JP2017106739A - ナビゲーションシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】電波状態を適切なエリアで把握することができると共にデータ通信量を抑えることができるナビゲーションシステムを提供する。【解決手段】サーバは、携帯電話網を用いた通信に障害が発生した開始位置P1、該開始位置から障害が回復するまでの道路R2及び障害が回復した終了位置P2により電波障害エリアマップを作成し、車両101に電波障害エリアマップに基づいて電波障害エリア情報を送信する。車両101は、サーバから受信した電波障害エリア情報に基づいて、ドライバに対して、タッチパネル部150aを介して電波障害エリアが近づいた旨を報知する。【選択図】図12
Description
本発明は、ナビゲーションシステムに関する。
情報サーバに各地点間の電波状態情報(良、可、不可)を格納し、この電波状態情報に基づいて、車両のドライバは、経路上における通信可能エリアを事前に把握することができる技術が知られている(下記、特許文献1参照)。
上記特許文献1に記載の技術によると、各地点間の電波状態(良、可、不可)を把握する構成であるため、各地点間内で電波状態が良いところと悪いところがある場合に、その区別をすることができない。
また、情報サーバは、電波状態情報を経路情報上に重畳して電波状態情報付きの経路情報を生成し、これを地図情報と共に車両へと送信するようになっている。
したがって、電波状態が良いときも電波状態情報付きの経路情報が送信されることになり、多くの車両に経路情報を送信する場合、データ通信量が大きくなる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、電波状態を適切なエリアで把握することができると共にデータ通信量を抑えることができるナビゲーションシステムを提供することを目的とする。
本発明のナビゲーションシステムは、車両と、前記車両と通信可能なサーバとを含み、前記サーバから前記車両にナビゲーションを提供する。前記車両は、携帯電話網を介して前記サーバと通信を行う通信手段と、前記車両の位置を特定する位置特定手段と、前記通信手段で前記携帯電話網を用いた通信に障害が発生した第1の位置を前記位置特定手段で特定し、前記第1の位置から前記障害が回復するまでの道路及び前記障害が回復した第2の位置を前記位置特定手段で特定するエリア特定手段と、前記携帯電話網を用いた通信の障害が回復する前記第2の位置を前記車両が通過するときに、前記エリア特定手段で特定される前記第1の位置、前記第2の位置、及び前記第1の位置から前記第2の位置までの道路を示すエリア情報を前記サーバへ送信するエリア情報送信手段と、前記サーバから受信した情報を報知する報知手段と、を備える。また、前記サーバは、複数の前記車両から前記エリア情報をそれぞれ受信し、受信する複数の前記エリア情報を用いて、電波障害エリアマップを作成するマップ作成手段と、前記マップ作成手段で作成する電波障害エリアマップに基づいて、前記車両に電波障害エリア情報を送信する送信手段と、を備える。そして、前記電波障害エリア情報を受信した車両は、電波障害エリアが近づいた旨を前記報知手段によりドライバに報知することを特徴とする。
このように構成されたナビゲーションシステムによると、携帯電話網を用いた通信に障害が発生した第1の位置、該第1の位置から前記障害が回復するまでの道路及び前記障害が回復した第2の位置を含むエリア情報から電波障害エリアマップを作成し、車両に電波障害エリアマップに基づいて電波障害エリア情報を送信するため、電波状態を適切なエリアで把握することができる共にデータ通信量を抑えることができる。さらに、このように電波障害エリアを車両に通知することにより、eCall(衝突時自動通報)が使用できないエリアが近づいていることを車両ドライバに報知することができ、ドライバに安全を促すことが可能になる。
また、前記サーバは、前記携帯電話網を介して車両の位置を取得する車両位置取得手段を備え、前記エリア情報送信手段は、前記車両位置取得手段で特定される車両の位置が、前記マップ作成手段により作成される電波障害エリアマップで特定される電波障害エリアの所定距離以内に近づいたときに、前記電波障害エリア情報を送信するようにしても良い。
これにより、ナビゲーションシステムにおいて、サーバは電波障害エリア情報が必要な車両に適切なタイミングでナビゲーションを行うことができる。
また、前記車両は、前記サーバから前記電波障害エリア情報を受信した後、前記電波障害エリアまで所定距離になってから前記電波障害エリアを通過するまで、前記携帯電話網を用いたデータ通信を停止する停止手段を備えるようにしても良い。
これにより、車両は、データ通信ができなくなる可能性がある電波障害エリアでのデータ通信を自動的に停止することができる。
前記車両は、前記所定距離に位置したときから前記電波障害エリアに到達するまでの時間を算出する第1の算出手段と、前記第1の算出手段で算出した時間内で前記車両が前記携帯電話網を用いて通信可能なデータ通信量を算出する第2の算出手段と、前記第1の算出手段で算出した時間、及び前記第2の算出手段で算出した通信量を前記報知手段により報知する算出情報報知手段と、を備えるようにしても良い。
これにより、車両は、ドライバに対して、電波障害エリアでデータ通信ができなくなるまでの時間、及び通信量を報知することができる。ドライバは当該報知に基づいて、所定のデータ通信、例えば、アプリケーションのダウンロードを行うか否かを決定することができ、ダウンロードの途中でデータ通信が中断することを防止することができる。
前記サーバは、前記道路の種別と、前記道路の種別に対応する規定回数とを記憶する管理手段を備え、前記マップ作成手段は、前記受信する複数の前記エリア情報のうち、同一の道路において、前記第1の位置と、前記第2の位置とがそれぞれ所定範囲内にあるエリア情報の数と、前記道路の種別に対応する規定回数とに基づいて、前記電波障害エリアであるか否かを判断する判断手段を備えるようにしても良い。
例えば、高速自動車国道、一般国道、都道府県道、及び市町村道のように道路の種別が異なると、一日(時間)あたりの車両の通行量が異なる。この状況に鑑みて、サーバは、道路種別毎に電波障害エリアであるか否かの判断の基準(規定回数)を変更できるようになる。また、ナビゲーションシステムは、道路の種別に応じて電波障害エリアか否かの認定を行うことが可能になる。
さらに、前記マップ作成手段は、前記受信する複数の前記エリア情報を記憶するエリア情報記憶手段と、予め定められたタイミングで、前記エリア情報記憶手段で記憶したエリア情報を用いて前記電波障害エリアであるか否かの判断を行い、電波障害エリアマップを更新する更新手段とを備えるようにしても良い。
これにより、車両からエリア情報を受信する毎に電波障害エリアマップを作成せず、予め定められたタイミングで電波障害エリアマップを作成することができるため、サーバの処理を低減することができる。
また、予め定められたタイミングで電波障害エリアマップを更新する構成に代えて、前記マップ作成手段は、前記受信する複数の前記エリア情報を記憶するエリア情報記憶手段と、前記エリア情報記憶手段に前記エリア情報を記憶する毎に、前記エリア情報記憶手段で記憶したエリア情報を用いて前記電波障害エリアであるか否かの判断を行い、前記電波障害エリアマップを更新する更新手段と、を備えるようにしても良い。
これにより、車両からエリア情報を受信し、そのエリア情報をエリア情報記憶手段に記憶する毎に、電波障害エリアマップを作成することができるため、サーバは最新の電波状態に基づく電波障害エリアマップを用いて処理を実行することができるようになる。
本発明によれば、電波状態を適切なエリアで把握することができると共にデータ通信量を抑えることができるナビゲーションシステムを提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、ナビゲーションシステムNの概略的な構成の一例を示す図である。
図1は、ナビゲーションシステムNの概略的な構成の一例を示す図である。
図1に示すように、ナビゲーションシステムNは、車両100、基地局200、サーバ300、及びネットワーク400を含む。また、基地局200とサーバ300とは、ネットワーク400に接続されている。ネットワーク400は、例えば、インターネットである。さらに、車両100と基地局200とは、携帯電話機用の無線回線(例えば、LTE:Long Term Evolution)で通信を行うようになっている。
図2は、車両100の概略的な構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、車両100は、制御部110、通信部(通信手段)120、位置情報取得部(位置特定手段)130、地図情報取得部140、タッチパネル部(報知手段)150、メモリ160、記憶部170、報知部180、及び時計部190を有する。なお、車両100は、図1に示す構成以外にも車両としての機能を実現するための構成を有しているが、本発明と直接関係がないため、図示及び詳細な説明を省略する。
制御部110は、例えば、ECU(Electronic Control Unit)であり、車両100の各装置を総合的に制御する。本実施形態では、制御部110は、通信部120、位置情報取得部130、地図情報取得部140、タッチパネル部150、メモリ160、記憶部170、報知部180、及び時計部190を制御する。
通信部120は、基地局200との通信を制御する。通信部120と基地局200とは、携帯電話機用の無線回線(例えば、LTE:Long Term Evolution)で通信を行うようになっている。よって、車両100はいわゆるコネクティッドカーであり、所定の提供元から、基地局200、及び通信部120を介して音楽、ニュース、渋滞情報等のデータを無線回線によりダウンロードできるようになっている。
位置情報取得部130は、例えば、GPS(Grand Positioning System)である。位置情報取得部130は、車両100が起動状態になったときに制御部110から所定の指示を受信する。この所定の指示を受信すると、位置情報取得部130は、位置情報取得処理を開始して車両100の現在位置を特定し、特定した現在位置を現在位置情報として制御部110へ出力する。
地図情報取得部140は、例えば、ナビシステムである。例えばネットワーク400を介して地図情報を所定の提供元から受信し、タッチパネル部150に地図情報を出力する。なお、位置情報取得部130は、地図情報取得部140に含まれても良い。また、タッチパネル部150に表示される地図情報には、車両100の現在位置が表示される。
タッチパネル部150は、ドライバに対して所定の情報を提供し、また、ドライバからの指示を受け付ける。例えば、タッチパネル部150は、車両100の走行時には、位置情報取得部130から取得する位置情報、及び地図情報取得部140から取得する地図情報に基づいて、車両100の走行位置及び走行位置周辺の地図を表示する等のナビゲーションを表示する。ナビゲーションは、例えば、目的地までのルートを矢印により地図上に表示する。ドライバは、タッチパネル部150のナビゲーションを視認することによって、スムーズな運転を行うことが可能になる。さらに、タッチパネル部150は、音声によるナビゲーションをドライバに対して行う場合は、所定のメッセージや警告音等を出力するように報知部180に指示を送信する。
メモリ160は、情報を一時的に保持する。例えば、メモリ160は、サーバ300から基地局200を介して受信する情報、例えば、後述する電波障害エリア情報を保持する。
記憶部170は、種々のデータの記憶するものであり、例えば、ハード・ディスク・ドライブである。
報知部180は、例えば、音声出力を行う音声出力部である。報知部180は、タッチパネル部150からの指示に基づいて、音声や警告音を出力する。なお、報知部180は、タッチパネル部150に含まれても良い。
時計部190は、現在の日付、及び時刻を生成する。制御部110は、時計部190で生成される日付、及び時刻を用いて、所定の処理を行ったときの日付、及び時刻を取得する。ここで、所定の処理とは、例えば、後述する電波障害エリアの開始位置に到達するまでの時刻を算出する処理である。
図3は、サーバ300の概略的な構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、サーバ300は、制御部310、通信部320、時計部330、マップ情報記憶部340、更新情報記憶部(エリア情報記憶手段)350、及び道路種別対応情報記憶部(管理手段)360を有している。
制御部310は、例えば、CPU、ROM、及びRAMから構成され、サーバ300内の各装置を総合的に制御する。本実施形態においては、制御部310は、通信部320、時計部330、マップ情報記憶部340、更新情報記憶部350、及び道路種別対応情報記憶部360を制御する。
通信部320は、ネットワーク400、及び基地局200を介した車両100との通信を制御する。
時計部330は、現在の日付、及び時刻を生成する。制御部310は、時計部330で生成される日付、及び時刻を用いて、所定の処理を行ったときの日付、及び時刻を取得する。
マップ情報記憶部340は、電波障害エリアマップを記憶する。電波障害エリアマップは、車両100と基地局200との間で電波障害にある、言い換えれば通信状態が悪い状態にあるエリアを示す情報である。電波障害エリアマップは、車両100から送信されるエリア情報を蓄積して作成されるマップである。
更新情報記憶部350は、電波障害エリアマップを更新する更新情報を記憶する。本実施形態においては、マップ情報は24時間に一回更新されるように構成されているため、更新されるまでの間、車両100から送信されるエリア情報を蓄積する。エリア情報には、電波障害を検出した開始位置(第1の位置)、電波障害が回復した終了位置(第2の位置)、及び電波障害を検出した車両100が走行した道路を示す情報が含まれる。
道路種別対応情報記憶部360は、道路種別毎に設定される規定回数を記憶する。規定回数は、電波障害エリアであるか否かの判断の基準となる回数である。この基準は、例えば道路種別毎に設定される規定回数である。つまり、本実施形態においては、各道路の同一エリア(開始位置と、終了位置とがそれぞれ所定範囲内のエリア)で24時間以内に規定回数を超えるエリア情報を車両100から受信した場合、当該エリアが電波障害エリアに設定される。
図4は、道路種別と規定回数を対応付けた道路種別対応情報Tの一例を示す図である。
図4に示すように、道路種別として、高速自動車国道(R1)、一般国道(R2)、都道府県道(R3)、及び市町村道(R4)の4つの種別が規定されている。また、規定回数として、高速自動車国道には100回が規定されており、一般国道には50回が規定されており、都道府県道には30回が規定されており、市町村道には10回が規定されている。
図5は、道路の配置の一例を示す図である。
図5に示すように、高速自動車国道R1、一般国道R2、都道府県道R3、及び市町村道R4が交差している。また、一般国道R2と、都道府県道R3との交差点近傍には、高層ビルHBが立設されている。
次に、車両100が走行中に電波障害が生じたエリアをサーバ300へ送信する処理を説明する。図6は、制御部110が実行するエリア情報送信処理の一例を示すフローチャートである。
図6に示すように、制御部110は、車両100が走行している間、通信部120を介して基地局200と通信を行うことにより、基地局から受信する電波の強度を取得する(ST101)。
次に、制御部110は、電波強度が所定レベル以下であるか否かを判断する(ST102)。ここで、所定レベルは、例えば、基地局200とデータ通信を安定的に実行することができないレベルの電波の強度である。
所定レベル以下でないと判断した場合(ST102:NO)、つまり、データ通信を安定的に実行することが可能である場合、ステップST101へ戻り、制御部110は、電波強度を取得する処理を継続する。
また、所定レベル以下であると判断した場合(ST102:YES)、制御部110は、位置情報を取得する(ST103)。ここで、取得する位置情報は、電波障害が生じたエリアの開始位置を特定するための情報である。制御部110は、位置情報取得部130から取得する位置情報、及び地図情報取得部140から取得する地図情報に基づいて、現在位置(開始位置)を特定する。なお、現在地を取得した時刻を関連付けて取得することが望ましい。
次に、制御部110は、電波強度が所定レベルを超えたか否かを判断する(ST104)。言い換えれば、制御部110は、電波強度が回復したか否かを判断する。なお、本実施形態においては、所定レベルは、ステップST102の所定レベルと同一とする。電波強度が所定レベルを超えていないと判断した場合(ST104:NO)、制御部110は、ステップST104の判断を繰り返す。
また、所定レベルを超えたと判断した場合(ST104:YES)、制御部110は、位置情報を取得する(ST105)。ここで、取得する位置情報は、電波障害が生じたエリアの終了位置を特定する情報である。制御部110は、位置情報取得部130から取得する位置情報、及び地図情報取得部140から取得する地図情報に基づいて、現在位置(終了位置)を特定する。なお、現在地を取得した時刻を関連付けて取得することが望ましい。ステップST103からST105により、本発明のエリア特定手段が構成される。
次に、制御部110は、エリア(開始位置、道路及び終了位置)情報をサーバ300へ基地局200を介して送信する(ST106:エリア情報送信手段)。そして、処理は、リターンとなる。
このようにして、車両100からサーバ300に対して、電波障害が生じたエリアを示すエリア情報が送信される。
次に、サーバ300がエリア情報を受信したときの処理について説明する。図7は、制御部310がエリア情報を受信したときの処理の一例を示すフローチャートである。
図7に示すように、制御部310は、車両100からエリア情報を受信したか否かを判断する(ST201)。エリア情報を受信していないと判断した場合(ST201:NO)、処理はステップST201へ戻る。
また、エリア情報を受信したと判断した場合(ST201:YES)、制御部310は、エリア情報を道路と対応づけて記憶する(ST202)。より詳細には、制御部310は、エリア情報に含まれる開始位置、道路及び終了位置と、道路の種別とを対応づけて更新情報記憶部350に記憶する。
次に、制御部310は、前回の電波障害エリアマップを更新した時刻から24時間経過したか否かを判断する(ST203)。なお、本実施形態では、24時間に一回電波障害エリアマップを更新する場合で説明するが、これに限るものではない。例えば、1時間に一回電波障害エリアマップを更新しても良いし、1週間に一回電波障害エリアマップを更新しても良い。このように、電波障害エリアマップの更新時間を変更する場合、既述の道路種別対応情報記憶部360記憶される道路種別に応じた規定回数も更新時間の変更に合わせて変更する必要がある。
24時間経過していないと判断した場合(ST203:NO)、処理は、ステップST201へ戻る。これにより、制御部310が車両100からエリア情報を受信する処理が継続される。
一方、24時間経過したと判断した場合(ST203:YES)、制御部310は、更新情報記憶部350に記憶したエリア情報に基づいて、電波障害エリアマップを作成し、更新する(ST204:マップ作成手段)。
次に、電波障害エリアマップを更新する処理の詳細について説明する。図8は、制御部310が実行する電波障害エリアマップを更新する処理の一例を示すフローチャートである。
図8に示すように、制御部310は、管理する対象となる道路から道路を1つ選択する(ST301)。
次に、制御部310は、選択した道路に対応付けられたエリア情報を全て読み出し、エリア情報に含まれる開始位置、及び終了位置がそれぞれ所定範囲内になっているエリア情報をカウントする。言い換えれば、制御部310は、選択した道路で概ね同じエリア(範囲)になるエリア情報をカウントする。したがって、1つの道路において、複数のエリア(範囲)でエリア情報がカウントされる場合もある。なお、車線が同方向である場合は、開始位置と開始位置、終了位置と終了位置とがそれぞれ対応するが、車線が対向している場合は、開始位置と終了位置、終了位置と開始位置とがそれぞれ対応する。
次に、制御部310は、選択した道路の規定回数を取得する(ST303)。例えば、制御部310は、道路種別対応情報記憶部360を参照し、選択した道路が一般国道R2である場合、規定回数として、50回を取得する。
次に、制御部310は、エリア情報をカウントした数が規定回数以上か否かを判断する(ST304:判断手段)。対象となるエリアが複数ある場合、制御部310は、エリア(範囲)毎に規定回数以上か否かの判断を実行する。
カウントした数が規定回数以上であると判断した場合(ST304:YES)、制御部310は、当該エリアを電波障害エリアと認定する(ST305)。なお、電波障害エリアの開始位置と終了位置は、本実施形態においては、概ね同じエリアであると判断された複数のエリア情報のうち、全ての開始位置、及び終了位置が含まれるように電波障害エリアが規定される。なお、対象となるエリアが複数ある場合、1つの道路において、複数の電波障害エリアが規定される。
また、エリア情報をカウントした数が規定回数以上でないと判断した場合(ST304:NO)、制御部310は、ステップST305の処理をせずに、ステップST306の処理へ進む。
次に、制御部310は、道路の選択が終了したか否かを判断する(ST306)。道路の選択が終了していないと判断した場合(ST306:NO)、処理はステップST301へ戻り、電波障害エリアを認定する処理(ステップST301からST306)を繰り返す。
一方、道路の選択が終了したと判断した場合(ST306:YES)、制御部310は、電波障害エリアマップを作成し、マップ情報記憶部340に記憶する(ST307)。つまり、制御部310は、新たに作成した電波障害エリアマップを、マップ情報記憶部340に記憶される既存の電波障害エリアマップに上書きする。これにより、マップ情報記憶部340に記憶される電波障害エリアマップが最新の24時間のエリア情報に基づく電波障害エリアマップに更新される。なお、ステップST301からST307により、本発明の更新手段が構成される。
次に、電波障害エリアマップに基づいて、電波障害エリア情報を車両100に送信する処理について説明する。図9は、制御部310が実行する電波障害エリア情報を送信する処理の一例を示すフローチャートである。
図9に示すように、制御部310は、基地局200を介して、管理する対象の車両100の位置情報を取得する(ST401:車両位置取得手段)。管理する対象の車両100は、例えば、サーバ300が提供するサービスに登録している車両100としても良いし、道路を通行する全ての車両100としても良い。
次に、制御部310は、電波障害エリアまで所定距離以内になった車両100が存在するか否かをマップ情報記憶部340に記憶される最新の電波障害エリアマップに基づいて判断する(ST402)。
存在すると判断した場合(ST402:YES)、制御部310は、存在すると判断した車両100に対して、当該車両100が近づいた電波障害エリアを示す電波障害エリア情報を送信する(ST403)。なお、複数の車両100が電波障害エリアに近づいた場合、それぞれの車両100に電波障害エリア情報が送信される。
存在しないと判断した場合(ST402:NO)、制御部310は、ステップST403の処理をせずに、処理はリターンとなる。
次に、車両100が電波障害エリア情報を受信したときの処理について説明する。図10は、制御部110が実行する電波障害エリア情報の受信処理の一例を示すフローチャートである。
図10に示すように、制御部110は、電波障害エリア情報を受信したか否かを判断する(ST501)。電波障害エリア情報を受信していないと判断した場合(ST501:NO)、処理はステップST501へ戻る。
一方、電波障害エリア情報を受信したと判断した場合(ST501:YES)、制御部110は、電波障害エリアまでの距離を算出する(ST502)。より詳細には、制御部110は、位置情報取得部130から取得する位置情報、地図情報取得部140から取得する地図情報に基づいて現在位置を特定し、特定した現在位置から電波障害エリアの開始位置までの距離を算出する。
次に、制御部110は車両100の車速を算出する(ST503)。例えば、車両100には、後車輪軸の回転速度を検出する回転速度センサを備えており(図示省略)、該回転速度センサから出力される回転速度に基づいて、制御部110は車両100の車速を算出する。
次に、制御部110は、電波障害エリアまでの時間を算出する(ST504:第1の算出手段)。制御部110は、算出した電波障害エリアまでの距離(ST502)と、算出した車両100の車速(ST503)とを利用して、電波障害エリアに到達するまでの時間を算出する。
次に、制御部110は、通信部120の所定時間あたりに可能な通信量と、算出した時間(ST504)とを利用して、車両100が電波障害エリアに到達するまでの時間に応じた通信量(データ通信量)を算出する(ST505:第2の算出手段)。
次に、制御部110は、車両100が電波障害エリアに近づいた旨をタッチパネル部150に表示する(ST506:算出情報報知手段)。このときの表示内容には、電波障害エリアに近づいた旨だけでなく、例えば、電波障害エリアまでの距離、時間、及びデータ通信量が含まれる。
次に、制御部110は、車両100が電波障害エリアに到達するまでの時間及び通信量が規定時間及び規定通信量以下になったか否かを判断する(ST507)。規定時間及び規定通信量以下になっていないと判断した場合(ST507:NO)。処理はステップST502へ戻り、既述のステップST502からST506の処理が繰り返される。したがって、タッチパネル部150に表示される時間及びデータ通信量は、車両100が電波障害エリアに近づくに従って減っていく。
一方、規定時間及び規定通信量以下になったと判断した場合(ST507:YES)、制御部110は、通信部120を用いたデータ通信を停止する(ST508:停止手段)。なお、データ通信を停止しても電波強度を検出する処理(参照:図6)は、制御部110により実行される。
また、制御部110は、タッチパネル部150に車両100が電波障害エリア走行中である旨を表示する(ST509)。これにより、ドライバは、車両100が電波障害エリアを走行中であるためデータ通信を行うことができないことを視認することができる。
次に、制御部110は、車両100が電波障害エリアを通過したか否かを判断する(ST510)。より詳細には、制御部110は、位置情報取得部130から取得する位置情報、地図情報取得部140から取得する地図情報に基づいて車両100の現在位置を特定し、特定した現在位置から電波障害エリアの終了位置を車両100が通過したか否かを判断する。
車両100が電波障害エリアを通過していないと判断した場合(ST510:NO)、制御部110は、ステップST509の電波障害エリア走行中である旨の表示を継続する。
また、車両100が電波障害エリアを通過したと判断した場合(ST510:YES)、制御部110は、通信部120を用いたデータ通信を再開する(ST511)。
さらに、制御部110は、タッチパネル部150に 車両100が電波障害エリアを通過した旨を表示する(ST512)。これにより、処理は終了する。
次に、車両100が電波障害エリアを通過する場合の作用について説明する。
図11は、車両100(図示省略、以下同じ。)が走行する道路(参照:図5)に電波障害エリアが発生している状態の一例を示す図である。図11に示すように、高層ビルHBの影響受け、道路R2の位置P1から位置P2までにおいて、車両100と基地局200との通信を行う電波強度が所定レベル以下になっている場合で説明する。
車両100が道路R2を走行して、位置P1に位置すると、基地局200との通信の電波強度が所定レベル以下になり、更に走行して位置P2に到達すると、基地局200との電波強度が所定レベルを超える。したがって、位置P2に到達したときに、車両100から、開始位置P1、道路R2、終了位置P2を含むエリア情報が基地局200を介してサーバ300に送信される。
サーバ300は、24時間の間に、道路R2において、概ね開始位置P1から終了位置P2を含むエリア情報が50回以上あった場合、道路R2に対応付けられている規定回数が50回であるため、当該エリアを電波障害エリアと認定する。そして、電波障害エリアマップ更新のタイミングで、道路R2の位置P1から位置P2が電波障害エリアに設定される。
さて、道路R2の位置P1から位置P2が電波障害エリアに設定された後、別の車両100(既述の車両100と区別するために、以下の作用の説明においては、車両101とする)が位置PXに到達すると、電波障害エリア情報(開始位置P1、終了位置P2、道路R2)をサーバ300から基地局200を介して受信する。
車両101は、電波障害エリアが近づいた旨をタッチパネル部150に表示する。図12は、車両101が電波障害エリアに近づいた旨の表示150aの一例を示す図である。
図12に示すように、タッチパネル部150の表示150aには、車両101の位置、及び車両101の周辺の道路(地図)、及び電波障害エリア(P1からP2)が表示される。さらにこれらの上側に、「あと○○m、約○○分で電波障害エリアに入り、通信を停止します。通信停止までの通信量は○○です。」というメッセージが表示される。
車両101のドライバは、表示部150aの表示により、電波障害エリアに近づいたことを視認することができる。また、データ通信量の制限を視認して、データ量の大きい動画等のダウンロードを開始しないようにして、ダウンロードの途中で通信が遮断される事態を回避することができる。
そして、車両101が位置P0に到達したときに、時間及びデータ通信量が規定時間及び規定データ通信量以下になるため、タッチパネル部150には、電波障害エリア中である旨が表示される。図13は、電波障害エリア中である旨の表示150bの一例を示す図である。
図13に示すように、表示150bには、車両101の位置、及び車両101の周辺の道路(地図)、及び電波障害エリア(P1からP2)が表示され、これらの上側には、車両101が電波障害エリアを走行中であること、及び「電波障害エリアを走行中です。通信ができません。」というメッセージが表示される。つまり、本実施形態においては、電波障害エリアの開始位置P1より少し手前で車両101のデータ通信が停止される。
車両101が更に走行し、位置P2(終了位置)を超えると、タッチパネル部150には、電波障害エリアを通過した旨が表示される。図14は、電波障害エリアを通過した旨の表示150cの一例を示す図である。
図14に示すように、車両101の位置、及び車両101の周辺の道路(地図)、及び電波障害エリア(P1からP2)が表示され、これらの上側には、車両101が電波障害エリアを通過したこと、及び「電波障害エリアを通過しました。通信を再開します。」というメッセージが表示される。
以上のように構成されたナビゲーションシステムNによると、車両100の携帯電話網を用いた通信に障害が発生した開始位置(第1の位置)、該開始位置から障害が回復するまでの道路及び障害が回復した終了位置(第2の位置)を含むエリア情報から電波障害エリアマップを作成し、サーバ300が車両100に電波障害エリアマップに基づいて電波障害エリア情報を送信するため、電波状態を適切なエリアで把握することができる共にデータ通信量を抑えることができる。さらに、このように電波障害エリアを車両100に通知することにより、eCall(衝突時自動通報)が使用できないエリアが近づいていることを車両100のドライバに報知することができ、ドライバに安全を促すことが可能になる。
また、サーバ300は、車両100の位置が、電波障害エリアの所定距離以内に近づいたときに、電波障害エリア情報を車両に送信する。
これにより、ナビゲーションシステムNにおいて、サーバ300は電波障害エリア情報が必要な車両100に適切なタイミングでナビゲーションを行うことができる。
また、車両100は、サーバ300から波障害エリア情報を受信した後、電波障害エリアまで所定距離(位置P0)になってから電波障害エリアを通過するまで、携帯電話網を用いたデータ通信を停止する。
これにより、車両100は、データ通信ができなくなる可能性がある電波障害エリアでのデータ通信を自動的に停止することができる。
さらに、車両100は、所定距離に位置したときから電波障害エリアに到達するまでの時間及び通信量をタッチパネル部150に表示する。
これにより、車両100は、ドライバに対して、電波障害エリアでデータ通信ができなくなるまでの時間、及びデータ通信量を報知することができる。ドライバは当該報知に基づいて、所定のデータ通信、例えば、アプリケーションのダウンロードを行うか否かを決定することができ、ダウンロードの途中でデータ通信が中断することを防止することができる。
また、サーバ300は、受信する複数のエリア情報のうち、同一の道路において、開始位置と、終了位置とがそれぞれ所定範囲内にあるエリア情報の数と、道路の種別に対応する規定回数とに基づいて、電波障害エリアであるか否かを判断する。
例えば、高速自動車国道、一般国道、都道府県道、及び市町村道のように道路の種別が異なると、一日(時間)あたりの車両の通行量が異なる。この状況に鑑みて、サーバ300は、道路の種別毎に電波障害エリアであるか否かの判断の基準(規定回数)を変更できるようになる。また、ナビゲーションシステムNは、道路の種別に応じて電波障害エリアか否かの認定を行うことが可能になる。
さらに、サーバ300は、予め定められたタイミングで、更新情報記憶部350で記憶したエリア情報を用いて電波障害エリアであるか否かの判断を行い、電波障害エリアマップを更新する。
これにより、サーバ300は、車両100からエリア情報を受信する毎に電波障害エリアマップを作成せず、予め定められたタイミングで電波障害エリアマップを作成することができる。このため、サーバ300の処理を低減することができる。
なお上記実施形態では、サーバ300が予め定められたタイミングで電波障害エリアマップを更新する場合で説明したが、当該構成に代えて、サーバは、更新情報記憶部350にエリア情報を記憶する毎に、更新情報記憶部350に記憶したエリア情報を用いて電波障害エリアであるか否かの判断を行い、電波障害エリアマップを更新するようにしても良い。この場合、制御部110は、例えば、エリア情報を受信したときから所定時間前までにカウントしたエリア情報の数と、規定回数とに基づいて電波障害エリアか否かの判断を行うようにすればよい。
これにより、車両100からエリア情報を受信し、そのエリア情報を更新情報記憶部350に記憶する毎に、電波障害エリアマップを作成することができるため、サーバ300は最新の電波状態に基づく電波障害エリアマップを用いて処理を実行することができるようになる。
また、上記実施形態では、道路の種別として、高速自動車国道、一般国道、都道府県道、市町村道を例に挙げたがこれに限るものではなく、任意に設定することが可能である。例えば、予め交通量を調査し、その調査して交通量に基づいて、道路種別を設定するようにしても良い。道路種別に対応する基準(規定回数)も同様に、任意に設定することが可能である。
さらに、上記実施形態では、高速自動車国道も道路種別として含む場合で説明したが、これに限るものではない。一般に、高速自動車国道は、立体的に建設されており、電波障害が発生する可能性が低い。このため、本発明の対象から高速自動車道路を除外するようにしても良い。
さらにまた、上記実施形態では、電波強度が所定レベル以下になってから電波強度が所定レベルに回復したときに、車両100からサーバ300にエリア情報が送信される場合で説明したが、これに限るものではない。例えば、電波強度が所定レベル以下になって所定距離(又は所定時間)経過した後、電波強度が所定レベルに回復したときにエリア情報を送信するようにしても良い。このように構成すると、わずかな距離のみ電波障害が発生しているような状況等に基づいて送信されるエリア情報を電波障害エリアと認定するための基準(規定回数)から除外することができ、サーバ300は、より正確な電波障害エリアマップを作成することが可能になる。
この発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、上述した実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。さらに、異なる実施形態の構成を組み合わせてもよい。
100,101…車両、110…制御部、120…通信部、130…位置情報取得部、140…地図情報取得部、150…タッチパネル部、160…メモリ、170…記憶部、180…報知部、190…時計部、200…基地局、300…サーバ、310…制御部、320…通信部、330…時計部、340…マップ情報記憶部、350…更新情報記憶部、360…道路種別対応情報記憶部、400…ネットワーク、N…ナビゲーションシステム、R1…高速自動車道、R2…一般国道、R3…都道府県道、R4…市町村道、T…道路種別対応情報
Claims (7)
- 車両と、前記車両と通信可能なサーバとを含み、前記サーバから前記車両にナビゲーションを提供するナビゲーションシステムであって、
前記車両は、
携帯電話網を介して前記サーバと通信を行う通信手段と、
前記車両の位置を特定する位置特定手段と、
前記通信手段で前記携帯電話網を用いた通信に障害が発生した第1の位置を前記位置特定手段で特定し、前記第1の位置から前記障害が回復するまでの道路及び前記障害が回復した第2の位置を前記位置特定手段で特定するエリア特定手段と、
前記携帯電話網を用いた通信の障害が回復する前記第2の位置を前記車両が通過するときに、前記エリア特定手段で特定される前記第1の位置、前記第2の位置、及び前記第1の位置から前記第2の位置までの道路を示すエリア情報を前記サーバへ送信するエリア情報送信手段と、
前記サーバから受信した情報を報知する報知手段と、
を備え、
前記サーバは、
複数の前記車両から前記エリア情報をそれぞれ受信し、受信する複数の前記エリア情報を用いて、電波障害エリアマップを作成するマップ作成手段と、
前記マップ作成手段で作成する電波障害エリアマップに基づいて、前記車両に電波障害エリア情報を送信する送信手段と、
を備え、
前記電波障害エリア情報を受信した車両は、電波障害エリアが近づいた旨を前記報知手段によりドライバに報知する、
ことを特徴とするナビゲーションシステム。 - 前記サーバは、
前記携帯電話網を介して車両の位置を取得する車両位置取得手段、
を備え、
前記エリア情報送信手段は、前記車両位置取得手段で特定される車両の位置が、前記マップ作成手段により作成される電波障害エリアマップで特定される電波障害エリアの所定距離以内に近づいたときに、前記電波障害エリア情報を送信する、
ことを特徴とする請求項1に記載のナビゲーションシステム。 - 前記車両は、
前記サーバから前記電波障害エリア情報を受信した後、前記電波障害エリアまで所定距離になってから前記電波障害エリアを通過するまで、前記携帯電話網を用いたデータ通信を停止する停止手段、
を備えることを特徴とする請求項2に記載のナビゲーションシステム。 - 前記車両は、
前記所定距離に位置したときから前記電波障害エリアに到達するまでの時間を算出する第1の算出手段と、
前記第1の算出手段で算出した時間内で前記車両が前記携帯電話網を用いて通信可能なデータ通信量を算出する第2の算出手段と、
前記第1の算出手段で算出した時間、及び前記第2の算出手段で算出した通信量を前記報知手段により報知する算出情報報知手段と、
を備えることを特徴とする請求項3に記載のナビゲーションシステム。 - 前記サーバは、
前記道路の種別と、前記道路の種別に対応する基準とを記憶する管理手段、
を備え、
前記マップ作成手段は、
前記受信する複数の前記エリア情報のうち、同一の道路において、前記第1の位置と、前記第2の位置とがそれぞれ所定範囲内にあるエリア情報の数と、前記道路の種別に対応する基準とに基づいて、前記電波障害エリアであるか否かを判断する判断手段、
を備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のナビゲーションシステム。 - 前記マップ作成手段は、
前記受信する複数の前記エリア情報を記憶するエリア情報記憶手段と、
予め定められたタイミングで、前記エリア情報記憶手段で記憶したエリア情報を用いて前記電波障害エリアであるか否かの判断を行い、前記電波障害エリアマップを更新する更新手段と、
を備えることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のナビゲーションシステム。 - 前記マップ作成手段は、
前記受信する複数の前記エリア情報を記憶するエリア情報記憶手段と、
前記エリア情報記憶手段に前記エリア情報を記憶する毎に、前記エリア情報記憶手段で記憶したエリア情報を用いて前記電波障害エリアであるか否かの判断を行い、前記電波障害エリアマップを更新する更新手段と、
を備えることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のナビゲーションシステム。
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JP2015238546A JP2017106739A (ja) | 2015-12-07 | 2015-12-07 | ナビゲーションシステム |
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JP2020149161A (ja) * | 2019-03-11 | 2020-09-17 | Kddi株式会社 | 遠隔監視装置、コンピュータプログラム及び遠隔監視方法 |
-
2015
- 2015-12-07 JP JP2015238546A patent/JP2017106739A/ja active Pending
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