JP2017103581A - earphone - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、イヤホンに関する。 The present invention relates to an earphone.
イヤホンの形式には、耳掛け式・ヘッドホン式・分離式など様々な形式がある。イヤホンの形式の1つとして、耳栓式イヤホン(以下「カナル型イヤホン」という。)がある。 There are various types of earphones, such as ear-hook type, headphone type, and separate type. One type of earphone is an earplug type earphone (hereinafter referred to as “canal type earphone”).
カナル型イヤホンは、電気信号に応じた音波を発生させるドライバユニットと、ドライバユニットが収納されるハウジングと、ドライバユニットの正面側の空間と音波が導かれる外耳道内の空間とを連通させる音導管と、音導管に取り付けられたイヤピースと、を有してなる。カナル型イヤホンの使用者(以下「使用者」という。)は、イヤピースを外耳道内に挿入して使用する。 The canal type earphone includes a driver unit that generates a sound wave according to an electric signal, a housing in which the driver unit is housed, a sound conduit that communicates a space on the front side of the driver unit with a space in the ear canal through which the sound wave is guided. And an earpiece attached to the sound conduit. A user of a canal-type earphone (hereinafter referred to as “user”) uses an earpiece inserted into the ear canal.
イヤピースは、使用者の外耳道の内壁と密着する。その結果、外耳道内の空間は、イヤピースにより密閉された状態となる。ここで、外耳道内の空間とは、イヤピースと使用者の外耳道の内壁とが密着したとき、使用者の外耳道の内壁と鼓膜とイヤホンとで形成される空間をいう。ドライバユニットからの音波は、密閉された外耳道内の空間を介して使用者の鼓膜に達する。このため、カナル型イヤホンは、楽音の高い再生音質を実現する。また、カナル型イヤホンの遮音特性は、他の形式のイヤホンに比べて優れる。 The earpiece is in close contact with the inner wall of the user's ear canal. As a result, the space in the ear canal is sealed with the earpiece. Here, the space in the ear canal means a space formed by the inner wall of the user's ear canal, the eardrum, and the earphone when the earpiece and the inner wall of the user's ear canal are in close contact. Sound waves from the driver unit reach the user's tympanic membrane through a sealed space in the ear canal. For this reason, the canal type earphone achieves a high reproduction sound quality. Further, the sound insulation characteristics of the canal type earphone are superior to those of other types of earphones.
カナル型イヤホンが使用者の耳に装着されるとき(装着時)、使用者のイヤホンは、外耳道内の空気を鼓膜に向かって押し込みながら外耳道内の空間を密閉する。そのため、外耳道内の空間の圧力は、ハウジングの外部の空間の圧力(大気圧)より高くなる。その結果、使用者の鼓膜の内外の空間、すなわち、耳管内の空間と外耳道内の空間とで圧力差が生じて、使用者の鼓膜の可動性は低下する。使用者の鼓膜の内外の空間の圧力差は、耳管により調整されて、時間の経過とともに小さくなる。ただし、耳管内の空間の圧力と外耳道内の空間の圧力とは、ハウジングの外部の空間の圧力より、依然として高い。 When the canal-type earphone is worn on the user's ear (when worn), the user's earphone seals the space in the ear canal while pushing air in the ear canal toward the eardrum. Therefore, the pressure in the space inside the ear canal becomes higher than the pressure (atmospheric pressure) in the space outside the housing. As a result, a pressure difference occurs between the space inside and outside the user's eardrum, that is, the space in the ear canal and the space in the ear canal, and the mobility of the user's eardrum is reduced. The pressure difference in the space inside and outside the user's eardrum is adjusted by the ear canal and decreases with time. However, the pressure in the space in the ear canal and the pressure in the space in the ear canal are still higher than the pressure in the space outside the housing.
一方、カナル型イヤホンが使用者の耳から装脱されるとき(装脱時)、外耳道内の空間がハウジングの外部の空間と連通する。そのため、外耳道内の空間の圧力は、大気圧と等しくなる。その結果、使用者の鼓膜の内外の空間で圧力差が生じて、使用者の鼓膜の可動性は低下する。 On the other hand, when the canal-type earphone is unloaded from the user's ear (when unloaded), the space in the ear canal communicates with the space outside the housing. Therefore, the pressure in the space in the ear canal becomes equal to the atmospheric pressure. As a result, a pressure difference is generated in the space inside and outside the user's eardrum, and the mobility of the user's eardrum is reduced.
カナル型イヤホンの装脱着が頻繁に発生したとき、耳管による圧力差の調整が間に合わない。すなわち、使用者の鼓膜の可動性が低下している状態、つまり、音が聞こえにくい状態が続く。 When canal earphones are frequently attached and detached, the pressure difference due to the ear canal cannot be adjusted in time. That is, the state where the mobility of the user's eardrum is reduced, that is, the state where it is difficult to hear sound continues.
これまでにも、使用者の鼓膜の可動性の低下を抑制するために、外耳道内の空間とハウジングの外部の空間とを連通させる通気管と、通気管を開閉する開閉弁と、が形成されたイヤホンが提案されている(例えば、特許文献1参照)。 In the past, in order to suppress a decrease in the mobility of the eardrum of the user, a vent pipe that connects the space inside the ear canal and the space outside the housing and an on-off valve that opens and closes the vent pipe have been formed. Earphones have been proposed (see, for example, Patent Document 1).
通気管は、開閉弁が使用者の指で押し下げられることにより開く。通気管が開くと、ハウジングの外部の空間と外耳道内の空間とは、連通する。その結果、使用者の鼓膜の内外の空間で圧力差が生じない。つまり、使用者の鼓膜の可動性は、低下しない。 The vent pipe is opened when the on-off valve is pushed down by the user's finger. When the vent pipe is opened, the space outside the housing communicates with the space inside the ear canal. As a result, no pressure difference occurs in the space inside and outside the user's eardrum. That is, the mobility of the user's eardrum does not decrease.
しかしながら、特許文献1に記載されたイヤホンでは、ハウジングの外周面に突起部が設けられて、その突起部の内部に溝が形成される。この溝は、外耳道内の空間とハウジングの外部の空間とを連通させる通気管を構成する。このように、特許文献1に記載されたイヤホンはハウジングの外周面に溝を形成するための突起部を要し、イヤホンの構造が複雑である。
However, in the earphone described in
本発明は、以上のような従来技術の問題点を解消するためになされたもので、簡易な構造で外耳道内の空間とハウジングの外部の空間とを連通させることで、装脱着時における鼓膜の可動性の低下を抑制することを目的とする。 The present invention has been made in order to solve the above-described problems of the prior art, and by connecting the space inside the ear canal and the space outside the housing with a simple structure, It aims at suppressing the fall of mobility.
本発明にかかるイヤホンは、電気信号に応じた音波を発生させるドライバユニットと、ドライバユニットが収納されるハウジングと、ドライバユニットの正面側の空間と音波が導かれる外耳道内の空間とを連通させる音導管と、ハウジングの外部の空間とドライバユニットの背面側の空間とを連通させる第1連通孔と、ドライバユニットの背面側の空間とドライバユニットの正面側の空間とを連通させる第2連通孔と、第2連通孔を開閉する開閉弁と、を有してなる、ことを特徴とする。 The earphone according to the present invention is a sound that communicates a driver unit that generates a sound wave according to an electric signal, a housing that houses the driver unit, a space on the front side of the driver unit, and a space in the ear canal that guides the sound wave. A conduit, a first communication hole that communicates the space outside the housing and the space on the back side of the driver unit, and a second communication hole that communicates the space on the back side of the driver unit and the space on the front side of the driver unit. And an on-off valve that opens and closes the second communication hole.
本発明によれば、装脱着時における鼓膜の可動性の低下を抑制することができる。 According to the present invention, it is possible to suppress a decrease in the mobility of the eardrum during attachment / detachment.
以下、図面を参照しながら、本発明にかかるイヤホンの実施の形態について説明をする。 Hereinafter, embodiments of an earphone according to the present invention will be described with reference to the drawings.
●イヤホン(1)●
先ず、本発明にかかるイヤホンの構成について説明する。
● Earphone (1) ●
First, the configuration of the earphone according to the present invention will be described.
●イヤホンの構成
図1は、本発明にかかるイヤホンの実施の形態を示す右側面視断面図である。
イヤホン100の形式は、カナル型イヤホンである。イヤホン100は、ハウジング1とドライバユニット2と音導管3とイヤピース4と開閉機構5とを有してなる。
FIG. 1 is a right side cross-sectional view showing an embodiment of an earphone according to the present invention.
The format of the
ハウジング1は、ドライバユニット2を収納し、開閉機構5を支持する。ハウジング1は、突出部11と第1連通孔12と支持孔13と音導管3が挿通される挿通孔を有してなる。ハウジング1は、ABS樹脂などを材料とする。ハウジング1は、中空体である。
The
突出部11は、ハウジング1内において、ドライバユニット2を保持する。突出部11は、ハウジング1の内周面の一部が全周にわたって、ハウジング1の内側に突出して形成される。突出部11の内周面の一部には、後述する溝が形成される。
The
第1連通孔12は、ハウジング1の外部の空間と、ハウジング1の内部の空間であってドライバユニット2の背面側の空間と、を連通させる。第1連通孔12は、ハウジング1の外周面に形成される。
The
支持孔13は、開閉機構5を支持する。支持孔13は、ハウジング1の外周面の一部を貫通して形成される。支持孔13の内周面には、後述する溝13aが形成される。
The
ドライバユニット2は、イヤホン100が接続された楽音再生機からの電気信号に応じた音波を発生させる。ドライバユニット2は、振動板21を有する。ドライバユニット2は、平面視において円形の盤状である。
The
振動板21は、電気信号に応じて振動して、音波を発生させる。振動板21は、合成樹脂などを材料とする。振動板21は、ドーム型のセンタードームと、センタードームの外周を囲む横断面が円弧型のサブドームと、を有してなる。
The
ハウジング1の内部の空間は、ハウジング1に収納されたドライバユニット2によって、ドライバユニット2の正面側(紙面左側)の空間(以下「空間S1」という。)と、ドライバユニット2の背面側(紙面右側)の空間(以下「空間S2」という。)と、に区画される。前述のとおり、第1連通孔12は、ハウジング1の外部の空間と、空間S2と、を連通させる。
The space inside the
前述の突出部11の内周面の一部に形成された溝は、ドライバユニット2の外周面と対向する。ハウジング1内には、突出部11の溝と、ドライバユニット2の外周面と、により第2連通孔14が形成される。第2連通孔14は、空間S1と空間S2とを連通させる。
The groove formed in a part of the inner peripheral surface of the
音導管3は、ドライバユニット2からの音波を、イヤホン100の使用者(以下「使用者」という。)の外耳道に導く。音導管3は、円筒状である。音導管3は、ハウジング1の挿通孔に挿通されて、ハウジング1に突設される。音導管3は、後述する外耳道内の空間と、空間S1と、を連通させる。
The
イヤピース4は、使用者の外耳道に挿入される。使用者の外耳道に挿入されたイヤピース4は、使用者の外耳道の内壁に密着する。イヤピース4は、ゴムなどの弾性体を材料とする。イヤピース4は、傘状である。イヤピース4には、音導管3が挿入される挿入孔が形成される。イヤピース4は、音導管3の外周面に取り付けられる。
The
開閉機構5は、空間S1と空間S2との連通状態を制御する。ここで、第1連通孔12は、空間S2とハウジング1の外部の空間とを連通させる。すなわち、開閉機構5は、空間S2を介して、空間S1とハウジング1の外部の空間とを連通させる。開閉機構5は、開閉弁51と移動部52と固定部53とを有してなる。
The opening /
開閉弁51は、第2連通孔14を開閉する。開閉弁51は、合成樹脂などを材料とする。開閉弁51は、第2連通孔14の空間S2側の開口端を塞ぐ板状である。開閉弁51は、空間S2内に配置される。開閉弁51の一方の面は、第2連通孔14の空間S2側の開口端に対向する。開閉弁51の他方の面は、移動部52と連接する。
The on-off
開閉弁51が第2連通孔14の空間S2側の開口端と接して、第2連通孔14を閉じている状態(以下「閉鎖状態」という。)においては、空間S1とハウジング1の外部の空間とは連通されない。開閉弁51が第2連通孔14の空間S2側の開口端から離れて、第2連通孔14を開いた状態(以下「開放状態」という。)においては、空間S1とハウジング1の外部の空間とは連通する。
In a state in which the on-off
移動部52は、閉鎖状態と開放状態とが切り替わるように開閉弁51を移動させる。移動部52は、合成樹脂などを材料とする。移動部52は、棒状である。移動部52には、突起52aと板バネ部が形成される。突起52aと板バネ部の詳細は、後述する。移動部52の一端は、開閉弁51の他方の面に連接(固定)される。移動部52の他端は、支持孔13に挿通されて、ハウジング1の外部に露出される。つまり、移動部52は、支持孔13に支持される。
The moving
図2は、開放状態のイヤホン100の右側面視断面図である。
同図は、移動部52の移動によって、第1連通孔12と空間S2と第2連通孔14と空間S1と音導管3内の空間とが連通していることを示す。すなわち、移動部52が紙面右方向に移動することで、開閉弁51は、第2連通孔14の空間S2側の開口端から離れて、第2連通孔14を開く。その結果、空間S1とハウジング1の外部の空間とが第2連通孔14と空間S2とを介して連通する。
FIG. 2 is a right side sectional view of the
The figure shows that the
図3は、閉鎖状態のイヤホン100の部分拡大図である。
移動部52には、板バネ部が片持梁状に形成される。板バネ部は、自由端が移動部52の軸中心側(内部)に近づくように、弾性変形可能である。突起52aは、板バネ部の自由端側に形成される。すなわち、突起52aは、移動部52の内部に進退可能である。この突起52aと前述した溝13aとは、移動部52の位置を固定する固定部53を構成する。
FIG. 3 is a partially enlarged view of the
A leaf spring portion is formed in a cantilever shape on the moving
閉鎖状態において、突起52aは、ハウジング1の内周面に当接される。ハウジング1から露出する方向(紙面右側)への開閉弁51の移動は、突起52aにより制限される。このため、開閉弁51は、第2連通孔14の空間S2側の開口端と接して、第2連通孔14を閉じた位置(以下「閉鎖位置」という。)に固定される。つまり、突起52aがハウジング1の内周面と当接した状態では、開閉弁51が閉鎖位置に固定されて、空間S1とハウジング1の外部の空間とは連通されない状態、すなわち、閉鎖状態が維持される。
In the closed state, the
閉鎖状態において、所定の操作により、移動部52がハウジング1から露出する方向(紙面右方向)に所定の力が開閉機構5に加わると、板バネ部の自由端は、突起52aの表面にガイドされて、突起52aと共に移動部52の内部に退避する。このとき、移動部52は、突起52aが支持孔13の内周面に当接した状態で、支持孔13内を移動可能である。
In a closed state, when a predetermined force is applied to the opening /
図4は、開放状態のイヤホン100の部分拡大図である。
突起52aがハウジング1の外周面と当接する位置から溝13aに到達すると、突起52aは、板バネ部の復元力で退避前の状態に戻る。すなわち、突起52aは、溝13aと係合する。開閉弁51における、第2連通孔の方向(紙面左方向)への移動とハウジング1から露出する方向(紙面右方向)への移動とは、係合によって制限される。このため、開閉弁51は、第2連通孔14の空間S2側の開口端と離れて、第2連通孔14を開いた位置(以下「開放位置」という。)に固定される。つまり、溝13aと突起52aとが係合した状態では、開閉弁51が開放位置に固定されて、空間S1とハウジング1の外部の空間とが連通した状態、すなわち、開放状態が維持される。
FIG. 4 is a partially enlarged view of the
When the
溝13aと突起52aとの係合と、突起52aとハウジング1の内周面との当接とは、使用者が移動部52を操作して移動部52が移動したときに解除される。換言すれば、開閉弁51は、移動部52が操作されるまで開放位置または閉鎖位置に固定される。その結果、開放状態または閉鎖状態が維持される。
The engagement between the
なお、溝13aと突起52aとの数は、同数でなくともよい。すなわち、例えば、突起の数を2、溝の数を1とした場合、本発明にかかるイヤホンは、開閉弁51が一方の突起で開放位置に固定され、他方の突起で閉鎖位置に固定される。また、例えば、突起の数を1、溝の数を2とした場合、本発明にかかるイヤホンは、開閉弁51が一方の溝で開放位置に固定され、他方の溝で閉鎖位置に固定される。
The number of
●イヤホンの動作
次に、イヤホン100の動作について説明する。
なお、ここでは、突起52aがハウジング1の内周面と当接した閉鎖状態のイヤホン100が使用者の耳に装着される場合を例に説明する。
● Operation of Earphone Next, the operation of the
Here, the case where the
図5は、使用者の耳に装着されたイヤホン100の右側面視断面図である。
同図は、イヤピース4が使用者の外耳道に挿入された状態を示す。イヤピース4の一部は、使用者の外耳道の内壁EC1,EC2に密着する。ここで、使用者の外耳道の内壁は、以下の説明の便宜上、別々の符号EC1とEC2とを用いて示す。このとき、ハウジング1の外部の空間のうち、外耳道内の空間(以下「空間S3」という。)と、空間S3を除くその他の空間(以下「空間S4」という。)とは、連通可能である。すなわち、空間S3と空間S4とは、第1連通孔12と空間S2と第2連通孔14と空間S1と音導管3内の空間とを介して連通可能である。ここで、外耳道内の空間とは、使用者の外耳道の内壁EC1,EC2と使用者の鼓膜Eとイヤピース4とで区画された空間であって、音導管3を介して空間S1と連通する空間をいう。
FIG. 5 is a right side cross-sectional view of the
The figure shows a state in which the
イヤホン100が使用者の耳に装着されるとき、イヤピース4は、外耳道の内部の空気を鼓膜Eに向かって押し込みながら使用者の外耳道に挿入される。そのため、イヤピース4は、使用者の外耳道の内壁EC1,EC2に密着する。開閉弁51が第2連通孔14を閉じているため、空間S3は密閉される。その結果、空間S3の圧力は、空間S4の圧力(大気圧)よりも高くなる。突起52aがハウジング1の内周面に当接された閉鎖状態が維持される間は、空間S3の圧力が空間S4の圧力よりも高い状態で維持される。
When the
閉鎖状態において、開閉機構5の操作により移動部52がハウジング1から露出する方向(紙面右方向)に移動すると、開閉弁51は、第2連通孔14の空間S2側の開口端から離れて、第2連通孔14を開く。開閉機構5の操作の例としては、移動部52のハウジング1の外部に露出した部分が使用者の指でハウジング1の外部に引っ張られる操作がある。移動部52は、突起52aが溝13aに係合する位置まで移動する。
In the closed state, when the moving
開放状態では、空間S3と空間S4とは、音導管3内の空間と空間S1と第2連通孔14と空間S2と第1連通孔12とを介して連通する。すなわち、空間S3の密閉状態は解除される。その結果、空間S3の圧力は、空間S4の圧力(大気圧)まで低下して、空間S4の圧力と同じになる。突起52aが溝13aに係合された開放状態が維持される間は、空間S3と空間S4との連通は維持される。
In the open state, the space S3 and the space S4 communicate with each other through the space in the
開放状態では、空間S4の音、つまり、外部からの音は、第1連通孔12と空間S2と第2連通孔14と空間S1と音導管3内の空間と空間S3とを介して、使用者の鼓膜Eに到達する。すなわち、使用者は、使用者の耳にイヤホン100が装着された状態で、ハウジング1の外部の音(例えば、会話音)を聞くことができる。そのため、使用者はハウジング1の外部の音を聞くためにイヤホン100を耳から装脱しなくてもよい。
In the open state, the sound of the space S4, that is, the sound from the outside, is used through the
開放状態において、開閉機構5の操作により、移動部52がハウジング1から露出する方向と反対方向(紙面左方向)に移動すると、開閉弁51は第2連通孔14の空間S2側の開口端と接して、第2連通孔14を閉じる。開閉機構5の操作の例としては、ハウジング1の外部に露出した移動部52の部分が使用者の指でハウジング1の内部に押し込まれる操作がある。移動部52は、突起52aがハウジング1の内周面と当接する位置まで移動する。
In the open state, when the moving
開放状態から閉鎖状態に切り替わって開閉弁51が第2連通孔14を閉じると、空間S3は空間S4の圧力(大気圧)で密閉される。
When the open /
●まとめ
以上説明した実施の形態によれば、イヤホン100は、空間S1と空間S4とを連通させる開閉機構5を備える。開閉機構5は、移動部52が操作されたときに開閉弁51を移動させて第2連通孔14を開閉するという簡易な構造により、空間S3と空間S4との連通を制御できる。すなわち、本実施の形態にかかるイヤホン100によれば、簡易な構造により空間S3と空間S4との圧力差を解消させて、使用者の鼓膜Eの可動性の低下を抑制することができる。
Summary According to the embodiment described above, the
また、開放状態のイヤホン100において、使用者は、使用者の耳にイヤホン100が装着された状態で、ハウジング1の外部の音(例えば、会話音)を聞くことができる。そのため、使用者はハウジング1の外部の音を聞くためにイヤホン100を耳から装脱しなくてもよい。
Further, in the
なお、以上説明した実施の形態は、閉鎖状態のイヤホン100を耳に装着した後に開放状態にして空間S3の圧力と空間S4の圧力との圧力差を解消する場合であった。これに代えて、例えば、空間S3と空間S4とが連通している開放状態のイヤホン100を耳に装着する場合、装着直後の空間S3の圧力と空間S4の圧力とでは圧力差は生じない。そのため、使用者の耳の鼓膜Eの可動性は、イヤホン100が装着されても低下しない。
The embodiment described above is the case where the
●イヤホン(2)●
次に、本発明にかかるイヤホンの別の実施の形態について、先に説明した実施の形態と異なる部分を中心に説明する。
● Earphone (2) ●
Next, another embodiment of the earphone according to the present invention will be described with a focus on differences from the above-described embodiment.
●イヤホンの構成
本実施の形態にかかるイヤホンは、開閉機構5が付勢部を備える点において、先に説明した実施の形態と異なる。また、本実施の形態にかかるイヤホンは、固定部53を備えていない点において、先に説明した実施の形態と異なる。
Configuration of Earphone The earphone according to the present embodiment is different from the above-described embodiment in that the opening /
図6は、本発明にかかるイヤホンの別の実施の形態を示す右側面視断面図である。
イヤホン200は、開閉機構5Aを有する。開閉機構5Aは、開閉弁51と移動部52と付勢部54とを有する。
FIG. 6 is a right side cross-sectional view showing another embodiment of the earphone according to the present invention.
付勢部54は、開閉弁51が第2連通孔14を閉じる向き(紙面左方向)に開閉弁51を付勢する。付勢部54は、例えば、移動部52が挿通されるコイルバネである。付勢部54は、空間S2内に配置される。開閉弁51は、付勢部54の付勢力により、閉鎖位置に固定される。つまり、付勢部54は、先に説明した実施の形態における固定部53に相当する。
The urging
●イヤホンの動作
次に、イヤホン200の動作について説明する。
なお、ここでは、閉鎖状態のイヤホン200が使用者の耳に装着されている場合を例に説明する。
● Operation of Earphone Next, the operation of the
Here, a case where the
閉鎖状態において、開閉機構5Aが操作されて移動部52がハウジング1から露出する方向に移動すると、開閉弁51は付勢部54からの付勢力に抗して、第2連通孔14を開く。開閉機構5Aの操作の例としては、ハウジング1の外部に露出した移動部52の部分が使用者の指で引っ張られる操作がある。
In the closed state, when the opening /
図7は、開放状態のイヤホン200の右側面視断面図である。
同図は、移動部52の移動により、第1連通孔12と空間S2と第2連通孔14と空間S1と音導管3内の空間とが連通していることを示す。すなわち、移動部52が紙面右方向に移動することで、開閉弁51が第2連通孔14の空間S2側の開口端から離れ、ハウジング1の外部の空間と空間S1とが第2連通孔14と空間S2とを介して連通する。
FIG. 7 is a right side cross-sectional view of the
The figure shows that the
開放状態において、使用者の指が移動部52から離されると、付勢部54の付勢力により移動部52が移動(紙面左方向に移動)して、開閉弁51が第2連通孔14を閉じる。
When the user's finger is released from the moving
●まとめ
以上説明した実施の形態によれば、イヤホン200は、付勢部54により、開閉機構5Aが操作されないかぎり、開閉弁51を閉鎖位置に固定することができる。
Summary According to the embodiment described above, the
なお、本実施の形態におけるイヤホンにおいて、付勢部54の付勢力に抗して開放状態を維持する開閉弁51を固定する固定部が設けられてもよい。この固定部は、例えば、先に説明した実施の形態における、溝13aと突起52aとで構成される。開放状態を維持する固定部が備えられることで、付勢部54の付勢力により通常は閉鎖状態が維持されるイヤホンにおいて、開放状態を維持することができる。
In the earphone according to the present embodiment, a fixing portion that fixes the on-off
以上説明した実施の形態におけるイヤホンの移動部は、棒状である。しかし、本発明にかかるイヤホンの移動部は、開閉弁51を移動させるものであればよく、線状または紐状でもよい。
The moving part of the earphone in the embodiment described above has a rod shape. However, the moving part of the earphone according to the present invention may be anything that moves the on-off
すなわち、例えば、先に説明した実施の形態における棒状の移動部52に代えて、ハウジング1の支持孔13に挿通される線状または紐状の部材(以下「紐材」という。)でもよい。
That is, for example, a linear or string-like member (hereinafter referred to as “string material”) inserted into the
また、移動部としての紐材の別の例としては、その一端が、開閉弁51の空間S2側の面に連接(固定)されて、他端が、後述する接続コードの被膜の内側(不図示)に連接される紐材でもよい。接続コードは、ドライバユニット2に電気信号を導く芯線と、芯線を保護する被膜と、を有する。接続コードは、ハウジング1の外側に設けられたブッシング(不図示)の内部に挿通される。芯線は、チューブ状の被膜の内部に挿通される。
As another example of the string member as the moving part, one end thereof is connected (fixed) to the surface of the opening / closing
ここで、被膜は、ブッシングと芯線とに対して移動可能である。換言すれば、ブッシングと芯線とは、被膜の移動による影響を受けない。つまり、芯線とドライバユニット2との接続は、維持される。
Here, the coating is movable with respect to the bushing and the core wire. In other words, the bushing and the core wire are not affected by the movement of the coating. That is, the connection between the core wire and the
前述のとおり、被膜の内部には、移動部としての紐材が連接される。移動部は、被膜の移動に応じて、移動する。すなわち、閉鎖状態において、被膜が操作されて移動部が移動すると、開閉弁51は、第2連通孔14を開く。被膜の操作の例としては、ハウジング1の外部に露出した接続コードの被膜を使用者の指で引っ張られる操作がある。
As described above, the string material as the moving part is connected to the inside of the coating. The moving unit moves according to the movement of the coating. That is, in the closed state, when the coating is operated and the moving part moves, the on-off
開放状態において、使用者の指が接続コードの被膜から離されると、例えば、付勢部の付勢力により移動部が第2連通孔14側に移動し、開閉弁51が第2連通孔14を閉じる。
In the open state, when the user's finger is separated from the coating of the connection cord, for example, the moving part moves to the
なお、被膜と連接する紐材を移動部として用いるときは、先に説明した実施の形態のように、ハウジングに移動部の一部を支持する支持孔は不要である。 When the string member connected to the coating is used as the moving part, a support hole for supporting a part of the moving part in the housing is not required as in the embodiment described above.
●イヤホン(3)●
次に、本発明にかかるイヤホンのさらに別の実施の形態について、先に説明した実施の形態と異なる部分を中心に説明する。
● Earphone (3) ●
Next, still another embodiment of the earphone according to the present invention will be described with a focus on differences from the above-described embodiment.
●イヤホンの構成
本実施の形態にかかるイヤホンは、開閉機構5が操作部を有する点において、これまでに説明した実施の形態と異なる。また、本実施の形態にかかるイヤホンは、固定部53を備えていない点において、図1に示した実施の形態と異なる。
● Configuration of Earphone The earphone according to the present embodiment is different from the embodiments described so far in that the opening /
図8は、本発明にかかるイヤホンのさらに別の実施の形態を示す右側面視断面図である。
イヤホン300は、開閉機構5Bを有する。
FIG. 8 is a right side cross-sectional view showing still another embodiment of the earphone according to the present invention.
開閉機構5Bは、開閉弁51と移動部52と付勢部54と操作部55とを有する。
The opening /
操作部55は、イヤホン300の使用者の指に摘ままれるなど操作されることで、移動部52を紙面右方向に移動させる。その結果、第2連通孔14は開く。操作部55は、弾性体であり、例えば、板バネである。操作部55は、第1バネ部55aと第2バネ部55bとを備える。第1バネ部55aと第2バネ部55bとは、移動部52に対して、対称(例えば、上下対象)に配置される。
The operation unit 55 moves the moving
第1バネ部55aの一端は、ハウジング1の外周面に形成された支持孔13より上部(紙面上側)に接合される。第1バネ部55aの他端は、移動部52の他端(移動部52の
一端には開閉弁51が固定される)に接合される。第1バネ部55aは、紙面上方向に凸となるように、ハウジング1の支持孔13が形成された面と、移動部52の他端と、の間に取り付けられる。第2バネ部55bの一端は、ハウジング1の外周面に形成された支持孔13より下部(紙面下側)に接合される。第2バネ部55bの他端は、移動部52の他端(移動部52の一端には開閉弁51が固定される)に接合される。第2バネ部55bは、紙面下方向に凸となるように、ハウジング1の支持孔13が形成された面と、移動部52の他端と、の間に取り付けられる。
●イヤホンの動作
One end of the
● Earphone operation
図9は、開放状態のイヤホン300の右側面視断面図である。
イヤホン300の使用者の指で摘ままれて操作部55が移動部52の方向(図中矢印の方向)に押圧されると、第1バネ部55aと第2バネ部55bのそれぞれは、紙面左右方向の両端が離れるように変形する。その結果、移動部52は、付勢部54の付勢力に抗して開閉弁51が第2連通孔14を開く向き(紙面右方向)に移動する。
FIG. 9 is a right side cross-sectional view of the
When the operation unit 55 is pressed with the finger of the user of the
開放状態において、イヤホン300の使用者の指が操作部55から離れて操作部55に対する押圧が解除されると、付勢部54の付勢力により、移動部52は、開閉弁51が第2連通孔14を閉じる向き(紙面左方向)に移動する。
In the open state, when the finger of the user of the
●まとめ
以上説明した実施の形態によれば、イヤホン300は、開閉弁51に固定された移動部52を移動させる操作部55の操作によって、開閉弁51を移動させることができる。換言すれば、イヤホン300は、使用者に移動部52を直接操作させなくても開閉弁51を移動させることができる。
Summary According to the embodiment described above, the
なお、本実施の形態のイヤホンにおいて、付勢部54や操作部55の付勢力に抗して開放状態を維持する開閉弁51を固定する固定部が設けてもよい。この固定部は、例えば、先に説明した実施の形態における、溝13aと突起52aとで構成される。開放状態を維持する固定部を備えることで、付勢部54や操作部55の付勢力により通常は閉鎖状態が維持されるイヤホンにおいて、開放状態を維持することができる。
In the earphone of the present embodiment, there may be provided a fixing portion that fixes the on-off
1 ハウジング
11 突出部
12 第1連通孔
13 支持孔
13a 溝
14 第2連通孔
2 ドライバユニット
21 振動板
3 音導管
4 イヤピース
5 開閉機構
51 開閉弁
52 移動部
52a 突起
53 固定部
100 イヤホン
54 付勢部
200 イヤホン
55 操作部
55a 第1バネ部
55b 第2バネ部
300 イヤホン
E 鼓膜
EC1 外耳道の内壁
EC2 外耳道の内壁
S1 ドライバユニットの正面側の空間
S2 ドライバユニットの背面側の空間
S3 外耳道内の空間
S4 ハウジングの外部の空間
DESCRIPTION OF
Claims (10)
前記ドライバユニットが収納されるハウジングと、
前記ドライバユニットの正面側の空間と、前記音波が導かれる外耳道内の空間と、を連通させる音導管と、
前記ハウジングの外部の空間と、前記ドライバユニットの背面側の空間と、を連通させる第1連通孔と、
前記ドライバユニットの背面側の空間と、前記ドライバユニットの正面側の空間と、を連通させる第2連通孔と、
前記第2連通孔を開閉する開閉弁と、
を有してなる、
ことを特徴とするイヤホン。 A driver unit that generates sound waves according to electrical signals;
A housing that houses the driver unit;
A sound conduit that communicates the space on the front side of the driver unit with the space in the ear canal through which the sound waves are guided;
A first communication hole for communicating a space outside the housing with a space on the back side of the driver unit;
A second communication hole for communicating the space on the back side of the driver unit with the space on the front side of the driver unit;
An on-off valve for opening and closing the second communication hole;
Having
Earphone characterized by that.
を備え、
前記移動部が移動したとき、前記開閉弁は前記第2連通孔を開閉する、
請求項1記載のイヤホン。 A moving part connected to the on-off valve;
With
When the moving part moves, the on-off valve opens and closes the second communication hole.
The earphone according to claim 1.
請求項2記載のイヤホン。 A part of the moving part is exposed to the outside of the housing;
The earphone according to claim 2.
を備える、
請求項2記載のイヤホン。 An urging portion that urges the on-off valve in a direction in which the on-off valve closes the second communication hole;
Comprising
The earphone according to claim 2.
を備える、
請求項2記載のイヤホン。 An operation unit for moving the moving unit;
Comprising
The earphone according to claim 2.
を備える、
請求項2記載のイヤホン。 A fixing part for fixing the position of the moving part;
Comprising
The earphone according to claim 2.
前記移動部に形成される突起と、
前記ハウジングに形成される溝と、
を備え、
前記突起は、前記溝と係合する、
請求項6記載のイヤホン。 The fixing part is
A protrusion formed on the moving part;
A groove formed in the housing;
With
The protrusion engages with the groove;
The earphone according to claim 6.
請求項7記載のイヤホン。 The protrusion is capable of moving back and forth inside the moving part.
The earphone according to claim 7.
請求項7記載のイヤホン。 When the protrusion is engaged with the groove, the on-off valve opens the second communication hole.
The earphone according to claim 7.
請求項7記載のイヤホン。 When the protrusion is in contact with the inner peripheral surface of the housing, the on-off valve closes the second communication hole;
The earphone according to claim 7.
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