
301 始点終点比較部
401 グループ監視部
402 アラート通知部
501 天候情報取得部

Claims (15)

  1. コンピュータに、
    それぞれ物品の動作状態を検知するセンサを備えた複数の物品から、物品の識別情報と前記センサのセンサ値とを含むセンサ信号を受信し、
    受信されたセンサ信号に基づいて、前記複数の物品それぞれに係るセンサ値の変化を各物品の識別情報とともに対比可能に示す表示情報を表示する
    処理を実行させることを特徴とする物品管理プログラム。
  2. 前記表示する処理は、
    前記複数の物品それぞれに係るセンサ値に基づいて、前記複数の物品の動作状態の類似度を判定し、
    判定された動作状態の類似度が所定の基準を満たす組み合わせの物品に係るセンサ値の変化を互いに隣接して配置する表示情報を表示する
    ことを特徴とする請求項1記載の物品管理プログラム。
  3. 前記表示する処理は、
    前記センサ値の時間変化の類似度が所定の類似度を超える複数のグラフ、又は前記センサ値の時間変化の類似度が最も高い複数のグラフを互いに隣接して配置する表示情報を表示することを特徴とする請求項1記載の物品管理プログラム。
  4. 前記コンピュータに、
    表示情報が表示された後、物品を選択する操作入力を受け付け、
    受け付けられた操作入力に従って、選択された複数の物品の識別情報を互いに関連付けて記憶部に記憶させる
    処理をさらに実行させることを特徴とする請求項1記載の物品管理プログラム。
  5. 前記コンピュータに、
    前記複数の物品の識別情報の関連付けのレベル又は種類を指定する情報の入力を受け付け、
    入力された情報に従って、前記複数の物品の識別情報を互いに関連付けて記憶部に記憶させるとともに、指定された前記関連付けのレベルを前記記憶部に記憶させ、
    前記複数の物品の識別情報が前記記憶部に記憶された後に、前記複数の物品の識別情報の一部の識別情報に対応するセンサ値の変化が、前記複数の物品の識別情報の他の一部の識別情報に対応するセンサ値の変化と所定の類似関係を満たさないことの検出に応じて、前記記憶部に記憶された前記関連付けのレベルに応じた処理を実行する
    処理を実行させることを特徴とする請求項1記載の物品管理プログラム。
  6. 前記関連付けのレベルに応じた処理は、
    レベルに応じたアラートの出力有無制御、又は、レベルに応じたアラートの強度制御であることを特徴とする請求項5記載の物品管理プログラム。
  7. コンピュータに、
    それぞれ物品の動作状態を検知するセンサを備えた複数の物品から、物品の識別情報と前記センサのセンサ値とを含むセンサ信号を受信し、
    受信されたセンサ信号に含まれるセンサ値に基づいて、前記複数の物品の動作状態が類似するか否かを判定し、
    動作状態が類似すると判定された場合に、前記複数の物品の識別情報を互いに関連付けて記憶部に記憶する
    処理を実行させることを特徴とする物品管理プログラム。
  8. 前記判定する処理は、
    物品ごとのセンサ値の平均値を算出し、
    算出された平均値と物品ごとのセンサ値の瞬時値との差分に基づいて、物品が移動しているか否かを示す動作尤度を算出し、
    物品ごとに算出された動作尤度の差分が所定の閾値未満であるか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項7記載の物品管理プログラム。
  9. 前記判定する処理は、
    物品ごとにセンサ値が所定の閾値以上となる動作区間を検出し、
    検出された物品ごとの動作区間におけるセンサ値の波形のスペクトルが類似するか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項7記載の物品管理プログラム。
  10. 前記判定する処理は、
    物品ごとにセンサ値が所定の閾値以上となる動作区間を検出し、
    検出された動作区間の始点及び終点が物品間で互いに所定範囲内にあるか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項7記載の物品管理プログラム。
  11. 前記コンピュータに、
    識別情報が互いに関連付けて記憶された前記複数の物品のうちのいずれか1つの物品からセンサ信号を受信し、
    前記いずれか1つの物品と識別情報が関連付けて記憶された他の物品からセンサ信号が受信されたか否かを判定し、
    前記他の物品からのセンサ信号が受信されないと判定された場合に、アラートを通知する
    処理をさらに実行させることを特徴とする請求項7記載の物品管理プログラム。
  12. 前記コンピュータに、
    識別情報が互いに関連付けて記憶された前記複数の物品からセンサ信号を受信し、
    受信されたセンサ信号に含まれるセンサ値に基づいて、前記複数の物品の動作状態が類似するか否かを判定し、
    前記複数の物品の動作状態が類似しないと判定された場合に、アラートを通知する
    処理をさらに実行させることを特徴とする請求項7記載の物品管理プログラム。
  13. 前記コンピュータに、
    物品の動作状態が、受信されたセンサ信号に含まれるセンサ値が示す動作状態にある時点での天候、日付又はユーザのスケジュールに関するカテゴリー情報を取得する処理をさらに実行させ、
    前記記憶する処理は、
    取得されたカテゴリー情報ごとに、前記複数の物品の識別情報を互いに関連付けて前記記憶部に記憶する
    ことを特徴とする請求項7記載の物品管理プログラム。
  14. それぞれ物品の動作状態を検知するセンサを備えた複数の物品から、物品の識別情報と前記センサのセンサ値とを含むセンサ信号を受信する無線通信部と、
    メモリと、
    前記無線通信部及び前記メモリに接続されたプロセッサとを有し、
    前記プロセッサは、
    前記無線通信部によって受信されたセンサ信号に含まれるセンサ値に基づいて、前記複数の物品の動作状態が類似するか否かを判定し、
    動作状態が類似すると判定された場合に、前記複数の物品の識別情報を互いに関連付けて前記メモリに記憶する
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  15. それぞれ物品の動作状態を検知するセンサを備えた複数の物品から、物品の識別情報と前記センサのセンサ値とを含むセンサ信号を受信し、
    受信されたセンサ信号に含まれるセンサ値に基づいて、前記複数の物品の動作状態が類似するか否かを判定し、
    動作状態が類似すると判定された場合に、前記複数の物品の識別情報を互いに関連付けて記憶部に記憶する
    処理を有することを特徴とする物品管理方法。
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