JP2017104311A - 塗布具 - Google Patents

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浩平 宮本
Kohei Miyamoto
浩平 宮本
鈴木 進
Susumu Suzuki
進 鈴木
遠藤 満
Mitsuru Endo
満 遠藤
淳也 植原
Junya Uehara
淳也 植原
佐久間 聡
Satoshi Sakuma
聡 佐久間
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Abstract

【課題】使用感を変えず、塗布の膜厚変化を可能とし、使い勝手がよく、製造も容易な塗布具を提供する。【解決手段】塗布具において、塗布部は、塗布体である同外径の枚葉体が中心軸に沿って配列され、中心軸は、面削ぎや、楕円、多角形を始めとする円形ではない断面を有し、中心軸周りの角度によって、中心軸外周から枚葉体外周に至るまでの深さが可変であることを特徴とする塗布具。【選択図】図1

Description

本発明は、化粧品、食品、医療品、その他、容器内の内容物を、間隔を空けて毛が並立する頭髪、睫毛、眉毛などの対象物に塗布する塗布具に関する。
従来、頭髪、睫毛、眉毛のような対象部に化粧料をむらなく、均一に塗る塗布具には、ブローボトルとシール部材(シゴキゴム)で形成されている塗布具収容容器の上方にキャップ付きの塗布具を装着している。
キャップ付きの塗布具の先端には、液を塗布するための塗布部が形成されており、その部分を使用した内容液を毛(睫毛、髪等)に塗布する。
塗布部は、主にネジリや直毛放射状のブラシタイプ、コームタイプ、ネジタイプ、多孔体タイプの塗布部が用いられている。
ブローボトルには、化粧料のような、塗布液が充てんされており、不使用時には、前記塗布部が挿入され、塗布部に塗布液を付着させて待機させている。また、塗布時に、塗布体上の塗布液が消費されてしまった際には、再度、ブローボトルに塗布部が挿入され、塗布液を供給する。
製品としては、マスカラ容器、毛染め容器、リップ・グロス容器、ネイル容器等の化粧料容器を挙げることができる。
特許文献1では、ネジリブラシタイプの塗布具として、ブラシ軸に繊維を螺旋形に捲き付けて支持した塗布部を有する、マスカラ等の塗布具が開示されている。
特許文献2では、直毛放射状ブラシタイプの塗布具として、2つの異なるプラスチック成分から、サンドイッチ射出成型品として製作された、毛が放射状に配列されたブラシ状塗布部を有する、化粧品ユニットが開示されている。
特許文献3では、コームタイプの塗布具として、塗布部軸と塗布部軸に沿って配列された円環状櫛歯を有するマスカラ塗布具が開示されている。
特許第3993612号公報 特許第5289444号公報 特許第5727297号公報
しかしながら、従来の塗布部〈塗布体)には以下の問題点がある。
前述の特許文献1等のブラシタイプの塗布具では、ブラシタイプの塗布部が複雑な形状であるため、塗布体の部分を別部品で形成し、キャップと塗布体を接続する軸部材が必要となり、部品点数の増加が見られ、製造工程も複雑で増加することになる。
また、特許文献2の化粧品ユニットでは、放射状に繊維または合成樹脂等が外側に向かい広がるため、塗布体の微小な寸法調整が行いにくい。また、前記化粧品ユニットでは、ブラシ軸から毛の先端方向に向って、毛と毛との間隔が広がるため、毛先端部でのマスカラ墨の保持性が悪く、睫毛への墨の塗布が不充分になりやすい。更には前記化粧品ユニットでは、ブラシの使い方次第では一度睫毛に付けたマスカラ墨を毛の先端が引きずり、マスカラ墨がダマになりやすいといった問題が生じることもある。
コームタイプ(櫛)は櫛歯の間隔を狭める時に、櫛歯の厚みを薄くすると、櫛歯の強度が弱くなることから、しごき時または使用時に塗布部の破損が発生しやすい。そのため、櫛歯を長くまたは広くすることは難しく、短くまたは狭くし破損防止対応することが多い。櫛歯を短くすることで、使用時に液を狙い通りにしごけないことで、睫毛や毛髪といった毛上にダマが生じるなどの問題が発生する。
また、コームタイプの例の特許文献3は円環状櫛歯の配列が、櫛ごとに角度を漸変させて傾斜させるといった複雑な構造を有している。櫛の構造が、塗布対象である睫毛に、うまく合致する場合はよいが、反面合致しない場合は塗布部に余計な負担がかかり、塗布そのものも狙った通りにはいかず、使い勝手が良いとはいえない。
また、ネジタイプは螺旋形状なため、櫛の溝がV字形状となる。溝部分がV字形状であると、塗布部の外周面側へ行くほど、液溜まり量が多くなる。液が多くなるほど狙い通りにしごくことは困難となり、ダマも発生しやすくなる。また螺旋形状はV溝が斜めに切られているため、使用時に正面方向で使用する場合にも、V溝の斜め方向を意識して睫毛、毛髪といった毛を通り抜く必要性がある。
多孔体タイプは溝を作ることが難しく、多孔体に染込んだ液を塗布する使用方法となる。そのため使用する場合、液種は限定的となる。
本発明は、斯かる実情に鑑み、製造し易い簡単な構造で、使い勝手よく、内容物を塗ることが可能な塗布具を提供するものである。
本発明は、塗布具内に収容した内容物を塗布部に供給してその塗布部から内容物を対象体に塗布する塗布具において、両端部を除き、塗布体である同外径の枚葉体が中心軸に沿って配列され、中心軸は、面削ぎや、楕円、多角形を始めとする円形ではない断面を有し、中心軸周りの角度によって、中心軸外周から枚葉体外周に至るまでの深さが可変であることを特徴とする塗布具である。
本発明において、枚葉体の葉厚と葉間隔は、互いに異なっていてもよいことが好適である。
本発明において、塗布体先端は1箇所以上の凹みを設け、塗布体先端部の凹みによって塗布が可能なことが好適である。
本発明において、枚葉体付近の軸上、または枚葉体上に、塗布部の深さ変化を視認可能とする凹凸を設けることで、深さ判別を可能とすることが好適である。
上記手段によれば、以下のような作用が得られる。
(1)枚葉体外周形状を一定に保つことで、ユーザーが使用する際に、使用感変化を与えることなく、膜厚変化を可能とする。
(2)睫毛や毛髪の密集度に合せた、塗布の多少の調節が可能である。
(3)塗布し難い、毛の生え際や先端部のような細かい部位の塗布が可能である。
(4)深さの変化が視認できることで、ユーザーがイメージした塗布を容易にすることが可能となる。
本発明の塗布具によれば、外周部が一定で、使用感を変えずに、塗布部の深さを変化させることで睫毛や毛髪への塗布量を自在に調節でき、装飾性の高い化粧の施術や、毛髪の染色を容易に行うことができる。
本発明の実施形態に係る塗布体収容容器の全体説明図であり、(a)が外観図、(b)が(a)のB−B線に沿う断面図である。 図1の塗布体収容容器における外軸及びシール部材の組図であり、(a)が斜視外観図、(b)が先方からの視図、(c)が(e)のC−C線に沿う断面視図、(d)が側面図、(e)が(b)のE−E線に沿う断面視図である。 図1の塗布体収容容器におけるシール部材の部品図であり、(a)が先方からの視図、(b)が先方からの斜視外観図、(c)が側面図、(d)が(a)のD−D線に沿う縦断面図、(e)が後方からの視図、(f)が後方からの斜視外観図である。 図1の塗布体収容容器における外軸の部品図であり、(a)が先方からの斜視外観図、(b)が先方からの視図、(c)が側面図、(d)が(b)のD−Dに沿う縦断面図、(e)が後方からの斜視外観図、(f)が後方からの視図である。 図1の塗布体収容容器の軸体及びキャップの組図であり、(a)が先方からの斜視外観図、(b)が側面図、(c)が(b)から90°回転した側面図、(d)が(b)のD−D線に沿う縦断面図、(e)が塗布体側からの視図、(f)が(d)のF−F線に沿う縦断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は実施形態に係る塗布体収容容器の全体説明図、図2は外軸及びシール部材の組図、図3はシール部材、図4は外軸の部品図、図5は軸体及びキャップの組図である。
図1に示すように、実施形態に係る塗布体収容容器は、塗布液を収容するための内軸10を、外軸12の内径部の一部(実施形態では本体12aの内径部12a1)に装着する外軸12と、前記内軸10内に挿入可能な塗布体14を設けた軸体16と、外軸12の内径部の筒状部12bに配設したシール部材18とを設け、前記塗布体14を前記内軸10内に挿入したときに、前記シール部材18の内径部に軸体16の軸状部16bが嵌着して前記シール部材18と前記軸体16との間で気密性を保つことが可能な構造となっている。軸体16の先方の筒状になった本体16aがキャップ20に覆われて嵌着固定している。
〔外軸12〕
外軸12は、図2に示すように、先後の開口した概略中空筒状体であり、円筒状の本体12a部分の先端側に、口元部として細径になった筒状部12bが段状部を介して一体成形された構造を有する。前記シール部材18は、前記外軸12内であって、その本体12aと筒状部12bとの間の段状部付近に嵌合される。
容器の全体組み付け時には、図1、図2に示すように、本体12a内径部に、内軸10が装着して固定され、外軸12内径部に、シール部材18を設け、前記塗布体14を前記内軸10内に挿入したときに、前記シール部材18の内径部のしごき部でもある環状リブ18aに軸体16の軸状部16b外周のリブ16b1が密着して、前記シール部材18と前記軸体16との間で気密性を保つことが可能な構造となっている。そして、前記軸体16の本体16aを内部に固着したキャップ20の後端が筒状部12b外周面に螺合または嵌合して固定するようにしている。
前記外軸12は、単体では、図4に示すように、筒状部12bが外周面に雄ネジ山が形成される。前記本体12aと筒状部12bとは一体であり、筒状部12bの後部内面には、内径方向に環状に突出するリブ12cが形成される。外軸12の内径部には、内筒10の外周凹部に嵌着するため突部のリブ12dが形成されている。これらの外周凹部やリブ12dのような、外軸12及び内軸10の相互に嵌着するための凹凸部は、凹凸を逆に形成しても、複数形成してもよい。また、外軸12及び内軸10との嵌着は、前述された凹凸による嵌合ではなく、ネジによる嵌合としてもよい。
〔シール部材18〕
前記シール部材18は、図3に示すように、先部が小径で後部が大径の段付きになった概略筒状体で弾性樹脂材からなるものである。内径部に環状リブ18aが形成され、外径部には、溝部18bとフランジ部18cが形成される。
前記シール部材18に用いる樹脂材(弾性樹脂材)としては例えばポリエチレン、ポリプロピレン、熱可塑性エラストマー、EPDM、シリコーン、NBR等を用いて弾性のある状態で成形することが好ましい。
図2に示すように、前記外軸12と前記内軸10とが嵌着し、それら外軸12及び内軸10間に前記シール部材18の外周部のフランジ部18cを挟み付けて、それら外軸12及び内軸10に前記シール部材18を固定する。
また、前記外軸12の内径部に形成されたリブ12cが、前記シール部材18の外径部の溝18bに嵌合して、前記外軸12に対して前記シール部材18が嵌合する構造となっている。
また、前記シール部材18の内径部に環状リブ18aが形成され、前記軸体16が一体の塗布体14を前記内軸10内に挿入したときに、前記環状リブ18aによって前記シール部材18と前記軸体16との間で気密性を保つことが可能な構造になっている。
具体的には、図5に示すように、当該軸体16のその本体16a側の軸状部16b外周にリブ16b1が環状に突出形成される。塗布体14の不使用時には、図1に示すように、軸体16を内軸10挿入して前記内軸10内に塗布体14収容する。その場合、キャップ20を外軸12の筒状部12b外周に螺合する共に、軸体16の本体16aを当該筒状部12bの内周に嵌着する状態になる。
その際に、当該本体16aの後端部(挿入側端)がシール部材18の先端部に突き当たり、そればかりでなく、前記リブ16b1が前記環状リブ18aに密着して、気密を適正に保つようにできる。また、前記シール部材18が外周の溝部18bが外軸12のリブ12cに嵌着し、またフランジ部18cが外軸12の段付き部と内軸10の先端部で挟み付けて強固に確実に固定できる。
したがって、塗布体14及び軸体16挿入時に塗布体14を前記環状リブ18aでしごき作動をしたり、差し込みまたは引き抜いたりして、前記塗布体14又は軸体16で前記シール部材18がこすれてもシール部材18の固定が外れることがなく、使い勝手が非常によい。
なお、本発明においては、環状リブ18aは、連続的に形成しても、断続的に形成しても、複数条を形成してもよい。また、リブではなく膜状にして中央部にスリットを形成してもよい。
〔内軸10〕
内軸10は、図1に示すように、後端部が閉じた容器状を呈しており、前記外軸12の本体12a内に前記内軸10を嵌着して固定することが可能な構造となっている。
前記内軸10内は、塗布液が収容され、容易に塗布液を塗布体に付着可能なR形状(曲面形状)に後端部10a内を形成している。
また、内軸10そのもの、又は内軸10を外軸12と一体にしてシール部材18も取り付けた状態で、塗布液入りのカートリッジとして交換可能にすることができる。塗布液を使用し終わったならば、カートリッジを交換して再度使用することができる。
〔軸体16〕
塗布体14を設けた軸体16は、図5に示すように、本体16aと本体から延びる軸状部16bとその先端の前記塗布体14とが連続して一体成型されている。そして本体16aがキャップ20内に嵌着され一体化している。
〔塗布体14〕
前記塗布体14は、図5に示すように、前記軸状部16bから真っ直ぐな直線状に延設した中心軸14bに両端部を除き、塗布体である同外径の枚葉体14aが小間隔で連なった構造を有している。中心軸14bは、面削ぎや、楕円、多角形を始めとする円形ではない断面を有し、中心軸14b方向周りの角度によって、塗布対象である睫毛や毛髪に接触する塗布部となる、枚葉体外周に至るまでの深さが可変である。例えば中心軸14bが面削ぎされている場合、図5(c)の紙面下向き方向の、削がれた面から、枚葉体14aの外周までは深く、それ以外の周囲、例えば図5(c)の紙面上向き方向では浅い。また、中心軸14bの断面が楕円であれば、短径側外周から枚葉体14aまでの外周が深く、長径側外周から枚葉体14aまでの外周では浅くなるので、中心軸14b周りに90度毎に深い−浅いという周期が生じる。その他、任意の多角形の中心軸14bを選択することによっても、深さに変化を生じさせることができる。睫毛のカールに沿わせるように、深さの変化を与えられる、中心軸14bの形状を選択してもよい。
図5には特に明確には示されていないが、第2の実施形態として塗布対象である睫毛や、毛髪の密集度の差異に応じて、塗布がしやすいように、1箇所ごとに枚葉体14aの葉の厚さを変えたり、枚葉体14aの葉の間隔そのものを変化させたりすることによって、中心軸14b周りの方向(径方向)だけでなく、中心軸14bそのものの方向(軸方向)に対して、塗布量の多少を可変させた構成とすることが好ましい。いずれの場合も、枚葉体14aの密集度は、容易に視認できる。
第3の実施形態として、図5(b)、(c)、(e)に示すように、塗布体14の先端に、1箇所以上の凹み14cを設け、塗布を可能とすることが好適である。この凹み14cにより、毛の生え際や先端部といった、塗布し損ないやすい部位に対して、少量で細かい塗布ができる。
第4の実施形態の1例として、図5(c)、(e)に示されているように、枚葉体14a上に、塗布部の深さ変化を視認可能とする凹凸14dを設けることで、深さ判別を可能とすることが好適である。凹凸14dのような、深さを視認できる手段は、枚葉体14a付近の軸状部16b上、軸状部16bから中心軸14bに至る、接続部付近に設けられていてもよい。
上記の軸体16や塗布体14の材質や、内軸10、外軸12、キャップ20等の材質としては、ABS樹脂、PP樹脂、PS樹脂、PE樹脂、再生プラスチック、EVOH、PET、ナイロン、PBT、PA、POM等が挙げられる。
軸体16や塗布体14としては、透明、半透明、不透明で円筒形、楕円形、多角形等に形成できる。
前記塗布体収容容器には、少なくとも、マスカラ、ネイル、アイシャドウなどの化粧料の他、修正液、塗料等流動体が充填される。
前記塗布体収容容器には、図1に示すように、着脱自在に先方の閉じた筒状のキャップ20を設け、外軸12の筒状部12bの外周の雄ネジに、キャップ20後方部内周の雌ネジが螺合する構造になっている。この螺合によって塗布体収容容器に対してキャップ20が自在に着脱できるようにしている。また、キャップ20内に軸体16を嵌着して、キャップ20を外すことによって、軸体16が外軸12から外れるようにしている。
前記塗布体収容容器においては、前記内軸10内は、塗布液が収容され、容易に塗布液を塗布体に付着可能なR形状に後端部10a内を形成している。このR形状によって、キャップ20を介して軸体16の操作によって当該軸体16を回転させたり傾けたりして、塗布体14に十分に塗布液を付着させることができる。
以上説明したとおり、実施形態では、内軸10と外軸12とを、容器をブローボトルではなく射出成形で2部品化することで容易に収容容器を作製することを可能とし、それと共に、射出成形による軸の形成で、外装部品のデザイン性の向上、成形生産性の向上に繋げることを可能とするという優れた効果を奏し得る。
また、射出成型の製造方法を採用できるので、外軸12の内径側の口元にアンダーカットなど嵌合部の付与を行うことが容易にできる。
そのため、シール部材18の嵌合強度を保つことは設計上容易であり、また、ブロー容器でないのでデザイン性を持たせる場合、形状が複雑化せず、残液が増加する等の問題が生じない。
また、シール部材18は、環状リブ18a等の嵌合部の付与を行うことが容易であり、強度付与を行うのに、形状は複雑化せず、コストアップに繋がることを確実に防止できる。また、内軸、外軸との組み立て性や成形性等が向上する。
なお、実施形態では、マスカラ等の塗布液を内軸10内に収容した塗布体収容容器を例示したが、本発明はこれに限定されず、マスカラ以外の塗布液を用いた塗布体の収容容器に実施できる。
本発明の塗布具は、マスカラ等の化粧料を塗布する化粧料容器製品の他、各種塗布液の塗布具に用いることができる。
10 内軸
10a 後端部
12 外軸
12a 本体
12b 筒状部
12c リブ
14 塗布体
14a 枚葉体
14b 中心軸
16 軸体
16a 本体
16b 軸状部
18 シール部材
18a 環状リブ
18b 溝部
18c フランジ部

Claims (4)

  1. 塗布具内に収容した内容物を塗布部に供給してその塗布部から内容物を対象体に塗布する塗布具において、
    塗布体である同外径の枚葉体が中心軸に沿って塗布部に配列され、
    中心軸は、面削ぎや、楕円、多角形を始めとする円形ではない断面を有し、
    中心軸周りの角度によって、中心軸外周から枚葉体外周に至るまでの深さが可変であることを特徴とする塗布具。
  2. 枚葉体の葉厚と葉間隔は、互いに異なっていてもよいことを特徴とする請求項1に記載の塗布具。
  3. 塗布体先端に1箇所以上の凹みを設け、塗布体先端部の凹みによって塗布が可能なことを特徴とする請求項1または2に記載の塗布具。
  4. 枚葉体付近の軸上、または枚葉体上に、塗布部の深さ変化を視認可能とする凹凸を設けることで、深さ判別を可能とすることを特徴とする請求項1から3のうちの1項に記載の塗布具。
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