JP2017097781A - 工数推定プログラム、工数推定方法及び工数推定装置 - Google Patents

工数推定プログラム、工数推定方法及び工数推定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】新たな事象についての工数を推定することを目的とする。
【解決手段】事象に対する1以上の対処情報を事象毎に記録した事象情報から前記対処情報の数に応じて前記事象情報を複数のカテゴリに分類し、分類したカテゴリ毎に前記事象情報に含まれる単語毎の発生頻度を算出し、新たな事象の受け付けに応じて、前記新たな事象の事象情報に含まれる単語と、算出した前記単語毎の発生頻度とに基づき、前記新たな事象が含まれるカテゴリを推定する、処理をコンピュータに実行させる工数推定プログラムが提供される。
【選択図】図2

Description

本発明は、工数推定プログラム、工数推定方法及び工数推定装置に関する。
所定のシステムにて発生した、サービスレベルの低下の原因となり得る事象(以下、「インシデント」ともいう。)に関する情報と、その対処情報とを、発生した事象毎に管理するインシデント管理が知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。
インシデント管理とは、インシデント処理担当者が、インシデントに対して適切な暫定的な対処や恒久的な対処等の対処を実施し、システムを正常な状態に保つための一連の作業を実行することをいう。インシデントは、ユーザが操作したユーザ機器からの問い合わせや、システムから送信されるアラートメッセージ等に応じて発生する。インシデントは、事象の発生時刻、対処完了時刻、事象の内容及び事象に対する対処情報等を記録したインシデントチケットにより管理される。インシデントチケットは、新たなインシデントが発生したときに発行される。インシデント処理担当者は、類似した過去インシデントチケットを検索し、そのインシデントチケットの内容を考慮して新たなインシデントの対処を行う。
特開2007−199809号公報 特開2005−11140号公報 特開2006−059054号公報 特開2009−169609号公報 特開2011−203909号公報
しかしながら、過去インシデントチケットに記録されている対処情報では、対処にどの程度の時間や工数を要したのかがわからない。そのため、インシデント管理者は、類似したインシデントの対処情報を参照して新たなインシデントの対処を行うのに、どの程度の時間や工数を要するのかを予測することは困難である。このため、インシデント管理者が新たなインシデントの対処を行うインシデント処理担当者を配備する際の指標となる情報が望まれる。
そこで、一側面では、本発明は、新たな事象についての工数を推定することを目的とする。
一つの案では、事象に対する1以上の対処情報を事象毎に記録した事象情報から前記対処情報の数に応じて前記事象情報を複数のカテゴリに分類し、分類したカテゴリ毎に前記事象情報に含まれる単語毎の発生頻度を算出し、新たな事象の受け付けに応じて、前記新たな事象の事象情報に含まれる単語と、算出した前記単語毎の発生頻度とに基づき、前記新たな事象が含まれるカテゴリを推定する、処理をコンピュータに実行させる工数推定プログラムが提供される。
一側面によれば、新たな事象についての工数を推定することができる。
一実施形態にかかる工数推定装置の機能構成の一例を示す図。 一実施形態にかかる工数推定の流れを説明するための図。 一実施形態にかかるインシデントチケットの一例を示す図。 一実施形態にかかる過去インシデント情報DBのデータ構成の一例を示す図。 一実施形態にかかる過去インシデント情報DBのデータ構成の一例を示す図。 一実施形態にかかるカテゴリの分類の一例を示す図。 一実施形態にかかるインシデント管理処理の一例を示すフローチャート。 一実施形態にかかる尤度関数算出処理の一例を示すフローチャート。 一実施形態にかかる単語発生頻度情報DB及び尤度関数に基づくカテゴリの推定を説明するための図。 一実施形態にかかる対応工数推定処理の一例を示すフローチャート。 一実施形態にかかる工数推定装置のハードウェア構成の一例を示す図。
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。
[インシデント管理]
インシデント管理は、システム運用管理においてサービスレベルの維持に最も重要かつ困難な作業の一つである。インシデント管理では、インシデント処理担当者が、インシデントに対して適切な対処を実施し、システムを正常な状態に保つための一連の作業を実行する。過去のインシデントに基づき、新規インシデントに関する対処に必要な工数を推定できれば、効率的なインシデント管理の実現が可能になる。
例えば、過去のインシデントの中から工数のかかるインシデントの特徴を抽出できれば、それらと同じ又は類似する特徴を有する新規インシデントの対処及び工数の見積もりに過去のインシデントの対処及び工数を応用することができる。この場合、新規インシデントの特徴に応じて、新規インシデントの対処を集中的に行ったり、新規インシデントの対応工数を大幅に削減したりすることができる。また、例えば、負荷の大きそうな新規インシデントが発生したら、経験のあるインシデント処理担当者や比較的工数に余裕のあるインシデント処理担当者に対処を振り分けることにより、運用工数の平準化や解決時間の短縮に貢献することができる。
ところが、過去インシデントの対処にかかった工数は、インシデントチケットに記録されていない等の理由により、直接的に計測することは困難である。よって、新規インシデントに対し、その工数を予測することは困難となる。
また、一般的に工数と関連があるとして用いられる情報として、インシデント生成(発生)時刻(Open Time)からインシデント対処完了(収束)時刻(Close Time)までの時間が用いられることがある。しかし、これは必ずしも工数を反映しているとは限らない。その理由の一つとしては、各インシデントの対処は、インシデントが生成されるとすぐに始まるとは限らないことが挙げられる。例えば、サーバの部品の交換などは、故障時に即時対処を行うのではなく、壊れたものは停止させておき、月1回などの定期的な頻度で複数台分をまとめて実施することがある。この際、定期交換の直前と直後に起こった故障は、ほぼ同一の工数であっても、インシデントが終了するまでの期間に大きな差異が発生する。
また、他の理由としては、インシデントにおいては問題解決のために、関係者(ユーザなど)に問い合わせを行うことがあるが、E−mailによる連絡では、関係者からのレスポンスのタイミングは個人によって異なることが挙げられる。このために、同じ1通のメールのやり取りが入っただけでも、各インシデントの終了までの時間が大きく異なる場合がある。そこで、以下では、新たな事象についての工数を推定する工数推定装置の一実施形態について説明する。
[機能構成]
まず、本発明の一実施形態に係る工数推定装置1の機能構成の一例について、図1及び図2を参照しながら説明する。本実施形態に係る工数推定装置1は、例えば、社内の給料管理システム等のシステムのインシデント管理について、各インシデントの工数を推定することが可能な情報処理装置の一例である。ただし、インシデント管理対象のサービスは、社内の給料管理システムに限らず、所定のアプリケーションが動作することで行われるいかなるサービスであってもよい。サービスは、社内の従業員やサービスの提供を受け得るユーザに提供される。
本実施形態に係る工数推定装置1は、受付部10、インシデント管理部11、解析部12、分類部13、算出部14、推定部15、出力部16及び記録部17を有する。受付部10は、図2に示すように、ユーザが操作するユーザ機器2からの問い合わせ4又はシステム3から送信されるアラートメッセージ5等を受け付ける。
インシデント管理部11は、ユーザ機器2からの問い合わせ4やアラートメッセージ5等の受け付けに応じて、新規インシデントチケットをオープン(生成)する。インシデント管理部11は、新規インシデントチケットの対処が完了した場合、新規インシデントチケットをクローズ(対処完了)する。インシデントは、所定のシステムにて発生したサービスレベルの低下の原因となり得る事象をいう。インシデントは、事象の発生時刻、対処完了時刻、事象の内容及び事象に対する対処情報等を記録したインシデントチケットにより管理される。インシデント管理者は、新たなインシデントが発生したときに、類似したインシデントチケットを検索し、そのインシデントチケットの情報に基づき、新たなインシデントの対処を行う。
インシデントチケットは、図3に示すようにインシデントに関わる情報を記録する。例えば、インシデントチケット30には、以下の項目(a)〜(e)が記録される。インシデントチケットの以下の項目は、インシデントの内容及びインシデントに対する1以上の対処情報を含む事象情報の一例である。
(a)インシデントID31 各インシデントに対して一意に割り振られる番号
(b)OpenTime32 インシデント生成(発生)時刻
(c)CloseTime33 インシデント対処完了(収束)時刻
(d)Admin name34 インシデントの処理担当者の名前
(e)Description35 インシデントの内容(1以上の対処情報を記録)
Description35(以下、「インシデント記述35」ともいう。)は、インシデントの内容として、発生事象や対処の経過等が記録される。よって、インシデントチケット30は、進捗によって書き換えられる(更新される)可能性がある。更新されるタイミングの一例としては、Close Time33の欄へのインシデントクローズ日時の記入、Admin name34の欄への担当者の変更の記入、対応経過の記入(メンテナンスモード移行、問題の原因発見等)が挙げられる。図3では、対応経過として、3回の更新情報36,37,38がインシデントチケット30に記入されている。このように、インシデントチケット30のインシデント記述35を参照すれば、そのインシデントの更新回数が判定できる。
そこで、本実施形態は、インシデント記述35の内容の更新回数を利用して、インシデント対応作業の負荷を予測する。つまり、インシデントチケットにおける、対処内容の更新回数が多い場合、そのインシデントの対処に多くの作業が必要であるとみなし、インシデントの対応工数が大きい、すなわち、インシデント対応作業の負荷が高いとみなす。
図2の枠内に示すインシデント対応作業の負荷の予測は、図1の主に解析部12、分類部13、算出部14又は推定部15が、(1)〜(3)に示すステップを実行することにより行われる。
(1)では、解析部12が、インシデントチケットの更新回数を算出し、分類部13が、算出した更新回数に基づき、インシデントチケットを複数のカテゴリに分類する。また、算出部14は、各インシデントチケット内の単語の出現回数をカウントする。
(2)では、算出部14が、分類したカテゴリと単語の種類毎の発生頻度との相関を求める。例えば、算出部14は、各カテゴリにおける単語の発生傾向を、TF−IDF等の指標を使用して算出する。これにより、各カテゴリに含まれるインシデントに特有の単語(キーワード)等を抽出することができる。
(3)では、推定部15が、新規インシデントについて、例えば、更新回数の大きい又は小さいインシデントに分類された複数のカテゴリのいずれのカテゴリに特有のキーワードを多く含むか否かで、新規インシデントがいずれのカテゴリの特徴に近いかを推定する。そして、推定部15は、新規インシデントの特徴に近いカテゴリに含まれる過去インシデントの更新回数から、新規インシデントの対応工数を推定してもよい。
出力部16は、新規インシデントに対して推定された対応工数を出力する。これにより、インシデント管理者は、複数のインシデント処理担当者のどの人に発生した新規インシデントを割り当てるかを判断することができる。
記録部17は、図1に示すように、過去インシデント情報DB20、単語発生頻度情報DB21、インシデント管理プログラム22、尤度関数算出プログラム23、工数推定プログラムを記録する。
図4は、一実施形態にかかる過去インシデント情報DB20のデータ構成の一例を示す。過去インシデント情報DB20は、インシデントID201、更新回数202、インシデント記述203の各項目を有する。インシデントID201には、インシデントチケット30のインシデントID31が記録される。更新回数202には、インシデント記述35に記録された更新情報の回数が記録される。インシデント記述203には、初回、及び更新されるごとにインシデント記述35に記録された内容が記録される。
例えば、図4の過去インシデント情報DB20には、インシデントID201が「ID0001」のインシデントは、更新回数202が「2回」であることが記録されている。また、そのインシデントのインシデント記述203には、初回に「ネットワークが無反応」と記録され、更新1回目に「スイッチの状態を確認。異常なし。」と記録され、更新2回目に「ケーブルの断線を発見。交換で復旧。」と記録されている。
図5は、一実施形態にかかる過去インシデント情報DB20のデータ構成の他の一例を示す。過去インシデント情報DB20は、インシデントID201、更新回数202、単語出現回数204の各項目を有する。単語出現回数204には、インシデント記述35に記録された単語の出現回数が、単語の種類毎に記録される。なお、解析部12が、インシデント記述35に記録された内容を解析し、算出部14が、単語の抽出及び単語の種類毎の出現回数をカウントする。
例えば、図5の過去インシデント情報DB20には、インシデントID201が「ID0001」のインシデントは、更新回数202が「2回」であることが記録されている。また、そのインシデントの単語出現回数204には、単語「ネットワーク」の出現回数が1回、単語「が」の出現回数が1回、単語「無反応」の出現回数が1回、・・・と記録されている。
以上に説明した、過去インシデント情報DB20に記録されたインシデント毎の更新回数202に基づき、各インシデントチケットが複数のカテゴリに分類される。図6を参照して、分類部13が実行するインシデントチケットをカテゴリに分類する方法の一例を説明する。分類部13は、インシデントの更新回数のよるインシデントチケットの分類にあたり、予め、インシデントの更新回数の多い又は少ないを切り分ける閾値(例えば、3)を設定する。分類部13は、設定された閾値に基づき、過去インシデント情報DB20に記録されたインシデントチケットを、更新回数の少ない第1グループ40と、更新回数の多い第2グループ50とに分類する。第1グループ40のカテゴリには、更新回数が3未満のインシデントチケットが含まれる。第2グループ50のカテゴリには、更新回数が3以上のインシデントチケットが含まれる。
分類部13は、複数の閾値を指定することにより、インシデントチケットを3以上のグループに分けてもよい。たとえば、分類部13は、第1及び第2閾値を設定し、第1閾値は、更新回数が少ない(例えば、0〜2)インシデントチケットと、更新回数が中程度(例えば、3〜5)のインシデントチケットとを分類するために使用してもよい。第2閾値は、更新回数が中程度(例えば、3〜5)のインシデントチケットと、更新回数が多い(例えば、5以上)のインシデントチケットとを分類するために使用してもよい。
しかしながら、閾値の決定方法は、これに限られず、複数の方法を利用することができる。例えば、閾値は、所定の固定値に設定されてもよい。例えば、分類部13は、閾値を「3」と予め設定し、更新回数が3回未満のインシデントチケットは更新回数の少ないカテゴリに分類し、更新回数が3回以上のインシデントチケットは更新回数の多いカテゴリに分類してもよい。
また、閾値は、所定の統計量を用いて設定されてもよい。例えば、閾値は、インシデントチケット全体のX%が更新回数Y以下である等の関係を利用して「X」及び「Y」の値から決定されてもよい。例えば、インシデントチケット全体の90%が更新回数4回以下であった場合、更新回数が4回以下のインシデントチケット(全体の90%)は更新回数の少ないカテゴリに分類してもよい。更新回数が5回以上のインシデントチケット(全体の10%)は更新回数の多いカテゴリに分類してもよい。
また、閾値は、システム管理者がインシデントを割り当てるインシデント処理担当者のインシデント対処能力に基づき算出されてもよい。この場合、分類部13は、インシデント処理担当者の対処能力を数値化してカテゴリに分け、その比率に応じてインシデントの分配を行う。例えば、能力値が「0.5(低い)」の担当者が6人含まれるグループ(グループA)と、能力値が「1.0(高い)」の担当者が2人含まれるグループ(グループB)があった場合について例示する。それぞれのグループの能力値は、グループAが「3.0」(=6×0.5)、グループBが「2.0」(=2×1.0)である。よって、全体のインシデントチケットのうち、更新回数が少ない60%(=3.0/(3.0+2.0))のインシデントチケットをグループAに割り当てるように閾値が設定されてもよい。具体的には、例えば、インシデントチケット全体の60%が更新回数3回以下であった場合、更新回数が3回以下のインシデントチケット(全体の60%)は更新回数の少ないカテゴリに分類してもよい。更新回数が4回以上のインシデントチケット(全体の40%)は更新回数の多いカテゴリに分類してもよい。
図1に戻り、記録部17が記録するインシデント管理プログラム22は、インシデント管理処理を工数推定装置1に実行させるためのプログラムである。インシデント管理プログラム22には、主に図7のインシデント管理処理に示される各ステップが記述される。
尤度関数算出プログラム23は、尤度関数算出処理を工数推定装置1に実行させるためのプログラムである。尤度関数算出プログラム23には、主に図8の尤度関数算出処理に示される各ステップが記述される。
工数推定プログラム24は、対応工数推定処理を工数推定装置1に実行させるためのプログラムである。工数推定プログラム24には、主に図10の対応工数推定処理に示される各ステップが記述される。
[インシデント管理処理]
次に、本実施形態に係るインシデント管理処理について、図7を参照して説明する。図7は、本実施形態にかかるインシデント管理処理の一例を示すフローチャートである。本処理が開始されると、受付部10は、ユーザ機器2からの問い合わせ又はシステム3から送信されるアラートメッセージ等を受け付ける(ステップS10)。
次に、インシデント管理部11は、前記問い合わせ等を受け付けると、新規インシデントチケットをオープン(生成)する(ステップS12)。次に、インシデント管理部11は、インシデント処理担当者が何等かの対処を行ったかを判定する(ステップS14)。インシデント管理部11は、インシデント処理担当者が何等かの対処を行ったと判定した場合、新規インシデントチケットに対処内容を記録して、その新規インシデントチケットを更新し(ステップS16)、ステップS18に進む。具体的には、図3のインシデントチケット30のインシデント記述35に対処内容を記録して更新する。インシデント管理部11は、インシデント処理担当者が何等かの対処を行われなかったと判定した場合、直ちにステップS18に進む。
次に、インシデント管理部11は、新規インシデントの対処が完了したかを判定する(ステップS18)。インシデント管理部11は、対処が完了していないと判定した場合、ステップS14に戻り、対処が完了するまでステップS14〜S18の処理を繰り返す。インシデント管理部11は、対処が完了したと判定した場合、インシデント管理部11は、新規インシデントチケットの対処が完了した場合、新規インシデントチケットをクローズ(対処完了)し(ステップS20)、本処理を終了する。
以上のようにして生成及び管理されるインシデントチケットを用いた尤度関数算出処理、尤度関数を用いた対応工数推定処理について順に説明する。
[尤度関数算出処理]
本実施形態に係る尤度関数算出処理について、図8及び図9を参照して説明する。図8は、本実施形態にかかる尤度関数算出処理の一例を示すフローチャートである。図9は、本実施形態にかかる尤度関数の算出の一例を説明するための図である。
本処理が開始されると、算出部14は、新規インシデントチケットがクローズされたかを判定する(ステップS30)。算出部14は、新規インシデントチケットがクローズされていないと判定した場合、何も処理せずに本処理を終了する。算出部14が、新規インシデントチケットがクローズされたと判定した場合、記録部17は、クローズした新規インシデントチケットに記録された事象情報(事象内容)を過去インシデント情報DB20に保存する。過去インシデント情報DB20に保存する事象情報の一例としては、図3に示すインシデントID31、更新情報36、37、38に応じた更新回数、インシデント記述35が挙げられる。Open Time32、Close Time33、Admin name34を過去インシデント情報DB20に保存してもよい。
図8に戻り、次に、算出部14は、クローズした新規インシデントチケットに含まれる単語の出現回数をカウントする(ステップS32)。算出部14は、インシデント記述35に記録された単語の出現回数を単語の種類毎にカウントしてもよい。
次に、算出部14は、各カテゴリにおける各単語の出現傾向を示す尤度関数を算出する(ステップS36)。記録部17は、算出した尤度関数の情報に基づき算出される、カテゴリ別の単語の種類毎の出現頻度を単語発生頻度情報DB21に保存し(ステップS38)、本処理を終了する。
(尤度関数)
ステップS36において、算出部14が実行する尤度関数の算出方法の一例について説明する。算出部14は、更新回数が多いカテゴリと少ないカテゴリの2つのカテゴリと、各カテゴリのインシデントチケットに含まれる単語の発生頻度との相関をカテゴリ毎に特定する。算出部14は、カテゴリ毎の単語の発生頻度の傾向を、TF−IDFなどの指標を用いて算出する。
算出において、過去のインシデントチケットの集合をT={t1,t2・・・}(例えば、t1=ID0001、t2=ID0002・・・)で示す。また、チケット全体に含まれる単語の集合をW={w1,w2・・・}(例えば、w1="サーバ"、w2="接続"・・・)で示す。式(1)のiは、すべてのインシデントで出現する単語の種類のそれぞれを示す。wは、すべてのインシデントで出現する単語の種類の総数を示す。
(A)tfの算出
まず、算出部14は、以下の式(1)に基づき、tf(term frequency)を算出する。
Figure 2017097781
tfは、インシデントチケットのテキストtjに単語wiがどれだけ多く出現するかを表した指標である。tfが高い程、インシデントチケットに出現する頻度が高い単語であることを示す。例えば、インシデントIDが「ID0002」のインシデントチケットのインシデント記述35に記録されたテキストに、「サーバ に ログイン できない。ログイン エラー 発生」の7単語が含まれている場合、「サーバ」、「ログイン」の各単語のtfは以下のように算出される。
tf("サーバ"、ID0002)=1/7
tf("ログイン"、ID0002)=2/7
(B)idfの算出
しかし、どのインシデントチケットにも沢山出てくる単語は、特定のインシデントチケットに特有の単語ではない。つまり、どのインシデントチケットにも沢山出てくる単語は、tfが高くても重要ではないと判定できる。そこで、算出部14は、以下の式(2)に基づき、idf(inverse document frequency)を算出する。
Figure 2017097781
idfは、インシデントチケットの集合全体で見たときに、単語w1がどれだけ出現頻度が低いか、つまり、ある特有のインシデントチケットでのみ使用されている単語であるかを表す。idfが高い程、特定のインシデントチケットに対して特有な(頻度が高い)単語であることを示す。例えば、全部で100個のインシデントチケットのうち、"サーバ"の単語が10インシデントチケットに出現していた場合、インシデントIDがID0002の、"サーバ"の単語のidfは以下のように算出される。
idf("サーバ"、ID0002)=log(100/10)
式(2)のδ(w、t)が1のとき、インシデントチケットのテキストtが単語wを含むことを示す。δ(w、t)が0のとき、インシデントチケットのテキストtが単語wを含まないことを示す。
(C)fの算出
次に、算出部14は、各カテゴリにおける単語の発生傾向の一例を示す、TF−IDFを算出する。TF−IDFは、上記tfとidfとを乗算したものであり、fi、jで示される。算出部14は、以下の式(3)に基づき、fi、jを算出する。
Figure 2017097781
i、jは、単語w1とインシデントチケットのテキストtjとの相関の高さを示す。単語w1がインシデントチケットのテキストtjにおいて出現頻度が高く、かつ、他のインシデントチケットのテキストで出現頻度が低いと大きくなる。例えば、ID0002のインシデントチケットt2の"サーバ"の単語のfi、jは、以下のように算出される。
サーバ、ID0002=tf("サーバ"、ID0002)・idf("サーバ")=1/7・log(100/10)=0.143
なお、fの計算は、各カテゴリに属するすべてのインシデントチケットのテキストに対して行われる。
(D)尤度関数θ
次に、算出部14は、更新回数が多いカテゴリと少ないカテゴリの各カテゴリについて、各単語の出現傾向を尤度として算出する。尤度関数は、各カテゴリにおける単語の出現傾向を示す。具体的には、算出部14は、以下の式(4)に基づき、更新回数が多いカテゴリと少ないカテゴリの各カテゴリに属するインシデントチケットのテキストにおいて、単語wが出現する傾向(尤度)を算出する。
Figure 2017097781
式(4)のl(t)がsmallの場合は、インシデントチケットのテキストtjの更新回数が閾値未満の場合を示し、l(t)がlargeの場合は、インシデントチケットのテキストtjの更新回数が閾値以上の場合を示す。尤度関数θは、各カテゴリにおける単語の出現回数として、例えば、図9に示す単語発生頻度情報DB21のカテゴリ211毎の単語212に記録される。図9の例では、カテゴリ211が「第1カテゴリ(small:更新回数少)に含まれるインシデントチケットの単語"サーバ"の発生頻度は、「0.8」であることが記録されている。
[対応工数推定処理]
次に、本実施形態に係る対応工数推定処理について、図10を参照して説明する。図10は、本実施形態にかかる対応工数推定処理の一例を示すフローチャートである。
本処理が開始されると、推定部15は、新規インシデントチケットがオープンされたかを判定する(ステップS40)。推定部15は、新規インシデントチケットがオープンされていないと判定した場合、何も処理せずに本処理を終了する。新規インシデントチケットがオープンされたと判定された場合、推定部15は、尤度関数を用いて、オープンした新規インシデントチケットが属するカテゴリを推定する(ステップS42)。次に、出力部16は、推定した新規インシデントチケットが属するカテゴリを出力し(ステップS44)、本処理を終了する。
(工数推定)
ステップS42において、推定部15が実行するカテゴリの推定方法の一例について説明する。推定部15は、ステップS42において、以下の式(5)に基づき、新規インシデントチケットのテキストtnewが属するカテゴリの推定結果を数値化する。つまり、推定部15は、新規インシデントチケットがどちらのカテゴリに属するのがもっともらしいかを、式(5)に基づき演算で求める。
Figure 2017097781
式(5)のdiは、新規インシデントチケットのテキストtnewにおける単語wの出現回数を示す。式(5)では、すべてのカテゴリに対して、Σd・logθの値を算出し、算出した値の最大値をカテゴリの推定結果として出力する。
例えば、図9の例では、図8のステップS34において、算出部14は、新規インシデントチケット30Nのテキスト「サーバに接続できない」に対して、単語の出現回数を、「サーバ」、「に」、「接続」及び「できない」のそれぞれが1回とカウントする。
この場合、推定部15は、新規インシデントチケット30Nと各カテゴリとの相関値を、尤度関数を用いて次のように演算する。
第1カテゴリ(Small)との相関値
=1×log(0.8)+1×log(0.1)+1×log(0.9)+1×log(0.5)
=−1.444
第2カテゴリ(Large)との相関値
=1×log(0.1)+1×log(0.1)+1×log(0.4)+1×log(0.5)
=−2.699
以上から、図9の例では、推定部15は、新規インシデントチケット30Nが、相関値が高い第1カテゴリ(Small)に属すると推定し、第1カテゴリ(Small)に属する過去インシデントチケットと同様に対応工数が少ないと推定する。出力部16は、新規インシデントチケット30Nが属すると推定されるカテゴリの名前(更新回数少、更新回数多など)を出力する。
以上に説明したように、一実施形態に係る工数推定装置1は、カテゴリ毎にインシデント記述35の欄にどのような単語がどの程度の出現頻度で現れるかを算出する。これにより、算出した単語毎の出現頻度に基づき、新規インシデントチケットが分類されるカテゴリを推定することができる。これにより、推定されたカテゴリから新規インシデントチケットの対応工数を予測することができる。この結果、システム管理者は、複数のインシデント処理担当者のどの人に発生した新規インシデントを割り当てるかを判断することができる。
(ハードウェア構成)
最後に、本実施形態に係る工数推定装置1のハードウェア構成の一例について、図11を参照して説明する。工数推定装置1は、入力装置101、表示装置102、外部I/F103、RAM(Random Access Memory)104、ROM(Read Only Memory)105、CPU(Central Processing Unit)106、通信I/F107、及びHDD(Hard Disk Drive)108などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。
入力装置101は、キーボードやマウスなどを含み、工数推定装置1に各操作信号を入力するために用いられる。表示装置102は、ディスプレイなどを含み、各種の処理結果を表示する。通信I/F107は、工数推定装置1をネットワークに接続するインターフェースである。これにより、工数推定装置1は、通信I/F107を介して、他の機器(△端末等)とデータ通信を行うことができる。
HDD108は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。格納されるプログラムやデータには、工数推定装置1の全体を制御する基本ソフトウェア及びアプリケーションソフトウェアがある。例えば、HDD108には、各種のデータベースやプログラム等が格納されてもよい。
外部I/F103は、外部装置とのインターフェースである。外部装置には、記録媒体103aなどがある。これにより、工数推定装置1は、外部I/F103を介して記録媒体103aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体103aには、CD(Compact Disk)、及びDVD(Digital Versatile Disk)、ならびに、SDメモリカード(SD Memory card)やUSBメモリ(Universal Serial Bus memory)等がある。
ROM105は、電源を切っても内部データを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM105には、ネットワーク設定等のプログラム及びデータが格納されている。RAM104は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。CPU106は、上記記憶装置(例えば「HDD108」や「ROM105」など)から、プログラムやデータをRAM104上に読み出し、処理を実行することで、装置全体の制御や搭載機能を実現する演算装置である。
かかる構成により、本実施形態に係る工数推定装置1では、CPU106が、ROM105やHDD108内に格納されたデータ、インシデント管理プログラム22、尤度関数算出プログラム23、工数推定プログラム24及びその他のプログラムを用いてインシデント管理処理、尤度関数算出処理及び対応工数推定処理を実行する。なお、過去インシデント情報DB20及び単語発生頻度情報DB21に記憶された情報は、RAM104、HDD108、又はネットワークを介して工数推定装置1に接続されるクラウド上のサーバ等に格納され得る。
以上、工数推定プログラム、工数推定方法及び工数推定装置を上記実施形態により説明したが、本発明にかかる工数推定プログラム、工数推定方法及び工数推定装置は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能である。また、上記実施形態及び変形例が複数存在する場合、矛盾しない範囲で組み合わせることができる。
例えば、上記実施形態に係る工数推定装置の構成は、本発明の範囲を限定するものではなく、用途や目的に応じて様々な構成例があることは言うまでもない。例えば、工数推定装置がネットワークを介して互いに接続されているシステム形態は、インシデント管理を行う1又は複数のアプリケーションのそれぞれにおいて、工数を推定するアプリケーション(工数推定プログラム)を実行する1台又は複数台の装置で構成され得る。工数推定装置は、データセンタ内の装置、又はクラウド上のサーバ等で構成されていてもよい。
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1)
事象に対する1以上の対処情報を事象毎に記録した事象情報から前記対処情報の数に応じて前記事象情報を複数のカテゴリに分類し、
分類したカテゴリ毎に前記事象情報に含まれる単語毎の発生頻度を算出し、
新たな事象の受け付けに応じて、前記新たな事象の事象情報に含まれる単語と、算出した前記単語毎の発生頻度とに基づき、前記新たな事象が含まれるカテゴリを推定する、
処理をコンピュータに実行させる工数推定プログラム。
(付記2)
推定した前記新たな事象のカテゴリに関する情報を出力する、
付記1に記載の工数推定プログラム。
(付記3)
事象に対する1以上の対処情報を事象毎に記録した事象情報から前記対処情報の数に応じて前記事象情報を複数のカテゴリに分類し、
分類したカテゴリ毎に前記事象情報に含まれる単語毎の発生頻度を算出し、
新たな事象の受け付けに応じて、前記新たな事象の事象情報に含まれる単語と、算出した前記単語毎の発生頻度とに基づき、前記新たな事象が含まれるカテゴリを推定する、
処理をコンピュータが実行する工数推定方法。
(付記4)
推定した前記新たな事象のカテゴリに関する情報を出力する、
付記3に記載の工数推定方法。
(付記5)
事象に対する1以上の対処情報を事象毎に記録した事象情報から前記対処情報の数に応じて前記事象情報を複数のカテゴリに分類する分類部と、
分類したカテゴリ毎に前記事象情報に含まれる単語毎の発生頻度を算出する算出部と、
新たな事象の受け付けに応じて、前記新たな事象の事象情報に含まれる単語と、算出した前記単語毎の発生頻度とに基づき、前記新たな事象が含まれるカテゴリを推定する推定部と、
を有する工数推定装置。
(付記6)
推定した前記新たな事象のカテゴリに関する情報を出力する出力部を有する、
付記5に記載の工数推定装置。
1 工数推定装置
2 ユーザ機器
10 受付部
11 インシデント管理部
12 解析部
13 分類部
14 算出部
15 推定部
16 出力部
17 記録部
20 過去インシデント情報DB
21 単語発生頻度情報DB
30 インシデントチケット
30N 新規インシデントチケット
31 インシデントID
32 インシデント生成時刻
33 インシデント完了時刻
35 インシデントの内容
36,37,38 更新情報

Claims (4)

  1. 事象に対する1以上の対処情報を事象毎に記録した事象情報から前記対処情報の数に応じて前記事象情報を複数のカテゴリに分類し、
    分類したカテゴリ毎に前記事象情報に含まれる単語毎の発生頻度を算出し、
    新たな事象の受け付けに応じて、前記新たな事象の事象情報に含まれる単語と、算出した前記単語毎の発生頻度とに基づき、前記新たな事象が含まれるカテゴリを推定する、
    処理をコンピュータに実行させる工数推定プログラム。
  2. 推定した前記新たな事象のカテゴリに関する情報を出力する、
    請求項1に記載の工数推定プログラム。
  3. 事象に対する1以上の対処情報を事象毎に記録した事象情報から前記対処情報の数に応じて前記事象情報を複数のカテゴリに分類し、
    分類したカテゴリ毎に前記事象情報に含まれる単語毎の発生頻度を算出し、
    新たな事象の受け付けに応じて、前記新たな事象の事象情報に含まれる単語と、算出した前記単語毎の発生頻度とに基づき、前記新たな事象が含まれるカテゴリを推定する、
    処理をコンピュータが実行する工数推定方法。
  4. 事象に対する1以上の対処情報を事象毎に記録した事象情報から前記対処情報の数に応じて前記事象情報を複数のカテゴリに分類する分類部と、
    分類したカテゴリ毎に前記事象情報に含まれる単語毎の発生頻度を算出する算出部と、
    新たな事象の受け付けに応じて、前記新たな事象の事象情報に含まれる単語と、算出した前記単語毎の発生頻度とに基づき、前記新たな事象が含まれるカテゴリを推定する推定部と、
    を有する工数推定装置。
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