JP2017097029A - 位置検出システム及び位置検出システムにおける位置検出方法 - Google Patents

位置検出システム及び位置検出システムにおける位置検出方法 Download PDF

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亀山 健司
Kenji Kameyama
健司 亀山
牧 隆史
Takashi Maki
牧  隆史
平野 成伸
Shigenobu Hirano
成伸 平野
伊久▲衛▼ 川島
Ikue Kawashima
伊久▲衛▼ 川島
片野 泰男
Yasuo Katano
泰男 片野
悠斗 後藤
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悠斗 後藤
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Abstract

【課題】プレーヤーPが所持するWSS10で検出した位置情報を、プレーヤーPのグラスデバイス30によりハンズフリーで閲覧できるようにする。
【解決手段】 サバイバルゲームのプレーヤーPの位置を検出する9軸センサ103を備えたWSS10と、地図を備えたサーバ20と、グラスデバイス30と、を有する位置検出システムであって、前記サーバ20は、WSS10から送信されるプレーヤーPの位置に基づき地図にプレーヤーPの位置を記載した地図を作成し、グラスデバイス30は前記サーバ20で作成された地図を表示する。
【選択図】図2

Description

本発明は位置検出システム及び位置検出システムにおける位置検出方法に関する。
歩行者自立航法技術で位置検出などを行なうために、ワークステートセンサ(以下WSSと略称する)やスマートフォンを使用者に付随させ、当人の行動・移動経路・姿勢等をWSS又はスマートフォンからサーバへ通知して、かつサーバが保有する地図上で位置をプロットすることで、使用者の位置を検出することは、既に知られている。
例えば、特許文献1(特開2003−320063号公報)には、サバイバルゲーム支援システムが記載されている。このサバイバルゲーム支援システムで使用されるゴーグルは、各個人の位置を検出する機能を持ち、敵、味方の位置をゴーグルに表示する機能をもっている。なお、サバイバルゲームは、ゲーム参加者が複数のチームに分かれて、実際の戦争を想定して、ジャケット、モデル銃、ヘルメット等を身に着けて、所定のゲームエリア内及び制限時間内において、相手チームのメンバーを銃によってヒットしたり、相手陣地からフラグを奪ったりするゲームとされている。
このサバイバルゲーム支援システムでは、複数のゲーム参加者が携帯する複数のGPS(Global Positioning System)端末から、それぞれ端末特定情報及びGPS信号から取得された時刻情報、位置情報が基地局に送信される。基地局では、受信信号からこれら端末特定情報及び時刻情報、位置情報が抽出される。基地局は、この端末特定情報に対応するゲーム参加者名を対応付けて、ゲーム開催エリアに対応する地図に重ねて表示すると共に同時に履歴情報として格納する。
ところで、この従来の位置検出システムでは、複数のゲーム参加者の位置検出結果は、使用者の携帯する端末装置(以下、単に端末と略称する)であるWSS又はスマートフォン等に表示される。そのため、その閲覧は、WSS又はスマートフォン等の端末を手に持って行う必要がある。
その場合、使用者は端末を持つため手がふさがり、手の自由度が低くなるという問題がある。また、閲覧時には、WSS又はスマートフォンを覗き込む動作が必要なため、使用者は周囲の環境が見えず、危険に晒されるという問題もある。
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、使用者が所持する端末で検出した位置情報を、当該使用者が装着した頭部装着型表示装置によりハンズフリーで閲覧できるようにすることである。
本発明は、使用者の位置を検出するセンサを備えた端末装置と、地図を備えたサーバと、頭部装着型表示装置と、を有する位置検出システムであって、前記サーバは、前記端末装置から送信される使用者の位置に基づき前記地図に使用者の位置を記載した地図を作成し、前記頭部装着型表示装置は前記サーバで作成された地図を表示することを特徴とする位置検出システムである。
本発明によれば、使用者が所持する端末で検出した位置情報を、当該使用者が装着した頭部装着型表示装置によりハンズフリーで閲覧することができる。
本発明の実施形態に係る位置検出システムで使用する端末装置の一例として、WSS(ワークステートセンサ)の構造を概略的に示す図である。 本発明の実施形態に係る位置検出システムを概略的に示す図である。 各プレーヤーが使用するグラスデバイスの画面の表示例を示す図である。 超音波、音波によるビーコンの一例を示す図である。 電波を使用したビーコンの一例を示す図である。 サーバが認識して特定したプレーヤーの位置を示した図である。 図6のプレーヤーのサーバ画面上での位置を示す図である。 本発明の実施形態に係る位置検出システムで使用する端末装置の一例として、スマートフォンの構造を概略的に示す図である。 レーザー光により距離を測定する原理を説明する図である。 超音波により距離を測定する原理を説明する図である。 プレーヤーが目標物までの距離を測定した際の距離を示す画像と撮影したカメラ画像の合成画像を示す図である。
以下、本発明の実施形態について説明するが、その前に、本発明の特徴を概略的に説明する。
本発明は、歩行者自立航法(PDR:Pedestrian Dead-Reckoning)技術により、例えばサバイバルゲームの参加者(プレーヤーと呼ぶ)の位置を検出し、サーバの地図上に各プレーヤーの位置を記載する。サーバは、その地図を各プレーヤーに送付(送信)して、各プレーヤーが使用している頭部装着型表示装置(例えばグラスデバイス(メガネ型デバイス))に表示することを特徴とする。
図1は、本発明の実施形態に係る位置検出システム1で使用する端末装置の一例として、ワークステートセンサ(ここでは、WSSと云う)10の構造を概略的に示す図である。
WSS10の内部には、図示のようにCPU(Central Processing Unit)101、無線モジュール102、加速度3軸、回転角3軸、地磁気3軸の9軸センサ103、バッテリ104および電源システム105、表示コントローラ108が搭載されている。
電源システム105からはCPU101、無線モジュール102、9軸センサ103、表示コントローラ108等の構成部品に給電を行う。表示コントローラ108は、頭部装着型表示装置、ここでは後述するグラスデバイス30(図2)の表示制御を行う。
WSS10は、音波、超音波、無線等に対応したビーコンを検出する機能を備えてもよい。この場合は、近傍にビーコンがあれば、WSS10は、そのビーコンのID(識別) No.を検出し、検出したビーコンのID No.をサーバ20(図2)に通知する。これにより、使用者は、自分がサーバ20上の地図(ビーコン位置付き地図)に配置(又は記載)されたID No.に対応したビーコン位置の近傍にいることを知ることができる。
WSS10は、音波、超音波用にマイク106、無線用に無線受信機107を使用することができ、また、画面の表示用にグラスデバイス30用の表示コントローラを備えている。なお、本発明において画像表示用の端末は、これに限定されない。例えば、無線によりWSS10とグラスデバイス30(図2)を接続し、グラスデバイス30に画像を伝送するもの、又はグラスデバイス30自体が無線機能を備え、サーバ20が認識した各プレーヤーPの位置が配置された地図情報画像を直接受信して表示できるものでもよい。
次に、WSS10を使用してプレーヤーPの位置(所在位置、方向、味方の位置を含む)を検出する場合について説明する。
使用者(ここではプレーヤー)Pは、WSS10を所持し、サバイバルゲームに参加するものとする。
図2は、本発明の実施形態に係る位置検出システムを概略的に示す図である。
本位置検出システムは、プレーヤーPが所持する(又は使用する)WSS10、サーバ20、及びグラスデバイス30とから成っている。サーバ20は、無線送受信機201、ディスプレイ202とキーボード203を備えている。
本位置検出システムでは、サバイバルゲーム中に、WSS10は、9軸センサ103の値により歩行者自立航法技術により本人の位置をサーバ20に通知する。
即ち、本位置検出システムでは、サーバ20は、無線送受信機201を使用して各プレーヤーPの位置を受信して、ディスプレイ202上に各プレーヤーPの位置を表示する。なお、この場合に、9軸センサ103の数値を使用して、各プレーヤーPの向かう方向を同時に表示してもよい。
各プレーヤーPがプレイするフィールドの地図は予めサーバ20に記憶されており、各プレーヤーPは、ディスプレイ202によりフィールドの地図に表示される。表示された各プレーヤーPのフィールド内での位置情報は、無線送受信機201を使用して各プレーヤーPに送信される。
各プレーヤーPのフィールド内での位置は、サーバ20から受信した位置に基づきグラスデバイス30に再現される。
図3は、各プレーヤーPが使用するグラスデバイス30の画面の表示例を示す図である。
表示画面中において、グラスデバイス30を使用している本人は、他の味方のプレーヤーPとは異なる色、マーク(図中、本人は□、味方は○で表されている)、記号等で表示され、それにより他の味方と自分自身の位置及び向かう方向が識別できる。
ここで、WSS10がビーコンを検出する機能を備えている場合は、フィールド内に配置されたビーコン(それぞれ固有のID No.が付与されており、サーバ20の地図上に位置が記述されている)から出される音波、超音波、電波等を認識し、それぞれ出力されているビーコンのID No.を解読して特定する。サーバ20は、特定されたビーコンの位置近傍に各プレーヤーPが存在すると判断する。
図4は、超音波、音波によるビーコン40の一例を示す図である。
ビーコン40はバッテリ401と電源システム402を内蔵しており、電源システム402は、バッテリ401の充電制御、ビーコンを構成する他の要素が必要とする電圧を作成して、それぞれの要素に給電する。ビーコン40は、CPU403とスピーカ404を搭載しており、CPU403ではそれぞれのビーコンに固有の周波数の音波をスピーカ404から放出する。一例として、ビーコン40は、それぞれのビーコンのID No.に固有の周波数の音波(音波のON/OFFパターン、固有の周波数音階のパターン等を使用することができる)を放出している。
ビーコンの位置は、予めサーバ20が備える地図上にプロット(記載)されており、それぞれのビーコン40に各プレーヤーPが所定距離内に接近すると、WSS10(の無線送受信機201)は音波を受信して、WSS10(のCPU101)はその音波の周波数を解析する。WSS10(の無線モジュール102)は、プレーヤーPがどのID No.のビーコンに近接したかをサーバ20に通知する。通知を受けたサーバ20は、通知したWSS10を所持したプレーヤーPが、通知を受けたビーコンID No.の近傍に存在すると理解して、そのプレーヤーPをディスプレイ202にプロットされたID No.のビーコン40付近に表示する。
図5は、電波を使用したビーコン45の一例を示す図である。
このビーコン45も上述の音波によるビーコン40と同様に、バッテリ451と電源システム452を搭載する。電源システム452は、バッテリ451の充電制御と、ビーコン45を構成する各要素が必要とする電圧を作成して、それぞれの要素に給電を行う。ビーコン45は、CPU453と無線発信機454を搭載しており、各ビーコン45のID No.固有の電波のパターンを無線発信機454から発信する。
サーバ20への使用者(プレーヤー)自身の位置の報告は、通常はWSS10の9軸センサ103による歩行者自立航法技術により行う。しかし、これだと長時間の運用により誤差が生じる。そこで、ビーコン40、45を用いて位置の補正を行いこの誤差を解消する。
プレーヤーPがビーコン40、45に近接することで、サーバ20は、新たに各プレーヤーPの位置を特定して、グラスデバイス30を使用するプレーヤーPに対しては、新たに認識した各プレーヤーPの位置を示した地図が配信され表示される。
図6は、以上のようにしてサーバ20が認識して特定したプレーヤーPの位置を示した図であり、また図7は、図6のプレーヤーPのサーバ画面上での位置を示す図である。
即ち、図6において、プレーヤーPは、ID No.4(図中白○)の近傍におり、矢印は、プレーヤーPの移動方向(向かう方向)を示している。この矢印は、WSS10に内蔵された地磁気センサを使用して検出したものである。また、図7においては、そのプレーヤーPのサーバ20が備える地図上の位置が、移動方向と共に表示されている。なお、図7中の黒○はプレーヤーPを、また白○は、サーバ地図上に予めプロット(記載)されたビーコン(40又は45)を示している。
次に、プレーヤーPの位置特定にスマートフォンを使用する場合について説明する。なお、この場合のスマートフォンは9軸センサを搭載した機種に限定される。
図8は、本発明の実施形態に係る位置検出システムで使用する端末装置の一例として、スマートフォンの構造を概略的に示す図である。
スマートフォン10Aは、その本来の通信機能に加え、既に説明したWSS10が備える機能と同様の機能を備えている。したがって、ここでは、図1のWSS10の構成と共通する部分についてのみ示し、同じ構成部分は同じ番号を付して、図1についての説明をここに援用する。
WSS10と同様にスマートフォン10Aに内蔵された9軸センサ103により、歩行者自立航法技術で使用者の位置を検出する。検出した位置は、サーバ20に送付され、サーバ20上の地図に使用者の位置が記載される。
この時、使用者を示すマークとその他の味方の位置を示すマークに差異を設ける(大きさ、色、形等)ことで、自分とその他の味方を見分けることができる。
サーバ20上のそれぞれ味方の位置が記載された画面は、グラスデバイス30に送付される。この際に、画像はサーバ20からスマートフォン10Aを経由して、当該スマートフォン10Aに有線又は無線で接続されたグラスデバイス30に送付しても、またサーバ20から直接グラスデバイス30に送付してもよい。
画像をスマートフォン10A経由でグラスデバイス30に送付する場合は、スマートフォン10Aとグラスデバイス30の画像を調整する部分(制御部)を無線で接続して、スマートフォン10A経由でサーバ20の地図画像をグラスデバイス30に送付すればよい。
また、スマートフォン10Aから有線、即ちケーブルを使用してグラスデバイス30の画像を調整する部分にサーバ20の画像を送付してもよい。また、サーバ20からグラスデバイス30の画像を調整する部分に直接地図情報を送付することも可能である。
また、WSS10と同様に、スマートフォン10Aでもビーコン40、45による位置特定機能を持つことも可能である。即ち、音波、超音波、電波等を出力するそれぞれのビーコンを、予め異なるID No.を付与して設けてサバイバルゲームが行われるフィールド内に配置する。
他方、同じID No.を付与したビーコンの位置を、予めサーバ20上の地図に配置(記載)しておく。音波、超音波については、スマートフォン10Aに内蔵されたマイク106を使用して受信し、また無線については、Bluetooth(登録商標)等の無線を使用することができる。なお、これらを使用しなくてもスマートフォン10Aにはビーコン40、45からの音波、超音波、電波等の出力を認識する機能を後付で付与しておくことも可能である。
スマートフォン10Aは、受信したビーコン信号からの情報により、各ビーコンの専用ID No.を解読して特定し、特定したビーコン付近にいることをサーバ20に送付する。
サーバ20は、送付してきたスマートフォン10Aが、送付されたID No.近傍に在るとして、その位置を予めプロットしたビーコン付近に配置(記載)する。
サーバ20は、新しく認識した各プレーヤーPの位置を、グラスデバイス30を使用するプレーヤーPのスマートフォン10Aに送信し、グラスデバイス30で新たな地図を表示する。或いはグラスデバイス30自体が無線機能により、新たな地図を直接サーバ20から入手して表示することもできる。
次に、グラスデバイス30について説明する。
グラスデバイス30は、市販のグラスデバイス30を使用することができる。
グラスデバイス30は、シースルー構造を持ち、使用者が容易に表示内容をON又はOFF可能な手段を有し、両眼、単眼とも使用することが可能である。その方式については、本発明はとくに制限を加えるものではない。例えば、液晶を使用して投影し、ハーフミラーで目の方向へ結像させる方式を使用することができる。また、ホログラムを使用して、目に結像させる方式を使用することもできる。
その電源については、グラスデバイス30自体にバッテリ、電源システムを搭載してもよいし、また、接続するWSS10又はスマートフォン内蔵のバッテリ104、電源システムから給電を受けてもよい。
画像信号については、例えば、ケーブルを使用してWSS10、スマートフォンと接続してもよいし、無線を使用してWSS10、スマートフォン又はサーバ20と直接接続して画像情報のやり取りを行ってもよい。
グラスデバイス30に撮影装置であるカメラを搭載することで、各プレーヤーPが見ている画像をサーバ20で集約し、それぞれのプレーヤーPに配信することができる。
カメラは、好ましくはグラスデバイス30に取り付けることで、各プレーヤーPの目線と撮影する画像を一致させることができる。
各プレーヤーPが撮影した画像データは、WSS10又はスマートフォンを介して、又はグラスデバイス30から直接サーバ20へ送付される。送付された各画像データはサーバ20上では送付したプレーヤーPに紐付けされて記録される。
サーバ20上では、サーバ20使用者が必要に応じて、各プレーヤーPから送付された画像(画像データ)に印や、指示内容を記載して、それを必要とするプレーヤーP、又は全員に対して送付することができる。これにより、各プレーヤーPが記録した画像から、作戦上必要な画像を選択して全員又は必要なプレーヤーPに送付して、作戦を立案することができる。
また、グラスデバイス30に距離を測定する手段(距離測定手段)を備えることで、各プレーヤーPが見ている対象物との距離を測定できるようにすることが好ましい。測定した結果は、使用者のグラスデバイス30に表示されると同時に、カメラにより撮影することができ、撮影した画像と測定した結果を合成して、サーバ20に送信することができる。
距離を測定する機能は、例えばレーザー発信器を使用して実現することができる。
図9は、レーザー光により距離を測定する原理を説明する図である。
即ち、距離測定用のレーザー発信器50を対象物Oに照射して、スプリッタ52により射出直後のレーザー光の一部を位相差センサ54に入力する。対象物Oに当たり、跳ね返ってきたレーザー光も、同じく位相差センサ54に入力する。この二つのレーザー光の位相差を測定することで、プレーヤーPと対象物Oとの距離を測定することができる。
他の例として超音波を使用して測定することができる。
図10は、超音波により距離を測定する原理を説明する図である。
この場合は超音波発信器60と超音波受信機62を使用して、超音波発信器60から超音波を射出し、対象物Oに当たって帰ってきた反射波を超音波受信機62で受信し、超音波発信器60から出た超音波と受信した超音波の位相差を測定する。
同様に赤外線を使用することもできるが、距離的に比較的短い距離に対応可能である。実質的にはレーザーによるものが最も好ましい。
図11は、プレーヤーPが目標物Oまでの距離を測定した際の距離を示す画像と目標物Oを撮影したカメラ画像(目標画像)の合成画像を示す図である。
ここでは、家形の目標物Oと共に目標物Oまでの距離を示す350mの画像が合成画像として示されている。この合成画像は、プレーヤーPに紐付けされ、サーバ20に送付される。
サーバ20では、各プレーヤーPから送付された画像を閲覧し、必要ならば加工、例えば加筆修正を行うことができ、また、必要と考えられるメンバー又は全てのメンバーに、該当する画像を配信することができる。
以上で説明した本発明の実施形態の特徴を以下にまとめる。即ち、
本位置検出システムによれば、
(1)例えば懐に所有した端末(WSS(ワークステートセンサ)、携帯電話機、スマートフォンなど)の9軸センサ(加速度、回転角、地磁気センサ)を使用して、各プレーヤーの位置を検出し、その位置情報をサーバに送付する。各プレーヤーの位置情報を受信したサーバはサーバ内の地図上に各プレーヤーの位置をプロットし、その地図情報、各プレーヤーの位置情報を各プレーヤーのグラスデバイスに送付する。各プレーヤーの位置情報を受信した各プレーヤーのグラスデバイスには、地図情報、味方の位置情報が表示される。表示された位置情報を参考にサバイバルゲームを行うことができる。
(2)サバイバルゲームのフィールド内に、位置を示すビーコンを複数設置する。各プレーヤーのワークステートセンサは、ビーコンに接近すると、接近したビーコンから音波、電波等を受信して、そのビーコンに接近したことを確認する。確認したビーコンの付近(近傍)にいることをサーバに通知する。移動して他のビーコンに接近すると、端末は、接近した新たなビーコンを認識して、認識したビーコンをサーバに通知する。
サーバは、各プレーヤーが接近したビーコンの付近にその人がいると認識して、地図上のビーコン付近にそのプレーヤーの位置を配置する。サーバは各プレーヤーの接近したビーコン毎に位置を表示して、各プレーヤーのグラスデバイスに位置情報を通知する。各プレーヤーは通知された味方の位置を見つつ、サバイバルゲームを行う。
(3)少なくとも上記(1)、(2)のいずれかに記載した方法で、位置情報を検出し、サーバに検出した位置情報を送付し、サーバでは送付された各プレーヤーの位置情報を地図上に展開し、その展開した各プレーヤーの位置情報を各プレーヤーのグラスデバイスに送付し、とくに本人の位置情報には特別なマークを表示し、また、各プレーヤーの地磁気センサにより各プレーヤーの向かっている方角も、同じくグラスデバイス上に表示する。
(4)グラスデバイスにカメラを組み込み、又は外付けでカメラを取り付け、必要に応じて各プレーヤーが見ている場面を撮影することができる。この画像を撮影したプレーヤーと紐つけてサーバに集約し、サーバでは送付された画像に必要に応じて加筆して、その情報が必要と考えられる人、又は全員に画像を配信することができる。
(5)グラスデバイスに目標までの距離を測定する仕組みを組み込み、各プレーヤーの意思により、目標までの距離を測定することができ、必要に応じて前記カメラにより、目標物とそこまでの距離を撮影して、サーバにあげることができる。サーバでは必要に応じて加筆して、その情報を必要とすると考えられる人、又は全員に画像を配信することができる。
以上のとおり、各プレーヤーは、ハンズフリーで必要な情報を閲覧しかつ味方同士で情報を共有することができる。そのため、安心してゲームに集中することができる。
1・・・位置検出システム、10・・・WSS、10A・・・スマートフォン、101・・・CPU、102・・・無線モジュール、103・・・9軸センサ、104・・・バッテリ、105・・・電源システム、106・・・マイク、107・・・無線受信機、108・・・表示コントローラ、20・・・サーバ、201・・・無線送受信機、202・・・ディスプレイ、203・・・キーボード、30・・・グラスデバイス、40・・・ビーコン、401・・・バッテリ、402・・・電源システム、403・・・CPU、404・・・スピーカ、45・・・ビーコン、451・・・バッテリ、452・・・電源システム、453・・・CPU、454・・・無線発信機、50・・・レーザー発信器、52・・・スプリッタ、54・・・位相差センサ、60・・・超音波発信機、62・・・超音波受信機、O・・・対象物、P・・・プレーヤー(使用者)。
特開2003−320063号公報

Claims (8)

  1. 使用者の位置を検出するセンサを備えた端末装置と、地図を備えたサーバと、頭部装着型表示装置と、を有する位置検出システムであって、
    前記サーバは、前記端末装置から送信される使用者の位置に基づき前記地図に使用者の位置を記載した地図を作成し、
    前記頭部装着型表示装置は前記サーバで作成された地図を表示することを特徴とする位置検出システム。
  2. 請求項1に記載された位置検出システムにおいて、
    前記サーバが備える地図は、ビーコンの位置が記載されたビーコン位置付き地図であり、
    前記サーバは、前記端末装置の使用者が前記ビーコンに所定距離内接近するときに、前記ビーコン位置付き地図に前記使用者の位置を記載した地図を作成することを特徴とする位置検出システム。
  3. 請求項1又は2に記載された位置検出システムにおいて、
    前記使用者の位置を検出するセンサは、使用者の向かう方向を検出し、
    前記サーバは前記地図上に使用者の位置及び向かう方向を記載した地図を作成することを特徴とする位置検出システム。
  4. 請求項2又は3に記載された位置検出システムにおいて、
    前記ビーコンは、音波、超音波、電波のいずれかを出力することを特徴とする位置検出システム。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載された位置検出システムにおいて、
    前記サーバで作成される地図は、前記使用者の位置が他の使用者の位置情報とは異なる印、マーク、色あるいはこれらの組み合わせで表示される地図として作成されることを特徴とする位置検出システム。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載された位置検出システムにおいて、
    前記頭部装着型表示装置は撮影装置を備え、
    前記頭部装着型表示装置は撮影した画像をサーバに送付し、
    前記サーバは、送付された前記画像又は送付された前記画像に前記サーバ上で加工を施した画像を前記頭部装着型表示装置に送付し、
    前記頭部装着型表示装置は送付されたいずれかの前記画像を表示することを特徴とする位置検出システム。
  7. 請求項6に記載された位置検出システムにおいて、
    前記頭部装着型表示装置は距離測定手段を備え、
    前記サーバは、測定した目標物までの距離を前記撮影装置で撮影した目標画像と共に前記頭部装着型表示装置に送付し、
    前記頭部装着型表示装置は送付されたいずれかの前記画像を表示することを特徴とする位置検出システム。
  8. 使用者の位置を検出するセンサを備えた端末装置と、地図を備えたサーバと、頭部装着型表示装置と、を有する位置検出システムにおける位置検出方法であって、
    前記端末装置で使用者の位置を検出する工程と、
    検出した使用者の位置情報を前記サーバに送付する工程と、
    前記サーバにおいて、前記端末装置から送信される使用者の位置に基づき前記地図に使用者の位置を記載した地図を作成する工程と、
    作成した前記地図を前記使用者が使用する頭部装着型表示装置に送付する工程と、
    前記頭部装着型表示装置において、送付された前記地図を表示する工程と、
    を有することを特徴とする位置検出方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111803906A (zh) * 2020-06-30 2020-10-23 广州喜梁门科技有限公司 运动训练智能辅助稳定器

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